JP2003062542A - 生ごみ処理装置 - Google Patents
生ごみ処理装置Info
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- JP2003062542A JP2003062542A JP2001258661A JP2001258661A JP2003062542A JP 2003062542 A JP2003062542 A JP 2003062542A JP 2001258661 A JP2001258661 A JP 2001258661A JP 2001258661 A JP2001258661 A JP 2001258661A JP 2003062542 A JP2003062542 A JP 2003062542A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生ごみ処理装置始動初期の乾燥効率の低下を
抑制し、電気代を節約して効率よく乾燥減量する。 【解決手段】 (a)生ごみを収納し生ごみを攪拌する
攪拌刃11が内部に設けられた生ごみ収納容器12と、
生ごみ収納容器12を密閉する蓋17と、蓋17に設け
られたヒータ13と、生ごみ収納容器12内部の空気を
攪拌する温風ファン14と、ヒータ13直近に設けられ
た第1温度検知手段19とからなる乾燥室と、(b)前
記乾燥室に設けられた排気口15および外気を導入する
給気口16と、(c)排気口15と連通して生ごみから
発生した水蒸気を排出するための排気手段18と、から
なる生ごみ処理装置である。これにおいて、ヒータ13
に通電を開始した後、温風ファン14を始動し、温風フ
ァン14の回転数を所定回転数Xまで段階的に上昇させ
るようにする。
抑制し、電気代を節約して効率よく乾燥減量する。 【解決手段】 (a)生ごみを収納し生ごみを攪拌する
攪拌刃11が内部に設けられた生ごみ収納容器12と、
生ごみ収納容器12を密閉する蓋17と、蓋17に設け
られたヒータ13と、生ごみ収納容器12内部の空気を
攪拌する温風ファン14と、ヒータ13直近に設けられ
た第1温度検知手段19とからなる乾燥室と、(b)前
記乾燥室に設けられた排気口15および外気を導入する
給気口16と、(c)排気口15と連通して生ごみから
発生した水蒸気を排出するための排気手段18と、から
なる生ごみ処理装置である。これにおいて、ヒータ13
に通電を開始した後、温風ファン14を始動し、温風フ
ァン14の回転数を所定回転数Xまで段階的に上昇させ
るようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭の台所、
厨房等で発生する、厨芥及び水分を比較的多く含み腐敗
し易い生ごみを、家庭内で簡便かつ衛生的に減量化処理
する生ごみ処理装置に関する。
厨房等で発生する、厨芥及び水分を比較的多く含み腐敗
し易い生ごみを、家庭内で簡便かつ衛生的に減量化処理
する生ごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
環境問題への関心が高まり埋立地の現象によるごみ処分
問題の発生等の理由により特に都市部の一般家庭もしく
は事業場から排出される生ごみを処理する方法として生
ごみ処理装置が普及しつつある。
環境問題への関心が高まり埋立地の現象によるごみ処分
問題の発生等の理由により特に都市部の一般家庭もしく
は事業場から排出される生ごみを処理する方法として生
ごみ処理装置が普及しつつある。
【0003】上記生ごみの処理装置の処理方法として、
微生物保持材を処理槽内に入れ、その中に生ごみを投入
し、微生物による分解を利用して処理するもの、及び、
加熱手段により生ごみを乾燥減量処理するものが一般的
である。
微生物保持材を処理槽内に入れ、その中に生ごみを投入
し、微生物による分解を利用して処理するもの、及び、
加熱手段により生ごみを乾燥減量処理するものが一般的
である。
【0004】生ごみ乾燥減量処理の乾燥処理手段として
は、乾燥室内部に加熱手段により加熱された空気を供給
する、または特開平10−165931公報に記載され
た生ごみ処理装置のように乾燥室内部の加熱手段により
加熱された空気を生ごみに吹き付ける、または乾燥室を
直接加熱することにより、生ごみを乾燥し、乾燥室内部
で発生した水蒸気と臭気を含む空気を酸化触媒を通して
脱臭したのち、外部へ排気する手段が一般的である。
は、乾燥室内部に加熱手段により加熱された空気を供給
する、または特開平10−165931公報に記載され
た生ごみ処理装置のように乾燥室内部の加熱手段により
加熱された空気を生ごみに吹き付ける、または乾燥室を
直接加熱することにより、生ごみを乾燥し、乾燥室内部
で発生した水蒸気と臭気を含む空気を酸化触媒を通して
脱臭したのち、外部へ排気する手段が一般的である。
【0005】しかしながら、常時外気を取り込み、外気
を100℃程度に加熱しなければならないため、電気代
が多くかかるという問題点等がある。
を100℃程度に加熱しなければならないため、電気代
が多くかかるという問題点等がある。
【0006】本発明は従来の乾燥減量型生ごみ処理装置
のかかる問題点を解決するために生ごみ処理装置始動初
期の乾燥効率の低下を抑制し、電気代を節約して効率よ
く乾燥減量する生ごみ処理装置を提供することを課題と
する。
のかかる問題点を解決するために生ごみ処理装置始動初
期の乾燥効率の低下を抑制し、電気代を節約して効率よ
く乾燥減量する生ごみ処理装置を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1の生ごみ処理装置は、(a)生ごみを
収納し生ごみを攪拌する攪拌刃が内部に設けられた生ご
み収納容器と、生ごみ収納容器を密閉する蓋と、蓋に設
けられたヒータと、生ごみ収納容器内部の空気を攪拌す
る温風ファンと、ヒータ直近に設けられた第1温度検知
手段とからなる乾燥室と、(b)前記乾燥室に設けられ
た排気口および外気を導入する給気口と、(c)排気口
と連通して生ごみから発生した水蒸気を排出するための
排気手段と、からなる生ごみ処理装置において、ヒータ
に通電を開始した後、温風ファンを始動し、温風ファン
の回転数を所定回転数Xまで段階的に上昇させるように
したことを特徴とする。温風ファンの回転数を段階的に
上昇させていくことにより、温風ファンの始動または温
風ファンの回転数の増加の際の温度低下量を小さくし、
温度回復時間を短くして乾燥効率の低下を少なくする
他、乾燥室内の温度が低い時は生ごみに吹き付ける空気
のヒータでの接触時間を長くし、ヒータの温度が上昇す
るに連れて空気のヒータでの接触時間を短くしていくこ
とにより生ごみにあたる温風温度を高く制御することが
でき、乾燥効率を上げることができる。
本発明の請求項1の生ごみ処理装置は、(a)生ごみを
収納し生ごみを攪拌する攪拌刃が内部に設けられた生ご
み収納容器と、生ごみ収納容器を密閉する蓋と、蓋に設
けられたヒータと、生ごみ収納容器内部の空気を攪拌す
る温風ファンと、ヒータ直近に設けられた第1温度検知
手段とからなる乾燥室と、(b)前記乾燥室に設けられ
た排気口および外気を導入する給気口と、(c)排気口
と連通して生ごみから発生した水蒸気を排出するための
排気手段と、からなる生ごみ処理装置において、ヒータ
に通電を開始した後、温風ファンを始動し、温風ファン
の回転数を所定回転数Xまで段階的に上昇させるように
したことを特徴とする。温風ファンの回転数を段階的に
上昇させていくことにより、温風ファンの始動または温
風ファンの回転数の増加の際の温度低下量を小さくし、
温度回復時間を短くして乾燥効率の低下を少なくする
他、乾燥室内の温度が低い時は生ごみに吹き付ける空気
のヒータでの接触時間を長くし、ヒータの温度が上昇す
るに連れて空気のヒータでの接触時間を短くしていくこ
とにより生ごみにあたる温風温度を高く制御することが
でき、乾燥効率を上げることができる。
【0008】また本発明の請求項2の生ごみ処理装置
は、(a)生ごみを収納し生ごみを攪拌する攪拌刃が内
部に設けられた生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器を密
閉する蓋と、蓋に設けられたヒータと、生ごみ収納容器
内部の空気を攪拌する温風ファンと、ヒータ直近に設け
られた第1温度検知手段とからなる乾燥室と、(b)前
記乾燥室に設けられた排気口と給気口の両方が乾燥室に
連通する密閉循環経路と、(c)前記乾燥室の内部の空
気に含まれる水蒸気を凝縮するために複数の配管が設け
られた熱交換器と、熱交換器を外気により冷却する冷却
ファンと、熱交換器で凝縮された凝縮水を貯水する貯水
容器からなり、前記密閉循環経路上に設けられた凝縮手
段と、(d)前記乾燥室内の空気を乾燥室の排気口から
密閉循環経路を通って給気口に戻すために前記密閉循環
経路上に設けられた送風手段と、からなる生ごみ処理装
置において、ヒータに通電を開始した後、温風ファンを
始動し、温風ファンの回転数を所定回転数Yまで段階的
に上昇させるようにしたことを特徴とする。温風ファン
の回転数を段階的に上昇させていくことにより、温風フ
ァンの始動または温風ファンの回転数の増加の際の温度
低下量を小さくし、温度回復時間を短くして乾燥効率の
低下を少なくする他、乾燥室内の温度が低い時は生ごみ
に吹き付ける空気のヒータでの接触時間を長くし、ヒー
タの温度が上昇するに連れて空気のヒータでの接触時間
を短くしていくことにより生ごみにあたる温風温度を高
く制御することができ、乾燥効率を上げることができ
る。
は、(a)生ごみを収納し生ごみを攪拌する攪拌刃が内
部に設けられた生ごみ収納容器と、生ごみ収納容器を密
閉する蓋と、蓋に設けられたヒータと、生ごみ収納容器
内部の空気を攪拌する温風ファンと、ヒータ直近に設け
られた第1温度検知手段とからなる乾燥室と、(b)前
記乾燥室に設けられた排気口と給気口の両方が乾燥室に
連通する密閉循環経路と、(c)前記乾燥室の内部の空
気に含まれる水蒸気を凝縮するために複数の配管が設け
られた熱交換器と、熱交換器を外気により冷却する冷却
ファンと、熱交換器で凝縮された凝縮水を貯水する貯水
容器からなり、前記密閉循環経路上に設けられた凝縮手
段と、(d)前記乾燥室内の空気を乾燥室の排気口から
密閉循環経路を通って給気口に戻すために前記密閉循環
経路上に設けられた送風手段と、からなる生ごみ処理装
置において、ヒータに通電を開始した後、温風ファンを
始動し、温風ファンの回転数を所定回転数Yまで段階的
に上昇させるようにしたことを特徴とする。温風ファン
の回転数を段階的に上昇させていくことにより、温風フ
ァンの始動または温風ファンの回転数の増加の際の温度
低下量を小さくし、温度回復時間を短くして乾燥効率の
低下を少なくする他、乾燥室内の温度が低い時は生ごみ
に吹き付ける空気のヒータでの接触時間を長くし、ヒー
タの温度が上昇するに連れて空気のヒータでの接触時間
を短くしていくことにより生ごみにあたる温風温度を高
く制御することができ、乾燥効率を上げることができ
る。
【0009】また本発明の請求項3の生ごみ処理装置
は、請求項1において、回転数の段階的な増加量は初期
に小さく、徐々に大きくしていくようにしたことを特徴
とし、本発明の請求項4の生ごみ処理装置は、請求項2
において、回転数の段階的な増加量は初期に小さく、徐
々に大きくしていくようにしたことを特徴する。初期は
乾燥室内の温度が低いため、回転数の増加の影響での温
度低下が大きいので増加量を小さくし、時間経過と共に
乾燥室内の温度が上昇するため、回転数増加の影響が小
さくなり、増加量を増やすことにより、乾燥効率の低下
を抑えながら所定回転数まで効率よく上昇させることが
できる。
は、請求項1において、回転数の段階的な増加量は初期
に小さく、徐々に大きくしていくようにしたことを特徴
とし、本発明の請求項4の生ごみ処理装置は、請求項2
において、回転数の段階的な増加量は初期に小さく、徐
々に大きくしていくようにしたことを特徴する。初期は
乾燥室内の温度が低いため、回転数の増加の影響での温
度低下が大きいので増加量を小さくし、時間経過と共に
乾燥室内の温度が上昇するため、回転数増加の影響が小
さくなり、増加量を増やすことにより、乾燥効率の低下
を抑えながら所定回転数まで効率よく上昇させることが
できる。
【0010】また本発明の請求項5の生ごみ処理装置
は、請求項1または3において、ヒータに通電を開始し
た後、第1温度検知手段が所定温度A以上を検知した
時、温風ファンを始動させるようにしたことを特徴と
し、また本発明の請求項6の生ごみ処理装置は、請求項
2または4において、ヒータに通電を開始した後、第1
温度検知手段が所定温度Aを検知した時、温風ファンを
始動させるようにしたことを特徴とする。ヒータの直近
にある温度検知手段が所定温度Aまで上昇してからしか
温風ファンを始動させないことにより、ヒータ表面温度
が温められるまでに冷たい空気を生ごみに吹き付けると
いう無駄な動作を省き、電気代の節約をすることができ
る。
は、請求項1または3において、ヒータに通電を開始し
た後、第1温度検知手段が所定温度A以上を検知した
時、温風ファンを始動させるようにしたことを特徴と
し、また本発明の請求項6の生ごみ処理装置は、請求項
2または4において、ヒータに通電を開始した後、第1
温度検知手段が所定温度Aを検知した時、温風ファンを
始動させるようにしたことを特徴とする。ヒータの直近
にある温度検知手段が所定温度Aまで上昇してからしか
温風ファンを始動させないことにより、ヒータ表面温度
が温められるまでに冷たい空気を生ごみに吹き付けると
いう無駄な動作を省き、電気代の節約をすることができ
る。
【0011】また本発明の請求項7の生ごみ処理装置
は、請求項1、3または5において、温風ファンの回転
数を第1温度検知手段が所定温度A以上を検知する毎
に、回転数を段階的に上昇させるようにしたことを特徴
とし、また本発明の請求項8の生ごみ処理装置は、請求
項2、4または6において、温風ファンの回転数を第1
温度検知手段が所定温度A以上を検知する毎に、回転数
を段階的に上昇させるようにしたことを特徴とする。こ
のように温度低下量を小さくし、温度回復時間を短くす
ることにより、生ごみに当る温風温度を高く保ち、乾燥
効率の低下を抑制することができる。
は、請求項1、3または5において、温風ファンの回転
数を第1温度検知手段が所定温度A以上を検知する毎
に、回転数を段階的に上昇させるようにしたことを特徴
とし、また本発明の請求項8の生ごみ処理装置は、請求
項2、4または6において、温風ファンの回転数を第1
温度検知手段が所定温度A以上を検知する毎に、回転数
を段階的に上昇させるようにしたことを特徴とする。こ
のように温度低下量を小さくし、温度回復時間を短くす
ることにより、生ごみに当る温風温度を高く保ち、乾燥
効率の低下を抑制することができる。
【0012】また本発明の請求項9の生ごみ処理装置
は、請求項1、3、5または7において、温風ファンが
所定回転数Xまで上昇した後、排気手段を始動させるよ
うにしたことを特徴とし、また本発明の請求項10の生
ごみ処理装置は、請求項2、4、6または8において、
温風ファンが所定回転数Yまで上昇した後、送風手段を
始動させるようにしたことを特徴とする。このようにす
ることにより、温風ファンの回転数上昇中の温風温度低
下の影響による乾燥効率低下要因と、排気手段または送
風手段始動での温度低下による乾燥効率低下要因が同時
に起こらないようにし、乾燥効率低下を抑制することが
できる。
は、請求項1、3、5または7において、温風ファンが
所定回転数Xまで上昇した後、排気手段を始動させるよ
うにしたことを特徴とし、また本発明の請求項10の生
ごみ処理装置は、請求項2、4、6または8において、
温風ファンが所定回転数Yまで上昇した後、送風手段を
始動させるようにしたことを特徴とする。このようにす
ることにより、温風ファンの回転数上昇中の温風温度低
下の影響による乾燥効率低下要因と、排気手段または送
風手段始動での温度低下による乾燥効率低下要因が同時
に起こらないようにし、乾燥効率低下を抑制することが
できる。
【0013】また本発明の請求項11の生ごみ処理装置
は、請求項9において、温風ファンが所定回転数Xまで
上昇した後、第1温度検知手段が再び所定温度A以上の
所定温度B以上を検知した時、排気手段を始動させるよ
うにしたことを特徴とし、また本発明の請求項12の生
ごみ処理装置は、請求項10において、温風ファンが所
定回転数Yまで上昇した後、第1温度検知手段が再び所
定温度A以上の所定温度B以上を検知した時、送風手段
を始動させるようにしたことを特徴とする。このように
することにより、温風ファンの回転数が所定回転数に上
昇後、排気手段または送風手段始動の過程に入るまでの
間の温度低下の影響による乾燥効率低下要因と、排気手
段または送風手段始動での温度低下の影響による乾燥効
率低下要因が同時に起こらないようにし、乾燥効率低下
を抑制することができる。
は、請求項9において、温風ファンが所定回転数Xまで
上昇した後、第1温度検知手段が再び所定温度A以上の
所定温度B以上を検知した時、排気手段を始動させるよ
うにしたことを特徴とし、また本発明の請求項12の生
ごみ処理装置は、請求項10において、温風ファンが所
定回転数Yまで上昇した後、第1温度検知手段が再び所
定温度A以上の所定温度B以上を検知した時、送風手段
を始動させるようにしたことを特徴とする。このように
することにより、温風ファンの回転数が所定回転数に上
昇後、排気手段または送風手段始動の過程に入るまでの
間の温度低下の影響による乾燥効率低下要因と、排気手
段または送風手段始動での温度低下の影響による乾燥効
率低下要因が同時に起こらないようにし、乾燥効率低下
を抑制することができる。
【0014】また本発明の請求項13の生ごみ処理装置
は、請求項9または11において、排気手段を所定流量
αまで段階的に上昇させるようにしたことを特徴とし、
また本発明の請求項14の生ごみ処理装置は、請求項1
0または12において、送風手段を所定流量βまで段階
的に上昇させるようにしたことを特徴とする。このよう
したことにより、外気導入量または密閉循環経路から戻
ってきた低温空気の影響による乾燥効率の低下要因と、
乾燥室内水蒸気量増加による乾燥効率低下要因とのバラ
ンスを取り、乾燥効率を効果的に上昇させることができ
る。
は、請求項9または11において、排気手段を所定流量
αまで段階的に上昇させるようにしたことを特徴とし、
また本発明の請求項14の生ごみ処理装置は、請求項1
0または12において、送風手段を所定流量βまで段階
的に上昇させるようにしたことを特徴とする。このよう
したことにより、外気導入量または密閉循環経路から戻
ってきた低温空気の影響による乾燥効率の低下要因と、
乾燥室内水蒸気量増加による乾燥効率低下要因とのバラ
ンスを取り、乾燥効率を効果的に上昇させることができ
る。
【0015】また本発明の請求項15の生ごみ処理装置
は、請求項13において、排気流量の段階的な増加量は
初期に小さく、徐々に大きくしていくようにしたことを
特徴とする。初期は乾燥室内の温度が低いため、排気流
量増加による外気導入量増加の影響を受けやすいが、時
間経過と共に、乾燥室内の温度も上がり、温度の均一化
が進むため、排気流量の増加による外気導入量増加の影
響も小さくなるので、排気流量の増加量を増やすことに
より、乾燥効率の低下を抑えながら早期に排気流量を所
定流量まで上昇させることができる。
は、請求項13において、排気流量の段階的な増加量は
初期に小さく、徐々に大きくしていくようにしたことを
特徴とする。初期は乾燥室内の温度が低いため、排気流
量増加による外気導入量増加の影響を受けやすいが、時
間経過と共に、乾燥室内の温度も上がり、温度の均一化
が進むため、排気流量の増加による外気導入量増加の影
響も小さくなるので、排気流量の増加量を増やすことに
より、乾燥効率の低下を抑えながら早期に排気流量を所
定流量まで上昇させることができる。
【0016】また本発明の請求項16の生ごみ処理装置
は、請求項14において、送風流量の段階的な増加量は
初期に小さく、徐々に大きくしていくようにしたことを
特徴とする。初期は乾燥室内の温度が低いため、送風流
量増加による密閉循環経路からの低温空気の返却量の影
響を受けやすいが、時間経過と共に、乾燥室内の温度も
上がり、均一化が進むため、送風流量の増加による密閉
循環経路からの低温空気の返却量増加の影響も小さくな
るため、送風流量の増加量を増やすことにより、乾燥効
率の低下を抑えながら短時間で送風流量を所定流量まで
上昇させることができる。また乾燥室内の水蒸気量も増
えるため、密閉循環経路上で冷やされにくくなって返却
空気自体の温度も高くなるので、乾燥効率の低下を抑え
ながら所定流量まで早期に上昇させることができる。
は、請求項14において、送風流量の段階的な増加量は
初期に小さく、徐々に大きくしていくようにしたことを
特徴とする。初期は乾燥室内の温度が低いため、送風流
量増加による密閉循環経路からの低温空気の返却量の影
響を受けやすいが、時間経過と共に、乾燥室内の温度も
上がり、均一化が進むため、送風流量の増加による密閉
循環経路からの低温空気の返却量増加の影響も小さくな
るため、送風流量の増加量を増やすことにより、乾燥効
率の低下を抑えながら短時間で送風流量を所定流量まで
上昇させることができる。また乾燥室内の水蒸気量も増
えるため、密閉循環経路上で冷やされにくくなって返却
空気自体の温度も高くなるので、乾燥効率の低下を抑え
ながら所定流量まで早期に上昇させることができる。
【0017】また本発明の請求項17の生ごみ処理装置
は、請求項13または15において、 排気手段の流量
を第1温度検知手段が所定温度Bを検知する毎に、段階
的に上昇させるようにしたことを特徴とし、また本発明
の請求項18の生ごみ処理装置は、請求項14または請
求項16において、送風手段の流量を第1温度検知手段
が所定温度Bを検知する毎に、段階的に上昇させるよう
にしたことを特徴とする。第1温度検知手段が所定温度
Bを検知したとき、排気手段または送風手段の流量を上
昇させることにより、流量上昇の影響を受けて乾燥室内
の温度が低下する。そのため所定温度Bまで回復するま
でに、流量を上昇させると、さらに温度が低下し、乾燥
室内の温度上昇が遅くなる。そこで上記のように所定温
度Bに回復してから流量を上昇させることにより、乾燥
室内の温度低下を最小限に抑え、乾燥効率の低下を最小
限に抑えることができる。
は、請求項13または15において、 排気手段の流量
を第1温度検知手段が所定温度Bを検知する毎に、段階
的に上昇させるようにしたことを特徴とし、また本発明
の請求項18の生ごみ処理装置は、請求項14または請
求項16において、送風手段の流量を第1温度検知手段
が所定温度Bを検知する毎に、段階的に上昇させるよう
にしたことを特徴とする。第1温度検知手段が所定温度
Bを検知したとき、排気手段または送風手段の流量を上
昇させることにより、流量上昇の影響を受けて乾燥室内
の温度が低下する。そのため所定温度Bまで回復するま
でに、流量を上昇させると、さらに温度が低下し、乾燥
室内の温度上昇が遅くなる。そこで上記のように所定温
度Bに回復してから流量を上昇させることにより、乾燥
室内の温度低下を最小限に抑え、乾燥効率の低下を最小
限に抑えることができる。
【0018】また本発明の請求項19の生ごみ処理装置
は、請求項1、3、5または7において、ヒータ通電か
ら所定時間T1経過時までに、温風ファンが所定回転数
Xに達さない場合、ヒータへの通電を停止し、温風ファ
ンの回転数を所定回転数Xまで上昇させ、排気手段を始
動するようにしたことを特徴とし、また本発明の請求項
20の生ごみ処理装置は、請求項2、4、6または8に
おいて、ヒータ通電から所定時間T2経過時までに、温
風ファンが所定回転数Yに達さない場合、ヒータへの通
電を停止し、温風ファンの回転数を所定回転数Yまで上
昇させ、送風手段及び冷却ファンを始動するようにした
ことを特徴とする。所定時間T1またはT2経過時まで
に温風ファンが所定回転数に達しない場合、第1温度検
知手段が故障して正確に温度が検知できず、ヒータの温
度上昇により蓋部分から熱が伝わり、生ごみ処理装置が
熱により壊れる可能性があるため、ヒータへの通電を停
止し、温風ファン、送風手段と冷却ファンを始動して、
速やかにヒータを冷却し、安全な状態にできる。
は、請求項1、3、5または7において、ヒータ通電か
ら所定時間T1経過時までに、温風ファンが所定回転数
Xに達さない場合、ヒータへの通電を停止し、温風ファ
ンの回転数を所定回転数Xまで上昇させ、排気手段を始
動するようにしたことを特徴とし、また本発明の請求項
20の生ごみ処理装置は、請求項2、4、6または8に
おいて、ヒータ通電から所定時間T2経過時までに、温
風ファンが所定回転数Yに達さない場合、ヒータへの通
電を停止し、温風ファンの回転数を所定回転数Yまで上
昇させ、送風手段及び冷却ファンを始動するようにした
ことを特徴とする。所定時間T1またはT2経過時まで
に温風ファンが所定回転数に達しない場合、第1温度検
知手段が故障して正確に温度が検知できず、ヒータの温
度上昇により蓋部分から熱が伝わり、生ごみ処理装置が
熱により壊れる可能性があるため、ヒータへの通電を停
止し、温風ファン、送風手段と冷却ファンを始動して、
速やかにヒータを冷却し、安全な状態にできる。
【0019】また本発明の請求項21の生ごみ処理装置
は、請求項9、11、13、15または17において、
排気手段を始動してから所定時間T3経過時までに、排
気手段が所定流量αまで上昇しない場合、排気手段を所
定流量αまで上昇させ、ヒータへの通電を停止させるよ
うにしたことを特徴とし、また請求項22の生ごみ処理
装置は、請求項10、12、I4、16または18にお
いて、送風手段を始動してから所定時間T4経過時まで
に、送風手段が所定流量βまで上昇しない場合、送風手
段を所定流量βまで上昇させ、冷却ファンを始動し、ヒ
ータへの通電を停止させるようにしたことを特徴とす
る。所定時間T3またはT4経過時までに排気手段また
は送風手段が所定回転数に達しない原因は第1温度検知
手段が故障して正確に温度検知ができないことにより起
こるため、ヒータを制御できず、生ごみ処理装置が熱に
より壊れる可能性や乾燥室内の水蒸気圧が上昇して爆発
する可能性があるため、ヒータの通電を停止し、排気手
段または送風手段および冷却ファンを始動して速やかに
ヒータを冷却し、安全な状態にすることができる。
は、請求項9、11、13、15または17において、
排気手段を始動してから所定時間T3経過時までに、排
気手段が所定流量αまで上昇しない場合、排気手段を所
定流量αまで上昇させ、ヒータへの通電を停止させるよ
うにしたことを特徴とし、また請求項22の生ごみ処理
装置は、請求項10、12、I4、16または18にお
いて、送風手段を始動してから所定時間T4経過時まで
に、送風手段が所定流量βまで上昇しない場合、送風手
段を所定流量βまで上昇させ、冷却ファンを始動し、ヒ
ータへの通電を停止させるようにしたことを特徴とす
る。所定時間T3またはT4経過時までに排気手段また
は送風手段が所定回転数に達しない原因は第1温度検知
手段が故障して正確に温度検知ができないことにより起
こるため、ヒータを制御できず、生ごみ処理装置が熱に
より壊れる可能性や乾燥室内の水蒸気圧が上昇して爆発
する可能性があるため、ヒータの通電を停止し、排気手
段または送風手段および冷却ファンを始動して速やかに
ヒータを冷却し、安全な状態にすることができる。
【0020】また本発明の請求項23の生ごみ処理装置
は、請求項19、20、21または22において、ヒー
タへの通電を停止した時に、警告音を発するようにした
ことを特徴とする。第1温度検知手段が故障したことを
直ちに使用者に知らせることにより、使用者がより安全
な対処をすることができる。
は、請求項19、20、21または22において、ヒー
タへの通電を停止した時に、警告音を発するようにした
ことを特徴とする。第1温度検知手段が故障したことを
直ちに使用者に知らせることにより、使用者がより安全
な対処をすることができる。
【0021】また本発明の請求項24の生ごみ処理装置
は、請求項10、12、14、16または18におい
て、送風手段が所定流量βまで上昇した後、冷却ファン
を始動させるようにしたことを特徴とする。送風手段の
流量上昇時に冷却ファンが始動して送風手段の流量増加
の影響で乾燥効率が低下する上に、加えて冷却ファンを
始動して乾燥効率が低下することを避けることができ
る。
は、請求項10、12、14、16または18におい
て、送風手段が所定流量βまで上昇した後、冷却ファン
を始動させるようにしたことを特徴とする。送風手段の
流量上昇時に冷却ファンが始動して送風手段の流量増加
の影響で乾燥効率が低下する上に、加えて冷却ファンを
始動して乾燥効率が低下することを避けることができ
る。
【0022】また本発明の請求項25の生ごみ処理装置
は、請求項24において、送風手段始動後、第1温度検
知手段が所定温度B以上の所定温度Cを検知した時、冷
却ファンを始動させるようにしたことを特徴とする。送
風手段の流量を所定流量に上昇させた後、乾燥室内の温
度が低下するが、乾燥室内の温度が回復して流量上昇の
影響が完全になくなってから冷却ファンを始動すること
により、密閉循環経路から戻ってきた空気の影響が大き
くなり、乾燥室内の温度が低下して、乾燥効率がさらに
低下することを避け、乾燥効率の低下を抑えることがで
きる。
は、請求項24において、送風手段始動後、第1温度検
知手段が所定温度B以上の所定温度Cを検知した時、冷
却ファンを始動させるようにしたことを特徴とする。送
風手段の流量を所定流量に上昇させた後、乾燥室内の温
度が低下するが、乾燥室内の温度が回復して流量上昇の
影響が完全になくなってから冷却ファンを始動すること
により、密閉循環経路から戻ってきた空気の影響が大き
くなり、乾燥室内の温度が低下して、乾燥効率がさらに
低下することを避け、乾燥効率の低下を抑えることがで
きる。
【0023】また本発明の請求項26の生ごみ処理装置
は、請求項24または25において、 冷却ファンの流
量を所定流量θまで段階的に上昇させるようにしたこと
を特徴とする。密閉循環経路内に送られる空気の水蒸気
量は初期に少なく、次第に水蒸気量が増えていくため、
初期は冷却ファンの流量を抑制し、乾燥室に戻る空気の
冷却を抑え、水蒸気量が増えるに連れて冷却ファン流量
を段階的に上昇させることにより、乾燥室内に戻される
空気による乾燥室内の温度低下を抑えることができる。
は、請求項24または25において、 冷却ファンの流
量を所定流量θまで段階的に上昇させるようにしたこと
を特徴とする。密閉循環経路内に送られる空気の水蒸気
量は初期に少なく、次第に水蒸気量が増えていくため、
初期は冷却ファンの流量を抑制し、乾燥室に戻る空気の
冷却を抑え、水蒸気量が増えるに連れて冷却ファン流量
を段階的に上昇させることにより、乾燥室内に戻される
空気による乾燥室内の温度低下を抑えることができる。
【0024】また本発明の請求項27の生ごみ処理装置
は、請求項26において、密閉循環経路内の熱交換器通
過直後の配管内の温度を検知する第2温度検知手段を設
け、冷却ファンを始動後、第2温度検知手段が検知する
温度が所定温度Dになる毎に冷却ファン流量を所定流量
θになるまで段階的に上昇させるようにしたことを特徴
とする。第2温度検知手段を利用して温度検知し、凝縮
手段に送られる空気の温度に合わせて冷却ファンの流量
を上昇させて行くことにより、正確に乾燥室内の温度低
下の影響を抑え、効率よく乾燥することができる。
は、請求項26において、密閉循環経路内の熱交換器通
過直後の配管内の温度を検知する第2温度検知手段を設
け、冷却ファンを始動後、第2温度検知手段が検知する
温度が所定温度Dになる毎に冷却ファン流量を所定流量
θになるまで段階的に上昇させるようにしたことを特徴
とする。第2温度検知手段を利用して温度検知し、凝縮
手段に送られる空気の温度に合わせて冷却ファンの流量
を上昇させて行くことにより、正確に乾燥室内の温度低
下の影響を抑え、効率よく乾燥することができる。
【0025】また本発明の請求項28の生ごみ処理装置
は、請求項26において、冷却空気が熱交換器の複数の
配管を通過した出口側温度を検知する第3温度検知手段
を設け、冷却ファンを始動後、第3温度検知手段が検知
する温度が所定温度Eになる毎に冷却ファン流量を所定
流量θになるまで段階的に上昇させるようにしたことを
特徴とする。冷却ファンの熱交換効率の変化を冷却空気
の出口温度を検知することにより乾燥室内に戻される空
気の温度変化を間接的に検知し、冷却ファン流量を段階
的に上昇させることにより、乾燥室内の温度低下の影響
を抑え、効率よく乾燥することができる。また配管内の
温度より冷却空気の出口温度の方が低温のため、第3温
度検知手段は第2温度検知手段と比較して種類を選ばな
い。
は、請求項26において、冷却空気が熱交換器の複数の
配管を通過した出口側温度を検知する第3温度検知手段
を設け、冷却ファンを始動後、第3温度検知手段が検知
する温度が所定温度Eになる毎に冷却ファン流量を所定
流量θになるまで段階的に上昇させるようにしたことを
特徴とする。冷却ファンの熱交換効率の変化を冷却空気
の出口温度を検知することにより乾燥室内に戻される空
気の温度変化を間接的に検知し、冷却ファン流量を段階
的に上昇させることにより、乾燥室内の温度低下の影響
を抑え、効率よく乾燥することができる。また配管内の
温度より冷却空気の出口温度の方が低温のため、第3温
度検知手段は第2温度検知手段と比較して種類を選ばな
い。
【0026】
【発明の実施の形態】先ず、第1の実施の形態の例を図
1の構成図、図2乃至図7のフローチャート及びグラフ
により説明する。これは請求項1、3、5、7、9、1
1、13、15、17、19、21及び23に対応する
実施の形態の例である。
1の構成図、図2乃至図7のフローチャート及びグラフ
により説明する。これは請求項1、3、5、7、9、1
1、13、15、17、19、21及び23に対応する
実施の形態の例である。
【0027】図1に示される生ごみ処理装置は、(a)
生ごみを収納し生ごみを攪拌する攪拌刃11が内部に設
けられた生ごみ収納容器12と、生ごみ収納容器12を
密閉する蓋17と、蓋17に設けられたヒータ13と、
生ごみ収納容器12内部の空気を攪拌するため蓋17に
設けたられたモータ14aおよび円盤に取り付けられた
複数の羽根からなる温風ファン14と、ヒータ13直近
に設けられた第1温度検知手段19からなる乾燥室と、
(b)前記乾燥室に設けられた排気口15および外気を
導入する給気口16と、(c)排気口15と連通して生
ごみから発生した水蒸気を排出するための排気手段18
からなり、乾燥処理中、ヒータ13により温められた空
気が温風ファン14により生ごみに吹き付けられて乾燥
される。
生ごみを収納し生ごみを攪拌する攪拌刃11が内部に設
けられた生ごみ収納容器12と、生ごみ収納容器12を
密閉する蓋17と、蓋17に設けられたヒータ13と、
生ごみ収納容器12内部の空気を攪拌するため蓋17に
設けたられたモータ14aおよび円盤に取り付けられた
複数の羽根からなる温風ファン14と、ヒータ13直近
に設けられた第1温度検知手段19からなる乾燥室と、
(b)前記乾燥室に設けられた排気口15および外気を
導入する給気口16と、(c)排気口15と連通して生
ごみから発生した水蒸気を排出するための排気手段18
からなり、乾燥処理中、ヒータ13により温められた空
気が温風ファン14により生ごみに吹き付けられて乾燥
される。
【0028】乾燥室の生ごみ収納容器12の攪拌刃11
は生ごみ収納容器12の外部にある攪拌モータ20に接
続され、生ごみを攪拌して乾燥を促進する。攪拌刃11
および生ごみ収納容器12の内面は生ごみがこびりつき
にくくするためにポリテトラフルオロエチレンコーティ
ングを施したものが好ましい。蓋17縁部には、乾燥室
内の気密を保持するためのパッキン(図示せず)が装着
されている。排気手段18はシロッコファンであるが他
のファンであっても、ポンプであっても構わない。乾燥
室のヒータ13、温風ファン14、攪拌モータ20、第
1温度検知手段19、排気手段18は制御装置(図示せ
ず)に接続され、動作を制御するようになっている。
は生ごみ収納容器12の外部にある攪拌モータ20に接
続され、生ごみを攪拌して乾燥を促進する。攪拌刃11
および生ごみ収納容器12の内面は生ごみがこびりつき
にくくするためにポリテトラフルオロエチレンコーティ
ングを施したものが好ましい。蓋17縁部には、乾燥室
内の気密を保持するためのパッキン(図示せず)が装着
されている。排気手段18はシロッコファンであるが他
のファンであっても、ポンプであっても構わない。乾燥
室のヒータ13、温風ファン14、攪拌モータ20、第
1温度検知手段19、排気手段18は制御装置(図示せ
ず)に接続され、動作を制御するようになっている。
【0029】次に上記第1の実施の形態の例における動
作について説明する。図2のフローチャートに示すよう
に乾燥室内の生ごみ収納容器12に生ごみを収納し、乾
燥室上部の蓋17で密閉した後、制御装置の開始ボタン
(図示せず)ONにより、制御装置からの生ごみ処理装
置を始動する信号でヒータ13に通電され、周囲の空気
を加熱し始める。ヒータ13通電後、温風ファン14を
始動し、温風ファン14の回転数を所定回転数Xまで段
階的に上昇させていく。温風ファン14を始動するタイ
ミングは、ヒータ13への通電が開始すると同時に温風
ファンI4を始動した場合、まだ温まっていない空気が
ヒータ13表面にあたり、ヒータ13表面を冷却するた
め、ヒータ13表面の温度が上昇するまでに時間がかか
るので、第1温度検知手段19が所定温度A以上を検知
してからの方が望ましい。
作について説明する。図2のフローチャートに示すよう
に乾燥室内の生ごみ収納容器12に生ごみを収納し、乾
燥室上部の蓋17で密閉した後、制御装置の開始ボタン
(図示せず)ONにより、制御装置からの生ごみ処理装
置を始動する信号でヒータ13に通電され、周囲の空気
を加熱し始める。ヒータ13通電後、温風ファン14を
始動し、温風ファン14の回転数を所定回転数Xまで段
階的に上昇させていく。温風ファン14を始動するタイ
ミングは、ヒータ13への通電が開始すると同時に温風
ファンI4を始動した場合、まだ温まっていない空気が
ヒータ13表面にあたり、ヒータ13表面を冷却するた
め、ヒータ13表面の温度が上昇するまでに時間がかか
るので、第1温度検知手段19が所定温度A以上を検知
してからの方が望ましい。
【0030】始動した温風ファン14は図4および図5
のグラフに示すように第1温度検知手段19が所定温度
A以上を検知する毎に、段階的に上げて所定回転数Xま
で上昇させる。つまり、回転数の増加量は初期に小さ
く、徐々に増加量を大きくしながら所定回転数Xまで上
昇させる。これは、回転数を増加させた直後、ヒータ1
3表面から流れる空気に与える熱エネルギーよりも回転
数を増加させたことによりヒータ13表面を流れる空気
が増加し、ヒータ13表面に流れる空気が与える冷却エ
ネルギーが大きいために、一時的に温風温度が下がる
が、段階的に回転数を増加させることにより、温度の低
下量を少なくし、それにより低下した温度から所定温度
Aまで回復する時間を短くし、また、温風ファン14か
ら排出される空気温度を可能な限り高い温度に保つこと
により生ごみに当たる空気温度を可能な限り高い温度に
保ち乾燥効率の低減を抑えるためである。所定温度Aを
回復するまでに、次の回転数まで回転数を増加させる
と、さらに温風温度を下げることになるため回復までに
時間がかかってしまい乾燥効率の低下につながる。ま
た、初期は乾燥室内部の空気温度も不均一で低温のた
め、回転数増加によるヒータ13表面を冷却するエネル
ギーも大きく、回転数の増加を大きくすると温風温度の
低下が大きくなってしまうが、時間経過とともに、乾燥
室内の温度も均一化が進み、温度も上昇していくので、
回転数増加の影響を受けにくくなるために回転数の増加
量を大きくして、生ごみに与えるエネルギーを効率よく
増大させる。
のグラフに示すように第1温度検知手段19が所定温度
A以上を検知する毎に、段階的に上げて所定回転数Xま
で上昇させる。つまり、回転数の増加量は初期に小さ
く、徐々に増加量を大きくしながら所定回転数Xまで上
昇させる。これは、回転数を増加させた直後、ヒータ1
3表面から流れる空気に与える熱エネルギーよりも回転
数を増加させたことによりヒータ13表面を流れる空気
が増加し、ヒータ13表面に流れる空気が与える冷却エ
ネルギーが大きいために、一時的に温風温度が下がる
が、段階的に回転数を増加させることにより、温度の低
下量を少なくし、それにより低下した温度から所定温度
Aまで回復する時間を短くし、また、温風ファン14か
ら排出される空気温度を可能な限り高い温度に保つこと
により生ごみに当たる空気温度を可能な限り高い温度に
保ち乾燥効率の低減を抑えるためである。所定温度Aを
回復するまでに、次の回転数まで回転数を増加させる
と、さらに温風温度を下げることになるため回復までに
時間がかかってしまい乾燥効率の低下につながる。ま
た、初期は乾燥室内部の空気温度も不均一で低温のた
め、回転数増加によるヒータ13表面を冷却するエネル
ギーも大きく、回転数の増加を大きくすると温風温度の
低下が大きくなってしまうが、時間経過とともに、乾燥
室内の温度も均一化が進み、温度も上昇していくので、
回転数増加の影響を受けにくくなるために回転数の増加
量を大きくして、生ごみに与えるエネルギーを効率よく
増大させる。
【0031】なお、第1温度検知手段19は所定時間毎
に温度検知を行い、所定温度Aを検知しない場合、図3
のフローチャートに示すように、制御装置(図示せず)
は内蔵されたタイマーにより、ヒータ通電開始からの経
過時間と比較して、所定時間T1以内であるかの判断を
行い、温風ファン14が所定回転数Xに達するまでに所
定時間T1以上経過していた場合、ヒータ13への通電
を停止し、温風ファン14を所定回転数Xまで上昇さ
せ、排気手段18を始動させる。これは、なんらかの原
因で第1温度検知手段19が故障し、所定温度Aに達し
ているにもかかわらず、所定温度Aを検知することがで
きないために温風ファン14が所定回転数Xに達するま
でに所定時間T1以上の時間が経過してしまったことに
よりおこるので、ヒータ13への通電を停止し、温風フ
ァン14を所定回転数Xまで上昇させ、排気手段18を
始動させることにより、短時間で安全な温度まで低下さ
せるためである。また、使用者に故障を知らせて、使用
者がより安全な対策を行うことができるように、制御装
置により警告音を発するようにしておく。
に温度検知を行い、所定温度Aを検知しない場合、図3
のフローチャートに示すように、制御装置(図示せず)
は内蔵されたタイマーにより、ヒータ通電開始からの経
過時間と比較して、所定時間T1以内であるかの判断を
行い、温風ファン14が所定回転数Xに達するまでに所
定時間T1以上経過していた場合、ヒータ13への通電
を停止し、温風ファン14を所定回転数Xまで上昇さ
せ、排気手段18を始動させる。これは、なんらかの原
因で第1温度検知手段19が故障し、所定温度Aに達し
ているにもかかわらず、所定温度Aを検知することがで
きないために温風ファン14が所定回転数Xに達するま
でに所定時間T1以上の時間が経過してしまったことに
よりおこるので、ヒータ13への通電を停止し、温風フ
ァン14を所定回転数Xまで上昇させ、排気手段18を
始動させることにより、短時間で安全な温度まで低下さ
せるためである。また、使用者に故障を知らせて、使用
者がより安全な対策を行うことができるように、制御装
置により警告音を発するようにしておく。
【0032】温風ファン14が所定回転数Xに達した
後、図6のフローチャートに示すように、第1温度検知
手段19が所定温度Aと同じかそれ以上の所定温度Bに
達した時、排気手段18を始動する。これは、排気手段
18が始動することにより給気口16から外気が乾燥室
内に導入されることにより、乾燥室内の空気温度が低下
し、乾燥効率が落ちるため、温風ファン14回転数上昇
の過程で排気手段18を始動しないことにより、乾燥効
率低下の原因となる動作が同時に起こらないようにし、
乾燥効率の低下を抑制するためである。
後、図6のフローチャートに示すように、第1温度検知
手段19が所定温度Aと同じかそれ以上の所定温度Bに
達した時、排気手段18を始動する。これは、排気手段
18が始動することにより給気口16から外気が乾燥室
内に導入されることにより、乾燥室内の空気温度が低下
し、乾燥効率が落ちるため、温風ファン14回転数上昇
の過程で排気手段18を始動しないことにより、乾燥効
率低下の原因となる動作が同時に起こらないようにし、
乾燥効率の低下を抑制するためである。
【0033】始動した排気手段18は、第1温度検知手
段19が所定温度B以上を検知する毎に排気流量を段階
的に上げて所定流量αまで上昇させる。つまり、初期は
排気の増加流量が小さく、徐々に増加流量を増やしなが
ら所定流量αまで段階的に上昇させる。排気手段18始
動初期は、生ごみからの水分蒸発が少ないため、乾燥室
内に蓄積する水蒸気量が少ないので、乾燥室内の水蒸気
量が飽和に近づくことによる生ごみからの水分蒸発阻害
要因の影響よりも、外気導入量増加による乾燥室内温度
低下の影響の方が大きいため、段階的に排気流量を増加
させる。その増加量は、乾燥室内の温度が排気手段18
始動初期に比較して次第に上昇していくため、排気量増
加による乾燥室内の温度回復時間も小さくなっていくの
で、初期は増加量を小さく徐々に増加量を増やしてい
く。また、所定温度B以上を検知してから流量を増加さ
せるのは、排気流量増加の影響による温度低下が回復す
る前に、さらに排気流量を増加させると、温度もさらに
低下し、温度回復に時間がかかるためである。つまり回
復までの間、低温の空気を生ごみに当てる時間が長くな
るため、乾燥室内温度が回復してから流量を増加させ
る。
段19が所定温度B以上を検知する毎に排気流量を段階
的に上げて所定流量αまで上昇させる。つまり、初期は
排気の増加流量が小さく、徐々に増加流量を増やしなが
ら所定流量αまで段階的に上昇させる。排気手段18始
動初期は、生ごみからの水分蒸発が少ないため、乾燥室
内に蓄積する水蒸気量が少ないので、乾燥室内の水蒸気
量が飽和に近づくことによる生ごみからの水分蒸発阻害
要因の影響よりも、外気導入量増加による乾燥室内温度
低下の影響の方が大きいため、段階的に排気流量を増加
させる。その増加量は、乾燥室内の温度が排気手段18
始動初期に比較して次第に上昇していくため、排気量増
加による乾燥室内の温度回復時間も小さくなっていくの
で、初期は増加量を小さく徐々に増加量を増やしてい
く。また、所定温度B以上を検知してから流量を増加さ
せるのは、排気流量増加の影響による温度低下が回復す
る前に、さらに排気流量を増加させると、温度もさらに
低下し、温度回復に時間がかかるためである。つまり回
復までの間、低温の空気を生ごみに当てる時間が長くな
るため、乾燥室内温度が回復してから流量を増加させ
る。
【0034】なお、第1温度検知手段19は所定時間毎
に温度検知を行い、所定温度Bを検知しない場合、図7
のフローチャートに示すように、制御装置(図示せず)
は内蔵されたタイマーにより、温風ファン14が所定回
転数Xに達してからの経過時間と比較して、所定時間T
3以内であるかの判断を行い、排気手段18が所定流量
αに達するまでに所定時間T3以上経過していた場合、
ヒータ13への通電を停止し、排気手段18を始動させ
る。これは、なんらかの原因で第1温度検知手段19が
故障し、所定温度Bに達しているにもかかわらず、所定
温度Bを検知することができないために排気手段18の
流量が所定流量αに達するまでに所定時間T3以上の時
間が経過してしまったことによりおこるので、ヒータ1
3への通電を停止し、排気手段18を始動させることに
より、短時間で安全な温度まで低下させるためである。
また、使用者に故障を知らせて、使用者がより安全な対
策を行うことができるように、制御装置により警告音を
発するようにしておく。
に温度検知を行い、所定温度Bを検知しない場合、図7
のフローチャートに示すように、制御装置(図示せず)
は内蔵されたタイマーにより、温風ファン14が所定回
転数Xに達してからの経過時間と比較して、所定時間T
3以内であるかの判断を行い、排気手段18が所定流量
αに達するまでに所定時間T3以上経過していた場合、
ヒータ13への通電を停止し、排気手段18を始動させ
る。これは、なんらかの原因で第1温度検知手段19が
故障し、所定温度Bに達しているにもかかわらず、所定
温度Bを検知することができないために排気手段18の
流量が所定流量αに達するまでに所定時間T3以上の時
間が経過してしまったことによりおこるので、ヒータ1
3への通電を停止し、排気手段18を始動させることに
より、短時間で安全な温度まで低下させるためである。
また、使用者に故障を知らせて、使用者がより安全な対
策を行うことができるように、制御装置により警告音を
発するようにしておく。
【0035】その後、第1温度検知手段19により、温
風温度が所定温度になるように、ヒータ13への通電を
制御し、所定時間経過後、攪拌モータ20を始動し、生
ごみを攪拌しながら乾燥を行い、さらに所定時間経過後
乾燥が終了したと判断して、ヒータ13、攪拌モータ2
0への通電を停止し、第1温度検知手段19が所定温度
になった時、温風ファン14、排気手段18を停止し
て、ランプまたはブザー等(図示せず)で乾燥が終了し
たことを知らせる。なお、ヒータ13を停止するタイミ
ングとして今回は所定時間経過後としたが、排気温度が
所定温度になった時、または、ヒータ13の連続通電時
間が所定時間よりも短くなったときなどでもよい。
風温度が所定温度になるように、ヒータ13への通電を
制御し、所定時間経過後、攪拌モータ20を始動し、生
ごみを攪拌しながら乾燥を行い、さらに所定時間経過後
乾燥が終了したと判断して、ヒータ13、攪拌モータ2
0への通電を停止し、第1温度検知手段19が所定温度
になった時、温風ファン14、排気手段18を停止し
て、ランプまたはブザー等(図示せず)で乾燥が終了し
たことを知らせる。なお、ヒータ13を停止するタイミ
ングとして今回は所定時間経過後としたが、排気温度が
所定温度になった時、または、ヒータ13の連続通電時
間が所定時間よりも短くなったときなどでもよい。
【0036】次に第2の実施の形態の例を図8の構成図
及び図9乃至図13のフローチャートを参照しながら説
明する。これは請求項2、4、6、8、10、12、1
4、16、18、20及び22〜26に対応する例であ
る。
及び図9乃至図13のフローチャートを参照しながら説
明する。これは請求項2、4、6、8、10、12、1
4、16、18、20及び22〜26に対応する例であ
る。
【0037】図8に示される生ごみ処理装置は(a)生
ごみを収納し生ごみを攪拌する攪拌刃21が内部に設け
られた生ごみ収納容器22と、生ごみ収納容器22を密
閉する蓋27と、蓋27に設けられたヒータ23と、収
納容器22内部の空気を攪拌するために蓋27に設けら
れたモータ24a及び円盤に取り付けられた複数の羽根
からなる温風ファン24と、ヒータ23直近に設けられ
た第1温度検知手段29からなる乾燥室と、(b)前記
乾燥室に設けられた排気口25と給気口26の両方が乾
燥室に連通する密閉循環経路36と、(c)前記乾燥室
の内部の空気に含まれる水蒸気を凝縮するために複数の
配管が設けられた熱交換器31と、熱交換器31を外気
により冷却する冷却ファン32と、熱交換器31で凝縮
された凝縮水を貯水する貯水容器33からなる前記密閉
循環経路36上に設けられた凝縮手段と、(d)前記乾
燥室内の空気を乾燥室の排気口25から密閉循環経路3
6を通って給気口26に戻すために前記密閉循環経路3
6上に設けられた送風手段28とからなり、乾燥処理
中、ヒータ23により温められた空気が温風ファン24
により生ごみに吹き付けられ乾燥される。
ごみを収納し生ごみを攪拌する攪拌刃21が内部に設け
られた生ごみ収納容器22と、生ごみ収納容器22を密
閉する蓋27と、蓋27に設けられたヒータ23と、収
納容器22内部の空気を攪拌するために蓋27に設けら
れたモータ24a及び円盤に取り付けられた複数の羽根
からなる温風ファン24と、ヒータ23直近に設けられ
た第1温度検知手段29からなる乾燥室と、(b)前記
乾燥室に設けられた排気口25と給気口26の両方が乾
燥室に連通する密閉循環経路36と、(c)前記乾燥室
の内部の空気に含まれる水蒸気を凝縮するために複数の
配管が設けられた熱交換器31と、熱交換器31を外気
により冷却する冷却ファン32と、熱交換器31で凝縮
された凝縮水を貯水する貯水容器33からなる前記密閉
循環経路36上に設けられた凝縮手段と、(d)前記乾
燥室内の空気を乾燥室の排気口25から密閉循環経路3
6を通って給気口26に戻すために前記密閉循環経路3
6上に設けられた送風手段28とからなり、乾燥処理
中、ヒータ23により温められた空気が温風ファン24
により生ごみに吹き付けられ乾燥される。
【0038】乾燥室の生ごみ収納容器22の攪拌刃21
は生ごみ収納容器22の外部にある攪拌モータ30に接
続され、生ごみを攪拌して乾燥を促進する。攪拌刃21
および生ごみ収納容器22の内面は生ごみがこびりつき
にくくするためにポリテトラフルオロエチレンコーティ
ングを施したものが好ましい。蓋27縁部には、乾燥室
内の気密を保持するためのパッキン(図示せず)が装着
されている。また、内圧が所定圧力以上になった時、開
放する安全弁(図示せず)が蓋27に設けられている。
は生ごみ収納容器22の外部にある攪拌モータ30に接
続され、生ごみを攪拌して乾燥を促進する。攪拌刃21
および生ごみ収納容器22の内面は生ごみがこびりつき
にくくするためにポリテトラフルオロエチレンコーティ
ングを施したものが好ましい。蓋27縁部には、乾燥室
内の気密を保持するためのパッキン(図示せず)が装着
されている。また、内圧が所定圧力以上になった時、開
放する安全弁(図示せず)が蓋27に設けられている。
【0039】凝縮手段の熱交換器31は複数の配管がほ
ぼ垂直方向に並んでおり、排気口25から連通して、熱
交換器31に入る前で複数に分岐して複数の配管へ接続
されている。複数の配管には放熱を効率的に行うために
複数のフィンが設けてあるが、フィンがないものでも構
わない。密閉循環経路36及び熱交換器31の複数の配
管は耐腐食性と耐熱性のある熱伝導性がよい金属または
プラスチックを用いて作られている。また、複数の配管
は下部で再度1つの配管に合流され、合流部の温度を検
知する第2温度検知手段34が設置されている。貯水容
器33は、熱交換器31の複数の配管より下方に位置
し、複数の配管で凝縮された凝縮水が自然落下により貯
水容器33に貯まるように構成されている。また、貯水
容器33は着脱自在になっており、接続部はパッキン
(図示せず)により装着時、密閉性が維持されるように
なっている。
ぼ垂直方向に並んでおり、排気口25から連通して、熱
交換器31に入る前で複数に分岐して複数の配管へ接続
されている。複数の配管には放熱を効率的に行うために
複数のフィンが設けてあるが、フィンがないものでも構
わない。密閉循環経路36及び熱交換器31の複数の配
管は耐腐食性と耐熱性のある熱伝導性がよい金属または
プラスチックを用いて作られている。また、複数の配管
は下部で再度1つの配管に合流され、合流部の温度を検
知する第2温度検知手段34が設置されている。貯水容
器33は、熱交換器31の複数の配管より下方に位置
し、複数の配管で凝縮された凝縮水が自然落下により貯
水容器33に貯まるように構成されている。また、貯水
容器33は着脱自在になっており、接続部はパッキン
(図示せず)により装着時、密閉性が維持されるように
なっている。
【0040】冷却ファン32は熱交換器31の複数の配
管に対して側面方向に位置し、複数の配管の隙間を空気
が効率的に流れるような位置に設置されている。送風手
段28はシロッコファンであるが所定流量の送風流量を
確保できるものであれば他のファンであっても、ポンプ
であっても構わない。乾燥室のヒータ23、温風ファン
24、攪拌モータ30、冷却ファン32、第1温度検知
手段29、排気手段28は制御装置(図示せず)に接続
され、動作を制御するようになっている。
管に対して側面方向に位置し、複数の配管の隙間を空気
が効率的に流れるような位置に設置されている。送風手
段28はシロッコファンであるが所定流量の送風流量を
確保できるものであれば他のファンであっても、ポンプ
であっても構わない。乾燥室のヒータ23、温風ファン
24、攪拌モータ30、冷却ファン32、第1温度検知
手段29、排気手段28は制御装置(図示せず)に接続
され、動作を制御するようになっている。
【0041】次に第2の実施の形態の例における動作に
ついて説明する。図9のフローチャートに示すように乾
燥室内の生ごみ収納容器22に生ごみを収納し、乾燥室
上部の蓋27で密閉した後、制御装置の開始ボタン(図
示せず)ONにより、制御装置からの生ごみ処理装置を
始動する信号でヒータ23に通電され周囲の空気を加熱
し始める。ヒータ23通電後、温風ファン24を始動
し、温風ファン24の回転数を所定回転数Yまで段階的
に上昇させていく。温風ファン24を始動するタイミン
グは、ヒータ23の通電が開始すると同時に温風ファン
24を始動した場合、まだ温まっていない空気がヒータ
23表面にあたり、ヒータ23表面を冷却するため、ヒ
ータ23表面の温度が上昇するまでに時間がかかるの
で、第1温度検知手段29が所定温度A以上を検知して
からの方が望ましい。
ついて説明する。図9のフローチャートに示すように乾
燥室内の生ごみ収納容器22に生ごみを収納し、乾燥室
上部の蓋27で密閉した後、制御装置の開始ボタン(図
示せず)ONにより、制御装置からの生ごみ処理装置を
始動する信号でヒータ23に通電され周囲の空気を加熱
し始める。ヒータ23通電後、温風ファン24を始動
し、温風ファン24の回転数を所定回転数Yまで段階的
に上昇させていく。温風ファン24を始動するタイミン
グは、ヒータ23の通電が開始すると同時に温風ファン
24を始動した場合、まだ温まっていない空気がヒータ
23表面にあたり、ヒータ23表面を冷却するため、ヒ
ータ23表面の温度が上昇するまでに時間がかかるの
で、第1温度検知手段29が所定温度A以上を検知して
からの方が望ましい。
【0042】始動した温風ファン24は第1温度検知手
段29が所定温度A以上を検知する毎に、段階的に回転
数を上昇させて所定回転数Yまで上昇させる。つまり、
回転数は初期に増加量を小さく、徐々に増加量を大きく
しながら所定回転数Yまで上昇させる。これは、回転数
を増加させた直後、ヒータ23表面から流れる空気に与
える熱エネルギーよりも回転数を増加させたことによる
影響で流れる空気からヒータ23表面に与える冷却エネ
ルギーが大きいために、一時的に温風温度が下がるが、
段階的に回転数を増加させることにより、温度の低下量
を少なくし、それにより低下した温度から所定温度Aま
で回復する時間を短くし、また、温風ファン24から排
出される空気温度を可能な限り高い温度に保つことによ
り生ごみに当たる空気温度を可能な限り高い温度に保ち
乾燥効率の低減を抑えるためである。つまり、所定温度
Aに回復するまでに、次の回転数まで回転数を増加させ
ると、さらに温風温度を下げることになるため回復まで
に時間がかかってしまい乾燥効率の低下につながる。ま
た、初期は乾燥室内部の空気温度も不均一で低温のた
め、回転数増加によるヒータ23表面を冷却するエネル
ギーも大きく、回転数の増加を大きくすると温風温度の
低下が大きくなってしまうが、時間経過とともに、乾燥
室内の温度も均一化が進み、温度も上昇していくため、
回転数増加の影響を受けにくくなるために回転数の増加
量を大きくして、生ごみに与えるエネルギーを効率よく
増大させることができる。
段29が所定温度A以上を検知する毎に、段階的に回転
数を上昇させて所定回転数Yまで上昇させる。つまり、
回転数は初期に増加量を小さく、徐々に増加量を大きく
しながら所定回転数Yまで上昇させる。これは、回転数
を増加させた直後、ヒータ23表面から流れる空気に与
える熱エネルギーよりも回転数を増加させたことによる
影響で流れる空気からヒータ23表面に与える冷却エネ
ルギーが大きいために、一時的に温風温度が下がるが、
段階的に回転数を増加させることにより、温度の低下量
を少なくし、それにより低下した温度から所定温度Aま
で回復する時間を短くし、また、温風ファン24から排
出される空気温度を可能な限り高い温度に保つことによ
り生ごみに当たる空気温度を可能な限り高い温度に保ち
乾燥効率の低減を抑えるためである。つまり、所定温度
Aに回復するまでに、次の回転数まで回転数を増加させ
ると、さらに温風温度を下げることになるため回復まで
に時間がかかってしまい乾燥効率の低下につながる。ま
た、初期は乾燥室内部の空気温度も不均一で低温のた
め、回転数増加によるヒータ23表面を冷却するエネル
ギーも大きく、回転数の増加を大きくすると温風温度の
低下が大きくなってしまうが、時間経過とともに、乾燥
室内の温度も均一化が進み、温度も上昇していくため、
回転数増加の影響を受けにくくなるために回転数の増加
量を大きくして、生ごみに与えるエネルギーを効率よく
増大させることができる。
【0043】なお、第1温度検知手段29は所定時間毎
に温度検知を行い、所定温度Aを検知しない場合、図1
0のフローチャートに示すように、制御装置(図示せ
ず)に内蔵されたタイマーにより、ヒータ通電開始から
の経過時間と比較して、所定時間T2以内であるかの判
断を行い、温風ファン24が所定回転数Yに達するまで
に所定時間T2以上経過していた場合、ヒータ23への
通電を停止し、温風ファン24を所定回転数Yまで上昇
させ、送風手段28を始動させる。これは、なんらかの
原因で第1温度検知手段29が故障し、所定温度Aに達
しているにもかかわらず、所定温度Aを検知することが
できないために温風ファン24が所定回転数Xに達する
までに所定時間T2以上の時間が経過してしまったこと
によりおこるため、ヒータ23への通電を停止し、温風
ファン24を所定回転数Yまで上昇させ、送風手段28
を始動させることにより、短時問で安全な温度まで低下
させるためである。また、使用者に故障を知らせて、使
用者がより安全な対策を行うことができるように、制御
装置により警告音を発するようにしておく。
に温度検知を行い、所定温度Aを検知しない場合、図1
0のフローチャートに示すように、制御装置(図示せ
ず)に内蔵されたタイマーにより、ヒータ通電開始から
の経過時間と比較して、所定時間T2以内であるかの判
断を行い、温風ファン24が所定回転数Yに達するまで
に所定時間T2以上経過していた場合、ヒータ23への
通電を停止し、温風ファン24を所定回転数Yまで上昇
させ、送風手段28を始動させる。これは、なんらかの
原因で第1温度検知手段29が故障し、所定温度Aに達
しているにもかかわらず、所定温度Aを検知することが
できないために温風ファン24が所定回転数Xに達する
までに所定時間T2以上の時間が経過してしまったこと
によりおこるため、ヒータ23への通電を停止し、温風
ファン24を所定回転数Yまで上昇させ、送風手段28
を始動させることにより、短時問で安全な温度まで低下
させるためである。また、使用者に故障を知らせて、使
用者がより安全な対策を行うことができるように、制御
装置により警告音を発するようにしておく。
【0044】温風ファン24が所定回転数Yに達した
後、図11のフローチャートに示すように、第1温度検
知手段29が所定温度Aと同じかそれ以上の所定温度B
に達した時、送風手段28を始動する。これは、送風手
段28が始動することにより給気口26から低温空気が
乾燥室内に導入されるため、乾燥室内の空気温度が低下
し、乾燥効率が落ちるので、温風ファン24回転数上昇
の過程で送風手段28を始動しないことにより、乾燥効
率低下の原因となる動作が同時に起こらないようにし、
乾燥効率の低下を抑制するためである。送風手段28始
動初期は、生ごみからの水分蒸発が少ないため、乾燥室
内に蓄積する水蒸気量が少ないことにより、乾燥室内の
水蒸気量が飽和に近づくことによる生ごみからの水分蒸
発阻害要因の影響よりも、低温空気導入量増加による乾
燥室内温度低下の影響の方が大きいため、段階的に送風
流量を増加させる。その増加量は、乾燥室内の温度が送
風手段28始動初期に比較して次第に上昇していくと共
に送風量増加による乾燥室内の温度回復時間も小さくな
っていくため、初期に増加量を小さく徐々に増加量を増
やしていく。また、所定温度B以上を検知してから流量
を増加させるのは送風流量増加の影響による温度低下が
回復する前に、さらに送風流量を増加させると、温度も
さらに低下し、温度回復に時間がかかるためである。つ
まり回復までの間、低温の空気を生ごみに当てる時間が
長くなるため、乾燥室内温度が回復してから流量を増加
させる。
後、図11のフローチャートに示すように、第1温度検
知手段29が所定温度Aと同じかそれ以上の所定温度B
に達した時、送風手段28を始動する。これは、送風手
段28が始動することにより給気口26から低温空気が
乾燥室内に導入されるため、乾燥室内の空気温度が低下
し、乾燥効率が落ちるので、温風ファン24回転数上昇
の過程で送風手段28を始動しないことにより、乾燥効
率低下の原因となる動作が同時に起こらないようにし、
乾燥効率の低下を抑制するためである。送風手段28始
動初期は、生ごみからの水分蒸発が少ないため、乾燥室
内に蓄積する水蒸気量が少ないことにより、乾燥室内の
水蒸気量が飽和に近づくことによる生ごみからの水分蒸
発阻害要因の影響よりも、低温空気導入量増加による乾
燥室内温度低下の影響の方が大きいため、段階的に送風
流量を増加させる。その増加量は、乾燥室内の温度が送
風手段28始動初期に比較して次第に上昇していくと共
に送風量増加による乾燥室内の温度回復時間も小さくな
っていくため、初期に増加量を小さく徐々に増加量を増
やしていく。また、所定温度B以上を検知してから流量
を増加させるのは送風流量増加の影響による温度低下が
回復する前に、さらに送風流量を増加させると、温度も
さらに低下し、温度回復に時間がかかるためである。つ
まり回復までの間、低温の空気を生ごみに当てる時間が
長くなるため、乾燥室内温度が回復してから流量を増加
させる。
【0045】なお、第1温度検知手段29は所定時間毎
に温度検知を行い、所定温度Bを検知しない場合、図1
2のフローチャートに示すように、制御装置(図示せ
ず)は内蔵されたタイマーにより、温風ファン24が所
定回転数Yに達してからの経過時間と比較して、所定時
間T4以内であるかの判断を行い、送風手段28が所定
流量βに達するまでに所定時間T4以上経過していた場
合、ヒータ23への通電を停止し、送風手段28、冷却
ファン32を始動させる。これは、なんらかの原因で第
1温度検知手段29が故障し、所定温度Bに達している
にもかかわらず、所定温度Bを検知することができない
ために送風手段28の流量が所定流量βに達するまでに
所定時間T4以上の時間が経過してしまったことにより
おこるので、ヒータ23への通電を停止し、送風手段2
8、冷却ファン32を始動させることにより、生ごみか
らの水蒸気により乾燥室の内圧が上昇して破裂する可能
性を回避する他、短時間で安全な温度まで低下させるた
めである。また、使用者に故障を知らせて、使用者がよ
り安全な対策を行うことができるように、制御装置によ
り警告音を発するようにしておく。
に温度検知を行い、所定温度Bを検知しない場合、図1
2のフローチャートに示すように、制御装置(図示せ
ず)は内蔵されたタイマーにより、温風ファン24が所
定回転数Yに達してからの経過時間と比較して、所定時
間T4以内であるかの判断を行い、送風手段28が所定
流量βに達するまでに所定時間T4以上経過していた場
合、ヒータ23への通電を停止し、送風手段28、冷却
ファン32を始動させる。これは、なんらかの原因で第
1温度検知手段29が故障し、所定温度Bに達している
にもかかわらず、所定温度Bを検知することができない
ために送風手段28の流量が所定流量βに達するまでに
所定時間T4以上の時間が経過してしまったことにより
おこるので、ヒータ23への通電を停止し、送風手段2
8、冷却ファン32を始動させることにより、生ごみか
らの水蒸気により乾燥室の内圧が上昇して破裂する可能
性を回避する他、短時間で安全な温度まで低下させるた
めである。また、使用者に故障を知らせて、使用者がよ
り安全な対策を行うことができるように、制御装置によ
り警告音を発するようにしておく。
【0046】送風手段28が所定流量βに達した後、図
13のフローチャートに示すように、第1温度検知手段
29が所定温度B以上の所定温度C以上を検知した時、
冷却ファン32を始動する。これは、乾燥室内の温度が
回復するまでに、冷却ファン32を始動することによ
り、密閉循環経路36から戻される空気が冷やされるた
めに、乾燥室内の温度が回復するまでに時間がかかるの
で、乾燥効率が低下することを抑制するためである。冷
却ファン32が始動した後、第2温度検知手段34が所
定温度D以上を検知する毎に段階的に流量を増やして所
定流量θまで上方させる。つまり、流量は初期に増加流
量を小さく、徐々に増加流量を増やしながら所定流量θ
まで段階的に上昇させる。これは、初期は密閉循環経路
36中の水蒸気量が少ないために、顕熱として循環経路
から奪われるエネルギーが大きいため、冷却流量増加に
よる、密閉循環経路36の空気の温度低下が大きく、そ
のため、乾燥室内に戻される空気の影響で乾燥室内の温
度が下がり、乾燥効率を低減させる可能性が大きいの
で、増加量を小さくし、時間経過と共に、密閉循環経路
36中の水蒸気量が増大し、潜熱として奪われるエネル
ギーが大きくなるために、温度低下が少ないため、冷却
流量増加の影響は少なくなるので、増加量を大きくし、
凝縮効率を上げ、結果として乾燥効率を上昇させる。ま
た、第2温度検知手段34で密閉循環経路36内の温度
を直接検知して、正確に、冷却ファン32の流量を所定
流量θまで増加させることができる。
13のフローチャートに示すように、第1温度検知手段
29が所定温度B以上の所定温度C以上を検知した時、
冷却ファン32を始動する。これは、乾燥室内の温度が
回復するまでに、冷却ファン32を始動することによ
り、密閉循環経路36から戻される空気が冷やされるた
めに、乾燥室内の温度が回復するまでに時間がかかるの
で、乾燥効率が低下することを抑制するためである。冷
却ファン32が始動した後、第2温度検知手段34が所
定温度D以上を検知する毎に段階的に流量を増やして所
定流量θまで上方させる。つまり、流量は初期に増加流
量を小さく、徐々に増加流量を増やしながら所定流量θ
まで段階的に上昇させる。これは、初期は密閉循環経路
36中の水蒸気量が少ないために、顕熱として循環経路
から奪われるエネルギーが大きいため、冷却流量増加に
よる、密閉循環経路36の空気の温度低下が大きく、そ
のため、乾燥室内に戻される空気の影響で乾燥室内の温
度が下がり、乾燥効率を低減させる可能性が大きいの
で、増加量を小さくし、時間経過と共に、密閉循環経路
36中の水蒸気量が増大し、潜熱として奪われるエネル
ギーが大きくなるために、温度低下が少ないため、冷却
流量増加の影響は少なくなるので、増加量を大きくし、
凝縮効率を上げ、結果として乾燥効率を上昇させる。ま
た、第2温度検知手段34で密閉循環経路36内の温度
を直接検知して、正確に、冷却ファン32の流量を所定
流量θまで増加させることができる。
【0047】その後、第1温度検知手段29により、温
風温度が所定温度になるように、ヒータ23への通電を
制御し、所定時間経過後、攪拌モータ30を始動し、生
ごみを攪拌しながら乾燥を行い、さらに所定時間経過
後、乾燥が終了したと判断して、ヒータ23、攪拌モー
タ30への通電を停止し、第1温度検知手段29が所定
温度になった時、温風ファン24、送風手段28を停止
して、ランプまたはブザー等(図示せず)で乾燥が終了
したことを知らせる。なお、ヒータ23を停止するタイ
ミングとして今回は所定時間経過後としたが、送風温度
が所定温度になった時、または、ヒータ23の連続通電
時間が所定時間よりも短くなったときなどでもよい。
風温度が所定温度になるように、ヒータ23への通電を
制御し、所定時間経過後、攪拌モータ30を始動し、生
ごみを攪拌しながら乾燥を行い、さらに所定時間経過
後、乾燥が終了したと判断して、ヒータ23、攪拌モー
タ30への通電を停止し、第1温度検知手段29が所定
温度になった時、温風ファン24、送風手段28を停止
して、ランプまたはブザー等(図示せず)で乾燥が終了
したことを知らせる。なお、ヒータ23を停止するタイ
ミングとして今回は所定時間経過後としたが、送風温度
が所定温度になった時、または、ヒータ23の連続通電
時間が所定時間よりも短くなったときなどでもよい。
【0048】次に第3の実施の形態の例について、図1
4の構成図と図15のフローチャートを参照して説明す
る。これは請求項28に対応する実施の形態の例であ
る。
4の構成図と図15のフローチャートを参照して説明す
る。これは請求項28に対応する実施の形態の例であ
る。
【0049】この第3の実施の形態の例では第2の実施
の形態の例の第2温度検知手段34がない代わりに、冷
却空気が熱交換器31の複数の配管を通過した出口側温
度を検知する第3温度検知手段35を設けてある。その
他の構成は第2の実施の形態の例とと同様であるため説
明は省略する。
の形態の例の第2温度検知手段34がない代わりに、冷
却空気が熱交換器31の複数の配管を通過した出口側温
度を検知する第3温度検知手段35を設けてある。その
他の構成は第2の実施の形態の例とと同様であるため説
明は省略する。
【0050】次に第3の実施の形態の例における動作に
ついて説明する。冷却ファン32始動までは第2の実施
の形態の例と同様であるため説明は省略する。冷却ファ
ン32が始動した後、第3温度検知手段35が所定温度
E以上を検知する毎に流量を段階的に上げて所定流量θ
まで上昇させる。この流量は初期に増加流量を小さく、
徐々に増加流量を増やしながら所定流量θまで段階的に
上昇させる。第3温度検知手段35が検知する温度は、
密閉循環経路36中を流れる空気の温度と水分量の変化
に従って変化するため、第2温度検知手段34の代わり
に利用することができる。第3温度検知手段35は密閉
循環経路36内にないため、耐腐食性および耐熱性を必
要としなく、第2温度検知手段34と比較して種類を選
ばない。冷却ファン32が所定流量に達した後は、第2
の実施の形態の例と同様の動作で乾燥処理を終了させる
ため、その動作については説明を省略する。
ついて説明する。冷却ファン32始動までは第2の実施
の形態の例と同様であるため説明は省略する。冷却ファ
ン32が始動した後、第3温度検知手段35が所定温度
E以上を検知する毎に流量を段階的に上げて所定流量θ
まで上昇させる。この流量は初期に増加流量を小さく、
徐々に増加流量を増やしながら所定流量θまで段階的に
上昇させる。第3温度検知手段35が検知する温度は、
密閉循環経路36中を流れる空気の温度と水分量の変化
に従って変化するため、第2温度検知手段34の代わり
に利用することができる。第3温度検知手段35は密閉
循環経路36内にないため、耐腐食性および耐熱性を必
要としなく、第2温度検知手段34と比較して種類を選
ばない。冷却ファン32が所定流量に達した後は、第2
の実施の形態の例と同様の動作で乾燥処理を終了させる
ため、その動作については説明を省略する。
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1および2の発明は、温
風ファンの回転数を段階的に上昇させていくことによ
り、温風ファンの始動または温風ファンの回転数の増加
の際の温度低下量を小さくし、温度回復時間を短くして
乾燥効率の低下を少なくする他、乾燥室内の温度が低い
時は生ごみに吹き付ける空気のヒータでの接触時間を長
くし、ヒータの温度が上昇するに連れて空気のヒータで
の接触時間を短くしていくことにより生ごみにあたる温
風温度を高く制御することができ、乾燥効率を上げるこ
とができるものである。
風ファンの回転数を段階的に上昇させていくことによ
り、温風ファンの始動または温風ファンの回転数の増加
の際の温度低下量を小さくし、温度回復時間を短くして
乾燥効率の低下を少なくする他、乾燥室内の温度が低い
時は生ごみに吹き付ける空気のヒータでの接触時間を長
くし、ヒータの温度が上昇するに連れて空気のヒータで
の接触時間を短くしていくことにより生ごみにあたる温
風温度を高く制御することができ、乾燥効率を上げるこ
とができるものである。
【0052】また本発明の請求項3および4の発明は、
初期は乾燥室内の温度が低いため、回転数の増加の影響
での温度低下が大きいので増加量を小さくし、時間経過
と共に乾燥室内の温度が上昇するため、回転数増加の影
響が小さくなり、増加量を増やすことにより、乾燥効率
の低下を抑えながら所定回転数まで効率よく上昇させる
ことができるものである。
初期は乾燥室内の温度が低いため、回転数の増加の影響
での温度低下が大きいので増加量を小さくし、時間経過
と共に乾燥室内の温度が上昇するため、回転数増加の影
響が小さくなり、増加量を増やすことにより、乾燥効率
の低下を抑えながら所定回転数まで効率よく上昇させる
ことができるものである。
【0053】また本発明の請求項5および6の発明は、
ヒータの直近にある温度検知手段が所定温度Aまで上昇
してからしか温風ファンを始動させないことにより、ヒ
ータ表面温度が温められるまでに冷たい空気を生ごみに
吹き付けるという無駄な動作を省き、電気代の節約をす
ることができるものである。
ヒータの直近にある温度検知手段が所定温度Aまで上昇
してからしか温風ファンを始動させないことにより、ヒ
ータ表面温度が温められるまでに冷たい空気を生ごみに
吹き付けるという無駄な動作を省き、電気代の節約をす
ることができるものである。
【0054】また本発明の請求項7および8の発明は、
温度低下量を小さくし、温度回復時間を短くすることに
より、生ごみに当る温風温度を高く保ち、乾燥効率の低
下を抑制することができるものである。
温度低下量を小さくし、温度回復時間を短くすることに
より、生ごみに当る温風温度を高く保ち、乾燥効率の低
下を抑制することができるものである。
【0055】また本発明の請求項9および10の発明
は、温風ファンの回転数上昇中の温風温度低下の影響に
よる乾燥効率低下要因と、排気手段または送風手段始動
での温度低下による乾燥効率低下要因が同時に起こらな
いようにし、乾燥効率低下を抑制することができるもの
である。
は、温風ファンの回転数上昇中の温風温度低下の影響に
よる乾燥効率低下要因と、排気手段または送風手段始動
での温度低下による乾燥効率低下要因が同時に起こらな
いようにし、乾燥効率低下を抑制することができるもの
である。
【0056】また本発明の請求項11および12の発明
は、温風ファンの回転数が所定回転数に上昇後、排気手
段または送風手段始動の過程に入るまでの間の温度低下
の影響による乾燥効率低下要因と、排気手段または送風
手段始動での温度低下の影響による乾燥効率低下要因が
同時に起こらないようにし、乾燥効率低下を抑制するこ
とができるものである。
は、温風ファンの回転数が所定回転数に上昇後、排気手
段または送風手段始動の過程に入るまでの間の温度低下
の影響による乾燥効率低下要因と、排気手段または送風
手段始動での温度低下の影響による乾燥効率低下要因が
同時に起こらないようにし、乾燥効率低下を抑制するこ
とができるものである。
【0057】また本発明の請求項13および14の発明
は、外気導入量または密閉循環経路から戻ってきた低温
空気の影響による乾燥効率の低下要因と、乾燥室内水蒸
気量増加による乾燥効率低下要因とのバランスを取り、
乾燥効率を効果的に上昇させることができるものであ
る。
は、外気導入量または密閉循環経路から戻ってきた低温
空気の影響による乾燥効率の低下要因と、乾燥室内水蒸
気量増加による乾燥効率低下要因とのバランスを取り、
乾燥効率を効果的に上昇させることができるものであ
る。
【0058】また本発明の請求項15の発明は、初期は
乾燥室内の温度が低いため、排気流量増加による外気導
入量増加の影響を受けやすいが、時間経過と共に、乾燥
室内の温度も上がり、温度の均一化が進むため、排気流
量の増加による外気導入量増加の影響も小さくなるの
で、排気流量の増加量を増やすことにより、乾燥効率の
低下を抑えながら早期に排気流量を所定流量まで上昇さ
せることができるものである。
乾燥室内の温度が低いため、排気流量増加による外気導
入量増加の影響を受けやすいが、時間経過と共に、乾燥
室内の温度も上がり、温度の均一化が進むため、排気流
量の増加による外気導入量増加の影響も小さくなるの
で、排気流量の増加量を増やすことにより、乾燥効率の
低下を抑えながら早期に排気流量を所定流量まで上昇さ
せることができるものである。
【0059】また本発明の請求項16の発明は、初期は
乾燥室内の温度が低いため、送風流量増加による密閉循
環経路からの低温空気の返却量の影響を受けやすいが、
時間経過と共に、乾燥室内の温度も上がり、均一化が進
むため、送風流量の増加による密閉循環経路からの低温
空気の返却量増加の影響も小さくなるため、送風流量の
増加量を増やすことにより、乾燥効率の低下を抑えなが
ら短時間で送風流量を所定流量まで上昇させることがで
きるものである。また乾燥室内の水蒸気量も増えるた
め、密閉循環経路上で冷やされにくくなって返却空気自
体の温度も高くなるので、乾燥効率の低下を抑えながら
所定流量まで早期に上昇させることができるものであ
る。
乾燥室内の温度が低いため、送風流量増加による密閉循
環経路からの低温空気の返却量の影響を受けやすいが、
時間経過と共に、乾燥室内の温度も上がり、均一化が進
むため、送風流量の増加による密閉循環経路からの低温
空気の返却量増加の影響も小さくなるため、送風流量の
増加量を増やすことにより、乾燥効率の低下を抑えなが
ら短時間で送風流量を所定流量まで上昇させることがで
きるものである。また乾燥室内の水蒸気量も増えるた
め、密閉循環経路上で冷やされにくくなって返却空気自
体の温度も高くなるので、乾燥効率の低下を抑えながら
所定流量まで早期に上昇させることができるものであ
る。
【0060】また本発明の請求項17および18の発明
は、第1温度検知手段が所定温度Bを検知したとき、排
気手段または送風手段の流量を上昇させることにより、
流量上昇の影響を受けて乾燥室内の温度が低下し、その
ため所定温度Bまで回復するまでに、流量を上昇させる
と、さらに温度が低下し、乾燥室内の温度上昇が遅くな
るが、所定温度Bに回復してから流量を上昇させること
により、乾燥室内の温度低下を最小限に抑え、乾燥効率
の低下を最小限に抑えることができるものである。
は、第1温度検知手段が所定温度Bを検知したとき、排
気手段または送風手段の流量を上昇させることにより、
流量上昇の影響を受けて乾燥室内の温度が低下し、その
ため所定温度Bまで回復するまでに、流量を上昇させる
と、さらに温度が低下し、乾燥室内の温度上昇が遅くな
るが、所定温度Bに回復してから流量を上昇させること
により、乾燥室内の温度低下を最小限に抑え、乾燥効率
の低下を最小限に抑えることができるものである。
【0061】また本発明の請求項19および20の発明
は、所定時間T1またはT2経過時までに温風ファンが
所定回転数に達しない場合、第1温度検知手段が故障し
て正確に温度が検知できず、ヒータの温度上昇により蓋
部分から熱が伝わり、生ごみ処理装置が熱により壊れる
可能性があるため、ヒータへの通電を停止し、温風ファ
ン、排気手段または送風手段と冷却ファンを始動して、
速やかにヒータを冷却し、安全な状態にできるものであ
る。
は、所定時間T1またはT2経過時までに温風ファンが
所定回転数に達しない場合、第1温度検知手段が故障し
て正確に温度が検知できず、ヒータの温度上昇により蓋
部分から熱が伝わり、生ごみ処理装置が熱により壊れる
可能性があるため、ヒータへの通電を停止し、温風ファ
ン、排気手段または送風手段と冷却ファンを始動して、
速やかにヒータを冷却し、安全な状態にできるものであ
る。
【0062】また本発明の請求項21および22の発明
は、所定時間T3またはT4経過時までに排気手段また
は送風手段が所定回転数に達しない原因は第1温度検知
手段が故障して正確に温度検知ができないことにより起
こるため、ヒータを制御できず、生ごみ処理装置が熱に
より壊れる可能性や乾燥室内の水蒸気圧が上昇して爆発
する可能性があるため、ヒータへの通電を停止し、排気
手段または送風手段および冷却ファンを始動して速やか
にヒータを冷却し、安全な状態にすることができるもの
である。
は、所定時間T3またはT4経過時までに排気手段また
は送風手段が所定回転数に達しない原因は第1温度検知
手段が故障して正確に温度検知ができないことにより起
こるため、ヒータを制御できず、生ごみ処理装置が熱に
より壊れる可能性や乾燥室内の水蒸気圧が上昇して爆発
する可能性があるため、ヒータへの通電を停止し、排気
手段または送風手段および冷却ファンを始動して速やか
にヒータを冷却し、安全な状態にすることができるもの
である。
【0063】また本発明の請求項23の発明は、第1温
度検知手段が故障したことを直ちに使用者に知らせるこ
とにより、使用者がより安全な対処をすることができる
ものである。
度検知手段が故障したことを直ちに使用者に知らせるこ
とにより、使用者がより安全な対処をすることができる
ものである。
【0064】また本発明の請求項24の発明は、送風手
段の流量上昇時に冷却ファンが始動して送風手段の流量
増加の影響で乾燥効率が低下する上に、加えて冷却ファ
ンを始動して乾燥効率が低下することを避けることがで
きるものである。
段の流量上昇時に冷却ファンが始動して送風手段の流量
増加の影響で乾燥効率が低下する上に、加えて冷却ファ
ンを始動して乾燥効率が低下することを避けることがで
きるものである。
【0065】また本発明の請求項25の発明は、送風手
段の流量を所定流量に上昇させた後、乾燥室内の温度が
低下するが、乾燥室内の温度が回復して流量上昇の影響
が完全になくなってから冷却ファンを始動することによ
り、密閉循環経路から戻ってきた空気の影響が大きくな
り、乾燥室内の温度が低下して、乾燥効率がさらに低下
することを避け、乾燥効率の低下を抑えることができる
ものである。
段の流量を所定流量に上昇させた後、乾燥室内の温度が
低下するが、乾燥室内の温度が回復して流量上昇の影響
が完全になくなってから冷却ファンを始動することによ
り、密閉循環経路から戻ってきた空気の影響が大きくな
り、乾燥室内の温度が低下して、乾燥効率がさらに低下
することを避け、乾燥効率の低下を抑えることができる
ものである。
【0066】また本発明の請求項26の発明は、密閉循
環経路内に送られる空気の水蒸気量は初期に少なく、次
第に水蒸気量が増えていくため、初期は冷却ファンの流
量を抑制し、乾燥室に戻る空気の冷却を抑え、水蒸気量
が増えるに連れて冷却ファン流量を段階的に上昇させる
ことにより、乾燥室内に戻される空気による乾燥室内の
温度低下を抑えることができるものである。
環経路内に送られる空気の水蒸気量は初期に少なく、次
第に水蒸気量が増えていくため、初期は冷却ファンの流
量を抑制し、乾燥室に戻る空気の冷却を抑え、水蒸気量
が増えるに連れて冷却ファン流量を段階的に上昇させる
ことにより、乾燥室内に戻される空気による乾燥室内の
温度低下を抑えることができるものである。
【0067】また本発明の請求項27の発明は、第2温
度検知手段を利用して温度検知し、凝縮手段に送られる
空気の温度に合わせて冷却ファンの流量を上昇させて行
くことにより、正確に乾燥室内の温度低下の影響を抑
え、効率よく乾燥することができるものである。
度検知手段を利用して温度検知し、凝縮手段に送られる
空気の温度に合わせて冷却ファンの流量を上昇させて行
くことにより、正確に乾燥室内の温度低下の影響を抑
え、効率よく乾燥することができるものである。
【0068】また本発明の請求項28の発明は、冷却フ
ァンの熱交換効率の変化を冷却空気の出口温度を検知す
ることにより乾燥室内に戻される空気の温度変化を間接
的に検知し、冷却ファン流量を段階的に上昇させること
により、乾燥室内の温度低下の影響を抑え、効率よく乾
燥することができるものである。また配管内の温度より
冷却空気の出口温度の方が低温のため、第3温度検知手
段は第2温度検知手段と比較して種類を選ばないもので
ある。
ァンの熱交換効率の変化を冷却空気の出口温度を検知す
ることにより乾燥室内に戻される空気の温度変化を間接
的に検知し、冷却ファン流量を段階的に上昇させること
により、乾燥室内の温度低下の影響を抑え、効率よく乾
燥することができるものである。また配管内の温度より
冷却空気の出口温度の方が低温のため、第3温度検知手
段は第2温度検知手段と比較して種類を選ばないもので
ある。
【図1】本発明にかかる第1の実施の形態の構成を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】同上の温風ファン回転数上昇のフローチャート
である。
である。
【図3】同上の温風ファン回転数上昇時における第1温
度検知手段故障検知のフローチャートである。
度検知手段故障検知のフローチャートである。
【図4】同上の温風ファン回転数の変化を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】同上の温風ファン回転数上昇時における第1温
度検知手段の温度変化を示すグラフである。
度検知手段の温度変化を示すグラフである。
【図6】同上の排気手段流量上昇のフローチャートであ
る。
る。
【図7】同上の排気手段流量上昇時、第1温度検知手段
故障検知のフローチャートである。
故障検知のフローチャートである。
【図8】本発明にかかる第2の実施の形態の構成を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図9】同上の温風ファン回転数上昇のフローチャート
である。
である。
【図10】同上の温風ファン回転数上昇時、第1温度検
知手段故障検知のフローチャートである。
知手段故障検知のフローチャートである。
【図11】同上の送風手段流量上昇のフローチャートで
ある。
ある。
【図12】同上の送風手段流量上昇時における第1温度
検知手段故障検知のフローチャートである。
検知手段故障検知のフローチャートである。
【図13】同上の冷却ファン流量上昇のフローチャート
である。
である。
【図14】本発明にかかる第3の実施の形態の構成を示
す概略断面図である。
す概略断面図である。
【図15】同上の冷却ファン流量上昇のフローチャート
である。
である。
11 攪拌刃
12 生ごみ収納容器
13 ヒータ
14 温風ファン
15 排気口
16 給気口
17 蓋
18 排気手段
19 第1温度検知手段
20 攪拌モータ
21 攪拌刃
22 生ごみ収納容器
23 ヒータ
24 温風ファン
25 排気口
26 給気口
27 蓋
28 送風手段
29 第1温度検知手段
30 攪拌モータ
31 熱交換器
32 冷却ファン
33 貯水容器
34 第2温度検知手段
35 第3温度検知手段
36 密閉循環経路
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F26B 21/00 F26B 21/12
21/10 25/00 A
21/12 B09B 3/00 303M
25/00 ZAB
Fターム(参考) 3L113 AA07 AB03 AC08 AC45 AC46
AC52 AC53 AC58 AC67 AC78
AC87 BA24 CA08 CB05 CB24
CB35 DA02
4D004 AA03 CA04 CA15 CA22 CA32
CA42 CA48 CB04 CB27 CB32
CB36 CB43 CB44 DA01 DA02
DA06 DA09 DA11 DA12 DA13
Claims (28)
- 【請求項1】(a)生ごみを収納し生ごみを攪拌する攪
拌刃が内部に設けられた生ごみ収納容器と、生ごみ収納
容器を密閉する蓋と、蓋に設けられたヒータと、生ごみ
収納容器内部の空気を攪拌する温風ファンと、ヒータ直
近に設けられた第1温度検知手段とからなる乾燥室と、 (b)前記乾燥室に設けられた排気口および外気を導入
する給気口と、 (c)排気口と連通して生ごみから発生した水蒸気を排
出するための排気手段と、からなる生ごみ処理装置にお
いて、 ヒータに通電を開始した後、温風ファンを始動し、温風
ファンの回転数を所定回転数Xまで段階的に上昇させる
ようにしたことを特徴とする生ごみ処理装置。 - 【請求項2】(a)生ごみを収納し生ごみを攪拌する攪
拌刃が内部に設けられた生ごみ収納容器と、生ごみ収納
容器を密閉する蓋と、蓋に設けられたヒータと、生ごみ
収納容器内部の空気を攪拌する温風ファンと、ヒータ直
近に設けられた第1温度検知手段とからなる乾燥室と、 (b)前記乾燥室に設けられた排気口と給気口の両方が
乾燥室に連通する密閉循環経路と、 (c)前記乾燥室の内部の空気に含まれる水蒸気を凝縮
するために複数の配管が設けられた熱交換器と、熱交換
器を外気により冷却する冷却ファンと、熱交換器で凝縮
された凝縮水を貯水する貯水容器からなり、前記密閉循
環経路上に設けられた凝縮手段と、 (d)前記乾燥室内の空気を乾燥室の排気口から密閉循
環経路を通って給気口に戻すために前記密閉循環経路上
に設けられた送風手段と、からなる生ごみ処理装置にお
いて、 ヒータに通電を開始した後、温風ファンを始動し、温風
ファンの回転数を所定回転数Yまで段階的に上昇させる
ようにしたことを特徴とする生ごみ処理装置。 - 【請求項3】 回転数の段階的な増加量は初期に小さ
く、徐々に大きくしていくようにしたことを特徴とする
請求項1記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項4】 回転数の段階的な増加量は初期に小さ
く、徐々に大きくしていくようにしたことを特徴とした
請求項2記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項5】 ヒータに通電を開始した後、第1温度検
知手段が所定温度A以上を検知した時、温風ファンを始
動させるようにしたことを特徴とする請求項1または3
記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項6】 ヒータに通電を開始した後、第1温度検
知手段が所定温度Aを検知した時、温風ファンを始動さ
せるようにしたことを特徴とする請求項2または4記載
の生ごみ処理装置。 - 【請求項7】 温風ファンの回転数を第1温度検知手段
が所定温度A以上を検知する毎に、回転数を段階的に上
昇させるようにしたことを特徴とする請求項1、3また
は5記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項8】 温風ファンの回転数を第1温度検知手段
が所定温度A以上を検知する毎に、回転数を段階的に上
昇させるようにしたことを特徴とする請求項2、4また
は6記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項9】 温風ファンが所定回転数Xまで上昇した
後、排気手段を始動させるようにしたことを特徴とする
請求項1、3、5または7記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項10】 温風ファンが所定回転数Yまで上昇し
た後、送風手段を始動させるようにしたことを特徴とす
る請求項2、4、6または8記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項11】 温風ファンが所定回転数Xまで上昇し
た後、第1温度検知手段が再び所定温度A以上の所定温
度B以上を検知した時、排気手段を始動させるようにし
たことを特徴とする請求項9記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項12】 温風ファンが所定回転数Yまで上昇し
た後、第1温度検知手段が再び所定温度A以上の所定温
度B以上を検知した時、送風手段を始動させるようにし
たことを特徴とする請求項10記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項13】 排気手段を所定流量αまで段階的に上
昇させるようにしたことを特徴とする請求項9または1
1記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項14】 送風手段を所定流量βまで段階的に上
昇させるようにしたことを特徴とする請求項10または
12記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項15】 排気流量の段階的な増加量は初期に小
さく、徐々に大きくしていくようにしたことを特徴とす
る請求項13記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項16】 送風流量の段階的な増加量は初期に小
さく、徐々に大きくしていくようにしたことを特徴とす
る請求項14記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項17】 排気手段の流量を第1温度検知手段が
所定温度Bを検知する毎に、段階的に上昇させるように
したことを特徴とする請求項13または15記載の生ご
み処理装置。 - 【請求項18】 送風手段の流量を第1温度検知手段が
所定温度Bを検知する毎に、段階的に上昇させるように
したことを特徴とする請求項14または16記載の生ご
み処理装置。 - 【請求項19】 ヒータ通電から所定時間T1経過時ま
でに、温風ファンが所定回転数Xに達さない場合、ヒー
タへの通電を停止し、温風ファンの回転数を所定回転数
Xまで上昇させ、排気手段を始動するようにしたことを
特徴とする請求項1、3、5または7記載の生ごみ処理
装置。 - 【請求項20】 ヒータ通電から所定時間T2経過時ま
でに、温風ファンが所定回転数Yに達さない場合、ヒー
タへの通電を停止し、温風ファンの回転数を所定回転数
Yまで上昇させ、送風手段及び冷却ファンを始動するよ
うにしたことを特徴とする請求項2、4、6または8記
載の生ごみ処理装置。 - 【請求項21】 排気手段を始動してから所定時間T3
経過時までに、排気手段が所定流量αまで上昇しない場
合、排気手段を所定流量αまで上昇させ、ヒータへの通
電を停止させるようにしたことを特徴とする請求項9、
11、13、15または17記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項22】 送風手段を始動してから所定時間T4
経過時までに、送風手段が所定流量βまで上昇しない場
合、送風手段を所定流量βまで上昇させ、冷却ファンを
始動し、ヒータへの通電を停止させるようにしたことを
特徴とする請求項10、12、I4、16または18記
載の生ごみ処理装置。 - 【請求項23】 ヒータへの通電を停止した時に、警告
音を発するようにしたことを特衝とする請求項19、2
0、21または22記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項24】 送風手段が所定流量βまで上昇した
後、冷却ファンを始動させるようにしたことを特徴とす
る請求項10、12、14、16または18記載の生ご
み処理装置。 - 【請求項25】 送風手段始動後、第1温度検知手段が
所定温度B以上の所定温度Cを検知した時、冷却ファン
を始動させるようにしたことを特徴とする請求項24記
載の生ごみ処理装置。 - 【請求項26】 冷却ファンの流量を所定流量θまで段
階的に上昇させるようにしたことを特徴とする請求項2
4または25記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項27】 密閉循環経路内の熱交換器通過直後の
配管内の温度を検知する第2温度検知手段を設け、冷却
ファンを始動後、第2温度検知手段が検知する温度が所
定温度Dになる毎に冷却ファン流量を所定流量θになる
まで段階的に上昇させるようにしたことを特徴とする請
求項26記載の生ごみ処理装置。 - 【請求項28】 冷却空気が熱交換器の複数の配管を通
過した出口側温度を検知する第3温度検知手段を設け、
冷却ファンを始動後、第3温度検知手段が検知する温度
が所定温度Eになる毎に冷却ファン流量を所定流量θに
なるまで段階的に上昇させるようにしたことを特徴とす
る請求項26記載の生ごみ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258661A JP2003062542A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001258661A JP2003062542A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 生ごみ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003062542A true JP2003062542A (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=19086140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001258661A Withdrawn JP2003062542A (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003062542A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010053269A2 (ko) * | 2008-11-09 | 2010-05-14 | Kang Dae-Eun | 서랍형 음식물쓰레기 응축식 탈취 건조 처리기 |
CN101979920A (zh) * | 2010-12-01 | 2011-02-23 | 王剑 | 多功能环保手自一体自动燃烧器 |
CN107631593A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-01-26 | 贵州爽口达食品开发有限公司 | 一种芦荟茶制作的自动化烘干装置 |
-
2001
- 2001-08-28 JP JP2001258661A patent/JP2003062542A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010053269A2 (ko) * | 2008-11-09 | 2010-05-14 | Kang Dae-Eun | 서랍형 음식물쓰레기 응축식 탈취 건조 처리기 |
WO2010053269A3 (ko) * | 2008-11-09 | 2010-08-19 | Kang Dae-Eun | 서랍형 음식물쓰레기 응축식 탈취 건조 처리기 |
CN101979920A (zh) * | 2010-12-01 | 2011-02-23 | 王剑 | 多功能环保手自一体自动燃烧器 |
CN107631593A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-01-26 | 贵州爽口达食品开发有限公司 | 一种芦荟茶制作的自动化烘干装置 |
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