JP2003052913A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003052913A
JP2003052913A JP2001243681A JP2001243681A JP2003052913A JP 2003052913 A JP2003052913 A JP 2003052913A JP 2001243681 A JP2001243681 A JP 2001243681A JP 2001243681 A JP2001243681 A JP 2001243681A JP 2003052913 A JP2003052913 A JP 2003052913A
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Makoto Nakamura
誠 中村
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構板には遊技領域に打込まれた遊技球を集
合させる打込み球集合樋と、上球皿から溢れる景品球を
下球皿にオーバーフローさせるためのオーバーフロー樋
が設けられているが、従来は打ち込み球集合樋とオーバ
ーフロー樋が立体的に交差するようになっていて機裏側
への出っ張りが大きい問題点があった。 【解決手段】 遊技板10の下辺に当接し且つ表面が遊
技板10と面一になるように前枠2側に取付けられ表側
に発射レールを設けてなる球発射基盤19と、遊技板1
0の遊技領域に打込まれた遊技球を集合させる打込み球
集合樋22とを有する弾球遊技機において、前記打込み
球集合樋22を球発射基盤19の裏側に形成すると共に
打込み球集合樋22の球流路22sの奥端(遊技板10
の表面に近い側)の位置を遊技板10の後面より前寄り
に設定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、雀球
遊技機など、遊技球を発射して遊技を行う弾球遊技機に
関する。 【0002】 【従来の技術】例えばパチンコ機は、外枠の前面に前枠
がありその前枠に遊技板が嵌め込まれている。そして前
枠には、遊技板の下辺を支えるように球発射基盤が形成
されている。この球発射基盤は、通常、遊技板とほぼ同
じ厚さに形成されていて表面が遊技板と面一になってお
り、その表面に遊技球を打ち出すための発射レールが取
り付けられている。 【0003】一方、前枠の裏側には遊技板と球発射基盤
の裏面をカバーするように機構板が取り付けられてい
る。周知のように機構板には、遊技球を貯める球タンク
と、遊技球を景品球や貸球として放出する球放出装置
と、球放出装置から放出された遊技球を上球皿に導く球
放出樋と、遊技板の遊技領域に打ち込まれた遊技球を集
合させる打込み球集合樋と、上球皿から溢れる景品球を
下球皿にオーバーフローさせるためのオーバーフロー樋
など多数の部品が集約設置されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記機構板は、打ち込
み球集合樋とオーバーフロー樋が立体的に交差するよう
になっていて、パチンコ機の裏側への出っ張りが大きい
問題点があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】遊技板の下辺に当接し且
つ表面が遊技板と面一になるように前枠側に取り付けら
れ表側に少なくとも発射レールを設けてなる球発射基盤
と、遊技板の遊技領域に打ち込まれた遊技球を集合させ
る打込み球集合樋と、を有する弾球遊技機において、前
記打込み球集合樋を球発射基盤の裏側に形成すると共に
打込み球集合樋の球流路の奥端(遊技板の表面に近い
側)の位置を遊技板の後面より前寄りに設定してなる弾
球遊技機を提供する。 【0006】この弾球遊技機は、球発射基盤の裏側に打
込み球集合樋を形成して球流路の奥端の位置を遊技板の
後面より前寄りに設定したため、打込み球集合樋の裏側
への出っ張りを少なくすることができる。また、打込み
球集合樋を球発射基盤に設けたため、打込み球集合樋に
貯まるセーフ球の重量を球発射基盤を介して前枠が分担
することになり、その分機構板に掛かる負担が軽くな
る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を弾球
遊技機たるパチンコ機を例に図面を参照しつつ説明す
る。なお、図1はパチンコ機の下半部を示す中央縦断面
図、図2はパチンコ機の正面図、図3はパチンコ機の裏
面図、図4はパチンコ機の側面図、図5はガラス扉枠を
開いて示すパチンコ機下半部の正面図、図6はセット基
盤を外して示すパチンコ機下半部の背面図、図7は図5
のX−X線断面図、図8はガラス扉枠を開いた状態を示
す図5のX−X線断面図、図9は図5のY−Y線断面図
である。 【0008】パチンコ機は、縦長長方形の枠形態である
外枠1に、片開きドア状に開閉自在なように前枠2を蝶
着してなる。前枠2は合成樹脂製であって、その前面に
片開きドア状に開閉自在なようにガラス扉枠3が軸着さ
れており、また、そのガラス扉枠3より下の位置に灰皿
付きの下球皿4と操作ハンドル5が設けられている。前
記ガラス扉枠3の前面下部には上球皿6と球貸用入出力
装置7が形成されている。この球貸用入出力装置7は、
プリペイドカード式の台間球貸機(図示せず)に購入金
額等を入力する入力ボタン8,8と、その台間球貸機か
ら出力された残額等の情報を表示するデジタル式の表示
部9とからなる。 【0009】一方、前枠2には遊技板10が着脱自在に
装着され、また、前枠2の裏面には片開きドア状に開閉
自在なように機構板11が取り付けられている。この機
構板11には、上から順に遊技球を貯める球タンク12
と、球タンク12の遊技球を流下させる導出樋13と、
遊技球の球圧を分散させるカーブ樋14と、景品球と貸
球を放出する独立した二つの球放出装置15と、球放出
装置15から放出された遊技球を導く球放出樋16と、
球タンク12の遊技球をカーブ樋14から抜き取る球抜
き樋17が設けられている。 【0010】なお、従来の機構板は、球放出樋が上球皿
に直接繋がっていて貯まった遊技球の重量をもろに受け
る構造になっていたが、本発明の機構板11は球放出樋
16の下端を開放された底無し状態とし、上球皿6に対
して後述する連絡樋18を介して間接的に連通させるよ
うにしてある。これによって球放出樋16に遊技球の重
量が加わらなくなるから機構板11に掛かる負担が軽く
なる。 【0011】また、前枠2には遊技球を遊技板10の遊
技領域に打ち出すための球発射基盤19が設けられてい
る。この球発射基盤19は前枠2の固定部品であって、
遊技板10の下辺に当接してそれを下支えし且つ表面が
遊技板10と面一になるように前枠2に取り付けられて
おり、遊技球を打ち出す発射レール20とオーバーフロ
ー樋21が表側に設けられ、また、遊技領域に打ち出し
た遊技球を集合させて排出する打込み球集合樋22が裏
側に設けられている。 【0012】前記球発射基盤19の裏側には、図3にお
いて右端をヒンジ中心として回動し且つ他端を着脱自在
な公知のボタン型パネルファスナー23(商品名「ナイ
ラッチ:登録商標」)で固定したカバー形態のセット基
盤24が被さっている。なお、セット基盤24には、表
裏両面に複数の制御基盤25,25…が設置される。 【0013】このセット基盤24と球発射基盤19の図
3において右上コーナー部分には、機構板11の球放出
樋16の下端開口に連通する連絡樋18が形成されてい
る。この連絡樋18は、前記球放出樋16の直下に対応
する部分が仕切板26によりメイン通路18aとサブ通
路18bの二つに分けられており、メイン通路18aが
上球皿6に連通し、サブ通路18bがオーバーフロー樋
21に連通する。 【0014】オーバーフロー樋21は上球皿6に入りき
らない景品球を下球皿4に導くためのもので、前記のよ
うに球発射基盤19の表側、つまり球発射基盤19とガ
ラス扉枠3の間のスペースに形成され、上が前記連絡樋
18のサブ通路18bに、また、下が下球皿4の放出口
27に繋がっている。 【0015】前記打込み球集合樋22は遊技領域に打ち
込まれた遊技球(セーフ球とアウト球)を集合させて排
出するためのものであって、球発射基盤19の裏側に形
成され且つ前記セット基盤24によって覆われている。
球発射基盤19は厚さ3mm前後の樹脂基盤に適宜補強
リブを設けて剛性を高めたパネル構造であって板厚約1
9mm程度の遊技板10より薄いから、球発射基盤19
の裏側に形成した打込み球集合樋22は、球流路22s
の奥端(遊技板10の表面に近い側)の位置が遊技板1
0の後面より前寄りになる。 【0016】なお、遊技領域に打ち込まれた遊技球のう
ち、入賞したいわゆるセーフ球は、入賞口ごとに設けた
球検出器(図示せず)を作動させて入賞信号を発した
後、図1に示したように遊技板10の裏面に固定した案
内壁10aに沿って落下する。そして打込み球集合樋2
2の上の開口部は、そのようなセーフ球を誘導すべく遊
技板10の後面より後ろに突出した位置にある。 【0017】その他、図中符号28はセット基盤24と
球発射基盤19の上部であって前記連絡樋18の横に設
けた球抜き樋17用の連絡樋であり、球抜きされた遊技
球が連絡樋28を介して打込み球集合樋22に合流す
る。 【0018】また、連絡樋18のメイン通路18aには
出口18cの直前にオーバーフロー樋21に通じるバイ
パス孔29が形成されており、そのバイパス孔29とメ
イン通路18aの出口18cを択一的に開閉する弁部材
30がメイン通路18aの出口18cの下側に軸着され
ている。この弁部材30はバネなどの付勢手段(図示せ
ず)によってメイン通路18aの出口18cを閉じる起
立方向に跳ね上がるようになっており、上球皿6の後側
に突出する受皿部材6aに押し倒され、その受皿部材6
aと共にバイパス孔29を閉じる。 【0019】次に本発明の弾球遊技機の動作について遊
技球の流れを中心に説明する。先ず、台間球貸機にプリ
ペイドカードを入れ、使用金額を入力ボタン8で入力す
ると、その金額分の遊技球が一方の球放出装置15から
放出される。そして放出された遊技球は球放出樋16、
連絡樋18のメイン通路18a、受皿部材6aを通って
上球皿6に貯まる。この状態で操作ハンドル5を操作す
ると打球発射装置31が作動して発射レール20から遊
技球を一個ずつ遊技領域に向けて打ち出す。 【0020】遊技領域には入賞装置32が設けられてい
てそこに入った遊技球は前記のように球検出器によって
セーフ球として認識され遊技板10の裏側を案内壁10
aに沿って落下する。このセーフ球の発生により一方の
球放出装置15が作動して遊技球が景品球として放出さ
れ、その景品球は球放出樋16、連絡樋18のメイン通
路18a、受皿部材6aを通って上球皿6に貯まる。な
お、球放出装置15から放出された景品球がメイン通路
18aに確実に流入するのは、図3に示したように球放
出樋16の流路がメイン通路18aに向けて傾斜してい
るためである。また、ここまでの説明で明らかなように
実施形態の弾球遊技機は、個々の入賞口でセーフ球を検
知して球放出装置15を作動させるようにしたため、従
来の弾球遊技機(主として機構板)に設けられていたセ
ーフ球処理装置が不要である。 【0021】次に景品球の放出が続いて上球皿6が景品
球で満杯になると連絡樋18のメイン通路18aも景品
球で満たされる。その状態でさらに景品球が放出される
と、メイン通路18aに入れない景品球が空いているサ
ブ通路18bに入り、そこからオーバーフロー樋21を
通って下球皿4に貯まる。 【0022】ところでガラス扉枠3は、遊技中に開閉す
る可能性があるが、実施形態のようにガラス扉枠3と上
球皿6が一体になっていると、ガラス扉枠3を開くこと
によって上球皿6と連絡樋18が引き離され、連絡樋1
8に残っている景品球が外部に零れ落ちる問題点があ
る。この問題に対し本発明は次のようなメカニズムで景
品球の零れ落ちを防止している。 【0023】すなわち図8のようにガラス扉枠3が開い
て上球皿6が移動するとそれと一体の受皿部材6aも移
動し、それに連れて弁部材30が跳ね上がるからメイン
通路18aの出口18cが閉じてバイパス孔29が開
く。そうするとメイン通路18aに残された残留分の景
品球は跳ね上がった弁部材30に衝突してバイパス孔2
9に落下し、そのままオーバーフロー樋21に流れ込
む。従って外部に零れない。また、ガラス扉枠3を閉じ
る場合も、メイン通路18aに景品球がなくて弁部材3
0の回動も妨げられないため、受皿部材6aが弁部材3
0を倒して図7の状態に戻る。 【0024】なお、以上の動作をさらに確実にするに
は、オーバーフロー樋21にメイン通路18aの残留分
の景品球が入る空きスペースが常に確保されているよう
にする必要がある。もしそのような空きスペースのない
状態が発生するとすれば、ガラス扉枠3を開いたときに
メイン通路18aの景品球がオーバーフロー樋21に流
れずそのまま残るから、たとえ弁部材30が起立して景
品球が外部に零れなかったとしても、ガラス扉枠3を閉
じるときに弁部材30が景品球に当たって動かなくな
り、結局ガラス扉枠3が閉じられない、という障害が発
生する。 【0025】そこで図5に示したようにオーバーフロー
樋21の途中に球量検知センサーとして近接スイッチ3
3を設け、メイン通路18aの景品球分の空きスペース
がオーバーフロー樋21に確保されるようにオーバーフ
ロー樋21に貯まる景品球のレベルを規制するとよい。
具体的には、近接スイッチ33の信号を受けて打球発射
装置31又は球放出装置15を停止させる等して下球皿
4の景品球を抜き出さざるを得ない状態にする。そうす
ることによりオーバーフロー樋21に常に必要十分な空
きスペースが確保されるから、いつガラス扉枠3を開い
てもメイン通路18aにある景品球がオーバーフロー樋
21に流れて零れず、また、ガラス扉枠3も確実に閉じ
ることができる。また、前記球量検知センサーは、オー
バーフロー樋21に必要十分な空きスペースを確保する
ためのものであるから、図5のポイントが上限であると
するなら、そのポイントと下球皿4の放出口27の間の
どこに設けてもよい。 【0026】なお、上記構成は、「上球皿6と下球皿4
をオーバーフロー樋21で連結すると共に上球皿6が満
杯になった状態でさらに供給されるパチンコ球をオーバ
ーフロー樋21から下球皿4に導くようになし、上球皿
6を引き離す動作に伴ってパチンコ球の流路をオーバー
フロー樋21側に自動的に切り替える切替手段(弁部材
30)を設け、その切替手段の作動領域の一部又は全部
がオーバーフロー樋21の中にあるようになっている弾
球遊技機であって、前記オーバーフロー樋21に貯留可
能なパチンコ球のレベルを、上球皿6がオーバーフロー
状態にあって前記切替手段が作動したとき上球皿6から
切り離されてオーバーフロー樋21に流れ込む残留分を
受け入れてなお切替手段の作動領域が確保されるように
制限するようにした弾球遊技機。」という発明の実施形
態に相当する。この発明はガラス扉枠3と上球皿6が一
体である場合の他、ガラス扉枠3の下に独立開閉自在な
前面板(図示せず)を形成し、その前面板に上球皿6を
設けた従来型の弾球遊技機にも適用可能である。また、
切替手段の付勢手段は、上記したバネのような弾性部材
の他、ソレノイドやモーターのような電気的駆動源を用
いてもよい。 【0027】しかして前記セーフ球は遊技板10の裏面
に沿って落下し、打込み球集合樋22に集められて弾球
遊技機の機裏側へと排出される。また、遊技領域に打ち
込まれて入賞しなかった遊技球はアウト球口34に入っ
てアウト球となり、遊技板10の底から抜け落ちて打込
み球集合樋22に集められ、セーフ球と同じく弾球遊技
機の機裏側に排出される。 【0028】以上本発明を実施の形態について説明した
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば実施形態では打込み球集合樋22にセー
フ球とアウト球を合流させるようにしたが、打込み球集
合樋22をセーフ球専用に設定し、アウト球を別のルー
トで排出させるようにしてもよい。 【0029】なお、上記実施形態にはさらに次のような
発明が含まれている。 (1)アウト球の排出経路を前枠2に形成し、そのアウ
ト球を機構板11を介することなく機外に排出するよう
にした弾球遊技機。この発明は、アウト球の排出経路が
設けられていて構造が複雑であった従来の機構板に対
し、構造が簡略化できる効果がある。 (2)セーフ球の排出経路を前枠2に形成し、そのセー
フ球を機構板11を介することなく機外に排出するよう
にした弾球遊技機。この発明は、セーフ球の排出経路が
設けられていて構造が複雑であった従来の機構板に対
し、構造が簡略化できる効果がある。 (3)アウト球とセーフ球を集合させる排出経路を前枠
2に形成し、そのアウト球とセーフ球を機構板11を介
することなく機外に排出するようにした弾球遊技機。こ
の発明は、アウト球とセーフ球の排出経路がそれぞれ設
けられていて構造が複雑であった従来の機構板に対し、
構造が簡略化できる効果がある。 (4)景品球及び/又は遊技球を上球皿6と下球皿4に
導くための流路を前枠2に形成した弾球遊技機。この発
明は、景品球及び/又は遊技球を上球皿6と下球皿4に
導くための流路が設けられていて構造が複雑であった従
来の機構板に対し、構造が簡略化でき、しかも機構板に
景品球及び/又は遊技球の球圧が殆ど加わらない効果が
ある。 (5)遊技板10の裏面にセーフ球を下方に案内する案
内壁10aを固定し、この案内壁10aを前枠2に形成
した打込み球集合樋22に連通させ、セーフ球を案内壁
10aから打込み球集合樋22に導くことによって機構
板11を介することなく機外に排出させるようにした弾
球遊技機。この発明は、打込み球集合樋が設けられてい
て構造が複雑であった従来の機構板に対し、構造が簡略
化できる効果がある。 (6)打込み球集合樋22とオーバーフロー樋21など
従来型機構板の下半部に設けられていた球流路を前枠2
に形成することにより機構板11の下半部を嵩上げし、
それによって空いた前枠2の裏側スペースに制御基盤2
5,25…装着用のセット基盤24を独立設置してなる
弾球遊技機。この弾球遊技機は、従来型機構板に取り付
けられていた複数の制御基盤25,25…を、機構板1
1とは別体であるセット基盤24に集約させることがで
きるため、機構板11から制御基盤25,25…の電気
コード類をなくすることができる。その結果、機構板1
1を開閉するに際して制御基盤25,25…の電気コー
ド類を着脱する必要がなくなるから、機構板11を開放
して行う遊技板10の点検作業が効率よく行える。ま
た、機構板11を開放するだけで遊技板10の着脱が行
えるため、遊技板10の交換作業も効率よく行える。な
お、セット基盤24の上端の位置が遊技板10の下端の
位置より若干高くても、セット基盤24と遊技板10の
間に適度な空間があれば、例えば建具の戸板を着脱する
ごとく、遊技板10を傾けつつ下端を先に差し入れてか
ら上端を嵌める、という要領で着脱することは可能であ
るが、好ましくは、セット基盤24の上端の位置を遊技
板10の下端の位置より低くなるように設定しておくの
がよい。そうすることにより遊技板10を真っ直ぐに立
てた状態で着脱することができるからなお一層作業性が
向上する。また、セット基盤24を球流路や機構板11
から独立設置した結果、制御基盤25,25…と球流路
の間に適度な空間(好ましくは2.5cm〜3.0cm)
を設けることが可能になり、そうするだけで遊技球同士
の衝突等で発生するノイズの影響から制御基盤25,2
5…を保護することができる。ちなみに従来は、制御基
盤25,25…が機構板11に直付けされていて球流路
と板厚約2mmの壁を隔てて隣り合わせになっていたか
ら、遊技球同士の衝突等により発生するノイズの影響を
受けて制御基盤25,25…が誤作動を起こす不具合が
あった。 【0030】 【発明の効果】本発明の弾球遊技機は、球発射基盤の裏
側に打込み球集合樋を形成して球流路の奥端の位置を遊
技板の後面より前寄りに設定したため、打込み球集合樋
の裏側への出っ張りを少なくすることができる。従って
打込み球集合樋の後側のスペースを有効に活用すること
ができる。また、打込み球集合樋を球発射基盤に設けた
ため、打込み球集合樋に貯まるセーフ球の重量を球発射
基盤を介して前枠が分担することになり、その分機構板
に掛かる負担を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 パチンコ機の下半部を示す中央縦断面図であ
る。 【図2】 パチンコ機の正面図である。 【図3】 パチンコ機の裏面図である。 【図4】 パチンコ機の側面図である。 【図5】 ガラス扉枠を開いて示すパチンコ機下半部の
正面図である。 【図6】 セット基盤を外して示すパチンコ機下半部の
背面図である。 【図7】 図5のX−X線断面図である。 【図8】 ガラス扉枠を開いた状態を示す図5のX−X
線断面図である。 【図9】 図5のY−Y線断面図である。 【符号の説明】 2 …前枠 4 …下球皿 6 …上球皿 10…遊技板 19…球発射基盤 20…発射レール 21…オーバーフロー樋 22…打込み球集合樋 22s…球流路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技板の下辺に当接し且つ表面が遊技板
    と面一になるように前枠側に取り付けられ表側に少なく
    とも発射レールを設けてなる球発射基盤と、 遊技板の遊技領域に打ち込まれた遊技球を集合させる打
    込み球集合樋と、を有する弾球遊技機において、 前記打込み球集合樋を球発射基盤の裏側に形成すると共
    に打込み球集合樋の球流路の奥端(遊技板の表面に近い
    側)の位置を遊技板の後面より前寄りに設定してなるこ
    とを特徴とする弾球遊技機。
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