JP2003051142A - 記録方法、光ディスク原盤、光記録媒体および記録再生装置 - Google Patents

記録方法、光ディスク原盤、光記録媒体および記録再生装置

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JP2003051142A
JP2003051142A JP2001237784A JP2001237784A JP2003051142A JP 2003051142 A JP2003051142 A JP 2003051142A JP 2001237784 A JP2001237784 A JP 2001237784A JP 2001237784 A JP2001237784 A JP 2001237784A JP 2003051142 A JP2003051142 A JP 2003051142A
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recording
groove
groove width
optical
wavelength
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JP2001237784A
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English (en)
Inventor
Somei Endo
惣銘 遠藤
Tadao Suzuki
忠男 鈴木
Kiyoe Yone
清江 米
Katsuosa Saga
克修 嵯峨
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅が狭いグルーブを形成することを可能と
し、ディスクの高密度化を達成する。 【解決手段】 レーザ光は、EOM12により強度変調
され、変調光学系15に入射される。APC14により
EOM12を透過するレーザ光の光出力が安定とされ
る。光ビームがAOM16に集光され、光ビームが直流
信号で連続変調される。変調光学系15から出射された
露光ビームは、AOD20に入射し、光学偏向が施さ
れ、ミラーM2によって反射されて偏光ビームスプリッ
タPBSに入射する。偏光ビームスプリッタPBSによ
って反射されたビームがレンズL3、ミラーM3を経て
対物レンズ24へ導かれ、対物レンズ24によってフォ
トレジスト膜26上に集光される。フォトレジスト膜2
6として高ガンマ特性のものが使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録方法、光デ
ィスク原盤、光記録媒体および記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、CD−R、CD−R
W、DVD+RW、DVD−R、D≡D−RWの各フォ
ーマットではグルーブに記録するグルーブ記録フォーマ
ットが提案されている。ところで、このような光ディス
クにおいては、最適グルーブ幅が異なる。露光ビームに
よりグルーブを形成するため、上記グルーブの幅は露光
ビームのスポット径によって決まる。グルーブは、予め
ディスク上に形成されており、グルーブがディスク径方
向に微小振幅でウォブリングされている。ウォブリング
グルーブは、トラッキングを行うために使用され、ま
た、ウォブリング情報として、クロック情報、アドレス
情報を記録することができる。
【0003】図6は、従来のCD−R,CD−RW等の
光ディスクに対してウォブリンググルーブを形成する記
録システムの一例を示す。1つの露光ビームで記録する
場合は、気体を増幅媒質とするガスレーザ光源1(例え
ば、波長が442nmのヘリウム・カドミウム(He−
Cd)レーザ)と、このガスレーザ光源1から出射され
たレーザ光2がミラーMlを介して後段の光学系に導か
れる。
【0004】ミラーMlを介して導かれたレーザ光2
は、光変調系(図6では、OMと示す)3に入射され
る。光変調系3では、ビーム縮小(集光)レンズLlに
よって、そのビーム径が縮小されて音響光学変調器4(A
coustic Optical Modulator:以下、単にAOMと略記
する)に入射される。AOM4では、音響光学媒体に圧
電振動子が取り付けられ、圧電振動子によって電気信号
が超音波信号に変換され、音響光学媒体の屈折率が超音
波信号によって変化される。
【0005】ブラッグ回折では、格子間隔D、レーザ光
波長をλ、レーザ光と格子面とのなす角度をθとする
と、(2D sinθ=nλ(n:整数))の関係を満たす
時の角度θでレーザ光が入射するように、AOM4が配
置される。AOM4は、ブラッグ回折における1次回折
光強度が超音波のパワーにほぼ比例することを利用し
て、レーザ光の強度を変調するものである。
【0006】このAOM4に対して、ドライバ5を介し
て記録信号が供給される。記録信号に基づいて変調され
ている超音波に応じてレーザ光2の光強度が変調され
る。一定の深さのグルーブを形成する場合には、AOM
4に対して供給される記録信号が一定レベルの信号(直
流信号)で良い。
【0007】AOM4にて強度変調されたレーザ光は、
後段のビーム拡大レンズ(もしくはビーム縮小レンズ)
L2によって、そのビーム径が拡大もしくは縮小され、
平行ビームのまま直進して、ミラーM2で反射され、移
動光学テーブル6に水平に導かれる。
【0008】移動光学テーブル6には、結像および回折
光補正光学系と対物レンズ7が配設されている。この結
像および回折光補正光学系は、第3のレンズL3から構
成される。この第3のレンズL3は、対物レンズ7の結
像集光面Plと共役な位置に形成される入射側集光面P
2にレーザビームを集光させるような位置に配設され
る。
【0009】レーザ光は、この結像および回折光補正レ
ンズL3、ミラーM3および対物レンズ7を介してフォ
トレジスト膜8に集光照射される。フォトレジスト膜8
は、ガラス原盤上に塗布されており、図示しないスピン
ドルモータによって回転される。ウォブリンググルーブ
を形成するためには、例えばミラーM2によって反射さ
れた露光ビームに対して偏向光学系(図示しない)によ
って光学偏向が施される。
【0010】露光されたフォトレジスト膜8を有するガ
ラス原盤を使用して光ディスクを製造する方法の1つが
例えば特許第3104699号に開示されている。この
方法について説明する。最初に、露光されたフォトレジ
スト膜8が現像され、露光部分が除去され、ガラスマス
ターが得られる。次に、ガラスマスターの表面に無電界
メッキ、スパッタリング等によって銀等の導電膜を形成
し、さらに、その上に電鋳法によりニッケル電鋳層を形
成する。そして、ガラス原盤からニッケル電鋳層を剥離
することによって金属スタンパー(マスタースタンパ
ー)を形成する。さらに、再度メッキを行い、メッキを
剥がすことで、マザースタンパーを作成する。マザース
タンパーを使用し、射出成形等によって光ディスク基板
を作成し、この後、光ディスク基板に反射膜をスパッタ
し、保護膜をコートする等の工程を経て光ディスクが製
造される。
【0011】レーザ光源1と対物レンズ7との間にビー
ムリレー光学系を配置し、レンズL2またはL3のレン
ズ焦点距離を変化させ、フォトレジスト表面に集光する
ように再調整することによって対物レンズ7に対する有
効開口数NAを変化させ、それによって露光ビームのス
ポット径を変化させることができる。露光ビームのスポ
ット径dは、λを露光ビームの記録波長とすると、次の
式(1)によって表される。
【0012】 d=1.22×(記録波長λ/NA) (1)
【0013】CD−R、CD−RWでは、He−Cdレ
ーザ(λ=442nm)によりグルーブの凹凸パターン
が記録され、最適グルーブ幅が550〜600nmであ
る。高密度光ディスクのDVD+RW,DVD−R、D
VD−RWは、記録容量が4.7GBであり、CD−
R、CD−RWの記録容量の約7.2倍の高容量であ
る。記録密度を挙げるために、最適グルーブ幅が300
〜330nmとされている。短波長のクリプトン(K
r)レーザ(λ=413nm)を用いることにより、露
光ビームのスポット径dを小さくし、DVD+RW、D
VD−R、DVD−RWの最適グルーブ幅を実現してい
る。例えば参考文献(特開平10−241214号公
報)では、アルゴン(Ar)レーザ(λ=458nm)
を用い、グルーブ幅を600〜800nmまで実現して
いる。
【0014】上述した従来の各光ディスクフォーマット
における各レーザの記録波長λ、トラックピッチ、グル
ーブ幅とグルーブ幅/記録波長を図7にまとめて示す。
【0015】図7から、CD−R、CD−RWの通常密
度光ディスクでは、グルーブ幅が記録波長(442n
m)より大きく(グルーブ幅/記録波長>1.0)、露
光ビームのスポットの多くの部分で露光(感光)するこ
とができ比較的作りやすい。しかしながら、DVD+R
W、DVD−R、DVD−RW等の高密度光ディスクで
は、グルーブ幅が記録波長(413nm)より小さい
(グルーブ幅/記録波長<1.0)。DVD+RW、D
VD−R、DVD−RWは、4.7GBであり、CD−
R、CD−RWの記録密度の約7.2倍の高密度である
ため、最適グルーブ幅が300〜330nmである。短
波長のKrレーザ(413nm)を用いることにより、
露光ビームのスポット径を小さくし、DVD+RW、D
VD−R、DVD−RWの最適グルーブ幅を実現してい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】さらに、最近では、D
VR(Digital Video Recording system)用の超高密度光
ディスクのいくつかのフォーマットが提案されている。
その1つとして、例えば図8に示すように、ウォブリン
ググルーブにアドレス情報を埋め込み、グルーブに記録
するフォーマットが提案されている。例えばトラックピ
ッチは320nmとされている。グルーブ幅は、トラッ
クピッチの約半分であるので、グルーブ幅が150nm
程度となる。従来の光ディスクでは、このように幅の狭
いグルーブを形成することが難しかった。図7に示すよ
うに、グルーブ幅/記録波長が0.66以下の狭いグル
ーブは形成が難しい。
【0017】上述した特許第3104699号に開示さ
れているようなマザースタンパーを製造する方法は、ス
タンパの複製であるマザースタンパを用い、グルーブ幅
が100nm以下を実現している。しかしながら、マザ
ースタンパでは、ビームで露光した部分がランド部を形
成する部分となり、ビームで露光していない部分がグル
ーブ部を形成する部分となる。すなわち、凹凸が反転し
たものとなる。通常、ランド部をウォブルすることは困
難であり、DVRのグループ幅が200nm以下のウォ
ブリンググルーブは困難である。さらに、グルーブ幅が
200nm以下幅狭グルーブを均一な幅に形成すること
は困難である。さらに、マザースタンパを作成する工程
が余分に必要とするので、信号劣化が生じやすい問題が
ある。
【0018】さらに、特開平9−237420号公報に
は、γ特性値=5でなる高ガンマフォトレジスト、波長
442nmでなるヘリウム・カドミウム(He−Cd)
レーザ光源および開口数NA=0.9でなる対物レンズ
を用いて露光処理した場合には、最短ピット長の3Tピ
ットのピット幅は270nm、最長ピット長の11Tピ
ットのピット幅は350nmという値が得られることが
開示されている。
【0019】このことは、高ガンマフォトレジストを用
いた場合、3Tピットの幅と同様にグルーブ幅を270
nm程度まで狭くできることを表している。因みに、こ
れに対してγ特性値=2.7でなる通常のフォトレジス
トを用いて露光処理した場合には、3Tピットのピット
幅は580nm、11Tピットのピット幅は600nm
という値が得られ、3Tピット幅と同様にグルーブ幅を
580nm程度まで狭くできることを表している。
【0020】このように、高ガンマフォトレジスト用い
ることによって、グルーブ幅を狭くすることが可能にな
る。また、記録レーザ光源をより短波長化することによ
り、例えば短波長のクリプトン(Kr)レーザ(413
nm、351nm)を用いることにより、露光ビームの
スポット径dを小さくし、さらに、グルーブ幅を狭くす
ることが可能になる。
【0021】上記方法により、グルーブ幅が200nm
以下のDVR等の超高密度光ディスクフオーツマットが
可能になる。また、参考文献(特許第3104699
号)のようにマザースタンパ(凹凸反転)を用いる必要
がなく、さらに、グルーブ幅が200nm以下のウォブ
リンググルーブが可能になる。
【0022】したがって、この発明の目的は、グルーブ
記録のみでも充分な記録容量を実現することを可能とし
た幅が狭いグルーブの記録方法、光ディスク原盤、光記
録媒体および記録再生装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フォ
トレジストを有する光ディスク原盤に対してグルーブを
形成する記録方法において、フォトレジストとして高ガ
ンマフォトレジスト(γ≧4.5)を用い、記録ビーム
の記録波長とグルーブ幅の比(グルーブ幅/記録波長)
が0.30から0.66の狭いグルーブを形成するよう
にした記録方法である。請求項2の発明は、さらに、露
光ビームの記録パワー変化量が±3.2%以内であり、
グルーブ幅の変化量が±5%以内の均一形状のグルーブ
を形成するようにした記録方法である。
【0024】請求項5の発明は、フォトレジストを露光
することによって、グルーブが形成される光ディスク原
盤において、記録ビームの記録波長とグルーブ幅の比
(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66の狭
いグルーブが形成された光ディスク原盤である。請求項
6の発明は、さらに、露光ビームの記録パワー変化量が
±3.2%以内であり、グルーブ幅の変化量が±5%以
内の均一形状のグルーブを形成するようにした光ディス
ク原盤である。
【0025】請求項9の発明は、光ディスク原盤を使用
して製造され、グルーブが予め形成された光記録媒体に
おいて、光ディスク原盤は、記録ビームの記録波長とグ
ルーブ幅の比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から
0.66の狭いグルーブが形成された光記録媒体であ
る。請求項10の発明は、さらに、光ディスク原盤は、
記録パワー変化量が±3.2%以内であり、グルーブ幅
の変化量が±5%以内の均一形状のグルーブが形成され
た光記録媒体である。
【0026】請求項13の発明は、記録ビームの記録波
長とグルーブ幅の比(グルーブ幅/記録波長)が0.3
0から0.66の狭いグルーブが形成された光ディスク
原盤から製造された光記録媒体に対する記録再生装置で
あって、ランドおよびグルーブの一方に対して情報を記
録するようにした記録再生装置である。請求項14の発
明は、さらに、狭いグルーブであって、ウォブリンググ
ルーブが形成された光ディスク原盤から製造された光記
録媒体に対する記録再生装置であって、ウォブリンググ
ルーブのウォブル情報を再生し、ウォブリンググルーブ
に対して情報を記録するようにした記録再生装置であ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面を参照しながら説明する。先ず、一実施形態で使用し
た光学的記録装置の構成について図1を参照して説明す
る。一実施形態は、所望の凹凸パターンをディスク基板
の表面に転写するためのスタンパを形成するに際し、光
源から出射されたレーザ光をAPCによりEOMに対し
てフィードバック制御を行い、半径により線速度に対応
して線形にEOMを透過するレーザ光の光出力変化さ
せ、単位面積あたりの露光量を一定にする。一実施形態
では、光ディスク媒体がCLV(Constant Linear Veloc
ity)のフォーマットとされている。さらに、高γ特性値
のフォトレジスト用いグルーブ幅を狭く、グルーブ幅が
均一な形状パターンを形成するものである。
【0028】フォトレジストのγ特性値(以下、単にγ
と適宜略す)は、特開平9−237420号公報に開示
されているように、残膜率(現像後膜厚/塗布膜厚)と
単位面積当りの露光量との関係を示す特性曲線の直線部
分の傾斜で表される。通常のフォトレジストのγ特性値
は、例えば2.7である。この一実施形態では、γ特性
値が高いフォトレジストとは、γ特性値が4.5以上を
ものを意味している。高γ特性値のフォトレジストの場
合では、露光量の変化に対するグルーブ幅の変化の割合
が通常のγ特性値のフォトレジストに比して大きい。そ
こで、APCによってレーザ光の出力を制御することに
よって、グルーブ幅が均一となるようにしている。
【0029】短波長のレーザ光源11より出射されたレ
ーザ光は、平行ビームのまま直進して、電気光学変調器
(EOM:E1ectro Optical Modulator)12により強
度変調され検光子を透過した後、一部が光路分離用ビー
ムスプリッタBS1を透過し、他の一部がビームスプリ
ッタBS1により反射される。
【0030】一実施形態による光学的記録装置において
は、光源1としては、特に限定されるものではなく、適
宜選択して使用できる。例えばクリプトン(Kr)レー
ザ(λ=413n≡)の記録用レーザ光を発振するレー
ザ源が使用される。
【0031】ビームスプリッタBS1の透過光は、光検
出器(図1ではPDと示す)13に入射される。光検出
器13に入射したレーザ光は、光検出器13により電気
信号に変換されて光出力制御部(APC:Auto Power Co
ntroller)14に供給される。APC14は、光検出器
13より供給される信号に基づいて制御信号を生成し、
この制御信号をEOM12に供給する。EOM12は、
APC14から供給される制御信号の信号電界に応じ
て、光源から出射される記録用レーザ光の強度変調を行
う。
【0032】このように、レーザ光の一部を光検出器1
3により検出し、これに基づいてAPC14によりEO
M12に対してフィードバック制御を行うことにより、
EOM12を透過するレーザ光の光出力を安定させるよ
うになされている。APC14によって単位面積当りの
露光量を一定にしながら記録できる。露光量の変化量
は、±2%以内とできる。
【0033】ビームスプリッタBS1の反射光は、変調
光学系(図1ではOMと示す)15に入射される。ビー
ムリレー光学系とその間のAOM16をブラッグ条件を
みたすように配置する。リレー光学系は、光源1から出
射された光ビームをL1のレンズを用いてAOM16に
集光するように配置する。このAOM16に供給される
信号に基づいてレーザ光が強度変調される。AOM16
に対しては、ドライバ17から駆動信号が供給される。
【0034】この駆動信号は、直流信号であって、露光
ビームは、直流信号(グルーブの信号)で連続変調され
る。強度変調されて発散したレーザ光は、レンズL2に
よって平行ビームとされる。そして、変調光学系15
(OM)から出射された露光ビームは、ミラーM1によ
って反射され、移動光学テーブル18上に水平且つ平行
に導かれる。
【0035】変調光学系15から出射され、移動光学テ
ーブル18上に水平且つ平行に導かれた露光ビームは、
偏向光学系によって光学偏向(ウォブリング)が施され
た上でミラーM2によって反射されて進行方向が90°
曲げられた上で偏光ビームスプリッタPBSに入射す
る。
【0036】ここで、偏向光学系は、ウォブリンググル
ーブのウォブリングに対応するように、露光ビームに対
して光学偏向を施すためのものである。すなわち、変調
光学系15から出射され偏向光学系に入射した露光ビー
ムは、ウェッジプリズム19を介して音響光学偏向器
(AOD:Acousto Optical Deflector)20に入射し、
この音響光学偏向器20によって、所望する露光パター
ンに対応するように光学偏向が施される。音響光学偏向
器20に使用される音響光学素子としては、例えぱ、酸
化テルル(TeO2 )からなる音響光学素子が好適であ
る。音響光学偏向器20によって光学偏向が施された露
光ビームは、ウエッジプリズム21を介して偏向光学系
から出射される。
【0037】なお、ウェッジプリズム19、21は、音
響光学偏向器20の音響光学素子の格子面に対してブラ
ッグ条件を満たすように、露光ビームが入射するように
するとともに、音響光学偏向器20によって露光ビーム
に対して光学偏向を施したとしてもビーム水平高さが変
わらないようにするためのものである。換言すれば、ウ
エッジプリズム19、音響光学偏向器20およびウエッ
ジプリズム21は、音響光学偏向器20の音響光学素子
の格子面が露光ビームに対してブラッグ条件を満たし、
且つ偏向光学系から出射される露光ビームのビーム水平
高さが変わらないように配置される。
【0038】ここで、音響光学偏向器20には、音響光
学偏向器20を駆動するための駆動用ドライバ22が取
り付けられており、この駆動用ドライバ22には、電圧
制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillato
r)23からの高周波信号が正弦波で変調され供給され
る。そして、ガラス原盤25上のフォトレジスト26の
露光時には、所望する露光パターンに応じた信号が電圧
制御発振器23から駆動用ドライバ22に入力され、こ
の信号に応じて駆動用ドライバ22によって音響光学偏
向器20が駆動され、これにより、露光ビームに対して
光学偏向が施される。
【0039】具体的には、例えば、周波数204.2kH
zの正弦波信号にてグルーブをウォブルさせる場合に
は、例えぱ中心周波数が224MHzの高周波信号を周波
数204.2kHzの正弦波信号で変調した信号を電圧制
御発振器23から駆動用ドライバ22に供給する。そし
て、この信号に応じて、駆動用ドライバ22によって音
響光学偏向器20を駆動し、この音響光学偏向器20の
音響光学素子のブラッグ角を変化させ、これにより、周
波数204.2kHz のウォブルに対応するように、露
光ビームに対して光学偏向を施す。その結果、フォトレ
ジスト膜26上に集光される露光ビームの光スポットの
位置は、周波数204.2kHz、振幅±9nmにて、ガ
ラス原盤25の半径方向に振動される。照射軌跡に応じ
た記録パターンが描画される。フォトレジスト膜26と
しては、高ガンマフォトレジストが使用される。それに
よって、グルーブ幅を狭く、200nm以下にすること
が可能になる。なお、クロック情報以外にグルーブにア
ドレス情報を付加する場合では、アドレス情報が例えば
FM変調によって記録される。
【0040】そして、このような偏向光学系ODによっ
て、ウォブルグルーブのウォブルに対応するように光学
偏向が施された露光ビームは、ミラーM2によって反射
されて進行方向が90°曲げられた上で偏光ビームスプ
リッタPBSに入射する。露光ビームは、偏光ビームス
プリッタPBSによって反射されて、拡大レンズL3に
よって所定のビーム径とされた上でミラーM3によって
反射されて対物レンズ24へと導かれ、対物レンズ24
によってフォトレジスト膜26上に集光される。
【0041】フォトレジスト膜26が露光され、フォト
レジスト膜26に潜像が形成されることとなる。このと
き、フォトレジスト膜26が塗布されているガラス原盤
25は、フォトレジスト膜26の全面にわたって所望の
パターンでの露光がなされるように、図示しない回転駆
動装置によって回転駆動されるとともに、移動光学テー
ブルによって露光ビームが径方向に移動される。この結
果、露光ビームの照射軌跡に応じた潜像がフォトレジス
ト膜26の全面にわたって形成されることとなる。ここ
で、偏光ビームスプリッタPBSは、S偏光を反射し、
P偏光を透過するようになされている。
【0042】露光ビームがフォトレジスト膜26の表面
に対物レンズ24によって集光照射され、照射軌跡に応
じた記録パターン(グルーブパターン)が描画される。
フォトレジスト膜26としては、評価のために複数の異
なるγを有するもの(A,B,Cと表記する)が使用さ
れる。すなわち、フォトレジストA(γ=4.5)、フ
ォトレジストB(γ=5.8)、フォトレジストC(γ
=5.5)が使用される。
【0043】次に描画された記録パターンは、現像処理
により記録部分のフォトレジストが溶けて、凹凸パター
ンである幅狭ウォブリンググルーブに対応して均一な凹
凸形状パターンが形成される。この凹凸パターンを有す
るガラス原盤の複製をNiめっきすることにより、金型
(スタンパ)が作成される。
【0044】一例として、対物レンズ24の開口数NA
が0.9とされる。AOM16およびAOD20の音響
光学素子は酸化テルル(TeO2 )が用いられる。AO
M16には、制御信号がドライバ7を介して供給され
る。制御信号は、グルーブを形成する場合は、一定レベ
ルのDC信号である。
【0045】また、一例として、変調光学系(OM)1
5のレンズは同一のものを用い、集光レンズL1の焦点
距離が80mm、コリメートレンズL2の焦点距離が1
00mm、拡大レンズL3の焦点距離が50mmとされ
る。
【0046】フォトレジストAを使用したスタンパA
と、フォトレジストBを使用したスタンパBとを作成す
る場合における露光条件は、記録波長λが413nmの
レーザ光を使用し、4.447m/sのCLV(Constan
t Linear Velocity)により行い、フォトレジストAに対
するレーザパワーが0.4mj/m程度(75−120
%)とされ、フォトレジストBに対するレーザパワーが
0.6mj/m程度(77−95%)とされ、送りピッ
チ0.600μm(トラックピッチ:0.600μm)
で記録される。
【0047】フォトレジストCを使用したスタンパCを
作成する光学的記録装置においては、光源1としては、
Krレーザ(λ=351nm)の記録用レーザ光を発振
するレーザ源が使用され、光源1から出射されたレーザ
ビームをAPC14によりEOM12に対してフィード
バック制御を行い、単位面積あたりの露光量を一定に
し、フォトレジストC(γ=5.5)用いウォブリング
グルーブを記録した。フォトレジストCのレーザパワ−
0.25mj/m程度(77−100%)、送りピッチ
0.320μm(トラックピッチ:0.320μm)で
記録した。
【0048】露光に続いてガラス原盤25をフォトレジ
スト膜26が上部になるように現像機のターンテーブル
に載置して、ガラス原盤25を水平面に対して回転させ
る。この後、フォトレジスト膜26上に現像液を滴下し
て、フォトレジスト膜26を現像処理する。現像処理に
より記録部分のフォトレジスト膜26が溶けて、凹凸パ
ターンであるウォブリンググルーブが形成される。ウォ
ブリンググルーブがフォトレジスト膜26の凹部に対応
している。このように、ガラス原盤25およびその信号
形成面に形成された凹凸パターンからなる光ディスク原
盤が作成される。
【0049】次いで光ディスク原盤の凹凸パターン上に
無電界メッキ法等によりニッケル被膜でなる導電化膜層
が形成される。導電化膜層が形成された光デイスク原盤
を電鋳装置に取り付け、電気メッキ法により導電化膜層
上に300±5〔μm〕程度の厚さになるようにニッケ
ルメッキ層を形成する。続いてニツケルメッキ層付きガ
ラス原盤からニツケルメッキ層をカッター等で剥離し、
そのニッケルメッキ層信号形成面のフォトレジストA、
B、Cをアセトン等を用いて洗浄し、スタンパA、B、
Cが作成される。
【0050】次に、スタンパA,B,Cを用いて評価用
ディスクが作成される。スタンパA,B,Cを使用して
ポリカーボネート(屈折率1.59)の透明樹脂に射出
成形を行うことによってディスク基板を作成し、信号形
成面に形成された凹凸パターンを転写する。成形された
基板厚は1.1mmとされる。基板の信号形成面に、A
l合金等からなる光反射層を成膜し、ZnS−SiO2
からなる第1の誘電体層と、GeSbTe合金等からな
る相変化記録層と、ZnS−SiO2等からなる第2の
誘電体層とをスパッタリングによって順次成膜し、第2
の誘電体層上に紫外線硬化樹脂をスピンコート法により
塗布し、この紫外線硬化樹脂に対して紫外線を照射し硬
化させることにより、0.1mmカバー層を形成する。
以上の工程により、スタンパA,B,Cにそれぞれ対応
して、DVR等の相変化型光ディスクA,B,Cが完成
する。
【0051】上述したスタンパA,B,Cを電子顕微鏡
(Scanning Electron Microscope:SEM)により、グ
ルーブ幅(グルーブ上幅とグルーブ下幅)を測定し、グ
ルーブ幅およびグルーブ幅/記録波長を求める。それぞ
れの結果を図2、図3および図4に示す。グルーブ幅
は、グルーブ上幅とグルーブ下幅の平均値とした。
【0052】なお、図5に示すように、波長442nm
のヘリウム・カドミウムレーザと波長413nmのクリ
プトンレーザとをそれぞれ露光ビームとして使用した場
合では、波長がより短いクリプトンレーザの方がより狭
いグルーブ幅を形成する事が可能である。
【0053】この一実施形態では、2つの記録波長(3
51nm、413nm)のクリプトンレーザを用い、3
種類の高ガンマフォトレジストに記録し、狭いグルーブ
を形成することができた。すなわち、グルーブ幅/記録
波長の値が(0.30〜0.66)の範囲に分布してい
る。
【0054】一実施形態によれば、狭いグルーブを形成
することが可能である。また、狭いグルーブの形状の均
一性が重要である。一般的にグルーブ幅の変化量が±5
%以内(1.05倍以内)であれば良い。例えば、スタ
ンパCにおいて、露光パワー95%から100%に5%
変化した時、グルーブ幅の変化は、195nmから21
0nm(1.077倍)である。グルーブ幅の変化量を
1.05倍以内にするには、露光パワー変化が±3.2
%(5%×5%/7.7%)以内にしなければならな
い。
【0055】また、露光パワー80%から85%に5%
変化した時、グルーブ幅の変化は、123nmから14
5nm(1.179倍)である。グルーブ幅の変化量を
1.05倍以内にするには、露光パワー変化が±1.4
%(5%×5%/17.9%)以内にしなければならな
い。
【0056】一実施形態では、EOM12をAPC14
によってフィードバック制御することにより露光量の変
化量は±2.0%以内とできる。APC14の調整を良
好とすることにより、露光量の変化量は±1.0%以内
を実現できる。したがって、グルーブ幅の変化量が±5
%以内とされ、グルーブの形状の均一性が実現できる。
【0057】次に、上述のような製造方法にて、スタン
パA、スタンパB、スタンパCを用いて光ディスクA、
光ディスクB、光ディスクCを作成し、それらの評価を
行った結果について説明する。評価機(レーザ波長λ;
406nm、対物レンズの開口数NA;0.85の光ピ
ックアップを用いて、作成した各光ディスクについてウ
ォブリンググルーブの信号特性を評価した。トラッキン
グ方法は、ディファレンシャルプッシュプル信号を用い
て行った。
【0058】また、光ディスクCのグルーブ幅が123
nmから168nmのウォブリンググルーブ部に1−7
変調で記録再生を行ない、ジッターが9%程度で再生が
でき良好な記録再生特性を実現できた。さらに、光ディ
スクCのグルーブ幅が123nmから195nmのウォ
ブリンググルーブ部のアドレス情報を安定に再生するこ
とをを実現できた。
【0059】高ガンマフォトレジスト(γ≧4.5)を
用い、(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.6
6の狭いウォブリンググルーブを形成することがことが
できる。さらに、狭いウォブリンググルーブは、グルー
ブ幅の変化量が±5%以内の形状の均一性が実現でき
る。ウォブリンググルーブ部に記録再生を行ない良好な
記録再生特性を実現でき、ウォブリンググルーブ部のア
ドレス情報を安定に再生することをを実現できる高密度
光ディスク媒体を提供できる。
【0060】以上、この発明の実施形態を説明したが、
上述した実施形態はこの発明の技術的思想に基いて様々
に変形可能である。記録波長は351nmや413nm
以外のレーザを用いても良い。高ガンマフォトレジスト
は、今回用いたノボッラック系のフォトレジスト以外の
フォトレジスト、例えば化学増幅型のフォトレジストを
用いても良い。
【0061】なお、情報記録再生媒体のみならず、信号
記録再生システムまたは装置、あるいは両方の機能を有
するシステムまたは装置にも適用可能である。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、通常の記録では困難
な狭いウォブリンググルーブを記録形成でき、高ガンマ
フォトレジストを用い、(グルーブ幅/記録波長)が
0.30から0.66まで狭いウォブリンググルーブを
形成することがことができる。したがって、グルーブ記
録のみでも、比較的大容量のデータを記録することがで
きる記録媒体を実現できる。さらに、狭いウォブリング
グルーブは、グルーブ幅の変化量が±5%以内の形状の
均一性を実現できる。ウォブリンググルーブ部に記録再
生を行い良好な記録再生特性を実現でき、ウォブリング
グルーブ内のアドレス情報を安定に再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスク原盤記録装置の構成
を示す略線図である。
【図2】この発明により作成されたスタンパーの第1の
例のグルーブ幅を示す略線図である。
【図3】この発明により作成されたスタンパーの第2の
例のグルーブ幅を示す略線図である。
【図4】この発明により作成されたスタンパーの第3の
例のグルーブ幅を示す略線図である。
【図5】レーザ光の波長とグルーブ幅の関係を示す略線
図である。
【図6】従来の光ディスク原盤記録装置の構成を示す略
線図である。
【図7】従来の光ディスクのグルーブ幅の例を示す略線
図である。
【図8】ウォブリンググルーブを有する光ディスクの一
部の拡大図である。
【符号の説明】
11・・・レーザ光源、12・・・電気光学変調器(E
OM)、14・・・APC、15・・・変調光学系(O
M)、16・・・音響光学変調器(AOM)、24・・
・対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/24 G11B 7/24 561Q (72)発明者 米 清江 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 嵯峨 克修 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H097 AA03 AB07 CA17 FA01 FA10 LA20 5D029 WB02 WB11 WC05 WD10 5D090 AA01 BB01 CC01 DD01 EE20 FF11 GG03 GG08 GG09 KK03 5D121 BB01 BB26 BB40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトレジストを有する光ディスク原盤
    に対してグルーブを形成する記録方法において、 フォトレジストとして高ガンマフォトレジスト(γ≧
    4.5)を用い、記録ビームの記録波長とグルーブ幅の
    比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66の
    狭いグルーブを形成するようにした記録方法。
  2. 【請求項2】 フォトレジストを有する光ディスク原盤
    に対してグルーブを形成する記録方法において、 フォトレジストとして高ガンマフォトレジスト(γ≧
    4.5)を用い、記録ビームの記録波長とグルーブ幅の
    比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66の
    狭いグルーブを形成し、露光ビームの記録パワー変化量
    が±3.2%以内であり、グルーブ幅の変化量が±5%
    以内の均一形状のグルーブを形成するようにした記録方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ウォブリンググルーブを形成するようにした記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 ウォブリンググルーブを形成するようにした記録方法。
  5. 【請求項5】 フォトレジストを露光することによっ
    て、グルーブが形成される光ディスク原盤において、 記録ビームの記録波長とグルーブ幅の比(グルーブ幅/
    記録波長)が0.30から0.66の狭いグルーブが形
    成された光ディスク原盤。
  6. 【請求項6】 フォトレジストを露光することによっ
    て、グルーブが形成される光ディスク原盤において、 記録ビームの記録波長とグルーブ幅の比(グルーブ幅/
    記録波長)が0.30から0.66の狭いグルーブが形
    成され、露光ビームの記録パワー変化量が±3.2%以
    内であり、グルーブ幅の変化量が±5%以内の均一形状
    のグルーブを形成するようにした光ディスク原盤。
  7. 【請求項7】 請求項5の光ディスク原盤において、 ウォブリンググルーブが形成されるようにした光ディス
    ク原盤。
  8. 【請求項8】 請求項6の光ディスク原盤において、 ウォブリンググルーブが形成されるようにした光ディス
    ク原盤。
  9. 【請求項9】 光ディスク原盤を使用して製造され、グ
    ルーブが予め形成された光記録媒体において、 光ディスク原盤は、記録ビームの記録波長とグルーブ幅
    の比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66
    の狭いグルーブが形成された光記録媒体。
  10. 【請求項10】 光ディスク原盤を使用して製造され、
    グルーブが予め形成された光記録媒体において、 光ディスク原盤は、記録ビームの記録波長とグルーブ幅
    の比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66
    の狭いグルーブが形成され、記録パワー変化量が±3.
    2%以内であり、グルーブ幅の変化量が±5%以内の均
    一形状のグルーブが形成された光記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項9の光記録媒体において、 ウォブリンググルーブが形成されるようにした光記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 請求項10の光記録媒体において、 ウォブリンググルーブが形成されるようにした光記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 記録ビームの記録波長とグルーブ幅の
    比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66の
    狭いグルーブが形成された光ディスク原盤から製造され
    た光記録媒体に対する記録再生装置であって、 ランドおよびグルーブの一方に対して情報を記録するよ
    うにした記録再生装置。
  14. 【請求項14】 記録ビームの記録波長とグルーブ幅の
    比(グルーブ幅/記録波長)が0.30から0.66の
    狭いグルーブであって、ウォブリンググルーブが形成さ
    れた光ディスク原盤から製造された光記録媒体に対する
    記録再生装置であって、 ウォブリンググルーブのウォブル情報を再生し、ウォブ
    リンググルーブに対して情報を記録するようにした記録
    再生装置。
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