JP2003053880A - 保護シート付き部材 - Google Patents

保護シート付き部材

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JP2003053880A
JP2003053880A JP2001247980A JP2001247980A JP2003053880A JP 2003053880 A JP2003053880 A JP 2003053880A JP 2001247980 A JP2001247980 A JP 2001247980A JP 2001247980 A JP2001247980 A JP 2001247980A JP 2003053880 A JP2003053880 A JP 2003053880A
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JP
Japan
Prior art keywords
protective sheet
main body
member main
hole
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001247980A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Wakimura
豊 脇村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by West Electric Co Ltd filed Critical West Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材本体に付着された保護シートの剥離を容
易にする。 【解決手段】 部材本体2の表面に保護シート3が密着
状態で積層され付着されてなる保護シート付き部材1に
おいて、部材本体2に、部材本体2の使用上問題ない箇
所に貫通孔4を設けてなり、この貫通孔にエアーを送付
することによって保護シートを浮かび上がらせて、その
浮かび上がった箇所を摘み上げることによって保護シー
トを剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の部材本体に
保護シートが積層されてなる保護シート付き部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より部材の傷、汚れ等を防ぐための
保護シートを部材の表面に付着させた、図5に示すよう
な保護シート付き部材9が知られている。この保護シー
ト付き部材9は、部材本体10と、この部材本体10の
表面に積層された保護シート11とからなっている。金
属製または合成樹脂製の部材本体10上に積層され付着
された保護シート10は、部材本体10の対向面が平滑
な合成樹脂(ポリオレフィン、ポリアミド、ポリビニル
クロライド等)製の薄いものが採用される。従って、部
材本体10の表面に保護シート11を隙間なく密着させ
ることにより、特に接着剤を使用しなくとも保護シート
11は、部材本体10上に安定した状態で付着してい
る。
【0003】このように保護シート11を部材本体10
に重ねて付着することにより、部材本体10は、その表
面が保護シート11によって保護されるため、部材本体
10の取扱い中や移送中にその表面が損傷したり汚れた
りすることが防止することができる。また、部材本体1
0を使用するために、接着剤が介設されていないことか
ら、保護シート11を剥がすことにより部材本体10の
表面を露出させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、部材本体1
0の使用に際して、部材本体10の表面に付着された保
護シート11を剥がすのに、例えばピンセット等の道具
を使用して、保護シート11の縁部をめくってから保護
シート11を剥がさなければならず、部材本体10から
の保護シート11の分離操作が非常に面倒で作業性に欠
けるのみならず、ときには、ピンセットの先端で部材本
体10の表面に傷を付けるという問題点を有している。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、部材本体からの保護シート
の剥離操作が極めて容易な保護シート付き部材を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
部材本体の表面に保護シートが密着状態で積層され付着
されている保護シート付き部材において、部材本体の使
用上問題ない箇所に貫通した貫通孔を前記部材本体に設
けてなるもので、この貫通孔にエアーを吹き込むことに
より保護シートを浮かび上がらせて保護シートを掴んで
簡単に剥すことができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、部材本体の表面
に保護シートが密着状態で積層され付着されている保護
シート付き部材の、前記保護シートに切込みを設けてな
るもので、この切込みによる小片を摘み上げることによ
り、簡単に保護シートを剥すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
保護シート付き部材の第一実施形態を示す要部の断面図
であり、図1は、保護シートが部材本体から剥がされる
前の状態、図2は、保護シートが部材本体から剥がす状
態をそれぞれ示している。
【0009】図1および図2に示すように、保護シート
付き部材1は、部材本体2と、この部材本体2の表面に
密着状態で積層され付着されている保護シート3と、部
材本体2に貫設された貫通孔4とを備えて構成されてい
る。この貫通孔は、部材本体2を使用するのに問題ない
箇所で且つ極力小さい大きさの孔があけられ、保護シー
ト3が付着されている側の部分が小さい孔で、保護シー
ト3が付着されていない側の部分がそれよりも大きい形
状の孔で形成されている。
【0010】この部材本体2は、表面が研磨された金属
や、表面が平滑に形成された硬質の合成樹脂材料から形
成されているのに対し、上記保護シート3は、ポリエチ
レンやポリプロピレン等からなる薄いポリオレフィンシ
ートやポリアミド製あるいはポリビニルクロライド製等
の軟質の薄いシートによって形成されている。そして、
かかる保護シート3を部材本体2の表面に密着状態で付
着して保護することにより、部材本体2の移送や部品と
しての取り扱い等のハンドリング時に部材本体2の損傷
や破損を防止するようになされている。
【0011】貫通孔4は、密着している保護シート3を
部材本体2から剥離させるためのものであり、図1およ
び図2には一つだけが例示されているが、部材本体2に
おける保護シート3が付着されている範囲の適所で部材
本体2の使用上問題ない箇所の数ヶ所に貫通孔4を形成
してもよい。
【0012】第一実施形態の保護シート付き部材1によ
れば、図1に示す状態で部材本体2の裏面側から図示し
ない送風機によってエアーを吹き付けることにより、エ
アーが貫通孔4内に圧入され、これによる空気圧で保護
シート3の貫通孔4に対向した部分が図2に示すよう
に、部材本体2の表面から離間するように膨出し、この
膨出した部分で膨出部5が形成される。従って、この膨
出部を先細の挟持治具で摘んで持ち上げることにより、
保護シート3を、部材本体2から容易に取り除くことが
できる。
【0013】また、貫通孔4を数ヶ所設けて形成してお
くことにより、部材本体2に吹き付けられたエアーが、
全ての貫通孔4に供給されるため保護シート3全体が浮
上するため、保護シート3をより簡単に剥離することが
できる。加えて、貫通孔4の孔径を、ピンや針金が挿通
される程度の大きさに寸法設定しておけば、たとえ貫通
孔4が一つであっても、この貫通孔4にピンや針金を刺
し通すことによってその位置の保護シート3を上方に浮
き上がらせることが出きるため、これによっても保護シ
ート3を部材本体2から容易に剥離することができる。
【0014】図3および図4は、本発明に係る保護シー
ト付き部材の第二実施形態を示す図であり、図3はその
断面図、図4は平面図である。第二実施形態の保護シー
ト付き部材1は、上記同様の部材本体6と、この部材本
体6に積層されて付着される上記同様の材料からなる保
護シート7とから構成されている。
【0015】そして、第二実施形態においては、保護シ
ート7に剥離作業を容易にする十字状の切込み8が形成
されており、かかる十字切込み8は、十字切込み8の中
心位置の周りに四つの小さい切片が形成された状態にな
っている。なお、この切込みは、切片が四つ以下であっ
ても良いしそれ以上であってもよい。
【0016】第二実施形態の保護シート付き部材1によ
れば、先細の挟持治具を用いて十字切込み8によって形
成された小片を摘み上げることにより、保護シートを部
材本体6より容易に剥離することができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の保護シート
付き部材は、部材本体に設けた貫通孔にエアーを吹き込
むことにより保護シートを浮かび上がらせ、保護シート
を掴み上げて剥離することができ、また保護シートの切
込みによって形成される小片を掴んで引張り上げること
により容易に、保護シートを部材本体から剥離すること
ができる。したがって、保護シートを剥離する作業にさ
ほど時間を要せず、またピンセット等により部材本体に
傷や汚れをつけることなく安全に保護シートを部材本体
から剥離することができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保護シート付き部材の第一実施形
態を示す断面図
【図2】図1にかかる保護シート付き部材の保護シート
を剥離する状態を示す断面図
【図3】本発明に係る保護シート付き部材の第二実施形
態を示す断面図
【図4】本発明に係る保護シート付き部材の第二実施形
態を示す平面図
【図5】従来の保護シート付き部材を示す断面図
【符号の説明】
1 保護シート付き部材 2 部材本体 3 保護シート 4 貫通孔 5 膨出部 6 部材本体 7 保護シート 8 十字切込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材本体の表面に保護シートが密着状態
    で積層されてなる保護シート付き部材において、前記部
    材本体の使用上問題ない箇所に貫通した貫通孔を前記部
    材本体に設けてなる保護シート付き部材。
  2. 【請求項2】 部材本体の表面に保護シートが密着状態
    で積層されてなる保護シート付き部材において、前記保
    護シートに切込みを設けてなる保護シート付き部材。
JP2001247980A 2001-08-17 2001-08-17 保護シート付き部材 Pending JP2003053880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI588079B (zh) * 2013-03-06 2017-06-21 友達光電股份有限公司 撓性基材自承載板分離的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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