JP2003054339A - 車載用レーダー装置における物体検知軸調整方法 - Google Patents
車載用レーダー装置における物体検知軸調整方法Info
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Abstract
物体検知軸がずれていても、前記ずれを補償して精密な
エイミングを簡単に行えるようにする。 【解決手段】 第1の工程で位置決め治具32にレーダ
ー装置Stを取り付けてターゲット37,38を検知す
ることで、レーダー装置Stのケーシング15の中心軸
Anに対する物体検知軸Arの第1偏差εv,εhを測
定し、それら第1偏差εv,εhを記載したバーコード
シート39をケーシング15に貼り付ける。第2の工程
で車体にレーダー装置Stのケーシング15を取り付
け、第3の工程で車体前後軸Abに対するケーシング1
5の中心軸Anの第2偏差θv,θbを測定し、第4の
工程で第1偏差εv,εhおよび第2偏差θv,θbに
基づいて車体に対するケーシング15の取付角度を調整
することで、車体前後軸Abに対する物体検知軸Arの
調整を行う。
Description
に電磁波を送信する送信手段と、送信手段が送信した電
磁波の物体からの反射波を受信する受信手段とをケーシ
ングの内部に収納した車載用レーダー装置における物体
検知軸調整方法に関する。
ズ・コントロール・システム)、Stop&Goシステ
ム(渋滞追従システム)、車間警報システム等に使用さ
れるレーダー装置を車両に取り付ける場合、そのレーダ
ー装置の物体検知軸が予め設定した方向を正しく指向し
ていないと、隣車線の対向車を誤検知してシステムが誤
作動したり、路面、陸橋、看板だけを検知して先行車を
検知しないためにシステムが作動しないという問題が発
生する。
ダー装置の物体検知軸を予め設定した方向に一致させる
作業(エイミング)を行うための装置が開示されてい
る。この装置は、車両を基準反射体に対して所定の位置
関係となるように停止させ、車両に設けたレーダー装置
から送信された電磁波が基準反射体に反射された反射波
を受信し、検知された基準反射体の方向からレーダー装
置の物体検知軸の方向を検知し、この方向が予め設定し
た方向に一致するようにレーダー装置の物体検知軸をエ
イミングするようになっている。
15号において、車体に取り付けたレーダー装置の前面
と車体側の基準面(例えば、バンパーの前面)との傾き
を測定し、車体側の基準面に対してレーダー装置の前面
が正しい方向を向くように、レーダー装置の車体への取
付角度を調整するものを提案している。
−178856号公報に記載されたものは、車両を基準
反射体に対して正しい位置関係となるように停止させる
ことが必須であり、その位置関係に誤差が存在すると精
密なエンミングを行うことができなくなる。従って、車
両を正しい位置に停止させる作業が極めて重要であり、
その作業に多くの時間および労力が必要となる問題があ
る。
提案されたものは、レーダー装置のケーシングの前面に
対してレーダー装置の物体検知軸が正しい位置関係にあ
ることを前提としており、組み立て誤差等によりケーシ
ングの前面に対して物体検知軸が傾いている場合には、
その傾きが補正されずに誤差として残ってしまう問題が
ある。
で、レーダー装置のケーシングの中心軸に対して物体検
知軸がずれていても、前記ずれを補償して精密なエイミ
ングを簡単に行えるようにすることを目的とする。
に、請求項1に記載された発明によれば、所定の検知エ
リアに電磁波を送信する送信手段と、送信手段が送信し
た電磁波の物体からの反射波を受信する受信手段とをケ
ーシングの内部に収納した車載用レーダー装置におい
て、物体検知方向におけるケーシングの中心軸に対する
送信手段および受信手段の物体検知軸の第1偏差を測定
する第1の工程と、車体にケーシングを取り付ける第2
の工程と、ケーシングを車体に取り付けた状態で車体前
後軸に対するケーシングの中心軸の第2偏差を測定する
第3の工程と、前記第1偏差および第2偏差に基づいて
車体に対するケーシングの取付角度を調整し、車体前後
軸に対する物体検知軸の調整を行う第4の工程とを含む
ことを特徴とする、車載用レーダー装置における物体検
知軸調整方法が提案される。
対する物体検知軸の第1偏差と、ケーシングを車体に取
り付けた状態で車体前後軸に対するケーシングの中心軸
の第2偏差とを測定し、第1偏差および第2偏差に基づ
いて車体に対するケーシングの取付角度を調整するの
で、ケーシングの中心軸に対して物体検知軸がずれてい
ても、車体前後軸に対して物体検知軸を精密に調整する
ことができる。
請求項1の構成に加えて、前記第1偏差をケーシングの
外部に読み取り可能に表示し、前記第2の工程の後に前
記第1偏差を読み取ることを特徴とする、車載用レーダ
ー装置における物体検知軸調整方法が提案される。
示した第1偏差を第2の工程の後に読み取るので、第2
偏差を測定する第3の工程や物体検知軸の調整を行う第
4の工程で第1偏差を測定する必要がなくなって作業性
が向上する。
請求項1または請求項2の構成に加えて、前記第3の工
程において、車体の進行方向側の基準面の傾きと、ケー
シングの検知方向側の端面の傾きとを測定し、両傾きの
差に基づいて前記第2偏差を測定することを特徴とす
る、車載用レーダー装置における物体検知軸調整方法が
提案される。
準面の傾きとケーシングの検知方向側の端面の傾きとの
差に基づいて第2偏差を測定するので、第2偏差を測定
する際の車両の停止角度の精度がラフであっても、その
停止角度の誤差を補償してレーダー装置の物体検知軸を
精密に調整することが可能となり、しかも車両の停止角
度の精度を高める必要がないために作業効率が向上す
る。
正量εhは本発明の第1偏差に対応し、実施例の車体前
後軸を基準とする物体検知軸の上下ずれ角θvおよび左
右ずれ角θbは本発明の第2偏差に対応する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
もので、図1はレーダー装置を備えた車両の前部側面
図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図2の3方向矢
視図、図4は図2の4方向矢視図、図5は図3の5−5
線断面図、図6は位置決め治具の構造を示す斜視図、図
7は物体検知軸測定装置の構造および作用の説明図、図
8は図1の8方向矢視図、図9は図1の9−9線矢視
図、図10はケーシングに対する物体検知軸のずれ量の
測定工程を示すフローチャート、図11はエイミングの
工程を示すフローチャートの第1分図、図12はエイミ
ングの工程を示すフローチャートの第2分図、図13は
バンパーの基準面の傾きの算出手法の説明図、図14は
モニタの画面を示す図である。
在する前走車等の物体を検知するレーダー装置Stはフ
ロントグリル11の内側に配置されるもので、車体12
に取り付けたブラケット13に支持される。尚、本明細
書中で使用される前後左右の用語はシートに着座した乗
員を基準とするもので、その定義は図2および図8に示
される。
ト13は金属板を平面視でコ字状断面に折り曲げて構成
したもので、その四隅が4本のボルト14…で車体12
に固定される。レーダー装置Stは直方体状のケーシン
グ15を備えており、その外周面に3個のステー15
a,15b,15cが一体に突設される。レーダー装置
Stのケーシング15の3個のステー15a,15b,
15cは、各々調整ボルト16a,16b,16cを介
してブラケット13の溶接ナット17a,17b,17
cに固定されており、その状態でケーシング15の後部
がブラケット13の前面に形成した開口13aに嵌合す
る。調整ボルト16a,16b,16cは、ステー15
a,15b,15cのボルト孔に前方から挿入され、そ
の頭部近傍が前記ボルト孔に嵌合した状態で、プッシュ
ナット19によりステー15a,15b,15cの後面
に係止されて回転可能な状態で抜け止めされる。
のうち、2個の調整ボルト16a,16bはレーダー装
置Stのケーシング15の前面18の左右上部に配置さ
れ、残りの1個の調整ボルト16cは、左上の調整ボル
ト16aの下方、つまりケーシング15の前面18の左
下に配置されている。
ケーシング15の前面18に対する物体検知軸Arの傾
きを測定する物体検知軸測定装置31が示される。ケー
シング15の内部には電磁波を送信する送信手段と、送
信手段が送信した電磁波の物体からの反射波を受信する
受信手段とが収納されており、これら送信手段および受
信手段で物体を検知する物体検知軸Arの方向は、ケー
シング15の前面18の法線である中心軸Anに一致し
ているはずであるが、実際には組み立て時の誤差等によ
り必ずしも一致するとは限らない。
2は、床面に固定したベース板33に立設した支持板3
4と、支持板34を貫通する開口34aの前面を覆う位
置決め板35とを備えており、位置決め板35は開口3
4aを覆う位置と、その下方に退避する位置との間を上
下動可能である。位置決め板35を開口34aの前面を
覆う位置に上昇させた状態で、レーダー装置Stのケー
シング15の前面18が位置決め板35の裏側の基準面
35aに密着するように、ケーシング15を複数のボル
ト36…で支持板34に固定する。これによりレーダー
装置Stのケーシング15は位置決め治具32に一定の
姿勢で位置決めされる。この状態で、位置決め板35を
下降させて支持板34の開口34aからケーシング15
の前面18を露出させ、位置決め治具32に対して一定
の位置関係で配置された2個のターゲット37,38
(図7(c)参照)をレーダー装置Stで検知すること
で、ケーシング15の中心軸Anに対する物体検知軸A
rの第1偏差を測定する。その詳細は、後からフローチ
ャートを参照して詳述する。
ダー装置Stの物体検知軸Arのエイミングを行うため
のエイミング装置21は、左右方向に敷設された2本の
レール22,22上を自走可能な筐体23を備えてお
り、その後面に測定部24が上下動可能に設けられる。
測定部24には、その後面の四隅のうちの3個所に、基
準面BaとしてのバンパーBの前面との距離およびレー
ダー装置Stのケーシング15の前面18との距離を測
定可能な3個のレーザーセンサ25a,25b,25c
が設けられるとともに、その右側面の下部にレール2
2,22の右端に設けた反射体26との距離を測定可能
なレーザーセンサ27が設けられる。
ミングを行うには、先ず車両Vをレール22,22に直
交する位置に停止させ、バンパーBの基準面Baをレー
ル22,22と平行にする。このとき、バンパーBの基
準面Baはレール22,22に対して精密に平行である
必要はなく、大まかに平行であれば良い。また車両Vの
バンパーBの基準面Baと測定部24との距離は、測定
精度を確保するために0.3m以下とする。
ーシング15の前面18の隅部には、3個の測定ポイン
ト18a,18b,18cが設定される。これらの測定
ポイント18a,18b,18cはそれぞれレーザーセ
ンサ25a,25b,25cにより距離を測定されるポ
イントである。下側の2つの測定ポイント18a,18
b間の距離(つまり2つのレーザーセンサ25a,25
b間の距離)はhであり、右側の2つの測定ポイント1
8a,18c間の距離(つまり2つのレーザーセンサ2
5a,25c間の距離)はvである。
5b,25cは、図示しないスライド機構を介して測定
部24に設けられた長孔25d,25e内を移動可能に
取り付けられており、レーダー装置Stのケーシング1
5の前面18やバンパーBの基準面Baの大きさに合わ
せて距離hおよび距離v(図2参照)を調整可能に設け
られている。
2のフローチャートに基づいて説明する。
れる、物体検知軸測定装置31によるケーシング15の
中心軸Anに対する物体検知軸Arの傾きの測定につい
て説明する。
でレーダー装置Stを組み立てた後、ステップS02で
レーダー装置Stを位置決め治具32に取り付け、その
ケーシング15の前面18を基準面35aに当接させて
位置決めする(図6(a)参照)。続くステップS03
で位置決め板35を下降させてケーシング15の前面1
8を露出させた後(図6(b)参照)、ステップS04
でレーダー装置Stを作動させる。続くステップS05
で左右のターゲット37,38を検知すれば、ステップ
S06で第1偏差としての左右補正量εh(つまりケー
シング15の中心軸Anに対する物体検知軸Arの左右
方向のずれ量)を、左右補正量εh=右のターゲットの
位置−左のターゲットの位置により算出し、ステップS
07で第1偏差としての上下補正量εv(つまりケーシ
ング15の中心軸Anに対する物体検知軸Arの上下方
向のずれ量)を、上下補正量εv=(左のターゲットの
受光量−右のターゲットの受光量)×係数により算出す
る。
nに対する物体検知軸Arの左右補正量εhおよび上下
補正量εvが測定されると、ステップS08で前記両補
正量εh,εvをバーコード印刷機に送信し、ステップ
S09でバーコードシート39に印刷する。そしてステ
ップS010でバーコードシート39をレーダー装置S
tのケーシング15に貼り付けた後(図3参照)、ステ
ップS011でレーダー装置Stをブラケット13に取
り付けて出荷する。
tが左右のターゲット37,38を検知できない場合に
は、レーダー装置Stに何らかの異常があると判断し、
ステップS012でエラーを修正する。
tは完成車工場に送られ、そこで車体に取り付けられた
後、図11および図12のフローチャートに基づいてレ
ーダー装置Stの物体検知軸Arのエイミングがエイミ
ング装置21を用いて行われる。
テップS1で筐体23に支持した測定部24を昇降さ
せ、測定部24に設けた1個のレーザーセンサ25aの
高さをバンパーBの基準面Baの高さに一致させ、ステ
ップS2で筐体23をレール22,22の右端から左方
向に移動させながら、ステップS3で測定部24のレー
ザーセンサ25aでバンパーBの基準面Baまでの距離
を連続的に測定するとともに、筐体23の右側面に設け
たレーザーセンサ27で反射体26との距離を連続的に
測定する(図13(a)参照)。そしてステップS4で
バンパー距離メモリにエイミング装置21の移動量とバ
ンパーBの基準面Baまでの距離とを記憶する。
ル22,22の左端に達すると、ステップS6でエイミ
ング装置21の移動を停止させる。続くステップS7で
バンパー距離メモリから必要なデータを読み出す。即
ち、レーザーセンサ27でエイミング装置21の移動距
離、つまりエイミング装置21の位置が分かるため、左
右方向に一定距離ずつ離間した複数の位置におけるバン
パーBの基準面Baまでの距離データを読み出すことが
できる。従って、先ずバンパーBの右端近傍に距離デー
タD1を読み出し、続いてステップS8でその左側に隣
接する距離データD2を読み出した後、ステップS9で
最初の距離データD1と次の距離データD2との差を算
出し、その差が5mm以下である場合に、ステップS1
0で最初の距離データD1を傾き算出メモリに記憶す
る。そして全てのデータD1,D2,D3,D4…につ
いて上記処理を実行する。
mmを越えるものを削除することにより、バンパーBの
左右両端の湾曲部分のデータや、バンパーBの傷による
凹み部分の距離データを削除し、レール22,22に対
するバンパーBの傾きを算出するのに適した距離データ
だけを残すことができる。本実施例では、バンパーBの
右端の2つの距離データD1,D2と、バンパーBの左
端の2つの距離データD49,D50とが削除されてい
る(図13(b)参照)。
全データD3〜D48に最小二乗法を適用してバンパー
Bの基準面Baを表す最も適切な直線L1を算出する。
これにより、バンパーBの基準面Baの緩やかなうねり
の影響等を排除することができる。続くステップS1
3,S14で、最右端の距離データD3を最小二乗法で
求めた直線L1に対応する距離データDR′(図13
(b)ではD3′)に書き換えるとともに、最左端の距
離データD48を最小二乗法で求めた直線L1に対応す
る距離データDL′(図13(b)ではD48′)に書
き換える。そしてステップS15で、距離データD
R′,DL′の測定位置間の距離wと、距離データD
R′,DL′の差とに基づいて、レール22,22に対
するバンパーBの基準面Baの傾きθを、θ=tan-1
{(DR′−DL′)/w}により算出する。
をレーダー装置Stの正面に移動させ、その測定部24
を上昇させてレーダー装置Stのケーシング15に対向
させる。続くステップS17でレーダー装置Stのケー
シング15に貼り付けたバーコードシート39に記載さ
れた左右補正量εhおよび上下補正量εvをバーコード
リーダーで読み取る。続くステップS18で測定部24
に設けた3個のレーダーセンサ25a,25b,25c
でケーシング15の正面18の3個の測定ポイント18
a,18b,18cまでの距離を測定する。続くステッ
プS19でレーダー装置Stのケーシング15の右上お
よび右下の2個の測定ポイント18c,18aの距離デ
ータd3,d1の差と、2点間の上下距離vとに基づい
て、レーダー装置Stのケーシング15の正面18の鉛
直方向を基準とする補正前の上下ずれ角θv′を、θ
v′=tan-1{(d3−d1)/v}で算出する。こ
の補正前の上下ずれ角θv′は車体前後軸Abに対する
ケーシング15の中心軸Anの上下方向のずれ角に一致
する。更に前記補正前の上下ずれ角θv′を、バーコー
ドシート39から読み取った上下補正量εvを加算して
補正することで、車体前後軸Abを基準とする物体検知
軸Arの上下ずれ角θv=tan-1{(d3−d1)/
v}+εvを算出し(図1参照)、ステップS20で前
記補正後の上下ずれ角θvをモニタ(図14(a)参
照)表示する。そしてステップS21で上下ずれ角θv
が±0.4°の範囲にあれば、ステップS22でモニタ
にOKの表示をし、前記上下ずれ角θvが±0.4°の
範囲になければ、ステップS23でモニタにNGの表示
をする。
tのケーシング15の右下および左下の2個の測定ポイ
ント18a,18bの距離データd1,d2の差と、2
点間の左右距離hとに基づいて、レーダー装置Stのケ
ーシング15の正面18の補正前の左右ずれ角θh′
を、θh′=tan-1{(d1−d2)/h}により算
出する。この補正前の左右ずれ角θh′はレール22,
22に直交する方向を基準とするケーシング15の中心
軸Anの左右方向のずれ角に一致する。更に前記補正前
の左右ずれ角θh′を、バーコードシート39から読み
取った左右補正量εhを加算して補正することで、レー
ル22,22に直交する方向を基準とする物体検知軸A
rの補正後の左右ずれ角θh=tan-1{(d1−d
2)/h}+εhを算出する。続くステップS25で前
記補正後の左右ずれ角θhからバンパーBの傾きθを減
算することで、車体前後軸Abを基準とする物体検知軸
Arの左右ずれ角θbを算出し(図8参照)、ステップ
S26で前記車体前後軸Abを基準とする物体検知軸A
rの左右ずれ角θbをモニタ(図14参照)に表示す
る。そしてステップS27で左右ずれ角θbが±0.4
°の範囲にあれば、ステップS28でモニタにOKの表
示をし、前記左右ずれ角θbが±0.4°の範囲になけ
れば、ステップS29でモニタにNGの表示をする。
角θvと、左右ずれ角θbと、上下左右に各々±0.4
°の適正調整領域と、実際のレーダー装置Stの物体検
知軸Arの位置とが示されている。そこで、3個の調整
ボルト16a,16b,16cのうちの2個の調整ボル
ト16b,16cを回転させることで、モニタ上に表示
されたレーダー装置Stの物体検知軸Arの位置が上下
左右に各々±0.4°の適正調整領域領域内に収まるよ
うに調整してエイミング作業を完了することができる。
および左下の調整ボルト16cを操作することなく、右
上の調整ボルト16bを溶接ナット17bに対してねじ
込めば、レーダー装置Stの右側がブラケット13に接
近する方向に移動することで、レーダー装置Stの物体
検知軸Arを右向きに調整することができ、逆に右上の
調整ボルト16bを溶接ナット17bに対して緩めれ
ば、レーダー装置Stの右側がブラケット13にから離
反する方向に移動することで、レーダー装置Stの物体
検知軸Arを左向きに調整することができる。
よび右上の調整ボルト16bを操作することなく、左下
の調整ボルト16cを溶接ナット17cに対してねじ込
めば、レーダー装置Stの下側がブラケット13に対し
て接近する方向に移動することで、レーダー装置Stの
物体検知軸Arを下向きに調整することができ、逆に左
下の調整ボルト16cを溶接ナット17cに対して緩め
れば、レーダー装置Stの下側がブラケット13から離
反する方向に移動することで、レーダー装置Stの物体
検知軸Arを上向きに調整することができる。
nに対する物体検知軸Arの左右方向のずれ量である左
右補正量εhと、ケーシング15の中心軸Anに対する
物体検知軸Arの上下方向のずれ量である上下補正量ε
vとをレーダー装置Stの組立工場で予め測定してお
き、それをバーコードシート39に印刷してレーダー装
置Stのケーシング15に貼り付け、完成車工場でレー
ダー装置Stの物体検知軸Arのエイミングを行う際
に、前記左右補正量εhおよび上下補正量εvをバーコ
ードシート39から読み取って物体検知軸Arの方向を
補正するので、ケーシング15の中心軸Anに対して物
体検知軸Arがずれていても、最終的に車体前後軸Ab
に対する物体検知軸Arのずれを精度良く検知すること
ができる。
22に対して車両VのバンパーBの基準面Baが正確に
平行になっていなくとも、またレール22,22に沿う
車両Vの停止位置に多少の誤差があっても、レール2
2,22に対するバンパーBの基準面Baの傾きθを測
定し、ケーシング15の正面18の左右ずれ角θhを基
準面Baの傾きθで補正するので、車体前後軸Abを基
準とする物体検知軸Arの左右ずれ角θbを精度良く検
知することができる。
ずれ状態を確認しながらエイミング作業を行うので作業
効率が大幅に向上するだけでなく、上下方向および左右
方向のエイミングを同時に済ますことができるので作業
効率が更に向上する。しかも、基準反射体を使用しての
エイミングは広いスペースを必要とする問題があるが、
本実施例の手法によれば狭いスペースでエイミングを行
うことができる。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
上下補正量εvをバーコードで表示しているが、それら
を数値で表示することができる。また調整ボルト16
b,16cの回転量に応じてレーダー装置Stの角度が
調整されることから、図15に示すように、調整ボルト
16b,16cの回転量やドライバー等の調整用工具の
操作量をケーシング15に表示39′するようにしても
良い。表示39′の手段は、シールを貼るものに限定さ
れず、ケーシング15に直接スタンプしたり印刷したり
することができる。
ト39の読み取りを行っているが、それを第4工程で行
っても良い。
距離を測定する際に、測定手段に設けた3個のレーダー
センサ18a,18b,18cのうちの1個のレーダー
センサ18aだけを用いているが、左右方向に離間した
2個のレーダーセンサ18a,18bを用いて同時に2
個所の距離を測定すれば、測定に要する時間を短縮する
ことができる。
に軸線28まわりに回転可能な回転部材29を設け、こ
の回転部材29の軸線28から偏心した位置に1個のレ
ーザーセンサ25を設けることができる。このようにす
れば、レーダー装置Stの正面18の距離を測定する際
に、図16(b)に示すように、レーザーセンサ25の
位相が上下に180°異なるように回転部材29を2位
置に停止させて上下ずれ角θvを算出し、図16(c)
に示すように、レーザーセンサ25の位相が左右に18
0°異なるように回転部材29を2位置に停止させて左
右ずれ角θhを算出することができる。
ーBの基準面Baを利用しているが、バンパーBの基準
面Ba以外の適宜の基準面を採用することができる。
最小二乗法で処理してバンパーBの基準面Baを表す直
線を算出しているが、より簡便な方法として、有効な測
定データD3〜D48のうちの両端の測定データD3,
D48を通る直線L2(図13(b)参照)をバンパー
Bの基準面Baを表す直線として利用することができ
る。
6cを手動で操作する代わりに、アクチュエータで操作
してエイミングを行えるようにすれば、作業性が更に向
上する。
せる場合には、実施例のようなモニタを用いずに、水準
器を用いて簡便に調整することができる。この場合、図
17に示すように、レーダー装置Stのケーシング15
の上端面を基準面とし、その基準面に水準器30を載せ
てケーシング15を水平に合わせた後、上下補正量εv
だけケーシング15の上下角度を調整すれば良い。
によれば、ケーシングの中心軸に対する物体検知軸の第
1偏差と、ケーシングを車体に取り付けた状態で車体前
後軸に対するケーシングの中心軸の第2偏差とを測定
し、第1偏差および第2偏差に基づいて車体に対するケ
ーシングの取付角度を調整するので、ケーシングの中心
軸に対して物体検知軸がずれていても、車体前後軸に対
して物体検知軸を精密に調整することができる。
ケーシングの外部に表示した第1偏差を第2の工程の後
に読み取るので、第2偏差を測定する第3の工程や物体
検知軸の調整を行う第4の工程で第1偏差を測定する必
要がなくなって作業性が向上する。
車体の進行方向側の基準面の傾きとケーシングの検知方
向側の端面の傾きとの差に基づいて第2偏差を測定する
ので、第2偏差を測定する際の車両の停止角度の精度が
ラフであっても、その停止角度の誤差を補償してレーダ
ー装置の物体検知軸を精密に調整することが可能とな
り、しかも車両の停止角度の精度を高める必要がないた
めに作業効率が向上する。
定工程を示すフローチャート
1分図
2分図
示を示す図
示す図
ずれ角(第2偏差) θb 車体前後軸を基準とする物体検知軸の左右
ずれ角(第2偏差)
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の検知エリアに電磁波を送信する送
信手段と、送信手段が送信した電磁波の物体からの反射
波を受信する受信手段とをケーシング(15)の内部に
収納した車載用レーダー装置において、 物体検知方向におけるケーシング(15)の中心軸(A
n)に対する送信手段および受信手段の物体検知軸(A
r)の第1偏差(εv,εh)を測定する第1の工程
と、 車体(12)にケーシング(15)を取り付ける第2の
工程と、 ケーシング(15)を車体(12)に取り付けた状態で
車体前後軸(Ab)に対するケーシング(15)の中心
軸(An)の第2偏差(θv,θb)を測定する第3の
工程と、 前記第1偏差(εv,εh)および第2偏差(θv,θ
b)に基づいて車体(12)に対するケーシング(1
5)の取付角度を調整し、車体前後軸(Ab)に対する
物体検知軸(Ar)の調整を行う第4の工程と、を含む
ことを特徴とする、車載用レーダー装置における物体検
知軸調整方法。 - 【請求項2】 前記第1偏差(εv,εh)をケーシン
グ(15)の外部に読み取り可能に表示し、前記第2の
工程の後に前記第1偏差(εv,εh)を読み取ること
を特徴とする、請求項1に記載の車載用レーダー装置に
おける物体検知軸調整方法。 - 【請求項3】 前記第3の工程において、車体(12)
の進行方向側の基準面(Ba)の傾き(θ)と、ケーシ
ング(15)の検知方向側の端面の傾き(θh)とを測
定し、両傾きの差に基づいて前記第2偏差(θb)を測
定することを特徴とする、請求項1または請求項2に記
載の車載用レーダー装置における物体検知軸調整方法。
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