JP2003061208A - ハイブリッド車両用発電電動機 - Google Patents

ハイブリッド車両用発電電動機

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JP2003061208A
JP2003061208A JP2001240880A JP2001240880A JP2003061208A JP 2003061208 A JP2003061208 A JP 2003061208A JP 2001240880 A JP2001240880 A JP 2001240880A JP 2001240880 A JP2001240880 A JP 2001240880A JP 2003061208 A JP2003061208 A JP 2003061208A
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hybrid vehicle
rotor
stator
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JP2001240880A
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Tadashi Fujiwara
藤原  正
Toshiro Mori
俊郎 森
Yasuyuki Komatsu
康幸 小松
Kazuyuki Kubo
和之 久保
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L7/00Electrodynamic brake systems for vehicles in general
    • B60L7/003Dynamic electric braking by short circuiting the motor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインバッテリからの電力供給を必要とせず
に発電することができ、ハイブリッド車両のシステム構
成に要する費用を削減する。 【解決手段】 ハイブリッド車両用発電電動機(モータ
ジェネレータ)30を、かご型のロータ31と、ロータ
31の外周部を覆うようにして配置されるステータとを
備えて構成した。ロータ31を、ロータ鉄心31aと、
複数のスロット31b,…,31bと、各スロット31
b,…,31b内に設けられたロータ導体31c,…,
31cと、各ロータ導体31c,…,31cを短絡する
エンドリング31d,31dと、複数の磁石装着凹部3
3,…,33と、各磁石装着凹部33,…,33内に装
着されたロータ側永久磁石34,…,34とを備えて構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン及びモー
タを併用して走行駆動するハイブリッド車両のモータ
(ハイブリッド車両用発電電動機)に係り、特に、モー
タによる発電エネルギーを制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来技術の一例に係るハイブリ
ッド車両10の構成図である。このハイブリッド車両1
0は、車両の推進力を出力するエンジン11と、モータ
12と、変速機13と、車輪14と、平滑コンデンサC
を備えたインバータ15を介してモータ12と電気エネ
ルギーの授受を行う高圧系のメインバッテリ16と、D
C−DCコンバータ17を介してメインバッテリ16に
接続され、各種補機類等を含む負荷18を駆動する補助
バッテリ19と、補助バッテリ19に接続され、エンジ
ン11を始動するスタータモータ20と、ECU(電子
制御装置)21と、記憶装置22と、蓄電電圧検出器2
3と、インバータ電圧検出器24と、回転角センサ25
とを備えて構成されている。
【0003】モータ12は、例えばかご型ロータを備え
た誘導モータをなし、メインバッテリ16からインバー
タ15を介してモータ12のステータ巻線に励磁電流が
通電された状態において、エンジン11の出力を補助す
ると共に、車両の減速時の回生作動による回生エネルギ
ーおよびエンジン11の出力による発電エネルギーを発
生する。モータ12の駆動及び回生作動は、ECU21
からの制御指令を受けてインバータ15により行われ
る。インバータ15は、例えばパルス幅変調(PWM)
によるPWMインバータをなすものであって、スイッチ
ング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回
路15aと、平滑コンデンサCとを備えて構成されてい
る。
【0004】ブリッジ回路15aは、複数のスイッチン
グ素子であるトランジスタTU1,TU2,TV1,T
V2,TW1,TW2を備えて構成され、これらのトラ
ンジスタTU1,…,TW2は、例えばIGBT(Insu
lated Gate Bipolar mode Transistor)とされている。
トランジスタTU1,TU2,TV1,TV2,TW
1,TW2のコレクタ−エミッタ間には、それぞれダイ
オードDU1,DU2,DV1,DV2,DW1,DW
2が配置され、各トランジスタTU1,TU2,TV
1,TV2,TW1,TW2のエミッタに、各ダイオー
ドDU1,DU2,DV1,DV2,DW1,DW2の
アノードが接続され、各コレクタには、各ダイオードD
U1,DU2,DV1,DV2,DW1,DW2のカソ
ードが接続されている。
【0005】各トランジスタTU1,TV1,TW1の
コレクタは全て直流入出力端子15Dに接続されてい
る。トランジスタTU1のエミッタはトランジスタTU
2のコレクタに接続され、トランジスタTV1のエミッ
タはトランジスタTV2のコレクタに接続され、トラン
ジスタTW1のエミッタはトランジスタTW2のコレク
タに接続されている。各トランジスタTU2,TV2,
TW2のエミッタは全て接地端子15Gに接続されてい
る。また、モータ12に備えられた3相(U相、V相、
W相)の各交流入出力端子12U,12V,12Wに
は、インバータ15の各交流入出力端子15U,15
V,15Wが接続されている。ここで、交流入出力端子
15UはトランジスタTU1のエミッタおよびトランジ
スタTU2のコレクタに接続され、交流入出力端子15
VはトランジスタTV1のエミッタおよびトランジスタ
TV2のコレクタに接続され、交流入出力端子15Wは
トランジスタTW1のエミッタおよびトランジスタTW
2のコレクタに接続されている。そして、平滑コンデン
サCは直流入出力端子15Dと接地端子15Gとの間に
接続されている。
【0006】DC−DCコンバータ17は、双方向のD
C−DCコンバータであって、メインバッテリ16の蓄
電電圧VBあるいはモータ12を回生作動または昇圧駆
動した際のインバータ15の端子間電圧VPを降圧して
補助バッテリ19を充電すると共に、メインバッテリ1
6の蓄電容量が低下している場合には、補助バッテリ1
9の端子間電圧を昇圧してメインバッテリ16を充電す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術に係るハイブリッド車両10において、モータ12は
かご型ロータを備えた誘導モータであることから、メイ
ンバッテリ16からモータ12のステータ巻線に励磁電
流が通電された状態においてのみ、車両の駆動軸を回転
駆動することができる。このため、例えば車両の始動時
等において、メインバッテリ18の蓄電容量が低下して
いると、モータ12へ電気エネルギーを供給することが
できず、モータ12を始動することができないという問
題が生じる。このため、メインバッテリ18の蓄電容量
が低下している場合には、補助バッテリ19によってメ
インバッテリ18を充電することができるように、例え
ば専用のチャージャーや、双方向のDC−DCコンバー
タ17等を備える必要があり、ハイブリッド車両のシス
テム構成に要する費用が嵩むという問題が生じる。
【0008】また、例えばブラシレスモータのようにロ
ータとしてロータ外周全体に永久磁石を配置した永久磁
石回転子を用いた場合には、永久磁石による磁界が非常
に強いため、車両の駆動輪側からモータ12に駆動力が
伝達される回生作動時や、エンジン11の出力がモータ
12の回転軸に伝達される発電時において、ロータの回
転数が高くなると、発電電圧が過剰に増大する場合があ
る。このため、インバータ15を構成するスイッチング
素子として、高耐圧のIGBT等を用いる必要があり、
装置の構成に要する費用が嵩むという問題が生じる。本
発明は上記事情に鑑みてなされたもので、メインバッテ
リからの電力供給を必要とせずに発電することができ、
ハイブリッド車両のシステム構成に要する費用を削減す
ることが可能なハイブリッド車両用発電電動機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の発明のハイブ
リッド車両用発電電動機(例えば、後述する実施の形態
でのハイブリッド車両用発電電動機(モータジェネレー
タ)30)は、車両の駆動軸を駆動して推進力を出力す
る内燃機関(例えば、後述する実施の形態でのエンジン
42)と共に併用されてハイブリッド車両(例えば、後
述する実施の形態でのハイブリッド車両41)を走行駆
動するハイブリッド車両用発電電動機であって、前記ハ
イブリッド車両用発電電動機は、車両の運転状態に応じ
て、前記ハイブリッド車両に搭載された蓄電装置(例え
ば、後述する実施の形態でのメインバッテリ47)から
供給される電気エネルギーによって前記駆動軸を回転駆
動させると共に、車両の減速時の回生作動による回生エ
ネルギー及び前記内燃機関の出力による発電エネルギー
を発生して前記蓄電装置に蓄電しており、前記ハイブリ
ッド車両用発電電動機は、永久磁石(例えば、後述する
実施の形態でのロータ側永久磁石34,…,34)を内
蔵したかご型回転子(例えば、後述する実施の形態での
ロータ31)と固定子(例えば、後述する実施の形態で
のステータ32)とを有する誘導電動機からなり、前記
かご型回転子の回転により発電した発電電圧を前記蓄電
装置に蓄電することを特徴としている。
【0010】上記構成のハイブリッド車両用発電電動機
によれば、例えば、車両の始動時等において、補助バッ
テリ等から電力供給を受けるスタータモータにより始動
された内燃機関の出力によってかご型回転子を回転させ
ると、かご型回転子に内蔵された永久磁石が発生する磁
束と固定子巻線との相対運動によって、固定子巻線に誘
導起電力が発生する。これにより、例えば、蓄電装置の
蓄電容量が低下しているために、蓄電装置からハイブリ
ッド車両用発電電動機に電気エネルギーを供給すること
ができない状態、つまり固定子鉄心が非励磁状態であっ
ても、かご型回転子を回転させるだけで発電させること
ができ、発生した発電エネルギーを蓄電装置に充電する
ことができる。また、かご型回転子に対して、例えば内
燃機関による駆動軸の回転と同期する制御を行う際に、
かご型回転子の回転速度が同期速度を外れるような脱調
が生じた場合でも、かご型回転子に内蔵された永久磁石
の誘導作用により元の回転に戻ろうとするため、脱調の
発生を抑制することができる。なお、かご型回転子に内
蔵される永久磁石の量を増大させることによって、ハイ
ブリッド車両用発電電動機の回転駆動時に、かご型回転
子の回転速度が同期速度に近くなり、効率の良い運転を
行うことができる。
【0011】さらに、請求項2に記載の発明のハイブリ
ッド車両用発電電動機(例えば、後述する実施の形態で
のハイブリッド車両用発電電動機(モータジェネレー
タ)30)は、車両の駆動軸を駆動して推進力を出力す
る内燃機関(例えば、後述する実施の形態でのエンジン
42)と共に併用されてハイブリッド車両(例えば、後
述する実施の形態でのハイブリッド車両41)を走行駆
動可能なハイブリッド車両用発電電動機であって、前記
ハイブリッド車両用発電電動機は、車両の運転状態に応
じて、前記ハイブリッド車両に搭載された蓄電装置(例
えば、後述する実施の形態でのメインバッテリ47)か
ら供給される電気エネルギーによって前記駆動軸を回転
駆動させると共に、車両の減速時の回生作動による回生
エネルギー及び前記内燃機関の出力による発電エネルギ
ーを発生して前記蓄電装置に蓄電しており、前記ハイブ
リッド車両用発電電動機は、永久磁石(例えば、後述す
る実施の形態でのステータ側永久磁石36,…,36)
を内蔵した固定子(例えば、後述する実施の形態でのス
テータ62)とかご型回転子(例えば、後述する実施の
形態でのロータ31)とを有する誘導電動機からなり、
前記かご型回転子の回転により発電した発電電圧を前記
蓄電装置に蓄電することを特徴としている。
【0012】上記構成のハイブリッド車両用発電電動機
によれば、例えば、車両の始動時等において、補助バッ
テリ等から電力供給を受けるスタータモータにより始動
された内燃機関の出力によってかご型回転子を回転させ
ると、固定子鉄心に内蔵された永久磁石が発生する磁束
とかご型回転子のかご導体との相対運動によって、かご
導体、さらに、固定子巻線に誘導起電力が発生する。こ
れにより、例えば、蓄電装置の蓄電容量が低下している
ために、蓄電装置からハイブリッド車両用発電電動機に
電気エネルギーを供給することができない状態、つまり
固定子鉄心が非励磁状態であっても、かご型回転子を回
転させるだけで発電させることができ、発生した発電エ
ネルギーを蓄電装置に充電することができる。しかも、
固定子鉄心に永久磁石を内蔵したことにより、例えばか
ご型回転子に永久磁石を内蔵する場合に比べて、永久磁
石に作用する回転力を考慮する必要が無く、例えば回転
力に抗する磁石止め等の付加的な構成を必要とせず、永
久磁石の固定方法を簡略化することで、ハイブリッド車
両用発電電動機を製造する際に要する費用の削減に資す
ることが可能となる。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明のハイブリ
ッド車両用発電電動機では、前記永久磁石は、前記内燃
機関あるいは前記ハイブリッド車両用発電電動機の最大
回転数領域において、前記固定子の固定子鉄心(例え
ば、後述する実施の形態でのステータ鉄心32a)が非
励磁状態での発電電圧を所定の定格電圧以下とする大き
さの磁場を発生することを特徴としている。
【0014】上記構成のハイブリッド車両用発電電動機
によれば、永久磁石に起因する発電電圧が所定の定格電
圧を超えることがないため、回転数が高い領域であって
も磁石界磁量を等価的に弱める弱め界磁制御等によって
発電制御を行う必要が無く、固定子巻線に弱め界磁電流
を通電させる必要が無いことから、効率良くハイブリッ
ド車両用発電電動機を駆動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のハイブリッド車両
用発電電動機の一実施形態について添付図面を参照しな
がら説明する。図1は本発明の一実施形態に係るハイブ
リッド車両用発電電動機30のロータ31の破断斜視図
であり、図2はハイブリッド車両用発電電動機30のス
テータ32の要部断面図であり、図3はステータ鉄心3
2aの非励磁時におけるロータ31の回転数と誘導起電
圧との関係を示すグラフ図であり、図4は本発明の一実
施形態に係るハイブリッド車両用発電電動機30を備え
たハイブリッド車両41の構成図である。本実施の形態
によるハイブリッド車両用発電電動機30(以下、単に
モータジェネレータ30と呼ぶ)は、例えば、かご型の
ロータ31と、このロータ31の外周部を覆うようにし
て配置される略円筒形のステータ32とを備えて構成さ
れ、ステータ32はハウジング(図示略)に組み込まれ
ている。
【0016】モータジェネレータ30のロータ31は、
例えば図1に示すように、かご型ロータをなすものであ
って、ロータ鉄心31aと、複数のスロット31b,
…,31bと、各スロット31b,…,31b内に設け
られたロータ導体31c,…,31cと、各ロータ導体
31c,…,31cを短絡するエンドリング31d,3
1dと、複数の磁石装着凹部33,…,33と、各磁石
装着凹部33,…,33内に装着されたロータ側永久磁
石34,…,34とを備えて構成されている。ロータ鉄
心31aは、例えば珪素鋼鈑等の電磁鋼鈑が積層されて
なる略円筒状に形成され、ロータ鉄心31aの外周面上
には、径方向内方に向かう複数のスロット31b,…,
31bが周方向に所定の間隔をおいて配置されている。
そして、各スロット31b,…,31b内に設けられた
ロータ導体31c,…,31cは、ロータ鉄心31aの
両側面を挟み込むようにして覆う略円環状のエンドリン
グ31d,31dと一体に形成されている。
【0017】さらに、ロータ鉄心31aの外周面上に
は、複数のスロット31b,…,31bと干渉しない位
置に、複数の磁石装着凹部33,…,33が周方向に所
定間隔をおいて設けられている。そして、各磁石装着凹
部33,…,33内には、ロータ側永久磁石34,…,
34が装着されている。
【0018】モータジェネレータ30のステータ32
は、例えば図2に示すように、略円筒形に形成され、ス
テータ鉄心32aと、複数のティース32b,…,32
bと、各ティース32bの外周に集中巻きされたステー
タコイル32cとを備えて構成されている。ステータ鉄
心32aは、例えば珪素鋼鈑等の電磁鋼鈑が積層されて
なる略円筒状に形成され、ステータ鉄心32aの内周面
上には、径方向内方に向かって突出して伸びる複数のテ
ィース32b,…,32bが周方向に所定間隔をおいて
配置されている。
【0019】ここで、ロータ31に設けられたロータ側
永久磁石34,…,34の量は、ステータ鉄心32aの
非励磁時つまりステータコイル32cにメインバッテリ
47から励磁電流が通電されていない状態において、ロ
ータ31の最大回転数領域での誘導起電力が所定の値を
超えることが無い程度の大きさの磁場を発生する値に設
定されている。例えば図3に示すように、ステータ鉄心
32aの非励磁時において、ロータ31の回転数に比例
して誘導起電圧が増大する場合に、最大回転数領域での
所定の回転数R1(例えば、R1=8000×1/60
-1)での誘導起電圧が、所定の定格電圧V1(例え
ば、V1=42V)を超えることが無いように設定され
ている。
【0020】さらに図4に示すように、本実施の形態に
係るモータジェネレータ30を備えたハイブリッド車両
41は、エンジン42と、変速機43と、車輪44と、
スタータモータ45と、インバータ46と、メインバッ
テリ47と、DC−DCコンバータ48と、補助バッテ
リ49と、ECU(電子制御装置)50と、記憶装置5
1と、蓄電電圧検出器52と、インバータ電圧検出器5
3と、回転角センサ54とを備えて構成されている。
【0021】このハイブリッド車両41では、車両の推
進力を出力するエンジン42の出力軸(図示略)はモー
タジェネレータ30の回転軸(図示略)と接続されてお
り、モータジェネレータ30の回転軸は変速機43を介
して駆動輪たる車輪44に接続されている。これによ
り、エンジン42及びモータジェネレータ30の両方の
駆動力は、変速機43を介して駆動輪に伝達される。ま
た、車両の減速時に駆動輪側からモータジェネレータ3
0に駆動力が伝達されると、モータジェネレータ30は
発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車
体の運動エネルギーを電気エネルギー(回生エネルギ
ー)として回収する。さらに、エンジン42の出力がモ
ータジェネレータ30の回転軸(図示略)に伝達された
場合にもモータジェネレータ30は発電機として機能し
て発電エネルギーを発生する。
【0022】また、エンジン42には、始動用のスター
タモータ45が備えられており、エンジン始動の際に
は、補助バッテリ49から電力供給されたスタータモー
タ45によってエンジン42の出力軸が回転させられ
る。このとき、燃料供給とプラグ点火の動作が行われる
ことでエンジン42が始動される。
【0023】モータジェネレータ30の駆動及び回生作
動は、ECU50からの制御指令を受けてインバータ4
6により行われる。インバータ46にはモータジェネレ
ータ30と電気エネルギーの授受を行う高圧系のメイン
バッテリ47が接続されている。さらに、各種補機類を
駆動するための12ボルトの補助バッテリ49は、メイ
ンバッテリ47およびインバータ46にDC−DCコン
バータ48を介して接続されており、DC−DCコンバ
ータ48は、後述するように、メインバッテリ47の蓄
電電圧VBあるいはモータジェネレータ30を回生作動
または昇圧駆動した際のインバータ46の端子間電圧V
Pを降圧して補助バッテリ49を充電する。
【0024】モータジェネレータ30は、例えば3相
(U相、V相、W相)の各入出力端子30U,30V,
30Wを有する。インバータ46は、例えばパルス幅変
調(PWM)によるPWMインバータをなすものであっ
て、スイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してな
るブリッジ回路46aと、平滑コンデンサCとを備えて
構成されている。
【0025】インバータ46は、モータジェネレータ3
0が電動機として動作する場合に、メインバッテリ47
から直流入出力端子46Dおよび接地端子46Gを介し
て入力される直流電流を交流電流に変換し、この交流電
流を交流入出力端子46U,46V,46Wから出力し
て、モータジェネレータ30の各入出力端子30U,3
0V,30Wに送出する。一方、モータジェネレータ3
0が発電機として動作する場合には、モータジェネレー
タ30の各入出力端子30U,30V,30Wから出力
される交流電流を交流入出力端子46U,46V,46
Wから入力し、入力した交流電流を直流電流に変換し
て、この直流電流を直流入出力端子46Dおよび接地端
子46Gから出力する。
【0026】ブリッジ回路46aは、複数のスイッチン
グ素子であるMOS型トランジスタSU1,SU2,S
V1,SV2,SW1,SW2を備えて構成され、これ
らのトランジスタSU1,…,SW2は、例えばMOS
FET(Metal Oxide Semi-conductor Field Effect Tr
ansistor)とされている。トランジスタSU1,SU
2,SV1,SV2,SW1,SW2のソース−ドレイ
ン間には、それぞれダイオードKU1,KU2,KV
1,KV2,KW1,KW2が配置され、各トランジス
タSU1,SU2,SV1,SV2,SW1,SW2の
ドレインに、各ダイオードKU1,KU2,KV1,K
V2,KW1,KW2のアノードが接続され、各ソース
には、各ダイオードKU1,KU2,KV1,KV2,
KW1,KW2のカソードが接続されている。
【0027】各トランジスタSU1,SV1,SW1の
ソースは全て直流入出力端子46Dに接続されている。
トランジスタSU1のドレインはトランジスタSU2の
ソースに接続され、トランジスタSV1のドレインはト
ランジスタSV2のソースに接続され、トランジスタS
W1のドレインはトランジスタSW2のソースに接続さ
れている。各トランジスタSU2,SV2,SW2のド
レインは全て接地端子46Gに接続されている。また、
交流入出力端子46UはトランジスタSU1のドレイン
およびトランジスタSU2のソースに接続され、交流入
出力端子46VはトランジスタSV1のドレインおよび
トランジスタSV2のソースに接続され、交流入出力端
子46WはトランジスタSW1のドレインおよびトラン
ジスタSW2のソースに接続されている。そして、平滑
コンデンサCは直流入出力端子46Dと接地端子46G
との間に接続されている。
【0028】インバータ46の直流入出力端子46Dと
接地端子46Gとの間には、インバータ46を介してモ
ータジェネレータ30と電気エネルギーの授受を行う充
電可能な高圧系のメインバッテリ47およびDC−DC
コンバータ48が接続されている。DC−DCコンバー
タ48は、例えばスイッチング回路48aと、絶縁変圧
器48bと、整流回路48cとを備えて構成されてい
る。例えば複数のスイッチング素子をブリッジ接続して
なるスイッチング回路48aの直流入出力端子48Dお
よび接地端子48Gは、それぞれインバータ46の直流
入出力端子46Dおよび接地端子46Gに接続されてお
り、インバータ46と平滑コンデンサCを介してモータ
ジェネレータ30から供給される直流電流、あるいは、
メインバッテリ47から供給される直流電流を、交流電
流に変換する。
【0029】絶縁変圧器48bは、スイッチング回路4
8aの交流電流によって整流回路48cに交流電流を誘
導する。整流回路48cは、絶縁変圧器48bを介して
誘導された交流電流を直流電流に整流して、この直流電
流を補助バッテリ49へ出力して、補助バッテリ49を
充電する。そして、補助バッテリ49には、各種補機類
からなる負荷55と、スタータモータ45とが接続され
ている。なお、DC−DCコンバータ48は、例えば車
両の停止後において、平滑コンデンサCを放電させるデ
ィスチャージ動作を行う場合に、平滑コンデンサCから
補助バッテリ49へと放電させる。
【0030】ECU(電子制御装置)50は、エンジン
42の始動時におけるスタータモータ45の駆動や、イ
ンバータ46のブリッジ回路46aおよびDC−DCコ
ンバータ48のスイッチング回路48aにおける各電力
変換動作等を制御する。このため、ECU50には、例
えば、高圧系のメインバッテリ47の両端間の電圧(蓄
電電圧)VBを検出するバッテリ電圧検出器52から出
力される信号と、インバータ46の直流入出力端子46
Dと接地端子46Gとの間の電圧(端子間電圧)VPを
検出する端子間電圧検出器53から出力される信号と、
モータジェネレータ30のロータ31の磁極位置(位相
角)を検出する回転角センサ54から出力される信号S
EU,SEV,SEWとが入力されている。
【0031】そして、ECU50は、ブリッジ回路46
aの各トランジスタSU1,SU2,SV1,SV2,
SW1,SW2のゲートと接続されており、例えばパル
ス幅変調(PWM)により各トランジスタSU1,SU
2,SV1,SV2,SW1,SW2をオン/オフ駆動
させるためのパルスを出力する。このパルスのデューテ
ィ、つまりオン/オフの比率のマップ(データ)は記憶
装置51に記憶されており、ECU50はマップ検索し
て得た値に基づいたパルスを出力する。
【0032】例えば、ECU50がインバータ46を制
御して高圧系のメインバッテリ47を充電する際には、
ECU50は回転角センサ54の出力波形に基づいてブ
リッジ回路46aへ送出するパルスの同期をとりつつ、
ブリッジ回路46aによって所定の電圧値(例えば、4
2ボルト等)まで昇圧を行う。すなわち、記憶装置51
には、所定の電圧値(例えば、42ボルト等)を得るた
めの、モータジェネレータ30の回転数に応じたデュー
ティのマップが予め記憶されており、ECU50は、こ
のマップを参照して、ブリッジ回路46a内の各トラン
ジスタSU1,SU2,SV1,SV2,SW1,SW
2をオン/オフ駆動させるためのパルスのデューティを
制御する。一方、ECU50がDC−DCコンバータ4
8を制御して補助バッテリ49を充電する際には、所定
の電圧値(例えば、12ボルト等)まで降圧を行う。
【0033】本実施の形態によるハイブリッド車両用発
電電動機30は上記構成を備えており、次に、このハイ
ブリッド車両用発電電動機30の動作、特にハイブリッ
ド車両41の始動時における動作について説明する。
【0034】先ず、車両の始動時にイグニッションをオ
ンとし、補助バッテリ49からの電力供給によってスタ
ータモータ45を駆動する。すると、エンジン42が始
動され、このエンジン42の出力がモータジェネレータ
30の回転軸に伝達されることで、モータジェネレータ
30のロータ31が回転させられる。ここで、ロータ3
1が回転することによって、ステータコイル32cを貫
くロータ側永久磁石34の界磁磁束に磁束密度の変化が
生じ、ステータコイル32cに誘導起電力が発生する。
この誘導起電力により、インバータ46の平滑コンデン
サCを徐々に充電する初期充電(プリチャージ)動作を
行う。また、平滑コンデンサCの充電が完了した状態
で、例えばメインバッテリ47の蓄電容量が低下してい
る場合には、このステータコイル32cに発生した誘導
起電力によってメインバッテリ47を充電する。
【0035】上述したように、本実施の形態によるハイ
ブリッド車両用発電電動機30によれば、かご型のロー
タ31にロータ側永久磁石34,…,34を内蔵したこ
とにより、例えば車両の始動時等において、メインバッ
テリ47の蓄電容量が低下しているために、メインバッ
テリ47からハイブリッド車両用発電電動機30に電気
エネルギーを供給することができない状態であっても、
ロータ31を回転させるだけで発電させることができ、
発生した発電エネルギーをメインバッテリ47に充電す
ることができる。しかも、ロータ側永久磁石34,…,
34は、ステータ鉄心32aの非励磁時にロータ31の
最大回転数領域での誘導起電力が所定の値を超えること
が無い程度の大きさの磁場を発生するように設定されて
いることから、ロータ31の回転数が高い領域であって
も、例えば磁石界磁量を等価的に弱める弱め界磁制御等
によって発電制御を行う必要が無く、ステータコイル3
2cに弱め界磁電流を通電させる必要が無いことから、
効率良くハイブリッド車両用発電電動機10を運転する
ことができる。また、インバータ46のスイッチング素
子を高耐圧にする必要がなく、低耐圧のMOS型トラン
ジスタによりハイブリッド車両用発電電動機10を駆動
させることができる。
【0036】なお、上述した本実施の形態においては、
ロータ31にロータ側永久磁石34,…,34を設ける
としたが、例えば図5に示す本実施形態の変形例に係る
ステータ62の要部断面図のように、ロータ31にはロ
ータ側永久磁石34,…,34を備えずに、ステータ3
2に、複数の磁石装着孔35,…,35と、ステータ側
永久磁石36,…,36とを備えて本実施形態の変形例
に係るステータ62を構成しても良い。すなわち、この
ステータ62は略円筒形に形成され、ステータ鉄心32
aと、複数のティース32b,…,32bと、各ティー
ス32bの外周に集中巻きされたステータコイル32c
と、複数の磁石装着孔35,…,35と、各磁石装着孔
35,…,35内に装着されたステータ側永久磁石3
6,…,36とを備えて構成されている。
【0037】例えば、各ティース32b,…,32b、
および、ステータ鉄心32aにて周方向に所定間隔をお
いた位置には、ロータ31の回転軸(図示略)方向に伸
びる複数の磁石装着孔35,…,35が形成され、各磁
石装着孔35,…,35には、ステータ側永久磁石3
6,…,36が挿入されている。ここで、各ティース3
2bの磁石装着孔35に挿入されたステータ側永久磁石
36は、例えばステータ32の径方向に磁化されてお
り、ステータ鉄心32aの複数の磁石装着孔35,…,
35に挿入されたステータ側永久磁石36,…,36
は、例えばステータ32の周方向に磁化されている。そ
して、ステータ鉄心32aにて周方向に所定の間隔をお
いて配置された複数のステータ側永久磁石36,…,3
6は、例えば隣り合うステータ側永久磁石36,36の
磁化方向が互いに反対方向となるように、すなわち隣り
合うステータ側永久磁石36,36は、互いに同じ極
(N極又はS極)を対向するように配置されている。
【0038】ここで、ロータ31が回転すると、ロータ
導体31c,…,31cを貫くステータ側永久磁石36
の界磁磁束に磁束密度の変化が生じ、ロータ導体31
c,…,31cに誘導起電力が発生する。そして、ロー
タ導体31c,…,31cに誘導電流が流れると、ステ
ータ62のステータコイル32cに誘導起電力が発生す
る。これにより、例えばメインバッテリ47の蓄電容量
が低下している場合であっても、このステータコイル3
2cに発生した誘導起電力によってメインバッテリ47
を充電することができる。ここで、ステータ32に設け
られたステータ側永久磁石36,…,36の量は、ステ
ータ鉄心32aの非励磁時つまりステータコイル32c
にメインバッテリ47から励磁電流が通電されていない
状態において、ロータ31の最大回転数領域での誘導起
電力が所定の値を超えることが無い程度の大きさの磁場
を発生する値に設定されている。
【0039】なお、上述した本実施形態および本実施形
態の変形例においては、ロータ31またはステータ32
の何れかに一方に永久磁石を備えるとしたが、ロータ3
1にロータ側永久磁石34…,34を備えると共に、ス
テータ32にステータ側永久磁石36…,36を備えて
もよい。この場合、ロータ側永久磁石34,…,34お
よびステータ側永久磁石36,…,36の量は、ステー
タ鉄心32aの非励磁時において、ロータ31の最大回
転数領域での誘導起電力が所定の値を超えることが無い
程度の大きさの磁場を発生する値に設定されていればよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明のハイブリッド車両用発電電動機によれば、固定子
鉄心が非励磁状態であっても、かご型回転子を回転させ
るだけで発電させることができ、発生した発電エネルギ
ーを蓄電装置に充電することができる。
【0041】さらに、請求項2に記載の発明のハイブリ
ッド車両用発電電動機によれば、固定子鉄心が非励磁状
態であっても、かご型回転子を回転させるだけで発電さ
せることができ、発生した発電エネルギーを蓄電装置に
充電することができる。加えて、例えばかご型回転子に
永久磁石を内蔵する場合に比べて、永久磁石に作用する
回転力を考慮する必要が無く、例えば回転力に抗する磁
石止め等の付加的な構成を必要とせず、ハイブリッド車
両用発電電動機を製造する際に要する費用の削減に資す
ることが可能となる。
【0042】さらに、請求項3に記載の発明のハイブリ
ッド車両用発電電動機によれば、永久磁石に起因する発
電電圧が所定の定格電圧を超えることがないため、回転
数が高い領域であっても磁石界磁量を等価的に弱める弱
め界磁制御等によって発電制御を行う必要が無く、固定
子巻線に弱め界磁電流を通電させる必要が無いことか
ら、効率良くハイブリッド車両用発電電動機を駆動させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両
用発電電動機のロータの破断斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両
用発電電動機のステータの要部断面図である。
【図3】 ステータ鉄心の非励磁時におけるロータの回
転数と誘導起電圧との関係を示すグラフ図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両
用発電電動機を備えたハイブリッド車両の構成図であ
る。
【図5】 本実施形態の変形例に係るステータの要部断
面図である。
【図6】 従来技術の一例に係るハイブリッド車両の構
成図である。
【符号の説明】 30 ハイブリッド車両用発電電動機 31 ロータ(かご型回転子) 32 ステータ(固定子) 32a ステータ鉄心(固定子鉄心) 34 ロータ側永久磁石(永久磁石) 36 ステータ側永久磁石(永久磁石) 41 ハイブリッド車両用 42 エンジン(内燃機関) 47 メインバッテリ(蓄電装置) 62 ステータ(固定子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 康幸 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 久保 和之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G093 AA07 AA16 BA19 CB07 EB09 5H115 PA08 PA11 PG04 PI16 PI23 PO02 PU09 PU25 PV09 PV23 QE09 QE10 QI04 RB22 SE04 SE06 TI01 TI05 TO14 UI32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の駆動軸を駆動して推進力を出力す
    る内燃機関と共に併用されてハイブリッド車両を走行駆
    動するハイブリッド車両用発電電動機であって、 前記ハイブリッド車両用発電電動機は、車両の運転状態
    に応じて、 前記ハイブリッド車両に搭載された蓄電装置から供給さ
    れる電気エネルギーによって前記駆動軸を回転駆動させ
    ると共に、車両の減速時の回生作動による回生エネルギ
    ー及び前記内燃機関の出力による発電エネルギーを発生
    して前記蓄電装置に蓄電しており、 前記ハイブリッド車両用発電電動機は、永久磁石を内蔵
    したかご型回転子と固定子とを有する誘導電動機からな
    り、前記かご型回転子の回転により発電した発電電圧を
    前記蓄電装置に蓄電することを特徴とするハイブリッド
    車両用発電電動機。
  2. 【請求項2】 車両の駆動軸を駆動して推進力を出力す
    る内燃機関と共に併用されてハイブリッド車両を走行駆
    動可能なハイブリッド車両用発電電動機であって、 前記ハイブリッド車両用発電電動機は、車両の運転状態
    に応じて、 前記ハイブリッド車両に搭載された蓄電装置から供給さ
    れる電気エネルギーによって前記駆動軸を回転駆動させ
    ると共に、車両の減速時の回生作動による回生エネルギ
    ー及び前記内燃機関の出力による発電エネルギーを発生
    して前記蓄電装置に蓄電しており、 前記ハイブリッド車両用発電電動機は、永久磁石を内蔵
    した固定子とかご型回転子とを有する誘導電動機からな
    り、前記かご型回転子の回転により発電した発電電圧を
    前記蓄電装置に蓄電することを特徴とするハイブリッド
    車両用発電電動機。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石は、前記内燃機関あるいは
    前記ハイブリッド車両用発電電動機の最大回転数領域に
    おいて、前記固定子の固定子鉄心が非励磁状態での発電
    電圧を所定の定格電圧以下とする大きさの磁場を発生す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに
    記載のハイブリッド車両用発電電動機。
JP2001240880A 2001-08-08 2001-08-08 ハイブリッド車両用発電電動機 Withdrawn JP2003061208A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028921A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Toyota Central R&D Labs Inc 回転電機駆動装置、発電機用コンバータ、及び回転電機

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JP2010028921A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Toyota Central R&D Labs Inc 回転電機駆動装置、発電機用コンバータ、及び回転電機

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