JP2003044987A - 障害物除去作業支援装置 - Google Patents

障害物除去作業支援装置

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JP2003044987A
JP2003044987A JP2001226906A JP2001226906A JP2003044987A JP 2003044987 A JP2003044987 A JP 2003044987A JP 2001226906 A JP2001226906 A JP 2001226906A JP 2001226906 A JP2001226906 A JP 2001226906A JP 2003044987 A JP2003044987 A JP 2003044987A
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Takumi Morishita
匠 森下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業車両による障害物の除去作業幅と高精度に
測位された作業進行経路情報とから、2次元的な障害物
除去作業済み領域を算出し作業支援情報として提供する
こと。 【解決手段】現在の作業車両の位置を位置計測手段10
2により計測し、計測した作業車両の位置情報を作業軌
跡情報として作業軌跡記録手段104に記録し、作業軌
跡記録手段104に記録した作業軌跡と作業車両の障害
物を除去する作業幅とから2次元的な作業済み領域を作
業済み領域算出手段106により算出することにより、
障害物の除去作業における運行情報を2次元的な作業済
み領域情報として提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
(0001)
【発明の属する分野】本発明は、路面上の障害物除去作
業における作業運行情報を記録し、障害物の除去作業に
有用な情報として提供する障害物除去作業支援装置に関
する。 (0002)
【従来の技術】従来、交通路面上に堆積する除去可能な
障害物として降雪による積雪を例とした場合、広域の道
路上の除雪作業車としては除雪グレーダ車両やロータリ
ー除雪車両、除雪ドーザといった除雪用の重機車両が用
いられている。これら従来の除雪車両による除雪作業状
況の管理方法として、GPS(Global Posi
tioning System)を利用し、除雪車両の
現在位置を測位して、コンピュータによる地図上に車両
位置や稼動時間、目的地・進行方向を表示したり、除雪
車両の管理情報をコンピュータに蓄積させる方法が提案
されている。 (0003)このような従来の除雪作業管理手段として
は、図20に示すように、カーナビゲーション装置を利
用した除雪作業管理システムが知られている。図20に
おいて、上記従来の除雪作業管理システムは、障害物を
除去する作業車両10000側と、作業指令を発令する
作業指令部10001側と、GPS信号を送信するGP
S衛星10002とにより構成される。 (0004)また、作業車両10000は、作業車両全
体の制御を行う作業制御手段10003と、GPS信号
を受信し作業車両の現在位置を測位する現在位置測位手
段10004と、作業司令部10001と無線によって
情報の通信を行う作業車両側の無線通信手段10005
と、作業司令部10001から指令された内容を作業オ
ペレータに画像や音声によって報知して作業支援を行う
作業支援情報報知手段10006と、作業データを記録
する作業データ記録手段10012とにより構成され
る。 (0005)さらに、作業司令部10001は、作業車
両10000に搭載される作業車両側の無線通信手段1
0005と無線通信を行う作業司令部側の無線通信手段
10008と、作業車両10000に対して作業地点情
報や作業計画等の作業支援情報を生成する作業支援情報
生成手段10009と、作業車両10000から送信さ
れた作業位置情報を管理する作業車両管理手段1001
0と、作業位置情報を保存する作業管理情報記録手段1
0011とにより構成される。 (0006)次に、図20を参照して、上記従来の雪作
業管理システムの動作を説明する。まず作業車両100
00側では、GPS衛星10002から送信されたGP
S信号から位置測位手段10004によって現在の作業
位置情報を取得する。取得した作業位置情報は一旦作業
運行情報記録手段10012に記録され、無線通信手段
10005を用いて、作業運行経路の軌跡情報として作
業司令部10001に送信する。 (0007)つぎに、作業司令部10001側では、作
業車両10000側から送信された作業運行情報を無線
通信手段10008によって受信する。受信した作業運
行情報は、作業車両管理手段10010により、作業車
両10000の現在位置や運行軌跡、稼働時間、目的
地、進行方向といった動作状態を管理する。管理情報は
作業履歴として作業管理情報記録手段10011に記録
され保存される。 (0008)また、作業支援情報生成手段10009に
より、作業車両10000に対する目的地や作業経路等
の作業支援情報が生成される。生成された指令情報は無
線通信手段10008を介して作業車両10000に送
信され、作業車両10000では取得した作業支援情報
を作業支援情報報知手段10006により作業オペレー
タに対して報知する。 (0009)そこで作業運行地点の軌跡を記録する方法
としては、一定走行距離ごと、あるいは一定時間ごとに
測位した位置情報を時系列に記録して保存する方法が一
般的であり、保存した記録を読み出してナビゲーション
画面に走行軌跡を表示することにより走行軌跡を作業車
両に報知する。このような軌跡情報の表示例は、図21
に示すようになる。軌跡情報は、位置計測を行った順番
で時系列の位置データとして保存され、各地点情報を順
に結ぶことにより走行軌跡を表現する。なお、このよう
な走行軌跡の記録方法は、一般のカーナビゲーション装
置の機能として周知の技術である。 (0010)
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の除雪作業管理システムが記録する作業運行経路の軌
跡情報は1次元的な地点を記録するものであり、作業軌
跡の記録としては前記記録した地点を結ぶ直線情報とし
てしか使用しておらず、実際に障害物が除去された2次
元的な領域情報として使用されていない。従って、作業
対象領域が道路のように連続して続く直線的な経路では
なく、屋外駐車場のように平面的な領域が作業対象であ
る場合には、1次元的な作業軌跡記録を作業支援情報と
して用いると、作業対象となる平面領域上の障害物がど
の程度除去されているかということを判断することがで
きない。このように、従来の装置で記録した作業軌跡記
録は、作業対象が2次元的な平面である場合については
有用な作業支援情報とはならない。 (0011)一方で、近年、従来国家安全上の理由から
誤差情報が付与されていた軍事用GPS衛星の民間への
転用に伴うGPS信号に対する誤差情報付与の廃止措置
や、DGPS(Defferential Globa
l PositioningSystem)による測位
誤差補正情報の利用、加速度や傾斜角を検知するジャイ
ロセンサや車速度パルス検出センサ等の自律測位性能の
向上により、1メートル未満の誤差精度での測位が可能
となり、位置測位の精度が飛躍的に向上している背景が
あり、作業地点を厳密に測位することが可能となった。 (0012)本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、作業車両による障害物の除去作業幅
と高精度に測位された作業進行経路情報とから、2次元
的な障害物除去作業済み領域を作業支援情報として算出
することができる優れた障害物除去作業支援装置を提供
するものである。 (0013)
【課題を解決するための手段】本発明における障害物除
去作業支援装置は、現在の作業車両の位置を計測する位
置計測手段と、計測した前記作業車両の位置情報を作業
軌跡情報として記録する作業軌跡記録手段と、記録した
作業軌跡と前記作業車両の障害物を除去する作業幅とか
ら2次元的な作業済み領域を算出する作業済み領域算出
手段とを備えるという構成を有している。この構成によ
り、障害物の除去作業における運行情報を2次元的な作
業済みの領域情報として作業オペレータに提供すること
ができる。 (0014)本発明における障害物除去作業支援装置
は、前記作業車両により障害物除去作業が行われる経路
あるいは作業領域の地図情報を記録する地図情報記憶手
段と、前記地図情報記憶手段から地図情報を読み出す地
図情報読み出し手段と、読み出された地図情報と先に記
録した作業軌跡情報とから地形図上に作業済み領域を描
画する作業済み領域描画手段と、前記作業済み領域描画
手段により描画された作業済み領域を報知する表示手段
とを備えるという構成を有している。この構成により、
作業軌跡を作業対象地域の地図上に表示することによ
り、作業オペレータに対し2次元的な作業進行状況を視
覚的に報知することができる。 (0015)本発明における障害物除去作業支援装置
は、障害物除去作業の必要がない地点の位置情報を提供
する作業不要領域情報提供手段と、前記作業不要領域情
報提供手段から提供された障害物除去作業の必要がない
地点の位置情報を取得する作業不要領域情報取得手段
と、前記作業不要領域情報取得手段から取得した位置情
報を作業不要場所として報知する作業不要領域表示手段
とを備えるという構成を有している。この構成により、
既に路面上あるいは近隣に障害物除去作業装置が設置し
てある領域においては、障害物除去作業が不要な位置で
あることが判断でき、無駄な作業を回避することができ
る。 (0016)本発明における障害物除去作業支援装置
は、作業領域が限定されている領域において、前記作業
軌跡記録手段に記録された作業軌跡を作業済み領域とし
この作業済み領域から残りの未作業領域を算出する未作
業領域算出手段と、算出した未作業領域情報を報知する
未作業領域情報報知手段とを備えるという構成を有して
いる。この構成により、作業対象領域の残りの作業量を
作業オペレータに対してリアルタイムに報知することが
出来る。 (0017)本発明における障害物除去作業支援装置
は、前記作業軌跡記録手段に記録されている未作業領域
を巡回する作業コースを算出する作業誘導経路算出手段
と、算出した作業経路に沿って前記作業車両を誘導する
作業経路誘導手段とを備えるという構成を有している。
この構成により、作業幅を考慮した作業経路の誘導を行
うことができる。 (0018)本発明における障害物除去作業支援装置
は、前記作業車両の作業移動速度情報を取得する作業移
動速度情報取得手段と、作業予定領域と前記作業済み領
域算出手段から算出した作業済み領域とから未作業領域
を算出する未作業領域算出手段と、前記未作業領域算出
手段から算出した未作業領域情報と前記速度情報取得手
段により取得した前記作業車両の作業移動速度情報とか
ら残りの領域による作業終了時間を予測する作業終了時
間予測手段と、予測した作業終了予測時間を外部送信す
る作業終了時間外部報知手段とを備えるという構成を有
している。この構成により、作業車両側の作業記録によ
り予測された作業終了予定時間を、作業対象領域を利用
する外部の利用者に対して報知することができる。 (0019)本発明における障害物除去作業支援装置
は、作業対象領域を本来利用する車両が停車するための
複数の区画領域情報を格納する区画領域情報記憶手段
と、前記区画領域ごとに作業完了判定領域を設け、区画
領域ごとに障害物の除去作業が完了したことを判定する
区画領域作業終了判定手段と、前記区画領域作業終了判
定手段により該当する区画が作業終了と判定される都
度、利用可能となった区画の利用情報を外部に報知する
作業済み区画利用情報報知手段とを備えるという構成を
有している。この構成により、障害物除去作業を行う利
用領域1区画づつの利用可否を利用者に対して報知する
ことができるため、屋外駐車場の全ての領域における作
業が全て完了するまで利用者は待機しなくてもよく、利
用者にとっては無駄な待ち時間を削減でき、また駐車場
営業者にとっては利益率の高い駐車場管理を行うことが
できる。 (0020)本発明における障害物除去作業支援装置
は、作業領域付近の気象情報を情報提供機関から取得す
る気象情報取得手段と、取得した気象情報から作業済み
地点における降雪や降雨により再発生する障害物の発生
量を推定する障害物発生量予測手段と、推定した積雪量
が再作業を必要とするレベルを超えたか否かを判定する
再作業判定手段と、前記再作業判定手段により再発生し
た障害物が再度除去作業を必要とすると判定された場合
に前記作業軌跡記録手段に記録した作業済み軌跡情報を
“未作業状態”に更新する作業記録更新手段と、再作業
が必要であることを報知する再作業報知手段とを備える
という構成を有している。この構成により、作業領域が
広域である場合に、既に障害物の除去作業が完了した地
点が荒天等により再度障害物が発生した場合、記録内容
を更新することができ、再度除去作業が必要となったこ
とを判断することが可能となる。 (0021)
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第8の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態における障害物除去作業支援装置の構
成を説明する。図1に示す本実施の形態における障害物
除去作業支援装置は、障害物除去作業支援装置100全
体の制御および各種演算処理を行う中央制御手段101
と(中央制御手段101としてはマイクロコンピュータ
やDSPで構成される車両コンピュータ等がある)、G
PS信号を位置情報として受信し、さらにDGPSやジ
ャイロセンサを使用して誤差補正を行い精密に現在位置
を計測する位置計測手段102と、障害物の除去作業中
であることをグレーダーやロータリーの作動状態から判
定する作業実行判定手段103と、位置計測手段102
で計測した現在位置データを時系列で記録する作業軌跡
記録手段104とにより構成され、作業軌跡記録手段1
04としては、ハードディスクや磁気テープなどの磁気
記憶装置や、DVDなどの大容量光学式記憶メディア
や、ICカードなどの半導体メモリなどがある。さら
に、障害物除去作業支援装置100は、作業車両の障害
物除去幅を入力する除去幅入力手段105と、入力した
障害物除去幅と記録した作業軌跡記録とにより作業軌跡
の経路上における2次元的な障害物除去領域を算出する
除去領域算出手段106とを有して構成される。 (0022)次に、図1を参照して、上記のように構成
された本実施の形態における障害物除去作業支援装置の
動作を説明する。まず、位置計測手段102により現在
地点の詳細な位置情報を計測する。次に、作業実行判定
手段103によって作業実行中であると判定された場合
(例えばグレーダーが下ろされていたり、ロータリーが
回転中であったりする場合)、計測した位置情報と作業
内容とを作業軌跡記録手段104に記録する。作業実行
判定手段103によって作業が実行中でないと判定され
た場合(例えばグレーダーが上昇状態であったりロータ
リーが停止中である場合)は、計測した位置情報と、
“未作業”であることを作業軌跡記録手段104に記録
する。このようにして、障害物除去車両の作業運行軌跡
情報を作業軌跡記録手段104に順次記録する。 (0023)次に、図2を参照して、本実施の形態にお
ける障害物除去作業軌跡情報の記録例を説明する。図2
に示す作業軌跡の記録例では、記録項目として作業位置
を計測した時刻、作業位置の緯度、経度、および作業種
別が記録される。時刻10:01:01における作業軌
跡情報は、計測した位置が緯度38度30分、経度14
0度25分、障害物の除去作業は行っていない、と記録
される。時刻10:01:03における作業軌跡情報
は、計測した位置が緯度38度32分、経度140度2
7分、障害物の除去作業内容としては、作業Aが行われ
たことが記録される。 (0024)次に、図3を参照して、本実施の形態にお
ける作業済み領域情報の構成例を説明する。図3の破線
で囲まれた斜線領域は作業済み領域107を構成する最
小単位である。ここでTnは時刻nの軌跡情報である作
業軌跡、Tn+1は時刻n+1の位置情報である作業軌
跡、Wは作業幅入力手段により設定された作業幅であ
る。つまり、作業幅Wの作業車両が作業実行状態でTn
からTn+1に移動している場合の例である。 (0025)作業軌跡の2点間の作業領域としては、本
実施の形態では次の2つの領域に分けられる。まず一つ
目の領域として、作業軌跡TnとTn+1を結ぶ線分を
中心線とした幅Wの長方形領域である作業領域107を
求める。次に、作業軌跡Tn+1と次の作業軌跡Tn+
2の接合部分を滑らかにするための接合領域として、作
業軌跡Tn+1を中心とし、半径W/2の半円領域であ
る作業領域接合部108を求める。この2つの領域を結
合した領域を、2点間の作業領域として定義する。ここ
で、作業軌跡Tnの作業内容が“未作業”である場合
は、前述の2つ結合した領域を作業領域と見なさないも
のとする。以降同様に、前後の作業軌跡から作業済み領
域を求める。このようにして算出した作業済み領域は1
10のように表される。 (0026)次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、本実施の形態における作業済み領域情報の算出処理
について説明する。まず、ステップS100(以下、ス
テップの文字を省略する)では、作業軌跡の添字(n)
を初期化する。つぎにS101において作業幅の値を入
力する。ここで、作業幅の値は作業幅入力手段105に
より、作業車両の種類に応じてあらかじめ入力したり、
交換可能なグレーダー等を使用する場合は、交換したグ
レーダー幅を入力する。作業幅は固定である場合は入力
を省略してもよい。S102では、未処理の作業済み軌
跡情報が存在するか否かを判定する。存在していればS
103に進み、存在していない場合は作業済み領域の算
出処理を終了する。S103では、作業軌跡Tnが作業
実行判定手段103によって作業実行中であると判定さ
れた場合はS104に進み、“未作業”と判定された場
合はS107に進む。S104では、作業軌跡TnとT
n+1を結ぶ幅Wの長方形領域Aを算出する。ここで求
めた長方形の領域Aは図3の作業領域107に相当す
る。 (0027)次に、ステップS105に進み、作業軌跡
Tn+1を中心とした半径W/2の半円領域を算出す
る。ここで求める半円領域は、図103の作業領域接合
部108に相当する。次に、ステップS106に進み、
S104で求めた長方形の領域Aと、S105で求めた
半円の領域Bを、作業済み領域情報に追加する。次にS
107に進み、次の区間の除去済み領域を算出するため
添字nに1を加算してS102に戻る。記録された作業
軌跡情報が無くなるまで上記処理を繰り返し、最終的に
は、図3に示すように構成された作業済み領域情報10
9が得られることとなる。ここで、実際の作業経路によ
り近い作業済み領域とするため、各記録した作業軌跡間
を線形補完やスプライン補完による補完処理を行うよう
にしてもよい。 (0028)以上のように、本発明の第1の実施の形態
によれば、障害物除去作業の結果得られた作業軌跡情報
から2次元的な作業済み領域を判断する情報を算出する
ことができ、その情報を作業オペレータの労力軽減およ
び作業効率を向上する作業支援情報として利用すること
ができる。 (0029) (第2の実施の形態)次に、図5を参照して、本発明の
第2の実施の形態における障害物除去作業支援装置の構
成を説明する。図5に示す、障害物除去作業支援装置2
00は、障害物除去作業が行われる経路あるいは作業領
域の地図情報が記録されている地図情報記憶手段207
(地図情報記憶手段207としてはハードディスクや磁
気テープなどの磁気記憶装置や、DVDなどの大容量光
学式記憶メディアや、ICカードなどの半導体メモリな
どがあり、第1の実施の形態で述べた作業軌跡記録手段
104と同一のものであっても良い)と、第1の実施の
形態で述べた作業軌跡記録手段104と同様に、作業軌
跡記録手段404に記録された作業軌跡情報と地図情報
記憶手段207に記憶された地図情報を読み出す地図情
報読み出し手段208と、地図情報読み出し手段208
によって読み出された地図情報と作業済み領域算出手段
206によって算出された作業済み領域を対応付けて描
画メモリなどの表示バッファ上に描画する作業済み領域
描画手段209と、描画内容を作業オペレータが視認で
きるように報知する表示手段210とにより構成され
る。上記の表示手段210としては、ブラウン管や液晶
モニタがある。その他、図5に示す第2の実施の形態に
おける障害物除去作業支援装置200の構成要素の、符
号の末尾が図1に示す符号の末尾と同一の各構成要素は
同様のもののため、詳細な説明は省略する。 (0030)次に、図5を参照して、上記のように構成
された本実施の形態における障害物除去作業支援装置2
00の動作を説明する。まず、地図情報読み取り手段2
08によって地図情報記憶手段207に記憶されている
現在位置付近における数値地形データと作業軌跡記録手
段204から作業軌跡情報とを読み出す。読み出された
作業軌跡情報から、作業済み領域算出手段206によ
り、作業済み領域情報を算出する。次に作業済み領域描
画手段209により、算出した作業済み領域情報を表示
バッファ上に描画し、表示手段210に表示することに
より作業オペレータに視覚的に報知する。 (0031)次に、図6を参照して、本実施の形態にお
ける障害物除去作業支援装置の動作による表示例を説明
する。図6に示す表示例は作業領域が屋外駐車場である
場合の表示例である。図6中に示す各符号は、表示画面
全体を示すE200と、作業領域として屋外駐車場内の
領域を示すE201と、駐車場への入り口を示すE20
2と、沿線の道路を示すE203と、障害物除去作業車
両の自車位置を自車マークで示すE204と、作業済み
領域を示すE205とである。図6において、駐車場領
域E201上には、積雪などの障害物が一面に堆積して
いるものとし、障害物除去車両は移動しながら障害物を
除去する。この障害物除去車両の自車位置をE204に
表示し、この作業中に記録した作業軌跡から算出された
障害物の除去領域をE205で示すように描画する。 (0032)以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、記録した作業軌跡情報からの作業済み領域を
地図上に重ね合わせて表示することができ、作業オペレ
ータに2次元的な作業済み領域あるいは未作業領域とい
った作業の進行状況を視覚的に報知することができる。
例えば、作業中の現場確認はモニタからその情報を取得
することにより実際の現場を視認することができ、また
2次元的な作業記録状況を操作容易に認識することがで
きるなど、作業に対する有効な情報を提供することがで
きる。 (0033) (第3の実施の形態)次に、図7を参照して、本発明の
第3の実施の形態における障害物除去作業支援装置の構
成を説明する。図7に示す、障害物除去作業支援装置3
00は、除去作業の必要がない地点の位置情報を提供す
る作業不要領域情報提供手段311(作業不要領域情報
311としては、通常通行しない場所や、ロードヒーテ
ィングや除排水施設やその他の障害物除去装置がすでに
設置されているなど、障害物の除去作業の必要がない領
域の位置情報であり、第2の実施の形態で述べた地図情
報記憶手段207内に記憶されていたり、FM放送電波
やVICSやDSRC(ETCに代表される狭域通信技
術)など外部より送信され提供されてもよい)と、作業
不要領域情報提供手段311から提供された障害物除去
作業の必要がない地点の位置情報を取得する作業不要領
域情報取得手段312と、作業不要領域情報取得手段3
12から取得した位置情報を作業が不要である場所とし
て表示手段310に表示する作業不要領域表示手段31
3とで構成される。その他、図7に示す第3の実施の形
態における障害物除去作業支援装置300の構成要素
の、符号の末尾が図5に示す符号の末尾と同一の各構成
要素は同様のもののため、詳細な説明は省略する。 (0034)次に、図7を参照して、上記のように構成
された本実施の形態における障害物除去作業支援装置の
動作を説明する。まず、作業不要領域情報取得手段31
2によって、作業不要領域情報提供手段311から提供
された通常通行しない場所や、ロードヒーティングや、
除排水施設や、その他の障害物除去装置がすでに設置さ
れている等障害物の除去作業の必要がない領域の位置情
報を取得する。取得した作業不要領域情報は、地図上の
対応する位置に作業が不要な位置である事が理解できる
模様やアイコン等を用い、表示手段310に表示して作
業オペレータに報知する。 (0035)次に、図8を参照して、本実施の形態にお
ける障害物除去作業支援装置の動作による表示例を説明
する。図8に示す表示例は、作業領域が屋外駐車場であ
る場合の表示例である。図8中に示す符号としては、作
業不要領域を示すE306A〜E306C(例えば、ロ
ードヒーティングが施設されており除去作業が不要であ
る領域E306Aと、料金所E306Bと、遮断機施設
E306C)がある。その他の符号は、末尾が図6に示
す符号の末尾と同一のものは同様のため説明を省略す
る。このような表示例によって作業オペレータに現在の
障害物除去作業の状況を報知する。同様に、作業不要領
域として、作業に支障をきたすような除去不可能な障害
物、例えば車輪止めや縁石などが配置されている地点に
おいても同様の動作が可能である。 (0036)以上のように、本発明の第3の実施の形態
によれば、既に路面上あるいは近隣に障害物除去作業支
援装置または他の施設が設置されている場所において
は、障害物除去作業が不要な位置であることが判断で
き、無駄な作業を回避することができる。 (0037) (第4の実施の形態)次に、図9を参照して、本発明の
第4の実施の形態における障害物除去作業支援装置の構
成を説明する。図9に示す、障害物除去作業支援装置4
00は、作業領域がある一定区域に限定されている場合
において、第1の実施の形態で述べた作業軌跡記録手段
104と同様の作業軌跡記録手段404に記録されてい
る作業情報から、あらかじめ決定されている作業領域か
らまだ作業を行っていない領域を算出する未作業領域算
出手段411と、算出した未作業領域の領域情報を作業
オペレータに報知する未作業領域情報報知手段412と
を有する。その他、図9に示す本発明の第4の実施の形
態における障害物除去作業支援装置400の構成要素
の、符号の末尾が図5に示す符号の末尾と同一の各構成
要素は同様のもののため、詳細な説明は省略する。 (0038)次に、図9を参照して、上記のように構成
された本実施の形態における障害物除去作業支援装置の
動作を説明する。まず、ここで、障害物除去作業を行う
作業領域は範囲が有限な領域であるものとする。この作
業領域の情報は、地図情報記憶手段507に格納されて
いるものでもよいし、作業の事前に手入力により入力し
ても、その他作業領域データが格納されている磁気カー
ド等を使用してもよく、また、通信手段によって外部か
ら設定してもよい。 (0039)次に、作業済み領域算出手段406により
作業済み領域情報を求め、未作業領域算出手段411に
より未作業領域の面積を算出する。未作業領域の算出
は、まず作業領域全体の面積を求め、その面積から作業
済み領域情報から求めた面積を引くことにより、未作業
領域の面積情報が得られる。次に、そこで求めた未作業
領域の面積情報を、表示手段410に表示したり、音声
によって作業オペレータに残りの作業量を報知する。 (0040)次に、図10を参照して、上記において説
明した本実施の形態における障害物除去作業支援装置の
表示例を説明する。図10は作業領域が屋外駐車場であ
る場合の表示例である。図10中の符号において、作業
進行度を示す作業進行度報知情報E406をレベルゲー
ジ表示で示す。その他、符号の末尾が図6に示す符号の
末尾と同一のものは同様のため説明を省略する。作業領
域(駐車場領域)E401中の作業済み領域E405の
割合から作業進行度を百分率で求め、作業進行度をレベ
ルゲージE406で表示する。 (0041)以上のように、本発明の第4の実施の形態
によれば、作業オペレータは残りの作業量を数値データ
から定量的に作業進行度を把握することが出来る。ま
た、未作業領域面積がある一定以下のレベルになった場
合には、作業がまもなく終了することを報知することが
出来る。 (0042) (第5の実施の形態)次に、図11を参照して、本発明
の第5の実施の形態における障害物除去作業支援装置の
構成を説明する。図11に示す、障害物除去作業支援装
置500は、作業対象領域全体から作業済み領域算出手
段506で算出された作業済み領域以外の残りの領域上
を隈なく通過し、残りの領域の障害物除去作業を誘導す
る誘導経路を算出する作業誘導経路算出手段511と、
先に算出した作業誘導経路に沿って作業オペレータを誘
導する作業経路誘導手段512とを有する。作業経路誘
導手段512としては、表示手段510に表示する地図
上に表示したり、音声によって作業オペレータに通知す
る手段等がある。その他、図11に示す第5の実施の形
態における障害物除去作業支援装置500の構成要素
の、符号の末尾が図5に示す符号の末尾と同一の各構成
要素は同様のもののため、詳細な説明は省略する。 (0043)次に、図11を参照して、上記のように構
成された本実施の形態における障害物除去作業支援装置
の動作の概要を説明する。まず、作業軌跡記録手段50
4に記録された作業軌跡情報から、作業済み領域算出手
段506によって作業済み領域を求める。次に、作業誘
導経路算出手段511により、作業対象領域全体から、
先に算出した作業済み領域および第3の実施の形態で述
べたような作業不要領域を差し引いた残りの領域におい
て、作業車両の現在位置を起点とし、作業車両の除去作
業幅を考慮して残りの作業領域上の障害物を隈なく除去
することが可能となる移動経路を算出する。ここで、作
業終点となる位置は、作業誘導経路算出手段511によ
る算出結果から求めてもよいし、あらかじめ終了地点を
決めておいてから移動経路を算出してもよい。次に、算
出された作業経路に沿った作業運行経路上を進行するた
め、作業経路誘導手段512を用いて、作業オペレータ
に対し作業進行方向や方向転換位置などを指示して作業
経路の誘導を行う。 (0044)次に、図12を参照して、上記において説
明した本実施の形態における障害物除去作業支援装置の
経路誘導画面の表示例を説明する。図12に示す各要素
は、表示画面全体を示すE500と、屋外駐車場領域つ
まり作業領域を示すE501と、駐車場出入り口を示す
E502と、駐車場外の道路を示すE502と、作業車
両の現在位置を示すE504と、作業済み領域を示すE
505と、作業不要領域を示すE506と、作業誘導経
路を示すE507と、作業終了地点を示すE508と、
方向転換位置を示すE509とを有する。 (0045)次に、図12を参照して、上記の経路誘導
画面の表示例を見ながら行う障害物除去作業例を説明す
る。ここでは、屋外駐車場E501全体に障害物となる
積雪が堆積している場合を想定する。まず、図12の状
態は、既にE505の領域が作業済み領域であり、作業
車両はE504の位置に存在している。ここで作業誘導
経路算出手段511により、作業不要領域E506を除
いた残りの領域の作業誘導経路E507が算出される。
作業車両は、先に算出された作業誘導経路E507上
を、作業経路誘導手段512によって誘導される。ここ
で、方向転換位置E509が示されており、この地点に
到達した場合は指定した方向への方向転換を促す。ここ
ではキャタピラ車など自車位置を中心として回転が可能
な作業車両を例としたが、方向転換時に内輪差を生じる
ような車両である場合を考慮した誘導を行うものも含ま
れるものとする。このようにして、作業車両を作業誘導
経路E507上を移動させ、作業終了地点E508に到
達した時点で作業は終了となる。 (0046)以上のように、本発明の第5の実施の形態
によれば、作業軌跡記録手段504に記録されている作
業済みの地点を除いた未作業の領域上に存在する障害物
を除去する作業経路を誘導することにより、効率的で確
実な障害物除去作業の支援を行う事ができる。 (0047) (第6の実施の形態)次に、図13を参照して、本発明
の第6の実施の形態における障害物除去作業支援装置の
構成を説明する。図13に示す、障害物除去作業支援装
置600は、作業車両の作業移動速度情報を取得する作
業移動速度情報取得手段(作業移動速度情報取得手段6
11としては車速パルスセンサを使用することができ、
あるいは一定時間における移動距離などから取得可能で
ある)611と、作業予定領域と作業済み領域算出手段
606で算出した作業済み領域とから、未作業領域を算
出する未作業領域算出手段612と、未作業領域算出手
段612から算出した未作業領域情報と速度情報取得手
段611から取得した作業車両の作業移動速度情報とか
ら、残り領域における作業終了時間を予測する作業終了
時間予測手段613と、予測した作業終了予測時間を外
部に送信する作業終了時間外部報知手段614とを有す
る。その他、図13に示す第6の実施の形態における障
害物除去作業支援装置600の構成要素の、符号の末尾
が図5に示す符号の末尾と同一の各構成要素は同様のも
ののため、詳細な説明は省略する。 (0048)次に、図13を参照して、上記のように構
成された本実施の形態における障害物除去作業支援装置
の動作を説明する。まず、ここで、障害物除去作業を行
う作業領域は範囲が有限な領域であるものとする。この
作業領域の情報は、地図情報記憶手段607に格納され
ているものでもよいし、作業の事前に手入力により入力
しても、その他作業領域データが格納されている磁気カ
ード等を使用してもよく、また、通信手段によって外部
から設定してもよい。次に、作業済み領域算出手段60
6により作業済み領域情報を求め、未作業領域算出手段
612により、未作業領域の面積を算出する。未作業領
域の算出は、まず作業領域全体の面積を求め、そこから
先に作業済み領域情報から求めた面積を引くことによ
り、未作業領域の面積情報が得られる。次に、求めた未
作業領域内を、作業移動速度情報取得手段611で取得
した作業移動速度により除去作業を行った場合の作業終
了時間を作業終了時間予測手段613により予測する。
次に作業終了時間外部報知手段614によって予測した
作業終了予定時間を外部の利用者に無線などの通信手段
や、案内板などによって報知する。 (0049)以上のように、本発明の第6の実施の形態
によれば、作業車両側の作業記録から予測された作業終
了予定時間を、作業対象領域を利用する外部の利用者に
対して報知することができる。 (0050) (第7の実施の形態)次に、図14を参照して、本発明
の第7の実施の形態における障害物除去作業支援装置の
構成を説明する。図14に示す、障害物除去作業支援装
置700は、作業対象領域を本来利用する車両等が停車
するための複数の区画領域情報を格納する区画領域情報
記憶手段711と、区画情報ごとに作業完了判定領域を
設け、区画ごとの領域上の除去作業が完了したことを判
定する区画領域作業終了判定手段712と、区画領域作
業終了判定手段712により該当する区画が作業終了と
判定される都度作業終了により利用可能となった区画の
利用情報を、外部の利用者に報知する作業済み区画利用
情報報知手段713とを有する。その他、図14に示す
第7の実施の形態における障害物除去作業支援装置70
0の構成要素の、符号の末尾が図11に示す符号の末尾
と同一の各構成要素は同様のもののため、詳細な説明は
省略する。 (0051)次に、図14ないし図17を参照して、上
記のように構成された本実施の形態における障害物除去
作業支援装置の動作を説明する。まず、作業領域として
は屋外の駐車場である場合、駐車場の停車位置毎の作業
領域情報を区画領域情報記憶手段711にあらかじめ格
納しておく。区画領域情報としては、図15の例に示す
ように、各停車スペースの位置番号、駐車場領域の左上
を原点とした場合の各停車スペースの絶対座標、各停車
スペースの幅および高さといった情報が格納される。次
に、障害物の除去作業を行った地点の軌跡情報を作業軌
跡記録手段704に記録し、作業軌跡記録手段704に
記録された作業軌跡情報から、作業済み領域算出手段7
06により、作業済み領域を算出する。作業済み領域は
作業済み領域描画手段709により描画され、表示手段
710に表示される。次に、算出した作業済み領域情報
から、区画領域情報記憶手段711に記憶されている各
区画領域上における障害物の除去作業が終了しているか
否かを区画領域作業終了判定手段712により判定す
る。 (0052)ここで、図16のフローチャートを参照し
て、区画領域作業終了判定手段712による判定処理手
順の例を説明する。まず、S700において、最初に判
定する区画番号iを1に指定する。次に、S701では
作業軌跡記録手段704に記録された作業軌跡情報を用
いて作業済み領域を算出する。次に、S702では、区
画領域情報記録手段711から区画iの判定領域情報を
取得し、判定対象となる区画領域Diを算出する。次
に、S703では区画領域Diが、S701で算出した
作業済み領域に内包されるか否かを判定する。内包され
ると判定された場合はS704に進み、内包されていな
いと判定された場合はS705に進む。S704では、
判定対象区画iが、作業済み領域に内包されると判定さ
れたため、区画iを利用可能な区画として外部に報知す
る。S705では、区画領域情報に含まれる全ての判定
対象区画の判定が終了したか否かを判定する。判定対象
区画が存在する場合は次の判定対象区画番号を指定して
S702に進み、全ての判定対象区画の判定が終了して
いれば本判定処理は終了する。 (0053)次に、図17を参照して、上記において説
明した本実施の形態における障害物除去作業支援装置の
経路誘導画面の具体的な表示例を説明する。図17に示
す各要素は、表示画面全体を示すE700と、駐車場全
体つまり作業領域を示すE701と、駐車場の出入り口
を示すE702と、駐車場に隣接する道路を示すE70
3と、作業車両の現在位置を示すE704と、作業済み
領域を示すE705と、停車スペースを示すE706
(A)〜(J)と、駐車スペースへの進入路を示すE7
07と、利用可能な停車スペース情報を外部へ送信する
送信装置を示すE708と、駐車場情報を表示する案内
板を示すE709と、カーナビなどの車載情報端末を搭
載した一般車両を示すE710とを有する。 (0054)図17に示す、上記で説明した本実施の形
態における障害物除去作業支援装置の経路誘導画面を参
照して、駐車場領域E701に存在する積雪などの障害
物を作業車両E704が移動することにより、堆積する
障害物を除去する。図17では、進入経路E707が確
保されてE705の領域が既に除去作業が済んでいるも
のとする。この場合利用可能な駐車スペースとしては、
E706(A)〜(C)が存在する。その他の駐車スペ
ースE706(D)〜(J)は未作業状態である。利用
可能となった駐車スペースE706(A)〜(C)の情
報は、外部送信アンテナE708から送信され、駐車場
案内看板E709や、外部情報を受信可能な車載端末を
搭載して駐車場を利用する一般利用車両E710に対し
て送信する。 (0055)以上のように、本発明の第7の実施の形態
によれば、作業を行う利用領域の1区画づつの利用可否
を利用者に対して報知することができるため、屋外駐車
場の全ての領域における作業が全て完了するまで利用者
は待機しなくてもよく、利用者にとっては無駄な待ち時
間を削減でき、また駐車場営業者にとっては利益率の高
い駐車場管理を行うことができる。 (0056) (第8の実施の形態)次に、図18を参照して、本発明
の第8の実施の形態における障害物除去作業支援装置の
構成を説明する。図18に示す、障害物除去作業支援装
置800は、外部の情報提供機関から提供された作業領
域内外における気候情報(現在天候・現在気温・温度変
化・天候予想)を取得する気候情報取得手段811と、
取得した気候情報を用いて作業済み地点における降雪や
降雨といった障害物が再度発生する発生量を推定する障
害物発生量予測手段812と、推定した積雪量が再作業
を必要とするレベルを超えたか否かを判定する再作業判
定手段813と、再作業判定手段813により再発生し
た障害物が再度作業が必要であると判定された場合に作
業軌跡記録手段804に記録された作業済み軌跡情報
を、“未作業”状態として更新する作業記録更新手段8
14と、再作業が必要な地点を報知する再作業地点報知
手段815とを有する。その他、図18に示す第8の実
施の形態における障害物除去作業支援装置800の構成
要素の、符号の末尾が図1に示す符号の末尾と同一の各
構成要素は同様のもののため、詳細な説明は省略する。 (0057)次に、図18を参照して、上記のように構
成された本実施の形態における障害物除去作業支援装置
の動作を説明する。まず、気候情報取得手段811によ
って外部の天気予報機関から提供された気象情報を取得
する。次に、作業軌跡記録手段に作業済み地点として記
録されている地点に対し、作業情報を記録した時刻を起
点として、先に取得した気象情報を基に、障害物発生量
予測手段812によって現在までに積もった降雪量を推
定する。障害物発生量予測手段812の予測方法の一例
としては、2時間前に作業を完了したと記録された作業
済み地点において、1時間辺りの降雪量が5cmである
との気象情報を取得した場合、その記録地点における現
在の積雪量は10cmであると推定する。次に、再作業
判定手段813により先に推定した積雪量が再作業を必
要とするある一定のレベルを超えたと判定された場合、
作業軌跡記録手段804に記録された作業済み軌跡情報
を、作業記録更新手段814により“未作業状態”とし
て更新する。このようにして、未作業状態と判定された
地点においては、再作業が必要な地点が発生した事を再
作業地点報知手段815によって作業オペレータに対
し、再作業が必要であるという地点情報を表示したり、
地図上の該当地点を図示したり、音声によって報知す
る。 (0058)ここで、図19を参照して、第8の実施の
形態における作業軌跡情報の更新例について説明する。
図19の(A)は更新前の作業軌跡情報、図19の
(B)は更新後の作業軌跡情報を示す。図19の(A)
の作業軌跡記録を参照すると、10:01:03〜1
0:01:06の地点においては“作業A”の作業を行
ったことが記録されている。ここで外部の気象情報か
ら、その作業記録を記録した位置付近で荒天により積雪
などの発生が予測される場合は、その予測値から該当地
点における再作業の必要性を判定し、再作業が必要とさ
れる量の積雪が発生すると予測された場合、作業記録を
図19の(B)のように作業を行っていたと記録してい
た内容“作業A”を、作業を行っていない状態“未作
業”に変更して記録する。このように更新された作業軌
跡記録は、以上説明した本発明の各実施の形態における
作業軌跡記録として使用される。 (0059)以上のように、本発明の第8の実施の形態
によれば、既に障害物の除去作業が完了した地点におい
て荒天等により再度障害物が発生した場合は記録内容を
最新の状態に更新することができる。 (0060)ここで、以上説明した第1ないし第8の実
施の形態では、障害物除去作業の対象として、降雪によ
り道路上に堆積した積雪を除去対象の障害物とし、これ
ら積雪を除去する除雪車両を例として述べたが、障害物
としては積雪だけでなく、結氷、砂利、洪水、浮遊する
流氷といった路面交通、海上交通、空域交通路上を各種
移動体が通行する事が困難となる物体全ての障害物除去
作業についても、同様の実施が可能である。 (0061)
【発明の効果】本発明における障害物除去作業支援装置
は、上記のように構成され、特に、作業車両の障害物除
去作業幅と高精度の測位手段により測位した作業進行経
路情報とを用いることにより、障害物除去作業の作業記
録を1次元的な作業軌跡情報から2次元的な除去作業済
み領域を算出し作業支援情報として提供することができ
る。また、記録した作業軌跡情報を外部に送信すること
ができるので、作業対象領域を利用する利用者にとって
有用な情報を各利用者に提供することができる。また、
記録した作業軌跡情報を自らが引き続き行う作業に対し
て作業の進行状況や外的変化に対応した作業支援情報と
して提供することにより、作業オペレータの労力低減を
図り作業支援を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における障害物除去
作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図2】図1に示す障害物除去作業支援装置による軌跡
情報の記録例を示す図、
【図3】図1に示す障害物除去作業支援装置による作業
済み領域情報の構成例を示す図
【図4】図1に示す障害物除去作業支援装置による作業
済み領域情報の算出処理手順を示すフローチャート、
【図5】本発明の第2の実施の形態における障害物除去
作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図6】図5に示す障害物除去作業支援装置における表
示装置の表示例を示す図、
【図7】本発明の第3の実施の形態における障害物除去
作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図8】図7に示す障害物除去作業支援装置における表
示装置の表示例を示す図、
【図9】本発明の第4の実施の形態における障害物除去
作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図10】図9に示す障害物除去作業支援装置における
表示装置の表示例を示す図、
【図11】本発明の第5の実施の形態における障害物除
去作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図12】図11に示す障害物除去作業支援装置におけ
る表示装置の表示例を示す図、
【図13】本発明の第6の実施の形態における障害物除
去作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図14】本発明の第7の実施の形態における障害物除
去作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図15】図14に示す障害物除去作業支援装置による
区画領域情報の例を示す図、
【図16】図14に示す障害物除去作業支援装置による
区画領域作業判定処理手順の動作を示すフローチャー
ト、
【図17】図14に示す障害物除去作業支援装置におけ
る表示装置のより具体的な表示例を示す図、
【図18】本発明の第8の実施の形態における障害物除
去作業支援装置の構成を示すブロック図、
【図19】図18に示す障害物除去作業支援装置による
作業軌跡情報の更新例を示す図、
【図20】従来の除雪作業管理システムを示す図、
【図21】従来の走行軌跡の表示例を示す図、
【符号の説明】
100、200、300、400 障害物除去作業支援
装置 500、600、700、800 障害物除去作業支援
装置 101、201、301、401 制御手段 501、601、701、801 制御手段 102、202、302、402 位置計測手段 502、602、702、802 位置計測手段 103、203、303、403 作業実行判定手段 503、603、703、803 作業実行判定手段 104、204、304、404 作業軌跡記録手段 104、604、704、804 作業軌跡記録手段 105、205、305、405 除去幅入力手段 505、605、705、805 除去幅入力手段 106、206、306、406 除去領域算出手段 506、606、706、806 除去領域算出手段 107 作業済み領域を構成する最小単位 108 半円状の接合領域 109 作業済み領域情報 110 作業済み領域 207 地図情報記憶手段 208 地図情報読み出し手段 209 作業済み領域描画手段 307、407、507、607、707、807 地
図情報記憶手段 308、408、508、608、708、808 地
図情報読み出し手段 309、409、509、609、709、809 作
業済み領域描画手段 210、310、410、510、610、710、8
10 表示手段 311 作業不要領域情報提供手段 312 作業不要領域情報取得手段 313 作業不要領域表示手段 411、612 未作業領域算出手段 412 未作業領域情報報知手段 511 作業誘導経路算出手段 512 作業経路誘導手段 611 作業移動速度情報取得手段 613 作業終了時間予測手段 614 作業終了時間外部報知手段 711 区画領域情報記憶手段 712 区画領域作業終了判定手段 713 区画利用情報報知手段 811 気候情報取得手段 812 障害物発生量予測手段 813 再作業判定手段 814 作業記録更新手段 815 再作業地点報知手段 10000 作業車両 10001 作業司令部 10002 GPS衛星 10003 作業制御手段 10004 位置測位手段 10005 作業車両側の無線通信手段 10006 作業線情報放置手段 10007 作業司令部 10008 作業司令部側の無線通信手段 10009 作業支援情報生成手段 10010 作業車両管理手段 10011 作業管理情報記録手段 10012 作業運行情報記録手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在の作業車両の位置を計測する位置計測
    手段と、計測した前記作業車両の位置情報を作業軌跡情
    報として記録する作業軌跡記録手段と、記録した作業軌
    跡と前記作業車両の障害物を除去する作業幅とから2次
    元的な作業済み領域を算出する作業済み領域算出手段と
    を備えることを特徴とする障害物除去作業支援装置。
  2. 【請求項2】前記作業車両により障害物除去作業が行わ
    れる経路あるいは作業領域の地図情報を記録する地図情
    報記憶手段と、前記地図情報記憶手段から地図情報を読
    み出す地図情報読み出し手段と、読み出された地図情報
    と先に記録した作業軌跡情報とから地形図上に作業済み
    領域を描画する作業済み領域描画手段と、前記作業済み
    領域描画手段により描画された作業済み領域を報知する
    表示手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の障
    害物除去作業支援装置。
  3. 【請求項3】障害物除去作業の必要がない地点の位置情
    報を提供する作業不要領域情報提供手段と、前記作業不
    要領域情報提供手段から提供された障害物除去作業の必
    要がない地点の位置情報を取得する作業不要領域情報取
    得手段と、前記作業不要領域情報取得手段から取得した
    位置情報を作業不要場所として報知する作業不要領域表
    示手段とを備えることを特徴とする請求項2記載の障害
    物除去作業支援装置。
  4. 【請求項4】作業領域が限定されている領域において、
    前記作業軌跡記録手段に記録された作業軌跡を作業済み
    領域としこの作業済み領域から残りの未作業領域を算出
    する未作業領域算出手段と、算出した未作業領域情報を
    報知する未作業領域情報報知手段とを備えることを特徴
    とする請求項2記載の障害物除去作業支援装置。
  5. 【請求項5】前記作業軌跡記録手段に記録されている未
    作業領域を巡回する作業コースを算出する作業誘導経路
    算出手段と、算出した作業経路に沿って前記作業車両を
    誘導する作業経路誘導手段とを備えることを特徴とする
    請求項2記載の障害物除去作業支援装置。
  6. 【請求項6】前記作業車両の作業移動速度情報を取得す
    る作業移動速度情報取得手段と、作業予定領域と前記作
    業済み領域算出手段から算出した作業済み領域とから未
    作業領域を算出する未作業領域算出手段と、前記未作業
    領域算出手段から算出した未作業領域情報と前記速度情
    報取得手段により取得した前記作業車両の作業移動速度
    情報とから残りの領域による作業終了時間を予測する作
    業終了時間予測手段と、予測した作業終了予測時間を外
    部送信する作業終了時間外部報知手段とを備えることを
    特徴とする請求項1または2記載の障害物除去作業支援
    装置。
  7. 【請求項7】作業対象領域を本来利用する車両が停車す
    るための複数の区画領域情報を格納する区画領域情報記
    憶手段と、前記区画領域ごとに作業完了判定領域を設
    け、区画領域ごとに障害物の除去作業が完了したことを
    判定する区画領域作業終了判定手段と、前記区画領域作
    業終了判定手段により該当する区画が作業終了と判定さ
    れる都度、利用可能となった区画の利用情報を外部に報
    知する作業済み区画利用情報報知手段とを備えることを
    特徴とする請求項1または2記載の障害物除去作業支援
    装置。
  8. 【請求項8】作業領域付近の気象情報を情報提供機関か
    ら取得する気象情報取得手段と、取得した気象情報から
    作業済み地点における降雪や降雨により再発生する障害
    物の発生量を推定する障害物発生量予測手段と、推定し
    た積雪量が再作業を必要とするレベルを超えたか否かを
    判定する再作業判定手段と、前記再作業判定手段により
    再発生した障害物が再度除去作業を必要とすると判定さ
    れた場合に前記作業軌跡記録手段に記録した作業済み軌
    跡情報を“未作業状態”に更新する作業記録更新手段
    と、再作業が必要であることを報知する再作業報知手段
    とを備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の障害物除去作業支援装置。
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