JP2003053178A - 光酸化器 - Google Patents

光酸化器

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JP2003053178A
JP2003053178A JP2001245184A JP2001245184A JP2003053178A JP 2003053178 A JP2003053178 A JP 2003053178A JP 2001245184 A JP2001245184 A JP 2001245184A JP 2001245184 A JP2001245184 A JP 2001245184A JP 2003053178 A JP2003053178 A JP 2003053178A
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sensor
reaction tube
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light
oxidation
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Makoto Saito
誠 斉藤
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DKK TOA Corp
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    • G01N33/18Water
    • G01N33/1826Organic contamination in water
    • G01N33/1846Total carbon analysis

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単な構造で、効率的かつ安全に試料液
中の目的成分を酸化でき、さらに、分析対象となる試料
液の消費量を少なくすると共に、分析装置全体を小型化
可能な光酸化器を提供することを課題とする。 【解決手段】 線状の酸化光源10と、楕円筒状の反射
鏡20と、酸化光源10からの光を実質的に透過する材
質からなり試料液が導入される反応管30とを備え、反
射鏡20の焦点の一方に酸化光源10が配置されると共
に、焦点の他方に反応管30が配置される。反応管30
の内部にはセンサ40が挿入され、センサ40の周囲に
は光触媒層50がコーテイングされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料液を酸化する
ための光酸化器に関する。さらに詳しくは、超純水等の
全有機炭素含量(TOC)を測定するための有機炭素含
量測定装置等に好適に使用できる光酸化器に関する。
【0002】
【従来の技術】現代の高度な工業的製造プロセス等にお
いては、高度に精製された「超純水」がしばしば大量に
用いられている。例えば半導体の洗浄、医療用薬品や注
射液などの製造、化学分析等においては、不純物、例え
ば微粒子、各種イオン、細菌等の微生物、有機化合物等
の溶解物質を実質的に含んでいない純水が必要不可欠で
ある。かかる純水を製造するシステムは通常、逆浸透
法、蒸留法、イオン交換法、吸着法、真空脱気法、紫外
線酸化法、限外濾過法を含む種々の濾過手段を組み合わ
せて用いている。特に、例えば半導体製造分野では、L
SIの集積度の増大につれ回路の間隔が狭くなっている
ので、回路短絡を防止するために半導体洗浄水を一層高
純度にする必要があり、イオンのみならず、微粒子、細
菌や有機物質も可能な限り除去しなければならない。
【0003】純水の清浄度を表す方式の一つとして、水
中の有機物中の炭素量で汚染度を表す全有機炭素(TO
C)値がある。純水のTOC値を測定する手段として、
紫外線(UV)酸化方式のTOC計が広く利用されてい
る。かかるTOC計では、試料液を紫外線照射部へ導入
し、ここで試料液に紫外線を照射して試料液中の有機炭
素を有機酸や二酸化炭素に変化させる。そして、これに
より得られる試料液の導電率変化に基づいて試料液のT
OC値を求めている。
【0004】かかる紫外線酸化方式のTOC計には、種
々の酸化器が利用されているが、酸化のために光を利用
する光酸化器が広く用いられている。例えば、特開平1
1−138156号公報に記載の紫外線酸化器が知られ
ている。これは、筒状紫外線照射ランプの外側にスパイ
ラル状に巻き付けた管や、紫外線照射ランプに近接して
配置された中空容器を酸化容器とするものであるが、酸
化容器内に酸化チタンを被覆した中空ガラスビーズを収
容することにより、試料液と光触媒である酸化チタンと
の接触面積の増加を図っている。
【0005】このような酸化器は、前記TOCに限ら
ず、試料液を酸化してから分析する用途において広く求
められている。たとえば、全リンや全窒素の測定は、試
料を酸化して試薬で呈色させることにより、比色分析に
よって行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光酸化器で
は、次のような問題点があった。まず、酸化チタンを被
覆したガラスビーズ表面の内、紫外線照射ランプに面し
た部分には紫外線が照射され、その界面で酸化反応が促
進される。しかし、紫外線は、酸化チタン被覆面で大部
分が吸収され、ビーズの紫外線照射ランプに向かい合っ
ている面の反対側には、紫外線が到達しない。そのた
め、反対側の面に接している試料液部分では酸化反応が
進行し難い。
【0007】また、紫外線照射ランプに対して、他のガ
ラスビーズの背面にあるガラスビーズの面にも紫外線が
到達しにくい。もし、背面にあるビーズにも紫外線を到
達させようとすると、ガラスビーズの充填率を低くしな
ければならない。しかし、その場合ガラスビーズの間隙
を通り抜けた紫外線が、酸化容器の外側まで通過して漏
洩してしまう。すなわち、紫外線の一部が試料液の酸化
反応に消費されず無駄になってしまうばかりでなく、漏
洩した紫外線が、周辺の機器や、装置の使用者に悪影響
を及ぼしかねない。
【0008】さらに、ガラスビーズという充填物を試料
液と共に流出させないよう、酸化容器の端部にフィルタ
等を設けなければならないが、係るフィルタやビーズに
試料液中の有機炭素が付着して、測定値に誤差を与える
虞がある。
【0009】また、試料液の分析においては、分析対象
となる試料液の消費量をできるだけ少なくしたいという
要請や、分析装置全体をできるだけ小型化したいという
要請がある。しかし、これらの要請を満足するような光
酸化器は、未だ提供されていなかった。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、より簡単な構造で、効率的かつ安全に試料液中の目
的成分を酸化できる光酸化器を提供することを課題とす
る。さらに、分析対象となる試料液の消費量を少なくす
ると共に、分析装置全体を小型化可能な光酸化器を提供
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、線状の酸化光源と、反射鏡と、前記酸化光
源からの光を実質的に透過する材質からなり試料液が導
入される反応管とを備え、前記反射鏡は2つの線状の焦
点を有し、前記焦点の一方に前記酸化光源が配置される
と共に、前記焦点の他方に前記反応管が配置されること
を特徴とする光酸化器を提供する。
【0012】本発明よれば、2つの焦点を有する反射鏡
が、一方の焦点から発せられる光を他方の焦点に収束す
る。そのため、一方の焦点に配置された酸化光源からの
光を、他方の焦点に配置された反応管に集めることがで
きる。したがって、試料液の酸化反応を効率的に進める
ことができる。
【0013】本発明において、前記反射鏡は、2つの線
状の焦点を有する反射鏡であれば、具体的な形状に特に
限定はなく、複数枚の反射鏡を組み合わせたものであっ
ても差し支えない。しかしながら、前記反射鏡の構成と
して最も好ましいのは、断面楕円状の筒体の内部に反射
面が設けられたものである。この場合、酸化光源と反応
管の周囲を反射鏡で囲むことになるので、酸化光源から
発せられた光は、ほぼ全量が反射鏡で反射して、反応管
のすべての方向から反応管内の試料液に到達することが
できる。そのため、酸化光源と向かい合っている側の試
料液だけでなく反対側の試料液も酸化することができ
る。また、酸化光源の光が外部に漏洩して、周辺の機器
や、装置の使用者に悪影響を及ぼす危険性を回避するこ
とができる。また、楕円状の筒体一つで反射鏡を構成で
きるので、構成が簡略化され、製造も容易である。
【0014】本発明において、前記反応管の内部に、反
応管内の空隙量を減少させる何らかの挿入物或いは充填
物を配置することが好ましい。これにより、反応管内に
導入される試料液の体積を小さくできるので、試料液の
消費量を減少させることができる。挿入物として最も好
ましいのは、試料液の性状を測定するセンサである。こ
の場合、光酸化器とセンサ部とを一体化できるので、装
置全体を小型化することができる。また、装置全体の構
成が簡略化され、製造も容易である。また、別個に設け
たセンサ部に試料液を導入する必要がないので、試料液
の消費量をより一層減少させることができる。なお、セ
ンサの種類に特に限定はなく、測定対象に応じて、導電
率検出器、光検出器、pH検出器、酸化還元電位検出器
等を適宜採用することができる。また、充填物として
は、酸化光源からの光を実質的に透過する材質からなる
ビーズや粒状体等を採用することができる。
【0015】本発明において、前記反応管に、試料液の
光酸化を促進するための光触媒が内在することが好まし
い。この場合、試料液の光酸化をより効率的に行うこと
ができる。光触媒は、それ自体の粉末又は粒状物を直接
反応管に充填しても良いが、反応管内の空隙量を減少さ
せる何らかの挿入物或いは充填物にコーティングするこ
とが好ましい。これにより、触媒と試料液との接触面積
を増加させ、触媒に接触する試料液界面で生じる酸化反
応を、少ない触媒量で効率的に促進することができる。
この場合、試料液の性状を測定するセンサに光触媒をコ
ーティングすることが最も好ましい。これにより、セン
サを挿入すると共に光触媒を内在させた反応管を、非常
に簡略に構成することができる。
【0016】前記センサが光検出器である場合、前記セ
ンサが、受光器に光を導く導光プローブと、前記酸化光
源からの光を前記導光プローブに向けて反射する反射プ
ローブとからなることが好ましい。この場合、酸化光源
からの光を、検出のためにも利用できるので、光検出用
の光源を別個に用意する必要がなくなる。そのため、装
置全体の構造が簡略化され、製造も容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明するが、本発明は以下の実施形態に限定さ
れるものではない。図1は第1実施形態に係る光酸化器
の斜視図、図2は、図1のII-II線に沿った断面図、図
3は図1の一点鎖線で囲んだ部分IIIの拡大縦断面図で
ある。図1に示すように、本実施形態に係る光酸化器
は、線状の酸化光源10と、反射鏡20と、合成石英製
の反応管30と、反応管30に挿入されたセンサ40と
から概略構成されている。酸化光源10としては、主と
して、低圧水銀放電灯等の冷陰極管が用いられるが、熱
陰極管、重水素ランプ、キセノンランプ、蛍光式ブラッ
クライト、エキシマランプ等、他の紫外線照射が可能な
光源も使用できる。
【0018】図2に示すように、反射鏡20は、断面楕
円状の筒体の内部に反射面が設けられたもので、各々軸
方向に延在する2つの焦点を有している。そして、その
焦点の一方を中心軸として酸化光源10が配置されると
共に、他方の焦点を軸として反応管30が配置されてい
る。そのため、酸化光源10から発せられた光は、反応
管30に収束し、様々な方向から入射するようになって
いる。たとえば、反射鏡20の反射面が、長軸80m
m、短軸40mmの楕円状断面を有する場合、2つの焦
点は、長軸上の中点から各々26.7mm離れた位置に
存在する。この場合、各々の焦点に配置される酸化光源
10の中心軸と反応管30の中心軸との距離は53.4
mmとなる。
【0019】センサ40は、その種類によって材質や形
状等が異なるが、第1実施形態として、導電率センサの
場合について説明する。図3に示すように、センサ40
は、反応管の一端から挿入された第1センサ41と、反
応管の他端から挿入された第2センサ42とからなる。
第1センサ41と第2センサ42とは、反応管の軸方向
略中央において、各々の端面41a、42a間に若干の
間隙を介して対峙している。
【0020】第1センサ41と第2センサ42は導電性
素材からなり、各々の周側面41b、42bには、光触
媒層50、50がコーティングされている。なお、通常
の光触媒は導電性に劣るため、第1センサ41と第2セ
ンサ42の端面41a、42aには、光触媒がコーティ
ングされていない。第1センサ41及び第2センサ42
の導電性素材としては、耐食性の高い素材が好ましく、
たとえばチタン、ニッケル、白金、金、ステンレス、グ
ラッシーカーボン等が使用できる。また、光触媒層50
としては、たとえば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化燐等
が使用できる。光触媒層50は、センサ40の素材表面
の酸化や、塗布、焼付、蒸着、化学修飾等の手段により
形成することができる。特に、第1センサ41と第2セ
ンサ42をチタン製に、光触媒層50を酸化チタン製に
することが好ましい。この場合、チタン棒の周側面を酸
化し、その後、端面41a、42aの位置で切断するだ
けで、周側面41b、42bが酸化チタンでコーティン
グされ、かつ、端面41a、42aにはチタンが露出し
ている構成を、簡便に得ることができる。
【0021】端面41a、42aの面積は、たとえば、
2〜3φとすることができる。また、端面41aと42
aとの間隙の大きさは、たとえば2〜3mmとすること
ができる。これらの具体的な数値は、導電率センサのセ
ルコンスタントを決めるものとなるので、試料液60中
の目的成分の濃度等を考慮して、適宜調整される。な
お、端面41a、42aは、互いに平行であることが好
ましいが、必ずしも軸方向に直角でなくともよい。たと
えば、両端面を、互いに平行な関係を保ちつつ、軸方向
に対して傾きを持った面とすれば、センサ40(第1セ
ンサ41及び第2センサ42)の外径を大きくせずに端
面41a、42aの面積を大きし、セルコンスタントを
小さくすることができる。また、両端面を、平面ではな
く曲面で形成することも可能である。反応管30の内径
は、センサ40の周囲に試料液60が流通可能となるよ
う、センサ40の外径を考慮して、たとえば4〜5φと
することができる。
【0022】本実施形態の光酸化器で試料液を酸化する
際は、反応管30の一端から他端に向けて試料液を流
し、反応管30内に試料液を満たす。なお、光酸化器全
体を、図1に示すように斜めに傾けた状体で保持し、試
料液を下方から上方に流すことが好ましい。これにより
反応管30内に気泡等が残留することを防止できる。試
料液を充分に流通させて、反応管30内の液体がすべて
測定すべき試料液で置換された後に試料液の流れを停止
し、酸化光源10からの光照射を開始する。この場合、
センサ40の周側面41b、42bの全体にわたって光
が到達するので、光触媒層50と試料液との界面全体に
おいて、到達した光による酸化反応が進行する。
【0023】たとえば、光触媒層50として酸化チタン
を用い、185nm付近の紫外光を照射すると、試料液
中の有機炭素を酸化して、有機酸や二酸化炭素に変化さ
せることができる。そして、これにより得られる試料液
の導電率変化を、第1センサ41と第2センサ42から
なるセンサ40によって検出することができる。そし
て、得られた導電率変化に基づいて試料液中の有機炭素
全有機炭素(TOC)値を求めることができる。なお、
試料液の酸化反応を完全に終了させるためには長時間を
要するため、光照射の開始後一定の時間後における導電
率変化を求め、これを同一条件で酸化した標準液と比較
することによって、TOCを求めるようにする。また、
第1センサ41と第2センサ42との間隙の試料液は、
光触媒層50に接しておらず、酸化が進行しにくい。そ
のため、光酸化器全体に振動を与える等の手段により、
光触媒層50に接している試料液との拡散混合を図るこ
とが好ましい。
【0024】本実施形態によれば、2つの焦点を有する
反射鏡20により、一方の焦点に配置された酸化光源1
0からの光を、他方の焦点に配置された反応管30に集
めることができる。しかも、反射鏡20は酸化光源10
と反応管30の周囲全体を囲むことになるので、酸化光
源10から発せられた光は、ほぼ全量が反射鏡20で反
射して、反応管30のすべての方向から反応管内の試料
液に到達することができる。したがって、試料液の酸化
反応を効率的に進めることができると共に、酸化光源1
0の光が外部に漏洩して、周辺の機器や、装置の使用者
に悪影響を及ぼす危険性を回避することができる。ま
た、楕円状の筒体一つで反射鏡20を構成できるので、
構成が簡略化され、製造も容易である。
【0025】また、光酸化器にセンサ40を内蔵させた
ので、装置全体を小型化することができる。また、装置
全体の構成が簡略化され、製造も容易である。また、別
個に設けたセンサ部に試料液を導入する必要がないの
で、試料液の消費量を減少させることができる。また、
光触媒層50をセンサ40にコーティングすることによ
り、触媒と試料液との接触面積を増加させ、触媒に接触
する試料液界面で生じる酸化反応を、少ない触媒量で効
率的に促進することができる。したがって、本実施形態
の光酸化器によれば、TOC等を少量の試料液で効率的
に測定することができる。
【0026】次に、第2実施形態として、センサ40が
光検出器の場合について、図4を用いて説明する。第2
実施形態は、センサ40が第1実施形態と相違するが、
図1、図2で示した、酸化光源10、反射鏡20、反応
管30、及びセンサ40の配置関係は、第1実施形態と
同様である。図4も、図3と同様に図1の一点鎖線で囲
んだ部分IIIの拡大縦断面図である。図4に示すよう
に、第2実施形態のセンサ40は、反応管の一端から挿
入された導光プローブ43と、反応管の他端から挿入さ
れた反射プローブ44とからなる。導光プローブ43と
反射プローブ44とは、反応管の軸方向略中央におい
て、各々の端面41a、42a間に若干の間隙を介して
対峙している。
【0027】導光プローブ43は、ガラス素材、透明プ
ラスチック等の導光素材からなり、その周側面43bに
は、光触媒層50が、略全面にコーティングされてい
る。なお、通常の光触媒は導光性に劣るため、光の入射
端となる導光プローブ43の端面43aには、光触媒が
コーティングされていない。なお、端面41aは軸方向
に対して直角に形成されている。一方、周側面43bの
略全面にコーティングされた光触媒により、端面43a
以外からの光の入射を排除できるようになっている。導
光プローブ43に端面43aから入射した光は、フィル
ター70を経て、受光器71に導かれるようになってい
る。なお、フィルター70は、目的成分の分析に必要な
光のみを受光器71に到達させるために設けられてい
る。
【0028】反射プローブ44の端面44aには、光を
反射する反射膜55がコーティングされている。端面4
4aは軸方向に対して45度の傾きを持って形成され、
酸化光源10の側に向くように配置されている。そのた
め、酸化光源10から入射する光を、入射プローブ43
の端面43aに向けて反射できるようになっている。ま
た、周側面44bには、導光プローブ43と同様に光触
媒層50がコーティングされている。
【0029】反射プローブ44の材質に特に限定はない
が、製造上の便宜から、導光プローブ43と同一素材で
構成することが望ましい。この場合、石英ガラス棒等の
周側面に、光触媒層50を塗布、焼付、蒸着、化学修飾
等の手段により形成し、その後、端面43a、44aの
位置で切断することによって、周側面43b、44bが
光触媒でコーティングされ、かつ、端面43aには石英
ガラスが露出している構成を得ることができる。そし
て、その後、端面44aに反射膜55を形成することが
できる。反射膜55の素材としては耐食性の高い素材が
好ましく、たとえば白金、金等が使用できる。反射膜5
5は、蒸着、メッキ等の手段によって形成することがで
きるが、端面44aを研磨してから形成することが望ま
しい。
【0030】端面43aの面積は、たとえば、2〜3φ
とすることができる。また、端面44aの面積のsin45
゜(2-1/2)倍は、端面43aの面積と略同一とするこ
とが好ましい。これにより、導光プローブ43と反射プ
ローブ44の外径を略同一にすることができる。中心軸
上における端面43aと44aとの間隙の大きさは、た
とえば2〜3mmとすることができる。これらの具体的
な数値は、比色セルのセルコンスタントを決めるものと
なるので、試料液60中の目的成分の濃度等を考慮し
て、適宜調整される。反応管30の内径は、センサ40
(導光プローブ43及び反射プローブ44)の周囲に試
料液60が流通可能となるよう、センサ40の外径を考
慮して、たとえば4〜5φとすることができる。また、
反応管30の全長は光路長を考慮して決められるが、た
とえば50mm前後とすることができる。
【0031】本実施形態の光酸化器で試料液を酸化する
際は、第1実施形態と同様に、反応管30に試料液を流
し、反応管30内の液体がすべて測定すべき試料液で置
換された後に試料液の流れを停止し、酸化光源10から
の光照射を開始する。この場合も、センサ40の周側面
43b、44bの全体にわたって光が到達するので、光
触媒層50と試料液との界面全体において、到達した光
による酸化反応が進行する。
【0032】本実施形態によれば、第1実施形態で説明
したのと同様の効果に加えて、特有のセンサを用いたこ
とにより、以下の効果が得られる。すなわち、本実施形
態の光酸化器によれば、酸化光源からの光を、検出のた
めにも利用できるので、光検出用の光源を別個に用意す
る必要がなくなる。そのため、装置全体の構造が簡略化
され、製造も容易になる。したがって、本実施形態の光
酸化器によれば、全リン濃度等を少量の試料液で効率的
に測定することができる。
【0033】次に、第3実施形態として、ハウジングに
収容された光酸化器について、図5を用いて説明する。
なお、図5(a)は図5(b)のA−A線における横断
面図、図5(b)は縦断面図である。第3実施形態の光
酸化器は、第1実施形態と同様に、主として酸化光源1
0、反射鏡20、反応管30、及びセンサ40により構
成されている。
【0034】図5に示すように、本実施形態に係る光酸
化器では、断面矩形型のハウジング本体70と蓋体80
からなる遮光性のハウジング内に、内面が反射面とされ
た断面楕円型の反射鏡20がハウジング本体70内面に
接するように収容されている。反射鏡20の外周側に
は、脱酸素材65…が充填されている。
【0035】また、線状の酸化光源10は185nm付
近の紫外光を照射する冷陰極管である。酸化光源10は
その中心軸が反射鏡20の焦点の1つと一致するよう
に、反射鏡20内周側に配置されている。そして、酸化
光源10の下側基部11はハウジング本体70の底板に
設けられた下孔71にシールリング91を介して気密に
挿入され、上側基部12は蓋体80に設けられた上孔8
1にシールリング92を介して気密に挿入されている。
そして、下側基部11及び上側基部12にはリード線1
0r、10rが設けられ、電源に接続されている。
【0036】また、合成石英製の反応管30は、その中
心軸が反射鏡20の焦点の他の1つと一致するように、
反射鏡20内周側に配置されている。ハウジング本体7
0には、その底板の周面において開口するにL字状の試
料液流入孔72が設けられており、反応管30の下端部
が、シールリング93を介してこの試料液流入孔72と
液密に連通されている。一方、蓋体80には、その周面
において開口するL字状の試料液流出孔82が設けられ
ており、反応管30の上端部が、シールリング94を介
してこのL字状の試料液流出孔82と液密に連通されて
いる。
【0037】また、ハウジング本体70の底板には底面
から試料液流入孔72に通じる挿入口73が形成されて
いる。そして、第1センサ41がシールリング95を介
して挿入口73に液密に挿入され、その先端は反応管3
0の略中央付近に達するようになっている。一方、蓋体
80には上面から試料液流出孔82に通じる挿入口83
が形成されている。そして、第2センサ42がシールリ
ング96を介して挿入口83に液密に挿入され、その先
端は反応管30の略中央付近に達するが、第1センサ4
1との間に若干の間隙を残すようになっている。
【0038】第1センサ41及び第2センサ42は先端
の閉じたチタン製の管で形成されており、導電率センサ
を構成している。また、第1センサ41、第2センサ4
2各々の周側面は酸化されて、酸化チタンからなる光触
媒層(図示せず)となっている。なお、第1実施形態と
同様に、第1センサ41と第2センサ42の先端面は酸
化されておらず、導電性のチタンが露出している。ま
た、第1センサ41の内側には、測温体45が挿入され
ている。第1センサ41の基部にはリード線41rが、
第2センサ42の基部にはリード線42rがとりつけら
れ、導電率の検出信号が導出されるようになっている。
また、測温体45の基部にはリード線45rが設けら
れ、温度の検出信号が導出されるようになっている。
【0039】本実施形態の光酸化器で試料液を酸化する
際は、試料液流入孔72から反応管30を経て試料液流
出孔82に向けて試料液を流し、反応管30内に試料液
を充分に流通させて、反応管30内の液体がすべて測定
すべき試料液で置換された後に試料液の流れを停止し、
酸化光源10からの光照射を開始する。この場合、セン
サ40の周側面全体にわたって光が到達するので、光触
媒層50と試料液との界面全体において、到達した光に
よる酸化反応が進行する。これにより、試料液中の有機
炭素を酸化して、有機酸や二酸化炭素に変化させること
ができる。そして、これにより得られる試料液の導電率
変化を、第1センサ41と第2センサ42からなるセン
サ40によって検出することができる。このとき、測温
体45によって試料液の温度を検出できるので、得られ
た導電率を温度補償することができる。そして、得られ
た導電率変化に基づいて試料液中の有機炭素全有機炭素
(TOC)値を求めることができる。なお、試料液の酸
化反応を完全に終了させるためには長時間を要するた
め、光照射の開始後一定の時間後における導電率変化を
求め、これを同一条件で酸化した標準液と比較すること
によって、TOCを求めるようにする。また、第1セン
サ41と第2センサ42との間隙の試料液は、光触媒層
50に接しておらず、酸化が進行しにくい。そのため、
光酸化器全体に振動を与える等の手段により、光触媒層
50に接している試料液との拡散混合を図ることが好ま
しい。
【0040】本実施形態によれば、第1実施形態の作用
効果に加えて、光酸化器が遮光性のハウジング内に収容
されているので、酸化光源10の光が外部に漏洩して、
周辺の機器や、装置の使用者に悪影響を及ぼす危険性を
より確実に回避できる。さらに、ハウジング内に酸素が
存在すると、酸化光源10の光によってオゾンが生成
し、構成部材の腐食等を招いたり、ハウジング外に漏洩
して、使用者に異臭感を与えたりするおそれがある。し
かし、本実施形態によれば、ハウジング内に脱酸素材6
5…を充填したので、オゾンの発生を最小限に抑えるこ
とができる。したがって、本実施形態の光酸化器によれ
ば、TOCを少量の試料液で効率的かつ安全に測定する
ことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の光酸化器によれば、簡単な構造
で、効率的かつ安全に試料液中の目的成分を酸化するこ
とができる。さらに、分析対象となる試料液の消費量を
少なくすると共に、分析装置全体を小型化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る光酸化器の斜
視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る光酸化器の断
面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る光酸化器のセ
ンサ部分の拡大縦断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る光酸化器のセ
ンサ部分の拡大縦断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係る光酸化器の
(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【符号の説明】
10……酸化光源、20……反射鏡、30……反応管、
40……センサ、50……光触媒層、70……ハウジン
グ本体、80……蓋体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 31/00 G01N 31/00 D 4G075 33/18 33/18 B Fターム(参考) 2G042 AA01 BA03 CA02 CB03 DA03 FA08 HA02 HA07 HA10 2G060 AA05 AE16 AF08 AG11 FA03 KA06 4D037 AA01 AB02 AB03 BA16 BA18 CA11 4D050 AA05 AB06 AB31 BB20 BC04 BD02 CA07 4G069 AA03 BA04B BA48A BB04B BC35B BD07B CA10 CA11 CA15 DA06 EA06 4G075 AA15 AA65 BA04 CA33 CA39 DA01 EA02 EB33 EC07 EC25 FB02 FB03 FB06 FC04 FC09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状の酸化光源と、反射鏡と、前記酸
    化光源からの光を実質的に透過する材質からなり試料液
    が導入される反応管とを備え、 前記反射鏡は2つの線状の焦点を有し、前記焦点の一方
    に前記酸化光源が配置されると共に、前記焦点の他方に
    前記反応管が配置されることを特徴とする光酸化器。
  2. 【請求項2】 前記反射鏡が、断面楕円状の筒体の内
    部に反射面が設けられたものであることを特徴とする請
    求項1に記載の光酸化器。
  3. 【請求項3】 前記反応管の内部に、試料液の性状を
    測定するセンサが挿入されていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の光酸化器。
  4. 【請求項4】 前記反応管に、試料液の光酸化を促進
    するための光触媒が内在することを特徴とする請求項1
    から請求項3の何れかに記載の光酸化器。
  5. 【請求項5】 前記センサの周囲に、試料液の光酸化
    を促進するための光触媒がコーティングされたことを特
    徴とする請求項3に記載の光酸化器。
  6. 【請求項6】 前記センサが、受光器に光を導く導光
    プローブと、前記酸化光源からの光を前記導光プローブ
    に向けて反射する反射プローブとからなることを特徴と
    する請求項3に記載の光酸化器。
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