JP2003060562A - 無線通信システム、通信端末装置、及びバースト信号送信方法 - Google Patents

無線通信システム、通信端末装置、及びバースト信号送信方法

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JP2003060562A JP2001250498A JP2001250498A JP2003060562A JP 2003060562 A JP2003060562 A JP 2003060562A JP 2001250498 A JP2001250498 A JP 2001250498A JP 2001250498 A JP2001250498 A JP 2001250498A JP 2003060562 A JP2003060562 A JP 2003060562A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線伝送路状態に応じてバースト信号の送信
可否制御を行うバースト信号送受信方法において、バー
スト信号を伝送路状態に合わせた最適な送信単位長で送
信する方法、並びにシステム及び装置を提供すること。 【解決手段】 送信局から受信局にバースト信号が送信
される無線通信システムの該送信局において、前記送信
局が、該送信局と前記受信局との間の無線伝送路の状態
と予め定めた基準との比較結果に基づいて、バースト信
号を送信すべき期間を判断し、バースト信号を、前記バ
ースト信号を送信すべきであると判断された期間に収ま
るように信号長を調整した上で、該期間内に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、無線通信シ
ステムにおけるバースト信号の送信方法に係り、特に、
送受信局間の無線伝送路状態、及び送信局におけるバー
スト信号の送信待ち状態に基づいて、送信すべきバース
ト信号を適宜分割及び/若しくは結合し、無線伝送路状
態が良好な期間においてのみバースト信号を送信する送
信方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムにおけるバースト信号
送信方法として、国際公開WO01/48952A1に
おいて、バースト信号送信可否制御が開示されている。
【0003】上記制御は、送受信局間の無線伝送路状態
について、時間平均状態と瞬時状態とを測定し、瞬時状
態が時間平均状態よりも良好な場合にのみ、バースト信
号を送信するように制御することによって、ピーク送信
電力又は平均送信電力を低減させ、送信局における消費
電力の抑制及び他の受信局への干渉の低減を図るもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のバースト信号送信可否制御は、バースト信号単位で送
信制御を行うため、無線伝送路状態の良/不良の変動周
期がバースト信号長より短い場合に、伝送路状態が良好
でない状況下で信号が送信されてしまうという課題が生
ずる。
【0005】例えば、無線伝送路状態を表すパラメータ
として瞬時パスロス変動値を用いて上記従来の送信可否
制御を行う場合、瞬時パスロス変動値の変動が速く、送
信許可となる時間がバースト信号長に比べて短い場合、
瞬時パスロス変動値が高い区間(すなわち、伝送路状態
が比較的良好と判断される区間)のみではバースト信号
の送信を完了させることができず、瞬時パスロス変動値
が低い区間(すなわち、伝送路状態が比較的不良と判断
される区間)をも利用して送信しなければならず、該送
信可否制御の効果が低下する。
【0006】又、伝送路状態の変動周期が非常に短い場
合、送信可否制御によって得られる効果が非常に小さく
なるにもかかわらず、該制御に関する処理が動作し続け
るという課題も生ずる。
【0007】更に、伝送路状態の変動周期が非常に長い
場合、送信不可期間が長く、よってその間に蓄積された
送信すべきバースト信号の送信待機時間も長くなるた
め、遅延が大きくなるという課題が生ずる。
【0008】このように、従来の送信可否制御において
は、バースト信号単位で送信可否制御を行うこと、及び
伝送路状態の変動周期の大小にかかわらず、常に送信可
否制御を行うことにより、該制御による効果を十分に得
られない状況が生じ得る。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
為されたものであり、無線伝送路状態に応じてバースト
信号の送信可否制御を行うバースト信号送受信方法にお
いて、バースト信号を伝送路状態に合わせた最適な送信
単位長で送信する方法、並びにシステム及び装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
バースト信号送信方法は、送信局と受信局とを有し、該
送信局は、該送信局と前記受信局との間の無線伝送路の
状態を測定する測定手段を有する、無線通信システムに
おけるバースト信号送信方法であって、前記送信局は、
前記測定手段によって得られた測定結果に基づいて、送
信すべきバースト信号の信号長を調整する方法を採る。
【0011】この方法において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0012】この方法によれば、送信すべきバースト信
号を、バースト単位で送信せず、その信号長を無線伝送
路状態に基づいて調整し、バースト単位に限られない所
望の信号長で送信することができる。
【0013】本発明の請求項2に係るバースト信号送信
方法は、請求項1に係る方法において、前記送信局は、
前記測定結果に基づいて、バースト信号を送信すべき期
間を判断し、送信すべきバースト信号の信号長を、前記
バースト信号を送信すべきであると判断された期間の長
さに基づいて調整する方法を採る。
【0014】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長を無線伝送路状態が良好と判断された期間の
長さに基づいて調整するため、無線伝送路状態が良好で
ないと判断される期間に送信が為される可能性を低減す
ることができる。
【0015】本発明の請求項3に係るバースト信号送信
方法は、請求項2に係る方法において、前記送信局は、
送信すべきバースト信号の信号長を、前記バースト信号
を送信すべきであると判断された期間に収まるように調
整する方法を採る。
【0016】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長を無線伝送路状態が良好と判断された期間の
長さ以下となるように調整するため、無線伝送路状態が
良好でないと判断される期間に送信が為される可能性を
低減することができる。
【0017】本発明の請求項4に係るバースト信号送信
方法は、請求項3に係る方法において、前記送信局は、
送信すべきバースト信号を、前記バースト信号を送信す
べきであると判断された期間を超えない長さを有する信
号群となるように分割する方法を採る。
【0018】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が無線伝送路状態が良好と判断された期間の
長さよりも長い場合に、該期間長以下となるように分割
することによってその信号長を調整するため、無線伝送
路状態が良好でないと判断される期間に送信が為される
可能性を低減することができる。
【0019】本発明の請求項5に係るバースト信号送信
方法は、請求項3又は4に係る方法において、前記送信
局は、送信すべきバースト信号を、前記バースト信号を
送信すべきであると判断された期間に適合する長さを有
する信号群となるように結合する方法を採る。
【0020】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が無線伝送路状態が良好と判断された期間の
長さよりも短い場合に、該期間長に適合する長さとなる
ように後続のバースト信号若しくはその一部と結合させ
ることによってその信号長を調整するため、無線伝送路
状態が良好であると判断される期間を有効に利用し、伝
送効率を向上させることができる。
【0021】本発明の請求項6に係るバースト信号送信
方法は、請求項1に係る方法において、前記送信局は、
前記測定結果に基づいて、予め定められた長さの異なる
複数の送信単位から一送信単位を選択し、送信すべきバ
ースト信号の信号長を、該選択された送信単位の長さに
基づいて調整する方法を採る。
【0022】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が調整される送信単位が所定値に決まってい
るため、例えば符号化及びインターリーブのための構成
及びその処理などの送信単位の長さによって異なる構成
及び処理を簡素化することができる。
【0023】本発明の請求項7に係るバースト信号送信
方法は、請求項6に係る方法において、前記送信局は、
送信すべきバースト信号を、前記選択された送信単位を
超えない長さを有する信号群となるように分割する方法
を採る。
【0024】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が無線伝送路状態に基づいて選択された送信
単位の長さよりも長い場合に、該送信単位長以下となる
ように分割することによってその信号長を調整するた
め、無線伝送路状態が良好でないと判断される期間に送
信が為される可能性を低減することができる。
【0025】本発明の請求項8に係るバースト信号送信
方法は、請求項6又は7に係る方法において、前記送信
局は、送信すべきバースト信号を、前記選択された送信
単位に適合した長さを有する信号群となるように結合す
る方法を採る。
【0026】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が無線伝送路状態に基づいて選択された送信
単位の長さよりも短い場合に、該送信単位長に適合する
長さとなるように後続のバースト信号若しくはその一部
と結合させることによってその信号長を調整するため、
無線伝送路状態が良好であると判断される期間を有効に
利用し、伝送効率を向上させることができる。
【0027】本発明の請求項9に係るバースト信号送信
方法は、請求項6乃至8のいずれか一に係る方法におい
て、前記送信局は、前記測定結果と、送信すべきバース
ト信号のデータ量に関する情報、送信待ち時間に関する
情報、及び送信すべきバースト信号に含まれる情報のデ
ータ種類のうちの少なくとも一とに基づいて、前記一送
信単位を選択する方法を採る。
【0028】この方法によれば、送信すべきバースト信
号のデータ量に関する情報、送信待ち時間に関する情
報、及び送信すべきバースト信号に含まれる情報のデー
タ種類(例えば、データ、音声、など)のうちの少なく
とも一をも考慮して決定するため、送信待ちバースト信
号が増えた場合や許容遅延時間が変更された場合、又
は、バースト信号に含まれる情報のデータ種類が変更さ
れた場合に、バースト信号の送信可能量の増減の効果を
も利用してバースト信号の送信を行うことができる。
【0029】本発明の請求項10に係るバースト信号送
信方法は、請求項6乃至8のいずれか一に係る方法にお
いて、前記送信局は、前記測定結果に関わらず、送信す
べきバースト信号のデータ量に関する情報、送信待ち時
間に関する情報、及び送信すべきバースト信号に含まれ
る情報のデータ種類のうちの少なくとも一に基づいて、
前記一送信単位を選択する方法を採る。
【0030】この方法によれば、必要に応じて、無線伝
送路状態を無視し、送信すべきバースト信号のデータ量
に関する情報、送信待ち時間に関する情報、及び送信す
べきバースト信号に含まれる情報のデータ種類(例え
ば、データ、音声、など)のうちの少なくとも一のみを
考慮して決定することができる。
【0031】本発明の請求項11に係るバースト信号送
信方法は、請求項6乃至10のいずれか一に係る方法に
おいて、前記送信局は、前記測定結果を予め定めた基準
と比較し、所定時間内に前記比較結果が変化した回数に
基づいて、前記一送信単位を選択する方法を採る。
【0032】この方法によれば、送信許可/不許可の切
替回数が多い時ほど送信単位長を短くし、該回数が少な
い時ほど送信単位長を長くすることができるため、伝送
効率を向上させることができる。
【0033】本発明の請求項12に係るバースト信号送
信方法は、請求項6乃至11のいずれか一に係る方法に
おいて、前記送信局は、所定時間毎に、前記一送信単位
の選択を行う方法を採る。
【0034】この方法によれば、所定の観測時間が経過
する度に送信単位長の更新を行うため、送信許可/不許
可の切替周期が非常に大きい場合であっても、送信単位
長の更新を適切な頻度で行うことができる。
【0035】本発明の請求項13に係るバースト信号送
信方法は、請求項6乃至11のいずれか一に係る方法に
おいて、前記送信局は、前記測定結果を予め定めた基準
と比較し、該比較結果の変化した回数が所定数に達した
時に、前記一送信単位の選択を行う方法を採る。
【0036】この方法によれば、送信許可/不許可の切
替周期が長く、よって観測した切替回数が小さい値とな
る場合に送信単位長の更新精度が劣化することを回避す
ることができる。
【0037】本発明の請求項14に係るバースト信号送
信方法は、請求項1に係る方法において、前記送信局
は、前記測定結果に基づいて、バースト信号送信の可否
を判断し、バースト信号の送信中に送信不可と判断され
た場合に、該バースト信号の途中であっても該判断が下
された時点で該送信を停止することによって、送信すべ
きバースト信号の信号長を調整する方法を採る。
【0038】この方法によれば、無線伝送路状態が良好
と判断された時に送信を開始し、良好でないと判断され
た時に一バースト信号の途中であっても送信を停止する
ことができるため、バースト信号の信号長調整を動的に
行うことができ、無線伝送路状態が良好となってから不
良となるまでの期間を効率良く利用してバースト信号を
送信することができる。
【0039】この方法において、上記停止後、無線伝送
路状態が再び良好になったと判断された場合には送信は
当然再開され、該再開は、データ損失が生じないよう
に、上記停止された箇所から再開されることが好まし
い。
【0040】本発明の請求項15に係るバースト信号送
信方法は、請求項1乃至15のいずれか一に係る方法に
おいて、前記受信局は、前記送信局と該受信局との間の
無線伝送路の状態を測定し、該測定結果を前記送信局に
送信し、前記送信局は、前記受信局から伝達された前記
測定結果に基づいて、前記信号長の調整を行う方法を採
る。
【0041】この方法によれば、受信局側において測定
された無線伝送路状態を考慮して送信すべきバースト信
号の信号長を調整することができるため、送受信局間の
伝送路状態をより精度よく推定することができる。
【0042】本発明の請求項16に係るバースト信号送
信方法は、請求項1乃至14のいずれか一に係る方法に
おいて、前記受信局は、前記送信局と該受信局との間の
無線伝送路の状態を測定し、該測定結果と予め定めた基
準とを比較し、該比較結果を前記送信局に送信し、該送
信局は、前記受信局から伝達された前記比較結果に基づ
いて、前記信号長の調整を行う方法を採る。
【0043】この方法によれば、無線伝送路状態に関す
る情報をすべて送信局側に伝達する場合に比べて、送信
局への伝達情報量を減らすことができる。
【0044】本発明の請求項17に係るバースト信号送
信方法は、請求項6乃至13のいずれか一に係る方法に
おいて、前記受信局は、前記送信局と該受信局との間の
無線伝送路の状態を測定し、該測定結果と予め定めた基
準とを比較し、該比較結果に基づいて、予め定められた
長さの異なる複数の送信単位から一送信単位を選択し、
該選択した一送信単位を前記送信局に送信し、該送信局
は、前記受信局から伝達された前記送信単位の長さに基
づいて、前記信号長の調整を行う方法を採る。
【0045】この方法によれば、無線伝送路状態に関す
る情報をすべて送信局側に伝達する場合に比べて、送信
局への伝達情報量を減らすことができると共に、送信局
側において無線伝送路状態に基づいて送信単位長を選択
する構成及び処理を省くことができる。
【0046】本発明の請求項18に係るバースト信号送
信方法は、送信局と受信局とを有し、該送信局は、該送
信局と前記受信局との間の無線伝送路の状態を測定す
る、無線通信システムにおけるバースト信号送信方法で
あって、前記送信局は、送信すべきバースト信号の信号
長を、予め定められた一送信単位の長さに基づいて調整
する方法を採る。
【0047】この方法において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0048】この方法によれば、予想される無線伝送路
状態の変動に対して比較的短い送信単位長を予め設定し
ておき、この一送信単位長に基づいてバースト信号長を
調整することによって、処理を簡素化することができ
る。
【0049】本発明の請求項19に係るバースト信号送
信方法は、請求項18に係る方法において、前記送信局
は、送信すべきバースト信号を、前記予め定められた一
送信単位を超えない長さを有する信号群となるように分
割する方法を採る。
【0050】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が予め定められた一送信単位の長さよりも長
い場合に、該送信単位長以下となるように分割すること
によってその信号長を調整するため、無線伝送路状態が
良好でないと判断される期間に送信が為される可能性を
低減することができる。
【0051】本発明の請求項20に係るバースト信号送
信方法は、請求項18又は19に係る方法において、前
記送信局は、送信すべきバースト信号を、前記予め定め
られた一送信単位に適合する長さを有する信号群となる
ように結合する方法を採る。
【0052】この方法によれば、送信すべきバースト信
号の信号長が予め定められた一送信単位の長さよりも短
い場合に、該送信単位長に適合する長さとなるように後
続のバースト信号若しくはその一部と結合させることに
よってその信号長を調整するため、無線伝送路状態が良
好であると判断される期間を有効に利用し、伝送効率を
向上させることができる。
【0053】本発明の請求項21に係るバースト信号送
信方法は、請求項18乃至20のいずれか一に係る方法
において、前記予め定められた一送信単位は、送信すべ
きバースト信号に含まれるデータ種類毎に固有に定めら
れる方法を採る。
【0054】この方法によれば、データ種類毎の特性を
反映させることによって、より伝送効率が向上した信号
長調整を行うことができる。
【0055】本発明の請求項22に係るバースト信号送
信方法は、請求項18乃至21のいずれか一に係る方法
において、前記予め定められた一送信単位は、送信局毎
に固有に定められる方法を採る。
【0056】この方法によれば、例えば製造時に上記一
送信単位を予め記録させておくことにより、構成及び処
理をより簡素化することができる。
【0057】本発明の請求項23に係るバースト信号送
信方法は、請求1乃至22のいずれか一に係る方法にお
いて、前記送信局は、送信すべきバースト信号の信号長
の調整の前に、該バースト信号に対して、符号化処理及
びインターリーブ処理の少なくとも一方をバースト単位
で行う方法を採る。
【0058】この方法によれば、送信単位毎に符号化・
復号化を行わず、代わりに、分割及び/若しくは結合処
理前の原バースト信号単位で符号化・復号化を行うた
め、送信単位長が短く、よって符号長及びインターリー
ブ長が小さくなる場合であっても、誤り率低減効果が低
下することが回避される。
【0059】本発明の請求項24に係るバースト信号送
信方法は、請求項1乃至23のいずれか一に係る方法に
おいて、前記送信局は、前記測定結果を予め定めた基準
と比較し、該比較結果の変化した周期が所定値より短い
場合、又は所定値より長い場合に、前記信号長の調整を
停止する方法を採る。
【0060】この方法によれば、無線伝送路状態の良/
不良の判断が過度に頻繁に切り替わるような変動周期が
非常に短い状況下において、該変動に追従しようとする
あまり、処理量が過多及び煩雑となることを回避し、処
理を簡素化することができる。又、上記変動周期が非常
に長い状況下において、送信すべきバースト信号の送信
待機時間が長くなり、遅延が大きくなること回避するこ
とができる。
【0061】本発明の請求項25に係るバースト信号送
信方法は、請求項1乃至24のいずれか一に係る方法に
おいて、前記送信局は、バースト信号を送信する際に、
該バースト信号に対する前記調整を復元するための情報
を付加する方法を採る。
【0062】この方法によれば、送信すべきバースト信
号が一バースト信号の途中で分割されたり、他のバース
ト信号と結合させられたりしても、受信局側において原
バースト信号を容易に復元することができる。
【0063】本発明の請求項26に係る無線通信システ
ムは、送信局と受信局とを有し、該送信局は、該送信局
と前記受信局との間の無線伝送路の状態を測定する測定
手段を有する、無線通信システムであって、前記送信局
は、更に、前記測定手段によって得られた測定結果に基
づいてバースト信号の送信可否を決定する送信可否決定
手段と、送信すべきバースト信号の信号長を調整する信
号長調整手段と、該信号長調整手段によって信号長が調
整されたバースト信号を前記送信可否決定手段による決
定に基づいて前記受信局に送信する送信手段とを有する
構成を採る。
【0064】この構成において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0065】この構成によれば、無線伝送路状態が良好
と判断されるときに、バースト信号をその信号長を調整
して送信するため、無線伝送路状態が良好と判断される
期間のみが利用されるように送信することができる。
【0066】本発明の請求項27に係る無線通信システ
ムは、請求項26に係るシステムにおいて、前記送信局
は、更に、所定の条件に適した送信単位長を決定する送
信単位長決定手段を有し、前記信号長調整手段は、送信
すべきバースト信号の信号長を、前記送信単位長決定手
段によって決定された送信単位長に基づいて調整する構
成を採る。
【0067】この構成によれば、無線伝送路状態に応じ
て送信単位長を決定することによって、無線伝送路状態
が良好と判断されるときに、バースト信号をその信号長
を調整して送信するため、無線伝送路状態が良好と判断
される期間のみが利用されるように送信することができ
る。
【0068】本発明の請求項28に係る無線通信システ
ムは、送信局と受信局とを有する無線通信システムであ
って、前記受信局は、前記送信局と該受信局との間の無
線伝送路の状態を測定する測定手段と、該測定手段によ
って得られた測定結果を前記送信局に送信する送信手段
とを有し、前記送信局は、送信すべきバースト信号の信
号長を調整する信号長調整手段と、前記受信局から伝達
された前記測定結果に基づいて、バースト信号の送信可
否を決定する送信可否決定手段と、前記信号長調整手段
によって信号長が調整されたバースト信号を前記送信可
否決定手段による決定に基づいて前記受信局に送信する
送信手段とを有する構成を採る。
【0069】この構成において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0070】この構成によれば、受信局側において測定
された無線伝送路状態を考慮して送信すべきバースト信
号の信号長を調整することができるため、送受信局間の
伝送路状態をより精度よく推定することができる。
【0071】本発明の請求項29に係る無線通信システ
ムは、請求項28に係るシステムにおいて、前記受信局
は、更に、前記測定手段によって得られた測定結果と予
め定めた基準とを比較する比較手段を有し、前記送信手
段は、前記測定結果、及び前記比較手段によって得られ
た比較結果の少なくとも一方を前記送信局に送信し、前
記送信局の信号長調整手段は、前記受信局から伝達され
た前記比較結果に基づいて、前記信号長の調整を行う構
成を採る。
【0072】この構成によれば、無線伝送路状態に関す
る情報をすべて送信局側に伝達する場合に比べて、送信
局への伝達情報量を減らすことができる。
【0073】本発明の請求項30に係る無線通信システ
ムは、請求項29に係るシステムにおいて、前記受信局
は、更に、前記比較手段によって得られた比較結果に基
づいて、予め定められた長さの異なる複数の送信単位か
ら一送信単位を選択する選択手段を有し、前記送信手段
は、前記測定結果、前記比較結果、及び前記選択手段に
よって選択された送信単位のうちの少なくとも一を前記
送信局に送信し、前記送信局の信号長調整手段は、前記
受信局から伝達された前記送信単位に基づいて、前記信
号長の調整を行う構成を採る。
【0074】この構成によれば、無線伝送路状態に関す
る情報をすべて送信局側に伝達する場合に比べて、送信
局への伝達情報量を減らすことができると共に、送信局
側において無線伝送路状態に基づいて送信単位長を選択
する構成及び処理を省くことができる。
【0075】本発明の請求項31に係る無線通信システ
ムは、請求項26乃至30のいずれか一に係るシステム
において、前記信号長調整手段は、送信すべきバースト
信号を、所定の条件を満たす信号群となるように分割又
は結合する分割/結合部を有する構成を採る。
【0076】この構成によれば、分割処理により、デー
タ圧縮処理やデータ破棄などを行わずに、送信すべきバ
ースト信号の信号長を短くすることができる。又、結合
処理により、所望の送信単位長より短いバースト信号を
後続のバースト信号若しくはその一部と結合させること
によって該送信単位長を有する信号とすることができ
る。
【0077】本発明の請求項32に係る無線通信システ
ムは、請求項26乃至31のいずれか一に係るシステム
において、前記送信局は、更に、送信すべきバースト信
号のデータ量に関する情報、送信待ち時間に関する情
報、及び送信すべきバースト信号に含まれる情報のデー
タ種類のうちの少なくとも一を取得する情報取得手段を
有し、前記信号長調整手段は、前記測定結果と、前記情
報取得手段によって得られた情報とに基づいて、送信す
べきバースト信号の信号長を調整する構成を採る。
【0078】この構成によれば、送信すべきバースト信
号のデータ量に関する情報、送信待ち時間に関する情
報、及び送信すべきバースト信号に含まれる情報のデー
タ種類(例えば、データ、音声、など)のうちの少なく
とも一をも考慮して決定するため、送信待ちバースト信
号が増えた場合や許容遅延時間が変更された場合、又
は、バースト信号に含まれる情報のデータ種類が変更さ
れた場合に、バースト信号の送信可能量の増減の効果を
も利用してバースト信号の送信を行うことができる。
【0079】本発明の請求項33に係る無線通信システ
ムは、請求項26乃至32のいずれか一に係るシステム
において、前記送信局は、更に、前記信号長調整手段に
よって信号長が調整される前のバースト信号に対して、
符号化処理及びインターリーブ処理の少なくとも一方を
バースト単位で行う符号化/インターリーブ処理部を有
する構成を採る。
【0080】この構成によれば、送信単位毎に符号化・
復号化を行わず、代わりに、分割及び/若しくは結合処
理前の原バースト信号単位で符号化・復号化を行うた
め、送信単位長が短く、よって符号長及びインターリー
ブ長が小さくなる場合であっても、誤り率低減効果が低
下することが回避される。
【0081】本発明の請求項34に係る無線通信システ
ムは、送信局と受信局とを有し、該送信局は、該送信局
と前記受信局との間の無線伝送路の状態を測定する測定
手段を有する、無線通信システムであって、前記送信局
は、更に、前記測定手段によって得られた測定結果に基
づいてバースト信号の送信可否を決定する送信可否決定
手段と、送信されるべきバースト信号を前記送信可否決
定手段による決定に基づいて前記受信局に送信する送信
手段とを有し、該送信手段は、バースト信号の送信中に
前記送信可否決定手段によって送信不可と判断された場
合に、該バースト信号の途中であっても該判断が下され
た時点で該送信を停止する構成を採る。
【0082】この構成において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0083】この構成によれば、無線伝送路状態が良好
と判断された時に送信を開始し、良好でないと判断され
た時に一バースト信号の途中であっても送信を停止する
ことができるため、バースト信号の信号長調整を動的に
行うことができ、無線伝送路状態が良好となってから不
良となるまでの期間を効率良く利用してバースト信号を
送信することができる。
【0084】この構成において、上記停止後、無線伝送
路状態が再び良好になったと判断された場合には送信は
当然再開され、該再開は、データ損失が生じないよう
に、上記停止された箇所から再開されることが好まし
い。
【0085】本発明の請求項35に係る通信端末装置
は、自局と通信相手局との間の無線伝送路の状態を測定
する測定手段を有する通信端末装置であって、更に、前
記測定手段によって得られた測定結果に基づいてバース
ト信号の送信可否を決定する送信可否決定手段と、送信
すべきバースト信号の信号長を調整する信号長調整手段
と、該信号長調整手段によって信号長が調整されたバー
スト信号を前記送信可否決定手段による決定に基づいて
前記通信相手局に送信する送信手段とを有する構成を採
る。
【0086】この構成において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0087】この構成によれば、無線伝送路状態が良好
と判断されるときに、バースト信号をその信号長を調整
して送信するため、無線伝送路状態が良好と判断される
期間のみが利用されるように送信することができる。
【0088】本発明の請求項36に係る通信端末装置
は、請求項35に係る装置において、更に、所定の条件
に適した送信単位長を決定する送信単位長決定手段を有
し、前記信号長調整手段は、送信すべきバースト信号の
信号長を、前記送信単位長決定手段によって決定された
送信単位長に基づいて調整する構成を採る。
【0089】この構成によれば、無線伝送路状態に応じ
て送信単位長を決定することによって、無線伝送路状態
が良好と判断されるときに、バースト信号をその信号長
を調整して送信するため、無線伝送路状態が良好と判断
される期間のみが利用されるように送信することができ
る。
【0090】本発明の請求項37に係る通信端末装置
は、請求項36に係る装置において、前記信号長調整手
段は、送信すべきバースト信号を、所定の条件を満たす
信号群となるように分割する分割部を有する構成を採
る。
【0091】この構成によれば、分割処理により、デー
タ圧縮処理やデータ破棄などを行わずに、送信すべきバ
ースト信号の信号長を短くすることができる。又、結合
処理により、所望の送信単位長より短いバースト信号を
後続のバースト信号若しくはその一部と結合させること
によって該送信単位長を有する信号とすることができ
る。
【0092】本発明の請求項38に係る通信端末装置
は、請求項36又は37のいずれか一に係る装置におい
て、更に、送信すべきバースト信号のデータ量に関する
情報、送信待ち時間に関する情報、及び送信すべきバー
スト信号に含まれる情報のデータ種類のうちの少なくと
も一を取得する情報取得手段を有し、前記信号長調整手
段は、前記測定結果と、前記情報取得手段によって得ら
れた情報とに基づいて、送信すべきバースト信号の信号
長を調整する構成を採る。
【0093】この構成によれば、送信すべきバースト信
号のデータ量に関する情報、送信待ち時間に関する情
報、及び送信すべきバースト信号に含まれる情報のデー
タ種類(例えば、データ、音声、など)のうちの少なく
とも一をも考慮して決定するため、送信待ちバースト信
号が増えた場合や許容遅延時間が変更された場合、又
は、バースト信号に含まれる情報のデータ種類が変更さ
れた場合に、バースト信号の送信可能量の増減の効果を
も利用してバースト信号の送信を行うことができる。
【0094】本発明の請求項39に係る通信端末装置
は、請求項36乃至38のいずれか一に係る装置におい
て、更に、前記信号長調整手段によって信号長が調整さ
れる前のバースト信号に対して、符号化処理及びインタ
ーリーブ処理の少なくとも一方をバースト単位で行う符
号化/インターリーブ処理部を有する構成を採る。
【0095】この構成によれば、送信単位毎に符号化・
復号化を行わず、代わりに、分割及び/若しくは結合処
理前の原バースト信号単位で符号化・復号化を行うた
め、送信単位長が短く、よって符号長及びインターリー
ブ長が小さくなる場合であっても、誤り率低減効果が低
下することが回避される。
【0096】本発明の請求項40に係る通信端末装置
は、自局と通信相手局との間の無線伝送路の状態を測定
する測定手段と、該測定手段によって得られた測定結果
を前記通信相手局に送信する送信手段を有する構成を採
る。
【0097】この構成において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0098】この構成によれば、通信相手局に、自局と
の間の伝送路状態をより精度よく推定させることができ
る。
【0099】本発明の請求項41に係る通信端末装置
は、請求項40に係る装置において、更に、前記測定手
段によって得られた測定結果と予め定めた基準とを比較
する比較手段を有し、前記送信手段は、前記測定結果、
及び前記比較手段によって得られた比較結果の少なくと
も一方を前記通信相手局に送信する構成を採る。
【0100】この構成によれば、無線伝送路状態に関す
る情報をすべて通信相手局側に伝達する場合に比べて、
通信相手局への伝達情報量を減らすことができる。
【0101】本発明の請求項42に係る通信端末装置
は、請求項41に係る装置において、更に、前記比較手
段によって得られた比較結果に基づいて、予め定められ
た長さの異なる複数の送信単位から一送信単位を選択す
る選択手段を有し、前記送信手段は、前記測定結果、前
記比較結果、及び前記選択手段によって選択された送信
単位のうちの少なくとも一を前記通信相手局に送信する
構成を採る。
【0102】この構成によれば、無線伝送路状態に関す
る情報をすべて通信相手局側に伝達する場合に比べて、
送信局への伝達情報量を減らすことができる。
【0103】本発明の請求項43に係る通信端末装置
は、自局と通信相手局との間の無線伝送路の状態を測定
する測定手段を有する通信端末装置であって、前記測定
手段によって得られた測定結果に基づいてバースト信号
の送信可否を決定する送信可否決定手段と、送信される
べきバースト信号を前記送信可否決定手段による決定に
基づいて前記受信局に送信する送信手段とを有し、該送
信手段は、バースト信号の送信中に前記送信可否決定手
段によって送信不可と判断された場合に、該バースト信
号の途中であっても該判断が下された時点で該送信を停
止する構成を採る。
【0104】この構成において、上記無線伝送路状態
は、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送ス
ループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力値、
該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする他局
の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信希望
時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパラメ
ータの1若しくは2以上の組み合わせによって定義され
るものである。
【0105】この構成によれば、無線伝送路状態が良好
と判断された時に送信を開始し、良好でないと判断され
た時に一バースト信号の途中であっても送信を停止する
ことができるため、バースト信号の信号長調整を動的に
行うことができ、無線伝送路状態が良好となってから不
良となるまでの期間を効率良く利用してバースト信号を
送信することができる。
【0106】この構成において、上記停止後、無線伝送
路状態が再び良好になったと判断された場合には送信は
当然再開され、該再開は、データ損失が生じないよう
に、上記停止された箇所から再開されることが好まし
い。
【0107】
【発明の実施の形態】本発明は、無線伝送路状態に応じ
てバースト信号の送信可否制御を行うバースト信号送信
方法において、バースト信号(例えば、パケット形式の
データ)を伝送路状態が良好な状況下のみで送信するこ
とを図る制御方法である。
【0108】ここで、最初に、本発明に係る送信可否制
御の内容について、図1乃至4を用いて、その概略を説
明する。
【0109】図1は、本発明に係る送信可否制御の第一
の態様を示す模式図である。本態様では、送信可否制御
によって、無線伝送路状態が良好と判断され、バースト
信号の送信が許可される時間(以下、送信可能時間とい
う)長に応じて、バースト信号を適応的に分割及び/若
しくは結合させ、上記送信可能時間中に送信する。換言
すれば、本態様では、伝送路状態に応じて直接的にバー
スト信号を分割/結合させることによって、送信可能と
判断されると送信を開始し、送信不可能と判断されると
送信を停止する。
【0110】図1(a)の一例に示すように、瞬時無線
伝送路状態について予め閾値を定めておくことにより、
送信可能時間101a〜101dが設定される。ここ
で、例えば図1(b)に示すバースト信号群102a〜
102dを送信する場合、該バースト信号群は、図1
(c)に示すように、送信可能時間101a〜101d
の時間長に応じて、分割及び結合される。
【0111】この例では、バースト信号102aは分割
も結合もされず、送信可能時間101aにおいてそのま
ま送信され、バースト信号102bは、信号102b−
1と信号102b−2とに分割され、信号102b−1
は送信可能時間101bにおいて、信号102b−2は
送信可能時間101cにおいて、それぞれ送信され、バ
ースト信号102c及び102dは、互いに結合され、
送信可能時間101dにおいて、まとめて送信される。
【0112】図2は、本発明に係る送信可否制御の第二
の態様を示す模式図である。本態様は、伝送路状態に応
じて、バースト信号を送信する際の基準となる送信単位
長を設定し、バースト信号を設定された送信単位長に合
うように分割又は結合処理して該送信単位長毎に送信す
るものである。この態様では、送信単位長が採り得る値
を限定することで、符号化及びインターリーブ処理が簡
素化できる。
【0113】図2(a)は、本態様に係る送信単位長の
一例201を示す。送信単位長201の長さは、送信許
可と送信不許可との切替頻度(すなわち、伝送路状態の
良/不良の変動周期)に応じて適応的に設定される。
【0114】ここで、例えば、図2(b)に示すよう
な、送信単位長201より長いバースト信号202を送
信する場合、該バースト信号は、図2(c)に示すよう
に、送信単位長201に合わせてバースト信号群202
a〜202dに分割され、それぞれ個別に送信される。
【0115】他方、例えば、図2(d)に示すような、
送信単位長201より短いバースト信号群203a〜2
03cを送信する場合、該バースト信号群は、図2
(e)に示すように、送信単位長201に合わせてバー
スト信号203として結合され、まとめて送信される。
【0116】上記第二の態様においては、送信単位長を
予め固定された一値として設定しておくことも可能であ
る。送信可能区間より常に短いと推定される長さの送信
単位長を一値定めておくことにより、送信単位長を選択
する処理を省くことができ、処理が簡素化される。この
場合を、本発明に係る送信可否制御の第三の態様と呼
ぶ。
【0117】上記第一乃至第三の態様に係る制御は、各
実施形態において、いずれか1つが択一的に実施され
る。詳しくは、後述する。
【0118】図3は、本発明に係る送信可否制御の第四
の態様を示す模式図である。本態様では、無線伝送路状
態の変化が非常に頻繁な場合(すなわち、変動周期が非
常に短い場合)に送信可否制御を停止させることによっ
て、該制御の効果が見込めない場合の処理を簡素化す
る。
【0119】図示する例では、無線伝送路状態の変化が
頻繁でない区間301a及び301cにおいては、送信
可否制御を行い、変化が非常に頻繁な区間301bにお
いては、送信可否制御を停止させる。送信可否制御停止
中は、常に送信許可とすることも、常に不許可(非送
信)とすることも可能である。
【0120】この第四の態様に係る制御は、実施形態に
おいて、上述の第一乃至第三の態様のいずれかと組み合
わせられて用いられる。又、変動周期が非常に長い場合
に停止させるように制御することも可能である。詳しく
は、後述する。
【0121】図4は、本発明に係る送信可否制御の第五
の態様を示す模式図である。本態様では、バースト信
号、又はバースト信号が分割若しくは結合されて成る信
号に原バースト信号に復元するための情報を付加する。
【0122】本態様では、図4にその一例を示すよう
に、送信単位Tuは、複数のフラグメント(ここでは、
フラグメント1〜n)と、余剰部401とから成り、各
フラグメントは、原バースト信号を復元するための付加
情報部と、データ部とから成る。
【0123】上記付加情報部は、図示するように、原バ
ースト信号を識別するためのバースト信号番号402、
フラグメントの順序性を示すフラグメント番号403、
該付加情報部が付されたデータ部の長さを示すデータ長
404、及び、後続フラグメントの存在の有無を示す継
続識別子405から成る。
【0124】これら付加情報部構成要素は、図示する配
置順に限られるものではない。又、分割・結合処理にお
いて、分割若しくは結合処理のみを行うようにする場
合、上記構成要素の一部を省略することも可能である。
【0125】この第五の態様に係る制御は、いずれの実
施形態においても実施されることが好ましく、以下の各
実施形態の説明では、いずれにおいても本態様に係る付
加情報部が採用されているものとする。
【0126】以下、上記のような本発明に係る送信可否
制御を実現する具体的な実施形態について、上記態様及
び添付図面を参照しながら説明する。
【0127】(実施の形態1)図5乃至9を用いて、本
発明の実施の形態1に係る無線送信システム及びそのバ
ースト信号送信方法について説明する。本実施形態は、
前述の第二の態様に係る送信可否制御を実現する実施形
態である。
【0128】まず、図5を用いて、本実施形態に係る送
信局について説明する。図5は、本実施形態に係る無線
送信システムを構成する一送信局となる通信端末装置5
00の構成を概略的に表すブロック図である。
【0129】通信端末装置500は、送信すべきバース
ト信号を蓄積する待ち行列ユニット501と、送信可否
制御器502と、符号化/インターリーブ器503と、
変調・増幅器504と、送信局送受分波器505と、ア
ンテナ506と、送受信局間の無線伝送路状態を測定す
る伝送路状態測定器507と、送信電力・送信レート決
定器508とを有する。
【0130】送信可否制御器502は、更に、バースト
分割/結合器509と、データ取り出し器510と、無
線伝送路状態に基づいて送信の許可/不許可を決定する
送信可否決定器511と、バースト信号を送信する際に
基準となる送信単位長を決定する送信単位長決定器51
2とを有する。
【0131】次いで、本実施形態に係る送信局である通
信端末装置500の動作について説明する。入力された
バースト信号は、待ち行列ユニット501に順次蓄積さ
れる。バースト分割/結合器509から待ち行列ユニッ
ト501にデータ取り出し要求信号が出力されると、待
ち行列ユニット501に蓄積されたバースト信号は取り
出され、バースト分割/結合器509に出力される。
【0132】バースト分割/結合器509に入力された
バースト信号は、前述の第一の態様に係る制御のよう
に、所定の送信単位長に揃うように分割若しくは結合さ
れる。ここで、上記所定の送信単位長は、送信単位長決
定器512から出力される送信単位長指示信号によって
指示される。
【0133】データ取り出し器510からバースト分割
/結合器509にデータ取り出し要求信号が出力される
と、分割若しくは結合されて生成された送信単位長バー
スト信号は、データ取り出し器510によって取り出さ
れ、符号化/インターリーブ器503に入力される。
【0134】ここで、データ取り出し器510は、送信
可否決定器511によって出力された送信可否制御信号
に基づいて、上記要求信号をバースト/結合器509に
出力するため、符号化器503への信号出力の有無によ
って送信単位長バースト信号の送信/送信停止の切替制
御が為されることになる。すなわち、送信可否決定器5
11からの送信可否制御信号が「送信許可」を示す場
合、データ取り出し器510はバースト分割/結合器5
09から送信単位長バースト信号を取り出して後続の送
信処理を行い、送信可否制御信号が「送信不許可」を示
す場合、データ取り出し器510はバースト分割/結合
器509から送信単位長バースト信号を取り出さず、後
続の送信処理は行われない。
【0135】符号化/インターリーブ器503に入力さ
れた送信単位長バースト信号には、送信電力・送信レー
ト決定器508によって決定された送信レート値に対応
した符号化処理及びインターリーブ処理が施される。
【0136】符号化及びインターリーブ処理された送信
単位長バースト信号は、変調・増幅器504に出力さ
れ、送信電力・送信レート決定器508によって決定さ
れた送信電力値(送信電力制御を行う場合)及び/若し
くは送信レート値(適応変調を行う場合)となるよう
に、変調及び増幅処理が施される。なお、上記送信電力
値及び送信レート値は、後述するように受信側において
測定され伝達されたものを用いてもよい。
【0137】変調・増幅処理された送信単位長バースト
信号は、送信局送受分波器505に出力され、アンテナ
506を通じて、受信局に対して無線送信される。
【0138】他方、アンテナ506を通じて受信局から
受信された無線信号は、送信局送受分波器505によっ
て、伝送路状態測定器507に出力され、送受信局間の
無線伝送路状態が測定される。ここで、無線伝送路状態
とは、例えば、瞬時パスロス変動値、伝送誤り率、伝送
スループット、送受信局間距離、他局からの干渉電力
値、該送信局アンテナを用いて信号を送信しようとする
他局の数、送信すべき情報量及びそれらの平均値、送信
希望時刻、及び、送受信局間の相対的位置関係などのパ
ラメータの1若しくは2以上の組み合わせによって表さ
れる状態量である。
【0139】伝送路状態測定器507によって出力され
た無線伝送路状態情報は、送信電力・送信レート決定器
508に入力され、伝送路状態がより良い場合、より小
さい送信電力値及び/若しくはより大きい送信レート値
を、伝送路状態がより悪い場合、より大きい送信電力値
及び/若しくはより小さい送信レート値を、それぞれ符
号化器503及び/若しくは変調・増幅器504に出力
する。
【0140】又、伝送路状態測定器507によって出力
された無線伝送路状態情報は、送信可否決定器511に
も入力される。この入力された無線伝送路状態情報と、
待ち行列ユニット501から出力されたバースト信号送
信待ち状態情報とに基づき、送信可否決定器511によ
ってバースト信号送信の許可/不許可が決定される。
【0141】上記送信待ち状態情報とは、例えば、待ち
行列ユニット501内に蓄積されたバースト信号のデー
タ量、各バースト信号が待ち行列ユニット501に入力
されてから現時点までの経過時間の平均値若しくは最大
値などである。
【0142】上記送信可否決定は、例えば、上記無線伝
送路状態情報から時間平均的状態と瞬時的状態とを演算
し、求められた瞬時的状態が時間平均的状態よりも良好
である場合に送信許可と判断し、逆に瞬時的状態が時間
平均的状態よりも悪い場合に送信不許可と判断すると共
に、上記送信待ち状態情報からバースト信号の送信待ち
データ量若しくは送信待ち時間が所定の閾値に達した場
合には、上記伝送路状態の良/不良を問わず、送信を許
可することによって為される。
【0143】上記一例は、送信可否決定において送信待
ち状態情報による制御が常に優先される場合であるが、
本実施形態に係る制御は該場合に限定されず、上記送信
待ちデータ量若しくは送信待ち時間に対する閾値を、無
線伝送路状態に応じて変化する可変値とし、無線伝送路
状態と送信待ち状態とを両方考慮する制御とすることも
可能である。
【0144】上記時間平均的状態は、例えば短区間受信
電力中央値であり、上記瞬時的状態は、例えば瞬時受信
電力値である。又、上述の瞬時的状態が時間平均的状態
よりも悪い場合とは、例えばフェージングにより受信電
力が大幅に低下している場合などである。
【0145】上記決定に基づき、送信可否決定器511
によって、送信許可若しくは送信不許可を表す送信可否
制御信号が生成され、該制御信号は、データ取り出し器
510及び送信単位長決定器512に出力される。送信
可否制御信号は、送信可否決定器511において決定処
理が為される度に生成・出力されてもよく、送信許可/
不許可に変更が生じる場合のみ生成・出力されるように
してもよい。
【0146】送信可否制御信号が送信単位長決定器51
2に入力されると、該制御信号に基づき、該決定器51
2によって送信単位長が決定され、該決定に基づき、送
信単位長指示信号が生成され、該指示信号がバースト分
割/結合器509へ出力される。
【0147】上記送信単位長決定においては、前述の第
一の態様に係る制御の実現が図られる。具体的な一例と
して、例えば、所定の閾値を予め設けることによって無
線伝送路状態の良/不良を判断し、状態が良好な区間の
み送信すべく送信許可/不許可を切り替え、その切替周
期を観測し、送信単位長に対する該切替周期の比(切替
周期/送信単位長)が一定となるように、切替周期の長
さに応じて送信単位長の長さを変えることによって、無
線伝送路状態に応じた送信単位長を設定する。詳しくは
後述する。ここで、送信単位長の変更は、定期的に行う
ようにしてもよく、切替数の累積値が所定値に達した場
合に行うようにしてもよい。
【0148】次いで、図6を用いて、本実施形態に係る
バースト分割/結合器509の構成について説明する。
図6は、本実施形態に係るバースト分割/結合器509
の概略構成を示すブロック図である。
【0149】図示するように、バースト分割/結合器5
09は、それぞれデータ格納領域を有する、格納部60
1と、送信単位生成部602とを有する。バースト分割
/結合器509内に読み出されたバースト信号は、ま
ず、格納部601に一時的に格納され、必要に応じて分
割され、送信単位生成部602に出力される。
【0150】送信単位生成部602に入力されたバース
ト信号には、付加情報が付与されると共に、余剰部分が
埋められ、図4に示したような信号となってから、デー
タ取り出し器510に出力される。
【0151】次いで、図7を用いて、本実施形態に係る
受信局について説明する。図7は、本実施形態に係る無
線送信システムを構成する一受信局となる通信端末装置
700の構成を概略的に表すブロック図である。
【0152】通信端末装置700は、アンテナ701
と、受信局送受分波器702と、チャネル分離・復調器
703と、受信信号をデインターリーブ処理及び復号処
理するデインターリーブ/復号器704と、バースト結
合/分割器705と、受信側伝送路状態測定器706
と、制御信号変調・増幅器707とを有する。
【0153】チャネル分離・復調器703は、受信信号
を復調処理すると共に、受信側にて観測することができ
る伝送路状態に関係する情報を受信側伝送路状態測定器
706に出力する。上記情報とは、例えば、チャネル分
離・復調器から出力する瞬時受信電力値、伝送スループ
ット、他局からの干渉電力値、復号器から出力する伝送
誤り率などである。受信側伝送路状態測定器706は、
これら情報、又は、平均化若しくは量子化処理された上
記情報を制御信号変調・増幅器707に出力する。
【0154】次いで、本実施形態に係る受信局である通
信端末装置700の動作について説明する。アンテナ7
01によって受信された無線信号は、受信局送受分波器
702によって、チャネル分離・復調器703に出力さ
れる。
【0155】チャネル分離・復調器703に入力された
データチャネル受信信号は、復調処理が施され、デイン
ターリーブ/復号器704に出力されると共に、受信信
号から得られた送受信局間の無線伝送路状態に関係する
情報が受信側伝送路状態測定器706に出力される。
【0156】デインターリーブ/復号器704に入力さ
れた復調後信号は、デインターリーブ処理及び復号処理
されて送信単位長バースト信号として復元され、バース
ト結合/分割器705に出力される。バースト結合/分
割器705に入力された送信単位長バースト信号である
復号後信号は、図4に示す付加情報部に含まれる情報に
基づいて、原バースト信号に復元される。
【0157】チャネル分離・復調器703から出力され
た伝送路状態に関係する情報は、受信側伝送路状態測定
器706によって、何ら処理されず、又は、平均化若し
くは量子化処理された上で、制御信号変調・増幅器70
7に出力される。このようにして制御信号変調・増幅器
707に入力された情報は、変調処理され、受信局送受
分波器702を介して、アンテナ701から送信局へ送
信される。
【0158】次いで、図8を用いて、本実施形態に係る
送信単位長決定処理について説明する。図8は、本実施
形態に係る送信単位長決定器512における送信単位長
決定処理の一例の流れを示すフローチャートである。
【0159】図示する例では、送信単位長の定数倍にあ
たる所定時間内の送信許可/不許可切替回数に基づい
て、送信単位長を調整する。
【0160】送信単位長決定器512に送信可否制御信
号が入力され、送信単位長決定処理が開始されると、ま
ず、変数T及びNに0が入力され、初期化される(S8
01)。ここで、Tは、時刻を表すカウンタであり、N
は、送信可否制御信号の送信許可/不許可の切替回数を
表すカウンタである。
【0161】以下のS802〜S814に係る処理は、
一定周期TΔで繰り返される。まず、送信可否制御信号
が送信許可を表すか、或いは不許可を表すかを監視し、
前回の送信可否制御信号の内容と比較して、送信許可/
不許可に切替が生じたか否かを判断する(S802)。
切替が生じた場合のみ、Nを1増やす(S803)。
【0162】次いで、TをTΔ増やした上で(S80
4)、Tと予め設定された観測時間(Tu×M)とを比
較する(S805)。ここで、Tuは、送信単位長であ
り、Mは、所定の定数である。T≧(Tu×M)が満た
されない場合、所定の観測時間がいまだ経過していない
と判断し、S802に戻る。
【0163】上記観測時間が経過している場合、後続の
S806〜S809に係る送信単位長調整処理に入る。
まず、送信単位長Tuの区間内に含ませたい送信許可/
不許可の切替回数の下限閾値N、及び上限閾値N
導入し、それぞれをM倍したものとNとを順に比較す
る。Nが下限閾値NのM倍を下回る場合(S806の
「YES」)、Tuは増やされ(S809)、Nが上限
閾値NのM倍を上回る場合(S807の「YE
S」)、Tuは減らされる(S808)。
【0164】上記増減処理は、例えば調整値P(1より
大きい正の数)を用いた加減乗除演算によって行われ
る。すなわち、例えば、S809における増加処理にお
いて、送信単位長Tuに対して調整値Pを加算若しくは
乗算し(Tu←Tu+P、若しくはTu←Tu×P)、
S808における減少処理において、送信単位長Tuに
対して調整値Pを減算若しくは除算する(Tu←Tu−
P、若しくはTu←Tu÷P)。
【0165】このようにして長さが調整された送信単位
長は、次いで、後続のS810〜S813に係る送信単
位長制限処理に入る。まず、送信単位長Tuの下限閾値
Tu min、及び上限閾値Tumaxを導入し、これら
を順にTuと比較して、Tuが下限閾値Tuminより
小さい場合(S810の「YES」)、TuにTu
inを入力し(S813)、Tuが上限閾値Tumax
より大きい場合(S811の「YES」)、TuにTu
maxを入力する(S812)。
【0166】このようにして、長さが調整及び制限され
た上で、最終的な送信単位長が決定される。本処理は、
T及びNをクリアした上で(S814)、S802に戻
り、次の送信単位長の決定処理が行われる。
【0167】次いで、図9を用いて、本実施形態に係る
バースト分割/結合処理の流れを説明する。図9は、本
実施形態に係るバースト分割/結合器509における処
理の流れを示すフローチャートである。
【0168】処理が開始されると、まず、変数Nb及び
Tsに0を入力する(S901)。ここで、Nbは、各
バースト信号に割り当てた通し番号を示す変数であり、
図4のバースト信号番号402に相当する。Tsは、格
納部601に格納されたバースト信号のうち、未処理部
分の長さを示す変数である。
【0169】次いで、送信単位生成部602のデータ格
納領域をクリアすると共に、変数Trに値Tuを入力す
る(S902)。ここで、Trは、送信単位生成部60
2のデータ格納領域のうちの空き部分の長さを示す変数
であり、Tuは、送信単位長である。
【0170】次いで、Tsと0とを比較し(S90
3)、Ts≠0であれば、後述するS909に進み、T
s=0であれば、待ち行列ユニット501に対してデー
タ取り出し要求信号を出力し(S904)、該要求に対
する応答として、待ち行列ユニット501から出力され
たバースト信号が入力されれば(S905の「Ye
s」)、後述するS908に進む。
【0171】S905において、バースト信号が入力さ
れなければ(S905の「No」)、TrとTuとを比
較する(S906)。Tr≠Tuであれば、送信単位生
成部602にバースト信号若しくはフラグメントが既に
格納されていると判断し、該格納されているバースト信
号若しくはフラグメントについて送信遅延となることを
回避するために、後述するS915に進み、すぐに出力
処理に入る。
【0172】S906において、Tr=Tuであれば、
送信単位生成部602にバースト信号若しくはフラグメ
ントがいまだ格納されていないと判断し、待ち行列ユニ
ット501からのバースト信号入力を待機する(S90
7)。
【0173】待ち行列ユニット501からのバースト信
号が入力されると、格納部601に一時的に格納すると
共に、このバースト信号の長さTpacをTsに入力す
る。加えて、新規バースト信号処理が開始されるため、
変数Nbを1増やすと共に、変数Nfに1を入力する
(S908)。ここで、Nfは、フラグメントの番号を
示す通し番号であり、図4のフラグメント番号403に
相当する。
【0174】以下のS909〜S914は、格納部60
1に格納されたバースト信号若しくはフラグメントを送
信単位生成部602に移動させる処理である。
【0175】まず、変数Tsに付加信号長I(図4参
照)を加えた値とTrとを比較する(S909)。(T
s+I)≦Trを満たせば、データに付加信号を加えた
全長が送信単位生成部602の空き領域に収まると判断
し、格納部601に一時的に格納されたバースト信号若
しくはフラグメントに対して分割処理は行わず、そのま
ま送信単位生成部602に移動させる(S910)。こ
の際、付加情報が付与される。ここで、該付加情報と
は、図4に示すように、バースト信号番号Nb、フラグ
メント番号Nf、データ長Ts、及び継続識別子からな
る。上記分割処理が為されない場合、該継続識別子は、
「継続なし」を示す。
【0176】次いで、送信単位生成部602の空き領域
が(Ts+I)だけ埋められたことから、変数Trから
(Ts+I)を減じた値を新たなTrの値とすると共
に、Tsを0とする(S911)。
【0177】次いで、Trと予め定めた閾値(Tu−T
h)と比較する(S912)。値Thは、送信単位長T
uのうち、データ部若しくは付加情報部として利用する
有効部分の下限長である。Tr≦(Tu−Th)を満た
さない場合、該送信単位にバースト信号若しくはフラグ
メントを追加するために、S904に戻る。Tr≦(T
u−Th)を満たす場合、S914に進み、現在の送信
単位の送信処理に入る。
【0178】他方、S909において、(Ts+I)≦
Trを満たさなければ、データに付加情報を加えた全長
が送信単位生成部602の空き領域に収まらないと判断
し、格納部601に一時的に格納されたバースト信号若
しくはフラグメントに対して分割処理を行う。
【0179】すなわち、格納部601に格納されたバー
スト信号若しくはフラグメントの先頭から長さ(Tr−
I)にあたる部分のみを分割して取り出し、送信単位生
成部602に追加すると共に、上記付加情報を付与する
(S913)。ここでは、継続識別子405は、「継続
あり」となる。
【0180】次いで、格納部601に格納されていたデ
ータの一部(Tr−I)をフラグメントとして処理した
ため、変数Nfを1増やすと共に、Tsを(Tr−I)
減じる(S914)。
【0181】以下のS915〜S917は、送信単位生
成部602において生成された送信単位長バースト信号
をデータ取り出し器510に出力する処理である。
【0182】まず、送信単位生成部602のデータ格納
領域の未使用部分(すなわち、余剰部)を、「0」若し
くは「1」で埋める(S915)。この余剰部は、受信
局側のバースト結合/分割器605において検出され
る。
【0183】次いで、データ取り出し器510からのデ
ータ取り出し要求信号を待機し(S916)、該要求信
号が入力されると、送信単位生成部602において生成
された送信単位長バースト信号をデータ取り出し器51
0に出力する(S917)。
【0184】以上で一送信単位長バースト信号に対する
処理が終了し、バースト分割/結合器509の処理はS
902に戻る。
【0185】このように、本実施形態によれば、送受信
局間の無線伝送路状態に応じて長さが設定された送信単
位毎にバースト信号を分割・結合させて送信するため、
バースト信号の長さに関わらず、無線伝送路状態が不良
な区間においてバースト信号が送信されてしまう状況を
回避することができる。
【0186】又、送信許可/不許可の切替周期に関わら
ず、所定の観測時間が経過する度に送信単位長の更新を
行うため、上記切替周期が非常に大きい場合であって
も、送信単位長の更新を適切な頻度で行うことができ
る。
【0187】なお、本実施形態において、送信単位長決
定器512から出力される送信単位長指示を常に所定の
一値とすれば、前述の第三の態様に係る制御を実現する
ことができる。
【0188】又、本実施形態において、送信単位長は複
数の所定値のみを採り得るとすることによって、データ
取り出し器510から出力される送信単位長バースト信
号の信号長を所定の数値群のいずれかに収めることがで
き、後続の符号化処理及びインターリーブ処理を簡素化
することができる。この場合、送信単位長の増減処理
(図8のS808及び809)では、1段階長い若しく
は短い送信単位長を選択することによって増減処理とす
る。
【0189】更に、本実施形態においては、付加情報の
一部としてフラグメント番号Nf403を用いる場合に
ついて述べたが、本発明は該場合に限られず、例えば原
バースト信号の先頭からのビット数やバイト数、又はこ
れらを所定数で除算したものなどのフラグメントの位置
を表す他の情報でもよい。上記所定数とは、例えば、す
べての採り得る送信単位長Tuにおける(Tu−I)値
の最大公約数である。このように上記のようなフラグメ
ント番号以外のフラグメント位置情報を用いると、バー
スト信号内の任意の位置でフラグメントを更に分割/結
合させることができるようになるため、例えば自動再送
(ARQ)制御における再送時に、送信単位長Tuの値
が変化していても、新しい送信単位長Tuに合わせて再
送すべきフラグメントを更に分割/結合させて送信する
ことができる。
【0190】(実施の形態2)次いで、図10及び11
を用いて、本発明の実施の形態2に係る無線通信システ
ム及びそのバースト信号送信方法について説明する。本
実施形態は、基本的には実施の形態1と同様の構成及び
動作を採ると共に、本発明に係る送信可否制御につい
て、前述の第二の態様に係る制御に加えて、第四の態様
に係る制御をも実現する実施形態である。
【0191】まず、図10を用いて、本実施形態に係る
通信端末装置の構成について説明する。図10は、本実
施形態に係る無線通信システムを構成する一送信局とな
る通信端末装置1000の構成を概略的に表すブロック
図である。なお、実施の形態1に係る送信局(図5に示
す通信端末装置500)と同一の構成要素には同一の符
番を付し、詳しい説明は省略する。又、本実施形態に係
る無線通信システムを構成する一受信局となる通信端末
装置は、実施の形態1に係る受信局(図7に示す通信端
末装置700)と同一の構成及び動作を採るため、図示
及び詳しい説明は省略する。
【0192】本実施形態に係る通信端末装置1000
は、新たに送信可否制御信号切替器1002を含む送信
可否制御器1001を有する。送信可否制御信号切替器
1002は、平常時、送信可否決定器511から出力さ
れた送信可否制御信号をそのままデータ取り出し器51
0に出力する。
【0193】本実施形態に係る送信単位長決定器100
3は、決定された送信単位長を監視し、送信単位長が、
例えば予め設定された所定の閾値を超えて短くなった
時、送信許可区間と不許可区間との切替周期が過度に短
くなった(切替が過度に頻繁になった)と判断し、送信
可否制御を停止させるべく、送信可否制御信号がデータ
取り出し器510に入力されないように送信可否制御信
号切替器1002に指示する制御信号(送信可否制御停
止信号と呼ぶ)を出力する。
【0194】上記送信可否制御停止信号が入力された送
信可否制御信号切替器1002は、送信可否決定器51
1から出力された送信可否制御信号のデータ取り出し器
510への出力を停止する。前述の第四の態様において
述べたように、該停止中、バースト信号の送信は、常時
許可状態とされてもよく、すべての送信が保留されても
よい。上記送信可否制御停止中にバースト信号の送信を
保留しない場合の送信単位長は任意でよく、十分に長い
送信単位長とすることが好ましい。
【0195】送信単位長決定器1003は、送信可否制
御停止中も送信単位長の監視を継続し、送信単位長が、
例えば予め設定された所定の閾値を超えて長くなった
時、送信許可区間と不許可区間との切替周期が過度に短
い状態ではなくなった(切替が過度に頻繁でない)と判
断し、送信可否制御を再開させるべく、送信可否制御信
号がデータ取り出し器510に入力されるように送信可
否制御信号切替器1002に指示する制御信号(送信可
否制御再開信号と呼ぶ)を出力する。
【0196】上記送信可否制御再開信号が入力された送
信可否制御信号切替器1002は、平常時と同様の、送
信可否決定器511から出力された送信可否制御信号の
データ取り出し器510への出力を再開する。
【0197】次いで、図11を用いて、本実施形態に係
る送信単位長決定処理について詳述する。図11は、本
実施形態に係る送信単位長決定器1003における送信
単位長決定処理の一例の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図11におけるS1101〜S1109に係
る処理は、実施の形態1に係る処理(図8におけるS8
01〜S809)と同一であるため、詳しい説明は省略
する。
【0198】S1109までの処理によって長さが調整
された送信単位長は、次いで、後続のS1110〜S1
119に係る送信単位長制限処理に入る。まず、送信単
位長Tuと下限閾値Tuminとを比較し(S111
0)、TuがTuminより小さい場合、フラグFが1
であるか否かを判定する(S1111)。ここで、F
は、前回の送信可否制御の停止/再開状況を表すフラグ
であり、送信可否制御が停止中の場合にF=1となるも
のとする。
【0199】S1111において、F=1であれば、送
信単位長制限処理を終了し、S1120へ進む。F≠1
であれば、送信可否制御が稼動中であると判断され、送
信可否制御信号切替器1002に送信可否制御停止信号
を出力し(S1112)、フラグFに1を入力する(S
1113)。又、送信可否制御停止中に常時送信許可状
態とする場合、任意の所定長をバースト分割/結合器5
09に出力する。
【0200】他方、S1110において、Tu<Tu
minが満たされない場合、フラグFが1であるか否か
を判定する(S1115)。F≠1であれば、送信可否
制御をそのまま稼動させ、後続の(S1118〜)送信
単位長処理に進む。F=1であれば、送信可否制御が停
止中であると判断され、送信可否制御信号切替器100
2に送信可否制御再開信号を出力し(S1116)、フ
ラグFに0を入力する(S1117)。
【0201】このように送信可否制御稼動中の場合、次
いで、送信単位長Tuと上限閾値Tumaxと比較し
(S1118)、Tuが上限閾値Tumaxより大きい
場合、TuにTumaxを入力する(S1119)。
【0202】このように、送信可否制御の停止/再開処
理を実行すると共に、長さの調整及び制限処理を行い、
最終的な送信単位長が決定される。本処理は、T及びN
をクリアした上で(S1120)、S1102に戻り、
次の送信単位長の決定処理が行われる。
【0203】このように、本実施形態によれば、無線伝
送路状態の良/不良の判断が過度に頻繁に切り替わるよ
うな変動周期が非常に短い状況下において、該変動に追
従しようとするあまり、処理量が過多及び煩雑となるこ
とを回避し、処理を簡素化することができる。
【0204】なお、本実施形態においては、変動周期が
非常に短い状況下において送信可否制御を停止する制御
について述べたが、該制御に加えて若しくは独立して、
変動周期が非常に長い状況下において送信可否制御を停
止させる制御も上記と同様の構成及び処理によって実現
可能である。
【0205】すなわち、伝送路状態の変動周期が非常に
長い場合、送信不可期間が長く、よってその間に蓄積さ
れた送信すべきバースト信号の送信待機時間も長くなっ
てしまうため、送信可否制御を停止させることによっ
て、そのようなバースト信号の遅延が大きくならないよ
うにすることができる。
【0206】又、本実施形態においても、送信単位長決
定器512から出力される送信単位長を固定値とすれ
ば、前述の第三の態様に係る制御が実現される。
【0207】更に、上記送信可否制御停止中にバースト
信号の送信を保留しない場合において、送信単位長を比
較的長い値とすると、伝送路符号及びインターリーブの
符号長を大きくでき、送信単位長が比較的短い場合と比
べ、伝送路誤り率を更に低減させることが可能となる。
【0208】(実施の形態3)次いで、図12及び13
を用いて、本発明の実施の形態3に係る無線通信システ
ム及びそのバースト信号送信方法について説明する。本
実施形態は、基本的には実施の形態1又は2のいずれか
と同様の構成及び動作を採ると共に、バースト信号の送
信待ち状態情報及び/若しくはメディア情報をも考慮し
て送信単位長を決定するものである。以下、一例とし
て、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置500
(図5)を基礎として実現された本実施形態に係る通信
端末装置及びその動作に説明する。
【0209】まず、図12を用いて、本実施形態に係る
通信端末装置の構成について説明する。図12は、本実
施形態に係る無線通信システムを構成する一送信局とな
る通信端末装置1200の構成を概略的に表すブロック
図である。なお、実施の形態1に係る送信局(図5に示
す通信端末装置500)と同一の構成要素には同一の符
番を付し、詳しい説明は省略する。又、本実施形態に係
る無線通信システムを構成する一受信局となる通信端末
装置は、実施の形態1に係る受信局(図7に示す通信端
末装置700)と同一の構成及び動作を採るため、図示
及び詳しい説明は省略する。
【0210】本実施形態に係る送信単位長決定器120
2には、送信可否決定器511から出力された送信可否
制御信号に加えて、待ち行列ユニット501から出力さ
れた送信待ち状態情報と、送信すべきバースト信号に関
するメディア情報とが入力される。
【0211】ここで、上記メディア情報とは、例えば、
送信すべき情報量に関する情報、又は、上位レイヤから
提供される各バースト信号の送信優先度に関する情報若
しくは各バースト信号に許容される遅延時間に関する情
報などである。
【0212】送信単位長決定器1202は、例えば、送
信待ちデータ量が多い時、送信待ち時間が長い時、若し
くは許容遅延時間が短い時など、迅速な送信がより要求
される場合ほど、送信単位長をより短く設定し、より短
い送信可能時間であっても送信単位長バースト信号の送
信が行われるようにして、送信実行頻度を上げ、より迅
速なバースト信号送信を図る。
【0213】次いで、図13を用いて、本実施形態に係
る送信単位長決定処理について説明する。図13は、本
実施形態に係る送信単位長決定器1202における送信
単位長決定処理の一例の流れを示すフローチャートであ
る。なお、図13におけるS1306以外の工程(S1
301〜S1305、及びS1307〜S1315)
は、実施の形態1に係る処理(図8におけるS801〜
S814)と同一であるため、詳しい説明は省略する。
【0214】S1305において所定の観測時間が経過
したと判断されると、待ち行列ユニット501から出力
された送信待ち状態情報と、送信すべきバースト信号に
関するメディア情報とに基づいて、Nの値を補正する。
この補正は、例えば、バースト信号の要求遅延時間が小
さい場合、又は待ち行列ユニット501における待ち時
間が長い場合にNを増加させ、それ以外の場合にNを減
少させる。
【0215】上記Nの補正が終了すると、実施の形態1
に係る処理と同様の送信単位長調整処理(S1307〜
S1310)及び送信単位長制限処理(S1311〜S
1314)が行われる。
【0216】このように、本実施形態によれば、送信単
位長を、送信許可/不許可の切替周期の長短のみなら
ず、送信すべきバースト信号の送信待ち状態、及び上位
レイヤから提供されるメディア情報をも考慮して決定す
るため、送信待ちバースト信号が増えた場合や許容遅延
時間が変更された場合に、バースト信号の送信可能量の
増減の効果をも利用してバースト信号の送信を行うこと
ができる。
【0217】なお、本実施形態における送信単位長変更
は、周期的に行うようにしてもよく、特定のイベントが
発生した時(例えば、バースト信号の待ち行列ユニット
501内での経過時間が所定の閾値を超えた時)に行う
ようにしてもよい。
【0218】又、本実施形態においては、一例として、
本発明の実施の形態1に係る通信端末装置500(図
5)を基礎として実現された本実施形態に係る通信端末
装置及びその動作に説明したが、本発明の実施の形態2
に係る通信端末装置1000(図10)を基礎とするこ
とも可能である。
【0219】(実施の形態4)次いで、図14又は15
を用いて、本発明の実施の形態4に係る無線通信システ
ム及びそのバースト信号送受信方法について説明する。
本実施形態は、基本的には実施の形態1又は2のいずれ
かと同様の構成及び動作を採り、但し、送信単位毎では
なく、バースト信号単位で符号化処理及びインターリー
ブ処理を行うものである。以下、一例として、本発明の
実施の形態1に係る通信端末装置500(図5)を基礎
として実現された本実施形態に係る通信端末装置及びそ
の動作に説明する。
【0220】図14は、本実施形態に係る無線通信シス
テムを構成する一送信局となる通信端末装置1400の
構成を概略的に表すブロック図であり、図15は、本実
施形態に係る無線通信システムを構成する一受信局とな
る通信端末装置1500の構成を概略的に表すブロック
図である。なお、実施の形態1に係る送信局(図5に示
す通信端末装置500)及び受信局(図7に示す通信端
末装置700)と同一の構成要素には同一の符番を付
し、詳しい説明は省略する。
【0221】通信端末装置1400において、符号化/
インターリーブ器1401は、待ち行列ユニット501
の後段で且つ送信可否制御器1402の前段に設けら
れ、バースト分割/結合器1403から出力された待ち
行列ユニット501に対するデータ取り出し要求信号を
そのまま待ち行列ユニット501へ転送すると共に、待
ち行列ユニット501から取り出されたバースト信号に
対して、バースト信号単位で符号化処理及びインターリ
ーブ処理を行う。
【0222】これに伴い、受信局である通信端末装置1
500においては、チャネル分離・復調器703の後段
にバースト結合/分割器1501が設けられ、更にその
後段にデインターリーブ/復号器1502が設けられ、
チャネル分離・復調器703によって復調された送信単
位長バースト信号は、バースト結合/分割器1501に
よって原バースト信号に復元されてから、デインターリ
ーブ/復号器1502によってバースト信号単位でデイ
ンターリーブ処理及び復号処理される。
【0223】このように、本実施形態によれば、送信単
位毎に符号化・復号化処理及びインターリーブ・デイン
ターリーブ処理を行わず、代わりに、分割及び/若しく
は結合処理前の原バースト信号単位で行うため、送信単
位長が短く、よって符号長及びインターリーブ長が小さ
くなる場合であっても、誤り率低減効果が低下すること
が回避される。
【0224】なお、本実施形態も、一例として、本発明
の実施の形態1に係る通信端末装置500(図5)を基
礎として実現された本実施形態に係る通信端末装置及び
その動作に説明したが、本発明の実施の形態2に係る通
信端末装置1000(図10)を基礎とすることも可能
である。
【0225】(実施の形態5)次いで、図16を用い
て、本発明の実施の形態5について説明する。本実施形
態は、基本的には実施の形態1乃至4のいずれかと同様
の構成及び動作を採り、但し、送信単位長調整処理にお
いて、送信単位長の値に関わらず、所定の演算により調
整処理を行うものである。
【0226】本実施形態に係る送信局及び受信局は、実
施の形態1乃至4のいずれかに係る送信局及び受信局と
同一の構成を採るため、図示及び説明は省略するが、以
下の一例では、本発明の実施の形態1に係る通信端末装
置500(図5)及び700(図7)を基礎として実現
された本実施形態に係る通信端末装置及びその動作を前
提に説明する。
【0227】ここで、図16を用いて、本実施形態に係
る送信単位長決定処理について説明する。図16は、本
実施形態に係る送信単位長決定器における送信単位長決
定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0228】図16において、S1606以外の工程
は、実施の形態1に係る処理(図8におけるS801〜
S809及びS814に相当)と同一であるため、詳し
い説明は省略する。本実施形態では、S1606に係る
送信単位長調整処理(図8のS806〜S809)にお
いて、送信単位長の大小に関わらず、予め定めた関数に
よって、適切と推定される値に調整される。
【0229】S1606において、Qは、送信単位長T
uの区間に含ませる送信許可/不許可の切替回数であ
り、観測時間(Tu×M)に(Q÷N)を乗じた値を新
たなTuの値とする演算をもって調整処理とする。
【0230】このように、本実施形態によれば、送信単
位長の決定において、前回の送信単位長に基づいて決定
する代わりに、任意の値で制御するため、伝送路状態の
変動周期が急激に変化した場合にも送信単位長を瞬時に
増減させることができ、制御遅延が大きくなることを回
避することができる。
【0231】なお、上記S1606における処理は、簡
素化を目的として、新旧のTu値の所定の対応関係を示
すテーブルを予め保持しておき、上記演算の代わりに該
テーブルを参照して新しいTu値を取得するようにする
ことも可能である。
【0232】又、本実施形態において、送信単位長Tu
が数種類の所定値のみを採り得るように制限が為されて
いる場合には、S1606において、新たなTu値を切
り上げ若しくは切り下げることによって対応することが
できる。
【0233】(実施の形態6)次いで、図17を用い
て、本発明の実施の形態6について説明する。本実施形
態は、基本的には実施の形態1乃至4のいずれかと同様
の構成及び動作を採り、但し、送信単位長調整処理にお
いて、観測時間に基づいた処理に代わり、送信許可/不
許可が所定回数切り替わるのに要した時間に基づいて調
整処理を行うものである。
【0234】本実施形態に係る送信局及び受信局は、実
施の形態1乃至4のいずれかに係る送信局及び受信局と
同一の構成を採るため、図示及び説明は省略するが、以
下の一例では、本発明の実施の形態1に係る通信端末装
置500(図5)及び700(図7)を基礎として実現
された本実施形態に係る通信端末装置及びその動作を前
提に説明する。
【0235】ここで、図17を用いて、本実施形態に係
る送信単位長決定処理について説明する。図17は、本
実施形態に係る送信単位長決定器における送信単位長決
定処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【0236】図17において、S1701〜S170
4、及び、S1710〜S1714に係る処理は、実施
の形態1乃至4と同一であるため、詳しい説明は省略す
る。
【0237】まず、送信許可/不許可切替後、Nが所定
のNmaxに達したか否かを判定する(S1705)。
【0238】NがNmaxに達していれば、Tを予め定
めた下限閾値T及び上限閾値Tと順に比較する。そ
して、TがTより小さい場合(S1706の「YE
S」)には、送信単位長を減少させ、TがTより大き
い場合(S1707の「YES」)には、送信単位長を
増加させる。
【0239】上記増減処理は、任意の方法を採ってよ
く、所定値を加減乗除演算してもよく、T及びNの所定
の関数によって行ってもよい。
【0240】このように、本実施形態によれば、送信許
可/不許可の切替回数が所定数(ここでは、Nmax
に達した場合に送信単位長の調整を行うため、送信許可
/不許可の切替周期が長く、よって観測した切替回数N
が小さい値となる場合に送信単位長Tuの更新精度が劣
化することを回避することができる。
【0241】なお、本実施形態においては、一例とし
て、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置500
(図5)を基礎として実現された本実施形態に係る通信
端末装置及びその動作に説明したが、本発明の実施の形
態2乃至4に係る通信端末装置を基礎とすることも可能
である。
【0242】(実施の形態7)次いで、図18乃至20
を用いて、本発明の実施の形態7について説明する。本
実施形態は、前述の第一の態様に係る制御を実現するも
のである。本実施形態は、実施の形態4と類似する構成
を採り、但し、送信単位長を決定・設定せず、バースト
信号を送信可能時間に合わせて適宜分割及び結合させ、
伝送路状態が良好となってから不良となるまでの間に送
信を行うものである。
【0243】まず、図18を用いて、本実施形態に係る
制御の概略を説明する。図18は、本実施形態に係るバ
ースト信号処理の概略を示す模式図である。例えば、図
18(a)に示すようなバースト信号1801を考え
る。ここで、本実施形態では、前述の第五の態様に係る
制御を改良して適用し、バースト信号長1802(図4
のデータ長404に相当)のみを付加情報としてバース
ト信号1801に付与する。このように付加情報を簡素
化できるのは、後述するように、送信単位長の設定及び
それに基づく分割若しくは結合処理を行わないためであ
る。
【0244】ここで、無線伝送路状態が良好と判断され
る送信可能時間が、図18(c)に示す区間1803a
〜1803cのように定まるものとすると、バースト信
号1801は該区間に合わせて図18(d)に示す送信
単位1804a〜1804cのように分割され、区間1
803a(時刻t11〜t12)では送信単位1804
aが、区間1803b(時刻t13〜t14)では送信
単位1804bが、区間1803c(時刻t15〜t
16)では送信単位1804cが、それぞれ送信され
る。
【0245】この時、該バースト信号の送信に用いられ
る送信可能区間に関し、送信可能区間の終端(図示する
例では、時刻t12、及びt14)と、送信可能区間の
始端(図示する例では、時刻t13、及びt15)とに
おいて、終端信号1805を送信する。終端信号180
5は、バースト信号が途中で区切られたことを示す信号
であり、例えばデータの並び方などにおいて固有の特徴
を有し、バースト信号1801及びバースト信号長18
02から区別可能な信号である。この終端信号の存在に
より、受信局では後続の送信単位の存在を知ることがで
きる。原バースト信号を復元するために組み合わせられ
るべき終端信号の組(図示する例では、終端信号180
5a及び1805b、並びに、終端信号1805c及び
1805d)毎に識別し得るような終端信号形式として
もよい。
【0246】次いで、図19を用いて、本実施形態に係
る通信端末装置の構成について説明する。図19は、本
実施形態に係る無線通信システムを構成する一送信局と
なる通信端末装置1900の構成を概略的に表すブロッ
ク図である。なお、実施の形態4に係る送信局(図14
に示す通信端末装置1400)と同一の構成要素には同
一の符番を付し、詳しい説明は省略する。
【0247】本実施形態に係る送信可否制御器1901
は、送信可否決定器511と、内部にデータを格納し得
るメモリを有するデータ取り出し・分割器1902との
みを有する。データ取り出し・分割器1902は、送信
可否決定器511から出力される送信可否制御信号に基
づいて、符号化/インターリーブ器1401からバース
ト信号を取り出し、分割し、そして変調・増幅器504
に出力する。
【0248】次いで、図20を用いて、本実施形態に係
る送信可否制御について説明する。図20は、本実施形
態に係るデータ取り出し・分割器1902における処理
の流れを示すフローチャートである。
【0249】処理が開始されると、まず、符号化/イン
ターリーブ器1401へデータ取り出し要求信号を出力
する(S2001)。符号化/インターリーブ器140
1からバースト信号が入力されると、該バースト信号の
先頭にバースト信号長1802(図18参照)情報を付
加した上で、内部メモリに格納する(S2002)。
【0250】次いで、送信可否決定器511からの送信
可否制御信号の入力を待機し(S2003)、入力され
ると、内部メモリに格納されたバースト信号及びそれに
付加されたバースト信号長情報(以下、総称的にバース
ト信号と呼ぶ)の未送信部分のうちの一部のみを変調・
増幅器504に出力する。該一部とは、例えば、シンボ
ル単位、ビット単位、スロット単位などであり、任意に
設定できるものとする。
【0251】次いで、内部メモリ内に格納されたバース
ト信号がすべて変調・増幅器504に出力されたか否か
を判断する(S2005)。すべて出力されていれば、
S2001に戻り、次のバースト信号に対する処理を行
う。
【0252】内部メモリ内にバースト信号が残っている
場合(S2005の「NO」)、送信可否決定器511
からの送信不許可を示す送信可否制御信号の入力を待機
する(S2006)。送信不許可の指示がない場合(S
2006の「NO」)、S2004に戻り、次の上記一
部を出力する。
【0253】送信不許可を示す送信可否制御信号が入力
された場合(S2006の「YES」)、その時点で変
調・増幅器504へのバースト信号の出力を停止すると
共に、一バースト信号の途中で送信が停止されたことを
受信局側に伝達するために、上述の終端信号を変調・増
幅器504へ出力する(S2007)。
【0254】以降の送信停止中は、送信可否決定器51
1からの送信許可を示す送信可否制御信号の入力を待機
し(S2008)、入力があれば、再び終端信号を変調
・増幅器504へ出力し(S2009)、S2004に
戻って送信処理を進める。
【0255】このように、本実施形態によれば、送信単
位の決定・設定処理を省き、且つ送信可能時間を効率良
く利用してバースト信号を送信することができる。
【0256】なお、本実施形態においては、前述の第四
の態様に係る送信可否制御を同時に実施することも可能
である。
【0257】(実施の形態8)次いで、図21を用い
て、本発明の実施の形態8について説明する。本実施形
態は、実施の形態1乃至7のいずれかと同様の構成を採
り、但し、受信局側において無線伝送路状態を決定し、
送信局へ伝達するものである。図21は、本実施形態に
係る無線通信システムにおいて受信局となる通信端末装
置の受信側伝送路状態測定器2100の一構成例を概略
的に示すブロック図である。
【0258】受信側伝送路状態測定器2100は、受信
側送信可否決定器2101と、送信単位長決定器210
2とを有する。
【0259】受信側送信可否決定器2101は、チャネ
ル分離・復調器から出力された無線伝送路状態情報に基
づいて、短区間受信電力中央値などの時間平均的情報
と、瞬時受信電力値などの瞬時的情報とを求め、求めら
れた瞬時的状態が時間平均的状態よりも良好である場合
には送信許可を示す送信可否制御信号を生成し、それ以
外の場合には送信不許可を示す送信可否制御信号を生成
し、それぞれ制御信号変調・増幅器と送信単位長決定器
2102とへ出力する。
【0260】送信単位長決定器2102は、既述の実施
形態に係る送信単位長決定器のうち任意のものと同一の
構成及び動作でよく、受信側送信可否決定器2101か
ら出力された送信可否制御信号に基づいて、送信単位長
を決定し、該決定された送信単位長を示す送信単位長指
示信号を制御信号変調・増幅器に出力する。
【0261】制御信号変調・増幅器は、入力された各信
号を受信側において測定された伝送路状態及び決定若し
くは仮決定された送信可否制御信号及び送信単位長とし
て、送信局に無線送信する。送信局は、受信した受信局
側で決定された情報を、送信可否制御のパラメータとし
て用いる。受信局側からの情報だけに基づいて制御して
もよく、送信局側の情報と併せて用いてもよい。
【0262】このように、本実施形態によれば、送信許
可/不許可を示す送信可否制御信号、及び送信単位長を
受信局側において決定若しくは仮決定し、送信局に伝達
するため、伝送路状態に関する情報をすべて送る場合に
比べて、送信局への伝達情報量を減らすことができる。
特に、送信可否制御信号の示す送信許可/不許可に変更
が生じた場合のみ送信する方法を採ると、この効果はよ
り顕著になる。
【0263】又、受信側伝送路状態測定器2100に複
数の送信局の伝送路状態に関する情報も入力される場
合、該複数の送信局の中から伝送路状態の良い局のみに
バースト信号を送信させることが可能となる送受信シス
テムを簡易に構成することができる。
【0264】なお、上記伝達情報(送信許可/不許可を
示す送信可否制御信号、及び送信単位長)のうち、いず
れか1種類の情報だけが伝達されてもよい。
【0265】又、送信局が、受信局側からの情報のみで
送信可否制御を行う場合、送信局から上記情報を決定す
る機能・構成を省くことができる。
【0266】以上説明したように、本発明に係る実施の
形態1乃至8によれば、バースト信号の送信可否制御に
おいて、伝送路状態が良好でない区間においてバースト
信号が送信されてしまう可能性を回避することができ
る。
【0267】なお、上記すべての実施形態に係る分割・
結合処理においては、分割処理のみを行っても伝送路状
態が良好でない区間にバースト信号が送信されてしまう
可能性を回避することができるが、結合処理も併せて行
うことにより、送信可能区間をより効率的に用いること
ができ、伝送効率が向上する。当然、バースト信号長が
常に送信単位長よりも短いような状況下では、結合処理
のみを行うことも可能である。
【0268】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1乃至25に係るバースト信号送信方法によれば、無線
伝送路状態に応じてバースト信号の送信可否制御を行う
バースト信号送受信方法において、バースト信号を伝送
路状態に合わせた最適な送信単位長で送信する方法を提
供することができる。
【0269】又、本発明の請求項26乃至34に係る無
線通信システム、及び請求項35乃至43に係る通信端
末装置によれば、上記請求項1乃至25に係るバースト
信号送信方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送信可否制御の第一の態様を示す
模式図である。
【図2】本発明に係る送信可否制御の第二の態様を示す
模式図である。
【図3】本発明に係る送信可否制御の第四の態様を示す
模式図である。
【図4】本発明に係る送信可否制御の第五の態様を示す
模式図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る無線送信システム
を構成する一送信局となる通信端末装置の構成を概略的
に表すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係るバースト分割/結
合器の概略構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係る無線送信システム
を構成する一受信局となる通信端末装置の構成を概略的
に表すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る送信単位長決定器
における送信単位長決定処理の一例の流れを示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の実施の形態4に係るバースト分割/結
合器における処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2に係る無線通信システ
ムを構成する一送信局となる通信端末装置の構成を概略
的に表すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る送信単位長決定
器における送信単位長決定処理の一例の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の実施の形態3に係る無線通信システ
ムを構成する一送信局となる通信端末装置の構成を概略
的に表すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態3に係る送信単位長決定
器における送信単位長決定処理の一例の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の実施の形態4に係る無線通信システ
ムを構成する一送信局となる通信端末装置の構成を概略
的に表すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態4に係る無線通信システ
ムを構成する一受信局となる通信端末装置の構成を概略
的に表すブロック図である。
【図16】本発明の実施の形態5に係る送信単位長決定
器における送信単位長決定処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図17】本発明の実施の形態6に係る送信単位長決定
器における送信単位長決定処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図18】本発明の実施の形態7に係るバースト信号処
理の概略を示す模式図である。
【図19】本発明の実施の形態7に係る無線通信システ
ムを構成する一送信局となる通信端末装置の構成を概略
的に表すブロック図である。
【図20】本発明の実施の形態7に係るデータ取り出し
・分割器における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図21】本発明の実施の形態8に係る無線通信システ
ムにおいて受信局となる通信端末装置の受信側伝送路状
態測定器の一構成例を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
500、700、1000、1200、1400、15
00、1900 通信端末装置 501 待ち行列ユニット 502、1001、1201、1402、1901 送
信可否制御器 503、1401 符号化/インターリーブ器 504 変調・増幅器 505 送信局送受分波器 506、701 アンテナ 507 伝送路状態測定器 508 送信電力・送信レート決定器 509、1403 バースト分割/結合器 510 データ取り出し器 511 送信可否決定器 512、1003、1202 送信単位長決定器 601 格納部 602 送信単位生成部 702 受信局送受分波器 703 チャネル分離・復調器 704、1502 デインターリーブ/復号器 705、1501 バースト結合・分割器 706、2100 受信側伝送路状態測定器 707 制御信号変調・増幅器 1002 送信可否制御信号切替器 1902 データ取り出し・分割器 2101 受信側送信可否決定器 2102 送信単位長決定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 徹 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K014 AA01 FA11 FA16 HA05 5K028 AA01 BB04 KK33 LL11 RR04 5K067 AA01 BB21 EE72 GG01 HH21

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局と受信局とを有し、該送信局は、
    該送信局と前記受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    する測定手段を有する、無線通信システムにおけるバー
    スト信号送信方法であって、 前記送信局は、 前記測定手段によって得られた測定結果に基づいて、送
    信すべきバースト信号の信号長を調整することを特徴と
    するバースト信号送信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバースト信号送信方法で
    あって、 前記送信局は、 前記測定結果に基づいて、バースト信号を送信すべき期
    間を判断し、 送信すべきバースト信号の信号長を、前記バースト信号
    を送信すべきであると判断された期間の長さに基づいて
    調整することを特徴とするバースト信号送信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のバースト信号送信方法で
    あって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号の信号長を、前記バースト信号
    を送信すべきであると判断された期間に収まるように調
    整することを特徴とするバースト信号送信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のバースト信号送信方法で
    あって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号を、前記バースト信号を送信す
    べきであると判断された期間を超えない長さを有する信
    号群となるように分割することを特徴とするバースト信
    号送信方法。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のバースト信号送信
    方法であって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号を、前記バースト信号を送信す
    べきであると判断された期間に適合する長さを有する信
    号群となるように結合することを特徴とするバースト信
    号送信方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のバースト信号送信方法で
    あって、 前記送信局は、 前記測定結果に基づいて、予め定められた長さの異なる
    複数の送信単位から一送信単位を選択し、 送信すべきバースト信号の信号長を、該選択された送信
    単位の長さに基づいて調整することを特徴とするバース
    ト信号送信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のバースト信号送信方法で
    あって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号を、前記選択された送信単位を
    超えない長さを有する信号群となるように分割すること
    を特徴とするバースト信号送信方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のバースト信号送信
    方法であって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号を、前記選択された送信単位に
    適合した長さを有する信号群となるように結合すること
    を特徴とするバースト信号送信方法。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか一記載のバー
    スト信号送信方法であって、 前記送信局は、 前記測定結果と、送信すべきバースト信号のデータ量に
    関する情報、送信待ち時間に関する情報、及び送信すべ
    きバースト信号に含まれる情報のデータ種類のうちの少
    なくとも一とに基づいて、前記一送信単位を選択するこ
    とを特徴とするバースト信号送信方法。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至8のいずれか一記載のバ
    ースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 前記測定結果に関わらず、送信すべきバースト信号のデ
    ータ量に関する情報、送信待ち時間に関する情報、及び
    送信すべきバースト信号に含まれる情報のデータ種類の
    うちの少なくとも一に基づいて、前記一送信単位を選択
    することを特徴とするバースト信号送信方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 前記測定結果を予め定めた基準と比較し、 所定時間内に前記比較結果が変化した回数に基づいて、
    前記一送信単位を選択することを特徴とするバースト信
    号送信方法。
  12. 【請求項12】 請求項6乃至11のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 所定時間毎に、前記一送信単位の選択を行うことを特徴
    とするバースト信号送信方法。
  13. 【請求項13】 請求項6乃至11のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 前記測定結果を予め定めた基準と比較し、 該比較結果の変化した回数が所定数に達した時に、前記
    一送信単位の選択を行うことを特徴とするバースト信号
    送信方法。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のバースト信号送信方法
    であって、 前記送信局は、 前記測定結果に基づいて、バースト信号送信の可否を判
    断し、 バースト信号の送信中に送信不可と判断された場合に、
    該バースト信号の途中であっても該判断が下された時点
    で該送信を停止することによって、送信すべきバースト
    信号の信号長を調整することを特徴とするバースト信号
    送信方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記受信局は、 前記送信局と該受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    し、該測定結果を前記送信局に送信し、 前記送信局は、 前記受信局から伝達された前記測定結果に基づいて、前
    記信号長の調整を行うことを特徴とするバースト信号送
    信方法。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記受信局は、 前記送信局と該受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    し、該測定結果と予め定めた基準とを比較し、該比較結
    果を前記送信局に送信し、 該送信局は、 前記受信局から伝達された前記比較結果に基づいて、前
    記信号長の調整を行うことを特徴とするバースト信号送
    信方法。
  17. 【請求項17】 請求項6乃至13のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記受信局は、 前記送信局と該受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    し、該測定結果と予め定めた基準とを比較し、該比較結
    果に基づいて、予め定められた長さの異なる複数の送信
    単位から一送信単位を選択し、該選択した一送信単位を
    前記送信局に送信し、 該送信局は、 前記受信局から伝達された前記送信単位の長さに基づい
    て、前記信号長の調整を行うことを特徴とするバースト
    信号送信方法。
  18. 【請求項18】 送信局と受信局とを有し、該送信局
    は、該送信局と前記受信局との間の無線伝送路の状態を
    測定する、無線通信システムにおけるバースト信号送信
    方法であって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号の信号長を、予め定められた一
    送信単位の長さに基づいて調整することを特徴とするバ
    ースト信号送信方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のバースト信号送信方
    法であって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号を、前記予め定められた一送信
    単位を超えない長さを有する信号群となるように分割す
    ることを特徴とするバースト信号送信方法。
  20. 【請求項20】 請求項18又は19記載のバースト信
    号送信方法であって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号を、前記予め定められた一送信
    単位に適合する長さを有する信号群となるように結合す
    ることを特徴とするバースト信号送信方法。
  21. 【請求項21】 請求項18乃至20のいずれか一記載
    のバースト信号送信方法であって、 前記予め定められた一送信単位は、送信すべきバースト
    信号に含まれるデータ種類毎に固有に定められることを
    特徴とするバースト信号送信方法。
  22. 【請求項22】 請求項18乃至21のいずれか一記載
    のバースト信号送信方法であって、 前記予め定められた一送信単位は、送信局毎に固有に定
    められることを特徴とするバースト信号送信方法。
  23. 【請求項23】 請求項1乃至22のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号の信号長の調整の前に、該バー
    スト信号に対して、符号化処理及びインターリーブ処理
    の少なくとも一方をバースト単位で行うことを特徴とす
    るバースト信号送信方法。
  24. 【請求項24】 請求項1乃至23のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 前記測定結果を予め定めた基準と比較し、 該比較結果の変化した周期が所定値より短い場合、又は
    所定値より長い場合に、前記信号長の調整を停止するこ
    とを特徴とするバースト信号送信方法。
  25. 【請求項25】 請求項1乃至24のいずれか一記載の
    バースト信号送信方法であって、 前記送信局は、 バースト信号を送信する際に、該バースト信号に対する
    前記調整を復元するための情報を付加することを特徴と
    するバースト信号送信方法。
  26. 【請求項26】 送信局と受信局とを有し、 該送信局は、 該送信局と前記受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    する測定手段を有する、無線通信システムであって、 前記送信局は、更に、 前記測定手段によって得られた測定結果に基づいてバー
    スト信号の送信可否を決定する送信可否決定手段と、 送信すべきバースト信号の信号長を調整する信号長調整
    手段と、 該信号長調整手段によって信号長が調整されたバースト
    信号を前記送信可否決定手段による決定に基づいて前記
    受信局に送信する送信手段とを有することを特徴とする
    無線通信システム。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の無線通信システムで
    あって、 前記送信局は、更に、 所定の条件に適した送信単位長を決定する送信単位長決
    定手段を有し、 前記信号長調整手段は、 送信すべきバースト信号の信号長を、前記送信単位長決
    定手段によって決定された送信単位長に基づいて調整す
    ることを特徴とする無線通信システム。
  28. 【請求項28】 送信局と受信局とを有する無線通信シ
    ステムであって、 前記受信局は、 前記送信局と該受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    する測定手段と、 該測定手段によって得られた測定結果を前記送信局に送
    信する送信手段とを有し、 前記送信局は、 送信すべきバースト信号の信号長を調整する信号長調整
    手段と、 前記受信局から伝達された前記測定結果に基づいて、バ
    ースト信号の送信可否を決定する送信可否決定手段と、 前記信号長調整手段によって信号長が調整されたバース
    ト信号を前記送信可否決定手段による決定に基づいて前
    記受信局に送信する送信手段とを有することを特徴とす
    る無線通信システム。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の無線通信システムで
    あって、 前記受信局は、更に、 前記測定手段によって得られた測定結果と予め定めた基
    準とを比較する比較手段を有し、 前記送信手段は、前記測定結果、及び前記比較手段によ
    って得られた比較結果の少なくとも一方を前記送信局に
    送信し、 前記送信局の信号長調整手段は、 前記受信局から前記比較結果が伝達された場合、該比較
    結果に基づいて、前記信号長の調整を行うことを特徴と
    する無線通信システム。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の無線通信システムで
    あって、 前記受信局は、更に、 前記比較手段によって得られた比較結果に基づいて、予
    め定められた長さの異なる複数の送信単位から一送信単
    位を選択する選択手段を有し、 前記送信手段は、前記測定結果、前記比較結果、及び前
    記選択手段によって選択された送信単位のうちの少なく
    とも一を前記送信局に送信し、 前記送信局の信号長調整手段は、 前記受信局から前記送信単位が伝達された場合、該送信
    単位に基づいて、前記信号長の調整を行うことを特徴と
    する無線通信システム。
  31. 【請求項31】 請求項26乃至30のいずれか一記載
    の無線通信システムであって、 前記信号長調整手段は、 送信すべきバースト信号を、所定の条件を満たす信号群
    となるように分割又は結合する分割/結合部を有するこ
    とを特徴とする無線通信システム。
  32. 【請求項32】 請求項26乃至31のいずれか一記載
    の無線通信システムであって、 前記送信局は、更に、 送信すべきバースト信号のデータ量に関する情報、送信
    待ち時間に関する情報、及び送信すべきバースト信号に
    含まれる情報のデータ種類のうちの少なくとも一を取得
    する情報取得手段を有し、 前記信号長調整手段は、 前記測定結果と、前記情報取得手段によって得られた情
    報とに基づいて、送信すべきバースト信号の信号長を調
    整することを特徴とする無線通信システム。
  33. 【請求項33】 請求項26乃至32のいずれか一記載
    の無線通信システムであって、 前記送信局は、更に、 前記信号長調整手段によって信号長が調整される前のバ
    ースト信号に対して、符号化処理及びインターリーブ処
    理の少なくとも一方をバースト単位で行う符号化/イン
    ターリーブ処理部を有することを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  34. 【請求項34】 送信局と受信局とを有し、 該送信局は、 該送信局と前記受信局との間の無線伝送路の状態を測定
    する測定手段を有する、無線通信システムであって、 前記送信局は、更に、 前記測定手段によって得られた測定結果に基づいてバー
    スト信号の送信可否を決定する送信可否決定手段と、 送信されるべきバースト信号を前記送信可否決定手段に
    よる決定に基づいて前記受信局に送信する送信手段とを
    有し、 該送信手段は、バースト信号の送信中に前記送信可否決
    定手段によって送信不可と判断された場合に、該バース
    ト信号の途中であっても該判断が下された時点で該送信
    を停止することを特徴とする無線通信システム。
  35. 【請求項35】 自局と通信相手局との間の無線伝送路
    の状態を測定する測定手段を有する通信端末装置であっ
    て、更に、 前記測定手段によって得られた測定結果に基づいてバー
    スト信号の送信可否を決定する送信可否決定手段と、 送信すべきバースト信号の信号長を調整する信号長調整
    手段と、 該信号長調整手段によって信号長が調整されたバースト
    信号を前記送信可否決定手段による決定に基づいて前記
    通信相手局に送信する送信手段とを有することを特徴と
    する通信端末装置。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の通信端末装置であっ
    て、更に、 所定の条件に適した送信単位長を決定する送信単位長決
    定手段を有し、 前記信号長調整手段は、 送信すべきバースト信号の信号長を、前記送信単位長決
    定手段によって決定された送信単位長に基づいて調整す
    ることを特徴とする通信端末装置。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の通信端末装置であっ
    て、 前記信号長調整手段は、 送信すべきバースト信号を、所定の条件を満たす信号群
    となるように分割又は結合する分割/結合部を有するこ
    とを特徴とする通信端末装置。
  38. 【請求項38】 請求項36又は37のいずれか一記載
    の通信端末装置であって、更に、 送信すべきバースト信号のデータ量に関する情報、送信
    待ち時間に関する情報、及び送信すべきバースト信号に
    含まれる情報のデータ種類のうちの少なくとも一を取得
    する情報取得手段を有し、 前記信号長調整手段は、 前記測定結果と、前記情報取得手段によって得られた情
    報とに基づいて、送信すべきバースト信号の信号長を調
    整することを特徴とする通信端末装置。
  39. 【請求項39】 請求項36乃至38のいずれか一記載
    の通信端末装置であって、更に、 前記信号長調整手段によって信号長が調整される前のバ
    ースト信号に対して、符号化処理及びインターリーブ処
    理の少なくとも一方をバースト単位で行う符号化/イン
    ターリーブ処理部を有することを特徴とする通信端末装
    置。
  40. 【請求項40】 自局と通信相手局との間の無線伝送路
    の状態を測定する測定手段と、 該測定手段によって得られた測定結果を前記通信相手局
    に送信する送信手段を有することを特徴とする通信端末
    装置。
  41. 【請求項41】 請求項40記載の通信端末装置であっ
    て、更に、 前記測定手段によって得られた測定結果と予め定めた基
    準とを比較する比較手段を有し、 前記送信手段は、前記測定結果、及び前記比較手段によ
    って得られた比較結果の少なくとも一方を前記通信相手
    局に送信することを特徴とする通信端末装置。
  42. 【請求項42】 請求項41記載の通信端末装置であっ
    て、更に、 前記比較手段によって得られた比較結果に基づいて、予
    め定められた長さの異なる複数の送信単位から一送信単
    位を選択する選択手段を有し、 前記送信手段は、前記測定結果、前記比較結果、及び前
    記選択手段によって選択された送信単位のうちの少なく
    とも一を前記通信相手局に送信することを特徴とする通
    信端末装置。
  43. 【請求項43】 自局と通信相手局との間の無線伝送路
    の状態を測定する測定手段を有する通信端末装置であっ
    て、 前記測定手段によって得られた測定結果に基づいてバー
    スト信号の送信可否を決定する送信可否決定手段と、 送信されるべきバースト信号を前記送信可否決定手段に
    よる決定に基づいて前記受信局に送信する送信手段とを
    有し、 該送信手段は、バースト信号の送信中に前記送信可否決
    定手段によって送信不可と判断された場合に、該バース
    ト信号の途中であっても該判断が下された時点で該送信
    を停止することを特徴とする通信端末装置。
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