JP2003054110A - インクジェット記録用ファイル用紙 - Google Patents

インクジェット記録用ファイル用紙

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JP2003054110A
JP2003054110A JP2001241623A JP2001241623A JP2003054110A JP 2003054110 A JP2003054110 A JP 2003054110A JP 2001241623 A JP2001241623 A JP 2001241623A JP 2001241623 A JP2001241623 A JP 2001241623A JP 2003054110 A JP2003054110 A JP 2003054110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェットプリンターで直接印字が可能
で、印字品質やインク定着性に優れ、さらに木材パルプ
の使用量も低減した環境に優しい紙ファイルを提供す
る。 【解決手段】少なくとも表層と内部層を有する多層抄き
合わせ紙であって、表層に無機填料を対パルプ比で5〜
25重量%配合し、かつ紙表面にカチオン性樹脂と水溶
性高分子を有効成分比で10:90〜90:10の範囲
で配合した混合液を0.5〜4.0g/m外添塗布
し、前記無機填料として、炭酸カルシウム、ホワイトカ
ーボン、シリカゲル、クレー、タルク、水酸化アルミニ
ウム、二酸化チタンより少なくとも1種類以上使用す
る。表層に木材パルプ、内部層に古紙パルプを使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等で使用
される、各種書類等を内部に挟み、綴じ具で綴じて使用
する紙ファイルに用いられるファイル用紙に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所等で用いられるバインダ
ー、ホルダー等の紙ファイルにおいては、必要とする書
類の検索性に優れていることが重要であるため、表紙や
背表紙にタイトルや分類を記入したり、ラベルを貼る等
の情報記録を行い、検索性の向上を図っている。
【0003】近年では、パソコンやプリンターがオフィ
スのみならずパーソナル向けにも普及し、個人で絵や写
真をパソコンから出力して好みのデザインでファイルを
作製し、検索を容易にする場合が増えてきた。ここで使
用されるプリンターは安価でカラー印字が可能なインク
ジェットプリンターが中心で、直接インクジェット印字
が可能な紙ファイルへのニーズが高まっている。
【0004】しかしながら、従来の紙ファイルはインク
ジェットプリンターで印字すると、文字や画像の鮮明さ
に欠け、滲みが著しく、更に水に濡れた時インクが流れ
る、いわゆるインク定着性の問題がある。
【0005】一方、印字が鮮やかで滲みがなく、インク
定着性も優れたインクジェット専用紙があるが、この商
品をファイル用途へ転用しようとしても、紙のコシ、折
り曲げ時の強度、表面の薬品層脱落等の問題があり、使
用に耐えない。
【0006】このようにインクジェット印字適性とファ
イル用紙としての紙質全てを満足する商品は現在存在し
ない状況である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に着
目してなされたものであり、インクジェットプリンター
で直接印字が可能で、印字品質やインク定着性に優れ、
更に木材パルプの使用量も低減した環境に優しい紙ファ
イルを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討を重ねた結果、以下の発明に至
った。すなわち、第1に少なくとも表層と内部層を有す
る多層抄き合わせ紙であって、表層に無機填料を対パル
プ比で5〜25重量%配合し、かつ紙表面にカチオン性
樹脂と水溶性高分子を有効成分比で10:90〜90:
10の範囲で配合した混合液を0.5〜4.0g/m
外添塗布したことを特徴とするインクジェット記録用フ
ァイル用紙である。第2に、前記無機填料として、炭酸
カルシウム、ホワイトカーボン、シリカゲル、クレー、
タルク、水酸化アルミニウム、二酸化チタンより少なく
とも1種類以上使用することを特徴とする前記第1に記
載のインクジェット記録用ファイル用紙である。
【0009】第3に、表層に木材パルプ、内部層に古紙
パルプを使用したことを特徴とする前記第1または2に
記載のインクジェット記録用ファイル用紙である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、具体例を
示しながら以下に詳説する。
【0011】本発明に係る紙ファイルは、少なくとも表
層と内部層を有する多層構造の抄き合わせ紙であって、
ファイルとしての紙質を満足し、見栄えを良くするた
め、表層には広葉樹晒クラフトパルプ、針葉樹晒クラフ
トパルプ、広葉樹未晒クラフトパルプ、針葉樹未晒クラ
フトパルプ、広葉樹亜硫酸パルプ、針葉樹亜硫酸パルプ
等の木材繊維を主原料とする化学的に処理されたパルプ
や、チップを機械的にパルプ化したケミグランドパル
プ、セミグランドパルプ、チップを柔らかくなるまで蒸
解した後、レファイナー等でパルプ化したセミケミカル
パルプ等より適宜選択して使用される。
【0012】また、内部層には漂白パルプを含むオフィ
ス上物パルプを脱墨、漂白したパルプ、断裁落ちパル
プ、上白、別上、切茶等の古紙パルプより適宜選択して
使用される。
【0013】上記木材パルプ、古紙パルプ中には、一般
の紙ファイルで使用される、各種の歩留り向上剤、紙力
増強剤、サイズ剤、染料、顔料等が必要に応じ適宜選択
して使用される。
【0014】なお、JIS−S5505に準拠し、紙フ
ァイルとして使用する場合、紙のコシ、耐久性等の観点
から、米坪250g/m以上、耐折強度縦110回以
上、横22回以上、引裂強度縦2.35N以上、横2.
94N以上、引張強度縦245N以上、横78N以上、
表面強度表7A以上、裏6A以上であることが望まし
い。前記木材パルプ、古紙パルプ、各種薬品は上記紙質
を満足する範囲で選択される。
【0015】表層に無機填料を配合することで、無機填
料粒子にインクが吸着され、内部層への浸透が抑えられ
るため、不必要にインクが拡散することなく、鮮明で滲
みの少ないインクジェット印字結果が得られる。
【0016】前記無機填料は、インクジェットインクを
吸着する性能がある、炭酸カルシウム、ホワイトカーボ
ン、シリカゲル、クレー、タルク、水酸化アルミニウ
ム、二酸化チタン等が使用できるが、特に炭酸カルシウ
ム、ホワイトカーボン、シリカゲルが好ましい。また、
必要があれば2種以上の無機填料を併用してもよい。
【0017】無機填料の配合量は、木材パルプに対して
5〜25重量%が好ましく、より好適には10〜20重
量%である。配合量が5重量%未満ではインク吸着が不
十分でインクジェット印字品質が劣り、25重量%を超
えると表面強度が低下する他、抄紙設備へのパルプ粕や
紙粉付着が著しくなるため好ましくない。
【0018】本発明の紙ファイルは、前記木材パルプ、
古紙パルプ、無機填料、各種薬品を混合した後、表層を
構成する水分60〜80%の湿紙と、内部層を構成する
水分60〜80%の湿紙とを抄き合わせて多層構造とす
るが、このために円網多層抄紙機、ウルトラフォーマー
多層抄紙機、ベルボンドフォーマー多層抄紙機等が使用
できる。
【0019】前記湿紙はヤンキードライヤー、多筒ドラ
イヤー、熱風ドライヤー、赤外線ドライヤー等にて乾燥
された後、カチオン性樹脂と水溶性高分子の混合液を外
添塗布する工程へ送られる。
【0020】インク定着性を付与するカチオン性樹脂と
しては、ポリアミン系樹脂、4級アンモニウム塩ポリマ
ー、カチオン性ポリビニルアルコール、錯体型カチオン
化物等があり、これらの樹脂から選択して使用される。
【0021】また、混合する水溶性高分子としては、ポ
リビニルアルコール、澱粉、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース等から選択して使用さ
れるが、ポリビニルアルコールが最も好ましい。
【0022】上記カチオン性樹脂と水溶性高分子の配合
率は、使用するカチオン性樹脂により異なるが、カチオ
ン性樹脂:水溶性高分子=10:90〜90:10の範
囲とするのが好ましく、好適には30:70〜85:1
5、最も好適には50:50〜80:20である。カチ
オン性樹脂の割合が10%未満ではインク定着性が不十
分であり、90%を超えるとカチオン性樹脂と紙表面の
接着が弱く、表面強度が低下する問題が生じるため好ま
しくない。
【0023】カチオン性樹脂と水溶性高分子の混合液を
塗布する設備としては、カレンダー塗工、サイズプレス
塗工、ビルブレード塗工、メタリングバー塗工、エアナ
イフ塗工、グラビア塗工等いかなる塗工方式を用いてよ
いが、塗布量は0.5〜4.0g/mとするのが好ま
しく、より好適には1.5〜3.0g/mである。
0.5g/m未満ではインク定着効果が殆どなく、
4.0g/mを超えると表面のインク定着層の影響で
インク吸収性が不均一となるビーディングと呼ばれる現
象が発生する他、製造コストの面でも好ましくない。
【0024】上記の如く作製した紙ファイルは、折り曲
げや綴じ具装着の前にインクジェットプリンターにて所
定の文字や写真等を印字し、しかる後に折り曲げ及び綴
じ具装着を行い、ファイルとして活用する。
【0025】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、もちろん本発明はこれによって限定されるもの
ではない。なお、文中の部は重量基準である。
【0026】(実施例1)広葉樹晒クラフトパルプ80
部(絶乾米坪換算、以下同じ)及び針葉樹晒クラフトパ
ルプ20部からなるパルプスラリーに、無機填料として
炭酸カルシウム(商品名:PC、白石カルシウム(株)
製)20部、乾燥紙力増強剤(商品名:DS477、日
本PMC(株)製)2部、湿潤紙力増強剤(商品名:W
S525、日本PMC(株)製)1部、サイズ剤(商品
名:AS263、日本PMC(株)製)3部を添加し、
水分率を75%に調整して表層部形成用の湿紙を調製し
た。一方、上物古紙パルプスラリーに、乾燥紙力増強剤
(商品名:DS477、日本PMC(株)製)2部、湿
潤紙力増強剤(商品名:WS525、日本PMC(株)
製)1部、サイズ剤(商品名:AS263、日本PMC
(株)製)3部を添加し、水分率を75%に調整して内
層部形成用の湿紙を調製した。これらの湿紙を円網多層
抄紙機で抄き合わせ乾燥させた後、カチオン性樹脂(商
品名:SRD−150、日本PMC(株)製)と水溶性
高分子(商品名:PVA117、(株)クラレ製)を有
効成分比で70:30の割合で混合したインク定着液を
カレンダー塗工にて2.5g/m塗布し、米坪300
g/mの紙ファイルを得た。
【0027】(実施例2)表層部形成用のパルプスラリ
ーへの炭酸カルシウム配合量を5部とした以外は、実施
例1と同様の方法で米坪300g/mの紙ファイルを
得た。 (実施例3)表層部形成用のパルプスラリーへ
の炭酸カルシウム配合量を25部とした以外は、実施例
1と同様の方法で米坪300g/mの紙ファイルを得
た。
【0028】(実施例4)インク定着液のカチオン性樹
脂と水溶性高分子の有効成分比を10:90とした以外
は、実施例1と同様の方法で米坪300g/mの紙フ
ァイルを得た。
【0029】(実施例5)インク定着液のカチオン性樹
脂と水溶性高分子の有効成分比を90:10とした以外
は、実施例1と同様の方法で米坪300g/mの紙フ
ァイルを得た。
【0030】(実施例6)インク定着液の塗布量を0.
5g/mとした以外は、実施例1と同様の方法で米坪
300g/mの紙ファイルを得た。
【0031】(実施例7)インク定着液の塗布量を4.
0g/mとした以外は、実施例1と同様の方法で米坪
300g/mの紙ファイルを得た。
【0032】(実施例8)無機填料としてシリカゲル
(商品名:カープレックスBS304F、塩野義製薬
(株)製)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で
米坪300g/mの紙ファイルを得た。
【0033】(実施例9)無機填料として水酸化アルミ
ニウム(商品名:ハイジライトH−42M、昭和電工
(株)製)を使用した以外は、実施例1と同様の方法で
米坪300g/mの紙ファイルを得た。
【0034】前記実施例1〜8の紙ファイルは、紙のコ
シ、耐久性に優れ、紙ファイルとしての紙質を満足する
ものであった。また、インクジェットプリンターでの印
字に関しても、鮮明で滲みのない印字結果が得られた。
更に印字後水に浸漬した場合でもインクが流れることは
なく、従来の紙ファイルの問題点を解消したものとなっ
た。これらの結果をまとめて表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】(比較例1)表層形成用のパルプスラリー
への炭酸カルシウム配合を行わず、インク定着液の塗布
も行わなかった以外は、実施例1と同様の方法で米坪3
00g/mの紙ファイルを得た。この紙ファイルは、
従来の紙ファイル同様、紙のコシや耐久性は良好なもの
の、インクジェットプリンターでの印字は鮮明さに欠
け、滲みが著しい他、水に濡れた時にインクが流れる現
象が発生し、従来の紙ファイルの問題点を解消すること
はできなかった。
【0037】(比較例2)表層形成用のパルプスラリー
への炭酸カルシウム配合を行わなかった以外は、実施例
1と同様の方法で米坪300g/mの紙ファイルを得
た。この紙ファイルは、印字の鮮明さに欠け、滲みが著
しく、インクジェット用ファイルとしては不適であっ
た。
【0038】(比較例3)表層形成用のパルプスラリー
への炭酸カルシウム配合量を30部とした以外は、実施
例1と同様の方法で米坪300g/mの紙ファイルを
得た。この紙ファイルは、製造時抄紙設備に多量のパル
プ粕や紙粉が付着し、安定操業が不可能であった。
【0039】(比較例4)インク定着液のカチオン性樹
脂と水溶性高分子の有効成分比を100:0とした以外
は、実施例1と同様の方法で米坪300g/mの紙フ
ァイルを得た。この紙ファイルは、表面強度が低く、紙
表面のインク定着層が容易に剥がれ落ち、インクジェッ
トプリンター内部に堆積する問題が発生し、インクジェ
ット紙ファイルとしては不適であった。
【0040】(比較例5)インク定着液のカチオン性樹
脂と水溶性高分子の有効成分比を0:100とした以外
は、実施例1と同様の方法で米坪300g/mの紙フ
ァイルを得た。この紙ファイルは、印字後水に濡れた時
にインクが流れる現象が発生した他、ビーディングと呼
ばれるインクの吸収ムラが発生し、インクジェット紙フ
ァイルとしては不適であった。
【0041】(比較例6)インク定着液の塗布量を0.
2g/mとした以外は、実施例1と同様の方法で米坪
300g/mの紙ファイルを得た。この紙ファイル
は、印字後水に濡れた時にインクが流れる現象が発生
し、インクジェット紙ファイルとしては不適であった。
【0042】(比較例7)インク定着液の塗布量を6.
0g/mとした以外は、実施例1と同様の方法で米坪
300g/mの紙ファイルを得た。この紙ファイル
は、ビーディングと呼ばれるインクの吸収ムラが発生
し、インクジェット紙ファイルとしては不適であった。
【0043】比較例1〜7の評価結果をまとめて表2に
示す。
【0044】
【表2】
【0045】<評価方法> 1)印字濃度(印字の鮮明さ) 作製した紙ファイルにインクジェットプリンター(EP
SON製PM−3300C)にてイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのベタ印字を行い、目視で鮮明さを判
定した。発色が鮮明なものを○、不十分なものを△、著
しく不良なものを×とした。 2)印字の滲み 作製した紙ファイルにインクジェットプリンター(EP
SON製PM−3300C)にてイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのベタ印字を行い、拡大鏡で印字境界
部分を観察し、滲みの程度を判定した。滲みが殆ど見ら
れないものを○、やや滲みが見られるものを△、滲みが
著しく使用に耐えないものを×とした。 3)インク定着性 作製した紙ファイルにインクジェットプリンター(EP
SON製PM−3300C)にてイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのベタ印字を行い、15分間自然乾燥
させた後、20℃の水道水に30秒浸漬させる。水から
引き上げた後直ちにろ紙を重ねて1時間放置し、ろ紙へ
のインク転写を観察した。インク転写が殆ど見られない
ものを○、やや転写が見られるものを△、著しく転写し
ているものを×とした。 4)表面強度 表面強度試験機(明製作所製)を使用し、インキタック
26でRI表面強度試験を実施して表面の取られを観察
した。表面の取られがないものを○、一部取られが見ら
れるものを△、全面が取られるものを×とした。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、表層と内部層とを抄き合わせて製造される紙フ
ァイルにおいて、表層にインク吸収性能を有する無機填
料を配合し、かつ紙表面にカチオン性樹脂と水溶性高分
子の混合液を外添塗布することにより、インクジェット
印字品質、インク定着性に優れた紙ファイルを提供する
ことができる。
【0047】更には、表層は木材パルプを主体とする
が、内部層は古紙パルプを主体とすることで、木材パル
プの使用量を低減した環境に優しい紙ファイルを提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D21H 19/10 D21H 27/00 E 27/00 Z B41J 3/04 101Y Fターム(参考) 2C017 AA00 2C056 EA05 FC06 2H086 BA01 BA15 BA21 BA32 BA35 BA37 BA41 4L055 AA01 AA02 AA03 AC06 AC09 AG11 AG12 AG17 AG18 AG19 AG27 AG28 AG64 AH01 AH37 AH50 AJ01 AJ02 BE08 BE20 EA14 EA32 FA15 FA20 GA09 GA50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表層と内部層を有する多層抄き
    合わせ紙であって、表層に無機填料を対パルプ比で5〜
    25重量%配合し、かつ紙表面にカチオン性樹脂と水溶
    性高分子を有効成分比で10:90〜90:10の範囲
    で配合した混合液を0.5〜4.0g/m外添塗布し
    たことを特徴とするインクジェット記録用ファイル用
    紙。
  2. 【請求項2】前記無機填料として、炭酸カルシウム、ホ
    ワイトカーボン、シリカゲル、クレー、タルク、水酸化
    アルミニウム、二酸化チタンより少なくとも1種類以上
    使用することを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    ト記録用ファイル用紙。
  3. 【請求項3】表層に木材パルプ、内部層に古紙パルプを
    使用したことを特徴とする請求項1または2記載のイン
    クジェット記録用ファイル用紙。
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Cited By (5)

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