JP2003048043A - 連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置 - Google Patents
連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置Info
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Abstract
走行可能とし、走行設備や交換台車本体を安価に構成す
る。 【解決手段】 交換台車80にタンディシュカー70を
連結可能とし、該タンディシュカー70の移動と共に、
タンディシュカーレール72上を走行するようにする。
Description
変モールドのフレーム交換装置に係り、特に、フレーム
交換時に、該フレームを吊り上げて走行可能な交換台車
を備えた連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装
置に関する。
ルドの短辺フレーム(以下、単に短辺と称する)を交換
する場合、予めモールド整備場で所定寸法の短辺を組み
込んだモールドを準備しておき、モールド全体を一括に
交換する必要があり、多大な交換作業時間を要してい
た。
2000−197949には、短辺を吊り上げる機能
と、吊り上げた状態で短辺置き台まで走行する機能と、
短辺の位置決め機能を有し、短辺の取り外しと取り付け
を行うことが可能なモールド短辺交換装置が提案されて
いる。
は、図1(正面図)及び図2(平面図)に示す如く、短
辺12の吊り部27に掛合可能な一対の掛合手段32
と、該掛合手段32が吊り部27に掛合した状態で短辺
12を昇降可能な昇降手段33と、掛合手段32及び昇
降手段33によって短辺12を吊り上げた状態で、モー
ルド固定フレーム15と短辺置き台31(図2参照)の
間を移動する交換台車34とを備えている。
定の間隔を開けて水平に配置されたガーダー35上に添
え付けられたレール36上を転動する車輪37、37´
と、該車輪37、37´を取付けた台車本体38とを有
している。駆動側車輪37´は、台車本体38の駆動側
の端部に設けられた減速機付きモータ39によって駆動
され、交換台車34はモールド10と短辺置き台31と
の間を往復することができる。
側に所定の間隔を開けて取付けられた巻き上げドラム4
0を、同期軸41を介して減速機付きモータ42によっ
て駆動する。巻き上げドラム40に巻き付きモータ42
によって駆動する。巻き上げドラム40に巻き付けられ
たワイヤ43の先端部は、シーブ44を介して昇降フレ
ーム45上に固定され、減速機付きモータ42の回転に
より昇降フレーム45を昇降することができる。
するため、昇降フレーム45の上面の両端部には、棒状
のガイドポスト46が取付けられ、ガイドポスト46を
案内する中空状のガイド47が台車本体38に固定され
ている。
辺12の対向する内側面となる短辺銅板48を同時に押
圧すると共に、短辺12を位置決め可能な一対の押圧・
位置決め手段49が設けられている。
吊りピン、56は摺動用シリンダ、57は、押圧・位置
決め集団49の押圧・位置決め部材、60は、掛合手段
32の掛合用シリンダ、62はフックである。
2を吊り上げて走行可能な交換台車34専用のレール3
6をガーダー35上に配設しているだけでなく、交換台
車34に走行用モータ39を設けており、構成が複雑と
なるだけでなく、走行用電力も消費する。特に、モール
ドが複数設けられた複数ストランドの連続鋳造設備に適
用する場合には、各ストランド毎に交換台車を設ける必
要があり、1台の交換台車で複数のストランドのモール
ド短辺を交換することができない。更に、モールド短辺
が、外側の短辺支持部材13が固定された二重構造であ
れば、特開2000−197948に記載された方法に
よる短辺の位置決めも可能であるが、二重でない単体構
造で、シリンダピン部により短辺の取り付け、取り外し
を行う場合、かえって自由度がなくなり、位置決めが困
難となって、交換し難くなるという問題点を有してい
た。
くなされたもので、専用のレールや駆動機構を設けるこ
となく、交換台車を走行可能とすることを第1の課題と
する。
るようにすることを第2の課題とする。
時に、該フレームを吊り上げて走行可能な交換台車を備
えた連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置に
おいて、前記交換台車が、タンディシュカーレール上を
走行するようにして、前記第1の課題を解決したもので
ある。
連結可能とし、該タンディシュカーの移動と共に移動す
るようにして、同じく前記第1の課題を解決したもので
ある。
を、ストランド数より多く設けることにより、使用後の
フレームを吊り上げられるようにして、前記第2の課題
を解決したものである。
位置を、モールドの幅方向及び厚み方向に微調整可能と
して、同じく前記第2の課題を解決したものである。
振れを防止するための振れ止めストッパを設けることに
より、安定した走行を可能としたものである。
ド連鋳機に適用した本発明の実施形態を詳細に説明す
る。
び図4(図1のIV−IV線に沿う側面図)に示す如く、交
換台車80をタンディシュ(T/D)カー70の端部に
連結器28により連結可能とし、該タンディシュカー7
0の移動と共に、交換台車80がタンディシュカーレー
ル72上を車輪81により走行して、図5に示す如く、
各ストランドのモールド10の位置迄、移動するように
している。
89(図7参照)付ジャッキ88により昇降ガイドポス
ト90に沿って上下動可能とされた昇降フレーム92
が、図4に示す如く、ストランド数(本実施形態では2
基)より1本多い3本(92a、92b、92c)設け
られており、ストランド数に合わせて、その内2本(9
2b、92c)が短辺12を吊っている。残りの1本
(92a)は、使用後の短辺を吊り上げるためのもので
ある。
は、モールド厚み方向(図4の左右方向)に移動できる
よう、走行フレーム86上に設置されている。
は、それぞれ、モールドの短辺12の位置を幅方向(図
1の左右方向)に微調整するための幅方向調整用ハンド
ル96が設けられている。
レーム92からワイヤ94により吊り下げられた短辺1
2が、交換台車80走行中に横に振れるのを防止するた
めの、容易に着脱可能な振れ止めストッパ98が設けら
れている。
説明する。
長辺14を開く(ステップ100)。
て、交換台車80を、一方のストランド、例えば第1ス
トランド上に移動する(ステップ102)。
aを用いて、図7に示すB〜Dの順序で旧短辺を外す
(ステップ104)。具体的には、まず、短辺12の上
端に吊り下げワイヤ94を取り付け、矢印Bに示す如く
上方に少し吊り上げた後、幅方向調整用ハンドル96に
より、矢印Cに示す如く後退させ、次いで矢印Dに示す
如く短辺12を完全に吊り上げる。
た昇降フレーム92bを、図4に示す如くモールド10
の上方に移動し、図8に示すE〜Gの順序で短辺12を
設置する(ステップ106)。具体的には、矢印Eに示
す如く、昇降フレーム92bにより短辺12をモールド
10とほぼ同じ高さまで吊り下げ、次いで、矢印Fに示
す如く、幅方向調整用ハンドル96により幅方向位置を
調整し、更に、矢印Gに示す如く、昇降フレーム92b
で所定位置まで吊り下げる。
て、交換台車80を、他方のストランド、例えば図5に
示す第2ストランド上に移動する(ステップ108)。
いない状態なので、これを用いて、図7に示した矢印B
→C→Dの順序で短辺12を外す(ステップ110)。
昇降フレーム92Cをモールド10の位置まで動かし、
図8の矢印E→F→Gの順序で短辺12を設置する(ス
テップ112)。
14を狭めて締結する(ステップ114)。
り交換台車20を退避させる(ステップ116)。
の吊り替えは、例えばオフラインの離れた位置まで交換
台車80をクレーンで吊っていって行うことができる。
とされ、第1ストランドから短辺を交換するようにされ
ていたが、ストランド数や交換順序は、これに限定され
ず、1基のみ、又は、3基以上であっても良い。
ンディシュカー70に連結可能としているので、別体の
駆動手段が不要である。なお、専用の駆動手段を設けた
り、手押しとすることも可能である。
92をストランド数より多く設けているので、短辺12
の入れ替えを容易に行うことができる。なお、入れ替え
の手間を厭わなければ、昇降フレームの数をストランド
数と同じとしたり、少なくしてもよい。
92の位置を、モールドの幅方向及び厚み方向へ微調整
可能としているので、正確な位置へ容易に設置できる。
に、走行中の短辺に12の振れを防止するための振れ止
めストッパ98を設けているので、走行中に短辺が揺れ
て他の部材に衝突したりすることなく、安定な走行が可
能である。
り上げるようにしていたが、吊り上げ対象はこれに限定
されず、例えば長辺を交換可能とすることも考えられ
る。
や走行機構を設ける必要がないので、走行設備や交換台
車を安価(交換台車は従来の1/5程度)に構成でき、
且つ、走行による電力消費も少なくすることができる。
吊り下げ可能とした場合には、複数ストランド連鋳機で
従来は困難であったモールドフレームの交換作業を容易
化できる。
下ろし可能な機能を設け、その吊り上げ・吊り下ろし部
に、モールド幅方向及び厚み方向への位置微調整用の摺
動機構を設けたので、フレームを容易に交換することが
できる。
ド短辺交換装置を示す正面図
示す正面図
す流れ図
示す正面図
示す正面図
Claims (5)
- 【請求項1】フレーム交換時に、該フレームを吊り上げ
て走行可能な交換台車を備えた連続鋳造用厚み可変モー
ルドのフレーム交換装置において、 前記交換台車が、タンディシュカーレール上を走行する
ようにされていることを特徴とする連続鋳造用厚み可変
モールドのフレーム交換装置。 - 【請求項2】前記交換台車が、タンディシュカーに連結
可能とされ、該タンディシュカーの移動と共に移動する
ようにされていることを特徴とする請求項1に記載の連
続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置。 - 【請求項3】前記交換台車のフレーム吊り上げ部が、ス
トランド数より多く設けられていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の連続鋳造用厚み可変モールドのフ
レーム交換装置。 - 【請求項4】前記交換台車のフレーム吊り上げ部の位置
が、モールドの幅方向及び厚み方向に微調整可能とされ
ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載の連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置。 - 【請求項5】前記交換台車に、走行中のフレームの振れ
を防止するための振れ止めストッパが設けられているこ
とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の連続
鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232355A JP3580274B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001232355A JP3580274B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 連続鋳造用厚み可変モールドのフレーム交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003048043A true JP2003048043A (ja) | 2003-02-18 |
JP3580274B2 JP3580274B2 (ja) | 2004-10-20 |
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JP (1) | JP3580274B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008260026A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Kobe Steel Ltd | 連続鋳造設備における鋳片引抜装置 |
CN106738627A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-05-31 | 江苏智石科技有限公司 | 能防止模具偏移的换模台车 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001232355A patent/JP3580274B2/ja not_active Expired - Fee Related
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