JP2003061965A - 妊娠経過管理システム - Google Patents

妊娠経過管理システム

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JP2003061965A
JP2003061965A JP2001255382A JP2001255382A JP2003061965A JP 2003061965 A JP2003061965 A JP 2003061965A JP 2001255382 A JP2001255382 A JP 2001255382A JP 2001255382 A JP2001255382 A JP 2001255382A JP 2003061965 A JP2003061965 A JP 2003061965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 妊婦の個人データを管理する妊婦データベー
スと、診察にともなって測定された胎児の体重推定用基
礎データを管理する胎児データベースとを具備し、胎児
の成長の経過を記録することにより妊娠の経過を管理す
る妊娠経過管理システムであって、それぞれの妊婦に則
した診察結果の表示を行ない、妊婦を不必要に不安がら
せることのない妊娠経過管理システムを提供する。 【解決手段】 胎児データベースに登録された体重推定
用基礎データに基づいて胎児の推定体重を算出するとと
もに、算出された胎児の推定体重の推移経過を、横軸を
時間、縦軸を体重とした成長記録グラフとして表示する
グラフ表示手段を設け、成長記録グラフには標準体重領
域を合わせて表示するようにするとともに、同標準体重
領域を、妊婦データベースに登録された妊婦の出産歴情
報、及び、胎児の性別情報に基づいて調整を行なって表
示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、妊娠経過管理シス
テムに関するものであり、妊婦には胎児の成長にともな
って逐次最適な情報を提供することにより余計な不安を
取り除くとともに、医師にはより簡便に妊婦への診察結
果の説明、注意事項の説明を行なうことができる手段を
提供することにより、医師と妊婦との信頼関係を向上さ
せてより安全に出産を行なうことができるようにしてい
る妊娠経過管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、産科病院で出産を行なう場合、妊
婦は出産予定日まで定期的に医師の診察を受けながら出
産に備えており、診察のたびに胎児の成長状況や、注意
事項の説明を受けている。
【0003】一方、医師は、診察を行なった全ての妊婦
に対し、それぞれ似通った説明を繰り返し行ない、それ
ぞれの妊婦が安全に出産を迎えることができるようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の産科病院においては次のような問題を抱えて
いた。
【0005】まず、妊婦が抱く問題点として、 1)妊婦は必ずしも医学知識に精通しているわけではな
いので、医師の説明を一度聞いただけで完全に理解する
ことができない場合があり、かえって不安を募らせる場
合があった。特に、診察後、家族に診察結果を妊婦が説
明する際に、十分な説明を行なうことができず、家族か
らの質問攻めに遭うことによって不安が増長されること
があり、妊婦の精神衛生上好ましくなかった。 2)医師の説明は、通常、一般的な事例の説明を行な
い、その後、それぞれの妊婦の状況に合わせた説明を行
なうため、一般的な事例とのずれが気になり、妊婦に不
安を生じさせることがあった。特に、初産と経産、胎児
の性別などにより胎児の成長にはそれぞれ大きなバラツ
キがあるものの、医師の説明や一般的な医学書の説明で
は平均的な部分を中心として説明が行なわれるため、医
師の説明や医学書の説明からのズレが大きいと、妊婦に
必要以上に不安を抱かせることにより精神衛生上好まし
くなかった。 3)出産予定日の決定を、妊婦が自己申告した最終月経
日に基づいて行なっているためにバラツキが大きくなり
やすく、これによっても一般的な事例とのずれが生じ、
妊婦に不安を抱かせるおそれがあった。
【0006】また、医師が抱く問題点として、 1)医学知識の少ない妊婦でも理解できるように、内容
をよく噛み砕いて診断結果の説明を行なう必要があり、
わかりやすい説明を行なうための準備が非常に繁雑にな
るという問題があった。特に、妊婦の理解度に合わせた
説明が要求されるため、一般的な事例よりも妊婦により
近い事例を例示して説明する方が望ましく、準備する資
料が膨大となってしまい、そのうえ、その膨大な資料の
中から好適な資料を選択して説明しなければならず、か
えって説明が複雑になることによって、十分な説明が行
なえなくなるおそれがあった。 2)医師の方は十分な説明を行なったつもりでも、妊婦
の方は説明が不十分であると感じた場合、妊婦が産科病
院を換えることがあり、産科病院にとってお客様である
妊婦を他の病院にとられてしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明では、カルテのみによる妊娠経過管理を行
なうのではなく、妊娠の経過を電子データとして管理す
ることにより診察結果の利便性を高め、各妊婦に対して
診察結果に基づいた必要十分な説明をわかりやすく行な
い、不安の生起を抑制するようにしているものである。
【0008】すなわち、本発明の妊娠経過管理システム
は、妊婦の個人データを管理する妊婦データベースと、
診察にともなって測定された胎児の体重推定用基礎デー
タを管理する胎児データベースとを具備し、胎児の成長
の経過を記録することにより妊娠の経過を管理する妊娠
経過管理システムであって、胎児データベースに登録さ
れた体重推定用基礎データに基づいて胎児の推定体重を
算出するとともに、算出された胎児の推定体重の推移経
過を、横軸を時間、縦軸を体重とした成長記録グラフと
して表示するグラフ表示手段を設けている妊娠経過管理
システムにおいて、成長記録グラフには標準体重領域を
合わせて表示するようにするとともに、同標準体重領域
を、妊婦データベースに登録された妊婦の出産歴情報、
及び、胎児の性別情報に基づいて調整を行なって表示す
るようにしている。
【0009】また、以下のような特徴も併せ持っている
ものである。すなわち、 胎児の大きさから推定される出産予定日を管理基準出
産予定日として設定する出産予定日設定手段を設け、同
出産予定日設定手段をオフとしている場合には、妊婦デ
ータベースに登録された最終月経開始日から算出される
出産予定日に基づいて成長記録グラフを表示し、出産予
定日設定手段をオンとしている場合には、同出産予定日
設定手段により登録された管理基準出産予定日に基づい
て成長記録グラフを表示して、より正確な出産予定日に
基づいた管理を行なうことができるようにしているこ
と。 妊娠の経過にともなって重要となる注意事項を時系列
に沿って列記した妊娠カレンダーを、出産予定日に基づ
いて逆算して自動的に作成する妊娠カレンダー作成手段
を具備していること。 胎児の成長にともなって増加する妊婦の体重の増加極
限を示す母体体重管理表を表示する母体体重管理表表示
手段を具備していること。 胎児の推定体重から胎児の大きさを推定し、推定され
た大きさを表示するとともに胎児の状態を説明する説明
文を合わせて記載した胎児検診結果カードと、その際の
母体の状態を説明する説明文と注意事項とを記載した母
体検診結果カードとを出力する検診結果カード出力手段
を具備していること。 胎児の推定体重から推定される胎児の大きさを、その
胎児の手の大きさとして胎児検診結果カードに表示する
ようにしていること。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の妊娠経過管理システム
は、少なくとも妊婦の個人データを管理する妊婦データ
ベースと、診察にともなって測定された胎児の体重推定
用基礎データを管理する胎児データベースとを備えたパ
ーソナルコンピュータなどの電子計算機を用いて使用さ
れるものである。
【0011】電子計算機は1台のみであってもよいし、
システム及びデータ管理用のサーバーマシンと、その端
末機であるクライアントマシンとからなるネットワーク
を構成するようにしておいてもよい。
【0012】なお、後述するように、胎児検診結果カー
ド及び母体検診結果カードを出力することができるよう
に、適宜のプリンタ装置を配設している。同プリンタ装
置が検診結果カード出力手段である。同プリンタ装置で
は、胎児検診結果カード及び母体検診結果カードだけで
なく、必要に応じて電子計算機のディスプレイに表示さ
れた画像を出力することができるようにもしている。
【0013】胎児は、超音波診断装置などの診察装置を
用いて診察され、診察にともなって所用の計測部位の長
さが計測され、その計測値を胎児データベースに登録・
保存するようにしている。
【0014】一方、妊婦データベースには妊婦の個人情
報をあらかじめ登録・保存している。個人情報として
は、妊婦の身長情報、初産か経産かの出産歴情報、最終
月経開始日情報、胎児の性別情報などである。
【0015】妊娠経過管理システムでは、胎児データベ
ースに登録された胎児における所用の計測部位の長さを
体重推定用基礎データとし、同体重推定用基礎データか
ら胎児の推定体重を算出することができるようにしてお
り、必要に応じて算出された推定体重も胎児データベー
スに登録するようにしている。
【0016】そして、推定体重を、横軸を時間、縦軸を
体重とした成長記録グラフにプロットして、推定体重の
推移経過を表示することができるようにしている。これ
がグラフ表示手段である。胎児の推定体重の推移を管理
することにより、胎児の成長具合を確実に判断すること
ができ、また、異常の早期発見を行なうことができる。
【0017】さらに、本発明の妊娠経過管理システムで
は、成長記録グラフの表示の際に標準体重領域を合わせ
て表示するようにしており、妊婦がみても一目で胎児が
正常に成長していることが認識でき、余計な不安に駆り
立てられることを抑制することができる。
【0018】特に、標準体重領域は、妊婦データベース
に登録された妊婦の出産歴、すなわち、初産であるか経
産であるか、及び、胎児の性別に応じて自動的に調整し
て表示するようにしており、たとえば、初産で胎児が女
児である場合は、標準体重領域を低体重側にずらして表
示し、また、経産で胎児が男児である場合には、逆に標
準体重領域を重体重側にずらして表示するようにし、標
準からのズレを小さく表示することにより、妊婦に胎児
が正常に成長しているという安心感を与えることができ
るようにしている。
【0019】以下において、実施例を示しながら本発明
をさらに詳説する。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の妊娠経過管理システムを起
動させた際に表示されるメイン画面1である。同メイン
画面1には、患者インデックス入力欄1a及び患者名入力
欄1bを設け、所用の妊婦の名前、あるいは、同妊婦を指
定するインデックスを患者名入力欄1bあるいは患者イン
デックス入力欄1aに入力させるようにしている。
【0021】なお、新規の患者である妊婦の場合には、
患者名入力欄1bに同妊婦の名前を入力し、「このインデ
ックスで設定」ボタン1cを押すことによって、妊婦デー
タベース及び胎児データベースにその妊婦用のレコード
が作成されるようにしている。
【0022】一方、既に登録されている妊婦を指定する
場合には、「一覧から選択」ボタン1dを選択することに
より、図示していない患者一覧表が表示され、その中か
ら患者である妊婦を選択することができるようにしてい
る。
【0023】また、メイン画面1には「初期設定」ボタ
ン1eを設け、同「初期設定」ボタン1eを選択することに
より、図2に示す「ディレクトリ/児体重測定方式」設
定画面2が表示されるようにしている。
【0024】同「ディレクトリ/児体重測定方式」設定
画面2において、データ読み込みディレクトリ入力欄2a
及び各種設定ディレクトリ入力欄2bに所用のディレクト
リの設定を行なうことができるようにしている。また、
後述するように、診察時に測定された胎児の測定部位の
大きさから胎児の推定体重を測定するための計算式を、
東大式と阪大式のどちらか一方からラジオボタン2cで択
一的に選択することができるようにしている。なお、東
大式と阪大式だけでなく独自の計算式を用いることがで
きるようにすることもできるようにしている。
【0025】「ディレクトリ/児体重測定方式」設定画
面2には、「キャンセル」ボタン2d及び「OK」ボタン
2eを設けており、「キャンセル」ボタン2dを選択するこ
とによって、「ディレクトリ/児体重測定方式」設定画
面2での設定内容に変更を加えることなくメイン画面1
に戻るようにしており、一方、「OK」ボタン2eを選択
することによって、「ディレクトリ/児体重測定方式」
設定画面2での設定内容への変更を行なってメイン画面
1に戻るようにしている。
【0026】また、「ディレクトリ/児体重測定方式」
設定画面2には、画面切替ボタンとして、「ディレクト
リ/児体重測定方式」設定画面選択ボタン2f、「妊娠カ
レンダー」設定画面選択ボタン2g、「胎嚢・頭臀長基準
数値」設定画面選択ボタン2hを設け、それぞれの設定画
面への切り替を行なうことができるようにしている。
【0027】ちなみに、「妊娠カレンダー」設定画面選
択ボタン2gを選択した場合には、図3に示す「妊娠カレ
ンダー」設定画面3が表示されるようにしている。同
「妊娠カレンダー」設定画面3には、あらかじめ準備し
ているコメント文章3aをドラッグアンドドロップによっ
て所用の週のコメント欄3bに貼り付けることができるよ
うにしており、必要に応じて妊娠カレンダーのカスタマ
イズを行なうことができるようにしている。
【0028】特に、本実施例では、定型のコメント文章
3aだけでなくオリジナルのコメント文章も妊娠カレンダ
ーに挿入することができるように文章入力欄3cを設けて
おり、同文章入力欄3cに入力されたコメントをドラッグ
アンドドロップによって所用の週のコメント欄3bに貼り
付けることができるようにしている。
【0029】なお、「妊娠カレンダー」設定画面3にお
いても、「ディレクトリ/児体重測定方式」設定画面2
と同様に「キャンセル」ボタン3d、「OK」ボタン3e、
さらには、「ディレクトリ/児体重測定方式」設定画面
選択ボタン2f、「妊娠カレンダー」設定画面選択ボタン
2g、「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面選択ボタン2hを
設けている。
【0030】一方、「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面
選択ボタン2hを選択した場合には、図4に示す「胎嚢・
頭臀長基準数値」設定画面4が表示されるようにしてい
る。同「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面4には、胎嚢
基準表4a及び頭臀長基準表4bを設けており、胎嚢の大き
さまたは頭臀長の長さから、妊娠日数、すなわち、胎児
が妊娠の第何週の第何日目であるかが分かるようにして
いる。
【0031】妊娠初期の胎児の成長速度は、基本的には
どの胎児もほぼ同じであることが医学的に確認されてお
り、胎嚢基準表4a及び頭臀長基準表4 bはそれらの結果
として得られた表である。従って、この表に基づいて正
確な妊娠日数を知ることができ、より正確な妊娠予定日
の算出を行なうことができる。
【0032】ただし、本実施例では、測定機器の測定精
度等を加味することができるように、胎嚢基準表4a及び
頭臀長基準表4bの数値を調整することができるようにし
ており、「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面4において
その調整を行なうようにしている。
【0033】なお、「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面
4においても、「ディレクトリ/児体重測定方式」設定
画面2と同様に「キャンセル」ボタン4d、「OK」ボタ
ン4e、さらには、「ディレクトリ/児体重測定方式」設
定画面選択ボタン2f、「妊娠カレンダー」設定画面選択
ボタン2g、「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面選択ボタ
ン2hを設けている。
【0034】図1に示したメイン画面1の「初期設定」
ボタン1eの下方には「終了」ボタン1fを設けており、同
「終了」ボタン1fを選択することにより、妊娠経過管理
システムを終了させることができるようにしている。
【0035】また、メイン画面1には、「診療説明」画
面選択ボタン1gと、「プリント」選択ボタン1hと、「デ
ータ編集」画面選択ボタン1jとを設けている。
【0036】「データ編集」画面選択ボタン1jを選択し
た場合には、図5に示すように、メイン画面1の患者イ
ンデックス入力欄1aまたは患者名入力欄1bで指定された
妊婦の個人情報編集画面5が表示されるようにしてい
る。同個人情報編集画面5には、生年月日情報入力欄5
a、出産歴情報入力欄5b、身長情報入力欄5c、胎児性別
情報入力欄5d、最終月経開始日情報入力欄5e、出産予定
日入力欄5f、出産予定日確定ボタン5gを設けている。
【0037】生年月日情報入力欄5aには、妊婦の生年月
日情報が入力されるようにしている。出産歴情報入力欄
5bにはラジオボタンにより初産か経産を選択して出産歴
情報として入力することができるようにしている。身長
情報入力欄5cには妊婦の身長情報が入力されるようにし
ている。胎児性別情報入力欄5dにはラジオボタンにより
胎児が男児(B)か、女児(G)か、あるいは、性別判
断ができないことによる性別不明(U:Unknown)であ
るかのいずれかを選択して性別情報として入力すること
ができるようにしている。
【0038】最終月経開始日情報入力欄5eには、妊婦の
自己申告による最終月経開始日情報が入力されるように
している。同最終月経開始日情報入力欄5eへの入力にと
もなって、出産予定日入力欄5fに最終月経開始日情報に
基づいて自動的に出産予定日情報が入力されるようにし
ている。ただし、出産予定日入力欄5fはキーボード等の
入力装置によるデータ入力も行なうことができるように
しており、必要に応じて出産予定日入力欄5fの変更を行
なうことができるようにしている。
【0039】すなわち、最終月経開始日情報入力欄5eに
入力される最終月経開始日情報は妊婦の自己申告である
ため、正確でない場合があり、正確でない情報に基づい
て出産予定日の決定を行なうことによる誤判断を防止す
るためである。
【0040】特に、本発明の妊娠経過管理システムの場
合、上述した胎嚢基準表4a及び頭臀長基準表4bから妊娠
日数を的確に判定することが可能であるため、最終的な
出産予定日は、できるだけ胎嚢基準表4a及び頭臀長基準
表4bに基づいて決定するようにしている。
【0041】そして、胎嚢基準表4a及び頭臀長基準表4b
に基づいて算出された出産予定日を出産予定日入力欄5f
に入力し、ラジオボタンからなる出産予定日確定ボタン
5gの「確定」ボタンを選択することにより管理基準出産
予定日が確定されるようにしている。すなわち、これが
出産予定日設定手段であり、出産予定日確定ボタン5gの
「確定」ボタンを選択することが、出産予定日設定手段
をオンとした場合に相当することとなり、一方、出産予
定日確定ボタン5gの「未確定」ボタンを選択すること
が、出産予定日設定手段をオフとした場合に相当するこ
ととなるようにしている。
【0042】個人情報編集画面5には、「キャンセル」
ボタン5h及び「OK」ボタン5jを設けており、「キャン
セル」ボタン5hを選択することによって、個人情報編集
画面5での入力内容に変更を加えることなくメイン画面
1に戻るようにしており、一方、「OK」ボタン7jを選
択することによって、個人情報編集画面5での入力内容
への変更を行なってメイン画面1に戻るようにしてい
る。
【0043】また、個人情報編集画面5には、個人情報
編集選択ボタン5mと、検診結果編集選択ボタン5nとを設
けており、個人情報編集選択ボタン5mを選択することに
より、そのまま個人情報編集画面5が表示され、検診結
果編集選択ボタン5nを選択することにより、図6に示す
検診結果編集画面6が表示されるようにしている。
【0044】同検診結果編集画面6には、「inde
x」、「検査日」、「胎嚢」データ、「頭臀長」デー
タ、「児頭大横径」データ、「大腿骨長」データ、「腹
部前後径」データ、「腹部横径」データ、「背椎長」デ
ータ、「母体重」データ、「妊娠日数」等の項目からな
る検診結果表6aが表示されるようにしている。そして、
診察にともなって得られた所用のデータを検診結果表6a
に入力して管理するようにしている。
【0045】また、検診結果編集画面6にも、「キャン
セル」ボタン5h及び「OK」ボタン5jを設けており、
「キャンセル」ボタン5hを選択することによって、検診
結果編集画面6での入力内容に変更を加えることなくメ
イン画面1に戻るようにしており、一方、「OK」ボタ
ン7jを選択することによって、検診結果編集画面6での
入力内容への変更を行なってメイン画面1に戻るように
している。
【0046】さらに、検診結果編集画面6にも、個人情
報編集選択ボタン5mと、検診結果編集選択ボタン5nとを
設けており、個人情報編集選択ボタン5mを選択すること
により個人情報編集画面5が表示され、検診結果編集選
択ボタン5nを選択することによりそのまま検診結果編集
画面6が表示されるようにしている。
【0047】図1に示したメイン画面1において「診療
説明」画面選択ボタン1gを選択すると、検診結果表6aに
おける最後の検査日の妊娠日数に応じて、図7〜図9の
いずれかの胎児成長記録画面7,8,9が表示されるように
している。
【0048】すなわち、妊娠初期(妊娠1ヶ月まで)の
場合には図7に示す胎児成長記録画面7が表示され、妊
娠中期(妊娠2〜3ヶ月)の場合には図8に示す胎児成
長記録画面8が表示され、妊娠後期(妊娠4ヶ月以降)
の場合には図9に示す胎児成長記録画面9が表示される
ようにしている。
【0049】妊娠初期(妊娠1ヶ月まで)の場合には、
胎児の大きさを測定することができないので、胎児成長
記録画面7には、排卵・受精・着床して1ヶ月程度まで
の妊娠状態をイラストで表示するようにしており、特
に、イラストの下方にスクロールバー7aを設け、同スク
ロールバーのスクロールボタンを左右に移動させること
によって卵子の移動の様子、受精卵の変化の様子等を時
間の流れととも変動させて示すことができるようにして
いる。従って、医師は妊婦に対して非常に説明しやす
く、一方、妊婦は容易に医師の説明を理解することがで
きる。
【0050】妊娠中期(妊娠2〜3ヶ月)の場合には、
「胎嚢」または「頭臀長」の測定が可能となるので、測
定された「胎嚢」データまたは「頭臀長」データに基づ
いて、横軸を時間(妊娠日数)、縦軸を「胎嚢」または
「頭臀長」の大きさとして図8に示すようにグラフ化し
て表示するようにしている。
【0051】その際、胎児成長記録画面8には、「胎
嚢」データまたは「頭臀長」データが胎児のどの部位を
測定したデータであるかを表示する測定部位解説図8aを
合わせて表示し、医師が妊婦に対して説明しやすいよう
にしている。一方、妊婦も、同一画面上に測定部位解説
図8aが表示されていることにより、医師の説明を容易に
理解することができる。
【0052】また、「胎嚢」または「頭臀長」の測定に
ともなって、上述したように、より正確な出産予定日を
決定することができるため、この頃に出産予定日設定手
段である出産予定日確定ボタン5gの操作を行なうように
している。なお、病院への通院開始が遅れたために「胎
嚢」及び「頭臀長」の測定ができなかった場合には、こ
れ以降に出産予定日確定ボタン5gの操作を行なうことも
ある。
【0053】妊娠後期(妊娠4ヶ月以降)の場合には、
胎児の「児頭大横径」及び「大腿骨長」の測定が可能と
なり、測定された「児頭大横径」データ及び「大腿骨
長」データに基づいて胎児の推定体重を算出することが
可能となるので、胎児成長記録画面9には、横軸を時間
(妊娠日数)、縦軸を体重として、図9に示すように推
定体重をプロットすることによりグラフ化して成長記録
グラフとするようにしている。これがグラフ表示手段で
ある。なお、「児頭大横径」データ及び「大腿骨長」デ
ータが体重推定基礎データである。
【0054】胎児成長記録画面9において、符号9bが推
定体重の推移グラフであり、符号9cは縦軸を長さとした
「大腿骨長」データの推移グラフ、符号9dは縦軸を長さ
とした「児頭大横径」データの推移グラフである。
【0055】胎児成長記録画面9には、「児頭大横径」
データまたは「大腿骨長」データが胎児のどの部位を測
定したデータであるかを表示する測定部位解説図9aを合
わせて表示し、医師が妊婦に対して説明しやすいように
している。一方、妊婦も、同一画面上に測定部位解説図
9aが表示されていることにより、医師の説明を容易に理
解することができる。
【0056】胎児成長記録画面9の成長記録グラフに
は、推定体重の推移グラフ9bとともに、標準体重領域9e
を合わせて表示するようにしている。推定体重の推移グ
ラフ9bが標準体重領域9e内におさまっていることを確認
することができることによって、妊婦は安堵感を覚える
ことができ、余計な不安を掻き立てることを防止するこ
とができる。
【0057】特に、標準体重領域9eの表示にあたって
は、妊婦データベースに登録された妊婦の出産歴情報、
及び、胎児の性別情報に基づいて調整を行なって表示す
るようにしている。さらに、標準体重領域9eの表示にあ
たっては、出産予定日に基づいても調整を行なうように
しており、特に、個人情報編集画面5の出産予定日確定
ボタン5gにおいて「確定」ボタンが選択されている場合
には、管理基準出産予定日に基づいて標準体重領域9eを
表示するようにしている。従って、推定体重の推移グラ
フ9bが標準体重領域9eから大きくズレることを防止する
ことができ、妊婦に余計な不安を与えることを防止する
ことができる。
【0058】なお、個人情報編集画面5の出産予定日確
定ボタン5gにおいて「未確定」ボタンが選択されている
場合には、個人情報編集画面5の最終月経開始日情報入
力欄5eに入力された最終月経開始日情報から算出される
出産予定日に基づいて標準体重領域9eの表示を行なうよ
うにしている。ただし、この場合、出産予定日として上
記の管理基準出産予定日を用いた場合よりも、推定体重
の推移グラフ9bの標準体重領域9eからのズレが大きくな
ることがある。
【0059】胎児成長記録画面7,8,9には、画面切替ボ
タンとして画面右端に上から順に「胎児成長記録」画面
選択ボタン71、「母体変化」画面選択ボタン72、「妊娠
カレンダー」画面選択ボタン73、「BMI」画面選択ボ
タン74とを設けている。また、それらの画面切替ボタン
の下方に、「妊婦1」ボタン75、「妊婦2」ボタン76、
「婦人化」ボタン77、「不妊」ボタン78からなる解説画
面呼出しボタンを設けている。
【0060】「胎児成長記録」画面選択ボタン71を選択
した場合には、上述した胎児成長記録画面7,8,9のいず
れか一つが表示され、「母体変化」画面選択ボタン72を
選択した場合には、図10に示すような母体変化解説画
面10が表示されるようにしている。同母体変化解説画面
10は、そのときの妊娠日数に応じた母体状態を解説する
イラストが表示され、妊婦への注意事項等の医師による
説明を行ないやすくすることができる。
【0061】また、「妊娠カレンダー」画面選択ボタン
73を選択した場合には、個人情報編集画面5の出産予定
日入力欄5fに入力されている出産予定日に基づいて妊娠
日数の逆算を行いながらカレンダーを作成し、さらに上
述した「妊娠カレンダー」設定画面3で設定された各種
コメントを所用の妊娠日数に合わせて自動的に表示する
ことにより、注意事項を時系列に沿って列記した妊娠カ
レンダー(図示せず)を自動的に作成して表示するよう
にしている。これが妊娠カレンダー作成手段である。医
師は同妊娠カレンダーに基づいて妊婦への注意事項等の
説明を行なうことにより、非常に説明しやすくすること
ができる。
【0062】また、「BMI」画面選択ボタン74を選択
した場合には、図11に示す母体体重管理表を表示した
母体体重管理解説画面11が表示されるようにしており、
同母体体重管理表に基づいて妊婦への注意事項等の医師
による説明を行ないやすくすることができる。母体体重
管理表は、胎児の成長にともなって増加する妊婦の体重
の増加極限を示しているものであり、妊娠にともなう太
り過ぎが生じることを抑制して安全に出産を迎えること
ができるようにしている。なお、母体体重管理表は、妊
婦の身長情報に基づいて自動的に作成されるようにして
おり、これが母体体重管理表表示手段である。
【0063】さらに、「妊婦1」ボタン75、「妊婦2」
ボタン76、「婦人化」ボタン77、「不妊」ボタン78の中
から所用のボタンを選択することにより、図12に例示
するような所用の解説画面12を表示することができるよ
うにしており、必要に応じて適宜の解説画面12を表示し
て、妊婦に対して所用の説明を行なうことができるよう
にしている。
【0064】図1に示したメイン画面1に設けた「プリ
ント」選択ボタン1hを選択すると、図13に示すよう
に、メイン画面1の患者インデックス入力欄1aまたは患
者名入力欄1bで指定された妊婦のプリント指定画面13が
表示されるようにしている。
【0065】同プリント指定画面13には、「胎児成長記
録」出力チェックボックス13a、「母体の変化」出力チ
ェックボックス13b、「妊娠カレンダー」出力チャック
ボックス13c、「母体重表(BMI)」出力チェックボ
ックス13dを設けており、印刷したい項目のチェックボ
ックス13a,13b,13c,13dにチェックマークを入れ、プリ
ント指定画面13に設けた「プリント」ボタン13eを選択
することにより、検診結果カード出力手段であるプリン
タ装置によって所用の形式での印刷出力が行なわれるよ
うにしている。
【0066】特に、本実施例の妊娠経過管理システムで
は、プリンタ装置による出力の用紙サイズをはがきサイ
ズとするようにしている。はがきサイズとすることによ
って、出力された印刷物をそのままハンドバック等に入
れて持ち運ぶことができ、かつ、管理しやすくすること
ができる。特に、専用のフォルダに綴じて管理すること
により紛失を防止することができるとともに、それ1冊
で胎児の成長記録とすることができ、貴重なファイルと
することができる。
【0067】図14は、「妊娠カレンダー」出力チャッ
クボックス13cをチェックして印刷出力を行なった際に
出力される妊娠カレンダーカード14である。同妊娠カレ
ンダーカード14は、「妊娠カレンダー」画面選択ボタン
73を選択した場合に表示される妊娠カレンダーを、はが
きサイズの用紙に印刷出力したものである。
【0068】図15は、「母体重表(BMI)」出力チ
ェックボックス13dをチェックして印刷出力を行なった
際に出力される母体重表カード15である。同母体重表カ
ード15は、母体体重管理解説画面11に表示される母体体
重管理表を、はがきサイズの用紙に印刷出力したもので
ある。
【0069】図16は、「胎児成長記録」出力チェック
ボックス13aをチェックして印刷出力を行なった際に出
力される胎児検診結果カード16である。同胎児検診結果
カード16を印刷出力する際には、診察結果の測定データ
をそのまま出力するのではなく、胎児の推定体重から胎
児の大きさを推定し、推定された大きさを表示するとと
もに胎児の状態を説明する説明文を合わせて記載して胎
児検診結果カード16とするようにしている。
【0070】特に、胎児に手が形成された段階以降にお
いては、推定体重からさらに推定される胎児の手の大き
さを表示するようにしている。表示された手の大きさを
見ることによって胎児の具体的な大きさを想像すること
ができ、胎児に対してより強い愛情を抱かせることがで
きるので、母体の安定的な精神状態を作り出すことがで
きる。
【0071】一方、胎児に手が形成される以前であれ
ば、胎児の体全体の大きさを想像しやすい代替物、たと
えば、小豆や、桃などの身近な物体を表示することによ
り胎児の大きさを想像させ、胎児に対してより強い愛情
を抱かせることができるようにしている。
【0072】また、検診のたびに胎児の大きさ、あるい
は、胎児の手の大きさを記載した胎児検診結果カード16
を受け取ることにより、検診のたびに大きくなっていく
胎児を視覚的に実感することができ、深い満足感に包ま
れることができ、また、家族にも胎児検診結果カード16
を用いて胎児の状態を具体的に説明することができるの
で、家族全員が安心して胎児の成長を見守っていくこと
ができる。
【0073】これにより、家族の協力も得られやすくな
り、妊婦の生活環境を精神的に安定したものとすること
ができ、精神衛生上良好な状態とすることができる。
【0074】図17は、「母体の変化」出力チェックボ
ックス13b、をチェックして印刷出力を行なった際に出
力される母体検診結果カード17である。同母体検診結果
カード17は、医師が第10図の母体変化解説画面10を用
いて行なった解説及び注意事項の説明を印刷出力したも
のであり、妊婦は母体検診結果カード17を持ち帰って繰
り返し読むことによって、医師の説明を十分理解するこ
とができるようにしている。また、家族にも妊婦の状態
をわかりやすく説明することができ、家族の協力を得ら
れやすくすることができる。
【0075】本実施例の妊娠経過管理システムでは、図
1の右上に示すように、同妊娠経過管理システムを使用
している各産科病院の識別表示1Kを表示画面に表示させ
るようにしている。
【0076】特に、妊娠経過管理システムを導入する産
科病院ごとに異なる識別表示1Kを挿入した妊娠経過管理
システムのインストール用CD−ROMを作成するよう
にしており、違法コピーを行なった場合に異なる病院名
等が表示画面に表示されるようにしている。すなわち、
違法コピーを行なったことが明示されることによって、
違法コピーを抑制することができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、成長記録
グラフには標準体重領域を合わせて表示するようにする
とともに、同標準体重領域を、妊婦データベースに登録
された妊婦の出産歴情報、及び、胎児の性別情報に基づ
いて調整を行なって表示するようにしていることによっ
て、診察結果の胎児の体重が標準体重から大きく偏って
表示されることを防止することができ、妊婦に不必要な
不安を抱かせることを防止することができる。
【0078】請求項2記載の発明によれば、胎児の大き
さから推定される出産予定日を管理基準出産予定日とし
て設定する出産予定日設定手段を設け、同出産予定日設
定手段をオフとしている場合には、妊婦データベースに
登録された最終月経開始日から算出される出産予定日に
基づいて成長記録グラフを表示し、出産予定日設定手段
をオンとしている場合には、同出産予定日設定手段によ
り登録された管理基準出産予定日に基づいて成長記録グ
ラフを表示して、より正確な出産予定日に基づいた管理
を行なうことができるようにしていることによって、診
察結果の胎児の体重が標準体重から大きく偏って表示さ
れることをさらに防止することができ、妊婦に不必要な
不安を抱かせることを防止することができる。
【0079】請求項3記載の発明によれば、妊娠の経過
にともなって重要となる注意事項を時系列に沿って列記
した妊娠カレンダーを、出産予定日に基づいて逆算して
自動的に作成する妊娠カレンダー作成手段を具備してい
ることによって、医師による妊婦への注意事項の説明を
行ないやすくすることができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、胎児の成長
にともなって増加する妊婦の体重の増加極限を示す母体
体重管理表を表示する母体体重管理表表示手段を具備し
ていることによって、医師による妊婦への注意事項の説
明を行ないやすくすることができる。
【0081】請求項5記載の発明によれば、胎児の推定
体重から胎児の大きさを推定し、推定された大きさを表
示するとともに胎児の状態を説明する説明文を合わせて
記載した胎児検診結果カードと、その際の母体の状態を
説明する説明文と注意事項とを記載した母体検診結果カ
ードとを出力する検診結果カード出力手段を具備してい
ることによって、妊婦は診察結果を胎児検診結果カード
及び母体検診結果カードとして持ち帰ることができるの
で、妊婦の家族への説明を行ないやすくすることがで
き、かつ、家族にとっても非常に理解しやすく、妊婦が
質問攻めに遭ったりして不安が増長されることを防止す
ることができる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、胎児の推定
体重から推定される胎児の大きさを、その胎児の手の大
きさとして胎児検診結果カードに表示するようにしてい
ることによって、目に見えない胎児の大きさを具体的に
推測することができ、胎児に対してより強い愛情を抱く
ことができるので、母体の安定的な精神状態を作り出す
ことができる。その結果、より安全な出産を行なうこと
ができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図2】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図3】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図4】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図5】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図6】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図7】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図8】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された表示の画面の説明
図である。
【図9】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動させ
た電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図であ
る。
【図10】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動さ
せた電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図で
ある。
【図11】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動さ
せた電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図で
ある。
【図12】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動さ
せた電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図で
ある。
【図13】本発明に係る妊娠経過管理システムを起動さ
せた電子計算機の表示画面に表示された画面の説明図で
ある。
【図14】妊娠カレンダーカードの説明図である。
【図15】母体重表カードの説明図である。
【図16】胎児検診結果カードの説明図である。
【図17】母体検診結果カードの説明図である。
【符号の説明】
1 メイン画面 2 「ディレクトリ/児体重測定方式」設定画面 3 「妊娠カレンダー」設定画面 4 「胎嚢・頭臀長基準数値」設定画面 5 個人情報編集画面 6 検診結果編集画面 7 胎児成長記録画面 8 胎児成長記録画面 9 胎児成長記録画面 9a 測定部位解説図 9b 推定体重の推移グラフ 9c 「大腿骨長」データの推移グラフ 9d 「児頭大横径」データの推移グラフ 9e 標準体重領域 10 母体変化解説画面 11 母体体重管理解説画面 12 解説画面 13 プリント指定画面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 妊婦の個人データを管理する妊婦データ
    ベースと、診察にともなって測定された胎児の体重推定
    用基礎データを管理する胎児データベースとを具備し、
    胎児の成長の経過を記録することにより妊娠の経過を管
    理する妊娠経過管理システムであって、 胎児データベースに登録された体重推定用基礎データに
    基づいて胎児の推定体重を算出するとともに、算出され
    た胎児の推定体重の推移経過を、横軸を時間、縦軸を体
    重とした成長記録グラフとして表示するグラフ表示手段
    を設けている妊娠経過管理システムにおいて、 成長記録グラフには標準体重領域を合わせて表示するよ
    うにするとともに、同標準体重領域を、妊婦データベー
    スに登録された妊婦の出産歴情報、及び、胎児の性別情
    報に基づいて調整を行なって表示するようにしているこ
    とを特徴とする妊娠経過管理システム。
  2. 【請求項2】 胎児の大きさから推定される出産予定日
    を管理基準出産予定日として設定する出産予定日設定手
    段を設け、同出産予定日設定手段をオフとしている場合
    には、妊婦データベースに登録された最終月経開始日か
    ら算出される出産予定日に基づいて成長記録グラフを表
    示し、出産予定日設定手段をオンとしている場合には、
    同出産予定日設定手段により登録された管理基準出産予
    定日に基づいて成長記録グラフを表示して、より正確な
    出産予定日に基づいた管理を行なうことができるように
    していることを特徴とする請求項1記載の妊娠経過管理
    システム。
  3. 【請求項3】 妊娠の経過にともなって重要となる注意
    事項を時系列に沿って列記した妊娠カレンダーを、出産
    予定日に基づいて逆算して自動的に作成する妊娠カレン
    ダー作成手段を具備していることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の妊娠経過管理システム。
  4. 【請求項4】 胎児の成長にともなって増加する妊婦の
    体重の増加極限を示す母体体重管理表を表示する母体体
    重管理表表示手段を具備していることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の妊娠経過管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 胎児の推定体重から胎児の大きさを推定
    し、推定された大きさを表示するとともに胎児の状態を
    説明する説明文を合わせて記載した胎児検診結果カード
    と、その際の母体の状態を説明する説明文と注意事項と
    を記載した母体検診結果カードとを出力する検診結果カ
    ード出力手段を具備していることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の妊娠経過管理システム。
  6. 【請求項6】 胎児の推定体重から推定される胎児の大
    きさを、その胎児の手の大きさとして胎児検診結果カー
    ドに表示するようにしていることを特徴とする請求項5
    記載の妊娠経過管理システム。
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