JP2003051974A - ビデオカメラのカバー - Google Patents

ビデオカメラのカバー

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JP2003051974A
JP2003051974A JP2001238789A JP2001238789A JP2003051974A JP 2003051974 A JP2003051974 A JP 2003051974A JP 2001238789 A JP2001238789 A JP 2001238789A JP 2001238789 A JP2001238789 A JP 2001238789A JP 2003051974 A JP2003051974 A JP 2003051974A
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video camera
cover
top plate
drip
accessory shoe
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JP2001238789A
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English (en)
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Hidenori Ishibashi
秀則 石橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能性、操作性に優れるビデオカメラのカバ
ーを提供することを目的とする。 【解決手段】 防滴カバー10Aをビデオカメラ1に装
着する際、カバー部材30を、ビデオカメラ1のアクセ
サリーシュー8に取り付けたスペーサ20Aによって位
置決めし、防滴カバー10Aとビデオカメラ1の上面、
側部との間にはスペースを確保する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラのカ
バーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、外出先でも撮影可能な携帯用のビ
デオカメラが広く普及しているのは周知の通りである。
このようなビデオカメラは、精密機械であるがゆえに水
に濡れるのを嫌うため、水中での使用にも適した完全密
封型の防水カバーや、雨や雪等の悪天候の際の撮影時に
ビデオカメラを上から覆う簡易型の防滴カバー等が、オ
プション用品等として準備されている。
【0003】図7は、従来のビデオカメラ用の防滴カバ
ー40をビデオカメラ1に装着した状態を示す図であ
り、(a)は斜視図、(b)は正断面図、(c)は側断
面図である。図7(a)〜(c)に示すように、ビデオ
カメラ1は、マイク2、操作ボタン3、液晶モニタ4、
対物レンズ5、ファインダ6を備えている。通常、マイ
ク2はビデオカメラ1の上面に、操作ボタン3、液晶モ
ニタ4はそれぞれビデオカメラ1の側面に設けられる場
合が多く、液晶モニタ4はビデオカメラ1の側面に対し
開閉自在となっている。防滴カバー40はビデオカメラ
1を上部から覆うように装着される構成となっている。
この防滴カバー40はビデオカメラ1の外形に合わせて
作成されており、防滴カバー40の寸法はビデオカメラ
1の寸法よりも若干大きい程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防滴カバー40をビデオカメラ1に装着した場合には、
以下のような問題があった。第1に、マイク2と防滴カ
バー40との隙間がごく僅かであるために、ビデオカメ
ラ1と防滴カバー40とが擦れ合う音をマイク2が拾っ
てしまい、撮影者が望まない雑音が録音されてしまう。
第2に、防滴カバー40は、ビデオカメラ1の撮影者の
手を入れるための膨らみ部分40aが設けられている場
合はあるものの、防滴カバー40とビデオカメラ1の側
面との隙間が最小限に抑えられており、撮影者が操作ボ
タン3等を操作しづらい。第3に、防滴カバー40を装
着すると、開閉自在となっている液晶モニタ4を開くこ
とができないという問題があった。本発明は、このよう
な技術的課題に基づいてなされたもので、機能性、操作
性に優れるビデオカメラのカバーを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のビデオカメラのカバーは、ビデオカメラに着脱可能
に固定されるステー部によって、カバー部が、ビデオカ
メラの上面および側面との間に所定寸法以上の隙間を有
して装着されることを特徴とする。これによって、ビデ
オカメラの上面や側面に設けられたマイクや操作ボタン
等とカバー部の干渉が回避される。また、ビデオカメラ
の側面に開閉可能に備えられた液晶モニタを開いたとき
に、この液晶モニタにカバー部が干渉しないようにする
ことも可能である。
【0006】また、本発明は、ビデオカメラを覆うドー
ム状のカバー本体と、ビデオカメラのアクセサリーシュ
ーに対して係合可能な取付部材とを備えることを特徴と
するビデオカメラのカバーとして捉えることもできる。
このように、取付部材を介してカバー本体をアクセサリ
ーシューに装着することによって、カバー本体がビデオ
カメラに対して確実に位置決め・固定される。また、取
付部材はカバー本体の内方に向けて延出するので、カバ
ー本体とビデオカメラとの間に隙間を確保することがで
きる。この場合、カバー本体は、雨や雪がビデオカメラ
にかからないよう、ドーム状であれば良いが、この「ド
ーム状」という概念には、ビデオカメラに装着した状態
でビデオカメラの上部を覆う天板部と、その周囲から下
方に延びる周壁部とを備えたものも含まれる。また、取
付部材は、アクセサリーシューに対して係合する取付ベ
ースと、天板部を支持するプレート状の支持部と、取付
ベースおよび支持部を結ぶ所定長の支柱とを備えて形成
することもできる。さらに、天板部を取付ベースに対し
て傾斜して設ければ、カバー本体をビデオカメラに装着
した状態で、天板部を傾けた状態とすることができる。
【0007】ところで、本発明に係るビデオカメラのカ
バーは、取付ベースをアクセサリーシューに対して装着
した状態で、ビデオカメラの少なくとも上面全体を覆う
天板を備えるビデオカメラのカバーとして捉えることも
できる。このようなビデオカメラのカバーは、単体で、
いわば傘のように用いることもできるし、天板にビデオ
カメラの周囲を覆うカバー部材を装着して用いることも
できる。なお、天板を、互いに折曲可能に連結された複
数枚のプレート材で形成することによって、天板を折り
畳み可能な構成とすることもできる。また、取付ベース
と天板の間に介在する支柱を設け、取付ベースと支柱、
および支柱と天板を互いに折曲可能に連結し、これによ
って取付ベースを天板に対して折り畳み可能な構成とす
ることも有効である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 [第1実施形態]図1は、本実施の形態におけるビデオカ
メラ用の防滴カバー(ビデオカメラのカバー)10Aを
ビデオカメラ1に装着した状態を示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は正断面図、(c)は側断面図であ
る。まず、ビデオカメラ1の構成を説明する。図1に示
すように、ビデオカメラ1には、マイク2、操作ボタン
3、液晶モニタ4、対物レンズ5、ファインダ6、スト
ロボフラッシュ7、アクセサリーシュー8が備えられて
いる。液晶モニタ4およびストロボフラッシュ7は、一
端側を支点としてビデオカメラ1に対し開閉自在となっ
ている。アクセサリーシュー8は、ビデオカメラ1に着
脱自在に取り付けられるビデオライトや外付けマイク等
のアクセサリーの係合部として機能するものである。こ
のため、図2に示すように、アクセサリーシュー8は、
互いに平行に延在する一対のラッチ8a、8bと、アク
セサリーとビデオカメラ1との通電を図る電極(図示無
し)とによって形成されている。そして、各種アクセサ
リーに設けられた取付用の取付ベースをラッチ8a、8
bに係合させることによって、アクセサリーをビデオカ
メラ1の上部に装着することができるようになってい
る。なお、本実施の形態において、ビデオカメラ1のマ
イク2が備えられている側を「上面」、操作ボタン3や
液晶モニタ4が備えられている側を「側面」、と適宜称
することとする。また、ビデオカメラ1自体の構成につ
いては、上記はあくまでも一例として上げたのみであ
り、上記以外の他のいかなる構成のものであっても良
い。
【0009】次に、上記のようなビデオカメラ1に装着
する防滴カバー10Aの構成を説明する。図1および図
2に示したように、防滴カバー10Aは、ビデオカメラ
1のアクセサリーシュー8に装着されるスペーサ(ステ
ー部、取付部材)20Aと、このスペーサ20Aに支持
された状態でビデオカメラ1を覆うカバー部材(カバー
部、カバー本体)30とから構成される。
【0010】図2に示したように、スペーサ20Aは足
部21と傘部(支持部、天板)22とから構成されてい
る。足部21は、取付ベース21aと支柱21bとから
構成されている。取付ベース21aはアクセサリーシュ
ー8に対して着脱自在に装着することができ、アクセサ
リーシュー8に装着された状態では、その両側がアクセ
サリーシュー8のラッチ8aおよびラッチ8bに保持さ
れる。一方、支柱21bは、取付ベース21aがアクセ
サリーシュー8に装着された状態で、取付ベース21a
の面に対し直交し、かつビデオカメラ1の上面に対向す
る側とは反対側、つまりビデオカメラ1と離間する方向
に所定寸法延出している。そして、支柱21bの先端部
は、傘部22の下面に直交する状態で傘部22に固定さ
れている。これにより、取付ベース21aと傘部22は
互いに平行な状態となっている。つまり、傘部22はビ
デオカメラ1の上面にほぼ平行な状態で装着されるので
ある。
【0011】傘部22は、例えば平面視矩形の平板状で
あって、足部21をアクセサリーシュー8に取り付けた
状態でビデオカメラ1の上方全体を覆うよう、ビデオカ
メラ1を上から見たときの面積よりも大きな面積を有し
ている。より詳しく言えば、図1(b)に示すように、
傘部22の横幅寸法d1は、ビデオカメラ1の横幅寸法
d2以上とし、また、液晶モニタ4を開いたときのビデ
オカメラ1の側面からの突出寸法d3を考慮し、d1>
d2+d3とするのが好ましい。このようにして、図1
に示したように、傘部22は、足部21の支柱21bに
よってビデオカメラ1の上面から所定寸法離間した状態
で、ビデオカメラ1の上方全体を覆うようになってい
る。
【0012】なお、このようなスペーサ20Aは、傘部
22に対して足部21を着脱自在に取り付けられるよう
にしてもよいし、もしくは足部21と傘部22とを一体
的に形成してもよい。また、図1(b)および図1
(c)に示したように、支柱21bの高さによって、ビ
デオカメラ1の上面と後述するカバー部材30との間の
隙間が決定される。したがって、ビデオカメラ1の上面
とカバー部材30との間の隙間を適宜変更できるよう、
支柱21bを伸縮自在に形成してもよい。
【0013】カバー部材30は、ビデオカメラ1が雨、
雪、風、粉塵等にさらされることを防止するための覆い
として機能するものである。図1および図2に示したよ
うに、カバー部材30はビデオカメラ1を一回り以上大
きくした箱型袋状に形成されている。カバー部材30は
ビデオカメラ1を上部から覆うように装着されるため、
ビデオカメラ1に装着した状態でビデオカメラ1の上部
を覆う天板部31と、ビデオカメラ1の側面全体を囲う
側面部(周壁部)32とから形成され、カバー部材30
の底面は開口している。天板部31は、スペーサ20A
の傘部22とほぼ同じ形状および大きさを有し、カバー
部材30をビデオカメラ1の上方から被せた状態で、ス
ペーサ20Aの傘部22の上面に当接する。一方、側面
部32は、天板部31に一体に形成され、矩形の天板部
31の周囲から下方に伸びてビデオカメラ1の周囲を取
り囲むよう形成される。側面部32の長さ寸法は、カバ
ー部材30をビデオカメラ1に装着した状態で、ビデオ
カメラ1に雨、雪等が付着しない程度の長さに適宜設定
される。また、カバー部材30はプラスチック系やビニ
ール系の素材等を用いて製作することができるが、防水
性に優れる材質であればこれらに限定されるものではな
い。このとき、カバー部材30を、ビニール系等の柔軟
な素材で形成すれば、このカバー部材30を折り畳み可
能とすることもできる。また、プラスチック系等、柔軟
性の低い素材を用いる場合であっても、天板部31と側
面部32との間で折り畳みが可能となるような構成を採
用することも可能である。
【0014】さて、このようなカバー部材30とスペー
サ20Aとからなる防滴カバー10Aをビデオカメラ1
に装着すると、スペーサ20Aによって、カバー部材3
0とビデオカメラ1の上面および側面との間に隙間を確
保することができ、また防滴カバー10Aを装着した際
においても液晶モニタ4をビデオカメラ1の側面に対し
て垂直に開くことが可能な状態とすることができる。
【0015】また、図2に示したように、カバー部材3
0の側面部32のうち、例えばビデオカメラ1に装着し
た状態でファインダ6の側に対応する部分には、スリッ
ト32aが形成されて、その両側が開閉可能となってい
る。スリット32aの両側部32b、32bは、所定幅
で互いに重なり合うようになっており、重なり合った部
分どうしを図示しない面ファスナ等で係合できるように
なっている。このスリット32aによって、防滴カバー
10Aをビデオカメラ1に装着し易いようになってい
る。
【0016】さらに、図1(c)に示したように、カバ
ー部材30の側面部32において、対物レンズ5に対応
する部分、カバー部材30のファインダ6に対応する部
分には、透明部分33、34がそれぞれ形成されてい
る。これら透明部分33、34によって、防滴カバー1
0Aをビデオカメラ1に装着した際にも撮影が可能とな
る。なお、側面部32全体を透明な材料で形成すること
も可能であり、これによって、撮影者が操作ボタン3や
液晶モニタ4を容易に視認することが可能となる。
【0017】このような防滴カバー10Aをビデオカメ
ラ1に装着するには、まず、足部21の取付ベース21
aを、アクセサリーシュー8のラッチ8a、8bに係合
させることにより、スペーサ20Aをビデオカメラ1に
固定する。次いで、スペーサ20Aがビデオカメラ1に
固定された状態で、カバー部材30の開口底面およびス
リット32aから、スペーサ20Aおよびビデオカメラ
1を覆うようにカバー部材30を被せるのである。図1
(a)は、このようにしてビデオカメラ1に装着された
防滴カバー10Aを示している。
【0018】以上説明したように、本実施の形態におけ
る防滴カバー10Aをビデオカメラ1に装着した際に
は、カバー部材30がスペーサ20Aによってビデオカ
メラ1に位置決め・固定されることになり、スペーサ2
0Aによって防滴カバー10Aとビデオカメラ1の上面
との間には適度な隙間を確保することができる。よっ
て、ビデオカメラ1の上面に備えられたマイク2が防滴
カバー10Aと接触することもなく、雑音の発生を避け
ることができる。さらには、ビデオカメラ1の上面に備
えられたストロボフラッシュ7を開けた状態で撮影を行
なうことも可能となる。また、スペーサ20Aの傘部2
2がビデオカメラ1よりも側方に張り出すような構成と
され、このスペーサ20Aにカバー部材30を被せる構
成となっているので、ビデオカメラ1の側面と防滴カバ
ー10Aとの間に十分な隙間を確保することができる。
よって、防滴カバー10A内に撮影者が手を入れた際の
操作性も良好であり、また防滴カバー10A内にて液晶
モニタ4を開けた状態で撮影を行なうことも可能とな
る。さらに、このような防滴カバー10Aは、スペーサ
20Aをビデオカメラ1のアクセサリーシュー8に取り
付ける構成となっている。このようなアクセサリーシュ
ー8は、ビデオカメラやカメラ用として規格化されてい
るため、アクセサリーシュー8を備えてさえいれば、様
々なビデオカメラにこの防滴カバー10Aを装着するこ
とができるのである。これによって、防滴カバー10A
の汎用性を非常に高いものとすることができ、メーカ側
にとっては、ビデオカメラの機種毎に防滴カバー10A
を準備する必要がなく、ユーザ側にとっては、ビデオカ
メラを買い替える毎に新たに防滴カバー10Aを買う必
要がなくなるという利点が有る。
【0019】以下に上記の実施の形態の変形例を示す。 (変形例1)図3に示すように、スペーサ20A’の傘
部(支持部、天板)22’を折り畳み可能な構成とする
こともできる。図3(a)に示すように、矩形の傘部2
2’は、幅方向に分割されたプレート材22a,22
b,22c,22dから構成される。そして、これらプ
レート材22a〜22dは、互いに隣接するものどうし
が図示しないヒンジ部を介して折り畳み可能に連結され
ている。これによって図3(b)に示すように、傘部2
2’は折り畳み可能となっている。つまり、その大きさ
が数分の一となるように傘部22’を折り畳むことがで
きる。また図3(c)、(d)に示すように、足部2
1’を折り畳み可能な構成とすることもできる。これに
は支柱21b’の両端を取付ベース21a’、傘部2
2’(折り畳み可能ではない傘部22であっても良い)
に対し、それぞれヒンジ21cによって連結することに
よって、図3(d)に示すように、傘部22’と支柱2
1b’、および取付ベース21a’と支柱21b’をそ
れぞれ折り畳むことができ、これによって足部21’を
折り畳むことが可能となるのである。したがって、防滴
カバー10Aの不使用時等にはスペーサ20A’を折り
畳んで保管するようにすれば、防滴カバー10Aを収容
する際にも嵩張らない。
【0020】(変形例2)図4に示すように、スペーサ
20Aとカバー部材30とを一体的に形成して防滴カバ
ー10Aとすることも可能である。この場合には、カバ
ー部材30のスリット32aからビデオカメラ1を挿入
して、取付ベース21aをアクセサリーシュー8のラッ
チ8a、8bに係合させればよい。スペーサ20Aとカ
バー部材30とを一体的に形成して防滴カバー10Aと
することによって、スペーサ20Aのみを紛失する等の
不具合が生じにくい。
【0021】[第2実施形態]次に、図5を用いて第2実
施形態を説明する。なお、第2実施形態にかかる防滴カ
バーの基本的な構成は図1および図2で示された第1実
施形態の防滴カバー10Aと同様であるので、ここでは
第1実施形態と異なる点を中心に説明することとし、第
1実施形態で示したビデオカメラ1および防滴カバー1
0Aと同一の部分には同一の符号を付してその説明を省
略した。図5に示すように、防滴カバー(ビデオカメラ
のカバー)10Bは、スペーサ(ステー部、取付部材)
20Bと、カバー部材30とから構成される。ここで、
スペーサ20Bは、足部21”の支柱21b”と傘部
(支持部、天板)22”との接合部がピン50によって
回動自在に連結され、これによって、ビデオカメラ1に
スペーサ20Bを装着した状態で、傘部22”を傾斜さ
せることができるようになっている。ここで、傘部2
2”の傾斜方向は、対物レンズ5とファインダ6を結ぶ
方向において傾斜するのではなく、これと直交する方
向、つまりビデオカメラ1の幅方向において、一方の側
から他方の側に傾斜させるのが好ましい。このようなス
ペーサ20Bを介してカバー部材30をビデオカメラ1
に装着することによって、カバー部材30の天板部31
の角度を傾けることができる。これによって、カバー部
材30の天板部31に落下した雨や雪を速やかに落とす
ことが可能となる。このとき、傘部22”の傾斜方向を
ビデオカメラ1の幅方向において傾斜させるようにした
ので、これによって雨や雪が落下するときに、対物レン
ズ5やファインダ6の視野を妨げることもなく、また撮
影者にかかったりするのも回避できるのである。
【0022】[第3実施形態]次に、図6を用いて第3実
施形態を説明する。なお、第3実施形態にかかる防滴カ
バーの基本的な構成も図1および図2で示された第1実
施形態の防滴カバー10Aと同様であるので、ここでは
第1実施形態と異なる点を中心に説明することとし、第
1実施形態で示したビデオカメラ1および防滴カバー1
0Aと同一の部分には同一の符号を付してその説明を省
略した。図6に示すように、防滴カバー(ビデオカメラ
のカバー)10Cは、スペーサ(ステー部、取付部材)
20Cと、カバー部材30とから構成される。ここで、
スペーサ20Cは、足部21と傘部22とから構成され
ている。そして、傘部22の下面には、アクセサリーシ
ュー38が一体に設けられている。このアクセサリーシ
ュー38は、構造的にはビデオカメラ1に設けられてい
るアクセサリーシュー8と全く同様であり、外付けマイ
ク39等のアクセサリーを着脱自在に装着できるように
なっている。この場合、スペーサ20Cは、アクセサリ
ーシュー38と、このスペーサ20Cを装着するビデオ
カメラ1のアクセサリーシュー8との間で、電源供給や
信号転送等が行なえるような配線を内蔵するのが好まし
い。このようなスペーサ20Cを備えた防滴カバー10
Cでは、上記第1実施形態と同様の効果を奏することが
できるのに加え、防滴カバー10Cを取り付けたために
ビデオカメラ1のアクセサリーシュー8が塞がってしま
う場合にも、外付けマイク39等のアクセサリーを装着
することが可能となるのである。
【0023】なお、上記第1実施形態〜第3実施形態に
おいて、様々な例を挙げたが、これらを適宜組み合わせ
ることができるのは言うまでもない。また、防滴カバー
10A、10B、10Cは、いずれもカバー部材30を
備える構成としたが、スペーサ20A、20B、20C
を単体で用い、これを防滴カバーとして用いることも可
能である。これ以外にも、本願発明の主旨を逸脱しない
限り、他のいかなる構成を採用しても何ら支障はない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオカメラに装着した状態で、機能性、操作性に優れ
るビデオカメラのカバーを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態にかかる防滴カバーをビデオカ
メラに装着した状態を示す図であって、(a)は斜視
図、(b)は正断面図、(c)は側断面図である。
【図2】 防滴カバーの構造を説明するための斜視図で
ある。
【図3】 傘部を折り畳み可能な構成とした例を示す図
である。
【図4】 スペーサとカバー部材とを一体的に形成して
防滴カバーを構成した例を示す図である。
【図5】 第2実施形態において、防滴カバーをビデオ
カメラに装着した状態を示す図である。
【図6】 防滴カバーの第3実施形態を示す図である。
【図7】 従来の防滴カバーをビデオカメラに装着した
状態を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は正断
面図、(c)は側断面図である。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ、2…マイク、3…操作ボタン、4…
液晶モニタ、8…アクセサリーシュー、8a,8b…ラ
ッチ、10A、10B、10C…防滴カバー(ビデオカ
メラのカバー)、20A、20B、20C…スペーサ
(ステー部、取付部材)、21、21’、21”…足
部、21a、21a’…取付ベース、21b、21
b’、21b”…支柱、22、22’、22”…傘部
(支持部、天板)、22a,22b,22c,22d…
プレート材、30…カバー部材(カバー部、カバー本
体)、31…天板部、32…側面部(周壁部)、32a
…スリット、33,34…透明部分、38…アクセサリ
ーシュー、39…外付けマイク、50…ピン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラに着脱可能に固定されるス
    テー部と、 前記ステー部により、前記ビデオカメラの上面および側
    面との間に所定寸法以上の隙間を有して当該ビデオカメ
    ラに装着されるカバー部と、を備えることを特徴とする
    ビデオカメラのカバー。
  2. 【請求項2】 前記ビデオカメラの側面に開閉可能に備
    えられた液晶モニタを開いたときに、当該液晶モニタに
    前記カバー部が干渉しないよう、当該カバー部と前記ビ
    デオカメラの側面との間の前記隙間が設定されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のビデオカメラのカバー。
  3. 【請求項3】 前記ステー部は、前記ビデオカメラのア
    クセサリーシューに対し、着脱自在に装着可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のビデオカメラのカバー。
  4. 【請求項4】 ビデオカメラを覆うドーム状のカバー本
    体と、 前記カバー本体の内方に向けて延出し、その先端部にて
    前記ビデオカメラのアクセサリーシューに対して係合可
    能な取付部材と、を備えることを特徴とするビデオカメ
    ラのカバー。
  5. 【請求項5】 前記カバー本体は、前記ビデオカメラに
    装着した状態で当該ビデオカメラの上部を覆う天板部、
    および当該天板部の周囲から下方に延びる周壁部を備え
    て形成され、 前記取付部材は、前記アクセサリーシューに対して係合
    する取付ベース、前記天板部を支持する支持部、および
    前記取付ベースと前記支持部を結ぶ所定長の支柱、を備
    えて形成されることを特徴とする請求項4記載のビデオ
    カメラのカバー。
  6. 【請求項6】 前記天板部は、前記取付ベースに対して
    傾斜して設けられていることを特徴とする請求項5記載
    のビデオカメラのカバー。
  7. 【請求項7】 ビデオカメラに装着されるカバーであっ
    て、 ビデオカメラのアクセサリーシューに対して着脱可能な
    取付ベースと、 前記取付ベースが前記アクセサリーシューに対して装着
    された状態で、前記ビデオカメラの上面よりも大きな面
    積を有し、当該ビデオカメラの少なくとも上面全体を覆
    う天板と、を備えることを特徴とするビデオカメラのカ
    バー。
  8. 【請求項8】 前記天板は、互いに折曲可能に連結され
    た複数枚のプレート材から形成されていることを特徴と
    する請求項7記載のビデオカメラのカバー。
  9. 【請求項9】 前記取付ベースと前記天板の間に介在す
    る支柱、をさらに備え、 前記取付ベースと前記支柱、および当該支柱と前記天板
    は、それぞれ互いに折曲可能に連結されていることを特
    徴とする請求項7記載のビデオカメラのカバー。
  10. 【請求項10】 前記天板に、当該天板全体および前記
    ビデオカメラの周囲を覆うカバー部材が装着可能である
    ことを特徴とする請求項7記載のビデオカメラのカバ
    ー。
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