JP2003061779A - 観客検知システム - Google Patents

観客検知システム

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JP2003061779A
JP2003061779A JP2001258390A JP2001258390A JP2003061779A JP 2003061779 A JP2003061779 A JP 2003061779A JP 2001258390 A JP2001258390 A JP 2001258390A JP 2001258390 A JP2001258390 A JP 2001258390A JP 2003061779 A JP2003061779 A JP 2003061779A
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spectator
seating
seat
detection system
detection sensor
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JP2001258390A
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Inventor
Katsuhiko Takahashi
克彦 高橋
Kazuyuki Motoki
和行 元木
Noriyuki Karasawa
範之 唐沢
Masanori Oyama
昌紀 大山
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観客の客席への着座状況を的確に把握するこ
とができる観客検知システムを提供する。 【解決手段】 観客検知システム50は、観客検知セン
サ5と、観客管理装置10と、表示装置9と、端末装置
30とからなり、観客検知センサ5は、例えばメンブレ
ンスイッチからなるもので構成される。観客検知センサ
5は、客席1に配設され、この観客検知センサ5からの
検出出力が観客管理装置10内の空席判別装置6に入力
される。空席判別装置6で判別された客席1への着座状
況は、情報管理装置7で着座状況データとして管理され
ると共に、通信装置8を介して表示装置9や端末装置3
0、予約管理センター100などに送信されるため、こ
れらで逐次モニタ表示して把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スタジアム、劇
場及び映画館などの多くの観客を収容する施設におい
て、この施設を利用する観客を検知するシステムに関
し、特に客席への観客の着座状況を的確に把握するため
の観客検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、スタジアム、劇場及び映画館
等の施設において、観戦、観劇及び鑑賞等する際には、
予め観戦券やチケットなどを購入して座席を確保し、確
保した座席に着座した状態で観戦等を行う。通常、これ
らの施設の客席には、指定席と自由席の2種類の座席が
設けられており、それぞれの座席について利用者にとっ
ての長所と短所とがある。例えば、指定席は指定料金を
上乗せした料金設定になっているため、価格は高いが確
実に座席を確保することができるという長所がある。一
方、自由席は指定料金を含まない料金設定になっている
ため、価格は低いが空席を探して自ら確保する必要があ
り、確実に座席を確保することができないという短所が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな座席が設けられた客席を有する施設において、例え
ば観客が少ない場合、自由席の料金しか支払っていない
にもかかわらず、指定席を占有して利用するという、い
わゆる不正利用者が出没することがあり、施設の管理者
側がこのような不正を防止しようとしても現状において
は施設の係員などが目視によりこの不正利用者を確認す
るしか方法がないため、大変な時間と労力とを費やして
しまうという問題がある。また、自由席の利用者(観
客)は自ら座席を探して確保する必要があるため、例え
ば広いスタジアム等の施設で混雑している場合には、空
席を見つけ出すのに多大な時間と労力とが必要であると
いう問題がある。更に、例えば映画館においては、映画
の上映中は館内の照明が暗くなるように調節されている
ため、空席ならずとも座席を探し出すのが大変困難であ
るという問題がある。また、上記いずれの場合において
も、係員等が観客を指定席などに誘導するためには、同
様に大変な時間と労力とが必要であることはいうまでも
ない。
【0004】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、観客の客席への着座状況を的確に把握すること
ができる観客検知システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明に係る観客検
知システムは、対向配置された一対の可撓性シートの対
向面に接点部を構成する導電パターンがそれぞれ形成さ
れ、前記可撓性シートが所定の間隔を空けて対向するよ
うに前記一対の可撓性シートの間に前記接点部の位置に
開口部を備える絶縁スペーサを介挿して重合してなるメ
ンブレンスイッチからなり、複数の客席への観客の着座
をそれぞれ検出する複数の観客検知センサと、これら観
客検知センサからの検出出力を収集して分析し客席への
着座状況を判別する判別手段と、この判別手段で判別さ
れた前記着座状況に基づき着座状況に関する情報を統括
的に管理する管理手段と、この管理手段で管理される前
記着座状況に関する情報を遠隔地に伝送するための通信
手段と、この通信手段からの前記着座状況に関する情報
を前記遠隔地で受信しモニタ表示する表示手段とを備え
てなることを特徴とする。
【0006】この発明によれば、客席に配設したメンブ
レンスイッチからなる観客検知センサからの検出出力に
より観客の着座状況を的確に把握することができる。こ
れにより、観客を容易に管理することができ、不正防止
や観客誘導に費やす時間と労力とを軽減することが期待
できる。
【0007】なお、前記観客検知センサは、対向配置さ
れた一対の可撓性シートの対向面に接点部を構成する導
電パターンがそれぞれ形成されると共に、前記導電パタ
ーンの少なくとも一方が前記接点部に加えられる荷重が
増加するにつれて抵抗値が低下する感圧層により覆わ
れ、前記可撓性シートが所定の間隔を空けて対向するよ
うに前記一対の可撓性シートの間に前記接点部の位置に
開口部を備える絶縁スペーサを介挿して重合してなる感
圧スイッチを含むものであっても良い。感圧スイッチと
すれば、各観客毎の着座による客席(座席)に加わる荷
重の違いをより的確に把握することができ、より詳細に
観客の着座状況を判別することが可能となるからであ
る。
【0008】この場合、前記判別手段は、前記観客検知
センサからの検出出力が所定時間継続して確認できるか
否かで前記着座状況を判別するものであることが望まし
い。このようにすれば、例えばトイレ等に席を立った場
合等の一時的な空席状態なども検知することができ、よ
り細かな着座状況の把握が可能となるからである。
【0009】また、前記管理手段は、前記着座状況に関
する情報を前記客席にそれぞれ設定された座席番号毎に
関連付けて管理することが望ましい。客席の座席番号毎
に観客の着座状況を把握し管理すれば、例えば観客の誘
導をより容易に行うことができるようになるからであ
る。
【0010】また、前記判別手段は、前記観客検知セン
サからの検出出力に基づき前記複数の客席に加わる荷重
の荷重分布パターンをそれぞれ演算により割出し、前記
客席に着座した観客の体格を検出する体格検知手段を更
に備えるものであることが望ましい。このような体格検
知手段を備えれば、着座した観客の体格の識別(大人と
子供(小人)などの識別)が容易となり、観客の着座状
況の把握をより一層詳細に行うことができるようになる
からである。
【0011】この場合、前記体格検知手段は、前記観客
検知センサからの検出出力が予め設定された複数の閾値
を上回る、又は下回ることにより着座の有無、着座位置
及び着座対象の少なくとも1つを検出するものであるこ
とが好ましい。このようにすれば、大人と子供(小人)
などの識別の他、荷物と人などの識別を容易に行うこと
ができるようになり更なる詳細な乗客の着座状況の把握
が可能となるからである。
【0012】また、前記表示手段は、前記管理手段で管
理する着座状況に関する情報を前記通信手段を介してリ
アルタイムでモニタ表示するハンディターミナルである
ことが望ましい。このようにすれば、例えばスタジアム
の係員などがハンディターミナルで逐次観客の着座状況
の確認をしながら誘導等の業務を行うことができるよう
になるため、空席状況などの観客管理や観客誘導などの
業務の高効率化を実現することが期待できるからであ
る。この場合、前記表示手段は、前記管理手段で管理す
る着座状況に関する情報を前記通信手段を介してリアル
タイムでモニタ表示する表示板を更に備えるものである
と良い。
【0013】なお、前記観客検知システムは、例えば多
くの観客が訪れる施設に適用されることが望ましく、こ
のような施設としては、スタジアム、劇場又は映画館な
どが考えられる。これらの施設に前記観客検知システム
を適用する場合、前記観客検知センサは、スタジアムの
客席、劇場の客席又は映画館の客席にそれぞれ配設され
ることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、こ
の発明の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施
例に係る観客検知システムの全体構成を示す概略図であ
る。図1に示すように、この発明による観客検知システ
ム50は、観客検知センサ5と、観客管理装置10と、
表示装置9と、端末装置30とから構成されている。観
客検知センサ5は、例えばスタジアム、劇場及び映画館
などの施設に用いられる客席1に配設されている。この
例では、客席1は映画館に備えられているものとする。
客席1(1a,1b,…,1n)は、着座部2(2a,
2b,…,2n)及び背もたれ部3(3a,3b,…,
3n)により構成される。着座部2の表面には、布張り
や革張りなどの表皮4が形成され、この表皮4の直下に
は、シート状の観客検知センサ5(5a,5b,…,5
n)がそれぞれ埋め込まれている。なお、この観客検知
センサ5は、確実にセンシングできる位置であれば、着
座部2のいわゆる正規の着座位置や全面位置などのどの
位置に配設されても良いし、それだけではなく、背もた
れ部3に配設されても良い。
【0015】このように配設された観客検知センサ5で
検出された検出出力(検出信号)は、映画館の管理室な
どに設けられた観客管理装置10に入力される。観客管
理装置10は、空席判別装置6と、情報管理装置7と、
通信装置8とを備えて構成されている。観客管理装置1
0に入力された各観客検知センサ5a〜5nからの検出
信号は、観客管理装置10内の空席判別装置6で、例え
ば客席1が空席であるか否かとか着座している人が大人
であるか否かとかの着座状況の判別に用いられる。空席
判別装置6で判別された着座状況は、着座状況に関する
情報(着座状況データ)として、例えば管理サーバから
なる情報管理装置7で管理される。情報管理装置7で管
理されている着座状況データは、通信サーバ等の通信装
置8を介してアンテナ110aから電波として発信さ
れ、例えば遠隔地に居る映画館内の従業員(係員)が携
帯しているハンディターミナルなどの端末装置30のア
ンテナ110dがこの電波を受信したり、映画館の情報
掲示所に設置されている電光掲示板などの表示装置9が
受信したりすることで逐次表示して閲覧することができ
る。観客はこの表示装置9に表示される着座状況データ
に基づき客席(座席)を探し出したり、従業員は端末装
置30に表示される着座状況データに基づき座席の誘導
(案内)や指定席などの不正使用の確認をしたりするこ
とが可能となる。このため、この観客検知システム50
では、不正防止や観客誘導などの観客管理に費やす時間
と労力とを軽減して省力化を図ることができる。
【0016】図2は、この観客検知システム50に用い
られる観客検知センサ5の一部を切り欠いて示す分解斜
視図、図3は、観客検知センサ5の構造を示す断面図で
ある。図2及び図3に示すように、観客検知センサ5
は、例えばメンブレンスイッチからなるもので、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタ
レート(PEN)のような絶縁樹脂を材料とする絶縁フ
ィルムなどからなる一対の可撓性シート11,12を、
同じく絶縁フィルムなどからなる絶縁スペーサ13を図
示しない接着材や粘着材を介して重合することにより構
成されている。一対の可撓性シート11,12のそれぞ
れの対向面11a,12aには、それぞれ銀ペーストや
銅ペーストなどの導電材からなる導電パターン14,1
5がスクリーン印刷等の方法により形成されている。
【0017】図2中上側に示す可撓性シート11に形成
された導電パターン14は、この例では接点部16に対
応する位置にそれぞれ形成されるランド部(上電極部)
14aと、これら上電極部14aを、例えば+側電源端
子に共通に接続するリード部14bとから構成されてい
る。また、図2中下側に示す可撓性シート12に形成さ
れた導電パターン15は、この例では接点部16に対応
する位置にそれぞれ形成されるランド部(下電極部)1
5aと、各下電極部15aに流れる電流を個々に観客管
理装置10に導くリード部15bとから構成されてい
る。
【0018】一方、絶縁スペーサ13の接点部16に対
応する位置には、上電極部14aと下電極部15aが互
いに十分接触できるだけの開口径を有する開口部17が
形成され、この開口部17を介して観客検知センサ5が
配設された客席1の着座部2への荷重印加時に上電極部
14aと下電極部15aとが接触する構造となってい
る。客席1への着座(荷重印加)がある場合、図4に示
すように、荷重印加があった各接点部16の両電極部1
4a,15aが電気的に導通するため、各接点部16を
流れる電流を空席判別装置6で検出することにより荷重
の有無(着座の有無)を判別することができる。また、
空席判別装置6で、このときの各接点部16の接点マト
リックスに基づき荷重分布パターンを演算により割り出
し、予め記憶していた荷重分布パターンと比較照合する
ことにより、着座した人の体格(体が大きいか小さいか
など)や人が着座したのか荷物が置かれたのかなどをあ
る程度検知することが可能となる。
【0019】即ち、例えば図5に示すように、客席1の
着座部2には、複数の接点部16を備える観客検知セン
サ5が配設されているため、この観客検知センサ5のO
Nになった接点部16の接点マトリックスによる分布パ
ターンと、予め記憶していた着座対象により異なる個別
的な荷重分布パターンとを比較照合することにより観客
のおおよその体格等を判別することができる。例えば、
図6(a)に示す荷重分布パターンは体重83kgの大
人が着座部2に着座したときのパターンであり、同図
(b)に示す荷重分布パターンは体重48kgの大人が
着座したときのパターンである。また、同図(c)に示
す荷重分布パターンは体重22kgの子供が着座したと
きのパターンであり、同図(d)に示す荷重分布パター
ンは体重8kgの子供が着座したときのパターンであ
る。このように、着座対象により異なる荷重分布パター
ンを検出することができるため、空席判別装置6では容
易に観客検知センサ5からの検出出力に基づき着座状況
の判別を行うことができる。
【0020】また、観客検知センサ5として、上記メン
ブレンスイッチからなる構造の他に、感圧メンブレンス
イッチからなる構造を用いるようにしても良いし、両者
を混在して観客検知センサ5を形成するようにしても良
い。図7は、この観客検知システム50に用いられる他
の観客検知センサ5の一部を切り欠いて示す分解斜視
図、図8は、この観客検知センサの構造を示す断面図で
ある。なお、以下の説明において、既に説明した部分と
重複する説明は割愛する。
【0021】図7及び図8に示すように、観客検知セン
サ5は、例えば感圧メンブレンスイッチからなるもの
で、絶縁フィルム等からなる一対の可撓性シート21,
22を、絶縁スペーサ23を接着材等を介して重合する
ことにより構成され、一対の可撓性シート21,22の
それぞれの対向面21a,22aには、それぞれ導電材
からなる導電パターン24,25がスクリーン印刷等の
方法により形成されている。図7中上側の可撓性シート
21に形成された導電パターン24は、この例では接点
部26に対応する位置にそれぞれ形成される上電極部2
4aと、これら上電極部24aを、例えばVcc電源端
子に共通に接続するリード部24bとからなり、図7中
下側の可撓性シート22に形成された導電パターン25
は、この例では接点部26に対応する位置にそれぞれ形
成される下電極部25aと、各下電極部25aをそれぞ
れ抵抗18(図11参照)を介して接地するリード部2
5bとから構成されている。
【0022】また、可撓性シート22の下電極部25a
には、この下電極部25aを覆うように感圧インク(感
圧層)19が形成されている。この感圧層19は、加え
られる荷重(圧力)に応じて抵抗値(接触抵抗)が変化
するものであり、感圧層19は、ペースト状の材料をス
クリーン印刷、オフセット印刷等の方法により成形した
り、予め成型した膜状電極を所定の場所に固定したりす
る方法により形成される。絶縁スペーサ23の接点部2
6に対応する位置には、上電極部24aと下電極部25
aとが互いに十分接触することができるだけの開口径を
有する開口部27が形成され、この開口部27を介して
着座部2への荷重印加時に上電極部24aと感圧層19
とが接触するような構造となっている。
【0023】この観客検知センサ5では、図8に示すよ
うに、可撓性シート21の導電パターン24の上電極部
24aが形成された接点部26の上方から、押圧力(荷
重F)が可撓性シート22の下電極部25a方向に加え
られ、可撓性シート21が撓み、上電極部24aが感圧
層19に接触すると、感圧層19に加わる荷重(即ち、
圧力)に応じて(反比例して)感圧層19の抵抗値が変
化することとなる。
【0024】図9は、このような感圧メンブレンスイッ
チを用いた観客検知センサ5における荷重と抵抗との関
係を示す特性図である。同図に示すように、可撓性シー
ト21の上電極部24aの接点部26に荷重(F)が加
えられていない状態(即ち、人や物が客席1の着座部2
の上にない状態)では、上電極部24aと下電極部25
aとが互いに絶縁スペーサ23で十分に離されているた
め、その抵抗値は無限大(∞)である。しかし、可撓性
シート21の上電極部24aの上方(接点部26の上
方)から下方向(図8の白抜き矢印方向)に荷重(F)
が加えられ(図8参照)、可撓性シート21が撓んで上
電極部24aが感圧層19と接触し、更に接点部26に
荷重(F)が加えられていくと、感圧層19に加わる荷
重値(即ち、圧力値)FがF1,F2,F3,…,Fnと増
えていき、感圧層19の抵抗値RがR1,R2,R3
…,Rnとなだらかに低下していく。なお、このときの
荷重印加(圧力印加)のパターンは、図10に示すよう
に、山なり(山状)となる。
【0025】図11は、空席判別装置6の構成を示す回
路図である。図9において、感圧メンブレンスイッチ
は、上述したように、接点部26の荷重値(圧力値)に
応じて感圧層19の抵抗値Rが変化(荷重値Fが増える
と抵抗値Rが低下)するので、等価的に可変抵抗とみな
すことができる。この感圧メンブレンスイッチの接点部
26A,26B,…,26nの可撓性シート21の上電
極部24aは、定電圧Vccを出力する図示しない定電
圧源と接続され、可撓性シート22の下電極部25a
は、抵抗18A,18B,…,18nを介してそれぞれ
接地されている。従って、可変抵抗の一端に定電圧Vc
cが供給され、可変抵抗の他端が抵抗18A〜18nを
介して接地されているのと等しいことになる。
【0026】空席判別装置6内に設けられたA/D変換
器40A,40B,…,40nは、感圧メンブレンスイ
ッチの接点部26A〜26nの他端、即ち、下電極部2
5aと抵抗18A〜18nとの接続点XA,XB,…,
Xnとそれぞれ接続されている。これらA/D変換器4
0A〜40nは、それぞれ接続点XA〜Xnの電位をア
ナログ信号からディジタル信号に変換する。こうしてデ
ィジタル信号に変換された観客検知センサ5からの検出
出力は、CPU41にそれぞれ入力される。
【0027】CPU41は、A/D変換器40A〜40
nから出力されたディジタル信号に基づいてRAM42
の演算領域を使い観客検知センサ5の接点部26A〜2
6nの接点マトリックスに基づく荷重の分布パターンを
演算により割り出し、ROM43内に予め格納してある
荷重分布パターンデータを読み出してこれらを比較照合
し、人や荷物などの着座対象の判別を行う。なお、観客
検知センサ5を、このように感圧メンブレンスイッチで
構成するようにすれば、着座対象のみならず、これらの
着座位置(着座部2の前方側であるか後方側であるか)
などの判別を行うこともできる。また、CPU41は、
図示しないカウンタを備えており、観客検知センサ5か
らの検出出力を契機にカウンタが計時を開始し、所定時
間経過してもその出力が継続してある場合に着座有りと
判断し、検出出力がなくなった時点で着座無しと判断す
る。その一方で、CPU41は、カウンタが計時した検
出出力継続時間と検出出力が無い時間とを比較し、例え
ばトイレへ行くため等で一時的に席を外した場合などを
判断する。空席判別装置で、このようにして着座状況を
判別することにより、この観客検知システム50では、
各客席1毎の細かな観客管理を行うことができる。
【0028】例えば、感圧メンブレンスイッチからなる
観客検知センサ5を用いれば、図12に示すように、客
席1a〜1nについての詳細な着座状況を判別すること
ができる。即ち、客席1aの観客検知センサ5a(図1
参照)からの検出出力が空席判別装置6に入力され、そ
の検出出力が示す接点マトリックスの分布パターン(荷
重分布パターン)が広く荷重値が高い場合は、例えば大
人が着座していると判別することができる。また、客席
1bの観客検知センサ5からの検出出力が示す荷重分布
パターンが狭く荷重値が低い場合は、例えば子供が着座
していると判別することができる。更に、客席1cの観
客検知センサ5c(図示せず)からの検出出力が示す荷
重分布パターンが広く荷重値が低い場合は、例えば荷物
が搭載されていると判別することができる。これらの荷
重分布パターン及び荷重値は、空席判別装置6内のCP
U41により演算で割り出されるため、高い精度での着
座状況の判別を行うことが可能である。
【0029】こうして空席判別装置6で判別された着座
状況に基づき、情報管理装置7は、着座状況に関する情
報(着座状況データ)を作成して客席1毎の空席状況な
どをリアルタイムで管理する。この情報管理装置7が管
理する着座状況データは、予約管理センター100や端
末装置30及び表示装置9に通信装置8を介して送信さ
れるため、これらで空席情報等を逐次表示することがで
きる。これにより、観客管理を効果的に行うことができ
るようになる。
【0030】次に、この観客検知センサ5を用いた観客
検知システム50による観客検知について説明する。観
客が図1に示す客席1の着座部2に着座することによ
り、観客検知センサ5に上方から荷重(圧力)が加わ
る。この荷重値は、例えば着座した人の体格(体重等)
や着座した物の重さ(大きさ)などにより変化する。こ
のため、仮に、大柄な人が客席1に着座した場合、この
荷重値が増加して感圧層19の抵抗値Rが緩やかに低下
していく。感圧層19の抵抗値、即ち、感圧メンブレン
スイッチの各接点部26A〜26nの等価的な可変抵抗
値Rが低下していくと、感圧層19に流れる電流が増加
していき、その結果、抵抗18A〜18nの電圧降下が
増して接続点XA〜Xnの電位も上昇していく。空席判
別装置6のA/D変換器40A〜40nは、接続点XA
〜Xnの電位のアナログ信号をディジタル信号に変換し
てCPU41に出力する。CPU41は、A/D変換器
40A〜40nから出力される各接点部26A〜26n
の感圧層19の荷重値(圧力値)に比例した接続点XA
〜Xnの電位のディジタル信号を入力する。CPU41
は、その電位を入力すると、それに応じて着座した人の
体格や複数ある客席1のどの席に観客が居てどの席に観
客が居ないかなどを着座状況として判別し、この判別結
果を情報管理装置7に出力する。情報管理装置7は、入
力した判別結果に基づき着座状況データを作成して管理
し、端末装置30や表示装置9などとこの着座状況デー
タの送受信を通信装置8を介して行う。こうして情報管
理装置7から取得した着座状況データを用いて端末装置
30や表示装置9で観客の着座状況が簡単に把握できる
ため、観客管理を簡易化することができる。
【0031】なお、感圧メンブレンスイッチからなる観
客検知センサ5の各接点部26A〜26nと抵抗18A
〜18nとの接続点XA〜Xnの電位を、図示しないそ
れぞれn個のコンパレータで互いに異なる閾値に設定さ
れた基準電圧源(図示せず)の基準電圧と比較して、こ
の比較結果を空席判別装置6のCPU41に入力するよ
うにして着座状況の判別を行うようにしても良い。上述
したように、観客の体格等で観客検知センサ5に加わる
荷重の荷重値や荷重分布パターンは異なるため、予め種
々の着座状況などに対応した検出結果に基づく複数の閾
値をROM43に格納しておき、設定した閾値に対応す
る着座状況の判別をCPU41に行わせるようにしてお
けば、比較結果がこれらの閾値を上回る、又は下回るこ
とにより即座に着座状況の判別を行うことができるから
である。
【0032】また、例えば端末装置30として、図13
に示すハンディターミナル31を用い、同図(a)に示
す表示部32に映画館の客席の座席番号毎の着座状況を
表示すると共に、同図(b)に示すように観客情報(観
客数情報、空席数情報及び空席番号情報など)を表示す
るようにすれば、映画館などの係員が容易に着座状況等
を把握することが可能となる。図13(a)は、映画館
の客席B6,C10,D7,D11,H2,H6,J3
が空席であることを示す一例である。このハンディター
ミナル31は、情報管理装置7の着座状況データをリア
ルタイムで表示することができるため観客管理に大いに
貢献することができる。これにより、例えば指定席の不
正占有などの不正行為も容易に発見等することができる
ため、効果的に防止することが可能となる。更に、表示
装置9として、図14に示すように、例えば電光掲示板
などからなる案内板33を、映画館の案内所や各出入口
などに設置すれば、観客は空席がどこであるかなどを容
易に確認することができるため、係員の観客誘導の時間
や労力を少なくすることが可能となる。
【0033】以下、本発明に観客検知システム50を用
いた観客管理について幾つかの実施例を挙げて説明す
る。 (1)実施例1 この実施例1では、劇場の客席1を1つ用意し、この客
席1に観客検知センサ5を配設して上記観客検知システ
ム50を構成した。この実施例1について、以下のよう
な試験を行った。 (2)試験1 客席1に、大人が着座、子供が着座、荷物(底面
15cm×40cm、高さ50cmの紙袋にほぼこの紙
袋の底面の面積と同じ面積の底面をもつ重さ10kgの
重りを入れたもの)を搭載の3通りの状態をランダムに
作り出し、これらの状態〜について着座状況の検出
を行った。その結果、例えばハンディターミナル31で
客席1の着座状況をモニタ表示したところ、大人、子供
及び荷物を正確に判別し、客席1から離れた所でも十分
に客席1の着座状況を把握することができた。同様に、
案内板33でも着座状況を把握することができた。
【0034】(1)実施例2 この実施例2では、映画館の客席1を1つ用意し、この
客席1に観客検知センサ5を配設して上記観客検知シス
テム50を構成した。この実施例2について、以下のよ
うな試験を行った。 (2)試験2 客席1に、大人が着座、子供が着座、上記荷物を
搭載の3通りの状態をランダムに作り出し、これらの状
態〜について着座状況の検出を行った。その結果、
上記実施例1の場合と同様に、客席1から十分離れた所
でもハンディターミナル31や案内板33で大人、子供
及び荷物を正確に判別した着座状況を確認することがで
きた。
【0035】(1)実施例3 この実施例3では、スタジアムに用いられる樹脂製椅子
の客席1を1つ用意し、この客席1のカバーとして、着
脱式カバーマット状観客検知センサ5を取り付けて上記
観客検知システム50を構成した。この実施例3につい
て、以下のような試験を行った。 (2)試験3 客席1に、大人が着座、子供が着座、上記荷物を
搭載の3通りの状態をランダムに作り出し、これらの状
態〜について着座状況の検出を行った。その結果、
上記実施例2及び実施例3の場合と同様に、客席1から
離れた所でも十分にハンディターミナル31や案内板3
3で大人、子供及び荷物を正確に判別した着座状況を確
認することができた。これにより、本発明の観客検知シ
ステム50では、不正防止や観客誘導等の観客管理に費
やす時間と労力とを十分に軽減することが可能であるこ
とが分かった。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
客席に配設したメンブレンスイッチや感圧メンブレンス
イッチからなる観客検知センサからの検出出力により観
客の着座状況を判別し表示することができるため、観客
の着座状況を的確に把握することができる。これによ
り、観客を容易に管理することができ、不正防止や観客
誘導などの観客管理に費やす時間と労力とを軽減するこ
とが期待できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る観客検知システム
の全体構成を示す概略図である。
【図2】 同観客検知システムに用いられる観客検知セ
ンサの一部を切り欠いて示す分解斜視図である。
【図3】 同観客検知センサの構造を示す断面図であ
る。
【図4】 同観客検知センサの検出系を示す回路図であ
る。
【図5】 客席に配設された観客検知センサを示す上面
図である。
【図6】 同観客検知センサで検出される荷重分布パタ
ーンの例を示す図である。
【図7】 同観客検知システムに用いられる他の観客検
知センサの一部を切り欠いて示す分解斜視図である。
【図8】 同他の観客検知センサの構造を示す断面図で
ある。
【図9】 同他の観客検知センサにおける荷重と抵抗と
の関係を示す特性図である。
【図10】 同他の観客検知センサにかかる荷重(圧
力)の波形を示す特性図である。
【図11】 同観客検知システムに適用される空席判別
装置の構成を示す回路図である。
【図12】 同空席判別装置での着座状況の判別処理を
説明するための図である。
【図13】 同観客検知システムの端末装置としてのハ
ンディターミナルを示す正面図である。
【図14】 同観客検知システムの表示装置としての案
内板を示す正面図である。
【符号の説明】
1…客席、2…着座部、3…背もたれ部、4…表皮、5
…観客検知センサ、6…空席判別装置、7…情報管理装
置、8…通信装置、9…表示装置、10…観客管理装
置、11,12,21,22…可撓性シート、13,2
3…絶縁スペーサ、14,15,24,25…導電パタ
ーン、14a,24a…上電極部、15a,25a…下
電極部、16,26…接点部、17,27…開口部、1
8…抵抗、19…感圧層、30…端末装置、31…ハン
ディターミナル、32…表示部、33…案内板、40…
A/D変換器、41…CPU、42…RAM、43…R
OM、50…観客検知システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐沢 範之 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 大山 昌紀 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2F051 AA00 AA06 AB07 AC01 BA07 3B084 JA07 JC01 5G006 AA01 AZ01 CB05 CD04 FB31 FD02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置された一対の可撓性シートの対
    向面に接点部を構成する導電パターンがそれぞれ形成さ
    れ、前記可撓性シートが所定の間隔を空けて対向するよ
    うに前記一対の可撓性シートの間に前記接点部の位置に
    開口部を備える絶縁スペーサを介挿して重合してなるメ
    ンブレンスイッチからなり、複数の客席への観客の着座
    をそれぞれ検出する複数の観客検知センサと、 これら観客検知センサからの検出出力を収集して分析し
    客席への着座状況を判別する判別手段と、 この判別手段で判別された前記着座状況に基づき着座状
    況に関する情報を統括的に管理する管理手段と、 この管理手段で管理される前記着座状況に関する情報を
    遠隔地に伝送するための通信手段と、 この通信手段からの前記着座状況に関する情報を前記遠
    隔地で受信しモニタ表示する表示手段とを備えてなるこ
    とを特徴とする観客検知システム。
  2. 【請求項2】 前記観客検知センサは、 対向配置された一対の可撓性シートの対向面に接点部を
    構成する導電パターンがそれぞれ形成されると共に、前
    記導電パターンの少なくとも一方が前記接点部に加えら
    れる荷重が増加するにつれて抵抗値が低下する感圧層に
    より覆われ、前記可撓性シートが所定の間隔を空けて対
    向するように前記一対の可撓性シートの間に前記接点部
    の位置に開口部を備える絶縁スペーサを介挿して重合し
    てなる感圧スイッチを含むものであることを特徴とする
    請求項1記載の観客検知システム。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記観客検知センサか
    らの検出出力が所定時間継続して確認できるか否かで前
    記着座状況を判別するものであることを特徴とする請求
    項1又は2記載の観客検知システム。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、前記着座状況に関する
    情報を前記客席にそれぞれ設定された座席番号毎に関連
    付けて管理するものであることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項記載の観客検知システム。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、前記観客検知センサか
    らの検出出力に基づき前記複数の客席に加わる荷重の荷
    重分布パターンをそれぞれ演算により割出し、前記客席
    に着座した観客の体格を検出する体格検知手段を更に備
    えるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1項記載の観客検知システム。
  6. 【請求項6】 前記体格検知手段は、前記観客検知セン
    サからの検出出力が予め設定された複数の閾値を上回
    る、又は下回ることにより着座の有無、着座位置及び着
    座対象の少なくとも1つを検出するものであることを特
    徴とする請求項5記載の観客検知システム。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記管理手段で管理す
    る着座状況に関する情報を前記通信手段を介してリアル
    タイムでモニタ表示するハンディターミナルであること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の観客検
    知システム。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記管理手段で管理す
    る着座状況に関する情報を前記通信手段を介してリアル
    タイムでモニタ表示する表示板を更に備えるものである
    ことを特徴とする請求項7記載の観客検知システム。
  9. 【請求項9】 前記観客検知センサは、スタジアムの客
    席にそれぞれ配設されるものであることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか1項記載の観客検知システム。
  10. 【請求項10】 前記観客検知センサは、劇場の客席に
    それぞれ配設されるものであることを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか1項記載の観客検知システム。
  11. 【請求項11】 前記観客検知センサは、映画館の客席
    にそれぞれ配設されるものであることを特徴とする請求
    項1〜8のいずれか1項記載の観客検知システム。
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