JP2003051644A - 半導体装置、半導体受光装置、半導体発光装置、半導体レーザ装置および面発光型半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体装置、半導体受光装置、半導体発光装置、半導体レーザ装置および面発光型半導体レーザ装置

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JP2003051644A
JP2003051644A JP2001235480A JP2001235480A JP2003051644A JP 2003051644 A JP2003051644 A JP 2003051644A JP 2001235480 A JP2001235480 A JP 2001235480A JP 2001235480 A JP2001235480 A JP 2001235480A JP 2003051644 A JP2003051644 A JP 2003051644A
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JP
Japan
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semiconductor
layer
contact layer
multilayer film
band gap
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Application number
JP2001235480A
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English (en)
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Norihiro Iwai
則広 岩井
Hitoshi Shimizu
均 清水
Akihiko Kasukawa
秋彦 粕川
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の特性および信頼性を向上するこ
と。 【解決手段】 この半導体装置は、n−GaAs基板1
の上面に、下部DBRミラー2および量子井戸活性層3
を形成する。また、量子井戸活性層3の上面には、上部
DBRミラー4、p−AlAs層6、Al酸化層10、
GaInNAsからなるコンタクト層5および電極8か
らなるメサポストを形成する。さらに、メサポストの周
囲にポリイミド7を形成し、n−GaAs基板1の下面
に、電極9を形成する。コンタクト層5は、GaInN
Asの組成を調整して、n−GaAs基板1に格子整合
し、かつバンドギャップエネルギーを小さくしてコンタ
クト層と電極との接触抵抗を低減している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置、半
導体受光装置、半導体発光装置、半導体レーザ装置およ
び面発光型半導体レーザ装置に関し、特にコンタクト層
に4種以上の元素を含む多元化合物半導体を用いること
で電極との接触抵抗を低減した半導体装置、半導体受光
装置、半導体発光装置、半導体レーザ装置および面発光
型半導体レーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置において、その内部
抵抗や半導体装置と電極との接触抵抗が高い場合、半導
体装置の出力特性および機能が低下し、また、発熱によ
って半導体装置の劣化を招く。例えば、半導体レーザ装
置においてその内部抵抗や接触抵抗が高い場合、光出力
の低下や動作速度の低下を招くことになる。特に、半導
体装置と電極との接触面積が小さい場合、半導体装置と
電極との接触抵抗の低減が重要になる。このため、半導
体装置では、半導体多層膜上にコンタクト層を設け、半
導体装置と電極との接触抵抗を低減している。
【0003】一方、金属と半導体との接触抵抗は、半導
体のバンドギャップエネルギーが小さい方ほど小さくな
る。このため、コンタクト層は、バンドギャップエネル
ギーが小さい材質を用いることが求められる。また、半
導体基板上に形成する膜の材質は、その格子定数によっ
て制限をうける。半導体基板と格子定数が大きく異なる
材料は、半導体基板上に成膜した場合に格子不整合を生
じ、半導体装置の特性の劣化を招くことになる。この格
子不整合による特性の劣化は、成膜した膜の厚さが大き
い場合に顕著である。
【0004】したがって、半導体装置のコンタクト層
は、半導体基板と格子整合可能で、かつバンドギャップ
エネルギーの小さい材質であることが求められる。
【0005】図7は、従来の半導体装置の構成を示す断
面図である。この半導体装置は、面発光レーザ装置であ
り、n−GaAs基板41の上面に、下部DBRミラー
42および量子井戸活性層43を備えている。また、量
子井戸活性層43の上面には、上部DBRミラー44、
AlAs層46、Al酸化層50、コンタクト層45お
よび電極48からなるメサポストを備える。さらに、メ
サポストの周囲にポリイミド47を備え、n−GaAs
基板41の下面に、電極49を備えている。
【0006】つぎに、この面発光レーザ装置の製造方法
について説明する。まず、n−GaAs基板41の上
に、例えばMOCVD装置を用いて、n−Al0.9Ga
0.1Asとn−Al0.2Ga0.8Asとの二つの半導体層
を交互に35ペア積層し、下部DBRミラー42を形成
する。ここで、下部DBRミラー42の各半導体層の厚
さhは、発振波長をλ、屈折率をnとして、h=λ/4
nとする。つぎに、両側をクラッド層で挟まれた量子井
戸活性層43を形成する。さらに、p−Al0.9Ga0.1
Asとp−Al0.2Ga0.8Asとの二つの半導体層を交
互に25ペア積層し、上部DBRミラー44を形成す
る。また、上部DBRミラー44の各半導体層の厚さh
は、発振波長をλ、屈折率をnとして、h=λ/4nと
する。さらに、上部DBRミラー44の内部に、p−A
lAs層46を形成しておく。また、上部DBRミラー
44の上面にp−GaAsをコンタクト層45として積
層する。
【0007】つぎに、フォトリソグラフィーおよびエッ
チングを用いて、メサポストを形成する。エッチング
は、AlAs層46よりも深く、量子井戸活性層43の
近傍まで行う。つづいて、水蒸気雰囲気中で、約400
℃に加熱して酸化処理を行い、AlAs層46をメサポ
ストの外側から選択的に酸化し、Al酸化層50を形成
する。Al酸化層50は、リング形状となり、電流狭窄
層として機能する。また、酸化せずに残したAlAs層
46は、電流注入領域として機能する。
【0008】つぎに、メサポストの周辺をポリイミド4
7で埋め込み、メサポストの上部に外周5〜10μm程
度の幅で接触するようなリング状の電極48を形成す
る。また、n−GaAs基板41の裏面を200μmま
で研磨し、電極49を形成する。
【0009】この面発光レーザ装置では、電極48の接
触面積が非常に小さいため、接触抵抗の低減が重要とな
る。この面発光レーザ装置では、GaAs基板と格子整
合し、かつバンドギャップエネルギーが最も小さい材料
はGaAsであるので、コンタクト層45はGaAsを
材料として形成される。図8は、コンタクト層45をG
aAsで形成した場合におけるバンドギャップエネルギ
ーを示す図である。コンタクト層45のバンドギャップ
エネルギーE45は、上部DBRミラー44のバンドギ
ャップエネルギーE44に比して小さくなっている。
【0010】また、InP基板上に形成した半導体装置
では、InP基板に格子整合し、かつ最もバンドギャッ
プエネルギーが小さいGaInAsがコンタクト層の成
膜材料として用いられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置の微細化に伴い、半導体装置のコンタクト層と電極
との接触面積も小さくなり、接触抵抗の更なる低下が求
められている。また、半導体装置の性能や寿命を向上す
るためには、接触抵抗の低減が有効な手段の一つであ
る。一方で、使用する半導体基板の格子定数によって、
使用できる材質に制限があった。すなわち、上述した半
導体装置では、接触抵抗を十分に低減することができ
ず、半導体装置の特性が低下し、また信頼性が低くなる
という問題点があった。例えば、半導体レーザ装置で
は、光出力が低下し、動作速度が遅くなるという問題点
があった。
【0012】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
って、半導体装置の接触抵抗を低減し、特性が良好で、
信頼性の高い半導体装置、半導体受光装置、半導体発光
装置、半導体レーザ装置および面発光型半導体レーザ装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる半導体装置は、所定の化合物半導
体基板上に形成された半導体多層膜と、電極と、前記半
導体多層膜と前記電極とを接合するコンタクト層と、を
有する半導体装置において、前記コンタクト層は、4種
以上の元素からなる多元化合物半導体で形成され、前記
所定の化合物半導体基板と格子整合する格子定数と、前
記所定の化合物半導体基板に比して小さいバンドギャッ
プエネルギーと、を有することを特徴とする。
【0014】この請求項1の発明によれば、半導体装置
のコンタクト層は、半導体基板に格子整合し、かつバン
ドギャップエネルギーの小さい多元化合物半導体で形成
され、コンタクト層と電極との接触抵抗を低減してい
る。
【0015】また、請求項2にかかる半導体装置は、上
記の発明において、前記コンタクト層と前記半導体多層
膜との間に、バンドギャップ調整層をさらに備え、前記
バンドギャップ調整層は、当該バンドギャップ調整層に
接する前記半導体多層膜のバンドギャップエネルギーに
比して小さく、前記コンタクト層のバンドギャップエネ
ルギーに比して大きいバンドギャップエネルギーを有す
ることを特徴とする。
【0016】この請求項2の発明によれば、半導体装置
は、コンタクト層のバンドギャップエネルギーと半導体
多層膜のバンドギャップエネルギーとの中間のバンドギ
ャップエネルギーを有するバンドギャップ調整層を、コ
ンタクト層と半導体多層膜との間に備えて、コンタクト
層と半導体多層膜との間の抵抗を低減している。
【0017】また、請求項3にかかる半導体装置は、上
記の発明において、前記バンドギャップ調整層は、前記
半導体多層膜側から前記コンタクト層側に向かって、連
続的にバンドギャップエネルギーが小さくなる半導体材
料によって形成されたことを特徴とする。
【0018】この請求項3の発明によれば、バンドギャ
ップ調整層のバンドギャップエネルギーが半導体多層膜
側からコンタクト層側に向かって、連続的に小さくなる
ようにしている。
【0019】また、請求項4にかかる半導体装置は、上
記の発明において、前記バンドギャップ調整層は、積層
された複数のバンドギャップ調整膜によって形成され、
前記複数のバンドギャップ調整膜は、前記半導体多層膜
側から前記コンタクト層側に向かって、段階的にバンド
ギャップエネルギーが小さくなることを特徴とする。
【0020】この請求項4の発明によれば、バンドギャ
ップ調整層のバンドギャップエネルギーが半導体多層膜
側からコンタクト層側に向かって、段階的に小さくなる
ようにしている。
【0021】また、請求項5にかかる半導体装置は、上
記の発明において、前記コンタクト層および前記バンド
ギャップ調整層は、GaInNAsで形成され、当該G
aInNAsの組成の設定によって前記所定の化合物半
導体基板に格子整合する格子定数と、前記所定の化合物
半導体基板に比して小さいバンドギャップエネルギー
と、を有することを特徴とする。
【0022】この請求項5の発明によれば、半導体装置
は、コンタクト層をGaInNAsで形成し、GaIn
NAsの組成を設定して、半導体基板と格子整合させ、
かつバンドギャップエネルギーを小さくし、コンタクト
層と電極との接触抵抗を低減している。
【0023】また、請求項6にかかる半導体装置は、上
記の発明において、前記コンタクト層および前記バンド
ギャップ調整層は、GaInNAsSbで形成され、当
該GaInNAsSbの組成の設定によって、前記所定
の化合物半導体基板と格子整合する格子定数と、前記所
定の化合物半導体基板に比して小さいバンドギャップエ
ネルギーと、を有することを特徴とする。
【0024】この請求項6の発明によれば、半導体装置
は、コンタクト層をGaInNAsSbで形成し、Ga
InNAsSbの組成を設定して、半導体基板と格子整
合させ、かつバンドギャップエネルギーを小さくし、コ
ンタクト層と電極との接触抵抗を低減している。
【0025】また、請求項7にかかる半導体受光装置
は、請求項1〜6に記載の半導体装置の前記コンタクト
層と前記電極とを少なくとも前記半導体多層膜の上面の
一部に形成したことを特徴とする。
【0026】この請求項7の発明によれば、半導体多層
膜中の吸収層で受光した光を電流に変換し、コンタクト
層を介して出力する受光素子として機能する半導体受光
装置において、そのコンタクト層を半導体基板に格子整
合し、かつバンドギャップエネルギーの小さい多元化合
物半導体で形成し、コンタクト層と電極との接触抵抗を
低減している。
【0027】また、請求項8にかかる半導体発光装置
は、請求項1〜6に記載の半導体装置の前記コンタクト
層と前記電極とを少なくとも前記半導体多層膜の上面の
一部に形成したことを特徴とする。
【0028】この請求項8の発明によれば、コンタクト
層を介して注入された電流を光に変換し、半導体多層膜
から出力する発光素子として機能する半導体発光装置に
おいて、そのコンタクト層を半導体基板に格子整合し、
かつバンドギャップエネルギーの小さい多元化合物半導
体で形成し、コンタクト層と電極との接触抵抗を低減し
ている。
【0029】また、請求項9にかかる半導体レーザ装置
は、請求項1〜6に記載の半導体装置の前記半導体多層
膜に、少なくとも前記コンタクト層を介して注入された
電流を光に変換する活性層を形成し、該活性層内の光を
共振器構造によってレーザ発振出力することを特徴とす
る。
【0030】この請求項9の発明によれば、半導体多層
膜内部に形成した活性層で電流を光に変換し、レーザ発
振出力を行うレーザ素子として機能する半導体レーザ装
置において、そのコンタクト層を半導体基板に格子整合
し、かつバンドギャップエネルギーの小さい多元化合物
半導体で形成し、コンタクト層と電極との接触抵抗を低
減している。
【0031】また、請求項10にかかる面発光型半導体
レーザ装置は、請求項1〜6に記載の半導体装置の前記
半導体多層膜に、少なくとも下部多層膜反射鏡、活性層
および上部多層膜反射鏡を形成し、前記下部多層膜反射
鏡および前記上部多層膜反射鏡によって共振器構造を形
成することを特徴とする。
【0032】この請求項10の発明によれば、活性層を
下部多層膜反射鏡および上部多層膜反射鏡で挟みこんで
共振器を形成し、半導体基板に対して垂直方向にレーザ
光を出射する面発光レーザ素子として機能する面発光型
半導体レーザ装置において、そのコンタクト層を半導体
基板に格子整合し、かつバンドギャップエネルギーの小
さい多元化合物半導体で形成し、コンタクト層と電極と
の接触抵抗を低減している。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る半導体装置、半導体受光装置、半導体発光装
置、半導体レーザ装置および面発光型半導体レーザ装置
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1である半導体装置の構成を示す断面図である。
この半導体装置は、面発光レーザ装置であり、n−Ga
As基板1の上面に、下部DBRミラー2および量子井
戸活性層3を備えている。また、量子井戸活性層3の上
面には、上部DBRミラー4、AlAs層6、Al酸化
層10、コンタクト層5および電極8からなるメサポス
トを備える。さらに、メサポストの周囲にポリイミド7
を備え、n−GaAs基板1の下面に、電極9を備えて
いる。コンタクト層5は、GaInNAsで形成され
る。
【0035】GaInNAsは、Ga,In,N,As
の4種の元素を含む多元化合物半導体である。多元化合
物半導体では、その組成、すなわちIII族とV族の化学
量論比を調整することで、その格子定数およびバンドギ
ャップエネルギーを変化させることができる。図2は、
格子定数とバンドギャップエネルギーの相関関係を示す
図である。コンタクト層5は、n−GaAs基板1上に
形成されるため、GaInNAsの組成を、n−GaA
s基板1と格子整合し、かつバンドギャップが最も小さ
くなる値に調整する。GaInNAsは、GaAsとほ
ぼ同一の格子定数「5.65」を保持してバンドギャッ
プエネルギーを変化させることができる。ここで、バン
ドギャップエネルギーが小さい組成を選択することで、
コンタクト層5の接触抵抗を小さくすることができる。
図3は、コンタクト層5をGaInNAsで形成した場
合におけるバンドギャップエネルギーを示す図である。
コンタクト層5のバンドギャップエネルギーE5は、上
部DBRミラー4のバンドギャップエネルギーE4に比
して小さくなっている。
【0036】つぎに、この面発光レーザ装置の製造方法
について説明する。まず、n−GaAs基板1の上に、
例えばMOCVD装置を用いて、n−Al0.9Ga0.1
sとn−Al0.2Ga0.8Asとの二つの半導体層を交互
に35ペア積層し、下部DBRミラー2を形成する。こ
こで、下部DBRミラー2の各半導体層の厚さhは、発
振波長をλ、屈折率をnとして、h=λ/4nとする。
つぎに、両側をクラッド層で挟まれた量子井戸活性層3
を形成する。さらに、p−Al0.9Ga0.1Asとp−A
0.2Ga0.8Asとの二つの半導体層を交互に25ペア
積層し、上部DBRミラー4を形成する。また、上部D
BRミラー4の各半導体層の厚さhは、発振波長をλ、
屈折率をnとして、h=λ/4nとする。さらに、上部
DBRミラー4の内部に、p−AlAs層6を形成して
おく。また、上部DBRミラー4の上面にp−GaIn
NAsを成膜し、コンタクト層5を形成する。なお、結
晶成長には、MOCVDや分子線エピタキシャル装置な
どを用いればよい。
【0037】つぎに、フォトリソグラフィーおよびエッ
チングを用いて、メサポストを形成する。エッチング
は、AlAs層6よりも深く、量子井戸活性層3の近傍
まで行う。つづいて、水蒸気雰囲気中で、約400℃に
加熱して酸化処理を行い、AlAs層6をメサポストの
外側から選択的に酸化し、Al酸化層10を形成する。
Al酸化層10は、リング形状となり、電流狭窄層とし
て機能する。また、酸化せずに残したAlAs層6は、
電流注入領域として機能する。
【0038】つぎに、メサポストの周辺をポリイミド7
で埋め込み、メサポストの上部に外周5〜10μm程度
の幅で接触するようなリング状の電極8を形成する。ま
た、n−GaAs基板1の裏面を200μmまで研磨
し、電極9を形成する。
【0039】この実施の形態1における半導体装置は、
コンタクト層にGaInNAsを用い、GaInNAs
の組成を調整することで、GaAs基板に格子整合さ
せ、かつバンドギャップエネルギーを小さくすることで
接触抵抗を低減することができる。
【0040】なお、本実施の形態では、GaAs基板に
積層された面発光レーザ装置のコンタクト層をGaIn
NAsで形成したが、半導体基板上に積層され、コンタ
クト層を介して電極と接続される半導体装置であれば、
半導体基板と格子整合し、バンドギャップエネルギーの
小さいコンタクト層を形成することで同様の効果を得る
ことができる。
【0041】たとえば、半導体受光素子に本発明を適用
する場合、少なくともn型半導体基板上にn型半導体
膜、吸収層およびp型半導体膜を順次形成し、p型半導
体膜の表面の一部にコンタクト層およびp型電極を形成
する。さらに、n型半導体基板の裏面にn型電極を形成
する。この半導体装置では、n型半導体膜とp型半導体
膜との接合面でpnダブルへテロ接合領域が形成され
る。このpnダブルへテロ接合領域に光が入力される
と、半導体装置内に光起電流が発生する。したがって、
この半導体装置は、受光した光によって電流を生じる半
導体受光素子として機能する。この半導体受光素子にお
いても、半導体基板と格子整合し、バンドギャップエネ
ルギーの小さいコンタクト層を形成することで、接触抵
抗を低減することができる。
【0042】また、半導体発光素子に本発明を適用して
もよい。半導体発光素子に本発明を適用する場合、少な
くともn型半導体基板上にn型半導体膜およびp型半導
体膜を順次形成し、p型半導体膜の表面の一部にコンタ
クト層およびp型電極を形成する。さらに、n型半導体
基板の裏面にn型電極を形成する。この半導体装置に電
流を注入すると、n型半導体膜とp型半導体膜との接合
面に形成されたpnダブルへテロ接合領域で、電子と正
孔との結合が生じる。この電子と正孔との結合の際に、
光が発生し、発生した光は、p型半導体膜表面から出力
される。したがって、この半導体装置は、注入した電流
によって発光する半導体発光素子として機能する。さら
に、共振器構造を付加することで、半導体レーザ素子と
して機能させることができる。この半導体発光素子にお
いても、半導体基板と格子整合し、バンドギャップエネ
ルギーの小さいコンタクト層を形成することで、接触抵
抗を低減することができる。
【0043】さらに、DFB型レーザ素子やDBR型レ
ーザ素子に本発明を適用してもよい。DFB型レーザ素
子やDBR型レーザ素子に本発明を適用する場合、半導
体基板上に少なくとも下部クラッド層、活性層、上部ク
ラッド層を順次成膜した半導体多層膜を形成し、この半
導体多層膜の上面にコンタクト層を形成する。また、半
導体基板の裏面およびコンタクト層上面に電極を形成す
る。なお、DFB型レーザを形成する場合、半導体多層
膜内部に回折格子を形成する。また、DBR型レーザを
形成する場合、活性層の近傍に回折格子を形成する。こ
の半導体装置に電流を注入すると、活性層で光を生じ、
この光は回折格子によってレーザ発振する。したがっ
て、この半導体装置は、DFB型またはDBR型の半導
体レーザ素子として機能する。この半導体レーザ素子に
おいても、半導体基板と格子整合し、バンドギャップエ
ネルギーの小さいコンタクト層を形成することで、接触
抵抗を低減することができる。
【0044】また、本実施の形態では、GaAs基板の
半導体装置においてコンタクト層をGaInNAsで形
成したが、InP基板上に半導体装置を形成する場合に
おいても、コンタクト層をGaInNAsで形成し、組
成を調整することで、同様の効果を得ることができる。
【0045】なお、コンタクト層をGaInNAsで形
成するかわりに、GaInNAsSbで形成してもよ
い。Sbを添加することで、半導体基板に格子整合し、
かつバンドギャップエネルギーの小さいコンタクト層を
容易に成膜することができる。
【0046】また、Sbをサーファクタントとし、Ga
InNAsを成膜してもよい。Sbをサーファクタント
として利用することで半導体表面の未結合手が終端化さ
れて不活性となり、GaInNAsを容易に成膜するこ
とができる。
【0047】(実施の形態2)図4は、この発明の実施
の形態2である半導体装置の構成を示す断面図である。
この実施の形態2では、半導体装置は、コンタクト層5
と上部DBRミラー4との間にバンドギャップ調整層2
1を有している。その他の構成は実施の形態1と同様で
あり、同一の構成要素には同一の符号を付している。
【0048】この半導体装置は、面発光レーザ装置であ
り、n−GaAs基板1の上面に、下部DBRミラー2
および量子井戸活性層3を備えている。また、量子井戸
活性層3の上面には、上部DBRミラー4、AlAs層
6、Al酸化層10、バンドギャップ調整層21、コン
タクト層5および電極8からなるメサポストを備える。
さらに、メサポストの周囲にポリイミド7を備え、n−
GaAs基板1の下面に、電極9を備えている。コンタ
クト層5は、GaInNAsで形成される。
【0049】また、バンドギャップ調整層21は、コン
タクト層5と上部DBRミラー4との中間のバンドギャ
ップエネルギーを有する半導体層で形成する。材質とし
ては、GaInNAsの組成を適宜調整することで中間
のバンドギャップを有する半導体層を実現することがで
きる。
【0050】図5は、コンタクト層5、バンドギャップ
調整層21および上部DBRミラー4のバンドギャップ
エネルギーを示す図である。バンドギャップ調整層21
のバンドギャップエネルギーE21は、上部DBRミラ
ー4のバンドギャップエネルギーE4よりも小さく、コ
ンタクト層5のバンドギャップエネルギーE5よりも大
きい。したがって、バンドギャップの差によって生じる
ヘテロ障壁が小さくなり、上部DBRミラー4とコンタ
クト層5との間で生じる抵抗を低減することができる。
【0051】また、バンドギャップ調整層21のバンド
ギャップが、徐々に変化するようにしてもよい。図6
は、バンドギャップが徐々に変化する場合のバンドギャ
ップエネルギーを示す図である。この場合、バンドギャ
ップ調整層21は、GaInNAsの組成を順次調整し
て成膜することで形成すれば良い。バンドギャップを徐
々に変化させることで、ヘテロ障壁が小さくなり、上部
DBRミラー4とコンタクト層5との間で生じる抵抗を
低減することができる。
【0052】なお、本実施の形態では、GaAs基板に
積層された面発光レーザ装置のコンタクト層およびバン
ドギャップ調整層をGaInNAsで形成したが、半導
体基板上に積層され、コンタクト層を介して電極と接続
される半導体装置であれば、半導体基板と格子整合し、
バンドギャップエネルギーの小さいコンタクト層および
バンドギャップ調整層を形成することで同様の効果を得
ることができる。たとえば、実施の形態1と同様に、半
導体受光素子、半導体発光素子、DFB型レーザ素子、
DBR型レーザ素子などに、本発明を適用することがで
きる。
【0053】また、本実施の形態では、GaAs基板の
半導体装置においてコンタクト層およびバンドギャップ
調整層をGaInNAsで形成したが、InP基板上に
半導体装置を形成する場合においても、コンタクト層お
よびバンドギャップ調整層をGaInNAsで形成し、
組成を調整することで、同様の効果を得ることができ
る。
【0054】なお、コンタクト層およびバンドギャップ
調整層をGaInNAsで形成するかわりに、GaIn
NAsSbで形成してもよい。Sbを添加することで、
半導体基板に格子整合し、かつバンドギャップエネルギ
ーの小さいコンタクト層およびバンドギャップ調整層を
容易に成膜することができる。
【0055】また、Sbをサーファクタントとし、Ga
InNAsを成膜してもよい。Sbをサーファクタント
として利用することで半導体表面の未結合手が終端化さ
れて不活性となり、GaInNAsを容易に成膜するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、半導体装置のコンタクト層は、半導体基板に格
子整合し、かつバンドギャップエネルギーの小さい多元
化合物半導体で形成され、コンタクト層と電極との接触
抵抗を低減しているので、機能および特性を向上し、発
熱による劣化を防止し、信頼性を高めた半導体装置を得
ることができるという効果を奏する。
【0057】また、請求項2の発明によれば、半導体装
置は、コンタクト層のバンドギャップエネルギーと半導
体多層膜のバンドギャップエネルギーとの中間のバンド
ギャップエネルギーを有するバンドギャップ調整層を、
コンタクト層と半導体多層膜との間に備えて、コンタク
ト層と半導体多層膜とのヘテロ障壁を小さくし、コンタ
クト層と半導体多層膜との間の抵抗を低減しているの
で、機能および特性を向上し、発熱による劣化を防止
し、信頼性を高めた半導体装置を得ることができるとい
う効果を奏する。
【0058】また、請求項3の発明によれば、バンドギ
ャップ調整層のバンドギャップエネルギーが半導体多層
膜側からコンタクト層側に向かって、連続的に小さくな
るようにしているので、コンタクト層と半導体多層膜と
の間でヘテロ障壁の発生を抑制し、コンタクト層と半導
体多層膜との間の抵抗を低減することで、機能および特
性を向上し、発熱による劣化を防止し、信頼性を高めた
半導体装置を得ることができるという効果を奏する。
【0059】また、請求項4の発明によれば、バンドギ
ャップ調整層のバンドギャップエネルギーが半導体多層
膜側からコンタクト層側に向かって、段階的に小さくな
るようにしているので、コンタクト層と半導体多層膜と
の間でバンドギャップ差を分散してヘテロ障壁を小さく
し、コンタクト層と半導体多層膜との間の抵抗を低減す
ることで、機能および特性を向上し、発熱による劣化を
防止し、信頼性を高めた半導体装置を得ることができる
という効果を奏する。
【0060】また、請求項5の発明によれば、半導体装
置は、コンタクト層をGaInNAsで形成し、GaI
nNAsの組成を設定して、半導体基板と格子整合さ
せ、かつバンドギャップエネルギーを小さくし、コンタ
クト層と電極との接触抵抗を低減しているので、機能お
よび特性を向上し、発熱による劣化を防止し、信頼性を
高めた半導体装置を得ることができるという効果を奏す
る。
【0061】また、請求項6の発明によれば、半導体装
置は、コンタクト層をGaInNAsSbで形成し、G
aInNAsSbの組成を設定して、半導体基板と格子
整合させ、かつバンドギャップエネルギーを小さくし、
コンタクト層と電極との接触抵抗を低減しているので、
特性および信頼性の高い半導体装置を簡易な構成で得る
ことができるという効果を奏する。
【0062】また、請求項7の発明によれば、半導体多
層膜中の吸収層で受光した光を電流に変換し、コンタク
ト層を介して出力する受光素子として機能する半導体受
光装置において、そのコンタクト層を半導体基板に格子
整合し、かつバンドギャップエネルギーの小さい多元化
合物半導体で形成し、コンタクト層と電極との接触抵抗
を低減しているので、半導体受光装置の機能および特性
を向上し、発熱による劣化を防止し、信頼性を高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0063】また、請求項8の発明によれば、コンタク
ト層を介して注入された電流を光に変換し、半導体多層
膜から出力する発光素子として機能する半導体発光装置
において、そのコンタクト層を半導体基板に格子整合
し、かつバンドギャップエネルギーの小さい多元化合物
半導体で形成し、コンタクト層と電極との接触抵抗を低
減しているので、半導体発光装置の機能および特性を向
上し、発熱による劣化を防止し、信頼性を高めることが
できるという効果を奏する。
【0064】また、請求項9の発明によれば、半導体多
層膜内部に形成した活性層で電流を光に変換し、レーザ
発振出力を行うレーザ素子として機能する半導体レーザ
装置において、そのコンタクト層を半導体基板に格子整
合し、かつバンドギャップエネルギーの小さい多元化合
物半導体で形成し、コンタクト層と電極との接触抵抗を
低減しているので、半導体レーザ装置の機能および特性
を向上し、発熱による劣化を防止し、信頼性を高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0065】また、請求項10の発明によれば、活性層
を下部多層膜反射鏡および上部多層膜反射鏡で挟みこん
で共振器を形成し、半導体基板に対して垂直方向にレー
ザ光を出射する面発光レーザ素子として機能する面発光
型半導体レーザ装置において、そのコンタクト層を半導
体基板に格子整合し、かつバンドギャップエネルギーの
小さい多元化合物半導体で形成し、コンタクト層と電極
との接触抵抗を低減しているので、面発光型半導体レー
ザ装置の機能および特性を向上し、発熱による劣化を防
止し、信頼性の高めることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である半導体装置の構
成を示す断面図である。
【図2】格子定数とバンドギャップエネルギーの相関関
係を示す図である。
【図3】コンタクト層をGaInNAsで形成した場合
におけるバンドギャップエネルギーを示す図である。
【図4】この発明の実施の形態2である半導体装置の構
成を示す断面図である。
【図5】コンタクト層、バンドギャップ調整層および上
部DBRミラーのバンドギャップエネルギーを示す図で
ある。
【図6】バンドギャップが徐々に変化する場合のバンド
ギャップエネルギーを示す図である。
【図7】従来の半導体装置の構成を示す断面図である。
【図8】コンタクト層をGaAsで形成した場合におけ
るバンドギャップエネルギーを示す図である。
【符号の説明】
1 n−GaAs基板 2 下部DBRミラー 3 量子井戸活性層 4 上部DBRミラー 5 コンタクト層 6 p−AlAs層 7 ポリイミド 8,9 電極 10 Al酸化層 21 バンドギャップ調整層 E4,E5,E21 バンドギャップエネルギー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粕川 秋彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA40 AA43 AA44 CA04 CA12 CA35 CA60 CA65 5F049 MA03 MB07 NA11 NA13 PA04 SS04 5F073 AA03 AA55 AA74 AB19 CA01 CB02 CB08 DA05 DA27 EA28 5F088 AA02 AB07 BA10 BA13 CB04 DA14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の化合物半導体基板上に形成された
    半導体多層膜と、電極と、前記半導体多層膜と前記電極
    とを接合するコンタクト層と、を有する半導体装置にお
    いて、 前記コンタクト層は、4種以上の元素からなる多元化合
    物半導体で形成され、前記所定の化合物半導体基板と格
    子整合する格子定数と、前記所定の化合物半導体基板に
    比して小さいバンドギャップエネルギーと、を有するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクト層と前記半導体多層膜と
    の間に、バンドギャップ調整層をさらに備え、 前記バンドギャップ調整層は、当該バンドギャップ調整
    層に接する前記半導体多層膜のバンドギャップエネルギ
    ーに比して小さく、前記コンタクト層のバンドギャップ
    エネルギーに比して大きいバンドギャップエネルギーを
    有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記バンドギャップ調整層は、前記半導
    体多層膜側から前記コンタクト層側に向かって、連続的
    にバンドギャップエネルギーが小さくなる半導体材料に
    よって形成されたことを特徴とする請求項2に記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記バンドギャップ調整層は、積層され
    た複数のバンドギャップ調整膜によって形成され、 前記複数のバンドギャップ調整膜は、前記半導体多層膜
    側から前記コンタクト層側に向かって、段階的にバンド
    ギャップエネルギーが小さくなることを特徴とする請求
    項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記コンタクト層および前記バンドギャ
    ップ調整層は、GaInNAsで形成され、当該GaI
    nNAsの組成の設定によって前記所定の化合物半導体
    基板に格子整合する格子定数と、前記所定の化合物半導
    体基板に比して小さいバンドギャップエネルギーと、を
    有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記コンタクト層および前記バンドギャ
    ップ調整層は、GaInNAsSbで形成され、当該G
    aInNAsSbの組成の設定によって、前記所定の化
    合物半導体基板と格子整合する格子定数と、前記所定の
    化合物半導体基板に比して小さいバンドギャップエネル
    ギーと、を有することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか一つに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載の半導体装置の前記
    コンタクト層と前記電極とを少なくとも前記半導体多層
    膜の上面の一部に形成したことを特徴とする半導体受光
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6に記載の半導体装置の前記
    コンタクト層と前記電極とを少なくとも前記半導体多層
    膜の上面の一部に形成したことを特徴とする半導体発光
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6に記載の半導体装置の前記
    半導体多層膜に、少なくとも前記コンタクト層を介して
    注入された電流を光に変換する活性層を形成し、該活性
    層内の光を共振器構造によってレーザ発振出力すること
    を特徴とする半導体レーザ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6に記載の半導体装置の前
    記半導体多層膜に、少なくとも下部多層膜反射鏡、活性
    層および上部多層膜反射鏡を形成し、前記下部多層膜反
    射鏡および前記上部多層膜反射鏡によって共振器構造を
    形成することを特徴とする面発光型半導体レーザ装置。
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