JP2003056197A - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
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- JP2003056197A JP2003056197A JP2001246630A JP2001246630A JP2003056197A JP 2003056197 A JP2003056197 A JP 2003056197A JP 2001246630 A JP2001246630 A JP 2001246630A JP 2001246630 A JP2001246630 A JP 2001246630A JP 2003056197 A JP2003056197 A JP 2003056197A
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- parking
- cross link
- piece
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、流体圧シリンダを大型化せしめる
ことなく常にクロスリンク機構をスム−ズに、しかも確
実に倒起立作動せしめて駐車パレットを昇降作動せしめ
ることが出来るのみならず、安価に製作することが出来
る立体駐車装置を提供するものである。 【解決手段】 基台2上に両側一対のクロスリンク機構
4を介して駐車パレット3が昇降自在に配設されると共
に、クロスリンク機構4を構成するリンク片6にはレバ
−24を介して流体圧シリンダ23が連結されている。
そして、上記レバ−24の自由端には基台2上に接地し
てクロスリンク機構4の倒起立作動を支持せしめるべく
所要長の支持片27が延設されると共に、リンク片6に
はレバ−24の回動を制御せしめるべくストッパ−ピン
26が突設されている。
ことなく常にクロスリンク機構をスム−ズに、しかも確
実に倒起立作動せしめて駐車パレットを昇降作動せしめ
ることが出来るのみならず、安価に製作することが出来
る立体駐車装置を提供するものである。 【解決手段】 基台2上に両側一対のクロスリンク機構
4を介して駐車パレット3が昇降自在に配設されると共
に、クロスリンク機構4を構成するリンク片6にはレバ
−24を介して流体圧シリンダ23が連結されている。
そして、上記レバ−24の自由端には基台2上に接地し
てクロスリンク機構4の倒起立作動を支持せしめるべく
所要長の支持片27が延設されると共に、リンク片6に
はレバ−24の回動を制御せしめるべくストッパ−ピン
26が突設されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてピット内
に好適に設置して使用することができる立体駐車装置に
関する。
に好適に設置して使用することができる立体駐車装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、ピット式立体駐車装
置としては、所要深さのピットに内設せしめた基台上に
両側一対のクロスリンク機構を介して駐車パレットが昇
降自在に配設され、上記各クロスリンク機構を構成する
一対のリンク片の一端部は各々基台及び駐車パレット下
端に枢着されると共に、同他端部は各々基台及び駐車パ
レット下端にロ−ラを介して可動自在に取付けられ、か
つ、一方のリンク片にはレバ−を介して油圧シリンダが
連結されたものが知られている。そして、上述の如く構
成された従来例は、油圧シリンダにより両側のクロスリ
ンク機構を同期に倒起立せしめつつ、駐車パレットを昇
降作動せしめて駐車せしめるものである。
置としては、所要深さのピットに内設せしめた基台上に
両側一対のクロスリンク機構を介して駐車パレットが昇
降自在に配設され、上記各クロスリンク機構を構成する
一対のリンク片の一端部は各々基台及び駐車パレット下
端に枢着されると共に、同他端部は各々基台及び駐車パ
レット下端にロ−ラを介して可動自在に取付けられ、か
つ、一方のリンク片にはレバ−を介して油圧シリンダが
連結されたものが知られている。そして、上述の如く構
成された従来例は、油圧シリンダにより両側のクロスリ
ンク機構を同期に倒起立せしめつつ、駐車パレットを昇
降作動せしめて駐車せしめるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
は、両側のクロスリンク機構を各々構成するリンク片に
単にレバ−を介して油圧シリンダが連結せしめられてい
るにすぎないものであるから、クロスリンク機構を倒起
立作動せしめるさいには起立初期・倒伏終期に大きな力
が必要とされるものである。このため、油圧シリンダを
大型化せしめざるを得ないものであって、ひいては、ク
ロスリンク機構に無理な力が作用して損傷せしめやすい
のみならず、スム−ズな倒起立作動を生起せしめずら
く、しかも、全体としてコストのアップを招来せしめる
ものである。
は、両側のクロスリンク機構を各々構成するリンク片に
単にレバ−を介して油圧シリンダが連結せしめられてい
るにすぎないものであるから、クロスリンク機構を倒起
立作動せしめるさいには起立初期・倒伏終期に大きな力
が必要とされるものである。このため、油圧シリンダを
大型化せしめざるを得ないものであって、ひいては、ク
ロスリンク機構に無理な力が作用して損傷せしめやすい
のみならず、スム−ズな倒起立作動を生起せしめずら
く、しかも、全体としてコストのアップを招来せしめる
ものである。
【0004】本発明は、かかる従来の問題点を解決し、
流体圧シリンダを大型化せしめることなく常にクロスリ
ンク機構をスム−ズに、しかも確実に倒起立作動せしめ
て駐車パレットを昇降作動せしめることが出来るのみな
らず、安価に製作することが出来る立体駐車装置を提供
しようとするものである。
流体圧シリンダを大型化せしめることなく常にクロスリ
ンク機構をスム−ズに、しかも確実に倒起立作動せしめ
て駐車パレットを昇降作動せしめることが出来るのみな
らず、安価に製作することが出来る立体駐車装置を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1記載の発
明は、所要の幅と長さを備えた基台2上に両側一対のク
ロスリンク機構4を介して駐車パレット3が昇降自在に
配設され、上記各クロスリンク機構4を構成する一対の
リンク片5・6の一端部は各々基台2及び駐車パレット
3下端に枢着されると共に、同他端部は各々基台2及び
駐車パレット3下端にロ−ラ12・19を介して可動自
在に取付けられ、かつ、一方のリンク片6にはレバ−2
4を介して流体圧シリンダ23が連結されてなる立体駐
車装置において、上記レバ−24自由端には基台2上に
接地してクロスリンク機構4の倒起立作動を支持せしめ
るべく所要長の支持片27が延設されると共に、リンク
片6にはレバ−24の回動を制御せしめるべくストッパ
−ピン26が突設されてなることを特徴とする、立体駐
車装置を要旨とするものである。
明は、所要の幅と長さを備えた基台2上に両側一対のク
ロスリンク機構4を介して駐車パレット3が昇降自在に
配設され、上記各クロスリンク機構4を構成する一対の
リンク片5・6の一端部は各々基台2及び駐車パレット
3下端に枢着されると共に、同他端部は各々基台2及び
駐車パレット3下端にロ−ラ12・19を介して可動自
在に取付けられ、かつ、一方のリンク片6にはレバ−2
4を介して流体圧シリンダ23が連結されてなる立体駐
車装置において、上記レバ−24自由端には基台2上に
接地してクロスリンク機構4の倒起立作動を支持せしめ
るべく所要長の支持片27が延設されると共に、リンク
片6にはレバ−24の回動を制御せしめるべくストッパ
−ピン26が突設されてなることを特徴とする、立体駐
車装置を要旨とするものである。
【0006】上記請求項1記載の発明に係る立体駐車装
置は、流体圧シリンダ23により各々両側のクロスリン
ク機構4を同期に倒起立作動せしめつつ、駐車パレット
3を昇降作動せしめて駐車せしめる。そして、特に、ク
ロスリンク機構4を倒起立作動せしめるさいにはその起
立初期・倒伏終期に各々支持片27を基台2に接地して
支持せしめつつ、均一な流体圧シリンダ23の動力でも
ってクロスリンク機構4に無理な力を作用せしめること
なくスム−ズに、しかも、確実に倒起立作動せしめるこ
とが出来るものである。
置は、流体圧シリンダ23により各々両側のクロスリン
ク機構4を同期に倒起立作動せしめつつ、駐車パレット
3を昇降作動せしめて駐車せしめる。そして、特に、ク
ロスリンク機構4を倒起立作動せしめるさいにはその起
立初期・倒伏終期に各々支持片27を基台2に接地して
支持せしめつつ、均一な流体圧シリンダ23の動力でも
ってクロスリンク機構4に無理な力を作用せしめること
なくスム−ズに、しかも、確実に倒起立作動せしめるこ
とが出来るものである。
【0007】請求項2記載の発明は、支持片27の先部
にロ−ラ28が取付けられてなることを特徴とする、請
求項1記載の立体駐車装置を要旨とするものである。
にロ−ラ28が取付けられてなることを特徴とする、請
求項1記載の立体駐車装置を要旨とするものである。
【0008】そして、請求項2記載の発明に係る立体駐
車装置は、ロ−ラ28により支持片27の接地支持作動
をスム−ズに行わしめることが出来るものである。
車装置は、ロ−ラ28により支持片27の接地支持作動
をスム−ズに行わしめることが出来るものである。
【0009】請求項3記載の発明は、ロ−ラ12・19
の浮上りを防止せしめるべく基台2及び駐車パレット3
下端に浮上り防止手段13・20・30が設けられてな
ることを特徴とする、請求項1及び2記載の立体駐車装
置を要旨とするものである。
の浮上りを防止せしめるべく基台2及び駐車パレット3
下端に浮上り防止手段13・20・30が設けられてな
ることを特徴とする、請求項1及び2記載の立体駐車装
置を要旨とするものである。
【0010】そして、請求項3記載の発明に係る立体駐
車装置は、浮上り防止手段13・20・30によりロ−
ラ12・19の浮上りを確実に防止せしめ、各リンク片
5・6の一端を基台2及び駐車パレット3下端に沿って
確実に可動せしめて両側クロスリンク機構4を常に確実
に倒起立作動せしめることが出来るものである。
車装置は、浮上り防止手段13・20・30によりロ−
ラ12・19の浮上りを確実に防止せしめ、各リンク片
5・6の一端を基台2及び駐車パレット3下端に沿って
確実に可動せしめて両側クロスリンク機構4を常に確実
に倒起立作動せしめることが出来るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に示す一実施例に基づいて説明する。図1乃至図6は
本発明の一実施例を示すもので、同図中、1は地表に形
成された所要の深さを有する方形体状のピット、2は該
ピット1内の底面に水平状に設置された方形状の基台、
3は該基台2上に両側一対のクロスリンク機構4を介し
て昇降自在に配設された所要の高さを有する二段状の駐
車パレットである。5・6は上記両側クロスリンク機構
4を各々構成する所要の長さを備えた一対の内外リンク
片、7は該内外リンク片5・6を同軸状に枢着して連結
せしめる枢着ピン、8a・8bは両側に対応する内外リ
ンク片5・6どうしの両端部を各々連結せしめる連結バ
−である。そして、上記両側の内リンク片5一端部は基
台2の一端部両側に各々固着された取付け金具9を介し
て枢着ピン10により回動自在に枢着され、同他端部は
駐車パレット3の一端部両側下面に下向き状に固着され
た所要長の溝付きガイドレ−ル11を介してロ−ラ12
により可動自在に取付けられると共に、該ガイドレ−ル
11に沿って併設されたガイド板13の溝孔状ガイド孔
14にロ−ラ12の軸15を嵌合せしめつつその浮上り
を防止せしめるものとされている。また、前記両側の外
リンク片6一端部は上記取付け金具9に対応すべく駐車
パレット3の一端部両側に各々固着された取付け金具1
6を介して枢着ピン17により回動自在に枢着され、同
他端部は上記ガイドレ−ル11に対応すべく基台2の一
端部両側に各々固着された所要長のガイドレ−ル18を
介して溝付きロ−ラ19により可動自在に取付けられる
と共に、該ガイドレ−ル18に沿って併設されたガイド
板20の溝孔状ガイド孔21にロ−ラ19の軸22を嵌
合せしめてガイドせしめつつその浮上りを防止せしめる
ものとされている。23は前記両側のクロスリンク機構
4を倒起立作動せしめるべく両側の外リンク片6に各々
レバ−24を介して連結された油圧シリンダで、該油圧
シリンダ23の基端部は内リンク片5の枢着側に枢着さ
れている。25は上記レバ−24を外リンク片6に枢着
せしめる枢着ピン、26はレバ−24の回動を適正に制
御せしめるべく外リンク片6に突設されたストッパ−ピ
ン、27はクロスリンク機構4の起立初期と倒伏終期に
各々基台2に接地して支持せしめるべくレバ−24の自
由端に一体に延設された所要長の支持片、28は該支持
片27の先部に取付けられたロ−ラで、上記支持片27
はクロスリンク機構4の倒伏水準レベルと同レベルに倒
伏せしめるべくレバ−24に対して所要の角度をもって
折曲せしめられている。その他、29は所要の車輌を示
す。
面に示す一実施例に基づいて説明する。図1乃至図6は
本発明の一実施例を示すもので、同図中、1は地表に形
成された所要の深さを有する方形体状のピット、2は該
ピット1内の底面に水平状に設置された方形状の基台、
3は該基台2上に両側一対のクロスリンク機構4を介し
て昇降自在に配設された所要の高さを有する二段状の駐
車パレットである。5・6は上記両側クロスリンク機構
4を各々構成する所要の長さを備えた一対の内外リンク
片、7は該内外リンク片5・6を同軸状に枢着して連結
せしめる枢着ピン、8a・8bは両側に対応する内外リ
ンク片5・6どうしの両端部を各々連結せしめる連結バ
−である。そして、上記両側の内リンク片5一端部は基
台2の一端部両側に各々固着された取付け金具9を介し
て枢着ピン10により回動自在に枢着され、同他端部は
駐車パレット3の一端部両側下面に下向き状に固着され
た所要長の溝付きガイドレ−ル11を介してロ−ラ12
により可動自在に取付けられると共に、該ガイドレ−ル
11に沿って併設されたガイド板13の溝孔状ガイド孔
14にロ−ラ12の軸15を嵌合せしめつつその浮上り
を防止せしめるものとされている。また、前記両側の外
リンク片6一端部は上記取付け金具9に対応すべく駐車
パレット3の一端部両側に各々固着された取付け金具1
6を介して枢着ピン17により回動自在に枢着され、同
他端部は上記ガイドレ−ル11に対応すべく基台2の一
端部両側に各々固着された所要長のガイドレ−ル18を
介して溝付きロ−ラ19により可動自在に取付けられる
と共に、該ガイドレ−ル18に沿って併設されたガイド
板20の溝孔状ガイド孔21にロ−ラ19の軸22を嵌
合せしめてガイドせしめつつその浮上りを防止せしめる
ものとされている。23は前記両側のクロスリンク機構
4を倒起立作動せしめるべく両側の外リンク片6に各々
レバ−24を介して連結された油圧シリンダで、該油圧
シリンダ23の基端部は内リンク片5の枢着側に枢着さ
れている。25は上記レバ−24を外リンク片6に枢着
せしめる枢着ピン、26はレバ−24の回動を適正に制
御せしめるべく外リンク片6に突設されたストッパ−ピ
ン、27はクロスリンク機構4の起立初期と倒伏終期に
各々基台2に接地して支持せしめるべくレバ−24の自
由端に一体に延設された所要長の支持片、28は該支持
片27の先部に取付けられたロ−ラで、上記支持片27
はクロスリンク機構4の倒伏水準レベルと同レベルに倒
伏せしめるべくレバ−24に対して所要の角度をもって
折曲せしめられている。その他、29は所要の車輌を示
す。
【0012】上述の如く構成された実施例は、油圧シリ
ンダ23により両側のクロスリンク機構4を同期に倒起
立作動せしめつつ適宜駐車パレット3を昇降作動せし
め、車両29を駐車パレット3上に駐車せしめる。即
ち、図5に示すように両側のクロスリンク機構4を倒伏
して下死点下の駐車パレット3を上昇作動せしめるさい
には、先ず、両側の油圧シリンダ23を作動せしめ、レ
バ−24を所定方向に回動して両側のクロスリンク機構
4を同期に起立作動せしめる。すると、レバ−24の回
動に連動して支持片27がロ−ラ28を介して基台2に
接地しつつ次第に起立を開始し、クロスリンク機構4の
起立作動を支持せしめる(図6参照)。このさい、支持
片27により支持せしめつつクロスリンク機構4を起立
作動せしめるため、比較的小さな油圧シリンダ23でも
って無理な力を作用せしめることなく極めてスム−ズに
起立作動せしめることが出来る。また、内外リンク片5
・6のロ−ラ12・19も各々ガイド板13・20のガ
イド孔14・21にガイドされつつガイドレ−ル11・
18に沿って転動するため、起立作動時におけるクロス
リンク機構4の浮上りを確実に防止せしめることが出来
る。そして、更に油圧シリンダ23を作動せしめると、
クロスリンク機構4は次第に起立し、所要の高さに達し
た時点で支持片27が基台2より離れると共に、レバ−
24がストッパ−ピン26に当接してその回動を停止す
る。レバ−24の回動が停止すると、更に油圧シリンダ
23を作動せしめてクロスリンク機構4を除々に起立せ
しめつつ駐車パレット3を上昇作動せしめ、上死点に達
した時点で油圧シリンダ23の作動を停止せしめて駐車
パレット3を所定位置に保持せしめる(図1参照)。
ンダ23により両側のクロスリンク機構4を同期に倒起
立作動せしめつつ適宜駐車パレット3を昇降作動せし
め、車両29を駐車パレット3上に駐車せしめる。即
ち、図5に示すように両側のクロスリンク機構4を倒伏
して下死点下の駐車パレット3を上昇作動せしめるさい
には、先ず、両側の油圧シリンダ23を作動せしめ、レ
バ−24を所定方向に回動して両側のクロスリンク機構
4を同期に起立作動せしめる。すると、レバ−24の回
動に連動して支持片27がロ−ラ28を介して基台2に
接地しつつ次第に起立を開始し、クロスリンク機構4の
起立作動を支持せしめる(図6参照)。このさい、支持
片27により支持せしめつつクロスリンク機構4を起立
作動せしめるため、比較的小さな油圧シリンダ23でも
って無理な力を作用せしめることなく極めてスム−ズに
起立作動せしめることが出来る。また、内外リンク片5
・6のロ−ラ12・19も各々ガイド板13・20のガ
イド孔14・21にガイドされつつガイドレ−ル11・
18に沿って転動するため、起立作動時におけるクロス
リンク機構4の浮上りを確実に防止せしめることが出来
る。そして、更に油圧シリンダ23を作動せしめると、
クロスリンク機構4は次第に起立し、所要の高さに達し
た時点で支持片27が基台2より離れると共に、レバ−
24がストッパ−ピン26に当接してその回動を停止す
る。レバ−24の回動が停止すると、更に油圧シリンダ
23を作動せしめてクロスリンク機構4を除々に起立せ
しめつつ駐車パレット3を上昇作動せしめ、上死点に達
した時点で油圧シリンダ23の作動を停止せしめて駐車
パレット3を所定位置に保持せしめる(図1参照)。
【0013】逆に、駐車パレット3を下降作動せしめる
さいには、レバ−24をストッパ−ピン26に当接して
その回動を停止せしめつつ油圧シリンダ23を作動せし
め、クロスリンク機構4を除々に倒伏作動せしめること
により駐車パレット3を下降作動せしめる。そして、ク
ロスリンク機構4が所要の高さに達すると、支持片27
が基台2上に接地すると共に、レバ−24がストッパ−
ピン26より外れる。すると、レバ−24は油圧シリン
ダ23の作動により回動を開始して支持片27を基台2
上に接地せしめつつ次第に倒伏せしめ、クロスリンク機
構4を倒伏して駐車パレット3を下降作動せしめる(図
6参照)。そして、支持片27及びクロスリンク機構4
が倒伏した時点で油圧シリンダ23の作動を停止せし
め、駐車パレット3を下死点に保持せしめる(図5参
照)。
さいには、レバ−24をストッパ−ピン26に当接して
その回動を停止せしめつつ油圧シリンダ23を作動せし
め、クロスリンク機構4を除々に倒伏作動せしめること
により駐車パレット3を下降作動せしめる。そして、ク
ロスリンク機構4が所要の高さに達すると、支持片27
が基台2上に接地すると共に、レバ−24がストッパ−
ピン26より外れる。すると、レバ−24は油圧シリン
ダ23の作動により回動を開始して支持片27を基台2
上に接地せしめつつ次第に倒伏せしめ、クロスリンク機
構4を倒伏して駐車パレット3を下降作動せしめる(図
6参照)。そして、支持片27及びクロスリンク機構4
が倒伏した時点で油圧シリンダ23の作動を停止せし
め、駐車パレット3を下死点に保持せしめる(図5参
照)。
【0014】なお、上記実施例において、ロ−ラ12・
19の浮上り防止手段として溝孔状のガイド孔14・2
1を有するガイド板13・20が示されているが、これ
に限定されるものでなく、例えば、図7に示すように略
コ字形状のガイドレ−ル30を採択することによりロ−
ラ12・19のガイド及び浮上りを防止せしめるべく構
成せしめてもよいものである。また、流体圧シリンダと
して油圧シリンダ23が示されているが、エアシリンダ
など他の流体圧シリンダを採択してもよいものである。
さらに、上記実施例はピット1に設置するものとされて
いるが、これに限定されるものでなく、地表面上に設置
して使用に供することが出来るものである。
19の浮上り防止手段として溝孔状のガイド孔14・2
1を有するガイド板13・20が示されているが、これ
に限定されるものでなく、例えば、図7に示すように略
コ字形状のガイドレ−ル30を採択することによりロ−
ラ12・19のガイド及び浮上りを防止せしめるべく構
成せしめてもよいものである。また、流体圧シリンダと
して油圧シリンダ23が示されているが、エアシリンダ
など他の流体圧シリンダを採択してもよいものである。
さらに、上記実施例はピット1に設置するものとされて
いるが、これに限定されるものでなく、地表面上に設置
して使用に供することが出来るものである。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように構成
されているから、流体圧シリンダ23により各々両側の
クロスリンク機構4を同期に倒起立作動せしめつつ、駐
車パレット3を昇降作動せしめて駐車せしめることが出
来るものである。そして、特に、クロスリンク機構4を
倒起立作動せしめるさいにはその起立初期・倒伏終期に
各々支持片27を基台2に接地して支持せしめつつ、均
一な流体圧シリンダ23の動力でもってクロスリンク機
構4に無理な力を作用せしめることなくスム−ズに、し
かも、確実に倒起立作動せしめることが出来るのみなら
ず、従来例に比して流体圧シリンダ23を小型化せしめ
ることが出来るものであって、ひいては、全体として安
価に製作することが出来るものである。
されているから、流体圧シリンダ23により各々両側の
クロスリンク機構4を同期に倒起立作動せしめつつ、駐
車パレット3を昇降作動せしめて駐車せしめることが出
来るものである。そして、特に、クロスリンク機構4を
倒起立作動せしめるさいにはその起立初期・倒伏終期に
各々支持片27を基台2に接地して支持せしめつつ、均
一な流体圧シリンダ23の動力でもってクロスリンク機
構4に無理な力を作用せしめることなくスム−ズに、し
かも、確実に倒起立作動せしめることが出来るのみなら
ず、従来例に比して流体圧シリンダ23を小型化せしめ
ることが出来るものであって、ひいては、全体として安
価に製作することが出来るものである。
【0016】請求項2記載の発明は上述のように構成さ
れているから、ロ−ラ28により支持片27の接地支持
を極めてスム−ズに行なうことが出来るものである。
れているから、ロ−ラ28により支持片27の接地支持
を極めてスム−ズに行なうことが出来るものである。
【0017】請求項3記載の発明は上述のように構成さ
れているから、浮上り防止手段13・20・30により
ロ−ラ12・19の浮上りを確実に防止せしめ、各リン
ク片5・6の一端を基台2及び駐車パレット3下端に沿
って確実に可動せしめて両側クロスリンク機構4を常に
確実に倒起立作動せしめることが出来るものである。
れているから、浮上り防止手段13・20・30により
ロ−ラ12・19の浮上りを確実に防止せしめ、各リン
ク片5・6の一端を基台2及び駐車パレット3下端に沿
って確実に可動せしめて両側クロスリンク機構4を常に
確実に倒起立作動せしめることが出来るものである。
【図1】本発明の一実施例を使用状態と共に示す側面図
である。
である。
【図2】実施例のクロスリンク機構4を示す平面図であ
る。
る。
【図3】図1のA部拡大断面図である。
【図4】図1のB部拡大断面図である。
【図5】実施例のクロスリンク機構4を倒伏して駐車パ
レット3を下降せしめた状態を示す断面図である。
レット3を下降せしめた状態を示す断面図である。
【図6】実施例のクロスリンク機構4及び駐車パレット
3の起立初期状態を示す断面図である。
3の起立初期状態を示す断面図である。
【図7】浮上り防止手段30の他の実施例を示す一部拡
大断面図である。
大断面図である。
2 基台
3 駐車パレット
4 クロスリンク機構
5 内リンク片
6 外リンク片
12 ロ−ラ
13 ガイド板
14 ガイド孔
19 溝付きロ−ラ
20 ガイド板
21 ガイド孔
23 油圧シリンダ
24 レバ−
26 ストッパ−ピン
27 支持片
28 ロ−ラ
30 ガイドレ−ル
Claims (3)
- 【請求項1】所要の幅と長さを備えた基台2上に両側一
対のクロスリンク機構4を介して駐車パレット3が昇降
自在に配設され、上記各クロスリンク機構4を構成する
一対のリンク片5・6の一端部は各々基台2及び駐車パ
レット3下端に枢着されると共に、同他端部は各々基台
2及び駐車パレット3下端にロ−ラ12・19を介して
可動自在に取付けられ、かつ、一方のリンク片6にはレ
バ−24を介して流体圧シリンダ23が連結されてなる
立体駐車装置において、上記レバ−24自由端には基台
2上に接地してクロスリンク機構4の倒起立作動を支持
せしめるべく所要長の支持片27が延設されると共に、
リンク片6にはレバ−24の回動を制御せしめるべくス
トッパ−ピン26が突設されてなることを特徴とする、
立体駐車装置。 - 【請求項2】支持片27の先部にロ−ラ28が取付けら
れてなることを特徴とする、請求項1記載の立体駐車装
置。 - 【請求項3】ロ−ラ12・19の浮上りを防止せしめる
べく基台2及び駐車パレット3下端に浮上り防止手段1
3・20・30が設けられてなることを特徴とする、請
求項1及び2記載の立体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246630A JP2003056197A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246630A JP2003056197A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 立体駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056197A true JP2003056197A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19076138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001246630A Pending JP2003056197A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003056197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103075040A (zh) * | 2013-01-11 | 2013-05-01 | 刘居恩 | 一种液压举升式自动立体车库 |
JP2017516732A (ja) * | 2014-05-22 | 2017-06-22 | マルタ・フィオレーゼ | 車両用リフト |
-
2001
- 2001-08-15 JP JP2001246630A patent/JP2003056197A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103075040A (zh) * | 2013-01-11 | 2013-05-01 | 刘居恩 | 一种液压举升式自动立体车库 |
CN103075040B (zh) * | 2013-01-11 | 2015-04-15 | 刘居恩 | 一种液压举升式自动立体车库 |
JP2017516732A (ja) * | 2014-05-22 | 2017-06-22 | マルタ・フィオレーゼ | 車両用リフト |
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