JP2003057791A - レンズ付きフイルムユニットの回収装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニットの回収装置

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JP2003057791A
JP2003057791A JP2001250754A JP2001250754A JP2003057791A JP 2003057791 A JP2003057791 A JP 2003057791A JP 2001250754 A JP2001250754 A JP 2001250754A JP 2001250754 A JP2001250754 A JP 2001250754A JP 2003057791 A JP2003057791 A JP 2003057791A
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JP
Japan
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film
unit
cartridge
lens
film unit
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Pending
Application number
JP2001250754A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Masuda
武史 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの使用済みレンズ付きフイルムユニ
ットを回収する。 【解決手段】 レンズ付きフイルムユニット2の前カバ
ー14に位置決め孔13を形成する。レンズ付きフイル
ムユニットの回収装置41は、レンズ付きフイルムユニ
ット2を投入口42に投入することによって、レンズ付
きフイルムユニット2の位置決め孔13を検出する機種
識別機構57と、巻上げノブ12を回動させ、写真フイ
ルム22をフイルムカートリッジ18に巻き上げるフイ
ルム巻上げユニット83と、底蓋19aを開くととも
に、レンズ付きフイルムユニット2に装填されているフ
イルムカートリッジ18を取り出すカートリッジ取出ユ
ニット84と、取り出されたフイルムカートリッジ18
を収納するカートリッジ収納箱59と、フイルムカート
リッジ18を除くレンズ付きフイルムユニット2を収納
するボディ収納箱60とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ付きフイル
ムユニットの回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低価格で手軽に写真撮影を楽しむことが
できるように、本出願人よりレンズ付きフイルムユニッ
トが市販されている。レンズ付きフイルムユニットは、
簡単な撮影機構を組み込んだユニット本体に予め未露光
の写真フイルムを内蔵したもので、購入したその場です
ぐに写真撮影ができ、また撮影後にもそのまま現像取扱
店に出せばよいという簡便性から一般に広く利用されて
いる。
【0003】ユニット本体は、写真フイルムが光密に装
填された本体基部と、その本体基部を前面側及び背面側
から覆う前カバー及び後カバーとで構成されている。本
体基部の両側方には、フイルムカートリッジ収納用のカ
ートリッジ室と、フイルムカートリッジから引き出して
ロール状にした写真フイルムを収納するフイルム室とが
設けられている。後カバーは、本体基部の背面を覆うよ
うに背後に取り付けられており、その後カバーには、カ
ートリッジ室とフイルム室との底面を塞ぐ底蓋とが形成
されている。底蓋は、本体基部に後カバーを取り付けた
後に閉鎖され、カートリッジ室及びフイルム室内を光密
に塞ぐ。底蓋は、現像所でフイルムカートリッジを取り
出す際に開放される。
【0004】環境保全や産業廃棄物の削減等を図るため
に、レンズ付きフイルムユニットはリユース・リサイク
ルが積極的に進められている。このため、現像取扱店で
は、写真フイルムを取り出したレンズ付きフイルムユニ
ットは、使用済みの部品をリユース・リサイクルする循
環工場に送られる。循環工場では、前カバー及び後カバ
ーに用いられている樹脂部材等は溶解して樹脂ペレット
にして再生利用される。また、前カバー及び後カバーで
保護されている内部部品等は、検査を行い、良好なもの
をそのまま再利用、又、不良品は不良箇所を修正して再
利用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなレンズ付きフイルムユニットの回収方法では、全
てのレンズ付きフイルムユニットが回収されるわけでは
なく、環境保全や産業廃棄物の削減という観点から見る
と好ましくない。また、レンズ付きフイルムユニットを
製造したメーカー以外の第三者が、写真フイルムを取り
出した後のユニット本体を勝手に流用して、新たなカー
トリッジを装填したものが市場に出回るおそれがある。
【0006】本発明は、使用済みのレンズ付きフイルム
ユニットをより多く回収できるようにしたレンズ付きフ
イルムユニットの回収装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回収装置は、使用済みのレンズ付きフイル
ムユニットの投入口と、投入されたレンズ付きフイルム
ユニットの巻上げノブを回動して写真フイルムをフイル
ム巻取り室内に巻き込むフイルム巻き込み手段と、フイ
ルム巻取り室の一部を開放して写真フイルムをフイルム
巻取り室から取り出すフイルム取り出し手段と、フイル
ム取り出し後のレンズ付きフイルムユニット本体を所定
の集積場所まで搬送する搬送手段とから構成される。ま
た、レンズ付きフイルムユニットの外面に設けられた位
置決め孔の位置や形状,個数によりレンズ付きフイルム
ユニットの機種を識別し、上記フイルム巻き込み手段、
フイルム取り出し手段などを機種ごとに切替えて使用し
たり、その制御を変えるなどの対応がとれるようにする
ことも効果的である。
【0008】さらに、フイルム巻取り室に予めカートッ
リジを装填しておき、フイルム巻き込み手段によりカー
トリッジのスプールを回転させて写真フイルムをカート
リッジに巻き込むようにし、フイルム取り出し時にはフ
イム巻取り室の壁の一部を構成する蓋を開放してカート
リッジごとフイルム巻取り室から写真フイルムを取り出
すようにすると、取り出し後の写真フイルムの取扱いが
簡便になり装置の構造を簡略化するうえで有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、レンズ付きフイルムユニ
ットの外観斜視図であり、図2は、レンズ付きフイルム
ユニットの分解斜視図である。図1に示すように、レン
ズ付きフイルムユニット(以下、フイルムユニットと記
す)2は、写真フイルムが装填され各種撮影機構が組み
込まれたユニット本体3と、このユニット本体3の外周
に巻き付けられるようにして貼付される外装ラベル4と
からなる。外装ラベル4には、ユニット本体3の各部を
露呈させるための開口が形成されている。
【0010】ユニット本体3は、その前面に、撮影レン
ズ5,ファインダ対物窓6,ストロボ発光部7,ストロ
ボ操作ノブ8等が、上面に、レリーズボタン9,カウン
タ表示窓10,充電完了表示部材11等が、背面に、撮
影後の写真フイルム巻き上げに用いられる巻上げノブ1
2がそれぞれ設けられている。また、ユニット本体3
は、その前面に、2つの位置決め孔13が形成されてお
り、回収装置でフイルムユニット2の機種を識別するた
め、また、フイルムユニット2を固定するために用いら
れる。
【0011】図2に示すように、ユニット本体3は、前
カバー14,本体基部15,露光ユニット16,ストロ
ボユニット17,フイルムカートリッジ18,後カバー
19から構成されている。フイルムカートリッジ18は
カートリッジ本体21とこのカートリッジ本体21内に
収納される写真フイルム22とからなる。また、カート
リッジ本体21内には、写真フイルム22が巻き付けら
れるスプールと、このスプールの回転によってカートリ
ッジ本体21内から写真フイルム22を送り出すフイル
ム送出し機構とが組み込まれている。
【0012】本体基部15の両側方には、カートリッジ
本体21が収納されるカートリッジ収納室23と、カー
トリッジ本体21から引き出されてロール状に巻かれた
未露光の写真フイルム22が収納されるフイルム収納室
24とが一体に設けられている。フイルム収納室24
は、露光位置に未露光の写真フイルムを供給するフイル
ム供給室となり、カートリッジ収納室23は露光済みの
写真フイルムを巻き込んで収納するフイルム巻取り室と
なる。カートリッジ収納室23の上には、巻上げノブ1
2が回転自在に設けられている。巻上げノブ12は、一
部が後カバー19から露呈している。巻上げノブ12を
反時計方向に回転させることによって、未露光の写真フ
イルム22がフイルム収納室24から引き出され、これ
と同時に露光済みの写真フイルム22がカートリッジ本
体21の内部に収納される。
【0013】露光ユニット16は、本体基部15の前面
中央部に設けられている。露光ユニット16は、その中
央部に撮影レンズ5を保持し、撮影レンズ5後方に設け
られたシャッタ羽根 (図示せず) を開閉することによっ
て、写真フイルムに被写体像が露光される。
【0014】ストロボユニット17は、複数の電気部品
が取り付けられてストロボ回路が形成された回路基板3
1と、この回路基板31に取り付けられ、放電管やリフ
レクタ,拡散板等からなるストロボ発光部7と、回路基
板31に取り付けられ、ストロボユニット17の電源と
なる電池32を電気的に接続する電池接片33と、フイ
ルム収納室24の前面に取り付けられ、ストロボ操作ノ
ブ8のオン位置へのスライド操作によって回路基板31
の接点部に接触しストロボ回路にストロボ充電を行わせ
る金属接片34と、回路基板31に取り付けられ、露光
ユニット16のシャッタレリーズ機構のレリーズ動作に
連動してオンするシンクロスイッチ35とからなる。ま
た、回路基板31とストロボ操作ノブ18との間には、
ストロボ操作ノブ18をスライド自在に保持する受け板
36が配置されている。
【0015】後カバー19は、本体基部15の背面を覆
うように背後に取り付けられる。この後カバー19に
は、ファインダ接眼窓37と、カートリッジ収納室23
とフイルム収納室24との底面を塞ぐ底蓋19a,19
bとが一体に形成されている。底蓋19a,19bは、
本体基部15に後カバー19を取り付けた後に閉鎖さ
れ、カートリッジ収納室23及びフイルム収納室24内
を光密に塞ぐ。
【0016】前カバー14は、前面に撮影レンズ5,ス
トロボ発光部7,ストロボ操作ノブ8等をそれぞれ露呈
させる開口14aが形成されており、本体基部15,露
光ユニット16の前面を覆う。また、2つの位置決め孔
13は、前カバー14前面に設けられているが、ユニッ
ト本体3内部まで貫通していない。
【0017】図3は、上記フイルムユニットの回収装置
を示す外観斜視図である。図3に示すように、回収装置
41は、金属製の箱であり、本体部41aとその本体部
41aの前面を覆う扉41bとで構成されている。回収
装置41は、その前面に、使用済みのフイルムユニット
2を投入するための投入口42,内部にLCDパネルを
視認可能に備えた表示部43,操作ボタン44,フイル
ムユニット2の受付票が排出される排紙口45,回収す
る機種に対応しないフイルムユニットを返却する返却口
46とが設けられている。なお、その他にも、操作説明
47や、製造企業名称48が視認できる。
【0018】投入口42は、回動カバー49で覆われて
おり、回動カバー49を手前方向に回動させることによ
って、投入口42が開放させる。また、フイルムユニッ
ト2を投入禁止の場合、回動カバー49はロックされ、
投入口42は開放されない。なお、フイルムユニット2
は、その前面を上向きに、正面から見て右側端を投入口
42方向に向けて投入する。
【0019】図4は、扉41bを開いた状態の回収装置
41を示す外観斜視図である。図4に示すように、扉4
1bは、本体部41aの、正面から見て左側端部で回動
自在に軸着されている。扉41bの内面には、回収装置
41を制御するシステムコントローラ等が実装されてい
る基板 (図示せず) が取り付けられており、金属製のカ
バー51で覆われている。
【0020】カバー51は、その背面に2つの開口51
a,51bが形成されている。開口51aには、ケーブ
ル52が挿入されており、本体部41aに配置される電
気回路と基板とを電気的に接続している。なお、本体部
41aは、電源電圧を供給するための電源コンセント
(図示せず)を備えており、基板上の素子は、ケーブル
52を通じて電源が供給される。
【0021】開口51bは、その内部に配置されている
コネクタ (図示せず) を露呈するために設けられてい
る。コネクタが、通信ケーブルを介し、携帯型の端末
(図示せず) と電気的に接続されることによって、端末
は、回収装置41に保存されているデータを受信するこ
とができる。また、扉41bの内面には、投入口42か
ら投入されたフイルムユニット2を本体部41aに送る
ためのスロープ53と、回収不能なフイルムユニットを
回収装置41外部に排出するスロープ54が取り付けら
れている。
【0022】本体部41aは、その内部に金属製のカバ
ー部材56が備えられており、その内部には、フイルム
ユニット2の機種識別を行う機種識別機構57と、フイ
ルムユニット2からフイルムカートリッジ18を取り出
すカートリッジ取出機構58とが配置されている。カバ
ー部材56は、その前面に、フイルムユニット2が通過
可能な開口56aが形成されており、投入口42の背面
に配置されているスロープ53と対面している。開口5
6a内部の底面が斜面になっているため、投入口42か
ら投入されたフイルムユニット2は、スロープ53,開
口56aを介して、カバー部材56内部に投入される。
【0023】本体部41aは、その内部に、フイルムカ
ートリッジ18を収納するカートリッジ収納箱59,フ
イルムカートリッジ18を除くフイルムユニット2のボ
ディとを収納するボディ収納箱60,3つの筒部材61
〜63で構成されている。筒部材61〜63の端部に
は、開口61a〜63aが形成されており、カートリッ
ジ収納箱59,ボディ収納箱60,返却口46の背面に
配置されるスロープ54にそれぞれ対面している。
【0024】図5は、機種識別機構57及びカートリッ
ジ取出機構58を示す外観斜視図である。図5に示すよ
うに、機種識別機構57は、モータM1で回転制御さ
れ、フイルムユニット2を搬送する搬送ローラ71,搬
送ローラ71近傍の縁部で回動自在な回動板72,フイ
ルムユニット2を撮像するためのCCDイメージセンサ
73等で構成されている。
【0025】搬送ローラ71は、回動自在な2本のロー
ラ71a,71bと、ローラ71a,71bの回動によ
り投入されたフイルムユニット2を回動板72方向に搬
送させるベルト部材71cとから構成されている。ロー
ラ71a,71bは、モータM1によって回動し、その
回動によってベルト部材71cを回動させる。また、ベ
ルト部材71cは、ゴムで形成されており、その表面に
は、フイルムユニット2を滑らせないように、凹凸部が
形成されている。
【0026】フイルムユニット2は、搬送ローラ71に
よって回動板72上に搬送される。回動板72の上面に
は、ストッパ74が備えられている。ストッパ74は、
フイルムユニット2を停止させる場合、回動板72と垂
直方向に突出している。また、回動板72には、ストッ
パ74を収納する溝部72aが形成されており、フイル
ムユニット2を通過させる場合、回動板72と平行方向
に配置される。また、ストッパ74には、フイルムユニ
ット2がストッパ74に当接したことを検知するセンサ
(図示せず) が配置されている。
【0027】押圧片75は、回動板72の側方に配置さ
れており、フイルムユニット2の搬送方向と垂直に移動
する。また、回動板72を挟み押圧片75と逆側には、
被押圧片76が配置されている。ストッパ74とフイル
ムユニットの側面とが当接したことをセンサが検知する
と、押圧片75がフイルムユニット2上面を押圧する。
フイルムユニット2は、その底面を、押圧片75に押圧
されることによって、被押圧片76に当接する。フイル
ムユニット2は、搬送方向に対して平行に配置されると
ともに、ストッパ74及び被押圧片76に当接する。こ
れによって、フイルムユニット2が指定の位置に配置さ
れる。
【0028】機種識別機構57の上方には、CCDイメ
ージセンサ73が配置されており、フイルムユニット2
が指定の位置に配置されると、フイルムユニット2を撮
像し、その撮像画像から位置決め孔13の位置を検出
し、フイルムユニット2の機種識別が行われる。
【0029】回動板72は、搬送ローラ71近傍の縁部
で回動自在に軸着されており、回動することにより、フ
イルムユニット2を分別する。回収可能なフイルムユニ
ット2が搬送されてきた場合、搬送方向と平行のまま保
持し、ストッパ74を溝部72aに収納する。これによ
って、フイルムユニット2は、カートリッジ取出機構5
8方向に導かれる。また、回収不可能なものが搬送され
てきた場合、下方向に回動し、回動板72の下方に備え
られた筒部材63にフイルムユニット2を排出する。な
お、回収可能な機種であっても、その方向を誤って投入
されたフイルムユニット2であれば筒部材63に排出さ
れ、また、フイルムユニット2以外のものを投入しても
同様の処理が行われる。
【0030】カートリッジ取出機構58は、搬送ローラ
81,回動板82,フイルム巻上げユニット83,カー
トリッジ取出ユニット84等で構成されている。搬送ロ
ーラ81は、搬送ローラ71と同じものであり、モータ
M2を稼動させることによってフイルムユニット2を搬
送する。また、ストッパ85,押圧片86,被押圧片8
7も、トッパ74,押圧片75,被押圧片76と同じも
のであり、フイルムユニット2を指定の位置に配置させ
る。
【0031】指定位置の上方には、2本の突起88が配
置されている。フイルムユニット2が指定の位置に配置
されることによって、機種識別した際に検出した位置決
め孔13に突起88が挿入される。そして、所定の位置
まで挿入され、フイルムユニット2を固定することによ
って、この後記述するフイルム巻上げ処理や、カートリ
ッジ取出処理等を容易に実施できる。
【0032】フイルム巻上げユニット83は、レリーズ
ボタン9を押圧する押圧バー91と、巻上げノブ12を
回動させるノブ回動ローラ92と、撮影レンズ5を遮蔽
するレンズカバー93とで構成される。レンズカバー9
3が撮影レンズ5を遮蔽するように配置されるととも
に、ボタン押圧バー91がレリーズボタン9を押圧した
状態で、ノブ回動ローラ92を巻上げノブ12に当接さ
せ、回動させる。これによって、フイルム収納室24内
に残っている写真フイルム22をフイルムカートリッジ
18に収納させる。なお、レリーズボタン9,巻上げノ
ブ12,撮影レンズ5の位置は、予め機種ごとに登録さ
れている。
【0033】カートリッジ取出ユニット84は、底蓋1
9aを開放する開放フック94,カートリッジ取出バー
95,識別スタンプ96,取り外し板97で構成され
る。開放フック94は、爪部94aと、その爪部94a
を支持する支持バー94bから構成されている。爪部9
4aを底蓋19aと前カバー14との間に挿入し、支持
バー94bを搬送方向に対して垂直に動かすことによっ
て、底蓋19aを開放し、カートリッジ収納室23内部
を露呈する。
【0034】カートリッジ取出バー95は、カートリッ
ジ収納室23内部に収納されているフイルムカートリッ
ジ18の中心に挿入する。カートリッジ取出バー95
を、搬送方向に対して垂直方向に移動させると、フイル
ムカートリッジ18は、カートリッジ取出バー95とと
もに、カートリッジ収納室23外部に取り出される。ま
た、取り出したフイルムカートリッジ18には、識別ス
タンプ96によって、識別番号がプリントされる。
【0035】取り外し板97の中央部には開口97aが
設けられており、カートリッジ取出バー95が貫通して
いる。フイルムカートリッジ18は、開口97aの口径
より大きいので、取り外し板97の側面で当接し、カー
トリッジ取出バー95の移動により、カートリッジ取出
バー95から取り外される。そして、その下方に配置さ
れている筒部材61に投入される。投入されたフイルム
ユニット2ボディは、筒部材61を介して、カートリッ
ジ収納箱59に排出される。また、底蓋19a及びフイ
ルムカートリッジ18の位置も、予め機種ごとに登録さ
れている。なお、底蓋19aの代わりにカートリッジ収
納室23の背面側にカートリッジ取り出し用の蓋を設け
たり、あるいはカートリッジ収納室23の背面を覆って
いる後カバー19の一部を破壊してフイルムカートリッ
ジ18を取り出すようにしてもよい。
【0036】また、回動板82は、機種識別機構57の
回動板72と同じものであり、フイルムカートリッジ1
8を取り出したフイルムユニット2のボディを回動板8
2の下方に配置された筒部材62にフイルムユニット2
ボディを投入する。投入されたフイルムユニット2ボデ
ィは、筒部材62を介して、ボディ収納箱60に排出さ
れる。
【0037】図6は、回収装置41の電気的構成を示す
ブロック図である。図6に示すように、システムコント
ローラ100は、信号の入力に応じて回収装置41の各
部を制御する。システムコントローラ100は、カメラ
の制御用シーケンスのプログラムやパラメータ等が格納
されているROMと、このプログラムにしたがってシー
ケンスを実行するCPUと、各種シーケンスの遂行に必
要なデータを一時的に格納するワークエリアとして用い
られるRAMとで構成されている。
【0038】撮像ユニット101は、前述のCCDイメ
ージセンサ73,アンプ,A/D変換機等の素子で構成
されている。CCDイメージセンサ73で結像された画
像は、増幅,デジタル変換され、信号補正が行われた後
に出力される。画像処理部102は、撮像ユニット10
1から出力された画像信号を解析し、フイルムユニット
2の位置決め孔13の位置を検出する。また、画像処理
部102は、LCDドライバ103に表示画像の出力を
行う。LCDドライバ103は、LCDパネル104に
表示できるように画像信号を変換し、LCDパネル10
4は、その画像信号に応じた画像を表示する。
【0039】回収装置41は、メモリを内蔵しており、
そのメモリには、各フイルムユニット2に関するデータ
を記録する。メモリには、内蔵メモリ105と、取り外
し可能な外部メモリ106とがあり、システムコントロ
ーラ100は、メモリドライバ107を介し、内蔵メモ
リ105もしくは外部メモリ106にデータを記録す
る。また、システムコントローラ100は、そのメモリ
から読み出したデータを受付票出力部104に出力す
る。受付票出力部108は、データに基いて受付票を出
力する。
【0040】図7は、操作画面を示す説明図である。図
7(a)に示すように、LCDパネル104は、申し込
み者の名前111,住所112,電話番号113,プリ
ントサイズ114の記入欄を表示し、操作ボタン44を
操作することにより、名前111,住所112,電話番
号113,プリントサイズ114を登録する。各項目に
記入したら、回収開始ボタンを押下すると、図7(b)
に示すように、フイルムユニット2投入指示が表示され
る。投入後、フイルムカートリッジ18を取出し、回収
処理が終了すると、作業を終了し、図7(a)の表示に
戻る。
【0041】図8は、回収装置41から排出される受付
票を示す説明図である。図8に示すように、受付票12
1は、排紙口45から排出されるシートであり、受付時
間122,受け取り日時123,受け取り場所124,
引き換え番号125が記載される。また、引き換え番号
125の下には、引き換え番号125等を示すバーコー
ド126がある。回収装置41近辺にあるフイルムカー
トリッジ18を回収する現像取扱店を選択し、システム
コントローラ100によって計算されたプリント受取時
間に基づきプリントされている。
【0042】上記構成の作用を図9のフローチャートを
用いて説明する。図7(a)に示すように、ユーザー情
報を登録する表示画面が回収装置41の表示部43に表
示されている。ユーザーは、操作ボタン44を操作し、
全項目を登録すると、回動カバー49が回動自在にな
る。ユーザーは、回動カバー49を開き、撮影済みのフ
イルムユニット2をセットし、回動カバー49を閉め
る。投入口42から投入されたフイルムユニット2は、
スロープ53,開口56aを介し、機種識別機構57に
配置される。
【0043】システムコントローラ100は、搬送ロー
ラ71を回動させ、フイルムユニット2を回動板72方
向に搬送させる。フイルムユニット2は、ストッパ74
によって停止する。センサがフイルムユニット2を検出
すると、押圧片75を搬送方向に対して垂直に可動さ
せ、フイルムユニット2を指定の位置に配置する。そし
て、システムコントローラ100は、搬送ローラ71を
停止させる。
【0044】CCDイメージセンサ73は、フイルムユ
ニット2を撮像し、画像処理部102に画像データを送
る。画像処理部102は、画像データを解析し、位置決
め孔13の位置を検出し、機種識別を行う。
【0045】回収装置41は、フイルムユニット2が回
収できない機種、あるいは、回収可能な機種であるが、
投入方向を誤ったと判断される場合、回動板72を下方
向に回動させる。ストッパ74を回動板72に対して平
行にして、搬送ローラ71を回動させる。これによっ
て、フイルムユニット2は、回動板72の下方に配置さ
れている筒部材63に投入され、返却口46から装置4
1外部に搬出される。また、表示部43には、警告画像
が表示される。なお、フイルムユニット2以外を投入し
ても同じように処理される。
【0046】また、フイルムユニット2が回収可能な機
種であると判別すると、ストッパ74を回動板72と平
行に回動させ、搬送ローラ71,81を回動させる。こ
れによって、フイルムユニット2は、カートリッジ取出
機構58方向に搬送される。また、回収可能なフイルム
ユニット2の場合、システムコントローラ100は、現
在処理中のフイルムユニット2の機種データを内蔵メモ
リ105もしくは外部メモリ106に記録させる。
【0047】カートリッジ取出機構58でも同様に、搬
送ローラ81,ストッパ85,押圧片86,被押圧片8
7によって、フイルムユニット2を指定の位置に配置さ
せる。2本の突起88は、位置決め孔13挿入され、フ
イルムユニット2を固定する。レンズカバー93が撮影
レンズ5を遮蔽するように配置し、ボタン押圧バー91
がレリーズボタン9を押圧した状態で、ノブ回動ローラ
92を巻上げノブ12に当接させ、回動させる。これに
よって、フイルム収納室24内に残っている写真フイル
ム22をフイルムカートリッジ18に収納させる。
【0048】開放フック94の爪部94aを底蓋19a
と前カバー14との間に挿入し、支持バー94bを搬送
方向に対して垂直に動かし、底蓋19aを開放する。カ
ートリッジ取出バー94は、フイルムカートリッジ18
の中心に挿入され、フイルムカートリッジ18がカート
リッジ取出バー94とともにカートリッジ収納室23外
部に取り出される。識別スタンプ96は、フイルムカー
トリッジ18に識別番号をプリントする。システムコン
トローラ100は、ユーザーによって入力されたデータ
を識別番号と対応するように内蔵メモリ105もしくは
外部メモリ106に記録する。
【0049】カートリッジ取出バー94が更に移動する
と、フイルムカートリッジ18は、取り外し板95と当
接し、カートリッジ取出バー94から外れ、筒部材61
に投入される。筒部材61の開口61aがカートリッジ
収納箱59上方に位置しているため、フイルムカートリ
ッジ18は、筒部材61を通過し、カートリッジ収納箱
59に収納される。また、回動板82は、フイルムカー
トリッジ18が完了したら、下方向に回動させてフイル
ムユニット2ボディを筒部材62に投入する。投入され
たフイルムユニットのボディは、筒部材62を介して、
ボディ収納箱60に収納させ、初期状態に戻る。すなわ
ち、回動板82,筒部材62は、写真フイルムを取り出
した後のレンズ付きフイルムユニット本体をボディ収納
箱60からなる集積場所に搬送する搬送手段を構成して
いる。
【0050】別々に収納されたフイルムユニット2及び
フイルムカートリッジ18は、回収業者によって回収さ
れる。回収者は、携帯型の端末とコネクタとを通信ケー
ブルで電気的に接続する。そして、回収者が端末を操作
することにより、回収装置41に保存されているデータ
が受信される。フイルムユニット2は、循環工場に送ら
れ、リユース・リサイクルされる。また、フイルムカー
トリッジ18は、端末のデータとともに、写真現像所に
送られて、現像,プリントが実施される。これによっ
て、ほとんどのフイルムユニット2を回収する事ができ
る。
【0051】上記実施形態では、プリントサイズを選択
可能にした回収装置41を用いたが、他のサービスを付
加してもよい。表示部43に表示される操作画面で、C
D−ROM書込、サーバーへの画像アップロード等を行
うか否かを選択可能としてもよく、受取場所,時間を指
定可能としてもよい。また、プリントサイズを選択する
ためのマークシートを挿入可能にしてもよく、そのマー
クを読み取り、コマごとにプリントサイズを容易に選択
できる。また、回収装置41に自動現像装置を内蔵して
もよく、フイルムユニット2を投入することにより、そ
の場でフイルムカートリッジを取り出し、現像及びプリ
ントを行うことも可能である。この場合、料金を投入す
るための貨幣投入口が回収装置の前面に設けられる。
【0052】また、回収装置に、現像装置及び画像読取
装置を内蔵させるとともに、ネットワーク接続すること
によって、ネットワークを介して、読み取った画像デー
タを送信することができると、より一層便利である。例
えば、旅行先で使用した撮影済みのフイルムユニットを
回収装置に投入し、自宅近辺の現像取扱所で受け取って
もよく、プリントを自宅に郵送するように指定してもよ
い。また、フイルムユニットの収納数量をネットワーク
を介して管理してもよい。上記実施形態では、IX24
0タイプのフイルムカートリッジ18を併用したフイル
ムユニット2であったが、例えば135タイプのものな
ど別の種類のカートリッジを使用してもよく、さらには
カートリッジ類を用いずに、フイルム巻取り室に写真フ
イルムを直接巻き込むようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニット用回収装置によれば、レンズ付きフイルム
ユニットを投入することによって、巻上げノブを回動さ
せ、写真フイルムをフイルム巻取り室内に巻き込んで収
納するフイルム巻上げ手段と、フイルム巻取り室の一部
を開放し写真フイルムをフイルム巻取り室から外部に取
り出すフイルム取り出し手段と、フイルム取り出し後の
レンズ付きフイルムユニット本体をその集積場所に搬送
する搬送手段とを有しているので、使用済みのレンズ付
きフイルムユニットを写真フイルムと分離しながらより
効率的に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ付きフイルムユニットを示す外観斜視図
である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットを示す分解斜視図
である。
【図3】レンズ付きフイルムユニットの回収装置を示す
外観斜視図である。
【図4】回収装置を示す外観斜視図である。
【図5】回収装置を示す要部斜視図である。
【図6】回収装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図7】回収装置の操作画面を示す説明図である。
【図8】受付票を示す説明図である。
【図9】レンズ付きフイルムユニットの回収方法を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 13 位置決め孔 14 前カバー 18 フイルムカートリッジ 19 後カバー 19a 底蓋 22 写真フイルム 41 回収装置 42 投入口 43 表示部 44 操作ボタン 45 排紙口 46 返却口 57 機種識別機構 58 カートリッジ取出機構 59 カートリッジ収納箱 60 カメラボディ収納箱 61〜63 筒部材 71,81 搬送ローラ 72,82 回動板 73 CCDイメージセンサ 74,85 ストッパ 75,86 押圧片 83 フイルム巻上げユニット 84 カートリッジ取出ユニット 100 システムコントローラ 121 受付票
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/00 G03B 15/00 X 17/02 17/02 17/04 17/04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未露光の写真フイルムを収納したフイル
    ム供給室と、露光済みの写真フイルムが巻き込まれるフ
    イルム巻取り室とを有し、巻上げノブの操作によりフイ
    ルム供給室から露光位置に写真フイルムを引き出すとと
    もに、露光位置にある露光済みの写真フイルムをフイル
    ム巻取り室内に巻き込むようにしたレンズ付きフイルム
    ユニットをその使用後に回収するレンズ付きフイルムユ
    ニットの回収装置において、 使用済みになったレンズ付きフイルムユニットが投入さ
    れる投入口と、 投入口から投入されたレンズ付きフイルムユニットの巻
    上げノブを回動させ、写真フイルムをフイルム巻取り室
    内に巻き込むフイルム巻き込み手段と、 フイルム巻取り室の一部を開放し、写真フイルムをフイ
    ルム巻取り室から外部に取り出すフイルム取り出し手段
    と、 写真フイルムを取り出した後のレンズ付きフイルムユニ
    ット本体を集積場所に搬送する搬送手段とを備えたこと
    を特徴とするレンズ付きフイルムユニットの回収装置。
  2. 【請求項2】 前記レンズ付きフイルムユニットは、そ
    の外面に位置決め孔の位置が設けられ、 その位置決め孔の位置を検出することによりレンズ付き
    フイルムユニットの種類を識別する識別手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニ
    ットの回収装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズ付きフイルムユニットは、フ
    イルム巻取り室内に写真フイルムを巻き込むカートリッ
    ジを収納しており、 前記フイルム巻き込み手段は、巻上げノブの回動により
    前記カートリッジのスプールを回転させて写真フイルム
    をカートリッジ内に巻き込み、 前記フイルム取り出し手段は、フイルム巻取り室に設け
    られた蓋を開放して写真フイルムが巻き込まれたカート
    リッジを取り出すことを特徴とする請求項1又は2記載
    のレンズ付きフイルムユニットの回収装置。
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