JP2003054322A - 車載用ディスプレイ装置 - Google Patents

車載用ディスプレイ装置

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JP2003054322A
JP2003054322A JP2001244002A JP2001244002A JP2003054322A JP 2003054322 A JP2003054322 A JP 2003054322A JP 2001244002 A JP2001244002 A JP 2001244002A JP 2001244002 A JP2001244002 A JP 2001244002A JP 2003054322 A JP2003054322 A JP 2003054322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅方向の寸法増大を抑制すると共に、温度に
より動作特性が変化しない駆動機構を用いた車載用ディ
スプレイ装置を提供すること。 【解決手段】 ディスプレイパネル2が本体部3に対し
て直立した位置にあるときに、本体部3の前面パネルに
設けた回転ノブ5を手動で操作すると、このときの回転
力が第1の歯車6、ウオ−ム軸7、はすば歯車8、出力
軸9、第2の歯車10、ピニオン13の駆動機構を介し
てラック12に伝達される。このときに、スライドホル
ダ11に対して前方に押し出す方向に回転ノブ5の回転
力を作用させると、ガイド軸15がガイド溝14内を下
降し、ディスプレイパネル2は表示面を上にして本体部
3に対して角度を変えながら移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体部の内部スペ
−スの有効利用を図ると共に、温度により動作特性が変
化しない駆動機構を用いた車載用ディスプレイ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両のダッシュボ−ドなどには、液晶表
示装置(LCD)を備える車載用ディスプレイ装置が装
着されている。図13は車載用ディスプレイ装置の一例
を示す概略の斜視図、図14は縦断側面図である。図1
3、図14において、車載用ディスプレイ装置61は、
ディスプレイパネル62、本体部(ケ−シング)63を
有しており、本体部63には前面パネル64が設けられ
ている。本体部63の内部スペ−スには、CD、MD、
DVDのような記録媒体を再生するためのユニットが配
置されている。
【0003】ディスプレイパネル62は、両側下部でピ
ン結合部73によりスライドホルダ71と結合されてい
る。スライドホルダ71には水平方向のガイド溝74が
形成されており、ガイド溝74にはガイド軸75、76
が収容されている。また、スライドホルダ71にはラッ
ク72が形成されている。一方、本体部63の左右側面
には垂直方向のガイド溝77が形成されている。ディス
プレイパネル62の左右両側面には、ガイド軸78が突
出して設けられており、ガイド溝77内を垂直方向に移
動する。
【0004】ケ−シング63の図13で示した右側側面
には、駆動モ−タ65、出力軸66、ウオ−ム軸67、
歯車68、ピニオン69からなるディスプレイパネル6
2の駆動機構が設けられている。ピニオン69は、スラ
イドホルダ71に形成されているラック72と噛み合っ
ている。駆動モ−タ65が動作すると、駆動力が出力軸
66、ウオ−ム軸67、歯車68を介してピニオン69
に伝達される。
【0005】ピニオン69が回転すると、その回転方向
に応じてスライドホルダ71は図14の矢視Y方向に往
復動する。この際に、ディスプレイパネル62の両側側
面に設けられているガイド軸78は、ガイド溝77内を
矢視Z方向に往復動する。このように、駆動モ−タ65
を動作させることにより、ディスプレイパネル62は本
体部63に対して矢視R方向に角度を変えて移動する。
ディスプレイパネル62が水平となるまで移動させて本
体部63の前面を開放し、CD、MD、DVDなどの記
録媒体の装着、取り出しができるように構成されてい
る。
【0006】図15は、他の構成の車載用ディスプレイ
装置61aを示す概略の斜視図である。図14と同じ部
分には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略す
る。図15において、一方のスライドホルダ71の上部
にはロックピンの係合溝86を形成し、側面にラック8
7を形成する。ラック87には、ピニオン88が噛み合
っている。89はダンパでピニオン88の回転を抑制す
る。また、スライドホルダ71のトレイに固定部79を
形成し、バネ90の一端を固定する。バネ90の他端は
本体部63に固定される。
【0007】操作釦81をディスプレイパネル62の上
部の本体部に設ける。また、第1ロック部材82と、ロ
ックピン85を固定した第2ロック部材84とを固定ピ
ン83により連結する。ロックピン85が係合溝86内
に嵌合されている状態では、ばね90には矢視D方向の
引っ張り力が作用している。操作釦81を矢視A方向に
押し込むと、第1ロック部材82のてこ作用で固定ピン
83に矢視B方向の駆動力が作用し、第2ロック部材8
4は矢視C方向に上方に移動する。
【0008】このため、ロックピン85が係合溝86か
ら外れ、バネ90の引っ張り力が開放されてスライドホ
ルダ71が前方に押し出される。したがって、図14の
例で説明したようにディスプレイパネル62は画像の表
示面を上にして回動する。この際に、ラック87と噛み
合っているピニオン88がダンパで回転が抑制されて、
スライドホルダ71の前方への急激な移動は規制され
る。このようにして、操作釦81を押したときにディス
プレイパネル62が急激に回動して部品の損傷などを生
じないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図14の例では、ディ
スプレイパネルを移動させるための駆動モ−タや歯車な
どの動力伝達機構が本体部の内部側面に配置される。こ
のため、車載用ディスプレイ装置の幅方向の寸法が大き
くなり、ダッシュボ−ドに他の機器を配置するスペ−ス
が減少するという問題があった。車載用ディスプレイ装
置の幅方向の大きさを抑制すると、本体部内部に収容さ
れるCD、MDなどの記録媒体の動作ユニットの大きさ
が制約されるという問題がある。
【0010】また、図15の例ではダンパに収納されて
いるオイルの粘度が温度により変動し、低温ではダンパ
の負荷が増大する。このように温度により動作特性が変
動する部品を使用しているため、低温時にはスライドホ
ルダの動作が遅くなり、また動作しないこともあるとい
う問題があった。その対策としてバネの引っ張り力を大
きくして、ダンパの負荷を小さくすることも考えられる
が、この場合には常温でスライドホルダの往復動の動作
が早くなりすぎて、操作性が悪化するという問題があっ
た。
【0011】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、本体部の内部スペ−スの有効利用を図ると共
に、温度により動作特性が変化しない駆動機構を用いた
車載用ディスプレイ装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、車載用ディスプレイ装置を、本体部
と、本体部の前面に設けられたディスプレイパネルと、
本体部に対して角度を変えてディスプレイパネルを移動
させる駆動機構とを有する車載用ディスプレイ装置にお
いて、前記駆動機構は、回転部材と、回転部材を操作し
たときの駆動力が伝達されるピニオンと、ピニオンと係
合するラックと、ディスプレイパネルの下部両側に係止
されて往復動するスライドホルダとを具備する構成とす
ることによって達成される。
【0013】請求項1に係る発明によれば、回転部材を
操作したときの駆動力でディスプレイパネルの角度を変
えて移動させている。このため、駆動機構の構成が簡単
になり、コストを低減することができる。また、温度に
より動作特性が変化しない駆動機構を用いているので、
周囲温度に拘らず安定してディスプレイパネルを移動さ
せることができる。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
車載用ディスプレイ装置において、前記回転部材を本体
部の前面パネルに一部露出して設けたことを特徴とす
る。
【0015】請求項2に係る発明によれば、駆動力を付
与する回転部材を本体部の前面パネルに設けている。こ
のため、回転部材の操作がしやすくディスプレイパネル
を簡単に移動させることができる。また、駆動機構がコ
ンパクトに構成され、本体部の内部に配置される駆動機
構の部品が少なくなる。このため、本体部の内部にはC
D、MD、DVDなどの記録媒体の動作ユニットを収納
するスペ−スが十分に取れ、本体部の内部容積の有効利
用を図ることができる。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
車載用ディスプレイ装置において、前記ラックをスライ
ドホルダに横方向に形成することを特徴とする。
【0017】請求項3に係る発明によれば、ピニオンと
係合するラックをスライドホルダに横方向に形成してい
る。このため、回転部材を操作したときにスライドホル
ダの往復動の動作が無理なく行なえ、ディスプレイパネ
ルの移動を円滑に行なうことができる。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置にお
いて、前記回転部材とピニオンを可橈軸で連結したこと
を特徴とする。
【0019】請求項4に係る発明によれば、回転部材と
ピニオンを可橈軸で連結している。このため、駆動機構
の構成部品が少なく、コストを低減できる。また、製作
が容易であり、駆動機構の取り付けスペ−スも少なくで
きる。さらに、ディスプレイパネルの角度微調整が可能
であり、保持力が大きいのでディスプレイパネルの移動
操作中に元の位置に復帰してしまうことがない。
【0020】請求項5に係る発明は、請求項2ないし請
求項4のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置にお
いて、前記回転部材に代えて小型モ−タで駆動力を伝達
することを特徴とする。
【0021】請求項5に係る発明によれば、回転部材に
代えて小型モ−タで駆動力を伝達している。このため、
ディスプレイパネルを自動的に移動することができる。
この場合に、小型モ−タは本体部の前面パネルに設ける
ので、本体部の内部に配置される駆動機構の部品が少な
くなる。したがって、本体部の内部にはCD、MD、D
VDなどの記録媒体の動作ユニットを収納するスペ−ス
が十分に取れ、本体部内部容積の有効利用を図ることが
できる。
【0022】請求項6に係る発明は、請求項1に記載の
車載用ディスプレイ装置において、前記回転部材をディ
スプレイパネルの上部に一部露出して設けたことを特徴
とする。
【0023】請求項6に係る発明によれば、回転部材を
ディスプレイパネルの上部に一部露出して設けている。
このため、ディスプレイパネルで画像表示がされない部
分を、駆動機構の部品を配置するスペ−スとして有効に
活用することができる。
【0024】請求項7に係る発明は、請求項6に記載の
車載用ディスプレイ装置において、前記回転部材とピニ
オンとの間に中間歯車を設けたことを特徴とする。
【0025】請求項8に係る発明は、請求項6に記載の
車載用ディスプレイ装置において、前記回転部材とピニ
オンを連動ベルトで連結したことを特徴とする。
【0026】請求項7、請求項8に係る発明によれば、
ピニオンは回転部材により直接に駆動されるものではな
く、回転部材に係合された駆動力伝達部材を介して駆動
される。このため、ディスプレイパネルの上部に配置す
る回転部材の配置位置を選定する際の自由度が増大す
る。
【0027】請求項9に係る発明は、請求項1に記載の
車載用ディスプレイ装置において、前記回転部材をディ
スプレイパネルの一方側部に平面状に配置し、回転部材
の回転軸とディスプレイパネルの回動軸とをかさ歯車を
介して連結したことを特徴とする。
【0028】請求項9に係る発明によれば、回転部材を
ディスプレイパネルの一方側部に平面状に配置してい
る。このため、オ−ディオ用のボリュ−ムつまみのよう
な既存の部品を駆動機構に用いることができ、部品の有
効利用を図ることができる。
【0029】請求項10に係る発明は、請求項1に記載
の車載用ディスプレイ装置において、前記回転部材をデ
ィスプレイパネルの一方側部に縦方向に配置し、回転部
材の回転軸とディスプレイパネルの回動軸とをかさ歯車
を介して連結したことを特徴とする。
【0030】請求項10に係る発明によれば、回転部材
をディスプレイパネルの一方側部に縦方向に配置してい
る。このため、ディスプレイパネルを移動する際の動力
伝達機構を種々の形態で設定することができる。
【0031】請求項11に係る発明は、請求項6ないし
請求項10のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置
において、前記ラックを本体部の両側側面に縦方向に設
けたことを特徴とする。
【0032】請求項11に係る発明によれば、ピニオン
と係合するラックを本体部の両側側面に縦方向に設けて
いる。このため、ディスプレイパネルを移動させるため
に本体部に設けられるガイド溝を、駆動機構の構成部品
として利用することができ、コストを低減することがで
きる。
【0033】請求項12に係る発明は、請求項6ないし
請求項11のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置
において、前記回転部材に代えて小型モ−タで駆動力を
伝達することを特徴とする。
【0034】請求項12に係る発明によれば、回転部材
に代えて小型モ−タで駆動力を伝達している。このた
め、ディスプレイパネルを自動的に移動させることがで
きる。また、小型モ−タはディスプレイパネル、または
本体部の前面パネルに設けるので、本体部の内部に配置
される駆動機構の部品が少なくなる。したがって、本体
部の内部にはCD、MD、DVDなどの記録媒体の動作
ユニットを収納するスペ−スが十分に取れ、本体部内部
容積の有効利用を図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明においては、車載用
ディスプレイ装置の駆動機構を簡単な部品で構成してコ
ストを低減し、これらの各部品が本体部の内部スペ−ス
に占有する割合を少なくして、内部スペ−スの有効利用
を図ることを特徴とするものである。図1は、本発明の
実施の形態に係る車載用ディスプレイ装置を一部内部を
透視して示す斜視図である。車載用ディスプレイ装置1
は、ディスプレイパネル2、本体部3を有している。
【0036】本体部3の前面パネル4の一方端部には、
手動で回転させる回転ノブ5が一部露出して設けられて
いる。回転ノブ5は円柱状の部材からなり表面には全周
にわたりねじ山が設けられている。本体部3の内部に
は、回転ノブ5のねじ山と噛み合う第1の歯車6が配置
されており、第1の歯車6の出力軸はウオ−ム軸7とし
て構成されている。
【0037】ウオ−ム軸7には、はすば歯車8が係合さ
れており、第1の歯車6による水平方向の回転軸方向
を、はすば歯車8により回転軸方向を垂直方向に変換し
ている。はすば歯車8の出力軸9には第2の歯車10が
連結されており、第2の歯車10はピニオン13と噛み
合っている。スライドホルダ11の側面にはラック12
が横方向に形成されており、ピニオン13が回転すると
ラック12に駆動力が伝達され、ピニオン13の回転方
向に応じてスライドホルダ11が往復動する。第1の歯
車6、はすば歯車8、第2の歯車10、ピニオン13
は、本体部3の内部に設けられている枠体の一方側面に
適宜保持されている。
【0038】本体部3の両側側面にはガイド溝14が形
成されており、ディスプレイパネル2の上部両側に設け
られているガイド軸15がガイド溝14内に嵌合されて
いる。ディスプレイパネル2の下部両側側面は、ピン結
合部16によりスライドホルダ11と連結されている
(図1では一方のピン結合部16とスライドホルダ11
のみを示している。)。
【0039】ディスプレイパネル2が本体部3に対して
直立した位置にあるときに、回転ノブ5を手動で操作す
ると、このときの回転力が第1の歯車6、ウオ−ム軸
7、はすば歯車8、出力軸9、第2の歯車10、ピニオ
ン13の駆動機構を介してラック12に伝達される。
【0040】このときに、スライドホルダ11に対して
前方に押し出す方向に回転ノブ5の回転力を作用させる
と、ガイド軸15がガイド溝14内を下降し、ディスプ
レイパネル2は画像の表示面を上にして本体部3に対し
て角度を変えながら移動する。回転ノブ5を反対方向に
回転すると、ディスプレイパネル2は本体部3に対して
直立した位置に復帰する。
【0041】図1の例では、ディスプレイパネル2を移
動させる駆動機構は、回転ノブ5、第1の歯車6、ウオ
−ム軸7、はすば歯車8、出力軸9、第2の歯車10、
ラック12、ピニオン13のように比較的簡易な部品で
構成されているので、コストを低減することができる。
また、これらの駆動機構の各部品はコンパクトに構成さ
れるので、設置スペ−スをそれほど必要としない。
【0042】すなわち、回転ノブ5は本体部3の前面パ
ネル4の一端部に設け、その他のディスプレイパネル2
を移動させる駆動機構の構成部品である第1の歯車6、
ウオ−ム軸7、はすば歯車8、出力軸9、第2の歯車1
0、ピニオン13などの小型部品を本体部3の内部スペ
−スの一方側面に配置しているので、車載用ディスプレ
イ装置の幅方向の寸法にそれほどの影響は与えない。こ
のため、本体部の内部に、CD、MD、DVDなどの記
録媒体の動作ユニットを収容するスペ−スを確保するこ
とができる。さらに、図15で説明したオイルダンパの
ような、動作特性が温度によって変動する部品を使用し
ていないので、周囲温度に拘らず安定してディスプレイ
パネルを移動させることができる。
【0043】なお、手動で操作する回転ノブ5に代え
て、サ−ボモ−タのような小型モ−タで駆動する歯車に
より第1の歯車6に動力を伝達する構成とすることもで
きる。この場合にも、小型モ−タを本体部3の前面パネ
ル4の部分に設置するので、車載用ディスプレイ装置の
幅方向の寸法は大きくならず、車載用ディスプレイ装置
の内部スペ−スを有効に利用できる。
【0044】図2は、本発明の他の実施形態について、
一部内部を透視して示す概略の斜視図である。図1と同
じ部分には同一の符号を付している。図2において、車
載用ディスプレイ装置1aは、本体部3の前面パネル4
の一端部に回転つまみ17を設ける。スライドホルダ1
1のラック12と噛み合うピニオン13と回転つまみ1
7は、可撓軸(フレキシブルシャフト)18により連結
している。
【0045】回転つまみ17を手動で回動すると、駆動
力は可撓軸18を介してピニオン13に伝達され、ラッ
ク12を移動させる。すなわち、スライドホルダ11
は、ダイヤル式の回転つまみ17の回転方向(ピニオン
13の回転方向)に応じて往復動し、ディスプレイパネ
ル2を本体部3に対して角度を変えて移動させる。
【0046】図2の例では、ディスプレイパネル2の駆
動機構は、回転つまみ17、可撓軸18、ピニオン1
3、ラック12で構成されるので、図1の例よりも構成
部品が少なく、コストを低減できる。また、製作が容易
であり、駆動機構の取り付けスペ−スも少なくできる。
【0047】なお、図2の例ではディスプレイパネル2
の角度微調整が可能であり、保持力が大きいので途中で
回転つまみ17から手を放してもディスプレイパネル2
が元の位置に戻ってしまうことがない。図2の例におい
ても、手動で操作する回転つまみ17に代えて、サ−ボ
モ−タのような小型モ−タから可撓軸18に動力を伝達
する構成とすることもできる。この場合には、小型モ−
タは本体部3の前面パネル4の部分に設置するので、車
載用ディスプレイ装置の内部スペ−スをディスプレイパ
ネルの駆動機構以外の装置の収容スペ−スとして有効に
利用できる。
【0048】図1、図2の例では、手動で操作する回動
部材を本体部の前面パネルに設けている。このため、ユ
−ザは回動部材の操作がしやすくなる。また、ディスプ
レイパネル2の移動を確認しながら回動部材を操作する
ので、ディスプレイパネル2の急激な移動による駆動機
構の部品の損傷を防止することができる。
【0049】図3は、本発明の他の実施形態について概
略の構成を示す斜視図である。図3において、車載用デ
ィスプレイ装置1bは、本体部3の両側側面にガイド溝
22を設け、このガイド溝22の一辺に縦方向のラック
23を形成している。また、スライドホルダ11には横
方向にガイド溝21が設けられている。
【0050】ディスプレイパネル2の上部には回転ノブ
25を一部露出させて設け、回転ノブ25を連結軸26
に固定する。回転ノブ25の表面には全周にわたり軸方
向と水平方向に凸部を形成し、手動操作を容易にしてい
る。連結軸26の両端には、ガイド溝22に縦方向に形
成されたラック23と係合するピニオン24を設けてい
る。回転ノブ25を手動で操作すると、回転力が連結軸
26を介してピニオン24に伝達され、ピニオン24は
ラック23に沿って昇降する。この際に、スライドホル
ダ11が往復動し、ディスプレイパネル2は本体部3に
対して角度を変えて移動する。このように、連結軸26
はディスプレイパネル2の回動軸として作用する。
【0051】図3の例では、ディスプレイパネル2の駆
動機構は、ディスプレイパネル2の上部に設けた回転ノ
ブ25と、回転ノブ25を固定する連結軸26と、連結
軸26の両端に設けたピニオン24と、本体部3の両側
側面に設けているガイド溝22に形成されたラック23
で構成されている。このように図3の例では、従来のガ
イド溝内を昇降するガイド軸に代えて、ピニオン24と
ラック23による動力伝達機構を採用しており、ディス
プレイパネルの昇降機構を駆動機構としても共用してい
るので、駆動機構の部品点数を少なくすることができ
る。
【0052】また、回転ノブ25と、回転ノブ25を固
定する連結軸26は、ディスプレイパネル2の上部の画
像表示がされない空きスペ−スに配置されている。この
ため、車載用ディスプレイ装置1bの設置スペ−スを有
効に利用できる。なお、ディスプレイパネル2を貫通す
る連結軸26を、ディスプレイパネル2の端部に設けた
軸受で軸支させて、振動などの影響を受けない安定した
動力伝達機構とすることもできる。
【0053】図3の例では、ピニオン24とラック23
との間の摩擦係数が小さいと、回転ノブ25を手動で操
作しないにも拘らず、ディスプレイパネル2の重量でピ
ニオン24がラック23を転動して自由落下することが
考えられる。図4は、このようなピニオン24の自由落
下の防止例を示す説明図である。図4の例では、連結軸
26にゴムなどの合成樹脂を用いた中空円筒体27を嵌
合している。
【0054】この中空円筒体27は、ディスプレイパネ
ル2の内部でディスプレイパネル2の構成部材により押
圧されており、ピニオン24が自由落下することを防止
する摩擦部材として作用する。回転ノブ25を手動で操
作する場合には、中空円筒体27の摩擦力にうちかって
力を付与することになる。このようにして、ユ−ザはデ
ィスプレイパネル2を移動させるための回転ノブ25の
操作を実感することができる。
【0055】図5は、ピニオン24の自由落下を防止す
る他の例を示す説明図である。図5の例では、連結軸2
6に固定部28を嵌合し固定部28にスプリング29の
一端を係止する。スプリング29を圧縮してその他端は
ピニオン24の一面に当接する。したがって、スプリン
グ29は矢視X方向にピニオン24を押圧する作用を有
しており、ピニオン24が自由落下することを防止する
摩擦部材として機能している。
【0056】図6は、図3の例の応用例を示す概略の側
面図である。図6の例では、車載用ディスプレイ装置1
cは、回転ノブ25の出力が伝達される連結軸26の端
部に、歯車31を取り付ける。この歯車31とピニオン
24の間に中間歯車32を介在させる。回転ノブ25を
手動で操作したときの駆動力は、連結軸26、歯車3
1、中間歯車32を介してピニオン24に伝達される。
【0057】図6の例では、回転ノブ25の出力が伝達
される連結軸26とピニオン24の間に中間歯車32を
介在させている。このため、回転ノブ25をディスプレ
イパネル2上に配置する際に、配置する位置の自由度が
大きくなり、使用状況などを考慮して回転ノブ25を配
置する位置を選定できるという利点がある。また、中間
歯車32が摩擦部材としても機能するので、ピニオン2
4の自由落下を防止することができる。
【0058】図7は、図3の他の応用例を示す概略の側
面図である。図7においては、車載用ディスプレイ装置
1dは、回転ノブ25の出力が伝達される連結軸26の
端部に、歯車31を取り付ける。この歯車31とピニオ
ン24を連動ベルト33で連結する。連動ベルト33の
内側には、歯車31とピニオン24に噛み合うラックが
形成されている。
【0059】回転ノブ25を手動で操作したときの駆動
力は、連結軸26、歯車31、連動ベルト33を介して
ピニオン24に伝達される。図7の例においても、回転
ノブ25をディスプレイパネル2上に配置する際に、配
置する位置の自由度が大きくなり、使用状況などを考慮
して回転ノブ25を配置する位置を選定できるという利
点がある。また、連動ベルト33が摩擦部材としても機
能するので、ピニオン24の自由落下を防止することが
できる。
【0060】図3〜図7の例において、回転ノブ25は
手動で操作している。本発明においては、手動で操作す
る回転ノブ25に代えてサ−ボモ−タのような小型モ−
タをディスプレイパネル2の上部に設け、連結軸26を
駆動する構成とすることができる。このように、ディス
プレイパネルの駆動機構に小型モ−タのような駆動源を
使用した場合にも、駆動源は本体部3の前面に配置され
る。このため、車載用ディスプレイ装置の内部スペ−ス
に占有する駆動機構の割合が少なくなり、車載用ディス
プレイ装置の内部スペ−スを、CD、MD、DVDなど
の記録媒体の収容スペ−スとして有効に活用することが
できる。
【0061】図8は、本発明の他の実施形態を示す概略
の正面図であり、図9は図8の駆動機構を示す説明図で
ある。図8、図9の例では、車載用ディスプレイ装置1
eは、ディスプレイパネル2上に回転つまみ17を平面
状に配置している。この回転つまみ17は、出力軸に第
1の歯車41が嵌合されており、この第1の歯車41に
は第2の歯車42が噛み合っている。第2の歯車42に
は第1のかさ歯車43が連結されており、第1のかさ歯
車43に噛み合う第2のかさ歯車44により駆動力の伝
達方向を変えている。
【0062】駆動機構の第1の歯車41、第2の歯車4
2、第2のかさ歯車44は、図1では便宜的に実線で表
示しているが、これらの部品は第1のかさ歯車43と共
にディスプレイパネル2の裏面に配置されている。すな
わち、図8の例では駆動機構のなかで回転つまみ17だ
けがディスプレイパネル2の上に配置されている。
【0063】第2のかさ歯車44は、連結軸26に固定
されている。また、連結軸26の両端にはピニオン45
が設けられている。回転つまみ17を手動で操作する
と、駆動力は歯車41、歯車42、第1のかさ歯車4
3、第2のかさ歯車44を介して連結軸26に伝達され
る。このため、連結軸26が回動してピニオン45が図
示を省略しているガイド溝のラックに沿って昇降し、デ
ィスプレイパネル2は本体部3に対して角度を変えて移
動する。この場合にも、連結軸26はディスプレイパネ
ル2の回動軸として作用している。
【0064】図8、図9の例では、ディスプレイパネル
2上に回転つまみ17を平面状に配置している。このた
め、オ−ディオ機器のボリュ−ム調整用の部品などを流
用することができる。また、ディスプレイパネル2の表
面に平行な方向に回転つまみ17を操作するので、ユ−
ザは自然な感覚の操作でディスプレイパネル2を移動さ
せることができる。なお、回転つまみ17を配置する部
分は、ディスプレイパネル2の一方側部であるので、実
用的には画像表示に支障はないが、この部分のエリアに
は画像を表示しない構成とすることもできる。
【0065】図10は、本発明の他の実施形態を示す概
略の正面図である。図10において、車載用ディスプレ
イ装置1fは、ディスプレイパネル2の一方側部上の位
置に回転つまみ46を縦方向に配置する。この回転つま
み46は、出力軸に第1のかさ歯車47が嵌合されてお
り、この第1のかさ歯車47には第2のかさ歯車48が
噛み合っている。第2のかさ歯車48は連結軸26に固
定されており、連結軸26の両端にはピニオン45が設
けられている。
【0066】回転つまみ46を手動で操作すると、駆動
力が第1のかさ歯車47を介して第2のかさ歯車48に
伝達され連結軸26を駆動する。このため、連結軸26
が回動してピニオン45が図示を省略しているガイド溝
のラックに沿って昇降し、ディスプレイパネル2は本体
部3に対して角度を変えて移動する。
【0067】図10の例においては、駆動機構の部品点
数が図8の例よりも少ないのでコストを低減することが
できる。なお、ディスプレイパネル2の図示Sのエリア
を除去して、駆動機構を配置する構成とすることができ
る。このように、図8、図10の例では、回転部材を手
動で操作したときに回転部材から出力される駆動力の方
向が異なる場合でも、動力伝達機構の組み合わせにより
ディスプレイパネル2を移動させることができる。
【0068】また、図8、図10の例において、回転つ
まみ17、回転つまみ46に代えてサ−ボモ−タのよう
な小型モ−タにより駆動機構を駆動する構成とすること
ができる。この場合にも、駆動源は本体部3の前面に配
置されるので、車載用ディスプレイ装置の内部スペ−ス
に占有する駆動機構の割合が少なくなる。このため、車
載用ディスプレイ装置の内部スペ−スをCD、MD、D
VDなどの記録媒体の動作ユニットの収容スペ−スとし
て有効に活用することができる。
【0069】図11は、本発明の他の実施形態を示す概
略の縦断正面図、図12は図11の例の一部構成を示す
説明図である。図11において、車載用ディスプレイ装
置1gは、本体部3の前面パネル4に回転ノブ25を一
部露出させて配置する。連結軸26の両端には第1のか
さ歯車52を固定する。本体部3の両側の上側の側部
で、第1のかさ歯車52に第2のかさ歯車53を噛み合
わせる。第2のかさ歯車53には、ウオ−ム軸54を鉛
直方向に連結する。
【0070】ウオ−ム軸54の下部は、スライドホルダ
11に形成したラック12と噛み合わせる。手動により
回転ノブ25を操作すると、駆動力が第1のかさ歯車5
2、第2のかさ歯車53、ウオ−ム軸54、ラック12
に伝達され、スライドホルダ11が往復動する。このた
め、ディスプレイパネル2を本体部3に対して角度を変
えて移動させることができる。
【0071】図11の例では、ウオ−ム軸54に代えて
第2のかさ歯車53を通常の出力軸に連結し、出力軸の
下部にピニオンを固定する構成とすることもできる。図
1の例では、回転ノブ25を本体部3の前面パネル4の
一方端部に設け、ディスプレイパネル2の駆動機構を本
体部3の一方側面の内部スペ−スに配置しているので、
コンパクトな構成としている。
【0072】これに対して、図11の例では回転ノブ2
5を本体部3の前面パネル4の中央部に一部露出させて
設け、ディスプレイパネル2の駆動機構を本体部3の両
側側面に配置している。このため、安定な動作でディス
プレイパネル2を移動させることができる。前面パネル
4に回転ノブを配置する際に、図1の構成とするか、ま
たは図11の構成とするかは、車載用ディスプレイ装置
の使用態様などを考慮して適宜選定することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスプレイパネルの駆動機構をコンパクトな部品で構
成しているのでコストを低減することができる。また、
ディスプレイパネルの駆動機構が本体部の内部スペ−ス
に占有する割合が少ないので、車載用ディスプレイ装置
の内部スペ−スを、CD、MD、VDVなどの記録媒体
の動作ユニットを収容するスペ−スとして有効に活用す
ることができる。さらに、オイルダンパのような温度に
より動作特性が変化する部品を使用していないので、周
囲温度に拘らず安定してディスプレイパネルを角度を変
えて移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車載用ディスプレイ装
置を示す概略の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプレ
イ装置を示す概略の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプレ
イ装置を示す概略の斜視図である。
【図4】図3の構成の一部を示す説明図である。
【図5】図3の構成の一部を示す他の例の説明図であ
る。
【図6】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプレ
イ装置を示す概略の側面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプレ
イ装置を示す概略の側面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプレ
イ装置を示す概略の正面図である。
【図9】図8の構成の一部を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプ
レイ装置を示す概略の正面図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る車載用ディスプ
レイ装置を示す概略の縦断正面図である。
【図12】図11の構成の一部を示す説明図である。
【図13】車載用ディスプレイ装置の従来例を示す斜視
図である。
【図14】従来の車載用ディスプレイ装置の概略構成を
示す縦断側面図である。
【図15】従来の他の車載用ディスプレイ装置の概略構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車載用ディスプレイ装置 2 ディスプレイパネル 3 本体部 4 前面パネル 5 回転ノブ 6 第1の歯車 7 ウオ−ム軸 8 はすば歯車 9 出力軸 10 第2の歯車 11 スライドホルダ 12 ラック 13 ピニオン 14 ガイド溝 15 ガイド軸 16 ピン結合部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と、本体部の前面に設けられたデ
    ィスプレイパネルと、本体部に対して角度を変えてディ
    スプレイパネルを移動させる駆動機構とを有する車載用
    ディスプレイ装置において、前記駆動機構は、回転部材
    と、回転部材を操作したときの駆動力が伝達されるピニ
    オンと、ピニオンと係合するラックと、ディスプレイパ
    ネルの下部両側に係止されて往復動するスライドホルダ
    とを具備することを特徴とする車載用ディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回転部材を本体部の前面パネルに一
    部露出して設けたことを特徴とする、請求項1に記載の
    車載用ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記ラックをスライドホルダに横方向に
    形成することを特徴とする、請求項1または請求項2に
    記載の車載用ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記回転部材とピニオンを可橈軸で連結
    したことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいず
    れかに記載の車載用ディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記回転部材に代えて小型モ−タで駆動
    力を伝達することを特徴とする、請求項2ないし請求項
    4のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記回転部材をディスプレイパネルの上
    部に一部露出して設けたことを特徴とする、請求項1に
    記載の車載用ディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 前記回転部材とピニオンとの間に中間歯
    車を設けたことを特徴とする、請求項6に記載の車載用
    ディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】 前記回転部材とピニオンを連動ベルトで
    連結したことを特徴とする、請求項6に記載の車載用デ
    ィスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 前記回転部材をディスプレイパネルの一
    方側部に平面状に配置し、回転部材の回転軸とディスプ
    レイパネルの回動軸とをかさ歯車を介して連結したこと
    を特徴とする、請求項1に記載の車載用ディスプレイ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記回転部材をディスプレイパネルの
    一方側部に縦方向に配置し、回転部材の回転軸とディス
    プレイパネルの回動軸とをかさ歯車を介して連結したこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の車載用ディスプレイ
    装置。
  11. 【請求項11】 前記ラックを本体部の両側側面に縦方
    向に設けたことを特徴とする、請求項6ないし請求項1
    0のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】 前記回転部材に代えて小型モ−タで駆
    動力を伝達することを特徴とする、請求項6ないし請求
    項11のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置。
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