JP2001306141A - 警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2001306141A
JP2001306141A JP2000123204A JP2000123204A JP2001306141A JP 2001306141 A JP2001306141 A JP 2001306141A JP 2000123204 A JP2000123204 A JP 2000123204A JP 2000123204 A JP2000123204 A JP 2000123204A JP 2001306141 A JP2001306141 A JP 2001306141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
data
display
database
screens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000123204A
Other languages
English (en)
Inventor
Izuru Hosooka
出 細岡
Masahiro Yamazaki
雅裕 山崎
Yasuhiro Ueda
康裕 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000123204A priority Critical patent/JP2001306141A/ja
Publication of JP2001306141A publication Critical patent/JP2001306141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】運転員が警報表示画面を効率良く検索するこ
と。 【解決手段】第1のメモリ10には、複数の警報データ
を警報通知時刻順で配列されたマスタ警報メッセージデ
ータベース4が構築され、また、第2のメモリ11に
は、マスタ警報メッセージデータベース4の複数の警報
データにおける複数の警報画面の表示条件を満足する警
報データを警報通知時刻順で配列された複数の警報メッ
セージデータベース5a1〜5anが構築されている。
警報処理手段6は、マスタ警報メッセージデータベース
4の内容を更新する第1の更新処理、マスタ警報メッセ
ージデータベース4の更新内容を参照し、その更新内容
により複数の警報メッセージデータベース5a1〜5a
nの内容をそれぞれ更新する第2の更新処理および更新
された複数の警報メッセージデータベース5a1〜5a
nに基づいて複数の警報画面に対応する複数の表示用デ
ータファイルF1〜Fnを作成する処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラントを監視制御
するプラント監視制御システムにおいて、運転員あるい
は保守員が監視するディスプレイに警報情報を表示する
警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取
り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラント等のプラントでは、プラン
ト監視制御システムから提供されるプラント情報は、画
面情報として表示装置のディスプレイ(CRT等)に表
示されるようになっており、プラント運転員や保守員
は、表示装置のディスプレイに表示されたプラント情報
画面に基づいてプラントの監視制御を行なっている。
【0003】この表示装置のディスプレイに表示される
多数のプラント情報表示画面には、プラントを構成する
機器の動作状態や運転手順等のプラント運転/制御に必
要な全ての情報が呈示されるようになっている。
【0004】運転員あるいは保守員(以下、単に運転員
と記載し、この運転員は保守員も含む概念とする)は、
これら多数のプラント情報画面を監視して即座にプラン
ト状態(プラント機器の状態)の把握を行い、プラント
の安全を確保するような制御を行っている。このプラン
ト状態の把握は、プラントの安全を確保するために非常
に重要な要素である。
【0005】したがって、多数のプラント情報画面に基
づく運転員のプラント状態判断の支援や、見落とし防止
のために、プラント監視制御システムにはプラントの異
常状態を早期に検知する機能が付加されており、プラン
トの異常状態や警報が検知されると、即座に表示装置の
ディスプレイに上記プラント異常状態や警報等の警報情
報、すなわち、運転員に対してプラント異常状態や警報
をメッセージとして通知するための警報情報を表す警報
画面が呈示されるようになっていた。
【0006】また、警報画面は、常に最新の警報情報に
対応するように表示装置を介して出力されるようになっ
ており、表示装置は、その1台のディスプレイ上に常に
最新の1枚の警報表示画面のみを表示して、運転員に警
報情報を提供するようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
1台のディスプレイに1枚の警報表示画面のみを表示す
る方法では、運転員は、確認したい警報情報を検索する
のに時間がかかるため、警報表示画面を通じた運転員へ
の警報情報の提示が遅れて、プラント監視制御システム
の信頼性を低下させる危険性が生じていた。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、運転員が警報表示画面を効率良く検索すること
を可能にして、運転員に対して警報表示画面を迅速かつ
高効率に提示することを可能にした警報表示装置、警報
表示方法およびプログラムを記憶する記憶媒体を提供す
ることをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、発電プラントの複数の警報情報を複数の警報画面
を介して表示する警報表示装置において、前記発電プラ
ントから前記複数の警報情報を含む警報通知データを入
力する入力手段と、入力された警報通知データに基づい
て少なくとも1つ以上の警報情報をそれぞれ含む複数の
警報データを作成する作成手段と、作成された複数の警
報データを所定の順序で配列して構築されたマスタデー
タベースと、前記複数の警報画面に対応してそれぞれ構
築されており、前記マスタデータベースの複数の警報デ
ータにおける前記複数の警報画面の表示条件を満足する
警報データおよび当該警報データの前記マスタデータベ
ースにおける格納位置を示すアドレスの内のどちらか一
方を所定の順序で配列して構築された複数の表示用デー
タベースと、前記入力手段により警報通知データが入力
された際に、その入力された警報通知データに対応する
複数の警報データに基づいて前記マスタデータベースの
内容を更新する第1の更新手段と、更新されたマスタデ
ータベースの更新内容を参照し、その更新内容に基づい
て前記複数の表示用データベースの内容をそれぞれ更新
する第2の更新手段と、更新された複数の表示用データ
ベースに基づいて前記複数の警報画面に対応する複数の
表示データを作成して当該複数の警報画面に表示する表
示手段とを備えている。
【0010】請求項2記載の発明によれば、前記複数の
警報画面それぞれの表示条件を変更可能な表示条件変更
手段と、前記複数の警報画面の内の少なくとも1枚の警
報画面の表示条件が変更された際に、変更後の表示条件
を満足する警報データを前記マスタデータベースから抽
出し、抽出した警報データおよびその格納アドレスの内
のどちらか一方に基づいて前記表示条件変更警報画面に
対応する表示用データベースを再構成する手段と、再構
成された表示用データベースに基づいて前記表示条件変
更警報画面に対応する表示データを作成して前記表示条
件変更警報画面に表示する手段とを備えている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、前記複数の
警報情報は警報通知時刻をそれぞれ含んでおり、前記マ
スタデータベースは、前記複数の警報データがそれぞれ
の警報通知時刻に基づく順序で配列されており、前記複
数の表示用データベースは、前記マスタデータベースか
ら抽出した警報データおよびその格納アドレスの内のど
ちらか一方がそれぞれの警報通知時刻に基づく順序で配
列されている。
【0012】請求項4記載の発明によれば、前記複数の
警報情報は、警報通知時刻と、当該複数の警報情報の発
生元である前記発電プラントの複数のプロセスデータ入
力点の識別情報とをそれぞれ有しており、前記第1の更
新手段は、前記警報通知データ入力に応じて、前記マス
タデータベース更新処理として、前記警報通知データに
対応する複数の警報データを前記マスタデータベースに
格納する処理、前記マスタデータベースに既に格納され
た対応データを前記前記警報通知データに対応する複数
の警報データに書き換える処理および前記警報通知デー
タに対応する複数の警報データを前記マスタデータベー
スから削除する処理の内の何れかを行なう手段を備えて
おり、前記第2の更新手段は、前記格納処理、書換処理
および削除処理の内の何れかに対応する警報データおよ
びその格納アドレスの内のどちらか一方を、当該警報デ
ータの入力点識別情報に基づいて前記マスタデータベー
スを検索することにより抽出し、抽出した警報データお
よびその格納アドレスの内のどちらか一方に基づいて前
記格納処理、書換処理および削除処理の内の何れかを前
記複数の表示用データベースに対して実行する手段とを
備えている。
【0013】請求項5記載の発明によれば、前記複数の
警報情報は、警報通知時刻と、当該複数の警報情報の発
生元である前記発電プラントの複数のプロセスデータ入
力点の識別情報と、対応する入力点が属する前記発電プ
ラントのエリア・系統情報とをそれぞれ有しており、前
記第1の更新手段は、前記警報通知データ入力に応じ
て、前記マスタデータベース更新処理として、前記警報
通知データに対応する複数の警報データを前記マスタデ
ータベースに格納する処理、前記マスタデータベースに
既に格納された対応データを前記前記警報通知データに
対応する複数の警報データに書き換える処理および前記
警報通知データに対応する複数の警報データを前記マス
タデータベースから削除する処理の内の何れかを行なう
手段を備えており、前記第2の更新手段は、前記格納処
理、書換処理および削除処理の内の何れかに対応する警
報データおよびその格納アドレスの内のどちらか一方
を、当該警報データのエリア・系統情報および入力点識
別情報に基づいて前記マスタデータベースを検索するこ
とにより抽出し、抽出した警報データおよびその格納ア
ドレスの内のどちらか一方に基づいて、前記格納処理、
書換処理および削除処理の内の何れかを前記複数の表示
用データベースに対して実行する手段とを備えている。
【0014】請求項6記載の発明によれば、前記複数の
表示用データベースは、前記マスタデータベースの複数
の警報データにおける前記複数の警報画面の表示条件を
満足する警報データの前記マスタデータベースにおける
格納位置を示すアドレスを所定の順序で配列して構築さ
れており、前記第2の更新手段は、前記更新されたマス
タデータベースの更新アドレスを参照し、その更新アド
レスに基づいて前記複数の表示用データベースの内容を
それぞれ更新する手段である。
【0015】請求項7記載の発明によれば、前記複数の
表示用データベースは、前記マスタデータベースの複数
の警報データにおける前記複数の警報画面の表示条件を
満足する警報データの前記マスタデータベースにおける
格納位置を示すアドレスを所定の順序で配列して構築さ
れており、前記第2の更新手段は、前記第1の更新手段
により繰り返し行なわれた前記複数の警報データの前記
マスタデータベースからの削除処理により、その削除警
報データのアドレス数が予め規定した数に到達した際
に、前記削除警報データの格納アドレスを、当該警報デ
ータの入力点識別情報に基づいて前記マスタデータベー
スを検索することにより抽出し、抽出した削除警報デー
タの格納アドレスを前記複数の表示用データベースから
一括して削除する手段である。
【0016】請求項8記載の発明によれば、前記複数の
表示用データベースは、前記マスタデータベースの複数
の警報データにおける前記複数の警報画面の表示条件を
満足する警報データを所定の順序で配列して構築されて
おり、前記表示手段は、前記複数の表示用データベース
に記憶された複数の警報データにおける前記複数の警報
画面にそれぞれ表示可能な一定数以下の警報データのみ
をそれぞれ格納する複数の画面データベースと、前記第
2の更新手段による前記複数の表示用データベースの更
新内容に基づいて前記複数の画面データベースの内容を
更新する手段と、更新された複数の画面データベースに
格納され複数の警報データに基づいて前記複数の警報画
面に対応する複数の表示データを作成して当該複数の警
報画面に表示する手段とを備えているとともに、前記複
数の警報画面に表示されている警報データの表示範囲変
更要求を各警報画面毎に入力するための表示範囲変更要
求入力手段と、この表示範囲変更要求入力手段により前
記複数の警報画面の内の少なくとも1枚の警報画面の表
示範囲変更要求が入力された際に、変更後の表示範囲を
満足する警報データを表示範囲変更警報画面に対応する
表示用データベースから抽出し、抽出した警報データに
基づいて前記表示範囲変更警報画面に対応する画面デー
タベースを再構成する手段と、再構成された画面データ
ベースに基づいて前記表示範囲変更警報画面に対応する
表示データを作成して前記表示範囲変更警報画面に表示
する手段とを備えている。
【0017】請求項9記載の発明によれば、前記表示手
段は、前記複数の表示用データベースそれぞれにおける
警報データの格納状況を各表示用データベース毎にそれ
ぞれ読み出し、読み出した複数の表示用データベースの
警報データ格納状況に基づく情報を対応する複数の警報
画面にそれぞれ重畳表示する手段を備えている。
【0018】請求項10記載の発明によれば、前記表示
手段は、前記複数の警報画面表示用のスクリーンを有す
る表示デバイスと、前記マスタデータベースに格納され
た警報データの格納状況に基づいて、外部に対して視覚
的に注意を促すための警報標識を前記表示装置のスクリ
ーン上に表示する手段とを備えている。
【0019】請求項11記載の発明によれば、発電プラ
ントの複数の警報情報を複数の警報画面を介して表示す
る警報表示装置において、前記発電プラントから前記複
数の警報情報を含む警報通知データを入力する入力手段
と、入力された警報通知データに基づいて少なくとも1
つ以上の警報情報をそれぞれ含む複数の警報データを作
成する作成手段と、作成された複数の警報データを所定
の順序で配列して構築されたマスタデータベースと、前
記マスタデータベースの複数の警報データにおける、現
在表示中の警報画面の表示条件を満足する警報データお
よび当該警報データの前記マスタデータベースにおける
格納位置を示すアドレスの内のどちらか一方を所定の順
序で配列することにより前記現在表示中の警報画面に対
応する表示用データベースを構築する手段と、前記入力
手段により警報通知データが入力された際に、その入力
された警報通知データに対応する複数の警報データに基
づいて前記マスタデータベースの内容を更新する第1の
更新手段と、更新されたマスタデータベースの更新内容
を参照し、その更新内容に基づいて前記表示用データベ
ースの内容を更新する第2の更新手段と、更新された表
示用データベースに基づいて前記現在表示中の警報画面
に対応する複数の表示データを作成して当該警報画面に
表示する表示手段とを備えている。
【0020】請求項12記載の発明によれば、発電プラ
ントの複数の警報情報を複数の警報画面を介して表示す
る警報表示方法において、前記発電プラントから前記複
数の警報情報を含む警報通知データを入力するステップ
と、入力された警報通知データに基づいて少なくとも1
つ以上の警報情報をそれぞれ含む複数の警報データを作
成するステップと、作成された複数の警報データを所定
の順序で配列してマスタデータベースを構築するステッ
プと、前記マスタデータベースの複数の警報データにお
ける前記複数の警報画面の表示条件を満足する警報デー
タおよび当該警報データの前記マスタデータベースにお
ける格納位置を示すアドレスの内のどちらか一方を所定
の順序で配列することにより前記複数の警報画面に対応
する複数の表示用データベースを構築するステップと、
前記入力ステップにより警報通知データが入力された際
に、その入力された警報通知データに対応する複数の警
報データに基づいて前記マスタデータベースの内容を更
新するステップと、更新されたマスタデータベースの更
新内容を参照し、その更新内容に基づいて前記複数の表
示用データベースの内容をそれぞれ更新するステップ
と、更新された複数の表示用データベースに基づいて前
記複数の警報画面に対応する複数の表示データを作成し
て当該複数の警報画面に表示するステップとを備えてい
る。
【0021】請求項13記載の発明においては、発電プ
ラントの複数の警報情報を表示装置に表示された複数の
警報画面を介して表示する処理を行なうためのコンピュ
ータ読取可能な記憶媒体であって、前記発電プラントか
ら前記コンピュータに入力された前記複数の警報情報を
含む警報通知データに基づいて少なくとも1つ以上の警
報情報をそれぞれ含む複数の警報データを前記コンピュ
ータに作成させる手段と、作成した複数の警報データを
前記コンピュータにより所定の順序で配列させてメモリ
上にマスタデータベースを構築させる手段と、前記マス
タデータベースの複数の警報データにおける前記複数の
警報画面の表示条件を満足する警報データおよび当該警
報データの前記マスタデータベースにおける格納位置を
示すアドレスの内のどちらか一方を前記コンピュータに
より所定の順序で配列させることにより、前記複数の警
報画面に対応する複数の表示用データベースを構築させ
る手段と、前記コンピュータに前記警報通知データが入
力された際に、その入力された警報通知データに対応す
る複数の警報データに基づいて前記マスタデータベース
の内容を前記コンピュータに更新させる手段と、更新さ
れたマスタデータベースの更新内容を参照し、その更新
内容に基づいて前記複数の表示用データベースの内容を
前記コンピュータによりそれぞれ更新させる手段と、更
新された複数の表示用データベースに基づいて前記複数
の警報画面に対応する複数の表示データを前記コンピュ
ータに作成させ、その複数の表示データを前記コンピュ
ータにより前記表示装置に表示された複数の警報画面に
表示させる手段とを備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態に係る警報表示装置1の概略構成を示す図
である。
【0024】図1によれば、警報表示装置1は、発電プ
ラント2の異常状態や警報等の運転員に対して警報メッ
セージとして通知するための警報情報に基づく警報画面
表示処理機能ブロックとして、警報情報入力処理用の入
力処理手段3と、入力された警報情報に基づく警報処理
を実行して警報情報(警報メッセージ)をデータベース
化し、複数のデータベース(マスタ警報メッセージデー
タベース4、警報メッセージデータベース5)を生成す
るための警報処理手段6と、CRT、ディスプレイ、液
晶表示装置等の警報画面を表示画面(スクリーン)上に
表示するための表示デバイス(表示装置)7と、この表
示装置7上へ所定の複数枚(n枚)の警報画面I1〜I
nを表示するための表示処理手段8と、表示装置7およ
び表示処理手段8と協働して運転員からの情報を入力す
るための入力装置9とを備えている。
【0025】警報処理手段6および表示処理手段8は、
例えば少なくとも1台のコンピュータの処理機能として
実現される。
【0026】また、警報表示装置1は、警報処理手段6
により生成されたマスタ警報メッセージデータベース4
および警報メッセージデータベース5を記憶するための
第1のメモリ10と、警報処理手段6および表示処理手
段7の処理に必要なプログラムPを予め記憶する半導体
メモリやハードディスク等の記憶媒体としての第2のメ
モリ11とを備えている。なお、第1および第2のメモ
リ10および11の内のどちらか一方のメモリにマスタ
警報メッセージデータベース4および警報メッセージデ
ータベース5をそれぞれ記憶するようにしてもよく、ま
た、単一のメモリにマスタ警報メッセージデータベース
4および警報メッセージデータベース5をそれぞれ記憶
するようにしてもよい。
【0027】入力処理手段3は、発電プラント2におけ
る多数のプロセスデータ入力点から得られたプロセスデ
ータ、すなわち、プラント2の複数のエリアおよび複数
の系統毎の複数の部位から計測された例えば圧力、流
量、温度等のプロセス量に基づくデータ、プラント機器
の状態値(例えば、開閉器の接点データ)等のプロセス
データが異常な値を示した際に発電プラント2から通知
される警報通知情報(警報通知データ)を入力して、警
報処理手段6へ送るようになっている。
【0028】なお、プラント2は複数エリアおよび複数
系統から構成されており、各エリアおよび各系統毎に多
数のプロセスデータ入力点が存在する。したがって、多
数のプロセスデータ入力点をそれぞれ識別するために、
当該プロセスデータ入力点には、それぞれ個別のIDが
割り付けられている。
【0029】図2に、入力処理手段3を介して発電プラ
ント2から警報処理手段6へ送られる警報通知データD
のデータ構造を示す。
【0030】図2によれば、警報通知データDは、その
内部に、警報情報タグ名Tおよび情報(警報情報本体)
1乃至情報mからそれぞれ構成されるX組(1≦X)の
警報情報U〜Uと、警報通知データD内の警報情報
の格納組数(Xの値)Vと、発電プラント2からの各組
の警報情報U〜Uの通知時刻Wとを保有する構造を
有している。
【0031】警報処理手段6は、入力処理手段3から上
記通知時刻毎に送られる警報通知データDに応じて、そ
の警報通知データDを警報情報の組単位に分割して警報
データD〜Dを作成し、作成した警報データD
を、各警報データD〜Dの通知時刻に基づいて
その時刻順にマスタ警報メッセージデータベース4へ格
納する処理を行なうようになっており、マスタ警報メッ
セージデータベース4に格納される警報データD〜D
は、警報通知データDが送られる毎に順次更新され
る。
【0032】図3は、マスタ警報メッセージデータベー
ス4に格納された複数の警報データD〜Dにおける
例えば警報データDのデータ構造を示す図であり、図
2における警報タグ名Tを含む警報情報Uとこの警報
情報Uの通知時刻Wとを含むデータ構造になってい
る。なお、他の警報データD〜Dも、対応する警報
情報がU〜Uであること以外は、警報データD
同様である。
【0033】また、警報処理手段6は、表示処理手段8
および入力装置9を介して各警報画面I1〜In毎に設
定されている表示条件に対応する警報データを、マスタ
警報メッセージデータベース4に対して警報データD
〜Dが更新記憶される毎に、当該マスタ警報メッセー
ジデータベース4の警報データD〜Dから抽出す
る。
【0034】そして、警報処理手段6は、抽出した各警
報画面I1〜In毎(その表示条件毎)の画面警報デー
タDI1〜DInを、警報画面I1〜In毎に構築され
た警報メッセージデータベース5a1〜5anに時刻順
に格納して当該警報メッセージデータベース5a1〜5
anを再構成する処理を行なう。従って、警報メッセー
ジデータベース5a1〜5anに格納される画面警報デ
ータDI1〜DInは、警報データD〜Dが更新記
憶される毎、すなわち、警報通知データDが送られる毎
に順次更新される。
【0035】さらに、警報処理手段6は、更新した警報
メッセージデータベース5a1〜5anに基づいて、各
警報画面I1〜Inにそのまま反映される表示用データ
ファイルF1〜Fnを作成し第2のメモリ11に格納す
る処理とを行なうようになっている。
【0036】図4は、各表示用データファイルF1〜F
nにおける例えばファイルF1のファイル構造を示す図
であり、データファイルF1は、警報画面I1上におい
て警報データが警報通知時刻順で表形式で配列されるよ
うな構造を有している。
【0037】入力装置9は、表示装置7に表示された各
警報画面I1〜In上でその構成要素を選択可能なタッ
チパネルやマウス等のポインティングデバイスを有し、
運転員のポインティングデバイス操作により、表示処理
手段8のGUI機能に基づいて、各警報画面I1〜In
上において表示要求、表示位置変更指示等の各種の要求
・情報を入力可能になっている。
【0038】表示処理手段8は、警報処理手段6によ
り、第2のメモリ11に記憶された表示用データファイ
ルF1〜Fnを、対応する各警報画面I1〜Inにおけ
る後述する警報データ表示エリアに更新表示する処理を
行なうようになっている。
【0039】図5は、表示装置7の表示画面(スクリー
ン)20を示す図であり、表示装置7のスクリーン上に
は、n枚の警報画面I1〜Inが例えばオーバーラップ
形式で同時に表示されており、表示された警報画面I1
〜Inを通じて運転員に対して発電プラント2の警報状
態を提示するようになっている。
【0040】また、運転員は、入力装置9を操作するこ
とにより、表示処理手段8のGUI処理により、表示装
置7の表示画面20上において各警報画面I1〜Inを
所望の位置へ移動させることが可能になっている。
【0041】図6は、表示装置7の表示画面20上に表
示される各警報画面I1〜Inにおける例えば警報画面
I1の画面レイアウトの一例を示す図である。
【0042】図6において、符号30は、対応する警報
画面の識別番号(ID)を表示するエリア(警報画面I
D表示エリア)であり、警報画面I1の場合には、“警
報画面I1”が警報画面ID表示エリア30に表示され
ている。
【0043】また、符号31は、予め定められた複数の
表示条件{無条件、条件1(例えば、全ての警報を表示
する条件である全警報表示条件)、条件2、・・・}の
中から、その警報画面に対する表示条件を運転員の入力
部9の操作により選択設定し、かつ選択設定した表示条
件を例えば色替表示等により運転員に対して識別可能に
表示するための表示条件設定エリア(表示条件設定部)
である。
【0044】さらに、符号32は、表示条件設定エリア
31の表示条件に対応して生成された表示用データファ
イルF1〜Fnに基づいて、その表示用データファイル
F1〜Fnに対応する表形式の警報データを表示するた
めの警報データ表示エリアである。
【0045】次に本実施形態の警報表示装置1の全体動
作について、説明する。
【0046】今、運転員(プラント監視員、保守員)
は、表示装置7の表示画面上に表示されたn枚の警報画
面I1〜Inにおける表示条件設定エリア31におい
て、入力装置9を操作してそれぞれ表示条件を設定して
おり、設定された各警報画面I1〜Inの表示条件は、
表示処理手段8の処理を介して第2のメモリ11に記憶
されている。
【0047】このとき、警報処理手段6は、入力処理手
段3から警報通知データDが送られる毎に、その送られ
た警報通知データDに基づいて、第2のメモリ11に記
憶されたプログラムPに従った図7に示す警報表示処理
を行なうようになっている。
【0048】すなわち、警報処理手段6は、入力処理手
段3を介して発電プラント2から入力された警報通知デ
ータDを受信し、受信した警報通知データDの通知内容
の種類、すなわち、マスタ警報メッセージデータベース
4に格納されていない新規の警報通知データか、データ
ベース4に格納された既存の警報通知データかを判断す
る(ステップ100)。
【0049】このステップ100により、新規の警報発
生を表す警報通知データDであると判断した場合、警報
処理手段6は、受信した警報通知データDを警報情報の
組単位に分割して警報データD〜Dを作成し、作成
した警報データ(本警報データ)D〜Dをその通知
時刻順にマスタ警報メッセージデータベース4へ格納す
る(ステップ101)。
【0050】一方、ステップ100により、既存の警報
状態(警報情報)の変化を表す警報通知データD’であ
ると判断した場合、警報処理手段6は、さらに、その警
報通知データを表示装置7上に表示する必要の有無を判
断する(ステップ102)。
【0051】このステップ102の判断において、例え
ば、警報情報の変化であり表示する必要があると判断し
た場合には、警報処理手段6は、マスタ警報メッセージ
データベース4に格納されている対応する警報データD
〜D を、新たに送られた警報データD〜D
に書換更新する(ステップ103)。
【0052】警報状態から復帰した場合等、ステップ1
02の判断において、既存の警報状態の変化を表す警報
通知データが表示する必要が無い(この表示不要の警報
通知データD”と呼ぶ)と判断した場合には、警報処理
手段6は、送られた警報通知データD”に対応するマス
タ警報メッセージデータベース4に格納された既存の警
報データD 〜D をマスタ警報メッセージデータ
ベース4から削除して(ステップ104)、ステップ1
05の処理に移行する。
【0053】このようにして、入力処理手段2を介して
入力された警報通知データDに基づくステップ100〜
104のマスタ警報メッセージデータベース更新処理
{なお、格納処理(ステップ101)、書換更新処理
(ステップ102→ステップ102)、および削除処理
(ステップ102→ステップ104)をまとめて、“更
新処理”と記載する}が終了した後、警報処理手段6
は、各警報画面I1〜In毎に、後述するステップ10
5(ループ端の始点)〜ステップ112(ループ端の終
点)の処理を繰り返し行なう。
【0054】すなわち、警報処理手段6は、第2のメモ
リ11から各警報画面I1〜Inの表示条件を対応する
各警報画面毎に読み出し、警報データD〜Dが読み
出した各警報画面I1〜Inに対応する表示条件を満足
するか否か判断する(ステップ106)。
【0055】このステップ106により満足しないと判
断された場合には(ステップ106→NO)、警報処理
手段6は、ステップ105以降の処理が未処理の他の警
報画面に対してステップ106の処理を行なう(ステッ
プ112→ステップ105→ステップ106)。
【0056】一方、ステップ106により満足すると判
断された場合には(ステップ106→YES)、警報処
理手段6は、上述したマスタ警報メッセージデータベー
ス4の更新処理において、ステップ101(格納処
理)、ステップ103(書換更新処理)およびステップ
104(削除処理)の内の何れの処理を行なったか判断
する(ステップ107)。
【0057】ステップ107の処理によりステップ10
1の格納処理が行なわれたと判断された場合には、警報
処理手段6は、マスタ警報メッセージデータベース4に
格納された警報データD〜Dを、各警報画面I1〜
Inに対応する各警報メッセージデータベース5a1〜
5anに時刻順に格納する(ステップ108)。
【0058】また、ステップ107の処理によりステッ
プ103の書換更新処理が行なわれたと判断された場合
には、警報処理手段6は、各警報データD〜Dの警
報通知時刻W(時刻データ)をキーとして、警報メッセ
ージデータベース5a1〜5anを検索することによ
り、既に警報メッセージデータベース5a1〜5anに
格納されている警報データD 〜D を抽出し、抽
出した警報データD 〜D を、更新されたマスタ
警報メッセージデータベース4内の警報データD 〜D
に書換更新する(ステップ109)。
【0059】そして、ステップ107の処理によりステ
ップ104の削除処理が行なわれたと判断された場合に
は、警報処理手段6は、各警報データD〜Dの警報
通知時刻W(時刻データ)をキーとして、警報メッセー
ジデータベース5a1〜5anにおけるマスタ警報メッ
セージデータベース4から削除した警報データD
を検索し、検索した警報データD 〜D
警報メッセージデータベース5a1〜5anからも削除
する(ステップ110)。
【0060】ステップ108、ステップ109あるいは
ステップ110の処理後において、警報処理手段6は、
各警報画面I1〜Inに対応する警報メッセージデータ
ベース5a1〜5anに基づいて、各警報画面I1〜I
nに対応する表示用データファイルF1〜Fnを作成
し、作成した表示用データファイルF1〜Fnを第2の
メモリ11に格納して表示処理手段8に通知する(ステ
ップ111)。
【0061】上述したように、ステップ105〜ステッ
プ112の処理が全ての警報画面I1〜Inに対して行
なわれると、警報処理手段6は、処理を終了する。
【0062】このとき、表示処理手段8は、警報処理手
段6からの全ての警報画面I1〜Inに対する表示用デ
ータファイルF1〜Fnの作成通知が終了すると、第2
のメモリ11に記憶された各表示用データファイルF1
〜Fnを、対応する各警報画面I1〜Inにおける警報
データ表示エリア32に更新表示する。
【0063】この結果、表示装置7の表示画面20の複
数の警報画面I1〜Inには、運転員が自ら各警報画面
毎に選択設定した個別の表示条件に対応する警報データ
が、例えば通知時刻順に配列された表形式で同時に一覧
表示される。
【0064】一方、警報処理手段6は、図7に示す処理
実行中に、例えば同時並列的あるいは所定周期毎に、第
2のメモリ11に記憶されたプログラムPに従って図8
に示す処理を行なう。
【0065】すなわち、警報処理手段6は、表示処理手
段6から表示条件変更通知が送られたか否かを判断し
(ステップ200)、この判断の結果NO(非送信)で
ある際には、図7に示すメインの処理に戻る。
【0066】このとき、運転員は、表示装置7の表示画
面上に表示されたn枚の警報画面I1〜Inの内の少な
くとも1枚の警報画面Ik(1≦k≦n)の表示条件設
定エリア31において、入力装置9を操作することによ
り、現在の表示条件を他の表示条件に変更する。表示処
理手段8は、変更された表示条件を含む表示条件変更通
知を警報処理手段6に送る。
【0067】警報処理手段6に表示条件変更通知が送ら
れると、ステップ200の判断の結果はYESとなり、
警報処理手段6は、図7の処理に対する割り込み処理に
より、送られた表示条件変更通知を受信し(ステップ2
01)、受信した変更後の表示条件を満足する警報デー
タをマスタ警報メッセージデータベース4から抽出し、
抽出した警報データを、表示条件変更通知送信元の警報
画面Ikに対応する警報メッセージデータベース5ak
に格納することにより、警報メッセージデータベース5
kの警報データを更新(再構成)し(ステップ20
2)、再構成した警報メッセージデータベース5akに
基づいて、警報画面Ikに対応する表示用データファイ
ルFkを作成し、作成した表示用データファイルFkを
第2のメモリ11に格納して表示処理手段8に通知し
(ステップ203)、メインの処理に移行する。
【0068】この結果、表示処理手段8により、第2の
メモリ11に記憶された表示用データファイルFkに対
応する警報データ、すなわち、運転員が変更した表示条
件に対応する警報データが、警報画面Ikにおける警報
データ表示エリア32に更新表示される。
【0069】以上述べたように、本実施形態の警報表示
装置1によれば、表示装置8の表示画面20には、発電
プラント2から警報通知データが警報表示装置1に送ら
れる毎に、送られた警報通知データに応じて複数枚の警
報画面I1〜Inが同時に更新表示されるため、運転員
は、複数枚の警報画面を同時に監視することにより、迅
速かつ確実に発電プラント2の異常状態を把握すること
ができ、発電プラント2の安全性および信頼性を向上さ
せることができる。
【0070】また、本実施形態では、運転員からの表示
条件変更通知に応じて、その変更通知に対応するように
警報画面を自動的に更新することができるため、運転員
は、自らが要求する表示条件に対応する警報画面を即座
に監視することができ、安全性および信頼性の向上に加
えて、運転員の監視効率を大幅に向上させることができ
る。
【0071】(第2の実施の形態)図9は、本発明の第
2の実施形態に係る警報表示装置1Aの概略構成を示す
図である。
【0072】図9に示すように、警報表示装置1Aは、
図1に示した時刻順のマスタ警報メッセージデータベー
ス4の代りに入力点ID順のマスタ警報メッセージデー
タベース4Aを有しており、警報処理手段6Aは、入力
処理手段3から通知時刻毎に送られる警報通知データD
に応じて、その警報通知データDを警報情報の組単位に
分割して警報データD〜Dを作成し、作成した警報
データD〜Dを、プロセスデータ入力点毎に設定さ
れた入力点ID順にマスタ警報メッセージデータベース
4Aに格納する処理を行なうようになっている。
【0073】図10は、マスタ警報メッセージデータベ
ース4Aに格納された複数の警報データD1A〜DXA
における例えば警報データD1Aのデータ構造を示す図
であり、前掲図2における警報情報Uおよび警報情報
の通知時刻Wに加えて、対応する警報情報Uの入
力点IDを含むデータ構造になっている。なお、他の警
報データD2A〜DXAも、対応する警報情報がU2A
〜UXAであること以外は、警報データD1Aと同様で
ある。
【0074】また、警報処理手段6Aは、表示処理手段
8および入力装置9を介して各警報画面I1〜In毎に
設定されている表示条件に対応する警報データを、マス
タ警報メッセージデータベース4に対して警報データD
1A〜DXAが更新記憶される毎に当該マスタ警報メッ
セージデータベース4から抽出し、抽出した各警報画面
I1〜In毎(その表示条件毎)の警報データを、警報
画面I1〜In毎に構築された警報メッセージデータベ
ース5a1〜5anに時刻順に更新・格納する処理と、
更新した警報メッセージデータベース5a1〜5anに
基づいて、各警報画面I1〜Inに対応する表示用デー
タファイルF1〜Fnを作成して第2のメモリ11に格
納する処理とを行なうようになっている。
【0075】なお、その他の構成については図1(第1
実施形態)における警報表示装置1の構成と略同様であ
るため、同一構成要素には同一の符号を付してその説明
は省略する。
【0076】次に本実施形態における警報表示装置1A
の全体動作について説明する。
【0077】図11は、第1実施形態の図7に対応する
本実施形態における警報処理手段6Aの警報処理につい
て説明する図である。なお、前掲図7の処理と同一の処
理については、同一のステップ番号を付してその説明を
省略または簡略化する。
【0078】図11によれば、警報処理手段6Aは、入
力処理手段3を介して受信された警報通知データDが、
マスタ警報メッセージデータベース4Aに格納されてい
ない新規の警報通知データ、すなわち、上記データベー
ス4Aに既に格納されている全警報通知データの全入力
点IDと異なる入力点IDを有する警報通知データか、
あるいはデータベース4Aに格納された既存の警報通知
データかを判断する(ステップS100a)。
【0079】次いで、警報処理手段6Aは、ステップS
100aにより、データベース4Aに存在しない入力点
IDを有する警報通知データDであると判断した際に、
その受信した警報通知データDを警報情報の組単位に分
割して警報データD1A〜D XAを作成し、作成した警
報データD1A〜DXAを、対応する入力点ID順にマ
スタ警報メッセージデータベース4Aに格納する(ステ
ップS101a)。
【0080】そして、警報処理手段6Aは、ステップ1
00aにより、既存の警報状態(警報情報)の変化を表
す警報通知データD’であると判断した場合に、さら
に、その警報通知データを表示装置7上に表示する必要
の有無を判断する(ステップ102)。
【0081】このステップ102の判断において、例え
ば、表示する必要があると判断した場合には、警報処理
手段6Aは、各入力点IDをキーとして、マスタ警報メ
ッセージデータベース4Aに格納されている対応する警
報データD1A 〜DXA を検索し、検索した警報デ
ータD1A 〜DXA を新たに送られた警報データD
1A〜DXAに書換更新する(ステップ103a)。
【0082】一方、警報状態から復帰した場合等、ステ
ップ102の判断において表示する必要が無いと判断し
た場合に、警報処理手段6Aは、送られた警報通知デー
タD”に対応するマスタ警報メッセージデータベース4
Aに格納された既存の警報データ警報データD1A
XA を入力点IDをキーとして検索し、検索したD
1A 〜DXA をデータベース4Aから削除して(ス
テップ104a)、ステップ105の処理に移行する。
【0083】以下のステップ105〜ステップ112の
処理については、警報データD〜Dが警報データD
1A〜DXAであること以外は、図7に示すステップS
105〜ステップ112の処理と同様である。
【0084】以上述べたように、本実施形態によれば、
各警報データD1A〜DXAに対して、対応する各入力
点IDが付加されているため、警報処理手段6Aは、そ
の入力点IDをキーとしてマスタ警報メッセージデータ
ベース4Aを検索することにより、書換更新処理(ステ
ップ103a)対象および削除処理対象となる警報デー
タを高速に見つけることができる。
【0085】したがって、第1実施形態の効果に加え
て、マスタ警報メッセージデータベース4Aの書換更新
処理および削除処理をさらに高速に行なうことができ
る。
【0086】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態に係る警報表示装置の概略構成は、図9に示す警
報表示装置1Aと略同等であるため、図示を省略する。
【0087】本実施形態におけるプロセスデータ入力点
識別用として各プロセスデータ入力点に割り付けられた
入力点IDは、ID自体の他に、その入力点IDに対応
するプロセスデータ入力点が属するプラント2のエリア
および系統を識別する情報をサブキーとして有してい
る。
【0088】図12は、マスタ警報メッセージデータベ
ース4A’に格納された複数の警報データD1A〜D
XAにおける例えば警報データD1Aのデータ構造を示
す図であり、対応する警報情報D1(1)の入力点ID
およびサブキーを含むデータ構造になっている。なお、
他の警報データD2A〜DXAも、対応する警報情報が
2A〜DXAであること以外は、警報データD2A
同様である。
【0089】そして、本実施形態の警報処理手段6A’
は、ステップ101a’として、作成した警報データD
1A〜DXAを、対応するサブキーおよび入力点ID順
にマスタ警報メッセージデータベース4Aに格納し、ス
テップ103a’およびステップ104a’の処理とし
て、警報処理手段6A’は、各サブキーおよび入力点I
Dをキーとして、マスタ警報メッセージデータベース4
Aに格納されている対応する書換更新および削除対象と
なる警報データD1A〜DXAを検索し、それぞれ書換
更新および削除するようになっている。
【0090】また、警報処理手段6A’は、警報メッセ
ージデータベース5a1〜5anに対しては、第1およ
び第2実施形態と同様に、時刻データをキーとして、警
報データ検索処理を行なうようになっている。
【0091】なお、その他の処理については、前掲図1
1の警報処理手段6Aの処理と同様である。
【0092】すなわち、本実施形態によれば、各警報デ
ータD1A〜DXAに付加された各入力点IDには、対
応する入力点が属するエリアおよび系統を表すサブキー
が付加されているため、最初に入力点IDのサブキーに
基づいてマスタ警報メッセージデータベース4Aを検索
することにより、書換更新および削除対象となる警報デ
ータの属するエリアおよび系統を抽出し、抽出したエリ
アおよび系統内において、入力点ID自体をキーとして
対応する警報データを抽出することができる。
【0093】したがって、第2実施形態において、複数
のエリアおよび複数のエリアに存在する全ての入力点に
割り付けられた入力点IDのみをキーとしてマスタ警報
メッセージデータベースの中から警報データを検索した
場合と比べて、検索対象となるデータ数をさらに削減す
ることができ、第2実施形態の効果に加えて、書換更新
および削除対象となる警報データをさらに効率よく検索
することができる。
【0094】(第4の実施の形態)図13は、本発明の
第4の実施形態に係る警報表示装置1Bの概略構成を示
す図である。
【0095】図13に示すように、警報表示装置1B
は、図9に示した警報メッセージデータベース5(5a
1〜5an)の代りに、警報メッセージデータベース5
B(5b1〜5bn)を有しており、警報処理手段6B
は、マスタ警報メッセージデータベース4Aに対して警
報データD1A〜DXAが更新記憶される毎に、各警報
画面I1〜In毎(その表示条件毎)の警報データの当
該マスタ警報メッセージデータベース4Aにおける格納
アドレスを、警報画面I1〜In毎に構築された警報メ
ッセージデータベース5b1〜5bnに時刻順に更新・
格納する処理と、各警報画面I1〜Inに対応する表示
用データファイルF1〜Fnを作成して第2のメモリ1
1に格納する処理とを行なうようになっている。
【0096】なお、その他の構成については図9(第2
実施形態)における警報表示装置1Aの構成と略同様で
あるため、同一構成要素には同一の符号を付してその説
明は省略する。
【0097】次に本実施形態における警報表示装置1B
の全体動作について説明する。
【0098】図14は、第2実施形態の図11に対応す
る本実施形態における警報処理手段6Bの警報処理につ
いて説明する図である。なお、前掲図11の処理と同一
の処理については、同一のステップ番号を付してその説
明を省略または簡略化する。
【0099】図14によれば、警報処理手段6Bは、ス
テップ107の処理によりステップ101aの格納処理
を行ったと判断した際に、マスタ警報メッセージデータ
ベース4Aにおける警報データD1A〜DXAが格納さ
れたアドレスを、各警報画面I1〜Inに対応する各警
報メッセージデータベース5b1〜5bnに時刻順に格
納する(ステップ108a)。
【0100】また、ステップ107の処理によりステッ
プ104aの削除処理が行なわれたと判断された場合に
は、警報処理手段6Bは、各警報データD1A〜DXA
の通知時刻W(時刻データ)をキーとして、警報メッセ
ージデータベース5ba1〜5bnを検索することによ
り、マスタ警報メッセージデータベース4Aから削除し
た警報データD1A 〜DXA のアドレスを警報メッ
セージデータベース5b1〜5bnから削除する(ステ
ップ110a)。
【0101】なお、ステップ107の処理によりステッ
プ103aの書換更新処理が行なわれたと判断された場
合には、マスタ警報メッセージデータベース4Aの警報
データ格納アドレス自体に変化がないため、警報処理手
段6Bは、警報メッセージデータベース5a1〜5an
の書換更新処理を行なうことなくステップS111の処
理に移行する。
【0102】そして、警報処理手段6Bは、マスタ警報
メッセージデータベース4Aにおける各警報メッセージ
データベース5b1〜5bnに基づいて、各警報画面I
1〜Inに対応する表示用データファイルF1〜Fnを
作成し、作成した表示用データファイルF1〜Fnを第
2のメモリ11に格納して表示処理手段8に通知する
(ステップS111a)。
【0103】すなわち、本実施形態では、警報メッセー
ジデータベース5a1〜5anに対して、データ量が大
きい警報データ自体ではなく、その警報データのマスタ
警報メッセージデータベース4Aにおける格納アドレス
(データ量小)を格納しているため、警報データをメモ
リ10の異なる記憶領域に異なるデータベース(マスタ
警報メッセージデータベース4Aおよび警報メッセージ
データベース5a1〜5an)として記憶することな
く、表示条件に対応する警報データをマスタ警報メッセ
ージデータベース4Aから抽出することができる。
【0104】したがって、第2実施形態の効果に加え
て、第1のメモリ10の使用容量を節約することができ
る。
【0105】なお、本実施形態では、マスタ警報メッセ
ージデータベースとして、入力点ID順に警報データを
格納するマスタ警報メッセージデータベース4Aを用い
たが、警報通知時刻順に警報データを格納するマスタ警
報メッセージデータベース4も適用可能である。
【0106】(第5の実施の形態)図15は、本発明の
第5の実施形態に係る警報表示装置1Cの概略構成を示
す図である。
【0107】図15に示すように、警報表示装置1Cの
メモリ10は、マスタ警報メッセージデータベース4A
に加えて、マスタアドレスデータベース40を備えてお
り、警報処理手段6Cは、警報データD1A〜DXA
入力点ID順にマスタ警報メッセージデータベース4A
に格納する処理と、マスタ警報メッセージデータベース
4Aにおける警報データD1A〜DXAの格納アドレス
をデータベース化してマスタアドレスデータベース40
を第1のメモリ10内に構築する処理とを行なうように
なっている。
【0108】図16は、マスタ警報メッセージデータベ
ース4Aのアドレス(番地)1〜Nに入力点ID順に記
憶された警報データD1A〜DXAとマスタアドレスデ
ータベース40との関連をデータ構造的に示す図であ
る。
【0109】図16に示すように、警報処理手段6C
は、入力点ID順にマスタ警報メッセージデータベース
4Aに格納された警報データD1A〜DXAの格納アド
レス(番地)1〜Nを警報通知時刻順に並べ替えてデー
タベース化して第1のメモリ10に格納することによ
り、第1のメモリ10内にマスタアドレスデータベース
40を構築するようになっている。
【0110】さらに、警報処理手段6Cは、マスタ警報
メッセージデータベース4Aに対して警報データD1A
〜DXAが更新記憶される毎に、各警報画面I1〜In
毎(その表示条件毎)の警報データの当該マスタ警報メ
ッセージデータベース4Aにおける格納アドレスを、警
報画面I1〜In毎に構築された警報メッセージデータ
ベース5b1〜5bnに時刻順に更新・格納する処理
と、表示処理手段6から表示条件変更通知が送られた際
に、その変更後の表示条件に対応する各警報画面I1〜
In毎の警報データのマスタ警報メッセージデータベー
ス4Aにおける格納アドレスをマスタアドレスデータベ
ース40から抽出して時刻順に第1のメモリ10に格納
することにより、その第1のメモリ10内に警報メッセ
ージデータベース5b1〜5bnを構築する処理と、各
警報画面I1〜Inに対応する表示用データファイルF
1〜Fnを作成して第2のメモリ11に格納する処理と
を行なうようになっている。
【0111】なお、その他の構成については図13(第
4実施形態)における警報表示装置1Bの構成と略同様
であるため、同一構成要素には同一の符号を付してその
説明は省略する。
【0112】次に本実施形態における警報表示装置1C
の全体動作について説明する。
【0113】図17は、第4実施形態の図14に対応す
る本実施形態における警報処理手段6Cの警報処理につ
いて説明する図である。なお、前掲図14の処理と同一
の処理については、同一のステップ番号を付してその説
明を省略または簡略化する。
【0114】図17によれば、警報処理手段6Cは、ス
テップ101aにおける警報データD1A〜DXAのマ
スタ警報メッセージデータベース4Aへの格納処理の
後、警報データD1A〜DXAのデータベース4Aにお
ける格納アドレス(番地)1〜Xを警報通知時刻順に並
べ替えてマスタアドレスデータベース40を作成して第
1のメモリ10に格納して(ステップ113)、ステッ
プ105の処理に移行する。
【0115】一方、警報処理手段6Cは、ステップ10
2の判断において警報通知データを表示する必要が無い
と判断した場合に、警報処理手段6Cは、送られた警報
通知データのマスタ警報メッセージデータベース4Aに
おける格納アドレスをデータベース4Aから削除して
(ステップ114)、ステップ105の処理に移行す
る。
【0116】以下のステップ105以降の処理について
は、図14に示す処理と同様である。
【0117】また、図18は、第1実施形態の図8に対
応する本実施形態における警報処理手段6Cの警報デー
タ更新処理について説明する図である。なお、前掲図8
の処理と同一の処理については、同一のステップ番号を
付してその説明を省略または簡略化する。
【0118】例えば、運転員の入力装置9操作により、
警報画面Ikの現在の表示条件が他の表示条件(例え
ば、全警報表示)に変更されると、表示処理手段8は、
変更された表示条件を含む表示条件変更通知を警報処理
手段6Cに送る。
【0119】このとき、警報処理手段6Cのステップ2
00の処理はYESとなり、警報処理手段6Cは、送ら
れた表示条件変更通知を受信し(ステップ201)、受
信した変更通知に基づく変更後の表示条件が全警報表示
であるか否か判断する(ステップ210)。
【0120】このステップ210により全警報表示であ
ると判断された場合(ステップ210→YES)、警報
処理手段6Cは、全警報表示に対応する警報画面Ikの
全警報データのマスタ警報メッセージデータベース4A
における格納アドレスをマスタアドレスデータベース4
0からコピー(抽出)して時刻順に第1のメモリ10に
格納することにより警報メッセージデータベース5bk
を構築する(ステップ211a)。
【0121】一方、ステップ210により全警報表示以
外の表示条件であると判断された場合(ステップ210
→NO)、警報処理手段6Cは、変更後の表示条件に対
応する警報画面Ikの警報データのマスタ警報メッセー
ジデータベース4Aにおける格納アドレスをマスタアド
レスデータベース40から抽出して時刻順に第1のメモ
リ10に格納することにより警報メッセージデータベー
ス5bkを構築する(ステップ211b)。
【0122】そして、警報処理手段6Cは、構築した警
報メッセージデータベース5bkから格納アドレスを読
み出し、マスタ警報メッセージデータベース4Aにおけ
る読み出した格納アドレスに格納された警報データに基
づいて警報画面Ikに対応する表示用データファイルF
kを作成し、作成した表示用データファイルFkを第2
のメモリ11に格納して表示処理手段8に通知して(ス
テップ203)、メインの処理に移行する。
【0123】この結果、表示処理手段8により、第2の
メモリ11に記憶された表示用データファイルFkに対
応する警報データ、すなわち、運転員が変更した表示条
件(全警報表示等)に対応する警報データが、警報画面
Ikにおける警報データ表示エリア32に更新表示され
る。
【0124】以上述べたように、本実施形態によれば、
マスタ警報メッセージデータベース4A内に格納された
全ての警報データの格納アドレスを格納するマスタアド
レスデータベース40を設け、このマスタアドレスデー
タベース40に格納されたアドレスに基づいて、現在表
示されている警報画面に対応する警報メッセージデータ
ベースを第1のメモリ10内に動的に作成することがで
きる。この結果、現在非表示の警報画面を含む全ての警
報画面I1〜Inに対応する警報メッセージデータベー
ス5b1〜5bnを予め作成しておく必要がなくなる。
従って、第4実施形態の効果に加えて、第1のメモリ1
0の使用容量を節約することができる。
【0125】なお、本実施形態では、マスタ警報メッセ
ージデータベースとして、入力点ID順に警報データを
格納するマスタ警報メッセージデータベース4Aを用い
たが、警報通知時刻順に警報データを格納するマスタ警
報メッセージデータベース4も適用可能である。
【0126】(第6の実施の形態)図19は、本発明の
第6の実施形態に係る警報表示装置1Dの概略構成を示
す図である。
【0127】図19に示すように、警報表示装置1Dの
警報処理手段6Dは、前掲図14のステップ104aに
示したように、マスタ警報メッセージデータベース4A
から警報データを削除した際に、対応する警報データの
マスタ警報メッセージデータベース4Aにおける格納ア
ドレスを警報メッセージデータベース5b1〜5bnか
らすぐに削除せず、対応する警報データがマスタ警報メ
ッセージデータベース4Aに存在しないアドレス(要削
除の警報データアドレス)の数が予め設定したアドレス
数以上に到達した際に、その要削除の警報データアドレ
ス群を警報メッセージデータベース5b1〜5bnから
削除するようになっている。
【0128】そして、警報処理手段6Dは、警報メッセ
ージデータベース5b1〜5bnから格納アドレスを読
み出して警報画面I1〜Inに対応する表示用データフ
ァイルF1d〜Fndを作成する際に、要削除の警報デ
ータアドレスを除くマスタ警報メッセージデータベース
4Aの格納アドレスに格納された警報データに基づいて
警報画面I1〜Inに対応する表示用データファイルF
1d〜Fndを作成し、要削除の警報データアドレスに
対応するデータとして、空白指定データBDを、作成し
た表示用データファイルF1d〜Fndに格納するよう
になっている。
【0129】図20は、各表示用データファイルF1d
〜Fndにおける例えばファイルF1dのファイル構造
を示す図であり、データファイルF1dは、警報画面I
1に表示される時刻順で配列された警報データおよび空
白指定データを有している。
【0130】なお、その他の構成については図13(第
4実施形態)における警報表示装置1Cの構成と略同様
であるため、同一構成要素には同一の符号を付してその
説明は省略する。
【0131】次に本実施形態における警報表示装置1D
の全体動作について説明する。
【0132】図21は、第4実施形態の図14に対応す
る本実施形態における警報処理手段6Dの警報処理につ
いて説明する図である。なお、前掲図14の処理と同一
の処理については、同一のステップ番号を付してその説
明を省略または簡略化する。
【0133】図21によれば、警報処理手段6Dは、ス
テップ107の処理によりステップ104aの削除処理
が行なわれたと判断された場合には、警報メッセージデ
ータベース5b1〜5bn内に格納されているアドレス
の内、既にマスタ警報メッセージデータベース4Aから
削除されている警報データを指定しているアドレス(要
削除の警報データアドレス)の数を求め、その要削除の
警報データアドレス数が予め設定したアドレス数以上で
あるか否かを判断する(ステップ115)。
【0134】このステップ115の判断の結果、要削除
の警報データアドレス数が設定アドレス数未満である場
合には(ステップ115→NO)、警報処理手段6D
は、直接ステップ111bの処理に移行する。
【0135】一方、ステップ115の判断の結果、要削
除の警報データアドレス数が設定アドレス数以上である
場合には(ステップ115→YES)、警報処理手段6
Dは、要削除の警報データアドレスを全て一括して警報
メッセージデータベース5b1〜5bnから削除し(ス
テップ110b)、ステップ111bの処理に移行す
る。
【0136】一方、ステップ111bの処理として、各
警報メッセージデータベース5b1〜5bnに格納され
たマスタ警報メッセージデータベース4Aにおける警報
データ格納アドレスに基づいて表示用データファイルF
1〜Fnを作成し、さらに、データベース4Aにおける
上記警報データ格納アドレスに警報データが格納されて
いない場合には、警報処理手段6Dは、その警報データ
非格納の警報データアドレス(要削除の警報データアド
レス)に対応するデータとして、空白指定データBDを
表示用データファイルF1〜Fnに格納して表示用デー
タファイルF1d〜Fndを作成し、表示処理手段8に
通知する(ステップ111b)。
【0137】ステップ105〜ステップ112の処理が
全ての警報画面I1〜Inに対して行なわれると、表示
処理手段8は、第2のメモリ11に記憶された各表示用
データファイルF1d〜Fndを、対応する各警報画面
I1〜Inにおける警報データ表示エリア32に更新表
示する。
【0138】このとき、表示処理手段8は、各表示用デ
ータファイルF1d〜Fndにおける空白指定データに
ついては、対応する各警報画面I1〜Inにおける警報
データ表示エリア32に対して空白として表示する。
【0139】以上述べたように、本実施形態によれば、
マスタ警報メッセージデータベース4Aから警報データ
を削除した際に、対応する警報データのマスタ警報メッ
セージデータベース4Aにおける格納アドレスを警報メ
ッセージデータベース5b1〜5bnからすぐに削除せ
ず、対応する警報データがマスタ警報メッセージデータ
ベース4Aに存在しない要削除の警報データアドレスの
数が予め設定したアドレス数以上に到達した際に、その
要削除の警報データアドレス群を警報メッセージデータ
ベース5b1〜5bnから一括して削除するようになっ
ている。従って、警報表示装置1D内における警報メッ
セージデータベース5b1〜5bn参照回数(アクセス
回数)を削減して装置1D内部の処理負荷を軽減するこ
とができる。
【0140】なお、本実施形態では、マスタ警報メッセ
ージデータベースとして、入力点ID順に警報データを
格納するマスタ警報メッセージデータベース4Aを用い
たが、警報通知時刻順に警報データを格納するマスタ警
報メッセージデータベース4も適用可能である。
【0141】(第7の実施の形態)図22は、本発明の
第7の実施形態に係る警報表示装置1Eの概略構成を示
す図である。
【0142】図22に示すように、警報表示装置1Eの
メモリ10は、警報画面I1〜Inに対応する画面デー
タベース50a1〜50anを備えており、この画面デ
ータベース50a1〜50anは、警報画面I1〜In
に表示される警報データのみを格納するために設けられ
ている。
【0143】すなわち、本実施形態では、警報画面I1
〜Inに表示される警報データの数は、画面データベー
ス50a1〜50anに最大限格納可能な一定数以下に
制限されている。
【0144】また、各警報画面I1〜Inには、表示範
囲変更要求入力部として、当該各警報画面I1〜Inを
スクロールするための要求を入力するためのスクロール
バーと、各警報画面I1〜Inが複数ページ存在する際
に、その各警報画面I1〜Inの各ページ毎に当該各警
報画面I1〜Inの表示ページを所望のページへジャン
プさせるための要求を入力するためのページ操作要求エ
リアとが表示処理手段8EのGUI機能に基づいてそれ
ぞれ形成されている。
【0145】運転員は、入力装置9のポインティングデ
バイスを操作してスクロールバーやページ操作要求エリ
アをクリックすることにより、スクロール要求やページ
変更要求等の表示範囲変更要求を入力可能になってい
る。
【0146】一方、本実施形態における警報処理手段6
Eは、警報メッセージデータベース5a1〜5anから
各警報画面I1〜Inに表示する警報データのみを抽出
し、抽出した各警報画面I1〜Inに対応する警報デー
タを対応する画面データベース50a1〜50anに時
刻順に格納する処理と、画面データベース50a1〜5
0anに格納された警報データに基づいて、各警報画面
I1〜Inにそのまま反映される表示用データファイル
F1〜Fnを作成し第2のメモリ11に格納する処理と
を行なうようになっている。
【0147】なお、その他の構成については図1(第1
実施形態)における警報表示装置1の構成と略同様であ
るため、同一構成要素には同一の符号を付してその説明
は省略する。
【0148】次に本実施形態における警報表示装置1E
の全体動作について説明する。
【0149】図23は、第1実施形態の図7に対応する
本実施形態における警報処理手段6Eの警報処理につい
て説明する図である。なお、前掲図7の処理と同一の処
理については、同一のステップ番号を付してその説明を
省略または簡略化する。
【0150】図23によれば、警報処理手段6Eは、ス
テップ108の処理、すなわち、マスタ警報メッセージ
データベース4に格納された警報データD〜Dを警
報メッセージデータベース5a1〜5anに時刻順に格
納した後、その警報メッセージデータベース5a1〜5
anの中から各警報画面I1〜Inの現在の表示範囲に
対応する警報データを抽出し、対応する画面データベー
ス50a1〜50anに時刻順に格納し(ステップ11
6)、ステップ111cの処理に移行する。
【0151】また、警報処理手段6Eは、ステップ10
9の処理、すなわち、既に警報メッセージデータベース
5a1〜5anに格納されている警報データを、更新さ
れたマスタ警報メッセージデータベース4内の警報デー
タD〜Dに書換更新した後、その書換更新前の警報
データが対応する画面データベース50a1〜50an
内に存在する場合には、その警報データを上記警報デー
タD〜Dに書換更新して(ステップ117)、ステ
ップ111cの処理に移行する。
【0152】さらに、警報処理手段6Eは、ステップ1
10の処理、すなわち、マスタ警報メッセージデータベ
ース4から削除した警報データD 〜D を警報メ
ッセージデータベース5a1〜5anから削除した後、
その削除した警報データD 〜D が対応する画面
データベース50a1〜50an内に存在する場合に
は、その警報データD 〜D を画面データベース
50a1〜50anから削除して(ステップ118)、
ステップ111cの処理に移行する。
【0153】そして、警報処理手段6Eは、画面データ
ベース50a1〜50anに格納された警報データに基
づいて、各警報画面I1〜Inに対応する表示用データ
ファイルF1〜Fnを作成し、作成した表示用データフ
ァイルF1〜Fnを第2のメモリ11に格納して表示処
理手段8Eに通知する(ステップS111c)。
【0154】一方、警報処理手段6Eは、図23に示す
処理実行中に、例えば同時並列的あるいは所定周期毎
に、図24に示す処理を行なう。
【0155】すなわち、警報処理手段6Eは、表示処理
手段6から表示範囲変更要求が送られたか否かを判断し
(ステップ300)、この判断の結果NO(非送信)で
ある際には、図23に示すメインの処理に戻る。
【0156】このとき、運転員は、入力装置9を操作し
て、所望の警報画面Ik上のスクロールバーやページ操
作要求エリアをクリックすることにより、表示範囲変更
要求を入力し、表示処理手段8Eは、入力された表示範
囲変更要求を警報処理手段6Eに送る。
【0157】警報処理手段6Eに表示範囲変更要求が送
信されると、ステップ300の判断の結果はYESとな
り、警報処理手段6Eは、図23の処理に対する割り込
み処理により、送られた表示範囲変更要求を受信し(ス
テップ301)、受信した変更後の表示範囲に対応する
警報データを、表示範囲変更要求送信元の警報画面Ik
に対応する警報メッセージデータベース5akから抽出
し、抽出した警報データを、データベース5akに対応
する画面データベース50akに格納することにより、
画面データベース50akの警報データを更新(再構
成)し(ステップ302)、再構成した画面データベー
ス50akに基づいて、警報画面Ikに対応する表示用
データファイルFkを作成し、作成した表示用データフ
ァイルFkを第2のメモリ11に格納して表示処理手段
8Eに通知して(ステップ303)、メインの処理に移
行する。
【0158】この結果、表示処理手段8Eにより、第2
のメモリ11に記憶された表示用データファイルFkに
対応する警報データ、すなわち、運転員が変更した表示
範囲に対応する警報データが、警報画面Ikにおける警
報データ表示エリア32に更新表示される。
【0159】以上述べたように、本実施形態によれば、
各警報画面I1〜Inに表示する警報データの数を一定
数以下に制限することにより、その各警報画面I1〜I
nに表示された警報データの視認性を向上させることが
できる。
【0160】そして、現在各警報画面I1〜In上に表
示されていない警報データを見たい場合には、運転員が
各警報画面I1〜Inに形成された表示範囲変更要求入
力用のスクロールバーやページ操作要求エリア等の表示
範囲変更要求入力部を入力装置9を用いて操作する。
【0161】この結果、現在非表示である後続の警報デ
ータを順次各警報画面I1〜In上に表示させることが
できるため、運転員の警報画面表示に関する操作性を向
上させることができる。
【0162】なお、本実施形態では、マスタ警報メッセ
ージデータベースとして、警報通知時刻順に警報データ
を格納するマスタ警報メッセージデータベース4を用い
たが、入力点ID順に警報データを格納するマスタ警報
メッセージデータベース4Aも適用可能である。
【0163】(第8の実施の形態)図25は、本発明の
第8の実施形態に係る警報表示装置1Fの概略構成を示
す図である。
【0164】本実施形態において、表示装置7に表示さ
れる各警報画面I1〜Inには、図26に示すように、
当該各画面上に設定された表示条件を満足する警報デー
タ数(トータル警報数)を表示するためのトータル警報
数表示エリア60が形成されている。
【0165】また、本実施形態における警報処理手段6
Fは、作成した表示用データファイルF1〜Fnを第2
のメモリ11に格納して表示処理手段8Fに通知し、さ
らに、各表示用データファイルF1〜Fn内の警報デー
タ格納状況、すなわち、各警報画面I1〜Inの表示条
件を満足する警報データの格納数を表示処理手段8Fに
通知するようになっている。
【0166】なお、その他の構成については図1(第1
実施形態)における警報表示装置1の構成と略同様であ
るため、同一構成要素には同一の符号を付してその説明
は省略する。
【0167】次に本実施形態における警報表示装置1F
の全体動作について説明する。
【0168】図27は、第1実施形態の図7に対応する
本実施形態における警報処理手段6Fの警報処理につい
て説明する図である。なお、前掲図7の処理と同一の処
理については、同一のステップ番号を付してその説明を
省略または簡略化する。
【0169】すなわち、警報表示装置1Fの警報処理手
段6Fは、ステップ108として、マスタ警報メッセー
ジデータベース4に格納された警報データD〜D
警報メッセージデータベース5a1〜5anに時刻順に
格納した処理、ステップ109として、既に警報メッセ
ージデータベース5a1〜5anに格納されている警報
データを、更新されたマスタ警報メッセージデータベー
ス4内の警報データD 〜Dに書換更新する処理、お
よびステップ110として、マスタ警報メッセージデー
タベース4から削除した警報データD 〜D を警
報メッセージデータベース5a1〜5anから削除する
処理の何れかを終了した後、警報メッセージデータベー
ス5a1〜5anに格納された警報データに基づいて、
各警報画面I1〜Inに対応する表示用データファイル
F1〜Fnを作成し、作成した表示用データファイルF
1〜Fnを第2のメモリ11に格納して表示処理手段8
Eに通知する(ステップS111)。
【0170】次いで、警報処理手段6は、警報メッセー
ジデータベース5a1〜5anに格納された警報データ
の数を各データベース5a1〜5an毎にそれぞれ求
め、求めた各データベース5a1〜5an毎の警報デー
タ数を表示処理手段8Fに通知する(ステップ11
9)。
【0171】このようにして、ステップ105〜ステッ
プ112、ステップ119の処理が全ての警報画面I1
〜Inに対して行なわれると、警報処理手段6Fは処理
を終了する。
【0172】このとき、表示処理手段8Fは、警報処理
手段6からの全ての警報画面I1〜Inに対する表示用
データファイルF1〜Fnの作成通知および警報データ
数の通知が終了すると、第2のメモリ11に記憶された
各表示用データファイルF1〜Fnを、対応する各警報
画面I1〜Inにおける警報データ表示エリア32に更
新表示し、さらに、各警報画面I1〜Inのトータル警
報数表示エリア60に、各警報画面I1〜Inの各表示
用データファイルF1〜Fnに対応する警報データ数を
表示する。
【0173】この結果、運転員は、各警報画面I1〜I
nのトータル警報数表示エリア60を見ることにより、
各警報画面I1〜Inの表示条件に対応する警報データ
が幾つ発生しているのかを、全ての警報データを視認し
てその数を数えることなく迅速に把握することができる
ため、警報監視効率を向上させることができる。
【0174】なお、本実施形態では、マスタ警報メッセ
ージデータベースとして、警報通知時刻順に警報データ
を格納するマスタ警報メッセージデータベース4を用い
たが、入力点ID順に警報データを格納するマスタ警報
メッセージデータベース4Aも適用可能である。
【0175】(第9の実施の形態)図28は、本発明の
第9の実施形態に係る警報表示装置1Gの概略構成を示
す図である。
【0176】本実施形態において、表示装置7の表示画
面20には、図29に示すように、発電プラント2から
入力された警報通知データDに対応する警報データD
〜D の数、すなわち、マスタ警報メッセージデータベ
ース4に格納された警報データD〜Dの格納数に応
じて、運転員等の外部に注意を促すための警報標識部
(警報標識用アイコン)70が形成されている。
【0177】また、本実施形態における警報処理手段6
Gは、作成した表示用データファイルF1〜Fnを第2
のメモリ11に格納して表示処理手段8Gに通知し、さ
らに、マスタ警報メッセージデータベース4に格納され
た警報データD〜Dの格納状況、すなわち、警報デ
ータD〜Dの格納数を表示処理手段8Gに通知する
ようになっている。
【0178】なお、その他の構成については図1(第1
実施形態)における警報表示装置1の構成と略同様であ
るため、同一構成要素には同一の符号を付してその説明
は省略する。
【0179】次に本実施形態における警報表示装置1G
の全体動作について説明する。
【0180】図30は、第1実施形態の図7に対応する
本実施形態における警報処理手段6Gの警報処理につい
て説明する図である。なお、前掲図7の処理と同一の処
理については、同一のステップ番号を付してその説明を
省略または簡略化する。
【0181】すなわち、警報表示装置1Gの警報処理手
段6Gは、ステップ108〜110の処理により警報メ
ッセージデータベース5a1〜5anを再構成した後、
警報メッセージデータベース5a1〜5anに格納され
た警報データに基づいて、各警報画面I1〜Inに対応
する表示用データファイルF1〜Fnを作成し、作成し
た表示用データファイルF1〜Fnを第2のメモリ11
に格納して表示処理手段8Eに通知する(ステップS1
11)。
【0182】このようにして、ステップ105〜ステッ
プ112の処理が全ての警報画面I1〜Inに対して行
なわれると、警報処理手段6Gは、マスタ警報メッセー
ジデータベース4に格納された警報データD〜D
数(X個)を求め、求めた警報データD〜Dの数
(X個)を表示処理手段8Gに通知する(ステップ12
0)。
【0183】このとき、表示処理手段8Gは、第2のメ
モリ11に記憶された各表示用データファイルF1〜F
nの対応する警報画面I1〜In上への更新表示処理と
同時並列的に、第2のメモリ11に記憶されたプログラ
ムPに従って図31に示す処理を行なう。
【0184】すなわち、表示処理手段8Gは、警報処理
手段6Gから通知された警報データD〜Dの数が0
であるか否かを判断する(ステップ400)。
【0185】このとき、警報データD〜Dの数が0
であれば(ステップ400→YES)、表示処理手段8
Gは、表示装置7の表示画面20における警報標識部7
0を所定色(例えば緑色)に表示する(ステップ40
1)。
【0186】一方、警報データD〜Dの数が0以外
であれば(ステップ400→NO)、表示処理手段8G
は、表示装置7の表示画面20における警報標識部70
を上記0に対応する所定色以外の色(例えば赤色)に表
示する(ステップ402)。
【0187】次いで、表示処理手段8Gは、前回入力処
理手段3から送られた警報通知データにおける警報デー
タの数から、今回入力処理手段3から送られた警報通知
データDにおける警報データの数が変化したか否か判断
する(ステップ403)。
【0188】このステップ403の判断の結果警報デー
タの数が変化していれば、表示処理手段8Gは、表示装
置7の表示画面20における警報標識部70を一定時間
点滅表示させる(ステップ404)。
【0189】この結果、仮に現在の表示装置7の表示画
面20に表示中の何れの警報画面の表示条件も満たさな
い警報が発生した場合でも、上記警報発生を表す警報標
識部70の色替表示や点滅表示により、運転員は上記警
報の発生を迅速かつ確実に把握することができるため、
他の実施形態の効果に加えて、警報監視効率をさらに向
上させることができる。
【0190】なお、本実施形態では、マスタ警報メッセ
ージデータベースとして、警報通知時刻順に警報データ
を格納するマスタ警報メッセージデータベース4を用い
たが、入力点ID順に警報データを格納するマスタ警報
メッセージデータベース4Aも適用可能である。
【0191】ところで、上述した第1〜第8実施形態で
説明した警報処理手段6、6A〜6Gおよび表示処理手
段8、8E〜8Gは、例えば少なくとも1台のコンピュ
ータの処理機能として実現されており、上記警報処理手
段6、6A〜6Gおよび表示処理手段8、8E〜8Gの
図7、8等に示した具体的な処理は、第2のメモリ11
に記憶されたプログラムPに従って実行されている。
【0192】したがって、上記プログラムPは、予め警
報表示装置1に予め備えれられた第2のメモリ11に記
憶しておいてもよく、例えば、フロッピー(登録商標)
ディスク、光ディスク、CD−ROM、DVD、半導体
メモリ等の可搬型記憶媒体に記憶しておき、警報表示装
置1(1A〜1G)の警報処理開始時において、上記記
憶媒体に対応するドライブ装置を介して警報表示装置1
(1A〜1G)の第2のメモリ11にインストールする
ことにより警報表示装置1(1A〜1G)に対して提供
してもよい。
【0193】また、上記プログラムPは、例えば警報表
示装置1(1A〜1G)における少なくとも1台のコン
ピュータに電話回線、LAN、インターネット等の通信
回線(情報伝送媒体)を介して通信可能に接続された他
の装置(ホストコンピュータ、端末、サーバ等のコンピ
ュータ装置)のメモリに記憶しておいてもよい。
【0194】すなわち、図32に示すように、メモリ8
0内にプログラムPを記憶する例えばホストコンピュー
タ81と、このホストコンピュータ81と情報伝送媒体
82を介して通信可能に接続された警報表示装置1(1
A〜1G)とを備えた警報表示システム83において、
警報表示装置1(1A〜1G)は、警報処理開始時にお
いて、ホストコンピュータ81から情報伝送媒体を介し
て警報表示装置1(1A〜1G)のコンピュータ84に
提供(送信)されたプログラムPを受信し、受信したプ
ログラムPに従って警報表示装置1(1A〜1G)のコ
ンピュータ84が上述した警報表示処理(図7、図8等
参照)を実行することも可能である。
【0195】さらに、上述した第1〜第8実施形態で
は、警報処理手段6、6A〜6Gおよび表示処理手段
8、8E〜8Gを少なくとも1台のコンピュータの処理
機能として構成し、図7、8等に示した具体的な処理
は、第2のメモリ11に記憶されたプログラムPに従っ
た少なくとも1台のコンピュータの処理として説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、警報処理
手段6、6A〜6Gおよび表示処理手段8、8E〜8G
をハードワイヤードロジック回路でそれぞれ実現するこ
とも当然可能である。
【0196】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の警報表示
装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取り可能な
記憶媒体によれば、各警報画面毎に表示用データベース
をそれぞれ設けたため、発電プラントから送られた警報
通知データに応じて、上記複数の表示用データベースを
介して複数枚の警報画面を同時に更新表示することがで
きるため、発電プラントの運転員は、複数枚の警報画面
を同時に監視することにより、迅速かつ確実に発電プラ
ントの異常状態を把握することができ、発電プラントの
安全性および信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る警報表示装置の
概略構成を示す図。
【図2】図1に示す入力処理手段を介して発電プラント
から警報処理手段へ送られる警報通知データのデータ構
造を示す図。
【図3】図1に示すマスタ警報メッセージデータベース
に格納された警報データのデータ構造を示す図。
【図4】図1に示す表示用データファイルのファイル構
造を示す図。
【図5】図1に示す表示装置の表示画面のレイアウト例
を示す図。
【図6】図5に示す表示画面上に表示される警報画面の
画面レイアウト例を示す図。
【図7】本発明の第1実施形態に係る警報処理手段の警
報表示処理の一例を示す概略フローチャート。
【図8】本発明の第1実施形態に係る警報処理手段の処
理の一例を示す概略フローチャート。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る警報表示装置の
概略構成を示す図。
【図10】図9に示すマスタ警報メッセージデータベー
スに格納された警報データのデータ構造を示す図。
【図11】第2実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図12】第3実施形態に係るマスタ警報メッセージデ
ータベースに格納された警報データのデータ構造を示す
図。
【図13】本発明の第4の実施形態に係る警報表示装置
の概略構成を示す図。
【図14】第4実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る警報表示装置
の概略構成を示す図。
【図16】図15に示すマスタ警報メッセージデータベ
ースのアドレスに入力点ID順に記憶された警報データ
とマスタアドレスデータベースとの関連をデータ構造的
に示す図。
【図17】第5実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図18】第5実施形態に係る警報処理手段の警報デー
タ更新処理の一例を示す概略フローチャート。
【図19】本発明の第6の実施形態に係る警報表示装置
の概略構成を示す図。
【図20】図19に示す表示用データファイルのファイ
ル構造を示す図。
【図21】第6実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図22】本発明の第7の実施形態に係る警報表示装置
の概略構成を示す図。
【図23】第7実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図24】第7実施形態に係る警報処理手段の警報デー
タ更新処理の一例を示す概略フローチャート。
【図25】本発明の第8の実施形態に係る警報表示装置
の概略構成を示す図。
【図26】図25に示す表示装置に表示される警報画面
を示す図。
【図27】第8実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図28】本発明の第9の実施形態に係る警報表示装置
の概略構成を示す図。
【図29】図28に示す表示装置の表示画面を示す図。
【図30】第9実施形態に係る警報処理手段の警報表示
処理の一例を示す概略フローチャート。
【図31】第9実施形態に係る表示処理手段の処理の一
例を示す概略フローチャート。
【図32】本発明に係る警報表示システムの概略構成を
示す図。
【符号の説明】
1、1A〜1G 警報表示装置 2 発電プラント 3 入力処理手段 3、3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−
6、3−7 警報処理手段 4、4A マスタマスタ警報メッセージデータベース 5、5a1〜5an、5b1〜5bn 警報メッセージ
データベース 6、6A〜6G 警報処理手段 7 表示装置 8、8E〜8G 表示処理手段 9 入力装置 10 第1のメモリ 11 第2のメモリ 20 表示画面 30 警報画面ID表示エリア 31 表示条件設定エリア 32 警報データ表示エリア 50、50a1〜50an 画面データベース 70 警報標識 80 メモリ 81 ホストコンピュータ 82 情報伝送媒体 83 警報表示システ 84 コンピュータ F(F1〜Fn) 表示用データファイル I1〜In 警報画面 P プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 康裕 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5H223 AA02 BB01 CC01 CC08 DD09 EE06 EE08 EE15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電プラントの複数の警報情報を複数の
    警報画面を介して表示する警報表示装置において、 前記発電プラントから前記複数の警報情報を含む警報通
    知データを入力する入力手段と、入力された警報通知デ
    ータに基づいて少なくとも1つ以上の警報情報をそれぞ
    れ含む複数の警報データを作成する作成手段と、作成さ
    れた複数の警報データを所定の順序で配列して構築され
    たマスタデータベースと、前記複数の警報画面に対応し
    てそれぞれ構築されており、前記マスタデータベースの
    複数の警報データにおける前記複数の警報画面の表示条
    件を満足する警報データおよび当該警報データの前記マ
    スタデータベースにおける格納位置を示すアドレスの内
    のどちらか一方を所定の順序で配列して構築された複数
    の表示用データベースと、前記入力手段により警報通知
    データが入力された際に、その入力された警報通知デー
    タに対応する複数の警報データに基づいて前記マスタデ
    ータベースの内容を更新する第1の更新手段と、更新さ
    れたマスタデータベースの更新内容を参照し、その更新
    内容に基づいて前記複数の表示用データベースの内容を
    それぞれ更新する第2の更新手段と、更新された複数の
    表示用データベースに基づいて前記複数の警報画面に対
    応する複数の表示データを作成して当該複数の警報画面
    に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする警報表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の警報画面それぞれの表示条件
    を変更可能な表示条件変更手段と、前記複数の警報画面
    の内の少なくとも1枚の警報画面の表示条件が変更され
    た際に、変更後の表示条件を満足する警報データを前記
    マスタデータベースから抽出し、抽出した警報データお
    よびその格納アドレスの内のどちらか一方に基づいて前
    記表示条件変更警報画面に対応する表示用データベース
    を再構成する手段と、再構成された表示用データベース
    に基づいて前記表示条件変更警報画面に対応する表示デ
    ータを作成して前記表示条件変更警報画面に表示する手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の警報表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の警報情報は警報通知時刻をそ
    れぞれ含んでおり、前記マスタデータベースは、前記複
    数の警報データがそれぞれの警報通知時刻に基づく順序
    で配列されており、前記複数の表示用データベースは、
    前記マスタデータベースから抽出した警報データおよび
    その格納アドレスの内のどちらか一方がそれぞれの警報
    通知時刻に基づく順序で配列されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の警報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の警報情報は、警報通知時刻
    と、当該複数の警報情報の発生元である前記発電プラン
    トの複数のプロセスデータ入力点の識別情報とをそれぞ
    れ有しており、 前記第1の更新手段は、前記警報通知データ入力に応じ
    て、前記マスタデータベース更新処理として、前記警報
    通知データに対応する複数の警報データを前記マスタデ
    ータベースに格納する処理、前記マスタデータベースに
    既に格納された対応データを前記前記警報通知データに
    対応する複数の警報データに書き換える処理および前記
    警報通知データに対応する複数の警報データを前記マス
    タデータベースから削除する処理の内の何れかを行なう
    手段を備えており、 前記第2の更新手段は、前記格納処理、書換処理および
    削除処理の内の何れかに対応する警報データおよびその
    格納アドレスの内のどちらか一方を、当該警報データの
    入力点識別情報に基づいて前記マスタデータベースを検
    索することにより抽出し、抽出した警報データおよびそ
    の格納アドレスの内のどちらか一方に基づいて前記格納
    処理、書換処理および削除処理の内の何れかを前記複数
    の表示用データベースに対して実行する手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の警報表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記複数の警報情報は、警報通知時刻
    と、当該複数の警報情報の発生元である前記発電プラン
    トの複数のプロセスデータ入力点の識別情報と、対応す
    る入力点が属する前記発電プラントのエリア・系統情報
    とをそれぞれ有しており、 前記第1の更新手段は、前記警報通知データ入力に応じ
    て、前記マスタデータベース更新処理として、前記警報
    通知データに対応する複数の警報データを前記マスタデ
    ータベースに格納する処理、前記マスタデータベースに
    既に格納された対応データを前記前記警報通知データに
    対応する複数の警報データに書き換える処理および前記
    警報通知データに対応する複数の警報データを前記マス
    タデータベースから削除する処理の内の何れかを行なう
    手段を備えており、 前記第2の更新手段は、前記格納処理、書換処理および
    削除処理の内の何れかに対応する警報データおよびその
    格納アドレスの内のどちらか一方を、当該警報データの
    エリア・系統情報および入力点識別情報に基づいて前記
    マスタデータベースを検索することにより抽出し、抽出
    した警報データおよびその格納アドレスの内のどちらか
    一方に基づいて、前記格納処理、書換処理および削除処
    理の内の何れかを前記複数の表示用データベースに対し
    て実行する手段とを備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の警報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の表示用データベースは、前記
    マスタデータベースの複数の警報データにおける前記複
    数の警報画面の表示条件を満足する警報データの前記マ
    スタデータベースにおける格納位置を示すアドレスを所
    定の順序で配列して構築されており、 前記第2の更新手段は、前記更新されたマスタデータベ
    ースの更新アドレスを参照し、その更新アドレスに基づ
    いて前記複数の表示用データベースの内容をそれぞれ更
    新する手段である請求項1または2記載の警報表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数の表示用データベースは、前記
    マスタデータベースの複数の警報データにおける前記複
    数の警報画面の表示条件を満足する警報データの前記マ
    スタデータベースにおける格納位置を示すアドレスを所
    定の順序で配列して構築されており、 前記第2の更新手段は、前記第1の更新手段により繰り
    返し行なわれた前記複数の警報データの前記マスタデー
    タベースからの削除処理により、その削除警報データの
    アドレス数が予め規定した数に到達した際に、前記削除
    警報データの格納アドレスを、当該警報データの入力点
    識別情報に基づいて前記マスタデータベースを検索する
    ことにより抽出し、抽出した削除警報データの格納アド
    レスを前記複数の表示用データベースから一括して削除
    する手段である請求項4記載の警報表示装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の表示用データベースは、前記
    マスタデータベースの複数の警報データにおける前記複
    数の警報画面の表示条件を満足する警報データを所定の
    順序で配列して構築されており、 前記表示手段は、前記複数の表示用データベースに記憶
    された複数の警報データにおける前記複数の警報画面に
    それぞれ表示可能な一定数以下の警報データのみをそれ
    ぞれ格納する複数の画面データベースと、前記第2の更
    新手段による前記複数の表示用データベースの更新内容
    に基づいて前記複数の画面データベースの内容を更新す
    る手段と、更新された複数の画面データベースに格納さ
    れ複数の警報データに基づいて前記複数の警報画面に対
    応する複数の表示データを作成して当該複数の警報画面
    に表示する手段とを備えているとともに、 前記複数の警報画面に表示されている警報データの表示
    範囲変更要求を各警報画面毎に入力するための表示範囲
    変更要求入力手段と、この表示範囲変更要求入力手段に
    より前記複数の警報画面の内の少なくとも1枚の警報画
    面の表示範囲変更要求が入力された際に、変更後の表示
    範囲を満足する警報データを表示範囲変更警報画面に対
    応する表示用データベースから抽出し、抽出した警報デ
    ータに基づいて前記表示範囲変更警報画面に対応する画
    面データベースを再構成する手段と、再構成された画面
    データベースに基づいて前記表示範囲変更警報画面に対
    応する表示データを作成して前記表示範囲変更警報画面
    に表示する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の警報表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記複数の表示用デー
    タベースそれぞれにおける警報データの格納状況を各表
    示用データベース毎にそれぞれ読み出し、読み出した複
    数の表示用データベースの警報データ格納状況に基づく
    情報を対応する複数の警報画面にそれぞれ重畳表示する
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の警報表示
    装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、前記複数の警報画面
    表示用のスクリーンを有する表示デバイスと、前記マス
    タデータベースに格納された警報データの格納状況に基
    づいて、外部に対して視覚的に注意を促すための警報標
    識を前記表示装置のスクリーン上に表示する手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の警報表示装置。
  11. 【請求項11】 発電プラントの複数の警報情報を複数
    の警報画面を介して表示する警報表示装置において、 前記発電プラントから前記複数の警報情報を含む警報通
    知データを入力する入力手段と、入力された警報通知デ
    ータに基づいて少なくとも1つ以上の警報情報をそれぞ
    れ含む複数の警報データを作成する作成手段と、作成さ
    れた複数の警報データを所定の順序で配列して構築され
    たマスタデータベースと、前記マスタデータベースの複
    数の警報データにおける、現在表示中の警報画面の表示
    条件を満足する警報データおよび当該警報データの前記
    マスタデータベースにおける格納位置を示すアドレスの
    内のどちらか一方を所定の順序で配列することにより前
    記現在表示中の警報画面に対応する表示用データベース
    を構築する手段と、前記入力手段により警報通知データ
    が入力された際に、その入力された警報通知データに対
    応する複数の警報データに基づいて前記マスタデータベ
    ースの内容を更新する第1の更新手段と、更新されたマ
    スタデータベースの更新内容を参照し、その更新内容に
    基づいて前記表示用データベースの内容を更新する第2
    の更新手段と、更新された表示用データベースに基づい
    て前記現在表示中の警報画面に対応する複数の表示デー
    タを作成して当該警報画面に表示する表示手段とを備え
    たことを特徴とする警報表示装置。
  12. 【請求項12】 発電プラントの複数の警報情報を複数
    の警報画面を介して表示する警報表示方法において、 前記発電プラントから前記複数の警報情報を含む警報通
    知データを入力するステップと、入力された警報通知デ
    ータに基づいて少なくとも1つ以上の警報情報をそれぞ
    れ含む複数の警報データを作成するステップと、作成さ
    れた複数の警報データを所定の順序で配列してマスタデ
    ータベースを構築するステップと、前記マスタデータベ
    ースの複数の警報データにおける前記複数の警報画面の
    表示条件を満足する警報データおよび当該警報データの
    前記マスタデータベースにおける格納位置を示すアドレ
    スの内のどちらか一方を所定の順序で配列することによ
    り前記複数の警報画面に対応する複数の表示用データベ
    ースを構築するステップと、前記入力ステップにより警
    報通知データが入力された際に、その入力された警報通
    知データに対応する複数の警報データに基づいて前記マ
    スタデータベースの内容を更新するステップと、更新さ
    れたマスタデータベースの更新内容を参照し、その更新
    内容に基づいて前記複数の表示用データベースの内容を
    それぞれ更新するステップと、更新された複数の表示用
    データベースに基づいて前記複数の警報画面に対応する
    複数の表示データを作成して当該複数の警報画面に表示
    するステップとを備えたことを特徴とする警報表示方
    法。
  13. 【請求項13】 発電プラントの複数の警報情報を表示
    装置に表示された複数の警報画面を介して表示する処理
    を行なうためのコンピュータ読取可能な記憶媒体であっ
    て、 前記発電プラントから前記コンピュータに入力された前
    記複数の警報情報を含む警報通知データに基づいて少な
    くとも1つ以上の警報情報をそれぞれ含む複数の警報デ
    ータを前記コンピュータに作成させる手段と、作成した
    複数の警報データを前記コンピュータにより所定の順序
    で配列させてメモリ上にマスタデータベースを構築させ
    る手段と、前記マスタデータベースの複数の警報データ
    における前記複数の警報画面の表示条件を満足する警報
    データおよび当該警報データの前記マスタデータベース
    における格納位置を示すアドレスの内のどちらか一方を
    前記コンピュータにより所定の順序で配列させることに
    より、前記複数の警報画面に対応する複数の表示用デー
    タベースを構築させる手段と、前記コンピュータに前記
    警報通知データが入力された際に、その入力された警報
    通知データに対応する複数の警報データに基づいて前記
    マスタデータベースの内容を前記コンピュータに更新さ
    せる手段と、更新されたマスタデータベースの更新内容
    を参照し、その更新内容に基づいて前記複数の表示用デ
    ータベースの内容を前記コンピュータによりそれぞれ更
    新させる手段と、更新された複数の表示用データベース
    に基づいて前記複数の警報画面に対応する複数の表示デ
    ータを前記コンピュータに作成させ、その複数の表示デ
    ータを前記コンピュータにより前記表示装置に表示され
    た複数の警報画面に表示させる手段とを備えたことを特
    徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
JP2000123204A 2000-04-24 2000-04-24 警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 Pending JP2001306141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123204A JP2001306141A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000123204A JP2001306141A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001306141A true JP2001306141A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18633546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000123204A Pending JP2001306141A (ja) 2000-04-24 2000-04-24 警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001306141A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005365A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Nec System Technologies Ltd 監視装置、監視方法、及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005365A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Nec System Technologies Ltd 監視装置、監視方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921338B2 (ja) プラント監視制御システム
US11789961B2 (en) Interaction with particular event for field selection
US10439922B2 (en) Service analyzer interface
US10185740B2 (en) Event selector to generate alternate views
US5764913A (en) Computer network status monitoring system
JP5747982B2 (ja) プロセスグラフィックビューの優先ライブサムネイルを表示する方法およびシステム
US9223492B2 (en) Tear-away topology views
JP2000020201A (ja) 情報処理装置における表示方法
JP2007058737A (ja) 入力操作支援装置および入力操作支援方法
JP4541764B2 (ja) データベース環境を監視するためのマイクロ‐モニタ
JP2000056826A (ja) 監視制御装置
JP2003140798A (ja) 表示制御装置およびプログラム
CN113805827A (zh) 一种投屏展示方法、装置、电子设备及存储介质
JP2000040021A (ja) 監視表示システム及び記録媒体
JP2001306141A (ja) 警報表示装置、警報表示方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
CN111880884A (zh) 一种告警显示系统及显示方法
JP2922976B2 (ja) プロセス監視装置
JP2007334711A (ja) 監視制御システム
JP3396559B2 (ja) プラント監視装置
JP3705433B2 (ja) 稼動実績表示装置
JP2006163468A (ja) 監視装置、及び操作履歴縮小画面による監視画面の表示方法
JP4690960B2 (ja) 情報処理装置における表示方法
JPH1185439A (ja) ユーザインタフェース制御装置及びユーザインタフェース制御方法
JPH06103476A (ja) プラント監視装置
JP2001060178A (ja) 遠隔操作対象の選択方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080513