JP2003057413A - 光散乱基板用感光性樹脂組成物、及びそれを用いて製造された光散乱基板とその製造方法 - Google Patents

光散乱基板用感光性樹脂組成物、及びそれを用いて製造された光散乱基板とその製造方法

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JP2003057413A
JP2003057413A JP2001243844A JP2001243844A JP2003057413A JP 2003057413 A JP2003057413 A JP 2003057413A JP 2001243844 A JP2001243844 A JP 2001243844A JP 2001243844 A JP2001243844 A JP 2001243844A JP 2003057413 A JP2003057413 A JP 2003057413A
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fine particles
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Satoru Shiiki
哲 椎木
Toru Takashima
徹 高島
Etsuo Ogino
悦男 荻野
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性を高めさらに反射膜の密着性を向上さ
せることができる光散乱基板用感光性樹脂組成物、及び
それを用いて製造された光散乱基板とその製造方法を提
供する。 【解決手段】 光散乱反射基板1は、基体2と、フォト
リソグラフィ技術によりパターン化された凹凸形状の感
光層3と、感光層3に形成されたパターンに沿って成膜
された反射膜4とを備える。感光層3は、ヒドロキシル
基がアルコキシアルキル基及び/又はアルコキシカルボ
ニル基で保護されたポリビニルフェノール系樹脂から成
るベース樹脂及び光酸発生剤から成る感光剤が含まれた
感光性樹脂と、コロイダルシリカから成る無機微粒子と
で構成される感光性樹脂組成物から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光散乱基板用感光
性樹脂組成物、及びそれを用いて製造された光散乱基板
とその製造方法に関し、特に、液晶ディスプレイ(LC
D)等に好適に用いられる光散乱基板用感光性樹脂組成
物、及びそれを用いて製造された光散乱基板とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイ(LCD)等と
して、ガラス基板の表面上の凹凸形状の層の表面に薄い
金属膜(無機材料)から成る反射膜が成膜された光散乱
基板が用いられている。ガラス基板の表面上の凹凸形状
の層は有機材料から成り、通常、この凹凸形状はフォト
マスクを使用してアクリル系の光感光性樹脂の所定部分
に光を当てて反応させ、可溶部分を洗い流すフォトリソ
グラフ法により形成されていた(例えば、特開2001
−13495号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の光散乱基板は、凹凸形状の層が有機材料から成
るため、耐熱性が低く(230℃程度)、使用するプロ
セスに制限があるという問題がある。また、上記従来の
光散乱基板は、無機材料から成る反射膜と有機材料から
成る凹凸形状の層との密着性が悪いため、反射膜が剥離
しやすいという問題がある。
【0004】本発明は、耐熱性を高めさらに反射膜の密
着性を向上させることができる光散乱基板用感光性樹脂
組成物、及びそれを用いて製造された光散乱基板とその
製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の光散乱基板用感光性樹脂組成物は、
感光性樹脂及び無機微粒子で構成されたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物は、請求項1記載の光散乱基板用感光性樹脂組成物
において、前記無機微粒子の平均粒子径が、1〜100
nmであることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物は、請求項2記載の光散乱基板用感光性樹脂組成物
において、前記無機微粒子がコロイダルシリカであるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光散乱
基板用感光性樹脂組成物において、水又はアルカリ現像
可能であることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物は、請求項4記載の光散乱基板用感光性樹脂組成物
において、前記感光性樹脂は、ヒドロキシル基がアルコ
キシアルキル基及び/又はアルコキシカルボニル基で保
護されたポリビニルフェノール系樹脂と光酸発生剤を含
むことを特徴とする。
【0010】請求項6記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光散乱
基板用感光性樹脂組成物において、前記無機微粒子の割
合が、固形分換算で前記感光性樹脂100に対して前記
無機微粒子100〜5000重量部であることを特徴と
する。
【0011】請求項7記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物は、請求項6記載の光散乱基板用感光性樹脂組成物
において、前記無機微粒子の割合が、固形分換算で前記
感光性樹脂100に対して前記無機微粒子200〜30
00重量部であることを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項8記載
の光散乱基板は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載
の感光性樹脂組成物から成る感光層を基体上に有するこ
とを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項9記載
の光散乱基板製造方法は、請求項1乃至7のいずれか1
項に記載の感光性樹脂組成物から成る感光層を基体上に
形成することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者等は、上記目的を達成す
べく鋭意研究を行った結果、光散乱基板用感光性樹脂組
成物を感光性樹脂及び無機微粒子で構成すると、耐熱性
を高めさらに反射膜の密着性を向上させることができ、
好ましくは、上記無機微粒子の平均粒子径が1〜100
nmであるとき、露光波長よりも小さい、即ち露光波長
に対して実質的に透明とすることが確実にでき、その結
果良好な光散乱特性をえることができ、このような平均
粒子径を有する無機微粒子として、コロイダルシリカを
用いると、容易に入手でき且つ確実に良好な散乱特性を
えることができることを見出した。
【0015】また、本発明者等は、光散乱基板用感光性
樹脂組成物が水又はアルカリ現像可能であるとき、確実
に耐熱性を高めさらに反射膜の密着性を良くすることが
でき、好ましくは、感光性樹脂として、ヒドロキシル基
が、アルコキシアルキル基及び/又はアルコキシカルボ
ニル基で保護されたポリビニルフェノール系樹脂と光酸
発生剤を含むとき、確実に光散乱基板用感光性樹脂組成
物を水又はアルカリ現像可能とする共に、取り扱いも容
易とすることができることを見出した。
【0016】また、本発明等者は、固形分換算で無機微
粒子の割合が、感光性樹脂100に対して無機微粒子1
00〜5000重量部、好ましくは200〜3000重
量部であると、感度やパターン解像度を損なうことがな
いことを見出した。また、無機微粒子が100重量部以
下の場合は、本発明の効果である反射膜の密着性が低下
し、無機微粒子が5000重量部以上の場合は、感光性
樹脂組成物の成膜ができなくなることを見出した。
【0017】また、本発明者等は、感光性樹脂組成物か
ら成る感光層を基体上に形成することを特徴とする光散
乱基板は、耐熱性を高めさらに反射膜の密着性を向上さ
せることができることを見出した。
【0018】また、本発明者は、感光性樹脂組成物から
成る感光層を基体上に形成することを特徴とする光散乱
基板方法は、耐熱性を高めさらに反射膜の密着性を向上
させることができることを見出した。
【0019】以下、本発明の実施の形態に係る光散乱基
板について図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態に係る光散乱
基板の模式構造を示す断面図である。
【0021】図1において、光散乱反射基板1は、ソー
ダライムガラス又は無アルカリガラスから成る基体2
と、フォトリソグラフィ技術によりパターン化された凹
凸形状の感光層3と、パターン化された感光層3上に成
膜された反射膜4とを有する。感光層3と反射膜4とは
光散乱反射膜5を構成し、該光散乱反射膜5は表面の凹
凸形状によって光を拡散反射する機能を備える。感光層
3は、複数の微粒子6が分散されている。
【0022】図2は、本発明の実施の形態に係る光散乱
基板1の製造処理のフローチャートである。
【0023】感光層形成工程(工程P101) まず、基体2の表面に感光層3が形成される。このと
き、感光層3との密着性を向上させるため、予め基体2
を表面処理しても良い。表面処理には、ヘキサメチルジ
ジラザンやシランカップリング剤を用いることができ
る。
【0024】感光層3は、後述する感光性樹脂組成物か
ら成り、慣用のコーティング方法、例えばスピンコーテ
ィング法、ディッピング法、キャスト法、ロールコーテ
ィング法などにより基体2に形成される。感光性樹脂組
成物に溶剤が含有されている場合は必要により、乾燥し
て溶剤を除去して形成する。また、このコーティングに
より形成される感光層3の厚みは特に制限されず、例え
ば0.5〜5μm、好ましくは0.7〜2μmの範囲か
ら選択でき、通常0.7〜1.5μm程度である。
【0025】上述の感光性樹脂組成物は、以下の感光性
樹脂及び無機微粒子により構成される。 1)感光性樹脂 本実施の形態に係る感光性樹脂は、以下に説明するベー
ス樹脂(オリゴマー又はポリマー)及び感光剤を含む。
【0026】i)ベース樹脂 ベース樹脂としては、極性基含有ポリマー、例えばヒド
ロキシ基含有ポリマー(ポリビニルアルコール、エチレ
ンビニルアルコール共重合体、ヒドロキシル基含有セル
ロース誘導体(ヒドロキシエチルセルロースなど)、ポ
リビニルフェノール系樹脂、ノボラック樹脂(フェノー
ルノボラック樹脂など))、カルボキシル基含有ポリマ
ー(重合性不飽和カルボン酸((メタ)アクリル酸、無
水マレイン酸、イタコン酸など)を含む単独又は共重合
体、カルボキシル基含有セルロース誘導体(カルボキシ
メチルセルロース又はその塩など)が例示される。これ
らのベース樹脂は、単独又は2種以上組み合わせて使用
しても良い。
【0027】これらのうち、特に、親水性基(ヒドロキ
シル基及び/又はカルボキシル基など)が脱離可能な保
護基で保護されたポリビニルフェノール系樹脂(ビニル
フェノールの単独重合体、又はそれらの共重合体など)
が好適に用いられる。
【0028】尚、この脱保護により親水性基を生成する
樹脂は、親水性基が予め保護基で保護された単量体を重
合することによって得ても良く、親水性基を有する単量
体を合成し、得られた樹脂の親水性基を前記保護基で保
護することによって得ても良い。
【0029】また、この脱保護により親水性基を生成す
る樹脂において、親水性基の保護基としては、例えば、
アルコキシアルキル基、 アルコキシカルボニル基、シ
クロアルキル基、オキサシクロアルキル基、及び架橋環
式脂肪族基などのヒドロキシル基に対する保護基や、ア
ルキル基などのカルボキシル基に対する保護基などが挙
げられる。これらのうち、アルコキシアルキル基、アル
コキシカルボニル基が特に好適に用いられる。
【0030】代表的な樹脂としては、例えば、ヒドロキ
シル基が、アルコキシアルキル基、アルコキシカルボニ
ル基(ターシャリイブトキシカルボニル基(t−BOC
基))などの保護基で保護されたポリビニルフェノール
系樹脂などが挙げられる。
【0031】ii)感光剤 感光剤としては、慣用の感光剤又は光増感剤、たとえ
ば、ジアゾニウム塩、ジアゾキノン塩、光酸発生剤など
が選択できる。
【0032】これらのうち、前記の保護基で保護された
ポリビニルフェノール系樹脂と好適に組み合わせて用い
られるのは光酸発生剤である。
【0033】光酸発生剤としては、スルホニウム塩誘導
体(スルホン酸エステル(1,2,3−トリ(メチルス
ルホキシ)ベンゼンなどのアリールアルカンスルホネー
ト(特にC610アリールC12アルカンスルホネー
ト)や、2,6−ジニトロベンジルトルエンスルホネー
ト、ベンゾイントシレートなどのアリールベンゼンスル
ホネート(特にベンゾイル基を有していても良い。C6
10アリールトルエンスルホネート)や、2−ベンゾイ
ル−2−ヒドロキシ−2−フェニルエチルトルエンスル
ホネートなどのアラルキルベンゼンスルホネート類(特
にベンゾイル基を有していても良い。C610アリール
14アルキルトルエンスルホネート)や、ジフェニル
ジスルホンなどのジスルホン酸や、ルイス酸塩(トリフ
ェニルスルホニウムヘキサフルオロホスフェート、トリ
フェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモン、トリ
フェニルスルホニウムメタンスルホニルなどのトリアニ
ールスルホニウム塩(特にトリフェニルスルホニル塩な
ど)など))、ホスホニウム塩誘導体、ジアリールハロ
ニウム塩誘導体(ジアリールヨードニウム塩(ジフェニ
ルヨードニウムヘキサフルオロホスフェートなど)など
のルイス酸塩など)、ジアソニウム塩誘導体(p−ニト
ロフェニルジアゾニウムヘキサフルオロホスフェートな
どのルイス酸塩など)、ジアゾメタン誘導体、トリアジ
ン誘導体などが例示できる。特に、ルイス酸塩(ホスホ
ニウム塩などのルイス酸塩)が好ましい。
【0034】感光剤の使用量は、例えばベース樹脂10
0重量部に対して、0.1〜50重量部、さらに好まし
くは1〜30重量部、さらに好ましくは1〜20重量部
(特に1〜10重量部)程度の範囲から選択できる。 2)無機微粒子 無機微粒子としては、例えば、金属単体(金、銀、銅、
白金、アルミニウムなど)、無機酸化物、無機炭酸塩、
無機硫酸塩、リン酸塩などが使用できる。無機酸化物と
してはシリカ(コロイダルシリカ、アエロジル、ガラス
など)、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化亜鉛、
酸化鉛、酸化イットリウム、酸化マグネシウムなどが例
示でき、炭酸塩には炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム
などが例示でき、硫酸塩には、硫酸バリウム、硫酸カル
シウムなどが例示できる。リン酸塩には、リン酸カルシ
ウム、リン酸マグネシウムなどが例示できる。無機微粒
子には、ゾル−ゲル法などにより調整されたゾルやゲル
なども含まれる。
【0035】これらの無機微粒子は、単独又は2種以上
混合して使用できる。微粒子の形状は、球状に限らず、
楕円形状、偏平状、ロッド状又は繊維状であっても良
い。
【0036】微粒子の平均粒子経は、露光波長よりも小
さい、即ち露光波長に対して実質的に透明であること
が、光散乱基板の散乱特性上望ましい。このため、微粒
子の平均粒子径は、例えばBET法による平均粒子径1
〜1000nm程度の範囲内から選択され、通常、平均
粒子径2〜500nm程度である。尚、微粒子として
は、BET法による平均粒子径1〜1000nm、特に
2〜500nm(好ましくは5〜50nm、さらに好ま
しくは7〜30nm)程度の無機微粒子(特にコロイダ
ルシリカなど)を用いるのが有利である。これらのコロ
イダルシリカはオルガノゾル(オルガノシリカゾル)と
して市販されている。
【0037】本発明の感光性樹脂組成物において、無機
微粒子の割合は、感度やパターンの解像度などを損なわ
ない範囲で選択でき、通常、固形分換算(加熱により生
成する成分(溶剤や縮合水など)を含まない)で感光性
樹脂100重量部に対して無機微粒子100重量部以上
である。無機微粒子が100重量部以下の場合は、本発
明の効果である反射膜4との密着性が低下し好ましくな
い。また、無機微粒子の上限量は、感光性樹脂組成物が
成膜可能な量(例えば、通常、5000重量部以下)で
あれば良い。好適な無機微粒子の割合は、感光性樹脂1
00重量部に対して、100〜5000重量部、好まし
くは200〜3000重量部である。
【0038】本発明の感光性樹脂組成物は、必要によ
り、酸化防止剤などの安定剤、可塑剤、界面活性剤、密
着性向上剤、溶解促進剤などの種々の添加剤を添加して
も良い。さらに感光性樹脂組成物は、塗布性などの作業
性を改善するため、溶剤を含んでいても良い。溶剤の例
としては、水、アルコール類、グリコール類、セロソル
ブ類、ケトン類、エステル類、エーテル類、アミド類、
炭化水素類などの有機溶剤を挙げることができ、これら
は単独又は2種以上混合して用いられる。
【0039】本発明の感光性樹脂組成物は、慣用の方
法、例えば感光性樹脂、無機微粒子と必要により他の成
分を混合することによって調整できる。感光性樹脂組成
物は、通常、溶剤を含有している。各成分は同時に混合
してもよく、適当な順序で混合しても良い。
【0040】パターン形成工程(工程P102) 本工程においては、パターン露光と現像を組み合わせた
慣用のフォトリソグラフィ技術を利用して感光層3に凹
凸形状のパターンを形成する。
【0041】上述のパターンの露光は、例えば所定のマ
スクを介して光線を照射又は露光することにより行うこ
とができる。光線としては、感光層3を構成する感光性
樹脂組成物の感光特性、パターンの微細度などに応じて
種々の光線(例えば、ハロゲンランプ、高圧水銀灯、U
Vランプ、エキシマーレーザー、電子線、X線などの放
射光)が利用でき、通常、波長100〜500nm程度
の光線、特に紫外線や遠紫外線などが利用できる。な
お、露光エネルギーは、感光性樹脂組成物の感光特性に
応じて選択でき、通常、0.01〜10ジュール/cm
2の範囲から選択できる。
【0042】その後行われる上述の現像は、感光性樹脂
組成物の種類に応じて種々の現像液(水、アルカリ水溶
液、有機溶剤又はこれらの混合物)が使用できる。好ま
しい現像液は水、又はアルカリ水溶液であり、必要であ
れば少量の有機溶剤(例えばメタノール、エタノール、
イソプロパノールなどのアルコール類、アセトンなどの
ケトン類)や界面活性剤などを含んでいても良い。現像
法も特に制限されず、例えば,パドル(メニスカス)
法、ディップ法、スプレー法などが採用できる。
【0043】なお、感光性樹脂組成物の塗布からパター
ン形成に至る工程のうち、適当な工程で、塗膜(感光層
3)を適当な温度で加熱することで、感光性組成物の溶
剤除去や硬化処理を行っても良い。例えば必要により、
露光した後、現像前に加熱しても良い。
【0044】反射膜成膜工程(工程P103) 次に、パターンが形成された感光層3の上に反射膜4を
形成する。本実施の形態の反射膜4はAl,Ag等から
成る金属薄膜であるが、これに限らずAl−Ti、Al
−Nd等のAl合金やAg−Pd合金等でも良い。ま
た、反射膜4は誘電体等の無機材料から成る薄膜であっ
てもよい。さらに、反射膜4の形成方法としては、主に
公知の真空蒸着法、イオンプレーティング法、及びスパ
ッタリング法が用いられるが、基板温度条件を300℃
としたときに、散乱性能、着色等、光散乱基板1に問題
が生じ無い範囲で有れば、他の方法であっても良い。
【0045】本発明の実施の形態の光散乱基板1によれ
ば、パターンが形成された感光層3の耐熱性が高いため
に、クロスカットピール試験を行っても、感光層3から
反射膜4が剥離しない高い密着性を得ることができる。
【0046】
【実施例】次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
【0047】(1)感光性樹脂組成物の調整 感光性樹脂 ヒドロキル基のうち35モル%をターシャリイブトキシ
カルボニルオキシ基で置換した、重量平均分子量840
0のポリビニルフェノール樹脂10重量部に、光酸発生
剤として、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロホ
スフェート0.3重量部を添加し、溶媒としてのプロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート60重量
部を混合することにより感光性樹脂を調整した。 無機微粒子 無機微粒子として、オルガノシリカゾル(日産化学工業
(株)製、商品名スノーテックスコロイダルシリカ、P
GMEA−シリカゾル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテートを溶媒とする、固形分30重量%
のコロイダルシリカ溶液、平均粒子径10〜20nm)
を用いた。 感光性樹脂組成物の調整 固形分換算(溶剤を除く固形分の割合)で、で得られ
た感光性樹脂100に対してで得られた無機微粒子を
表1に示す割合で混合し、各試料の感光性樹脂組成物を
調整した。
【0048】
【表1】
【0049】(2)基板 洗浄したガラス基板表面に、スピンコーターを用いて上
記感光性樹脂組成物を乾燥後の膜厚が1.0μmになる
ように塗布し、ホットプレートにて90℃で30秒間加
熱し、感光層を形成した。
【0050】次に、250Wの低圧水銀灯を有するミカ
サ(株)製マスクアライナーM−2L型に248nmの
干渉フィルターを装着し、このフィルター及びドッドパ
ターンを有するマスクを介して100秒間露光した。こ
のとき、マスクと感光性樹脂組成物表面との間隔を60
μmに保った。
【0051】その後、ホットプレートで90℃で30秒
間加熱し、1.59重畳%のテトラメチルアンモニウム
ハイドロオキサイド水溶液中で10秒間ディップ現像し
て、感光層にパターンを形成した。
【0052】このように、パターンが形成された感光層
をイオン交換水でリンスした後、予め200℃に設定し
たクリーンオーブン中で30分間加熱し、感光性組成物
の溶剤除去及び硬化処理を行った。
【0053】次に、感光層上にAlの金属薄膜から成る
反射膜を、基板温度条件を300℃で真空蒸着法により
成膜し、試料となる各種光散乱基板を製造した。
【0054】(3)評価方法 作製した光散乱基板の反射膜について、パターン形状、
光散乱特性、耐熱性、密着性(クロスカットピール試験
(JIS K5400 3.5))で評価した。
【0055】実施例1では、固形分換算で、で得られ
た感光性樹脂100に対してで得られた無機微粒子が
1567となる割合で混合し、感光性樹脂組成物を調整
し、試料となる光散乱基板を製造した。その結果、パタ
ーン形状、光散乱特性及び耐熱性に関して全く問題はな
く、また密着性にも優れており、光散乱基板からの反射
膜の剥離は認められなかった。
【0056】実施例2では、固形分換算で、で得られ
た感光性樹脂100に対してで得られた無機微粒子が
733となる割合で混合し、感光性樹脂組成物を調整
し、試料となる光散乱基板を製造した。その結果、実施
例1と同様に、パターン形状、光散乱特性及び耐熱性に
関して全く問題はなく、また密着性にも優れており、光
散乱基板からの反射膜の剥離は認められなかった。
【0057】実施例3では、固形分換算で、で得られ
た感光性樹脂100に対してで得られた無機微粒子が
317となる割合で混合し、感光性樹脂組成物を調整
し、試料となる光散乱基板を製造した。その結果、実施
例3も実施例1と同様に、パターン形状、光散乱特性及
び耐熱性に関して全く問題はなく、また密着性にも優れ
ており、光散乱基板からの反射膜の剥離は認められなか
った。
【0058】一方、比較例1では、固形分換算で、で
得られた感光性樹脂100に対してで得られた無機微
粒子を全く含有しない感光性樹脂組成物を調整し、試料
となる光散乱基板を製造した。その結果、耐熱性が23
0度と低く、そのために感光層と反射膜との密着性が6
0/100と悪くなり、反射膜の剥離が認められた。
【0059】比較例2では、固形分換算で、で得られ
た感光性樹脂100に対してで得られた無機微粒子が
80となる割合で混合し、感光性樹脂組成物を調整し、
試料となる光散乱基板を製造した。その結果、耐熱性に
ついては問題がなかったが、感光層と反射膜との密着性
が80/100と悪く、反射膜の剥離が認められた。
【0060】以上の比較例1,2の結果から、固形分換
算で、で得られた感光性樹脂100に対してで得ら
れた無機微粒子が80以下となる割合で混合した場合、
耐熱性、あるいは密着性が悪くなることが示された。
【0061】上述の本実施例1〜4及び比較例1〜2の
結果を表1に示す。
【0062】以上の実施例1〜3の結果から、固形分換
算で、で得られた感光性樹脂100に対してで得ら
れた無機微粒子が100以上となる割合で混合した場
合、パターン形状や光散乱特性のみならず、耐熱性、密
着性共に良好な光散乱基板が得られた。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の光散乱基板用感光性樹脂組成物によれば、感光性樹
脂及び無機微粒子で構成されるので、耐熱性を高めさら
に反射膜の密着性を向上させることができる。
【0064】請求項2記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物によれば、無機微粒子の平均粒子径が、1〜100
nmであるので、露光波長よりも小さい、即ち露光波長
に対して実質的に透明とすることが確実にでき、その結
果良好な光散乱特性をえることができる。
【0065】請求項3記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物によれば、無機微粒子がコロイダルシリカであるの
で、良好な光散乱特性をえることのできる平均粒子径で
ある無機微粒子として容易に入手することができる。
【0066】請求項4記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物によれば、水又はアルカリ現像可能であるとき、確
実に耐熱性を高めさらに反射膜の密着性を向上させるこ
とができる。
【0067】請求項5記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物によれば、感光性樹脂は、ヒドロキシル基がアルコ
キシアルキル基及び/又はアルコキシカルボニル基で保
護されたポリビニルフェノール系樹脂と光酸発生剤を含
むので、確実に光散乱基板用感光性樹脂組成物を水又は
アルカリ現像可能とすることができる。
【0068】請求項6記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物によれば、無機微粒子の割合が、固形分換算で感光
性樹脂100に対して無機微粒子100〜5000重量
部であるので、感度やパターン解像度を損なうことがな
い。また、無機微粒子が100重量部以下の場合は、本
発明の効果である反射膜の密着性が低下し、無機微粒子
が5000重量部以上の場合は、感光性樹脂組成物の成
膜ができなくなるため、固形分換算で無機微粒子の割合
が、100〜5000重量部であるとき、反射膜の密着
性を低下させることなく成膜を行うことができる。
【0069】請求項7記載の光散乱基板用感光性樹脂組
成物によれば、無機微粒子の割合が、固形分換算で感光
性樹脂100に対して無機微粒子200〜3000重量
部であるので、感度やパターン解像度を損なことがな
く、また、反射膜の密着性の低下を低下させることなく
成膜を確実に行うことができる。
【0070】請求項8記載の光散乱反射基板によれば、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成
物から成る感光層を基体上に有するので、耐熱性を高め
さらに反射膜の密着性を向上させることができる。
【0071】請求項9記載の光散乱基板製造方法によれ
ば、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の感光性樹脂
組成物から成る感光層を基体上に形成するので、耐熱性
を高めさらに反射膜の密着性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光散乱基板の模式構
造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る光散乱基板の製造処
理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 光散乱基板 2 基体 3 感光層 4 反射膜 5 光散乱反射膜 6 微粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻野 悦男 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA14 AB14 AC01 AD01 BC13 BC42 CC20 2H042 BA03 BA12 BA15 BA20 2H090 JB02 JC03 JC07 LA10 LA20 2H091 FA16Y FA31Y FB04 FB13 FC10 LA02 LA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性樹脂及び無機微粒子で構成された
    ことを特徴とする光散乱基板用感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記無機微粒子の平均粒子径が、1〜1
    00nmであることを特徴とする請求項1記載の光散乱
    基板用感光性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記無機微粒子がコロイダルシリカであ
    ることを特徴とする請求項2記載の光散乱基板用感光性
    樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 水又はアルカリ現像可能であることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光散乱
    基板用感光性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記感光性樹脂は、ヒドロキシル基がア
    ルコキシアルキル基及び/又はアルコキシカルボニル基
    で保護されたポリビニルフェノール系樹脂と光酸発生剤
    を含むことを特徴とする請求項4記載の光散乱基板用感
    光性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記無機微粒子の割合が、固形分換算で
    前記感光性樹脂100に対して前記無機微粒子100〜
    5000重量部であることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載の光散乱基板用感光性樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】 前記無機微粒子の割合が、固形分換算で
    前記感光性樹脂100に対して前記無機微粒子200〜
    3000重量部であることを特徴とする請求項6記載の
    光散乱基板用感光性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    感光性樹脂組成物から成る感光層を基体上に有すること
    を特徴とする光散乱基板。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    感光性樹脂組成物から成る感光層を基体上に形成するこ
    とを特徴とする光散乱基板製造方法。
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