JPH1033789A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH1033789A
JPH1033789A JP20928396A JP20928396A JPH1033789A JP H1033789 A JPH1033789 A JP H1033789A JP 20928396 A JP20928396 A JP 20928396A JP 20928396 A JP20928396 A JP 20928396A JP H1033789 A JPH1033789 A JP H1033789A
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Hiroshi Enomoto
宏 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余剰球受皿から遊技盤面に針金等を差し込ん
で行う不正行為を防止するようにしたパチンコ機を提供
する。 【解決手段】 前面板6の裏側に打球発射レール11の
終端と打球誘導レール10の始端との間にファール球B
1を落下させるファール球出口13を設け、また前記両
レール10,11の下方にファール球出口13と前面板
6を開放したときの景品球導出口16と連通する排出通
路22を形成し、該排出通路22は流下端側の開口28
を介して余剰球受皿8と連通するようにしたパチンコ機
Pにおいて、前記排出通路22の途中に球通過口23を
設け、該球通過口23には常に該球通過口23を塞ぎか
つその下流側のみに回動可能な弁板25を軸支した構成
よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打球供給皿が装着
される前面板の裏側に、ファール球や前面板を開放した
とき景品球導出口からこぼれる景品球をパチンコ機の前
面下部の余剰球受皿に導く排出通路を設けたパチンコ機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機は、例えば前
面枠の前面に遊技盤の前面を覆うガラス扉枠と前面板と
を開閉可能に装着し、前面板の前面に打球供給皿を設け
る共に前面枠の下部前面には余剰球受皿を設け、前記前
面板の裏側に打球発射レールの終端と打球誘導レールの
始端との間にファール球を落下させるファール球出口を
設け、また前記両レールの下方にファール球出口と前面
板を開放したとき遊技盤側の景品球導出口とに連通する
上面が開放した排出通路を形成し、該排出通路は下流端
側の開口を介して余剰球受皿と連通しており、ファール
球や景品球が打球供給皿から景品球導出口の内側まで貯
留された状態で修理等のため前面板を開いたとき景品球
導出口からこぼれる景品球を排出通路に落下させ余剰球
受皿に導くようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記排
出通路は上面が開放され、しかも下流端側の開口の上方
位置には該開口を覆うような覆壁などが設けられていな
いことから、遊技者が余剰球受皿から前面枠の裏側に針
金等を差し込み、開口,排出通路を介して遊技盤面に装
着される入賞装置を勝手に操作して、故意に打球を受け
入れ易い状態に変換させる不正行為がしばしば行なわれ
ていたという課題が有った。そこで、本発明は上記課題
を解決すべくなされたもので、前記余剰球受皿から針金
などを差し込んで行なわれる不正行為を防止し得るよう
にしたパチンコ機を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明のパチンコ機は、前面枠の前面に遊技盤の前面
を覆うガラス扉枠と前面板とを開閉可能に装着し、前面
板の前面に打球供給皿を設ける共に前面枠の下部前面に
は余剰球受皿を設け、前記前面板の裏側に打球発射レー
ルの終端と打球誘導レールの始端との間にファール球を
落下させるファール球出口を設け、また前記両レールの
下方にファール球出口と前面板を開放したとき遊技盤側
の景品球導出口とに連通する上面が開放した排出通路を
形成し、該排出通路は下流端側の開口を介して余剰球受
皿と連通し、ファール球や景品球が打球供給皿から景品
球導出口の内側まで貯留された状態で修理等のため前面
板を開いたとき景品球導出口からこぼれる景品球を排出
通路に落下させ余剰球受皿に導くようにしたパチンコ機
において、前記排出通路の途中に球通過口を設け、該通
過口には常に該球通過口を塞ぎかつ球通過口の下流側の
みに回動可能な弁板を軸支した構成とした。
【0005】そこで、遊技中に発生するファール球や前
面板を開放したとき景品球導出口からこぼれ落ちる景品
球は、排出通路を流下し球通過口の弁板を押し広げて通
過し、下流端側の開口を介して余剰球受皿に導かれる。
一方、遊技者が余剰球受皿から開口,排出通路を介して
遊技盤面に針金などを差し込もうとしても、球通過口が
弁板により塞がれしかも該弁板は上流側には回動し得な
い構成であることから、針金などの先端が弁板に衝止し
てそれ以上の侵入が阻止される。これにより、不正行為
が防止される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明に係るパチンコ機の実
施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明が適
用されるパチンコ機の正面図、図2はガラス扉枠及び前
面板を開放した状態のパチンコ機の下部部分の斜視図で
ある。図において、1はパチンコ機Pの前面に装着され
る額縁状の前面枠、2は前面枠1の裏側で、該前面枠1
の裏面に固着される遊技盤取付枠3に着脱自在に装着さ
れる遊技盤である。前面枠1の窓開口4には、遊技盤2
前面と該遊技盤2の下端を支持する遊技盤取付枠3の支
持板部3a前面とを覆うガラス扉枠5及び前面板6がそ
れぞれ開閉自在に装着される。そして、前面板6の前面
に打球供給皿7が装着され、前面枠1の下部前面には余
剰球受皿8と操作ハンドル9とがそれぞれ装着されてい
る。
【0007】前記遊技盤2の前面にその遊技部を囲う打
球誘導レール10が敷設され、支持板部3aの前面には
打球発射レール11が敷設される。12は打球発射レー
ル11の打球を1個ずつ遊技部へ打ち出す打球杆であ
る。また、打球発射レール11の終端と打球誘導レール
10の始端との間にファール球を落下させるファール球
出口13が設けられる。
【0008】前面板6には、その裏面一側に打球供給皿
7と連通する景品球出口14が設けられ、遊技盤2裏側
の景品球払出装置(図示せず。)から払出された景品球
を導く景品球払出通路15(図6参照)下端の景品球導
出口16と連通するようになっている。また、前面板6
の裏面他側に打球供給皿7に貯留される景品球を1個ず
つ打球発射レール11の発射位置17へ供給する打球供
給装置18が装着される。19は打球供給皿7に貯留さ
れる景品球を球抜時に導く導出樋20下端の導出樋出口
である。
【0009】21は打球誘導レール10及び打球発射レ
ール11下方の支持板部3a前面に取り付けられる通路
部材であり、図4に示されるように、前側壁211と支
持板部3aとで囲まれ、前面板6が開放されたとき前記
景品球導出口16と連通するように上面が開放する排出
通路22が形成される。該排出通路22は、底壁212
が両側端から内側に向って互いに傾斜角度を異ならせて
下傾しており、両底壁212a,212bの流下端間に
パチンコ球が通過し得る垂直な球通過口23が設けられ
ている。
【0010】更に、前記球通過口23の下流側は垂直通
路部24となっている。球通過口23には、常に該球通
過口23を塞ぐ弁板25が上端の支軸26により回動自
在に軸支されている。また、弁板25はその下端縁25
aの前面が底壁212bの流下端部に設けられる段部2
7に係合し、球通過口23の下流側のみに回動可能にな
っている。
【0011】前記垂直通路部24は図6に示されるよう
に支持板部3aに開設された開口28と連通し、下端底
壁29が開口28側に下傾している。一方、開口28と
対向する前側壁211には導出樋出口19に合致する球
入口30が開設され、これら導出樋出口19,球入口3
0を介して導出樋20が開口28と連通するようになっ
ている。また、通路部材21の裏面には適宜位置に支持
板部3a前面の透孔または係合孔(図示せず。)に係合
する位置決めピン31,31や係止片32及び止め具3
3が設けられ、図3に示されるように通路部材21が支
持板部3aの前面に着脱自在に装着できるようになって
いる。なお、前記止め具33は雌部材と該雌部材に先端
部が嵌入される雄部材とからなり、雄部材の摘みを持っ
て押すと雌部材が外周側に拡開して係合孔の内周面を押
圧し止め具33の抜脱が阻止され、また摘み部を引くと
雌部材が収縮して止め具が抜ける公知のものである。3
4は支持板部3aに装着されるスピーカー35と対向し
て開設される透音孔である。
【0012】36は前面枠1の裏側下部に配設される合
流樋であり、図5,6に示されるように下端が余剰球受
皿8と連通し、上端受口37が前記開口28と連通する
ようになっている。38は前記景品球払出通路15から
分岐される副景品球払出通路であり、下端が合流樋36
と連通している。そこで、景品球導出口16の内側に景
品球が満たされると、これら景品球は副景品球払出通路
38を流下し合流樋36を経て余剰球受皿8に貯溜され
る。
【0013】本発明に係るパチンコ機は上記構成よりな
り、遊技中に発生するファール球B1や、景品球B2が
打球供給皿7から景品球導出口16の内側まで貯留され
た状態で遊技中に打球供給装置18が故障した場合、修
理等のため図7に示されるように前面板6を開放したと
き景品球導出口16からこぼれ落ちる景品球B2は、い
ずれも図5に示されるように排出通路22を流下し球通
過口23の弁板25を鎖線のように押し広げて通過し、
下流端側の開口28を介して余剰球受皿8に導かれる。
一方、遊技終了後に球抜きされる打球供給皿7の景品球
B3は図5,6に示されるように打球供給皿7内の導出
樋20を流下し導出樋出口19、球入口30を通り開口
28を介して余剰球受皿8に導かれる。
【0014】そこで、本発明にあっては、図8に示され
るように遊技者が余剰球受皿8から開口28を介して遊
技盤2の遊技部へ向けて針金などを差し込もうとして
も、球通過口23が弁板25により塞がれ、しかも該弁
板25は下流側のみ回動して上流側には回動し得ない構
成であるから、針金Wの先端が弁板25に衝止しそれ以
上の侵入が阻止される。
【0015】この際、弁板25は断面がくの字状に屈曲
し、また上部の下流側面に凹窪部39が形成されている
ので、針金Wの先端が該凹窪部39に入り易く、それ以
上差し込もうとしても弁板25が回動不能な上流側へ押
されるのみであるから、その侵入が完全に阻止される。
更に、垂直通路部24内の底壁212a下面には、底壁
212aに対しほぼ直角に垂下する複数の障害片40が
一体に設けられるが、これら障害片40も前記凹窪部3
9と同様の効果を発揮できる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るパチンコ
機は、排出通路の途中に球通過口を設け、該球通過口に
は常に該球通過口を塞ぎその下流側のみに回動可能な弁
板を軸支したので、余剰球受皿から球通過口を介して遊
技盤面に達しようとする針金等の侵入は弁板により阻止
される。これによりこの種の針金等を使った不正行為が
完全に防止されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の正面図。
【図2】ガラス扉枠と前面板を開いた状態のパチンコ機
の下部部分の斜視図。
【図3】同通路部材を分解して示すパチンコ機の下部部
分の斜視図。
【図4】裏から見た通路部材の斜視図。
【図5】通路部材を断面にして示すパチンコ機の要部の
正面図。
【図6】同要部の側面断面図。
【図7】同前面板を開放した状態の要部の側面断面図。
【図8】通路部材を断面にして示すパチンコ機の要部の
正面図。
【符号の説明】
1 前面枠 2 遊技盤 5 ガラス扉枠 6 前面板 7 打球供給皿 8 余剰球受皿 10 打球誘導レール 11 打球発射レール 13 ファール球出口 16 景品球導出口 22 排出通路 23 球通過口 25 弁板 28 開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠の前面に遊技盤の前面を覆うガラ
    ス扉枠と前面板とを開閉可能に装着し、前面板の前面に
    打球供給皿を設ける共に前面枠の下部前面には余剰球受
    皿を設け、前記前面板の裏側に打球発射レールの終端と
    打球誘導レールの始端との間にファール球を落下させる
    ファール球出口を設け、また前記両レールの下方にファ
    ール球出口と前面板を開放したとき遊技盤側の景品球導
    出口とに連通する上面が開放した排出通路を形成し、該
    排出通路は下流端側の開口を介して余剰球受皿と連通
    し、ファール球や景品球が打球供給皿から景品球導出口
    の内側まで貯留された状態で修理等のため前面板を開い
    たとき景品球導出口からこぼれる景品球を排出通路に落
    下させ余剰球受皿に導くようにしたパチンコ機におい
    て、 前記排出通路の途中に球通過口を設け、該通過口には常
    に該球通過口を塞ぎかつ球通過口の下流側のみに回動可
    能な弁板を軸支したことを特徴とするパチンコ機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052913A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Sanyo Product Co Ltd 弾球遊技機
JP2007215936A (ja) * 2006-02-20 2007-08-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機の不正抑制
JP4655320B2 (ja) * 1999-12-21 2011-03-23 株式会社竹屋 遊技機
JP2011104046A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Sophia Co Ltd 遊技機

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JP2011104046A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Sophia Co Ltd 遊技機

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