JP2003052443A - パーマネント用ロッド回転装置 - Google Patents
パーマネント用ロッド回転装置Info
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- JP2003052443A JP2003052443A JP2001327386A JP2001327386A JP2003052443A JP 2003052443 A JP2003052443 A JP 2003052443A JP 2001327386 A JP2001327386 A JP 2001327386A JP 2001327386 A JP2001327386 A JP 2001327386A JP 2003052443 A JP2003052443 A JP 2003052443A
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- rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】毛髪の巻き上げ時の作業性を飛躍的に向上させ
ることができるパーマネント用ロッド回転装置を提供す
る。 【解決手段】パーマネント用ロッド2を装着支持する支
持軸4の基端部に、パーマネント用ロッド2に毛髪を圧
接する髪押え部材8を連結する連結部9を設ける。連結
部9は、髪押え部材8をパーマネント用ロッド2に圧接
する圧接手段であるコイルスプリング17と、圧接手段
による圧接を解除して髪押え部材8をパーマネント用ロ
ッド2から離反させる圧接解除手段であるカムブロック
15及びカムローラ19とを備える。
ることができるパーマネント用ロッド回転装置を提供す
る。 【解決手段】パーマネント用ロッド2を装着支持する支
持軸4の基端部に、パーマネント用ロッド2に毛髪を圧
接する髪押え部材8を連結する連結部9を設ける。連結
部9は、髪押え部材8をパーマネント用ロッド2に圧接
する圧接手段であるコイルスプリング17と、圧接手段
による圧接を解除して髪押え部材8をパーマネント用ロ
ッド2から離反させる圧接解除手段であるカムブロック
15及びカムローラ19とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪をパーマネン
ト用ロッドに巻付ける際にパーマネント用ロッドを回転
させるパーマネント用ロッド回転装置に関する。
ト用ロッドに巻付ける際にパーマネント用ロッドを回転
させるパーマネント用ロッド回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパーマネント用ロッド回
転装置としては、特開平6−55501号公報に見られ
るように、モータに連結された支持軸と、該支持軸に装
着されたパーマネント用ロッドと、支持軸の基端部に連
結されて該支持軸に沿って延設され、該パーマネント用
ロッドに毛髪を弾発的に押える略棒状の髪押え部材とを
備えるものが知られている。該パーマネント用ロッド回
転装置を使用するときには、先ず、パーマネント用ロッ
ドにペーパと毛髪とを例えば一回程巻きつけた後、パー
マネント用ロッドに支持軸を挿入する。このとき、パー
マネント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部材との間
に侵入させる。これにより、髪押え部材が毛髪をパーマ
ネント用ロッドに弾発的に圧接挟持され、安定した毛髪
の巻き上げ作業を行なうことができる。
転装置としては、特開平6−55501号公報に見られ
るように、モータに連結された支持軸と、該支持軸に装
着されたパーマネント用ロッドと、支持軸の基端部に連
結されて該支持軸に沿って延設され、該パーマネント用
ロッドに毛髪を弾発的に押える略棒状の髪押え部材とを
備えるものが知られている。該パーマネント用ロッド回
転装置を使用するときには、先ず、パーマネント用ロッ
ドにペーパと毛髪とを例えば一回程巻きつけた後、パー
マネント用ロッドに支持軸を挿入する。このとき、パー
マネント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部材との間
に侵入させる。これにより、髪押え部材が毛髪をパーマ
ネント用ロッドに弾発的に圧接挟持され、安定した毛髪
の巻き上げ作業を行なうことができる。
【0003】しかし、この種の髪押え部材は、毛髪をパ
ーマネント用ロッドに確実に圧接させる比較的強い弾発
力を得るために、支持軸からパーマネント用ロッドが取
り外されている場合にも支持軸に圧接した状態とされ、
支持軸と髪押え部材との間の間隔は殆どない。このた
め、パーマネント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部
材との間に侵入させる際には、空いた手で髪押え部材を
支持軸から十分に離反させておかなければならず、その
作業が煩わしいだけでなく作業者の熟練を要する。ま
た、パーマネント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部
材との間に侵入させる作業時に、毛髪の一部が髪押え部
材の外方に外れ、毛髪をパーマネント用ロッドに確実に
留めることができず、円滑な毛髪の巻き上げ作業の妨げ
となる不都合があった。
ーマネント用ロッドに確実に圧接させる比較的強い弾発
力を得るために、支持軸からパーマネント用ロッドが取
り外されている場合にも支持軸に圧接した状態とされ、
支持軸と髪押え部材との間の間隔は殆どない。このた
め、パーマネント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部
材との間に侵入させる際には、空いた手で髪押え部材を
支持軸から十分に離反させておかなければならず、その
作業が煩わしいだけでなく作業者の熟練を要する。ま
た、パーマネント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部
材との間に侵入させる作業時に、毛髪の一部が髪押え部
材の外方に外れ、毛髪をパーマネント用ロッドに確実に
留めることができず、円滑な毛髪の巻き上げ作業の妨げ
となる不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、毛髪の巻き上げ時の作業性を飛躍的に向
上させることができ、しかもパーマネント用ロッドに毛
髪を確実に押えて安定した毛髪の巻き上げ作業を行なう
ことができるパーマネント用ロッド回転装置を提供する
ことを目的とする。
て、本発明は、毛髪の巻き上げ時の作業性を飛躍的に向
上させることができ、しかもパーマネント用ロッドに毛
髪を確実に押えて安定した毛髪の巻き上げ作業を行なう
ことができるパーマネント用ロッド回転装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、把持可能な柱状の本体と、該本体に内
蔵されたモータの回転軸に基端部が連結されて該本体の
軸方向の外方に延設され、筒状のパーマネント用ロッド
を着脱自在に同軸に装着支持する支持軸と、該支持軸に
装着されたパーマネント用ロッドの外周に沿って毛髪を
圧接させて該支持軸と共に回転する略棒状の髪押え部材
とを備えるパーマネント用ロッド回転装置において、前
記支持軸の基端部に、前記髪押え部材をパーマネント用
ロッドの略全長にわたって接離自在に連結する連結部を
設け、該連結部に、前記髪押え部材をパーマネント用ロ
ッドに圧接する圧接手段と、前記本体を把持した状態で
操作可能となる位置に操作部を備えて、該操作部の操作
に応じて前記圧接手段による圧接を解除して該髪押え部
材をパーマネント用ロッドから離反させる圧接解除手段
とを設けたことを特徴とする。
めに、本発明は、把持可能な柱状の本体と、該本体に内
蔵されたモータの回転軸に基端部が連結されて該本体の
軸方向の外方に延設され、筒状のパーマネント用ロッド
を着脱自在に同軸に装着支持する支持軸と、該支持軸に
装着されたパーマネント用ロッドの外周に沿って毛髪を
圧接させて該支持軸と共に回転する略棒状の髪押え部材
とを備えるパーマネント用ロッド回転装置において、前
記支持軸の基端部に、前記髪押え部材をパーマネント用
ロッドの略全長にわたって接離自在に連結する連結部を
設け、該連結部に、前記髪押え部材をパーマネント用ロ
ッドに圧接する圧接手段と、前記本体を把持した状態で
操作可能となる位置に操作部を備えて、該操作部の操作
に応じて前記圧接手段による圧接を解除して該髪押え部
材をパーマネント用ロッドから離反させる圧接解除手段
とを設けたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、前記圧接解除手段の操作
部を、本体を把持した状態で操作可能な位置に設けたこ
とで、前記圧接手段による髪押え部材の圧接を手元操作
によって解除することができるので、支持軸に毛髪及び
パーマネント用ロッドを装着する作業が極めて容易とな
り、作業性を向上させることができる。
部を、本体を把持した状態で操作可能な位置に設けたこ
とで、前記圧接手段による髪押え部材の圧接を手元操作
によって解除することができるので、支持軸に毛髪及び
パーマネント用ロッドを装着する作業が極めて容易とな
り、作業性を向上させることができる。
【0007】更に、前記圧接解除手段により、髪押え部
材とパーマネント用ロッドとの間に十分な間隙を形成す
ることができるので、支持軸に毛髪及びパーマネント用
ロッドを装着する際に、毛髪が髪押え部材の外側に外れ
ることがなく、パーマネント用ロッドと髪押え部材との
間に確実に毛髪を留めることができるので、毛髪の巻き
上げ作業を円滑に行なうことができる。
材とパーマネント用ロッドとの間に十分な間隙を形成す
ることができるので、支持軸に毛髪及びパーマネント用
ロッドを装着する際に、毛髪が髪押え部材の外側に外れ
ることがなく、パーマネント用ロッドと髪押え部材との
間に確実に毛髪を留めることができるので、毛髪の巻き
上げ作業を円滑に行なうことができる。
【0008】また、本発明の一態様として、前記圧接手
段は、前記髪押え部材の基端部をパーマネント用ロッド
への接離方向に案内する案内部と、該案内部に沿って案
内される前記髪押え部材をパーマネント用ロッドの長手
方向の周面に向かって付勢する付勢部材とを備え、前記
圧接解除手段は、一側端を前記操作部としたとき該操作
部の押圧操作により前記案内部に交差する方向に移動さ
れる移動部材と、該移動部材に形成された傾斜部と、前
記髪押え部材の基端部に設けられ、移動部材の移動に伴
って該傾斜部の下部から上部に向かって案内されること
により前記付勢部材の付勢に抗して前記髪押え部材をパ
ーマネント用ロッドから離間させるカム部材とを備える
ことを特徴とする。
段は、前記髪押え部材の基端部をパーマネント用ロッド
への接離方向に案内する案内部と、該案内部に沿って案
内される前記髪押え部材をパーマネント用ロッドの長手
方向の周面に向かって付勢する付勢部材とを備え、前記
圧接解除手段は、一側端を前記操作部としたとき該操作
部の押圧操作により前記案内部に交差する方向に移動さ
れる移動部材と、該移動部材に形成された傾斜部と、前
記髪押え部材の基端部に設けられ、移動部材の移動に伴
って該傾斜部の下部から上部に向かって案内されること
により前記付勢部材の付勢に抗して前記髪押え部材をパ
ーマネント用ロッドから離間させるカム部材とを備える
ことを特徴とする。
【0009】これによれば、押圧操作によって移動部材
を移動させることによってカム部材が傾斜部に沿って案
内される。該カム部材は髪押え部材の基端部に設けられ
ており、傾斜部に沿って摺動して圧接手段の付勢部材に
よる付勢に抗して髪押え部材をパーマネント用ロッドか
ら離間させる。このように、本発明によれば、パーマネ
ント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部材との間に侵
入させる際に移動部材を押圧操作するだけで、髪押え部
材が支持軸から十分に離反した状態となるので、パーマ
ネント用ロッド及び毛髪の支持軸への装着作業を極めて
容易に行なうことができる。
を移動させることによってカム部材が傾斜部に沿って案
内される。該カム部材は髪押え部材の基端部に設けられ
ており、傾斜部に沿って摺動して圧接手段の付勢部材に
よる付勢に抗して髪押え部材をパーマネント用ロッドか
ら離間させる。このように、本発明によれば、パーマネ
ント用ロッド及び毛髪を支持軸と髪押え部材との間に侵
入させる際に移動部材を押圧操作するだけで、髪押え部
材が支持軸から十分に離反した状態となるので、パーマ
ネント用ロッド及び毛髪の支持軸への装着作業を極めて
容易に行なうことができる。
【0010】また、移動部材を押圧操作したとき、前記
カム部材は、移動部材の移動に伴って傾斜部に沿って徐
々に付勢部材の付勢力に対抗する力を発生させることが
できる。これにより、毛髪をパーマネント用ロッドに確
実に圧接させるために、比較的強い付勢力の前記付勢部
材を採用しても、移動部材を押圧操作するときの押圧力
を比較的小とすることでき、髪押え部材を支持軸から容
易に離反させることができる。
カム部材は、移動部材の移動に伴って傾斜部に沿って徐
々に付勢部材の付勢力に対抗する力を発生させることが
できる。これにより、毛髪をパーマネント用ロッドに確
実に圧接させるために、比較的強い付勢力の前記付勢部
材を採用しても、移動部材を押圧操作するときの押圧力
を比較的小とすることでき、髪押え部材を支持軸から容
易に離反させることができる。
【0011】また、このとき、前記移動部材は、その両
側端が前記操作部とされ、前記傾斜部は、両操作部側か
ら次第に下方に傾斜する左右対称の略V字状に形成さ
れ、前記カム部材は、何れか一方の操作部の押圧操作に
より前記傾斜部の下部から押圧操作された操作部側に向
かって上昇案内されることを特徴とする。
側端が前記操作部とされ、前記傾斜部は、両操作部側か
ら次第に下方に傾斜する左右対称の略V字状に形成さ
れ、前記カム部材は、何れか一方の操作部の押圧操作に
より前記傾斜部の下部から押圧操作された操作部側に向
かって上昇案内されることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、前記傾斜部を左右対称の
略V字状に形成し、前記移動部材の両側端を前記操作部
としたことにより、両操作部のうちの何れか一方を選択
して押圧操作することができる。このとき、前記カム部
材は、押圧操作された操作部側に向かって前記傾斜部に
沿って上昇するので、それに伴って髪押え部材を支持軸
から離反させることができる。
略V字状に形成し、前記移動部材の両側端を前記操作部
としたことにより、両操作部のうちの何れか一方を選択
して押圧操作することができる。このとき、前記カム部
材は、押圧操作された操作部側に向かって前記傾斜部に
沿って上昇するので、それに伴って髪押え部材を支持軸
から離反させることができる。
【0013】また、本発明の他の態様として、前記圧接
手段は、前記髪押え部材の基端部に連設されて前記連結
部に枢軸を介して揺動自在に枢着された揺動部材と、該
揺動部材を介して前記髪押え部材をパーマネント用ロッ
ドに向かって付勢する付勢部材とを備え、前記圧接解除
手段は、前記揺動部材の前記枢軸を介して前記髪押え部
材と反対側に延出された延出部を前記操作部として、該
操作部の押圧操作により前記付勢部材の付勢に抗して前
記髪押え部材をパーマネント用ロッドから離間させるこ
とを特徴とする。
手段は、前記髪押え部材の基端部に連設されて前記連結
部に枢軸を介して揺動自在に枢着された揺動部材と、該
揺動部材を介して前記髪押え部材をパーマネント用ロッ
ドに向かって付勢する付勢部材とを備え、前記圧接解除
手段は、前記揺動部材の前記枢軸を介して前記髪押え部
材と反対側に延出された延出部を前記操作部として、該
操作部の押圧操作により前記付勢部材の付勢に抗して前
記髪押え部材をパーマネント用ロッドから離間させるこ
とを特徴とする。
【0014】これによれば、パーマネント用ロッド及び
毛髪を支持軸と髪押え部材との間に侵入させる際に前記
揺動部材の押圧部を押圧操作するだけで、該揺動部材が
枢軸を介して揺動し、その揺動に伴って髪押え部材を支
持軸から十分に離反させることができる。従って、パー
マネント用ロッド及び毛髪の支持軸への装着作業を極め
て容易に行なうことができ、また、前記圧接手段及び前
記圧接解除手段を極めて構造簡単とすることができる。
毛髪を支持軸と髪押え部材との間に侵入させる際に前記
揺動部材の押圧部を押圧操作するだけで、該揺動部材が
枢軸を介して揺動し、その揺動に伴って髪押え部材を支
持軸から十分に離反させることができる。従って、パー
マネント用ロッド及び毛髪の支持軸への装着作業を極め
て容易に行なうことができ、また、前記圧接手段及び前
記圧接解除手段を極めて構造簡単とすることができる。
【0015】ところで、一般に、毛髪にパーマネントを
施す際には複数のパーマネント用ロッドが使用される
が、このとき、パーマネント用ロッドはその外径が比較
的小さいものから比較的大きなものまで複数種用意され
る。
施す際には複数のパーマネント用ロッドが使用される
が、このとき、パーマネント用ロッドはその外径が比較
的小さいものから比較的大きなものまで複数種用意され
る。
【0016】そこで、本発明においては、前記支持軸に
装着自在であって該支持軸に装着することにより該支持
軸とパーマネント用ロッドとの間に介在され、前記パー
マネント用ロッドの内壁に圧接する圧接部を備えて該パ
ーマネント用ロッドに前記支持軸を適合させるアダプタ
を設けることが好ましい。即ち、外径が比較的小さいパ
ーマネント用ロッドを用いる場合には、該パーマネント
用ロッドを支持軸に直接に装着するようにし、外径が比
較的大きいパーマネント用ロッドを用いる場合には、支
持軸に前記アダプタを取り付けて、該アダプタを介して
パーマネント用ロッドを支持軸に支持する。こうするこ
とによって、外径の異なるパーマネント用ロッドであっ
ても支持軸に適合して確実に支持することができるの
で、支持軸を回転させたときのパーマネント用ロッドの
振れ等を防止することができ、前記髪押え部材によるパ
ーマネント用ロッドへの毛髪の圧接を確実に維持して、
安定した毛髪の巻き上げ作業を行なうことができる。
装着自在であって該支持軸に装着することにより該支持
軸とパーマネント用ロッドとの間に介在され、前記パー
マネント用ロッドの内壁に圧接する圧接部を備えて該パ
ーマネント用ロッドに前記支持軸を適合させるアダプタ
を設けることが好ましい。即ち、外径が比較的小さいパ
ーマネント用ロッドを用いる場合には、該パーマネント
用ロッドを支持軸に直接に装着するようにし、外径が比
較的大きいパーマネント用ロッドを用いる場合には、支
持軸に前記アダプタを取り付けて、該アダプタを介して
パーマネント用ロッドを支持軸に支持する。こうするこ
とによって、外径の異なるパーマネント用ロッドであっ
ても支持軸に適合して確実に支持することができるの
で、支持軸を回転させたときのパーマネント用ロッドの
振れ等を防止することができ、前記髪押え部材によるパ
ーマネント用ロッドへの毛髪の圧接を確実に維持して、
安定した毛髪の巻き上げ作業を行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態のパーマネント用ロッ
ド回転装置の外観を示す説明図、図2はパーマネント用
ロッド回転装置の要部を破断して示す説明図、図3は圧
接解除手段の作動を示す説明図である。なお、図1にお
いて、(a)は側面視したものであり、(b)は平面視
したものである。また、図4及び図5は本実施形態のパ
ーマネント用ロッド回転装置に採用されるアダプタを示
す説明図であり、図6は本発明の他の実施形態の一部を
示す説明図である。
いて説明する。図1は本実施形態のパーマネント用ロッ
ド回転装置の外観を示す説明図、図2はパーマネント用
ロッド回転装置の要部を破断して示す説明図、図3は圧
接解除手段の作動を示す説明図である。なお、図1にお
いて、(a)は側面視したものであり、(b)は平面視
したものである。また、図4及び図5は本実施形態のパ
ーマネント用ロッド回転装置に採用されるアダプタを示
す説明図であり、図6は本発明の他の実施形態の一部を
示す説明図である。
【0018】本実施形態のパーマネント用ロッド回転装
置1は、図1(a)及び(b)に示すように、毛髪にパ
ーマネントをかける際の毛髪の巻き上げ作業時におい
て、毛髪を巻き付けるパーマネント用ロッド2を回転さ
せるものである。該回転装置1は、図示しないモータや
該モータの駆動電源となる電池類が収納されて作業者が
把持するハウジング3(本体)と、該ハウジング3の一
端から延出する支持軸4とを備え、該支持軸4にパーマ
ネント用ロッド2を支持するようになっている。また、
該支持軸4はハウジング3に内蔵されたモータの回転軸
に着脱自在に連結されている。
置1は、図1(a)及び(b)に示すように、毛髪にパ
ーマネントをかける際の毛髪の巻き上げ作業時におい
て、毛髪を巻き付けるパーマネント用ロッド2を回転さ
せるものである。該回転装置1は、図示しないモータや
該モータの駆動電源となる電池類が収納されて作業者が
把持するハウジング3(本体)と、該ハウジング3の一
端から延出する支持軸4とを備え、該支持軸4にパーマ
ネント用ロッド2を支持するようになっている。また、
該支持軸4はハウジング3に内蔵されたモータの回転軸
に着脱自在に連結されている。
【0019】図1(b)に示すように、前記ハウジング
3には一対の操作スイッチ5,6が設けられており、一
方の操作スイッチ5を操作することにより支持軸4が正
転し、他方の操作スイッチ6を操作することにより支持
軸4が逆転する。
3には一対の操作スイッチ5,6が設けられており、一
方の操作スイッチ5を操作することにより支持軸4が正
転し、他方の操作スイッチ6を操作することにより支持
軸4が逆転する。
【0020】該支持軸4は、パーマネント用ロッド2の
内部に挿入される挿入部7と、該挿入部7の略全長にわ
たって延設された髪押え部材8と、該髪押え部材8を挿
入部7の基端部に連結する連結部9とを備えている。
内部に挿入される挿入部7と、該挿入部7の略全長にわ
たって延設された髪押え部材8と、該髪押え部材8を挿
入部7の基端部に連結する連結部9とを備えている。
【0021】前記挿入部7は、図2(a)に示すよう
に、中空の棒状に形成されており、その長手方向に沿っ
て開口して内部に貫通するスリット10が形成されてい
る。そして、該スリット10には、円弧状に形成された
リーフスプリング11が取り付けられている。該リーフ
スプリング11は、パーマネント用ロッド2を支持軸4
に装着した際に、弾発的に撓んでパーマネント用ロッド
2の内壁に圧接する。これによって、パーマネント用ロ
ッド2は支持軸4の挿入部7に抜け止めされた状態で保
持される。更に、挿入部7の基部には複数の係止片12
が設けられており、該係止片12をパーマネント用ロッ
ド2の端部に形成されている輪ゴム掛け用の切欠13に
係合させることによって支持軸4の回転が確実にパーマ
ネント用ロッド2に確実に伝達されるようになってい
る。
に、中空の棒状に形成されており、その長手方向に沿っ
て開口して内部に貫通するスリット10が形成されてい
る。そして、該スリット10には、円弧状に形成された
リーフスプリング11が取り付けられている。該リーフ
スプリング11は、パーマネント用ロッド2を支持軸4
に装着した際に、弾発的に撓んでパーマネント用ロッド
2の内壁に圧接する。これによって、パーマネント用ロ
ッド2は支持軸4の挿入部7に抜け止めされた状態で保
持される。更に、挿入部7の基部には複数の係止片12
が設けられており、該係止片12をパーマネント用ロッ
ド2の端部に形成されている輪ゴム掛け用の切欠13に
係合させることによって支持軸4の回転が確実にパーマ
ネント用ロッド2に確実に伝達されるようになってい
る。
【0022】前記連結部9は、図2(a)及び(b)に
示すように、上下方向に摺動する摺動部材14と、該摺
動部材14の摺動方向に直行して移動自在のカムブロッ
ク15(移動部材)とを備えている。該摺動部材14は
前記髪押え部材8の基端部に固設されており、髪押え部
材8は該摺動部材14の摺動方向に沿って延設された案
内スリット16を介して前記挿入部7の外方に延びてい
る。また、該摺動部材14はコイルスプリン17(付勢
部材)によって下方に付勢されている。該コイルスプリ
ング17の付勢力は摺動部材14を介して髪押え部材8
に伝達されるので、パーマネント用ロッド2に毛髪を留
めることができ、毛髪の巻き上げ作業を確実に行なうこ
とができる。なお、コイルスプリング17及び摺動部材
14は本発明の圧接手段を構成している。
示すように、上下方向に摺動する摺動部材14と、該摺
動部材14の摺動方向に直行して移動自在のカムブロッ
ク15(移動部材)とを備えている。該摺動部材14は
前記髪押え部材8の基端部に固設されており、髪押え部
材8は該摺動部材14の摺動方向に沿って延設された案
内スリット16を介して前記挿入部7の外方に延びてい
る。また、該摺動部材14はコイルスプリン17(付勢
部材)によって下方に付勢されている。該コイルスプリ
ング17の付勢力は摺動部材14を介して髪押え部材8
に伝達されるので、パーマネント用ロッド2に毛髪を留
めることができ、毛髪の巻き上げ作業を確実に行なうこ
とができる。なお、コイルスプリング17及び摺動部材
14は本発明の圧接手段を構成している。
【0023】前記カムブロック15は、図3(a)に示
すように、その両端部から中央部に向かって両側から下
方に傾斜する略V字状の傾斜部18を備え、該傾斜部1
8に沿ってカムローラ19(カム部材)を案内する。該
カムローラ19は、図2(a)に示すように、髪押え部
材8の基部を回転軸として前記摺動部材14に回転自在
に保持されている。なお、カムブロック15及びカムロ
ーラ19は本発明の圧接解除手段を構成している。ま
た、カムブロック15は、その両端が操作部とされ、図
1(b)に示すように、該カムブロック15の両端部
は、ハウジング3を把持した状態で押圧操作ができる位
置に突設されている。更に、該カムブロック15は、そ
の両側端のうちの何れか一方を選択的に押圧操作するこ
とができるようになっている。
すように、その両端部から中央部に向かって両側から下
方に傾斜する略V字状の傾斜部18を備え、該傾斜部1
8に沿ってカムローラ19(カム部材)を案内する。該
カムローラ19は、図2(a)に示すように、髪押え部
材8の基部を回転軸として前記摺動部材14に回転自在
に保持されている。なお、カムブロック15及びカムロ
ーラ19は本発明の圧接解除手段を構成している。ま
た、カムブロック15は、その両端が操作部とされ、図
1(b)に示すように、該カムブロック15の両端部
は、ハウジング3を把持した状態で押圧操作ができる位
置に突設されている。更に、該カムブロック15は、そ
の両側端のうちの何れか一方を選択的に押圧操作するこ
とができるようになっている。
【0024】以上の構成からなるパーマネント用ロッド
回転装置1においては、次のようにして、髪押え部材8
が操作される。即ち、図2(a)及び図3(a)の状態
にあるとき、先ず、カムブロック15の一端を他端側に
向かって手指にて押圧する。これによって、図3(b)
に示すようにカムブロック15が移動し、該カムブロッ
ク15の移動に伴って傾斜部18に沿ってカムローラ1
9が上昇する。該カムローラ19の上昇によって、図2
(b)に示すように、摺動部材14がコイルスプリング
17の付勢に対抗して上昇し、髪押え部材8が挿入部7
から離反する。このときに形成された挿入部7と髪押え
部材8との間の間隙に、図示しない毛髪とパーマネント
用ロッド2とを共に挿入する。このように、カムブロッ
ク15を押圧操作するだけで髪押え部材8を挿入部7か
ら十分に離反させることができ、パーマネント用ロッド
2及び毛髪の挿入部7への装着作業が極めて容易に行な
えると共に、毛髪が髪押え部材8の外側に外れることを
防止することができる。また、前記カムブロック15
が、図1(b)に示すように、ハウジング3を把持した
状態で押圧操作ができる位置に設けられていることによ
り、手元操作が可能となり高い操作性を得ることができ
る。しかも、該カムブロック15の押圧操作はその両側
端のうちの何れか一方を状況に応じて選択できるので、
不自然な姿勢での押圧操作を防止して円滑な操作を行な
うことができる。
回転装置1においては、次のようにして、髪押え部材8
が操作される。即ち、図2(a)及び図3(a)の状態
にあるとき、先ず、カムブロック15の一端を他端側に
向かって手指にて押圧する。これによって、図3(b)
に示すようにカムブロック15が移動し、該カムブロッ
ク15の移動に伴って傾斜部18に沿ってカムローラ1
9が上昇する。該カムローラ19の上昇によって、図2
(b)に示すように、摺動部材14がコイルスプリング
17の付勢に対抗して上昇し、髪押え部材8が挿入部7
から離反する。このときに形成された挿入部7と髪押え
部材8との間の間隙に、図示しない毛髪とパーマネント
用ロッド2とを共に挿入する。このように、カムブロッ
ク15を押圧操作するだけで髪押え部材8を挿入部7か
ら十分に離反させることができ、パーマネント用ロッド
2及び毛髪の挿入部7への装着作業が極めて容易に行な
えると共に、毛髪が髪押え部材8の外側に外れることを
防止することができる。また、前記カムブロック15
が、図1(b)に示すように、ハウジング3を把持した
状態で押圧操作ができる位置に設けられていることによ
り、手元操作が可能となり高い操作性を得ることができ
る。しかも、該カムブロック15の押圧操作はその両側
端のうちの何れか一方を状況に応じて選択できるので、
不自然な姿勢での押圧操作を防止して円滑な操作を行な
うことができる。
【0025】そして、カムブロック15の押圧を解除す
ることにより、図3(a)に示すように、カムローラ1
9が傾斜部18に沿って滑り降りるようにして元の位置
に戻り、コイルスプリング17の付勢力が髪押え部材8
に伝達される。これによって、図1(a)に示すよう
に、髪押え部材8が十分な圧接力をもってパーマネント
用ロッド2に当接し、髪押え部材8とパーマネント用ロ
ッド2との間に確実に毛髪を留めることができる。
ることにより、図3(a)に示すように、カムローラ1
9が傾斜部18に沿って滑り降りるようにして元の位置
に戻り、コイルスプリング17の付勢力が髪押え部材8
に伝達される。これによって、図1(a)に示すよう
に、髪押え部材8が十分な圧接力をもってパーマネント
用ロッド2に当接し、髪押え部材8とパーマネント用ロ
ッド2との間に確実に毛髪を留めることができる。
【0026】なお、本発明においては、図3(a)に示
すように、前記カムブロック15に略V字状の傾斜部1
8を設けたものを示したが、それ以外には、図示しない
が、カムブロックの一側方から他側方に向かって一方向
に傾斜する傾斜部を設けてもよい。この場合には、傾斜
部の上昇方向のカムブロックの一側端のみが操作部とさ
れる。
すように、前記カムブロック15に略V字状の傾斜部1
8を設けたものを示したが、それ以外には、図示しない
が、カムブロックの一側方から他側方に向かって一方向
に傾斜する傾斜部を設けてもよい。この場合には、傾斜
部の上昇方向のカムブロックの一側端のみが操作部とさ
れる。
【0027】また、本実施形態においては、図4(a)
及び図5(a)に示す形状のアダプタ20,21を、図
4(b)及び図5(b)に示すように前記支持軸4の挿
入部7に装着することによって、外径の異なる他のパー
マネント用ロッド22,23を前記支持軸4の挿入部7
に適合させることができる。
及び図5(a)に示す形状のアダプタ20,21を、図
4(b)及び図5(b)に示すように前記支持軸4の挿
入部7に装着することによって、外径の異なる他のパー
マネント用ロッド22,23を前記支持軸4の挿入部7
に適合させることができる。
【0028】図4(a)に示すアダプタ20は、上部が
解放された円筒状に形成された装着部24と、該装着部
24の下部に設けられたウレタン等の弾性部材25(圧
接部)とによって構成されている。該装着部24は支持
軸4の挿入部7に対応して該挿入部7の外周に沿って包
み込むように湾曲して形成されている。これによって、
図4(b)に示すように、該装着部24を挿入部7の外
周に嵌め込むだけで該アダプタ20が支持軸4に保持さ
れる。
解放された円筒状に形成された装着部24と、該装着部
24の下部に設けられたウレタン等の弾性部材25(圧
接部)とによって構成されている。該装着部24は支持
軸4の挿入部7に対応して該挿入部7の外周に沿って包
み込むように湾曲して形成されている。これによって、
図4(b)に示すように、該装着部24を挿入部7の外
周に嵌め込むだけで該アダプタ20が支持軸4に保持さ
れる。
【0029】そして、該アダプタ20が装着された支持
軸4には、図1に示したパーマネント用ロッド2よりも
径の大きな他のパーマネント用ロッド22を装着するこ
とができる。このとき、該パーマネント用ロッド22と
支持軸4との間に介在されたアダプタ20の弾性部材2
5が該パーマネント用ロッド22の内壁に圧接し、支持
軸4の挿入部7に確実に支持される。これによって、パ
ーマネント用ロッド22のガタツキや振れが防止でき、
安定した毛髪の巻き上げ作業を行なうことができる。
軸4には、図1に示したパーマネント用ロッド2よりも
径の大きな他のパーマネント用ロッド22を装着するこ
とができる。このとき、該パーマネント用ロッド22と
支持軸4との間に介在されたアダプタ20の弾性部材2
5が該パーマネント用ロッド22の内壁に圧接し、支持
軸4の挿入部7に確実に支持される。これによって、パ
ーマネント用ロッド22のガタツキや振れが防止でき、
安定した毛髪の巻き上げ作業を行なうことができる。
【0030】図5(a)に示すアダプタ21は、上部が
解放された円筒状に形成され、その上半部に前記支持軸
4の挿入部7に装着自在の装着部26を備えている。該
装着部26は前述したアダプタ20と同様に、支持軸4
の挿入部7に対応して該挿入部7の外周に沿って包み込
むように湾曲して形成されている。
解放された円筒状に形成され、その上半部に前記支持軸
4の挿入部7に装着自在の装着部26を備えている。該
装着部26は前述したアダプタ20と同様に、支持軸4
の挿入部7に対応して該挿入部7の外周に沿って包み込
むように湾曲して形成されている。
【0031】また、該装着部26の下部には円弧状に形
成されたリーフスプリング27(圧接部)が保持されて
いる。該リーフスプリング27は、図5(b)に示すよ
うに、前記装着部26と外壁28との間の空隙29にそ
の両端部が保持され、該リーフスプリング27の湾曲す
る中央部は、該外壁28の下部に形成された図示しない
貫通穴を介して外壁28の外方に張り出して設けられて
いる。
成されたリーフスプリング27(圧接部)が保持されて
いる。該リーフスプリング27は、図5(b)に示すよ
うに、前記装着部26と外壁28との間の空隙29にそ
の両端部が保持され、該リーフスプリング27の湾曲す
る中央部は、該外壁28の下部に形成された図示しない
貫通穴を介して外壁28の外方に張り出して設けられて
いる。
【0032】更に、該アダプタ21の一端部の下方に
は、パーマネント用ロッド23に形成されている輪ゴム
掛け用の切欠13に係合する係止片30が突設されてい
る。該係止片30は、前記挿入部7の基部に形成された
係止片12が、該アダプタ21の装着により隠れてしま
うことを補って、支持軸4の回転を確実にパーマネント
用ロッド23に伝達させるものである。
は、パーマネント用ロッド23に形成されている輪ゴム
掛け用の切欠13に係合する係止片30が突設されてい
る。該係止片30は、前記挿入部7の基部に形成された
係止片12が、該アダプタ21の装着により隠れてしま
うことを補って、支持軸4の回転を確実にパーマネント
用ロッド23に伝達させるものである。
【0033】該アダプタ21は、図4(b)に示したパ
ーマネント用ロッド22よりも更に大径の他のパーマネ
ント用ロッド23を支持軸4に装着する際に用いられ
る。これによって、図5(b)に示すように、パーマネ
ント用ロッド23を支持軸4に装着したとき、該パーマ
ネント用ロッド23と支持軸4との間に介在されたアダ
プタ21のリーフスプリング27がパーマネント用ロッ
ド23の内壁に圧接し、該パーマネント用ロッド23が
支持軸4に確実に支持される。
ーマネント用ロッド22よりも更に大径の他のパーマネ
ント用ロッド23を支持軸4に装着する際に用いられ
る。これによって、図5(b)に示すように、パーマネ
ント用ロッド23を支持軸4に装着したとき、該パーマ
ネント用ロッド23と支持軸4との間に介在されたアダ
プタ21のリーフスプリング27がパーマネント用ロッ
ド23の内壁に圧接し、該パーマネント用ロッド23が
支持軸4に確実に支持される。
【0034】また、本実施形態においては、前記カムブ
ロック15及びカムローラ19によって本発明の圧接手
段及び圧接解除手段を構成したが、それに限るものでは
ない。例えば、図6に示すように、前記連結部9に枢軸
31を介して揺動自在の揺動部材32を設け、該揺動部
材32に髪押え部材33の基端部を連結して設ける。該
揺動部材32には、更に枢軸31を介して髪押え部材3
3の反対側に延出する押圧部としての延出部34を設
け、該延出部34と連結部9との間に、髪押え部材33
を支持軸35に向かって付勢するコイルスプリング36
を設ける。これによって、延出部34を押圧操作するだ
けで、髪押え部材33を揺動させることができ、パーマ
ネント用ロッド2及び毛髪の支持軸35への装着作業を
容易に行なうことができる。
ロック15及びカムローラ19によって本発明の圧接手
段及び圧接解除手段を構成したが、それに限るものでは
ない。例えば、図6に示すように、前記連結部9に枢軸
31を介して揺動自在の揺動部材32を設け、該揺動部
材32に髪押え部材33の基端部を連結して設ける。該
揺動部材32には、更に枢軸31を介して髪押え部材3
3の反対側に延出する押圧部としての延出部34を設
け、該延出部34と連結部9との間に、髪押え部材33
を支持軸35に向かって付勢するコイルスプリング36
を設ける。これによって、延出部34を押圧操作するだ
けで、髪押え部材33を揺動させることができ、パーマ
ネント用ロッド2及び毛髪の支持軸35への装着作業を
容易に行なうことができる。
【図1】本発明の一実施形態のパーマネント用ロッド回
転装置の外観を示す説明図。
転装置の外観を示す説明図。
【図2】本実施形態のパーマネント用ロッド回転装置の
要部を破断して示す説明図。
要部を破断して示す説明図。
【図3】本実施形態の圧接解除手段の作動を示す説明
図。
図。
【図4】本実施形態に採用されるアダプタを示す説明
図。
図。
【図5】本実施形態に採用されるアダプタを示す説明
図。
図。
【図6】本発明の他の実施形態の一部を示す説明図。
1…パーマネント用ロッド回転装置、2,22,23…
パーマネント用ロッド、3…ハウジング(本体)、4,
35…支持軸、8,33…髪押え部材、9…連結部、1
5…カムブロック(移動部材)、16…案内スリット
(案内部)、17,36…コイルスプリング(付勢部
材)、18…傾斜部、19…カムローラ(カム部材)、
20,21…アダプタ、25…弾性部材(圧接部)、2
7…リーフスプリング(圧接部)、31…枢軸、32…
揺動部材、34…延出部。
パーマネント用ロッド、3…ハウジング(本体)、4,
35…支持軸、8,33…髪押え部材、9…連結部、1
5…カムブロック(移動部材)、16…案内スリット
(案内部)、17,36…コイルスプリング(付勢部
材)、18…傾斜部、19…カムローラ(カム部材)、
20,21…アダプタ、25…弾性部材(圧接部)、2
7…リーフスプリング(圧接部)、31…枢軸、32…
揺動部材、34…延出部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松井 泉美
東京都杉並区久我山4−30−6
(72)発明者 松井 英史
東京都新宿区市谷仲之町2−46−703
Claims (5)
- 【請求項1】把持可能な柱状の本体と、該本体に内蔵さ
れたモータの回転軸に基端部が連結されて該本体の軸方
向に外方に延設され、筒状のパーマネント用ロッドを着
脱自在に同軸に装着支持する支持軸と、該支持軸に装着
されたパーマネント用ロッドの外周に沿って毛髪を圧接
させて該支持軸と共に回転する略棒状の髪押え部材とを
備えるパーマネント用ロッド回転装置において、 前記支持軸の基端部に、前記髪押え部材をパーマネント
用ロッドの略全長にわたって接離自在に連結する連結部
を設け、 該連結部に、前記髪押え部材をパーマネント用ロッドに
圧接する圧接手段と、前記本体を把持した状態で操作可
能となる位置に操作部を備えて、該操作部の操作に応じ
て前記圧接手段による圧接を解除して該髪押え部材をパ
ーマネント用ロッドから離反させる圧接解除手段とを設
けたことを特徴とするパーマネント用ロッド回転装置。 - 【請求項2】前記圧接手段は、前記髪押え部材の基端部
をパーマネント用ロッドへの接離方向に案内する案内部
と、該案内部に沿って案内される前記髪押え部材をパー
マネント用ロッドの長手方向の周面に向かって付勢する
付勢部材とを備え、 前記圧接解除手段は、一側端を前記操作部としたとき該
操作部の押圧操作により前記案内部に交差する方向に移
動される移動部材と、該移動部材に形成された傾斜部
と、前記髪押え部材の基端部に設けられ、移動部材の移
動に伴って該傾斜部の下部から上部に向かって案内され
ることにより前記付勢部材の付勢に抗して前記髪押え部
材をパーマネント用ロッドから離間させるカム部材とを
備えることを特徴とする請求項1記載のパーマネント用
ロッド回転装置。 - 【請求項3】前記移動部材は、その両側端が前記操作部
とされ、 前記傾斜部は、両操作部側から次第に下方に傾斜する左
右対称の略V字状に形成され、 前記カム部材は、何れか一方の操作部の押圧操作により
前記傾斜部の下部から押圧操作された操作部側に向かっ
て上昇案内されることを特徴とする請求項2記載のパー
マネント用ロッド回転装置。 - 【請求項4】前記圧接手段は、前記髪押え部材の基端部
に連接されて前記連結部に枢軸を介して揺動自在に枢着
された揺動部材と、該揺動部材を介して前記髪押え部材
をパーマネント用ロッドに向かって付勢する付勢部材と
を備え、 前記圧接解除手段は、前記揺動部材の前記枢軸を介して
前記髪押え部材と反対側に延出された延出部を前記操作
部として、該操作部の押圧操作により前記付勢部材の付
勢に抗して前記髪押え部材をパーマネント用ロッドから
離間させることを特徴とする請求項1記載のパーマネン
ト用ロッド回転装置。 - 【請求項5】前記支持軸に装着自在であって該支持軸に
装着することにより該支持軸とパーマネント用ロッドと
の間に介在され、前記パーマネント用ロッドの内壁に圧
接する圧接部を備えて該パーマネント用ロッドに前記支
持軸を適合させるアダプタを設けたことを特徴とする請
求項1乃至4の何れか1項記載のパーマネント用ロッド
回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001327386A JP2003052443A (ja) | 2001-06-05 | 2001-10-25 | パーマネント用ロッド回転装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169965 | 2001-06-05 | ||
JP2001-169965 | 2001-06-05 | ||
JP2001327386A JP2003052443A (ja) | 2001-06-05 | 2001-10-25 | パーマネント用ロッド回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003052443A true JP2003052443A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=26616381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001327386A Pending JP2003052443A (ja) | 2001-06-05 | 2001-10-25 | パーマネント用ロッド回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003052443A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008082043A1 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Simji Co., Ltd | Permanent lod, and heating device for effectively transferring heat to the permanent lod |
US10736758B2 (en) | 2013-03-15 | 2020-08-11 | Covidien | Occlusive device |
-
2001
- 2001-10-25 JP JP2001327386A patent/JP2003052443A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008082043A1 (en) * | 2006-12-29 | 2008-07-10 | Simji Co., Ltd | Permanent lod, and heating device for effectively transferring heat to the permanent lod |
US10736758B2 (en) | 2013-03-15 | 2020-08-11 | Covidien | Occlusive device |
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