JP2003062876A - 成型品取出機 - Google Patents

成型品取出機

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JP2003062876A
JP2003062876A JP2001255473A JP2001255473A JP2003062876A JP 2003062876 A JP2003062876 A JP 2003062876A JP 2001255473 A JP2001255473 A JP 2001255473A JP 2001255473 A JP2001255473 A JP 2001255473A JP 2003062876 A JP2003062876 A JP 2003062876A
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JP
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molded product
servo motor
servo
driver
servomotor
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JP2001255473A
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Hisami Yokota
尚視 横田
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Star Seiki Co Ltd
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Star Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーボドライバーとサーボモータを結ぶ各種ケ
ーブルの長さを最小にして電磁波ノイズによる誤作動を
防止して成型品取出しを確実に行うことができる成型品
取出機を提供する。各可動部が重量化するのを防止して
移動応答性を良好にすることができる成型品取出機を提
供する。 【解決手段】成型品を保持するチャックユニットを、少
なくとも樹脂成形機の軸線方向及び軸線直交方向へ移動
して成型品を取出す成型品取出機において、チャックユ
ニットをそれぞれの方向へ往復移動する各サーボモータ
のサーボドライバーを収容したドライバーボックスをそ
れぞれのサーボモータに近接して設けた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、樹脂成形機から成
型品を取出す成型品取出機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の成型品取出機
は、例えば成形機の固定側取付盤の上部に、樹脂成形機
の軸線と直交する左右方向に延びる本体フレーム上にて
往復移動可能に支持された走行体、該走行体に上記軸線
と一致する前後方向に延びるように設けられた前後フレ
ーム上で往復移動可能に支持された前後走行体及び前後
走行体に昇降可能に支持され、下部にチャックユニット
が設けられた昇降フレームを、数値制御可能なサーボモ
ータにより夫々駆動してチャックユニットをX−Y−Z
方向へ三次元移動して成型品を取出すように構成され
る。
【0003】サーボモータはこれを駆動制御するのにサ
ーボドライバーを必須のものとしているが、従来の成型
品取出機にあっては、夫々のサーボドライバーを樹脂成
形機の設置床面や本体フレームの端部に設けられたドラ
イバーボックス内に収容している。
【0004】しかし、ドライバーボックスを設置床面や
本体フレームの端部に設ける何れの場合であっても、各
サーボドライバーとそれに対応するサーボモータとを接
続する電源ケーブルやサーボモータに設けられたロータ
リーエンコーダとを接続する信号ケーブルの配線距離が
長くなっていた。
【0005】このため、これら電源ケーブルや信号ケー
ブルに成型品取出機や樹脂成形機のリレーや電磁ソレノ
イド等から発生する電磁波ノイズが乗って成型品取出機
を誤動作させるおそれがあった。特に、サーボモータに
印加される電源パルスやロータリーエンコーダから出力
される検出信号パルス自体、周波数が高いため、電磁波
ノイズの影響を受けやすく、サーボモータが誤動作する
おそれが高かった。
【0006】また、設置床面にドライバーボックスを設
けた場合にあっては、電源ケーブルや信号線の距離が更
に長くなって電磁波ノイズが乗る可能性が高くなると共
に作業者が歩行するのに邪魔になる問題を有している。
【0007】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その課題とする処は、サ
ーボドライバーとサーボモータを結ぶ各種ケーブルの長
さを最小にして電磁波ノイズによる誤作動を防止して成
型品取出しを確実に行うことができる成型品取出機を提
供することにある。
【0008】また。本発明の他の課題は、各可動部が重
量化するのを防止して移動応答性を良好にすることがで
きる成型品取出機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、成型品を保持
するチャックユニットを、少なくとも樹脂成形機の軸線
方向及び軸線直交方向へ移動して成型品を取出す成型品
取出機において、チャックユニットをそれぞれの方向へ
往復移動する各サーボモータのサーボドライバーを収容
したドライバーボックスをそれぞれのサーボモータに近
接して設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図に従っ
て説明する。図1及び図2において、成型品取出機1は
樹脂成形機の固定側取付盤3の上部に設けられる。成型
品取出機1の本体フレーム5はその基台部7が固定側取
付盤3上部に固定され、樹脂成形機の軸線と直交する左
右方向に延出して金型上方と樹脂成形機の操作側または
反操作側に設置される解放位置にわたる長さからなる。
【0011】そして本体フレーム5には走行体9が左右
方向へ往復移動可能に支持され、該走行体9には前後フ
レーム11が樹脂成形機の軸線と一致する前後方向に延
出して設けられる。
【0012】該前後フレーム11には前後走行体13が
前後方向へ往復移動可能に支持され、該前後走行体13
には下部にチャックユニット15が取付けられた昇降フ
レーム17が昇降可能に支持される。
【0013】本体フレーム5に対して走行体9、前後フ
レーム11に対して前後走行体13及び前後走行体13
に対して昇降フレーム17はサーボモータ19・21・
23により夫々移動される。各サーボモータ19・21
・23には、例えばロータリーエンコーダ等の位置検出
装置(図示せず)が夫々設けられ、サーボモータ19・
21・23はこれら位置検出装置からの位置検出信号に
より数値制御される。
【0014】そしてサーボモータ19は本体フレーム5
上に、サーボモータ21・23は前後走行体13上に夫
々取付けられる。各サーボモータ19・21・23によ
り対応する走行体9、前後走行体13及び昇降フレーム
17を往復移動させる機構としては、サーボモータ19
・21・23の駆動軸に連結される送りねじと本体フレ
ーム5、前後フレーム11及び昇降フレーム17に設け
られ、該送りねじに噛み合うナットからなる送りねじ駆
動機構、本体フレーム5、前後フレーム11及び昇降フ
レーム17の長手方向に沿って取付けられたベルトと、
サーボモータ19・21・23の駆動軸に取付けられ、
夫々のベルトに噛み合うプーリからなるベルト駆動機構
の何れであってもよい。また、サーボモータ19・21
・23としては公知のリニアサーボモータであってもよ
い。
【0015】そして走行体9、前後走行体13には対応
するサーボモータ19・21・23を駆動制御するサー
ボドライバー(図示せず)を収容するドライバーボック
ス25・27・29が夫々のサーボモータ19・21・
23に近接して設けられ、それぞれのサーボドライバー
と対応するサーボモータ19・21・23とは電源ケー
ブル19a・21a・23a及びロータリーエンコーダ
との信号線19b・21b・23bにより接続されてい
る。
【0016】尚、各ドライバーボックス25・27・2
9内のサーボドライバーは、例えば樹脂成形機の設置床
面に設置された主制御ボックス(図示せず)内に収容さ
れた主制御ユニットと共通電源ケーブル及び制御信号ケ
ーブルで接続されている。
【0017】本発明の成型品取出機1は、チャックユニ
ット15を左右方向、前後方向及び上下方向へ移動する
それぞれのサーボモータ19・21・23を駆動制御す
るサーボドライバーを収容したドライバーボックス25
・27・29を、走行体9及び前後走行体13に設けら
れたそれぞれのサーボモータ19・21・23に近接し
て設けるため、これらサーボモータ19・21・23と
それぞれのサーボドライバーとを接続する電源ケーブル
19a・21a・23a及び信号線19b・21b・2
3bの長さを最短にすることができる。
【0018】これにより成型品取出機1や樹脂成形機に
設けられたリレーや電磁バルブ、電磁ソレノイド等の各
種駆動部材がON−OFFされた際に発生する電磁波ノ
イズがこれら電源ケーブル19a・21a・23aや信
号線19b・21b・23bに乗って成型品取出機1が
誤動作させる可能性を低減させることができる。
【0019】また、各サーボモータ19・21・23の
各サーボドライバーを、例えば走行体9に設けられたド
ライバーボックス25内に収容する場合にあっては、該
ボックス自体が大型化及び重量化することが避けられな
いと共に特にサーボモータ21・23とに接続される電
源ケーブル21a・23a及び信号線21b・23bの
長さが長くなることが避けられず、電磁波ノイズの影響
を受けるおそれが高かったが、本実施形態にあってはそ
れぞれのボックスを小型化及び軽量化することができ、
上記欠点を解決できる。
【0020】上記説明は、チャックユニット15を三次
元方向へ移動させるためのサーボモータ19・21・2
3を駆動制御するためのサーボドライバーを収容したド
ライバーボックス25・27・29をそれぞれのサーボ
モータ19・21・23に近接して取り付ける構成とし
たが、図3に示すように昇降フレーム17とチャックユ
ニット15の間に設けられる反転機構41において反転
駆動部材としてサーボモータ43を使用する場合におい
ては該サーボモータ43のサーボドライバー(図示せ
ず)を収容したドライバーボックス45を該サーボモー
タ43に近接して取り付ければよい。
【0021】また、図4に示すように図3に示す反転機
構に加えてチャックユニット15を水平回動させる回動
機構51を設け、回動部材としてサーボモータ53を使
用する場合においても、そのサーボドライバーを収容し
たドライバーボックス55をサーボモータ53に近接し
て設ければよい。
【0022】更に、各サーボモータにドライバーボック
スを近接して取付ける構成としては、サーボモータのハ
ウジング内にサーボドライバーを組み込んだ構造も含む
ものである。
【0023】
【発明の効果】本発明は、サーボドライバーとサーボモ
ータを結ぶ各種ケーブルの長さを最小にして電磁波ノイ
ズによる誤作動を防止して成型品取出しを確実に行うこ
とができる。また、各可動部が重量化するのを防止して
移動応答性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成型品取出機の全体斜視図である。
【図2】成型品取出機の略体平面図である。
【図3】変更実施形態を示す斜視図である。
【図4】変更実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1−成型品取出機、15−チャックユニット、19・2
1・23−サーボモータ、19a・21a・23a−電
源ケーブル、19b・21b・23b−信号線、25・
27・29−ドライバーボックス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成型品を保持するチャックユニットを、少
    なくとも樹脂成形機の軸線方向及び軸線直交方向へ移動
    して成型品を取出す成型品取出機において、チャックユ
    ニットをそれぞれの方向へ往復移動する各サーボモータ
    のサーボドライバーを収容したドライバーボックスをそ
    れぞれのサーボモータに近接して設けた成型品取出機。
  2. 【請求項2】樹脂成形機の固定金型取付盤上部に固定さ
    れ、樹脂成形機の軸線と直交する左右方向へ延出する本
    体フレーム上にて左右方向へ往復移動可能に支持される
    走行体と、該走行体又は本体フレームに設けられて本体
    フレームに対して往復移動させる左右走行用サーボモー
    タと、走行体に上記軸線と一致する前後方向へ延出する
    前後フレーム上にて前後方向へ往復移動可能に支持され
    る前後走行体と、該前後走行体に設けられて前後フレー
    ムに対して往復移動させる前後走行用サーボモータと、
    前後走行体に上下方向へ移動可能に支持され、下部にチ
    ャックユニットが設けられた昇降体と、前後走行体に設
    けられて昇降体を昇降させる昇降用サーボモータと、左
    右走行用サーボモータに近接する走行体又は本体フレー
    ム及び前後走行用サーボモータと昇降用サーボモータに
    近接する前後走行体にそれぞれ設けられる各サーボモー
    タのサーボドライバーを収容したドライバーボックスと
    からなる成型品取出機。
  3. 【請求項3】昇降体の下部にチャックユニットを回動可
    能に支持するチャックホルダを設け、該チャックホルダ
    にチャックユニットを回動するチャック用サーボモータ
    及び該チャック用サーボモータに近接してサーボドライ
    バーを収容したドライバーボックスを設けた請求項2の
    成型品取出機。
  4. 【請求項4】前後フレームにはランナ用前後走行体を移
    動可能に支持すると共に該ランナ用前後走行体に、下部
    にランナ用チャックユニットが設けられたランナ用昇降
    体を昇降可能に支持し、ランナ用前後走行体に、ランナ
    用前後走行体及びランナ用昇降体を移動するそれぞれの
    サーボモータ及び各サーボモータに近接してそれぞれの
    サーボドライバーを収容したドライバーボックスを設け
    た請求項2の成型品取出機。
  5. 【請求項5】サーボモータにドライバーボックスを近接
    配置する構造としてサーボモータハウジング内にドライ
    バーボックスを内蔵する請求項1の成型品取出機。
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