JP2003049724A - 内燃機関用吸気通路部材 - Google Patents
内燃機関用吸気通路部材Info
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- intake passage
- insulator
- intake
- internal combustion
- combustion engine
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10006—Air intakes; Induction systems characterised by the position of elements of the air intake system in direction of the air intake flow, i.e. between ambient air inlet and supply to the combustion chamber
- F02M35/10078—Connections of intake systems to the engine
- F02M35/10085—Connections of intake systems to the engine having a connecting piece, e.g. a flange, between the engine and the air intake being foreseen with a throttle valve, fuel injector, mixture ducts or the like
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
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- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/1034—Manufacturing and assembling intake systems
- F02M35/10347—Moulding, casting or the like
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- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2225/00—Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
- F05C2225/08—Thermoplastics
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸気通路に湾曲部があっても、中子を破壊せ
ずに型抜きでき、ダイキャストや合成樹脂による射出成
型が可能な吸気通路部材を提供する。 【解決手段】 湾曲部117のある吸気通路111,1
21を備えたスロットルボディ110(吸気通路本体
部)と、該吸気通路本体部と内燃機関との間に介在する
インシュレータ120とを有する内燃機関用吸気通路部
材100において、上記インシュレータの吸気通路12
1を吸気の流通する方向に延長し、上記吸気通路の湾曲
部117の一部をインシュレータの吸気通路121に形
成し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸気通
路を中子131,132,141,142の型抜きが可
能な形状とした。中子を破壊することなく型抜きするこ
とができるので、吸気通路部材をダイキャストや合成樹
脂の射出成形で製造することが可能になった。
ずに型抜きでき、ダイキャストや合成樹脂による射出成
型が可能な吸気通路部材を提供する。 【解決手段】 湾曲部117のある吸気通路111,1
21を備えたスロットルボディ110(吸気通路本体
部)と、該吸気通路本体部と内燃機関との間に介在する
インシュレータ120とを有する内燃機関用吸気通路部
材100において、上記インシュレータの吸気通路12
1を吸気の流通する方向に延長し、上記吸気通路の湾曲
部117の一部をインシュレータの吸気通路121に形
成し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸気通
路を中子131,132,141,142の型抜きが可
能な形状とした。中子を破壊することなく型抜きするこ
とができるので、吸気通路部材をダイキャストや合成樹
脂の射出成形で製造することが可能になった。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気バ
ルブに吸気又は混合気を送り込むスロットルボディ、キ
ャブレータ又は吸気管などの吸気通路部材に関する。
ルブに吸気又は混合気を送り込むスロットルボディ、キ
ャブレータ又は吸気管などの吸気通路部材に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の吸気通路部材10をエン
ジン200のシリンダヘッドなどに取り付けた状態を示
す断面図である。ここで、吸気通路部材とは、キャブレ
ータ、スロットルボディ、吸気管のうちのいずれかと、
インシュレータとを組み合わせたものを指すことにす
る。また、キャブレータ、スロットルボディ、吸気管等
をここでは吸気通路本体部ということにする。
ジン200のシリンダヘッドなどに取り付けた状態を示
す断面図である。ここで、吸気通路部材とは、キャブレ
ータ、スロットルボディ、吸気管のうちのいずれかと、
インシュレータとを組み合わせたものを指すことにす
る。また、キャブレータ、スロットルボディ、吸気管等
をここでは吸気通路本体部ということにする。
【0003】図5に示す吸気通路部材10は、吸気通路
本体部としてスロットルボディ11を用いている。イン
シュレータ12は、断熱用で通常、ベークライト製であ
る。スロットルボディ11は、内部に湾曲した吸気通路
13を有する。スロットルボディ11は、インシュレー
タ12を介して、図示しないボルト等によりエンジン2
00に固定される。吸気通路13はエンジン200側に
形成された吸気通路201と接続し、吸気通路201の
末端にあるバルブ202が開閉することによりシリンダ
内に吸気を間欠的に送り込む。
本体部としてスロットルボディ11を用いている。イン
シュレータ12は、断熱用で通常、ベークライト製であ
る。スロットルボディ11は、内部に湾曲した吸気通路
13を有する。スロットルボディ11は、インシュレー
タ12を介して、図示しないボルト等によりエンジン2
00に固定される。吸気通路13はエンジン200側に
形成された吸気通路201と接続し、吸気通路201の
末端にあるバルブ202が開閉することによりシリンダ
内に吸気を間欠的に送り込む。
【0004】吸気通路13には、図示のように湾曲部1
5を有する場合がある。これは、エンジン200に吸気
通路部材10を取り付ける際に、場所的な制限から吸気
通路13を角θだけ傾斜させる必要が生じることがある
ためである。
5を有する場合がある。これは、エンジン200に吸気
通路部材10を取り付ける際に、場所的な制限から吸気
通路13を角θだけ傾斜させる必要が生じることがある
ためである。
【0005】吸気通路部としてのスロットルボディ11
は、従来はアルミ合金のダイキャスト製が主流であった
が、最近では合成樹脂製のものが使用されるようになっ
てきた。いずれにしても、射出成型による製法である。
射出成形の場合、吸気通路13の部分は、中子を入れ、
射出成形後に中子を型抜きすることで、吸気通路13を
形成することができる。
は、従来はアルミ合金のダイキャスト製が主流であった
が、最近では合成樹脂製のものが使用されるようになっ
てきた。いずれにしても、射出成型による製法である。
射出成形の場合、吸気通路13の部分は、中子を入れ、
射出成形後に中子を型抜きすることで、吸気通路13を
形成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吸気通路13
に湾曲部15があると、中子でどちらからも抜き取るこ
とができない部位Sが存在する。このような場合は、従
来は、スロットルボディ11を鋳物で製造している。鋳
物であれば、中子は砂で形成されるので、中子を破壊す
ることによって湾曲部15から中子を取り除くことがで
きるからである。
に湾曲部15があると、中子でどちらからも抜き取るこ
とができない部位Sが存在する。このような場合は、従
来は、スロットルボディ11を鋳物で製造している。鋳
物であれば、中子は砂で形成されるので、中子を破壊す
ることによって湾曲部15から中子を取り除くことがで
きるからである。
【0007】しかし、スロットルボディ11を鋳物で製
造すると、鋳型や中子を1つずつ製造する必要がある
等、製造効率が著しく低下し、人手も多くを要するの
で、スロットルボディ11の製造コストが上昇するとい
う問題がある。
造すると、鋳型や中子を1つずつ製造する必要がある
等、製造効率が著しく低下し、人手も多くを要するの
で、スロットルボディ11の製造コストが上昇するとい
う問題がある。
【0008】本発明は、このような問題の解決を図った
もので、吸気通路に湾曲部がある場合、すなわち、中子
抜き不可能な部位Sを2つの部材、スロットルボディ1
1とインシュレータ12に分割して存在させることで、
ダイキャストや合成樹脂による射出成型が可能な吸気通
路部材を提供することを目的としている。
もので、吸気通路に湾曲部がある場合、すなわち、中子
抜き不可能な部位Sを2つの部材、スロットルボディ1
1とインシュレータ12に分割して存在させることで、
ダイキャストや合成樹脂による射出成型が可能な吸気通
路部材を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、内燃機関に吸気又は混合気を送り、湾曲
部のある吸気通路を備えた吸気通路本体部と、該吸気通
路本体部と内燃機関との間に介在するインシュレータと
を有する内燃機関用吸気通路部材において、上記吸気通
路の湾曲部の一部をインシュレータの吸気通路に形成
し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸気通路
を中子の型抜きが可能な形状としたことを特徴としてい
る。
めに本発明は、内燃機関に吸気又は混合気を送り、湾曲
部のある吸気通路を備えた吸気通路本体部と、該吸気通
路本体部と内燃機関との間に介在するインシュレータと
を有する内燃機関用吸気通路部材において、上記吸気通
路の湾曲部の一部をインシュレータの吸気通路に形成
し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸気通路
を中子の型抜きが可能な形状としたことを特徴としてい
る。
【0010】また、上記吸気通路本体部とインシュレー
タとに形成される各吸気通路の形状が、各吸気通路を形
成する各中子を分割構造としたとき吸気通路の両側から
上記中子の型抜きが可能となる形状である構成とした
り、上記吸気通路本体部とインシュレータとが、一方の
凹部に他方の凸部が嵌合することで接続される構成とす
ることができる。
タとに形成される各吸気通路の形状が、各吸気通路を形
成する各中子を分割構造としたとき吸気通路の両側から
上記中子の型抜きが可能となる形状である構成とした
り、上記吸気通路本体部とインシュレータとが、一方の
凹部に他方の凸部が嵌合することで接続される構成とす
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の吸気通路部材100を
エンジン200に取り付けた状態を示す断面図である。
吸気通路本体部としてのスロットルボディ110は、図
示しないボルト等により、インシュレータ120を介し
てエンジン200に固定されている。スロットルボディ
110には、吸気通路111が形成され、吸気通路11
1の中には、スロットルバルブ115が回動自在に取り
付けられている。
って説明する。図1は、本発明の吸気通路部材100を
エンジン200に取り付けた状態を示す断面図である。
吸気通路本体部としてのスロットルボディ110は、図
示しないボルト等により、インシュレータ120を介し
てエンジン200に固定されている。スロットルボディ
110には、吸気通路111が形成され、吸気通路11
1の中には、スロットルバルブ115が回動自在に取り
付けられている。
【0012】本発明では、インシュレータ120がその
厚さ(吸気の流れる方向の長さ)を大きく増加し、その
吸気通路121を湾曲させている。そして、インシュレ
ータ120の湾曲した吸気通路121と、スロットルボ
ディ110の吸気通路111とが一体になって従来例で
示すのと同様の湾曲部117を有する吸気通路を形成し
ている。その結果、吸気通路111は、従来例で示した
のと同じ角θだけ傾斜できることになる。
厚さ(吸気の流れる方向の長さ)を大きく増加し、その
吸気通路121を湾曲させている。そして、インシュレ
ータ120の湾曲した吸気通路121と、スロットルボ
ディ110の吸気通路111とが一体になって従来例で
示すのと同様の湾曲部117を有する吸気通路を形成し
ている。その結果、吸気通路111は、従来例で示した
のと同じ角θだけ傾斜できることになる。
【0013】図2は、スロットルボディ110のボディ
本体113を拡大した断面図である。このボディ本体1
13をダイキャストや合成樹脂の射出成形で製造する場
合、吸気通路111を形成するために中子を使用する
が、これを図2に示すように、上側の中子131と下側
の中子132とで通常では中子抜きができない部位S部
の約1/2を分担している中子形状にした。上側の中子
131は、径が図1の下方に向かってだんだん細くなる
3段構成になっているが、中心軸が真っ直ぐな段付き円
柱形状なので、成形後に図のa方向から、型抜きするこ
とができる。下側の中子132は湾曲部分を有するが、
b方向に抜くことで型抜きすることができる。
本体113を拡大した断面図である。このボディ本体1
13をダイキャストや合成樹脂の射出成形で製造する場
合、吸気通路111を形成するために中子を使用する
が、これを図2に示すように、上側の中子131と下側
の中子132とで通常では中子抜きができない部位S部
の約1/2を分担している中子形状にした。上側の中子
131は、径が図1の下方に向かってだんだん細くなる
3段構成になっているが、中心軸が真っ直ぐな段付き円
柱形状なので、成形後に図のa方向から、型抜きするこ
とができる。下側の中子132は湾曲部分を有するが、
b方向に抜くことで型抜きすることができる。
【0014】図3はインシュレータ120の図で、
(a)は(b)のIII−III断面図、(b)は下面図であ
る。インシュレータ120を成形する場合も、吸気通路
121を中子で成形するが、これも図3(a)に示すよ
うに、上側の中子141と下側の中子142とで通常は
中子抜きできない部位S部の約1/2を分担している。
上側の中子141は湾曲した面を有するが、図のc方向
に引き抜くことで取り出すことができ、下側の中子14
2はd方向に引き抜くことができる。
(a)は(b)のIII−III断面図、(b)は下面図であ
る。インシュレータ120を成形する場合も、吸気通路
121を中子で成形するが、これも図3(a)に示すよ
うに、上側の中子141と下側の中子142とで通常は
中子抜きできない部位S部の約1/2を分担している。
上側の中子141は湾曲した面を有するが、図のc方向
に引き抜くことで取り出すことができ、下側の中子14
2はd方向に引き抜くことができる。
【0015】そして、図2のスロットルボディ110の
ボディ本体113にスロットルバルブ115を取り付
け、ボディ本体113の下端の凹部116にインシュレ
ータ120の凸部122を挿入すると、スロットルボデ
ィ110の吸気通路111とインシュレータ120の吸
気通路121とで、従来と同じく湾曲した吸気通路を形
成することができる。また、凸部122と凹部116を
嵌合することによって、吸気通路のつなぎ目に段差がで
きるのを防止することができる。
ボディ本体113にスロットルバルブ115を取り付
け、ボディ本体113の下端の凹部116にインシュレ
ータ120の凸部122を挿入すると、スロットルボデ
ィ110の吸気通路111とインシュレータ120の吸
気通路121とで、従来と同じく湾曲した吸気通路を形
成することができる。また、凸部122と凹部116を
嵌合することによって、吸気通路のつなぎ目に段差がで
きるのを防止することができる。
【0016】インシュレータ120は、図3(b)に示
すように、凸部122の下にフランジを有し、フランジ
の両側の突出部にボルト等の通し孔123,123があ
る。スロットルボディ110の下端も同じ形状で、図示
しない通し孔を有し、この通し孔と通し孔123,12
3とを重ねてボルト等を挿通し、エンジン側に穿設され
ている雌ねじにねじ込んで固定する。
すように、凸部122の下にフランジを有し、フランジ
の両側の突出部にボルト等の通し孔123,123があ
る。スロットルボディ110の下端も同じ形状で、図示
しない通し孔を有し、この通し孔と通し孔123,12
3とを重ねてボルト等を挿通し、エンジン側に穿設され
ている雌ねじにねじ込んで固定する。
【0017】図4は、他のインシュレータの図で、
(a)は(b)のIV−IV断面図、(b)は下面図であ
る。このインシュレータ150は、厚肉円板151の中
央に吸気通路152を形成し、周囲に円筒部153を延
設した形状である。吸気通路152は湾曲しており、こ
の湾曲は、中子を上側の中子161と下側の中子162
とに分割し、それぞれ反対方向に引き抜くことで形成が
可能となっている。円筒部153には、4つのスリット
154が形成されている。そして、円筒部153の内側
に、エンジン側の吸気通路に立設された図示しないパイ
プをはめ込んで接続する。また、厚肉円板151の部分
を、スロットルボディに形成された凹部に嵌合させて接
続する。
(a)は(b)のIV−IV断面図、(b)は下面図であ
る。このインシュレータ150は、厚肉円板151の中
央に吸気通路152を形成し、周囲に円筒部153を延
設した形状である。吸気通路152は湾曲しており、こ
の湾曲は、中子を上側の中子161と下側の中子162
とに分割し、それぞれ反対方向に引き抜くことで形成が
可能となっている。円筒部153には、4つのスリット
154が形成されている。そして、円筒部153の内側
に、エンジン側の吸気通路に立設された図示しないパイ
プをはめ込んで接続する。また、厚肉円板151の部分
を、スロットルボディに形成された凹部に嵌合させて接
続する。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の内燃機
関用吸気通路部材は、内燃機関に吸気又は混合気を送
り、湾曲部のある吸気通路を備えた吸気通路本体部と、
該吸気通路本体部と内燃機関との間に介在するインシュ
レータとを有する内燃機関用吸気通路部材において、上
記吸気通路の湾曲部の一部をインシュレータの吸気通路
に形成し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸
気通路を中子の型抜きが可能な形状としたので、所望の
角度に湾曲した吸気通路を持った吸気通路部材を、ダイ
キャスト又は合成樹脂の射出成形等により製造すること
が可能になった。
関用吸気通路部材は、内燃機関に吸気又は混合気を送
り、湾曲部のある吸気通路を備えた吸気通路本体部と、
該吸気通路本体部と内燃機関との間に介在するインシュ
レータとを有する内燃機関用吸気通路部材において、上
記吸気通路の湾曲部の一部をインシュレータの吸気通路
に形成し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸
気通路を中子の型抜きが可能な形状としたので、所望の
角度に湾曲した吸気通路を持った吸気通路部材を、ダイ
キャスト又は合成樹脂の射出成形等により製造すること
が可能になった。
【0019】上記吸気通路本体部とインシュレータと
が、一方の凹部に他方の凸部が嵌合することで接続され
るようにすれば、吸気通路のつなぎ目に段差ができるの
を防止することができる。
が、一方の凹部に他方の凸部が嵌合することで接続され
るようにすれば、吸気通路のつなぎ目に段差ができるの
を防止することができる。
【図1】本発明の吸気通路部材をエンジンに取り付けた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図2】スロットルボディのボディ本体を拡大した断面
図である。
図である。
【図3】インシュレータの図で、(a)は(b)のIII
−III断面図、(b)は下面図である。
−III断面図、(b)は下面図である。
【図4】他のインシュレータの図で、(a)は(b)の
IV−IV断面図、(b)は下面図である。
IV−IV断面図、(b)は下面図である。
【図5】従来の吸気通路部材をエンジンに取り付けた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
100 吸気通路部材
110 吸気通路本体部(スロットルボディ)
111 吸気通路
116 凹部
117 湾曲部
120 インシュレータ
121 吸気通路
122 凸部
131,132,141,142,161,162
中子
中子
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関に吸気又は混合気を送り、湾曲
部のある吸気通路を備えた吸気通路本体部と、該吸気通
路本体部と内燃機関との間に介在するインシュレータと
を有する内燃機関用吸気通路部材において、上記吸気通
路の湾曲部の一部をインシュレータの吸気通路に形成
し、吸気通路本体部とインシュレータの双方の吸気通路
を中子の型抜きが可能な形状としたことを特徴とする内
燃機関用吸気通路部材。 - 【請求項2】 上記吸気通路本体部とインシュレータと
に形成される各吸気通路の形状が、各吸気通路を形成す
る各中子を分割構造としたとき吸気通路の両側から上記
中子の型抜きが可能となる形状であることを特徴とする
請求項1記載の内燃機関用吸気通路部材。 - 【請求項3】 上記吸気通路本体部とインシュレータと
が、一方の凹部に他方の凸部が嵌合することで接続され
ることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関用吸
気通路部材。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001234782A JP2003049724A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 内燃機関用吸気通路部材 |
TW91116763A TW533268B (en) | 2001-08-02 | 2002-07-26 | Internal combustion engine intake air passageway member |
CNB028151364A CN1317503C (zh) | 2001-08-02 | 2002-07-30 | 用于内燃机的进气通道构件 |
EP02751805A EP1424490A1 (en) | 2001-08-02 | 2002-07-30 | Internal combustion engine intake air passageway member |
PCT/JP2002/007745 WO2003014557A1 (fr) | 2001-08-02 | 2002-07-30 | Element de passage d'air d'admission monte dans un moteur a combustion interne |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001234782A JP2003049724A (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 内燃機関用吸気通路部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003049724A true JP2003049724A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19066331
Family Applications (1)
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