JP2003063012A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

液体吐出ヘッド

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JP2003063012A JP2002156650A JP2002156650A JP2003063012A JP 2003063012 A JP2003063012 A JP 2003063012A JP 2002156650 A JP2002156650 A JP 2002156650A JP 2002156650 A JP2002156650 A JP 2002156650A JP 2003063012 A JP2003063012 A JP 2003063012A
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film electrode
thick film
electrode portion
flow path
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Masami Yokota
雅実 横田
Tatsuo Murata
辰雄 村田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動用ICや電極部等を封止する封止材の塗
布領域を小さくして、封止性能の確保とヘッド基板面積
の有効利用を同時に達成でき、ヘッド基板のサイズを小
さくして、コストダウンを図ることを可能にする。 【解決手段】 素子基板1に複数の発熱体2と、発熱体
2に駆動信号を印加するための、薄膜電極部3aおよび
共通厚膜電極部3bからなる電極配線と、を配置し、発
熱体2にそれぞれ対応する吐出口8と液流路11を構成
する流路構成部材7を形成して共通厚膜電極部3bを流
路構成部材7で被覆して封止し、IC実装部4に実装す
る駆動用IC13等を封止材15で封止する構成とする
ことにより、封止性能を確保しつつ、共通厚膜電極部3
bと駆動用IC13との距離を短くして基板面積を有効
に使い、素子基板1の小型化を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を吐出口から
液滴として吐出し記録媒体に印字記録や画像形成等を行
う液体吐出ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体吐出装置(インクジェット記録装
置)は、液体吐出ヘッドにインク等の液体を供給し、液
体吐出ヘッドに設けられたピエゾ素子や電気熱変換素子
(発熱体)等の吐出エネルギー発生素子を記録情報や画
像情報に対応した駆動信号に基づいて駆動することによ
って、液滴を吐出させて各種の記録媒体に印字記録や画
像形成等を行う、いわゆるノンインパクト記録方式の装
置であり、低騒音、高速記録等の点で優れた記録装置と
して知られており、プリンタ、ワードプロセッサ、ファ
クシミリ、複写機等の記録機構を担う装置として広く採
用されている。
【0003】この種の液体吐出装置に用いられる液体吐
出ヘッドは、例えば、電気熱変換素子を用いた液体吐出
ヘッドにおいては、電気熱変換素子を液流路内に配置
し、これに吐出信号となる駆動信号を与えることによ
り、液体に熱エネルギーを与え、そのときの液体の相変
化により生じる液体の発泡(沸騰)時の気泡圧力を液滴
の吐出に利用するものである。
【0004】また、上記のような電気熱変換方式を用い
た液体吐出ヘッドの場合、電気熱変換素子(発熱体)が
配列された基板面に対し平行に液滴を吐出させるエッジ
シューター方式と、電気熱変換素子が配列された基板面
に対して垂直に液滴を吐出させるサイドシューター方式
がある。
【0005】以下、サイドシューター方式の液体吐出ヘ
ッドを例に挙げ、従来の液体吐出ヘッドの具体的な構成
について、図4ないし図6を用いて、説明する。
【0006】図4は従来のサイドシューター方式の液体
吐出ヘッドを液吐出面の上方から見た概略的な斜視図で
あり、図5は図4における吐出口配列方向に直交する方
向(X−X線)に沿った液体吐出ヘッドの概略的な断面
図であり、図6は同じく液体吐出部の部分断面図であ
る。
【0007】図4ないし図6において、液体吐出部が形
成された素子基板101は、保持部材121を介して支
持部材120に装着されており、素子基板101の表面
側には、複数の吐出口108や液流路111を構成する
流路構成部材107が形成され、吐出口108は実際の
製品では数10個以上設けられている。これらの吐出口
108に連通して液体を供給するための液流路111
は、吐出口列の長さとほぼ等しい長さで開口している。
また、液流路111には、素子基板101を貫通して裏
面側から液体を供給する液供給口110および保持部材
121に形成された液室112が連通しており、液室1
12は外部からの液体の供給を受ける構成となってい
る。
【0008】液体を加熱し発泡させるための発熱体(電
気熱変換素子)102は、図6に図示するように、各々
の吐出口108に対応して、素子基板101に設けられ
ている。また、これらの発熱体102に接続する電極配
線は、各々、発熱体102を駆動するためのトランジス
タ回路に接続されるが、このトランジスタ回路は、素子
基板101の上に作り込む方法と、別体に作り込んだ素
子を素子基板101に実装する方法とが知られている。
通常、発熱体102および吐出口108の個数が比較的
少ない素子基板101においては、素子基板101上に
トランジスタ回路を直接作り込む方法が一般的である
が、印字幅を広げる目的で、比較的多数個の発熱体10
2および吐出口108を配設した素子基板101におい
ては、トランジスタ回路を素子基板上に作り込む構成で
は素子基板の歩留まりの大幅な低下を招くため、トラン
ジスタ回路を別体に作り込んだ素子を素子基板に実装す
る方法が、歩留まり上有利である。そこで、図4ないし
図6には、トランジスタ回路を別体の駆動素子(駆動用
IC)113に作り込んだものを実装した例を示してい
る。
【0009】このような、従来のインクジェット記録装
置の発熱体の駆動回路の模式図を図7に示す。上述のよ
うに、発熱体102は複数個設けられ、その各々の配線
の一方は、適宜設定された発熱体の集合(ブロック)毎
に設けられたVH電源側ブロック共通配線301で集結
され、さらに、各VH電源側ブロック共通配線301
は、VH電源側ヘッド共通配線302で集結されて全発
熱体が、記録ヘッド外部に設けられたVH電源に電気的
に接続される。発熱体102のもう一方の配線はは、各
々の発熱体102に一対一に対応して、前記駆動用IC
113内に設けられた、駆動トランジスタ1131に接
続される。駆動トランジスタ1131からの電源ライン
は前記ブロック毎に設けられたGND側ブロック共通配
線303で集結され、更にGND側ヘッド共通配線30
4で集結されて全発熱体が、記録ヘッド外部に設けられ
たVH電源及びGNDの電極に電気的に接続される。こ
のVH電源からは一定の電圧が供給されている。前記駆
動トランジスタ1131のゲート電極は、不図示の駆動
制御回路に接続されており、このゲート電極を適宜制御
することで、任意の発熱体102を駆動し、任意の画像
を印字する事ができるものである。
【0010】発熱体102に接続された電極配線は、図
6に示すように、共通電極部103やIC実装部104
に接続され、このIC実装部104には、駆動用IC1
13が、異方性導電性接着フィルム(ACF)や半田バ
ンプ等によるCOB(chip onboard) 接続方法により実
装される。また、駆動用IC113には、発熱体102
を駆動するためのトランジスタ回路の他にトランジスタ
を駆動するためのロジック回路等が搭載されており、そ
のロジック回路は、素子基板101の端部に形成された
電気接続部104aを介してフレキシブルフィルム(フ
レキシブル配線基板)114に接続され、さらに、フレ
キシブルフィルム114は、ガラスエポキシ等の複合材
料からなるプリント基板(回路基板)116に接続さ
れ、プリント基板116には外部からの電気信号を入力
するための電気コネクタ117(図5)が搭載されてい
る。フレキシブルフィルム114は、素子基板101の
端部から支持部材120の側面に沿って略直角に折り曲
げられ、プリント基板116は支持部材120の側面に
固定されている。
【0011】発熱体102に接続された共通電極部10
3や駆動用IC113およびフレキシブルフィルム11
4の電気的接続部等は、露出していると、印字記録中に
吐出口108から飛散した液滴や被記録媒体上から跳ね
返った液滴が電極等に付着して電極等やその下地金属を
腐食させるため、図6に図示するように、エポキシ樹脂
等の封止性およびイオン遮断性に優れた封止材115に
より被覆され封止されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術のように駆動用IC113や共通電極部103や
フレキシブルフィルム114の電気的接続部等を封止材
115により封止する場合、封止材115をディスペン
サーにより塗布する方法が一般的に用いられており、こ
の封止材塗布は、被封止物を完全に覆い十分な保護を目
的としている。しかしながら、十分な保護、十分な封止
性能を確保するためには、封止材の塗布領域を被封止物
よりも大きくとらなければならず、封止材が被封止領域
からはみ出して吐出口108を塞いでしまうといった問
題がある。このような封止材のはみ出しに対処するた
め、基板上にはみ出しエリアを確保しなければならなか
った。液体吐出ヘッドにおいても、封止を歩留まり良く
形成するためには、はみ出し領域(はみ出し代)を広く
取ることが必要であり、通常、共通電極部103と駆動
用ICとの間隔を十分に取ることが必要である。これは
高価な基板を有効に使うという観点から大きなデメリッ
トとなっていた。また、基板を小型化するために共通電
極部103と駆動用ICとの間隔を短くし、封止材が吐
出口108を塞がないように封止材115の塗布量と塗
布領域を調節すると、共通電極部103や駆動用ICを
封止材115で十分には保護できないといった問題があ
った。
【0013】そこで、本発明は、前述した従来技術の有
する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、駆動
用ICや電極部等を封止する封止材の塗布領域を小さく
して、封止性能の確保とヘッド基板面積の有効利用を同
時に達成でき、ヘッド基板のサイズを小さくして、ウエ
ハ1枚当たりの取り個数を増加させてコストダウンを図
ることを可能にする液体吐出ヘッドを提供することを目
的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出するための
エネルギーを発生させる吐出エネルギー発生素子と、該
吐出エネルギー発生素子に駆動信号を印加するための、
薄膜電極部および共通厚膜電極部からなる電極配線と、
が設けられた基板上に、液体を吐出するための吐出口と
該吐出口に連通して液体を供給するための液流路とを構
成する流路構成部材が設けられ、前記共通厚膜電極部が
前記流路構成部材により被覆されていることを特徴とす
る。
【0015】本発明の液体吐出ヘッドにおいては、前記
共通厚膜電極部を前記吐出口に隣接して配設することが
好ましく、また、前記流路構成部材は感光性樹脂で形成
することが好ましい。
【0016】本発明の液体吐出ヘッドにおいては、前記
基板上に前記共通厚膜電極部に隣接してIC実装部を配
設し、該IC実装部に駆動用ICを実装するとともに該
駆動用ICを封止材で封止することが好ましい。この場
合、前記共通厚膜電極部と前記駆動用ICとの距離の値
が前記駆動用ICの厚さの値以下であることが好まし
い。
【0017】本発明の液体吐出ヘッドにおいては、前記
基板上に吐出口、共通厚膜電極部および駆動用ICが順
に配列されており、前記吐出口と前記共通厚膜電極部の
間隔が5mm以下であることが好ましい。
【0018】本発明の液体吐出ヘッドにおいては、前記
共通厚膜電極部の厚さが1μm以上であることが好まし
い。
【0019】本発明の液体吐出ヘッドにおいては、前記
吐出口近傍周辺の前記流路構成部材表面を撥水処理する
とともに、前記共通厚膜電極部上の前記流路構成部材表
面をも撥水処理が施されていることが好ましい。
【0020】
【作用】本発明によれば、吐出エネルギー発生素子が設
けられた素子基板上に液流路と吐出口を構成する流路構
成部材を形成するとともに吐出エネルギー発生素子に駆
動信号を印加するための薄膜電極部および共通厚膜電極
部からなる電極配線やIC実装部を素子基板に配設し、
IC実装部に実装した駆動用ICや電極部を封止部材に
より封止する液体吐出ヘッドにおいて、共通厚膜電極部
を流路構成部材で被覆して封止することにより、流路構
成部材上の共通厚膜電極部に対応する領域を駆動用IC
の封止材の封止はみ出し領域として使用するようにし、
さらに、流路構成部材の液吐出面の吐出口の近傍周辺に
形成する撥水層を共通厚膜電極部に対応する領域上にも
形成することにより、駆動用ICの封止材の封止はみ出
し量をさらに少なくする。
【0021】このようにして、封止性能の確保と基板面
積を有効に使うことを同時に達成することができ、液体
吐出ヘッドの素子基板のサイズを小さくでき、ウエハ1
枚当たりの取り個数を増加させることができ、コストを
低減することを可能にする。
【0022】さらには、封止材のはみ出し領域を流路構
成部材上にとることにより、液路構成部材の厚さ分だけ
駆動用ICの上面とはみ出し領域との段差が小さくな
る。このため、封止材のはみ出し量をコントロールし易
くなるので、封止材の塗布量を少なくしても封止材で駆
動用ICを封止することができる。そして、封止材の塗
布量を少なくすることより、封止材の駆動用IC上への
盛り上がり量が小さくなるため、吐出口と被記録媒体と
の距離を短くすることができ、吐出精度を向上させるこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明に係る液体吐出ヘッドの一
実施例における液体吐出部の吐出口配列方向に直交する
方向に沿って破断して示す部分断面図であり、図2は、
本発明に係る液体吐出ヘッドの一実施例における液体吐
出部の作成手順を示す工程図である。
【0025】本発明の一実施例の液体吐出ヘッドは、図
1に図示するように、Siを基材とする素子基板1に複
数の吐出エネルギー発生素子としての発熱体(電気熱変
換素子)2を配置するとともに素子基板1上に発熱体2
にそれぞれ対応する吐出口8および液流路11を構成す
る流路構成部材7を形成し、発熱体2に駆動信号を印加
することにより発熱体2を配置する基板面に対して垂直
な方向に液滴を吐出するサイドシューター方式の液体吐
出ヘッドであり、素子基板1上には、さらに、発熱体2
に外部からの駆動信号を印加するための電極配線(薄膜
電極部3aおよび共通厚膜電極部3b)、駆動用IC1
3を実装するIC実装部4、およびフレキシブルフィル
ム(フレキシブル配線基板)14等を接続する電気的接
続部4aが配設され、共通厚膜電極部3bとIC実装部
4は隣接して位置付けられている。発熱体2を駆動する
トランジスタ回路や該トランジスタを駆動するためのロ
ジック回路等が搭載された駆動用IC13は、IC実装
部4にACF(異方性導電性接着フィルム)を介して実
装され、駆動用IC13を駆動する信号を供給するため
のフレキシブルフィルム14は素子基板1の電気的接続
部4aに対してACF等により接続される。また、フレ
キシブルフィルム14の他端部には、図1には図示しな
いが、図4および図5に示すと同様に、ガラスエポキシ
等の複合材料からなるプリント基板(回路基板)が接続
され、プリント基板には外部からの電気信号を入力する
ための電気コネクタが搭載されている。
【0026】また、図1において、9は、液吐出面の吐
出口近傍周辺に撥水処理により形成された撥水層であ
り、10は、素子基板1を貫通して形成されて液流路1
1に連通する液供給口であり、この液供給口10は、素
子基板1を保持する保持部材21および支持部材20に
設けられている液室12を介して外部から供給される液
体を受け、液流路11側へ供給する。また、23は、保
持部材21上にスペーサ22を介して取り付けられた平
坦な面を形成するための前面プレートであり、この前面
プレート23は、液体吐出ヘッドの印字待機時に液体の
揮発成分の蒸発を防止するために吐出口8の領域を密閉
するキャップ(不図示)を受ける部位を形成する。
【0027】共通厚膜電極部3bの封止は、液流路11
および吐出口8を構成するための流路構成部材7で被覆
することにより行う。すなわち、液流路11および吐出
口8を構成するための流路構成部材7を素子基板1上に
感光性樹脂を用いてフォトリソ技術でパターニングする
ことで形成する際に、同時に共通厚膜電極部3bを覆う
ように形成することで行う。これにより、共通厚膜電極
部3bは流路構成部材7によって流路構成部材7の作成
と同時に被覆される。このとき、アライナーでパターン
を焼き付けることにより共通厚膜電極部3bを精度良く
かつ最小面積で封止することが可能である。そして、駆
動用IC13およびフレキシブルフィルム14の電気的
接続部4a等の封止は、封止性およびイオン遮断性に優
れたシリコン系樹脂等の封止材15をディスペンサーを
用いて塗布することにより行う。このディスペンサーに
よる封止材15の塗布は、保護性能上、被封止物より大
きく塗布を行うことが必要であるが、本実施例では、封
止材15のはみ出し領域(はみ出し幅)を、流路構成部
材7で被覆されている共通厚膜電極部3bに対応する領
域内に収めることができる。
【0028】次に、以上のように構成される液体吐出ヘ
ッドにおける液体吐出部について、図2に図示する作成
プロセスに沿ってさらに説明する。
【0029】図2の(a)において、Siを基材とする
素子基板1上に吐出エネルギー発生素子としての発熱体
2となるTaNをスパッタリングにより0.03μmの
厚さに成膜して所望の形状にフォトリソグラフィー技術
によりパターニングする。そして、発熱体2に接続され
た薄膜電極部3aおよび共通厚膜電極部3b、IC実装
部4、電気的接続部4a等を形成する。
【0030】薄膜電極部3aはAl−Cuを用いて発熱
体2の上に0.3μmの厚さに成膜し、フォトリソグラ
フィー技術により所望の形状にパターニングする。ま
た、共通厚膜電極部3b、IC実装部4、電気的接続部
4a等には適宜Au、Ni、Cu等のメッキをそれぞれ
5μmの厚さに施す。
【0031】特に、例えば前記ノズルが印字幅全域に有
する所謂フルマルチアレイヘッドのような多数の前記発
熱体2を有するヘッドの場合、下記の理由により前記メ
ッキにより共通厚膜電極部3bの膜厚を増やし電気抵抗
を下げることが、有効である。
【0032】前記の図7の回路図に示すように、このよ
うな構成のインクジェット記録ヘッドは、発熱体102
で、記録液であるインクを加熱発泡させてインクを飛翔
させているが、発熱体102に印加される電圧の値が変
動し、発熱体102に印加される電圧が不足すると、発
泡不良が生じ、印字品位の劣化を引き起こし、印字不良
となってしまう。逆に過剰の電圧が印加されると、発熱
体102が過熱してしまい、一度インクが発泡し、消泡
した後、さらに再発泡してしまう、いわゆるリボイルと
いう現象が生じ、不適切なインク吐出を行って印字品位
を劣化させてしまったり、発熱体102の過熱により、
発熱体102に大きな熱応力がかかって断線が生じる
等、ヒーター寿命の劣化につながってしまう。
【0033】上記のような発熱体102への印加電圧が
変動する原因として、印字画像パターンによって回路内
の電圧降下が異なることが挙げられる。
【0034】通常、前記発熱体102の駆動信号は、前
記各ブロック単位で時分割されているため、電源側ブロ
ック共通配線301およびGND側ブロック共通配線3
03には、常に発熱体1個分の電流しか流れないが、前
記VH電源側ヘッド共通配線302および前記GND側
ヘッド共通配線304には、印字パターンに応じて各ブ
ロックごとに選択された前記発熱抵抗体102に流れる
電流の総和電流が流れる。すなわち、前記ヘッド共通配
線302および304に流れる電流の値は、同時に駆動
する発熱体102の個数によって異なることとなり、そ
の際に生じる電圧降下が変動し、結果として、各発熱体
102に印加される電圧が変動することになる。
【0035】その結果、前述のような、印字不良や、前
記発熱体102の寿命の劣化につながっていた。
【0036】上記の問題に対して、前記VH電源および
GND側のヘッド共通配線の抵抗302および304
は、できるだけ小さくする必要があり、前記ヘッド共通
配線の幅を広くするか、厚さを厚くする必要がある。
【0037】しかし、前記ヘッド共通配線の幅を広くす
る場合、本発明の課題である高価な基板を有効に使うと
いう観点から逸脱してしまう。
【0038】一方、前記ヘッド共通配線部に例えば、1
μm以上、より好ましくは数μm〜数十μmの厚さのメ
ッキを施すことにより配線抵抗を下げれば、前記インク
ジェットのサイズを大きくすることなく前記ヘッド共通
配線部による電圧降下を抑制することが可能となり、前
記発熱体102に印加される電圧の変動による印字品位
の劣化あるいは、リボイル、発熱体寿命の劣化等を抑制
できる。
【0039】なお、図2の(a)において、発熱体2と
共通厚膜電極部3bは隣接するように配置され、それら
の間隔は5mm以下とする。そして、発熱体2および薄
膜電極部3aの一部の上に厚さ0.3μmの保護膜5を
形成する。保護膜5は、有機樹脂保護膜として日立化成
製のHIMAL樹脂を用いてフォトリソグラフィー技術
によりパターニングを行った。
【0040】その後に、図2の(b)に示すように、保
護膜5上に後に液流路(11)となる除去可能な液流路
型材6を塗布して発熱体2に対応するようにパターニン
グを行う。液流路型材6は感光性樹脂(例えば、東京応
化製のフォトレジストODUR)でパターニングはフォ
トリソグラフィー技術を用いて行った。
【0041】そして、図2の(c)に示すように、液流
路型材6上に流路構成部材7を形成する。流路構成部材
7としては、感光性樹脂(例えば、旭電化製のアデカオ
プトマーCR1.0)を用い、フォトリソグラフィー技
術を用いてパターニングを行った。この流路構成部材7
をパターニングする際に共通厚膜電極部3bを覆うよう
にパターニングした。これにより、流路構成部材7に共
通厚膜電極部3bを封止する機能をもたせることができ
る。この際に、アライナーでパターンを焼き付けること
により、共通厚膜電極部3bを精度良くかつ最小面積で
封止することができる。ここで流路構成部材7の厚さは
50μmとする。
【0042】次いで、図2の(d)に示すように、流路
構成部材7には、発熱体2に対応する部位に適宜吐出口
8が形成され、そして、流路構成部材7上の液吐出面に
は撥水剤(例えば、日本ペイント製のPER2.0)を
塗布し同様にフォトリソグラフィー技術を用いてパター
ニングを行い、撥水層9を形成する。
【0043】その後、図2の(e)に示すように、素子
基板1を裏面からエッチング処理して液供給口10とな
る貫通孔を形成し、そして、液流路型材6を専用の除去
液で溶解除去することにより、図2の(f)に示すよう
に、発熱体2に対応して液流路11および吐出口10を
有する液体吐出部が形成される。
【0044】以上のように作成される液体吐出部におい
て、素子基板1上のIC実装部4には厚さ175μmの
駆動用IC13がACF等を介して実装され、また、電
気的接続部4aにはフレキシブルフィルム14がACF
等を介して電気的に接続される。ここで、共通厚膜電極
部3bと駆動用IC13との距離Lは150μmとす
る。そして、駆動用IC13やフレキシブルフィルム1
4の電気的接続部等を吐出口8から飛散した液滴や媒体
上から跳ね返った液滴が付着することを防止するため
に、図1および図2の(f)に示すように、駆動用IC
13やフレキシブルフィルム14の電気的接続部に、デ
ィスペンサーを用いて、封止性およびイオン遮断性に優
れたシリコン系樹脂等の封止材15を塗布し、駆動用I
C13やフレキシブルフィルム14の電気的接続部の被
覆および封止を行う。
【0045】以上のように、共通厚膜電極部3bと駆動
用IC13との距離Lの値を駆動用IC13の厚さTの
値以下とし、共通厚膜電極部3bを流路構成部材7で被
覆して封止し、この流路構成部材7上の共通厚膜電極部
3bに対応する領域を駆動用IC13等の封止材15の
封止はみ出し領域(はみ出し代)として使用することに
より、すなわち、封止材15のはみ出し領域として共通
厚膜電極部3bに対応するエリアを使用することによ
り、基板面積を有効に使い、素子基板を小さく形成する
ことが可能となる。
【0046】これにより、封止性能の確保とヘッド基板
面積の有効利用を同時に達成でき、また、素子基板のサ
イズを小さくでき、ウエハ1枚当たりの取り個数を増加
させることができ、コストを低減することを可能にす
る。さらには、封止材15のはみ出し領域を流路構成部
材7上にとることになるため、液路構成部材7の厚さ分
だけ駆動用IC13の上面とはみ出し領域との段差が小
さくなる。このため、封止材のはみ出し量をコントロー
ルし易くなるので、封止材の塗布量を少なくしても封止
材で駆動用IC13を封止することができる。そして、
封止材の塗布量を少なすることより、封止材15の駆動
用IC上への盛り上がり量を小さくすることが可能とな
るため、吐出口8と被記録媒体との距離を短くすること
ができ、吐出精度を向上させることができる。
【0047】次に、本発明に係る液体吐出ヘッドの他の
実施例について図3を用いて説明する。図3は、本発明
に係る液体吐出ヘッドの他の実施例における液体吐出部
の吐出口配列方向に直交する方向に沿って破断して示す
部分断面図である。
【0048】本実施例は、図3に示すように、流路構成
部材7の液吐出面の吐出口8の近傍周辺に形成する撥水
層9aを共通厚膜電極部3bの上方にも設けた点で、前
述した実施例と異なるものであるが、その他の構成や作
成方法は前述した実施例と同様である。
【0049】本実施例においては、流路構成部材7の液
吐出面の吐出口8近傍周辺に形成する撥水層9aを、図
3に示すように、共通厚膜電極部3bに対応する領域上
にも形成することにより、駆動用IC13等を封止材1
5で封止する場合に、封止材15は、共通厚膜電極部3
b上の撥水層9aの効果により、共通厚膜電極部3bの
上には流れなくなり、より少ないはみ出し量で封止膜を
形成することが可能となる。したがって、本実施例は、
前述した実施例と同様の作用効果を奏するとともに、さ
らに、より少ないはみ出し量の封止材で駆動用IC13
等を封止することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
共通厚膜電極部を流路構成部材で被覆して封止し、その
流路構成部材上の共通厚膜電極部に対応する領域を駆動
用ICの封止材の封止はみ出し領域として使用すること
により、基板面積を有効に使うことと封止性能の確保を
同時に達成することができ、液体吐出ヘッドの基板をよ
りコンパクトに作製することができるので、ウエハ1枚
当たりの取り個数を増加させることができ、コストを低
減することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体吐出ヘッドの一実施例におけ
る液体吐出部の吐出口配列方向に直交する方向に沿って
破断して示す部分断面図である。
【図2】本発明に係る液体吐出ヘッドの一実施例におけ
る液体吐出部の作成手順を示す工程図である。
【図3】本発明に係る液体吐出ヘッドの他の実施例にお
ける液体吐出部の吐出口配列方向に直交する方向に沿っ
て破断して示す部分断面図である。
【図4】従来の液体吐出ヘッドを液吐出面の上方から見
た概略的な斜視図である。
【図5】図4に示す従来の液体吐出ヘッドを吐出口配列
方向に直交する方向(X−X線)に沿った概略的な断面
図である。
【図6】従来の液体吐出ヘッドにおける液体吐出部の吐
出口配列方向に直交する方向に沿って破断して示す部分
断面図である。
【図7】図1ないし図6に係る模式的電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 素子基板 2 発熱体 3a 薄膜電極部 3b 共通厚膜電極部 4 IC実装部 4a 電気的接続部 5 保護膜 6 液流路型材 7 流路構成部材 8 吐出口 9、9a 撥水層 10 液供給口 11 液流路 12 液室 13 駆動用IC 14 フレキシブルフィルム 15 封止材 20 支持部材 21 保持部材 23 前面プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C057 AF34 AF65 AG07 AG08 AG12 AG29 AG46 AG92 AG93 AK07 BA04 BA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吐出するためのエネルギーを発生
    させる吐出エネルギー発生素子と、該吐出エネルギー発
    生素子に駆動信号を印加するための、薄膜電極部および
    共通厚膜電極部からなる電極配線と、が設けられた基板
    上に、液体を吐出するための吐出口と該吐出口に連通し
    て液体を供給するための液流路とを構成する流路構成部
    材が設けられ、前記共通厚膜電極部が前記流路構成部材
    により被覆されていることを特徴とする液体吐出ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記共通厚膜電極部は前記吐出口に隣接
    して配設されていることを特徴とする請求項1記載の液
    体吐出ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記流路構成部材は感光性樹脂で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の液体
    吐出ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記基板上に前記共通厚膜電極部に隣接
    してIC実装部を配設し、該IC実装部に駆動用ICを
    実装するとともに該駆動用ICを封止材で封止すること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の液体
    吐出ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記共通厚膜電極部と前記駆動用ICと
    の距離の値が前記駆動用ICの厚さの値以下であること
    を特徴とする請求項4記載の液体吐出ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記基板上に吐出口、共通厚膜電極部お
    よび駆動用ICが順に配列されており、前記吐出口と前
    記共通厚膜電極部の間隔が5mm以下であることを特徴
    とする請求項1ないし5いずれか1項記載の液体吐出ヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】 前記共通厚膜電極部の厚さが1μm以上
    であることを特徴とする請求項1ないし6いずれか1項
    記載の液体吐出ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記吐出口近傍周辺の前記流路構成部材
    表面を撥水処理するとともに、前記共通厚膜電極部上の
    前記流路構成部材表面をも撥水処理が施されていること
    を特徴とする請求項1ないし7いずれか1項記載の液体
    吐出ヘッド。
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