JP2003046272A - 電子部品ユニット - Google Patents

電子部品ユニット

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JP2003046272A JP2001228930A JP2001228930A JP2003046272A JP 2003046272 A JP2003046272 A JP 2003046272A JP 2001228930 A JP2001228930 A JP 2001228930A JP 2001228930 A JP2001228930 A JP 2001228930A JP 2003046272 A JP2003046272 A JP 2003046272A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】追加部品を必要とすることなく放射ノイズが電
子制御装置から外部に送られる信号に取り込まれるのを
抑制することができるようにする。 【解決手段】ケース11と、該ケース11内に配設され
た基板15と、該基板に搭載された電子部品と、前記ケ
ース11の所定の箇所に配設され、前記電子部品の動作
に伴って信号の入出力を行うコネクタ28,29と、前
記基板を接地する接地回路部とを有する。そして、前記
電子部品のうちのノイズ発生源41,42が、前記基板
上の前記コネクタ28,29から最も離れた位置に設定
された取付位置ARに搭載される。この場合、電子制御
装置10の配線がアンテナとして機能するのが抑制さ
れ、放射ノイズが電子制御装置10から外部に送られる
信号に取り込まれるのを抑制することができる。追加部
品が不要になるので、電子部品ユニットのコストを低く
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品ユニット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パワートレインの制御装置として
使用される電子制御装置においては、ケース内に基板が
配設され、該基板に各種の電子部品が搭載され、ケース
の所定の箇所に配設されたコネクタの端子と、前記基板
の端子とが接続されて、電子部品ユニットが形成される
ようになっている。そして、前記電子部品のうちの、各
種の機能を備えたマイクロプロセッサ、IC、LSI等
の制御素子はチップとして形成される。前記制御素子
は、発振子を発振させることによって発生させられたク
ロック信号に従って動作する。
【0003】なお、前記パワートレインには、駆動装置
としてのエンジン、発進操作、変速操作等を自動的に行
う自動変速機、発進操作を自動化し、変速段の切換えを
手動で行う半自動変速機、変速段の変速比を連続的に制
御する無段変速機等が含まれる。また、前記パワートレ
インには、駆動装置としてのエンジン及びモータによっ
て走行させられるハイブリッド型車両のエンジン及びモ
ータ、並びに電気自動車のモータも含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子部品ユニットにおいては、前記発振子が発振す
るのに伴って、また、前記制御素子が動作するのに伴っ
て放射ノイズが発生するが、前記電子制御装置の配線が
アンテナとして機能し、前記放射ノイズが電子制御装置
から外部に送られる信号に取り込まれてしまう。
【0005】そこで、前記発振子、制御素子等のノイズ
発生源を金属製のシールドケースによって包囲したり、
基板において制御素子が搭載された制御アース部と出力
装置が搭載された出力アース部とをキャパシタンスによ
って接続することによって電流ループが形成されるのを
防止したりして、放射ノイズが電子制御装置から外部に
送られる信号に取り込まれるのを防止するようにしてい
る(特開平9−51181号公報参照)。
【0006】ところが、前記電子部品ユニットにおいて
は、シールドケース、キャパシタンス等の追加部品が必
要になるので、コストが高くなってしまう。
【0007】本発明は、前記従来の電子部品ユニットの
問題点を解決して、追加部品を必要とすることなく放射
ノイズが電子制御装置から外部に送られる信号に取り込
まれるのを抑制することができ、コストを低くすること
ができる電子部品ユニットを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
子部品ユニットにおいては、ケースと、該ケース内に配
設された基板と、該基板に搭載された電子部品と、前記
ケースの所定の箇所に配設され、前記電子部品の動作に
伴って信号の入出力を行うコネクタと、前記基板を接地
する接地回路部とを有する。
【0009】そして、前記電子部品のうちのノイズ発生
源が、前記基板上の前記コネクタから最も離れた位置に
設定された取付位置に搭載される。
【0010】本発明の他の電子部品ユニットにおいて
は、ケースと、該ケース内に配設された基板と、該基板
に搭載された電子部品と、前記ケースの所定の箇所に配
設され、前記基板を接地する接地回路部とを有する。
【0011】そして、前記電子部品のうちのノイズ発生
源が、前記基板上の前記接地回路部から最も離れた位置
に設定された取付位置に搭載される。
【0012】本発明の更に他の電子部品ユニットにおい
ては、さらに、前記基板は、第1の基板、及び該第1の
基板に隣接させて配設された第2の基板を備える。そし
て、第1、第2の基板は、リード端子及びワイヤボンデ
ィングによって接続される。
【0013】本発明の更に他の電子部品ユニットにおい
ては、さらに、前記ケースの底壁は、前記第1の基板を
取り付けるための床部、及び該床部より高くされ、第2
の基板を取り付けるためのバンクを備える。
【0014】本発明の更に他の電子部品ユニットにおい
ては、さらに、前記第2の基板は、ねじによって前記ケ
ースに取り付けられる。そして、第1、第2の基板を接
地するための接地回路部が前記ねじに隣接させて形成さ
れる。
【0015】本発明の更に他の電子部品ユニットにおい
ては、さらに、電子部品ユニットはパワートレインの制
御装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態における電子制
御装置の概略図、図2は図1のX−X断面図、図3は放
射ノイズの比較例を示す図である。なお、図3におい
て、横軸に周波数を、縦軸に電界強度を採ってある。
【0018】図において、10は電子部品ユニットを構
成し、パワートレインの制御装置として使用される電子
制御装置、11は車両等における所定の部位に取り付け
られる導電性材料製、例えば、アルミダイキャスト製の
ケースであり、該ケース11は、二つの短辺及び二つの
長辺から成るほぼ矩(く)形の形状を有し、上面を開口
させて形成された本体部12及びカバー13から成る。
前記本体部12は、所定の高さで延在させられた側壁1
7及び底壁18から成り、前記側壁17は、二つの短辺
に対応する第1、第2の壁部e1、e2、及び二つの長
辺に対応する第3、第4の壁部e3、e4を備え、該第
4の壁部e4の一部が外方に向けて突出させられ、膨出
部fが形成される。また、前記底壁18は、前記第1、
第2の壁部e1、e2のうちの一方、及び前記第3、第
4の壁部e3、e4のうちの一方に沿って、所定の幅で
形成され、ほぼ「L」字状の形状を有するバンク19、
及び矩形の形状を有する床部21を備える。前記バンク
19の上面は、床部21の上面より所定の距離だけ高
く、前記側壁17の上面よりわずかに低くされる。
【0019】なお、前記パワートレインには、駆動装置
としてのエンジン、発進操作、変速操作等を自動的に行
う自動変速機、発進操作を自動化し、変速段の切換えを
手動で行う半自動変速機、変速段の変速比を連続的に制
御する無段変速機等が含まれる。また、前記パワートレ
インには、駆動装置としてのエンジン及びモータによっ
て走行させられるハイブリッド型車両のエンジン及びモ
ータ、並びに電気自動車のモータも含まれる。
【0020】そして、前記ケース11内において、前記
床部21の上面には、床部21の形状に対応させて形成
され、矩形の形状を有する、厚型の第1の基板としての
メイン基板15が配設され、熱伝達性の良好な接着材料
等によって所定の方法で取り付けられる。また、前記バ
ンク19の上面には、バンク19の形状に対応させて形
成され、ほぼ「L」字状の形状を有する、薄型の第2の
基板としての可撓(とう)性の高い配線基板、例えば、
フレキシブル基板14が、前記メイン基板15に隣接さ
せて、すなわち、メイン基板15の一つの短辺及び一つ
の長辺に沿って配設され、導電性材料製の3個の金属製
のねじ22〜24によって取り付けられる。なお、前記
ねじ22、24は前記フレキシブル基板14の両端部
に、ねじ23はフレキシブル基板14の中央部、すなわ
ち、折曲部に配設される。前記フレキシブル基板14及
びメイン基板15は、セラミック基板等の上に、図示さ
れない回路パターンを導体によって印刷することにより
形成される。
【0021】本実施の形態において、前記フレキシブル
基板14は、一体に形成されるが、前記膨出部fに対応
する部分で分割することもできる。その場合、必要に応
じて取付用のねじを増加させることもできる。
【0022】また、前記ケース11の所定の箇所に、入
出力用の第1、第2のコネクタ28、29が配設され
る。そのために、前記側壁17における前記バンク19
と隣接する部分には、第1、第2の貫通口25、26が
形成され、該第1、第2の貫通口25、26に第1、第
2のコネクタ28、29が挿入され、固着又は接着され
る。前記第1のコネクタ28は車両用のコネクタであ
り、通信ライン、図示されない電源等とフレキシブル基
板14との間を接続する。また、前記第2のコネクタ2
9は、自動変速機用のコネクタであり、ソレノイド駆動
用ライン、車速センサ用ライン、油温センサ用ライン等
とフレキシブル基板14との間を接続する。
【0023】そのために、第1の貫通口25において、
第1のコネクタ28の図示されない複数のピンと、バン
ク19に形成された図示されない複数の第1の差込口と
が接続され、該各第1の差込口とフレキシブル基板14
の表面にマトリックス状に形成された複数の端子31と
が更に接続される。そして、前記フレキシブル基板14
の表面におけるメイン基板15と対向する縁部に沿っ
て、複数のリード端子32が1列に形成され、前記各端
子31とリード端子32とが前記回路パターンによって
接続される。
【0024】また、第2の貫通口26において、第2の
コネクタ29の図示されない複数のピンと、バンク19
に形成された図示されない複数の第2の差込口とが接続
され、該各第2の差込口とフレキシブル基板14の表面
にマトリックス状に形成された複数の端子33とが更に
接続される。そして、前記フレキシブル基板14の表面
におけるメイン基板15と対向する縁部に沿って、複数
のリード端子34が1列に形成され、前記各端子33と
リード端子34とが前記回路パターンによって接続され
る。
【0025】また、メイン基板15に各種の電子部品、
例えば、各種の機能を備えた制御素子としてのマイクロ
プロセッサ41のほかに発振子42等が搭載され、前記
フレキシブル基板14と対向する縁部に、前記リード端
子32と対応させて、複数のリード端子37が1列に形
成され、前記リード端子34と対応させて、複数のリー
ド端子38が1列に形成される。そして、前記各リード
端子32とリード端子37とが、また、各リード端子3
4とリード端子38とが、図示されないワイヤボンディ
ングによって接続される。前記電子部品の動作に伴っ
て、前記第1、第2のコネクタ28、29は、外部との
間で信号の入出力を行う。なお、フレキシブル基板14
にも電子部品を搭載することができる。また、前記マイ
クロプロセッサ41に代えて、IC、LSI等を使用す
ることができる。
【0026】前記マイクロプロセッサ41は、チップと
して形成され、該チップのうちの所定のものは、例え
ば、樹脂によって封止されるとともに、プラスチック等
のパッケージによって包囲されたパッケージチップとし
て形成され、該パッケージチップにおいては、電極パッ
ドとパッケージのリード端子とがワイヤボンディングに
よって接続され、前記リード端子とメイン基板15の回
路パターンとがはんだ等によって接続される。なお、前
記マイクロプロセッサ41は、発振子42を発振させる
ことによって発生させられたクロック信号に従って動作
する。
【0027】前記フレキシブル基板14及びメイン基板
15を接地するために、前記フレキシブル基板14にお
ける各ねじ22〜24を貫通させるための図示されない
穴の周囲に、接地用のパターン部pt1〜pt3が形成
され、各パターン部pt1〜pt3と一体に、かつ、1
列のリード端子32、34と隣接させて、接地用のリー
ド端子45〜47がメイン基板15と対向する縁部に形
成される。また、前記メイン基板15におけるリード端
子45〜47に対応する部分には、前記リード端子3
7、38と隣接させて、接地用のリード端子51〜53
がフレキシブル基板14と対向する縁部に形成される。
そして、リード端子45とリード端子51とが、リード
端子46とリード端子52とが、リード端子47とリー
ド端子53とがそれぞれ接地用のワイヤボンディング5
5〜57によって接続される。
【0028】したがって、メイン基板15は、順に、リ
ード端子51〜53、ワイヤボンディング55〜57及
びリード端子45〜47を介してフレキシブル基板14
に電気的に接続され、更にパターン部pt1〜pt3、
ねじ22〜24及び本体部12を介して車両等における
所定の部位に電気的に接続され、接地させられる。な
お、リード端子51〜53、ワイヤボンディング55〜
57、リード端子45〜47及びパターン部pt1〜p
t3は、前記ねじ22に隣接させて形成されて接地回路
部を構成する。また、前記メイン基板15は、接着材料
等によって床部21の上面に取り付けられるので、前記
メイン基板15には接地回路部が形成されない。
【0029】ところで、前記発振子42が発振するのに
伴って、また、前記マイクロプロセッサ41が動作する
のに伴って、発振子42及びマイクロプロセッサ41が
ノイズ発生源になり、放射ノイズが発生するが、例え
ば、第1、第2のコネクタ28、29内の配線、第1、
第2のコネクタ28、29の各ピンと端子31、33と
の間の配線、端子31、33とリード端子32、34と
の間の回路パターン、ワイヤボンディング等の電子制御
装置10の配線がアンテナとして機能すると、放射ノイ
ズが電子制御装置10から外部に送られる信号に取り込
まれてしまう。
【0030】そこで、前記マイクロプロセッサ41及び
発振子42を、前記メイン基板15における、フレキシ
ブル基板14、前記各接地回路部及び各第1、第2のコ
ネクタ28、29から最も離れた箇所、すなわち、第2
の壁部e2と第3の壁部e3とが交差するコーナ部CN
の近傍に設定された取付位置ARに搭載し、しかも、マ
イクロプロセッサ41及び発振子42が低い位置に、フ
レキシブル基板14が高い位置に置くようにしている。
この場合、マイクロプロセッサ41及び発振子42と電
子制御装置10の配線との距離が大きくなる。また、第
4の壁部e4における第2のコネクタ29を挿入するた
めの第2の貫通口26が前記膨出部fに形成されている
ので、第2のコネクタ29とマイクロプロセッサ41及
び発振子42との間の距離が大きくなる。
【0031】なお、前記取付位置ARは、各接地回路及
び各第1、第2のコネクタ28、29のうちの任意の二
つの要素を結ぶ線分の垂直二等分線上の最も離れた箇
所、又はそれらの箇所間の中央に設定することもでき
る。
【0032】したがって、電子制御装置10の配線がア
ンテナとして機能するのが抑制され、図3に示されるよ
うに、放射ノイズが電子制御装置10から外部に送られ
る信号に取り込まれるのを抑制することができる。
【0033】すなわち、図3に示されるように、各周波
数の領域で、電子制御装置10から外部に送られる信号
に取り込まれる放射ノイズの電界強度が、従来は線L1
で示されるように大きいのに対して、本実施の形態にお
いては、線L2で示されるように小さい。
【0034】また、マイクロプロセッサ41及び発振子
42が各接地回路部から最も離れた前記取付位置ARに
おいてメイン基板15に搭載され、しかも、前記接地回
路部の回路長さが短いので、接地回路部がアンテナとし
て機能するのが抑制され、放射ノイズが電子制御装置1
0から外部に送られる信号に取り込まれるのを一層抑制
することができる。
【0035】そして、シールドケース、キャパシタンス
等の追加部品が不要になるので、電子部品ユニットのコ
ストを低くすることができる。
【0036】本実施の形態においては、第1、第2のコ
ネクタ28、29がケース11の2箇所に配設されるよ
うになっているが、1箇所又は3箇所以上に配設するこ
ともでき、その場合、マイクロプロセッサ41及び発振
子42は他の取付位置に取り付けられる。
【0037】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電子部品ユニットにおいては、ケースと、該ケー
ス内に配設された基板と、該基板に搭載された電子部品
と、前記ケースの所定の箇所に配設され、前記電子部品
の動作に伴って信号の入出力を行うコネクタと、前記基
板を接地する接地回路部とを有する。
【0039】そして、前記電子部品のうちのノイズ発生
源が、前記基板上の前記コネクタから最も離れた位置に
設定された取付位置に搭載される。
【0040】この場合、前記電子部品のうちのノイズ発
生源が、前記基板上の前記コネクタから最も離れた位置
に設定された取付位置に搭載されるので、電子制御装置
の配線がアンテナとして機能するのが抑制され、放射ノ
イズが電子制御装置から外部に送られる信号に取り込ま
れるのを抑制することができる。
【0041】そして、シールドケース、キャパシタンス
等の追加部品が不要になるので、電子部品ユニットのコ
ストを低くすることができる。
【0042】本発明の他の電子部品ユニットにおいて
は、さらに、前記ケースの底壁は、前記第1の基板を取
り付けるための床部、及び該床部より高くされ、第2の
基板を取り付けるためのバンクを備える。
【0043】この場合、第1の基板が低い位置に、第2
の基板が高い位置に置かれるので、ノイズ発生源と電子
制御装置の配線との距離が大きくなる。したがって、電
子制御装置の配線がアンテナとして機能するのが一層抑
制され、放射ノイズが電子制御装置から外部に送られる
信号に取り込まれるのを一層抑制することができる。
【0044】本発明の更に他の電子部品ユニットにおい
ては、さらに、前記第2の基板は、ねじによって前記ケ
ースに取り付けられる。そして、第1、第2の基板を接
地するための接地回路部が前記ねじに隣接させて形成さ
れる。
【0045】この場合、接地回路部の回路長さが短いの
で、接地回路部がアンテナとして機能するのが抑制さ
れ、放射ノイズが電子制御装置から外部に送られる信号
に取り込まれるのを一層抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子制御装置の概
略図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】放射ノイズの比較例を示す図である。
【符号の説明】
10 電子制御装置 11 ケース 14 フレキシブル基板 15 メイン基板 18 底壁 19 バンク 21 床部 22〜24 ねじ 28、29 第1、第2のコネクタ 41 マイクロプロセッサ 42 発振子 45〜47、51〜53 リード端子 55〜57 ワイヤボンディング AR 取付位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月1日(2001.8.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
フロントページの続き (72)発明者 近藤 光平 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 5E336 AA11 AA12 AA16 GG11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、該ケース内に配設された基板
    と、該基板に搭載された電子部品と、前記ケースの所定
    の箇所に配設され、前記電子部品の動作に伴って信号の
    入出力を行うコネクタと、前記基板を接地する接地回路
    部とを有するとともに、前記電子部品のうちのノイズ発
    生源が、前記基板上の前記コネクタから最も離れた位置
    に設定された取付位置に搭載されることを特徴とする電
    子部品ユニット。
  2. 【請求項2】 ケースと、該ケース内に配設された基板
    と、該基板に搭載された電子部品と、前記ケースの所定
    の箇所に配設され、前記基板を接地する接地回路部とを
    有するとともに、前記電子部品のうちのノイズ発生源
    が、前記基板上の前記接地回路部から最も離れた位置に
    設定された取付位置に搭載されることを特徴とする電子
    部品ユニット。
  3. 【請求項3】 前記基板は、第1の基板、及び該第1の
    基板に隣接させて配設された第2の基板を備え、第1、
    第2の基板は、リード端子及びワイヤボンディングによ
    って接続される請求項1又は2に記載の電子部品ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記ケースの底壁は、前記第1の基板を
    取り付けるための床部、及び該床部より高くされ、第2
    の基板を取り付けるためのバンクを備える請求項3に記
    載の電子部品ユニット。
  5. 【請求項5】 前記第2の基板は、ねじによって前記ケ
    ースに取り付けられ、第1、第2の基板を接地するため
    の接地回路部が前記ねじに隣接させて形成される請求項
    3に記載の電子部品ユニット。
  6. 【請求項6】 電子部品ユニットはパワートレインの制
    御装置である請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子
    部品ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248635A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Mitsubishi Electric Corp 車載電子装置
JP2019024764A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 サミー株式会社 遊技機

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