JP2003181070A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003181070A
JP2003181070A JP2001385670A JP2001385670A JP2003181070A JP 2003181070 A JP2003181070 A JP 2003181070A JP 2001385670 A JP2001385670 A JP 2001385670A JP 2001385670 A JP2001385670 A JP 2001385670A JP 2003181070 A JP2003181070 A JP 2003181070A
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safe
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partition wall
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JP2001385670A
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Shoji Kato
庄治 加藤
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セーフ球集合板および隔壁を取り付ける際の
作業効率を高めることができる遊技機を提供する。 【解決手段】 セーフ球とアウト球とを分離するための
隔壁130がセーフ球集合板100に設けられている。
これにより、セーフ球集合板100と近接した遊技盤裏
面の位置に隔壁130を取り付けることなく、セーフ球
集合板100と隔壁130とを一度に遊技盤裏面に取り
付けることが可能であるため、取り付け作業が容易にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール、雀球等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セーフ球集合板を備えた遊技機として、
図8〜図10に示すパチンコ機が知られている。図8
は、遊技盤の裏面を示す背面図である。図9(A)は、
図8中に示されたセーフ球集合板200と隔壁230と
を示す斜視図であり、図9(B)は、図9(A)中の隔
壁230を拡大して示す斜視図である。また、図10
は、遊技盤の下部に設けられた開口近傍の側面を示す断
面図である。
【0003】図8に示すように、セーフ球集合板200
は遊技盤13の裏面の下部に取り付けられており、セー
フ球集合板200の下方の位置には隔壁230が取り付
けられている。この隔壁230は、遊技盤13の下部に
設けられた開口であるアウト口65と対応するように位
置している。
【0004】セーフ球集合板200は、透光性の合成樹
脂からなり、図9(A)に示すように、箱形状に形成さ
れ、ねじ267によって遊技盤裏面に取り付けられる。
このセーフ球集合板200の内部には、複数の入賞口か
ら入賞した遊技球であるセーフ球252(図10参照)
を集合させ、遊技盤13の外部へ導出するためのセーフ
導出路272が形成されている。
【0005】隔壁230は、金属、例えばブリキ等から
なり、横長の板形状に形成され、図9(B)に示すよう
に、その四隅をタッカー232によって遊技盤裏面に取
り付けられる。この隔壁230は、図10に示すよう
に、アウト口65と対応する位置に取り付けられること
により、セーフ球252と入賞しなかった遊技球である
アウト球254とを分離(図10中の二点鎖線矢印)し
ている。これにより、セーフ球252は、セーフ導出路
272から遊技盤13の外部へ導出され、アウト球25
4は、アウト口65の下方に形成されているアウト球通
路274から遊技盤13の外部へ導出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セーフ
球252とアウト球254とを分離させ、遊技盤13の
外部へ導出させる構造は、狭いスペースにて近接してセ
ーフ球集合板200と隔壁230とが位置するような複
雑な構造である。このため、取り付け作業の際には、先
ず、隔壁230をタッカー232により取り付け、その
後、セーフ球集合板200をねじ267により取り付け
なければならない。これにより、セーフ球集合板200
および隔壁230の取り付け作業における作業効率が低
いという問題がある。
【0007】また、使用不能になったパチンコ機を廃棄
する際には、このパチンコ機の解体を行い、解体された
各部品を分別しなければ廃棄処理することができない。
このため、解体作業においても作業効率が低い。
【0008】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、セーフ
球集合板および隔壁を取り付ける際の作業効率を高める
ことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段、および発明の作用・効
果】上記した目的を達成するため、請求項1の遊技機で
は、遊技盤の裏面に位置し、前記遊技盤の複数の入賞口
から入賞した遊技球を集合させ、遊技機外部へ導出させ
るセーフ球集合板と、前記遊技盤の下部に設けられた開
口から成り、入賞しなかった遊技球を前記遊技盤の外部
へ導出するためのアウト球通路と、前記遊技盤の裏面に
位置し、前記アウト球通路の遊技球と、前記セーフ球集
合板から導出される遊技球とを分離するための隔壁と、
を備えた遊技機であって、前記隔壁を前記セーフ球集合
板に設けたことを技術的特徴とする。
【0010】請求項1の発明では、セーフ球とアウト球
とを分離するための隔壁がセーフ球集合板に設けられて
いる。これにより、セーフ球集合板と近接した遊技盤裏
面の位置に隔壁を取り付けることなく、セーフ球集合板
と隔壁とを一度に遊技盤裏面に取り付けることが可能で
あるため、取り付け作業が容易になる。また、遊技機を
解体する際に、遊技盤からセーフ球集合板を取り外すこ
とにより隔壁も外れるため、隔壁を取り外す手間を省く
ことが可能である。したがって、作業効率を高めること
ができる。
【0011】請求項2の発明では、隔壁をセーフ球集合
板に一体成型し、このセーフ球集合板を遊技盤の裏面に
取り付けている。これにより、それぞれ別々に遊技盤の
裏面に取り付けられていたセーフ球集合板と隔壁とを一
度に取り付けることが可能であるため、隔壁を取り付け
るための時間を短縮することができるのに加えて、部品
の数を少なくすることが可能である。したがって、作業
効率を高めることが可能であるとともに、コストを低減
することができる。
【0012】請求項3の発明では、隔壁をセーフ球集合
板に着脱可能に取り付けている。これにより、セーフ球
集合板と近接した遊技盤裏面の位置に隔壁を取り付ける
ことなく、セーフ球集合板と隔壁とを一度に遊技盤裏面
に取り付けることが可能であるため、取り付け作業が容
易になる。加えて、隔壁をセーフ球集合板に着脱させる
ことにより、遊技機の設計変更に容易に対応することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機の実施
形態について図を参照して説明する。なお、以下の第1
実施形態では、本発明のパチンコ機として、CR第1種
のパチンコ機を代表に説明する。まず、第1実施形態の
パチンコ機の主要構成について、本実施形態のパチンコ
機を正面から見た説明図である図1を参照して説明す
る。
【0014】パチンコ機10には、内枠11が開閉可能
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26の
裏面側には、遊技盤13が配置されている。内枠11の
右側には、ガラス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴15
を備えた鍵穴飾り16が設けられている。
【0015】ガラス枠26の下には、前面板18が設け
られており、この前面板18の左側上部には、賞球及び
貸球が導出される上皿賞球排出口19が形成されてお
り、この上皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞
球排出口19から排出された遊技球を溜めておくための
上皿20が取り付けられている。上皿20の前面には、
遊技球を貸し出すための貸球ボタン92と、プリペイド
カードを返却するための返却ボタン94とが設けられて
いる。上皿20の下方には、その上皿20で収容しきれ
なくなった賞球を排出するための下皿賞球排出口21が
形成されており、この下皿賞球排出口21の排出側に
は、その下皿賞球排出口21から排出された賞球を溜め
ておくための下皿22が設けられている。
【0016】下皿22の右方には、上皿20から供給さ
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図示せ
ず)を操作するための発射ハンドル23が、回転可能に
取付けられており、その発射ハンドル23には、発射途
中で発射を停止するための発射停止ボタン24が設けら
れている。また、上皿20の右方には、上皿20に溜め
られた賞球を下皿22へ抜くための上皿球抜きレバー2
5がスライド可能に取付けられている。
【0017】さらに、パチンコ機の左側には、プリペイ
ドカードユニット(球貸出機:CRサンド)27が設け
られている。プリペイドカードユニット27の上部に
は、球貸出個数設定表示装置28が設けられている。球
貸出個数設定表示装置28の上部には、プリペイドカー
ドユニット27の動作中を示すLED28cと、球貸出
個数を設定するための球貸出個数設定ボタン28aと、
当該球貸出個数設定ボタン28aで設定された個数に相
当する金額を表示する金額表示器28bとが設けられて
いる。プリペイドカードユニット27の下部にはプリペ
イドカードを挿入するスリット27aが設けられてい
る。
【0018】次に、遊技盤13の構成について図2を参
照して説明する。遊技盤13の略中央にはセンターケー
ス30が配置されている。センターケース30には、3
個のLEDからなる普通図柄表示装置32と、普通図柄
表示装置32の始動される回数を表示する4個のLED
からなる普通図柄記憶LED33と、液晶表示で特別図
柄を表示する特別図柄表示器34と、この特別図柄表示
器34の始動される回数を表示する4個のLEDからな
る特別図柄記憶LED35とが備えられている。
【0019】センターケース30の下方には、特別図柄
表示器34を作動させるための第1種始動口41が設け
られており、この第1種始動口41の下部には普通電動
役物42が設けられている。開放された普通電動役物4
2は、第1種始動口41と同様に、特別図柄表示器34
を作動開始させる機能を備えている。
【0020】第1種始動口41の下方には、当たりの発
生時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取
り付けられている。大入賞口51の内部には、特定領域
(図示せず)が形成されており、大入賞口51の両側に
は、普通入賞口52R,52Lがそれぞれ設けられてい
る。普通入賞口52Rの右斜め上方には、普通入賞口5
4Rが設けられており、普通入賞口52Lの左斜め上方
には、普通入賞口54Lが設けられている。
【0021】センターケース30の左右斜め下には、普
通図柄表示装置32を作動させるための普通図柄作動ゲ
ート40,40が設けられている。普通電動役物42
は、普通図柄表示装置32の停止図柄が所定の当たり図
柄となった場合に開放されるよう構成されている。セン
ターケース30の右側には、普通入賞口56Rが設けら
れている。また、遊技盤13の下方には、入賞しなかっ
た遊技球をアウト球として回収するアウト口65とが設
けられている。
【0022】また、普通図柄表示装置32、または、普
通電動役物42の作動中に遊技球が普通図柄作動ゲート
40を通過した場合は、最初の4個までが始動記憶とな
り、普通図柄記憶LED33の点灯数でもって記憶数が
表示され、普通図柄が変動可能となると、その始動記憶
に基づいて変動が開始される。
【0023】液晶表示装置(LCD)からなる特別図柄
表示器34は、遊技球が第1種始動口41または開放し
た普通電動役物42に入賞した際に、0〜9の10種類
の図柄を3箇所の図柄表示領域に変動表示する。
【0024】そして、変動開始後、所定の変動固定時間
が経過すると、3箇所の図柄表示領域の変動を停止し、
図柄が一致、例えば、1,1,1で揃うことにより大当
たりとなって大入賞口51が開放される。
【0025】特別図柄表示器34が作動中、または、大
当たり状態の時に、遊技球が第1種始動口41または開
放した普通電動役物42に入賞した場合は、最初の4個
までが始動記憶となり、特別図柄記憶LED35によっ
て記憶数が表示される。そして、特別図柄が変動可能な
状態になると、その始動記憶に基づいて変動が開始され
るとともに、特別図柄記憶LED35が1つ消灯され
る。
【0026】次に、本実施形態のセーフ球集合板および
隔壁の構成について、図3および図4を参照して説明す
る。図3は、本実施形態の遊技盤13の裏面を示す背面
図であり、図4(A)は、図3中に示されたセーフ球集
合板100および隔壁130の裏面側を示す斜視図であ
り、(B)は、(A)に示されたセーフ球集合板100
および隔壁130の表面側を示す斜視図である。
【0027】図3に示すように、遊技盤13の裏面の略
中央には、センタケース30を取る付けるための開口1
3aが形成されており、開口13aの下方には、セーフ
球集合板100がねじ67によって取り付けられてい
る。セーフ球集合板100の下方には、このセーフ球集
合板100と一体成型された隔壁130が位置してお
り、隔壁130は、遊技盤13の下部に設けられたアウ
ト口65と対応する位置にねじ67によって固定されて
いる。
【0028】セーフ球集合板100は透光性の合成樹脂
からなり、図4(A)に示すように、箱形状に形成され
ている。セーフ球集合板100の下部に位置している隔
壁130は透光性の合成樹脂からなり、横長の板形状に
形成されている。
【0029】図4(B)に示すように、セーフ球集合板
100の内部は、右区画100R、中区画100Cおよ
び左区画100Lの3つの区画からなり、右区画100
Rはセーフ球集合板100の表面側から見て右側(図4
(A)では左側)に位置し、中区画100Cはセーフ球
集合板100の表面側から見て中央に位置し、左区画1
00Lはセーフ球集合板100の表面側から見て左側
(図4(A)では右側)に位置している。
【0030】右区画100Rは、セーフ球通路108、
通路102、通路104および通路118からなり、セ
ーフ球通路108は、通路102、通路104および通
路118から送られるセーフ球152と普通入賞口52
Rから入賞したセーフ球152とを集合させ、開口11
0から遊技盤13の外へ導出可能に形成されている。通
路102は普通入賞口56Rから入賞したセーフ球15
2をセーフ球通路108へ導出可能に形成され、通路1
04は普通入賞口54Rから入賞したセーフ球152を
セーフ球通路108へ導出可能に形成されている。通路
118は第1種始動口41から入賞したセーフ球152
をセーフ球通路108へ導出可能に形成されており、普
通入賞口52Rから入賞したセーフ球152は直接セー
フ球通路108へ導出される。また、通路102、通路
104および通路118には、それぞれゲート102
P、ゲート104Pおよびゲート118Pが後述するセ
ンサを配設可能に形成されている。
【0031】中区画100Cはセーフ球通路120から
なり、セーフ球通路120は大入賞口51から入賞した
セーフ球152をゲート122Pから遊技盤13の外へ
導出可能に形成されている。ゲート122Pはセンサを
配設可能に形成されている。
【0032】左区画100Lはセーフ球通路114およ
び通路112からなり、セーフ球通路114は、通路1
12から送られるセーフ球152と普通入賞口52Lか
ら入賞したセーフ球152とを集合させ、開口116か
ら遊技盤13の外へ導出可能に形成されている。通路1
12は普通入賞口54Lから入賞したセーフ球152を
セーフ球通路114へ導出可能に形成され、センサを配
設可能なゲート112Pが形成されている。また、普通
入賞口52Lから入賞したセーフ球152は直接セーフ
球通路114へ導出される。
【0033】ここで、入賞口に入賞した遊技球を検出す
るセンサは、検出信号をメインCPU(図示省略)に入
力することにより払出制御基板(図示省略)に賞球払出
制御コマンドが出力される。この賞球払出制御コマンド
により払出制御基板は賞球ユニット(図示省略)を駆動
させて賞球の払い出しが行われる。
【0034】次に、本実施形態のセーフ球集合板におけ
る遊技球の流下経路について、図5を参照して説明す
る。セーフ球集合板100の遊技球の流下経路を示す説
明図である図5に示すように、普通入賞口56Rに入賞
し、通路102を流下するセーフ球152は、ゲート1
02Pを通過する際に、このゲート102Pの位置に配
設され、通過する遊技球を検出可能なセンサ102Sに
よって入賞したことを検出される。ゲート102Pを通
過すると、図中の二点鎖線矢印に示すように、セーフ球
通路108に合流するまで流下し、その後、セーフ球通
路108によって開口110から遊技盤13の下方に位
置する排出樋90に導出される。また、普通入賞口52
Rに入賞し、セーフ球通路108を流下するセーフ球1
52は、普通入賞口52R近傍に配設されているセンサ
108Sによって普通入賞口52Rへ進入した直後に検
出され、その後、セーフ球通路108へ流下され、開口
110から排出樋90に導出される。
【0035】大入賞口51に入賞し、セーフ球通路12
0を流下するセーフ球152は、セーフ球通路120に
よってゲート122Pの位置まで流下され、ゲート12
2Pに配設されているセンサ122Sによって入賞した
ことを検出される。ゲート122Pを通過後は、図中の
二点鎖線矢印に示すように、排出樋90に導出される。
【0036】なお、普通入賞口54R、第1種始動口4
1、普通入賞口54Lおよび普通入賞口52Lへ入賞し
たセーフ球152は上述したような流れで排出樋90に
導出されるため、説明を省略する。
【0037】次に、本実施形態のセーフ球集合板および
隔壁における遊技球の流下経路について、図6を参照し
て説明する。遊技盤13の下部に設けられたアウト口6
5近傍の側面を示す断面図である図6に示すように、セ
ーフ球集合板100に形成されているセーフ球通路12
0は、セーフ球152をゲート122Pから遊技盤13
の外部へ導出する。一方、セーフ球集合板100に一体
成型された隔壁130は、アウト口65から進入するア
ウト球154をアウト球通路74の裏面側に排出するこ
となく、遊技盤13の外部へ導出する。
【0038】以上のように、隔壁130をセーフ球集合
板100に一体成型したパチンコ機10を使用すると、
従来のパチンコ機のように、狭いスペースにて近接して
セーフ球集合板と隔壁とが位置するような複雑な構成を
採用することなく、セーフ球152とアウト球154と
を分離(図6中の二点鎖線矢印)し、それぞれ遊技盤1
3の外部へ導出させる。
【0039】本実施形態では、隔壁130をセーフ球集
合板100に一体成型し、このセーフ球集合板100を
遊技盤13の裏面に取り付けていることにより、セーフ
球集合板100と近接した遊技盤13裏面の位置に隔壁
130を取り付けることなく、セーフ球集合板100と
隔壁130とを一度に遊技盤13裏面に取り付けること
が可能であるため、取り付け作業が容易になる。また、
パチンコ機10を解体する際に、遊技盤13からセーフ
球集合板100を取り外すことにより隔壁130も外れ
るため、隔壁130を取り外す手間を省くことが可能で
ある。したがって、作業効率を高めることができる。
【0040】また、それぞれ別々に遊技盤13の裏面に
取り付けられていたセーフ球集合板100と隔壁130
とを一度に取り付けることが可能であるため、部品の数
を少なくすることが可能である。したがって、コストを
低減することができる。
【0041】次に、図7を参照して本発明の第1実施形
態の改変例にかかるパチンコ機のセーフ球集合板および
隔壁について説明する。図7(A)は、セーフ球集合板
100と隔壁130とが分離された状態を示す斜視図で
あり、図7(B)は、セーフ球集合板100に隔壁13
0が装着された状態を示す斜視図である。
【0042】第1実施形態の改変例にかかるセーフ球集
合板および隔壁の構成は、上述した第1実施形態とほぼ
同様であり、セーフ球集合板に隔壁を設けている。但
し、第1実施形態では、隔壁をセーフ球集合板に一体成
型しているのに対して、改変例では、隔壁をセーフ球集
合板に着脱可能に設けている。なお、第1実施例の改変
例において、第1実施形態と同じ構成については、符号
を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0043】図7(A)に示すように、セーフ球集合板
100の底部には、下方から隔壁130を嵌め込み可能
な係合部122が形成されており、隔壁130は左右方
向両端の上方に係合部122と着脱可能な係止部130
aが形成されている。図7(B)に示すように、隔壁1
30の係止部130aをセーフ球集合板100の係合部
122に挿入することにより隔壁130はセーフ球集合
板100に固定される。
【0044】このような構成からなるパチンコ機を使用
すると、従来のパチンコ機のように、狭いスペースにて
近接してセーフ球集合板と隔壁とが位置するような複雑
な構成を採用することなく、セーフ球152とアウト球
154とを分離し、それぞれ遊技盤13の外部へ導出さ
せる。
【0045】第1実施形態の改変例では、隔壁130を
セーフ球集合板100に着脱可能に取り付けていること
により、セーフ球集合板100と近接した遊技盤13裏
面の位置に隔壁130を取り付けることなく、セーフ球
集合板100と隔壁130とを一度に遊技盤13裏面に
取り付けることが可能であるため、取り付け作業が容易
になる。このため、作業効率を高めることができる。ま
た、隔壁130をセーフ球集合板100に着脱させるこ
とにより、パチンコ機10の設計変更に対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図で
ある。
【図2】図1に示すパチンコ機の遊技領域の正面図であ
る。
【図3】本実施形態の遊技盤の裏面を示す背面図であ
る。
【図4】(A)は、図3中に示されたセーフ球集合板お
よび隔壁の裏面側を示す斜視図であり、(B)は、
(A)に示されたセーフ球集合板および隔壁の表面側を
示す斜視図である。
【図5】セーフ球集合板の遊技球の流下経路を示す説明
図である。
【図6】遊技盤の下部に設けられた開口近傍の側面を示
す断面図である。
【図7】(A)は、第1実施形態の改変例にかかるセー
フ球集合板と隔壁とが分離された状態を示す斜視図であ
り、(B)は、第1実施形態の改変例にかかるセーフ球
集合板に隔壁が装着された状態を示す斜視図である。
【図8】従来の遊技盤の裏面を示す背面図である。
【図9】(A)は、図8中に示されたセーフ球集合板お
よび隔壁を示す斜視図であり、(B)は、(A)に示さ
れた隔壁を拡大して示す斜視図である。
【図10】従来の遊技盤の下部に設けられた開口近傍の
側面を示す断面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 13 遊技盤 41 第1種始動口(入賞口) 51 大入賞口(入賞口) 52R 普通入賞口(入賞口) 52L 普通入賞口(入賞口) 54R 普通入賞口(入賞口) 54L 普通入賞口(入賞口) 56R 普通入賞口(入賞口) 65 アウト口(遊技盤の下部に設けられた開口) 67 ねじ 74 アウト球通路 100 セーフ球集合板 108 セーフ球通路 114 セーフ球通路 120 セーフ球通路 130 隔壁 152 セーフ球(入賞した遊技球) 154 アウト球(入賞しなかった遊技球)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面に位置し、前記遊技盤の複
    数の入賞口から入賞した遊技球を集合させ、遊技機外部
    へ導出させるセーフ球集合板と、 前記遊技盤の下部に設けられた開口から成り、入賞しな
    かった遊技球を前記遊技盤の外部へ導出するためのアウ
    ト球通路と、 前記遊技盤の裏面に位置し、前記アウト球通路の遊技球
    と、前記セーフ球集合板から導出される遊技球とを分離
    するための隔壁と、を備えた遊技機であって、 前記隔壁を前記セーフ球集合板に設けたことを特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 前記隔壁を前記セーフ球集合板に一体成
    型したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記隔壁を前記セーフ球集合板に着脱可
    能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304533A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Samii Kk 弾球遊技機
JP2012085803A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Heiwa Corp 遊技機のセット板
JP2013009944A (ja) * 2011-05-31 2013-01-17 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
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