JP2003060365A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003060365A
JP2003060365A JP2001250460A JP2001250460A JP2003060365A JP 2003060365 A JP2003060365 A JP 2003060365A JP 2001250460 A JP2001250460 A JP 2001250460A JP 2001250460 A JP2001250460 A JP 2001250460A JP 2003060365 A JP2003060365 A JP 2003060365A
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housing
casing
mobile phone
surface side
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Application number
JP2001250460A
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Hiroyuki Nishimura
浩之 西村
Masayuki Miyazaki
政行 宮崎
Yohei Omoto
洋平 大本
Junko Ito
順子 伊藤
Shiro Takada
志郎 高田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い携帯端末を提供する。 【解決手段】 携帯電話機100は、筐体30と、筐体
30内に収納された基板70と、基板70を押圧するよ
うに移動可能に、筐体30の一方の表面30a側に設け
られた操作キー40とを備える。筐体30は、一方の表
面30aに向かい合う他方の表面30b側に形成された
突起部21を含む。突起部21は、操作キー40に向か
い合い、かつ基板70に接触するように設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末に関
し、より特定的には、携帯電話機としての携帯端末に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末として携帯電話機が急速
に普及している。これに伴い、携帯電話機の信頼性を高
める技術の開発が進められている。
【0003】携帯電話機は、通常、操作キーを有し、こ
の操作キーを人が手で押圧することにより情報を入力す
ることができる。このとき、操作キーを押圧する力は、
携帯電話機内部の基板に伝わる。基板には、半導体装置
がはんだボールを介して接続されている。操作キーから
基板に伝えられた力により、基板およびはんだボールが
歪む。これにより、はんだボールが基板から剥離し、基
板に実装された半導体装置が基板から剥離するという問
題がある。はんだボールに加わる歪みと疲労寿命との関
係が、たとえば「機械的疲労試験による面実装はんだ接
合部の熱疲労寿命評価法」、『日本機械学会論文集』、
第61巻第584号A編(平成7年4月)pp39−4
5に記載されている。
【0004】図22は、上記文献に記載された、はんだ
ボールに加わる相当歪み範囲Amaxと疲労寿命Nfと
の関係を示すグラフである。図22では、はんだボール
の温度と、はんだボールに加える荷重の周波数とをさま
ざまに変化させた場合の、疲労寿命が示されている。図
22中の参照番号301〜308で表される点の説明を
表1に示す。
【0005】
【表1】
【0006】表1中「温度T」とは、はんだボールの温
度を示し、「周波数f」とは、はんだボールに繰返し加
えた荷重の周波数を示す。また、点309および310
は、熱サイクル試験の結果を示し、熱サイクルを複数回
負荷した場合の相当歪み範囲Amaxと疲労寿命Nf
(回)を示す。なお、点309は、最大温度が368K
での熱サイクル試験における結果を示し、点310は、
最大温度が403Kでの熱サイクル試験の結果を示す。
【0007】図22より、相当歪み範囲Amaxが大き
くなるに従って疲労寿命Nfが小さくなっていることが
わかる。これは、基板に半導体装置を実装するためのは
んだボールに与えられる歪みが大きくなればなるほど、
疲労寿命が小さくなることを示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、はんだボ
ールが疲労寿命に達すると、基板と半導体装置とを接続
するはんだボールが基板から剥離する。これにより、基
板から半導体装置が剥離するため、携帯電話機が故障す
る。その結果、携帯電話機の信頼性が低下するという問
題があった。
【0009】そこで、この発明は上述のような問題点を
解決するためになされたものであり、信頼性の高い携帯
端末を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に従った携帯端
末は、筐体と、筐体内に収納された基板と、基板を押圧
するように移動可能に、筐体の一方の表面側に設けられ
た操作部材とを備える。筐体は、一方の表面に向かい合
う他方の表面側に形成された突起部を含む。突起部は、
操作部材に向かい合い、かつ基板に接触するように設け
られている。
【0011】このように構成された携帯端末では、突起
部は、操作部材に向かい合い、かつ基板に接触するよう
に設けられているため、基板は、突起部により筐体の他
方の表面側から支えられる。その結果、筐体の一方の表
面側に設けられた操作部材が基板を押圧しても、基板に
生じる歪みを減少させることができる。その結果、基板
に実装された半導体装置が基板から剥離することを防止
でき、信頼性の高い携帯端末を提供できる。
【0012】また好ましくは、操作部材は複数個設けら
れている。突起部は複数個設けられている。複数個の突
起部の各々は、複数個の操作部材の各々に対応した位置
に設けられている。この場合、操作部材の各々に対応し
た位置に突起部の各々が設けられているため、操作部材
により加わった圧力が突起部に伝わる。その結果、基板
の歪みをさらに減少させることができ、信頼性の高い携
帯端末を提供することができる。
【0013】この発明の別の局面に従った携帯端末は、
筐体と、筐体内に収納された基板と、基板を押圧するよ
うに移動可能に、筐体の一方の表面側に設けられた操作
部材とを備える。基板は突起部を含み、突起部は、一方
の表面に向かい合う他方の表面に接触するように設けら
れている。
【0014】このように構成された携帯端末では、基板
は、突起部を含み、突起部は筐体の他方の表面に接触す
るように設けられているため、基板は突起部を介して筐
体の他方の表面に支持される。そのため、筐体の一方の
表面側に設けられた操作部材が基板を押圧しても、基板
に生じる歪みを減少させることができる。その結果、基
板に実装された半導体装置の剥離を防止することがで
き、信頼性の高い携帯端末を提供することができる。
【0015】また好ましくは、操作部材は複数個設けら
れている。突起部は複数個設けられている。複数個の突
起部の各々は、複数個の操作部材の各々に対応した位置
に設けられている。この場合、操作部材の各々に対応し
た位置に突起部の各々が設けられているため、操作部材
により加わった圧力が突起部に伝わる。その結果、基板
の歪みをさらに減少させることができ、信頼性の高い携
帯端末を提供することができる。
【0016】この発明のさらに別の局面に従った携帯端
末は、筐体と、筐体内に収納された基板と、基板を押圧
するように移動可能に、筐体の一方の表面側に設けられ
た操作部材とを備える。筐体は、環状の凸部を含む。凸
部は、一方の表面に向かい合う他方の表面側に設けられ
ている。
【0017】このように構成された携帯端末では、筐体
の他方の表面側に環状の凸部が設けられているため、筐
体の曲げ剛性が向上する。このように剛性の高い筐体内
に基板が収納されているため、操作部材により基板が押
圧されても、基板の歪みを防止することができる。その
結果、基板に実装された半導体装置の剥離を防止するこ
とができ、信頼性の高い携帯端末を提供することができ
る。
【0018】また好ましくは、凸部は、基板に直接接触
している。この場合、凸部が基板を接触して支持するた
め、操作部材から基板へ力が加わっても、基板が歪むこ
とを防止することができる。その結果、基板上に実装さ
れた半導体装置の剥離を防止することができ、さらに信
頼性の高い携帯端末を提供することができる。
【0019】また好ましくは、凸部は、操作部材に対応
した位置に設けられている。この発明の別の局面に従っ
た携帯端末は、筐体と、筐体内に収納された基板と、基
板を押圧するように移動可能に、筐体の一方の表面側に
設けられた操作部材と、筐体の一方の表面に向かい合う
他方の表面側に設けられた電池パックとを備える。筐体
の他方の表面側には、第1の嵌合部が形成されている。
電池パックには、第1の嵌合部に嵌り合う第2の嵌合部
が形成されている。
【0020】このように構成された携帯端末では、筐体
の第1の嵌合部と、電池パックの第2の嵌合部とが互い
に嵌り合うため、電池パックは、筐体の一部分となり、
筐体の曲げ剛性が高まる。その結果、筐体が大きい曲げ
剛性を有するため、この筐体に収納された基板に力が加
わっても、基板の歪みを防止することができる。その結
果、基板上に実装された半導体装置の剥離を防止するこ
とができ、信頼性の高い携帯端末を提供することができ
る。
【0021】この発明のさらに別の局面に従った携帯端
末は、筐体と、筐体内に収納された基板と、筐体の一方
の表面側に設けられて基板に電気的に接続されたスイッ
チ部材と、スイッチ部材を押圧するように移動可能に、
筐体の一方の表面側に設けられた操作部材とを備える。
【0022】このように構成された携帯端末では、スイ
ッチ部材は筐体の一方の表面側に設けられる。このスイ
ッチ部材を押圧するように移動可能に、操作部材が設け
られる。そのため、操作部材がスイッチ部材を押圧して
も、この力は筐体に加わるだけで基板に加わることはな
い。その結果、基板の歪みを減少させることができ、基
板上に実装された半導体装置の剥離を防止することがで
きる。その結果、信頼性の高い携帯端末を提供すること
ができる。
【0023】この発明の別の局面に従った携帯端末は、
筐体と、筐体内に収納された基板と、基板を押圧するよ
うに移動可能に、筐体の一方の表面側に設けられた操作
部材と、筐体の一方の表面に向かい合う他方の表面側に
設けられた板状部材とを備える。板状部材は、筐体を構
成する材料よりも大きい曲げ剛性を有する。
【0024】このような携帯端末では、板状部材は、筐
体を構成する材料よりも大きい曲げ剛性を有するため、
板状部材を筐体の一方の表面に向かい合う他方の表面側
に設けることで、筐体の曲げ剛性が向上する。このよう
に、曲げ剛性の大きい筐体内に基板が収納されるため、
操作部材が基板を押圧しても、基板に生じる歪みを減少
させることができる。その結果、基板上に実装された半
導体装置の剥離を防止することができ、信頼性の高い携
帯端末を提供することができる。
【0025】また好ましくは、筐体は、一方の表面側に
位置する第1の筐体と、他方の表面側に位置する第2の
筐体とを含む。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に従った携帯電話機の斜視図である。図1を参
照して、この発明の実施の形態1に従った携帯端末とし
ての携帯電話機100は、筐体30と、筐体30に嵌め
合されるアンテナ60と、筐体30の表面に複数個設け
られる操作キー40と、筐体30の端部に設けられるコ
ネクタ50と、筐体30の表面に設けられる窓1とを備
える。
【0028】筐体30は、第1の筐体としてのフロント
ケース10と、第2の筐体としてのリアケース20とを
有する。フロントケース10とリアケース20とが接合
されて筐体30を構成する。
【0029】筐体30は、長手方向に延び、その一方端
にアンテナ60が設けられている。アンテナ60は、電
波の入出力を行なう素子であり、通話しないときには図
1で示すように、アンテナ60の大部分が筐体30内に
収納される。通話時には、アンテナ60が引出されて使
用される。
【0030】筐体30のフロントケース10には、複数
個の操作キー40が設けられる。操作キー40は互いに
距離を隔てて配置され、人が操作キー40を押圧するこ
とにより、情報を入力することができる。操作キー40
の他に、多機能スイッチが設けられていてもよい。ま
た、操作キー40は、フリップに覆われていてもよい。
【0031】フロントケース10には、窓1が嵌め合さ
れている。窓1は、透明の部材により構成され、窓1を
介して、使用者は筐体30内に収納された液晶ディスプ
レイを視認することができる。
【0032】図2は、図1中のII−II線に沿って見
た断面図である。図2を参照して、この発明の実施の形
態1に従った携帯端末としての携帯電話機100は、筐
体30と、筐体30内に収納された基板70と、基板7
0を押圧するように移動可能に、筐体30の一方の表面
30a側に設けられた操作部材としての操作キー40と
を備える。筐体30は、一方の表面30aに向かい合う
他方の表面30b側に形成された突起部21を含む。突
起部21は、操作キー40に向かい合い、かつ基板70
に接触するように設けられている。
【0033】操作キー40は複数個設けられている。突
起部21は複数個設けられている。複数個の突起部21
の各々は、複数個の操作キー40の各々に対応した位置
に設けられている。
【0034】筐体30は、一方の表面30a側に位置す
る第1の筐体としてのフロントケース10と、他方の表
面30b側に位置する第2の筐体としてのリアケース2
0を含む。フロントケース10には、複数の穴10hが
設けられている。複数の穴10hのそれぞれに嵌り合う
ように複数の操作キー40が設けられている。操作キー
40は、プラスチックまたはゴムにより構成され、その
表面に数字やアルファベットなどの文字情報が記入され
ている。この文字情報が記入された面を人が手で押圧す
る。
【0035】基板70は、操作キー40と接触してお
り、操作キー40が押圧されると、この圧力が基板70
に伝わる。基板70は、たとえば、ガラスエポキシ基板
(ガラエポ基板)上に銅配線がプリントされて形成され
ている。基板70上には、さまざまな電子部品が搭載さ
れる。
【0036】半導体装置72が基板70上に載置されて
いる。半導体装置72は、はんだボール71により基板
70に電気的に接続されている。半導体装置72は、た
とえばCPU(中央演算ユニット)として用いられる。
【0037】リアケース20は、他方の表面30bを有
する。他方の表面30bには、複数本の突起部21が設
けられる。突起部21は、他方の表面30bから一方の
表面30aへ近づく方向に延び、基板70と接触して基
板70を支持する。突起部21は、複数本設けられ、そ
れぞれの突起部21は、操作キー40の真下に位置す
る。そのため操作キー40が押圧されると、この圧力は
突起部21へ伝わる。
【0038】リアケース20には電池パック90が接触
している。電池パック90は、携帯電話機100を駆動
させる電力を蓄積しており、電池パック90内には、発
電要素と電解液とが封入されている。電池パック90は
基板70に電気的に接続されており、電池パック90か
ら基板70へ電力が供給される。電池パック90は電池
カバー80と接触しており、電池カバー80とリアケー
ス20とに囲まれた空間に電池パック90が収納され
る。
【0039】図3は、この発明の実施の形態1に従った
携帯電話機で用いられるリアケースの斜視図である。図
3を参照して、リアケース20は長手方向に延び、凹状
に形成されている。リアケース20の表面には複数のね
じボス22が設けられている。ねじボス22の中心部に
は穴が形成されており、その穴の周囲では、ねじボス2
2において、リアケース20を構成するプラスチックの
厚みが厚くなっている。そのため、ねじボス22近辺で
は、他の部分に比べて曲げ強度が大きくなっている。ね
じボス22で囲まれた領域がキーボタン領域であり、こ
の上に操作キー40が配置される。キーボタン領域に
は、複数の突起部21が設けられる。突起部21は、互
いに一定の距離を隔てて複数個が格子状に配置される。
【0040】このように構成された携帯電話機では、図
2で示すように、リアケース20は、突起部21を有
し、突起部21が基板70に接触するように延びる。そ
のため、基板70がリアケース20の突起部21に支持
される。操作キー40が押圧されると、この力が基板7
0に伝わるが、基板70は、力が伝わる側と反対側、す
なわち、操作キー40と逆側に設けられた突起部21に
より支持されるため、操作キー40から基板70へ力が
伝わっても、この力は突起部21に伝わるため、基板7
0が歪むことがない。そのため、基板70に取付けられ
たはんだボール71にも歪みが伝わることがない。その
結果、はんだボール71が基板70から剥離しないため
半導体装置72が基板70から剥離するのを防止するこ
とができる。これにより、信頼性の高い携帯端末100
を提供することができる。
【0041】さらに、複数の突起部21の各々は、複数
の操作キー40の各々に対応した位置に設けられている
ため、操作キー40により加えられた力を、突起部21
で効率よく支えることができる。
【0042】(実施の形態2)図4は、この発明の実施
の形態2に従った携帯電話機の断面図であって、図1中
のII−II線に沿って見た断面に対応する図である。
【0043】図4を参照して、この発明の実施の形態2
に従った携帯電話機100では、半導体装置72を載置
するための台部23がリアケース20に設けられている
点で、実施の形態1に従った携帯電話機100と異な
る。台部23では、他の部分に比べてリアケース20の
厚みが厚くなっており、台部23の頂面が半導体装置7
2に接触する。これにより、台部23が半導体装置72
を支持する。
【0044】このように構成された携帯電話機100で
は、実施の形態1に従った携帯電話機100と同様の効
果がある。さらに、台部23が半導体装置72を支持す
るため、半導体装置72が基板70からさらに剥離しに
くいという効果がある。
【0045】(実施の形態3)図5は、この発明の実施
の形態3に従った携帯電話機で用いられる基板の斜視図
である。図6は、図5中のVI−VI線に沿って見た断
面であって、図5で示す基板を有する携帯電話機の断面
図である。図5および図6を参照して、携帯電話機10
0は、筐体30と、筐体30内に収納された基板70
と、基板70を押圧するように移動可能に、筐体30の
一方の表面30a側に設けられた操作部材としての操作
キー40とを備える。基板70は突起部74を含む。突
起部74は、筐体30の一方の表面30aに向かい合う
他方の表面30bに接触する。操作キー40は複数個設
けられており、突起部74は複数個設けられている。複
数個の突起部74の各々は、複数個の操作キー40の各
々に対応した位置に設けられている。
【0046】図6で示す携帯電話機では、基板70に突
起部74が設けられ、この突起部74がリアケース20
に接触する点で、リアケース20に突起部21が設けら
れている実施の形態1に従った携帯電話機100と異な
る。突起部74は、基板70から筐体30の他方の表面
30bに向かって延びる。複数の突起部74のそれぞれ
は、複数の操作キー40のそれぞれに対応した位置に設
けられる。
【0047】主として図5を参照して、基板70の表面
上には、複数個の突起部74が設けられている。突起部
74の間に半導体装置72が配置されている。半導体装
置72は、たとえばICパッケージとして使用される。
基板70は、長手方向に延び、一方端に結合用のコネク
タ50が設けられている。コネクタ50は、外部機器と
接続され、たとえば充電用の電力が供給される。基板7
0上には、導電性のシールドボックス75が設けられて
いる。シールドボックス75内には、高周波を発生させ
る無線部が収納されており、無線部を導電性のシールド
ボックス75で覆うことにより、無線部を外部から電磁
気的に遮蔽している。
【0048】基板70の隅部には、複数のねじ穴77が
設けられる。ねじ穴77を介して、基板70はフロント
ケース10またはリアケース20に取付けられる。
【0049】このように構成された携帯電話機では、実
施の形態1と同様の効果がある。 (実施の形態4)図7は、この発明の実施の形態4に従
った携帯電話機で用いられるリアケースの斜視図であ
る。図8は、図7中のVIII−VIII線に沿って見
た断面図であって、図7で示すリアケースを有する携帯
電話機の断面図である。図7および8を参照して、この
発明の実施の形態4に従った携帯端末としての携帯電話
機100は、筐体30と、筐体30内に収納された基板
70と、基板70を押圧するように移動可能に、筐体3
0の一方の表面30a側に設けられた操作部材としての
操作キー40とを備える。筐体30は、環状の凸部24
aおよび24bを含む。凸部24aおよび24bは、一
方の表面30aに向かい合う他方の表面30b側に設け
られる。
【0050】凸部24aおよび24bはリブ状であり、
閉じた形状とされている。凸部24aおよび24bは、
それぞれ、長方形状の領域を取囲み、凸部24aおよび
24bで取囲まれた領域上に操作キー40が配置され
る。なお、凸部24aは携帯電話機100の両端に位置
する操作キー40下に配置され、凸部24bは、中央に
位置する操作キー40下に配置される。凸部24aおよ
び24bは、図8で示す断面の紙面の手前側から奥側に
延びるように形成される。すなわち、凸部24aおよび
24bともに、一方向に延在するように形成される。凸
部24aおよび24bは、基板70に直接接触してい
る。また、凸部24aおよび24bは、操作キー40に
対応した位置に設けられている。
【0051】このように構成された携帯電話機100で
は、筐体30のリアケース20に環状の凸部24aおよ
び24bが形成されているため、筐体30の曲げ剛性が
高くなる。このような曲げ剛性の高い筐体30内に基板
70が収納されるため、操作キー40を介して基板70
へ力が加わったとしても、基板70が歪むのを防止する
ことができる。その結果、基板70に接続されたはんだ
ボール71に歪みが発生するのが防止することができ、
はんだボール71を介して基板70に接続された半導体
装置72の剥離を防止することができる。なお、このよ
うな効果は、凸部24aおよび24bが基板70に接触
していることにより、より顕著となる。
【0052】(実施の形態5)図9は、この発明の実施
の形態5に従った携帯電話機で用いられるリアケースの
斜視図である。図9を参照して、この発明の実施の形態
5に従った携帯電話機で用いられるリアケースでは、凸
部の形状が実施の形態4と異なる。すなわち、環状の凸
部24a内に線状の凸部24cが設けられている点で、
実施の形態4に従ったリアケース20と異なる。線状の
凸部24cは、環状の凸部24aが取囲む長方形状の対
角線上に位置し、2本の対角線が交わるような形となっ
ている。これにより、環状の凸部24aで囲まれた長方
形状の領域は、線状の凸部24cにより4分割され、そ
れぞれが二等辺三角形状の領域となる。
【0053】このように構成された、この発明の実施の
形態5に従った携帯電話機でも、実施の形態4に従った
携帯電話機と同様の効果がある。
【0054】(実施の形態6)図10は、この発明の実
施の形態6に従った携帯電話機で用いられるリアケース
の斜視図である。図10を参照して、この発明の実施の
形態6に従った携帯電話機で用いられるリアケースで
は、環状の凸部24aで囲まれた領域に、線状の凸部2
4dが設けられている点で、実施の形態4に従ったリア
ケース20と異なる。線状の凸部24dは、2本設けら
れ、互いにほぼ直行するように位置決めされる。線状の
凸部24dは、環状の凸部24aで囲まれた長方形状の
領域を区切る。これにより、環状の凸部24aで囲まれ
た長方形状の領域は、さらに4つの長方形状の領域によ
り構成されるようになる。
【0055】このように構成された、この発明の実施の
形態6に従った携帯電話機でも、実施の形態4に従った
携帯電話機と同様の効果がある。
【0056】(実施の形態7)図11は、この発明の実
施の形態7に従った携帯電話機で用いられるリアケース
の斜視図である。図11を参照して、この発明の実施の
形態7に従った携帯電話機で用いられるリアケース20
では、環状の凸部24a内にねじボス22が設けられて
いる点で、実施の形態4に従ったリアケース20と異な
る。ねじボス22は、環状の凸部24aで囲まれた領域
内に1つ設けられているが、個数はこれに限定されるこ
とはなく、環状の凸部24aで囲まれた領域に複数個の
ねじボス22が設けられてもよい。また、ねじボス22
の配置位置としては、環状の凸部24aで囲まれた領域
の中心だけでなく、ランダムに配置することが可能であ
る。
【0057】このように構成された、この発明の実施の
形態7に従った携帯電話機では、この発明の実施の形態
4に従った携帯電話機と同様の効果がある。
【0058】(実施の形態8)図12は、この発明の実
施の形態8に従った携帯電話機で用いられるリアケース
と電池パックの斜視図である。図13は、図12中のX
III−XIII線に沿って見た断面図であって、図1
2で示すリアケースと電池パックとを有する携帯電話機
の断面図である。図12および図13を参照して、この
発明の実施の形態8に従った携帯端末としての携帯電話
機100は、筐体30と、筐体30内に収納された基板
70と、基板70を押圧するように移動可能に、筐体3
0の一方の表面30a側に設けられた操作部材としての
操作キー40と、筐体30の一方の表面30aに向かい
合う他方の表面30b側に設けられた電池パック90と
を備える。筐体30の他方の表面30b側には、第1の
嵌合部としての凸部26が形成されている。電池パック
90には、凸部26に嵌り合う第2の嵌合部としての凹
部91が形成されている。
【0059】電池パック90は、リアケース20と電池
カバー80とに囲まれた領域に配置される。リアケース
20には、リブ状の凸部26が形成されており、この凸
部26に電池パック90の凹部91が嵌り合う。凸部2
6および凹部91は、図13で示す断面の紙面の手前側
から奥側に延びるように形成される。図12で示すよう
に、凹部91は、溝状に形成され、電池パック90の長
手方向に沿って延びる。すなわち、電池パック90の一
方端90aから他方端90bまで凹部91が延びてい
る。凹部91および凸部26は、互いに嵌り合うことに
より電池パック90がリアケース20に位置決めされ
る。
【0060】なお、凹部91に凸部26を嵌め合せる際
には、図12の矢印90cで示すように電池パック90
をリアケース20に対して移動させることにより行な
う。
【0061】このように構成された、この発明の実施の
形態8に従った携帯電話機100では、リアケース20
の凸部26と、電池パック90の凹部91とが互いに嵌
り合うため、電池パック90は、筐体30の一部分とな
り、筐体30の曲げ剛性が高まる。その結果、筐体30
が大きい曲げ剛性を有するため、この筐体30に収納さ
れた基板70に力が加わっても、基板70の歪みを防止
することができる。その結果、基板70上に実装された
半導体装置72の剥離を防止することができ、信頼性の
高い携帯電話機100を提供することができる。
【0062】(実施の形態9)図14は、この発明の実
施の形態9に従った携帯電話機で用いられるリアケース
と電池パックの斜視図である。図15は、図14中のX
V−XV線に沿って見た断面図であって、図14で示す
リアケースと電池パックとを有する携帯電話機の断面図
である。図14および図15を参照して、この発明の実
施の形態9に従った携帯電話機100では、筐体30
に、第1の嵌合部としての凹部27が設けられており、
電池パック90に、第2の嵌合部としての凸部92が設
けられている。凹部27と凸部92とは互いに嵌合し合
う。凹部27の幅は、電池パック90に近づくにつれて
小さくなる。凸部92の幅は、電池パック90から遠ざ
かるにつれて広くなる。すなわち、凹部27および凸部
92はともに逆テーパ状に形成されており、一旦嵌り合
うと容易に外れない形状となっている。
【0063】なお、凹部27に凸部92を嵌め合せる際
には、図14の矢印90cで示すように電池パック90
をリアケース20に対して移動させることにより行な
う。図15では、電池カバー80を設けているが、電池
カバー80を設けずに電池パック90が露出するような
ものとしてもよい。この場合、電池パック90の形をリ
アケース20の外周の形状に合せる必要がある。
【0064】このように構成された、この発明の実施の
形態9に従った携帯電話機では、実施の形態8に従った
携帯電話機と同様の効果がある。
【0065】(実施の形態10)図16は、この発明の
実施の形態10に従った携帯電話機の断面図である。図
16を参照して、この発明の実施の形態10に従った携
帯電話機100は、筐体30と、筐体30内に収納され
た基板70と、筐体30の一方の表面30a側に設けら
れて基板70に電気的に接続されたスイッチ部材111
と、スイッチ部材111を押圧するように移動可能に、
筐体30の一方の表面30a側に設けられた操作部材と
しての操作キー40とを備える。
【0066】筐体30は、第1の筐体としてのフロント
ケース10と、第2の筐体としてのリアケース20とを
有する。フロントケース10に一方の表面30aが設け
られ、一方の表面30a側に複数の穴10hが形成され
ている。穴10hの底部10sには、スイッチ部材11
1が設けられている。なお、実施の形態1から9で示す
携帯電話機では、基板70上にスイッチ部材が設けられ
ているが、このスイッチ部材は省略されている。
【0067】スイッチ部材111はリード線112を介
して基板70に電気的に接続されている。スイッチ部材
111は、たとえば金属板により構成され、ドーム形状
に形成されている。なお、図16は断面図であるため、
ドーム形状のスイッチ部材111はアーチ形状に図示さ
れる。操作キー40を基板70へ近づく方向へ押圧する
と、スイッチ部材111が変形する。所定量スイッチ部
材111が変形すると、操作部材から情報が入力された
ものとしてスイッチ部材111からリード線112を介
して基板70へ信号が伝わる。なお、リード線112
は、たとえばフレキシブルプリント基板で構成してもよ
い。スイッチ部材111は、穴10hの底部10sによ
って支持される。穴10hの底部10sはスイッチ部材
111を支持するため、操作キー40が押圧されてその
圧力がスイッチ部材111を介して底部10sへ伝わ
る。すなわち、この力は、フロントケース10に伝わり
基板70へ伝わることがない。
【0068】このように構成された、この発明の実施の
形態10に従った携帯電話機100では、スイッチ部材
111は筐体30の一方の表面30a側に設けられる。
このスイッチ部材111を押圧するように移動可能に、
操作キー40が設けられる。そのため、操作キー40が
スイッチ部材111を押圧しても、この力は筐体30に
加わるだけで基板70に加わることはない。その結果、
基板70の歪みを減少させることができ、基板70上に
実装された半導体装置72の剥離を防止することができ
る。その結果、信頼性の高い携帯電話機100を提供す
ることができる。
【0069】(実施の形態11)図17は、この発明の
実施の形態11に従った携帯電話機で用いられるリアケ
ースと板状部材との斜視図である。図18は、図17中
のXVIII−XVIII線に沿って見た断面図であっ
て、図17で示すリアケースと板状部材とを有する携帯
電話機の断面図である。図17および図18を参照し
て、この発明の実施の形態11に従った携帯電話機10
0は、筐体30と、筐体30内に収納された基板70
と、基板70を押圧するように移動可能に、筐体30の
一方の表面30a側に設けられた操作部材としての操作
キー40と、筐体30の一方の表面30aに向かい合う
他方の表面30b側に設けられた板状部材120とを備
える。板状部材120は、筐体30を構成する材料より
も大きい曲げ剛性を有する。
【0070】板状部材120は補強板として用いられ、
たとえば金属板またはセラミックス板が採用される。板
状部材120は、二点鎖線121で囲んだ領域に貼り付
けられる。このとき、板状部材120は矢印120aで
示す方向に移動させられる。二点鎖線121で囲まれた
領域は操作キー40に対応する領域であり、キーボタン
領域である。なお、二点鎖線121で囲まれた領域には
ねじボス22が存在しない。
【0071】図18では、板状部材120と半導体装置
72が接触していないが、板状部材120を半導体装置
72に接触させてもよい。また、図18では、板状部材
120の厚みは一定であるが、板状部材120の厚みを
不均一にしてもよい。すなわち、板状部材120に、実
施の形態4〜7で示すような環状の凸部を設けてもよ
い。さらに、板状部材120に実施の形態1で示したよ
うな突起部を設けて、この突起部を基板70に接触させ
てもよい。
【0072】このように構成された、この発明の実施の
形態11に従った携帯電話機100では、解決手段で示
したような効果がある。
【0073】(実施の形態12)図19は、この発明の
実施の形態12に従った携帯電話機で用いられる板状部
材の斜視図である。図19を参照して、この発明の実施
の形態12で用いられる板状部材122には穴122h
が形成されている。穴122hは複数個形成されてい
る。板状部材122は格子状であり、規則正しく格子が
並んでいる。その格子の中に矩形状の穴122hが設け
られる。
【0074】このような板状部材122を用いた、この
発明の実施の形態12に従った携帯電話機でも、実施の
形態11に従った携帯電話機と同様の効果がある。
【0075】(実施の形態13)図20は、この発明の
実施の形態13に従った携帯電話機で用いられるリアケ
ースと板状部材との斜視図である。図20を参照して、
この発明の実施の形態13に従った板状部材120は、
穴120hを有する点で、実施の形態11に従った板状
部材120と異なる。穴120hは、ねじ穴22aに対
応した位置に設けられ、板状部材120の四隅に穴12
0hが設けられる。板状部材120は矢印120bで示
す方向に移動させられてねじ穴22a上に位置決めされ
る。ねじを穴120hに通すことにより、板状部材12
0はリアケース20に固定される。
【0076】このように構成された、この発明の実施の
形態13に従った携帯電話機では、実施の形態11に従
った携帯電話機と同様の効果がある。
【0077】(実施の形態14)図21は、この発明の
実施の形態14に従った携帯電話機で用いられるリアケ
ースと板状部材との斜視図である。図21を参照して、
この発明の実施の形態14に従った携帯電話機で用いら
れるリアケース20と板状部材120では、板状部材1
20がリアケース20に埋込まれている。板状部材12
0をリアケース20に埋込む方法としてインサート成形
を用いることができる。なお、リアケース20に板状部
材120が埋込まれているため、板状部材120の表面
とリアケース20の表面とはほぼ同じ高さとなる。この
ようなリアケースと板状部材120とを有するこの発明
の実施の形態14に従った携帯電話機では、実施の形態
11に従った携帯電話機と同様の効果がある。なお、実
施の形態11から実施の形態14で板状部材120とし
て金属板を用いた場合には、シールド効果もある。
【0078】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。まず、フロントケース10およびリ
アケースを構成する材質としては、プラスチックだけで
なく、マグネシウムまたはアルミニウムなどの金属を用
いてもよい。さらに、実施の形態2では、リアケース2
0に、半導体装置72を載置するための台部23を形成
したが、実施の形態2だけでなく、実施の形態1、3〜
14において、実施の形態2と同様の台部23を設けて
もよい。
【0079】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0080】
【発明の効果】この発明に従えば、信頼性の高い携帯端
末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った携帯電話機
の斜視図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿って見た断面図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1に従った携帯電話機
で用いられるリアケースの斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に従った携帯電話機
の断面図であって、図1中のII−II線に沿って見た
断面に対応する図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に従った携帯電話機
で用いられる基板の斜視図である。
【図6】 図5中のVI−VI線に沿って見た断面図で
あって、図5で示す基板を有する携帯電話機の断面図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態4に従った携帯電話機
で用いられるリアケースの斜視図である。
【図8】 図7中のVIII−VIII線に沿って見た
断面図であって、図7で示すリアケースを有する携帯電
話機の断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に従った携帯電話機
で用いられるリアケースの斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態6に従った携帯電話
機で用いられるリアケースの斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態7に従った携帯電話
機で用いられるリアケースの斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態8に従った携帯電話
機で用いられるリアケースと電池パックの斜視図であ
る。
【図13】 図12中のXIII−XIII線に沿って
見た断面図であって、図12で示すリアケースと電池パ
ックとを有する携帯電話機の断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態9に従った携帯電話
機で用いられるリアケースと電池パックとの斜視図であ
る。
【図15】 図14中のXV−XV線に沿って見た断面
図であって、図14で示すリアケースと電池パックとを
有する携帯電話機の断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態10に従った携帯電
話機の断面図である。
【図17】 この発明の実施の形態11に従った携帯電
話機で用いられるリアケースと板状部材との斜視図であ
る。
【図18】 図17中のXVIII−XVIII線に沿
って見た断面図であって、図17で示すリアケースと板
状部材とを有する携帯電話機の断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態12に従った携帯電
話機で用いられる板状部材の斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態13に従った携帯電
話機で用いられるリアケースと板状部材の斜視図であ
る。
【図21】 この発明の実施の形態14に従った携帯電
話機で用いられるリアケースと板状部材との斜視図であ
る。
【図22】 はんだボールに加わる相当歪み範囲Ama
xと疲労寿命Nfとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 フロントケース、20 リアケース、21,74
突起部、24a,24b 凸部、26 凸部、27
凹部、30 筐体、30a 一方の表面、30b 他方
の表面、40 操作キー、70 基板、100 携帯電
話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大本 洋平 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 順子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高田 志郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4E353 AA02 AA16 AA18 AA19 BB02 BB05 DD08 DR19 DR34 DR55 GG24 4E360 AA02 AB04 AB12 AB42 AB51 BA08 BA15 CA02 CA04 EA27 ED27 FA08 GA12 GA46 GB26 5E348 AA02 AA07 AA40 CC08 CC09 EE30 EF04 5G006 AB25 AZ01 BA02 CD05 5K023 AA07 BB26 GG08 LL01 LL04 LL07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 前記筐体内に収納された基板と、 前記基板を押圧するように移動可能に、前記筐体の一方
    の表面側に設けられた操作部材とを備え、 前記筐体は、前記一方の表面に向かい合う他方の表面側
    に形成された突起部を含み、前記突起部は、前記操作部
    材に向かい合い、かつ前記基板に接触するように設けら
    れている、携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は複数個設けられており、 前記突起部は複数個設けられており、 前記複数個の突起部の各々は、前記複数個の操作部材の
    各々に対応した位置に設けられている、請求項1に記載
    の携帯端末。
  3. 【請求項3】 筐体と、 前記筐体内に収納された基板と、 前記基板を押圧するように移動可能に、前記筐体の一方
    の表面側に設けられた操作部材とを備え、 前記基板は突起部を含み、前記突起部は、前記一方の表
    面に向かい合う他方の表面に接触するように設けられて
    いる、携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記操作部材は複数個設けられており、 前記突起部は複数個設けられており、 前記複数個の突起部の各々は、前記複数個の操作部材の
    各々に対応した位置に設けられている、請求項3に記載
    の携帯端末。
  5. 【請求項5】 筐体と、 前記筐体内に収納された基板と、 前記基板を押圧するように移動可能に、前記筐体の一方
    の表面側に設けられた操作部材とを備え、 前記筐体は、環状の凸部を含み、前記凸部は、前記一方
    の表面に向かい合う他方の表面側に設けられている、携
    帯端末。
  6. 【請求項6】 前記凸部は、前記基板に直接接触してい
    る、請求項5に記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記凸部は、前記操作部材に対応した位
    置に設けられている、請求項6に記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 筐体と、 前記筐体内に収納された基板と、 前記基板を押圧するように移動可能に、前記筐体の一方
    の表面側に設けられた操作部材と、 前記筐体の一方の表面に向かい合う他方の表面側に設け
    られた電池パックとを備え、 前記筐体の他方の表面側には、第1の嵌合部が形成され
    ており、前記電池パックには、前記第1の嵌合部に嵌り
    合う第2の嵌合部が形成されている、携帯端末。
  9. 【請求項9】 筐体と、 前記筐体内に収納された基板と、 前記筐体の一方の表面側に設けられて前記基板に電気的
    に接続されたスイッチ部材と、 前記スイッチ部材を押圧するように移動可能に、前記筐
    体の一方の表面側に設けられた操作部材とを備えた、携
    帯端末。
  10. 【請求項10】 筐体と、 前記筐体内に収納された基板と、 前記基板を押圧するように移動可能に、前記筐体の一方
    の表面側に設けられた操作部材と、 前記筐体の一方の表面に向かい合う他方の表面側に設け
    られた板状部材とを備え、 前記板状部材は、前記筐体を構成する材料よりも大きい
    曲げ剛性を有する、携帯端末。
  11. 【請求項11】 前記筐体は、前記一方の表面側に位置
    する第1の筐体と、前記他方の表面側に位置する第2の
    筐体とを含む、請求項1から10のいずれか1項に記載
    の携帯端末。
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