JP2003048194A - ケーブル切断装置 - Google Patents
ケーブル切断装置Info
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- JP2003048194A JP2003048194A JP2001238021A JP2001238021A JP2003048194A JP 2003048194 A JP2003048194 A JP 2003048194A JP 2001238021 A JP2001238021 A JP 2001238021A JP 2001238021 A JP2001238021 A JP 2001238021A JP 2003048194 A JP2003048194 A JP 2003048194A
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Abstract
正確な長さによる切断を行う。 【解決手段】 ケーブル21は駆動ベルト20に設けた
ケーブル21の搬送方向に延在する溝と、従動ベルト3
0とに挟持されて搬送される。ケーブル21の搬送長さ
は、従動ローラ25の回転量を検出するエンコーダによ
って計測され、切断手段55によって所定長に切断され
る。
Description
等のケーブルを所定の長さだけ搬送し切断するケーブル
切断装置に関する。
いて、ケーブルを所定の長さだけ搬送し切断するために
は、ケーブルの搬送長を正確に検出する必要があり、こ
のためにはケーブルをスリップさせることなく送る必要
がある。従来においては、一対のローラを対接させ、一
方のローラをモータによって駆動し、他方のローラを一
方のローラ側に付勢し、これら両ローラ間に挿入したケ
ーブルを両ローラの挟持力によって送り出し、所定の長
さだけ搬送した時点でカッターによって切断していた。
ル切断装置においては、ケーブルを一対のローラによっ
て挟持することによって送り出す構造としているため
に、ローラとケーブルとが互いに点接触状態になってい
た。このため、ローラとケーブルとの間でスリップが発
生しやすく、ケーブルの送りが安定しないので、正確な
長さで切断することができないという問題があった。こ
れを解消するために、一対のローラによる挟持力を大き
くしてケーブルをスリップさせることなく送ろうとする
と、ケーブルの外被を塑性変形させてしまうおそれがあ
った。
たものであり、その目的とするところは、ケーブルの外
皮を塑性変形させることなく、正確な長さによる切断を
行うことにある。
に、請求項1に記載の発明は、駆動手段によって走行す
る駆動ベルトと、この駆動ベルトに対接する従動ベルト
と、これら駆動ベルトと従動ベルトに挟持されて搬送さ
れるケーブルの搬送長を測定するエンコーダと、このエ
ンコーダによって測定された測定結果に基づいてケーブ
ルを切断する切断手段とを備え、前記駆動ベルトまたは
従動ベルトの少なくとも一方にケーブルを保持するケー
ブル搬送方向に延在する溝を設けたものである。したが
って、ケーブルは駆動ベルトまたは従動ベルトの溝と従
動ベルトまたは駆動ベルトとによって面接触状態で搬送
される。
係る発明において、前記切断装置が作動状態から非作動
状態に切り替わると、前記エンコーダが計測開始状態に
なり、このエンコーダによって所定のケーブル搬送長を
計測することにより、前記走行駆動手段がオフになり、
前記切断装置が作動しケーブルを切断した後切断装置が
非作動状態になることにより前記エンコーダがリセット
され計測開始状態になる。したがって、ケーブルの搬送
と切断が連続的に行われる。
基づいて説明する。図1は本発明に係るケーブル切断装
置の側面図、図2は図4におけるII-II 線断面図、図3
は図1におけるIII-III 線断面図、図4(a)は図1に
おけるIV(a)-IV(a) 線断面図、同図(b)は同図
(a)におけるIV(b)部の拡大図である。
は、本発明に係るケーブル切断装置であって台座2が備
えられており、この台座2には固定支持板3が後述する
ケーブル21が搬送される矢印A方向に延在するように
立設されている。この固定支持板3に隣接して、一対の
固定座4,4が台座2に固定され、これら一対の固定座
4,4には支柱5,5がそれぞれ立設されている。
7が昇降自在に支持され、この可動部材7は支柱5,5
に着脱自在な挟持部材8,8によって、支柱5,5に高
さ方向を調整可能に固定されている。10は可動支持板
であってブラケット9を介して可動部材7に固定され、
上端には天井板11が水平方向に延在するようにして片
持ち支持によって固定されている。
て、固定支持板3とこれに固定されたブラケット16と
の間に回転自在に支持され、モータ17によって駆動さ
れる。18は従動ローラであって、固定支持板3とこれ
に固定されたブラケット19との間に回転自在に支持さ
れている。これら駆動ローラ15と従動ローラ18との
間には無端状の駆動ベルト20が張設され、この駆動ベ
ルト20の表面の幅方向の中央部には、図4(b)に示
すように、ケーブル21の搬送方向である矢印A方向に
延在する断面がV字状の溝20aが設けられている。
対向するように、一対のピンチローラ25,27が可動
支持板10とこれに固定されたブラケット26,28と
の間に回転自在に支持されている。これら一対のピンチ
ローラ25,27間には、前記駆動ベルト20に対接す
る従動ベルト30が張設され、駆動ベルト20の溝20
aと従動ベルト30との間にケーブル21が挟持され、
駆動ベルト20を矢印A方向に走行させることにより、
ケーブル21も矢印A方向に搬送される。
間にケーブル21が挟持されることにより、図4(b)
に示すように、駆動ベルト20と従動ベルト30との間
に間隔δが形成されている。駆動ローラ15に対向する
ピンチローラ25には、図4(a)に示すように、ピン
チローラ25の回転量を検出するエンコーダ31が備え
られている。
圧接手段35について説明する。ケーブル圧接手段35
には、駆動ローラ15と従動ローラ18との間に、駆動
ベルト20と従動ベルト30とを挟んで、3個の固定ロ
ーラ36とこれと対向する3個の可動ローラ41とが備
えられている。3個の固定ローラ36は固定支持板3と
これに固定された3個のブラケット37との間に回転自
在に支持され、3個の可動ローラ41は可動支持板10
に上下方向に移動自在に支持された3個の移動板40と
これに固定された3個のブラケット42との間に回転自
在に支持されている。
部40aが設けられており、一方、可動支持板10の天
井板11にはねじ棒44が螺合し、このねじ棒44に螺
合したナット46と移動板40の上面部40aとの間に
は圧縮コイルばね45が弾装されている。したがって、
移動板40は圧縮コイルばね45の弾発力によって下方
に押圧されるので、可動ローラ41も下方に押圧され、
これら可動ローラ41と固定ローラ36とによって、駆
動ベルト20と従動ベルト30とが互いに対接する方向
に圧接されている。
ト51を介して固定支持板3に固定されたケーブル導入
ガイドであって、ケーブル21が挿入されるガイド孔5
0aが設けられ、このガイド孔50aに挿入されたケー
ブル21は前記駆動ベルト20の溝20aに導かれる。
54はケーブル導出ガイドであって、ここから導出され
たケーブル21は切断手段55に導かれ、エアーシリン
ダ56の駆動によって移動する可動刃57によって所定
の長さに切断される。
におけるケーブルの切断動作を説明する。予めモータ1
7を駆動し駆動ローラ15を図1において時計方向に回
転し、駆動ベルト20が矢印A方向に走行している。こ
のような状態において、図1に示すように、ケーブル2
1をケーブル導入ガイド50のガイド孔50aに挿入す
ると、ガイド孔50aによってケーブル21が駆動ベル
ト20の溝20aに導かれる。
0aと従動ベルト30とによって挟持され、駆動ベルト
20の走行方向である矢印A方向に搬送される。この場
合、ケーブル21は溝20aおよび従動ベルト30とよ
ってケーブル21の搬送方向において面接触状態で挟持
されるから、ケーブル21とこれら溝20aおよび従動
ベルト30との間でスリップの発生が極力抑制され、ケ
ーブル21の搬送が安定する。
制されることにより、溝20aおよび従動ベルト30と
の間の挟持力を特別大きくすることもなく、かつケーブ
ル21を溝20aおよび従動ベルト30によって面接触
状態で挟持していることにより、ケーブル21の外皮を
塑性変形させてしまうようなこともない。また、圧接手
段35の可動ローラ41と固定ローラ36とによって駆
動ベルト20に従動ベルト30が圧接されていることに
より、これら両ベルト20,30に挟持されて搬送され
るケーブル21の搬送が安定する。
ら導出されると、切断装置55のエアーシリンダ56が
駆動し、可動刃57が移動しケーブル21を切断する。
切断が終了して可動刃57がケーブル21の搬送路から
退避した非作動状態に切り替わると、モータ17が駆動
して駆動ベルト20が走行するとともに、エンコーダ3
1による計測が開始される。この場合、従動ベルト30
はケーブル21の移動に追従してケーブル21と一体的
に走行するので、仮に駆動ベルト20とケーブル21と
の間でスリップが発生しても、エンコーダ31が従動ロ
ーラ25の回転量を計測していることにより、エンコー
ダ31によってケーブル21の正確な搬送量が計測でき
る。
ことがエンコーダ31によって計測されると、モータ1
7の駆動が停止するとともに、切断装置55のエアーシ
リンダ56が駆動し、可動刃57が移動しケーブル21
を切断する。切断が終了して可動刃57がケーブル21
の搬送路から退避した非作動状態に切り替わると、モー
タ17が駆動し駆動ベルト20が走行するとともに、エ
ンコーダ31の計測値がリセットされ、エンコーダ31
による計測が開始可能な状態になる。このように、エン
コーダ31による計測に基づきケーブル21の切断と、
切断後モータ17の駆動とエンコーダ31による計測開
始が連続的に行われるので、ケーブル21の搬送と切断
が連続的に行われ生産性が向上する。
を駆動ベルト20に設けたが、従動ベルト30に設けて
もよく、また両ベルト20,30に設けてもよい。
明によれば、ケーブルの外皮を塑性変形させることな
く、正確な長さによる切断を行うことができる。
と切断が連続的に行われるので生産性が向上する。
る。
(a) 線断面図、同図(b)は同図(a)におけるIV
(b)部の拡大図である。
タ、20…駆動ベルト、20a…溝、21…ケーブル、
30…従動ベルト、35…圧接手段、36…固定ロー
ラ、41…可動ローラ、50…ケーブル導出ガイド、5
5…切断手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動手段によって走行する駆動ベルト
と、この駆動ベルトに対接する従動ベルトと、これら駆
動ベルトと従動ベルトに挟持されて搬送されるケーブル
の搬送長を測定するエンコーダと、このエンコーダによ
って測定された測定結果に基づいてケーブルを切断する
切断手段とを備え、前記駆動ベルトまたは従動ベルトの
少なくとも一方にケーブルを保持するケーブル搬送方向
に延在する溝を設けたことを特徴とするケーブル切断装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のケーブル切断装置におい
て、前記切断装置が作動状態から非作動状態に切り替わ
ると、前記エンコーダが計測開始状態になり、このエン
コーダによって所定のケーブル搬送長を計測することに
より、前記走行駆動手段がオフになり、前記切断装置が
作動しケーブルを切断した後切断装置が非作動状態にな
ることにより前記エンコーダがリセットされ計測開始状
態になることを特徴とするケーブル切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238021A JP2003048194A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | ケーブル切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238021A JP2003048194A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | ケーブル切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003048194A true JP2003048194A (ja) | 2003-02-18 |
Family
ID=19069012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001238021A Pending JP2003048194A (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | ケーブル切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003048194A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100735505B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2007-07-06 | 주식회사 한빛케이에스이 | 절연지 절단장치 |
KR101770163B1 (ko) * | 2017-04-12 | 2017-08-22 | 박종헌 | 케이블 컷팅 머신 및 이를 이용한 케이블 컷팅 공정 |
CN109822646A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-31 | 江苏永鼎股份有限公司 | 线缆切片装置 |
CN110405500A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-11-05 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种建筑施工用型材切割装置 |
CN112027106A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-12-04 | 西南科技大学 | 一种自适应收放线的无人机系留平台及无人机定位方法 |
-
2001
- 2001-08-06 JP JP2001238021A patent/JP2003048194A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100735505B1 (ko) * | 2006-04-26 | 2007-07-06 | 주식회사 한빛케이에스이 | 절연지 절단장치 |
KR101770163B1 (ko) * | 2017-04-12 | 2017-08-22 | 박종헌 | 케이블 컷팅 머신 및 이를 이용한 케이블 컷팅 공정 |
CN109822646A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-31 | 江苏永鼎股份有限公司 | 线缆切片装置 |
CN110405500A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-11-05 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种建筑施工用型材切割装置 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070822 |
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