JP2003045756A - 固体電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサおよびその製造方法

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JP2003045756A JP2001229189A JP2001229189A JP2003045756A JP 2003045756 A JP2003045756 A JP 2003045756A JP 2001229189 A JP2001229189 A JP 2001229189A JP 2001229189 A JP2001229189 A JP 2001229189A JP 2003045756 A JP2003045756 A JP 2003045756A
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正弘 ▲藪▼下
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Yukihiro Take
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品が多い、組み立てが複雑、コスト高
になるという課題を解決し、簡単な構成で組み立てを容
易にして低価格化を図り、しかもESR特性に優れて薄
型化が可能な固体電解コンデンサおよびその製造方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 コンデンサ素子積層体2の陽極部1aに
接続された陽極コム端子3と、同陰極部1bの積層間に
配設されてコンデンサ素子1の側面で各陰極部1bを夫
々一体に接続する接続部4bを曲げ起こしにより設けた
陰極コム端子4からなる構成により、簡単な構成で部品
点数の削減と組み立て作業性の向上を図り、かつコンデ
ンサ素子1の陰極部1bの側面から陰極を引き出すため
に陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大幅に改
善でき、さらに各積層間に導電性接着剤が介在しないの
で薄型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に使用
される固体電解コンデンサおよびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図15は従来のこの種の固体電解コンデ
ンサの構成を示した斜視図、図16は同コンデンサ素子
積層ユニットの構成を示した斜視図であり、同図15、
図16において17はコンデンサ素子であり、このコン
デンサ素子17は弁作用金属であるアルミニウム箔から
なる陽極体を陽極部17aと陰極部17bに分離し、こ
の陰極部17bの表面に誘電体酸化皮膜層、固体電解質
層、陰極層(いずれも図示せず)を順次積層形成するこ
とにより構成されている。
【0003】18はコンデンサ素子積層ユニットであ
り、陰極ユニット端子19上に導電性銀ペースト(図示
せず)を塗布して上記コンデンサ素子17の陰極部17
bを接合し、さらにその上に導電性銀ペースト(図示せ
ず)を塗布してコンデンサ素子17の陰極部17bを接
合するという工程を複数回繰り返すことによって複数枚
のコンデンサ素子17を積層し、さらに複数枚のコンデ
ンサ素子17の各陽極部17aを陽極ユニット端子20
に一体に接続することにより構成されているものであ
る。
【0004】このように構成されたコンデンサ素子積層
ユニット18の陰極部17bを陰極コム端子21上に導
電性銀ペースト(図示せず)を介して接合し、さらにこ
の上に導電性銀ペースト(図示せず)を介してコンデン
サ素子積層ユニット18を積層するという工程を複数回
繰り返すことによって複数個のコンデンサ素子積層ユニ
ット18を積層し、さらに複数個のコンデンサ素子積層
ユニット18の各陽極部17aを陽極コム端子22に一
体に接続し、上記陽極コム端子22と陰極コム端子21
の一部が夫々外表面に露呈する状態で上記複数個のコン
デンサ素子積層ユニット18を絶縁性の外装樹脂(図示
せず)で被覆することにより固体電解コンデンサが構成
されているものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の固体電解コンデンサの構成では、複数枚のコンデンサ
素子17を積層してコンデンサ素子積層ユニット18を
作製し、さらにこのコンデンサ素子積層ユニット18を
複数個積層して固体電解コンデンサを作製するという構
成であるため、構成部品の種類が多いばかりでなく組み
立て作業が複雑となり、結果的にコストが高い製品にな
るという課題を有していた。
【0006】また、コンデンサ素子積層ユニット18を
構成する複数枚のコンデンサ素子17はその各積層面に
導電性銀ペーストを塗布することによって夫々が電気的
に接続され、さらにこのコンデンサ素子積層ユニット1
8をその間に導電性銀ペーストを塗布することによって
複数個が夫々積層されて電気的に接続され、最終的に最
下段に設けられた陰極コム端子21の一端が外部接続用
の陰極端子となる構成であるために、陰極引き出し距離
が長くなってESR(等価直列抵抗)特性を理論値に近
づけることが困難であるという課題も有したものであっ
た。
【0007】すなわち、このESR特性は図17の模式
図に示すように、コンデンサ素子積層ユニット18を構
成する各コンデンサ素子17の積層間に発生する抵抗R
1と、各コンデンサ素子積層ユニット18の積層間に発
生する抵抗R2の総和となり、コンデンサ素子17、コ
ンデンサ素子積層ユニット18の積層数が多ければ多い
ほどESR特性が理論値から乖離していくという構成の
ものであった。
【0008】また、各コンデンサ素子17間ならびに各
コンデンサ素子積層ユニット18間には必ず導電性銀ペ
ーストが介在するために高さ方向の寸法が大きくなり、
薄型化が困難であるという課題も併せ持つものであっ
た。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決し、
簡単な構成で組み立て作業を容易にして低価格化を図
り、しかもESR特性に優れて薄型化が可能な固体電解
コンデンサおよびその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、特に、コンデンサ
素子を複数枚積層したコンデンサ素子積層体と、このコ
ンデンサ素子積層体の陽極部に接続された陽極コム端子
と、コンデンサ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ
素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部を曲げ起こ
しにより設けて同陰極部の積層間に配設された陰極コム
端子からなる構成にしたものであり、これにより簡単な
構成で部品点数の削減と組み立て作業性の向上を図り、
しかもコンデンサ素子の陰極部の側面から陰極を引き出
すために陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大
幅に改善することができ、さらに各積層間に導電性接着
剤が介在しないために薄型化を図ることができるという
作用効果を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、コンデンサ素子の厚み方向と
なる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続
する接続部を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に
配設された陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層
体の陽極部と相反する側のコンデンサ素子の厚み方向と
なる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続
する接続部ならびにコンデンサ素子積層体の上下面を保
持するガイド部を設けた陰極コム端子を用いた構成にし
たものであり、これにより、陰極引き出し距離が最短と
なるために請求項1に記載の発明が有する作用効果が効
果的に得られ、理想のコンデンサにより近い性能のもの
が得られるという作用効果を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、陰極部の積層間に配設される
接続部を設けた構成にしたものであり、これにより、請
求項2に記載の発明が有する作用効果と同様の作用効果
を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、コンデンサ素子の厚み方向と
なる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続
する接続部を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に
配設された陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層
体の陰極部が搭載される平面部とこの平面部の両端を曲
げ起こしてコンデンサ素子の厚み方向となる側面でコン
デンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する一対の接続
部を対向して設けた陰極コム端子を用いた構成にしたも
のであり、これにより、請求項1に記載の発明が有する
作用効果と同様の作用効果を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、コンデンサ素子の厚み方向と
なる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続
する接続部を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に
配設された陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層
体の陰極部が搭載される平面部とこの平面部のコンデン
サ素子積層体の陽極部と相反する側の一部を曲げ起こす
ことによりコンデンサ素子の厚み方向となる側面でコン
デンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部を設
けた陰極コム端子を用いた構成にしたものであり、これ
により、請求項2に記載の発明が有する作用効果と同様
の作用効果を有する。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、コンデンサ素子の厚み方向と
なる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続
する接続部を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に
配設された陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層
体の陰極部が搭載される平面部とこの平面部の両端を曲
げ起こしてコンデンサ素子の厚み方向となる側面でコン
デンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する一対の対向
した接続部と上記平面部のコンデンサ素子積層体の陽極
部と相反する側の一部を曲げ起こすことによりコンデン
サ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ素子積層体の
陰極部を一体に接続する接続部を設けた陰極コム端子を
用いた構成にしたものであり、これにより、請求項2に
記載の発明が有する作用効果と同様の作用効果を有す
る。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、コンデンサ素子の厚み方向と
なる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続
する接続部を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に
配設された陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層
体の陰極部が搭載される平面部とこの平面部のコンデン
サ素子積層体の陽極部と相反する側の一部を曲げ起こす
ことによりコンデンサ素子の厚み方向となる側面でコン
デンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部とこ
の接続部の両端を折り曲げてコンデンサ素子積層体の陰
極部をガイドする一対の対向したガイド部を設けた陰極
コム端子を用いた構成にしたものであり、これにより、
請求項2に記載の発明が有する作用効果と同様の作用効
果を有する。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、特に、
フープ材に夫々所定の間隔で連続して形成された陽極コ
ム端子ならびに陽極コム端子の一方の面上にコンデンサ
素子を複数枚ずつ積層して陽極部を陽極コム端子に接合
すると共に陰極部を導電性接着剤を介して陰極コム端子
に接合し、続いて上記フープ材を反転させて陽極コム端
子ならびに陰極コム端子の他方の面上にコンデンサ素子
を複数枚ずつ積層して接合することにより固体電解コン
デンサを製造するという製造方法であり、この方法によ
り、少ない工数で容易に組み立てを行うことができると
いう作用効果を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、実施の形
態1を用いて、本発明の特に請求項1,8に記載の発明
について説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態1による固体電
解コンデンサの構成を示す断面図、図2は同陽極/陰極
コム端子に複数のコンデンサ素子を配設した状態の斜視
図であり、図1、図2において、1はコンデンサ素子で
あり、このコンデンサ素子1は弁作用金属であるアルミ
ニウム箔からなる陽極体を陽極部1aと陰極部1bに分
離し、この陰極部1bの表面に誘電体酸化皮膜層、固体
電解質層、陰極層(いずれも図示せず)を順次積層形成
することにより構成されている。
【0020】2は上記コンデンサ素子1を複数枚積層し
たコンデンサ素子積層体、3は陽極コム端子、4は陰極
コム端子、4aはこの陰極コム端子4の平面部、4bは
この平面部4aの両端の一部を曲げ起こすことにより形
成された接続部であり、上記コンデンサ素子1の陽極部
1aを陽極コム端子3の表裏面に、陰極部1bを陰極コ
ム端子4の表裏面に配設するようにして夫々複数枚ずつ
積層し、各コンデンサ素子1の複数の陽極部1aは夫々
陽極コム端子3にレーザー溶接によって一体に接合し、
同複数の陰極部1bはコンデンサ素子1の厚み方向とな
る側面で陰極コム端子4に設けられた接続部4bに導電
性銀ペースト(図示せず)を介して一体に接続されてい
るものである。
【0021】5はこのようにして構成されたコンデンサ
素子積層体2の上記陽極コム端子3と陰極コム端子4の
一部が夫々外表面に露呈する状態で上記コンデンサ素子
積層体2を被覆した絶縁性の外装樹脂であり、これによ
り本実施の形態1の固体電解コンデンサが構成されてい
るものである。
【0022】また、本実施の形態1の固体電解コンデン
サを作製する製造方法としては、図2に示すように陽極
コム端子3と陰極コム端子4が所定の間隔で連続して設
けられたフープ材を用い、上記陽極コム端子3上にコン
デンサ素子1の陽極部1aを配設すると共に陰極コム端
子4上にコンデンサ素子1の陰極部1bを配設し、この
側面を導電性銀ペースト(図示せず)を介して接続部4
bに接合するようにしてフープ材の上面側の所定位置に
コンデンサ素子1を順次積層していき、その後、上記フ
ープ材を反転して同様の作業をすることによりフープ材
の表裏面に複数のコンデンサ素子1を積層したコンデン
サ素子積層体2を組み立てるようにしたものである。
【0023】このように構成された本実施の形態1によ
る固体電解コンデンサは、従来のように複数枚のコンデ
ンサ素子を積層してコンデンサ素子積層ユニットを作製
し、さらにこのコンデンサ素子積層ユニットを複数個積
層して固体電解コンデンサを作製するという複雑な構成
を必要としないため、簡単な構成で部品点数ならびに組
み立て工程数の削減と組み立て作業性の向上を図り、結
果的に低コストの製品を実現することができる。
【0024】また、コンデンサ素子積層体2を構成する
複数枚のコンデンサ素子1の厚み方向となる陰極部1b
の側面に導電性銀ペースト(図示せず)を塗布すること
によって夫々が電気的に接続されると共に、この陰極部
1bの側面に接続された陰極コム端子4の接続部4bの
一端が外部接続用の陰極端子となる構成であるために、
陰極引き出し距離が最短となってESR(等価直列抵
抗)特性が理想のコンデンサに近い極めて優れたものに
なるという大きな効果が得られるものである。
【0025】すなわち、このESR特性の改善効果は図
3の模式図に示すように、各コンデンサ素子積層体2を
構成する複数枚のコンデンサ素子1の厚み方向となる陰
極部1bの側面に導電性銀ペーストを塗布することによ
って夫々が電気的に一体に接続されるために各コンデン
サ素子1の積層間には抵抗が発生せず、さらにこのコン
デンサ素子積層体2の各陰極部1bの側面に導電性銀ペ
ーストを塗布することによって夫々を電気的に一体に接
続して複数個のコンデンサ素子積層体2を接続するため
に各コンデンサ素子積層体2の接続間にも抵抗が発生し
ないようになるものである。
【0026】本実施の形態1による固体電解コンデンサ
のESR特性を測定した結果を従来品と比較して(表
1)に、また従来品の固体電解コンデンサの陰極部の側
面に導電性銀ペーストを塗布した固体電解コンデンサの
ESR特性を測定した結果を従来品と比較して(表2)
に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】また、各コンデンサ素子1間には従来の固
体電解コンデンサでは必要であった導電性銀ペーストが
不要になることから高さ方向の寸法が小さくなり、薄型
化が可能になるという効果も得られるのものである。
【0030】(実施の形態2)以下、実施の形態2を用
いて、本発明の特に請求項1,8に記載の発明について
説明する。
【0031】本実施の形態2は上記実施の形態1におけ
る陽極コム端子ならびに陰極コム端子の形状が異なるよ
うにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と
同様であるために同一部分には同一の符号を付与してそ
の説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を
用いて説明する。
【0032】図4は本発明の実施の形態2による固体電
解コンデンサの構成を示す断面図、図5は同陽極/陰極
コム端子に複数のコンデンサ素子を配設した状態の斜視
図であり、図4、図5において、6は陽極コム端子、7
は陰極コム端子、7aはこの陰極コム端子7の平面部、
7bはこの平面部7aの両端の一部を曲げ起こすことに
より形成された接続部である。このように構成された陽
極コム端子6の一方の面にコンデンサ素子1の陽極部1
aを、陰極コム端子7の表裏面に陰極部1bを配設する
ようにして夫々複数枚ずつ積層し、各コンデンサ素子1
の複数の陽極部1aは夫々陽極コム端子6にレーザー溶
接によって一体に接合し、同複数の陰極部1bはコンデ
ンサ素子1の厚み方向となる側面で陰極コム端子7に設
けられた接続部7bに導電性銀ペースト(図示せず)を
介して一体に接続されているものである。
【0033】このように構成された本実施の形態2によ
る固体電解コンデンサは、上記実施の形態1と同様の効
果が得られるものである。
【0034】(実施の形態3)以下、実施の形態3を用
いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明
する。
【0035】本実施の形態3は上記実施の形態1におけ
る陰極コム端子の形状が異なるようにしたものであり、
これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一
部分には同一の符号を付与してその説明は省略し、異な
る部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0036】図6は本発明の実施の形態3による固体電
解コンデンサの構成を示す断面図、図7は同陽極/陰極
コム端子に複数のコンデンサ素子を配設した状態の斜視
図であり、図6、図7において、8は陰極コム端子、8
aはこの陰極コム端子8の一部を折り曲げることにより
形成された接続部、8bは同じく陰極コム端子8の一部
を折り曲げることにより形成されたガイド部である。
【0037】このように構成された陰極コム端子8の接
続部8aはコンデンサ素子積層体2の陽極部1aと相反
する側に位置するように形成されており、この接続部8
aに導電性銀ペースト9を介してコンデンサ素子1の厚
み方向となる側面でコンデンサ素子1の各陰極部1bを
夫々一体に接続すると共に、陰極コム端子8に設けられ
たガイド部8bでコンデンサ素子積層体2の上下面を保
持するようにしたものである。
【0038】このように構成された本実施の形態3によ
る固体電解コンデンサは、上記実施の形態1により得ら
れる効果に加え、陰極引き出し距離が最短となるために
より大きな効果が得られ、理想のコンデンサにより近い
性能のものが得られるものであり、本実施の形態3によ
る固体電解コンデンサのESR特性を測定した結果を従
来品と比較して(表1)に示す。
【0039】(実施の形態4)以下、実施の形態4を用
いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明
する。
【0040】本実施の形態4は上記実施の形態2におけ
る陰極コム端子の形状が異なるようにしたものであり、
これ以外の構成は実施の形態2と同様であるために同一
部粉には同一の符号を付与してその説明は省略し、異な
る部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0041】図8は本発明の実施の形態4による固体電
解コンデンサの構成を示す断面図、図9は同陽極/陰極
コム端子に複数のコンデンサ素子を配設した状態の斜視
図であり、図8、図9において、10は陰極コム端子、
10aと10bはこの陰極コム端子10の一部を折り曲
げることにより形成された接続部、10cは同じく陰極
コム端子10の一部を折り曲げることより形成されたガ
イド部である。
【0042】このように構成された陰極コム端子10の
接続部10aはコンデンサ素子積層体2の陽極部1aと
相反する側に位置するように形成されており、この接続
部10aに導電性銀ペースト9を介してコンデンサ素子
1の厚み方向となる側面でコンデンサ素子1の各陰極部
1bを夫々一体に接続すると共に、陰極コム端子10に
設けられた接続部10bをコンデンサ素子積層体2の積
層間に配設して接続し、かつ陰極コム端子10に設けら
れたガイド部10cでコンデンサ素子積層体2の上下面
を保持するようにしたものである。
【0043】このように構成された本実施の形態4によ
る固体電解コンデンサは、上記実施の形態3により得ら
れる効果に加え、陰極コム端子10に設けられた接続部
10bをコンデンサ素子積層体2の積層間に配設して接
続した構成としているため、接続の信頼性を向上させる
ことができるという効果が得られるものである。
【0044】(実施の形態5)以下、実施の形態5を用
いて、本発明の特に請求項4に記載の発明について説明
する。
【0045】本実施の形態5は上記実施の形態2におけ
る陰極コム端子の形状が異なるようにしたものであり、
これ以外の構成は実施の形態2と同様であるために同一
部分には同一の符号を付与してその説明は省略し、異な
る部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0046】図10は本発明の実施の形態5による固体
電解コンデンサの構成を示す斜視図であり、図10にお
いて11は陰極コム端子であり、この陰極コム端子11
にはコンデンサ素子積層体2の陰極部1bが搭載される
平面部(図示せず)と、この平面部の両端を曲げ起こし
てコンデンサ素子1の厚み方向となる側面でコンデンサ
素子積層体2の陰極部1bを一体に接続する一対の接続
部11aが対向して設けられた構成のものである。
【0047】このように構成された本実施の形態5によ
る固体電解コンデンサは、簡単な構成で部品点数の削減
と組み立て作業性の向上を図り、しかもコンデンサ素子
積層体2の陰極部1bの側面から陰極を引き出すために
陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大幅に改善
することができ、さらに各積層間に導電性接着剤が介在
しないために薄型化を図ることができるという作用効果
を有するものである。
【0048】(実施の形態6)以下、実施の形態6を用
いて、本発明の特に請求項5に記載の発明について説明
する。
【0049】本実施の形態6は上記実施の形態2におけ
る陰極コム端子の形状が異なるようにしたものであり、
これ以外の構成は実施の形態2と同様であるために同一
部分には同一の符号を付与してその説明は省略し、異な
る部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0050】図11は本発明の実施の形態6による固体
電解コンデンサの構成を示す斜視図であり、図11にお
いて、12は陰極コム端子であり、この陰極コム端子1
2にはコンデンサ素子積層体2の陰極部1bが搭載され
る平面部(図示せず)と、この平面部のコンデンサ素子
積層体2の陽極部1aと相反する側の一部を曲げ起こす
ことによりコンデンサ素子1の厚み方向となる側面でコ
ンデンサ素子積層体2の陰極部1bを一体に接続する接
続部12aが設けられた構成のものである。なお、12
bは平面部の両端を曲げ起こして対向するように設けら
れた一対のガイド部であり、コンデンサ素子積層体2の
位置決めを兼ねたものである。
【0051】このように構成された本実施の形態6によ
る固体電解コンデンサは、簡単な構成で部品点数の削減
と組み立て作業性の向上を図り、しかもコンデンサ素子
積層体2の陰極部1bの側面から陰極を引き出すために
陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大幅に改善
することができ、さらに各積層間に導電性接着剤が介在
しないために薄型化を図ることができるという作用効果
を有するものである。
【0052】(実施の形態7)以下、実施の形態7を用
いて、本発明の特に請求項6に記載の発明について説明
する。
【0053】本実施の形態7は上記実施の形態2におけ
る陰極コム端子の形状が異なるようにしたものであり、
これ以外の構成は実施の形態2と同様であるために同一
部分には同一の符号を付与してその説明は省略し、異な
る部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0054】図12は本発明の実施の形態7による固体
電解コンデンサの構成を示す斜視図であり、図12にお
いて、13は陰極コム端子であり、この陰極コム端子1
3にはコンデンサ素子積層体2の陰極部1bが搭載され
る平面部(図示せず)と、この平面部の両端を曲げ起こ
してコンデンサ素子1の厚み方向となる側面でコンデン
サ素子積層体2の陰極部1bを一体に接続する一対の対
向した接続部13aと、上記平面部のコンデンサ素子積
層体2の陽極部1aと相反する側の一部を曲げ起こすこ
とによりコンデンサ素子1の厚み方向となる側面でコン
デンサ素子積層体2の陰極部1bを一体に接続する接続
部13bが設けられた構成のものである。
【0055】このように構成された本実施の形態7によ
る固体電解コンデンサは、簡単な構成で部品点数の削減
と組み立て作業性の向上を図り、しかもコンデンサ素子
積層体2の陰極部1bの側面から陰極を引き出すために
陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大幅に改善
することができ、さらに各積層間に導電性接着剤が介在
しないために薄型化を図ることができるという作用効果
を有するものである。
【0056】(実施の形態8)以下、実施の形態8を用
いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明
する。
【0057】本実施の形態8は上記実施の形態2におけ
る陰極コム端子の形状と陽極コム端子の形状が異なるよ
うにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態2と
同様であるために同一部分には同一の符号を付与してそ
の説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を
用いて説明する。
【0058】図13は本発明の実施の形態8による固体
電解コンデンサの構成を示す断面図、図14は同陽極/
陰極コム端子に複数のコンデンサ素子を配設した状態の
斜視図であり、同図において、14は陰極コム端子であ
り、この陰極コム端子14にはコンデンサ素子積層体2
の陰極部1bが搭載される平面部14aと、この平面部
14aのコンデンサ素子積層体2の陽極部1aと相反す
る側の一部を曲げ起こすことによりコンデンサ素子1の
厚み方向となる側面でコンデンサ素子積層体2の陰極部
1bを一体に接続する接続部14bと、この接続部14
bの両端を折り曲げてコンデンサ素子積層体2の陰極部
1bがガイドする一対の対向したガイド部14cが設け
られた構成のものである。
【0059】また、15は陽極コム端子、15aはコン
デンサ素子積層体2の陽極部1aを接続する接続部、1
5bはコンデンサ素子積層体2の陽極部1aをガイドす
るガイド部、16は外装樹脂である。
【0060】このように構成された本実施の形態8によ
る固体電解コンデンサは、簡単な構成で部品点数の削減
と組み立て作業性の向上を図り、しかもコンデンサ素子
積層体2の陰極部1bの側面から陰極を引き出すために
陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大幅に改善
することができ、さらに各積層間に導電性接着剤が介在
しないために薄型化を図ることができるという作用効果
を有するものである。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明による固体電解コン
デンサおよびその製造方法は、コンデンサ素子を複数枚
積層したコンデンサ素子積層体の陽極部に接続された陽
極コム端子と、同陰極部の積層間に配設されてコンデン
サ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ素子の各陰極
部を夫々一体に接続する接続部を曲げ起こしにより設け
た陰極コム端子からなる構成にしたことにより、簡単な
構成で部品点数の削減と組み立て作業性の向上を図り、
しかもコンデンサ素子の陰極部の側面から陰極を引き出
すために陰極引き出し距離が短くなってESR特性を大
幅に改善することができ、さらに各積層間に導電性接着
剤が介在しないために薄型化を図ることができるという
格別の作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による固体電解コンデン
サの構成を示す断面図
【図2】同陽極/陰極コム端子に複数のコンデンサ素子
を配設した状態の斜視図
【図3】同ESR特性の改善を解説するための模式図
【図4】本発明の実施の形態2による固体電解コンデン
サの構成を示す断面図
【図5】同陽極/陰極コム端子の複数のコンデンサ素子
を配設した状態の斜視図
【図6】本発明の実施の形態3による固体電解コンデン
サの構成を示す断面図
【図7】同陽極/陰極コム端子の複数のコンデンサ素子
を配設した状態の斜視図
【図8】本発明の実施の形態4による固体電解コンデン
サの構成を示す断面図
【図9】同陽極/陰極コム端子の複数のコンデンサ素子
を配設した状態の斜視図
【図10】本発明の実施の形態5による固体電解コンデ
ンサの構成を示す斜視図
【図11】本発明の実施の形態6による固体電解コンデ
ンサの構成を示す斜視図
【図12】本発明の実施の形態7による固体電解コンデ
ンサの構成を示す斜視図
【図13】本発明の実施の形態8による固体電解コンデ
ンサの構成を示す断面図
【図14】同陽極/陰極コム端子の複数のコンデンサ素
子を配設した状態の斜視図
【図15】従来の固体電解コンデンサの構成を示す斜視
【図16】同コンデンサ素子積層ユニットの構成を示す
斜視図
【図17】同ESR特性を解説するための模式図
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 1a 陽極部 1b 陰極部 2 コンデンサ素子積層体 3,6,15 陽極コム端子 4,7,8,10,11,12,13,14 陰極コム
端子 4a,14a 平面部 4b,8a,10a,10b,11a,12a,13
a,13b,14b,15a 接続部 5,16 外装樹脂 8b,10c,12b,14c,15b ガイド部 9 導電性銀ペースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01G 9/26 H01G 9/00 521 (72)発明者 ▲藪▼下 正弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 嶽 幸博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 只信 一生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁作用金属からなる陽極体を陽極部と陰
    極部に分離し、この陰極部の表面に誘電体酸化皮膜層、
    固体電解質層、陰極層を順次積層形成したコンデンサ素
    子を複数枚積層したコンデンサ素子積層体と、このコン
    デンサ素子積層体の陽極部に接続された陽極コム端子
    と、コンデンサ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ
    素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部を曲げ起こ
    しにより設けて同陰極部の積層間に配設された陰極コム
    端子と、上記陽極コム端子ならびに陰極コム端子の一部
    が夫々外表面に露呈した状態で上記コンデンサ素子積層
    体を被覆した絶縁性の外装樹脂からなる固体電解コンデ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 コンデンサ素子の厚み方向となる側面で
    コンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部
    を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に配設された
    陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層体の陽極部
    と相反する側のコンデンサ素子の厚み方向となる側面で
    コンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部
    ならびにコンデンサ素子積層体の上下面を保持するガイ
    ド部を設けた陰極コム端子を用いた請求項1に記載の固
    体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 陰極部の積層間に配設される接続部を設
    けた請求項2に記載の固体電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 コンデンサ素子の厚み方向となる側面で
    コンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部
    を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に配設された
    陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層体の陰極部
    が搭載される平面部と、この平面部の両端を曲げ起こし
    てコンデンサ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ素
    子積層体の陰極部を一体に接続する一対の接続部を対向
    して設けた陰極コム端子を用いた請求項1に記載の固体
    電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 コンデンサ素子の厚み方向となる側面で
    コンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部
    を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に配設された
    陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層体の陰極部
    が搭載される平面部とこの平面部のコンデンサ素子積層
    体の陽極部と相反する側の一部を曲げ起こすことにより
    コンデンサ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ素子
    積層体の陰極部を一体に接続する接続部を設けた陰極コ
    ム端子を用いた請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  6. 【請求項6】 コンデンサ素子の厚み方向となる側面で
    コンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部
    を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に配設された
    陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層体の陰極部
    が搭載される平面部とこの平面部の両端を曲げ起こして
    コンデンサ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ素子
    積層体の陰極部を一体に接続する一対の対向した接続部
    と上記平面部のコンデンサ素子積層体の陽極部と相反す
    る側の一部を曲げ起こすことによりコンデンサ素子の厚
    み方向となる側面でコンデンサ素子積層体の陰極部を一
    体に接続する接続部を設けた陰極コム端子を用いた請求
    項1に記載の固体電解コンデンサ。
  7. 【請求項7】 コンデンサ素子の厚み方向となる側面で
    コンデンサ素子積層体の陰極部を一体に接続する接続部
    を曲げ起こしにより設けて陰極部の積層間に配設された
    陰極コム端子に代えて、コンデンサ素子積層体の陰極部
    が搭載される平面部とこの平面部のコンデンサ素子積層
    体の陽極部と相反する側の一部を曲げ起こすことにより
    コンデンサ素子の厚み方向となる側面でコンデンサ素子
    積層体の陰極部を一体に接続する接続部とこの接続部の
    両端を折り曲げてコンデンサ素子積層体の陰極部をガイ
    ドする一対の対向したガイド部を設けた陰極コム端子を
    用いた請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  8. 【請求項8】 弁作用金属からなる陽極体を陽極部と陰
    極部に分離し、この陰極部の表面に誘電体酸化皮膜層、
    固体電解質層、陰極層を順次積層形成してコンデンサ素
    子を作製し、続いてフープ材に夫々所定の間隔で連続し
    て形成された陽極コム端子ならびに陰極コム端子の一方
    の面上に上記コンデンサ素子を複数枚ずつ積層して陽極
    部を陽極コム端子に接合すると共に陰極部を導電性接着
    剤を介して陰極コム端子に接合し、続いて上記フープ材
    を反転させて陽極コム端子ならびに陰極コム端子の他方
    の面上にコンデンサ素子を複数枚ずつ積層して接合する
    ことによりコンデンサ素子積層体を作製した後、上記陽
    極コム端子ならびに陰極コム端子の一部が夫々外表面に
    露呈する状態で上記コンデンサ素子積層体を絶縁性の外
    装樹脂で被覆する固体電解コンデンサの製造方法。
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