JP2003054424A - ステアリングコラムの取付構造 - Google Patents

ステアリングコラムの取付構造

Info

Publication number
JP2003054424A
JP2003054424A JP2001242398A JP2001242398A JP2003054424A JP 2003054424 A JP2003054424 A JP 2003054424A JP 2001242398 A JP2001242398 A JP 2001242398A JP 2001242398 A JP2001242398 A JP 2001242398A JP 2003054424 A JP2003054424 A JP 2003054424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering column
bolt
bracket
vehicle
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001242398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4604425B2 (ja
Inventor
Toshiyasu Shida
敏康 志田
Tsuyoshi Amano
剛志 天野
Yoshinori Yokota
義則 横田
Shinichi Kondo
真一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2001242398A priority Critical patent/JP4604425B2/ja
Priority to KR10-2002-0046083A priority patent/KR100472533B1/ko
Priority to TW091117644A priority patent/TW546213B/zh
Priority to MYPI20022944A priority patent/MY135307A/en
Priority to CNB021286655A priority patent/CN1242896C/zh
Publication of JP2003054424A publication Critical patent/JP2003054424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4604425B2 publication Critical patent/JP4604425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/19Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
    • B62D1/195Yieldable supports for the steering column
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2410/00Constructional features of vehicle sub-units
    • B60Y2410/102Shaft arrangements; Shaft supports, e.g. bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、二次衝突に伴いステアリングコラム
がブラケットから脱落方向が変わらずに脱落されるよう
にしたステアリングコラムの取付構造を提供する。 【解決手段】本発明のステアリングコラムの取付構造
は、ステアリングコラム1を下側からブラケット12に
固定させるために、ステアリングコイル1の下部に突設
してあるボルトボルト取付部18のうちの車両後方側の
端部に連ねてレール状のガイド部20を、ボルトボルト
取付部18と略同じ高さで車両後方へ延びるように形成
して、ボルトボルト取付部18がブラケット12を過ぎ
た以後は、ガイド部20でステアリングコラム1をガイ
ドして、ブラケット12から離脱したステアリングコラ
ム1がそのままの姿勢を保ちながら軸方向へ向かうよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次衝突の衝撃を
吸収するステアリングコラムの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車では、乗員がステアリングホイー
ルに衝突(二次衝突)したときやステアリングホイール
に内蔵されるエアバッグが展開したとき等、所定値以上
の衝撃力が加わると、車体に取付けていた薄肉パイプの
ステアリングコラム(含む該コラム内を挿通するステア
リングシャフト)を車両前方に脱落させて、衝撃荷重を
緩和させることが行われている。
【0003】ところで、ステアリングコラムの取付けに
は、他の構造に比べて、構造が簡単、軽量、作業が簡単
であるなど多くの利点をもたらす、1本のボルト部材を
用いてステアリングコラムを車体側に固定する構造があ
る。特に同構造はステアリングコラムのロア側の支持に
用いられる。
【0004】これは、車体側に据付けたブラケットでス
テアリングコラムを下側から吊り上げ、このブラケット
の下側からステアリングコラムの下部に設けたボルト取
付部(ねじ込み深さを確保するもの)へ1本のボルト部
材をねじ込んで、ブラケットにステアリングコラムを固
定させる構造である。
【0005】このステアリングコラムの取付構造にも、
上記のように衝撃荷重を緩和させることが求められる。
【0006】そこで、従来では、このステアリングコラ
ムの特徴、すなわち1本のボルト部材を用いてステアリ
ングコラムの下部から吊り上げるという特徴が損なわれ
ないよう、衝撃を緩和する構造として、図6および図7
に示されるようにステアリングコラムaのボルト取付部
bにねじ込んだボルト部材bの頭部を、車体側に固定し
てあるブラケットcに離脱可能に支持させる構造が用い
られている。具体的には、離脱構造には、ブラケットc
に、ボルト部材dが貫通する貫通孔eから車両前方へ向
かってV字状のスリットf(いずれも図7にだけ図示)
を形成した構造が用いられていて、図6中の矢印Pに示
されるようにステアリングコラム端に配置されているス
テアリングホイールgから所定値以上の衝撃力が加わる
と、図7に示されるようにボルト部材dが貫通孔eから
抜け出る(離脱)。と共に該ステアリングコラムaがブ
ラケットcから脱落しながら軸方向へ変位して、衝撃エ
ネルギーが吸収されるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衝撃エネル
ギーの吸収が効果的に行われるには、ステアリングコラ
ムaの動きが損なわれずに脱落されることが望ましい。
特にステアリングコラムaの周辺には、ステアリングコ
ラムaと隣接した地点に各種の機器が据付けられている
から、同機器の干渉を受けずにステアリングコラムaが
脱落することが望ましい。
【0008】このためには、ステアリングコラムaは、
ブラケットcから離脱した後も、離脱前と同じ姿勢のま
ま、軸方向に沿って変位することが求められる。
【0009】ところが、ステアリングコラムaは、ボル
ト部材dのねじ深さを確保する厚み寸法をもつボルト取
付部bを挟んで、ブラケットcの上面に支持されるため
に、図7中に示されるようにボルト取付部bがブラケッ
トcを過ぎるまで、ステアリングコラムaの脱落が進む
と、該コラムaの自重や下方に向かう力などを受けて、
ステアリングコラムaが、ボルト取付部bとステアリン
グコラムaの下部との段差α分、落ち込むことがある。
【0010】この落ち込みが発生すると、脱落した後の
ステアリングコラムaは、図7中の二点鎖線に示される
ように傾き、意図する脱落方向(軸方向を直線状に進む
方向)が変わったまま脱落してしまう。
【0011】このような脱落が発生すると、ステアリン
グコラムaは、脱落の過程で、周辺の部品に干渉して動
きが損なわれ、衝撃吸収性能が充分に発揮されないおそ
れがある。
【0012】本発明は上記事情に着目してなされたもの
でその目的とするところは、ステアリングコラムがブラ
ケットから脱落方向が変わらずに脱落されるようにした
ステアリングコラムの取付構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、ステアリングコラムの下部に突設
してあるボルトねじ込み用のボルト取付部の車両後方側
の端部に連ねて、該ボルト取付部と略同じ高さでステア
リングコラムから突出し車両後方へ延びるようにガイド
部を形成する構造を採用して、ボルト取付部がブラケッ
トを過ぎた以降は、ガイド部でステアリングコラムをガ
イドして、ブラケットから離脱したステアリングコラム
が軸方向へ向かうようにした。
【0014】これにより、ブラケットから脱落するステ
アリングコラムは、脱落方向の変更が抑えられるので、
脱落は周辺機器によって妨げられずに変位するようにな
り、脱落がもたらす衝撃吸収性能が充分に発揮される。
【0015】請求項2の発明は、上記目的に加え、さら
に簡単な構造でガイド部が構成されるよう、ガイド部に
は、ボルト取付部と略同じ高さのレール状部材を用い、
これをボルト部材の中心位置に合わせてボルト取付部の
車両後方側の端部から連ねて車両後方に沿いに取着する
という、ステアリングコラムを厚肉にするなどの負担を
強いずにすむようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図5に
示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0017】図1は、自動車(車両)に搭載されたステ
アリングコラム装置の概略構成を示していて、図中1は
薄肉のパイプ部材から形成されたステアリングコラムで
ある。このステアリングコラム1は、斜めの姿勢、具体
的には車両後方の端部が上側に向き、車両前方の端部が
下側に向く姿勢で、運転席(図示しない)の前方に配置
されている。このステアリングコラム1内には、ステア
リングシャフト2が回転自在に組み付けられている。そ
して、コラム上端から突き出たステアリングシャフト2
の端部にステアリングホイール3が取付けられ、コラム
下端から突き出たステアリングシャフト2の端部に、ス
テアリングギヤ(図示しない)に至る自在継手部4(部
分的に図示)が接続してある。
【0018】このステアリングコラム1の上側端部は、
アッパブラケット5およびワンウェイカプセル6を用い
た取付部7(取付構造)を用いて、車体(図示しない)
に在るボディ側の据付部、例えば車幅方向に並行に配置
される一対のボディ側ブラケット8に固定してある。ま
たステアリングコラム1の下側端部は、1本のねじ切り
ボルト10(本願のボルト部材に相当)およびロアブラ
ケット12(本願のブラケットに相当)を用いた取付部
13(取付構造)を用いて、車体(図示しない)に在る
ボディ側の据付部、例えば車幅方向に並行に配置される
一対のボディ側ブラケット14に固定してある。取付部
7は、ステアリングホイール3から所定値以上の衝撃力
が加わると、アッパブラケット5が付いたままステアリ
ングコラム1が、ボディ側ブラケット8から離脱する構
造にしてある。また取付部13は、同じくステアリング
ホイール3から所定値以上の衝撃力が加わると、ねじ切
りボルト10が付いたままステアリングコラム1が、ロ
アブラケット12から離脱する構造にしてある。これら
取付部7,13により、ステアリングコラム1の全体
は、所定値以上の衝撃力が加わると、軸方向沿いに変位
しながら脱落するようにしてある。
【0019】このうちロア側の取付部13に本発明が適
用されている。この取付部13の各部の断面が図2およ
び図3に示され、同取付部13の詳細な構造が図4に示
されている。
【0020】ここで、取付部13について詳述すれば、
ロアブラケット12は、図4(a)に示されるように両
側に一対の取付座15aが形成され、該取付座15a間
に略半円形状の支え部15bが形成されたプレート部材
から形成してある。取付座15aは、ボディ側ブラケッ
ト14と組合う部分であり、支え部15bはステアリン
グコラム1を下側から支える部分である。このうちの取
付座15aがボディ側ブラケット14にそれぞれボルト
止めされ、ステアリングコラム1を支え部15bによっ
て下側から吊り上げている。この支え部15bの中央に
は、同地点から車両前方端に向かってV字状に開口する
スリット16が形成されているとともに該スリット16
の閉じ側の端部を貫通するようにボルト貫通孔17が形
成されている。
【0021】ステアリングコラム1の下部には、ボルト
取付部18(ボルト部材10がねじ込まれるもの)が設
けられている。ボルト取付部18は、例えば図4(b)
に示されるように断面が円弧状をなした帯状のプレート
部材から形成される。そして、このプレート部材の幅方
向両端部が、ステアリングコラム1の中心を挟んだ各下
面部分に取着され、コラム下の円弧部分をステアリング
コラム1の下面から突き出させている。このプレート部
材のうち、ボルト貫通孔17と対向する部位には、ねじ
孔19が形成されていて、1本のねじ切りボルト10に
よるステアリングコラム1の固定が行える構造にしてい
る。
【0022】具体的には、ねじ切りボルト10は、図2
および図4(a)に示されるようにロアブラケット12
の下側から、ボルト貫通孔17を通して、ボルト取付部
18のねじ孔19にねじ込んであり、ボルト取付部18
から突き出た頭部10aで、ステアリングコラム1をロ
アブラケット12の支え部15bに締結させている。
【0023】この締結により、ステアリングホイール3
からステアリングコラム1へ所定値以上の衝撃力が加わ
ると、ねじ切りボルト10が、ボルト貫通孔17から離
脱してスリット16へ至るようにしている。つまり、所
定値以上の衝撃力が加わると、ねじ切りボルト10が、
ボルト貫通孔17から離脱して、ステアリングコラム1
が脱落するようにしてある。
【0024】またステアリングコラム1の下部には、ボ
ルト取付部18の車両後方端に隣接してガイド部20が
形成されている。ガイド部20は、ステアリングコラム
1とは別体な部材、例えば図4(b)に示されるような
略断面がU字状をなすレール状部材20aを、円弧側が
下に向く姿勢で取着(例えば溶接)してなる。具体的に
は、レール状部材20aは、図2および図5に示される
ようにねじ切りボルト10(ボルト貫通孔17)の中心
位置に合わせて、ボルト取付部18の車両後方側の端に
連ねて(ここでは密接させてある)車両後方に沿いに取
着してある。ステアリングコラム1から突出したレール
状部材20aの最下部(U字状の頂部)は、ボルト取付
部18と同じ高さ、具体的には図3に示されるようにね
じ切りボルト10の中心位置におけるボルト取付部18
の部位と面一になる高さ寸法(ボルト取付部18と略同
じ高さ)に定められている。またレール状部材20aの
長さは、脱落によってステアリングコラム1が車両前方
へ変位する変位量よりも長く定めてあり、ステアリング
コラム1の脱落によりボルト取付部18がロアブラケッ
ト12から外れるにしたがい、該ボルト取付部18に代
ってレール状部材20aがロアブラケット12の上面と
摺接して、脱落するステアリングコラム1をガイドする
ようにしてある。
【0025】すなわち、レール状部材20aがもたらす
ガイド機能を説明すれば、今、図1および図5(a)中
の矢印Pに示されるように二次衝突により、所定値を越
える衝撃力がステアリングホイール3に加わったとす
る。
【0026】すると、アッパ側の取付部7では、ステア
リングコラム1に伝わる衝撃力により、ワンウェイカプ
セル6とアッパブラケット5との間を結合していた樹脂
製のピン(図示しない)が剪断される。ロア側の取付部
13では、ステアリングコラム1に伝わる衝撃により、
ロアブラケット12を貫通していたねじ切りボルト10
が、ボルト貫通孔17から離脱してスリット16へ向か
う。
【0027】すると、ステアリングコラム1は、アッパ
ブラケット11やねじ切りボルト10が付いたまま、ボ
ディ側ブラケット8、ロアブラケット12から脱落し
て、車両前方方向へ軸心方向に沿って変位する。
【0028】このとき、図5(b)中の矢印に示される
ようにステアリングコラム1のボルト取付部18は、ロ
アブラケット12を過ぎて車両前方へ向かう。
【0029】ここで、図5(b)に示されるようにボル
ト取付部18からは車両後方へ向かってレール状のガイ
ド部20が続いているから、ボルト取付部18がロアブ
ラケット12を過ぎた以降は、ボルト取付部18に代
り、ガイド部20がロアブラケット12の上面と摺接し
て、ステアリングコラム1をガイドして、脱落したステ
アリングコラム1を、そのままの姿勢を保ちながら軸方
向へ向かわし続ける。
【0030】これにより、ロアブラケット12から脱落
するステアリングコラム1は、離脱前と同じ姿勢のま
ま、ステアリングコラム1の軸方向へ変位して、衝撃荷
重を緩和する。つまり、ガイド部20により、脱落した
ステアリングコラム1は、脱落方向の変更なく所望の脱
落方向(脱落前のコラムの軸方向)に沿って変位するよ
うになる。
【0031】それ故、脱落したステアリングコラム1
は、該コラム1の周辺に隣接してある各種の機器(周辺
機器)に干渉せずにすみ、衝撃吸収性能を充分に発揮さ
せることができる。
【0032】しかも、ガイド部20は、ステアリングコ
ラム1とは別体なレール状部材20aといった小部品を
用いて構成してあるので、ステアリングコラム1の肉厚
を厚くするなどの負担を強いずにすみ、構造的にも簡単
である。
【0033】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施しても構わない。例えば上述した一実施形
態では単品のレール状部材を用いたが、これに限らず、
ボルト取付部と一体なレール状部材であってもよい。ま
た一実施形態では、1本のボルト部材を用いてステアリ
ングコラムのロア側を支持する取付構造を挙げたが、同
1本のボルト部材を用いてステアリングコラムのアッパ
側を支持する構造やステリングコラムのロア側とアッパ
側とを支持する構造にも、本発明を適用しても構わな
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、二次衝突により、ブラケットから離脱したステア
リングコラムは、ガイド部のガイドにより、そのままの
姿勢を保ちながら軸方向へ向かうようになるので、ステ
アリングコラムの脱落方向が変わらずにすむ。
【0035】したがって、ステアリングコラムは、周辺
機器によって妨げられずに変位させることができ、脱落
がもたらす衝撃吸収性能を充分に発揮させることができ
る。
【0036】請求項2の発明によれば、上記効果に加
え、レール状部材のといった小部品からガイド部を構成
したから、簡単な構造で、ステアリングコラムの肉厚を
厚くするなどの負担を強いずに、ステアリングコラムの
脱落方向をガイドすることができるといった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るステアリングコラム
の取付構造を示す斜視図。
【図2】図1中のA−A線に沿うロア側を支持する取付
部の断面図。
【図3】図1中のB−B線に沿うロア側を支持する取付
部の断面図。
【図4】同ロア側を支持する取付部の構造を説明するた
めの分解斜視図。
【図5】二次衝撃を受けたときの同ロア側を支持する取
付部の挙動を説明するための断面図。
【図6】従来の1本のボルト部材を用いてステアリング
コラムを車体側に取付ける取付構造を示す側面図。
【図7】二次衝突を受けたときの同取付構造の挙動を示
す一部断面した側面図。
【符号の説明】
1…ステアリングコラム 10…ねじ切りボルト(ボルト部材) 12…ロアブラケット(ブラケット) 18…ボルト取付部 20…ガイド部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 剛志 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 横田 義則 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 近藤 真一 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地16 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DE54

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にボルト取付部が突設されたステア
    リングコラムと、 車体側に設けられ、前記ボルト取付部を下側から支えて
    前記ステアリングコラムを吊り上げるブラケットと、 前記ボルト取付部の下部から突き出るようにねじ込ま
    れ、突き出た部分が前記ブラケットに対し、車両前方に
    向かう所定値以上の衝撃力が前記ステアリングコラムに
    加わると離脱するように支持されてなるボルト部材と、 前記ボルト取付部の車両後方側の端部に連ねて前記ステ
    アリングコラムの下部に該ボルト取付部と略同じ高さで
    前記ステアリングコラムから突出し車両後方へ延びるよ
    うに形成されたガイド部とを有し、 前記ガイド部が、ステアリングコラムの離脱時、軸方向
    へ向かうよう、前記ステアリングコラムをガイドするこ
    とを特徴とするステアリングコラムの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部は、前記ステアリングコラ
    ムの下部に、前記ボルト部材の中心位置に合わせて、前
    記ボルト取付部と略同じ高さのレール状部材を、前記ボ
    ルト取付部の車両後方側の端部から連ねて車両後方沿い
    に取着して構成されることを特徴とする請求項1に記載
    のステアリングコラムの取付構造。
JP2001242398A 2001-08-09 2001-08-09 ステアリングコラムの取付構造 Expired - Fee Related JP4604425B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242398A JP4604425B2 (ja) 2001-08-09 2001-08-09 ステアリングコラムの取付構造
KR10-2002-0046083A KR100472533B1 (ko) 2001-08-09 2002-08-05 스티어링 칼럼의 충격 흡수구조
TW091117644A TW546213B (en) 2001-08-09 2002-08-06 Impact absorbing structure of a steering column
MYPI20022944A MY135307A (en) 2001-08-09 2002-08-07 Impact absorbing structure of a steering column
CNB021286655A CN1242896C (zh) 2001-08-09 2002-08-09 转向柱的冲击吸收结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001242398A JP4604425B2 (ja) 2001-08-09 2001-08-09 ステアリングコラムの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003054424A true JP2003054424A (ja) 2003-02-26
JP4604425B2 JP4604425B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=19072673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001242398A Expired - Fee Related JP4604425B2 (ja) 2001-08-09 2001-08-09 ステアリングコラムの取付構造

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP4604425B2 (ja)
KR (1) KR100472533B1 (ja)
CN (1) CN1242896C (ja)
MY (1) MY135307A (ja)
TW (1) TW546213B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100984492B1 (ko) 2004-10-21 2010-09-30 주식회사 만도 조향장치의 마운팅 브라켓 충격흡수구조
US11377135B2 (en) 2018-03-26 2022-07-05 Robert Bosch Automotive Steering Vendôme Steering column energy absorbing device meshing plate

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1990253B1 (en) * 2006-03-02 2019-06-12 NSK Ltd. Torque sensor
KR100980716B1 (ko) * 2008-10-17 2010-09-07 현대자동차주식회사 크래쉬 패드의 마운팅 구조

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760969A (en) * 1980-09-25 1982-04-13 Honda Motor Co Ltd Steering support structure of vehicle
JPS5981667U (ja) * 1982-11-26 1984-06-01 三菱自動車工業株式会社 ハンドル支持装置
JPS6277081U (ja) * 1985-11-05 1987-05-16
JPS63170376U (ja) * 1987-04-28 1988-11-07
JPS6430779U (ja) * 1987-08-20 1989-02-27
JPH03108585U (ja) * 1990-02-26 1991-11-07
JP2000085591A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Koyo Seiko Co Ltd 舵取装置及びこれに用いる取付具

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760969A (en) * 1980-09-25 1982-04-13 Honda Motor Co Ltd Steering support structure of vehicle
JPS5981667U (ja) * 1982-11-26 1984-06-01 三菱自動車工業株式会社 ハンドル支持装置
JPS6277081U (ja) * 1985-11-05 1987-05-16
JPS63170376U (ja) * 1987-04-28 1988-11-07
JPS6430779U (ja) * 1987-08-20 1989-02-27
JPH03108585U (ja) * 1990-02-26 1991-11-07
JP2000085591A (ja) * 1998-09-16 2000-03-28 Koyo Seiko Co Ltd 舵取装置及びこれに用いる取付具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100984492B1 (ko) 2004-10-21 2010-09-30 주식회사 만도 조향장치의 마운팅 브라켓 충격흡수구조
US11377135B2 (en) 2018-03-26 2022-07-05 Robert Bosch Automotive Steering Vendôme Steering column energy absorbing device meshing plate

Also Published As

Publication number Publication date
JP4604425B2 (ja) 2011-01-05
CN1401529A (zh) 2003-03-12
TW546213B (en) 2003-08-11
CN1242896C (zh) 2006-02-22
MY135307A (en) 2008-03-31
KR100472533B1 (ko) 2005-03-08
KR20030014592A (ko) 2003-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012132505A1 (ja) ステアリングコラム装置
JP2007062470A (ja) 操舵装置
JPWO2004005109A1 (ja) 車両用衝撃吸収式ステアリングコラム装置
US7104568B2 (en) Airbag device and motorcycle with the airbag device
JP2010052639A (ja) ステアリングコラム装置
JP2004082868A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
US5209135A (en) Impact absorbing type steering column device
JP2004203164A (ja) 車両用ステアリング装置の衝撃吸収構造
JP2004082758A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP2003054424A (ja) ステアリングコラムの取付構造
JP2004090908A (ja) 車両用衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP4543595B2 (ja) ステアリングコラムの取付構造
JPH10203380A (ja) ステアリングコラムの支持装置
KR20070005977A (ko) 조향장치의 충격에너지 흡수구조
WO2012026259A1 (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
JP2587294Y2 (ja) エネルギ吸収式ステアリング装置
KR100610064B1 (ko) 스티어링컬럼의 충격흡수장치
JP2006273047A (ja) 車両用ステアリングコラム装置
JP2014104786A (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
JP5321634B2 (ja) 自動車用ステアリングコラムの支持装置
JPH11115770A (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム支持構造
JP4211367B2 (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP4178318B2 (ja) 操舵装置
JPH06183352A (ja) ステアリングコラム支持装置
JP4466478B2 (ja) ステアリングコラム装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees