JP2003062385A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

Info

Publication number
JP2003062385A
JP2003062385A JP2001254553A JP2001254553A JP2003062385A JP 2003062385 A JP2003062385 A JP 2003062385A JP 2001254553 A JP2001254553 A JP 2001254553A JP 2001254553 A JP2001254553 A JP 2001254553A JP 2003062385 A JP2003062385 A JP 2003062385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
course
drying
washing
driving
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001254553A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Iwakiri
俊一 岩切
Shoichi Matsui
正一 松井
Wataru Uchiyama
亘 内山
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001254553A priority Critical patent/JP2003062385A/ja
Publication of JP2003062385A publication Critical patent/JP2003062385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗濯
乾燥機において、運転コース表示手段の重複の表示をな
くし、使用者が運転コースを設定する際に、わかりやす
くし、使いやすくし、さらに、使用するLEDの数を少
なくすることにより、製造のコストを減少させる。 【解決手段】 洗濯、乾燥、洗濯〜乾燥等の複数の運転
コースを実行可能な制御装置35と、運転コースを設
定、表示する操作表示部36とを備え、操作表示部36
は、複数個の運転コース入力設定手段を有するコース表
示手段部40iと、複数個の運転コース表示手段39h
〜mとを有し、コース表示手段部40i複数個のいずれ
か1個の運転コース入力設定手段の操作により、前記複
数個の運転コース表示手段の運転コース表示39h〜m
を順次切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯、乾燥、洗濯
〜乾燥等の複数の運転コースを実行可能な洗濯乾燥機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、洗濯から乾燥までを一貫して実施
できる洗濯乾燥機として、内槽の回転中心軸を水平方向
に有する、いわゆるドラム式洗濯乾燥機と、回転中心軸
を鉛直方向に有する内槽を有し、内槽内底部の回転翼の
回転により洗濯を行い、脱水後に乾燥まで行う洗濯乾燥
機とがある。
【0003】例えば、回転中心軸を鉛直方向に有する洗
濯乾燥機の操作表示部は、図4に示すような構成をして
いた。
【0004】図4において、操作表示部1は、水量設定
手段2a、洗い時間設定手段2b、すすぎ回数設定手段
2c、脱水時間設定手段2d、運転開始手段2e、予約
運転設定手段2f、第1の運転コース入力設定手段2
g、第2の運転コース入力設定手段2h、第3の運転コ
ース入力設定手段2i、第4の運転コース入力設定手段
2jなどの入力設定手段2と、水量表示手段3a、洗い
時間表示手段3b、すすぎ回数表示手段3c、脱水時間
表示手段3d、残り時間または予約時間表示手段3e、
蓋ロック表示手段3f、進行表示手段3g、第1の運転
コース表示手段3h、第2の運転コース表示手段3i、
第3の運転コース表示手段3jなどの表示手段3とで構
成している。また、進行表示手段3gは、例えば、洗い
表示4a、すすぎ表示4b、脱水表示4c、ちょっと乾
燥表示4d、乾燥表示4e等で構成し、第1の運転コー
ス表示手段3hは、例えば、第1のおまかせコース表示
5a、おうちクリーニングコース表示5b、ワイシャツ
コース表示5c、毛布コース表示5d等で構成し、第2
の運転コース表示手段3iは、例えば、第2のおまかせ
コース表示6a、お急ぎコース表示6b、ゴシゴシコー
ス表示6c等で構成され、第3の運転コース表示手段3
jは、例えば、第3のおまかせコース表示7a、デリケ
ートコース表示7b、ワイシャツコース表示7c等で構
成している。
【0005】上記構成において、例えば使用者が洗濯の
みを行いたい場合は、使用者は第3の運転コース入力設
定手段2iを操作する。この時、進行表示手段3gの洗
い表示4a、すすぎ表示4bおよび脱水表示4cが表示
されるとともに、第1の運転コース表示手段3hの第1
のおまかせコース表示5aが表示される。その後、さら
に第3の運転コース入力設定手段2iを操作するたび
に、おうちクリーニングコース表示5b、毛布コース表
示5dへと表示が移動し、さらに第2の運転コース表示
手段3iの第2のおまかせコース表示6a、お急ぎコー
ス表示6b、ゴシゴシコース表示6cへと移動する。使
用者は、この操作により、所望の洗濯の運転コースを表
示させた後、運転開始手段2eを操作し、洗濯を開始さ
せる。
【0006】また、乾燥のみを行いたい場合は、使用者
は第4の運転コース入力設定手段2jを操作する。この
とき、進行表示手段3gの乾燥表示4eが表示されると
ともに、第3の運転コース表示手段3jの第3のおまか
せコース表示7aが表示される。その後、さらに第4の
運転コース入力設定手段2jを操作するたびに、デリケ
ートコース表示7b、ワイシャツコース表示7cへと表
示が移動する。使用者は、この操作により、所望の乾燥
の運転コースを表示させた後、運転開始手段2eを操作
し、乾燥を開始させる。
【0007】さらに、洗濯〜乾燥を一貫して行いたい場
合は、使用者は第1の運転コース入力設定手段2gを操
作する。このとき、進行表示手段3gの洗い表示4a、
すすぎ表示4b、脱水表示4cおよび乾燥表示4eが表
示されるとともに、第1の運転コース表示手段3hの第
1のおまかせコース表示5aが表示される。その後、さ
らに第1の運転コース入力設定手段2gを操作するたび
に、ワイシャツコース表示5c、毛布コース表示5dへ
と表示が移動する。使用者は、この操作により、所望の
洗濯〜乾燥の運転コースを表示させた後、運転開始手段
2eを操作し、洗濯〜乾燥を開始させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の洗濯乾燥機の操作表示部では、少なくとも、
洗濯の運転コース表示手段と乾燥の運転コース表示手段
が必要であり、上記従来例の場合は、「おまかせ」の表
示が、第1のおまかせコース表示5a、第2のおまかせ
コース表示6aおよび第3のおまかせコース表示7aと
3個も表示が必要であり、使用者にもわかりにくいもの
となっていた。また、表示のための、例えばLEDも多
く必要となり、製造のコストも多くかかっていた。さら
に、操作表示部の面積も限られているため設定できるコ
ースの数も制限され、使用者には使いにくいものとなっ
ていた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、洗濯、乾燥、洗濯〜乾燥等の運転コースの設定をわ
かりやすくし、使用者にとって使いやすいものとすると
ともに、製造のコストを減少させることを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、操作表示部に、複数個の運転コース入力設
定手段と、複数個の運転コース表示手段とを備え、複数
個の運転コース入力設定手段のいずれか1個の操作によ
り、複数個の運転コース表示手段の運転コース表示を順
次切り換えるものである。
【0011】これにより、複数個の運転コース表示手段
の運転コース表示を少なくすることができ、使用者が運
転コースを設定する際に、わかりやすくし、使いやすく
することができ、さらに、使用するLEDの数を少なく
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯、乾燥および洗濯〜乾燥等の複数の運転コース
を実行可能な制御装置と、運転コースを設定、表示する
操作表示部とを備え、前記操作表示部は、複数個の運転
コース入力設定手段と、複数個の運転コース表示手段と
を有するとともに、前記複数個の運転コース入力設定手
段のいずれか1個の操作により、前記複数個の運転コー
ス表示手段の運転コース表示を順次切り換えるものであ
り、おまかせコース等についても、重複の表示もなくな
るため、使用者が運転コースを設定する際に、わかりや
すくし、使いやすくすることができ、さらに、表示のた
めに使用する、例えばLEDの数を少なくすることがで
きるため、製造のコストを減少させることができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、複数個の運転コース入力設定手段
の近傍には、それぞれの運転コース入力設定手段に対応
した運転コース入力設定表示手段を設けたものであり、
使用者が選択した運転コース入力設定手段の近傍にその
選択の表示を示す運転コース入力設定表示手段を設けて
いるため、使用者が自分の選択状況を運転コース入力設
定表示手段の確認とともに、運転コース表示手段とを合
わせて瞬時に把握できるため、使用者の設定間違い等を
減らすことができ、使用者の使用勝手を大幅に向上させ
るものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、運転の開始時に操作され
る運転開始手段を備え、複数個の運転コース入力設定手
段は、前記運転開始手段を囲むように設けたものであ
り、複数個の運転コース入力設定手段と運転開始手段が
ひとかたまりとなっているため、使用者が運転コース入
力設定手段によりコースを選択後、運転開始手段の操作
により、すぐに運転を開始できるため、使用者の手を動
かす手間を減らすことができ、使用者の使用勝手を大幅
に向上させるものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、複数個の運転コース入力設定
手段は、特定の運転コース入力設定手段の大きさを、そ
の他の運転コース入力設定手段の大きさより大きくした
ものであり、使用者が頻繁に使用する特定の運転コース
入力設定手段の大きさを、あまり使用しない運転コース
入力設定手段の大きさより大きくしているので、使用者
の通常使用時の設定間違いを減らすことができ、使用者
の使用勝手を大幅に向上させるものである。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、操作表示部は、乾燥行程の時
間を設定する乾燥時間設定手段を備えるとともに、複数
の運転コースのうち一部の運転コースにおいては乾燥時
間設定手段の操作により乾燥行程の時間を変更可能と
し、他の運転コースにおいては変更不可としたものであ
り、一部の運転コースにおいては、使用者が自分の好み
に合わせて、乾燥時間を設定できるため、乾燥時間の短
縮を実現し、乾燥での消費電力を減少させることがで
き、そして使用者の使い勝手を向上させるとともに、そ
の他の運転コースにおいては、乾燥する衣類に適した専
用の乾燥コースとし、その運転コースでの問題の発生を
防止することができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、洗濯、乾燥およ
び洗濯〜乾燥等の複数の運転コースを実行可能な制御装
置を備え、前記制御装置は、使用者が選択的に設定した
運転コースの内容を実行しかつ記憶する特定の運転コー
スを有し、前記特定の運転コースは、洗濯運転コース時
の設定内容と洗濯乾燥運転コース時の設定内容とを個別
に記憶するものであり、使用者は、洗濯のみを実行する
衣類と、洗濯〜乾燥を実行する衣類とを好みにより分け
ることができ、それに合った洗濯仕様および洗濯〜乾燥
仕様を設定し、記憶させることができるため、使用者の
使用勝手を大幅に向上させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】図1に示すように、筐体8は、内部に、複
数のサスペンション9によって外槽10を弾性的に吊支
し、運転時の振動をサスペンション9によって吸収する
構成としている。外槽10の内部には、回転中心軸を鉛
直方向に有し洗濯物および乾燥対象物11(以下、衣類
という)を収容する内槽12を回転自在に支持し、内槽
12の内底部に衣類を撹拌する回転翼13を回転自在に
設けている。回転翼13は、外周が傾斜面形状の鍋型に
形成している。
【0020】内槽12の内部周壁には多数の小孔13を
設け、その上方には流体バランサ14を設けている。そ
して、外槽10および内槽12の底部中心付近には、回
転翼13を軸支する洗濯軸15aと、洗濯軸15aを内
包し中空で内槽12を軸支し洗濯軸15aと略同軸上の
洗濯・脱水軸15bとを切り換えるクラッチ16を設け
ている。モータ(駆動手段)17は、外槽10に設け、
クラッチ16を介して内槽12または回転翼13を駆動
するようにしている。
【0021】外槽10の下部から、伸縮自在の下部蛇腹
状ホース18を介して循環ダクト19へと通路を構成
し、循環ダクト19の出口は乾燥用送風機(送風手段)
20の入口に連結している。乾燥用送風機20の出口は
通路21に連結し、この通路21内に加熱手段であるヒ
ータ22を設け、通路21に伸縮自在の上部蛇腹状ホー
ス23を連結している。上部蛇腹状ホース23は、内槽
12へ向けて開口しており、内槽12は、内部周壁の小
孔13を通して外槽10に通じているので、これら通路
は循環する経路を構成している。
【0022】内槽12の上部には開閉自在の内蓋24を
設けており、内蓋24の近傍には、伸縮自在の上部蛇腹
状ホース23からつづく温風噴出孔25を開けている。
冷却用送風機(冷却送風手段)26は、筐体8の側面に
取り付け、筐体8の内部に外気を導入できるように構成
している。排水弁27は外槽10内の水を排水するもの
であり、切換弁28は循環路を切り換えるものである。
【0023】給水弁29は内槽12内に給水するもので
あり、水位検知手段30は外槽10内の水位を検知する
ものである。温度検知手段31は、上部蛇腹状ホース2
3内に設け、ヒータ22により加熱され、乾燥用送風機
20により送風される温風の温度を検知することで、内
槽12の温度を検知するようにしている。
【0024】蓋体32は、筐体8に設けた開口部33を
開閉するもので、内蓋24の上部に開閉自在に設けてい
る。この蓋体32は、筐体8に設けた蓋ロック装置34
により閉状態にロックするようにしている。
【0025】制御装置35は、操作表示部36により設
定された設定内容に基づいて、洗い、すすぎ、脱水の各
行程を有する洗濯行程とこの洗濯行程につづく乾燥行程
とを制御するもので、図2に示すように構成している。
【0026】制御手段37は、マイクロコンピュータな
どで構成し、水位検知手段30、温度検知手段31、蓋
ロック検知手段38の出力を入力し、入力設定手段39
により設定された設定内容に基づいて、表示手段40に
設定内容を表示するとともに、双方向性サイリスタ、リ
レーなどで構成した負荷駆動手段41を介して、クラッ
チ16、モータ17、乾燥用送風機20、ヒータ22、
冷却用送風機26、排水弁27、切換弁28、給水弁2
9、蓋ロック装置34などの動作を制御して洗濯および
乾燥行程を制御する。42は商用電源、43は電源スイ
ッチである。
【0027】操作表示部36は、図3に示すように、水
量設定手段39a、洗い時間設定手段39b、すすぎ回
数設定手段39c、脱水時間設定手段39d、乾燥時間
設定手段39e、予約運転設定手段39f、運転開始手
段39g、第1の運転コース入力設定手段39h、第2
の運転コース入力設定手段39i、第3の運転コース入
力設定手段39j、第4の運転コース入力設定手段39
kおよび第5の運転コース入力設定手段39mなどの入
力設定手段39と、水量表示手段40a、洗い時間表示
手段40b、すすぎ回数表示手段40c、脱水時間表示
手段40d、乾燥時間表示手段40e、残り時間または
予約時間表示手段40f、蓋ロック表示手段40g、進
行表示手段40hおよび複数の運転コース表示手段を1
ユニットとしたコース表示手段部40iなどの表示手段
40とで構成している。
【0028】また、進行表示手段40hは、例えば、洗
い表示44a、すすぎ表示44b、脱水表示44c、ち
ょっと乾燥表示44d、乾燥表示44e等で構成し、コ
ース表示手段部40iは、例えば、おまかせコース表示
手段45a、厚物コース表示手段45b、ゴシゴシコー
ス表示手段45c、ワイシャツコース表示手段45d、
お急ぎコース表示手段45e、毛布コース表示手段45
f、我が家流コース表示手段45gおよびおうちクリー
ニングコース表示45h等で構成している。
【0029】また、第1の運転コース入力設定手段39
h、第2の運転コース入力設定手段39i、第3の運転
コース入力設定手段39j、第4の運転コース入力設定
手段39kおよび第5の運転コース入力設定手段39m
には、それぞれに対応してその近傍に、第1の運転コー
ス入力設定表示手段46h、第2の運転コース入力設定
表示手段46i、第3の運転コース入力設定表示手段4
6j、第4の運転コース入力設定表示手段46kおよび
第5の運転コース入力設定表示手段46mを設けてい
る。
【0030】さらに、第1の運転コース入力設定手段3
9h、第2の運転コース入力設定手段39i、第3の運
転コース入力設定手段39j、第4の運転コース入力設
定手段39kおよび第5の運転コース入力設定手段39
mは、運転開始手段39gを囲むように、運転開始手段
39gの外側に略円状に設けている。
【0031】上記構成において図1乃至図3を参照しな
がら動作を説明する。
【0032】使用者は、内槽12に衣類11、洗剤など
を投入して運転を開始すると、制御手段37は、モータ
17を駆動して回転翼13を短周期で左右回転させ、モ
ータ17が停止した時の回転翼13の惰性回転時間の長
短により、衣類11の重量を判定する。たとえば、惰性
回転時間が短い場合は、衣類の重量が少、また惰性回転
時間が長い場合は、衣類の重量が多いと判定する。そし
てその衣類11の重量に対応した所定の水位を決定す
る。その後、給水弁29を駆動し、水位検知手段30に
より検知した水位が所定の水位になるまで給水する。
【0033】そして、衣類11の洗濯を行うが、その
際、洗濯の方法に2種類の方法がある。第1の洗濯方法
は、まず、クラッチ16を洗濯軸15a側に切り換え、
モータ17を駆動して回転翼13を回転させる。このと
き、排水弁27と切換弁28は閉じている。この回転翼
13の回転により、内槽12内の衣類11は回転の機械
力を受け、回転することにより、衣類11同士がこすれ
あい、汚れを衣類11から分離し、衣類11は洗浄され
る。このように衣類11同士がこすれ合う機械力によ
り、衣類11を洗浄するため、優れた洗浄性能が得られ
るが、逆に衣類11同士が絡みあう可能性がある。ま
た、第2の洗濯方法は、クラッチ16を洗濯・脱水軸1
5b側に切り換え、モータ17を駆動して内槽12を回
転させる。このとき、排水弁27と切換弁28は閉じて
いる。このことにより、内槽12内の水の外周部分は、
遠心力により上昇する。これに伴い、内槽12と外槽1
0の間の水は外槽10の内壁に沿って上昇した後、内槽
12の上部から内槽12内に散水され、循環することに
なる。これにより、内槽12内では洗剤を含んだ水が衣
類11を通過することになり洗浄される。このように回
転翼13は単独では回転せず、内槽12とともに回転す
ることにより衣類11を洗浄するため、衣類11同士の
絡みあいは少なく、衣類を優しく洗うといった洗濯方法
である。しかしながら、機械力が少ないため、第1の洗
濯方法より、洗浄性能が若干劣る傾向がある。
【0034】その後、第1の洗濯方法、第2の洗濯方法
ともに、排水弁27を開いて排水し、再度給水し洗濯行
程と同様にして衣類11をすすぐすすぎ行程を経て、脱
水行程では、衣類11が入った内槽12を高速で回転さ
せることによって生じる遠心力により、衣類11が内槽
12の内壁に押しつけられることになり、この遠心力で
水分が衣類11から分離されて脱水される。
【0035】また、乾燥行程では、切換弁28を開いた
状態で、乾燥用送風機20の送風とヒータ22の発熱に
より、上部蛇腹状ホース23、温風噴出孔25を通して
内槽12へ乾いた温風が送り込まれる。
【0036】このときの乾燥の方法に2種類の方法があ
る。第1の乾燥方法は、内槽12を所定の回転数で回転
させ、その内槽12の回転と共に衣類11を回転させ、
内槽12内へ温風を送り込んで乾燥する方法である。ま
た、第2の乾燥方法は、回転翼13を左右回転すること
により、衣類11を跳ね上げたり、その後落下させたり
している状態で、内槽12へ温風を送り込んで乾燥する
方法である。その後、送り込まれた温風は、これら衣類
11の動きの隙間を通るときに衣類11から水分を奪
い、湿った状態で、内槽12から外槽10の内側へと出
た後、下部蛇腹状ホース18を通過し、切換弁28を通
過して循環ダクト19へ至る。この流れを、図1では、
矢線で示している。上記第1の乾燥方法は、衣類11が
絡みにくいといった利点があり、上記第2の乾燥方法
は、衣類11を均等に乾燥するといった利点がある。
【0037】湿気を含んだ温風が、外槽10の内壁や循
環ダクト19内を通過しているとき、冷却用送風機26
による外部空気の流入で、外槽10や循環ダクト19の
外壁は冷却されることになり、湿った空気の水分はその
内壁に結露し、湿った温風は除湿されて、乾燥用送風機
20へと戻る。外槽10の内壁に結露した水分は、切換
弁28を通過して、循環ダクト19の内壁に結露した水
分とともに排水口44より適宜排出される。
【0038】乾燥行程終了後に、乾燥用送風機20、冷
却用送風機26を駆動する送風行程を、温度検知手段3
1で検知した温度が、使用者が火傷をしないレベルの所
定の設定温度以下になるまで行う。
【0039】上記構成および動作において、使用者が洗
濯のみのあるコースを行いたい場合について説明する。
使用者は、図3における第5の運転コース入力設定手段
39mを操作する。この時、第5の運転コース入力表示
設定手段46mが表示され、かつ、進行表示手段40h
のうち、洗い表示44a、すすぎ表示44bおよび脱水
表示44cが表示されるとともに、複数の運転コース表
示手段を1ユニットとしたコース表示手段部40iのう
ち、おまかせコース表示手段45aが表示される。さら
に、使用者が第5の運転コース入力設定手段39mを操
作するたびに、複数の運転コース表示手段を1ユニット
としたコース表示手段部40iが切り替わる。おまかせ
コース表示手段45aが表示された後、ゴシゴシコース
表示手段45c、お急ぎコース表示手段45e、我が家
流コース表示手段45g、毛布コース表示手段45f、
おうちクリーニングコース表示45hと順次切り替わ
る。使用者は、自分が所望のコースを表示させることに
より選択した後、第5の運転コース入力設定手段39m
のすぐ内側近傍にある運転開始手段39gを操作し、洗
濯をスタートさせる。
【0040】たとえば、使用者が、おまかせコース表示
手段45aを選択した場合には、洗濯およびすすぎ行程
において、その半分以上が第1の洗濯方法であり、その
第1の洗濯方法の合間に第2の洗濯方法を実行するもの
であり、衣類11を第1の洗濯方法で洗浄性能を向上さ
せ、かつ第2の洗濯方法で衣類11同士の絡みを軽減さ
せるものである。また、ゴシゴシコース表示手段45c
やお急ぎコース表示手段45eの場合は、衣類11に対
し、強力な洗浄性能や短時間での洗浄性能が必要なた
め、ほぼ総て、第1の洗濯方法で洗濯するものである。
また、毛布コース表示手段45fやおうちクリーニング
コース表示45hの場合には、傷まずに洗うことが必要
であるため、ほぼ総て、第2の洗濯方法で洗濯するもの
である。
【0041】また、我が家流コース表示手段45gにお
いては、使用者が、我が家流コース表示手段45gを選
択した後、洗い時間表示手段40b、すすぎ回数表示手
段40cおよび脱水時間表示手段40dを、それぞれ洗
い時間設定手段39b、すすぎ回数設定手段39cおよ
び脱水時間設定手段39dにより使用者が希望した時間
に変更し、運転開始手段39gを操作し、洗濯を開始
し、その洗濯が終了した場合には、制御装置37は、使
用者が変更した上記設定内容を記憶する。そして、使用
者が、その後再度、第5の運転コース入力設定手段39
mを操作した後、我が家流コース表示手段45gを選択
した場合には、その記憶した設定内容を、洗い時間表示
手段40b、すすぎ回数表示手段40cおよび脱水時間
表示手段40dにより表示し、運転開始手段39gの操
作により、実行するものである。
【0042】次に、使用者が乾燥のみのあるコースを行
いたい場合について説明する。使用者は、図3における
第4の運転コース入力設定手段39kを操作する。この
時、第4の運転コース入力表示設定46kが表示され、
かつ、進行表示手段40hのうち乾燥表示44eが表示
されるとともに、複数の運転コース表示手段を1ユニッ
トとしたコース表示手段部40iのうち、おまかせコー
ス表示手段45aが表示される。さらに、使用者が第4
の運転コース入力設定手段39kを操作するたびに、複
数の運転コース表示手段を1ユニットとしたコース表示
手段部40iが切り替わる。おまかせコース表示手段4
5aが表示された後、厚物コース表示手段45b、ワイ
シャツコース表示手段45d、おうちクリーニングコー
ス表示45hと順次切り替わる。使用者は、自分が所望
のコースを表示させることにより選択した後、第4の運
転コース入力設定手段39kのすぐ内側近傍にある運転
開始手段39gを操作し、乾燥をスタートさせる。
【0043】たとえば、使用者が、おまかせコース表示
手段45aを選択した場合には、まず始めに所定時間、
第1の乾燥方法で乾燥を行った後、乾燥終了までほぼ第
2の乾燥方法で乾燥を行うものである。これは、乾燥率
が低い間は、第2の乾燥方法では、衣類11が絡みやす
くなるから、第1の乾燥方法で乾燥を行い、乾燥率が高
くなると、第2の乾燥方法で、衣類11全体を均等に乾
燥させるためである。また、厚物コース表示手段45b
の場合は、おまかせコース表示手段45aの場合より、
乾燥時間を長く設定し、乾燥性能を確保するものであ
る。また、ワイシャツコース表示手段45dの場合は、
未乾燥状態(乾燥率が略95%の状態)で乾燥を終了さ
せ、使用者がその後、アイロン掛けをしやすくするもの
である。さらに、使用者が、おうちクリーニングコース
表示45hを選択した場合には、全体を通して、ほぼ総
て、第1の乾燥方法で乾燥する。これは衣類11を傷め
ないようにするためである。
【0044】ここで、使用者が、おまかせコース表示手
段45aを選択した場合には、最初は、乾燥時間表示手
段40eは、1段目の「自動」が表示されている。使用
者は、希望により、乾燥時間設定手段39eを操作し、
2段目の「150分」、3段目の「90分」、4段目の
「30分」に変更することができる。なお、「150
分」および「90分」乾燥は、中および少容量に対応し
た乾燥時間である。また、「30分」乾燥は、干して乾
かした後で、仕上乾燥を行うときなどに使用するもので
ある。これは、使用者が自分の好みに合わせて、乾燥時
間を設定できるようにしたものであり、乾燥時間の短縮
を実現し、乾燥での消費電力を減少させることができ、
そして使用者の使い勝手を向上させるものである。
【0045】一方、使用者が、その他のコース表示(厚
物コース表示手段45b、ワイシャツコース表示手段4
5dおよびおうちクリーニングコース表示45h)を選
択した場合には、乾燥時間表示手段40eは変更できな
いようになっている。これは、衣類11に対応した最適
の乾燥方法をあらかじめ設定してあるため、使用者がそ
の設定した乾燥時間を変更することによる乾燥時の問題
が発生するのを防止するためである。例えば、乾燥時間
を変更することにより、厚物コース表示手段45bでの
乾燥時の未乾燥、ワイシャツコース表示手段45dでの
乾燥時の過乾燥およびおうちクリーニングコース表示4
5hでの乾燥温度の過上昇による衣類の傷み等を防止す
るためである。
【0046】さらに、使用者が洗濯〜乾燥のあるコース
を行いたい場合について説明する。使用者は、図3にお
ける第1の運転コース入力設定手段39hを操作する。
この時、第1の運転コース入力表示設定手段46hが表
示され、かつ、進行表示手段40hのうち、洗い表示4
4a、すすぎ表示44b、脱水表示44cおよび乾燥表
示44eが表示されるとともに、複数の運転コース表示
手段を1ユニットとしたコース表示手段部40iのう
ち、おまかせコース表示手段45aが表示される。さら
に、使用者が第5の運転コース入力設定手段39hを操
作するたびに、複数の運転コース表示手段を1ユニット
としたコース表示手段部40iが切り替わる。おまかせ
コース表示手段45aが表示された後、厚物コース表示
手段45b、ワイシャツコース表示手段45d、毛布コ
ース表示手段45f、我が家流コース表示手段45gと
順次切り替わる。使用者は、自分が所望のコースを選択
表示した後、第1の運転コース入力設定手段39hのす
ぐ内側近傍にある運転開始手段39gを操作し、洗濯を
スタートさせる。
【0047】たとえば、使用者が、おまかせコース表示
手段45aを選択した場合には、洗濯およびすすぎ行程
において、その半分以上が第2の洗濯行程であり、その
第2の洗濯行程の合間に第1の洗濯行程を実行するもの
であり、衣類11を第2の洗濯行程で衣類11同士の絡
みを軽減させ優しく洗い、かつ第1の洗濯行程で洗浄性
能をさらに向上させるものである。これにより、乾燥移
行時に、衣類11の絡みを抑え、乾燥での衣類11の絡
み、しわ等を軽減させるものである。その後、乾燥行程
では、上記乾燥のみのおまかせコース表示手段45aを
選択した場合と同等の動作を行い、衣類11を乾燥す
る。
【0048】また、厚物コース表示手段45bやワイシ
ャツコース表示手段45dの場合は、上記乾燥のみの場
合と同様に、乾燥時間を長く設定したり、未乾燥状態で
乾燥を終了させたりするものであり、乾燥のみの場合と
同等の効果を得ることができる。毛布コース表示手段4
5fの場合は、洗濯のみの毛布コース表示手段45fの
場合と同等の洗濯を行った後、乾燥行程では、ほぼ総
て、第1の乾燥方法で乾燥する。これは、回転翼13の
回転により、衣類11(毛布等)が損傷するのを防止し
つつ、乾燥するためである。
【0049】また、我が家流コース表示手段45gにお
いては、使用者が、我が家流コース表示手段45gを選
択した後、洗い時間表示手段40b、すすぎ回数表示手
段40c、脱水時間表示手段40dおよび乾燥時間表示
手段40eを、それぞれ洗い時間設定手段39b、すす
ぎ回数設定手段39c、脱水時間設定手段39dおよび
乾燥時間設定手段39eにより使用者が希望した時間に
変更し、運転開始手段39gを操作し、洗濯〜乾燥を開
始し、その洗濯〜乾燥が終了した場合には、制御装置3
7は、使用者が変更した上記設定内容を記憶する。そし
て、使用者が、その後再度、第1の運転コース入力設定
手段39hを操作した後、我が家流コース表示手段45
gを選択した場合には、その記憶した設定内容を、洗い
時間表示手段40b、すすぎ回数表示手段40c、脱水
時間表示手段40dおよび乾燥時間表示手段40eによ
り表示し、運転開始手段39gの操作により、その内容
を実行するものである。
【0050】また、使用者が、おまかせコース表示手段
45aおよび我が家流コース表示手段45gを選択した
場合には、最初は、乾燥時間表示手段40eは、1段目
の「自動」が表示されている。使用者は、希望により、
乾燥時間設定手段39eを操作し、2段目の「150
分」、3段目の「90分」、4段目の「30分」に変更
することができる。なお、「150分」および「90
分」乾燥は、中および少容量に対応した乾燥時間であ
る。また、「30分」乾燥は、干して乾かした後で、仕
上乾燥を行うときなどに使用するものである。
【0051】これにより、使用者は自分の好みに合わせ
て、乾燥時間を設定できるため、乾燥時間の短縮を実現
し、乾燥での消費電力を減少させることができ、そして
使用者の使用勝手が向上できるものである。
【0052】一方、使用者が、その他のコース表示(厚
物コース表示手段45b、ワイシャツコース表示手段4
5dおよび毛布コース表示手段45f)を選択した場合
には、乾燥時間表示手段40eは変更できないようにな
っている。これにより、厚物コース表示手段45b、ワ
イシャツコース表示手段45dおよび毛布コース表示手
段45fは、衣類11に対応した最適の乾燥方法が、あ
らかじめ設定されているため、使用者がその設定した乾
燥時間を変更することにより、乾燥時間が変更され、乾
燥時の問題が発生するのを防止するためである。例え
ば、厚物コース表示手段45bおよび毛布コース表示手
段45fでの乾燥時の未乾燥や、ワイシャツコース表示
手段45dでの乾燥時の過乾燥等を防止するためであ
る。
【0053】また、上記我が家流コース表示手段45g
は、使用者が設定した内容を記憶するものであるが、そ
の設定内容が、洗濯のみの場合と洗濯〜乾燥の場合とで
異なっていたとしても、洗濯のみおよび洗濯〜乾燥でそ
れぞれ別個に記憶するものである。これにより、使用者
は、洗濯のみを実行する衣類11と、洗濯〜乾燥を実行
する衣類11とを好みにより分けることができ、それに
合った洗濯仕様および洗濯〜乾燥仕様を設定し、記憶さ
せることができるため、使用者の使用勝手を大幅に向上
させることができるものである。例えば、下着等の通常
の衣類は、洗濯のみを行うため、その通常の衣類に対し
て、使用者が好みの設定を行い、また、タオル等の場合
は、乾燥まで行ってふんわり仕上げたいので、洗濯〜乾
燥まで行うとともに、そのタオル類に対して使用者が好
みの設定を行うものである。
【0054】以上のように、第1の運転コース入力設定
手段39h、第2の運転コース入力設定手段39i、第
3の運転コース入力設定手段39j、第4の運転コース
入力設定手段39kおよび第5の運転コース入力設定手
段39mのいずれか1個の操作により、1ユニットとし
たコース表示手段部40iのおまかせコース表示手段4
5a、厚物コース表示手段45b、ゴシゴシコース表示
手段45c、ワイシャツコース表示手段45d、お急ぎ
コース表示手段45e、毛布コース表示手段45f、我
が家流コース表示手段45gおよびおうちクリーニング
コース表示45hを順次切り換えるようにしているの
で、従来は重複していたおまかせコース等についても、
重複の表示もなくなるため、使用者が運転コースを設定
する際に、わかりやすくし、使いやすくすることがで
き、さらに、表示のために使用する、例えばLEDの数
を少なくすることができるため、製造のコストを減少さ
せることができるものである。
【0055】また、第1の運転コース入力設定手段39
h、第2の運転コース入力設定手段39i、第3の運転
コース入力設定手段39j、第4の運転コース入力設定
手段39kおよび第5の運転コース入力設定手段39m
には、それぞれに対応してその近傍に、第1の運転コー
ス入力設定表示手段46h、第2の運転コース入力設定
表示手段46i、第3の運転コース入力設定表示手段4
6j、第4の運転コース入力設定表示手段46kおよび
第5の運転コース入力設定表示手段46mを設けている
ので、使用者が自分の選択状況を運転コース入力設定表
示手段の確認とともに、運転コース表示手段とを合わせ
て瞬時に把握できるため、使用者の設定間違い等を減ら
すことができ、使用者の使用勝手を大幅に向上させるも
のである。
【0056】また、第1の運転コース入力設定手段39
h、第2の運転コース入力設定手段39i、第3の運転
コース入力設定手段39j、第4の運転コース入力設定
手段39kおよび第5の運転コース入力設定手段39m
は、運転開始手段39gを囲むように、運転開始手段3
9gの外側のすぐ近傍に略円状に設けているので、複数
個の運転コース入力設定手段と運転開始手段がひとかた
まりとなっているため、使用者が運転コース入力設定手
段によりコースを選択後、運転開始手段の操作により、
すぐに運転を開始できるため、使用者の手を動かす手間
を減らすことができ、使用者の使用勝手を大幅に向上さ
せることができるものである。
【0057】また、本実施例の運転開始手段39gを囲
むように設けた第1の運転コース入力設定手段39h、
第2の運転コース入力設定手段39i、第3の運転コー
ス入力設定手段39j、第4の運転コース入力設定手段
39kおよび第5の運転コース入力設定手段39mは、
総て略同等の大きさに設定したが、使用者が頻繁に使用
する特定の運転コース入力手段、例えば、第1の運転コ
ース入力設定手段39h(洗濯〜乾燥自動)および第5
の運転コース入力設定手段39m(洗濯のみ)の大きさ
を大きくし、他の3つの運転コース入力設定手段の大き
さを小さくすることにより、使用者の通常使用時の設定
間違いを減らすことができ、使用者の使用勝手を大幅に
向上させることができるものである。
【0058】なお、本実施例では、運転開始手段39g
を囲むように設けた第1の運転コース入力設定手段39
h、第2の運転コース入力設定手段39i、第3の運転
コース入力設定手段39j、第4の運転コース入力設定
手段39kおよび第5の運転コース入力設定手段39m
を略円状に設けたが、運転開始手段39gを囲むもので
あれば、それが、四角形状等の多角形状であっても、同
等の効果が得られることは言うまでもない。
【0059】なお、本実施例では、具体的に専用のコー
スを用いたが、上記コース以外のコース設定であって
も、同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0060】また、本実施例では、回転中心軸を鉛直方
向に有する内槽を有し、内槽内底部の回転翼の回転によ
り洗濯を行い、脱水後に乾燥まで行う洗濯乾燥機につい
て説明したが、それが、内槽の回転中心軸を水平方向に
有する、いわゆるドラム式洗濯乾燥機であっても、同等
の効果が得られることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯、乾燥および洗濯〜乾燥等の複数の
運転コースを実行可能な制御装置と、運転コースを設
定、表示する操作表示部とを備え、前記操作表示部は、
複数個の運転コース入力設定手段と、複数個の運転コー
ス表示手段とを有するとともに、前記複数個の運転コー
ス入力設定手段のいずれか1個の操作により、前記複数
個の運転コース表示手段の運転コース表示を順次切り換
えたから、おまかせコース等についても、重複の表示も
なくなるため、使用者が運転コースを設定する際に、わ
かりやすくし、使いやすくすることができ、さらに、表
示のために使用する、例えばLEDの数を少なくするこ
とができるため、製造のコストを減少させることができ
る。
【0062】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の発明において、複数個の運転コース
入力設定手段の近傍には、それぞれの運転コース入力設
定手段に対応した運転コース入力設定表示手段を設けた
から、使用者が選択した運転コース入力設定手段の近傍
にその選択の表示を示す運転コース入力設定表示手段を
設けているため、使用者が自分の選択状況を運転コース
入力設定表示手段の確認とともに、運転コース表示手段
とを合わせて瞬時に把握できるため、使用者の設定間違
い等を減らすことができ、使用者の使用勝手を大幅に向
上させることができる。
【0063】また、請求項3に記載の発明によれば、上
記請求項1または2に記載の発明において、運転の開始
時に操作される運転開始手段を備え、複数個の運転コー
ス入力設定手段は、前記運転開始手段を囲むように設け
たから、複数個の運転コース入力設定手段と運転開始手
段がひとかたまりとなっているため、使用者が運転コー
ス入力設定手段によりコースを選択後、運転開始手段の
操作により、すぐに運転を開始できるため、使用者の手
を動かす手間を減らすことができ、使用者の使用勝手を
大幅に向上させることができる。
【0064】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記請求項1〜3に記載の発明において、複数個の運転コ
ース入力設定手段は、特定の運転コース入力設定手段の
大きさを、その他の運転コース入力設定手段の大きさよ
り大きくしたから、使用者が頻繁に使用する特定の運転
コース入力設定手段の大きさを、あまり使用しない運転
コース入力設定手段の大きさより大きくしているので、
使用者の通常使用時の設定間違いを減らすことができ、
使用者の使用勝手を大幅に向上させることができる。
【0065】また、請求項5に記載の発明によれば、上
記請求項1〜4に記載の発明において、操作表示部は、
乾燥行程の時間を設定する乾燥時間設定手段を備えると
ともに、複数の運転コースのうち一部の運転コースにお
いては乾燥時間設定手段の操作により乾燥行程の時間を
変更可能とし、他の運転コースにおいては変更不可とし
たから、一部の運転コースにおいては、使用者が自分の
好みに合わせて、乾燥時間を設定できるため、乾燥時間
の短縮を実現し、乾燥での消費電力を減少させることが
でき、そして使用者の使い勝手を向上させるとともに、
その他の運転コースにおいては、乾燥する衣類に適した
専用の乾燥コースとし、その運転コースでの問題の発生
を防止することができる。
【0066】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
洗濯、乾燥および洗濯〜乾燥等の複数の運転コースを実
行可能な制御装置を備え、前記制御装置は、使用者が選
択的に設定した運転コースの内容を実行しかつ記憶する
特定の運転コースを有し、前記特定の運転コースは、洗
濯運転コース時の設定内容と洗濯乾燥運転コース時の設
定内容とを個別に記憶するようにしたから、使用者は、
洗濯のみを実行する衣類と、洗濯〜乾燥を実行する衣類
とを好みにより分けることができ、それに合った洗濯仕
様および洗濯〜乾燥仕様を設定し、記憶させることがで
きるため、使用者の使用勝手を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の洗濯乾燥機の縦断面図
【図2】同洗濯乾燥機の要部ブロック回路図
【図3】同洗濯乾燥機の操作表示部の正面図
【図4】従来の洗濯乾燥機の操作表示部の正面図
【符号の説明】
35 制御装置 36 操作表示部 39h 第1の運転コース入力設定手段 39i 第2の運転コース入力設定手段 39j 第3の運転コース入力設定手段 39k 第4の運転コース入力設定手段 39m 第5の運転コース入力設定手段 40i コース表示手段部(複数個の運転コース表示手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 亘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 足立 一利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA16 BB02 CA05 CA06 CA16 CB07 CB49 CB52 CB55 CB57 JB03 JC12 MA01 MA08 MA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯、乾燥および洗濯〜乾燥等の複数の
    運転コースを実行可能な制御装置と、運転コースを設
    定、表示する操作表示部とを備え、前記操作表示部は、
    複数個の運転コース入力設定手段と、複数個の運転コー
    ス表示手段とを有するとともに、前記複数個の運転コー
    ス入力設定手段のいずれか1個の操作により、前記複数
    個の運転コース表示手段の運転コース表示を順次切り換
    える洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 複数個の運転コース入力設定手段の近傍
    には、それぞれの運転コース入力設定手段に対応した運
    転コース入力設定表示手段を設けた請求項1記載の洗濯
    乾燥機。
  3. 【請求項3】 運転の開始時に操作される運転開始手段
    を備え、複数個の運転コース入力設定手段は、前記運転
    開始手段を囲むように設けた請求項1または2記載の洗
    濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 複数個の運転コース入力設定手段は、特
    定の運転コース入力設定手段の大きさを、その他の運転
    コース入力設定手段の大きさより大きくした請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 操作表示部は、乾燥行程の時間を設定す
    る乾燥時間設定手段を備えるとともに、複数の運転コー
    スのうち一部の運転コースにおいては乾燥時間設定手段
    の操作により乾燥行程の時間を変更可能とし、他の運転
    コースにおいては変更不可とした請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 洗濯、乾燥および洗濯〜乾燥等の複数の
    運転コースを実行可能な制御装置を備え、前記制御装置
    は、使用者が選択的に設定した運転コースの内容を実行
    しかつ記憶する特定の運転コースを有し、前記特定の運
    転コースは、洗濯運転コース時の設定内容と洗濯乾燥運
    転コース時の設定内容とを個別に記憶する洗濯乾燥機。
JP2001254553A 2001-08-24 2001-08-24 洗濯乾燥機 Pending JP2003062385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001254553A JP2003062385A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 洗濯乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001254553A JP2003062385A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 洗濯乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003062385A true JP2003062385A (ja) 2003-03-04

Family

ID=19082699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001254553A Pending JP2003062385A (ja) 2001-08-24 2001-08-24 洗濯乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003062385A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295907A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
KR20100120052A (ko) * 2009-05-04 2010-11-12 엘지전자 주식회사 세탁장치 및 제어방법
WO2014038396A1 (ja) * 2012-09-07 2014-03-13 シャープ株式会社 洗濯機
JP2016036399A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 ハイアールアジア株式会社 ドラム式洗濯機
JP2016049265A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 ハイアールアジア株式会社 ドラム式洗濯機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008295907A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Hitachi Appliances Inc 洗濯乾燥機
KR20100120052A (ko) * 2009-05-04 2010-11-12 엘지전자 주식회사 세탁장치 및 제어방법
KR101594362B1 (ko) * 2009-05-04 2016-02-16 엘지전자 주식회사 세탁장치 및 제어방법
WO2014038396A1 (ja) * 2012-09-07 2014-03-13 シャープ株式会社 洗濯機
JP2014050602A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Sharp Corp 洗濯機
CN104603348A (zh) * 2012-09-07 2015-05-06 夏普株式会社 洗衣机
JP2016036399A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 ハイアールアジア株式会社 ドラム式洗濯機
JP2016049265A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 ハイアールアジア株式会社 ドラム式洗濯機
CN106661797A (zh) * 2014-08-29 2017-05-10 海尔亚洲株式会社 滚筒洗衣机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11186939B2 (en) Laundry machine control method for removal or reduction of creases
EP2837730B1 (en) Operating method for laundry machine and laundry machine for carrying out said operation method
JP4007057B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6663827B2 (ja) 洗濯機
JP2007050153A (ja) 洗濯乾燥機
KR20080081471A (ko) 세탁기 및 그 탈수제어방법
KR20110022363A (ko) 세탁장치의 제어방법
JP2003062385A (ja) 洗濯乾燥機
JP2003053087A (ja) ドラム式乾燥洗濯機
TWI725531B (zh) 洗衣烘衣機
JP6716675B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2002119788A (ja) 洗濯乾燥機
JP3815311B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6910771B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3637989B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2013094204A (ja) 洗濯乾燥機
JP3577923B2 (ja) 洗濯機
JP3864769B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2003320194A (ja) 洗濯乾燥機
KR20080032332A (ko) 드럼 세탁기
JP3424653B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2017121398A (ja) 衣類処理装置
JP2006136600A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2004121354A (ja) 洗濯乾燥機
KR20230112456A (ko) 세탁물 처리 장치의 제어방법 및 그 세탁물 처리 장치