JP2003046421A - アダプティブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体 - Google Patents
アダプティブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体Info
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- JP2003046421A JP2003046421A JP2001232943A JP2001232943A JP2003046421A JP 2003046421 A JP2003046421 A JP 2003046421A JP 2001232943 A JP2001232943 A JP 2001232943A JP 2001232943 A JP2001232943 A JP 2001232943A JP 2003046421 A JP2003046421 A JP 2003046421A
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- Radio Transmission System (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡易な構成で確実に周波数同期を行い得るアダ
プティブアレーアンテナを実現する。 【解決手段】受信信号S1A〜S1Nのタイミングを検
出してタイミング情報S4A〜S4Nを生成するととも
に、当該タイミング情報S4A〜S4Nの信頼性を示す
タイミング信頼性情報S5A〜S5Nを生成し、タイミ
ング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波数オフセッ
ト情報に基づいて受信信号S1A〜S1Nの周波数を補
正することにより、簡易な構成で確実に周波数同期を行
うことができる。
プティブアレーアンテナを実現する。 【解決手段】受信信号S1A〜S1Nのタイミングを検
出してタイミング情報S4A〜S4Nを生成するととも
に、当該タイミング情報S4A〜S4Nの信頼性を示す
タイミング信頼性情報S5A〜S5Nを生成し、タイミ
ング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波数オフセッ
ト情報に基づいて受信信号S1A〜S1Nの周波数を補
正することにより、簡易な構成で確実に周波数同期を行
うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアダプティブアレー
アンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体に関し、例
えば無線LANシステムに用いるアダプティブアレーア
ンテナに適用して好適なものである。
アンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体に関し、例
えば無線LANシステムに用いるアダプティブアレーア
ンテナに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指向性を可変し得るアンテナとし
てアダプティブアレーアンテナが広く用いられている。
アダプティブアレーアンテナにおいては、複数のアンテ
ナ素子で受信した信号に対しそれぞれ適当な重み係数を
掛け合わせて重み付けをした後合成することにより、複
数アンテナの合成指向性を制御し、所望波方向に強い指
向性を持たせたり干渉波方向への指向性を弱くして、受
信品質を改善するようになされている。
てアダプティブアレーアンテナが広く用いられている。
アダプティブアレーアンテナにおいては、複数のアンテ
ナ素子で受信した信号に対しそれぞれ適当な重み係数を
掛け合わせて重み付けをした後合成することにより、複
数アンテナの合成指向性を制御し、所望波方向に強い指
向性を持たせたり干渉波方向への指向性を弱くして、受
信品質を改善するようになされている。
【0003】ところで近年、OFDM(Orthogonal Fre
quency Division Multiplexing)伝送方式を用いた高速
無線LAN(Local Area Network)システムが普及して
いる。高速無線LANシステムは従来の有線LANシス
テムと比べてLANケーブルを配線する必要がないため
使い勝手が良いという利点があり、この高速無線LAN
にアダプティブアレーアンテナを適用すれば、さらに使
い勝手を向上し得ると考えられる。
quency Division Multiplexing)伝送方式を用いた高速
無線LAN(Local Area Network)システムが普及して
いる。高速無線LANシステムは従来の有線LANシス
テムと比べてLANケーブルを配線する必要がないため
使い勝手が良いという利点があり、この高速無線LAN
にアダプティブアレーアンテナを適用すれば、さらに使
い勝手を向上し得ると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような高速無線L
ANシステムに用いるアダプティブアレーアンテナにお
いては、その信号帯域が広いため、複数のアンテナ素子
で受信した各受信信号についてタイミング及び周波数オ
フセットの補正を行って周波数同期を取った後、各受信
信号に対しFFT(Fast Fourier Transform)演算によ
る時間周波数変換処理を施して並列受信信号を生成し、
各並列受信信号それぞれに対して重み付けをした後合成
するようにすることが考えられる。
ANシステムに用いるアダプティブアレーアンテナにお
いては、その信号帯域が広いため、複数のアンテナ素子
で受信した各受信信号についてタイミング及び周波数オ
フセットの補正を行って周波数同期を取った後、各受信
信号に対しFFT(Fast Fourier Transform)演算によ
る時間周波数変換処理を施して並列受信信号を生成し、
各並列受信信号それぞれに対して重み付けをした後合成
するようにすることが考えられる。
【0005】ここで高速無線LANにおいては、非同期
バースト伝送を基本としたコンテンション系のアクセス
制御が用いられているため、端末間の周波数同期は常時
維持されてはおらず、各バースト毎に、その先頭に付加
されたプリアンブル区間内で短時間に周波数同期を取る
ようになされており、このため比較的シンプルな周波数
同期処理を用いる必要がある。
バースト伝送を基本としたコンテンション系のアクセス
制御が用いられているため、端末間の周波数同期は常時
維持されてはおらず、各バースト毎に、その先頭に付加
されたプリアンブル区間内で短時間に周波数同期を取る
ようになされており、このため比較的シンプルな周波数
同期処理を用いる必要がある。
【0006】ところが上述した構成のアダプティブアレ
ーアンテナにおいては、受信信号に対する周波数同期が
不完全である場合、FFT演算によって事後回避不能な
符号間干渉を生じるため、受信信号に対して確実な周波
数同期を行う必要があるという問題があった。
ーアンテナにおいては、受信信号に対する周波数同期が
不完全である場合、FFT演算によって事後回避不能な
符号間干渉を生じるため、受信信号に対して確実な周波
数同期を行う必要があるという問題があった。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で確実な周波数同期を行い得るアダプテ
ィブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体
を提案しようとするものである。
で、簡易な構成で確実な周波数同期を行い得るアダプテ
ィブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体
を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数のアンテナ素子と、対応する
アンテナ素子で受信した受信信号のタイミングを検出し
てタイミング情報を生成するとともに当該タイミング情
報の信頼性を示すタイミング信頼性情報を生成する複数
のタイミング検出手段と、複数のタイミング情報に基づ
いて複数の受信信号それぞれに対してタイミング補正を
行うタイミング補正手段と、対応するタイミング補正後
の受信信号の周波数オフセット量を検出して周波数オフ
セット情報を生成する複数の周波数オフセット検出手段
と、タイミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波
数オフセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数
の受信信号の周波数をそれぞれ補正する周波数補正手段
と、周波数補正後の複数の受信信号それぞれに対して重
み係数を乗算した後合成することにより、複数のアンテ
ナ素子の合成指向性を制御する指向性制御手段とを設け
た。
め本発明においては、複数のアンテナ素子と、対応する
アンテナ素子で受信した受信信号のタイミングを検出し
てタイミング情報を生成するとともに当該タイミング情
報の信頼性を示すタイミング信頼性情報を生成する複数
のタイミング検出手段と、複数のタイミング情報に基づ
いて複数の受信信号それぞれに対してタイミング補正を
行うタイミング補正手段と、対応するタイミング補正後
の受信信号の周波数オフセット量を検出して周波数オフ
セット情報を生成する複数の周波数オフセット検出手段
と、タイミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波
数オフセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数
の受信信号の周波数をそれぞれ補正する周波数補正手段
と、周波数補正後の複数の受信信号それぞれに対して重
み係数を乗算した後合成することにより、複数のアンテ
ナ素子の合成指向性を制御する指向性制御手段とを設け
た。
【0009】タイミング情報の信頼性が最も高い受信信
号の周波数オフセット情報に基づいて受信信号の周波数
を補正することにより、簡易な構成で確実に周波数同期
を行うことができる。
号の周波数オフセット情報に基づいて受信信号の周波数
を補正することにより、簡易な構成で確実に周波数同期
を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
施の形態を詳述する。
【0011】(1)第1の実施の形態
図1において、1は全体として第1の実施の形態による
アダプティブアレーアンテナを示し、N個の同一構成で
なるブランチ2A〜2N及び当該各ブランチ2A〜2N
を制御する制御部10を有している。各ブランチ2A〜
2Nはそれぞれアンテナ素子3A〜3Nを有しており、
当該アンテナ素子3A〜3N全体で素子数Nのアレーア
ンテナを構成している。なお実際上、制御部10はCP
U構成でなり、図示しないEEROM(Electrical Era
sable Read Only Memoly)に格納された制御プログラム
に従って、タイミング制御部11、周波数オフセット判
定器12及び重み係数演算部13として動作する。
アダプティブアレーアンテナを示し、N個の同一構成で
なるブランチ2A〜2N及び当該各ブランチ2A〜2N
を制御する制御部10を有している。各ブランチ2A〜
2Nはそれぞれアンテナ素子3A〜3Nを有しており、
当該アンテナ素子3A〜3N全体で素子数Nのアレーア
ンテナを構成している。なお実際上、制御部10はCP
U構成でなり、図示しないEEROM(Electrical Era
sable Read Only Memoly)に格納された制御プログラム
に従って、タイミング制御部11、周波数オフセット判
定器12及び重み係数演算部13として動作する。
【0012】アンテナ素子3A〜3Nにはそれぞれタイ
ミング検出器4A〜4N及びタイミング補正器5A〜5
Nが接続されている。タイミング検出器4A〜4Nは、
それぞれ対応するアンテナ素子3A〜3Nから供給され
る受信信号S1A〜S1Nのタイミングをスライディン
グ相関によって検出し、これをタイミング情報S4A〜
S4Nとして制御部10のタイミング制御部11に供給
するとともに、検出したタイミング情報の信頼性を示
す、受信電力で規格化された自己相関値でなるタイミン
グ信頼性情報S5A〜S5Nを制御部10の周波数オフ
セット判定器12に供給する。
ミング検出器4A〜4N及びタイミング補正器5A〜5
Nが接続されている。タイミング検出器4A〜4Nは、
それぞれ対応するアンテナ素子3A〜3Nから供給され
る受信信号S1A〜S1Nのタイミングをスライディン
グ相関によって検出し、これをタイミング情報S4A〜
S4Nとして制御部10のタイミング制御部11に供給
するとともに、検出したタイミング情報の信頼性を示
す、受信電力で規格化された自己相関値でなるタイミン
グ信頼性情報S5A〜S5Nを制御部10の周波数オフ
セット判定器12に供給する。
【0013】タイミング制御部11はタイミング情報S
4A〜S4Nに基づいて、各受信信号S1A〜S1Nに
対するタイミング補正量を算出し、これをタイミング補
正値S11A〜S11Nとして対応するタイミング補正
器5A〜5Nに供給する。
4A〜S4Nに基づいて、各受信信号S1A〜S1Nに
対するタイミング補正量を算出し、これをタイミング補
正値S11A〜S11Nとして対応するタイミング補正
器5A〜5Nに供給する。
【0014】タイミング補正器5A〜5Nは、それぞれ
タイミング補正値S11A〜S11Nに基づいて受信信
号S1A〜S1Nのタイミングを補正することにより、
各受信信号S1A〜S1Nのタイミングを一致させる。
タイミング補正値S11A〜S11Nに基づいて受信信
号S1A〜S1Nのタイミングを補正することにより、
各受信信号S1A〜S1Nのタイミングを一致させる。
【0015】タイミング補正器5A〜5Nにはそれぞれ
周波数オフセット検出器6A〜6N及び周波数補正用乗
算器7A〜7Nが接続されている。周波数オフセット検
出器6A〜6Nは、それぞれ対応するタイミング補正器
5A〜5Nから供給される受信信号S1A〜S1Nの周
波数オフセット量を検出し、これを周波数オフセット情
報S6A〜S6Nとして周波数オフセット判定器12に
供給する。
周波数オフセット検出器6A〜6N及び周波数補正用乗
算器7A〜7Nが接続されている。周波数オフセット検
出器6A〜6Nは、それぞれ対応するタイミング補正器
5A〜5Nから供給される受信信号S1A〜S1Nの周
波数オフセット量を検出し、これを周波数オフセット情
報S6A〜S6Nとして周波数オフセット判定器12に
供給する。
【0016】周波数オフセット判定器12は、各ブラン
チから供給されたタイミング信頼性情報S5A〜S5N
及び周波数オフセット情報S6A〜S6Nに基づき、タ
イミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波数オフ
セット量を「最も確からしい周波数オフセット量」とし
て判定し、当該「最も確からしい周波数オフセット量」
に基づく周波数補正信号S12を周波数補正用乗算器7
A〜7Nに供給する。
チから供給されたタイミング信頼性情報S5A〜S5N
及び周波数オフセット情報S6A〜S6Nに基づき、タ
イミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波数オフ
セット量を「最も確からしい周波数オフセット量」とし
て判定し、当該「最も確からしい周波数オフセット量」
に基づく周波数補正信号S12を周波数補正用乗算器7
A〜7Nに供給する。
【0017】周波数補正用乗算器7A〜7Nは、それぞ
れ受信信号S1A〜S1Nと周波数補正信号S12とを
掛け合わせることにより、各ブランチ同一に周波数補正
処理を行う。以上の処理により、各受信信号S1A〜S
1Nのタイミング及び周波数が同期される。
れ受信信号S1A〜S1Nと周波数補正信号S12とを
掛け合わせることにより、各ブランチ同一に周波数補正
処理を行う。以上の処理により、各受信信号S1A〜S
1Nのタイミング及び周波数が同期される。
【0018】同期処理が完了した受信信号S1A〜S1
Nは、それぞれ対応するFFT演算器8A〜8Nに入力
される。FFT演算器8A〜8Nは、対応する受信信号
S1A〜S1Nに対して時間周波数変換処理を施し、そ
れぞれM個の並列信号でなる並列受信信号S8A〜S8
Nを出力する。
Nは、それぞれ対応するFFT演算器8A〜8Nに入力
される。FFT演算器8A〜8Nは、対応する受信信号
S1A〜S1Nに対して時間周波数変換処理を施し、そ
れぞれM個の並列信号でなる並列受信信号S8A〜S8
Nを出力する。
【0019】制御部10の重み係数演算部13は、並列
受信信号S8A〜S8N、後段の加算器14から出力さ
れるブランチ間合成後の並列受信信号S14、及び既知
の正しい信号でなる参照信号S15に基づき、SMI
(Sample Matrix Inverse )アルゴリズムを用いて並列
受信信号S8A〜S8Nに対する適切な重み係数S13
A〜S13Nを生成し、対応する重み係数乗算器9A〜
9Nに供給する。
受信信号S8A〜S8N、後段の加算器14から出力さ
れるブランチ間合成後の並列受信信号S14、及び既知
の正しい信号でなる参照信号S15に基づき、SMI
(Sample Matrix Inverse )アルゴリズムを用いて並列
受信信号S8A〜S8Nに対する適切な重み係数S13
A〜S13Nを生成し、対応する重み係数乗算器9A〜
9Nに供給する。
【0020】重み係数乗算器9A〜9Nは、それぞれ並
列受信信号S8A〜S8Nに重み係数S13A〜S13
Nを掛け合わせた後、加算器14に出力する。加算器1
4は並列受信信号S8A〜S8Nを合成することによ
り、アンテナ素子3A〜3Nの合成指向性を制御する。
列受信信号S8A〜S8Nに重み係数S13A〜S13
Nを掛け合わせた後、加算器14に出力する。加算器1
4は並列受信信号S8A〜S8Nを合成することによ
り、アンテナ素子3A〜3Nの合成指向性を制御する。
【0021】なお重み係数演算部13は、タイミング情
報が全く検出されなかったブランチに対しては、タイミ
ング制御部11あるいは周波数オフセット判定器12か
らの通知に基づき、重み係数を「0」とすることによ
り、当該タイミング情報が検出されなかったブランチの
並列受信信号を合成しないようにする。
報が全く検出されなかったブランチに対しては、タイミ
ング制御部11あるいは周波数オフセット判定器12か
らの通知に基づき、重み係数を「0」とすることによ
り、当該タイミング情報が検出されなかったブランチの
並列受信信号を合成しないようにする。
【0022】以上の構成において、アダプティブアレー
アンテナ1のタイミング検出器4A〜4Nは、それぞれ
対応するアンテナ素子3A〜3Nから供給される受信信
号S1A〜S1Nのタイミングを検出してタイミング情
報S4A〜S4Nを生成するとともに、検出したタイミ
ング情報の信頼性を示すタイミング信頼性情報S5A〜
S5Nを生成する。タイミング制御部11はタイミング
情報S4A〜S4Nに基づいてタイミング補正器5A〜
5Nを制御することにより、受信信号S1A〜S1Nの
タイミングを補正して一致させる。
アンテナ1のタイミング検出器4A〜4Nは、それぞれ
対応するアンテナ素子3A〜3Nから供給される受信信
号S1A〜S1Nのタイミングを検出してタイミング情
報S4A〜S4Nを生成するとともに、検出したタイミ
ング情報の信頼性を示すタイミング信頼性情報S5A〜
S5Nを生成する。タイミング制御部11はタイミング
情報S4A〜S4Nに基づいてタイミング補正器5A〜
5Nを制御することにより、受信信号S1A〜S1Nの
タイミングを補正して一致させる。
【0023】一方周波数オフセット判定器12は、タイ
ミング信頼性情報S5A〜S5N及び周波数オフセット
情報S6A〜S6Nに基づき、タイミング情報の信頼性
が最も高い受信信号の周波数オフセット量を「最も確か
らしい周波数オフセット量」として判定する。
ミング信頼性情報S5A〜S5N及び周波数オフセット
情報S6A〜S6Nに基づき、タイミング情報の信頼性
が最も高い受信信号の周波数オフセット量を「最も確か
らしい周波数オフセット量」として判定する。
【0024】そして周波数オフセット判定器12は、こ
の「最も確からしい周波数オフセット量」に基づいて補
正信号S12を生成して周波数補正用乗算器7A〜7N
に供給し、タイミング補正後の受信信号S1A〜S1N
に掛け合わせることにより、受信信号S1A〜S1Nの
周波数補正を行い、かくしてアダプティブアレーアンテ
ナ1は受信信号S1A〜S1Nのタイミング及び周波数
を同期する。
の「最も確からしい周波数オフセット量」に基づいて補
正信号S12を生成して周波数補正用乗算器7A〜7N
に供給し、タイミング補正後の受信信号S1A〜S1N
に掛け合わせることにより、受信信号S1A〜S1Nの
周波数補正を行い、かくしてアダプティブアレーアンテ
ナ1は受信信号S1A〜S1Nのタイミング及び周波数
を同期する。
【0025】そしてアダプティブアレーアンテナ1は、
周波数補正後の受信信号S1A〜S1Nに対しFFT演
算による時間周波数変換処理を施して並列受信信号S8
A〜S8Nを生成し、当該並列受信信号S8A〜S8N
に重み係数掛け合わせた後合成することにより、アンテ
ナ素子3A〜3Nの合成指向性を制御する。
周波数補正後の受信信号S1A〜S1Nに対しFFT演
算による時間周波数変換処理を施して並列受信信号S8
A〜S8Nを生成し、当該並列受信信号S8A〜S8N
に重み係数掛け合わせた後合成することにより、アンテ
ナ素子3A〜3Nの合成指向性を制御する。
【0026】以上の構成によれば、複数の受信信号それ
ぞれのタイミング情報を検出するとともに、タイミング
情報それぞれの信頼性を示すタイミング信頼性情報を生
成し、タイミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周
波数オフセット情報に基づいて受信信号の周波数を補正
するようにしたことにより、簡易な構成で確実に各ブラ
ンチで受信した受信信号の周波数同期を行うことができ
る。
ぞれのタイミング情報を検出するとともに、タイミング
情報それぞれの信頼性を示すタイミング信頼性情報を生
成し、タイミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周
波数オフセット情報に基づいて受信信号の周波数を補正
するようにしたことにより、簡易な構成で確実に各ブラ
ンチで受信した受信信号の周波数同期を行うことができ
る。
【0027】(2)第2の実施の形態
図1との共通部分に同一符号を付して示す図2におい
て、20は全体として第2の実施の形態のアダプティブ
アレー受信装置を示し、各ブランチ21A〜21Nにお
けるアンテナ素子3A〜3Nの後段にそれぞれ受信電力
検出器22A〜22Nが接続されている以外は、第1の
実施の形態のアダプティブアレー受信装置1と同一であ
る。
て、20は全体として第2の実施の形態のアダプティブ
アレー受信装置を示し、各ブランチ21A〜21Nにお
けるアンテナ素子3A〜3Nの後段にそれぞれ受信電力
検出器22A〜22Nが接続されている以外は、第1の
実施の形態のアダプティブアレー受信装置1と同一であ
る。
【0028】この受信電力検出器22A〜22Nは、そ
れぞれ対応するアンテナ素子3A〜3Nから供給される
受信信号S1A〜S1Nの受信電力を検出し、これを受
信電力情報S22A〜S22Nとして制御部10の周波
数オフセット判定器12に供給する。
れぞれ対応するアンテナ素子3A〜3Nから供給される
受信信号S1A〜S1Nの受信電力を検出し、これを受
信電力情報S22A〜S22Nとして制御部10の周波
数オフセット判定器12に供給する。
【0029】そして周波数オフセット判定器12は、各
ブランチから供給された受信電力情報S22A〜S22
N、タイミング信頼性情報S5A〜S5N、及び周波数
オフセット情報S6A〜S6Nに基づいて周波数補正信
号S12を生成する。
ブランチから供給された受信電力情報S22A〜S22
N、タイミング信頼性情報S5A〜S5N、及び周波数
オフセット情報S6A〜S6Nに基づいて周波数補正信
号S12を生成する。
【0030】このとき周波数オフセット判定器12は、
予め設定された基準受信電力値と受信電力情報S22A
〜S22Nとを比較し、受信電力値が基準受信電力値を
越える受信信号のうち、タイミング情報の信頼性が最も
高い受信信号の周波数オフセット量を「最も確からしい
周波数オフセット量」として判定し、当該「最も確から
しい周波数オフセット量」に基づく周波数補正信号S1
2を周波数補正用乗算器7A〜7Nに供給する。
予め設定された基準受信電力値と受信電力情報S22A
〜S22Nとを比較し、受信電力値が基準受信電力値を
越える受信信号のうち、タイミング情報の信頼性が最も
高い受信信号の周波数オフセット量を「最も確からしい
周波数オフセット量」として判定し、当該「最も確から
しい周波数オフセット量」に基づく周波数補正信号S1
2を周波数補正用乗算器7A〜7Nに供給する。
【0031】周波数補正用乗算器7A〜7Nは、それぞ
れ受信信号S1A〜S1Nと周波数補正信号S12とを
掛け合わせることにより、各ブランチ同一に周波数補正
処理を行う。以上の処理により、各受信信号S1A〜S
1Nのタイミング及び周波数が同期される。
れ受信信号S1A〜S1Nと周波数補正信号S12とを
掛け合わせることにより、各ブランチ同一に周波数補正
処理を行う。以上の処理により、各受信信号S1A〜S
1Nのタイミング及び周波数が同期される。
【0032】同期処理が完了した受信信号S1A〜S1
Nは、それぞれ対応するFFT演算器8A〜8Nに入力
される。FFT演算器8A〜8Nは、対応する受信信号
S1A〜S1Nに対して時間周波数変換処理を施し、そ
れぞれM個の並列信号でなる並列受信信号S8A〜S8
Nを出力する。
Nは、それぞれ対応するFFT演算器8A〜8Nに入力
される。FFT演算器8A〜8Nは、対応する受信信号
S1A〜S1Nに対して時間周波数変換処理を施し、そ
れぞれM個の並列信号でなる並列受信信号S8A〜S8
Nを出力する。
【0033】制御部10の重み係数演算部13は、並列
受信信号S8A〜S8N、後段の加算器14から出力さ
れるブランチ間合成後の並列受信信号S14、及び既知
の正しい信号でなる参照信号S15に基づき、SMI
(Sample Matrix Inverse )アルゴリズムを用いて並列
受信信号S8A〜S8Nに対する適切な重み係数S13
A〜S13Nを生成し、対応する重み係数乗算器9A〜
9Nに供給する。
受信信号S8A〜S8N、後段の加算器14から出力さ
れるブランチ間合成後の並列受信信号S14、及び既知
の正しい信号でなる参照信号S15に基づき、SMI
(Sample Matrix Inverse )アルゴリズムを用いて並列
受信信号S8A〜S8Nに対する適切な重み係数S13
A〜S13Nを生成し、対応する重み係数乗算器9A〜
9Nに供給する。
【0034】重み係数乗算器9A〜9Nは、それぞれ並
列受信信号S8A〜S8Nに重み係数S13A〜S13
Nを掛け合わせた後、加算器14に出力する。加算器1
4は並列受信信号S8A〜S8Nを合成することによ
り、アンテナ素子3A〜3Nの合成指向性を制御する。
列受信信号S8A〜S8Nに重み係数S13A〜S13
Nを掛け合わせた後、加算器14に出力する。加算器1
4は並列受信信号S8A〜S8Nを合成することによ
り、アンテナ素子3A〜3Nの合成指向性を制御する。
【0035】以上の構成によれば、複数の受信信号それ
ぞれの受信電力及びタイミング情報を検出するととも
に、タイミング情報それぞれの信頼性を示すタイミング
信頼性情報を生成し、受信電力値が基準受信電力値を越
える受信信号のうち、タイミング情報の信頼性が最も高
い受信信号の周波数オフセット量に基づいて、受信信号
の周波数を補正するようにしたことにより、さらに確実
に受信信号の周波数同期を行うことができる。
ぞれの受信電力及びタイミング情報を検出するととも
に、タイミング情報それぞれの信頼性を示すタイミング
信頼性情報を生成し、受信電力値が基準受信電力値を越
える受信信号のうち、タイミング情報の信頼性が最も高
い受信信号の周波数オフセット量に基づいて、受信信号
の周波数を補正するようにしたことにより、さらに確実
に受信信号の周波数同期を行うことができる。
【0036】(3)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、重み係数演算部11
がSMIアルゴリズムを用いて重み係数S11A〜S1
1Nを生成するようにしたが、本発明はこれに限らず、
RLS(Recursive Least Square)アルゴリズムやLM
S(Least MeanSquare )アルゴリズム等のアルゴリズ
ムを用いても良い。また、特に干渉波の除去を必要とし
ない場合はMRC(Maximam Ratio Combining )アルゴ
リズム等のダイバーシティアルゴリズムを用いても良
く、この場合、合成後の並列受信信号S13及び参照信
号S20の入力が不要となり、構成が簡単になるととも
に重み係数の演算が軽くなるという利点がある。
がSMIアルゴリズムを用いて重み係数S11A〜S1
1Nを生成するようにしたが、本発明はこれに限らず、
RLS(Recursive Least Square)アルゴリズムやLM
S(Least MeanSquare )アルゴリズム等のアルゴリズ
ムを用いても良い。また、特に干渉波の除去を必要とし
ない場合はMRC(Maximam Ratio Combining )アルゴ
リズム等のダイバーシティアルゴリズムを用いても良
く、この場合、合成後の並列受信信号S13及び参照信
号S20の入力が不要となり、構成が簡単になるととも
に重み係数の演算が軽くなるという利点がある。
【0037】また上述の実施の形態においては、制御部
10のCPUがEEPROMに格納された制御プログラ
ムに基づいて各ブランチを制御するようにしたが、本発
明はこれに限らず、制御プログラムが記録されたプログ
ラム格納媒体をインストールすることにより、各ブラン
チの制御を行うようにしてもよい。
10のCPUがEEPROMに格納された制御プログラ
ムに基づいて各ブランチを制御するようにしたが、本発
明はこれに限らず、制御プログラムが記録されたプログ
ラム格納媒体をインストールすることにより、各ブラン
チの制御を行うようにしてもよい。
【0038】このように上述した制御プログラムをイン
ストールし、当該制御部10によって実行可能な状態に
するために用いられるプログラム格納媒体としては、例
えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、
DVD等のパッケージメディアのみならず、プログラム
が一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁
気ディスク等で実現しても良い。また、これらプログラ
ム格納媒体にプログラムを格納する手段としては、ロー
カルエリアネットワークやインターネット、ディジタル
通信衛星等の有線又は無線通信手段を利用しても良く、
ルータやモデム等の各種通信機器を介在させて格納する
ようにしても良い。
ストールし、当該制御部10によって実行可能な状態に
するために用いられるプログラム格納媒体としては、例
えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、
DVD等のパッケージメディアのみならず、プログラム
が一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁
気ディスク等で実現しても良い。また、これらプログラ
ム格納媒体にプログラムを格納する手段としては、ロー
カルエリアネットワークやインターネット、ディジタル
通信衛星等の有線又は無線通信手段を利用しても良く、
ルータやモデム等の各種通信機器を介在させて格納する
ようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数のア
ンテナ素子で受信した複数の受信信号それぞれのタイミ
ング情報を検出するとともに、当該タイミング情報それ
ぞれの信頼性を示すタイミング信頼性情報を生成し、タ
イミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波数オフ
セット情報に基づいて受信信号の周波数を補正するよう
にしたことにより、簡易な構成で確実に周波数同期を行
い得るアダプティブアレーアンテナを得ることができ
る。
ンテナ素子で受信した複数の受信信号それぞれのタイミ
ング情報を検出するとともに、当該タイミング情報それ
ぞれの信頼性を示すタイミング信頼性情報を生成し、タ
イミング情報の信頼性が最も高い受信信号の周波数オフ
セット情報に基づいて受信信号の周波数を補正するよう
にしたことにより、簡易な構成で確実に周波数同期を行
い得るアダプティブアレーアンテナを得ることができ
る。
【図1】第1の実施の形態によるアダプティブアレーア
ンテナの構成を示すブロック図である。
ンテナの構成を示すブロック図である。
【図2】第2の実施の形態によるアダプティブアレーア
ンテナの構成を示すブロック図である。
ンテナの構成を示すブロック図である。
1、20……アダプティブアレーアンテナ、2A〜2
N、21A〜21N……ブランチ、3A〜3N……アン
テナ素子、4A〜4N……タイミング検出器、5A〜5
N……タイミング補正器、6A〜6N……オフセット検
出器、7A〜7N……周波数補正用乗算器、8A〜8N
……FFT演算器、9A〜9N……重み係数乗算器、1
0……制御部、11……タイミング制御部、12……周
波数オフセット判定器、13……重み係数演算部、22
A〜22N……受信電力検出器。
N、21A〜21N……ブランチ、3A〜3N……アン
テナ素子、4A〜4N……タイミング検出器、5A〜5
N……タイミング補正器、6A〜6N……オフセット検
出器、7A〜7N……周波数補正用乗算器、8A〜8N
……FFT演算器、9A〜9N……重み係数乗算器、1
0……制御部、11……タイミング制御部、12……周
波数オフセット判定器、13……重み係数演算部、22
A〜22N……受信電力検出器。
Claims (9)
- 【請求項1】複数のアンテナ素子と、 対応する上記アンテナ素子で受信した受信信号のタイミ
ングを検出してタイミング情報を生成するとともに、当
該タイミング情報の信頼性を示すタイミング信頼性情報
を生成する複数のタイミング検出手段と、 複数の上記タイミング情報に基づいて、複数の上記受信
信号それぞれに対してタイミング補正を行うタイミング
補正手段と、 対応するタイミング補正後の上記受信信号の周波数オフ
セット量を検出して周波数オフセット情報を生成する複
数の周波数オフセット検出手段と、 複数の上記タイミング信頼性情報及び複数の上記周波数
オフセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の
上記受信信号の周波数をそれぞれ補正する周波数補正手
段と、 周波数補正後の複数の上記受信信号それぞれに対して重
み係数を乗算した後合成することにより、複数の上記ア
ンテナ素子の合成指向性を制御する指向性制御手段とを
具えることを特徴とするアダプティブアレーアンテナ。 - 【請求項2】上記周波数補正手段は、上記タイミング情
報の信頼性が最も高い上記受信信号の上記周波数オフセ
ット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の上記受
信信号の周波数をそれぞれ補正することを特徴とする請
求項1に記載のアダプティブアレーアンテナ。 - 【請求項3】対応する上記受信信号の受信電力を検出し
て受信電力情報を生成する複数の受信電力検出手段を具
え、 上記周波数補正手段は、複数の上記受信電力情報、複数
の上記タイミング信頼性情報及び複数の上記周波数オフ
セット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の上記
受信信号の周波数をそれぞれ補正することを特徴とする
請求項1に記載のアダプティブアレーアンテナ。 - 【請求項4】上記周波数補正手段は、上記受信電力が所
定値以上で、かつ上記タイミング情報の信頼性が最も高
い上記受信信号の上記周波数オフセット情報に基づい
て、タイミング補正後の複数の上記受信信号の周波数を
それぞれ補正することを特徴とする請求項3に記載のア
ダプティブアレーアンテナ。 - 【請求項5】複数のアンテナ素子で受信した複数の受信
信号それぞれのタイミングを検出して複数のタイミング
情報を生成するとともに、複数の上記タイミング情報そ
れぞれの信頼性を示す複数のタイミング信頼性情報を生
成するタイミング検出ステップと、 複数の上記タイミング情報に基づいて、複数の上記受信
信号それぞれに対してタイミング補正を行うタイミング
補正ステップと、 タイミング補正後の複数の上記受信信号それぞれの周波
数オフセット量を検出して複数の周波数オフセット情報
を生成する周波数オフセット検出ステップと、 複数の上記タイミング信頼性情報及び複数の上記周波数
オフセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の
上記受信信号の周波数をそれぞれ補正する周波数補正ス
テップと、 周波数補正後の複数の上記受信信号それぞれに対して重
み係数を乗算した後合成することにより、複数の上記ア
ンテナ素子の合成指向性を制御する指向性制御ステップ
とを具えることを特徴とする受信方法。 - 【請求項6】上記周波数補正ステップは、上記タイミン
グ情報の信頼性が最も高い上記受信信号の上記周波数オ
フセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の上
記受信信号の周波数をそれぞれ補正することを特徴とす
る請求項5に記載の受信方法。 - 【請求項7】複数の上記受信信号それぞれの受信電力を
検出して複数の受信電力情報を生成する受信電力検出ス
テップを具え、 上記周波数補正ステップは、複数の上記受信電力情報、
複数の上記タイミング信頼性情報及び複数の上記周波数
オフセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の
上記受信信号の周波数をそれぞれ補正することを特徴と
する請求項5に記載の受信方法。 - 【請求項8】上記周波数補正ステップは、上記受信電力
が所定値以上で、かつ上記タイミング情報の信頼性が最
も高い上記受信信号の上記周波数オフセット情報に基づ
いて、タイミング補正後の複数の上記受信信号の周波数
をそれぞれ補正することを特徴とする請求項7に記載の
受信方法。 - 【請求項9】複数のアンテナ素子で受信した複数の受信
信号それぞれのタイミングを検出して複数のタイミング
情報を生成するとともに、複数の上記タイミング情報そ
れぞれの信頼性を示す複数のタイミング信頼性情報を生
成するタイミング検出ステップと、 複数の上記タイミング情報に基づいて、複数の上記受信
信号それぞれに対してタイミング補正を行うタイミング
補正ステップと、 タイミング補正後の複数の上記受信信号それぞれの周波
数オフセット量を検出して複数の周波数オフセット情報
を生成する周波数オフセット検出ステップと、 複数の上記タイミング信頼性情報及び複数の上記周波数
オフセット情報に基づいて、タイミング補正後の複数の
上記受信信号の周波数をそれぞれ補正する周波数補正ス
テップと、 周波数補正後の複数の上記受信信号それぞれに対して重
み係数を乗算した後合成することにより、複数の上記ア
ンテナ素子の合成指向性を制御する指向性制御ステップ
とを具えることを特徴とするプログラムをアダプティブ
アレーアンテナの制御装置に実行させるプログラム格納
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232943A JP2003046421A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | アダプティブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001232943A JP2003046421A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | アダプティブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003046421A true JP2003046421A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19064782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001232943A Pending JP2003046421A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | アダプティブアレーアンテナ、受信方法及びプログラム格納媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003046421A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509520A (ja) * | 2003-10-08 | 2007-04-12 | アセロス・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド | 高データ速度広帯域パケット化無線通信信号の多アンテナ受信機における信号合成装置および方法 |
JP2009194653A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ウェイト演算装置、及び、ウェイト演算方法 |
JP2009194654A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ウェイト演算装置、及び、ウェイト演算方法 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001232943A patent/JP2003046421A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509520A (ja) * | 2003-10-08 | 2007-04-12 | アセロス・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド | 高データ速度広帯域パケット化無線通信信号の多アンテナ受信機における信号合成装置および方法 |
JP4664920B2 (ja) * | 2003-10-08 | 2011-04-06 | アセロス・コミュニケーションズ・インコーポレーテッド | 高データ速度広帯域パケット化無線通信信号の多アンテナ受信機における信号合成装置および方法 |
JP2009194653A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ウェイト演算装置、及び、ウェイト演算方法 |
JP2009194654A (ja) * | 2008-02-14 | 2009-08-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ウェイト演算装置、及び、ウェイト演算方法 |
JP4663745B2 (ja) * | 2008-02-14 | 2011-04-06 | 日本電信電話株式会社 | ウェイト演算装置、及び、ウェイト演算方法 |
JP4691119B2 (ja) * | 2008-02-14 | 2011-06-01 | 日本電信電話株式会社 | ウェイト演算装置、及び、ウェイト演算方法 |
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