JP2003056670A - 終減速装置 - Google Patents
終減速装置Info
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- JP2003056670A JP2003056670A JP2001246154A JP2001246154A JP2003056670A JP 2003056670 A JP2003056670 A JP 2003056670A JP 2001246154 A JP2001246154 A JP 2001246154A JP 2001246154 A JP2001246154 A JP 2001246154A JP 2003056670 A JP2003056670 A JP 2003056670A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/61—Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/38—Constructional details
- F16H48/42—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
- F16H2048/423—Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
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- Retarders (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドライブピニオン軸に装着されるフランジ継
手が振れることなく、装着部より潤滑油が漏れることの
ない終減速装置装置を提供する。 【解決手段】 エンジンからの駆動力が推進軸より入力
され、左右の駆動輪に動力を出力する終減速装置であっ
て、スプライン軸部33と嵌合軸部34とが形成されデ
ファレンシャルキャリア21に回転自在に装着されるド
ライブピニオン軸18と、推進軸が連結されるフランジ
部35を有しスプライン軸部33に嵌合するスプライン
孔37と嵌合軸部34に嵌合する嵌合孔38とが形成さ
れたフランジ継手36と、嵌合軸部34と嵌合孔38と
の間に装着されるシール部材40とを有する。ドライブ
ピニオン軸18とフランジ継手36とをスプライン軸部
33とスプライン孔37とが噛み合い円周方向に固定
し、嵌合軸部34と嵌合孔38が嵌まり合うことで径方
向に固定する。シール部材40により液密を保持する。
手が振れることなく、装着部より潤滑油が漏れることの
ない終減速装置装置を提供する。 【解決手段】 エンジンからの駆動力が推進軸より入力
され、左右の駆動輪に動力を出力する終減速装置であっ
て、スプライン軸部33と嵌合軸部34とが形成されデ
ファレンシャルキャリア21に回転自在に装着されるド
ライブピニオン軸18と、推進軸が連結されるフランジ
部35を有しスプライン軸部33に嵌合するスプライン
孔37と嵌合軸部34に嵌合する嵌合孔38とが形成さ
れたフランジ継手36と、嵌合軸部34と嵌合孔38と
の間に装着されるシール部材40とを有する。ドライブ
ピニオン軸18とフランジ継手36とをスプライン軸部
33とスプライン孔37とが噛み合い円周方向に固定
し、嵌合軸部34と嵌合孔38が嵌まり合うことで径方
向に固定する。シール部材40により液密を保持する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用の動力伝達系
に組み込まれて、駆動輪に動力を伝達する終減速装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】エンジン出力を駆動輪に伝達する動力伝
達系は、発進クラッチ、変速機、推進軸、終減速装置な
どの種々の装置によって構成される。終減速装置は、推
進軸によって駆動されるドライブピニオン軸、およびド
ライブピニオン軸に駆動されるリングギヤにより構成さ
れる終減速機構と、複数の傘歯車等により構成される差
動機構とを有しており、終減速機構を経て駆動トルクが
増加した駆動力は、差動機構により左右の駆動輪にそれ
ぞれ伝達される。 【0003】このような終減速装置の終減速機構は歯車
により構成され、差動機構についても歯車や摩擦クラッ
チにより構成されるため、終減速機構や差動機構を収容
するデファレンシャルキャリアには潤滑油が貯留されて
いる。この潤滑油の漏れを防止するために、キャリアか
ら突出し駆動力が入力されるドライブピニオン軸や駆動
力を出力する車軸にオイルシールが装着されている。 【0004】また、実開平5-83509号公報に開示される
ように、終減速装置からの潤滑油漏れを防止するため
に、ドライブピニオン軸を支持するリテーナとデファレ
ンシャルキャリアとの間に装着されるシムに可塑性シー
ラントを塗布することにより、潤滑油漏れを防止するも
のも開発されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
ブピニオン軸のように、推進軸と連結するためのフラン
ジ継手が、スプライン結合およびナット締結により装着
されて回転軸を構成する場合には、外周部に装着される
フランジ継手にオイルシールを装着したとしても、ドラ
イブピニオン軸とフランジ継手との間のスプライン部や
ねじ部より潤滑油が漏れるおそれがある。また、フラン
ジ継手とドライブピニオン軸との間の液密性は、スプラ
イン部およびねじ部の精度に依存しており管理すること
が困難であった。 【0006】さらに、ドライブピニオン軸は、フランジ
継手からの回転力を受けるため、フランジ継手とスプラ
イン結合されており、回転時に起こりうるフランジ継手
の振れは、結合するスプライン部の精度に依存し管理す
ることが困難であった。 【0007】本発明の目的は、ドライブピニオン軸に装
着されるフランジ継手が振れることなく、装着部より潤
滑油が漏れることのない終減速装置を提供することにあ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の終減速装置は、
エンジンからの駆動力が推進軸より入力され、左右の駆
動輪に動力を出力する終減速装置であって、スプライン
軸部と嵌合軸部とが形成され、デファレンシャルキャリ
アに回転自在に装着されるドライブピニオン軸と、前記
推進軸が連結されるフランジ部を有し、前記スプライン
軸部に嵌合するスプライン孔と前記嵌合軸部に嵌合する
嵌合孔とが形成されたフランジ継手と、前記嵌合軸部と
前記嵌合孔との間に装着されるシール部材とを有するこ
とを特徴とする。 【0009】本発明によれば、嵌合孔と嵌合軸部との間
にシール部材を装着することにより、フランジ継手とド
ライブピニオン軸との間の液密性を高めることができ
る。 【0010】本発明によれば、フランジ継手の嵌合孔と
ドライブピニオン軸の嵌合軸部とを形成することによ
り、スプライン歯の精度に依存することなくフランジ継
手の振れを防止することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である終減速装置を有する動力伝達系を示す概略図で
ある。この動力伝達系は、車両前方に配置されるエンジ
ン10からの動力が、変速機11および推進軸12を介
して入力される終減速装置13を有しており、この終減
速装置13から出力される動力は、右輪駆動軸14およ
び左輪駆動軸15を介して2つの駆動輪16,17を駆
動する。 【0012】図1に示すように、エンジン10に変速機
11が連結され、変速機11には推進軸12が連結され
ている。また、左右に設けられる2つの駆動輪16,1
7には、右輪駆動軸14および左輪駆動軸15がそれぞ
れ連結されている。この推進軸12と2つの駆動軸1
4,15との間に終減速装置13が設けられており、動
力を入力する推進軸12は、終減速装置13内に設けら
れるドライブピニオン軸18に連結され、動力が出力さ
れる2つの駆動軸14,15は、終減速装置13内に設
けられる2つの車軸19,20にそれぞれ連結されてい
る。 【0013】終減速装置13は、キャリア本体21a、
およびキャリア本体21aの端部に取り付けられるキャ
リアカバー21bからなるデファレンシャルキャリア2
1を有している。このデファレンシャルキャリア21に
は、ドライブピニオンギヤ18aを端部に有するドライ
ブピニオン軸18が回転自在に支持され、差動機構22
を収容するデファレンシャルケース23が回転自在に支
持されている。デファレンシャルケース23には、ドラ
イブピニオンギヤ18aに噛み合うリングギヤ24が装
着され、ドライブピニオン軸18が回転すると、リング
ギヤ24を介してデファレンシャルケース23が駆動さ
れる。 【0014】デファレンシャルケース23には、ピニオ
ン軸25の両端部が固定され、ピニオン軸25に2つの
ピニオンギヤ26が対面して回転自在に設けられてい
る。また、デファレンシャルケース23には、2つのピ
ニオンギヤ26に共に噛み合う2つのサイドギヤ27
a,27bが回転自在に装着され、サイドギヤ27a,
27bにそれぞれ車軸19,20が固定されており、デ
ファレンシャルケース23の回転により2つの車軸1
9,20は駆動される。このように、終減速装置13
は、ドライブピニオン軸18およびリングギヤ24によ
り構成される終減速機構28と、デファレンシャルケー
ス23、ピニオンギヤ26、およびサイドギヤ27a,
27bにより構成される差動機構22とを有している。 【0015】このような終減速装置13は、エンジン1
0の動力を受けて推進軸12が駆動すると、ドライブピ
ニオン軸18が回転し、リングギヤ24を介してデファ
レンシャルケース23を駆動する。デファレンシャルケ
ース23の回転に伴い、ピニオン軸25に装着される2
つのピニオンギヤ26は公転運動を行い、ピニオンギヤ
26に噛み合うサイドギヤ27a,27bを介して2つ
の車軸19,20を駆動し、車両を走行させることがで
きる。 【0016】このとき、左右の駆動輪16,17の駆動
抵抗が同一の場合には、差動機構22のサイドギヤ27
a,27bは一体に回転し、2つの車軸19,20は同
一の回転速度で駆動輪を駆動する。一方、左右の駆動抵
抗が異なる場合には、駆動抵抗が同一になるように、2
つのサイドギヤ27a,27bはピニオンギヤ26を介
して互いに反転するため、駆動輪16,17への回転速
度が異なって伝達される。したがって、駆動抵抗が異な
る走行状況であっても、差動機構22が作動し駆動抵抗
を同一にするため滑らかな走行を行うことができる。 【0017】図2は本発明の一実施の形態である終減速
装置13の一部を示す断面図であり、図1に示すA−A
に沿う断面図である。なお、一点鎖線で示す部材はリン
グギヤ24である。図2に示すように、デファレンシャ
ルキャリア21のキャリア本体21aには、ドライブピ
ニオン軸18が2つの軸受30,31により回転自在に
支持されている。ドライブピニオン軸18の端部には、
雄ねじ部32が形成されており、雄ねじ部32に隣接し
てスプライン軸部33および嵌合軸部34がドライブピ
ニオン軸18に形成されている。スプライン軸部33の
外周面には、軸方向に複数のスプライン歯が形成され、
嵌合軸部34は外周面が研磨されている。 【0018】ドライブピニオン軸18の端部には、フラ
ンジ部35を有するフランジ継手36が取り付けられて
いる。フランジ継手36には、同軸上にスプライン孔3
7と嵌合孔38とが隣接して形成されており、スプライ
ン孔37の内周面には、軸方向に複数のスプライン歯が
形成され、嵌合孔38の内周面は、嵌合軸部34に嵌合
するように研磨されている。また、嵌合孔38の内周面
の径方向にシール溝39が形成されており、シール溝3
9に環状のシール部材40が装着されている。 【0019】フランジ継手36をドライブピニオン軸1
8に装着すると、フランジ継手36とドライブピニオン
軸18は、スプライン軸部33とスプライン孔37とが
噛み合うスプライン結合により円周方向に固定され、嵌
合軸部34と嵌合孔38とを嵌め合わせることにより径
方向に固定される。そして、フランジ継手36より突出
する雄ねじ部32には、ナット41がねじ止めされフラ
ンジ継手36は軸方向に固定される。 【0020】また、フランジ継手36の外周面とデファ
レンシャルキャリア21との間には、オイルシール42
が装着され、オイルシール42を覆うようにカバー43
がフランジ継手36に装着されている。 【0021】このようにドライブピニオン軸18に固定
されるフランジ継手36のフランジ部35には推進軸1
2が連結され、ドライブピニオン軸18の他端部にはリ
ングギヤ24に噛み合うドライブピニオンギヤ18aが
形成されている。そして、エンジン10に駆動される推
進軸12の回転により、ドライブピニオン軸18を介し
てリングギヤ24が駆動され、駆動力が差動機構22を
介し車軸19,20に伝達される。 【0022】デファレンシャルキャリア21内には、歯
車を潤滑する潤滑油が貯留されており、一部が潤滑油に
浸されるリングギヤ24の回転に伴って潤滑油が掻き上
げられ、リングギヤ24とドライブピニオンギヤ18a
とは潤滑される。また、掻き上げられる潤滑油は、デフ
ァレンシャルキャリア21に形成される潤滑孔44を通
過し、ドライブピニオン軸18を回転支持する2つの軸
受30,31を潤滑する。 【0023】このとき、軸受31を通過する潤滑油は、
フランジ継手36とデファレンシャルキャリア21との
間に装着されるオイルシール42により、デファレンシ
ャルキャリア21内からの漏出が防止され、軸受31の
内輪とフランジ継手36の端面との間を通過する潤滑油
は、嵌合孔38のシール溝39に保持されるシール部材
40により、デファレンシャルキャリア21内からの漏
出が防止される。このように、潤滑油はオイルシール4
2およびシール部材40により遮断されるために、スプ
ライン部およびねじ部に生じる隙間を経て外部に漏れる
ことはなく、隙間を無くすためにスプライン部およびね
じ部の精度を上げることなく液密性を高めることができ
る。また、嵌合孔38と嵌合軸部34とを嵌め合わせ、
フランジ継手36をドライブピニオン軸18に対して径
方向に固定するために、スプライン部の精度を上げるこ
となく、フランジ継手36の回転による振れを防止する
ことができる。 【0024】図3は本発明の他の実施の形態である終減
速装置13の一部を示す断面図であり、図1に示すA−
Aに沿う断面図である。なお、図3に示す終減速装置1
3は、前述した図2の終減速装置13におけるドライブ
ピニオン軸18とフランジ継手36との結合部を変更す
るものである。図3に示すように、ドライブピニオン軸
18の端部には雄ねじ部32が形成されており、雄ねじ
部32に隣接して嵌合軸部50およびスプライン軸部5
1がドライブピニオン軸18に形成されている。嵌合軸
部50は外周面が研磨されて形成され、スプライン軸部
51の外周面には、軸方向に複数のスプライン歯が形成
されている。 【0025】ドライブピニオン軸18の端部には、フラ
ンジ部35を有するフランジ継手36が取り付けられて
いる。フランジ継手36には、同軸上に嵌合孔52とス
プライン孔53とが隣接して形成されており、嵌合孔5
2の内周面は、嵌合軸部50に嵌合するように研磨され
て形成され、スプライン孔53の内周面には、軸方向に
複数のスプライン歯が形成されている。また、嵌合軸部
50の外周面の径方向には、シール溝54が形成されて
おり、シール溝54には環状のシール部材55が装着さ
れている。 【0026】フランジ継手36をドライブピニオン軸1
8に装着すると、フランジ継手36とドライブピニオン
軸18は、スプライン軸部51とスプライン孔53とが
噛み合うスプライン結合により円周方向に固定され、嵌
合軸部50と嵌合孔52とを隙間なく嵌め合わせること
により径方向に固定される。そして、フランジ継手36
より突出する雄ねじ部32には、ナット41がねじ止め
されフランジ継手36は軸方向に固定される。 【0027】軸受31の内輪とフランジ継手36の端面
との間を経て、スプライン部を通過する潤滑油は、嵌合
軸部50のシール溝54に保持されるシール部材55に
より遮断される。このように、ねじ部に生じる隙間を経
て外部に漏れることはなく、隙間を無くすためにねじ部
の精度を上げることなく液密性を高めることができる。
また、嵌合孔52と嵌合軸部50とを嵌め合わせ、フラ
ンジ継手36をドライブピニオン軸18に対して径方向
に固定するために、スプライン部の精度を上げることな
く、フランジ継手36の回転による振れを防止すること
ができる。 【0028】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本発明の実施の
形態に示す終減速装置13は差動機構22に傘歯車を用
いているが、摩擦クラッチを用いたものであっても使用
することができる。また、シール溝は嵌合軸部または嵌
合孔のどちらに形成しても良く、嵌合軸部34,50お
よび嵌合孔38,52は研磨だけではなく切削等で形成
しても良い。さらに、伝達する回転力およびフランジ部
35の外径に応じて、スプライン軸部33,51とスプ
ライン孔37,53および嵌合軸部34,50と嵌合孔
38,52の軸方向長さを変更しても良い。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、嵌合孔と嵌合軸部との
間にシール部材を装着することにより、フランジ継手と
ドライブピニオン軸との間の液密性を高めることができ
る。 【0030】本発明によれば、フランジ継手の嵌合孔と
ドライブピニオン軸の嵌合軸部とを形成することによ
り、スプライン歯の精度に依存することなくフランジ継
手の振れを防止することができる。
に組み込まれて、駆動輪に動力を伝達する終減速装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】エンジン出力を駆動輪に伝達する動力伝
達系は、発進クラッチ、変速機、推進軸、終減速装置な
どの種々の装置によって構成される。終減速装置は、推
進軸によって駆動されるドライブピニオン軸、およびド
ライブピニオン軸に駆動されるリングギヤにより構成さ
れる終減速機構と、複数の傘歯車等により構成される差
動機構とを有しており、終減速機構を経て駆動トルクが
増加した駆動力は、差動機構により左右の駆動輪にそれ
ぞれ伝達される。 【0003】このような終減速装置の終減速機構は歯車
により構成され、差動機構についても歯車や摩擦クラッ
チにより構成されるため、終減速機構や差動機構を収容
するデファレンシャルキャリアには潤滑油が貯留されて
いる。この潤滑油の漏れを防止するために、キャリアか
ら突出し駆動力が入力されるドライブピニオン軸や駆動
力を出力する車軸にオイルシールが装着されている。 【0004】また、実開平5-83509号公報に開示される
ように、終減速装置からの潤滑油漏れを防止するため
に、ドライブピニオン軸を支持するリテーナとデファレ
ンシャルキャリアとの間に装着されるシムに可塑性シー
ラントを塗布することにより、潤滑油漏れを防止するも
のも開発されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
ブピニオン軸のように、推進軸と連結するためのフラン
ジ継手が、スプライン結合およびナット締結により装着
されて回転軸を構成する場合には、外周部に装着される
フランジ継手にオイルシールを装着したとしても、ドラ
イブピニオン軸とフランジ継手との間のスプライン部や
ねじ部より潤滑油が漏れるおそれがある。また、フラン
ジ継手とドライブピニオン軸との間の液密性は、スプラ
イン部およびねじ部の精度に依存しており管理すること
が困難であった。 【0006】さらに、ドライブピニオン軸は、フランジ
継手からの回転力を受けるため、フランジ継手とスプラ
イン結合されており、回転時に起こりうるフランジ継手
の振れは、結合するスプライン部の精度に依存し管理す
ることが困難であった。 【0007】本発明の目的は、ドライブピニオン軸に装
着されるフランジ継手が振れることなく、装着部より潤
滑油が漏れることのない終減速装置を提供することにあ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の終減速装置は、
エンジンからの駆動力が推進軸より入力され、左右の駆
動輪に動力を出力する終減速装置であって、スプライン
軸部と嵌合軸部とが形成され、デファレンシャルキャリ
アに回転自在に装着されるドライブピニオン軸と、前記
推進軸が連結されるフランジ部を有し、前記スプライン
軸部に嵌合するスプライン孔と前記嵌合軸部に嵌合する
嵌合孔とが形成されたフランジ継手と、前記嵌合軸部と
前記嵌合孔との間に装着されるシール部材とを有するこ
とを特徴とする。 【0009】本発明によれば、嵌合孔と嵌合軸部との間
にシール部材を装着することにより、フランジ継手とド
ライブピニオン軸との間の液密性を高めることができ
る。 【0010】本発明によれば、フランジ継手の嵌合孔と
ドライブピニオン軸の嵌合軸部とを形成することによ
り、スプライン歯の精度に依存することなくフランジ継
手の振れを防止することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である終減速装置を有する動力伝達系を示す概略図で
ある。この動力伝達系は、車両前方に配置されるエンジ
ン10からの動力が、変速機11および推進軸12を介
して入力される終減速装置13を有しており、この終減
速装置13から出力される動力は、右輪駆動軸14およ
び左輪駆動軸15を介して2つの駆動輪16,17を駆
動する。 【0012】図1に示すように、エンジン10に変速機
11が連結され、変速機11には推進軸12が連結され
ている。また、左右に設けられる2つの駆動輪16,1
7には、右輪駆動軸14および左輪駆動軸15がそれぞ
れ連結されている。この推進軸12と2つの駆動軸1
4,15との間に終減速装置13が設けられており、動
力を入力する推進軸12は、終減速装置13内に設けら
れるドライブピニオン軸18に連結され、動力が出力さ
れる2つの駆動軸14,15は、終減速装置13内に設
けられる2つの車軸19,20にそれぞれ連結されてい
る。 【0013】終減速装置13は、キャリア本体21a、
およびキャリア本体21aの端部に取り付けられるキャ
リアカバー21bからなるデファレンシャルキャリア2
1を有している。このデファレンシャルキャリア21に
は、ドライブピニオンギヤ18aを端部に有するドライ
ブピニオン軸18が回転自在に支持され、差動機構22
を収容するデファレンシャルケース23が回転自在に支
持されている。デファレンシャルケース23には、ドラ
イブピニオンギヤ18aに噛み合うリングギヤ24が装
着され、ドライブピニオン軸18が回転すると、リング
ギヤ24を介してデファレンシャルケース23が駆動さ
れる。 【0014】デファレンシャルケース23には、ピニオ
ン軸25の両端部が固定され、ピニオン軸25に2つの
ピニオンギヤ26が対面して回転自在に設けられてい
る。また、デファレンシャルケース23には、2つのピ
ニオンギヤ26に共に噛み合う2つのサイドギヤ27
a,27bが回転自在に装着され、サイドギヤ27a,
27bにそれぞれ車軸19,20が固定されており、デ
ファレンシャルケース23の回転により2つの車軸1
9,20は駆動される。このように、終減速装置13
は、ドライブピニオン軸18およびリングギヤ24によ
り構成される終減速機構28と、デファレンシャルケー
ス23、ピニオンギヤ26、およびサイドギヤ27a,
27bにより構成される差動機構22とを有している。 【0015】このような終減速装置13は、エンジン1
0の動力を受けて推進軸12が駆動すると、ドライブピ
ニオン軸18が回転し、リングギヤ24を介してデファ
レンシャルケース23を駆動する。デファレンシャルケ
ース23の回転に伴い、ピニオン軸25に装着される2
つのピニオンギヤ26は公転運動を行い、ピニオンギヤ
26に噛み合うサイドギヤ27a,27bを介して2つ
の車軸19,20を駆動し、車両を走行させることがで
きる。 【0016】このとき、左右の駆動輪16,17の駆動
抵抗が同一の場合には、差動機構22のサイドギヤ27
a,27bは一体に回転し、2つの車軸19,20は同
一の回転速度で駆動輪を駆動する。一方、左右の駆動抵
抗が異なる場合には、駆動抵抗が同一になるように、2
つのサイドギヤ27a,27bはピニオンギヤ26を介
して互いに反転するため、駆動輪16,17への回転速
度が異なって伝達される。したがって、駆動抵抗が異な
る走行状況であっても、差動機構22が作動し駆動抵抗
を同一にするため滑らかな走行を行うことができる。 【0017】図2は本発明の一実施の形態である終減速
装置13の一部を示す断面図であり、図1に示すA−A
に沿う断面図である。なお、一点鎖線で示す部材はリン
グギヤ24である。図2に示すように、デファレンシャ
ルキャリア21のキャリア本体21aには、ドライブピ
ニオン軸18が2つの軸受30,31により回転自在に
支持されている。ドライブピニオン軸18の端部には、
雄ねじ部32が形成されており、雄ねじ部32に隣接し
てスプライン軸部33および嵌合軸部34がドライブピ
ニオン軸18に形成されている。スプライン軸部33の
外周面には、軸方向に複数のスプライン歯が形成され、
嵌合軸部34は外周面が研磨されている。 【0018】ドライブピニオン軸18の端部には、フラ
ンジ部35を有するフランジ継手36が取り付けられて
いる。フランジ継手36には、同軸上にスプライン孔3
7と嵌合孔38とが隣接して形成されており、スプライ
ン孔37の内周面には、軸方向に複数のスプライン歯が
形成され、嵌合孔38の内周面は、嵌合軸部34に嵌合
するように研磨されている。また、嵌合孔38の内周面
の径方向にシール溝39が形成されており、シール溝3
9に環状のシール部材40が装着されている。 【0019】フランジ継手36をドライブピニオン軸1
8に装着すると、フランジ継手36とドライブピニオン
軸18は、スプライン軸部33とスプライン孔37とが
噛み合うスプライン結合により円周方向に固定され、嵌
合軸部34と嵌合孔38とを嵌め合わせることにより径
方向に固定される。そして、フランジ継手36より突出
する雄ねじ部32には、ナット41がねじ止めされフラ
ンジ継手36は軸方向に固定される。 【0020】また、フランジ継手36の外周面とデファ
レンシャルキャリア21との間には、オイルシール42
が装着され、オイルシール42を覆うようにカバー43
がフランジ継手36に装着されている。 【0021】このようにドライブピニオン軸18に固定
されるフランジ継手36のフランジ部35には推進軸1
2が連結され、ドライブピニオン軸18の他端部にはリ
ングギヤ24に噛み合うドライブピニオンギヤ18aが
形成されている。そして、エンジン10に駆動される推
進軸12の回転により、ドライブピニオン軸18を介し
てリングギヤ24が駆動され、駆動力が差動機構22を
介し車軸19,20に伝達される。 【0022】デファレンシャルキャリア21内には、歯
車を潤滑する潤滑油が貯留されており、一部が潤滑油に
浸されるリングギヤ24の回転に伴って潤滑油が掻き上
げられ、リングギヤ24とドライブピニオンギヤ18a
とは潤滑される。また、掻き上げられる潤滑油は、デフ
ァレンシャルキャリア21に形成される潤滑孔44を通
過し、ドライブピニオン軸18を回転支持する2つの軸
受30,31を潤滑する。 【0023】このとき、軸受31を通過する潤滑油は、
フランジ継手36とデファレンシャルキャリア21との
間に装着されるオイルシール42により、デファレンシ
ャルキャリア21内からの漏出が防止され、軸受31の
内輪とフランジ継手36の端面との間を通過する潤滑油
は、嵌合孔38のシール溝39に保持されるシール部材
40により、デファレンシャルキャリア21内からの漏
出が防止される。このように、潤滑油はオイルシール4
2およびシール部材40により遮断されるために、スプ
ライン部およびねじ部に生じる隙間を経て外部に漏れる
ことはなく、隙間を無くすためにスプライン部およびね
じ部の精度を上げることなく液密性を高めることができ
る。また、嵌合孔38と嵌合軸部34とを嵌め合わせ、
フランジ継手36をドライブピニオン軸18に対して径
方向に固定するために、スプライン部の精度を上げるこ
となく、フランジ継手36の回転による振れを防止する
ことができる。 【0024】図3は本発明の他の実施の形態である終減
速装置13の一部を示す断面図であり、図1に示すA−
Aに沿う断面図である。なお、図3に示す終減速装置1
3は、前述した図2の終減速装置13におけるドライブ
ピニオン軸18とフランジ継手36との結合部を変更す
るものである。図3に示すように、ドライブピニオン軸
18の端部には雄ねじ部32が形成されており、雄ねじ
部32に隣接して嵌合軸部50およびスプライン軸部5
1がドライブピニオン軸18に形成されている。嵌合軸
部50は外周面が研磨されて形成され、スプライン軸部
51の外周面には、軸方向に複数のスプライン歯が形成
されている。 【0025】ドライブピニオン軸18の端部には、フラ
ンジ部35を有するフランジ継手36が取り付けられて
いる。フランジ継手36には、同軸上に嵌合孔52とス
プライン孔53とが隣接して形成されており、嵌合孔5
2の内周面は、嵌合軸部50に嵌合するように研磨され
て形成され、スプライン孔53の内周面には、軸方向に
複数のスプライン歯が形成されている。また、嵌合軸部
50の外周面の径方向には、シール溝54が形成されて
おり、シール溝54には環状のシール部材55が装着さ
れている。 【0026】フランジ継手36をドライブピニオン軸1
8に装着すると、フランジ継手36とドライブピニオン
軸18は、スプライン軸部51とスプライン孔53とが
噛み合うスプライン結合により円周方向に固定され、嵌
合軸部50と嵌合孔52とを隙間なく嵌め合わせること
により径方向に固定される。そして、フランジ継手36
より突出する雄ねじ部32には、ナット41がねじ止め
されフランジ継手36は軸方向に固定される。 【0027】軸受31の内輪とフランジ継手36の端面
との間を経て、スプライン部を通過する潤滑油は、嵌合
軸部50のシール溝54に保持されるシール部材55に
より遮断される。このように、ねじ部に生じる隙間を経
て外部に漏れることはなく、隙間を無くすためにねじ部
の精度を上げることなく液密性を高めることができる。
また、嵌合孔52と嵌合軸部50とを嵌め合わせ、フラ
ンジ継手36をドライブピニオン軸18に対して径方向
に固定するために、スプライン部の精度を上げることな
く、フランジ継手36の回転による振れを防止すること
ができる。 【0028】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本発明の実施の
形態に示す終減速装置13は差動機構22に傘歯車を用
いているが、摩擦クラッチを用いたものであっても使用
することができる。また、シール溝は嵌合軸部または嵌
合孔のどちらに形成しても良く、嵌合軸部34,50お
よび嵌合孔38,52は研磨だけではなく切削等で形成
しても良い。さらに、伝達する回転力およびフランジ部
35の外径に応じて、スプライン軸部33,51とスプ
ライン孔37,53および嵌合軸部34,50と嵌合孔
38,52の軸方向長さを変更しても良い。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、嵌合孔と嵌合軸部との
間にシール部材を装着することにより、フランジ継手と
ドライブピニオン軸との間の液密性を高めることができ
る。 【0030】本発明によれば、フランジ継手の嵌合孔と
ドライブピニオン軸の嵌合軸部とを形成することによ
り、スプライン歯の精度に依存することなくフランジ継
手の振れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である終減速装置を有する
動力伝達系を示す概略図である。 【図2】図1のA−Aに沿う本発明の一実施の形態であ
る終減速装置の一部を示す断面図である。 【図3】図1のA−Aに沿う本発明の他の実施の形態で
ある終減速装置の一部を示す断面図である。 【符号の説明】 10 エンジン 12 推進軸 16,17 駆動輪 18 ドライブピニオン軸 21 デファレンシャルキャリア 33 スプライン軸部 34 嵌合軸部 35 フランジ部 36 フランジ継手 37 スプライン孔 38 嵌合孔 40 シール部材 50 嵌合軸部 51 スプライン軸部 52 嵌合孔 53 スプライン孔 55 シール部材
動力伝達系を示す概略図である。 【図2】図1のA−Aに沿う本発明の一実施の形態であ
る終減速装置の一部を示す断面図である。 【図3】図1のA−Aに沿う本発明の他の実施の形態で
ある終減速装置の一部を示す断面図である。 【符号の説明】 10 エンジン 12 推進軸 16,17 駆動輪 18 ドライブピニオン軸 21 デファレンシャルキャリア 33 スプライン軸部 34 嵌合軸部 35 フランジ部 36 フランジ継手 37 スプライン孔 38 嵌合孔 40 シール部材 50 嵌合軸部 51 スプライン軸部 52 嵌合孔 53 スプライン孔 55 シール部材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジンからの駆動力が推進軸より入力
され、左右の駆動輪に動力を出力する終減速装置であっ
て、 スプライン軸部と嵌合軸部とが形成され、デファレンシ
ャルキャリアに回転自在に装着されるドライブピニオン
軸と、 前記推進軸が連結されるフランジ部を有し、前記スプラ
イン軸部に嵌合するスプライン孔と前記嵌合軸部に嵌合
する嵌合孔とが形成されたフランジ継手と、 前記嵌合軸部と前記嵌合孔との間に装着されるシール部
材とを有することを特徴とする終減速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246154A JP2003056670A (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 終減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246154A JP2003056670A (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 終減速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056670A true JP2003056670A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19075772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001246154A Pending JP2003056670A (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 終減速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003056670A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2450217A (en) * | 2007-06-11 | 2008-12-17 | Ford Global Tech Llc | A differential drive pinion with dual pilot surfaces |
-
2001
- 2001-08-14 JP JP2001246154A patent/JP2003056670A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2450217A (en) * | 2007-06-11 | 2008-12-17 | Ford Global Tech Llc | A differential drive pinion with dual pilot surfaces |
US7878937B2 (en) | 2007-06-11 | 2011-02-01 | Ford Global Technologies, Llc | Dual-pilot axle assembly for an automotive vehicle driveline |
GB2450217B (en) * | 2007-06-11 | 2012-03-07 | Ford Global Tech Llc | A dual-pilot axle assembly for a vehicle |
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