JP2003056635A - 油圧緩衝器のオイルロック機構 - Google Patents

油圧緩衝器のオイルロック機構

Info

Publication number
JP2003056635A
JP2003056635A JP2001248287A JP2001248287A JP2003056635A JP 2003056635 A JP2003056635 A JP 2003056635A JP 2001248287 A JP2001248287 A JP 2001248287A JP 2001248287 A JP2001248287 A JP 2001248287A JP 2003056635 A JP2003056635 A JP 2003056635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
chamber
oil lock
lock
shock absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001248287A
Other languages
English (en)
Inventor
Harusuke Murakami
陽亮 村上
Noboru Minami
暢 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2001248287A priority Critical patent/JP2003056635A/ja
Publication of JP2003056635A publication Critical patent/JP2003056635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧緩衝器のオイルロック機構において、オ
イルロック油室の断面積を大きくして大きなオイルロッ
ク荷重を得ることができ、オイルロックカラーがオイル
ロックピースから抜け出る際にオイルロック油室の負圧
を解消するためのチェック弁の応答性、組付性も良好に
すること。 【解決手段】 油圧緩衝器10のオイルロック機構にお
いて、ダンパシリンダ21の下部内周に隔壁部材(ボト
ムピース51)を設けて、該隔壁部材の下部にオイルロ
ック油室72と連通する油室74を区画するとともに、
隔壁部材の上部に油溜室31と連通する油室55を区画
し、隔壁部材に連通孔75を設け、該連通孔75にチェ
ック弁76を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等の車
軸と車体の間に介装されて路面からの衝撃を吸収するフ
ロントフォーク等の油圧緩衝器のオイルロック機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧緩衝器として、実開平2-4378
7、実開平1-56380に記載の如く、車輪側に取付けられる
アウタチューブに車体側に取付けられるインナチューブ
を摺動自在に嵌合し、前記アウタチューブの底部に、ダ
ンパシリンダを立設し、該ダンパシリンダ内を摺動する
ピストンを先端部に設けたピストンロッドを前記インナ
チューブに取付け、前記ダンパシリンダの外周に、該ダ
ンパシリンダ内の作動油室と連通する油溜室を設け、該
ダンパシリンダの下部外周にオイルロックピースを固定
し、前記インナチューブの先端部内周にオイルロックカ
ラーを固定し、前記オイルロックカラーが前記オイルロ
ックピースの外周に嵌合する最圧縮時に、前記オイルロ
ックピース外周と前記アウタチューブとの間にオイルロ
ック油室を形成し、最圧縮時の緩衝作用を行なうものが
ある。
【0003】従来技術では、オイルロック油室と油溜室
を連通する連通孔にチェック弁を設けている。チェック
弁は、オイルロックカラーがオイルロックピースに嵌合
した際に、上記連通孔を閉じ、オイルロック油室から油
溜室への流れを閉じてオイルロック油室を圧縮する。ま
た、チェック弁は、オイルロックカラーがオイルロック
ピースから抜け出る際に、上記連通孔を開き、油溜室か
らオイルロック油室へ作動油を戻すことにより、オイル
ロック油室の負圧をスムースに解消してこの負圧が一度
に解放されることによる異音(抜け音)の発生を防止す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の問
題点がある。 オイルロックピース内周とダンパシリンダ外周の間に
油溜室を設け、オイルロックピース外周のオイルロック
油室とオイルロックピース内周の油溜室を連通する油路
にチェック弁を介装している。従って、オイルロックピ
ース内周に油溜室を設けた分だけ、外周のオイルロック
油室の断面積が小さくなり、大きなオイルロック荷重が
得られない。
【0005】チェック弁がオイルロックピースの外周
に介装されるために、環状のチェック弁が大径となり、
内周縁の摺動抵抗の増加、質量の増加等によりチェック
弁の応答性が悪くなる虞がある。
【0006】オイルロックピース外周下部の狭い場所
にチェック弁を組込むために、組付性が悪く、工数が増
える虞がある。
【0007】また、シリンダの外周を作動油室としたフ
ロントフォークにおいて、オイルロックカラーがオイル
ロックピースから抜け出る際の異音を防止するためのチ
ェック弁を介装したものとして、実開昭61-43591があ
る。この従来技術では、シリンダ下部外周の小径部とオ
イルロックピースの狭い環状空間にチェック弁が設けら
れ、チェック弁の組付性が悪い。
【0008】本発明の課題は、油圧緩衝器のオイルロッ
ク機構において、オイルロック油室の断面積を大きくし
て大きなオイルロック荷重を得ることができ、オイルロ
ックカラーがオイルロックピースから抜け出る際にオイ
ルロック油室の負圧を解消するためのチェック弁の応答
性、組付性も良好にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車輪
側に取付けられるアウタチューブに車体側に取付けられ
るインナチューブを摺動自在に嵌合し、前記アウタチュ
ーブの底部に、ダンパシリンダを立設し、該ダンパシリ
ンダ内を摺動するピストンを先端部に設けたピストンロ
ッドを前記インナチューブに取付け、前記ダンパシリン
ダの外周に、該ダンパシリンダ内の作動油室と連通する
油溜室を設け、該ダンパシリンダの下部外周にオイルロ
ックピースを固定し、前記インナチューブの先端部内周
にオイルロックカラーを固定し、前記オイルロックカラ
ーが前記オイルロックピースの外周に嵌合する最圧縮時
に、前記オイルロックピース外周と前記アウタチューブ
との間にオイルロック油室を形成する油圧緩衝器のオイ
ルロック機構において、前記ダンパシリンダの下部内周
に隔壁部材を設けて、該隔壁部材の下部に前記オイルロ
ック油室と連通する油室を区画するとともに該隔壁部材
の上部に前記油溜室と連通する油室を区画し、該隔壁部
材に連通孔を設け、該連通孔に、前記オイルロックカラ
ーが前記オイルロックピースに嵌合した際に、前記連通
孔を閉じ、前記オイルロック油室から前記油溜室への流
れを閉じ、前記オイルロックカラーが前記オイルロック
ピースから抜け出る際に、前記連通孔を開き、前記油溜
室から前記オイルロック油室へ作動油を戻すチェック弁
を設けるようにしたものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記隔壁部材の先端部に圧側減衰力発生装置を
取付け、該隔壁部材と該圧側減衰力発生装置の間に前記
油溜室と連通する油室を区画したものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、前記オイルロックピースの底部に、前記
オイルロック油室と連通する連通路を形成し、該底部と
前記隔壁部材の間に前記チェック弁を設けるようにした
ものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記チェック弁を板バルブとす
るものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において更に、前記シリンダの外周に前記オイ
ルロックピースを嵌着して設けるようにしたものであ
る。
【0014】請求項6の発明は、車輪側に取付けられる
アウタチューブ内に車体側に取付けられるインナチュー
ブを摺動自在に嵌合し、前記アウタチューブの底部に、
先端部に設けたピストン部を介して前記インナチューブ
内周に摺接するシリンダを立設し、該シリンダの外周に
作動油室を、内周に該作動油室と連通する油溜室を設
け、該シリンダの下部外周にオイルロックピースを固定
し、前記インナチューブの先端部内周にオイルロックカ
ラーを固定し、前記オイルロックカラーが前記オイルロ
ックピースの外周に嵌合する最圧縮時に、前記オイルロ
ックピース外周と前記アウタチューブとの間にオイルロ
ック油室を形成する油圧緩衝器のオイルロック機構にお
いて、前記シリンダの下部内周に隔壁部材を設けて、該
隔壁部材の下部に前記オイルロック油室と連通する油室
を区画するとともに、該隔壁部材の上部に前記油溜室と
連通する油室を区画し、該隔壁部材に連通孔を設け、該
連通孔に、前記オイルロックカラーが前記オイルロック
ピースに嵌合した際に、前記連通孔を閉じ、前記オイル
ロック油室から前記油溜室への流れを閉じ、前記オイル
ロックカラーが前記オイルロックピースから抜け出る際
に、前記連通孔を開き、前記油溜室から前記オイルロッ
ク油室へ作動油を戻すチェック弁を設けるようにしたも
のである。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば下記(1)〜(3)の作用が
ある。 (1)ダンパシリンダの内周下部に隔壁部材を設け、隔壁
部材の下部をオイルロック室に連通させ、上部を油溜室
と連通させ、隔壁部材の連通孔に、最圧縮時にオイルロ
ック油室の圧力を受けて連通孔を閉じるチェック弁を設
けた。即ち、油溜室がオイルロック油室に対しシリンダ
の軸方向に並置させ、径方向には並置させないから、オ
イルロック油室の断面積が大きく取れ、オイルロック荷
重を大きく取ることができる。
【0016】(2)シリンダ内周にチェック弁が介装され
るために、チェック弁の外径を小さくすることができ、
チェック弁のシリンダ内周との摺動抵抗面の減少、質量
の減少等によりチェック弁の応答性を向上させることが
できる。
【0017】(3)チェック弁をシリンダ内周の、隔壁部
材の側傍に介装するだけで良いので、チェック弁の組付
性が良い。
【0018】請求項2の発明によれば下記(4)の作用が
ある。 (4)隔壁部材が圧側減衰力発生装置を支持する部材を兼
ねるので、隔壁部材として格別の専用部材を必要とせ
ず、コストダウンになる。
【0019】請求項3の発明によれば下記(5)の作用が
ある。 (5)チェック弁をシリンダ内周の、オイルロックピース
の底部と隔壁部材の間に介装するだけで良いので、チェ
ック弁の組付性が良い。また、オイルロックピースの底
部に連通油路を形成したので、連通油路の製作が容易で
あり、組付性も良い。
【0020】請求項4の発明によれば下記(6)の作用が
ある。 (6)チェック弁を板バルブとすることができ、形状が簡
単で、コストダウンとなる。
【0021】請求項5の発明によれば下記(7)の作用が
ある。 (7)オイルロックピースをシリンダの外周に嵌着し、シ
リンダとの間に隙間なく設けるものとなり、オイルロッ
ク油室の断面積を大きく取ることができ、大きなオイル
ロック荷重を得ることができる。
【0022】請求項6の発明によれば下記(8)〜(10)の
作用がある。 (8)シリンダの内周下部に隔壁部材を設け、隔壁部材の
下部をオイルロッ室に連通させ、上部を油溜室と連通さ
せ、隔壁部材の連通孔に、最圧縮時にオイルロック油室
の圧力を受けて連通孔を閉じるチェック弁を設けた。即
ち、油溜室がオイルロック油室に対しシリンダの軸方向
に並置させ、径方向には並置させないから、オイルロッ
ク油室の断面積が大きく取れ、オイルロック荷重を大き
く取ることができる。
【0023】(9)シリンダ内周にチェック弁が介装され
るために、チェック弁の外径を小さくすることができ、
チェック弁のシリンダ内周との摺動抵抗面の減少、質量
の減少等によりチェック弁の応答性を向上させることが
できる。
【0024】(10)チェック弁をシリンダ内周の、隔壁部
材の側傍に介装するだけで良いので、チェック弁の組付
性が良い。
【0025】即ち、本発明をシリンダの外周に作動油室
を設けたタイプのフロントフォークにも適用できる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の油圧緩衝器
を示す全体断面図、図2は油圧緩衝器の下部断面図、図
3は油圧緩衝器の中間部断面図、図4は油圧緩衝器の上
部断面図、図5は油圧緩衝器の下部拡大断面図、図6は
第2実施形態の油圧緩衝器を示す要部半断面図である。
【0027】(第1実施形態)(図1〜図5) 油圧緩衝器10は、図1〜図4に示す如く、車体側のイ
ンナチューブ11を車軸側のアウタチューブ12に摺動
自在に挿入して正立にし、両チューブ11、12の間に
懸架スプリング13を介装するとともに、単筒型ダンパ
14を正立にして内装している。
【0028】アウタチューブ12の底部には、ダンパ1
4のダンパシリンダ21の下端部が取着されて立設され
ている。このとき、ダンパシリンダ21の外周には後述
するオイルロックピース70が、内周には後述するボト
ムピース51が嵌着され、アウタチューブ12の底部に
外側から挿着されたボトムボルト22がボトムピース5
1を引き寄せる力が、ストッパリング23を介してダン
パシリンダ21、オイルロックピース70をアウタチュ
ーブ12の底部に固定する。
【0029】インナチューブ11の上端部にはキャップ
25が螺着され、キャップ25の内周にはばね調整ボル
ト26が螺着され、ばね調整ボルト26の下端部にはピ
ストンロッド27が螺着されて固定され、ピストンロッ
ド27の先端部に設けたピストン42がダンパシリンダ
21の内部に摺動可能に挿入される。尚、懸架スプリン
グ13はダンパシリンダ21の上端部のばね受29と、
ばね調整ボルト26の下端部のばね受30の間に介装さ
れ、ばね調整ボルト26の回動操作によりばね受30を
上下動することにより、懸架スプリング13の初期荷重
を調整可能とする。
【0030】インナチューブ11とアウタチューブ12
の内部で、ダンパシリンダ21の外周には、油溜室31
と気体室32が設けられ、気体室32に閉じ込められて
いる気体が気体ばねを構成する。
【0031】ダンパ14は、ピストンバルブ装置(伸側
減衰力発生装置)40と、ボトムバルブ装置(圧側減衰
力発生装置)50とを有する。ダンパ14は、ピストン
バルブ装置40とボトムバルブ装置50の発生する減衰
力により、懸架スプリング13と気体ばねによる衝撃力
の吸収に伴うインナチューブ11とアウタチューブ12
の伸縮振動を抑制する。
【0032】以下、油圧緩衝器10の減衰機構について
説明する。 (ピストンバルブ装置40)ピストンバルブ装置40
は、ピストンロッド27の先端部にピストンホルダ41
を装着し、このピストンホルダ41に螺着されるナット
41A、バルブストッパ41Bによりピストン42、バ
ルブストッパ41Cを装着している。ピストン42は、
ダンパシリンダ21の内部を摺接し、ダンパシリンダ2
1の内部をピストンロッド27が収容されないピストン
側油室43Aとピストンロッド27が収容されるロッド
側油室43Bとに区画する。ピストン42は、伸側バル
ブ44Aを備えてピストン側油室43Aとロッド側油室
43Bとを連絡可能とする伸側流路44と、圧側バルブ
(チェックバルブ)45Aを備えてピストン側油室43
Aとロッド側油室43Bとを連絡可能とする圧側流路4
5(不図示)とを備える。
【0033】また、ピストンバルブ装置40は、ばね調
整ロッド26に液密に挿着されるとともに螺着されて外
部から操作できる減衰力調整ロッド46にかしめ固定さ
れた減衰力調整チューブ47をピストンロッド27の中
空部に通し、この減衰力調整チューブ47の先端のニー
ドル47Aにより、ピストンホルダ41に設けてあるピ
ストン側油室43Aとロッド側油室43Bとのバイパス
路48の流路面積を調整可能とする。
【0034】従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、ピ
ストン側油室43Aの油が圧側流路45を通り圧側バル
ブ45Aを開いてロッド側油室43Bへ導かれる。
【0035】また、フロントフォーク10の伸長時に
は、ダンパシリンダ21とピストンロッド27の相対速
度が低速のとき、ロッド側油室43Bの油がニードル4
7Aのあるバイパス路48を通ってピストン側油室43
Aへ導かれ、この間のニードル47Aによる絞り抵抗に
より伸側の減衰力を生ずる。この減衰力は、減衰力調整
ロッド46によるニードル47Aの位置調整により調整
される。
【0036】また、フロントフォーク10の伸長時で、
ダンパシリンダ21とピストンロッド27の相対速度が
中高速のとき、ロッド側油室43Bの油が伸側流路44
を通り伸側バルブ44Aを撓み変形させてピストン側油
室43Aへ導かれ、伸側の減衰力を生ずる。
【0037】(ボトムバルブ装置50)ボトムバルブ装
置50は、アウタチューブ12に前述の如くボトムボル
ト22によりダンパシリンダ21、オイルロックピース
70とともに装着されたボトムピース51の先端部に、
ボルト52により圧側バルブ56A、バルブハウジング
53、バルブストッパ54を保持している。バルブスト
ッパ54は、バルブハウジング53との間に伸側バルブ
57A、ばね57Bを保持する。バルブハウジング53
はダンパシリンダ21の中間部に液密に密着し、ピスト
ン側油室43Aの下方にボトムバルブ室55を区画形成
する。バルブハウジング53は、圧側バルブ56Aに備
えたピストン側油室43Aとボトムバルブ室55とを連
絡可能とする圧側流路56と、伸側バルブ57Aを備え
てピストン側油室43Aとボトムバルブ室55とを連絡
可能とする伸側流路57(不図示)とを備える。ボトム
バルブ室55はダンパシリンダ21の壁面に設けた油路
58により、ダンパシリンダ21の外部に設けてある油
溜室31に連絡可能とされている。
【0038】従って、油圧緩衝器10の圧縮時には、ダ
ンパシリンダ21に進入したピストンロッド27の進入
容積分の油が、ピストン側油室43Aから、圧側流路5
6、ボトムバルブ室55、ダンパシリンダ21の壁面の
油路58を通って油溜室31に排出される。このとき、
ピストン側油室43Aから圧側流路56を通る油が圧側
バルブ56Aを撓み変形させてボトムバルブ室55に導
かれ、圧側の減衰力を生ずる。
【0039】油圧緩衝器10の伸長時には、ダンパシリ
ンダ21から退出するピストンロッド27の退出容積分
の油が、油溜室31からボトムバルブ室55、伸側流路
57を通ってピストン側油室43Aに還流される。
【0040】従って、油圧緩衝器10は以下の如くに減
衰作用を行なう。 (圧縮時)油圧緩衝器10の圧縮時には、ボトムバルブ
装置50において、バルブハウジング53の圧側バルブ
56Aを流れる油により圧側減衰力を生じ、ピストンバ
ルブ装置40では殆ど減衰力を生じない。
【0041】(伸長時)油圧緩衝器10の伸長時には、
ピストンバルブ装置40において、ピストン42のニー
ドル47A或いは伸側バルブ44Aを流れる油により伸
側減衰力を生じ、ボトムバルブ装置50では殆ど減衰力
を生じない。
【0042】これらの圧側と伸側の減衰力により、油圧
緩衝器10の伸縮振動が抑制される。
【0043】尚、油圧緩衝器10の最伸長時には、イン
ナチューブ11の先端部に設けてある後述のオイルロッ
クカラー71が、ダンパシリンダ21の外周に受けてあ
るリバウンドスプリング60に衝合し、最伸長時の緩衝
作用を果たす。
【0044】しかるに、本実施形態においては、油圧緩
衝器10の最圧縮時の緩衝作用を果たすオイルロック機
構を以下の如くに備える(図5)。
【0045】アウタチューブ12の底部に、ボトムボル
ト22、ボトムピース51、ダンパシリンダ21を介し
て前述の如くにオイルロックピース70を設ける。オイ
ルロックピース70は、ダンパシリンダ21の下部外周
に嵌着して設けられるものになる。他方、インナチュー
ブ11の先端部内周にオイルロックカラー71が加締め
固定される。オイルロックカラー71がオイルロックピ
ース70の外周に嵌合する最圧縮時に、オイルロックピ
ース70の外周とアウタチューブ12との間にオイルロ
ック油室72が形成される。
【0046】ダンパシリンダ21の下部内周に前述の如
くに固定してあるボトムピース51を本発明の隔壁部材
とする。ボトムピース51の下部には、オイルロックピ
ース70の底部71Aに形成した連通路73を介して、
オイルロック油室72と連通する油室74が区画され、
ボトムピース51の上部には油溜室31と連通する前述
のボトムバルブ室55が区画される。そして、ボトムピ
ース51には、ボトムバルブ室55と油室74を連通す
る連通孔75が設けられる。
【0047】オイルロックピース70の底部70Aとボ
トムピース51の間にはチェック弁76が設けられる。
チェック弁76は、板状をなし、底部70Aとボトムピ
ース51の間で上下動し、ボトムピース51の連通孔7
5を以下の如くに開閉する。
【0048】(1)油圧緩衝器10の最圧縮時に、オイル
ロックカラー71がオイルロックピース70に嵌合した
際には、図5(A)に示す如く、チェック弁76が連通
孔75を閉じ、オイルロック油室72から油溜室31へ
の流れを閉じ、オイルロック油室72を圧縮することに
より、最圧縮時の緩衝作用を果たす。
【0049】(2)最圧縮後の伸長時に、オイルロックカ
ラー71がオイルロックピース70から抜け出る際に
は、図5(B)に示す如く、チェック弁76が連通孔7
5を開き、油溜室31からオイルロック油室72へ作動
油を戻すことを許容し、オイルロック油室72に生成さ
れる負圧を速やかに解消して、異音の発生を防止すると
ともに、インナチューブ11の反転動作を妨げない。
【0050】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 (1)ダンパシリンダ21の内周下部にボトムピース51
を設け、ボトムピース51の下部をオイルロック室に連
通させ、上部を油溜室31と連通させ、ボトムピース5
1の連通孔75に、最圧縮時にオイルロック油室72の
圧力を受けて連通孔75を閉じるチェック弁76を設け
た。即ち、油溜室31がオイルロック油室72に対しダ
ンパシリンダ21の軸方向に並置させ、径方向には並置
させないから、オイルロック油室72の断面積が大きく
取れ、オイルロック荷重を大きく取ることができる。
【0051】(2)ダンパシリンダ21内周にチェック弁
76が介装されるために、チェック弁76の外径を小さ
くすることができ、チェック弁76のダンパシリンダ2
1内周との摺動抵抗面の減少、質量の減少等によりチェ
ック弁76の応答性を向上させることができる。
【0052】(3)チェック弁76をダンパシリンダ21
内周の、ボトムピース51の側傍に介装するだけで良い
ので、チェック弁76の組付性が良い。
【0053】(4)隔壁部材としてのボトムピース51が
ボトムバルブ装置50を支持するボトムピース51を兼
ねるので、隔壁部材として格別の専用部材を必要とせ
ず、コストダウンになる。
【0054】(5)チェック弁76をダンパシリンダ21
内周の、オイルロックピース70の底部70Aとボトム
ピース51の間に介装するだけで良いので、チェック弁
76の組付性が良い。また、オイルロックピース70の
底部70Aに連通路73を形成したので、連通路73の
製作が容易であり、組付性も良い。
【0055】(6)チェック弁76を板バルブとすること
ができ、形状が簡単で、コストダウンとなる。
【0056】(7)オイルロックピース70をダンパシリ
ンダ21の外周に嵌着し、ダンパシリンダ21との間に
隙間なく設けるものとなり、オイルロック油室72の断
面積を大きく取ることができ、大きなオイルロック荷重
を得ることができる。
【0057】(第2実施形態)(図6) 図6の第2実施形態の油圧緩衝器100は、車輪側に取
付けられるアウタチューブ101内に車体側に取付けら
れるインナチューブ102を摺動自在に嵌合し、アウタ
チューブ101の底部に、先端部に設けたピストン部1
03を介してインナチューブ102の内周に摺接するシ
リンダ104をボトムボルト105で固定して立設して
いる。アウタチューブ101の側のシリンダ104とイ
ンナチューブ102との間には懸架スプリング106を
介装している。
【0058】シリンダ104の外周には作動油室107
A、107Bを、内周には作動油室107A、107B
と連通する油溜室108を設けている。インナチューブ
102の内周にはコの字断面をなすリング状のバルブシ
ート109が固定され、シリンダ104の外周に装填さ
れたフリーバルブ110がバルブシート109のコの字
断面内で上下動自在とされ、フリーバルブ110の上部
を作動油室107A、下部を作動油室107Bとしてい
る。作動油室107Aはシリンダ104に設けた伸側減
衰孔111Aを介して油溜室108に、作動油室107
Bはシリンダ104に設けた圧側減衰孔111Bを介し
て油溜室108に連通する。
【0059】油圧緩衝器100の圧縮時には、作動油室
107Bの油がバルブシート109の上面に接するフリ
ーバルブ110の溝状通路110Aから作動油室107
Aに流れるとともに、シリンダ104の外周に進入した
インナチューブ102の進入容積分の油が作動油室10
7Bから圧側減衰孔111Bを介して油溜室108へ流
れ、溝状通路110A、圧側減衰孔111Bにおける流
れ抵抗により圧側の減衰力を得る。
【0060】油圧緩衝器100の伸長時には、フリーバ
ルブ110がバルブシート109の下面に接して閉じ状
態となり、作動油室107Aの油が伸側減衰孔111A
から油溜室108へ流れ、伸側減衰側111Aにおける
流れ抵抗により伸側の減衰力を得る。このとき、シリン
ダ104の外周から退出するインナチューブ102の退
出容積分の油が、油溜室108から圧側減衰孔111B
を介して作動油室107Bに補給される。
【0061】しかるに、油圧緩衝器100では、シリン
ダ104の下部外周にオイルロックピース121を固定
し、インナチューブ102の先端部内周にオイルロック
カラー122を固定している。そして、オイルロックカ
ラー122がオイルロックピース121の外周に嵌合す
る最圧縮時に、オイルロックピース121の外周とアウ
タチューブ101との間にオイルロック油室123を形
成する。
【0062】シリンダ104の下部内周に隔壁部材12
4を設け、隔壁部材124の下部にオイルロック油室1
23と連通する油室125を区画し、隔壁部材124の
上部に油溜室108を区画する。隔壁部材124には油
室125と油溜室108の連通孔126を設け、隔壁部
材124の下面に連通孔126を以下の如くに開閉する
チェック弁127(ばね128)を設ける。
【0063】(1)油圧緩衝器100の最圧縮時にオイル
ロックカラー122がオイルロックピース121に嵌合
した際に、チェック弁127が連通孔126を閉じ、オ
イルロック油室123から油溜室108への流れを閉
じ、オイルロック油室123を圧縮することにより、最
圧縮時の緩衝作用を果たす。
【0064】(2)最圧縮後の伸長時に、オイルロックカ
ラー122がオイルロックピース121から抜け出る際
に、チェック弁127が連通孔126を開き、油溜室1
08からオイルロック油室123へ作動油を戻すことを
許容し、オイルロック油室123に生成される負圧を速
やかに解消し、異音の発生を防止するとともに、インナ
チューブ102の反転動作を妨げない。
【0065】従って、本実施形態によれば以下の作用が
ある。 (1)シリンダ104の内周下部に隔壁部材124を設
け、隔壁部材124の下部をオイルロッ室に連通させ、
上部を油溜室108と連通させ、隔壁部材124の連通
孔126に、最圧縮時にオイルロック油室123の圧力
を受けて連通孔126を閉じるチェック弁127を設け
た。即ち、油溜室108がオイルロック油室123に対
しシリンダ104の軸方向に並置させ、径方向には並置
させないから、オイルロック油室123の断面積が大き
く取れ、オイルロック荷重を大きく取ることができる。
【0066】(2)シリンダ104内周にチェック弁12
7が介装されるために、チェック弁127の外径を小さ
くすることができ、チェック弁127のシリンダ104
内周との摺動抵抗面の減少、質量の減少等によりチェッ
ク弁127の応答性を向上させることができる。
【0067】(3)チェック弁127をシリンダ104内
周の、隔壁部材124の側傍に介装するだけで良いの
で、チェック弁127の組付性が良い。
【0068】即ち、本発明をシリンダ104の外周に作
動油室107A、107Bを設けたタイプのフロントフ
ォークにも適用できる。以上、本発明の実施の形態を図
面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施
の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、油圧緩衝
器のオイルロック機構において、オイルロック油室の断
面積を大きくして大きなオイルロック荷重を得ることが
でき、オイルロックカラーがオイルロックピースから抜
け出る際にオイルロック油室の負圧を解消するためのチ
ェック弁の応答性、組付性も良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す全体断
面図である。
【図2】図2は油圧緩衝器の下部断面図である。
【図3】図3は油圧緩衝器の中間部断面図である。
【図4】図4は油圧緩衝器の上部断面図である。
【図5】図5は油圧緩衝器の下部拡大断面図である。
【図6】図6は第2実施形態の油圧緩衝器を示す要部半
断面図である。
【符号の説明】
10、100 油圧緩衝器 11、102 インナチューブ 12、101 アウタチューブ 21、104 シリンダ 31、108 油溜室 42 ピストン 43A、43B、107A、107B 作動油室 50 ボトムバルブ装置(圧側減衰力発生装置) 51 ボトムピース(隔壁部材) 70、121 オイルロックピース 70A 底部 71、122 オイルロックカラー 72、123 オイルロック油室 73 連通路 74、125 油室 75、126 連通孔 76、127 チェック弁 103 ピストン部 124 隔壁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D014 DD02 DD05 DE04 DE22 3J069 AA36 AA51 AA56 CC06 EE05 EE10 EE23 EE31 EE36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪側に取付けられるアウタチューブに
    車体側に取付けられるインナチューブを摺動自在に嵌合
    し、 前記アウタチューブの底部に、ダンパシリンダを立設
    し、該ダンパシリンダ内を摺動するピストンを先端部に
    設けたピストンロッドを前記インナチューブに取付け、 前記ダンパシリンダの外周に、該ダンパシリンダ内の作
    動油室と連通する油溜室を設け、 該ダンパシリンダの下部外周にオイルロックピースを固
    定し、 前記インナチューブの先端部内周にオイルロックカラー
    を固定し、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースの外
    周に嵌合する最圧縮時に、前記オイルロックピース外周
    と前記アウタチューブとの間にオイルロック油室を形成
    する油圧緩衝器のオイルロック機構において、 前記ダンパシリンダの下部内周に隔壁部材を設けて、該
    隔壁部材の下部に前記オイルロック油室と連通する油室
    を区画するとともに該隔壁部材の上部に前記油溜室と連
    通する油室を区画し、 該隔壁部材に連通孔を設け、該連通孔に、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースに嵌
    合した際に、前記連通孔を閉じ、前記オイルロック油室
    から前記油溜室への流れを閉じ、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースから
    抜け出る際に、前記連通孔を開き、前記油溜室から前記
    オイルロック油室へ作動油を戻すチェック弁を設けたこ
    とを特徴とする油圧緩衝器のオイルロック機構。
  2. 【請求項2】 前記隔壁部材の先端部に圧側減衰力発生
    装置を取付け、該隔壁部材と該圧側減衰力発生装置の間
    に前記油溜室と連通する油室を区画した請求項1に記載
    の油圧緩衝器のオイルロック機構。
  3. 【請求項3】 前記オイルロックピースの底部に、前記
    オイルロック油室と連通する連通路を形成し、該底部と
    前記隔壁部材の間に前記チェック弁を設けた請求項1又
    は2に記載の油圧緩衝器のオイルロック機構。
  4. 【請求項4】 前記チェック弁を板バルブとする請求項
    1〜3のいずれかに記載の油圧緩衝器のオイルロック機
    構。
  5. 【請求項5】 前記シリンダの外周に前記オイルロック
    ピースを嵌着して設けた1〜4のいずれかに記載の油圧
    緩衝器のオイルロック機構。
  6. 【請求項6】 車輪側に取付けられるアウタチューブ内
    に車体側に取付けられるインナチューブを摺動自在に嵌
    合し、 前記アウタチューブの底部に、先端部に設けたピストン
    部を介して前記インナチューブ内周に摺接するシリンダ
    を立設し、 該シリンダの外周に作動油室を、内周に該作動油室と連
    通する油溜室を設け、該シリンダの下部外周にオイルロ
    ックピースを固定し、 前記インナチューブの先端部内周にオイルロックカラー
    を固定し、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースの外
    周に嵌合する最圧縮時に、前記オイルロックピース外周
    と前記アウタチューブとの間にオイルロック油室を形成
    する油圧緩衝器のオイルロック機構において、 前記シリンダの下部内周に隔壁部材を設けて、該隔壁部
    材の下部に前記オイルロック油室と連通する油室を区画
    するとともに、該隔壁部材の上部に前記油溜室と連通す
    る油室を区画し、 該隔壁部材に連通孔を設け、該連通孔に、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースに嵌
    合した際に、前記連通孔を閉じ、前記オイルロック油室
    から前記油溜室への流れを閉じ、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースから
    抜け出る際に、前記連通孔を開き、前記油溜室から前記
    オイルロック油室へ作動油を戻すチェック弁を設けたこ
    とを特徴とする油圧緩衝器のオイルロック機構。
JP2001248287A 2001-08-17 2001-08-17 油圧緩衝器のオイルロック機構 Pending JP2003056635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248287A JP2003056635A (ja) 2001-08-17 2001-08-17 油圧緩衝器のオイルロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248287A JP2003056635A (ja) 2001-08-17 2001-08-17 油圧緩衝器のオイルロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003056635A true JP2003056635A (ja) 2003-02-26

Family

ID=19077475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001248287A Pending JP2003056635A (ja) 2001-08-17 2001-08-17 油圧緩衝器のオイルロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003056635A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140984A (ja) * 1984-01-25 1984-08-13 Toto Ltd 貯水槽用ボ−ルタップ
JPS63104296A (ja) * 1986-10-21 1988-05-09 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH0243787A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140984A (ja) * 1984-01-25 1984-08-13 Toto Ltd 貯水槽用ボ−ルタップ
JPS63104296A (ja) * 1986-10-21 1988-05-09 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH0243787A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111108302B (zh) 前叉及前叉的制造方法
JP2008057590A (ja) フロントフォーク
JP6239420B2 (ja) 油圧緩衝器
US8820494B2 (en) Hydraulic shock absorbing apparatus of vehicle
JP4137541B2 (ja) 車両用の油圧緩衝器
JPH1182590A (ja) 油圧緩衝器
JPH08226484A (ja) 油圧緩衝器
JP2001330076A (ja) 倒立型油圧緩衝器
JP4137540B2 (ja) 車両の油圧緩衝装置
US20050127587A1 (en) Hydraulic shock absorbing apparatus of vehicle
JP2003056635A (ja) 油圧緩衝器のオイルロック機構
JP2017166572A (ja) 緩衝器
JP2004044670A (ja) 車両用の油圧緩衝器
JP3727089B2 (ja) 倒立型フロントフォーク
JP2001330073A (ja) 油圧緩衝器
JP2004068839A (ja) 車両の油圧緩衝器
JPH07139576A (ja) 油圧緩衝器の底付き緩衝装置
JP4320102B2 (ja) 油圧緩衝器
JP4144944B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2001280399A (ja) 油圧緩衝器
JP2002168282A (ja) 油圧緩衝器
JP4592943B2 (ja) フロントフォーク
JP2571350Y2 (ja) 油圧緩衝器
JP5240572B2 (ja) フロントフォーク
JPH0514025Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02