JP2003063292A - チャイルドシート - Google Patents

チャイルドシート

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JP2003063292A
JP2003063292A JP2001256140A JP2001256140A JP2003063292A JP 2003063292 A JP2003063292 A JP 2003063292A JP 2001256140 A JP2001256140 A JP 2001256140A JP 2001256140 A JP2001256140 A JP 2001256140A JP 2003063292 A JP2003063292 A JP 2003063292A
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JP
Japan
Prior art keywords
child seat
side support
operating rod
back plate
support
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001256140A
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English (en)
Inventor
Manabu Takizawa
澤 学 滝
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Combi Corp
Original Assignee
Combi Corp
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Publication date
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 幼児への衝撃を緩和することができるととも
に、サイドサポートをその都度操作する必要がないよう
にしたチャイルドシートを得ること。 【解決手段】 リクライニング可能なチャイルドシート
に於いて、ヘッドレスト部15の左右にサイドサポート
16を縦軸線回りに揺動可能に配設するとともに、上記
チャイルドシートの背板部14のリクライニング動作に
連動して上記サイドサポート16が起伏するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リクライニング可
能なチャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、チャイルドシートに於いては、ヘッドレスト部の左
右にサイドサポートを装備し、幼児が眠りについた際に
そのサイドサポートにより頭の左右の振れを抑えるよう
にしている。上記サイドサポートは縦軸線回りに揺動可
能に装着されており、シートの背板部が幼児の睡眠に適
した位置に倒伏された時に、そのサイドサポートをヘッ
ドレスト部の面に対してほぼ直交するように起立させる
ようにしたものがある。
【0003】ところで、上述のようにサイドサポートを
揺動可能にしたものに於いては、一般にそのロックが摩
擦係合により行うようにしてある。したがって、このよ
うなものにおいては幼児の睡眠中に上記サイドサポート
を動かすと、ロック音や振動で幼児が目を覚ましてしま
う等の問題がある。しかも、リクライニング動作を行っ
た場合にその都度サイドサポートの起伏動作を行う必要
があり、操作が面倒である等の問題もある。
【0004】本発明は、このような点に鑑み、幼児への
衝撃を緩和することができるとともに、サイドサポート
をその都度操作する必要がないようにしたチャイルドシ
ートを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
リクライニング可能なチャイルドシートに於いて、ヘッ
ドレスト部の左右にサイドサポートを縦軸線回りに揺動
可能に配設するとともに、上記チャイルドシートの背板
部のリクライニング動作に連動して上記サイドサポート
が起伏するようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、上記背板部の倒伏時にサイドサポートが起
立されることを特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る発明において、上記ヘッドレスト部の左右に設け
られた軸受け部に、それぞれ上下方向に延びる作動杆を
軸線方向に摺動可能に軸支し、その作動杆をチャイルド
シートの座部と背板部との角度の変化により軸線方向に
移動するようにするとともに、その作動杆に上記サイド
サポートを回動可能に装着し、上記サイドサポートに形
成された傾斜案内スリットに上記作動杆から突設された
ピンを係合させたことを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれかに係る発明において、上記作動杆は、下端部が
前記座部に枢着され斜め上方に延びる連結杆に揺動可能
に連結されていることを特徴とする。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の
いずれかに係る発明において、サイドサポートは、ヘッ
ドレスト部に対して上下方向位置調整可能に取り付けら
れていることを特徴とする。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項5に係る発
明において、サイドサポートは、上記作動杆への装着部
とサポート部とによって構成されており、上記サポート
部が上記作動杆への装着部に上下方向位置調整可能に取
り付けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態に付いて説明する。
【0012】図1は、本発明のチャイルドシートの斜視
図、図2はその側面図であって、上記チャイルドシート
は、アームレストを形成する左右の側壁部11、11を
有する座部12と、左右の側壁部13、13を有する背
板部14とからなるシート本体部10を有している。上
記背板部14の上部には幼児の頭部を支持するヘッドレ
スト部15が形成されており、上記ヘッドレスト部15
の左右には幼児の頭の左右への振れを防止するサイドサ
ポート16、16が装着されている。
【0013】すなわち、上記ヘッドレスト部15の左右
には、図3に示すように、それぞれ上下2個の軸受け部
17、17が設けられており、その2個の軸受け部1
7、17間には、上記サイドサポート16の基端縁部に
一体的に形成されたボス18が嵌装支持されている。そ
して、上記上下2個の軸受け部17及びボス18には、
ヘッドレスト部15の側縁に沿って上下方向に延びる作
動杆19が軸線方向に摺動可能に挿通され、その作動杆
19に上記サイドサポート16が回動可能に装着されて
いる。しかして、上記サイドサポート16はヘッドレス
ト部15に対して揺動可能であり、サイドサポート16
がヘッドレスト部15の表面に対して起伏し得るように
してある。
【0014】上記ボス18には、その中間部に前記作動
杆19が嵌挿される筒状部20が設けられており、その
筒状部20には傾斜案内スリット21が形成され、その
傾斜案内スリット21に上記作動杆19から突出された
ピン22が係合されている。
【0015】一方、座部12には、図1及び図2に示す
ように、連結杆23の基端部が枢着されている。上記連
結杆23は座部12に対して斜め上方に延びており、そ
の先端が前記作動杆19の下端部に揺動可能に連結され
ている。
【0016】しかして、背板部14を、幼児の睡眠に適
した状態に図2の状態から後方に傾斜させると、その傾
斜に応じて連結杆23によって作動杆19が下方に引き
下げられる。したがって、ピン22と傾斜案内スリット
21との係合により筒状部20したがってサイドサポー
ト16が図3の矢印方向に回動され、そのサイドサポー
ト16がヘッドレスト部15の面に対してほぼ直角状態
に起立される。逆に背板部14を前方に起こすと、作動
杆19が上方に移動する。したがって、ピン22と傾斜
案内スリット21との係合によりサイドサポート16が
前記と反対方向に揺動させられ、サイドサポート16が
ヘッドレスト部17とほぼ同一平面内に位置するように
なり、サイドサポート16が幼児の頭に対して邪魔にな
らないようにされる。
【0017】このように、サイドサポート16はチャイ
ルドシートのリクライニング動作に連動して起伏し、リ
クライニング動作時にサイドサポート16のみを別に操
作する必要がなく、操作の手間を削減することができ
る。しかも、サイドサポート16のロックを解除してそ
のサイドサポート16を起伏させる必要がないので、ロ
ック音や衝撃で幼児が目を覚ますようなことも防止する
ことができる。
【0018】図4は、本発明の他の実施の形態を示す図
であり、サイドサポート16が作動杆19への装着部で
あるボス部16aとサポート部16bとにより構成されて
いる。そして上記サポート部16bがボス部16aに対し
て上下方向に摺動可能としてある。図5は図4のA−A
線に沿う断面図であり、サポート部16bにはボス部1
6aとの対向面に蟻溝24が形成されており、その蟻溝
24にボス部16aから突設されたガイド片25が係合
され、そのガイド片25に沿ってサポート部16bが上
下動し得るようにしてある。
【0019】しかして、幼児の成長に応じてサポート部
16bを移動調整することができる。この場合、ボス部
16aとサポート部16bとの対向面に小さい凹凸部を形
成し、その凹凸部の摩擦摺動によってその位置調整及び
固定を行うようにすることができる。
【0020】図6〜図10は本発明のさらに他の実施の
形態を示す図であって、チャイルドシートの背板部14
の背面側にはその左右両側部に、上記背板部14に沿い
上下方向に延びる長孔30を有するボス31が突設され
ており、そのボス31の長孔30に作動杆32が嵌挿さ
れている。すなわち、上記作動杆32は図7及び図9に
示すようにコ字状に形成されており、その作動杆32の
水平部32aが上記ボス31の長孔30に挿通され、そ
の水平部32aの両端部から斜め前方に延びる斜杆部3
2bの先端部が座部12に枢着されている。また、上記
背板部14の背面側には、案内部材33によって支持案
内されるようにされた摺動板34が背板部14に沿い上
下方向に摺動可能に配設されており、その摺動板34が
連結杆35によって前記作動杆32の水平部32aに連
結されている。
【0021】一方、ヘッドレスト部15の左右に設けら
れているサイドサポート16には、その中間部の上下に
上下方向に延びる軸16aが設けられており、その軸1
6aがヘッドレスト部15の左右に設けられた軸受け部
17に軸支されている。また、上記各サイドサポート1
6の軸支部より後方側の下面には、それぞれ上記サイド
サポート16の長手方向に延びる長溝36(図8)が設
けられており、その各長溝36に連結杆37の一端が係
合されている。また前記摺動板34には逆ハ字状の傾斜
孔38が形成されており、その各傾斜孔38に上記連結
杆37の他端部が係合されている。
【0022】しかして、背板部14が起立状態時におい
ては摺動板34が上方位置にあり、連結杆37が傾斜孔
38の下端部に係合しており、サイドサポート16は図
7及び図8に示すように展開状態となっている。そこ
で、背板部14を、図6の鎖線で示すように、幼児の睡
眠に適した状態に後方に傾斜させると、その傾斜に応じ
て作動杆32の水平部32aが下方に引き下げられ、図
9に示すように、連結杆35を介して摺動板34が下方
に移動される。したがって、逆ハ字状の傾斜孔38と係
合している左右の連結杆37がその長孔38によりそれ
ぞれ外方向に移動され、その左右の連結杆37の移動に
よりサイドサポート16が軸16aの回りに回動され、
サイドサポート16が図10に示すようにヘッドレスト
部15の面に対してほぼ直角状態に起立される。逆に背
板部14を前方に回動させると、作動杆32を介して摺
動板34が上方に移動され、その移動に応じて傾斜孔3
8を介して連結杆37が互いに接近する方向に移動さ
れ、サイドサポート16が図8に示すように展開状態と
なる。このようにして、サイドサポート16がチャイル
ドシートのリクライニング動作に連動して起伏する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リクラ
イニング可能なチャイルドシートに於いて、ヘッドレス
ト部の左右にサイドサポートを縦軸線回りに揺動可能に
配設するとともに、上記チャイルドシートの背板部のリ
クライニング動作に連動して上記サイドサポートが起伏
するようにしたので、サイドサポートを個別に調節する
必要がなく、操作の手間を削減することができる。ま
た、枕元でロック機構の操作をすることもないので、ロ
ック音や衝撃で睡眠中の幼児の目を覚まさせるようなこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャイルドシートの斜視図。
【図2】本発明のチャイルドシートの側面図。
【図3】サイドサポート取付部の拡大図。
【図4】本発明のチャイルドシートの他の実施の形態を
示す、図3と対応する部分を示す図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態の一部断面側面
図。
【図7】図6に示すチャイルドシートにおけるサイドサ
ポートの作動機構を示す背面図。
【図8】図6の上面図。
【図9】サイドサポートの作動機構の作動説明図。
【図10】図9の上面図。
【符号の説明】
10 チャイルドシート本体 12 座部 14 背板部 15 ヘッドレスト部 16 サイドサポート 17 軸受け部 18 ボス部 19 作動杆 21 傾斜案内スリット 22 ピン 23 連結杆 32 作動杆 34 摺動板 35、37 連結杆 38 傾斜孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リクライニング可能なチャイルドシートに
    於いて、ヘッドレスト部の左右にサイドサポートを縦軸
    線回りに揺動可能に配設するとともに、上記チャイルド
    シートの背板部のリクライニング動作に連動して上記サ
    イドサポートが起伏するようにしたことを特徴とする、
    チャイルドシート。
  2. 【請求項2】上記背板部の倒伏時にサイドサポートが起
    立されることを特徴とする、請求項1記載のチャイルド
    シート。
  3. 【請求項3】上記ヘッドレスト部の左右に設けられた軸
    受け部に、それぞれ上下方向に延びる作動杆を軸線方向
    に摺動可能に軸支し、その作動杆をチャイルドシートの
    座部と背板部との角度の変化により軸線方向に移動する
    ようにするとともに、その作動杆に上記サイドサポート
    を回動可能に装着し、上記サイドサポートに形成された
    傾斜案内スリットに上記作動杆から突設されたピンを係
    合させたことを特徴とする、請求項1または2記載のチ
    ャイルドシート。
  4. 【請求項4】上記作動杆は、下端部が前記座部に枢着さ
    れ斜め上方に延びる連結杆に揺動可能に連結されている
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の
    チャイルドシート。
  5. 【請求項5】サイドサポートは、ヘッドレスト部に対し
    て上下方向位置調整可能に取り付けられていることを特
    徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のチャイル
    ドシート。
  6. 【請求項6】サイドサポートは、上記作動杆への装着部
    とサポート部とによって構成されており、上記サポート
    部が上記作動杆への装着部に上下方向位置調整可能に取
    り付けられていることを特徴とする、請求項5記載のチ
    ャイルドシート。
  7. 【請求項7】背板部の背面側に背板部の傾倒に応じて上
    下する摺動板が設けられ、その摺動板に形成された傾斜
    孔に、サイドサポートに連結された連結杆の端部が係合
    されていることを特徴とする、請求項1記載のチャイル
    ドシート。
JP2001256140A 2001-08-27 2001-08-27 チャイルドシート Withdrawn JP2003063292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006363A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Wonderland Nurserygoods Co Ltd チャイルドシート
CN108437859A (zh) * 2018-03-13 2018-08-24 麦克英孚(宁波)婴童用品有限公司 一种安全座椅

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US8182035B2 (en) 2008-06-25 2012-05-22 Wonderland Nurserygoods Co., Ltd. Impact absorbing child safety seat
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Effective date: 20081104