JPH10299592A - 内燃機関用吸気装置 - Google Patents

内燃機関用吸気装置

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JPH10299592A
JPH10299592A JP10458797A JP10458797A JPH10299592A JP H10299592 A JPH10299592 A JP H10299592A JP 10458797 A JP10458797 A JP 10458797A JP 10458797 A JP10458797 A JP 10458797A JP H10299592 A JPH10299592 A JP H10299592A
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upstream
intake
pipe
housing
downstream
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Kichiji Misawa
吉次 三澤
Hiroto Tsushima
弘人 對馬
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂性の吸気マニホールドに充分な剛性を
確保してエアクリーナのハウジングの一部を一体に形成
し、フィルタエレメントの部分汚損を極力防止し、吸気
温度の上昇を抑えて内燃機関の性能を充分に発揮させる
ようにする。 【解決手段】上流側分岐管311 ,321 ,331 およ
び共通吸気管30を一体に備える上流側管路集合体34
に設けられた第1および第2フランジ36,37に連な
る第1および第2側壁81,82を有して横断面四角形
の箱形に形成されるハウジング主部79が、エアクリー
ナのハウジングの一部を構成するようにして各上流側分
岐管311 〜331 の配列方向に沿う一方に偏った配置
で上流側管路集合体34の上部に一体に形成され、該ハ
ウジング主部79の底壁85よりも隆起した上流側分岐
管311 〜331 の上端よりも低い位置に下端縁を配置
した空気導入口89が、ハウジング主部79の第3側壁
83に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用吸気装
置に関し、特に、スロットルボディに接続される共通吸
気管と、該共通吸気管ならびにシリンダヘッドの複数の
吸気ポート間を結ぶ複数の分岐吸気管とが合成樹脂製の
吸気マニホールドに形成され、エアクリーナのハウジン
グの一部が前記吸気マニホールドに一体に形成される内
燃機関用吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる吸気装置が、たとえば米国
特許第5259356号公報等により既に知られいて
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、吸気マニホールドの中央部に配置された吸気
管内にスロットルバルブが配置されており、比較的大重
量となるスロットルバルブを合成樹脂から成る吸気管で
支持するのは強度上好ましくない。またエアクリーナの
フィルタエレメントはリング状に形成されており、該フ
ィルタエレメントの外周の一部に対向するようにして空
気導入口が配置されているので、空気導入口からの空気
をフィルタエレメントの全周に均等に当てることができ
ず、フィルタエレメントの機能がその部分汚損により低
下し、長時間の運転によって機関がその性能を十分に発
揮できなくなる場合がある。さらに吸気マニホールドは
機関本体に近接して配置されることから温度が高くなり
勝ちであり、吸気マニホールドの温度上昇に伴って吸気
温度が上昇すると内燃機関の性能を充分に発揮できなく
なる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、合成樹脂から成る吸気マニホールドにエアク
リーナのハウジングの一部が一体に形成されるにもかか
らず充分な剛性を確保するようにした上で、フィルタエ
レメントの部分汚損を極力防止して機能低下に至るまで
の時間を比較的長くすることを可能とし、さらに吸気マ
ニホールドの温度上昇を抑えることにより吸気温度の上
昇を抑えて内燃機関の性能を充分に発揮させるようにし
た内燃機関用吸気装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スロットルボディに接続される共通吸気
管と、該共通吸気管ならびにシリンダヘッドの複数の吸
気ポート間を結ぶ複数の分岐吸気管とが合成樹脂製の吸
気マニホールドに形成され、エアクリーナのハウジング
の一部が前記吸気マニホールドに一体に形成される内燃
機関用吸気装置において、吸気マニホールドが、各分岐
吸気管の上流側の部分を構成する複数の上流側分岐管な
らびに各上流側分岐管を共通に連通せしめる共通吸気管
を一体に備える熱可塑性合成樹脂製の上流側管路集合体
と、各分岐吸気管の下流側の部分を構成する複数の下流
側分岐管を一体に備える熱可塑性合成樹脂製の下流側管
路集合体とが、加熱、接合されて成り、上流側管路集合
体には、共通吸気管の上流端に共通に連なる第1フラン
ジがスロットルボディに接合すべく一体に設けられると
ともに、各上流側分岐管の下流端に共通に連なる第2フ
ランジが下流側管路集合体に加熱、接合されるべく一体
に設けられ、前記第1および第2フランジに連なる第1
および第2側壁と、各上流側分岐管の配列方向に沿う一
端で第1および第2側壁間を結ぶ第3側壁と、第1およ
び第2側壁の他端間を結ぶ第4側壁と、第1ないし第4
側壁の下部ならびに各上流側分岐管の上下方向略中央部
間を連結する底壁とで横断面四角形の箱形に形成される
ハウジング主部が、各上流側分岐管の前記配列方向に沿
う一端側に偏った配置で上流側管路集合体の上部に一体
に形成され、該ハウジング主部と共働してエアクリーナ
のハウジングを構成するカバーが、ハウジング内を下方
の未浄化室および上方の浄化室に区画するフィルタエレ
メントをハウジング主部との間に挟持して該ハウジング
主部の上部に装着され、前記底壁よりも隆起した上流側
分岐管の上端よりも低い位置に下端縁を配置して前記未
浄化室に通じる空気導入口が前記第3側壁に設けられる
ことを特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、吸気マニホールドに
おける上流側管路集合体に一体に設けられるハウジング
主部は、スロットルボディに接合せしめるべく上流側管
路集合体に一体に設けられた第1フランジに連なる第1
側壁と、下流側管路集合体に加熱、接合せしめるべく上
流側管路集合体に一体に設けられた第2フランジに連な
る第2側壁とを有して四角形の箱形に形成され、該ハウ
ジング主部がエアクリーナのハウジングの一部を構成す
るので、第1フランジへのスロットルボディの接合、な
らびに第2フランジへの下流側管路集合体の加熱、接合
により、第1および第2側壁すなわちエアクリーナのハ
ウジングの剛性を高め、吸気装置全体の強度向上を図る
ことができる。しかもハウジング主部の底壁は各上流側
分岐管の上下方向略中央部間を連結するものであり、ハ
ウジング主部の底面が各上流側分岐管で補強されること
になり、ハウジング主部の底面剛性を高めることができ
る。またハウジング主部が各上流側分岐管の配列方向に
沿う一端側に偏って配置されており、前記配列方向に沿
う一端側で第1および第2側壁間を連結する第3側壁に
空気導入口が設けられるので、第3側壁に近い上流側分
岐管と第3側壁との間に比較的大きな空間を確保するこ
とができ、ハウジング主部の底壁から隆起した上流側分
岐管の上端よりも低い位置に空気導入口の下端縁が配置
されるので、空気導入口から未浄化室に導入された空気
の一部を上流側分岐管の上部に衝突させて前記広い空間
に分散させることができ、その分散した空気が未浄化室
の上方を覆うフィルタエレメントを流通するので、ほぼ
均等に分散された空気がフィルタエレメントを流通する
ことになり、フィルタエレメントの部分汚損を極力防止
して機能低下に至るまでの時間を比較的長くすることが
可能となる。さらに各上流側分岐管の上部はエアクリー
ナにおけるハウジングに臨んで配置されているので、エ
アクリーナを流通する空気により各上流側分岐管が冷却
されることになり、機関本体に近接していることによる
吸気マニホールドの温度上昇を極力回避し、吸気マニホ
ールドの温度上昇に伴なう吸気温度の上昇を防止して、
内燃機関の性能を充分に発揮させることができる。また
上流側管路集合体の上部から放射される吸気音を、エア
クリーナにおける未浄化室の空気層およびフィルタエレ
メントにより遮断して放射音の拡散を抑制することがで
き、エアクリーナの一部および吸気マニホールドが一体
化されていることにより、組付け作業性を向上すること
が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0008】図1ないし図11は本発明の一実施例を示
すものであり、図1は機関本体および吸気装置の縦断側
面図、図2は図1の2矢視方向から見た吸気装置の平面
図、図3は図2の3−3線断面図、図4は上流側管路集
合体の平面図、図5は吸気マニホールドの分解縦断面
図、図6は図3の6−6線拡大断面図、図7は上流側管
路集合体成形時の棒状中子の配置を示す図、図8は湾曲
中子による下流側分岐管内面の形成を説明するための下
流側管路集合体および湾曲中子の縦断面図であって図9
の8−8線に沿う断面図、図9は図8の9−9線拡大断
面図、図10は上流側管路集合体および下流側管路集合
体の加熱、接合を説明するための簡略化した斜視図、図
11は図4の11−11線断面図である。
【0009】先ず図1ないし図3において、直列多気筒
たとえば直列3気筒内燃機関の機関本体Eは、図示しな
い車両の前部に前方に傾斜した姿勢で横置きに搭載され
ており、前傾姿勢であることにより機関本体Eの上方に
生じたスペースに、機関本体Eにおけるシリンダヘッド
21に設けられる3つの吸気ポート22…に接続される
吸気装置23が配置される。
【0010】この吸気装置23は、熱可塑性合成樹脂か
ら成る吸気マニホールド24と、該吸気マニホールド2
4の上流端に接続されるスロットルボディ25と、前記
吸気マニホールド24の上流側上部に一体に設けられた
ハウジング主部79をハウジング78の一部として吸気
マニホールド24の上流側上方に配置されるエアクリー
ナ26と、該エアクリーナ26および前記スロットルボ
ディ25間を結ぶエアフローチューブ27とを備える。
【0011】吸気マニホールド24は、スロットルボデ
ィ25に接続される共通吸気管30と、該共通吸気管3
0ならびにシリンダヘッド21の各吸気ポート22…間
を結ぶ複数たとえば3つの第1、第2および第3分岐吸
気管31,32,33とを備えるものであり、各分岐吸
気管31〜33は共通吸気管30から離反するにつれて
相互間の間隔を大とした末広がりに配置され、しかも各
分岐吸気管31〜33の上流端側がほぼ水平に延びるも
のであるのに対し、各分岐吸気管31〜33の下流端側
は、前傾姿勢に在る機関本体Eの各吸気ポート22…に
接続されるべくそれぞれ湾曲して形成される。
【0012】図4ないし図6を併せて参照して、吸気マ
ニホールド24は、熱可塑性合成樹脂たとえば6−ナイ
ロンから成る上流側管路集合体34と、熱可塑性合成樹
脂たとえば6−ナイロンから成る下流側管路集合体35
とが、加熱、接合(熱溶着)されて成るものである。
【0013】上流側管路集合体34は、各分岐吸気管3
1〜33の上流側の部分を構成してそれぞれ一直線状に
延びる第1ないし第3上流側分岐管311 ,321 ,3
1と、それらの上流側分岐管311 〜331 の上流端
を共通に連通せしめて一直線状に延びる共通吸気管30
と、共通吸気管30の上流端に一体に設けられる第1フ
ランジ36と、各上流側分岐管311 〜331 の下流端
に共通にかつ一体に設けられる第2フランジ37とを備
える。
【0014】第2上流側分岐管321 は、共通吸気管3
0の下流端に同軸に連なるものであり、第1および第3
上流側分岐管311 ,331 は、共通吸気管30から離
反するにつれて第2上流側分岐管321 との間の間隔を
次第に大とするように配置される。すなわち各上流側分
岐管311 〜331 は、共通吸気管30から離反するに
つれて相互間の間隔を大とした末広がりに配置される。
【0015】第1フランジ36には、スロットルバルブ
38を備えるスロットルボディ25の下流端に設けられ
たフランジ39が図示しないボルトにより締結される。
【0016】図7において、上流側管路集合体34は、
樹脂型によってたとえば射出成形されるものであり、そ
の樹脂型は、上流側管路集合体34の外形に対応した複
数の金型(図示せず)と、第1ないし第3上流側分岐管
311 〜331 の内面ならびに共通吸気管30の内面に
それぞれ対応して前記各金型内に装着される棒状中子4
1,42,43,44とを備える。而して前記各金型お
よび各棒状中子41〜44間に充填された溶融合成樹脂
の硬化後に、各棒状中子41〜44が前記金型から引き
抜かれ、さらに各金型を相互に分離することにより上流
側管路集合体34の成形が完了することになる。
【0017】各棒状中子41〜44は、それらの軸方向
移動により金型から引き抜かれるものであり、第2上流
側分岐管321 および共通吸気管30の内面は、同軸で
ある棒状中子42,44が相互に離反する方向に引き抜
かれることにより形成され、第1および第3上流側分岐
管311 ,331 の内面は、前記棒状中子44と角度を
なす方向への棒状中子41,43の軸方向移動によりそ
れぞれ形成され、共通吸気管30からの各上流側分岐管
311 〜331 の分岐部は、棒状中子41〜43が棒状
中子44に接触することにより形成される。
【0018】下流側管路集合体35は、前記各分岐吸気
管31〜33の下流側の部分を構成してそれぞれ湾曲す
る第1ないし第3下流側分岐管312 ,322 ,332
と、それらの下流側分岐管312 ,322 ,332 の上
流端に共通にかつ一体に設けられる第3フランジ45
と、各下流側分岐管312 ,322 ,332 の下流端に
共通にかつ一体に設けられる第4フランジ46とを備え
る。
【0019】第4フランジ46は、機関本体Eにおける
シリンダヘッド21の側面に締結されるものであり、下
流側管路集合体35の下流端上部には、シリンダヘッド
21の各吸気ポート22…に向けてそれぞれ燃料を噴射
する燃料噴射弁47…を装着するための装着孔48…が
設けられるとともに、各燃料噴射弁47…の後端に共通
に連なる燃料分配管49を一対のボルト50…で締結す
るための一対の支持ボス51,51が一体に設けられ
る。
【0020】図8および図9を併せて参照して、下流側
管路集合体35は、樹脂型によってたとえば射出成形さ
れるものであり、その樹脂型は、下流側管路集合体35
の外形に対応した複数の金型(図示せず)と、第1ない
し第3下流側分岐管312 〜332 の内面にそれぞれ対
応して前記各金型内に装着される湾曲中子54,55,
56とを備える。而して前記各金型および各湾曲中子5
4〜56間に充填された溶融合成樹脂の硬化後に、各湾
曲中子54〜56が前記金型から引き抜かれ、さらに各
金型を相互に分離することにより下流側管路集合体35
の成形が完了することになる。
【0021】第2下流側分岐管321 に対応した湾曲中
子55は、湾曲した第2下流側分岐管321 の中心線を
含む平面での仮想円58に沿うように湾曲して形成され
るものであり、第1および第3下流側分岐管312 ,3
2 に対応した湾曲中子54,56は、第2下流側分岐
管321 の中心線を含む平面と平行な平面での前記仮想
円58に対応した半径の仮想円(図示せず)に沿うよう
にそれぞれ湾曲して形成される。而して各湾曲中子54
〜56は、前記仮想円58の中心Cのまわりに回転する
ようにして、各下流側分岐管311 〜332 の上流端側
に向けて金型から引き抜かれるものであり、このような
湾曲中子の回転、引き抜きにより湾曲した合成樹脂製管
の内面を形成する成形方法は、たとえば特開平6−21
3087号公報等により既によく知られている。しかも
各湾曲中子54〜56は連結部57に共通にかつ一体に
連結されており、該連結部57に連結される図示しない
駆動手段により、各湾曲中子54〜56は、相互に平行
な平面に沿って同時にかつ共通に回転駆動されることに
なる。
【0022】上流側管路集合体34の第2フランジ37
と、下流側管路集合体35の第3フランジ45とは、加
熱、接合により相互に接合される。この加熱、接合にあ
たっては、図10で示すように、第2フランジ37の第
3フランジ45への接合面59と、第3フランジ45の
第2フランジ37への接合面60とは、熱板61の両面
に押当てられることにより加熱され、加熱後に両接合面
59,60間から熱板61が外された後、両接合面5
9,60を相互に密着させることにより、各上流側分岐
管311 〜331 の下流端に各下流側分岐管312 〜3
2 の上流端をそれぞれ連ならせる配置で、上流側およ
び下流側管路集合体34,35が相互に加熱、接合され
ることになる。
【0023】上流側管路集合体34における第2フラン
ジ37の接合面59には、各上流側分岐管311 〜33
1 の下流端開口部をそれぞれ囲む第1嵌合凹部62,6
3,64が設けられ、下流側管路集合体34における第
3フランジ45の接合面60には、各下流側分岐管31
2 〜332 の上流端開口部をそれぞれ囲む第2嵌合凹部
65,66,67が設けられる。
【0024】第1上流側分岐管311 の下流端の第1嵌
合凹部62と第1下流側分岐管31 2 の上流端の第2嵌
合凹部65との間には入れ子68が挟まれ、第2上流側
分岐管321 の下流端の第1嵌合凹部63と第2下流側
分岐管322 の上流端の第2嵌合凹部66との間には入
れ子69が挟まれ、第3上流側分岐管331 の下流端の
第1嵌合凹部67と第3下流側分岐管332 の上流端の
第2嵌合凹部67との間には入れ子70が挟まれる。
【0025】これらの入れ子68〜70は、上流側およ
び下流側管路集合体34,35と同一の合成樹脂たとえ
ば6−ナイロンにより形成されるものであり、上流側お
よび下流側管路集合体34,35の加熱、接合時に加熱
されることなく両集合体34,35間に挟まれるように
して配置される。
【0026】また入れ子68には、第1上流側分岐管3
1 の下流端ならびに第1下流側分岐管312 の上流端
を連通せしめる連通孔71が設けられ、入れ子69に
は、第2上流側分岐管321 の下流端ならびに第2下流
側分岐管322 の上流端を連通せしめる連通孔72が設
けられ、入れ子70には、第3上流側分岐管331 の下
流端ならびに第3下流側分岐管332 の上流端を連通せ
しめる連通孔73が設けられる。
【0027】ところで、第1ないし第3分岐吸気管31
〜33が共通吸気管30から離反するにつれて相互の間
隔を大とした末広がりに配置されるのにもかかわらず、
下流側管路集合体35の各下流側分岐管312 〜332
の内面を形成する湾曲中子54〜56が相互に平行な平
面に沿ってそれぞれ回転せしめられることに起因して、
各下流側分岐管312 〜332 のうち第1および第3下
流側分岐管322 ,332 の内面を形成する湾曲中子5
4,56は、第1および第3下流側分岐管32 2 ,33
2 に対応した第1および第3上流側分岐管311 〜33
1 の軸線と交差する平面で回転することになる。そのた
め、第1および第3下流側分岐管312,332 の上流
端部内面と、第1および第3上流側分岐管311 ,33
1 の下流端内面との間には段差部が必然的に生じること
になる。そこで、第1および第3下流側分岐管312
332 の上流端部内面には、第1および第3上流側分岐
管311 ,331 の内面の延長線よりも外方側に位置す
る段差部に対応する収納凹部74,75が形成され、第
1上流側および下流側分岐管311 ,312 間に介在す
る入れ子68と、第3上流側および下流側分岐管3
1 ,332 間に介在する入れ子70とには、前記収納
凹部74,75に収納されて第1および第3上流側分岐
管311 ,331 の内面を第1および第3下流側分岐管
312 ,332 の内面に滑らかに連ならせる延長部68
a,70aが一体に設けられる。
【0028】エアクリーナ26のハウジング78は、上
方が開放した箱形に形成されて上流側管路集合体34の
上部に一体に設けられるハウジング主部79と、該ハウ
ジング主部79の上部に装着される合成樹脂製のカバー
80とで構成される。
【0029】図11を併せて参照して、ハウジング主部
79は、スロットルボディ25に接合されるべく上流側
管路集合体34に一体に設けられている第1フランジ3
6に連なって上方に延びる第1側壁81と、下流側管路
集合体35に加熱、接合されるべく上流側管路集合体3
4に一体に設けられている第2フランジ37に連なって
上方に延びる第2側壁82と、下流側管路集合体34に
おける各上流側分岐管311 〜331 の配列方向に沿う
一端(図11の右端)で第1および第2側壁81,82
間を第2上流側分岐管321 とほぼ平行にして結ぶ第3
側壁83と、第1および第2側壁81,82の他端間を
結んで第3側壁83に対向する第4側壁84と、第1な
いし第4側壁81〜84の下部ならびに各上流側分岐管
311 〜331 の上下方向略中央部間を連結する底壁8
5とで、上部を開放した横断面四角形の箱形に形成され
る。なお底壁85に、図示はしないが、多数のリブが設
けられていてもよい。
【0030】しかもハウジング主部79は、各上流側分
岐管311 〜331 の前記配列方向に沿う一端側に偏っ
た配置、すなわち第3側壁83が第3上流側分岐管33
1 から離隔した配置で上流側管路集合体34の上部に一
体に形成されるものであり、第4側壁84は、第2上流
側分岐管321 とは角度をなす方向に延びる第1上流側
分岐管311 と角度をなすようにして配置され、第1上
流側分岐管311 の中間部に一体に連なるように形成さ
れる。
【0031】このハウジング主部79と、該ハウジング
主部79の上部に装着されるカバー80との間には、フ
ィルタエレメント86の周縁部が挟まれ、該フィルタエ
レメント86によりハウジング78内は、下方の未浄化
室87と上方の浄化室88とに区画されることになる。
【0032】第3側壁83には、未浄化室87内に空気
を導入するための空気導入口89が設けられるととも
に、該空気導入口89に内端を連ならせて外方に延びる
空気導入管90が一体に設けられる。ところで、ハウジ
ング主部79の底壁85は、各上流側分岐管311 〜3
1 の上下方向略中央部間を連結するものであり、上流
側分岐管311 〜331 の上部は底壁85よりも上方に
隆起しているものである。而して前記空気導入口89
は、その下端縁を各上流側分岐管311 〜331 の上端
よりも下方に位置させるようにして第3側壁83に設け
られる。
【0033】カバー80には、浄化室88に通じる導出
管91がスロットルボディ25の上方に位置するように
して一体に設けられる。すなわちエアクリーナ26内に
おいて、空気導入口89から未浄化室87に導入された
空気はフィルタエレメント86を通過して上方に流れ、
さらに流通方向をほぼ90度変化させるようにして導出
管91からほぼ水平方向に導出されることになる。
【0034】エアクリーナ26の導出管91と、スロッ
トルボディ25の上流端とは、エアフローチューブ27
を介して連結されるものであり、該エアフローチューブ
27は、上下に延びる拡張型チャンバ27aと、該拡張
型チャンバ27aの上端に連なる蛇腹状の入口側接続管
27bと、前記拡張型チャンバ27aの下端に連なる出
口側接続管27cとを一体に有して合成樹脂により略U
字形に形成されるものであり、入口側接続管27bが導
出管51に嵌合、連結され、出口側接続管27cがスロ
ットルボディ25の上流端部に嵌合、連結される。
【0035】而して拡張型チャンバ27aの前記導出管
51に対向する部分は、空気流の衝突を緩和して円滑な
流れを可能とするために球面状に形成されており、この
拡張型チャンバ27aにおける共鳴作用により、吸気装
置23での吸気路における固有振動数の調整が可能とな
り、機関の低・中速回転域における出力トルクの向上に
寄与することが可能となる。
【0036】次にこの実施例の作用について説明する
と、吸気マニホールド24において、共通吸気管30が
一直線状に延びるものであるのに加えて、その共通吸気
管30に共通に連なる各分岐吸気管31〜33が、一直
線状に延びる上流側分岐管31 1 〜333 と、湾曲した
下流側分岐管312 〜332 とから構成されるものであ
るので、前傾姿勢である機関本体Eのシリンダヘッド2
1に接続される吸気マニホールド24の共通吸気管30
から各分岐吸気管31〜33の下流端に至るまでの管路
形状を単純化することができる。
【0037】しかも上流側管路集合体34における各上
流側分岐管311 〜331 の内面が棒状中子41〜43
の軸方向移動による引き抜きで形成されるとともに共通
吸気管30の内面も棒状中子40の軸方向移動による引
き抜きで形成されるので、上流側管路集合体34の成形
が容易であり、また下流側管路集合体35における各下
流側分岐管312 〜332 の内面が湾曲中子54〜56
の回転による引き抜きで形成されるので下流側管路集合
体35の成形も容易であり、両集合体34、35を高精
度かつ低コストで製造することができる。
【0038】ところで、上流側管路集合体34における
第2フランジ37の接合面59と、下流側管路集合体3
5における第3フランジ45の接合面60とは、相互に
加熱、接合されるものであり、その接合時に生じるばり
が、上流側分岐管311 〜331 および下流側分岐管3
2 〜332 の連結部内面にはみだすおそれがある。し
かるに前記両接合面59,60には、各上流側分岐管3
1 〜331 の下流端開口部を囲む第1嵌合凹部62〜
64と、下流側分岐管312 〜332 の上流端開口部を
それぞれ囲む第2嵌合凹部65〜67とが設けられてお
り、それらの嵌合凹部62,65;63,66;64,
67間に挟まれるようにして合成樹脂製の入れ子68,
69,70がそれぞれ配置されているので、前記加熱、
接合時にばりが生じたとしても、そのばりが各分岐吸気
管31〜33内に入り込むことは各入れ子68〜70に
より阻止されることになり、したがって各分岐吸気管3
1〜33の内面形状にばりによるばらつきが生じるのを
防止して吸気性能の向上に寄与することができる。な
お、前記加熱、接合時に接合面59,60から外方側に
はみだすばりについては、吸気性能に影響を及ぼすこと
はないので、放置したままでよい。
【0039】しかも前記両接合面59,60のうち上流
側管路集合体34の接合面59は、エアクリーナ26の
ハウジング28を構成するハウジング主部29の一部で
ある第2側壁82に連なって形成されるものであるの
で、両接合面59,60での接合強度を向上させ、両管
路集合体34,35の接合信頼性を向上することができ
る。
【0040】また下流側管路集合体35の各下流側分岐
管312 〜332 の内面は、相互に平行な平面での湾曲
中子54〜56の回転による引き抜きでそれぞれ形成さ
れるものであるので、各湾曲中子54〜56の回転によ
る引き抜きを共通の駆動手段で同時に行なうことが可能
であり、下流側管路集合体35の成形がより容易とな
る。
【0041】一方、各分岐吸気管31〜33が末広がり
の配置であるのにもかかわらず、各湾曲中子54〜56
が相互に平行な平面に沿ってそれぞれ回転せしめられる
ことに起因して、第1および第3下流側分岐管312
332 の内面を形成する湾曲中子54,56は、第1お
よび第3上流側分岐管311 ,331 の軸線と交差する
平面で回転せしめられることになり、第1および第3下
流側分岐管312 ,332 の上流端部内面と、第1およ
び第3上流側分岐管311 ,331 の下流端内面との間
には段差部が必然的に生じることになる。しかるに、第
1および第3下流側分岐管312 ,332 の上流端部内
面には、第1および第3上流側分岐管311 ,331
内面の延長線よりも外方側に位置する収納凹部74,7
5が形成されており、第1上流側および下流側分岐管3
1 ,312 間、ならびに第3上流側および下流側分岐
管331 ,332 間に介在する入れ子68,70には、
前記収納凹部74,75に収納される延長部68a,7
0aが一体に設けられる。したがって、第1および第3
上流側分岐管311 ,331 の内面が第1および第3下
流側分岐管312 ,332 の内面に滑らかに連なること
になり、上流側分岐管311 ,331 から下流側分岐管
312 ,332 への空気の流通を円滑化ならしめ、吸気
性能をより一層向上することができる。
【0042】さらにエアクリーナ26のハウジング78
は、上流側管路集合体34に一体に設けられるハウジン
グ主部79と、該ハウジング主部79の上部に装着され
るカバー80とで構成されるものであり、ハウジング主
部79は、上流側管路集合体34が備える第1および第
2フランジ36,37にそれぞれ連なって上方に延びる
第1および第2側壁81,82を有して四角形の箱形に
形成されるものである。したがって、第1フランジ36
へのスロットルボディ25の接合部剛性を高めることが
できるとともに上流側および下流側管路集合体34,3
5の接合部の剛性を高めることができるだけでなく、第
1および第2側壁81,82すなわちエアクリーナ26
のハウジング78の剛性を高め、吸気装置23全体の強
度向上を図ることができる。
【0043】またハウジング主部79の一部である第4
側壁84は、第1上流側分岐管31 1 に角度をなして交
わるようにして一体に連なるものであり、第1上流側分
岐管311 で補強するようにして第4側壁84の剛性を
高めることができる。さらにハウジング主部79の底壁
85は各上流側分岐管311 〜331 の上下方向略中央
部間を連結するものであり、ハウジング主部79の底面
が各上流側分岐管31 1 〜331 で補強されることにな
り、ハウジング主部79の底面剛性を高めることができ
る。したがって上記第1および第2側壁81,82の剛
性が高いことと相まってハウジング主部79すなわちハ
ウジング78の剛性をより一層高めることができる。
【0044】前記ハウジング主部79は、各上流側分岐
管311 〜331 の配列方向に沿う一端側に偏って配置
されるものであり、その配列方向に沿う一端側に在る第
3側壁83に空気導入口89が設けられるので、第3側
壁89に近い上流側分岐管331 と第3側壁83との間
に比較的大きな空間を確保することができる。しかも底
壁85から隆起した上流側分岐管311 〜331 の上端
よりも低い位置に空気導入口89の下端縁が配置される
ので、空気導入口89から未浄化室87に導入された空
気の一部を上流側分岐管331 の上部に衝突させて前記
広い空間に分散させることができ、その分散した空気が
未浄化室87の上方を覆うフィルタエレメント86を流
通するので、ほぼ均等に分散された空気がフィルタエレ
メント86を流通することになる。したがってフィルタ
エレメント86の部分汚損を極力防止して機能低下に至
るまでの時間を比較的長くすることができる。
【0045】さらに各上流側分岐管311 〜331 の上
部はエアクリーナ26におけるハウジング78内に臨ん
で配置されているので、エアクリーナ26を流通する空
気により各上流側分岐管311 〜331 が冷却されるこ
とになり、機関本体Eに近接していることによる吸気マ
ニホールド23の温度上昇を極力回避し、吸気マニホー
ルド23の温度上昇に伴なう吸気温度の上昇を防止し
て、内燃機関の性能を充分に発揮させることができる。
【0046】ところで、合成樹脂製であることに起因し
て吸気マニホールド24からは吸気音の放射が生じがち
であるが、吸気マニホールド24における上流側管路集
合体34の上部から放射される吸気音は、上流側管路集
合体34の上方に在るエアクリーナ26における未浄化
室87の空気層およびフィルタエレメント86により遮
断されることになり、放射音の拡散を抑制することがで
きる。
【0047】さらにエアクリーナ26の一部および吸気
マニホールド24が一体化されていることにより、吸気
装置23の組付け作業性を向上することが可能となる。
【0048】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0049】たとえば拡張型チャンバ27aを備えるエ
アフローチューブ27に代えて、エアクリーナ26およ
びスロットルボディ25間を連結する単純なダクトを用
い、該ダクトの中間部に開閉制御弁を介してレゾネータ
チャンバが接続される構成としてもよい。また各上流側
分岐管311 〜331 およひ各下流側分岐管312 〜3
2 間に介在するようにして入れ子68〜70を上流側
管路集合体34および下流側管路集合体35間に挟むよ
うにしたが、本発明は、そのような入れ子68〜70を
用いずに上流側および下流側管路集合体34,35を加
熱、接合するようにしたものにも適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ハウジン
グ主部が、第1および第2フランジにそれぞれ連なる第
1および第2側壁を有して四角形の箱形に形成され、上
流側管路集合体に一体に形成されることにより、第1お
よび第2側壁すなわちエアクリーナのハウジングの剛性
を高め、吸気装置全体の強度向上を図ることができ、ハ
ウジング主部の底面が各上流側分岐管で補強されること
になり、ハウジング主部の底面剛性を高めることができ
る。
【0051】またハウジング主部が各上流側分岐管の配
列方向に沿う一端側に偏って配置されるとともに前記配
列方向に沿う一端側の第3側壁に空気導入口が設けられ
るので、第3側壁に近い上流側分岐管と第3側壁との間
に比較的大きな空間を確保することができ、ハウジング
主部の底壁から隆起した上流側分岐管の上端よりも低い
位置に空気導入口の下端縁が配置されることにより、空
気導入口からの空気の一部を上流側分岐管の上部に衝突
させて前記広い空間に分散させてフィルタエレメントに
導くようにし、ほぼ均等に分散された空気がフィルタエ
レメントを流通するようにして、フィルタエレメントの
部分汚損を極力防止して機能低下に至るまでの時間を比
較的長くすることが可能となる。
【0052】また各上流側分岐管の上部はエアクリーナ
におけるハウジングに臨んで配置されているので、エア
クリーナを流通する空気で各上流側分岐管を冷却して、
吸気マニホールドの温度上昇を極力回避し、吸気マニホ
ールドの温度上昇に伴なう吸気温度の上昇を防止し、内
燃機関の性能を充分に発揮させることができる。
【0053】さらに上流側管路集合体の上部から放射さ
れる吸気音を、エアクリーナにおける未浄化室の空気層
およびフィルタエレメントにより遮断して放射音の拡散
を抑制し、エアクリーナの一部および吸気マニホールド
が一体化されていることにより、組付け作業性を向上す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機関本体および吸気装置の縦断側面図である。
【図2】図1の2矢視方向から見た吸気装置の平面図で
ある。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】上流側管路集合体の平面図である。
【図5】吸気マニホールドの分解縦断面図である。
【図6】図3の6−6線拡大断面図である。
【図7】上流側管路集合体成形時の棒状中子の配置を示
す図である。
【図8】湾曲中子による下流側分岐管内面の形成を説明
するための下流側管路集合体および湾曲中子の縦断面図
であって図9の8−8線に沿う断面図である。
【図9】図8の9−9線拡大断面図である。
【図10】上流側管路集合体および下流側管路集合体の
加熱、接合を説明するための簡略化した斜視図である。
【図11】図4の11−11線断面図である。
【符号の説明】
21・・・シリンダヘッド 22・・・吸気ポート 23・・・吸気装置 24・・・吸気マニホールド 25・・・スロットルボディ 26・・・エアクリーナ 30・・・共通吸気管 31,32,33・・・分岐吸気管 311 ,321 ,331 ・・・上流側分岐管 312 ,322 ,332 ・・・下流側分岐管 34・・・上流側管路集合体 35・・・下流側管路集合体 36・・・第1フランジ 37・・・第2フランジ 78・・・ハウジング 79・・・ハウジング主部 80・・・カバー 81・・・第1側壁 82・・・第2側壁 83・・・第3側壁 84・・・第4側壁 85・・・底壁 86・・・フィルタエレメント 87・・・未浄化室 88・・・浄化室 89・・・空気導入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディ(25)に接続される
    共通吸気管(30)と、該共通吸気管(30)ならびに
    シリンダヘッド(21)の複数の吸気ポート(22)間
    を結ぶ複数の分岐吸気管(31,32,33)とが合成
    樹脂製の吸気マニホールド(24)に形成され、エアク
    リーナ(26)のハウジング(78)の一部が前記吸気
    マニホールド(24)に一体に形成される内燃機関用吸
    気装置において、吸気マニホールド(24)が、各分岐
    吸気管(31〜33)の上流側の部分を構成する複数の
    上流側分岐管(311 ,321 ,331 )ならびに各上
    流側分岐管(311 〜331 )を共通に連通せしめる共
    通吸気管(30)を一体に備える熱可塑性合成樹脂製の
    上流側管路集合体(34)と、各分岐吸気管(31〜3
    3)の下流側の部分を構成する複数の下流側分岐管(3
    2 ,322 ,332 )を一体に備える熱可塑性合成樹
    脂製の下流側管路集合体(35)とが、加熱、接合され
    て成り、上流側管路集合体(34)には、共通吸気管
    (30)の上流端に共通に連なる第1フランジ(36)
    がスロットルボディ(25)に接合すべく一体に設けら
    れるとともに、各上流側分岐管(311 〜331 )の下
    流端に共通に連なる第2フランジ(37)が下流側管路
    集合体(35)に加熱、接合されるべく一体に設けら
    れ、前記第1および第2フランジ(36,37)に連な
    る第1および第2側壁(81,82)と、各上流側分岐
    管(311 〜331 )の配列方向に沿う一端で第1およ
    び第2側壁(81,82)間を結ぶ第3側壁(83)
    と、第1および第2側壁(81,82)の他端間を結ぶ
    第4側壁(84)と、第1ないし第4側壁(81〜8
    4)の下部ならびに各上流側分岐管(311 〜331
    の上下方向略中央部間を連結する底壁(85)とで横断
    面四角形の箱形に形成されるハウジング主部(79)
    が、各上流側分岐管(311 〜331 )の前記配列方向
    に沿う一端側に偏った配置で上流側管路集合体(34)
    の上部に一体に形成され、該ハウジング主部(79)と
    共働してエアクリーナ(26)のハウジング(78)を
    構成するカバー(80)が、ハウジング(78)内を下
    方の未浄化室(87)および上方の浄化室(88)に区
    画するフィルタエレメント(86)をハウジング主部
    (79)との間に挟んで該ハウジング主部(79)の上
    部に装着され、前記底壁(85)よりも隆起した上流側
    分岐管(311 〜331 )の上端よりも低い位置に下端
    縁を配置して前記未浄化室(87)に通じる空気導入口
    (89)が前記第3側壁(83)に設けられることを特
    徴とする内燃機関用吸気装置。
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