JP2003050224A - 線材貫通案内部 - Google Patents

線材貫通案内部

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JP2003050224A
JP2003050224A JP2002129957A JP2002129957A JP2003050224A JP 2003050224 A JP2003050224 A JP 2003050224A JP 2002129957 A JP2002129957 A JP 2002129957A JP 2002129957 A JP2002129957 A JP 2002129957A JP 2003050224 A JP2003050224 A JP 2003050224A
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wire rod
wire
penetration
casing
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JP2002129957A
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Gregor Jaehnig
イェーニッヒ グレゴール
Andreas Pesch
ペシュ アンドレアス
Juergen Wilde
ヴィルデ ユルゲン
Helmut Weyl
ヴァイル ヘルムート
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
    • H01R13/5833Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable the cable being forced in a tortuous or curved path, e.g. knots in cable
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/407Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材に作用する高い引抜き力を吸収すること
ができる、引抜きに対して強い線材貫通案内部を実現す
る。 【解決手段】 線材14を貫通案内するための少なくと
も1つの貫通案内通路16を備えた少なくとも1つの別
の成形体13が、ケーシング11内で第1の成形体12
の背後に配置されており、貫通案内通路15,16を通
って案内された線材14が、該線材14の貫通案内長さ
にわたって少なくとも2回曲げられているようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材貫通案内部で
あって、ケーシングと、該ケーシング内に位置固定され
た成形体とが設けられており、該成形体が、少なくとも
1つの貫通案内通路を有しており、さらに、該貫通案内
通路を通って案内された線材が設けられている形式のも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスセンサ、たとえばラムダセンサもし
くは酸素センサに用いられる公知のケーブル貫通案内部
(ドイツ連邦共和国特許出願公開第19542650号
明細書参照)では、センサ素子の接続側の終端区分にコ
ンタクトが設けられている。このコンタクトは、2つの
部分から成るコネクタによってコンタクト形成される。
このコネクタは、それぞれ1つのクリンプコンタクトも
しくは圧着コンタクトを備えたコンタクト部分を有して
いる。クリンプコンタクトは接続ケーブルに電気的に接
続されていて、機械的に結合されている。ケーブル貫通
案内部は、クリンプコンタクトを収容している円筒状の
貫通案内部を備えた成形体を有している。ケーブル貫通
案内部を製作するためには、まず接続ケーブルが成形体
の円筒状の貫通案内部を通って案内され、対応するコン
タクト部分のクリンプコンタクトに接続される。このク
リンプコンタクトは貫通案内部内に押し戻されるので、
クリンプコンタクトは成形体内に組み込まれている。こ
れによって、成形体は同時に接続ケーブルのための引張
り負荷軽減手段として作用している。成形体は加熱され
る。この場合、成形体とケーブル絶縁体とが膨張し、し
かも、場合によっては、このケーブル絶縁体を取り囲む
既存の環状ギャップが閉鎖する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、冒頭で述べた形式の線材貫通案内部を改良し
て、線材に作用する高い引抜き力を吸収することができ
る、引抜きに対して強い線材貫通案内部を実現すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の線材貫通案内部では、線材を貫通案内するた
めの少なくとも1つの貫通案内通路を備えた少なくとも
1つの別の成形体が、ケーシング内で第1の成形体の背
後に配置されており、貫通案内通路を通って案内された
線材が、該線材の貫通案内長さにわたって少なくとも2
回曲げられているようにした。
【0005】
【発明の効果】請求項1の特徴を備えた本発明による線
材貫通案内部は、ほんの僅かな製造手間および組付け手
間で極めて確実な線材位置固定が達成されるという利点
を有している。この線材位置固定自体は、線材に作用す
る高い引抜き力に対して抵抗性を有している。このため
には、2つの成形体しか必要とならない。両成形体は簡
単にケーシング内に嵌め込むことができる。この場合、
成形体は1つの方向から、変形させられていない線材に
わたって被せることができる。この線材は、摩擦接続お
よび/または形状接続によって線材の引抜きに対するロ
ックが実現されるように、嵌込み時に緊締されかつ/ま
たは変形させられる。適宜な材料性質では、両成形体の
少なくとも一方を付加的にシール部材として使用するこ
とができる。
【0006】別の請求項に記載した手段によって、請求
項1に記載した線材貫通案内部の有利な構成および改良
形が可能となる。
【0007】本発明の有利な構成によれば、貫通案内通
路が、各成形体において、この成形体の軸線に対して平
行に延びており、両成形体に設けられた互いに対応した
貫通案内通路が、各成形体の軸線から同じ半径方向間隔
を有していて、互いに周方向でずらされている。この場
合、貫通案内通路のずらしは、同一に形成された成形体
の相対回動によって行われる。この構造上の構成によっ
て、ただ1つの構造タイプの成形体が製作されかつ備蓄
されさえすればよいので、製造費用は一層削減される。
【0008】曲げられたかまたは変向させられた線材に
よって互いに予荷重下もしくはプレロード下にある、互
いに回動させられた成形体を位置固定することは、本発
明の有利な構成によれば、成形体が、角を備えた、有利
には六角形の外側輪郭を有しており、ケーシングの内法
の横断面が、対応する輪郭を有していることによって実
現される。
【0009】本発明による線材貫通案内部は、有利に
は、自動車に用いられるガスセンサ、たとえばラムダセ
ンサもしくは酸素センサで使用される。このようなガス
センサは、センサ素子を収容するセンサケーシングと、
このセンサケーシングに固定された接続管と、この接続
管内に案内された、接続ケーブルの、センサ素子とコン
タクト形成された少なくとも1つの導体線材とを有して
おり、この導体線材は、接続管の一方の端部で接続管内
に進入していて、接続管の他方の端部で接続管から進出
している。接続ケーブルを引抜きに対して強く位置固定
するためには、本発明による線材貫通案内部が、接続管
の進入端部に配置されており、本発明による線材貫通案
内部が、進出端部に配置される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0011】図1および図2に互いに異なる断面図で概
略的に示した、引抜きに対して強い線材貫通案内部は、
管状のケーシング11と、このケーシング11内に位置
固定された、軸方向に相並んで配置された2つの成形体
12,13と、両成形体12,13を通って案内された
少なくとも1つの線材14とを有している。図1および
図2の実施例では、3つの線材14,14′,14′′
が成形体12,13を通って案内されている。1つの線
材14;14′;14′′を貫通案内するためには、各
成形体12;13が貫通案内通路15;16を有してい
る。図1の実施例では、各成形体12;13に3つの貫
通案内通路15,15′,15′′;16,16′,1
6′′が設けられている。これらの貫通案内通路15,
15′,15′′;16,16′,16′′は各成形体
12;13に互いに間隔を置いて配置されている。全て
の貫通案内通路15,15′,15′′;16,1
6′,16′′は同一に形成されているので、以下で
は、貫通案内通路15,16についてのみ詳しく説明す
ることにする。この場合、この説明は同様に貫通案内通
路15′,15′′;16′,16′′に当てはまる。
【0012】成形体12,13への貫通案内通路15,
16の配置およびケーシング11内への成形体12,1
3の配置は、互いに対応した貫通案内通路15,16を
通って案内された線材14がその貫通案内長さにわたっ
て少なくとも2回曲げられているように行われている。
この場合、互いに隣接した両成形体12,13を通る線
材14の貫通案内長さにおける連続して続く曲げ部は逆
方向に向けられている。すなわち、線材14はその経過
において、たとえばまず右方に曲げられていて、次いで
左方に曲げられているかまたは逆に、まず左方に曲げら
れていて、次いで右方に曲げられている。このために
は、貫通案内通路15,16が、成形体12,13の、
互いに反対の側の端面に開口した開口151,152;
161,162を備えて形成されている。この場合、両
貫通案内通路15,16の、互いに向かい合った開口1
52,161は少なくとも互いにずらされている。この
場合、図1の実施例では、一方の貫通案内通路15が一
方の成形体12で軸方向に延びており、対応配置された
貫通案内通路16が他方の成形体13でこの成形体13
の軸線に対して傾けられて延びている。図2には、軸方
向に延びる貫通案内通路15の開口151しか見ること
ができない。斜めに延びる貫通案内通路16の、見るこ
とができない開口161,162は破線で記入してあ
る。
【0013】線材貫通案内部を製作するためには、成形
体12,13がその貫通案内通路15,16で1つの方
向から、変形させられていない線材14にわたって被せ
られ(相応して、貫通案内通路15′,16′が線材1
4′にわたって被せられ、貫通案内通路15′′,1
6′′が線材14′′にわたって被せられ)、成形体1
2,13が管状のケーシング11内に挿入される。この
ケーシング11内での成形体12,13の位置固定は、
外側に位置する成形体12に対する、ケーシング11の
終端領域に設けられた縁曲げ部17によって行われる。
【0014】成形体12,13をケーシング11内に挿
入することによって、線材14(および線材14′,1
4′′)は、すでに上述したように、互いに逆方向に2
回曲げられるので、線材14と成形体12,13との間
の摩擦接続および/または形状接続(Formschl
uess)によって、矢印18の方向での線材14の引
抜きに対するロックが達成される。このロックによっ
て、高い引抜き力を吸収することが可能となる。
【0015】図3および図4に示した線材貫通案内部の
実施例では、2つの線材14,14′が引抜きに対して
強く保持される。以下の説明は同じく線材14にしか限
定されず、同じく線材14′に当てはまる。ここでも、
成形体12,13への、互いに対応した貫通案内通路1
5,16の配置は、両貫通案内通路15,16の、互い
に向かい合った開口152,161が互いにずらされて
いるように行われている。貫通案内通路15,16は各
成形体12;13に軸方向で延びている。この場合、各
貫通案内通路15;16は成形体12;13の軸線から
半径方向間隔を有している。この場合、この半径方向間
隔は両成形体12;13において互いに異なる寸法で設
定されている。
【0016】図5〜図7には、引抜きに対して強い線材
貫通案内部の別の実施例の3つの断面図が示してある。
この場合、断面ガイドは、図4に示した断面ガイドに相
当している。これらの線材貫通案内部は、それぞれ4つ
の線材14を引抜きに対して強く貫通案内するために働
くので、各成形体12,13は相応して4つの貫通案内
通路15;16を有している。断面ガイドに基づき見る
ことができない、成形体12の背後に位置する成形体1
3に設けられた貫通案内通路16は、図5〜図7には破
線で記入してある。3つの実施例における全ての貫通案
内通路15,16は各成形体12;13で軸方向に延び
ている、すなわち、成形体12,13の軸線に対して平
行に延びている。
【0017】図5の実施例では、各成形体12,13に
おいて、貫通案内通路15;16がピッチ円に互いに間
隔を置いて配置されている。このピッチ円は各成形体1
2,13において同じ直径を有している。しかし、それ
ぞれピッチ円に位置する貫通案内通路15;16の相互
の間隔は両ピッチ円で互いに異なるように選択されてい
るので、線材14を貫通案内するための、互いに対応し
た貫通案内通路15,16は同じく互いにずらされてい
る。
【0018】図6の実施例では、貫通案内通路15,1
6が成形体12,13に同じ形式で配置されている。こ
の場合、図5とは異なり、ピッチ円が両成形体12,1
3において互いに異なる直径を有している。これによっ
て、線材14を貫通案内するための、互いに対応した貫
通案内通路15,16は半径方向で互いにずらされてい
る。
【0019】図7の実施例では、成形体12,13に設
けられた貫通案内通路15,16が同じく成形体12,
13の軸線に対して平行に方向付けられている。ここで
は、貫通案内通路15は貫通案内通路16に対して任意
にずらされて配置されている。
【0020】図8および図9に示した線材貫通案内部
は、少なくとも1つの電気的な接続ケーブル20に用い
られる、引抜きに対して強いケーブル貫通案内部として
形成されている。このケーブル貫通案内部のケーシング
11は、六角形の輪郭を備えた内法の横断面を有してい
る。ケーシング11内には、同じく2つの成形体12,
13が収容されている。この場合、外側の成形体12は
エラストマ、たとえばバイトン(商標名:Viton)
から製作されていて、これによって、付加的にシール機
能を引き受けている。また、内側に位置する成形体13
は熱可塑性樹脂、たとえばPTFE(ポリテトラフルオ
ロエチレン)から製造されている。各成形体12,13
には、軸方向に延びる少なくとも1つの貫通案内通路1
5;16が加工成形されている。図8および図9の実施
例では、各成形体12,13において、全部で5つの貫
通案内通路15;16がピッチ円に等間隔で配置されて
いる。この場合、このピッチ円は両成形体12,13に
おいて同じ直径を有している。成形体12,13は、ケ
ーシング11の内法の横断面に適合された六角形の外側
輪郭を有している。接続ケーブル20は、導体線材21
と、この導体線材21を取り囲むケーブルシース22と
を有している。使用特有の理由に基づき、接続ケーブル
20は、外側の成形体12を通って案内された後に絶縁
材除去されているので、内側の成形体13に設けられた
貫通案内通路16には導体線材21しか貫通案内されて
いない。相応して、貫通案内通路15,16は互いに異
なる直径を備えて形成されている。
【0021】引抜きに対して強いケーブル貫通案内部を
製作するためには、外側の成形体12に設けられた貫通
案内通路15がケーブルシース22の区分を収容しかつ
成形体13に設けられた貫通案内通路16が接続ケーブ
ル20の導体線材21の区分を収容するように、両成形
体12,13が接続ケーブル20に被せられる。いま、
両成形片12,13は60゜だけ互いに回動させられ、
六角形のケーシング11内に形状接続的(formsc
hluessig)に挿入される。次いで、成形体1
2,13を備えたケーシング11がかしめられる。図9
には、かしめ部が符号19で示してある。両成形体1
2,13を互いに回動させることによって、貫通案内通
路15,16は周方向でずらされ、接続ケーブル20は
その貫通案内長さにわたって両成形体12,13によっ
て逆方向に2回曲げられる。これによって、接続ケーブ
ル20は緊締されかつ変形させられるので、摩擦接続お
よび/または形状接続によって、矢印18の方向での接
続ケーブル20の引抜きに対するロックが実現される。
当然ながら、両成形体12,13に設けられた貫通案内
通路15,16の直径は同じ大きさで形成することがで
きる。この事例では、製造費用に関する削減効果は、両
成形体12,13が同一に形成されていることによって
得られる。さらに、両成形体12,13が同じ材料から
製造されている場合には、各ケーブル貫通案内部のため
に、同じ成形体を2回使用することができる。
【0022】図10には、自動車に用いられるガスセン
サが縦断面図で概略的に示してある。このガスセンサに
は、図3および図4に示した線材貫通案内部だけでな
く、図8および図9に示したケーブル貫通案内部も使用
されている。たとえばラムダセンサもしくは酸素センサ
であってよいガスセンサは、センサ素子23を収容する
センサケーシング24を有している。センサ素子23は
2つの接続ケーブル20に接続されている。両接続ケー
ブル20のうち、図10には、ただ1つの接続ケーブル
しか見ることができない。各接続ケーブル20は、導体
線材21と、この導体線材21を絶縁するように取り囲
むケーブルシース22とを有している。接続ケーブル2
0の、絶縁材除去された導体線材21は接続管25内に
案内されている。この接続管25はセンサケーシング2
4に固定されている。各接続ケーブル20は接続管25
の一方の端部、つまり進入端部251で接続管25内に
進入している。また、接続ケーブル20の、絶縁材除去
された各導体線材21は接続管25の他方の端部、つま
り進出端部252で接続管25から進出していて、セン
サケーシング24内に配置されたコンタクトホルダ26
に端部側で接続されている。このコンタクトホルダ26
内では、センサ素子23が両導体線材21とコンタクト
形成される。進入端部251では、各接続ケーブル20
が、図8および図9に関して説明した形式で成形体1
2,13によって矢印18の方向での引抜きに対して位
置固定される。進出端部252では、接続ケーブル20
の各導体線材21が、図3および図4に関する説明と同
様に同じ引張り方向での引抜きに対して位置固定され
る。
【0023】本発明は、上述した線材貫通案内部の実施
例に限定されていない。したがって、たとえば、一層大
きな引抜き強度のために、同じ構造のまたは類似の構造
の第3の成形体を設けることが可能である。この第3の
成形体によって、線材はさらに1回曲げられる。この場
合、第2の成形体の出口での曲げは左方に行われてもよ
いし、右方に行われてもよく、この場合、第3の成形体
への入口における曲げは第2の成形体の出口における曲
げとは逆方向で行われているので、2つしか成形体を備
えていない上述した実施例のように、一方では、線材の
貫通案内長さにおいて第1の成形体と第2の成形体とに
よって含まれていて、他方では、線材の貫通案内長さに
おいて第2の成形体と第3の成形体とによって含まれて
いる曲げ部は、それぞれ互いに逆方向に向けられてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した線材貫通案内部のI−I線に沿っ
た縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図4に示した第2実施例の線材貫通案内部のI
II−III線に沿った縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】線材貫通案内部の別の実施例を図4と同様に示
す図である。
【図6】線材貫通案内部の別の実施例を図4と同様に示
す図である。
【図7】線材貫通案内部の別の実施例を図4と同様に示
す図である。
【図8】ケーブル貫通案内部として考案された線材貫通
案内部の別の実施例の平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】図3および図4に示した線材貫通案内部と、
図8および図9に示したケーブル貫通案内部とを備え
た、自動車に用いられるガスセンサの縦断面図である。
【符号の説明】
11 ケーシング、 12 成形体、 13 成形体、
14,14′,14′′ 線材、 15,15′,1
5′′ 貫通案内通路、 16,16′,16′′ 貫
通案内通路、 17 縁曲げ部、 18 矢印、 19
かしめ部、20 接続ケーブル、 21 導体線材、
22 ケーブルシース、 23 センサ素子、 24
センサケーシング、 25 接続管、 26 コンタ
クトホルダ、 151,151′,151′′ 開口、
152 開口、 161,161′,161′′ 開
口、 162,162′,162′′ 開口、 251
進入端部、 252 進出端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス ペシュ ドイツ連邦共和国 クレフェルト ユング フェルンヴェーク 8 (72)発明者 ユルゲン ヴィルデ ドイツ連邦共和国 フェルバッハ カロリ ンガーシュトラーセ 55 (72)発明者 ヘルムート ヴァイル ドイツ連邦共和国 シュヴィーバーディン ゲン ペーター−フォン−コブレンツ シ ュトラーセ 34 Fターム(参考) 2G004 BH11 BH20 BM07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材貫通案内部であって、ケーシング
    (11)と、該ケーシング(11)内に位置固定された
    成形体(12)とが設けられており、該成形体(12)
    が、少なくとも1つの貫通案内通路(15)を有してお
    り、さらに、該貫通案内通路(15)を通って案内され
    た線材(14)が設けられている形式のものにおいて、
    線材(14)を貫通案内するための少なくとも1つの貫
    通案内通路(16)を備えた少なくとも1つの別の成形
    体(13)が、ケーシング(11)内で第1の成形体
    (12)の背後に配置されており、貫通案内通路(1
    5,16)を通って案内された線材(14)が、該線材
    (14)の貫通案内長さにわたって少なくとも2回曲げ
    られていることを特徴とする、線材貫通案内部。
  2. 【請求項2】 線材(14)の、互いに隣接した2つの
    成形体(12,13)にわたって延びる貫通案内長さに
    含まれた曲げ部が、逆方向に向けられている、請求項1
    記載の線材貫通案内部。
  3. 【請求項3】 貫通案内通路(15,16)の、互いに
    向かい合った開口(152,161)が、少なくとも互
    いにずらされているように、成形体(12,13)への
    貫通案内通路(15,16)の配置が行われている、請
    求項2記載の線材貫通案内部。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの貫通案内通路(15)
    が、一方の成形体(12)で軸方向に延びており、対応
    配置された少なくとも1つの貫通案内通路(16)が、
    隣接した成形体(13)で該成形体(13)の軸線に対
    して傾けられて延びている、請求項1または2記載の線
    材貫通案内部。
  5. 【請求項5】 貫通案内通路(15,16)が、各成形
    体(12,13)で軸方向に延びている、請求項3記載
    の線材貫通案内部。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの貫通案内通路(15)
    が、一方の成形体(12)に該成形体(12)の軸線か
    らの半径方向間隔を有しており、該半径方向間隔が、他
    方の成形体(13)に設けられた対応配置された少なく
    とも1つの貫通案内通路(16)の、他方の成形体(1
    3)の軸線からの半径方向間隔と異なっている、請求項
    5記載の線材貫通案内部。
  7. 【請求項7】 複数の貫通案内通路(15,16)にお
    いて、該貫通案内通路(15,16)が、成形体(1
    2,13)でそれぞれピッチ円に配置されており、該ピ
    ッチ円が、種々異なる直径を有している、請求項6記載
    の線材貫通案内部。
  8. 【請求項8】 成形体(12,13)に設けられた互い
    に対応配置された貫通案内通路(15,16)が、各成
    形体(12,13)の軸線から同じ半径方向間隔を有し
    ていて、周方向で互いにずらされている、請求項5記載
    の線材貫通案内部。
  9. 【請求項9】 複数の貫通案内通路(15,16)にお
    いて、該貫通案内通路(15,16)が、両成形体(1
    2,13)でそれぞれピッチ円に配置されており、該ピ
    ッチ円が、同じ直径を有していて、貫通案内通路(1
    5,16)の配置に関連して特定の角度だけ互いに回動
    させられている、請求項8記載の線材貫通案内部。
  10. 【請求項10】 貫通案内通路(15,16)のずらし
    が、成形体(12,13)の相対回動によって行われて
    いる、請求項8または9記載の線材貫通案内部。
  11. 【請求項11】 成形体(12,13)が、角を備え
    た、有利には六角形の外側輪郭を有しており、ケーシン
    グ(11)が、対応する横断面輪郭を有している、請求
    項10記載の線材貫通案内部。
  12. 【請求項12】 ケーシング(11)内での成形体(1
    2,13)の位置固定が、ケーシング(11)のかしめ
    または縁曲げによって行われている、請求項1から11
    までのいずれか1項記載の線材貫通案内部。
  13. 【請求項13】 当該線材貫通案内部が、特に自動車に
    用いられる、センサ素子(23)を有するガスセンサで
    使用されており、線材(14)が、接続ケーブル(2
    0)の、センサ素子(23)にまで通じる導体線材(2
    1)を形成しており、ケーシング(11)が、センサ素
    子(23)を収容するセンサケーシング(24)に接続
    された接続管(25)を形成している、請求項1から1
    2までのいずれか1項記載の線材貫通案内部。
  14. 【請求項14】 一方の成形体(12)が、エラストマ
    から製作されており、他方の成形体(13)が、熱可塑
    性樹脂から製作されている、請求項13記載の線材貫通
    案内部。
  15. 【請求項15】 自動車に設けられたガスセンサ、特に
    酸素センサであって、センサ素子(23)を収容するセ
    ンサケーシング(24)と、該センサケーシング(2
    4)に固定された接続管(25)と、該接続管(25)
    内に案内された、接続ケーブル(20)の、センサ素子
    (23)とコンタクト形成された少なくとも1つの導体
    線材(21)とが設けられており、該導体線材(21)
    が、接続管(25)の一方の端部で接続管(25)内に
    進入していて、接続管(25)の他方の端部で接続管
    (25)から進出している形式のものにおいて、請求項
    1から10までのいずれか1項記載の線材貫通案内部が
    設けられており、該線材貫通案内部が、導体線材(2
    1)を接続管(25)内に引抜きに対して強く位置固定
    するために、一方では接続管(25)の進入端部(25
    1)に配置されていて、他方では接続管(25)の進出
    端部(252)に配置されていることを特徴とする、ガ
    スセンサ。
  16. 【請求項16】 接続管(25)の進入端部(251)
    に配置された線材貫通案内部において、外側に位置する
    成形体(12)が、エラストマ、たとえばバイトンから
    製作されており、内側に位置する成形体(13)が、熱
    可塑性樹脂、たとえばPTFEから製作されている、請
    求項15記載のガスセンサ。
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