JP2003062489A - 噴霧器の2頭口噴口ノズル - Google Patents

噴霧器の2頭口噴口ノズル

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JP2003062489A
JP2003062489A JP2001252748A JP2001252748A JP2003062489A JP 2003062489 A JP2003062489 A JP 2003062489A JP 2001252748 A JP2001252748 A JP 2001252748A JP 2001252748 A JP2001252748 A JP 2001252748A JP 2003062489 A JP2003062489 A JP 2003062489A
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JP
Japan
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nozzle
housing
head
nozzle body
spraying apparatus
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JP2001252748A
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English (en)
Inventor
Junichi Kurita
潤一 栗田
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Koshin Ltd
Original Assignee
Koshin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル本体で止水することが可能であって、
2頭口と1頭口との切り替えが可能であり、さらには誤
散布の虞が殆どない、噴霧器の2頭口噴口ノズルを提供
する。 【解決手段】 第1ノズル本体12と第2ノズル本体1
3とを備えた噴霧器の2頭口噴口ノズルである。これら
2つのノズル本体のうち少なくとも一方が、内部に流路
を形成するハウジング14と、噴口と反対側の位置でハ
ウジングに形成される端部開口にネジ結合されるプラグ
部材17とを備えている。そしてこのプラグ部材は、上
記ネジ結合を締め込むことによってハウジング内の流路
を閉塞する先端部21と、その締め込み操作を指先で摘
まんで行えるツマミ部19とを備えている。さらにこの
ツマミ部は、ハウジングの外径にほぼ等しい幅寸法を有
しており、ハウジングの外周面よりも径方向外方へ突出
する部分がない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は噴霧器の2頭口噴口
ノズルに係り、特に、一方の噴口を締め切ることによっ
て2頭口を1頭口に切り替えることのできる2頭口噴口
ノズルに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば害虫駆除剤等の農薬を散布する噴
霧器のノズルとして、2頭口噴口のものが知られてい
る。図2は、従来の2頭口噴口ノズルの縦断面図であ
る。管状ロッド30の先端に、管路を左右に分岐させる
大略「T」字状の継手31が接続されており、さらに継
手31の両側の先端に同形のノズル本体32がそれぞれ
接続されている。33は噴口であり、噴口キャップ34
を締めることで霧状散布が行え、また緩めることで直射
状散布が行える。但し、噴口キャップ34を最後まで締
め込んでも止水はできない。そしてノズル本体32を継
手31との接続部で軸周りに回転させることができ、そ
のことによって2つのノズル本体32はそれぞれ別々の
方向に向けることができる。図中35は、ノズル本体3
2の後端開口を閉じるプラグキャップである。プラグキ
ャップ35の先端は、締め込むことによって「T」字状
継手31の先端の周方向溝36の中に嵌り込み、ノズル
本体32が「T」字状継手31から抜けるのを防止して
いる。「T」字状継手31の先端の周方向溝36は、1
箇所(管状ロッド30が延びている方向と反対側の位
置)で軸方向に延びて先端が開放されているので、ノズ
ル本体32は、噴口33を手前側(管状ロッド30のハ
ンドル側基部の方向)へ向かせた状態で側方外側へ引っ
張ると「T」字状継手31から抜き取って外すことがで
きる。すなわち、メンテナンス時に分解することができ
る構造となっている。図中37,38,39は、各接合
部に設けられるシールリングである。 【0003】ところで、上述のような2頭口噴口ノズル
では、それぞれのノズル本体で止水することができない
ので、1頭口噴口ノズルとして使用することができなか
った。また、ノズル本体を継手との接続部でその軸心周
りに回転させて、噴口を手前側(管状ロッドのハンドル
側基部の方向)へ向くように回転させることで、ノズル
本体と継手との間で止水が行われるようにした2頭口噴
口ノズルは知られているが、そのような構造では、ノズ
ル本体が止水コックのように機能するので、ノズル本体
が木の枝などに当たって回転する虞があり、そのときに
は予期せず、いきなり2つの噴口から勝手な方向への誤
散布が始まるという不具合が生じることもある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のごとき
従来の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべく創案
されたものである。したがって本発明の目的は、ノズル
本体で止水することが可能であって、2頭口と1頭口と
の切り替えが可能であり、さらには誤散布の虞が殆どな
い、噴霧器の2頭口噴口ノズルを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係る噴霧器の2
頭口噴口ノズルは、上述のごとき従来技術における課題
を解決し、その目的を達成するために以下のような構成
を備えている。即ち、第1ノズル本体と第2ノズル本体
とを備えた噴霧器の2頭口噴口ノズルであることを前提
として、これら2つのノズル本体のうち少なくとも一方
が、内部に流路を形成するハウジングと、噴口と反対側
の位置でハウジングに形成される端部開口にネジ結合さ
れるプラグ部材とを備えている。そしてこのプラグ部材
は、上記ネジ結合を締め込むことによってハウジング内
の流路を閉塞する先端部と、その締め込み操作を指先で
摘まんで行えるツマミ部とを備えている。さらにこのツ
マミ部は、ハウジングの外径にほぼ等しい幅寸法を有し
ており、ハウジングの外周面よりも径方向外方へ突出す
る部分がない。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る噴霧器の2頭
口噴口ノズルの好適な実施形態について、添付図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係る噴霧器の2頭口
噴口ノズルの一実施形態について、軸方向に切断して示
す縦断面図である。但し、図1においてプラグ17だけ
は断面で示さず正面から見た形状で示している。管状ロ
ッド10の先端に、管路を左右に分岐させる大略「T」
字状の継手11が接続されており、さらに継手11の両
側の先端に、それぞれ別の形態のノズル本体12,13
が接続されている。一方の(図の左側の)ノズル本体1
2は、図2を参照して説明した従来技術で用いられてい
るノズル本体と同形のものであり、第1ノズル本体とす
る。 【0007】もう一方の(図の右側の)第2ノズル本体
13の構造について詳細に説明する。第2ノズル本体1
3は、大きく分けて3つの部材からなっている。継手1
1に接続されているのがハウジング14であり、噴口1
5の開度を調整する噴口キャップ16と、ハウジング1
4の後部開口を塞ぐと共にハウジング14内流路を開閉
することができるプラグ17とが組み付けられている。
ハウジング14内の流路は、先端側で狭められた縮径部
18を有している。 【0008】噴口キャップ16は、図2を参照して説明
した従来技術で用いられている噴口キャップと同形のも
のであり、ハウジング14の前端部に被せるようにして
ネジ結合により取り付けられており、これをハウジング
14に対して締め込むことで霧状散布が行え、また緩め
ることで直射状散布が行える。 【0009】プラグ17は、ハウジング14の後部開口
内にネジ結合されており、使用者が指で摘んで回せるよ
うにツマミ19を有している。プラグ17は、ハウジン
グ14内の流路内を通って縮径部18近辺にまで延びて
いる棒状部分20を有している。棒状部分20の先端部
21は、プラグ17を捻じ込んでいくことによって流路
縮径部18に当接して流路を完全に閉じる円錐面に形成
されている。棒状部分20の先端部21の形状は、流路
縮径部18に当接して流路を完全に閉じる面であれば、
球面や放物面のようなその他の適当な曲面とすることも
できる。 【0010】図中22は、ハウジング14が「T」字状
継手11に接続される部分に形成された突起部であり、
「T」字状継手11の先端の周方向溝の中に嵌り込み、
第2ノズル本体13が「T」字状継手11から抜けるの
を防止している。勿論、第2ノズル本体13は継手11
との接続部で軸周りに回転させることができ、そのこと
によって2つのノズル本体12,13はそれぞれ別々の
方向に向けることができる。「T」字状継手11の先端
の周方向溝は、1箇所(管状ロッド10が延びている方
向と反対側の位置)で軸方向に延びて先端が開放されて
いるので、第2ノズル本体13は、噴口15を手前側
(管状ロッド10のハンドル側基部の方向)へ向かせた
状態で側方外側へ引っ張ると「T」字状継手11から抜
き取って外すことができる。すなわち、メンテナンス時
に分解することができる構造となっている。図中23,
24,25は、各接合部に設けられるシールリングであ
る。 【0011】上述のように構成されていると、第2ノズ
ル13のプラグ17を締め込んで第2ノズル13を完全
に止水することができ、2頭口噴口ノズルを1頭口に切
り替えて用いることができる。特に、ツマミ19は指先
で摘んで回す程度の小さな形態にされており、その幅寸
法は図に示すようにハウジング14の外径寸法とほぼ同
程度にされていてハウジング14の外周面よりも径方向
外方へ突出する部分がないので、使用中に木の枝などに
当たって回転する虞が殆どなく、誤散布を招くことはな
い。また、ノズル本体の部品点数も従来品と変らない。 【0012】なお、上述した構成例では、第1ノズル本
体12を従来どおりのノズル本体と同じ構成とし、第2
ノズル本体13のみに止水機能を持たせているが、勿
論、2つとも第2ノズル本体13と同じ構成としてもよ
い。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る噴霧器の2頭口噴口ノズルの一
実施形態について、軸方向に切断して示す縦断面図であ
る。 【図2】 従来技術による噴霧器の2頭口噴口ノズルの
縦断面図である。 【符号の説明】 10 管状ロッド 11 「T」字状継手 12 第1ノズル本体 13 第2ノズル本体 14 ハウジング 15 噴口 16 噴口キャップ 17 プラグ 18 流路縮径部 19 ツマミ 20 プラグの棒状部分 21 棒状部分の先端部 22 ハウジングの突起部 23 シールリング 24 シールリング 25 シールリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1ノズル本体(12)と第2ノズル本
    体(13)とを備えた噴霧器の2頭口噴口ノズルにおい
    て、 上記ノズル本体(12,13)のうち少なくとも一方
    が、内部に流路を形成するハウジング(14)と、噴口
    と反対側の位置で該ハウジング(14)に形成される端
    部開口にネジ結合されるプラグ部材(17)とを備えて
    おり、 上記プラグ部材(17)は、上記ネジ結合を締め込むこ
    とによって上記ハウジング(14)内の流路を閉塞する
    先端部(21)と、その締め込み操作を指先で摘まんで
    行えるツマミ部(19)とを備えており、 上記ツマミ部(19)は、上記ハウジング(14)の外
    径にほぼ等しい幅寸法を有していることを特徴とする、
    噴霧器の2頭口噴口ノズル。
JP2001252748A 2001-08-23 2001-08-23 噴霧器の2頭口噴口ノズル Pending JP2003062489A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008062871A1 (de) * 2008-12-17 2010-07-01 Lechler Gmbh Schaltventilgehäuse und Düsenträger für Spritzvorrichtungen für die Landtechnik
WO2020220215A1 (zh) * 2019-04-29 2020-11-05 深圳市大疆创新科技有限公司 喷头装置、喷洒系统、可移动平台及其喷洒作业方法
CN114403111A (zh) * 2021-12-31 2022-04-29 徐州腾尔盛机械设备科技有限公司 一种农药喷洒设备喷雾臂伸缩结构

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