JP2003058965A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP2003058965A
JP2003058965A JP2001241861A JP2001241861A JP2003058965A JP 2003058965 A JP2003058965 A JP 2003058965A JP 2001241861 A JP2001241861 A JP 2001241861A JP 2001241861 A JP2001241861 A JP 2001241861A JP 2003058965 A JP2003058965 A JP 2003058965A
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JP
Japan
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alarm
filtering
setting
operator
display window
Prior art date
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JP2001241861A
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English (en)
Inventor
Naoto Otani
直人 大谷
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータ毎にきめ細かいフィルタリング条
件設定と選択操作が可能であり、かつ警報表示ウィンド
ウの表示情報以外にもフィルタリング条件を反映できる
警報装置を実現する。 【解決手段】 イベント発生順に警報メッセージが待ち
行列で保持されるメッセージキュー手段と、このメッセ
ージキュー手段における過去の警報メッセージ並びに新
規発生の警報メッセージを所定の設定条件で透過させる
フィルタリング手段と、前記フィルタリング手段の透過
情報を警報表示ウィンドウに表示する表示手段と、オペ
レータ毎にフィルタ条件を設定するフィルタ条件設定手
段と、前記フィルタ条件設定手段での設定変更を受け、
このメッセージキュー手段の警報メッセージに新規条件
を適応させると共に、前記フィルタリング手段の設定条
件を変更するメッセージ管理手段とを具備する警報装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレータ毎にフ
ィルタリング条件をきめ細かに設定し、オペレータによ
る選択操作が可能な警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5に基づいて従来の警報装置に
おけるフィルタリング機能について説明する。図4は、
フィルタリングの基本構成を説明する機能ブロック図で
ある。1は監視対象プロセスであり、警報付タグネーム
形態のイベントは、発生の都度メッセージキュー手段2
に送られ、待ち行列で保持される。メッセージキュー手
段2は、過去の警報メッセージと新規発生の警報メッセ
ージを発生順に保持するデータベース手段で実現され
る。
【0003】3はプロセスの警報表示ウィンドウ31を
表示する表示手段であり、メッセージキュー手段2の情
報に基づき、設備単位、階層別に全警報メッセージが網
羅的に表示されている。5は警報表示ウィンドウ31に
重畳して表示可能なポップアップウィンドウであり、オ
ペレータがフィルタリング条件を入力する。
【0004】5はメッセージ管理手段であり、処理
(A)により、メッセージキュー手段2に対して基本的
なフィルタリング管理(設備単位、階層別等)を実行す
る。
【0005】図5は、警報表示ウィンドウ31に重畳し
て表示可能なポップアップウィンドウ4のイメージ図で
あり、アイコン3aのクリックでオープンし、複数個の
ダイヤログボックスにFCS(フィールドコントロール
ステーション)名、プラント階層名、タグナンバー、バ
ッチID等のフィルタリング条件をその都度オペレータ
が入力する。入力後のOKボタンのクリックで、入力し
たフィルタリング条件を満足する警報メッセージが警報
表示ウィンドウ31に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のポップアップウ
ィンドウによるフィルタリングでは、警報表示ウィンド
ウ31を閉じると、ポップアップウィンドウ4のフィル
タリング設定は初期値(ブランク)に戻っており、オペ
レータは毎回自己の欲するフィルタリング設定を入力す
る必要があった。
【0007】またポップアップウィンドウ4で設定され
るフィルタリングの効果が、その警報表示ウィンドウ3
1の表示のみに有効であって、警報と同時に発生するブ
ザー音やLED点滅に対してフィルタリング効果が及ば
ない、という問題があった。
【0008】更に、ポップアップウィンドウ4で設定さ
れるフィルタリングの条件は、数項目のキーワードの1
つを選択して指定するものであり、オペレータ毎にきめ
細かいフィルタリング条件設定が困難であった。
【0009】本発明は、オペレータ毎にきめ細かいフィ
ルタリング条件設定と選択操作が可能であり、かつ警報
表示ウィンドウの表示情報以外にもフィルタリング条件
を反映できる警報装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載発明の特徴は、イ
ベント発生順に警報メッセージが待ち行列で保持される
メッセージキュー手段と、このメッセージキュー手段に
おける過去の警報メッセージ並びに新規発生の警報メッ
セージを所定の設定条件で透過させるフィルタリング手
段と、前記フィルタリング手段の透過情報を警報表示ウ
ィンドウに表示する表示手段と、オペレータ毎にフィル
タ条件を設定するフィルタ条件設定手段と、前記フィル
タ条件設定手段での設定変更を受け、前記メッセージキ
ュー手段の警報メッセージに新規条件を適応させると共
に、前記フィルタリング手段の設定条件を変更するメッ
セージ管理手段と、を具備する警報装置。
【0011】請求項2記載発明の特徴は、前記フィルタ
条件設定手段がオペレータ毎に設けられ、オペレータに
よる選択操作が可能な点にある。
【0012】請求項3記載発明の特徴は、前記フィルタ
条件設定手段の設定が、キーワードの論理演算を可能と
する点にある。
【0013】請求項4記載発明の特徴は、前記フィルタ
リング手段の透過情報が、前記警報表示ウィンドウ以外
のウィンドウにも反映される点にある。
【0014】請求項5記載発明の特徴は、前記フィルタ
リング手段の透過情報が、前記警報表示ウィンドウ以外
のLED表示手段にも反映される点にある。
【0015】請求項6記載発明の特徴は、前記フィルタ
リング手段の透過情報が、前記警報表示ウィンドウ以外
のブザー手段にも反映される点にある。
【0016】請求項7記載発明の特徴は、前記フィルタ
リング手段の設定条件が、前記警報表示ウィンドウを表
示する監視装置以外の監視装置、警報プリンタ、履歴メ
ッセージログ、ユーザー指定インターフェイス手段には
適用されない点にある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明実施態様を、図面を用
いて説明する。図1は本発明を適用した警報装置の機能
ブロック図である。図4で説明した従来機能と同一要素
には同一符号を付し、説明を省略する。
【0018】本発明の特徴部は、オペレータが入力と書
き込みを実行する、ユーザインターフェイスとしてのフ
ィルタ条件設定手段6と、メッセージキュー手段2と表
示手段3との間に設けられたフィルタリング手段7であ
る。フィルタ条件設定手段6はオペレータ毎に作成さ
れ、オペレータによる選択呼び出しと操作が可能となっ
ている。
【0019】オペレータによるフィルタ条件設定手段6
の変更が、メッセージ管理手段5に通知される(処理
(B))。メッセージ管理手段5は、その変更通知に従
って、フィルタリング手段7のフィルタリング条件式を
変更する(処理(C))。
【0020】更に、メッセージ管理手段5は、メッセー
ジキュー手段2に保持されている警報メッセージに、新
しい条件式を適合させる(処理(A))。その結果、既
にキューイングされている過去の警報メッセージはフィ
ルタリング手段7を介して新しい条件式でフィルタリン
グされ、警報表示ウィンドウ31に表示される(処理
(D))。
【0021】プロセス1で新規に発生した警報メッセー
ジはメッセージキュー手段2に追加保持され、フィルタ
リング手段7を介して新しい条件式でフィルタリングさ
れ、警報表示ウィンドウ31に表示される(処理
(E))。
【0022】図2に基づいて、本発明警報装置の使用に
おいてオペレータ毎に設定されたフィルタリング条件を
反映した警報表示ウィンドウの選択呼び出しと操作の手
順を説明する。
【0023】まずステップS1において、オペレータ8
は、監視装置(HIS:ヒューマン・インターフェイス
ステーション)のアラームタブ並びにプリセットメニュ
ータブ機能を介して本発明の機能のオン/オフ並びにオ
ペレータ毎のプリセット登録を設定し、これがレジスト
リに書き込まれる。
【0024】ステップS2において、オペレータはアラ
ームフィルタリングウィンドウ(AFウィンドウ)の呼
び出し方法を指定できる。即ち、 (1) キーボードから警報ウィンドウ呼び出しコマン
ドを直接タイプし、リターンキーを押す。フィルタ選択
には呼び出しコマンドの後にフィルタのIDを表す引数
を付ける。 (2) 警報ウィンドウ画面のプリセットメニューをプ
ルダウンして所定のフィルタ名を選択する。 (3)ファンクションキーを割り付け、これを押す。
【0025】(1)乃至(3)の何れかの操作により、
警報表示ウィンドウ31は呼び出されるが、ステップS
3では引数の有無がチェックされ、引数が無い場合には
メッセージ管理手段で指定される全警報メッセージが警
報表示ウィンドウ31に表示される。これは従来装置の
機能と同等である。
【0026】コマンドに引数が付されている場合には、
引数で指定されたフィルタIDが参照され、このフィル
タリング条件の警報メッセージが警報表示ウィンドウ3
1に表示される。従って、オペレータは引数を指定する
ことによって自己の欲する条件のフィルタリングを瞬時
に選択することが可能となる。
【0027】次に、図3により、本発明のフィルタリン
グ効果が特定のウィンドウ画面でなく、HIS全体(L
ED、ブザー、他のウィンドウ等)にも作用する仕組み
並びにフィルタリング条件のよりきめ細かい設定(キー
ワード群の論理演算)の仕組みについて説明する。
【0028】オペレータ8は、ステップS4でフィルタ
条件設定手段6により、フィルタリング条件を設定す
る。設定はテキストエディタ等のツールを用いる。オペ
レータ毎の任意フィルタリング条件設定、任意個数のフ
ィルタ群9が作成される。各フィルタには識別ID名が
付され、フィルタリング条件はキーワードの論理演算の
形態で記述される(例:STN:S0101 & TAG:(FIC*|TIC
*))。フィルタ条件設定手段6の作業では、フィルタ群
の作成の他、簡易なセキュリティの設定や、保存、印
刷、フィルタ切換え等が可能である。
【0029】キーワード群KWは、メッセージ種類、プ
ロジェクトID、プラント階層、警報色、警報名、優先
度、制御ステーション名、タグ名、メッセージ番号等、
必要十分な展開となっている。論理演算子群LGは、一
般的なアンド、オア、ノット、エクスクルージブオアで
構成されている。
【0030】ステップS4の作業が終了すると、ステッ
プS5によるメッセージ管理手段5が機能し、設定され
たフィルタリングが実行される。この場合、フィルタリ
ングが反映される対象は、処理(C)で示され、フィル
タリングの対象から除外されるものは、処理(F)で示
される。
【0031】フィルタリングが反映される対象は、各種
ウィンドウ警報AL1、LED表示警報AL2、ブザー
音声警報AL3である。各種ウィンドウ警報には、図1
の表示手段3の他、システムメッセージウィンドウ、ナ
ビゲーションウィンドウ、ツールボックス等がある。L
ED表示警報には、オペレータキーボード表示、アイコ
ンの色やフラッシング等がある。ブザー音声警報に関し
ては新規発生分のみに対応し、過去のブザー警報はリセ
ットしない一般ルールが適用される。
【0032】フィルタリングの対象から除外されるもの
は、表示手段3を表示するHIS以外のHIS、警報プ
リンタ、履歴メッセージログ、ユーザー指定のインター
フェイス手段(グラフィック画面、オーバービュー画
面、ファンクションキー)等である。
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によればオペレータ毎にきめ細かいフィルタリン
グ条件設定と選択操作が可能であり、かつ警報表示ウィ
ンドウの表示情報以外にもフィルタリング条件を反映で
きる警報装置を容易に実現することができる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した警報装置の機能ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】従来構成の警報装置における機能ブロック図で
ある。
【図5】従来の警報装置におけるポップアップウィンド
ウのイメージ図である。
【符号の説明】
1 プロセス 2 メッセージキュー手段 3 表示手段 5 メッセージ管理手段 6 フィルタ条件設定手段 7 フィルタリング手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イベント発生順に警報メッセージが待ち行
    列で保持されるメッセージキュー手段と、 このメッセージキュー手段における過去の警報メッセー
    ジ並びに新規発生の警報メッセージを所定の設定条件で
    透過させるフィルタリング手段と、 前記フィルタリング手段の透過情報を警報表示ウィンド
    ウに表示する表示手段と、 オペレータ毎にフィルタ条件を設定するフィルタ条件設
    定手段と、 前記フィルタ条件設定手段での設定変更を受け、前記メ
    ッセージキュー手段の警報メッセージに新規条件を適応
    させると共に、前記フィルタリング手段の設定条件を変
    更するメッセージ管理手段と、を具備する警報装置。
  2. 【請求項2】前記フィルタ条件設定手段がオペレータ毎
    に設けられ、オペレータによる選択操作が可能な請求項
    1記載の警報装置。
  3. 【請求項3】前記フィルタ条件設定手段の設定が、キー
    ワードの論理演算を可能とする請求項1又は2記載の警
    報装置。
  4. 【請求項4】前記フィルタリング手段の透過情報が、前
    記警報表示ウィンドウ以外のウィンドウにも反映される
    請求項1乃至3のいずれかに記載の警報装置。
  5. 【請求項5】前記フィルタリング手段の透過情報が、前
    記警報表示ウィンドウ以外のLED表示手段にも反映さ
    れる請求項1乃至4のいずれかに記載の警報装置。
  6. 【請求項6】前記フィルタリング手段の透過情報が、前
    記警報表示ウィンドウ以外のブザー手段にも反映される
    請求項1乃至5のいずれかに記載の警報装置。
  7. 【請求項7】前記フィルタリング手段の設定条件が、前
    記警報表示ウィンドウを表示する監視装置以外の監視装
    置、警報プリンタ、履歴メッセージログ、ユーザー指定
    インターフェイス手段には適用されない請求項1乃至6
    のいずれかに記載の警報装置。
JP2001241861A 2001-08-09 2001-08-09 警報装置 Pending JP2003058965A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009110086A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
JP2016076215A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 フィッシャー−ローズマウント システムズ,インコーポレイテッド アラーム発信源タイプ及び/またはアラーム目的に基づいてプロセス制御システムのアラームを選別する方法及び装置、及び有形コンピュータ可読記憶媒体

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