JPH07152846A - 地域医療のための診断支援装置 - Google Patents
地域医療のための診断支援装置Info
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- JPH07152846A JPH07152846A JP32334393A JP32334393A JPH07152846A JP H07152846 A JPH07152846 A JP H07152846A JP 32334393 A JP32334393 A JP 32334393A JP 32334393 A JP32334393 A JP 32334393A JP H07152846 A JPH07152846 A JP H07152846A
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Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地域医療に従事する医師がより適切な医療
を行うことができるように支援するための診断支援装置
を提供すること。 【構成】 検査データファイルと保健情報ファイルと
を設け、検査データファイルに基づいて受診者の検査デ
ータ上の問題点を抽出するほか、保健情報ファイルに基
づいて保健上の問題点をも抽出して表示し、且つ受診者
のファミリーツリーの表示をも可能とした。 【効果】 担当医師は、これらの支援情報を総合的に
勘案して適切な医療指導を行うことができる。
を行うことができるように支援するための診断支援装置
を提供すること。 【構成】 検査データファイルと保健情報ファイルと
を設け、検査データファイルに基づいて受診者の検査デ
ータ上の問題点を抽出するほか、保健情報ファイルに基
づいて保健上の問題点をも抽出して表示し、且つ受診者
のファミリーツリーの表示をも可能とした。 【効果】 担当医師は、これらの支援情報を総合的に
勘案して適切な医療指導を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地域の診療所等の医療
施設において担当医師が適切な診断行為を行えるよう支
援するための、診断支援装置に関する。
施設において担当医師が適切な診断行為を行えるよう支
援するための、診断支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、患者の検査データに基づいて患者
の病気に対応するグラフを作図するとともに、病気ごと
のコメントを保持するコメントファイルから適切なコメ
ントを作成して指導情報を作成し、これらの結果を適宜
の形式で出力するようにした医療指導情報提供装置が公
知である(特開昭62−226278号公報)。
の病気に対応するグラフを作図するとともに、病気ごと
のコメントを保持するコメントファイルから適切なコメ
ントを作成して指導情報を作成し、これらの結果を適宜
の形式で出力するようにした医療指導情報提供装置が公
知である(特開昭62−226278号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の装
置では、受診者の検査データのみから受診者の病気を特
定し、これに基づいて医療指導情報を作成、出力する構
成であるため、地域医療の目的である健康問題の改善の
ためには必ずしも役立つとは限らないという問題点を有
している。すなわち、例えば受診者が乳幼児の場合に多
く見受けられるようにその育児者の行為等が病気の一因
となっている場合があるほか、老人の場合には、これま
での生活環境、病歴等を考慮して検査データの評価を行
う必要があるからである。従って、これらの要因を何ら
考慮しない従来の装置による医療指導情報によっては、
必ずしも適切で効果的な医療行為を受診者に対して与え
ることができない場合がある。
置では、受診者の検査データのみから受診者の病気を特
定し、これに基づいて医療指導情報を作成、出力する構
成であるため、地域医療の目的である健康問題の改善の
ためには必ずしも役立つとは限らないという問題点を有
している。すなわち、例えば受診者が乳幼児の場合に多
く見受けられるようにその育児者の行為等が病気の一因
となっている場合があるほか、老人の場合には、これま
での生活環境、病歴等を考慮して検査データの評価を行
う必要があるからである。従って、これらの要因を何ら
考慮しない従来の装置による医療指導情報によっては、
必ずしも適切で効果的な医療行為を受診者に対して与え
ることができない場合がある。
【0004】本発明の目的は、従って、検査データのみ
ならず、健康診断結果、家族情報、問診結果等の保健情
報を加味することにより、地域住民の疾病予防からリハ
ビリテーションまでの一貫した責任を要求される地域医
療に従事する医師がより適切な医療を行うことができる
ようにした診断支援装置を提供することにある。
ならず、健康診断結果、家族情報、問診結果等の保健情
報を加味することにより、地域住民の疾病予防からリハ
ビリテーションまでの一貫した責任を要求される地域医
療に従事する医師がより適切な医療を行うことができる
ようにした診断支援装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、地域医療のための診断支援装置にお
いて、データ入力手段と、受診者の検査データを保持し
ておく検査データファイルと、受診者の保健情報を保持
しておく保健情報ファイルと、上記データ入力手段から
入力された受診者識別コードに応答し上記検査データフ
ァイル内のデータに基づいて該受診者の検査データ上の
問題点を抽出する第1処理手段と、上記データ入力手段
から入力された受診者識別コードに応答し上記保健情報
ファイル内のデータに基づいて該受診者の保健上の問題
点を抽出する第2処理手段と、上記データ入力手段から
入力された受診者識別コードに応答し上記保健情報ファ
イル内のデータに基づいて該受診者のファミリーツリー
を所定の形式で表示するために必要な一組のデータを集
めるための第3処理手段と、上記第1乃至第3処理手段
からの出力に応答して診断支援のための表示を行う表示
手段とを備えて成る点にある。
の本発明の特徴は、地域医療のための診断支援装置にお
いて、データ入力手段と、受診者の検査データを保持し
ておく検査データファイルと、受診者の保健情報を保持
しておく保健情報ファイルと、上記データ入力手段から
入力された受診者識別コードに応答し上記検査データフ
ァイル内のデータに基づいて該受診者の検査データ上の
問題点を抽出する第1処理手段と、上記データ入力手段
から入力された受診者識別コードに応答し上記保健情報
ファイル内のデータに基づいて該受診者の保健上の問題
点を抽出する第2処理手段と、上記データ入力手段から
入力された受診者識別コードに応答し上記保健情報ファ
イル内のデータに基づいて該受診者のファミリーツリー
を所定の形式で表示するために必要な一組のデータを集
めるための第3処理手段と、上記第1乃至第3処理手段
からの出力に応答して診断支援のための表示を行う表示
手段とを備えて成る点にある。
【0006】検査データとして利用されうるものには、
受診者の血液検査結果、血圧値、尿検査結果等の数値と
して示されるデータは勿論のこと、一般検査、心電図波
形、レントゲン検査、超音波検査、眼底検査、内視鏡検
査等の検査結果が含まれる。一方、保健情報として利用
されうるものには、身長、体重、健常者に対する健康診
断結果、来院時に行われる例えば各種自覚症状の有無等
の各種の問診結果、既往歴、家族の病歴等の他、ファミ
リーツリーを作るために必要な家族情報等が含まれる。
表示手段は、例えばブラウン管表示システムのほか、又
はこれに加えて、各種印刷システムであってもよい。表
示手段は、第1乃至第3処理手段からの出力に応答し
て、例えば1つの紙面及び又は画面上に表、グラフ等を
複数種類一度に表示することができる構成であってもよ
い。
受診者の血液検査結果、血圧値、尿検査結果等の数値と
して示されるデータは勿論のこと、一般検査、心電図波
形、レントゲン検査、超音波検査、眼底検査、内視鏡検
査等の検査結果が含まれる。一方、保健情報として利用
されうるものには、身長、体重、健常者に対する健康診
断結果、来院時に行われる例えば各種自覚症状の有無等
の各種の問診結果、既往歴、家族の病歴等の他、ファミ
リーツリーを作るために必要な家族情報等が含まれる。
表示手段は、例えばブラウン管表示システムのほか、又
はこれに加えて、各種印刷システムであってもよい。表
示手段は、第1乃至第3処理手段からの出力に応答し
て、例えば1つの紙面及び又は画面上に表、グラフ等を
複数種類一度に表示することができる構成であってもよ
い。
【0007】
【作用】第1処理手段による問題抽出は、例えば実施例
に示される如く、検査の結果を示す数値が正常範囲内に
あるか否かがチェックされ、検査結果を示す数値が異常
な場合にはその受診者における問題点が病名等の形で問
題点抽出され、所望により表示手段において表示され
る。一方、第2処理手段による問題抽出は、例えば、主
として問診結果から受診者の心理的・社会的な問題点、
例えば成人であれば職業歴等における問題、老人であれ
ば介護者の問題、乳幼児であれば保育者等の問題があれ
ばそれを抽出し、この抽出結果は所望により表示手段に
おいて表示される。第3処理手段では、当該受診者のフ
ァミリーツリーデータを表示するための1組のデータが
保健情報ファイル内の家族情報に基づいて用意され、表
示手段においてファミリーツリーが所定の形式で所望に
より表示される。このようにして、担当医師の診断を支
援するための各種情報が表示手段を通じて適宜に提供さ
れる。
に示される如く、検査の結果を示す数値が正常範囲内に
あるか否かがチェックされ、検査結果を示す数値が異常
な場合にはその受診者における問題点が病名等の形で問
題点抽出され、所望により表示手段において表示され
る。一方、第2処理手段による問題抽出は、例えば、主
として問診結果から受診者の心理的・社会的な問題点、
例えば成人であれば職業歴等における問題、老人であれ
ば介護者の問題、乳幼児であれば保育者等の問題があれ
ばそれを抽出し、この抽出結果は所望により表示手段に
おいて表示される。第3処理手段では、当該受診者のフ
ァミリーツリーデータを表示するための1組のデータが
保健情報ファイル内の家族情報に基づいて用意され、表
示手段においてファミリーツリーが所定の形式で所望に
より表示される。このようにして、担当医師の診断を支
援するための各種情報が表示手段を通じて適宜に提供さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
につき詳細に説明する。
につき詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による診断支援装置の一実
施例を示すブロック図であり、診断支援装置1は各種デ
ータを入力するための入力装置2を有し、入力装置2か
ら入力されたデータは、入力データ処理部3において処
理された後データメモリ部4内に格納される。データメ
モリ部4内には、受診者の各種検査データを保持してお
くための検査データファイル5と、受診者の各種保健情
報を保持しておくための保健情報ファイル6と、その他
必要な各種データを保持しておくためのその他のデータ
ファイル7とが設けられている。
施例を示すブロック図であり、診断支援装置1は各種デ
ータを入力するための入力装置2を有し、入力装置2か
ら入力されたデータは、入力データ処理部3において処
理された後データメモリ部4内に格納される。データメ
モリ部4内には、受診者の各種検査データを保持してお
くための検査データファイル5と、受診者の各種保健情
報を保持しておくための保健情報ファイル6と、その他
必要な各種データを保持しておくためのその他のデータ
ファイル7とが設けられている。
【0010】保健情報ファイル6には、健康診断データ
のほか、その受診者の個人的データ、すなわち、生年月
日、住所、職業歴、既往歴、趣味、趣好品、健康習慣、
アレルギー症、予防接種歴、出産歴、発育歴等の受診者
個人の情報、家族の氏名、生年月日、病歴、死亡原因、
同居情報等の家族情報、日常生活や健康状態や自覚症状
等に関する問診情報等が格納される。すなわち、保健情
報ファイル6には、検査データ以外の、受診者本人及び
家族に関する可能な限りの保健情報が格納される。
のほか、その受診者の個人的データ、すなわち、生年月
日、住所、職業歴、既往歴、趣味、趣好品、健康習慣、
アレルギー症、予防接種歴、出産歴、発育歴等の受診者
個人の情報、家族の氏名、生年月日、病歴、死亡原因、
同居情報等の家族情報、日常生活や健康状態や自覚症状
等に関する問診情報等が格納される。すなわち、保健情
報ファイル6には、検査データ以外の、受診者本人及び
家族に関する可能な限りの保健情報が格納される。
【0011】検査データ処理部8は、検査データファイ
ル5内に格納されている検査データの評価を行い、その
評価結果を出力する構成である。検査データ処理部8に
おける上述の処理を実行させるためには、入力装置2か
ら受診者識別コード、例えば、数字コード、又は氏名と
生年月日から成るコード等を所定の検査データ処理命令
コードと共に入力する必要がある。これらの入力情報は
制御部9に送られ、制御部9から検査データ処理部8に
所定の処理命令として与えられる。検査データ処理部8
はこの処理命令を受け取ると、受診者識別コードによっ
て示される受診者の検査データを検査データファイル5
から読み込み、その検査データの評価、すなわち問題点
の抽出を行う。
ル5内に格納されている検査データの評価を行い、その
評価結果を出力する構成である。検査データ処理部8に
おける上述の処理を実行させるためには、入力装置2か
ら受診者識別コード、例えば、数字コード、又は氏名と
生年月日から成るコード等を所定の検査データ処理命令
コードと共に入力する必要がある。これらの入力情報は
制御部9に送られ、制御部9から検査データ処理部8に
所定の処理命令として与えられる。検査データ処理部8
はこの処理命令を受け取ると、受診者識別コードによっ
て示される受診者の検査データを検査データファイル5
から読み込み、その検査データの評価、すなわち問題点
の抽出を行う。
【0012】検査データ処理部8での処理結果を示すデ
ータは出力処理部10に入力され、ここで、入力装置2
からの出力制御命令に従ってその処理結果が表示部11
において所要の形態で表示される。本実施例では、表示
部11はブラウン管表示装置のほか印刷装置を備えてお
り、出力処理部10と表示部11とは、入力装置2から
の指令によりいずれかの又は両方の装置を用いてその結
果を表示させることができる表示システム14を構成し
ている。
ータは出力処理部10に入力され、ここで、入力装置2
からの出力制御命令に従ってその処理結果が表示部11
において所要の形態で表示される。本実施例では、表示
部11はブラウン管表示装置のほか印刷装置を備えてお
り、出力処理部10と表示部11とは、入力装置2から
の指令によりいずれかの又は両方の装置を用いてその結
果を表示させることができる表示システム14を構成し
ている。
【0013】保健情報処理部12は、保健情報ファイル
6内に格納されている保健情報のうちの問診情報に基づ
いて問題点を抽出するための問診情報処理機能と、同保
健情報のうちの受診者の家族に関する家族情報を取り出
してファミリーツリーを所定の形式で表示するためのフ
ァミリーツリー表示処理機能とを有している。入力装置
2から問診情報処理のための命令コードと受診者識別コ
ードとを入力すると、制御部9がこれに応答し、制御部
9から保健情報処理部12に問診情報処理のための処理
命令が送られ、これにより特定の受診者の問診情報に対
する所定の処理が実行される。
6内に格納されている保健情報のうちの問診情報に基づ
いて問題点を抽出するための問診情報処理機能と、同保
健情報のうちの受診者の家族に関する家族情報を取り出
してファミリーツリーを所定の形式で表示するためのフ
ァミリーツリー表示処理機能とを有している。入力装置
2から問診情報処理のための命令コードと受診者識別コ
ードとを入力すると、制御部9がこれに応答し、制御部
9から保健情報処理部12に問診情報処理のための処理
命令が送られ、これにより特定の受診者の問診情報に対
する所定の処理が実行される。
【0014】問診情報処理は、本実施例では、○×式回
答の設問につき、受診者の設問毎に回答結果の中に○又
は×がいくつあったのかをカウントし、このカウント結
果に見合うコメントを保健情報処理部12内に設けられ
ているコメントファイル12A中から取り出して出力処
理部10へ出力する処理である。一方、ファミリーツリ
ー表示処理機能は、入力装置2から入力される受診者識
別コードに応答し、保健情報ファイル6内に格納してあ
る当該受診者の家族情報を読み出し、ファミリーツリー
を表示するのに必要な一組のデータ、例えば、ある疾病
に対し家族のうち誰がその病気にかかったか等の家族負
荷データを表示のために出力処理部10に送ることであ
る。この機能も又制御部9からの制御により実行され
る。
答の設問につき、受診者の設問毎に回答結果の中に○又
は×がいくつあったのかをカウントし、このカウント結
果に見合うコメントを保健情報処理部12内に設けられ
ているコメントファイル12A中から取り出して出力処
理部10へ出力する処理である。一方、ファミリーツリ
ー表示処理機能は、入力装置2から入力される受診者識
別コードに応答し、保健情報ファイル6内に格納してあ
る当該受診者の家族情報を読み出し、ファミリーツリー
を表示するのに必要な一組のデータ、例えば、ある疾病
に対し家族のうち誰がその病気にかかったか等の家族負
荷データを表示のために出力処理部10に送ることであ
る。この機能も又制御部9からの制御により実行され
る。
【0015】その他のデータファイル7は、病名ファイ
ル、薬物ファイル、問診回答ファイル、所見ファイル、
検査項目ファイル等を総括して示したものであり、グラ
フ処理部13では検査データファイル5内の検査データ
を所望によりグラフ表示するための処理が行われ、グラ
フ表示のためのデータは出力処理部10に送られる。
ル、薬物ファイル、問診回答ファイル、所見ファイル、
検査項目ファイル等を総括して示したものであり、グラ
フ処理部13では検査データファイル5内の検査データ
を所望によりグラフ表示するための処理が行われ、グラ
フ表示のためのデータは出力処理部10に送られる。
【0016】出力処理部10には入力装置2から入力さ
れる表示命令データが与えられ、各処理部8、12、1
3からのデータに基づいて、そのうちの一つ又は複数の
データに従って表示部11における表示の制御を行うこ
とができる。すなわち、表示部11の1つの画面上に、
検査データ処理部12及び保健情報処理部13からの各
データに基づく複数の表示画面を一度に表示させること
もできるし、そのうちの任意のいくつかを一度に表示さ
せることもできる、所謂マルチウインドウ表示の機能を
備えている。
れる表示命令データが与えられ、各処理部8、12、1
3からのデータに基づいて、そのうちの一つ又は複数の
データに従って表示部11における表示の制御を行うこ
とができる。すなわち、表示部11の1つの画面上に、
検査データ処理部12及び保健情報処理部13からの各
データに基づく複数の表示画面を一度に表示させること
もできるし、そのうちの任意のいくつかを一度に表示さ
せることもできる、所謂マルチウインドウ表示の機能を
備えている。
【0017】次に図2を参照して本発明のより具体的な
実施例について説明する。図2に示される診断支援装置
20において、30は処理装置、40は外部記憶装置、
50は入力装置、60は出力装置である。
実施例について説明する。図2に示される診断支援装置
20において、30は処理装置、40は外部記憶装置、
50は入力装置、60は出力装置である。
【0018】処理装置30において、31はシステム制
御部、32はインタフェース制御部、33はデータ登録
・表示部、34は検査データを処理するための第1出力
部、35は保健情報を処理するための第2出力部、36
は後述する各種データファイルの内容を印刷するための
印刷制御部、37はマスタデータ登録・削除部である。
本実施例では、処理装置30はコンピュータシステムを
用いて構成されている。
御部、32はインタフェース制御部、33はデータ登録
・表示部、34は検査データを処理するための第1出力
部、35は保健情報を処理するための第2出力部、36
は後述する各種データファイルの内容を印刷するための
印刷制御部、37はマスタデータ登録・削除部である。
本実施例では、処理装置30はコンピュータシステムを
用いて構成されている。
【0019】外部記憶装置40において、41は問題点
ファイル、42は検査データを格納しておくための検査
ファイル、43は健康診断データを格納しておくための
健康診断ファイル、44は受診者の識別コードのほか受
診者の個人的情報や家族情報等の個人的情報を格納して
おくための個人ファイル、45は問診の結果を格納して
おくための問診ファイルである。符号46で示されるの
は、病名ファイル、薬物ファイル、問診回答ファイル、
所見ファイル、検査項目ファイル、選択肢としての病
状、転帰、指導との他の診断支援に必要な情報を格納し
ておくためのファイルを総括して示すマスタファイルで
ある。図2の実施例に示されている健康診断ファイル4
3、個人ファイル44及び問診ファイル45は、図1に
示した保健情報ファイル6に相応するものとして設けら
れている。
ファイル、42は検査データを格納しておくための検査
ファイル、43は健康診断データを格納しておくための
健康診断ファイル、44は受診者の識別コードのほか受
診者の個人的情報や家族情報等の個人的情報を格納して
おくための個人ファイル、45は問診の結果を格納して
おくための問診ファイルである。符号46で示されるの
は、病名ファイル、薬物ファイル、問診回答ファイル、
所見ファイル、検査項目ファイル、選択肢としての病
状、転帰、指導との他の診断支援に必要な情報を格納し
ておくためのファイルを総括して示すマスタファイルで
ある。図2の実施例に示されている健康診断ファイル4
3、個人ファイル44及び問診ファイル45は、図1に
示した保健情報ファイル6に相応するものとして設けら
れている。
【0020】入力装置50として、本実施例では、キー
ボード51、マウス52、問診回答書を処理するための
マークシート読取機53、及び検査データを記録したフ
ロッピーディスク(FD)の内容を読み取るためのFD
読取機54が用意され、出力装置60として、CRT表
示装置61、プリンタ62、及び光磁気ディスク書込装
置63が用意されている。
ボード51、マウス52、問診回答書を処理するための
マークシート読取機53、及び検査データを記録したフ
ロッピーディスク(FD)の内容を読み取るためのFD
読取機54が用意され、出力装置60として、CRT表
示装置61、プリンタ62、及び光磁気ディスク書込装
置63が用意されている。
【0021】処理装置30について説明すると、システ
ム制御部31はキーボード51から操作者が所定のパス
ワードを入力することに応答し、図9に示されるメニュ
ー画面をCRT表示装置61に表示し、ここで操作者が
マウス52により選択した処理が各ブロック33乃至3
7のうちの対応するブロックで実行される。なお、イン
タフェース制御部32は、処理装置30と、その周辺の
各装置40、50、60との間のデータ転送を制御す
る。
ム制御部31はキーボード51から操作者が所定のパス
ワードを入力することに応答し、図9に示されるメニュ
ー画面をCRT表示装置61に表示し、ここで操作者が
マウス52により選択した処理が各ブロック33乃至3
7のうちの対応するブロックで実行される。なお、イン
タフェース制御部32は、処理装置30と、その周辺の
各装置40、50、60との間のデータ転送を制御す
る。
【0022】次に、図3乃至図8を参照して処理装置3
0内の各部の動作について説明する。図3を参照する
と、検査ファイル42に所要の検査データを格納すると
共にこの検査ファイル42に格納されている検査データ
に基づいて受診者の問題点抽出を病名にて行うための検
査データ処理プログラム70のフローチャートが示され
ている。この検査データ処理プログラム70がコンピュ
ータのCPUで実行されることにより、第1出力部34
の機能が遂行される。
0内の各部の動作について説明する。図3を参照する
と、検査ファイル42に所要の検査データを格納すると
共にこの検査ファイル42に格納されている検査データ
に基づいて受診者の問題点抽出を病名にて行うための検
査データ処理プログラム70のフローチャートが示され
ている。この検査データ処理プログラム70がコンピュ
ータのCPUで実行されることにより、第1出力部34
の機能が遂行される。
【0023】パスワードの入力により処理選択ステップ
71で検査データの処理についてのメニューが表示され
る。ここで、検査データの処理メニューが選択される
と、別の処理選択ステップ72に入る。この処理選択ス
テップ72で検査データの読み込みが操作者によってマ
ウス52から選択されると、ステップ73に進む。ステ
ップ73ではFD読取機54にセットされた検査データ
フロッピーディスク(図示せず)の内容がデータ登録・
表示部33にインタフェース制御部32を介して一旦取
り込まれ、次のステップ74において、その内容が検査
ファイル42内に格納される。
71で検査データの処理についてのメニューが表示され
る。ここで、検査データの処理メニューが選択される
と、別の処理選択ステップ72に入る。この処理選択ス
テップ72で検査データの読み込みが操作者によってマ
ウス52から選択されると、ステップ73に進む。ステ
ップ73ではFD読取機54にセットされた検査データ
フロッピーディスク(図示せず)の内容がデータ登録・
表示部33にインタフェース制御部32を介して一旦取
り込まれ、次のステップ74において、その内容が検査
ファイル42内に格納される。
【0024】一方、処理選択ステップ71において受診
者選択処理がマウス52から選択された場合にはステッ
プ75に進む。ここで受診者識別コードを入力すると、
以後、この受診者識別コードに従う特定の受診者に対す
る検査結果の処理が実行される。先ず、処理選択ステッ
プ76において、フロッピーディスクに記録されていな
い残りの検査結果のデータを検査ファイル42へ格納し
且つ入力済の検査データに対する必要な修正を行うため
の検査データ入力修正処理ルーチン80の実行が選択さ
れた場合について図4を参照して説明する。
者選択処理がマウス52から選択された場合にはステッ
プ75に進む。ここで受診者識別コードを入力すると、
以後、この受診者識別コードに従う特定の受診者に対す
る検査結果の処理が実行される。先ず、処理選択ステッ
プ76において、フロッピーディスクに記録されていな
い残りの検査結果のデータを検査ファイル42へ格納し
且つ入力済の検査データに対する必要な修正を行うため
の検査データ入力修正処理ルーチン80の実行が選択さ
れた場合について図4を参照して説明する。
【0025】検査データ入力修正処理ルーチン80に入
ると、ステップ81で先ず検査ファイル42から該当す
る受診者の検査データが読み出され、CRT表示装置6
1上に表示される(ステップ82)。次のステップ83
では残りの検査データの入力と必要な修正が行われた
後、ステップ84でこの検査データが新しい検査データ
として検査ファイル42に書き込まれ、ステップ76に
戻る。
ると、ステップ81で先ず検査ファイル42から該当す
る受診者の検査データが読み出され、CRT表示装置6
1上に表示される(ステップ82)。次のステップ83
では残りの検査データの入力と必要な修正が行われた
後、ステップ84でこの検査データが新しい検査データ
として検査ファイル42に書き込まれ、ステップ76に
戻る。
【0026】ステップ76で当該受診者の検査データに
基づく問題点抽出処理が選択されると、問題点抽出処理
ルーチン90が実行される。
基づく問題点抽出処理が選択されると、問題点抽出処理
ルーチン90が実行される。
【0027】問題点抽出処理ルーチン90について図5
を参照して説明すると、ステップ91において検査ファ
イル42から当該受診者の検査データが読み出され、次
のステップ92で各検査項目の検査結果の値が判定のた
めの所定の基準値と比較される。この基準値はその地域
性を考慮して適宜に定めることができる。この比較によ
り検査結果値が異常値であると判定された検査項目があ
る場合、この比較判定結果からその受診者の問題点を抽
出し、ステップ93においてその結果を表示する。この
表示画面の一例が図10に示されている。
を参照して説明すると、ステップ91において検査ファ
イル42から当該受診者の検査データが読み出され、次
のステップ92で各検査項目の検査結果の値が判定のた
めの所定の基準値と比較される。この基準値はその地域
性を考慮して適宜に定めることができる。この比較によ
り検査結果値が異常値であると判定された検査項目があ
る場合、この比較判定結果からその受診者の問題点を抽
出し、ステップ93においてその結果を表示する。この
表示画面の一例が図10に示されている。
【0028】ステップ94では、その受診者に特有の事
情を考慮して、抽出された問題点を表示画面を見ながら
修正することができる。さらに、ステップ95において
担当医師がその病名についての診断を下し、その結果、
治療、指導の内容を図10に示す表示画面の所定の箇所
にマウス52から選択入力することができる。ステップ
96では、このようにして出来上がった表示画面の内容
が問題点ファイル41に格納される。この内容はいつで
も読みだして表示させることができる。
情を考慮して、抽出された問題点を表示画面を見ながら
修正することができる。さらに、ステップ95において
担当医師がその病名についての診断を下し、その結果、
治療、指導の内容を図10に示す表示画面の所定の箇所
にマウス52から選択入力することができる。ステップ
96では、このようにして出来上がった表示画面の内容
が問題点ファイル41に格納される。この内容はいつで
も読みだして表示させることができる。
【0029】検査データ処理プログラム70は、慢性疾
患患者のための必要質問項目等を表示させることができ
る、慢性疾患患者データ表示ルーチン200をさらに備
えており、処理選択ステップ76において担当医師が問
題点抽出処理ルーチン90において抽出された問題点等
から慢性疾患があると判断した場合、必要に応じて適宜
に慢性疾患患者データ表示ルーチン200の実行を選択
することができる。
患患者のための必要質問項目等を表示させることができ
る、慢性疾患患者データ表示ルーチン200をさらに備
えており、処理選択ステップ76において担当医師が問
題点抽出処理ルーチン90において抽出された問題点等
から慢性疾患があると判断した場合、必要に応じて適宜
に慢性疾患患者データ表示ルーチン200の実行を選択
することができる。
【0030】次に、図6を参照して慢性疾患患者データ
表示ルーチン200について説明する。なお、慢性疾患
患者データ表示ルーチン200は、高血圧症、肝臓疾
患、腎臓疾患及び糖尿病について、処理選択ステップ7
6の選択画面においてそれぞれ別個の慢性疾患患者デー
タを表示できる構成となっている。しかし、その表示の
ための処理は酷似しているので、ここでは、高血圧症に
関する表示の場合のみを例にとって説明し、その他の疾
患の場合の処理についての説明は省略する。
表示ルーチン200について説明する。なお、慢性疾患
患者データ表示ルーチン200は、高血圧症、肝臓疾
患、腎臓疾患及び糖尿病について、処理選択ステップ7
6の選択画面においてそれぞれ別個の慢性疾患患者デー
タを表示できる構成となっている。しかし、その表示の
ための処理は酷似しているので、ここでは、高血圧症に
関する表示の場合のみを例にとって説明し、その他の疾
患の場合の処理についての説明は省略する。
【0031】ステップ201で、高血圧症の治療、指導
に必要な検査データが検査ファイル42から読み出さ
れ、次のステップ202では、検査ファイル42から読
み出された検査データが予め定められている基準と比較
され、その受診者の検査データのうち異常値を示すもの
とそうでないものとが判別される。次にステップ203
に入り、ここで個人ファイル44を参照して、その受診
者の家族の中に高血圧症の人がいる場合にはその家族の
データが個人ファイル44から読み出される。
に必要な検査データが検査ファイル42から読み出さ
れ、次のステップ202では、検査ファイル42から読
み出された検査データが予め定められている基準と比較
され、その受診者の検査データのうち異常値を示すもの
とそうでないものとが判別される。次にステップ203
に入り、ここで個人ファイル44を参照して、その受診
者の家族の中に高血圧症の人がいる場合にはその家族の
データが個人ファイル44から読み出される。
【0032】そして、ステップ204においてその受診
者の高血圧症の治療、指導に必要な検査データが選択的
にCRT表示装置61上に漏れなく表示されると共に、
ステップ202において検査データうち異常であると判
定されたものについてのみ表示の色が赤色表示とされ
る。この結果、担当医師は、その受診者に関する高血圧
症の治療、指導のために必要な検査データを全て画面上
で把握することができる上に、どの検査データが異常で
あるかを一目で確認することができる。さらに、家族の
中に高血圧症の者がいれば、その家族についての情報も
同一画面上に表示され、地域医療のためのより適確な、
診断支援を行うことができる。
者の高血圧症の治療、指導に必要な検査データが選択的
にCRT表示装置61上に漏れなく表示されると共に、
ステップ202において検査データうち異常であると判
定されたものについてのみ表示の色が赤色表示とされ
る。この結果、担当医師は、その受診者に関する高血圧
症の治療、指導のために必要な検査データを全て画面上
で把握することができる上に、どの検査データが異常で
あるかを一目で確認することができる。さらに、家族の
中に高血圧症の者がいれば、その家族についての情報も
同一画面上に表示され、地域医療のためのより適確な、
診断支援を行うことができる。
【0033】図11には、ステップ204の表示処理に
よりCRT表示装置61において表示される、高血圧慢
性疾患患者のためのデータ表示画面に一例が表示されて
いる。
よりCRT表示装置61において表示される、高血圧慢
性疾患患者のためのデータ表示画面に一例が表示されて
いる。
【0034】図7を参照すると、問診ファイル45に所
要の問診結果データを格納すると共に、この問診ファイ
ル45に格納されている問診結果データに基づいて受診
者の問題点抽出を行うための問診データ処理プログラム
100のフローチャートが示されている。この問診デー
タ処理プログラム100がコンピュータのCPUで実行
されることにより、第2出力部35の機能が遂行され
る。
要の問診結果データを格納すると共に、この問診ファイ
ル45に格納されている問診結果データに基づいて受診
者の問題点抽出を行うための問診データ処理プログラム
100のフローチャートが示されている。この問診デー
タ処理プログラム100がコンピュータのCPUで実行
されることにより、第2出力部35の機能が遂行され
る。
【0035】問診データ処理プログラム100による処
理動作について説明すると、パスワードの入力によりス
テップ101で問診データの処理についての選択メニュ
ーが表示される。処理選択ステップ101で、問診デー
タの処理メニューが選択されると、別の処理選択ステッ
プ102に入り、ここで問診データの取り込みが操作者
によってマウス52から選択されると、ステップ103
に進む。ステップ103では、マークシート読取機53
にセットされた問診回答用のマークシート(図示せず)
の内容が読み取られ、このようにして読み取られたデー
タはデータ登録・表示部33内の一時ファイル(図示せ
ず)内にインターフェイス制御部32を介して一旦取り
込まれて格納される(ステップ104)。そして次のス
テップ105において、その内容が問診ファイル45内
に格納される。
理動作について説明すると、パスワードの入力によりス
テップ101で問診データの処理についての選択メニュ
ーが表示される。処理選択ステップ101で、問診デー
タの処理メニューが選択されると、別の処理選択ステッ
プ102に入り、ここで問診データの取り込みが操作者
によってマウス52から選択されると、ステップ103
に進む。ステップ103では、マークシート読取機53
にセットされた問診回答用のマークシート(図示せず)
の内容が読み取られ、このようにして読み取られたデー
タはデータ登録・表示部33内の一時ファイル(図示せ
ず)内にインターフェイス制御部32を介して一旦取り
込まれて格納される(ステップ104)。そして次のス
テップ105において、その内容が問診ファイル45内
に格納される。
【0036】一方、処理選択ステップ101において受
診者選択処理がマウス52から選択されると、ステップ
106に入る。ここで受診者識別コードを入力すると、
以後、この受診者識別コードに従う特定の受診者に対す
る問診結果データの処理が実行される。若し、ステップ
107でマークシートに記録されていない残りの問診結
果を問診ファイル45へ格納するための問診データ入力
修正処理ルーチン110の実行が選択されると、ステッ
プ111乃至114が実行される。
診者選択処理がマウス52から選択されると、ステップ
106に入る。ここで受診者識別コードを入力すると、
以後、この受診者識別コードに従う特定の受診者に対す
る問診結果データの処理が実行される。若し、ステップ
107でマークシートに記録されていない残りの問診結
果を問診ファイル45へ格納するための問診データ入力
修正処理ルーチン110の実行が選択されると、ステッ
プ111乃至114が実行される。
【0037】問診データ入力修正処理ルーチン110に
ついて説明すると、ステップ111では問診ファイル4
5から該当する受診者の問診データが読み出され、CR
T表示装置61上に読み出された問診データが所定の形
式で表示される(ステップ112)。図12にはこの表
示画面の一例が示されている。次のステップ113では
回答式の問診に対する回答結果がマウス52から選択入
力された後、ステップ114でこの回答結果を加えられ
た問診データが新しいデータとして問診ファイル45に
書き込まれ、ステップ107に戻る。
ついて説明すると、ステップ111では問診ファイル4
5から該当する受診者の問診データが読み出され、CR
T表示装置61上に読み出された問診データが所定の形
式で表示される(ステップ112)。図12にはこの表
示画面の一例が示されている。次のステップ113では
回答式の問診に対する回答結果がマウス52から選択入
力された後、ステップ114でこの回答結果を加えられ
た問診データが新しいデータとして問診ファイル45に
書き込まれ、ステップ107に戻る。
【0038】ステップ107で、当該受診者の問診デー
タに基づく問題点抽出処理が選択されると、ステップ1
21乃至126から成る問題点抽出処理ルーチン120
が実行される。
タに基づく問題点抽出処理が選択されると、ステップ1
21乃至126から成る問題点抽出処理ルーチン120
が実行される。
【0039】問題点抽出処理ルーチン120について説
明すると、ステップ121では問診ファイル45から当
該受診者の問診データを読み出し、次のステップ122
で各問診項目の回答結果を点数化し、この点数に応じた
コメントを第2出力部35内に設けられているコメント
ファイル35Aから取り出し、それらの結果をCRT表
示装置61によって表示する。図13にはこの表示画面
の一例が示されている。このようにして問診の回答結果
からその受診者の問題点を問題抽出した後、ステップ1
24に入り、その受診者に特有の事情を考慮して、抽出
された問題点を表示画面を見ながら修正(削除を含む)
することができる。さらにステップ125において担当
医師がその抽出された問題点について判断を下し、その
結果、治療、指導の内容を図13に示す表示画面の所定
の箇所にマウス52により選択入力することができる。
ステップ126では、このようにして出来上がった表示
画面の内容が問題点ファイル41に格納される。この内
容はいつでも読みだして表示させることができる。
明すると、ステップ121では問診ファイル45から当
該受診者の問診データを読み出し、次のステップ122
で各問診項目の回答結果を点数化し、この点数に応じた
コメントを第2出力部35内に設けられているコメント
ファイル35Aから取り出し、それらの結果をCRT表
示装置61によって表示する。図13にはこの表示画面
の一例が示されている。このようにして問診の回答結果
からその受診者の問題点を問題抽出した後、ステップ1
24に入り、その受診者に特有の事情を考慮して、抽出
された問題点を表示画面を見ながら修正(削除を含む)
することができる。さらにステップ125において担当
医師がその抽出された問題点について判断を下し、その
結果、治療、指導の内容を図13に示す表示画面の所定
の箇所にマウス52により選択入力することができる。
ステップ126では、このようにして出来上がった表示
画面の内容が問題点ファイル41に格納される。この内
容はいつでも読みだして表示させることができる。
【0040】図8には、データ登録・表示部33におい
て実行されるファミリーツリーの表示のための各種デー
タ処理を行うファミリーツリー処理プログラム130の
フローチャートが示されている。ファミリーツリー処理
プログラム130について説明すると、処理選択ステッ
プ131でファミリーツリー処理が選択されるとステッ
プ132に進み、ここで受診者識別コードが入力される
と次の処理選択ステップ133に入る。
て実行されるファミリーツリーの表示のための各種デー
タ処理を行うファミリーツリー処理プログラム130の
フローチャートが示されている。ファミリーツリー処理
プログラム130について説明すると、処理選択ステッ
プ131でファミリーツリー処理が選択されるとステッ
プ132に進み、ここで受診者識別コードが入力される
と次の処理選択ステップ133に入る。
【0041】処理選択ステップ133で家族情報の入力
処理が選択されると、家族情報入力処理ルーチン140
に入る。先ずステップ141からステップ143におい
て受診者の家族について、続柄、性別、生年月日、病名
が夫々入力され、家族に関するこれらの入力データがス
テップ144において個人ファイル44に書き込まれ、
ステップ133に戻る。家族が複数人の場合には、その
数だけ家族情報入力処理ルーチン140が繰り返し実行
される。
処理が選択されると、家族情報入力処理ルーチン140
に入る。先ずステップ141からステップ143におい
て受診者の家族について、続柄、性別、生年月日、病名
が夫々入力され、家族に関するこれらの入力データがス
テップ144において個人ファイル44に書き込まれ、
ステップ133に戻る。家族が複数人の場合には、その
数だけ家族情報入力処理ルーチン140が繰り返し実行
される。
【0042】このようにして家族情報を入力し終り、処
理選択ステップ133でファミリーツリー表示処理が選
択されると、ファミリーツリー表示処理ルーチン150
が実行されることになる。すなわち、ステップ151で
個人ファイル44から、その受診者の家族情報が読み出
され、ステップ152においてその表示処理が行われる
結果、CRT表示装置61においてファミリーツリーが
表示される。図14にはこのファミリーツリーの表示の
一例が示されている。
理選択ステップ133でファミリーツリー表示処理が選
択されると、ファミリーツリー表示処理ルーチン150
が実行されることになる。すなわち、ステップ151で
個人ファイル44から、その受診者の家族情報が読み出
され、ステップ152においてその表示処理が行われる
結果、CRT表示装置61においてファミリーツリーが
表示される。図14にはこのファミリーツリーの表示の
一例が示されている。
【0043】以上説明したように、本装置20による
と、受診者のその時の検査結果に基づいて問題点の抽出
を行うのは勿論のこと、その受診者の保健情報である問
診結果についての問題点の抽出を行うほか、その人の家
族についての種々のデータ、例えばファミリーツリー等
をも同一画面上に表示させることができ、したがって、
担当医師は、これらの支援情報を総合的に勘案して適切
な医療指導を行うことができる。
と、受診者のその時の検査結果に基づいて問題点の抽出
を行うのは勿論のこと、その受診者の保健情報である問
診結果についての問題点の抽出を行うほか、その人の家
族についての種々のデータ、例えばファミリーツリー等
をも同一画面上に表示させることができ、したがって、
担当医師は、これらの支援情報を総合的に勘案して適切
な医療指導を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、 1 診療に必要な受診者のより細かい情報(保健情報、
検査データ、家族情報)を入手できるために、より適切
で効果的な診療活動を行うことができる。 2 家族構成、生活状態等の情報を管理することによ
り、受診者と医師とのより深いコミュニケーションをと
ることができる。 したがって、担当医師は、これらの支援情報を総合的に
勘案して適切な医療指導を行うことができる。
検査データ、家族情報)を入手できるために、より適切
で効果的な診療活動を行うことができる。 2 家族構成、生活状態等の情報を管理することによ
り、受診者と医師とのより深いコミュニケーションをと
ることができる。 したがって、担当医師は、これらの支援情報を総合的に
勘案して適切な医療指導を行うことができる。
【図1】本発明による診断支援装置の一実施例の構成を
概略的に示す概略構成図。
概略的に示す概略構成図。
【図2】本発明による診断支援装置の他の実施例の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図3】図2の第1出力部における処理を説明するため
のフローチャート。
のフローチャート。
【図4】図3の検査データ入力修正処理ルーチンを示す
詳細フローチャート。
詳細フローチャート。
【図5】図3の問題点抽出処理ルーチンを示す詳細のフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】図3の慢性疾患患者データ表示ルーチンを示す
詳細のフローチャート。
詳細のフローチャート。
【図7】図2の第2出力部における処理を説明するため
のフローチャート。
のフローチャート。
【図8】図2のデータ登録表示部における処理を説明す
るためのフローチャート。
るためのフローチャート。
【図9】図2に示す診断支援装置において操作者がパス
ワードを入力することにより得られるメニュー画面を示
す図。
ワードを入力することにより得られるメニュー画面を示
す図。
【図10】図2に示す診断支援装置における検査データ
に基づく問題抽出画面の一例を示す図。
に基づく問題抽出画面の一例を示す図。
【図11】図2に示す診断支援装置における慢性疾患患
者データ表示画面の一例を示す図。
者データ表示画面の一例を示す図。
【図12】図2に示す診断支援装置における問診データ
の表示画面の一例を示す図。
の表示画面の一例を示す図。
【図13】図2に示す診断支援装置における問診データ
に基づく問題抽出画面の一例を示す図。
に基づく問題抽出画面の一例を示す図。
【図14】図2に示す診断支援装置におけるファミリー
ツリーの表示画面の一例を示す図。
ツリーの表示画面の一例を示す図。
1、20 診断支援装置 2 入力装置 5 検査データファイル 6 保健情報ファイル 8 検査データ処理部 10 出力処理部 11 表示部 12 保健情報処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 地域医療のための診断支援装置におい
て、 データ入力手段と、 受診者の検査データを保持しておく検査データファイル
と、 受診者の保健情報を保持しておく保健情報ファイルと、 前記データ入力手段から入力された受診者識別コードに
応答し前記検査データファイル内のデータに基づいて該
受診者の検査データ上の問題点を抽出する第1処理手段
と、 前記データ入力手段から入力された受診者識別コードに
応答し前記保健情報ファイル内のデータに基づいて該受
診者の保健上の問題点を抽出する第2処理手段と、 前記データ入力手段から入力された受診者識別コードに
応答し前記保健情報ファイル内のデータに基づいて該受
診者のファミリーツリーを所定の形式で表示するために
必要な一組のデータを集めるための第3処理手段と、 前記第1乃至第3処理手段からの出力に応答して診断支
援のための表示を行う表示手段とを備えて成ることを特
徴とする地域医療のための診断支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32334393A JPH07152846A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 地域医療のための診断支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32334393A JPH07152846A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 地域医療のための診断支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07152846A true JPH07152846A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=18153743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32334393A Pending JPH07152846A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 地域医療のための診断支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07152846A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11213051A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-06 | Suehiro Era | 時系列系統管理システム |
JP2003305010A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-28 | Hitachi High-Technologies Corp | 感染症監視方法及び監視システム |
JP2005522768A (ja) * | 2002-04-12 | 2005-07-28 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | ネットワークを介してワクチンおよび疾病データベースと通信するリモート局を有する予防接種データを収集、格納、提示、および分析するためのシステム |
WO2011001248A1 (en) * | 2009-06-30 | 2011-01-06 | Isoft Applications Limited | A graphical user interface displaying data relating to the family of a patient in a medical information system |
CN103690241A (zh) * | 2013-12-06 | 2014-04-02 | 乐视致新电子科技(天津)有限公司 | 一种家庭健康指导方法和装置 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32334393A patent/JPH07152846A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11213051A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-06 | Suehiro Era | 時系列系統管理システム |
JP2005522768A (ja) * | 2002-04-12 | 2005-07-28 | ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー | ネットワークを介してワクチンおよび疾病データベースと通信するリモート局を有する予防接種データを収集、格納、提示、および分析するためのシステム |
JP2003305010A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-28 | Hitachi High-Technologies Corp | 感染症監視方法及び監視システム |
WO2011001248A1 (en) * | 2009-06-30 | 2011-01-06 | Isoft Applications Limited | A graphical user interface displaying data relating to the family of a patient in a medical information system |
CN103690241A (zh) * | 2013-12-06 | 2014-04-02 | 乐视致新电子科技(天津)有限公司 | 一种家庭健康指导方法和装置 |
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