JP2003045157A - 映像編集装置 - Google Patents

映像編集装置

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JP2003045157A
JP2003045157A JP2001236459A JP2001236459A JP2003045157A JP 2003045157 A JP2003045157 A JP 2003045157A JP 2001236459 A JP2001236459 A JP 2001236459A JP 2001236459 A JP2001236459 A JP 2001236459A JP 2003045157 A JP2003045157 A JP 2003045157A
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Ryuji Yamada
竜司 山田
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セットされているビデオ記録媒体が指定され
た編集情報に応じたものかを判断することにより、利用
者の意に反したビデオ編集が行われるのを良好に防止す
ることのできる映像編集装置の提供。 【解決手段】 タイムコードの不連続な点を分割点とし
て検出し、各分割点に対応する分割点番号とその前後の
タイムコードとを用いてテープ分割点情報を作成する。
編集区間の指定時にデジタルビデオデッキに挿入されて
いたビデオテープと、実際の編集時にデジタルビデオデ
ッキに挿入されたビデテープとのテープ分割点情報が一
致したときにのみ(S64:YES)、そのビデオテー
プに対して上記編集区間に応じたエンコード処理(S6
5)を実行する。上記両ビデオテープのテープ分割点情
報が一致しない場合には(S64:NO)、テープが違
う旨表示する(S68)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め決められた端
部から記録が可能なビデオ記録媒体に記録された映像デ
ータを編集するために、編集すべき映像データの始点と
終点とによって少なくとも1つの編集区間を指定し、そ
の指定された編集区間の映像データを編集する映像編集
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオ記録媒体としてのビデ
オテープに記録された映像データに、始点と終点とによ
って予め編集区間を指定しておき、その指定された編集
区間の映像データを編集する映像編集装置が考えられて
いる。この種の映像編集装置では、複数のビデオテープ
を素材として、各ビデオテープから順に映像を取り込む
こともあり、この場合には、例えば、映像編集装置が必
要なタイミングでビデオテープの入れ替えを促すメッセ
ージなどを表示し、それを見た利用者がビデオテープの
入れ替え作業を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の編集対象のビデ
オテープを編集する場合、各ビデオテープに関する編集
情報を予め利用者が作成して設定しておき、予め決めら
れた順番通りに対応するビデオテープを編集する必要が
ある。これに対して、利用者がビデオテープの入れ替え
作業を行う限り、利用者が誤って予定とは異なるビデオ
テープに入れ替えてしまう可能性がある。しかし、その
ような場合でも、映像編集装置側では、利用者のセット
したビデオテープが予定とは異なるものであることを識
別できないため、そのビデオテープから予定されたビデ
オテープの編集情報に基づいて映像を取り込んでしま
い、利用者の意に反したビデオ編集を行ってしまうこと
があった。
【0004】また、このような課題は、1本のビデオテ
ープを素材とするときにも発生する場合がある。すなわ
ち、編集区間の指定後に一旦ビデオテープを取り出した
場合、編集時に他のビデオテープと取り違えてセットす
ると同様の課題が生じる。そこで、予め決められた順番
通りにビデオテープをセットして編集を進めることがで
きるように、例えば、利用者が、順番が分かるようにビ
デオテープにラベルを付けたり、予め順番通りにビデオ
テープを並べておく等の準備をしておけばよいが、編集
作業を始める前に目的の編集作業以外の煩雑な作業を強
いられることになる。
【0005】また、ビデオテープを編集する場合に、ビ
デオテープに記録された映像データのシーン毎に区切っ
て、その代表画面を表示することで映像データを検索す
る方法が提案されている。映像データが記録された時刻
を経時的に示すタイムコードを伴っている場合、タイム
コードの不連続点を自動的に検出し、この不連続点毎の
対応する位置にある単独で復号可能なIフレームデータ
を抽出し、それぞれを平行して利用者に対してタイムコ
ードと共に表示することで編集作業の便宜を図る方法が
用いられている。複数本に渡って編集を行う場合、その
都度ビデオテープに記録された内容を容易に確認できる
ので、予め決められた順番通りに編集を進めることはで
きるが、ビデオ記録媒体自体は互いに区別できないの
で、編集者にとって所定の順番に対応するビデオ記録媒
体を抽出するという作業の煩雑さがある点は変わらな
い。
【0006】一方、ビデオテープに、これを他と識別可
能な識別情報を格納できる記録媒体をビデオテープとは
別に備えたものがある。このようなビデオテープによれ
ば、各ビデオテープ固有の識別情報とそれぞれのテープ
に対応する編集手順を関連付けておけば、編集対象のビ
デオテープが複数に及んでも、各ビデオテープに付随す
る識別情報を手がかりにして、所定の順番に定められた
ビデオテープ毎の編集手順に対して、編集対象のビデオ
テープを所定の順番で編集処理をすることも、任意の順
番で編集処理をすることもできる。しかし、この場合、
ビデオテープ、これを再生し編集する装置及びこの装置
を制御するためのアルゴリズム或いはソフトウェアの3
者が、ビデオテープに識別情報を格納する別の記憶媒体
が備えられていることに同時に対応していなければ適正
な編集ができず、ビデオテープや装置を選ばずに編集作
業を行えない点で汎用性に乏しい。
【0007】そこで、本発明は、セットされているビデ
オ記録媒体が指定された編集情報に応じたものかを判断
することにより、利用者の意に反したビデオ編集が行わ
れるのを良好に防止することができ、編集作業前に編集
の順番が分かるようにしておくというような煩雑な作業
を不要とする映像編集装置の提供を目的としてなされ
た。更に、この編集作業が特定の構成を有するビデオ記
録媒体と装置を選ぶ必要のない汎用性の高い映像編集装
置の提供を目的としてなされた。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1記載の発明は、予め
決められた端部から記録が可能なビデオ記録媒体に記録
された映像データを編集するために、編集すべき映像デ
ータの始点と終点とにより少なくとも1つの編集区間を
指定し、その指定された編集区間の映像データを編集す
る映像編集装置であって、上記映像データの記録日時或
いは記録の時間的順序に関する時間データが、上記映像
データと対応付けて記録された上記ビデオ記録媒体に対
して、上記時間データが不連続な位置である分割点が位
置する位置関連情報を、上記ビデオ記録媒体の上記端部
の位置を基準として作成する第1の作成手段と、上記ビ
デオ記録媒体中に存在する全ての上記分割点のそれぞれ
に対して、上記第1の作成手段が作成した上記各位置関
連情報と、上記各分割点に対応した時間データとを組に
して構成した第1の分割点情報を作成して記憶する第2
の作成手段と、上記ビデオ記録媒体に対して単数または
複数の編集区間が指定されたとき、その編集区間のそれ
ぞれに関して、上記編集区間の始点と終点との時間デー
タと、その編集区間に始点側または終点側から最も近い
上記分割点に対応した上記位置関連情報とを組にして構
成した編集情報を順次作成する第3の作成手段と、個々
に編集区間が指定された単数または複数のビデオ記録媒
体のそれぞれに対して、上記第2の作成手段が作成した
全ての第1の分割点情報と、上記第3の作成手段が作成
した各編集情報とを関連づける関連づけ手段と、任意の
ビデオ記録媒体に対して、上記第1の作成手段が作成す
る全ての分割点の位置関連情報と、該各分割点に対応し
た時間データとを組にして構成した第2の分割点情報を
作成して記憶する第4の作成手段と、を備え、該第4の
作成手段が記憶する第2の分割点情報に全て一致する上
記第1の分割点情報に対して上記関連づけ手段が関連づ
けた上記編集情報に基づいて、上記任意のビデオ記録媒
体における上記編集区間内の映像データを編集すること
を特徴としている。
【0009】このように構成された本発明では、映像デ
ータの記録日時或いは記録の時間的順序に関する時間デ
ータが映像データと対応付けて記録されたビデオ記録媒
体に対して、その時間データが不連続な位置である分割
点が位置する位置関連情報を、第1の作成手段がそのビ
デオ記録媒体の上記端部の位置を基準として作成する。
また、第2の作成手段は、上記ビデオ記録媒体中に存在
する全ての上記分割点のそれぞれに対して、上記第1の
作成手段が作成した上記各位置関連情報と、上記各分割
点に対応した時間データとを組にして構成した第1の分
割点情報を作成して記憶する。すると、このように作成
・記憶された第1の分割点情報は、上記ビデオ記録媒体
を識別するための固有の情報として使用することが可能
となる。
【0010】一方、第3の作成手段は、上記ビデオ記録
媒体に対して単数または複数の編集区間が指定されたと
き、その編集区間のそれぞれに関して、上記編集区間の
始点と終点との時間データと、その編集区間に始点側ま
たは終点側から最も近い上記分割点に対応した上記位置
関連情報とを組にして構成した編集情報を順次作成す
る。また、関連づけ手段は、このように個々に編集区間
が指定された単数または複数のビデオ記録媒体のそれぞ
れに対して、第2の作成手段が作成した全ての第1の分
割点情報と、第3の作成手段が作成した各編集情報とを
関連づける。
【0011】第4の作成手段は、任意のビデオ記録媒体
に対して、第1の作成手段が作成する全ての分割点の位
置関連情報と、該各分割点に対応した時間データとを組
にして構成した第2の分割点情報を作成して記憶する。
すなわち、第4の作成手段は、本当に編集対象のビデオ
記録媒体ではない可能性のある任意のビデオ記録媒体に
対して、上記ビデオ記録媒体を識別するための固有の情
報としての第2の分割点情報を作成して記録する。そし
て、本発明では、その第2の分割点情報に全て一致する
第1の分割点情報に対して関連づけ手段による関連づけ
がなされた上記編集情報に基づいて、上記任意のビデオ
記録媒体における上記編集区間内の映像データを編集す
る。
【0012】このように、本発明では、第1,第2の分
割点情報をビデオ記録媒体を識別するための情報として
使用し、両分割点情報が一致する編集情報に基づいて映
像データの編集を行っている。これにより、互いに区別
できなかった複数のビデオ記録媒体であっても識別可能
となるので、任意に選ばれたビデオ記録媒体に対して、
所定の予定された編集情報に基づいて編集することがで
きるようになり、利用者の意に反したビデオ編集がなさ
れるのを良好に防止することができる。また、上記作成
された第1の分割点情報は編集情報の作成に、第2の分
割点情報はその編集情報に基づく実際の編集に、それぞ
れ利用可能であるので、処理に無駄がなく一層の効率化
を図ることもできる。
【0013】請求項2記載の発明は、予め決められた端
部から記録が可能なビデオ記録媒体に記録された映像デ
ータを編集するために、編集すべき映像データの始点と
終点とにより少なくとも1つの編集区間を指定し、その
指定された編集区間の映像データを編集する映像編集装
置であって、上記映像データの記録日時或いは記録の時
間的順序に関する時間データが、上記映像データと対応
付けて記録された上記ビデオ記録媒体に対して、上記時
間データが不連続な位置を分割点として検出する検出手
段と、該検出手段により検出された分割点が位置する位
置関連情報を、上記ビデオ記録媒体の上記端部の位置を
基準として作成する第1の作成手段と、上記ビデオ記録
媒体中に存在する上記分割点のそれぞれに対応する上記
時間データを上記ビデオ記録媒体から記憶する記憶手段
と、上記ビデオ記録媒体中に存在する全ての上記分割点
のそれぞれに対して、上記第1の作成手段が作成した上
記各位置関連情報と、上記記憶手段が記憶した上記分割
点に対応した時間データとを組にして構成した第1の分
割点情報を作成して記憶する第2の作成手段と、上記ビ
デオ記録媒体に対する編集区間を、上記編集区間の始点
と終点とに対応する時間データと、その編集区間に始点
側または終点側から最も近い上記分割点に対応した上記
位置関連情報とにより指定する指定手段と、上記ビデオ
記録媒体に対して、上記指定手段が指定した全ての編集
区間のそれぞれに関して、上記指定された始点と終点と
の時間データ、及び、上記指定された分割点の位置関連
情報とを組にして構成した編集情報を順次作成する第3
の作成手段と、個々に編集区間が指定された複数のビデ
オ記録媒体のそれぞれに対して、上記第2の作成手段が
作成した全ての第1の分割点情報と、上記第3の作成手
段が作成した各編集情報とを関連づける関連づけ手段
と、編集対象の上記複数のビデオ記録媒体のうちの任意
のビデオ記録媒体に対して、上記検出手段が検出した全
ての分割点に関して、上記第1の作成手段が作成する位
置関連情報と、上記記憶手段が記憶する時間データとを
組にして構成した第2の分割点情報を作成して記憶する
第4の作成手段と、上記第2の作成手段が記憶する全て
の第1の分割点情報と、上記第4の作成手段が記憶する
全ての第2の分割点情報とが、一致するか否かを確認す
る確認手段と、該確認手段が一致すると確認した場合、
上記第1の分割点情報に対して上記関連づけ手段が関連
づけた上記編集情報を検索し、検索された上記編集情報
に基づいて上記編集対象となるビデオ記録媒体の編集区
間を特定する区間特定手段と、を備え、上記区間特定手
段が特定した編集区間内の映像データを編集することを
特徴としている。
【0014】すなわち、本発明は、上記編集区間の指定
や編集対象が複数のビデオ記録媒体に渡ると共に、請求
項1記載の構成に加え、上記ビデオ記録媒体に対して上
記時間データが不連続な位置を分割点として検出する検
出手段と、上記ビデオ記録媒体中に存在する上記分割点
のそれぞれに対応する上記時間データを上記ビデオ記録
媒体から記憶する記憶手段と、上記ビデオ記録媒体に対
する編集区間を、上記編集区間の始点と終点とに対応す
る時間データと、その編集区間に始点側または終点側か
ら最も近い上記分割点に対応した上記位置関連情報とに
より指定する指定手段と、上記第2の作成手段が記憶す
る全ての第1の分割点情報と、上記第4の作成手段が記
憶する全ての第2の分割点情報とが、一致するか否かを
確認する確認手段と、該確認手段が一致すると確認した
場合、上記第1の分割点情報に対して上記関連づけ手段
が関連づけた上記編集情報を検索し、検索された上記編
集情報に基づいて上記編集対象となるビデオ記録媒体の
編集区間を特定する区間特定手段と、を更に備えてい
る。
【0015】また、本発明では、上記第1の作成手段
は、上記検出手段によって検出された分割点に対して上
記位置関連情報を作成し、上記第2の作成手段は、上記
第1の作成手段が作成した上記位置関連情報と、上記記
憶手段が記憶した上記時間データとを用いて第1の分割
点情報を作成し、上記第3の作成手段は、上記指定手段
が指定した全ての編集区間のそれぞれに関して上記編集
情報を作成し、上記第4の作成手段は、編集対象の上記
複数のビデオ記録媒体のうちの任意のビデオ記録媒体に
対して上記第2の分割点情報を作成する。そして、上記
編集は、上記第1の分割点情報と第2の分割点情報とが
全て一致すると確認手段が確認した場合に、上記区間特
定手段が特定した編集区間内の映像データに対してなさ
れる。
【0016】このため、本発明では、複数のビデオ記録
媒体を対象とした場合にも請求項1記載の発明の効果が
良好に発生し、しかも、その効果は、上記検出手段,記
憶手段,指定手段,確認手段,及び区間特定手段を設け
たことによって一層確実に発生する。従って、本発明で
は、請求項1記載の発明の効果を、複数のビデオ記録媒
体に対して一層確実に発生させることができるといった
効果が生じる。
【0017】請求項3記載の発明は、編集対象の上記複
数のビデオ記録媒体を所定の順番で編集する請求項2記
載の映像編集装置であって、更に、上記確認手段が一致
しないことを確認した場合、選択された上記ビデオ記録
媒体が所定の順番に対応するビデオ記録媒体ではない旨
を通知する通知手段を、備えたことを特徴としている。
【0018】本発明では、複数のビデオ記録媒体を所定
の順番で編集する場合に、上記確認手段が一致しないこ
とを確認すると、通知手段が、選択された上記ビデオ記
録媒体が所定の順番に対応するビデオ記録媒体ではない
旨を通知する。すると、利用者はビデオ記録媒体を取り
替えて第4の作成手段等に提供し、この作業によって、
複数のビデオ記録媒体を所定の順番で編集する作業が確
実に行える。従って、本発明では、請求項2記載の発明
の効果に加えて、複数のビデオ記録媒体を所定の順番で
編集する作業を一層確実に行うことができるといった効
果が生じる。
【0019】請求項4記載の発明は、編集対象の上記複
数のビデオ記録媒体を所定の順番で編集する請求項2記
載の映像編集装置であって、上記確認手段が一致しない
ことを確認した場合、上記確認手段は、上記全ての第2
の分割点情報と、上記第2の作成手段が記憶する別のビ
デオ記録媒体に関する全ての上記第1の分割点情報とが
一致するか否かを確認することを特徴としている。
【0020】本発明では、複数のビデオ記録媒体を所定
の順番で編集する場合に、上記確認手段が一致しないこ
とを確認すると、上記確認手段が、上記全ての第2の分
割点情報と、上記第2の作成手段が記憶する別のビデオ
記録媒体に関する全ての上記第1の分割点情報とが一致
するか否かを確認する。そして、一致した場合、その第
1の分割点情報に関連づけられた編集情報に基づいて、
区間特定手段による編集区間の特定や編集が実行され
る。
【0021】このため、本発明では、ビデオ記録媒体を
編集に提供する順番を間違えた場合でも、そのビデオ記
録媒体に応じた編集情報に基づいて編集を行うことがで
きる。従って、本発明では、請求項2記載の発明の効果
に加えて、複数のビデオ記録媒体に対して個別には任意
の順で編集しても最終的には順番通りに編集したのと同
じ結果が得られることになり、複数のビデオ記録媒体を
所定の順番で編集する作業の能率を一層向上させること
ができるといった効果が生じる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項2〜4のい
ずれかに記載の構成に加え、上記区間特定手段は、編集
対象の上記ビデオ記録媒体に対して、上記検索された編
集情報を構成する上記位置関係情報と、上記第1の作成
手段が作成する上記位置関連情報とを順次比較し、両位
置関連情報が一致することを確認したときに、上記検出
手段が検出した上記分割点を編集すべき編集区間の始点
側または終点側から最も近い上記分割点として、上記編
集すべき編集区間を特定することを特徴としている。
【0023】ここで、編集時における編集区間の特定
は、この編集区間に対応する位置関連情報を有する分割
点を検出することで行うので、ある編集区間から次の編
集区間への移動が無駄な時間を使うことなく短時間にで
き、全体の編集時間も短くてすむ。例えば、編集すべき
編集区間がビデオ記録媒体の記録方向に順に設定されて
いなくても、編集区間の特定に用いた分割点の位置関連
情報はビデオ記録媒体の端部を基準として作成されてい
ることから、この位置関連情報に基づいて、ある編集区
間から次の編集区間への移動の方向(ビデオ記録媒体の
記録方向か或いはその逆の方向か)を特定することがで
きるので、無駄な時間を使うことなく編集順の移動が短
時間にできることになる。これは、全体の編集時間の短
縮にもつながる。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項2〜5のい
ずれかに記載の構成に加え、上記第3の作成手段は、上
記ビデオ記録媒体に対して、上記編集情報を構成する上
記編集区間の始点,終点の時間データと上記位置関連情
報との組を、上記位置関連情報に基づいて上記ビデオ記
録媒体の端部に近い順に配列する再配列手段を、備えた
ことを特徴としている。
【0025】本発明では、再配列手段が、上記編集区間
の始点,終点の時間データと上記位置関連情報との組
を、上記位置関連情報に基づいて上記ビデオ記録媒体の
端部に近い順に配列する。このため、再配列後の編集情
報に基づいて順次編集を行う場合、ビデオ記録媒体の送
りや編集区間の検索(いわゆる頭出し)に要する時間を
大幅に短縮することができる。
【0026】編集対象のビデオ記録媒体に複数の編集区
間が指定されている場合、これらの編集区間は必ずしも
ビデオ記録媒体の端部から順に指定されるものではな
く、編集者の編集意図に基づいてビデオ記録媒体の任意
の場所に記録されている映像データを所定の順で編集す
るように指定されるのが一般的である。そして、この所
定の順に各編集区間を編集することを可能にしたのが上
述の請求項5に記載の発明であるが、ここでは、更に所
定の順に編集すべきところを、ビデオ記録媒体の端部側
から編集対称に指定された編集区間を順次編集していっ
ても、最終的には所定の順番通りに編集したのと同じ結
果が得られるようにしたものである。この場合、再配列
手段が所定の順に配列されて記憶されている編集情報の
順番を、ビデオ記録媒体の端部に近い編集区間から編集
が進むように再配列する。これにより、ある編集区間か
ら次の編集区間への移動の方向が常に一定の方向、例え
ばビデオ記録媒体の記録方向であるので、編集のための
移動の方向が切り替わることによって生じる移動に係わ
る無駄な時間を使うことなく、より短時間の移動が可能
となる。これは、全体の編集時間の短縮にもつながる。
【0027】なお、最終的に所定の順番で編集したのと
同じ結果を得るためには、この編集処理で得られる各編
集区間に対応する情報に、編集者により予め指定された
編集の順番に関する情報を付加したり、この編集の順番
に関する情報を検索することができる情報を付加してお
けばよい。従って、本発明では、請求項2〜5のいずれ
かに記載の発明の効果に加えて、編集作業の能率を一層
向上させることができるといった効果が生じる。
【0028】請求項7記載の発明は、請求項2〜6のい
ずれかに記載の構成に加え、上記関連づけ手段は、上記
第2の作成手段が作成した第1の分割点情報と、上記第
3の作成手段が作成した編集情報とを同一のメモリに格
納して記憶することにより、上記第1の分割点情報と上
記編集情報とを関連づけることを特徴としている。
【0029】選ばれたビデオ記録媒体に対して所望の編
集を行う場合、この選ばれたビデオ記録媒体から作成さ
れた分割点情報と一致する、予め記憶された分割点情報
を探し出す。ここで、予め記憶された分割点情報と編集
情報とが同じメモリに記憶されておれば、分割点情報に
対応する編集情報を別のメモリから探し出す処理が必要
なくなり、分割点情報を使って選ばれたビデオ記憶媒体
に適する編集情報を容易に抽出することができ、これに
基づいた適切な編集もできる。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項7記載の構
成に加え、上記関連づけ手段は、上記第2の作成手段が
作成した全ての第1の分割点情報と、上記第3の作成手
段が作成した全ての編集情報とを対にして、共通の識別
情報を付与することにより、上記第1の分割点情報と上
記編集情報とを関連づけることを特徴としている。
【0031】これにより、分割点情報を使って選ばれた
ビデオ記録媒体に適する編集情報を容易に確実に抽出す
ることができ、これに基づいた適切な編集もできる。請
求項9記載の発明は、請求項2〜6のいずれかに記載の
構成に加え、上記関連づけ手段は、上記全ての第1の分
割点情報と上記全ての編集情報とのうち少なくとも一方
の情報に、他方の情報の記憶位置を検索するための検索
情報を付与することにより、上記第1の分割点情報と上
記編集情報とを関連づけることを特徴としている。
【0032】これにより、分割点情報と編集情報のいか
なる記憶形態にも対応することができ目的とする編集情
報を容易に確実に抽出することができ、これに基づいた
適切な編集もできる。請求項10記載の発明は、請求項
1〜9のいずれかに記載の構成に加え、上記時間データ
は、上記映像データを記録した日時を表す日時情報或い
は上記映像データを構成する映像フレームを計数したタ
イムコードのうち少なくとも一方からなることを特徴と
している。
【0033】分割点情報や編集情報に用いる時間データ
は、映像データの記録時に付与される日時情報やタイム
コードといったデジタルデータであるので、例えば、ビ
デオ記録媒体の再生装置のヘッドの汚れにより再生特性
に変化が生じたとしても、常に同じ分割点情報や編集情
報を作成することができ、編集対象のビデオ記録媒体の
適切な同定とその編集が可能となる。
【0034】請求項11記載の発明は、予め決められた
端部から記録が可能なビデオ記録媒体に記録された映像
データを編集するために、編集すべき映像データの始点
と終点とにより少なくとも1つの編集区間を指定し、そ
の指定された編集区間の映像データを編集する映像編集
方法であって、上記映像データの記録日時或いは記録の
時間的順序に関する時間データが、上記映像データと対
応付けて記録された上記ビデオ記録媒体に対して、上記
時間データが不連続な位置である分割点が位置する位置
関連情報を、上記ビデオ記録媒体の上記端部の位置を基
準として作成する第1の作成処理と、上記ビデオ記録媒
体中に存在する全ての上記分割点のそれぞれに対して、
上記第1の作成処理で作成された上記各位置関連情報
と、上記各分割点に対応した時間データとを組にして構
成した第1の分割点情報を作成して記憶する第2の作成
処理と、上記ビデオ記録媒体に対して単数または複数の
編集区間が指定されたとき、その編集区間のそれぞれに
関して、上記編集区間の始点と終点との時間データと、
その編集区間に始点側または終点側から最も近い上記分
割点に対応した上記位置関連情報とを組にして構成した
編集情報を順次作成する第3の作成処理と、個々に編集
区間が指定された単数または複数のビデオ記録媒体のそ
れぞれに対して、上記第2の作成処理で作成された全て
の第1の分割点情報と、上記第3の作成処理で作成され
た各編集情報とを関連づける関連づけ処理と、任意のビ
デオ記録媒体に対して、上記第1の作成処理で作成され
る全ての分割点の位置関連情報と、該各分割点に対応し
た時間データとを組にして構成した第2の分割点情報を
作成して記憶する第4の作成処理と、を備え、該第4の
作成処理で記憶される第2の分割点情報に全て一致する
上記第1の分割点情報に対して上記関連づけ処理で関連
づけられた上記編集情報に基づいて、上記任意のビデオ
記録媒体における上記編集区間内の映像データを編集す
ることを特徴としている。
【0035】本発明では、上記第1の作成処理,第2の
作成処理,第3の作成処理,関連づけ処理,及び第4の
作成処理を実行してビデオ記録媒体における上記編集区
間内の映像データを編集することによって、請求項1記
載の発明と同様の作用・効果が生じる。また、上記各処
理に請求項2〜10のいずれかと同様の限定を加えれ
ば、請求項2〜10のいずれかに記載の発明と同様の作
用・効果が生じる。
【0036】請求項12記載の記憶媒体は、請求項11
記載の映像編集方法をコンピュータに実行させるための
ソフトウェアプログラムを記憶したことを特徴としてい
る。本発明に記憶されたソフトウェアプログラムをコン
ピュータに実行させれば、請求項11記載の映像編集方
法をそのコンピュータによって実行し、請求項1記載の
発明と同様の作用・効果を得ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。図1は、本発明が適用された映
像編集装置の一部を構成するテープ分割点情報作成装置
1の内部構成を表す構成図である。
【0038】テープ分割点情報作成装置1は、入力処理
部105、分割点情報生成処理部110、テープ分割点
情報出力処理部115、テープ特定情報生成処理部12
0などを備えている。入力処理部105は、デジタルビ
デオデッキ200から出力された映像信号及び付加情報
(ここではタイムコード)を分離して、それぞれ分割点
情報生成処理部110へと出力する。この場合、分離す
る付加情報としてビデオ記録媒体に記録されている映像
データを構成する映像フレームを計数したタイムコード
を用いても、映像データを記録した日時を表す日時情報
を用いてもよい。或いは、両方を用いてもよい。
【0039】分割点情報生成処理部110は、入力処理
部105から入力した映像信号及び付加情報に基づき、
そのうち特に付加情報に基づいて後述の分割点情報を生
成する。テープ分割点情報出力処理部115は、テープ
特定情報生成処理部120から入力したテープ特定情報
(テープラベル名等)と分割点情報生成処理部110か
ら入力した分割点情報とに基づき、テープ分割点情報を
生成してハードディスク220へ出力する。
【0040】本実施の形態の映像編集装置は、デジタル
ビデオデッキ200が再生する映像信号をMPEG2で
エンコードする際のエンコード範囲等を指定するエンコ
ード情報作成モードと、そのエンコード情報に基づいて
実際にMPEG2によるエンコードを行うエンコード実
行モードとを備えている。そして、前述のように構成さ
れたテープ分割点情報作成装置1は両モードで次のよう
に使用される。
【0041】図2は、本実施の形態の映像編集装置の、
エンコード情報作成モードに関わるシステム構成を表す
ブロック図である。エンコード情報作成モードでの動作
時には、デジタルビデオデッキ200から出力される映
像信号及び付加情報がテープ分割点情報作成装置1に入
力される。
【0042】テープ分割点情報作成装置1で前述のよう
に作成されたテープ分割点情報は、デジタルビデオデッ
キ200からの映像信号及び付加情報と共にエンコード
範囲入力処理部210に入力される。エンコード範囲入
力処理部210は、後述の図11に示すような画像を表
示することによって利用者にエンコード範囲を入力させ
る。こうして入力されたエンコード範囲は、テープ分割
点情報と共にエンコード情報作成処理部215へ入力さ
れる。エンコード情報作成処理部215は、テープ分割
点情報とエンコード範囲とに基づいてエンコード情報を
作成し、ハードディスク220へ出力する。
【0043】図3は、本映像編集装置の、エンコード実
行モードに関わるシステム構成を表すブロック図であ
る。エンコード実行モードでの動作時にも、テープ分割
点情報作成装置1には、デジタルビデオデッキ200か
ら出力される映像信号及び付加情報が入力される。
【0044】テープ分割点情報作成装置1は、デジタル
ビデオデッキ200に挿入されているビデオ記録媒体と
してのビデオテープに対して、上記と同様にテープ分割
点情報を作成し、エンコード情報検索装置400に入力
する。エンコード情報検索装置400は、入力されたテ
ープ分割点情報に対応するエンコード情報をハードディ
スク220から検索する。検索されたエンコード情報は
エンコード制御処理部300に入力され、エンコード制
御処理部300は、このエンコード情報に基づいてデジ
タルビデオデッキ200を制御する。
【0045】このときに得られる映像信号及び音声信号
は、MPEG2エンコーダ310に入力してエンコード
され、MPEG2データとして外部(ハードディスク2
20の所定領域でもよい)に出力される。なお、MPE
G2エンコーダ310は、入力した映像信号をMPEG
2規格に従って圧縮されたデジタルデータに変換する周
知のハードウェアである。また、図3では、データの流
れを分かり易くするため、デジタルビデオデッキ200
を2つ描いたが、これらは同一のものであってもよい。
【0046】ところで、以上説明した構成のうち、テー
プ分割点情報作成装置1が備える入力処理部105、分
割点情報生成処理部110、テープ分割点情報出力処理
部115、及び、テープ特定情報生成処理部120と、
映像編集装置が備えるエンコード範囲入力処理部21
0、エンコード情報作成処理部215、エンコード情報
検索装置400、及び、エンコード制御処理部300
は、パーソナルコンピュータと、必要な各種周辺機器
と、パーソナルコンピュータを上記各部として機能させ
るソフトウェアとを備えてなるコンピュータ・システム
によって構成されている。
【0047】このコンピュータ・システムは、図4に示
すように、CPU10、ROM12、RAM14、ディ
スプレイ16、キーボード18、マウス20、IEEE
1394インターフェイス26、MPEG2エンコーダ
310、ハードディスク220によって構成される。
【0048】デジタルビデオデッキ200から、映像信
号及び付加情報をコンピュータ・システムへ取り込む処
理は、IEEE1394インターフェイス26を介して
行われる。上記入力処理部105、分割点情報生成処理
部110、テープ分割点情報出力処理部115、及び、
テープ特定情報生成処理部120としての各機能は、コ
ンピュータ・システムが、ハードディスク220に記録
されたテープ分割点情報作成プログラム32に基づいて
動作することにより実現される。
【0049】また、エンコード範囲入力処理部210、
及び、エンコード情報作成処理部215としての各機能
は、コンピュータ・システムが、ハードディスク220
に記録されたエンコード情報生成プログラム34に基づ
いて動作することにより実現される。
【0050】更に、エンコード情報検索装置400、及
び、エンコード制御処理部300としての各機能は、コ
ンピュータ・システムが、ハードディスク220に記録
されたエンコード処理プログラム36に基づいて動作す
ることにより実現される。また、エンコード情報作成処
理部215が出力するエンコード情報38、及び、MP
EG2エンコーダ310が出力するMPEG2データ4
0も、それぞれハードディスク220にファイルとして
保存される。この場合、ハードディスク220は、コン
ピュータシステムに上述した各機能を実現させるための
プログラムを格納する記憶媒体として働く。
【0051】次に、このように構成された映像編集装置
が実行する処理について説明する。本映像編集装置で
は、上記各処理が、図5,図6のフローチャートに示す
ように一連の処理として実行される。図5に示すよう
に、処理を開始するとCPU10は、先ずS1(Sはス
テップを表す:以下同様)にて、デジタルビデオデッキ
200にビデオテープが挿入されたか否かを判断する。
挿入されていなければ(S1:NO)、そのままS1で
待機し、ビデオテープが挿入されると(S1:YE
S)、続くS3へ移行する。S3では、ディスプレイ1
6に「分割点情報を作成します。」というメッセージを
表示し、続くS5にて後述の分割点情報作成処理を実行
した後、S7にて、ディスプレイ16に「編集区間を指
定して下さい。」というメッセージを表示する。このメ
ッセージを表示した後、続くS9では、編集区間(エン
コード範囲ともいう)の入力があるまで待機する。
【0052】ここで、分割点情報作成処理について説明
する。先ず、図7に示すように、ビデオテープに3つの
カット(映像が連続した録画部)が存在する場合を例に
とって、分割点について説明する。図7の例では、カッ
ト1の開始点のタイムコードが00:00:00:0
0、終了点のタイムコードが00:10:00:00と
なっている。少し間隔(無記録部分)を開けてカット2
が始まり、開始点のタイムコードが00:00:00:
00、終了点のタイムコードが00:13:00:00
となっている。間髪を入れずにカット3が始まり、開始
点のタイムコードが00:05:10:00、終了点の
タイムコードが00:14:00:00となっている。
このように、カットとカットとの境目ではタイムコード
が不連続になる。
【0053】そこで、本実施の形態では、タイムコード
が不連続な部分を分割点として検出し、分割点で区切ら
れた区間を1つの分割点番号に対応させている。また、
本実施の形態では、タイムコードが存在しない無記録部
分も1つの分割点番号に対応させている。
【0054】このため、図7のビデオテープからは、図
8に示すようなテープ分割点情報が得られる。すなわ
ち、分割点で区切られた区間の開始点タイムコード,終
了点タイムコード,及びタイムコード間隔に、その区間
が無記録部分であるか否かを表す記録フラグと、その区
間がビデオテープの先端から数えて何番目の区間かを表
す分割点番号とを加えて1つの区間に対する分割点情報
が構成される。その分割点情報をビデオテープの全区間
に対して集めると共に、分割点情報の数を表す分割情報
数、及び、テープ特定情報としてのテープラベル名を情
報ヘッダとして加えて、テープ分割点情報が構成され
る。
【0055】なお、無記録部分に対応する分割点情報の
場合、図8の「分割点情報2」に示すように、開始点タ
イムコード,終了点タイムコード,及びタイムコード間
隔はいずれもブランクとなる。また、図9には、このテ
ープ分割点情報を一般化して表したので参照されたい。
【0056】前述のS5では、デジタルビデオデッキ2
00に挿入されたビデオテープに対してこのようなテー
プ分割点情報を作成する。次に、このS5の処理の詳細
について、図10のフローチャートを用いて説明する。
この処理では、先ずS11にて、デジタルビデオデッキ
200にIEEE1394インターフェイス26を介し
て制御信号を送ることによってビデオテープを巻き戻
し、テープ位置をテープの先端に移動させる。続くS1
3では、分割点番号を1にセットし、更に、S15に
て、IEEE1394インターフェイス26を介して現
在のテープ位置におけるタイムコードを読み出す。
【0057】続くS17では、テープの早送りを開始
し、S19にて、その早送りを行いながらタイムコード
を1フレームずつ順次読み出し、直前のテープ位置のタ
イムコードと比較する。更に、S19に続くS21〜S
25では、ビデオテープの終端に達したか否か(S2
1)、現在のテープ位置が無記録部分であるか否か(S
23)、タイムコードが不連続であるか否か(S2
5)、を順次判断する。映像が連続的に記録された通常
の部分では、S21〜S25では全て否定判断して、再
びS19へ移行する。そして、S19〜S25のループ
処理を繰り返すことにより、タイムコードを比較して上
記判断を行いながら早送りを続行する。
【0058】タイムコードが不連続なテープ位置に達す
ると(S25:YES)、デジタルビデオデッキ200
を停止し(S27)、分割点情報を作成する(S2
9)。すなわち、S15で読み出したタイムコードを開
始点タイムコード、S25にてタイムコード不連続と判
断する直前のタイムコードを終了点タイムコードとし
て、これにS13でセットした分割点番号の1、及び
「記録あり」を意味する記録フラグを加えて、図9の右
側に抽出して示したような分割点情報を1つ作成する。
続いて、S31にて分割点番号を1つ加算した後、前述
のS15へ移行し、次の区間に対応する分割点情報を作
成する。
【0059】一方、上記早送り中(S19〜S25)に
無記録部分を検出した場合は(S23:YES)、S3
2へ移行して、無記録部分と判断する直前のタイムコー
ドを終了点タイムコードとして分割点情報を1つ作成す
る。続くS33では、分割点番号を1つ加算し、更に続
くS34では、その無記録部分に対応する分割点情報を
1つ作成する。無記録部分に対応する分割点情報は、図
8に分割点情報2として例示したように、開始点タイム
コード,終了点タイムコード,及びタイムコード間隔は
いずれもブランクとされ、記録フラグは「記録なし」に
設定される。
【0060】続くS35では、上記早送りを続けながら
記録部分を探し、記録部分があった場合(S36:YE
S)、その記録部分の先端でデッキを停止して(S3
7)、前述のS31へ移行する。すると、その記録部分
に対してS15以降の処理が実行され、分割点情報が作
成される。一方、上記無記録部分の後には記録部分がな
かった場合は(S36:NO)、そのまま図5のS9へ
移行する。
【0061】また、上記早送り中(S19〜S25)に
テープの終端を検出した場合は(S23:YES)、そ
の終端のタイムコードを終了点タイムコードとして分割
点情報を1つ作成し(S41)、図5のS9へ移行す
る。なお、図10の処理によって作成された一連の分割
点情報は、図8,図9に示すように1つのテープ分割点
情報としてハードディスク220にまとめて記録され
る。また、キーボード18等により特に入力があった場
合は、そのテープ分割点情報にテープラベル名が記録さ
れる。このテープラベル名はテープ分割点情報に必須の
データではなく、例えば、後述のS62で作成されるテ
ープ分割点情報にはテープラベル名がない。
【0062】図5へ戻って、分割点情報作成処理(S
5)の後に「編集区間を指定して下さい。」と表示され
ると(S7)、利用者は、デジタルビデオデッキ200
によるビデオテープの再生、再生しながら早送りを行う
いわゆるキュー、再生しながら巻き戻しを行ういわゆる
レビューのいずれかを実行して、編集区間の指定を行
う。そこで、S9では、上記再生,キュー,レビューの
いずれかがデジタルビデオデッキ200に指示されたと
き、区間入力あり(YES)と判断してS42へ移行す
る。S42では、図11に例示するようなエンコード範
囲入力画面をディスプレイ16に表示し、続くS43〜
S51の処理では、このエンコード範囲入力画面に対す
る操作に応じて次のようにエンコード情報38を作成す
る。
【0063】図11に示すように、エンコード範囲入力
画面には、ビデオテープの再生画像を表示する画像表示
部51と、その時点のテープ位置に対応した分割点番号
及びタイムコードを表示する分割点番号表示部52及び
タイムコード表示部53と、そのテープ位置を編集区間
の開始点または終了点に設定するための開始点設定ボタ
ン54及び終了点設定ボタン55と、それまでに設定さ
れた開始点及び終了点を分割点番号及びタイムコードに
よって表形式で表示する設定状態表示部56と、が設け
られる。
【0064】なお、本実施の形態では、1つの編集区間
の開始点及び終了点は同一の分割点番号に属する範囲内
で指定されるものとする。また、本実施の形態では、ビ
デオテープの再生,早送り,巻き戻し,停止等はデジタ
ルビデオデッキ200のボタンで指示することを前提と
しているが、エンコード範囲入力画面にビデオテープの
再生,早送り,巻き戻し,停止等を指示するためのボタ
ンを設けてもよい。この場合、デジタルビデオデッキ2
00の操作と開始点等の設定とが1つの画面上でできる
ので、操作性が一層向上する。
【0065】図5へ戻って、そこでS43では、開始点
設定ボタン54の操作に応じて開始点のタイムコードを
読み出し、S45では、終了点設定ボタン55の操作に
応じて終了点のタイムコードを読み出し、S47では、
開始点及び終了点に対応する分割点番号を取得する。続
くS49では、このように読み出しまたは取得した開始
点,終了点のタイムコードと分割点番号とのデータの組
を作成し、S51にて、そのデータの組を編集区間毎に
ハードディスク220に登録・記録して、図12に範囲
情報1,2,…として例示するようなエンコード範囲情
報を作成する。
【0066】続くS53では、エンコード範囲情報の作
成が全区間に渡って終了したか否かを判断し、終了して
いない場合(NO)は再びS42へ、終了した場合(Y
ES)は続くS55へ移行する。なお、ここでは、例え
ばビデオテープがデジタルビデオデッキ200から取り
出された時点をもって全区間終了と判断する。
【0067】このように、1つのビデオテープに対して
複数のエンコード範囲情報が登録された場合、それらは
図12に例示するように一連のデータとして記録され
る。また、エンコード範囲情報は必ずしもビデオテープ
の先端側から登録・記録されるわけではなく、編集の意
図に基づいて、図12に例示する範囲情報2,範囲情報
3のように、先端側のエンコード範囲情報が後からビデ
オテープの先端側に戻って登録・記録される場合もあ
る。
【0068】そして、1つのビデオテープに対するエン
コード範囲情報の作成が全区間に渡って終了すると(S
53:YES)、S55にて、上記登録・記録されたエ
ンコード範囲情報とそのビデオテープに対してS5で作
成されたテープ分割点情報とを関連づけてエンコード情
報38を作成し、ハードディスク220に記録する。
【0069】なお、エンコード範囲情報とテープ分割点
情報との関連づけは、対応するエンコード範囲情報とテ
ープ分割点情報とを同一の記憶領域に格納して記憶する
ことによって行ってもよく、エンコード範囲情報とテー
プ分割点情報との双方に共通の識別情報を付与すること
によって行ってもよく、少なくともいずれか一方の情報
に他方の情報の記憶位置を検索するための検索情報を付
与することによって行ってもよい。
【0070】続くS57では、編集対象の全てのビデオ
テープに対してエンコード情報38の作成が終了したか
否かを判断する。この判断の方法としては、例えば、
「続いて他のテープも編集しますか?」等のメッセージ
を「YES」ボタン及び「NO」ボタンと共にディスプ
レイ16に表示し、いずれのボタンがクリックされたか
によって判断する方法が考えられる。
【0071】他のビデオテープも編集する場合は(S5
7:NO)、再びS1へ移行して新たにビデオテープが
挿入されるまで待機し、全てのビデオテープに対する処
理が終了した場合は(S57:YES)、続くS59へ
移行する。なお、以上説明したS1〜S57の処理が前
述のエンコード情報作成モードとしての処理でエンコー
ド情報生成プログラム34に基づいて実行され、以下に
説明するS57以降の処理がエンコード実行モードとし
ての処理でエンコード処理プログラム36に基づいて実
行され、各処理のうちのS5,S62の処理がテープ分
割点情報作成プログラム32に基づいて実行される。
【0072】S59では、ディスプレイ16に「編集対
象のテープを挿入して下さい。」というメッセージを表
示し、続くS61にて、デジタルビデオデッキ200に
ビデオテープが挿入されるまで待機する。この表示に応
じて、利用者は、前述のエンコード情報作成時に使用し
たビデオテープをそのエンコード情報作成時の順序でデ
ジタルビデオデッキ200に挿入する。
【0073】ビデオテープが挿入されると(S61:Y
ES)、そのビデオテープに対して図10に示す前述の
分割点情報作成処理を実行し(S62)、作成されたテ
ープ分割点情報を、n本目のビデオテープのエンコード
情報38に対応したテープ分割点情報と比較する(S6
3)。なお、nは処理の開始時に1にセットされる変数
である。
【0074】続くS64では、S63の比較結果に基づ
き両テープ分割点情報が一致したか否かを判断する。一
致した場合は(S64:YES)、そのビデオテープに
対して指定された編集区間をMPEG2エンコーダ31
0にてエンコードするエンコード処理を実行し(S6
5)、S66にてnを1つ加算した上で全てのビデオテ
ープに対するエンコード処理が終了したか否かを判断す
る(S67)。終了していない場合は(S67:N
O)、再びS59,S61へ移行して次のビデオテープ
が挿入されるまで待機し、挿入されると(S61:YE
S)、そのビデオテープに対して同様の処理を実行する
(S62〜S66)。
【0075】一方、S64で一致しないと判断した場合
は、ビデオテープをデジタルビデオデッキ200に挿入
する順序を利用者が間違えた場合である。そこで、この
場合(S64:NO)、ディスプレイ16に「テープが
違います。」というメッセージを表示し(S68)、再
びS59,S61へ移行して他のビデオテープが挿入さ
れるまで待機する。そして、全てのビデオテープに対し
てエンコード処理が終了すると(S67:YES)、本
処理を終了する。
【0076】ここで、S65におけるエンコード処理に
ついて、図13〜図15のフローチャートを用いて詳細
に説明する。図13に示すように、処理を開始すると、
S71にてテープ位置を先端に移動し、続くS72に
て、現在分割点番号(BG)を1にセットする。続くS
73ではエンコード範囲情報の有無を判断し、エンコー
ド範囲情報がある場合は(S73:YES)、先頭のエ
ンコード範囲情報から順に、そのエンコード範囲情報に
対応する分割点番号及び開始点タイムコードをハードデ
ィスク220から順次読み出して取得する(S74)。
【0077】続いて、後述の開始点への頭出し処理を実
行して上記取得した開始点へテープ位置を移動し(S7
5)、MPEG2エンコーダ310を用いた周知のエン
コードを別ルーチンにて開始する(S76)。続くS7
7では、このようにエンコードを実行しながら終了点に
到達するまで待機し、終了点に到達すると(S77:Y
ES)、エンコードを終了して前述のS73へ移行する
(S78)。
【0078】なお、エンコードの具体的な手順は公知技
術(例えば、特開平9−298711号参照)であり、
また、本発明の要部でもないので、詳細な説明は省略す
る。こうして、ハードディスク220に記録されたエン
コード範囲情報に基づいて順次エンコードを行い(S7
4〜S78)、全てのエンコード範囲情報に応じたエン
コードが終了して未処理のエンコード情報がなくなると
(S73:NO)、本処理を終了して図6のS66へ移
行する。
【0079】次に、S75の開始点への頭出し処理につ
いて、更に詳細に説明する。図14に示すように、この
処理では、先ずS81にて、S74で取得した開始点の
分割点番号を変数BAに、開始点のタイムコードを変数
TAに、それぞれセットする。続くS83では、現在の
テープ位置の分割点番号(BG)と上記BAとが等しい
か否かを判断し、等しい場合は(S83:YES)、S
85にて現在のテープ位置のタイムコード(TG)を読
み出す。
【0080】続くS87では、TGとTAとを比較し、
TG<TAの場合はテープの早送りを(S89)、TG
>TAの場合はテープの巻き戻しを(S91)、それぞ
れ開始する。続くS93では、順次タイムコードを読み
出してその値でTGを更新し、続くS95にてTG=T
Aとなったか否かを判断する。TG≠TAの場合は(S
95:NO)、S93へ移行して上記早送りまたは巻き
戻しを続行しながらTGの更新を続ける。そして、TG
=TAとなると(S95:YES)、デジタルビデオデ
ッキ200を停止し(S97)、本処理を終了して図1
3のS76へ移行する。また、S87へ移行した時点で
既にTG=TAとなっていた場合は、S87から直接S
97へ移行し、デジタルビデオデッキ200を停止して
S76へ移行する。
【0081】一方、S83にてBG≠BA(NO)と判
断した場合は、S99へ移行して次に示す現在分割点移
動処理を実行し、再びS83へ移行する。現在分割点移
動処理とは、テープ位置を分割点1つ分移動する処理
で、詳細を図15に示す。図15に示すように、本処理
では、先ずBGがBAより小さいか否かを判断し(S1
01)、BG<BA(YES)の場合はビデオテープの
早送りを(S103)、BG>BA(NO)の場合はビ
デオテープの巻き戻しを(S105)、それぞれ開始し
てS107へ移行する。S107では、タイムコードを
順次比較し、続いて、現在のテープ位置が無記録部分で
あるか否か(S109)、タイムコードが不連続である
か否か(S111)、を順次判断する。映像が連続的に
記録された通常の部分では、S109,S111では共
に否定判断して再びS107へ移行する。そして、S1
07〜S111のループ処理を繰り返しながら、前述の
早送りまたは巻き戻しを続行する。
【0082】タイムコードが不連続なテープ位置に達す
ると(S111:YES)、S113へ移行してビデオ
テープは早送り中か否かを判断する。早送り中でない場
合(NO:すなわち巻き戻し中の場合)は現在のテープ
位置の分割点番号のBGを1減算し(S115)、早送
り中(YES)の場合はBGを1加算して(S11
7)、デジタルビデオデッキ200を停止する(S11
9)。このように、本処理では、タイムコードの不連続
部に達すると、早送り中か巻き戻し中かに応じてBGを
1加算または減算してデジタルビデオデッキ200を停
止し、処理を終了して前述のS83へ移行する。
【0083】また、上記S107〜S111のループ処
理中に無記録部分を検出した場合は(S109:YE
S)、S121へ移行してビデオテープは早送り中か否
かを判断する。早送り中の場合は(S121:YE
S)、S123にてBGを1つ加算し、続くS125に
てテープ位置を記録部分まで早送りして前述のS113
へ移行する。一方、早送り中でない場合は(S121:
NO)、S127にてBGを1つ減算し、続くS129
にてテープ位置を記録部分まで巻き戻して前述のS11
3へ移行する。
【0084】図8に例示したように、本実施の形態では
無記録部分にも1つの分割点番号を割り当てているた
め、無記録部分を挟んで隣接する記録部分同士は分割点
番号が2つ異なることになる。そこで、無記録部分を検
出したときは(S109:YES)、S121〜S12
9の処理とS113〜S117の処理とを順次通過する
ことによって、早送り中か巻き戻し中かに応じてBGを
2加算または減算するのである。
【0085】このように、本実施の形態の映像編集装置
では、タイムコードの不連続な点を分割点として検出し
(S25)、その分割点に対応する分割点番号とタイム
コードとを組にして分割点情報を作成している(S2
9)。そして、編集区間の指定時にデジタルビデオデッ
キ200に挿入されていたビデオテープと、実際の編集
時にデジタルビデオデッキ200に挿入されたビデテー
プとのテープ分割点情報が一致したときにのみ(S6
4:YES)、そのビデオテープに対して上記編集区間
に応じたエンコード処理(S65)を実行している。
【0086】このため、編集区間の指定時に挿入されて
いたビデオテープとは異なるビデオテープに対して誤っ
て上記編集区間に応じたエンコードをして、利用者の意
に反した編集がなされるのを、良好に防止することがで
きる。また、本実施の形態では、上記両ビデオテープの
テープ分割点情報が一致しない場合には(S64:N
O)、テープが違う旨表示しているので、一層確実に編
集作業を行うことができる。
【0087】更に、本実施の形態では、無記録部分に対
しても上記分割点情報を作成しているので(S34)、
テープ分割点情報が有する、ビデオテープを識別するた
めの固有の情報としての精度が一層向上し、前述のよう
な意に反した編集がなされるのを一層良好に防止するこ
とができる。また、上記テープ分割点情報は、編集区間
の指定やエンコード処理においても利用されているの
で、処理に無駄がなく、一層の効率化を図ることもでき
る。
【0088】なお、上記実施の形態において、S25の
処理が検出手段に、S29の処理のうち分割点番号を読
み出す処理が第1の作成手段に、S29の処理のうち分
割点の前後のタイムコードをビデオテープから記憶する
処理が記憶手段に、S29の処理のうち上記分割点番号
と上記タイムコードとから分割点情報を作成する処理が
第2の作成手段に、S42の処理によって表示される画
面が指定手段に、S49の処理が第3の作成手段に、S
55の処理が関連づけ手段に、S62の処理が第4の作
成手段に、S64の処理が確認手段に、S75及びS7
7の処理が区間特定手段に、S68の処理が通知手段
に、それぞれ相当する。
【0089】また、本発明は上記実施の形態に何等限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の形態で実施することができる。例えば、上記実施
の形態では、映像データを構成する映像フレーム数を計
数したタイムコードを時間データとして使用している
が、時間データとしては、映像データを記録した日時を
表す日時情報を使用してもよい。また、位置関連情報と
しては、上記実施の形態では分割点番号を使用している
が、代わりに、分割点の位置を表すテープカウンタの値
等を使用してもよい。
【0090】更に、上記処理の変形例も種々考えられ
る。例えば、上記実施の形態では、テープ分割点情報に
対応するnを1ずつ順次加算することによって、編集対
象のビデオテープを予め定められた順序でデジタルビデ
オデッキ200に挿入することを要求しているが、次の
ように処理を構成すれば、挿入順序は不同でもよい。な
お、以下の説明において、同一符号を付したステップは
上記実施の形態と同一内容の処理を表し、そのステップ
に連接し、かつ、図示を省略したステップも、上記実施
の形態と同様に構成されている。
【0091】図16は、このような変形例の処理を表す
フローチャートである。この処理では、S64にて一致
しない(NO)と判断した場合、S69aへ移行し、未
処理の「n」(すなわち、そのビデオテープに対してS
63によるテープ分割点情報の比較が未だなされていな
い「n」)を検索する。続くS69bでは、未処理の
「n」が検出できず、全ての「n」が処理済みであった
か否かを判断する。
【0092】S69aにて未処理の「n」を検出した場
合は、S69bでは否定判断して、前述のS63へ移行
する。すると、上記検索したn本目のビデオテープのテ
ープ分割点情報とデジタルビデオデッキ200に挿入中
のビデオテープに対して作成されたテープ分割点情報と
を比較し、両者が一致しなければ(S64:NO)、再
びS69a,S69bの処理を繰り返す。そして、各テ
ープ分割点情報が互いに一致すると(S64:YE
S)、前述のS65にてエンコード処理を実行した後、
S66aにて未編集の「n」を検索する。
【0093】すなわち、S66aでは、エンコード処理
が終了していない「n」を一つ選択し、前述のS67を
介してS59へ移行し、他のビデオテープの編集を続行
する。ここで、S66aの処理は、利用者がビデオテー
プを予め定められた順序で挿入した場合は、前述の実施
の形態におけるS66と同様にnを1ずつ加算する処理
となる。ところが、利用者がビデオテープを順番通りに
挿入しなかった場合は、挿入されているビデオテープに
応じた「n」がS69aにより検索され、その「n」に
応じたエンコード情報38に基づいてエンコード処理が
なされる(S65)。従って、この場合、S66aによ
るnの検索は飛び飛びの値を検索することになる。そし
て、全てのテープに対してエンコードが終了すると(S
67:YES)、前述のように処理を終了する。
【0094】一方、S69aで未処理の「n」が検出で
きず、全ての「n」が処理済みであると判断した場合
(S69:YES)、デジタルビデオデッキ200に挿
入されているビデオテープは、現在行おうとしている編
集とは全く関係のないビデオテープであることが予想さ
れる。そこで、この場合、前述の実施の形態と同様に、
「テープが違います。」というメッセージを表示し(S
69c)、S59,S61へ移行して他のビデオテープ
が挿入されるまで待機する。
【0095】また、上記各実施の形態では、現在分割点
移動処理(S99)等によってビデオテープの早送り,
巻き戻しを行い、エンコード(S76)のための頭出し
を行っているが(S75)、エンコード範囲情報を予め
分割点番号の大小に基づいてビデオテープの先端に近い
順に配列しておけば、現在分割点移動処理(S99)等
ではビデオテープの早送りのみを実行するだけでよく、
編集作業の能率を一層向上させることができる。次に、
このような変形例を図17のフローチャートを用いて説
明する。
【0096】本処理では、全区間に渡ってエンコード範
囲情報の作成が終了すると(S53:YES)、S54
aへ移行し、上記作成されたエンコード範囲情報を対応
する分割点番号の順に配列する。続くS54bでは、同
一の分割点番号に複数のエンコード範囲情報が属する部
分があるか否かを判断し、ない場合はそのまま(S54
b:NO)、ある場合は(S54bYES)、その分割
点番号に属するエンコード範囲情報を開始点のタイムコ
ード順に配列して(S54c)、前述のS55へ移行す
る。
【0097】このように、処理を構成した場合、エンコ
ード範囲情報がビデオテープの先端に近い順に配列さ
れ、開始点への頭出し処理(図14)ではビデオテープ
の早送りのみを実行するだけでよい。このため、編集作
業の能率を一層向上させることができる。なお、S54
a〜S54cの処理は再配列手段に相当する。また、こ
れらの処理(S54a〜S54c)は、図18にS70
a〜S70cとして示したように、エンコード処理の開
始時に実行してもよい。この場合も、ほぼ同様の効果が
生じる。
【0098】更に、S54b及びS54cの処理、また
は、S70b及びS70cの処理は省略してもよい。こ
の場合でも、少なくとも現在分割点移動処理(図15)
ではビデオテープの早送りのみを実行するだけでよくな
り、編集作業の能率をある程度向上させることができ
る。また、本発明は、編集対象のビデオテープが1本だ
けである場合などを含め、種々の形態の映像編集装置に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した映像編集装置の一部を構成
するテープ分割点情報作成装置の内部構成を表す構成図
である。
【図2】 上記映像編集装置のエンコード情報作成モー
ドに関わるシステム構成を表すブロック図である。
【図3】 上記映像編集装置のエンコード実行モードに
関わるシステム構成を表すブロック図である。
【図4】 上記映像編集装置を構成するコンピュータシ
ステムの構成図である。
【図5】 上記映像編集装置が実行する処理を表すフロ
ーチャートである。
【図6】 その処理の続きを表すフローチャートであ
る。
【図7】 分割点情報を説明するためのカットの一例を
表す説明図である。
【図8】 その例から得られるテープ分割点情報を表す
説明図である。
【図9】 そのテープ分割点情報を一般化して表す説明
図である。
【図10】 上記処理のうち分割点情報作成処理を表す
フローチャートである。
【図11】 上記処理で表示されるエンコード範囲入力
画面の一例を表す説明図である。
【図12】 上記処理で作成されるエンコード範囲情報
の一例を表す説明図である。
【図13】 上記処理のうちエンコード処理を表すフロ
ーチャートである。
【図14】 そのエンコード処理のうち開始点への頭出
し処理を表すフローチャートである。
【図15】 その開始点への頭出し処理のうち現在分割
点移動処理を表すフローチャートである。
【図16】 上記処理の変形例を表すフローチャートで
ある。
【図17】 上記処理の他の変形例を表すフローチャー
トである。
【図18】 上記エンコード処理の変形例を表すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…テープ分割点情報作成装置 16…ディスプレイ
18…キーボード 20…マウス 26…IEEE13
94インターフェイス 32…テープ分割点情報作成プログラム 34…エンコ
ード情報生成プログラム 36…エンコード処理プログラム 38…エンコード
情報 40…MPEG2データ 51…画像表示部 52
…分割点番号表示部 53…タイムコード表示部 54…開始点設定ボタン
55…終了点設定ボタン 56…設定状態表示部 105…入力処理部 110…
分割点情報生成処理部 115…テープ分割点情報出力処理部 120…テー
プ特定情報生成処理部 200…デジタルビデオデッキ 210…エン
コード範囲入力処理部 215…エンコード情報作成処理部 220…ハー
ドディスク 300…エンコード制御処理部 310…MP
EG2エンコーダ 400…エンコード情報検索装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め決められた端部から記録が可能なビ
    デオ記録媒体に記録された映像データを編集するため
    に、編集すべき映像データの始点と終点とにより少なく
    とも1つの編集区間を指定し、その指定された編集区間
    の映像データを編集する映像編集装置であって、 上記映像データの記録日時或いは記録の時間的順序に関
    する時間データが、上記映像データと対応付けて記録さ
    れた上記ビデオ記録媒体に対して、上記時間データが不
    連続な位置である分割点が位置する位置関連情報を、上
    記ビデオ記録媒体の上記端部の位置を基準として作成す
    る第1の作成手段と、 上記ビデオ記録媒体中に存在する全ての上記分割点のそ
    れぞれに対して、上記第1の作成手段が作成した上記各
    位置関連情報と、上記各分割点に対応した時間データと
    を組にして構成した第1の分割点情報を作成して記憶す
    る第2の作成手段と、 上記ビデオ記録媒体に対して単数または複数の編集区間
    が指定されたとき、その編集区間のそれぞれに関して、
    上記編集区間の始点と終点との時間データと、その編集
    区間に始点側または終点側から最も近い上記分割点に対
    応した上記位置関連情報とを組にして構成した編集情報
    を順次作成する第3の作成手段と、 個々に編集区間が指定された単数または複数のビデオ記
    録媒体のそれぞれに対して、上記第2の作成手段が作成
    した全ての第1の分割点情報と、上記第3の作成手段が
    作成した各編集情報とを関連づける関連づけ手段と、 任意のビデオ記録媒体に対して、上記第1の作成手段が
    作成する全ての分割点の位置関連情報と、該各分割点に
    対応した時間データとを組にして構成した第2の分割点
    情報を作成して記憶する第4の作成手段と、 を備え、 該第4の作成手段が記憶する第2の分割点情報に全て一
    致する上記第1の分割点情報に対して上記関連づけ手段
    が関連づけた上記編集情報に基づいて、上記任意のビデ
    オ記録媒体における上記編集区間内の映像データを編集
    することを特徴とする映像編集装置。
  2. 【請求項2】 予め決められた端部から記録が可能なビ
    デオ記録媒体に記録された映像データを編集するため
    に、編集すべき映像データの始点と終点とにより少なく
    とも1つの編集区間を指定し、その指定された編集区間
    の映像データを編集する映像編集装置であって、 上記映像データの記録日時或いは記録の時間的順序に関
    する時間データが、上記映像データと対応付けて記録さ
    れた上記ビデオ記録媒体に対して、上記時間データが不
    連続な位置を分割点として検出する検出手段と、 該検出手段により検出された分割点が位置する位置関連
    情報を、上記ビデオ記録媒体の上記端部の位置を基準と
    して作成する第1の作成手段と、 上記ビデオ記録媒体中に存在する上記分割点のそれぞれ
    に対応する上記時間データを上記ビデオ記録媒体から記
    憶する記憶手段と、 上記ビデオ記録媒体中に存在する全ての上記分割点のそ
    れぞれに対して、上記第1の作成手段が作成した上記各
    位置関連情報と、上記記憶手段が記憶した上記分割点に
    対応した時間データとを組にして構成した第1の分割点
    情報を作成して記憶する第2の作成手段と、 上記ビデオ記録媒体に対する編集区間を、上記編集区間
    の始点と終点とに対応する時間データと、その編集区間
    に始点側または終点側から最も近い上記分割点に対応し
    た上記位置関連情報とにより指定する指定手段と、 上記ビデオ記録媒体に対して、上記指定手段が指定した
    全ての編集区間のそれぞれに関して、上記指定された始
    点と終点との時間データ、及び、上記指定された分割点
    の位置関連情報とを組にして構成した編集情報を順次作
    成する第3の作成手段と、 個々に編集区間が指定された複数のビデオ記録媒体のそ
    れぞれに対して、上記第2の作成手段が作成した全ての
    第1の分割点情報と、上記第3の作成手段が作成した各
    編集情報とを関連づける関連づけ手段と、 編集対象の上記複数のビデオ記録媒体のうちの任意のビ
    デオ記録媒体に対して、上記検出手段が検出した全ての
    分割点に関して、上記第1の作成手段が作成する位置関
    連情報と、上記記憶手段が記憶する時間データとを組に
    して構成した第2の分割点情報を作成して記憶する第4
    の作成手段と、 上記第2の作成手段が記憶する全ての第1の分割点情報
    と、上記第4の作成手段が記憶する全ての第2の分割点
    情報とが、一致するか否かを確認する確認手段と、 該確認手段が一致すると確認した場合、上記第1の分割
    点情報に対して上記関連づけ手段が関連づけた上記編集
    情報を検索し、検索された上記編集情報に基づいて上記
    編集対象となるビデオ記録媒体の編集区間を特定する区
    間特定手段と、 を備え、 上記区間特定手段が特定した編集区間内の映像データを
    編集することを特徴とする請求項1記載の映像編集装
    置。
  3. 【請求項3】 編集対象の上記複数のビデオ記録媒体を
    所定の順番で編集する請求項2記載の映像編集装置であ
    って、 更に、上記確認手段が一致しないことを確認した場合、
    選択された上記ビデオ記録媒体が所定の順番に対応する
    ビデオ記録媒体ではない旨を通知する通知手段を、 備えたことを特徴とする映像編集装置。
  4. 【請求項4】 編集対象の上記複数のビデオ記録媒体を
    所定の順番で編集する請求項2記載の映像編集装置であ
    って、 上記確認手段が一致しないことを確認した場合、上記確
    認手段は、上記全ての第2の分割点情報と、上記第2の
    作成手段が記憶する別のビデオ記録媒体に関する全ての
    上記第1の分割点情報とが一致するか否かを確認するこ
    とを特徴とする映像編集装置。
  5. 【請求項5】 上記区間特定手段は、 編集対象の上記ビデオ記録媒体に対して、上記検索され
    た編集情報を構成する上記位置関係情報と、上記第1の
    作成手段が作成する上記位置関連情報とを順次比較し、 両位置関連情報が一致することを確認したときに、上記
    検出手段が検出した上記分割点を編集すべき編集区間の
    始点側または終点側から最も近い上記分割点として、上
    記編集すべき編集区間を特定することを特徴とする請求
    項2〜4のいずれかに記載の映像編集装置。
  6. 【請求項6】 上記第3の作成手段は、 上記ビデオ記録媒体に対して、上記編集情報を構成する
    上記編集区間の始点,終点の時間データと上記位置関連
    情報との組を、上記位置関連情報に基づいて上記ビデオ
    記録媒体の端部に近い順に配列する再配列手段を、 備えたことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載
    の映像編集装置。
  7. 【請求項7】 上記関連づけ手段は、 上記第2の作成手段が作成した第1の分割点情報と、上
    記第3の作成手段が作成した編集情報とを同一のメモリ
    に格納して記憶することにより、上記第1の分割点情報
    と上記編集情報とを関連づけることを特徴とする請求項
    2〜6のいずれかに記載の映像編集装置。
  8. 【請求項8】 上記関連づけ手段は、 上記第2の作成手段が作成した全ての第1の分割点情報
    と、上記第3の作成手段が作成した全ての編集情報とを
    対にして、共通の識別情報を付与することにより、上記
    第1の分割点情報と上記編集情報とを関連づけることを
    特徴とする請求項7記載の映像編集装置。
  9. 【請求項9】 上記関連づけ手段は、 上記全ての第1の分割点情報と上記全ての編集情報との
    うち少なくとも一方の情報に、他方の情報の記憶位置を
    検索するための検索情報を付与することにより、上記第
    1の分割点情報と上記編集情報とを関連づけることを特
    徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の映像編集装
    置。
  10. 【請求項10】 上記時間データは、 上記映像データを記録した日時を表す日時情報或いは上
    記映像データを構成する映像フレームを計数したタイム
    コードのうち少なくとも一方からなることを特徴とする
    請求項1〜9のいずれかに記載の映像編集装置。
  11. 【請求項11】 予め決められた端部から記録が可能な
    ビデオ記録媒体に記録された映像データを編集するため
    に、編集すべき映像データの始点と終点とにより少なく
    とも1つの編集区間を指定し、その指定された編集区間
    の映像データを編集する映像編集方法であって、 上記映像データの記録日時或いは記録の時間的順序に関
    する時間データが、上記映像データと対応付けて記録さ
    れた上記ビデオ記録媒体に対して、上記時間データが不
    連続な位置である分割点が位置する位置関連情報を、上
    記ビデオ記録媒体の上記端部の位置を基準として作成す
    る第1の作成処理と、 上記ビデオ記録媒体中に存在する全ての上記分割点のそ
    れぞれに対して、上記第1の作成処理で作成された上記
    各位置関連情報と、上記各分割点に対応した時間データ
    とを組にして構成した第1の分割点情報を作成して記憶
    する第2の作成処理と、 上記ビデオ記録媒体に対して単数または複数の編集区間
    が指定されたとき、その編集区間のそれぞれに関して、
    上記編集区間の始点と終点との時間データと、その編集
    区間に始点側または終点側から最も近い上記分割点に対
    応した上記位置関連情報とを組にして構成した編集情報
    を順次作成する第3の作成処理と、 個々に編集区間が指定された単数または複数のビデオ記
    録媒体のそれぞれに対して、上記第2の作成処理で作成
    された全ての第1の分割点情報と、上記第3の作成処理
    で作成された各編集情報とを関連づける関連づけ処理
    と、 任意のビデオ記録媒体に対して、上記第1の作成処理で
    作成される全ての分割点の位置関連情報と、該各分割点
    に対応した時間データとを組にして構成した第2の分割
    点情報を作成して記憶する第4の作成処理と、 を備え、 該第4の作成処理で記憶される第2の分割点情報に全て
    一致する上記第1の分割点情報に対して上記関連づけ処
    理で関連づけられた上記編集情報に基づいて、上記任意
    のビデオ記録媒体における上記編集区間内の映像データ
    を編集することを特徴とする映像編集方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の映像編集方法をコン
    ピュータに実行させるためのソフトウェアプログラムを
    記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021002719A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 日本放送協会 ストリーム比較装置及びプログラム
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