JP2003047115A - 電線防護管装脱装置及び電線に防護管を装脱する方法 - Google Patents

電線防護管装脱装置及び電線に防護管を装脱する方法

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JP2003047115A
JP2003047115A JP2001228398A JP2001228398A JP2003047115A JP 2003047115 A JP2003047115 A JP 2003047115A JP 2001228398 A JP2001228398 A JP 2001228398A JP 2001228398 A JP2001228398 A JP 2001228398A JP 2003047115 A JP2003047115 A JP 2003047115A
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electric wire
shaft
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power unit
drive shaft
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JP2001228398A
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English (en)
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Kazushige Moriyama
一繁 森山
Eiji Harada
英治 原田
Atsushi Nakahara
淳 中原
Susumu Kanba
進 神庭
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Daiden Co Inc
Chudenko Corp
Original Assignee
Daiden Co Inc
Chudenko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電線に防護管を装脱する作業において、装置の
軽量化によって取り扱いを容易にして、作業中の線間短
絡の危険性を低減し、作業者にかかる肉体的負担を軽減
する。 【解決手段】電線防護管装脱装置Aは、電線に防護管P
を装脱する装脱装置Cと、装脱装置Cの操作軸57を回
転操作するための絶縁操作棒7と、絶縁操作棒7の接続
軸70を回転操作するための動力源となる油圧動力装置
6と、絶縁操作棒7の接続軸70と油圧動力装置6の油
圧モータ65の回転軸650間に着脱可能でフレキシブ
ルシャフト80を有する動力伝達アタッチメント8を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線防護管装脱装
置及び電線に防護管を装脱する方法に関するものであ
る。更に詳しくは、動力装置を使用して電線に防護管を
装脱する作業において、装置を軽量化して取り扱いが容
易にできるようにしたものに関する。また、作業者が無
理のない楽な姿勢で作業することができるようにして、
作業者にかかる肉体的負担を軽減することができるよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来技術】例えば、ビルの建設等、架設された電線の
そばで作業を行なう場合には、電線を傷付けたり、ある
いは作業者が電線に触れて感電することのないように、
あらかじめ電線に防護管が装着される。防護管を電線に
装着したり離脱させたりするためには、専用の装置が使
用されている。
【0003】このような装置としては、例えば、特開平
8−182135号公報に記載された管挿入器がある。
この管挿入器は、油圧モータ等の外部からの駆動力で回
転する駆動タイヤで電線防護管を電線側へ送り出し、電
線に自動的に装着することができるものである。また、
管装脱装置を絶縁操作棒で操作して防護管の装脱を行う
ようにしたものもある。この絶縁操作棒は、装脱装置の
駆動軸に接続して回転操作を行う回転軸を有しており、
一体に取り付けられた油圧モータで駆動することができ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のような管装脱装置には、次のような課題があった。す
なわち、油圧モータで装脱装置や絶縁操作棒を駆動する
構造であるので、作業においては、重量の重い油圧モー
タを取り扱う必要がある。このため、作業において取り
扱いがしにくく、保持が安定せずに線間短絡の危険があ
る。また、重いものを扱うので、作業者にかかる肉体的
負担が大きく、疲労度も大きい。また、作業において
は、油圧ホースが作業バケットから延長されるので、作
業の邪魔になりやすい。更に、作業中に道具や資材等が
油圧ホースに接触して損傷し、作業が中断したり事故が
起こる危険性が高い。
【0005】装脱装置を絶縁操作棒で操作するもので
は、装脱装置を電線に取り付けたときの駆動軸の軸線方
向が固定されているので、駆動軸に回転軸を接続すると
絶縁操作棒の方向が決まってしまい、調整することがで
きない。このため、絶縁操作棒を操作する場合、作業者
は自分の姿勢を絶縁操作棒に合わせるしかなく、作業箇
所周囲の状況によっては、作業がしにくい無理な姿勢を
強いられることも多い。
【0006】(本発明の目的)本発明の目的は、電線に
防護管を装脱する作業において、装置の軽量化によって
取り扱いを容易にして線間短絡の危険性を低減し、作業
者にかかる肉体的負担を軽減することができるようにし
た電線防護管装脱装置及び電線に防護管を装脱する方法
を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、電線防護管装脱装置
を直接的に、または間接的に駆動する油圧動力装置の油
圧ホースの延長部を短くすることにより、作業の邪魔に
ならないようにし、油圧ホースが損傷を受けることによ
る作業の中断や事故の発生等を防止できるようにした電
線防護管装脱装置及び電線に防護管を装脱する方法を提
供することである。
【0008】本発明の他の目的は、作業者が無理のない
楽な姿勢で作業することができるようにして、作業者に
かかる肉体的負担を軽減することができるようにした電
線防護管装脱装置及び電線に防護管を装脱する方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、電線へ向けて傾斜を有しているガイドと、
当該ガイドを電線へ取り付ける手段と、駆動軸の回転に
よって防護管をガイドに沿って送り出す手段を備えてい
る装脱装置と、当該装脱装置の駆動軸を回転操作するた
めの絶縁操作棒と、当該絶縁操作棒の駆動軸を回転操作
するための動力装置と、上記絶縁操作棒の駆動軸と上記
動力装置の回転軸間に着脱可能でフレキシブルシャフト
または形状が固定的でないシャフトを有する動力伝達ア
タッチメントと、を備えていることを特徴とする、電線
防護管装脱装置である。
【0010】第2の発明にあっては、動力装置は、作業
者が搭乗する作業バケットに設けられていることを特徴
とする、第1の発明に係る電線防護管装脱装置である。
【0011】第3の発明にあっては、作業バケットにウ
インチ装置が設けられており、ウインチ装置の駆動軸は
動力装置で回転操作されるようにしてあることを特徴と
する、第2の発明に係る電線防護管装脱装置である。
【0012】第4の発明にあっては、動力装置の回転軸
の軸線方向角度を調整するための手段と、装脱装置に設
けてある駆動軸の軸線方向角度を調整するための手段
と、を備えていることを特徴とする、第1、第2または
第3の発明に係る電線防護管装脱装置である。
【0013】第5の発明にあっては、動力装置が油圧を
使用した装置であることを特徴とする、第1、第2、第
3または第4の発明に係る電線防護管装脱装置である。
【0014】第6の発明にあっては、絶縁操作棒の駆動
軸を、当該駆動軸と油圧動力装置間に着脱可能でフレキ
シブルシャフトまたは形状が固定的でないシャフトを有
する動力伝達アタッチメントを介し油圧動力装置で回転
操作するようにし、絶縁操作棒により、電線に防護管を
装脱するための装脱装置の駆動軸を回転操作するように
したことを特徴とする、電線に防護管を装脱する方法で
ある。
【0015】本明細書にいう、形状が固定的でないシャ
フトとは、例えばユニバーサルジョイント(自在軸継
手)を使用したシャフトを含むが、形状を変えることが
でき、かつ回転力を伝えることができれば、これに限定
するものではない。動力装置としては、油圧を使用した
装置(油圧モータ等)の他、電気を使用した装置(電動
モータ等)があげられるが、これらに限定されるもので
はない。
【0016】(作用)本発明によれば、装脱装置の駆動
軸を回転操作するための絶縁操作棒と、絶縁操作棒の駆
動軸を回転操作するための油圧動力装置との間の動力の
伝達を、フレキシブルシャフトまたは形状が固定的でな
いシャフトを有する動力伝達アタッチメントで行うの
で、例えば重量の重い油圧モータ等の動力装置を作業バ
ケット等の所要箇所に固定して作業を行うことができ、
装脱装置自体の軽量化を図ることができる。従って、装
脱装置の取り扱いが容易にでき、安定した操作が可能に
なるので、線間短絡の危険性を低減することができると
共に、作業者にかかる肉体的負担を軽減することができ
る。
【0017】動力装置の回転軸の軸線方向角度が調整可
能で、装脱装置に設けてある駆動軸の軸線方向角度が調
整可能であり、更には上記したように、絶縁操作棒と動
力装置との間の動力の伝達をフレキシブルシャフトまた
は形状が固定的でないシャフトを有する動力伝達アタッ
チメントで行うので、絶縁操作棒の角度は自由度が高
く、ほとんど制限を受けない。従って、絶縁操作棒を操
作する作業者は、作業にあたって無理のない楽な姿勢を
とることができ、安全性が高く、作業の能率も向上す
る。
【0018】動力装置が油圧を使用した装置であるもの
は、動力装置を装脱装置や絶縁操作棒に設けなくてよい
ので、動力装置の油圧ホースを装脱装置まで延長する必
要がなくなり、油圧ホースを短くして、作業の邪魔にな
らない位置に収めることができる。また、油圧ホース
は、作業用具等の接触による損傷を受けにくくなり、こ
れによる作業の中断や事故の発生等を防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る電線
防護管装脱装置の一実施の形態を示す説明図、図2は図
1に示す電線防護管装脱装置を構成する装脱装置の正面
図、図3は装脱装置の平面図、図4は図2におけるI−
I断面図、図5は図2におけるII−II部分断面図であ
る。
【0020】電線防護管装脱装置Aは、電線に防護管を
装脱するための装脱装置Cと、装脱装置Cの駆動軸を回
転操作するための絶縁操作棒7と、絶縁操作棒7の駆動
軸を回転操作するための油圧動力装置6と、絶縁操作棒
7の駆動軸と油圧動力装置6の回転軸間に着脱可能な動
力伝達アタッチメント8及びウインチ装置9とを備えて
いる。
【0021】(装脱装置C)図1ないし図5を参照す
る。符号Cは装脱装置で、フレーム1、取付装置2、ガ
イド体3、上部押圧体4、駆動装置5及び回転体59を
備えている。フレーム1は金属またはプラスチックな
ど、撓みの少ない材質の板体で形成されており、中央部
分が軽量化のために中抜きされている構造である。フレ
ーム1の上端部には、装脱装置Cを電線などの架設線に
取り付けるための取付装置2が設けられている。
【0022】取付装置2は、フレーム1の上部側に表裏
面側(図3で上下方向側)に張り出して固着された基体
20を備えている。基体2の一端側(図4において右
側)の端面には、上部クランプ部材22を上下方向に案
内するガイド溝21が設けられている。ガイド溝21の
外側は、端面に固着された止板200で塞がれている。
そして、ガイド溝21と止板200で形成された孔部に
は、上部クランプ部材22がスライド可能に装着されて
いる。
【0023】上部クランプ部材22は、上記孔部に挿通
されるスライド部220と、その下端部に設けられてい
るクランプ部221を備えている。クランプ部221
は、前後方向(図2で左右方向)にやや長尺に形成され
ている。また、スライド部220の上部側には、横方向
に貫通して、後述する揺動体23の係合部231を係合
する係合孔222が設けられている。
【0024】基体20の上部側の中央部には、シーソー
状の揺動体23が軸230で軸支されて揺動可能に設け
られている。揺動体23の一端側には、係合孔222に
挿通される係合部231が設けられている。なお、係合
孔222は係合部231が斜めにも余裕をもって挿通さ
せることができるように、係合部231の太さよりやや
大きく設定されている。また、揺動体23の係合部23
1とは反対側には作用受部232が設けられている。そ
して、揺動体23は、バネ233により図4において左
回り方向へ付勢されており、常態においては左に傾いた
状態となっている。
【0025】基体20のうちガイド溝21と反対側に
は、上下に貫通してネジ孔24が設けられている。ネジ
孔24には、操作ボルト25が螺合されている。操作ボ
ルト25の上端部には、ほぼ半球状の当接部250が設
けられている。また、操作ボルト25の下端部には、絶
縁操作棒7の先端部の接続具71を接続して操作ボルト
25を回転させるための接続管251が設けられてい
る。
【0026】また、基体20の一端側には、クランプ部
221の昇降スライドに支障のない位置に下部クランプ
部材26が設けられている。下部クランプ部材26のク
ランプ部261は断面円弧状に形成されており、その上
面は架設線をクランプするクランプ面となっている。そ
して、クランプ部261の下部には、電線防護管Pを嵌
め込んで案内するためのガイド体3がネジ止めにより固
定されている。
【0027】ガイド体3は金属製で、図2において左側
がとがった三角形状の前部縦板30を備えている。前部
縦板30の後部側には、後部縦板30aが着脱可能に設
けられている。前部縦板30の上辺部301は、架設線
に取り付けられたときに架設線の方向と平行になるよう
に形成されている。前部縦板30の傾斜した下辺部30
2には、両側(図3で上下方向)へ突出させて斜ガイド
31が設けられており、ガイド体3の断面形状はほぼ逆
T字形である。なお、後部縦板30aも同様に下辺部に
斜ガイド31aが設けられ、斜ガイド31aが斜ガイド
31と直線的に連続するように形成されている。
【0028】前部縦板30の斜ガイド31の先端部の上
面には、架設線を受ける断面円弧状の受部32が設けら
れている。また、斜ガイド31のうち前部縦板30の先
端部分に位置する下面側には、受回転体である二個のロ
ーラ33が並設されている。各ローラ33は、取着具3
4に軸支されており、取着具34は斜ガイド31の下面
側に設けられた凹部35に取り付けられている。
【0029】上部押圧体4は、クランプ部221の先端
部に取り付けられている。上部押圧体4は、クランプ部
221の先端部に設けられた縦板状のアーム板41を有
している。アーム板41の先端側の下面には、架設線を
押さえるための断面円弧状の押圧板42がアーム板41
の厚み方向に張り出して設けられている。なお、アーム
板41は、架設線に取り付けられたときに架設線の方向
と平行になるように設定されている。また、上記した上
部クランプ部材22、下部クランプ部材26、斜ガイド
31の受け部32及び押圧板42は、平面視において同
一直線上にある。
【0030】フレーム1の下端側には、ローラ33と協
働して防護管Pを送り出す回転体59と、回転体59を
駆動する駆動装置5が設けられている。図5に示すよう
に、駆動装置5は、フレーム1の取付孔10に設けられ
ているギヤボックス50を備えている。ギヤボックス5
0は、径小の軸部51を取付孔10に回動可能に装着し
ている。ギヤボックス50のうち回転体59側の端面に
は、取付孔10から抜け出ないようにするストッパー板
56がネジで固着されている。
【0031】ギヤボックス50の軸部51の中心部に
は、回転軸55が軸受550を介し回転可能に軸支され
ている。回転軸55の一端部には、回転体59が固着さ
れている。回転体59の位置は、外周面が上記ローラ3
3に接触するように設定されている。また、回転軸55
の他端部には、径大で従動側となるベベルギヤ551が
固着されている。
【0032】ギヤボックス50の下部には、軸線方向が
ベベルギヤ551の直径線方向の軸受500が設けられ
ている。軸受500には、駆動軸である操作軸57が回
転可能に軸支されている。操作軸57の上端部には、ベ
ベルギヤ551と噛み合う駆動側となるベベルギヤ57
0が固着されている。また、操作軸57の下端部には、
六角棒形状の結合部571が設けられている。ギヤボッ
クス50の下部側には、円筒形の接続管58が取り付け
られている。なお、操作軸57の下部側の一部は接続管
58内部に収容されており、下端部は接続管58の開口
部580から突出している。
【0033】(油圧動力装置6)図6は図1に示す電線
防護管装脱装置を構成する油圧動力装置の部分断面説明
図、図7は油圧動力装置の作業バケットに固定した状態
の部分断面正面図、図8は油圧動力装置の平面図であ
る。図1及び図6ないし図8を参照する。
【0034】油圧動力装置6は、作業バケットBに固定
するための固定フレーム60を備えている。固定フレー
ム60は、断面形状ほぼコ字状に形成してある。固定フ
レーム60の背面側(図6において右側)には、操作レ
バー61を備えた操作器62が設けてある。固定フレー
ム60の正面側には、回動座部材63が取り付けてあ
る。回動座部材63は、断面形状コ字状に形成してあ
り、背面板630を軸ボルト64で取り付けてあり、軸
ボルト64を中心として回動可能である。
【0035】回動座部材63の正面側(図6で左側)に
は、油圧モータ65が取り付けてある。油圧モータ65
は、絶縁体651で被覆されており、回動座部材63の
上板631と下板632の間に、軸ボルト66を介して
回動可能に取り付けてある。油圧モータ65の回転軸6
50の先端部は六角棒状に形成してある。この構造によ
れば、回動座部材63の縦方向角度と油圧モータ65の
横方向角度を設定することにより、油圧モータ65の回
転軸650の軸方向を一定の範囲内で任意の方向へ向け
ることができる。なお、回動座部材63と油圧モータ6
5は自由に回動できるが、軸ボルト64、66を締め付
け可能な構造として、任意の角度で固定できるようにし
てもよい。
【0036】なお、符号67は油圧ホースで、一端側は
油圧モータ65に、また、他端側は操作器62のオイル
供給側に接続される。操作器62のオイル受給側には、
作業バケットBを伸縮ブーム先端に設けた高所作業車
(図示省略)から油圧作動油が供給される。また、油圧
動力装置6は、固定フレーム60を作業バケットBの上
部縁に嵌め込むことによって簡単に固定することができ
る。
【0037】(動力伝達アタッチメント8)図9は図1
に示す電線防護管装脱装置を構成する動力伝達アタッチ
メントの断面図である。図1及び図9を参照する。動力
伝達アタッチメント8は、軸方向を湾曲させた状態でも
軸周方向の回転が可能なフレキシブルシャフト80を有
している。フレキシブルシャフト80は、硬鋼線で形成
された可撓性を有する軸81を有している。軸81の外
側には、アウターチューブ82、収縮チューブ83が順
に被せて設けてある。
【0038】軸81の一端部には、上記油圧モータ65
の回転軸650に接続できる六角穴を有する接続具84
が軸受840を介し回転可能に設けてある。また、軸8
1の他端部には、絶縁操作棒7の駆動軸である接続軸7
0に接続できる、先端側が六角棒状の接続具85が軸受
850を介し回転可能に設けてある。なお、絶縁操作棒
7の先端部には、上記接続管251に接続される接続具
71を備えている。接続具71は、接続軸70を回転さ
せることにより連動し回転する構造となっている。
【0039】フレキシブルシャフト80の接続具85側
には、絶縁操作棒7に回し掛けて固定するための固定バ
ンド86が設けてある。固定バンド86は、ヒンジで回
動可能に設けられた半円形状の帯板87をロック金具8
8で閉じることができるようにした構造である。
【0040】(ウインチ装置9)図10は図1に示す電
線防護管装脱装置を構成するウインチ装置の内部構造を
示す説明図、図11はウインチ装置の側面図である。図
1及び図10、図11を参照する。ウインチ装置9は、
作業バケットBに固定するための固定フレーム90を備
えている。固定フレーム90は、両側に断面形状ほぼコ
字状の係合部900を有している。固定フレーム90の
正面側(図11で左側)の係合部900の間にはウイン
チ91が取り付けてある。
【0041】ウインチ91の回転軸92の一端側には、
上記油圧動力装置6の油圧モータ65の回転軸650を
接続する接続具97が設けてある。また、回転軸92の
他端側には、ブレーキ93が設けてある。ブレーキ93
は、回転軸92に固定してあるディスク94をバネ95
で摩擦板96に押し付けて、常に正逆両回転方向に一定
の力(回転軸92の駆動には支障がないように設定され
ている)で制動をかける構造である。これにより、ワイ
ヤロープ98がフック99の重さで繰り出されることは
ない。ウインチ装置9は、固定フレーム90を作業バケ
ットBの上部縁に嵌め込むことによって簡単に固定する
ことができる。
【0042】(作 用)図12は装脱装置を使用し、防
護管を装着する作業の手順を示す説明図、図13は防護
管の構造を示す説明図であり、(a)は雌側の斜視図、
(b)は雄側の斜視図である。図1ないし図13を参照
して、本実施の形態に係る装脱装置の使用方法及び作用
を説明する。
【0043】ここで、図13を参照して架設線である電
線103に装着される防護管Pの一般的な構造を説明す
る。防護管Pは、3m程度の長さで、弾性または可撓性
を有するプラスチック製である。防護管Pは円管状の装
着部100と、装着部100の全長にわたり設けられた
拡開部101を備えている。防護管Pは拡開部101を
弾性変形させて拡げて電線103に装着できる。防護管
Pの一端部には雌側である径大部102が形成されてお
り、雄側を径大部102に挿入することによりアダプタ
を使用することなく接続していくことができる。
【0044】電線防護管装脱装置Aの作用は次のとおり
である。 (1)装脱装置Cを取付装置2により電線103に取り
付ける。具体的には、絶縁操作棒7aの先端部の接続具
71aを接続管251に接続し、操作ボルト25を回
し、押圧板42と斜ガイド31の受け部32で電線10
3の一箇所を上下に挟み、上部クランプ部材22と下部
クランプ部材26で電線103の他の一箇所をクランプ
して取り付けられる。これにより、ガイド体3が電線1
03に斜ガイド31の受部32を密着させてセットされ
る。
【0045】(2)符号104は電線103に取り付け
られた防護管仮置き体で、下端部には仮置き部105が
設けられている。仮置き部105の高さは、仮置き部1
05に防護管Pを仮置きしてガイド体3に挿入するとき
に、防護管Pの方向が斜ガイド31の方向とほぼ平行
(同じ)になるように設定されている。
【0046】(3)先端にクランプ72を有する絶縁操
作棒7bを使用し、径大部102側(雌側)を先にして
防護管Pをガイド体3に沿って差し入れ、防護管Pの先
端部が回転体59とローラ33に接触して挟まれる位置
まで送り出す。なお、防護管Pは拡開部101を上に
し、拡開部101の隙間に縦板30aを差し込み、装着
部100の内部に斜ガイド31aを通すようにして差し
入れる。
【0047】(4)絶縁操作棒7の接続軸70に動力伝
達アタッチメント8の接続具85を接続し、油圧モータ
65の回転軸650に接続具84を接続して、絶縁操作
棒7と油圧モータ65間に動力伝達アタッチメント8を
取り付ける。なお、動力伝達アタッチメント8の絶縁操
作棒7側は、固定バンド86を絶縁操作棒7に回し掛け
て固定し、外れないようにする。
【0048】(5)絶縁操作棒7の先端部に設けてある
接続具71を接続管58に差し込んで接続し、操作軸5
7の結合部571に六角穴を係合させ、油圧動力装置6
の油圧モータ65を作動させる。これにより、動力伝達
アタッチメント8を介して駆動力が伝えられて操作軸5
7が回転し、ベベルギヤ570、551を介して回転軸
550が回転し、回転体59が防護管Pを電線103方
向へ送り出す方向へ回転する。
【0049】なお、操作軸57の軸線方向の角度は、回
動可能な範囲で自在に動くので、絶縁操作棒7を使用し
て操作をするときに、作業位置に合わせて作業がしやす
いように操作軸57の軸線方向を調整(設定)すること
ができる。また、油圧モータ65の回転軸650も軸線
方向が自在に動くので、動力伝達アタッチメント8を無
理なく接続できる。更には、油圧動力装置6からの動力
の伝達がフレキシブルな動力伝達アタッチメント8によ
って行われるので、絶縁操作棒7の方向に制限をほとん
ど受けない。従って、絶縁操作棒7を操作する作業者
は、無理のない楽な姿勢をとることができ、安全性が高
く、作業の能率も向上する。
【0050】(6)回転体59が回転することにより、
防護管Pは回転体59と各ローラ33で挟まれて電線1
03方向へ送り出される。これにより、まず、防護管P
の拡開部101が電線103の外径部に案内されて開
き、装着部100の先端部が電線103に当たり、更に
送り出されることにより防護管Pは電線103に装着さ
れる。
【0051】(7)先行する防護管Pの後端部(雄側)
が電線103に入りきらない位置で、絶縁操作棒7によ
る操作をやめて回転体59を止める。この状態では、防
護管Pが回転体59に接触しており、固定状態にある。
次に、後続の防護管Pを同様に径大部102側(雌側)
からガイド体3に沿って差し入れ、防護管Pの径大部1
02を先行する防護管Pの後端部(雄側)に挿入する。
このとき、先行する防護管Pは動かないので、挿入が容
易かつ確実にできる。
【0052】(8)絶縁操作棒7の操作により回転体5
9を回転させ、先行する防護管Pと後続の防護管Pを順
次電線103方向へ送り出す。以下、同様にして必要な
数の防護管Pを電線103に装着していく。なお、回転
体59が電線103のそばに位置しているので、後続の
ない最後の防護管Pも、後端部まで確実に電線103に
押し込んで装着することができる。なお、防護管を電線
103から離脱させるときは、上記装着する手順とおお
むね逆の手順で行われ、防護管Pは上記装着する場合と
は逆方向に回転(油圧モータ65の回転軸650が逆回
転することによる)される回転体59によって電線10
3から離脱方向に引き込まれる。
【0053】(9)ウインチ装置9を操作するときに
は、油圧動力装置6の油圧モータ65から動力伝達アタ
ッチメント8を取り外し、油圧動力装置6をウインチ装
置9側へ移動させて、接続具97に回転軸650を接続
する。これにより、油圧動力装置6の油圧モータ65を
動力源としてウインチ装置9を作動させることができ
る。なお、ウインチ装置9は、通常、各種資材や道具を
吊り上げたり降ろすときに使用される。
【0054】なお、本明細書で使用している用語と表現
は、あくまで説明上のものであって限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示されている実施の形態に
限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種
々の変形が可能である。
【0055】
【発明の効果】(a)本発明によれば、装脱装置の駆動
軸を回転操作するための絶縁操作棒と、絶縁操作棒の駆
動軸を回転操作するための油圧動力装置との間の動力の
伝達を、フレキシブルシャフトまたは形状が固定的でな
いシャフトを有する動力伝達アタッチメントで行うの
で、例えば重量の重い油圧モータ等の動力装置を作業バ
ケット等の所要箇所に固定して作業を行うことができ、
装脱装置自体の軽量化を図ることができる。従って、装
脱装置の取り扱いが容易にでき、安定した操作が可能に
なるので、線間短絡の危険性を低減することができると
共に、作業者にかかる肉体的負担を軽減することができ
る。
【0056】(b)動力装置の回転軸の軸線方向角度が
調整可能で、装脱装置に設けてある駆動軸の軸線方向角
度が調整可能であり、更には上記したように、絶縁操作
棒と動力装置との間の動力の伝達をフレキシブルシャフ
トまたは形状が固定的でないシャフトを有する動力伝達
アタッチメントで行うので、絶縁操作棒の角度は自由度
が高く、ほとんど制限を受けない。従って、絶縁操作棒
を操作する作業者は、作業にあたって無理のない楽な姿
勢をとることができ、安全性が高く、作業の能率も向上
する。
【0057】(c)動力装置が油圧を使用した装置であ
るものは、動力装置を装脱装置や絶縁操作棒に設けなく
てよいので、動力装置の油圧ホースを装脱装置まで延長
する必要がなくなり、油圧ホースを短くして、作業の邪
魔にならない位置に収めることができる。また、油圧ホ
ースは、作業用具等の接触による損傷を受けにくくな
り、これによる作業の中断や事故の発生等を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線防護管装脱装置の一実施の形
態を示す説明図。
【図2】図1に示す電線防護管装脱装置を構成する装脱
装置の正面図。
【図3】装脱装置の平面図。
【図4】図2におけるI−I断面図。
【図5】図2におけるII−II部分断面図。
【図6】図1に示す電線防護管装脱装置を構成する油圧
動力装置の部分断面説明図。
【図7】油圧動力装置の作業バケットに固定した状態の
部分断面正面図。
【図8】油圧動力装置の平面図。
【図9】図1に示す電線防護管装脱装置を構成する動力
伝達アタッチメントの断面図。
【図10】図1に示す電線防護管装脱装置を構成するウ
インチ装置の内部構造を示す説明図。
【図11】ウインチ装置の側面図。
【図12】防護管の装脱方法を示す説明図。
【図13】防護管の構造を示す説明図。
【符号の説明】
A 電線防護管装脱装置 C 装脱装置 1 フレーム 10 取付孔 2 取付装置 20 基体 200 止板 21 ガイド溝 22 上部クランプ部材 220 スライド部 221 クランプ部 222 係合孔 23 揺動体 230 軸 231 係合部 232 作用受部 24 ネジ孔 25 操作ボルト 250 当接部 251 接続管 26 下部クランプ部材 261 クランプ部 3 ガイド体 30 前部縦板 301 上辺部 302 下辺部 30a 後部縦板 31、31a 斜ガイド 32 受部 33 ローラ 34 取着具 35 凹部 4 上部押圧体 41 アーム板 42 押圧板 P 防護管 103 電線 100 装着部 5 駆動装置 50 ギヤボックス 500 軸受 51 軸部 55 回転軸 550 軸受 551 ベベルギヤ 56 ストッパー板 57 操作軸 571 結合部 58 接続管 580 開口部 59 回転体 6 油圧動力装置 B 作業バケット 60 固定フレーム 61 操作レバー 62 操作器 63 回動座部材 630 背面板 631 上板 632 下板 64 軸ボルト 65 油圧モータ 650 回転軸 651 絶縁体 66 軸ボルト 67 油圧ホース 7 絶縁操作棒 70 接続軸 71 接続軸 72 クランプ 7a、7b 絶縁操作棒 8 動力伝達アタッチメント 80 フレキシブルシャフト 81 軸 82 アウターチューブ 83 収縮チューブ 84 接続具 840 軸受 85 接続具 850 軸受 86 固定バンド 87 帯板 88 ロック金具 9 ウインチ装置 90 固定フレーム 91 ウインチ 92 回転軸 93 ブレーキ 94 ディスク 95 バネ 96 摩擦板 97 接続具 98 ワイヤロープ 99 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 英治 福岡県久留米市南町660番地 大電株式会 社内 (72)発明者 中原 淳 広島県広島市中区小網町6番12号 株式会 社中電工内 (72)発明者 神庭 進 広島県広島市中区小網町6番12号 株式会 社中電工内 Fターム(参考) 3F333 AA09 AB04 AC13 DA09 5G367 BB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線へ向けて傾斜を有しているガイド
    と、当該ガイドを電線へ取り付ける手段と、駆動軸の回
    転によって防護管をガイドに沿って送り出す手段を備え
    ている装脱装置と、 当該装脱装置の駆動軸を回転操作するための絶縁操作棒
    と、 当該絶縁操作棒の駆動軸を回転操作するための動力装置
    と、 上記絶縁操作棒の駆動軸と上記動力装置の回転軸間に着
    脱可能でフレキシブルシャフトまたは形状が固定的でな
    いシャフトを有する動力伝達アタッチメントと、を備え
    ていることを特徴とする、電線防護管装脱装置。
  2. 【請求項2】 動力装置は、作業者が搭乗する作業バケ
    ットに設けられていることを特徴とする、 請求項1記載の電線防護管装脱装置。
  3. 【請求項3】 作業バケットにウインチ装置が設けられ
    ており、ウインチ装置の駆動軸は動力装置で回転操作さ
    れるようにしてあることを特徴とする、 請求項2記載の電線防護管装脱装置。
  4. 【請求項4】 動力装置の回転軸の軸線方向角度を調整
    するための手段と、 装脱装置に設けてある駆動軸の軸線方向角度を調整する
    ための手段と、を備えていることを特徴とする、 請求項1、2または3記載の電線防護管装脱装置。
  5. 【請求項5】 動力装置が油圧を使用した装置であるこ
    とを特徴とする、 請求項1、2、3または4記載の電線防護管装脱装置。
  6. 【請求項6】 絶縁操作棒の駆動軸を、当該駆動軸と油
    圧動力装置間に着脱可能でフレキシブルシャフトまたは
    形状が固定的でないシャフトを有する動力伝達アタッチ
    メントを介し油圧動力装置で回転操作するようにし、絶
    縁操作棒により、電線に防護管を装脱するための装脱装
    置の駆動軸を回転操作するようにしたことを特徴とす
    る、 電線に防護管を装脱する方法。
JP2001228398A 2001-07-27 2001-07-27 電線防護管装脱装置及び電線に防護管を装脱する方法 Pending JP2003047115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI500549B (zh) * 2014-04-17 2015-09-21 Kwang Yang Motor Co Protection of locomotive wires
JP2022063728A (ja) * 2020-10-12 2022-04-22 西日本電線株式会社 防護管挿脱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI500549B (zh) * 2014-04-17 2015-09-21 Kwang Yang Motor Co Protection of locomotive wires
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