JP2003058532A - メールマガジン編集システム - Google Patents

メールマガジン編集システム

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JP2003058532A
JP2003058532A JP2001245206A JP2001245206A JP2003058532A JP 2003058532 A JP2003058532 A JP 2003058532A JP 2001245206 A JP2001245206 A JP 2001245206A JP 2001245206 A JP2001245206 A JP 2001245206A JP 2003058532 A JP2003058532 A JP 2003058532A
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Application number
JP2001245206A
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English (en)
Inventor
Masakazu Tsuruoka
正和 鶴岡
Katsunori Kobayashi
克徳 小林
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Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
HItachi Infonet Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
HItachi Infonet Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の編集関係者によるメールマガジンの編
集作業を行う場合に、作業効率を向上させると共に高品
質なメールマガジンの作成を可能にすること。 【解決手段】 サーバ101には、原稿作成者及び編集
者を表す情報と編集する権限とを対応付けた編集権限情
報が登録されたテーブルが編集権限情報記憶部108に
格納され又、前記テーブルに登録された情報に基づい
て、メールマガジンの原稿作成者の作業領域が編集デー
タ記憶部107に形成される。サーバ101は、前記テ
ーブルに登録された編集権限情報に基づいて、端末11
2〜114の使用者が作業領域の編集権限を有する原稿
作成者又は編集者であると判断したとき、ネットワーク
111を介して端末112〜114によって行われる前
記作業領域の編集を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールマガジンを
編集するためのメールマガジン編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ネットワークを介してメール
マガジンを配信するサービスが行われている。一般に、
メールマガジン発行にあたり作成するコンテンツは、編
集関係者である複数の原稿作成者や編集者が共同で作成
している。従来は複数の原稿作成者や編集者がお互いに
同一のコンテンツを作成、加筆、修正等の編集作業を行
って最終的にメールマガジンを完成する方法として、紙
面にコンテンツを記述し遠隔地に所在する各編集関係者
に回覧し各人の意見を追加記入し完成する方法、元にな
るコンテンツを電子メール等の媒体を用いて各編集関係
者に配信し各人からの意見を集約し最終稿に仕上げる方
法、編集関係者が同一地に一同に介し意見を述べコンテ
ンツを完成させる方法等が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記何
れの方法も複数の編集関係者への回覧方法、複数意見の
集約方法等主たる編集者(編集長)が全体を管理し進行
する必要があり、この編集効率は非常に低いという問題
がある。また、各編集関係者が編集作業に携わる業務時
間帯は異なる場合が多く、そのため、同時に編集作業を
行うことは困難であり編集業務効率の低下要因となって
いた。また、編集作業を迅速化するために、一の原稿作
成者が他の原稿作成者の原稿を編集できるようにした場
合、メールマガジンの品質が劣化する恐れがあるという
問題がある。
【0004】一方、複数のメールマガジンを作成する場
合、1つのメールマガジンが完成後に次のメールマガジ
ンの作成を開始するように、シリアルに編集作業を行う
と作業効率が悪いという問題がある。この問題を解決す
る方法として複数のメールマガジンの編集処理を並行し
て行ない、メールマガジンの作成開始順に、完成したメ
ールマガジンを配信する方法が考えられる。しかしなが
ら、この場合、各メールマガジンの作成期間には内容等
に応じてバラツキがあるため、後に作成開始したメール
マガジンが先に完成した場合でも、先に作成開始したメ
ールマガジンが完成して配信を完了するまで、前記先に
完成したメールマガジンの配信ができないという問題が
ある。
【0005】本発明は、複数の編集関係者によるメール
マガジンの編集作業を行う場合に、作業効率を向上させ
ると共に高品質なメールマガジンの作成を可能にするこ
とを課題としている。また、本発明は、メールマガジン
の作成開始順に関係なく、各メールマガジンを予め定め
た配信予定日時に配信できるようにすることを課題とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、サーバ
と、前記サーバに形成され、原稿作成者及び編集者を表
す情報と前記原稿作成者及び編集者の編集権限とを対応
付けた編集権限情報が登録されるテーブル、及び、前記
テーブルに登録された情報に基づいて生成される作業領
域と、ネットワークを介して前記作業領域内のデータを
編集するための端末とを備え、前記サーバは、前記テー
ブルに登録された編集権限情報に基づいて、前記端末の
使用者が前記作業領域の編集権限を有する原稿作成者又
は編集者であると判断したとき、前記端末による前記作
業領域内データの編集を許可することを特徴とするメー
ルマガジン編集システムが提供される。サーバには、原
稿作成者及び編集者を表す情報と前記原稿作成者及び編
集者の編集権限とを対応付けた編集権限情報が登録され
るテーブル、及び、前記テーブルに登録された情報に基
づいて生成される作業領域が形成される。前記サーバ
は、前記テーブルに登録された編集権限情報に基づい
て、端末の使用者が前記作業領域の編集権限を有する原
稿作成者又は編集者であると判断したとき、前記端末に
よる前記作業領域内データの編集を許可する。
【0007】また、本発明によれば、サーバと、前記サ
ーバに形成され、原稿作成者及び編集者を表す情報と前
記原稿作成者及び編集者の編集権限とを対応付けた編集
権限情報が登録されるテーブル、メールマガジンの配信
予定日時入力する配信予定日時領域及び原稿を入力する
ための作業領域と、ネットワークを介して前記作業領域
内のデータを編集するための端末とを備え、前記サーバ
は、前記テーブルに登録された情報に基づいて前記作業
領域を生成すると共に、前記テーブルに登録された編集
権限情報に基づいて、前記端末の使用者が前記作業領域
の編集権限を有する原稿作成者又は編集者であると判断
したとき前記端末による前記作業領域の編集を許可し、
前記配信予定日時領域に設定された配信予定日時に従
い、完成したメールマガジンを配信することを特徴とす
るメールマガジン編集システムが提供される。サーバに
は、原稿作成者及び編集者を表す情報と前記原稿作成者
及び編集者の編集権限とを対応付けた編集権限情報が登
録されるテーブル、メールマガジンの配信予定日時入力
する配信予定日時領域及び原稿を入力するための作業領
域が形成される。このとき、前記サーバは、前記テーブ
ルに登録された情報に基づいて前記作業領域を生成す
る。また、サーバは、前記テーブルに登録された編集権
限情報に基づいて、前記端末の使用者が前記作業領域の
編集権限を有する原稿作成者又は編集者であると判断し
たとき端末による前記作業領域の編集を許可し、前記配
信予定日時領域に設定された配信予定日時に従い、完成
したメールマガジンを配信する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
るメールマガジン編集システムを示すブロック図であ
る。図1において、各々コンピュータによって構成され
た端末112〜114は、ネットワーク(本実施の形態
ではインターネット)111を介して、メールマガジン
編集用サーバ101に接続される。サーバ101は、各
種演算処理を行い処理手段を構成する中央処理装置(C
PU)102、CRT等によって構成され表示手段を構
成する表示装置103、キーボードやマウス等によって
構成され操作手段を構成する入力装置104、CPU1
02が実行するプログラムやメールマガジンの編集デー
タ等が記憶されると共に磁気ディスク等によって構成さ
れた外部記憶装置106、前記プログラムが随時記憶さ
れると共に編集過程にあるメールマガジンのデータ等が
一時記憶される主記憶装置105を備えている。
【0009】外部記憶装置106は、編集データ記憶手
段を構成する編集データ記憶部107、編集権限情報記
憶手段を構成する編集権限情報記憶部108、配信先ア
ドレス記憶手段を構成する配信先アドレス記憶部109
及びソフトウェア記憶手段を構成するソフトウェア記憶
部110を備えている。編集データ記憶部107には、
メールマガジンのデータが、作成開始から配信完了する
までの間格納される。図1では、複数のメールマガジン
Vol.1〜Vol.nのデータが格納されている例を
示している。
【0010】編集権限情報記憶部108には、編集中の
各メールマガジン毎に、編集データ記憶部107に記憶
したメールマガジンを編集する権限を有する者(編集権
限者)を表す情報と該編集権限者が編集可能な領域とを
対応付けた情報(編集権限情報)を格納するテーブルが
記憶される。配信先アドレス記憶部109には、メール
マガジンの配信先アドレス(読者のアドレス)が格納さ
れている。ソフトウェア記憶部110には、オペレーテ
ィングシステム(OS)、Webサーバソフトウェア、
後述するようなメールマガジンの編集処理等を行うメー
ルマガジン編集ソフトウェア等が格納されている。尚、
主記憶装置105及び外部記憶装置106は記憶手段を
構成している。
【0011】図2は、編集権限者を表す情報と該編集権
限者の編集可能領域とを対応付けた編集権限情報を格納
したテーブルを示す図である。図2において、前記テー
ブルには、各メールマガジンに固有の番号(ドキュメン
ト番号)、編集権限者を表す固有の識別情報(ID)と
該編集権限者の編集可能領域とを対応付けた編集権限情
報が格納される。図2の例は、2名の原稿作成者、2名
の編集者及び1名の編集長が編集関係者として編集に関
与し、共同してメールマガジンを作成する場合の例であ
り、編集権限者を表す情報として、原稿作成者1の識別
情報(ID)、原稿作成者2のID、編集者1のID、
編集者2のID及び編集長のIDが格納され又、編集可
能領域として、タイトル領域、第1原稿領域、第2原稿
領域、連絡事項領域、配信予定日時領域の5つの作業領
域が設けられ、各編集関係者と該編集関係者が編集可能
な編集可能領域とが対応付けられている。
【0012】○印は該IDを有する編集関係者が編集可
能な作業領域を示し又、×印は該IDを有する編集関係
者が編集不能な作業領域を示しており、前記テーブルに
よって各編集関係者が編集可能な作業領域が定められて
いる。尚、各編集関係者を表す情報として、各端末11
2〜114からサーバ101にアクセスする際に使用す
るIDを使用したが、各端末112〜114からサーバ
101にアクセスする際に使用するパスワードを使用す
る等、各編集関係者に固有の情報で有れば他の情報を使
用することもできる。
【0013】図3は、編集データ記憶部107に格納し
たメールマガジンの編集領域301を示す図で、図2の
テーブルに格納した編集権限情報に基づいてサーバ10
1が作成するものである。各端末112〜114からブ
ラウザソフトウェアを使用してサーバ101に接続する
ことにより、各端末112〜114の表示装置上に、図
3の編集領域301が表示され、各端末112〜114
を用いてメールマガジンの編集を行うことができるよう
に構成されている。
【0014】編集領域301には、メールマガジンのタ
イトルを入力する領域であるタイトル領域302、第1
の原稿を入力する領域である第1原稿領域303、第2
の原稿を入力する領域である第2原稿領域304、編集
関係者への連絡事項を入力する領域である連絡事項領域
305、当該メールマガジンの配信予定日時を入力する
領域である配信予定日時領域306の5つの作業領域が
設けられている。タイトル領域はメールマガジンのタイ
トルを入力する作業領域であり、例えば、「OOOOO
様向けメールマガジン」というタイトルが入力される。
第1原稿領域303は主として原稿作成者1が原稿を入
力するための作業領域である。第2原稿領域304は主
として原稿作成者2が原稿を入力するための作業領域で
ある。
【0015】図2のテーブルに示すように、タイトル領
域302は編集者1、編集者2及び編集長が編集可能な
作業領域、第1原稿領域303は原稿作成者2以外の編
集関係者が編集可能な作業領域、第2原稿領域304は
原稿作成者1以外の編集関係者が編集可能な作業領域、
連絡事項領域305は全ての編集関係者が編集可能な作
業領域、配信予定日時領域306は編集長のみが編集可
能な作業領域である。尚、全ての端末112〜114に
編集領域301内の全ての領域302〜306を表示す
るようにしてもよいが、各端末を操作する編集関係者が
編集権限を有する部分のみを当該端末に表示するように
してもよい。例えば、原稿作成者1は第2原稿領域30
4の編集権限を有していないため、原稿作成者1が使用
する端末には第2原稿領域304を表示しないようにし
てもよい。
【0016】図4は、サーバ101の処理を示すフロー
チャートで、CPU102がメールマガジン編集ソフト
ウェアを実行することにより行う処理を示している。以
下、図1乃至図4を用いて、本実施の形態に係るメール
マガジン編集システムの動作を説明する。先ず、メール
マガジンを発行する上位管理者(編集長)は、自己のI
D及びパスワードを用いて端末112〜114のいずれ
かをサーバ101に接続し、編集に参加する編集関係者
を表す情報(例えば、複数の原稿作成者のID、編集者
のID及び自己のID)及び前記各編集関係者に対して
編集領域毎に付与する編集権限の情報を入力する。本実
施の形態では、2名の原稿作成者、2名の編集者及び1
名の編集長を選定し、前記各編集関係者に図2に示した
権限を与える。
【0017】これにより、サーバ101は図2に示すテ
ーブルを生成し、該テーブルを編集権限情報記憶部10
8に格納する(ステップS401)。ここで、ステップ
S401はテーブル生成手段を構成している。尚、編集
関係者を表す情報等の入力は、外部記憶装置106の所
定領域に記憶した編集関係者と該編集関係者を表す情報
とを対応付けたテーブルから選択することにより入力す
るようにしてもよい。また、端末112〜114を使用
せずに、入力装置104を使用して前記入力作業を行っ
てもよい。
【0018】同時に、サーバ101は、前記テーブルに
登録された情報に基づいて原稿作成者の作業領域等を生
成し、図3に示す編集領域301を生成する(ステップ
S402)。ここで、ステップS402は作業領域生成
手段を構成している。図2のテーブルでは、タイトル領
域、第1原稿領域、第2原稿領域、連絡事項領域及び配
信予定日時領域の5つの作業領域が定義されているた
め、編集領域301にはこれに対応して、タイトル領域
302、第1原稿領域303、第2原稿領域304、連
絡事項領域305及び配信予定日時領域306の作業領
域が設けられる。
【0019】タイトル領域302、連絡事項領域305
及び配信予定日時領域306は、作業者や編集者の人数
に関係なく作成される領域であり、第1、第2原稿領域
303、304は原稿作成者の人数に対応した数だけ作
成される領域である。尚、本実施の形態では、原稿作成
者が他の原稿作成者に干渉されることなく原稿を編集で
きるように、原稿作成者の人数分だけ原稿領域を作成す
るようにしているが、原稿作成者の人数に関係なく一つ
の原稿作成領域を作成し、複数の原稿作成者が共同して
一の原稿を作成するようにしてもよい。
【0020】図3の編集領域301は、編集データ記憶
部107の所定領域(ドキュメント番号Vol.1の領
域)に形成され、編集関係者がインターネット111を
介して端末112〜114より、インターネットのホー
ムページから、与えられた編集権限の範囲内で同一の編
集領域を編集することができるように供される。各原稿
作成者及び編集者は、端末112〜114を使用し、自
己のIDやパスワードを用いてネットワーク111経由
で前記ホームページにアクセスし、端末の表示装置上に
図3の編集領域301を表示させ、自己に付与された権
限の範囲内で、同一の作業領域内データの編集を行う。
ここで、編集には、データが存在しない作業領域へのデ
ータ入力、作業領域に入力済みデータの修正、変更、加
筆、各作業領域の配置換えが含まれる。
【0021】サーバ101は、編集を行う者が編集権限
を有するか否かを、前記テーブルを用いて判断し(ステ
ップS403)、編集権限がある場合には端末からの操
作に応じた編集処理を行い(ステップS404)、編集
権限がないと判断した場合にはエラー表示を行う等して
編集処理を禁止する。ここで、ステップS403は編集
権限判別手段を構成し又、ステップS404は編集処理
手段を構成している。原稿作成者1にはタイトル領域3
02及び第2原稿領域304以外の編集領域のみの編集
が許可され、原稿作成者2にはタイトル領域302及び
第1原稿領域303以外の編集領域のみの編集が許可さ
れ、2名の編集者には編集領域302〜305の編集が
許可され、編集長には全ての編集領域302〜306の
編集が許可され、各編集関係者は許可範囲内で編集を行
うことができる。
【0022】各編集関係者は、自己に許可された編集領
域を編集してメールマガジンのコンテンツ(タイトル領
域、第1、第2原稿領域)の編集を行い、各編集関係者
間の連絡事項を連絡事項領域305に記載し又、編集長
は配信予定日時を配信予定日時領域306に入力する。
前記編集処理の際、複数の端末112〜114からの同
時編集を可能とするために、サーバ101は排他制御を
行う排他制御手段を有している。例えば、前記排他制御
の例として、各編集領域302〜306の中の一の編集
領域をある時点で編集できるのは一の端末のみとし、他
の端末は該編集中の編集領域に対しては閲覧のみが可能
になるようにしている。
【0023】また、メールマガジンの編集進捗状況は、
各編集関係者が端末112〜114を用いてサーバ10
1にアクセスすることにより確認することができる。編
集長が当該メールマガジンが完成した旨の情報を端末か
ら入力すると、サーバ101は該メールマガジンの編集
が完了したと判断して(ステップS405)、配信予定
日時領域に入力された配信予定日時が到来するのを待つ
(ステップS406)。ここで、ステップS405は編
集完了判別手段を構成し又、ステップS406は配信予
定日時判別手段を構成している。ステップS406にお
いて配信予定日時が到来したと判断すると、タイトル領
域302、第1、第2原稿領域303、304に格納さ
れたデータを一体化して、配信先アドレス記憶部109
に記憶している読者のアドレス宛に、メールマガジンと
して配信する(ステップS407)。ここで、ステップ
S407は配信処理手段を構成している。
【0024】図5は、複数のメールマガジンを並行して
作成する場合の処理を示す説明図で、図3と同一部分に
は同一符号を付している。また、図5では、タイトル領
域302、第1、第2の原稿領域303、304、連絡
事項領域305は省略して描いている。図5において、
先ず、時点Aにおいてドキュメント番号Vol.1のメ
ールマガジンVol.1の作成を開始する。このとき、
メールマガジンVol.1における編集領域301の配
信予定日時領域306には配信予定日時1が設定され
る。
【0025】一方、日時Aよりも後の時点Bにおいて、
メールマガジンVol.1の作成と並行して、メールマ
ガジンVol.1の次の番号であるドキュメント番号V
ol.2のメールマガジンVol.2の作成を開始す
る。このとき、メールマガジンVol.2の配信予定日
時領域306には、配信予定日時1よりも後の日時であ
る配信予定日時2が設定される。メールマガジンVo
l.1の編集に時間を要する等の理由で、配信予定日時
を配信予定日時2よりも後の日時である配信予定日時3
に変更する。メールマガジンVol.2の編集が行われ
て完成し、メールマガジンVol.2配信日時2が到来
した時点Cで、メールマガジンVol.2の配信が行わ
れる(図4のステップS405〜S407参照)。
【0026】一方、メールマガジンVol.2は更に編
集が行われて完成すると、配信予定日時3が到来した時
点Dで、配信が行われる(図4のステップS405〜S
407参照)。一般に、各メールマガジンには作成を開
始した順に固有の連続番号(例えば前記Vol番号)が
付与され、前記番号順に配信されるが、本実施の形態で
は、前記番号とは無関係に、配信予定日時が到来しては
じめてメールマガジンを配信するようにしているので、
メールマガジンの作成開始順に関係なく、各メールマガ
ジンを予め定めた配信日時に配信することが可能にな
る。したがって、既に完成したメールマガジンの配信
を、他のメールマガジンが完成するまで停止する必要が
なくなる。
【0027】メールマガジンの編集作業の流れは、まず
メールマガジン作成開始時に、編集長または他の編集者
が、テーマ毎に原稿作成者を選び、紙面のレイアウトを
も考慮して作業領域を選択する。すなわちメールマガジ
ン作成開始時には、どのようなテーマを配置するか枠組
みが決定される。なお編集システムにおいては、作業領
域が作成され編集権限を有する編集関係者により作業領
域の編集が可能な状態となる。その後、作業領域に編集
関係者により原稿が書き込まれるのを待ち、原稿が書き
込まれた後に編集作業が行われる。このような編集形態
がとられるのは、メールマガジンといった情報伝達手段
の性質上、紙面の内容は事前に準備されたテーマだけで
はなく、読者が興味あるトピックスをタイムリーに選ぶ
必要があるためである。メールマガジン作成開始時に、
テーマまたは原稿作成者を選ぶことで、メールマガジン
作成開始時における最新の話題等の中から適切なテーマ
または原稿作成者の選定を行うことが可能になる。
【0028】このようなメールマガジンの編集作業にお
いて、作業領域に原稿が書き込まれるまでの待ち時間が
生じるため、編集関係者に共通の作業完了予定時間を通
知する必要がある。また複数のメールマガジンが並行し
て作成される場合には、前述したようにメールマガジン
を作成開始した順番で配信したのでは、作業領域に原稿
が書き込まれるまでの待ち時間がメールマガジン毎に異
なるため、他のメールマガジンが完成するまで配信でき
ない等の問題が生じることとなる。しかしながら、配信
予定日時領域306を設けることで編集関係者に共通の
作業完了予定時間を通知することもでき、完成したメー
ルマガジンを希望の日時に配信することが可能になる。
【0029】以上述べたように本発明の実施の形態に係
るメールマガジン編集システムは、原稿作成者及び編集
者を表す情報と前記原稿作成者及び編集者の編集権限と
を対応付けた編集権限情報が登録されるテーブルを格納
する編集権限情報記憶部108と、前記テーブルに登録
された情報に基づいて生成される作業領域を各メールマ
ガジン毎に格納する編集データ記憶部107と、前記テ
ーブルに登録された編集権限情報に基づいて、端末11
2〜114の使用者が前記作業領域の編集権限を有する
原稿作成者又は編集者であると判断したとき、前記端末
による前記作業領域内データの編集を許可する編集権限
判別手段とを有するサーバ101と、ネットワーク11
1を介して前記サーバ101の前記作業領域内のデータ
を編集するための端末112〜114とを備えている。
【0030】また、原稿作成者及び編集者を表す情報と
前記原稿作成者及び編集者の編集権限とを対応付けた編
集権限情報が登録されるテーブルを格納する編集権限情
報記憶部108と、メールマガジンの配信予定日時入力
する配信予定日時領域306及び原稿を入力するための
作業領域303、304を格納する編集データ記憶部1
07と、ネットワークを介して前記作業領域内のデータ
を編集するための端末112〜114とを備え、サーバ
101は、複数のメールマガジンの編集を並行して行
い、前記テーブルに登録された情報に基づいて前記作業
領域を生成すると共に、前記テーブルに登録された編集
権限情報に基づいて、前記端末の使用者が前記作業領域
の編集権限を有する原稿作成者又は編集者であると判断
したとき前記端末による前記作業領域の編集を許可し、
前記配信予定日時領域に設定された配信予定日時に従
い、完成したメールマガジンを配信するように構成して
いる。
【0031】したがって、複数の編集関係者による同一
コンテンツの編集作業の効率を向上させることができ
る。また、Web上の同一編集領域を編集することによ
り、複数の原稿作成者、編集者の意見を取り入れたコン
テンツの作成を容易かつ短期間に可能とする。また、W
eb上の編集領域はインターネットを介しアクセス可能
であるため、編集者の業務場所や時間に制約がなくな
る。また、正当な権限を有する者によって編集作業が行
なわれるため、編集作業の効率を向上させることが可能
になると共に、不適切な編集が行われることを防止で
き、高品質なメールマガジンを迅速に作成することが可
能になる。また、メールマガジンの作成開始順に関係な
く、各メールマガジンを予め定めた配信予定日時に配信
することが可能になる。
【0032】尚、一般に原稿作成者が一旦原稿を作成し
た後は、前記原稿作成者が前記原稿の修正等の編集作業
を行うことは少ないと考えられる。したがって、原稿作
成者が端末を操作して編集する作業に習熟していない場
合、原稿作成者は自己の原稿をサーバに電子メールの形
で送信し、前記メールに添付された原稿を編集者が原稿
領域に転記することによって編集するようにしてもよ
い。但し、この場合は、前述した実施の形態のように、
原稿作成者自身がサーバに接続してコンテンツを直接編
集するように構成した方が、第三者による転記がなく誤
植等の品質低下問題を回避可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、複数の編集関係者によ
るメールマガジンの編集作業をネットワークを介して行
うと共に、正当な権限を有する者によって編集作業が行
なわれるため、編集作業の効率を向上させることが可能
になると共に、不適切な編集が行われることを防止で
き、高品質なメールマガジンを迅速に作成することが可
能になる。また、メールマガジンの作成開始順に関係な
く、各メールマガジンを予め定めた配信予定日時に配信
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るメールマガジン編
集システムのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に使用するテーブルを示
す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に使用する編集領域を示
す図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係るメールマガジン編
集システムの処理を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態に係るメールマガジン編
集システムの処理を示す説明図である。
【符号の説明】
101・・・メールマガジン編集用サーバ 102・・・処理手段を構成するCPU 103・・・表示手段を構成する表示装置 104・・・操作手段を構成する入力装置 105・・・記憶手段を構成する主記憶装置 106・・・記憶手段を構成する外部記憶装置 107・・・編集データ記憶手段を構成する編集データ
記憶部 108・・・編集権限情報記憶手段を構成する編集権限
情報記憶部 109・・・配信先アドレス記憶手段を構成する配信先
アドレス記憶部 110・・・ソフトウェア記憶手段を構成するソフトウ
ェア記憶部 111・・・ネットワークを構成するインターネット 112〜114・・・コンピュータ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 克徳 東京都千代田区三崎町2−20−7 日立イ ンフォネット株式会社内 Fターム(参考) 5B009 NC06 TB13 VC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと、前記サーバに形成され、原稿
    作成者及び編集者を表す情報と前記原稿作成者及び編集
    者の編集権限とを対応付けた編集権限情報が登録される
    テーブル、及び、前記テーブルに登録された情報に基づ
    いて生成される作業領域と、 ネットワークを介して前記作業領域内のデータを編集す
    るための端末とを備え、 前記サーバは、前記テーブルに登録された編集権限情報
    に基づいて、前記端末の使用者が前記作業領域の編集権
    限を有する原稿作成者又は編集者であると判断したと
    き、前記端末による前記作業領域内データの編集を許可
    することを特徴とするメールマガジン編集システム。
  2. 【請求項2】 サーバと、 前記サーバに形成され、原稿作成者及び編集者を表す情
    報と前記原稿作成者及び編集者の編集権限とを対応付け
    た編集権限情報が登録されるテーブル、メールマガジン
    の配信予定日時入力する配信予定日時領域及び原稿を入
    力するための作業領域と、 ネットワークを介して前記作業領域内のデータを編集す
    るための端末とを備え、 前記サーバは、前記テーブルに登録された情報に基づい
    て前記作業領域を生成すると共に、前記テーブルに登録
    された編集権限情報に基づいて、前記端末の使用者が前
    記作業領域の編集権限を有する原稿作成者又は編集者で
    あると判断したとき前記端末による前記作業領域の編集
    を許可し、前記配信予定日時領域に設定された配信予定
    日時に従い、完成したメールマガジンを配信することを
    特徴とするメールマガジン編集システム。
JP2001245206A 2001-08-13 2001-08-13 メールマガジン編集システム Pending JP2003058532A (ja)

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