JP2003061088A - データ分離・復号装置 - Google Patents

データ分離・復号装置

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JP2003061088A
JP2003061088A JP2001241384A JP2001241384A JP2003061088A JP 2003061088 A JP2003061088 A JP 2003061088A JP 2001241384 A JP2001241384 A JP 2001241384A JP 2001241384 A JP2001241384 A JP 2001241384A JP 2003061088 A JP2003061088 A JP 2003061088A
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circuit
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Hiroshi Motomura
宏 本村
Atsushi Miyamoto
敦司 宮本
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NEC Corp
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    • H04N21/4348Demultiplexing of additional data and video streams

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離・復号回路の数を低減して装置全体の規
模を縮小することができるデータ分離・復号装置を提供
する。 【解決手段】 クロック回復回路4には、STCカウン
タ41、PCRの値と多重化遅延時間との和をとってS
TCカウンタ41の初期値を設定する加算器42、ST
Cカウンタ41の出力から多重化遅延時間を減じる減算
器43、減算器43の減算結果をラッチするラッチドS
TCレジスタ45、PCRの値をラッチするPCRレジ
スタ44、及びSTCカウンタ41にクロック信号を供
給する外部のクロック発信源10における周波数を制御
するPWM46が設けられている。クロック発信源10
には、LPF11及びVCO12が設けられており、V
CO12から出力されたクロック信号がSTCカウンタ
41及びストリーム多重回路2内のタイマ24に供給さ
れる。クロック発信源10から出力されるクロック信号
は、MPEG2システムの基準クロック信号である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星放送等のディジ
タル放送の記録に使用されるセットトップボックス(S
TB)に好適なデータ分離・復号装置に関し、特に、デ
ィジタル信号の多重化が可能なデータ分離・復号装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、多チャンネルディジタル放送等の
放送システム及びDVD等における動画データの圧縮
に、MPEG(Motion Picture Coding Experts Grou
p)2の規格が採用されている。MPEG2の規格で
は、ビデオ及びオーディオ等の複数のコンテンツを多重
する信号として、トランスポートストリーム(TS)及
びプログラムストリーム(PS)という2種のストリー
ムが規定されており、特に、ディジタル放送において
は、トランスポートストリームが使用されている。トラ
ンスポートストリームは、連続したTSパケットとよば
れるパケットにより構成されている。1個のTSパケッ
トは、先頭に設けられた4バイトのパケットヘッダ、並
びにその後ろに設けられた184バイトのアダプテーシ
ョンフィールド及び/又はペイロードにより構成されて
いる。即ち、TSパケットのバイト数は188バイトで
ある。また、パケットヘッダには、8ビットの同期バイ
ト及び13ビットのパケットID等が含まれている。更
に、一部のTSパケットのアダプテーションフィールド
には、そのTSパケットの相対的な送信時刻の情報を示
すPCR(Program Clock Reference)が含まれてい
る。
【0003】また、近時、ディジタル放送においては、
複数チャンネルのトランスポートストリームが同時に伝
送されている。図7は従来のデータ分離・復号装置を示
すブロック図である。従来のデータ分離・復号装置10
1には、トランスポートストリームのチャンネル数
(n:自然数)と同数の分離・復号回路102−1乃至
102−nが設けられている。トランスポートストリー
ムTS#1乃至TS#nは、夫々分離・復号回路102
−1乃至102−nに入力される。そして、各分離・復
号回路において、TSパケットのパケットヘッダに含ま
れるパケットIDに基づいてTSパケットの分離(フィ
ルタリング)及びスクランブルの解除が行われる。分離
・復号回路102−1乃至102−nの後段には外部メ
モリインタフェース(I/F)回路103が設けられて
おり、各分離・復号回路102−1乃至102−nから
出力された分離・復号ストリームがこの外部メモリI/
F回路103に入力される。外部メモリI/F回路10
3は、外部からの命令に基づいて一の分離・復号ストリ
ームを選択し、それをメモリに出力する。
【0004】このような構成の従来のデータ分離・復号
装置101によれば、複数チャンネルのトランスポート
ストリームに対して、任意に選択したプログラムのデー
タをメモリに格納することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分離・
復号回路の規模が比較的大きく、そのような分離・復号
回路がトランスポートストリームのチャンネル数と同数
だけ設けられているため、装置全体の規模が大きいとい
う問題点がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、分離・復号回路の数を低減して装置全体の
規模を縮小することができるデータ分離・復号装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のデー
タ分離・復号装置は、一部に送信時刻情報を含む複数の
パケットが連続して構成された複数のトランスポートス
トリームから所望のデータを抽出するデータ分離・復号
装置において、前記複数のトランスポートストリームを
多重化すると共に、その多重化の際に生じたパケット毎
の遅延時間を示す多重化遅延時間信号を出力するストリ
ーム多重回路と、このストリーム多重回路によって多重
化されたストリームから任意に選択しそのデータが暗号
化されていれば解読し、暗号化されていなければそのま
まのパケットから構成される分離・復号ストリームを作
成すると共に、前記多重化遅延時間信号及び前記多重化
されたストリームに含まれる前記送信時刻情報を出力す
る分離・復号回路と、前記送信時刻情報が入力されるた
びにそのパケットの送信時刻情報及び遅延時間に関連付
けてクロック発信源にクロック信号の周波数を調整させ
ることが可能なクロック回復回路と、を有することを特
徴とする。
【0008】本発明に係る第2のデータ分離・復号装置
は、一部に送信時刻情報を含む複数のパケットが連続し
て構成された複数のトランスポートストリームから所望
のデータを抽出するデータ分離・復号装置において、前
記複数のトランスポートストリームを多重化すると共
に、パケット毎の受信時刻を示す受信時刻信号を出力す
るストリーム多重回路と、このストリーム多重回路によ
って多重化されたストリームから任意に選択しそのデー
タが暗号化されていれば解読し、暗号化されていなけれ
ばそのままのパケットから構成される分離・復号ストリ
ームを作成すると共に、前記受信時刻信号を出力する分
離・復号回路と、前記受信時刻信号が示す受信時刻に整
合させて前記分離・復号ストリームを構成するパケット
を出力する出力インタフェース回路と、を有することを
特徴とする。
【0009】本発明に係る第3のデータ分離・復号装置
は、一部に送信時刻情報を含む複数のパケットが連続し
て構成された複数のトランスポートストリームから所望
のデータを抽出するデータ分離・復号装置において、前
記複数のトランスポートストリームを多重化すると共
に、その多重化の際に生じたパケット毎の遅延時間を示
す多重化遅延時間信号及びパケット毎の受信時刻を示す
受信時刻信号を出力するストリーム多重回路と、このス
トリーム多重回路によって多重化されたストリームから
任意に選択しそのデータが暗号化されていれば解読し、
暗号化されていなければそのままのパケットから構成さ
れる分離・復号ストリームを作成すると共に、前記多重
化遅延時間信号、前記受信時刻信号及び前記多重化され
たストリームに含まれる前記送信時刻情報を出力する分
離・復号回路と、前記送信時刻情報が入力されるたびに
そのパケットの送信時刻情報及び遅延時間に関連付けて
クロック発信源にクロック信号の周波数を調整させるこ
とが可能なクロック回復回路と、前記受信時刻信号が示
す受信時刻に整合させて前記分離・復号ストリームを構
成するパケットを出力する出力インタフェース回路と、
を有することを特徴とする。
【0010】本発明においては、複数のトランスポート
ストリームが多重化されてから分離・復号回路による処
理が行われるので、分離・復号回路の数はトランスポー
トストリームの数よりも少なくてよい。また、クロック
回復回路がパケットの多重化遅延時間に関連付けてクロ
ック信号の周波数を調整させるため、パケット毎の遅延
時間の相違の影響を受けずに済む。更に、出力インタフ
ェース回路を設けることにより、他の装置へ出力するス
トリームにおける時刻情報を放送局等の発信側のものと
一致させることが可能である。
【0011】なお、前記ストリーム多重回路は、前記ト
ランスポートストリーム毎に設けられたファーストイン
ファーストアウトメモリと、このファーストインファー
ストアウトメモリに各パケットの最終バイトが入力され
てからそのパケットの先頭バイトが出力されるまでの時
間を前記遅延時間とすることができる。
【0012】また、前記クロック回復回路は、前記送信
時刻情報をラッチする第1のレジスタと、カウンタと、
前記送信時刻情報が示す送信時刻に前記遅延時間を加算
して得られた値を前記カウンタの初期値とする加算器
と、前記カウンタの出力値からパケット毎の前記遅延時
間を減算する減算器と、この減算器の出力値をラッチす
る第2のレジスタと、を有することができ、前記第1及
び第2のレジスタの出力値の差に応じて前記クロック発
信源の調整が行われてもよい。
【0013】更に、前記出力インタフェース回路は、前
記分離・復号ストリームに含まれ連続するパケットの両
受信時刻の差に関連付けて各パケットを出力することが
できる。
【0014】更にまた、前記クロック回復回路は、前記
第1及び第2のレジスタの出力値の差がなくなるように
前記クロック発信源の動作を制御する制御手段、例えば
パルス幅変調器を有することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本願発明者等が前記課題を解決す
べく、分離・復号回路の前段においてパケット単位でト
ランスポートストリームを時分割多重することにより、
1個の分離・復号回路を複数チャンネルのトランスポー
トストリームに共有させることに想到した。図5はトラ
ンスポートストリームを多重化するデータ分離・復号装
置を示すブロック図である。以下、このデータ分離・復
号装置を参考例という。また、図6は参考例に設けられ
たクロック回復回路64を示すブロック図である。
【0016】参考例のデータ分離・復号装置61には、
nチャンネルのトランスポートストリームTS#1乃至
TS#nを多重化するストリーム多重回路62が設けら
れている。ストリーム多重回路62からは、多重化スト
リーム及びチャンネルを識別する入力源識別信号が出力
される。また、データ分離・復号装置61には、入力源
識別信号及びパケットIDに基づいて多重化ストリーム
から所定のTSパケットの分離(フィルタリング)及び
スクランブルの解除を行う分離・復号回路63が設けら
れている。分離・復号回路63は、TSパケットの分離
及びスクランブルの解除後の分離・復号ストリームと共
に、一部のTSパケットに含まれているPCRを出力す
る。更に、データ分離・復号装置61には、分離・復号
ストリームが入力される外部ストリーム出力I/F回路
65及び外部メモリI/F回路66、並びにPCRが入
力されるクロック回復回路64が設けられている。外部
ストリーム出力I/F回路65は、例えば他のセットト
ップボックス(STB)等の外部装置用のI/F回路で
あり、外部メモリI/F回路66はメモリ用のI/F回
路である。
【0017】クロック回復回路64には、図6に示すよ
うに、PCRが入力されるSTC(System Time Cloc
k)カウンタ71、PCRの値をラッチするPCRレジ
スタ74、STCカウンタ71のカウンタ値をラッチす
るラッチドSTCレジスタ75、及びSTCカウンタ7
1にクロック信号を供給する外部のクロック発信源10
における周波数を制御するパルス幅変調器(PWM:Pu
lse Width Modulator)76が設けられている。クロッ
ク発信源10には、PWM76の出力が入力されるロー
パスフィルタ(LPF:low pass filter)11及び電
圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillato
r)12が設けられており、VCO12から出力された
クロック信号がSTCカウンタ71に供給される。PC
Rレジスタ74の出力値及びラッチドSTCレジスタ7
5の出力値は、例えばホスト中央処理装置(CPU:Ce
ntral Processing Unit)により比較され、その比較結
果に基づいてPWM76の動作が制御される。例えば、
PCRレジスタ74の出力値が遅れている場合には、ホ
ストCPUは、クロック発信源10からのクロック信号
の周波数を下げるために、PWM76の波形を変更す
る。なお、クロック発信源10から出力されるクロック
信号は、MPEG2システムの基準クロック信号として
使用されるものであり、STCカウンタ71以外の回路
にも供給され、それに基づいてMPEG2システムにお
ける映像及び音声の再生が行われる。
【0018】このような構成の参考例においては、複数
チャンネルのトランスポートストリームが多重化されて
いるので、1個の分離・復号回路63があれば十分であ
る。従って、回路規模が縮小される。
【0019】しかしながら、この参考例には、多重化時
に発生する遅延により適切な再生等を行うことができな
いという欠点がある。つまり、時分割パケット多重によ
り作成されたストリームと実際に伝送されてきたストリ
ームとを比較すると、多重化後のストリームにパケット
毎に変動する遅延が生じている。このため、実際に伝送
されてきたストリーム中のPCRと多重化後のストリー
ム中のPCRとの間に不整合が生じている。このような
不整合が生じていると、クロック回復回路64がクロッ
ク信号の周波数の調整を行うことが不可能となり、適切
な再生等を行うことができなくなる。例えば、クロック
発信源10から出力されるクロック信号の周波数が適切
であるにも拘わらず、その周波数が高すぎると判断され
たり、低すぎると判断されたりし、不必要な周波数の変
更が行われてしまう。
【0020】また、外部ストリームI/F回路65から
外部装置に出力されるストリーム中のTSパケットの時
間間隔とストリーム多重回路62に伝送されてきたスト
リーム中のTSパケットの時間間隔との間にずれが生じ
てしまう。このため、そのストリームを入力した外部装
置においてクロック信号の回復を行うことができない。
【0021】そこで、本願発明者は、更に鋭意研究を重
ねることにより、トランスポートストリームをパケット
単位で時分割多重しながら、クロック信号の周波数の調
整を適切に行うことが可能なデータ分離・復号装置に想
到した。
【0022】以下、本発明の実施例に係るデータ分離・
復号装置について、添付の図面を参照して具体的に説明
する。図1は本発明の実施例に係るデータ分離・復号装
置を示すブロック図である。また、図2乃至図4は、夫
々本発明の実施例に係るデータ分離・復号装置に設けら
れたストリーム多重回路2、クロック回復回路4、外部
ストリーム出力I/F回路5を示すブロック図である。
【0023】本発明の実施例に係るデータ分離・復号装
置1には、nチャンネルのトランスポートストリームT
S#1乃至TS#nをパケット単位で時分割多重するス
トリーム多重回路2が設けられている。トランスポート
ストリームのチャンネル数nは、例えば3又は4程度で
あるが、これに限定されるものではない。
【0024】ストリーム多重回路2には、図2に示すよ
うに、トランスポートストリームのチャンネル数nと同
数の同期検出部21−1乃至21−n及びファーストイ
ン・ファーストアウトメモリ(FIFO)22−1乃至
22−2が設けられている。各トランスポートストリー
ムにおけるデータの伝送速度は、例えば30乃至50M
bpsである。同期検出部21−1乃至21−nは、T
Sパケットの先頭を示す信号がストリームと共に外部か
ら入力されている場合には、それを用いてTSパケット
の先頭を検出する。また、そのような信号が外部から入
力されていない場合には、TSパケットのパケット長で
ある188バイト毎に存在する同期バイト(0x47
(h))を検出することにより、TSパケットの先頭を
検出する。後者の検出方法の場合、例えば188バイト
毎に3回連続して同期バイト(0x47(h))が存在
していれば、それらを同期バイトと認定する。各FIF
O22−1乃至22−2の容量は、少なくとも(n/2
+1)パケット分、即ち188×(n/2+1)バイト
である。そして、同期検出部21−1乃至21−nは、
先頭を検出することができたTSパケットを、夫々FI
FO22−1乃至22−2に出力し、先頭を検出するこ
とができなかったデータは破棄する。
【0025】ストリーム多重回路2には、また、外部に
設けられたクロック発信源10から出力されたクロック
信号に同期するタイマ24、各TSパケットの最終バイ
トがFIFO22−1乃至22−2のいずれかに入力さ
れた瞬間のタイマ24の出力値を現在時刻として記憶す
るパケット受信時刻記憶部25、並びにFIFO22−
1乃至22−nの出力信号から多重化ストリームを作成
するストリーム選択・出力部23が設けられている。
【0026】ストリーム選択・出力部23は、FIFO
22−1乃至22−2のいずれかにTSパケット1個分
のデータが蓄積する度にそのTSパケットを出力すると
いう動作を繰り返して行うことにより、1本の多重化ス
トリームを作成する。また、その出力速度は、各トラン
スポートストリームの伝送速度にチャネル数nを乗じる
ことにより得られる値よりも大きく、例えば180Mb
psである。複数のFIFOにTSパケット1個分以上
のデータが蓄積されている場合には、データの蓄積量が
多いものからその出力を行う。前述のように、FIFO
22−1乃至22−2の容量は少なくとも(n/2+
1)パケット分あるので、以下に説明するように、デー
タが溢れることはない。
【0027】即ち、上述のように、ストリーム選択・出
力部23の出力速度は、各トランスポートストリームの
伝送速度にチャネル数nを乗じることにより得られる値
よりも大きいため、ストリーム多重回路2からのストリ
ーム出力、即ちストリーム選択・出力部23からのスト
リーム出力が開始されると、それ以降、各FIFOに蓄
積されているデータの総量が増加することはない。ま
た、ストリーム多重回路2へのストリーム入力が開始さ
れてから、各FIFOに蓄積されているデータの総量が
nパケット分(188×nバイト)に到達するまでの間
には、必ずいずれかのチャンネルにおいてFIFOのデ
ータ蓄積量がTSパケット1個分に到達するので、スト
リーム選択・出力部23からのストリーム出力が開始さ
れている。これらより、各FIFOに蓄積されているデ
ータの総量がnパケット分を超えることは生じ得ない。
従って、n/2個のTSパケット分以上のデータが蓄積
されたFIFOが存在する場合、そのFIFOのデータ
蓄積量は他のいずれのFIFOのデータ蓄積量よりも多
いことになる。一方、あるFIFOのデータ蓄積量がn
/2個のTSパケット分に僅かに届かず、他のFIFO
からのデータ出力が行われた場合であっても、次のFI
FOの選択時にそのFIFOのデータ蓄積量はn/2個
のTSパケット分以上となっているので、そのFIFO
からデータが出力される。このように、FIFOにおい
て蓄積したデータが溢れることはない。
【0028】また、ストリーム選択・出力部23は、T
Sパケット毎に、その入力源(チャンネル)を識別する
入力源識別信号、パケット受信時刻記憶部25に記憶さ
れている時刻、即ちTSパケットの最終バイトがFIF
Oに入力されたパケット受信時刻を示すパケット受信時
刻信号、及び多重化のために生じた遅延時間を示す多重
化遅延時間信号を出力する。多重化遅延時間は、パケッ
ト受信時刻とそのパケットの出力を開始する時点におい
てタイマ24が示す時刻との差分である。即ち、パケッ
トの最終バイトがFIFOに入力された直後のクロック
でそのパケットの出力が開始された場合の多重化遅延時
間は、1クロック分の時間となる。
【0029】データ分離・復号装置1には、ストリーム
多重回路2から出力された入力源識別信号及び多重化ス
トリーム中のTSパケットのパケットIDに基づいて、
多重化ストリームから所定のTSパケットの分離(フィ
ルタリング)及び暗号化されているデータの復号(スク
ランブルの解除)を行って、所望のデータを抽出する分
離・復号回路3が設けられている。分離・復号回路3
は、抽出したデータのストリームである分離・復号スト
リームと共に、ストリーム多重回路2から出力されたパ
ケット受信時刻信号及び多重化遅延時間信号並びに一部
のTSパケットに含まれているPCRのうち分離・復号
ストリームを構成するTSパケットに関するものを出力
する。
【0030】更に、データ分離・復号装置1には、PC
R及び多重化遅延時間信号が入力されるクロック回復回
路4、分離・復号ストリーム及びパケット受信時刻信号
が入力される外部ストリーム出力I/F回路5、並びに
分離・復号ストリームが入力される外部メモリI/F回
路6が設けられている。
【0031】外部メモリI/F回路6はメモリ用のI/
F回路である。
【0032】クロック回復回路4には、図3に示すよう
に、STCカウンタ41、PCRの値と多重化遅延時間
との和をとってSTCカウンタ41の初期値を設定する
加算器42、STCカウンタ41の出力(カウンタ値)
から多重化遅延時間を減じる減算器43、減算器43の
減算結果をラッチするラッチドSTCレジスタ45、P
CRの値をラッチするPCRレジスタ44、及びSTC
カウンタ41にクロック信号を供給する外部のクロック
発信源10における周波数を制御するPWM46が設け
られている。クロック発信源10には、PWM46の出
力が入力されるLPF11及びVCO12が設けられて
おり、VCO12から出力されたクロック信号がSTC
カウンタ41及びストリーム多重回路2内のタイマ24
に供給される。このクロック信号の周波数は、例えば2
7MHz程度である。上述の参考例と同様に、クロック
発信源10から出力されるクロック信号は、MPEG2
システムの基準クロック信号であり、このクロック信号
に基づいてMPEG2システムにおける映像及び音声の
再生が行われる。
【0033】PCRレジスタ4の出力値(PCR値)及
びラッチドSTCレジスタ5の出力値(LSTC値)
は、例えばホストCPUにより比較され、その比較結果
に基づいてPWM46の動作が制御される。例えば、L
STC値がPCR値より進んでいる場合には、ホストC
PUは、クロック発信源10からのクロック信号の周波
数が高いと判断して周波数を下げるために、PWM46
の出力電圧を下降させる。一方、LSTC値がPCR値
より遅れている場合には、ホストCPUは、クロック発
信源10からのクロック信号の周波数が低いと判断して
周波数を上げるために、PWM46の出力電圧を上昇さ
せる。
【0034】なお、STCカウンタ41の初期値の設定
(初期化)は、トランスポートストリームの受信開始直
後及びストリーム中のPCR値が不連続になった場合等
に、ホストCPUからの指示又は分離・復号回路3にお
ける条件検索により行われる。この初期化においては、
加算器42が多重化ストリームから抽出されたPCR値
と多重化遅延時間との和をとってSTCカウンタ41の
初期値として設定する。初期化以降は、再度初期化が必
要とされるまで、分離・復号回路3がPCRを抽出する
度に、PCRレジスタ44がその値(PCR値)をラッ
チすると同時に、ラッチドSTCレジスタ45が、ST
Cカウンタ41のカウンタ値から減算器43によりその
TSパケットの多重化遅延時間が減じられた値(LST
C値)をラッチする。そして、上述のように、PCR値
及びLSTC値がホストCPUにより比較される。
【0035】外部ストリーム出力I/F回路5には、図
4に示すように、分離・復号回路3から出力された分離
・復号ストリームが入力されるFIFO51、分離・復
号回路3から出力されたパケット受信時刻信号が入力さ
れるパケット受信時刻記憶部52、タイマ53、パケッ
ト受信時刻とタイマの出力(タイマ値)とを比較する比
較器54及び比較器54の比較結果に基づいてFIFO
51の動作を制御する出力制御部55が設けられてい
る。
【0036】ストリーム多重回路2における最大の遅延
はTSパケットn/2個分であるため、この外部ストリ
ーム出力I/F回路5においては、分離・復号ストリー
ムの入力を開始してからFIFO51にTSパケットn
/2個分のデータが蓄積されるまでストリームの出力は
行われず、TSパケットn/2個分のデータが蓄積され
た時点でストリームの出力が開始されると共に、最初に
入力されたTSパケットのパケット受信時刻がタイマ5
3に初期値として設定される。以降のTSパケットにつ
いては、そのTSパケットのパケット受信時刻とタイマ
53の出力値とが比較器54により比較され、タイマ5
3の出力値がそのTSパケットのパケット受信時刻を超
えたときに出力制御部55による制御に基づいてFIF
O51から出力される。
【0037】次に、上述のように構成されたデータ分離
・復号装置1の動作について説明する。
【0038】複数チャンネルのトランスポートストリー
ムTS#1乃至TS#nがデータ分離・復号装置1に伝
送されてくると、ストリーム多重回路2が多重化ストリ
ームを作成して出力すると共に、TSパケット毎に、入
力識別信号、パケット受信時刻信号及び多重化遅延時間
信号を生成して出力する。パケット受信時刻信号及び多
重化遅延時間信号の生成においては、タイマ24はクロ
ック発信源10から供給されるクロック信号に同期して
動作する。
【0039】次いで、入力源識別信号及びパケットID
に基づいて、分離・復号回路3が多重化ストリームから
所定のTSパケットの分離及び暗号化されているデータ
の復号を行って所望のデータを抽出する。また、分離・
復号回路3は、多重化ストリーム中のTSパケットの一
部に含まれているPCRを抽出する。分離・復号回路3
は、抽出したデータのストリームである分離・復号スト
リームを外部ストリーム出力I/F回路5及び外部メモ
リI/F回路6に出力し、ストリーム多重回路2から出
力されたパケット受信時刻信号をそのまま外部ストリー
ム出力I/F回路5に出力し、ストリーム多重回路2か
ら出力された多重化遅延時間信号及びPCRをクロック
回復回路4に出力する。
【0040】クロック回復回路4においては、トランス
ポートストリームの受信開始直後及びストリーム中のP
CR値が不連続になった場合等に、ホストCPUからの
指示又は分離・復号回路3における条件検索の結果に基
づいて、STCカウンタ41の初期値の設定を行う。具
体的には、加算器42が多重化ストリームから抽出され
たPCR値と多重化遅延時間との和をとってSTCカウ
ンタ41の初期値として設定する。その後、再度初期化
が必要とされるまで、分離・復号回路3がPCRを抽出
する度に、PCRレジスタ44がその値(PCR値)を
ラッチする。また、これと同時に、STCカウンタ41
のカウンタ値から減算器43によりそのTSパケットの
多重化遅延時間が減じられた値(LSTC値)をラッチ
ドSTCレジスタ45がラッチする。そして、外部のホ
ストCPUがPCR値及びLSTC値を比較する。
【0041】この比較の結果、LSTC値がPCR値よ
り進んでいる場合には、ホストCPUは、クロック発信
源10からのクロック信号の周波数が高いと判断して、
PWM46の出力電圧を下降させる。PWM46の出力
電圧が下がると、VCO12の発振周波数も下がるた
め、STCカウンタ41における計数速度が低下してL
STC値の進行速度が低下し、LSTC値がPCR値に
近づく。
【0042】一方、LSTC値がPCR値より遅れてい
る場合には、ホストCPUは、クロック発信源10から
のクロック信号の周波数が低いと判断して、PWM46
の出力電圧を上昇させる。PWM46の出力電圧が上が
ると、VCO12の発振周波数も上がるため、STCカ
ウンタ41における計数速度が上昇してLSTC値の進
行速度が上昇し、LSTC値がPCR値に近づく。
【0043】従って、いずれの場合にも、クロック発信
源10から供給されるクロック信号の周波数が適切に調
整され、STCカウンタ41の計数速度が適正化され
る。
【0044】また、外部ストリーム出力I/F回路5に
おいては、分離・復号ストリームの入力を開始してから
FIFO51にTSパケットn/2個分のデータが蓄積
された時点でストリームの出力を開始すると共に、最初
に入力されたTSパケットのパケット受信時刻をタイマ
53に初期値として設定する。そして、以降のTSパケ
ットについて、比較器54がそのTSパケットのパケッ
ト受信時刻とタイマ53の出力値とを比較し、タイマ5
3の出力値がそのTSパケットのパケット受信時刻を超
えたときに出力制御部55が比較器54の出力信号に基
づいてFIFO51にそのTSパケットを出力させる。
従って、外部ストリーム出力I/F回路5から他のST
B等の外部装置に出力される分離・復号ストリーム中の
互いに連続する2個のTSパケットの時間間隔がストリ
ーム多重回路2により受信されたときの時間間隔に一致
するようになる。このため、外部装置においても容易に
クロック信号を回復させることが可能である。
【0045】なお、外部メモリI/F回路66は、分離
・復号回路3から入力された分離・復号ストリームを外
部のメモリに出力する。
【0046】以下、上述の実施例におけるクロック信号
の周波数の調整による効果について、参考例等と比較し
て説明する。この説明では、PCRが全てのTSパケッ
トに設けられ、更に送信側のクロック信号の周波数とS
TB等の受信装置側のクロック発信源から出力されるク
ロック信号の周波数とが常に一致しているものとする。
従って、装置が正常に動作している限り、PCR値とL
STC値とが一致する。
【0047】多重化遅延が存在しない場合、即ち受信し
たTSパケットをそのまま出力できる場合には、表1に
示すような関係が成り立ち、参考例の構成を採用した場
合には、表2に示すような関係が成り立ち、上述の実施
例の場合には、表3に示すような関係が成り立つ。
【0048】以下の表1乃至表3において、「PCR」
は各TSパケットに含まれているPCRの値を示し、
「t」はクロック回復回路へのTSパケットの到達時刻
を示し、「s」はクロック回復回路内のSTCカウンタ
のカウント値を示し、「LSTC」はクロック回復回路
内のラッチドSTCレジスタにラッチされた値を示す。
なお、クロック回復回路内のPCRレジスタにラッチさ
れた値は「PCR」に等しい。また、「d」はNo.
nのTSパケットにおける多重化遅延時間を示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】表1に示すように、仮に多重化遅延時間が
存在しない場合には、クロック回復回路へのTSパケッ
トの到達時刻はPCR値と一致する。従って、「s
」としてSTCカウンタの初期値を設定したあとに
おいても、常にPCRレジスタにラッチされるPCR値
とラッチドSTCレジスタにラッチされるLSTC値と
が一致している。
【0053】一方、参考例の場合には、TSパケット毎
に多重化遅延時間が相違しているため、クロック回復回
路への到達時刻のPCR値とのずれはTSパケット毎に
相違している。そして、その相違に対して何等の対処も
とっていないため、STCカウンタ値のPCR値とのず
れもTSパケット毎に相違する。例えば、パケットN
o.1では「d−d」となり、パケットNo.2で
は「d−d」となり、パケットNo.3では「d
−d」となっている。この結果、発信側のクロック信
号の周波数と受信側のそれとが一致しているにも拘わら
ず、不必要に受信側クロック信号の周波数が変更され、
これらの周波数間にずれが生じて適切な再生等を行うこ
とができなくなる。
【0054】そして、上述の本発明の実施例の場合に
も、TSパケット毎に多重化遅延時間が相違しているた
め、クロック回復回路への到達時刻のPCR値とのずれ
はTSパケット毎に相違している。しかし、実施例にお
いては、初期値設定の際に、加算器42によってパケッ
トNo.0における多重化遅延時間をSTCカウンタ値
に含ませているので、その後のパケットのSTCカウン
タ値はクロック回復回路への到達時刻に一致する。クロ
ック回復回路への到達時刻は、そのパケットのPCR値
とそのパケットの多重化遅延時間との和であるため、多
重化遅延時間を減算器43で減ずることにより、LST
C値がPCR値に一致する。このように、本実施例によ
れば、TSパケット毎に多重化遅延時間が相違していて
も、LSTC値がPCR値に一致するため、参考例で生
じるようなクロック信号の不整合(ジッタ)及びそれに
伴う再生等の乱れを防止することが可能である。
【0055】なお、表示装置の画面に複数の番組を表示
させるような場合、例えば2分割又は4分割表示させる
ような場合には、それと同数のクロック回復回路を設け
る必要がある。また、クロック回復回路毎に多重化遅延
時間信号が必要なので、これに伴ってストリーム多重回
路内のタイマも同数だけ必要になる。
【0056】また、分離・復号ストリームを同時に複数
の外部装置に出力する場合には、複数の外部ストリーム
出力I/F回路5を設ければよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複数のトランスポートストリームが多重化されてから分
離・復号回路による処理が行われるので、分離・復号回
路の数をトランスポートストリームの数よりも少なくす
ることができる。従って、装置全体の規模を縮小するこ
とができる。また、クロック回復回路がパケットの多重
化遅延時間に関連付けてクロック信号の周波数を調整さ
せるため(請求項1及び3)、パケット毎の遅延時間の
相違の影響を受けずに済む。従って、適正なクロック信
号でシステム全体を動作させることができる。更に、出
力インタフェース回路を設けることにより(請求項2及
び3)、他の装置へ出力するストリームにおける時刻情
報を放送局等の発信側のものと一致させることができ
る。従って、後段に接続する装置においても適切な再生
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデータ分離・復号装置を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るデータ分離・復号装置に
設けられたストリーム多重回路2を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係るデータ分離・復号装置に
設けられたクロック回復回路4を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施例に係るデータ分離・復号装置に
設けられた外部ストリーム出力I/F回路5を示すブロ
ック図である。
【図5】トランスポートストリームを多重化するデータ
分離・復号装置を示すブロック図である。
【図6】参考例に設けられたクロック回復回路64を示
すブロック図である。
【図7】従来のデータ分離・復号装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1;データ分離・復号回路 2;ストリーム多重回路 3;分離・復号回路 4;クロック回復回路 5;外部ストリーム出力I/F回路 6;外部メモリI/F回路 10;クロック発信源 11;ローパスフィルタ(LPF) 12;電圧制御発振器(VCO) 21−1〜21−n;同期検出部 22−1〜22−n;ファーストインファーストアウト
メモリ(FIFO) 23;ストリーム選択・出力部 24;タイマ 25;パケット受信時刻記憶部 41;STCカウンタ 42;加算器 43;減算器 44;PCRレジスタ 45;ラッチドSTCレジスタ 46;パルス幅変調器(PWM) 51;FIFO 52;パケット受信時刻記憶部 53;タイマ 54;比較器 55;出力制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA28 BA25 BA27 BA28 DA01 5C059 KK07 KK32 KK39 LA02 MA00 RB02 RB10 RC04 RC24 SS02 UA05 UA09 UA34 5C063 AB03 AB07 AB11 AC01 CA23 CA34 CA36 DA13 5K028 AA08 BB05 EE03 KK01 LL45 MM05 NN31 SS28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に送信時刻情報を含む複数のパケッ
    トが連続して構成された複数のトランスポートストリー
    ムから所望のデータを抽出するデータ分離・復号装置に
    おいて、前記複数のトランスポートストリームを多重化
    すると共に、その多重化の際に生じたパケット毎の遅延
    時間を示す多重化遅延時間信号を出力するストリーム多
    重回路と、このストリーム多重回路によって多重化され
    たストリームから任意に選択しそのデータが暗号化され
    ていれば解読し、暗号化されていなければそのままのパ
    ケットから構成される分離・復号ストリームを作成する
    と共に、前記多重化遅延時間信号及び前記多重化された
    ストリームに含まれる前記送信時刻情報を出力する分離
    ・復号回路と、前記送信時刻情報が入力されるたびにそ
    のパケットの送信時刻情報及び遅延時間に関連付けてク
    ロック発信源にクロック信号の周波数を調整させること
    が可能なクロック回復回路と、を有することを特徴とす
    るデータ分離・復号装置。
  2. 【請求項2】 一部に送信時刻情報を含む複数のパケッ
    トが連続して構成された複数のトランスポートストリー
    ムから所望のデータを抽出するデータ分離・復号装置に
    おいて、前記複数のトランスポートストリームを多重化
    すると共に、パケット毎の受信時刻を示す受信時刻信号
    を出力するストリーム多重回路と、このストリーム多重
    回路によって多重化されたストリームから任意に選択し
    そのデータが暗号化されていれば解読し、暗号化されて
    いなければそのままのパケットから構成される分離・復
    号ストリームを作成すると共に、前記受信時刻信号を出
    力する分離・復号回路と、前記受信時刻信号が示す受信
    時刻に整合させて前記分離・復号ストリームを構成する
    パケットを出力する出力インタフェース回路と、を有す
    ることを特徴とするデータ分離・復号装置。
  3. 【請求項3】 一部に送信時刻情報を含む複数のパケッ
    トが連続して構成された複数のトランスポートストリー
    ムから所望のデータを抽出するデータ分離・復号装置に
    おいて、前記複数のトランスポートストリームを多重化
    すると共に、その多重化の際に生じたパケット毎の遅延
    時間を示す多重化遅延時間信号及びパケット毎の受信時
    刻を示す受信時刻信号を出力するストリーム多重回路
    と、このストリーム多重回路によって多重化されたスト
    リームから任意に選択しそのデータが暗号化されていれ
    ば解読し、暗号化されていなければそのままのパケット
    から構成される分離・復号ストリームを作成すると共
    に、前記多重化遅延時間信号、前記受信時刻信号及び前
    記多重化されたストリームに含まれる前記送信時刻情報
    を出力する分離・復号回路と、前記送信時刻情報が入力
    されるたびにそのパケットの送信時刻情報及び遅延時間
    に関連付けてクロック発信源にクロック信号の周波数を
    調整させることが可能なクロック回復回路と、前記受信
    時刻信号が示す受信時刻に整合させて前記分離・復号ス
    トリームを構成するパケットを出力する出力インタフェ
    ース回路と、を有することを特徴とするデータ分離・復
    号装置。
  4. 【請求項4】 前記ストリーム多重回路は、前記トラン
    スポートストリーム毎に設けられたファーストインファ
    ーストアウトメモリと、このファーストインファースト
    アウトメモリに各パケットの最終バイトが入力されてか
    らそのパケットの先頭バイトが出力されるまでの時間を
    前記遅延時間とすることを特徴とする請求項1又は3に
    記載のデータ分離・復号装置。
  5. 【請求項5】 前記クロック回復回路は、前記送信時刻
    情報をラッチする第1のレジスタと、カウンタと、前記
    送信時刻情報が示す送信時刻に前記遅延時間を加算して
    得られた値を前記カウンタの初期値とする加算器と、前
    記カウンタの出力値からパケット毎の前記遅延時間を減
    算する減算器と、この減算器の出力値をラッチする第2
    のレジスタと、を有し、前記第1及び第2のレジスタの
    出力値の差に応じて前記クロック発信源の調整が行われ
    ることを特徴とする請求項1、3又は4に記載のデータ
    分離・復号装置。
  6. 【請求項6】 前記出力インタフェース回路は、前記分
    離・復号ストリームに含まれ連続するパケットの両受信
    時刻の差に関連付けて各パケットを出力することを特徴
    とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のデータ分
    離・復号装置。
  7. 【請求項7】 前記クロック回復回路は、前記第1及び
    第2のレジスタの出力値の差がなくなるように前記クロ
    ック発信源の動作を制御する制御手段を有することを特
    徴とする請求項5又は6に記載のデータ分離・復号装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段はパルス幅変調器であるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のデータ分離・復号装
    置。
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