JP2003055771A - プラズマ処理装置及び処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置及び処理方法

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JP2003055771A
JP2003055771A JP2001241879A JP2001241879A JP2003055771A JP 2003055771 A JP2003055771 A JP 2003055771A JP 2001241879 A JP2001241879 A JP 2001241879A JP 2001241879 A JP2001241879 A JP 2001241879A JP 2003055771 A JP2003055771 A JP 2003055771A
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plasma processing
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JP2001241879A
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Kazuhiro Fukuda
和浩 福田
Yoshikazu Kondo
慶和 近藤
Yoshiro Toda
義朗 戸田
Kiyoshi Oishi
清 大石
Akira Nishiwaki
彰 西脇
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ガスの均一供給が常に簡単
であるにもかかわらず、電極部に付着物が堆積していく
ことを抑制し、長時間安定して製膜できる放電電極シス
テム、該電極システムを用いたプラズマ処理装置及び該
処理装置を用いた処理方法を提供することにある。 【解決手段】 互いに対向する電極の一方の電極に基材
を接触配置し、前記基材の表面処理を行うプラズマ処理
装置であって、基材を接触配置する前記電極に対向する
もう一方の電極が、金属ワイヤーで構成され、且つ、該
金属ワイヤーを可動とする巻き出し又は巻き取り手段を
備え、該対向する電極の少なくとも一方の面には誘電体
が被覆されていることを特徴とするプラズマ処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ放電処理
用の電極システムを用いたプラズマ放電処理方法及び放
電処理装置に関わり、更に詳しくは、電極に汚れが堆積
せず、長時間安定した処理が行え、且つ、メンテナンス
が容易な電極システムと該電極システムを用いたプラズ
マ処理装置及び該処理装置を用いた処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスや表示、記録、光電変換
のための各種のデバイスには、基材上に高機能性の薄膜
を設けた、例えば、電極膜、誘電体保護膜、半導体膜、
透明導電膜、反射防止膜、光学干渉膜、ハードコート
膜、下引き膜、バリア膜等の各種の材料が用いられてい
る。
【0003】このような高機能性の薄膜生成において
は、従来、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンプレ
ーティング法等の真空を用いた乾式製膜法が用いられて
きた。
【0004】しかしながら、上記真空を用いた乾式製膜
法は、高精度の薄膜が形成出来るため、高性能の薄膜を
形成するには好ましい方法であるが、乾式製膜法に用い
る真空装置は、被処理基材が大きくなると、装置が非常
に大型化し、値段も高額になる他、真空排気にも膨大に
時間を費やし、生産性が上げられないデメリットが大き
い。
【0005】これらの真空装置を用いることによる低生
産性のデメリットを克服する方法として、大気圧または
大気圧近傍の圧力下で放電し、反応性ガスをプラズマ励
起し、基材上に薄膜を形成する方法が特開平11−13
3205号、特開2000−185362号、特開平1
1−61406号、特開2000−147209号、同
2000−121804号等に記載されている(以下、
大気圧プラズマ法とも称する)。これら公報に開示され
る大気圧プラズマ法は、対向する電極間に、パルス化さ
れ、周波数が0.5〜100kHzであり、且つ、電界
の強さが1〜100V/cmの電界を印加し、放電プラ
ズマを発生させるというものである。
【0006】大気圧プラズマ処理においても、高周波電
界の周波数及び放電出力を向上させるとプラズマ密度が
向上し、製膜速度の向上及び緻密で良質な膜が得られる
ことは知られているが、反面、電極部にも高速で付着物
が堆積してしまうことが問題となる。
【0007】これに対し特開2000−212753の
如く、電極の両面に基材を配置する方法が考案されてい
るが、大気圧プラズマ処理装置において、電極間の間隙
は非常に狭いため、このような機械では、ガスの均一な
供給が非常に困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、ガスの均一
供給が常に簡単であるにもかかわらず、電極部に付着物
が堆積していくことを抑制し、長時間安定して製膜でき
る放電電極システム、該電極システムを用いたプラズマ
処理装置及び該処理装置を用いた処理方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は以下
の手段により達成される。
【0010】1.互いに対向する電極の一方の電極に基
材を接触配置し、前記基材の表面処理を行うプラズマ処
理装置であって、基材を接触配置する前記電極に対向す
るもう一方の電極が、金属ワイヤーで構成され、且つ、
該金属ワイヤーを可動とする巻き出し又は巻き取り手段
を備え、該対向する電極の少なくとも一方の面には誘電
体が被覆されていることを特徴とするプラズマ処理装
置。
【0011】2.巻き出し又は巻き取り手段によって、
金属ワイヤーを移動させながらプラズマ処理を行うこと
を特徴とする前記1に記載のプラズマ処理装置。
【0012】3.大気圧及びその近傍において、前記電
極間に100kHz以上の高周波電圧を印加することを
特徴とする前記1又は2に記載のプラズマ処理装置。
【0013】4.前記電極間に100kHz以上の高周
波電圧を1W/cm2以上の放電出力で印加することを
特徴とする前記3に記載のプラズマ処理装置。
【0014】5.誘電体が無機材料であることを特徴と
する前記1〜4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装
置。
【0015】6.誘電体が、アルミナセラミックス溶射
後、更にゾルゲル反応により硬化する珪素化合物にて封
孔処理を行ったものであることを特徴とする前記1〜5
のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
【0016】7.ワイヤー電極の、該電極に対向する基
材を接触搬送する電極とは反対の側に位置するスリット
板又はパンチ板上の開口から、反応ガスを供給すること
を特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載のプラズ
マ処理装置。
【0017】8.前記1〜7のいずれか1項に記載のプ
ラズマ処理装置を用いて、金属ワイヤーを移動させつ
つ、基材表面に、表面処理を行うことを特徴とする処理
方法。
【0018】以下本発明について詳述する。本発明者ら
は、前記のプラズマ処理装置においては、基材のみでな
く電極部にも高速で付着物が堆積してしまい、表面処理
性能が低下してしまうという問題に対し、一方の電極を
ワイヤー状にし、該ワイヤー電極を順次巻き取ること
で、電極に堆積物が堆積していくことを抑制し、常に安
定な放電状態を保つことができることを見いだした。更
に、該ワイヤー電極は、対応する電極に対し均一且つ平
行に設置できるので均一放電も達成できることを見いだ
した。
【0019】即ち、本発明の処理装置は、互いに対向す
る電極の一方の電極に基材を接触配置して基材の表面処
理を行う処理装置であって、基材を接触配置する前記電
極に対向して配置されたもう一方の電極が、金属ワイヤ
ーで構成され、且つ、該金属ワイヤーが、例えば、基材
の表面処理を行うにつれて、該ワイヤー電極が常に新し
い表面に更新されるように巻き出し又は巻き取り等を行
う手段を備えた処理装置である。又、基材に接して配置
される電極と、該電極に対向するワイヤー電極間でスパ
ーク放電等を抑え安定したプラズマ放電を行うために、
電極の一方には誘電体が被覆されている必要がある。通
常は基材が接触して表面処理をうける、固定した或いは
回転しつつ基材を搬送する電極が誘電体で被覆されてい
ることが好ましい。一方のワイヤー電極は必ずしも誘電
体で被覆されていなくともよい。
【0020】この様に、基材と接触しない方の印加電極
を、巻き取り又は巻き出しが可能なワイヤー電極とする
ことで、上記のようにプラズマ処理の進行に伴い、一定
の速度で巻き取り、巻き出しを行い、該ワイヤー状とし
た電極を順次巻き取ることによって、電極部に付着物が
少ない常にフレッシュな電極面を用いて安定放電が可能
となる。
【0021】又、電極部に付着物が堆積し放電効率がそ
れ程低下しない間は、ワイヤー電極の移動を行わず、一
定のレベルに汚れが達した場合に全てを新しい電極面と
するために巻き取り、巻き出しを行うという方法でも良
く、この場合例えば、一定の基材面積をプラズマ放電処
理を行ったあと、巻き取り、巻き出しを行う方法をとっ
てもよい。
【0022】ワイヤー電極は、対向する電極に対し、均
一且つ平行に設置できるので、均一放電が達成できると
いう点で好ましい。この様にワイヤー電極を用いること
で電極に堆積物が堆積していくことを抑制し、常に安定
な放電状態を保つことができる。更に、該ワイヤー電極
は、複数設置することが好ましく、これにより、1本当
たりのエネルギーが低く抑えることが出来、電極の耐久
性を向上させ、更に堆積物の付着量も抑制できる。
【0023】これらのプラズマ処理装置に、反応ガスを
含む混合ガス供給するには、ワイヤー間の隙間(背後)
に丁度スリット或いは連続した複数の開口部をガス吹き
出し口として有するスリット板やパンチ板をガス供給手
段として配置するのが好ましい。これにより、ワイヤー
間の隙間(背後)からガスの均一供給が行えるため、製
膜の均一性も向上する。
【0024】ワイヤー電極に対向する、もう一方の、基
材が接触して搬送される電極には、金属母材上に誘電体
を被覆したものであることが好ましい。金属母材として
は、銀、白金、アルミニウム、鉄等の金属を用いること
ができるほか、ステンレスを用いることができる。ステ
ンレスは加工し易く好ましく用いることができる。誘電
体としては、無機材料であるケイ酸塩系ガラス・ホウ酸
塩系ガラス・リン酸塩系ガラス・ゲルマン酸塩系ガラス
・亜テルル酸塩ガラス・アルミン酸塩ガラス・バナジン
酸塩ガラス等を用いることが出来る。この中でもホウ酸
塩系ガラスが加工し易い。また、溶射法により気密性の
高い高耐熱性のセラミックを用いることも好ましい。セ
ラミックスの材質としては例えばアルミナ系、ジルコニ
ア系、窒化珪素系、炭化珪素系のセラミックスが挙げら
れるが、中でもアルミナ系のセラミックスが好ましく、
アルミナ系のセラミックスの中でも特にAl23を用い
るのが好ましい。アルミナ系のセラミックスの厚みは1
mm程度が好ましく、体積固有抵抗は108Ω・cm以
上が好ましい。
【0025】セラミックスは、無機質材料で封孔処理さ
れているのが好ましく、これにより電極の耐久性を向上
させることができる。上記アルミナ系のセラミックスを
被覆した上に、封孔剤である、ゾルゲル反応により硬化
する珪素化合物(アルコキシシランが好ましい)を主原
料とするゾルを塗布した後に、ゲル化させて硬化させる
ことで、強固な3次元結合を形成させ均一な構造を有す
る珪素酸化物を形成することによって、セラミックスの
封孔処理をすることができる。
【0026】また、ゾルゲル反応を促進するためにエネ
ルギー処理を行うことが好ましい。ゾルにエネルギー処
理をすることによって、金属−酸素−金属の3次元結合
を促進することができる。
【0027】エネルギー処理には、プラズマ処理や、2
00℃以下の加熱処理、UV処理が好ましい。
【0028】このような基材が接触して表面処理される
電極或いはこれに対向するワイヤー電極との少なくとも
一方には前記誘電体を被覆することが好ましい。好まし
くは、両者の中では、ワイヤー電極に対向した、基材が
接触する電極の方に誘電体を被覆することである。又、
ワイヤー電極とこれに対向する基材が接触する電極の両
方に誘電体を被覆してもよい。
【0029】これらの表面処理を受ける基材が接触して
搬送される電極は、固定された電極であってもよいが、
基材の搬送に伴って回転するロール電極であってもよ
く、ロール電極の場合には基材が電極表面と擦過するこ
とがなく好ましい。
【0030】一方の電極である、本発明の移動可能なワ
イヤー電極には、材質としては、鉄、ステンレス、銀、
銅等抵抗値の低い金属のワイヤーであれば用いることが
出来る。特に銅、銀等の低抵抗のものが好ましい。又、
これらの金属表面が誘電体で被覆されているものであっ
てもよい。
【0031】ワイヤー電極は、これを放電中或いは、放
電後に巻き取りが出来るように巻き取り或いは巻き出し
手段と連動したものが好ましく、放電による堆積物が蓄
積したものを巻き取ったあとは交換する。巻き取り可能
なことからワイヤーとしては0.1mm〜5mmの径を
有するものが好ましい。
【0032】巻き取り手段としては、例えば、該ワイヤ
ー電極となるワイヤーが巻かれた巻き芯から、使用した
ワイヤーを巻き取るための巻き芯、及びこれを動かすた
めのドライブ、モータ等があげられるが、他の手段であ
ってもよい。又、例えば基材を搬送しつつ処理する場合
には、該基材の搬送の速度(処理速度)にあわせてワイ
ヤーの移動の速度を設定でき、制御できるコントローラ
を備えていることが好ましい。
【0033】ワイヤーの移動速度は用いる反応ガスや、
基材の種類等、表面処理の種類に関係するので一概には
規定できないが、おおよそ、0.01〜10mm/se
cの範囲であり、個別に設定する必要がある。
【0034】本発明において、固定電極及びワイヤー電
極間に印加する高周波電圧の周波数の上限値は、好まし
くは150MHz以下である。
【0035】また、高周波電圧の周波数の下限値として
は、好ましくは100kHz以上、さらに好ましくは8
00kHz以上である。
【0036】また、電極間に供給する電力の下限値は、
好ましくは1W/cm2以上であり、上限値としては、
好ましくは50W/cm2以下、さらに好ましくは20
W/cm2以下である。尚、電極における電圧の印加面
積(/cm2)は、放電が起こる範囲の面積のことを指
す。
【0037】また、電極間に印加する高周波電圧は、断
続的なパルス波であっても、連続したサイン波であって
も構わないが、本発明の効果を高く得るためには、連続
したサイン波であることが好ましい。
【0038】本発明においては、大気圧及びその近傍で
処理をおこなう大気圧プラズマ処理装置であることが好
ましく、大気圧又は大気圧近傍下とは、20kPa〜1
10kPaの圧力下をいう。本発明において、電圧を印
加する電極間のさらに好ましい圧力は、93kPa〜1
04kPaである。
【0039】対向する電極間のギャップは、例えば1m
m程度に設定される。上記電極間の距離は、電極の母材
に設置した固体誘電体の厚さ、印加電圧の大きさ、プラ
ズマを利用する目的等を考慮して決定される。上記電極
の一方に誘電体を設置した場合の誘電体と電極の最短距
離、上記電極の双方に誘電体を設置した場合の誘電体同
士の距離としては、いずれの場合も均一な放電を行う観
点から0.5mm〜20mmが好ましく、特に好ましく
は1mm±0.5mmである。
【0040】本発明のプラズマ処理方法を実施するにあ
たり、使用するガスは、基材上に設けたい薄膜の種類に
よって異なるが、基本的に、不活性ガスと、薄膜を形成
するための反応性ガスの混合ガスである。反応性ガス
は、混合ガスに対し、0.01〜10体積%含有させる
ことが好ましい。
【0041】本発明のプラズマ処理に用いられる反応ガ
スとして、好ましくは、有機フッ素化合物、金属化合物
を好ましく挙げることが出来る。有機フッ素化合物を用
いることにより反射防止層等に有用な低屈折率層や防汚
層を形成することができる。金属化合物では、低屈折率
層、中屈折率層、高屈折率層や、ガスバリア層、更には
透明電極層等を形成することができる。
【0042】有機フッ素化合物としては、フッ化炭素や
フッ化炭化水素等のガスが好ましく、例えば、フッ化メ
タン、フッ化エタン、テトラフルオロメタン、ヘキサフ
ルオロエタン、1,1,2,2−テトラフルオロエチレ
ン、1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ン、ヘキサフルオロプロペン、6−フッ化プロピレン等
のフッ化炭素化合物;1,1−ジフルオロエチレン、
1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,2,
2,3−ペンタフルオロプロパン等のフッ化炭化水素化
合物;ジフルオロジクロロメタン、トリフルオロクロロ
メタン等のフッ化塩化炭化水素化合物;1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール、1,
3−ジフルオロ−2−プロパノール、パーフルオロブタ
ノール等のフッ化アルコール;ビニルトリフルオロアセ
テート、1,1,1−トリフルオロエチルトリフルオロ
アセテート等のフッ化カルボン酸エステル;アセチルフ
ルオライド、ヘキサフルオロアセトン、1,1,1−ト
リフルオロアセトン等のフッ化ケトン等を挙げることが
出来るが、これらに限定されない。
【0043】有機フッ素化合物がプラズマ放電処理によ
って、腐食性ガスあるいは有害ガスが発生しないような
化合物を選ぶのが好ましいが、それらが発生しない条件
を選ぶことも出来る。有機フッ素化合物を本発明に有用
な反応性ガスとして使用する場合、常温常圧で有機フッ
素化合物が気体であることが目的を遂行するのに最も適
切な反応性ガス成分としてそのまま使用でき好ましい。
これに対して常温常圧で液体または固体の有機フッ素化
合物の場合には、加熱や減圧等の気化装置などの手段に
より気化して使用すればよく、また適切な有機溶媒に溶
解して噴霧あるいは蒸発させて用いてもよい。
【0044】金属化合物としては、Al、As、Au、
B、Bi、Ca、Cd、Cr、Co、Cu、Fe、G
a、Ge、Hg、In、Li、Mg、Mn、Mo、N
a、Ni、Pb、Pt、Rh、Sb、Se、Si、S
n、Ti、V、W、Y、ZnまたはZr等の金属化合物
または有機金属化合物を挙げることができ、Al、G
e、In、Sb、Si、Sn、Ti、W、ZnまたはZ
rが金属化合物として好ましく用いられるが、特に、珪
素化合物、チタン化合物、錫化合物、亜鉛化合物、イン
ジウム化合物、アルミ化合物、銅化合物、銀化合物が好
ましい。
【0045】これらのうち珪素化合物としては、例え
ば、ジメチルシラン、テトラメチルシラン、テトラエチ
ルシラン等のアルキルシラン;テトラメトキシシラン、
テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、ジメ
チルジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、エ
チルトリエトキシシラン等の珪素アルコキシド等の有機
珪素化合物;モノシラン、ジシラン等の珪素水素化合
物;ジクロルシラン、トリクロロシラン、テトラクロロ
シラン等のハロゲン化珪素化合物;その他オルガノシラ
ン等を挙げることが出来、何れも好ましく用いることが
出来る。また、これらは適宜組み合わせて用いることが
出来る。上記の有機珪素化合物は、取り扱い上の観点か
ら珪素アルコキシド、アルキルシラン、有機珪素水素化
合物が好ましく、腐食性、有害ガスの発生がなく、工程
上の汚れなども少ないことから、特に有機珪素化合物と
して珪素アルコキシドが好ましい。
【0046】チタン化合物、錫化合物、亜鉛化合物、イ
ンジウム化合物、アルミ化合物、銅化合物、銀化合物と
しては、有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物、金属
水素化合物、金属アルコキシド化合物が好ましい。有機
金属化合物の有機成分としてはアルキル基、アルコキシ
ド基、アミノ基が好ましく、テトラエトキシチタン、テ
トライソプロポキシチタン、テトラブトキシチタン、テ
トラジメチルアミノチタン等を好ましく挙げることが出
来る。有機チタン化合物、有機錫化合物、有機亜鉛化合
物、有機インジウム化合物、有機アルミ化合物、有機銅
化合物、有機銀化合物は、中屈折率層や高屈折率層を形
成するのに非常に有用である。ハロゲン化金属化合物と
しては、二塩化チタン、三塩化チタン、四塩化チタン等
を挙げることができ、更に金属水素化合物としては、モ
ノチタン、ジチタン等を挙げることができる。本発明に
おいては、チタン系の有機金属化合物を好ましく用いる
ことができる。
【0047】不活性ガスとしては、He、Ar等の希ガ
スが好ましく用いられるが、HeとArを混合した希ガ
スでもよく、気体中に占める不活性ガスの割合は、90
体積%〜99.9体積%であることが好ましい。大気圧
プラズマを効率よく発生させるという点から不活性ガス
中のArガス成分を多くするのも好ましいが、コスト的
な観点からもArガス成分を90体積%〜99.9体積
%を用いるのが好ましい。
【0048】なお、不活性ガスには水素ガスや酸素ガス
を不活性ガスに対して0.1体積%〜10体積%混合さ
せて使用してもよく、このように補助的に使用すること
により薄膜の硬度を著しく向上させることが出来る。
【0049】本発明の大気圧プラズマ処理装置は、支持
体のようなシート状の基材を搬送しつつ処理することが
可能である。
【0050】本発明の大気圧プラズマ処理装置で処理さ
れる基材の材質は特に限定はないが、セルローストリア
セテート等のセルロースエステル基体、ポリエステル基
体、ポリカーボネート基体、ポリスチレン基体、ポリオ
レフィン基体、等を処理することができる。
【0051】具体的には、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、セロファン、セルロースジ
アセテート、セルロースアセテートブチレート、セルロ
ースアセテートプロピオネート、セルロースアセテート
フタレート、セルローストリアセテート、セルロースナ
イトレート等のセルロースエステル類又はそれらの誘導
体、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチ
レンビニルアルコール、シンジオタクティックポリスチ
レン系、ポリカーボネート、ノルボルネン樹脂、ポリメ
チルペンテン、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポリ
エーテルスルホン、ポリスルホン系、ポリエーテルケト
ンイミド、ポリアミド、フッ素樹脂、ナイロン、ポリメ
チルメタクリレート、アクリルあるいはポリアリレート
等を挙げることができる。
【0052】
【発明の実施の形態】本発明の大気圧プラズマ処理装置
及び大気圧プラズマ処理方法について、以下にその実施
の形態を図を用いて説明するが、本発明はこれに限定さ
れない。また、以下の説明には用語等に対する断定的な
表現が含まれている場合があるが、本発明の好ましい例
を示すものであって、本発明の用語の意義や技術的な範
囲を限定するものではない。
【0053】図1に本発明のプラズマ処理装置の一例を
示す断面図を示す。30は放電処理室であり、基材を接
触しつつ搬送する、誘電体(その表面をアルミナセラミ
ックス溶射後アルコキシシランをゲル化させ硬化して封
孔処理を行った)を被覆したロール電極25、及び、該
ロール電極に対向してワイヤー電極36が複数設置され
ている。該電極間の距離は1mm±0.5mm程度に調
整されている。又、その背後には、ガス発生装置50か
らガス給気口52を通して送られた混合ガスをその電極
面側に有する開口(ガス吹き出し口)を通し、該ワイヤ
ー電極の背後から放電処理部32に供給するためのガス
供給部31を備えている。ガス供給部31のワイヤー電
極側は図には示されていないが複数の開口(ガス吹き出
し口)を備えたパンチ板で構成されており、該開口から
混合ガスを放電処理部32に供給する。又、放電処理部
を通った混合ガスを排出するための排気口53が放電処
理室には備えられている。
【0054】基材フィルム10は、フィルムロール61
から、搬送ロール64を介し、更に外気遮断用ニップロ
ール65を介して、前記放電処理室30の放電処理部3
2に送り込まれる。放電処理部32に入った基材は、回
転しつつ基材を搬送するロール電極25及び対向して複
数配置されたワイヤー電極36の間を移動する。ガス発
生装置50からガス給気口52を通してガス供給部31
に導入された混合ガスは、ガス供給部の電極側の面を構
成するパンチ板71表面の開口(図では示されていない
がパンチ板71から各ワイヤー電極間に放電空間へと導
入された混合ガスを矢印で示した)から放電処理部32
に供給される。電源40により、対向する電極25及び
36間に高周波電圧が印加され放電が行われる。これに
より、反応ガスはプラズマ化され、基材フィルムの表面
はプラズマ処理される。処理後の混合ガスは排気口53
から排出される。
【0055】図2には該混合ガスの吹き出し口を有する
ガス供給部31の電極側の面を構成する(a)スリット
板、(b)パンチ板の例を示した。それぞれのスリット
状開口、或いは、円形の連続した開口の各列が、混合ガ
スの吹き出し口となり、該開口(ガス吹き出し口)が前
記複数の各ワイヤー電極間に位置するように構成され
る。
【0056】図1において、各ワイヤー電極は、ここに
は示されていないが、電極毎に巻き出し側のワイヤーホ
ルダーから巻き取り側のワイヤーホルダーに、処理の進
行に連動して移動し(図3を参照)基材が処理される。
【0057】基材は処理された後、やはり外気遮断用の
ニップロール66、搬送ロール67を介し装置外部へと
搬送される。
【0058】尚、40は電源であり、ロール電極側がア
ースされている。又、図3は、基材の接触するロール電
極と該電極に対向する複数のワイヤー電極の1つを示し
た図である。81が巻き出し側のワイヤーホルダー、8
2が巻き取り側のワイヤーホルダーであり、25はロー
ル電極を示している。各ワイヤーホルダーを駆動するた
めのドライブはここでは省略されているが、矢印の方向
に沿ってワイヤーが移動することで電極表面が更新され
る電極システムとなっている。ここではワイヤー電極を
複数備えた装置について記述したが、ワイヤー電極の幾
つかを纏めて連続した1つのワイヤー電極としてもよ
く、又ワイヤー電極全体を一本のワイヤーで構成しても
よい。
【0059】この様に構成することで、ガスの均一供給
ができ、長時間安定して製膜できる放電電極システム、
該電極システムを用いたプラズマ処理装置及び該処理装
置を用いた処理方法を得ることができる。
【0060】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0061】実施例 (大気圧プラズマ処理条件)図1に示したロール電極型
放電処理装置を用いて基材に処理を実施した。ロール電
極25は、冷却水による冷却手段を有するステンレス製
ジャケットロール母材(冷却手段は図1には図示してい
ない)に対して、セラミック溶射によりアルミナを1m
m被覆し、その後、テトラメトキシシランを酢酸エチル
で希釈した溶液を塗布乾燥後、紫外線照射により硬化さ
せ封孔処理を行い、表面を平滑にしてRmax5μmと
した誘電体(比誘電率10)を有するロール電極25を
製作しアース(接地)した。
【0062】一方のワイヤー電極として、2mmφのエ
ナメル線を該ロール電極に対し平行に設置した。この時
のワイヤー線とロール電極間の間隔は1mmで、ワイヤ
ー電極はその中心同士の距離を4mmピッチとし、ロー
ル電極の周上に複数設置した。該ワイヤー電極はそれぞ
れ、巻き出し側、巻き取り側にワイヤーホルダーを有し
ており、一端から終端まで巻き取りにより移動が出来る
ようになっている。更に該ワイヤー電極の上部、ロール
電極の反対側にパンチ板をロール周上に設置し、ここか
ら均一に混合ガス供給を行った。ここで使用する電源
は、パール工業製高周波電源(800kHz)を使用し
た。
【0063】又、該ワイヤー電極は、それれぞれ、1時
間に50mmの速度で一端から終端まで稼働させてい
る。又、ロール電極は、ドライブにて回転させた。
【0064】基材フィルムとして、巾1mのTAC基材
(トリアセチルセルロースフィルム厚み約80μm)に
対し、下記の混合ガスを用いて、その表面にSiO2
膜を形成する表面処理を実施した。膜厚は100nmに
なるように成膜条件を調整した。
【0065】用いた混合ガスの組成を以下に示す。 希ガス;アルゴン 反応ガス;水素ガス(アルゴンに対し1%) 反応ガス;テトラエトキシシラン蒸気0.1%(アルゴ
ンガスにてバブリング) 放電出力;10W/cm2 放電プラズマ発生に用いる使用電源には、パール工業製
高周波電源(800kHz)を使用した。
【0066】上記条件で前記TAC基材をもちいて表面
処理を、連続3日間稼働させたが、全くワイヤー電極へ
の付着物堆積による異常放電は発生せず、均一な製膜が
達成できた。又、巻き取ったワイヤーは、簡単に新品交
換できメンテナンスも良好である。
【0067】
【発明の効果】メンテナンスの容易な電極システムを用
いたプラズマ処理装置及び処理方法が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマ処理装置の一例を示す断面図
である。
【図2】混合ガスの吹き出し口を構成するスリット板、
パンチ板の例を示す図である。
【図3】基材の接触するロール電極と該電極に対向する
複数のワイヤー電極の1つを示した図である。
【符号の説明】
10 基材フィルム 25 ロール電極 30 放電処理室 31 ガス供給部 32 放電処理部 36 ワイヤー電極 40 電源 50 ガス発生装置 52 給気口 53 排気口 61 基材フィルムロール 65,66 外気遮断用ニップロール 64,67 搬送ロール 71 パンチ板 81 ワイヤーホルダー(巻き出し側) 82 ワイヤーホルダー(巻き取り側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 16/44 C23C 16/44 J H01L 21/31 H01L 21/31 C H05H 1/46 H05H 1/46 M // C08L 101:00 C08L 101:00 (72)発明者 大石 清 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 西脇 彰 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 4F073 AA01 BA03 BA06 BA07 BA08 BA14 BA15 BA16 BA17 BA18 BA19 BA23 BA24 BA26 BA27 BA29 BA31 BA32 BA34 BB01 CA01 CA04 CA05 CA07 CA08 CA65 CA67 CA70 4G075 AA30 AA42 BC02 BC03 BC04 BD14 CA15 CA25 CA33 CA47 CA57 CA63 DA02 EB01 EB41 EC21 ED04 ED20 EE07 FA01 FB02 FB04 FB06 FC15 4K030 AA06 BA44 CA07 CA12 FA01 GA14 JA18 KA15 KA16 KA30 LA24 5F045 AA08 AB32 AC07 AC16 DP22 EB02 EH04 EH08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する電極の一方の電極に基材
    を接触配置し、前記基材の表面処理を行うプラズマ処理
    装置であって、基材を接触配置する前記電極に対向する
    もう一方の電極が、金属ワイヤーで構成され、且つ、該
    金属ワイヤーを可動とする巻き出し又は巻き取り手段を
    備え、該対向する電極の少なくとも一方の面には誘電体
    が被覆されていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 巻き出し又は巻き取り手段によって、金
    属ワイヤーを移動させながらプラズマ処理を行うことを
    特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 大気圧及びその近傍において、前記電極
    間に100kHz以上の高周波電圧を印加することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記電極間に100kHz以上の高周波
    電圧を1W/cm2以上の放電出力で印加することを特
    徴とする請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 誘電体が無機材料であることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラズマ処理装
    置。
  6. 【請求項6】 誘電体が、アルミナセラミックス溶射
    後、更にゾルゲル反応により硬化する珪素化合物にて封
    孔処理を行ったものであることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 ワイヤー電極の、該電極に対向する基材
    を接触搬送する電極とは反対の側に位置するスリット板
    又はパンチ板上の開口から、反応ガスを供給することを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラズ
    マ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のプ
    ラズマ処理装置を用いて、金属ワイヤーを移動させつ
    つ、基材表面に、表面処理を行うことを特徴とする処理
    方法。
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