JP2003044487A - 質問/回答システム、及び質問/回答システム対応のサーバ装置 - Google Patents

質問/回答システム、及び質問/回答システム対応のサーバ装置

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JP2003044487A
JP2003044487A JP2001231320A JP2001231320A JP2003044487A JP 2003044487 A JP2003044487 A JP 2003044487A JP 2001231320 A JP2001231320 A JP 2001231320A JP 2001231320 A JP2001231320 A JP 2001231320A JP 2003044487 A JP2003044487 A JP 2003044487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より充実した質問/回答システムの運営。 【解決手段】 製品サポートの1つとして、質問者(P
DAユーザ)とアドバイザーがサーバ装置を介するよう
にして質問と回答のやりとりができるWebサイトを設
立する。ここでは、これまでに得られたQ&Aデータを
インターネット上に公開し、また、これら質問/回答情
報のリストであるトップテンリスト、カテゴリー別質問
リストページも作成して通信網上で公開する。そして、
そして、質問/回答情報のリストを作成するのにあたっ
ては、回答情報に入力されたURLの出現率に応じて、
リスト順を決定する。これにより、常にユーザの質問の
動向に応じて動的に変動するリスト順によって質問/回
答情報のリストを公開することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばユーザが購
入した商品についての質問を行い、これに回答が与えら
れるようなWebサイトを提供するための質問/回答シ
ステムと、このような質問/回答システムを形成するサ
ーバ装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】製品を製造販売するメーカなどにおいて
は、アフターサービスとして、これまでにも何らかのか
たちで、製品を購入したユーザを対象としたサポートを
行っていることが多い。例えば、パーソナルコンピュー
タやPDA(Personal Digital Assistants)などの情報
処理装置が製品とされる場合を例に挙げれば、これらを
購入したユーザが使い方や、トラブルの解決策がわから
ないようなときに、例えばメーカ側が設けたサポートセ
ンターに電話やFAXなどをして質問をし、このサポー
トセンターの担当者が回答をするということが広く行わ
れている。
【0003】また、近年においては、広くインターネッ
トが普及していることから、特に、上記した、パーソナ
ルコンピュータやPDAをはじめとするインターネット
の通信に関わる情報機器や、その周辺機器などの製品に
関しては、メーカがサポート用のWebサイトを開設す
ることも広く行われるようになってきている。このよう
なWebサイトでは、例えば周辺機器の紹介や、イベン
ト、キャンペーンの通知など、これまでのダイレクトメ
ールによる通知に代わる内容を提供するほか、ユーザか
らの問い合わせられた質問の代表的なものに対して、メ
ーカ側が用意した回答を提示していたり、また、製品を
アップデートするためのアップデータのダウンロードサ
ービスなどを行っていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現状におけるメーカ側
の製品についてのサポートの形態としては、上記のよう
なものであるが、このようなサポートがより充実したも
のとなれば、ユーザにとっては安心感が得られ、また、
メーカ側にとっては製品の商品価値が高められるので、
双方にとって好ましい。
【0005】ここで、現状におけるサポートシステムの
問題としては、次のようなことを挙げることができる。
先ず、サポートセンターに連絡してサポートを受ける場
合、このサポートセンターの開設時間帯が制限されてい
るために、例えば深夜などの時間帯は利用することがで
きないことが通常である。また、このようなサポートセ
ンターは、比較的混雑していることも多く、例えばサポ
ートセンターへの電話がつながりにくくなることも少な
くない。サポートセンターの利用は、人対人によるやり
とりであることで、ユーザの質問に対して柔軟に対応
し、かつ、即座に回答が得られるという点では利点を有
するが、上記したような不便さも持ち合わせている。ま
た、サポートセンターに常駐させる担当者も相当数必要
であることから、メーカ側としては、人的コストがそれ
だけかかっていることになる。
【0006】これに対して、インターネットのサポート
用のサイトであれば、時間的制限はなく、また、サポー
トセンターのように担当者を常駐させる必要はないこと
になる。しかしながら、現状においては、このようなサ
ポート用のサイトは、主たる目的が、上記もしたよう
に、ダイレクトメールの郵送に代わる通知内容を提供す
ることであって、例えば、トラブルの対策などに関して
は、単に、過去にあったとされるユーザの質問のうちか
ら、メーカー側が選択した質問に対して用意した回答
を、固定的に提示しているのにすぎない。つまり、この
場合には逆に、サポートセンターを利用する場合のよう
に、ユーザごとに寄せられる質問に対して柔軟に対処す
ることはできていないものである。
【0007】また、メーカによるサポートとは異なるも
のの、製品についての質問、回答が行われる場として、
電子掲示板システムが知られている。電子掲示板システ
ムとは、例えば、コンピュータ装置を利用したインター
ネット上でのメッセージ交換システムのことをいうもの
で、略してBBS(electronic Bulletin Board System)
ともいわれる。電子掲示板システムにおいては、ユーザ
が自分の端末からホストコンピュータに対して、自分の
メッセージを送信して書き込むようにされる。このよう
にして書き込まれたメッセージは、不特定多数の他の参
加者が閲覧することができるようになっている。そし
て、閲覧した書き込み内容に応答するようにして、ま
た、他の参加者が自信のメッセージを書き込むことが行
われる。このようにして、電子掲示板システムが運営さ
れる。
【0008】そして、このような電子掲示板システム
は、或る特定のテーマ別に分けられていることが多く、
このようなテーマの1つとして、或る共通の製品を対象
として、この製品についての質問、回答の場を提供する
ことがしばしば行われている。つまり、或る共通の製品
を購入したユーザが、その購入した製品についての利用
に関する疑問やトラブル対策についての質問を書き込
み、この質問を閲覧して読んだ他のユーザがこれに回答
するというかたちで運営がされていくものである。
【0009】このような電子掲示板システムでは、ユー
ザが書き込んだ質問に対して、他のユーザが書き込みを
行って回答するために、質問の内容に対して柔軟に対応
した回答が得られる可能性は高く、また、このようなメ
リットがあることも、現状において電子掲示板システム
が普及している理由ではある。
【0010】しかしながら、通常、このような電子掲示
板システムは、一般のユーザの間で自発的に発生するも
のであって、この点で、メーカ側が運営するサポートシ
ステムとは質が異なる。このため、例えば、不正、非合
法な製品の利用のしかたなどが紹介されていたりするな
ど、メーカ側にとって、また、社会的にも好ましくない
情報提供の場となっていることも少なくない。また、い
わゆる掲示板荒らしといわれる、好ましくない利用者に
よってその掲示板が荒らされてしまうといったことも起
こり得る。つまり、単に電子掲示板システムをメーカが
運営したとしても、メーカの意図通りに、その内容の質
が維持されるとは限らないという危険性をはらんでいる
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記し
た課題を考慮して、例えば製品サポートのためにメーカ
側が運営するような質問/回答システムとして、これま
でよりも、より充実したものを提供できるようにするこ
とを目的とするものである。
【0012】このため、質問/回答システムとして次の
ように構成する。この質問/回答システムは、サーバ装
置と、質問者が使用する第1の端末装置と、回答者が使
用する第2の端末装置とを所定の通信網を介して接続し
て成るものとされる。そして、第1の端末装置から送信
される質問情報をサーバ装置にて受信するための通信手
段と、或る質問情報に対応した回答情報が第2の端末装
置から送信されたことに応じて、通信網上でアクセス可
能な質問/回答情報を作成するための質問/回答情報作
成手段と、第2の端末装置側にて、質問/回答情報にア
クセスするためのアドレス情報を含めて上記回答情報を
作成可能とするための回答情報作成手段と、質問/回答
情報のリストを提示するものであって、通信網を介して
アクセス可能とされる質問/回答リスト情報を作成する
のにあたり、サーバ装置にて受信した回答情報に含まれ
るアドレス情報の出現率に応じて、当該質問/回答リス
ト情報におけるリスト順を決定するようにされた、リス
ト情報作成手段とを備えることとした。
【0013】また、質問者が使用する第1の端末装置
と、回答者が使用する第2の端末装置と所定の通信網を
介して接続されることで質問/回答システムを構成す
る、質問/回答システム対応のサーバ装置として、次の
ように構成することとした。つまり、第1の端末装置か
ら送信される質問情報を受信する受信手段と、第2の端
末装置から送信された、或る質問情報に対応した回答情
報を受信したことに応じて、上記通信網上でアクセス可
能な質問/回答情報を作成するための質問/回答情報作
成手段と、質問/回答情報のリストを提示するものであ
って、通信網を介してアクセス可能とされる質問/回答
リスト情報を作成するのにあたり、受信した上記回答情
報に含まれる、上記質問/回答情報にアクセスするため
のアドレス情報の出現率に応じて、当該質問/回答リス
ト情報におけるリスト順を決定するようにされた、リス
ト情報作成手段とを備えることとした。
【0014】上記各構成によれば、回答者が送信してく
る回答情報には、他の質問/回答情報にアクセスするた
めのアドレス情報を入力することで、質問者には他の質
問回答情報にアクセスしてもらうことを可能としてい
る。また、このような質問/回答のやりとりの結果得ら
れる質問/回答情報を通信網上で公開し、アクセス可能
にしている。また、この質問/回答情報のリストも通信
網上で公開するようにしている。そして、質問/回答情
報のリストを作成するのにあたっては、回答情報に入力
されたアドレス情報の出現率に応じて、そのリスト順を
決定するようにしている。このようにすれば、ユーザの
質問の傾向に応じたリスト順の変更を自動的に行うこと
が可能となる。
【0015】また、質問/回答システムとして、次のよ
うにも構成する。この質問/回答システムは、サーバ装
置と、質問者が使用する第1の端末装置と、回答者が使
用する第2の端末装置とを所定の通信網を介して接続し
て成るものとする。そして、回答者ごとに与えるポイン
ト数を記憶する記憶手段と、或る質問情報に対応した回
答情報が上記第2の端末装置から送信されたことに応じ
て、この回答情報を送信した第2の端末装置を使用する
回答者に与えるポイント数を所定数だけ変更する第1の
ポイント数変更手段と、第2の端末装置から送信された
回答情報内に対して、所定の入力項目に対する入力が行
われていたことに応じて、この回答情報を送信した第2
の端末装置を使用する回答者に与えるポイント数を所定
数だけ変更する第2のポイント数変更手段と、第1の端
末装置から回答情報についての評価情報が送信された場
合において、評価対象とされた回答者に与える上記ポイ
ント数を、当該評価情報の内容に基づいて決定した数だ
け変更する第3のポイント数変更手段とを備えることと
した。
【0016】また、質問者が使用する第1の端末装置
と、回答者が使用する第2の端末装置と所定の通信網を
介して接続されることで質問/回答システムを構成す
る、質問/回答システム対応のサーバ装置として次のよ
うにも構成する。つまり、回答者ごとに与えるポイント
数を記憶する記憶手段と、第2の端末装置から送信され
た、或る質問情報に対応した回答情報を受信したことに
応じて、この回答情報を送信した第2の端末装置を使用
する回答者に与えるポイント数を所定数だけ変更する第
1のポイント数変更手段と、第2の端末装置から送信さ
れた上記回答情報内に対して所定の入力項目に対する入
力が行われていたことに応じて、この回答情報を送信し
た第2の端末装置を使用する回答者に与える上記ポイン
ト数を所定数だけ変更する第2のポイント数変更手段
と、第1の端末装置から送信された、上記回答情報につ
いての評価情報を受信した場合において、評価対象とさ
れた回答者に与える上記ポイント数を、当該評価情報の
内容に基づいて決定した数だけ変更する第3のポイント
数変更手段とを備えることとした。
【0017】上記構成によっては、回答者がサーバに対
して回答情報を送信するごとにポイント数が変更され
る。また、回答情報に対して、質問者が他の質問回答情
報にアクセスしてもらうことを可能とするためのアドレ
ス情報を入力している場合にもポイント数が変更され
る。さらに、回答者を評価した評価情報を質問者から受
信した場合には、その評価レベルに応じた数によってポ
イント数が変更されることになる。つまり、本発明で
は、自動的なポイント数の変更を、質問/回答システム
の利用者の複数の行為に応じて行うようにしているもの
である。
【0018】また、質問/回答システムとして次のよう
にも構成することとした。この質問/回答システムは、
サーバ装置と、質問者が使用する第1の端末装置と、回
答者が使用する第2の端末装置とを所定の通信網を介し
て接続して成る。そして、検索条件を指定するための検
索フォーム情報を、サーバ装置から上記第1の端末装置
に対して送信する検索フォーム送信手段と、検索条件指
定の入力が行われた上記検索フォーム情報が第1の端末
装置から送信されたことに応じて質問/回答情報の検索
を行うものとされ、少なくとも、受信した検索フォーム
情報に含まれる文章情報から検索条件を決定して、この
決定された検索条件を利用して検索を行うことのできる
検索手段と、記検索フォーム情報を送信してきたのと同
一の第1の端末装置から、回答者への質問記入を行うた
めの質問フォームを要求するための要求情報が送信され
たことに応じては、検索フォーム情報に含まれていた文
章情報を入力した質問フォームを作成し、サーバ装置か
ら同一の第1の端末装置に対して送信するための質問フ
ォーム送信手段とを備えることとした。
【0019】また、質問者が使用する第1の端末装置
と、回答者が使用する第2の端末装置と所定の通信網を
介して接続されることで質問/回答システムを構成す
る、質問/回答システム対応のサーバ装置として次のよ
うに構成することとした。つまり、検索条件を指定する
ための検索フォーム情報を、上記第1の端末装置に対し
て送信する検索フォーム送信手段と、第1の端末装置か
ら送信された、検索条件指定の入力が行われた検索フォ
ーム情報を受信したことに応じて質問/回答情報の検索
を行うものとされ、少なくとも、受信した検索フォーム
情報に含まれる文章情報から検索条件を決定して、この
決定された検索条件を利用して検索を行うことのできる
検索手段と、検索フォーム情報を送信してきたのと同一
の第1の端末装置から、回答者への質問記入を行うため
の質問フォームを要求するための要求情報が送信された
ことに応じては、検索フォーム情報に含まれていた文章
情報を入力した質問フォームを作成し、同一の第1の端
末装置に対して送信するための質問フォーム送信手段と
を備えることとした。
【0020】上記各構成によっては、質問者が検索フォ
ームに入力した文章情報から検索条件を決定して検索を
行うようにされる。そしてまた、例えばこの検索結果が
得られた後において、質問者が回答者に対して質問を行
おうとする場合には、サーバ装置は、先に検索フォーム
に入力した文章情報を、例えば質問内容として入力した
質問フォームを作成して、質問者の端末装置に送信する
ようにされる。このようにすれば、検索フォームに入力
した文章情報は、検索というサーバが実行する処理と、
例えば質問者が読むべき質問内容との両者に共通して用
いられることになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明を行っていくこととする。本実施の形態の質問/
回答システムとしては、インターネット上で開設される
サポートシステムを例に挙げることとする。このサポー
トシステムは、例えば製品を製造販売するメーカがサー
バを運営することで成り立つものとされる。また、ここ
でのサポート対象となる製品は、或る特定機種のPDA
(Personal Digital Assistants)であることとする。な
お、以降の説明は次の順序で行う。 1.サポートシステム 1−1.全体構成 1−2.サポートサーバの内部構成 1−3.パーソナルコンピュータの内部構成 2.サポートシステムの利用のしかた 3.処理動作
【0022】1.サポートシステム 1−1.全体構成 図1は、本実施の形態としてのサポートシステムの全体
構成の一例を示している。サポートサーバ1は、サポー
ト対象であるPDAを製品として製造販売しているメー
カ側が運営するものであって、後述するようにして利用
されるサポートシステムの中核を成す。このサポートシ
ステム1は、インターネット3と接続されており、サポ
ート用のWebサイトとしてのコンテンツを作成してイ
ンターネット上にアップロードし、このWebサイト
に、PDAユーザ及びアドバイザーがアクセスすること
で、後述するようにして、本実施の形態としてのサポー
トのサービスを実現する。
【0023】本実施の形態のサポートシステムの利用者
としては、前述もしたように、PDAユーザ及びアドバ
イザーが存在する。PDAユーザは、本実施の形態のサ
ポートシステムがサポート対象とする製品であるPDA
を購入し、メーカに対してユーザ登録を行ったことで、
メーカ側が正規ユーザとして認めた、一般ユーザ達であ
る。そして、彼らPDAユーザは、サポート用サイトを
利用してサポートを受けることができる。詳しいことは
後述するが、例えば、過去にあったとされる質問に対す
る回答を閲覧したり、また、アドバイザーへのPDAに
関しての質問をすることなどができる。アドバイザーも
また、サポート対象であるPDAを購入して利用してい
るユーザではあるが、彼らの役割としては、PDAユー
ザがサポート用サイトに書き込んだPDAに関する質問
を閲覧した上で、任意に質問を選んで回答を行う。つま
り、PDAユーザとアドバイザーとの相互の関係として
は、PDAユーザが質問者で、アドバイザーが回答者で
あることになる。PDAユーザは、PDAを購入してユ
ーザ登録を行いさえすれば誰でもその資格を得るのであ
るが、これに対してアドバイザーは、例えばボランティ
アにより希望したユーザのなかから、例えばメーカが審
査を行って選任したユーザ達である。
【0024】そして、PDAユーザ及びアドバイザー
は、それぞれパーソナルコンピュータ2を所有している
ものとされる。これらパーソナルコンピュータ2は、図
示するようにしてインターネット3と接続可能とされて
いる。そして、彼らPDAユーザ及びアドバイザーが、
パーソナルコンピュータ2上で、インターネットを閲覧
するためのいわゆるブラウザといわれるアプリケーショ
ンを操作することで、インターネット3を介して、サポ
ートサーバ1のWebサイトにアクセスできるようにな
っている。
【0025】1−2.サポートサーバの内部構成 図2は、サポートサーバ1の内部構成例を簡略に示して
いる。この図に示すサポートサーバ1は、記憶部10、
ネットワークインターフェイス11、制御部12を備え
る。記憶部10には、後述するサポートの機能を実現す
るのに必要とされる各種情報が記憶されている。ここで
は、記憶部10に格納される代表的なデータとして、コ
ンテンツデータ21、Q&Aデータベース22、ユーザ
データベース23、アドバイザーデータベース24、及
び実行アプリケーション25が示される。
【0026】コンテンツデータ21とは、インターネッ
ト上にアップロードされるサポート用のWebサイトと
してのコンテンツのデータとされる。
【0027】また、詳しいことは後述するが、サポート
サーバ1ではPDAユーザ側から送信された質問をWe
bサイト上でアドバイザーに公開する。そして、アドバ
イザーは、この公開された質問を選択して回答し、この
回答をサポートサーバ1に送信する。これによって、サ
ポートサーバ1では、或る1つの質問に対して1つの回
答が対応した情報を取得することになる。つまり、或る
1つの質問に対して1つの回答が寄せられることで、1
つの「Q&Aデータ」が得られるものであり、サーバを
介在しては、多数の質問と、これに対する回答が行われ
ることから、サポートサーバ1では、このようなQ&A
データを多数取得していることになる。Q&Aデータベ
ース22は、このような複数の「Q&Aデータ」をデー
タベース化されて格納しているものである。このQ&A
データベース22は、過去のQ&Aを提示するような各
種Webページを作成したり、また、PDAユーザの要
求に応じて、Q&Aを検索する場合などに利用される。
【0028】ユーザデータベース23は、PDAユーザ
としての資格を有する、ユーザ登録を行った正規ユーザ
ごとに関する情報がデータベース化されて格納されてい
る。例えば、ユーザ登録を行った正規ユーザに対して、
メーカ側では、ユーザごとに固有となるカスタマーID
(ユーザID)を与えるようにされている。この場合の
ユーザデータベース23は、例えばこのカスタマーID
を少なくとも含んだ、正規ユーザに関する情報が格納さ
れているものである。
【0029】アドバイザーデータベース24は、アドバ
イザーごとに関する所定の情報がデータベース化されて
格納されている。例えば、登録されているアドバイザー
は、図12に示すようにして、サポート用Webサイト
内のアドバイザー紹介ページにおいて、そのプロフィー
ルが公開されるのであるが、アドバイザーデータベース
24に格納されるアドバイザーごとの情報としては、例
えばこのプロフィールを作成する材料となる情報をはじ
めとして、メーカ側がアドバイザーの登録状況を管理す
るのに用いるのに必要とされる情報から成るものとされ
る。なお、図12においては、アドバイザーのペンネー
ム、コメント、ポイント、写真などが表示されている
が、これらの情報が、アドバイザーごとの情報に含まれ
た上で、アドバイザーデータベース24が構築されるこ
とになる。なお、ポイントとは、後述するようにして、
回答者としての役割の貢献度に応じて、サポートサーバ
1が自動加算していくものである。そして、このポイン
ト数に応じて、アドバイザーは、例えばメーカ側から何
らかの特典が提供されることになっている。つまり、ポ
イントは、アドバイザーにより良い役割を果たしてもら
うための動機付けとして機能する。
【0030】実行アプリケーション25は、例えば後述
するようにしてサポートサーバ1が実行すべき各種動作
を実現するためのアプリケーションプログラムから成
る。
【0031】ネットワークインターフェイス11は、イ
ンターネットと接続するためのインターフェイス手段と
して設けられる。制御部12は、実行アプリケーション
22としてのプログラム内容に従って各種の制御処理を
実行する。
【0032】1−3.パーソナルコンピュータの内部構
成 図3は、パーソナルコンピュータ2の内部構成例を示し
ている。この図に示すパーソナルコンピュータ2は、イ
ンターネット3を介しての通信を行うために、ネットワ
ークインターフェイス39を備えている。このネットワ
ークインターフェイス39は、インターネットの通信プ
ロトコルであるところのTCP/IPに準拠したハード
ウェア構成を備えているものとされる。例えば、電話回
線に対応するのであれば、モデム等を備えた構成を採
り、また、CATV、LAN、及び光ファイバ通信網な
どを介しての常時接続回線と接続されるのであれば、例
えばイーサネット(登録商標)などの通信機能を有して
構成されることになる。
【0033】CPU31は、例えばハードディスクドラ
イブ37にインストールされた各種のアプリケーション
ソフトウェアとしてのプログラム、及びROM32に保
持されているプログラムに従って各種の処理を実行す
る。本実施の形態では、TCP/IPの通信プロトコル
に従って各種データの送受信を可能とするために、例え
ば、上記ROM32に対してネットワークインターフェ
イス39を制御するためのプログラムも格納されること
になる。また、本実施の形態においては、ハードディス
クドライブ27に対して、Webサイトを閲覧するため
の、いわゆるブラウザといわれるアプリケーションソフ
トウェアがインストールされている。つまり、パーソナ
ルコンピュータ2においては、インターネットを利用し
たデータ送受信に可能なセット(ハードウェア及びソフ
トウェア)が備えられるものである。また、RAM33
にはCPU31が各種処理を実行するのに必要なデータ
やプログラム等が適宜保持される。
【0034】入出カインターフェイス34は、キーボー
ド35とマウス36が接続されており、これらから供給
された操作信号をCPU31に出カするようにされてい
る。また、入出カインターフェイス34には、記憶媒体
としてハードディスクを備えたハードディスクドライブ
37が接続されている。CPU31は、入出カインター
フェイス34を介して、ハードディスクドライブ37の
ハードディスクに対してデータやプログラム等の記録又
は読み出しを行うことができるようにされている。この
場合、入出カインターフェイス34には、さらに、画像
表示のためのディスプレイモニタ38が接続されてい
る。内部バス40は、例えば、PCI(Peripheral Comp
onent Interconnect)又はローカルバス等により構成さ
れ、内部における各機能回路部間を相互に接続してい
る。
【0035】2.サポートシステムの利用のしかた 続いては、上記のようにして構成される本実施の形態の
サポートシステムがどのようにして、PDAユーザとア
ドバイザーによって利用されるのかについて、図4〜図
12を参照して説明する。図4〜図12には、サポート
用Webサイトを形成する或るページが必要に応じて記
載されている。確認のために述べておくと、PDAユー
ザ若しくはアドバイザーのパーソナルコンピュータ2側
にて、これらのページが表示されるためには、パーソナ
ルコンピュータ2とサポートサーバ1とがインターネッ
ト3を介して接続されている状態の下で、パーソナルコ
ンピュータ2側からの要求に応じて、サポートサーバ1
がページ情報としてのコンテンツデータを送信するよう
にされるものである。
【0036】ここで、例えば或る一人のPDAユーザ
が、自身が購入したPDAについてのサポートを受けた
い、つまり、自身が購入したPDAについての何らかの
疑問、トラブルなどを解決するための質問を行いたいと
思ったとする。この場合、PDAユーザは、自身の所有
するパーソナルコンピュータ2を操作することで、パー
ソナルコンピュータ2をインターネットと接続し、ま
た、ブラウザのアプリケーションを利用して、サポート
サーバ1のWebサイトのトップページ(ホームペー
ジ)にアクセスするようにされる。
【0037】すると、PDAユーザのパーソナルコンピ
ュータ2のディスプレイモニタ38には、例えば図4に
示すようなトップページが表示される。このトップペー
ジでは、PDAユーザが受けられるべきサポート内容
が、STEP1、STEP2、STEP3の三段階に大
きく分けられていることが示されている。
【0038】多数のPDAユーザから受ける質問内容の
趣旨は、全てが違うものであることはなく、同じ趣旨の
ものが必ず存在するといってよい。また、このような同
じ内容の質問は、その重複数が多いほど、やはり多数の
PDAユーザが疑問に思っている内容である可能性が高
い。従って、先ず、このような頻繁に受ける質問とこれ
に対する回答を提示すれば、この段階で、相当の確率で
問題が解決されることになる。
【0039】そこで、STEP1のサポートは、PDA
ユーザから受ける質問タイトルの上位10項目を提示し
て、これをPDAユーザが閲覧できるというものとして
いる。そして、トップページにアクセスしたユーザは、
このトップページに表示されているトップテンリストエ
リアA1を参照して、自分の質問と同じ趣旨の質問タイ
トルがあるかどうか探すようにされる。ここで、PDA
ユーザが、トップテンリストエリアA1内に自分の質問
と同じ趣旨の質問タイトルを見つけたとすると、そのP
DAユーザは、例えばそのタイトルが表示されている領
域に対してクリック操作を行って、そのタイトルに対応
した質問とこれに対する回答が表示されたQ&Aページ
にアクセスすることができる。このようにして、STE
P1の段階では、質問のトップテンリストのなかから自
分と同じ趣旨の質問を探すことで、問題の解決を図るこ
とができるようになっている。
【0040】しかしながら、このトップテンリストに
は、そのPDAユーザが求めている質問の回答が無かっ
たとする。この場合には、STEP2としてのサポート
に移行することで、より細かなサポートが受けられるこ
とになる。
【0041】STEP2では、過去に行われた質問とこ
れに対する回答からなるQ&Aを、カテゴリー別に閲覧
できるようになっている。つまり、トップテンリスト以
外ののQ&Aについて閲覧可能とすることで、より広い
範囲から自身と同様の趣旨の質問に対する回答を得るこ
とができるようにしているものである。そしてまた、こ
の場合には、カテゴリごとにQ&Aを分類していること
で、閲覧、検索を行いやすいものとしているわけであ
る。
【0042】このようなステップ2のサポートをPDA
ユーザが受けるためには、例えば図4に示すようにして
トップページ上に表示されているボタンBT1に対する
クリック操作を行うようにされる。すると、トップペー
ジに代えて、例えば図5に示すような質問タイトルリス
トのページが表示される。この場合には、例えば「Hot
Sync」「MemoryStickGate」などのようにしてカテゴリ
を示すタイトルが示され、このカテゴリのタイトルごと
に従属するようにして、各5つの質問タイトルが表示さ
れている。ここで、図5に示すページ画像の初期表示時
において、各カテゴリのタイトルごとに対応5つの質問
タイトルは、そのカテゴリ内において、ユーザからの質
問が多いとされる上位5つの質問タイトルとされる。そ
して、これより下位の質問タイトルを見たいときには、
各カテゴリの右下に表示される「>>more」の領域をク
リックすることで、例えば別のページによって表示でき
るようになっている。
【0043】そして、PDAユーザは、これらのリスト
を参照して、このなかから自身の質問内容と同じ趣旨の
質問を探し出すようにされる。そして、この場合にも質
問タイトルが表示されている領域に対してクリック操作
を行えば、そのタイトルに対応したQ&Aのページが表
示されることになる。そして、例えばユーザが、自身の
質問内容と同じ趣旨の質問を見つけだし、これに対応し
た回答の内容を参照することで、やはり、問題が解決さ
れることとなる。
【0044】なお、このようなカテゴリ別質問リストの
ページは、サポートサーバ1において、制御部12がQ
&Aデータベース22を利用して作成し、コンテンツデ
ータ21の一部として格納しておくようにするものであ
る。また、カテゴリ別質問リストのページに掲載可能な
Q&Aデータは、Q&Aデータベース22として格納さ
れている全てのQ&Aデータとすることが好ましい。し
かしながら、Q&Aデータの全数が膨大で、制御部の処
理負担が重くなって動作が遅くなってしまうような場合
には、カテゴリ別質問リストのページに掲載すべき質問
タイトルを、例えば或る上位数にまで制限しても良いも
のである。
【0045】そして、例えば上記したSTEP2として
のサポートによっても、PDAユーザが抱える問題が解
決しなかった場合には、STEP3のサポートに移行す
るようにされる。STEP3のサポートの場合、概要的
には、大きく2つの段階に分けられる。先ず、第1段階
は、文章入力により得られる検索語句を検索条件に含ん
だ、Q&Aデータの検索を行うものである。そして、上
記第1段階による検索によっても、PDAユーザが求め
るQ&Aデータが検索されなかった場合に、最後の手段
として、第2段階のサポートを受けるようにされる。こ
の第2段階のサポートが、アドバイザーに対して回答し
てもらうことのできる、自身の質問をサポートサーバ1
に書き込むこととされる。以下、このSTEP3のサポ
ートについて、図を参照しながら説明していくこととす
る。
【0046】STEP3としてのサポートをこれから受
けようとするPDAユーザは、例えば、STEP2に対
応するカテゴリ別質問リストのページから、図1に示し
たトップページに戻し、このトップページにおいて、S
TEP3に対応して表示されているボタンBT2に対し
てクリック操作を行う。これによって、トップページに
代わり、図6に示すQ&Aサーチのページが表示され
る。つまり、上記第1段階としての検索を以降において
行うようにされる。この図6に示すQ&Aサーチのペー
ジは、PDAユーザが検索を行うのに必要とされる項目
を入力するための入力フォームとしての形を採ってお
り、ここでは、「モデル名」、「種類」、「用途」、及
び「質問内容」の各入力ボックスが示されている。初期
的には、図示するように、「モデル名」、「種類」、
「用途」の各ボックスには、(指定なし)と表示され、
「質問内容」のボックスは、何の記載もない空白の状態
となっている。PDAユーザが検索を行うのにあたって
は、このQ&Aサーチのページに提示される入力ボック
スのうち、少なくとも、「質問内容」の入力ボックスに
対して、検索対象となるキーワードを入力するようにさ
れる。但し、本実施の形態においては、「質問内容」の
入力ボックスに対して、キーワードとしての語句、単語
だけではなく、文章として入力することを可能としてい
る。例えば電源が入らないといったトラブルについて解
決したい場合には、PDAユーザ自身がキーワードを考
えて、例えば単に「電源」と記入するのではなく、通常
に文章として、「電源が入りません。」のようにして入
力すればよいものとされる。
【0047】そしてまた、PDAユーザが必要であると
判断したときには、「質問内容」の入力ボックスへの記
入に加えて、「モデル名」、「種類」、「用途」の入力
ボックスに対して指定入力を行うことができるようにな
っている。また、各入力ボックスへ入力した内容をリセ
ットして初期状態に戻したい場合には、このQ&Aサー
チのページ内において下側に表示されるリセットボタン
BT4を操作すればよい。
【0048】そして、PDAユーザが上記のようにして
検索入力フォームに対して入力を行って、検索を行いた
いとしたときには、検索ボタンBT3を操作するように
される。この操作によって、図6に示したQ&Aサーチ
のページの入力ボックスに入力した内容(検索情報)と
共に、パーソナルコンピュータ2からサポートサーバ1
に対して検索要求が送信される。
【0049】この検索要求を受信したサポートサーバ1
側では、共に受信した検索情報(「質問内容」、「モデ
ル名」、「種類」、「用途」)によって検索条件を設定
して、Q&Aデータベース22に対して検索をかけるこ
ととなる。この場合において、「質問内容」としては、
前述したように文章としての情報とされるのであるが、
サポートサーバ1側では、文章の内容から、これに含ま
れる名詞、及びその類似語をキーワードとして自動抽出
し、この抽出したキーワードにより、Q&Aデータベー
ス22に対して検索をかけるようにされる。また、例え
ばモデル名についての指定が行われれば、指定されたモ
デル名に関連したQ&Aデータのみに対して検索を行
う。また、「種類」、「用途」について指定を行えば、
指定された内容と、「質問内容」に基づくキーワードと
のAND条件によって検索を行うようにされる。
【0050】そして、上記のようにして検索を行った結
果に基づいて、サポートサーバ1では、Q&Aデータの
サーチ結果を示すページ情報を作成する。そして、この
ページ情報を、パーソナルコンピュータ2に対して返送
する。パーソナルコンピュータ2では、返送されたペー
ジ情報についての表示を行うことになるが、このような
Q&Aデータのサーチ結果を示すページ画面の例を図7
に示す。この図7に示すように、Q&Aサーチ結果のペ
ージ画面には、PDAユーザが先の検索フォームへの入
力によって指定した検索内容によって検索された結果の
一覧が「検索結果一覧」として示されている。この「検
索結果一覧」においては、検索結果としての質問タイト
ルが列記されており、この場合にも、任意の質問タイト
ルの領域に対してクリック操作すると、その質問タイト
ルに対応したQ&Aデータのページにジャンプできるよ
うになっている。つまり、PDAユーザは、このように
して表示された検索結果一覧の質問タイトルから、自分
の質問と同じ趣旨を表しているものを探し出してクリッ
クを行い、Q&Aデータのページを表示させる。そし
て、ここに記載されている回答の内容を参照すること
で、自身が抱える問題の解決策を知ることができるわけ
である。
【0051】なお、検索結果として抽出されたQ&Aデ
ータが或る所定数以上の場合には、1つのQ&Aサーチ
結果のページ画面に収まらないため、次ページも作成さ
れていることになる。そして、PDAユーザがこの次ペ
ージも表示させたいとした場合には、図7の下側に示さ
れ、例えば「次の20件」と記載されているボタンBT
7に対するクリック操作を行う。これによってサポート
サーバ1では、パーソナルコンピュータ2からの次ペー
ジへのアクセス要求に応じて、次ページの送信を行う。
パーソナルコンピュータ2では、受信した次ページを表
示させる。また、検索結果一覧を見て、例えばPDAユ
ーザが検索をやり直したいと思ったときには、「検索を
やり直す」と記載されたボタンBT6に対してクリック
操作を行う。これに応じては、サポートサーバ1は、再
度、図6に示したQ&Aサーチのページを送信して、パ
ーソナルコンピュータ2に表示させる。これによって、
はじめから、検索をやり直すことができることになる。
【0052】しかしながら、上記した検索を行うことに
よっても、PDAユーザが欲しいと思った回答を得るこ
とができないときには、先にも述べたSTEP3におけ
る第2段階としてのサポートを受けるようにされる。
【0053】この第2段階のサポートとしては、PDA
ユーザは、質問をサポートサーバ1に送信するようにさ
れる。そして、この質問に対して、アドバイザー側が回
答を寄せてくれるものである。この第2段階としてのサ
ポートを受けるのには、例えば図7のQ&Aサーチ結果
のページ画面下側に表示される、「質問を投稿する」と
記載されたボタンBT5に対してクリック操作を行うよ
うにされる。この操作に応じて、パーソナルコンピュー
タ2からサポートサーバ1に対しては、質問フォームの
要求が行われる。そして、サポートサーバ1ではこの要
求に応じて、質問フォームのページ情報を作成してパー
ソナルコンピュータ2に対して送信する。
【0054】このようにして送信された質問フォーム
は、例えば図8に示すようにしてパーソナルコンピュー
タ2側にて表示される。この図に示す質問フォームにお
いては、先ず、「お客様情報」の欄において、名前、カ
スタマーID、及びメールアドレスの入力ボックスが提
示される。PDAユーザは、これらの入力ボックスに対
して、それぞれ、自身の名前、カスタマーID、及びメ
ールアドレスを入力する。ここで、カスタマーIDと
は、先にも述べたように、メーカ側から正規のPDAユ
ーザに対して割り当てられた、PDAユーザごとに固有
となるIDである。ここで入力されたカスタマーID
は、この質問フォームがサポートサーバ1に送信された
ときに、この質問フォームが正規のユーザが送信してき
たものであるか否かについての認証を行うために利用さ
れる。
【0055】また、「お客様情報」の欄の下側には、
「検索内容」としての欄がある。この「検索内容」の欄
内に対して、アドバイザーへ質問するのに必要とされる
情報を適宜入力する。そして、この場合の「検索内容」
の欄内においては、図示するように、「モデル名」、
「種類」、「カテゴリー」、「タイトル」、「質問内
容」の各入力ボックスが表示される。
【0056】ここで、先に図6に示したQ&Aサーチの
ページにおいては、「質問内容」の入力ボックスに対し
ては、必ず質問としての語句、文章を入力することとし
ていたのであるが、この図8に示す質問フォームの「検
索内容」としての欄内においても、「質問内容」の入力
ボックスが示されている。そして、本実施の形態におい
ては、この図8に示す質問フォームが最初に表示される
ときには、この「質問内容」の入力ボックスに対して、
先に、Q&Aサーチのページの「質問内容」の入力ボッ
クスに記入された内容を、そのままペーストするように
して表示しているものとされる。
【0057】これまでの説明の経緯からすると、PDA
ユーザが検索をかけるときの質問内容と、アドバイザー
に質問する際の質問内容との趣旨は同じとなるはずであ
る。また、Q&Aサーチページの「質問内容」の入力ボ
ックス入力には、キーワードとしての名詞などの単語で
はなく、文章でよいことともされていた。アドバイザー
への質問は、対人的なものとなるので、文章である必要
があるが、本実施の形態においては、検索のための質問
内容もキーワードとしての名詞などの単語ではなく文章
でよいこととしている。従って、一度ユーザが、Q&A
サーチページの「質問内容」の入力ボックス入力した文
章を、再度、質問フォームの質問内容としてそのまま利
用することには、何ら問題はないことになる。つまり、
本実施の形態においては、一度入力された質問内容とし
ての文章を、Q&Aデータの検索というサーバの処理動
作と、アドバイザーへの質問という対人的な対応との両
者に共用することを可能としているものである。そし
て、ユーザにとっては、また同じ内容の文章を入力しな
ければならないという二度手間が省かれることにもな
る。
【0058】また、図8の「検索内容」の欄における、
「タイトル」の入力ボックスに対しては、その下の質問
内容を要約して端的に示すような短い文章を入力するよ
うにされる。
【0059】なお、この場合の図6のQ&Aサーチのペ
ージと、図8に示す「検索内容」欄の内容とを比較する
と、「質問内容」のほか、「モデル名」及び「種類」の
入力ボックスも共通となっている。このように、「質問
内容」以外にも共通の入力項目があれば、これらの入力
項目についても、「質問内容」と同様に、質問フォーム
の初期表示時において、Q&Aサーチページに対して入
力された内容をそのまま反映させるようにすることがで
きる。また、例えばPDAユーザが自己の判断によっ
て、例えばもっと充実した質問内容にしたいと思ったと
きには、質問フォームにおいて初期表示されている「質
問内容」の文章を書き換えることも当然可能とされてい
るものである。また、この場合にも、PDAユーザが、
質問フォームに入力されている内容をクリアして、入力
のし直しを行いたいとするときには、クリアボタンBT
9を操作することで、記載内容をクリアした質問フォー
ムが再作成されることになる。
【0060】そして、PDAユーザが、図8に示す質問
フォームに対する入力を済ませ、画面下側の「投稿す
る」と記載されたボタンBT8に対してクリック操作を
行うと、この質問フォームに入力した情報により形成さ
れる質問情報が、パーソナルコンピュータ2からサポー
トサーバ1に対して送信されることになる。
【0061】サポートサーバ1では、サポート用Web
サイト内で、アドバイザーのみが閲覧可能な質問リスト
ページに対して、受信した質問リストを登録する。ま
た、これと共に、サポートサーバ1側でユーザが投稿し
た質問を質問リストページに登録したことを通知する電
子メールを、この質問情報を送信してきたパーソナルコ
ンピュータ2に対して送信する。なお、この際には、図
8の質問フォームの「お客様情報」欄内に入力された電
子メールアドレスを宛先として送信するようにされる。
【0062】続いては、アドバイザーによる利用につい
て説明していくこととする。アドバイザーは、上記もし
たように、サポート用Webサイト内の質問リストペー
ジにアクセスして、これを閲覧することができる。この
質問リストページは、例えばアドバイザーのパーソナル
コンピュータ2側にて、図9に示すようにして表示が行
われる。
【0063】この図9に示す質問リストページにおいて
は、先ず、多数のリストの中から絞り込みを行うための
条件を設定するボックスが表示されている。ここでは、
質問種類を選択するボックスと、カテゴリー名を選択す
るボックスと、表示順(ソート種別)を選択するボック
スとが設けられている。アドバイザーは、これらのボッ
クスに対して指定を行うことで、所望の条件に適合する
質問リストを、所望のソート順に従って、下側のリスト
エリアに表示させることができる。
【0064】そして、リストエリアにおいては、複数の
質問がリスト的に表示されるが、各質問については、例
えば「質問種類」、「質問タイトル」、「カテゴリー名
/日時」などの情報が提示される。ここでの「質問タイ
トル」には、例えばPDAユーザが質問フォームの「タ
イトル」の入力項目に記載した内容が反映されることに
なっている。そして、ユーザは、例えばこのようにして
リストアップされる質問の中から任意に質問を選んで、
その質問の欄に対してクリック操作を行うことができる
ようになっている。このクリック操作に応じては、図1
0に示す回答フォームのページが表示されることになっ
ている。
【0065】図10に示される回答フォームとしては、
例えば先ず、最上段にカテゴリーを選択する入力ボック
スBX1が表示されている。その下には、質問者として
のPDAユーザからの質問内容が示されるボックスが設
けられる。ここでは、先に図8に示した質問フォームに
入力されていたタイトルと質問内容としての文章が、各
入力ボックスBX2,BX3内に表示される。また、タ
イトルの入力ボックスBX3の右側には、質問者の名前
が示されている。これもまた、先の質問フォームの名前
の入力ボックスに記入された内容が反映されている。
【0066】そして、さらにその下に対して、アドバイ
ザーが回答に関して入力できる入力ボックスが設けられ
ることになる。ここでは、3つの入力ボックスBX4,
BX5,BX6が設けられており、それぞれ、タイトル
記入欄、回答記入欄、また参照URL記入欄として割り
当てられている。また、ここでは、回答者の名前も自動
的にサーバ側で記入しておくようにされている。
【0067】タイトル記入欄としての入力ボックスBX
4には、今回の回答の内容を要約するような短い文章
を、回答のタイトルとして入力するようにされる。そし
て、回答記入欄としての入力ボックスBX5に、より詳
細な回答の内容を記載するものである。
【0068】また、参照記入欄としての入力ボックスB
X6には、「参照URL」を記入するが、本実施の形態
において、この参照URLとは、次のようなものとされ
る。例えば、図4に示すトップテンエリアの質問タイト
ルは、クリック操作に応じて、その質問のQ&Aデータ
が掲載されているページにジャンプするようにされてい
ることは前述したとおりである。また、図5に示したカ
テゴリ別質問リストのページに表示される質問タイトル
もまた同様である。つまり、これらの質問タイトルは、
或る特定のQ&Aデータのページを示すURLのリンク
が張られていることになる。また、これまでの説明に依
れば、PDAユーザがアドバイザーへの質問に至るまで
には、STEP1,2のサポート及びSTEP3の第1
段階による検索を経ているので、このPDAユーザの質
問と同じ趣旨の質問はこれまでにはなかったことにな
る。しかしながら、実際には、ユーザがこれまでの各S
TEPにおける調べで、同じ内容の質問を見落としてい
たりする可能性は少なくない。
【0069】そこで、アドバイザーが、図10に示す回
答フォームにより回答するのにあたって、これと同じ趣
旨の回答が既に自身又は他のアドバイザーによって行わ
れているという場合には、例えば、このような過去のQ
&AデータのページのURLを参照URLとして、参照
URL記入欄としての入力ボックスBX6に記入するよ
うにされる。この場合、回答記入欄の入力ボックスBX
5には、例えば詳しい対処法などを記載する必要はな
く、例えば、「あなたのご質問は、以下のURLにて公
開されています。こちらを参照してください」程度の、
参照URLの閲覧を促す程度のものでよいことになる。
つまり、参照URLとは、質問に対する回答として、自
身が回答するのに代わって、既にその質問の回答が掲載
されているWebページを参照してもらうために、その
Webページを示すURLのことをいうものである。な
お、上記説明では、参照URLは、サポート用のWeb
サイト内で管理されるQ&Aデータのページにリンクす
るURLから選ぶことになるが、例えば、サポート用の
Webサイトの外部において、その質問に対する回答と
なる内容が提示されているWebサイト、若しくはWe
bページのURLを記入することも可能である。
【0070】また、この図10に示す回答フォームにお
いて、PDAユーザが入力したタイトルを表示する入力
ボックスBX2の記載内容は、先に図4若しくは図5に
示した質問タイトルとして反映されることとなってい
る。しかしながら、必ずしもPDAユーザ側が入力ボッ
クスBX2に入力したタイトルが、質問内容を的確に要
約しているものではないことがあるので、サポートサー
バ1では、アドバイザーの判断により、より的確なタイ
トルに書き換えることを許可している。特に、例えば入
力ボックスBX6に参照URLを入力した回答を作成す
るような場合には、その過去において既に登録されてい
るQ&Aデータと同じ質問タイトルに書き換えて、過去
の質問タイトルと一致させることで、PDAユーザ側に
とっては、参照URLによる参照がより分かりやすいも
のとなる。また、カテゴリーの入力ボックスについて
も、ほぼ同様の理由によって、アドバイザーが変更する
ことを許可している。また、自身の回答記入欄、及び参
照URL記入欄としての各入力ボックスBX5及びBX
6についての記入した内容をクリアしたければ、クリア
ボタンBT11を操作すればよいこととされている。
【0071】上記のようにして、図10に示す回答フォ
ームに対して質問を入力した後は、これをサポートサー
バ1に対して送信することになるが、このためには、図
10に示される「確認ページへ」のボタンBT10をク
リック操作する。これにより、図示は省略するが、回答
フォームに記入した情報がアドバイザーのパーソナルコ
ンピュータ2からサポートサーバ1に対して送信され
る。サポートサーバ1からは、これに応答して、今回の
回答フォームへの記載内容を一覧する確認ページが送信
されてくる。そして、アドバイザーは、パーソナルコン
ピュータ2にて受信して表示している確認ページを見
て、記載内容の確認を行い、これでよいと判断したので
あれば、決定のための操作を行う。そして、この操作に
応じた決定要求がパーソナルコンピュータ2からサポー
トサーバ1に送信されることになる。
【0072】決定要求を受信したサポートサーバ1で
は、今回送信されてきた回答フォームの内容を、1つの
Q&AデータのWebページ(Q&Aページ)として作
成する。そして、このQ&Aページに対して1つのUR
L(公開URL)を割り当て、サポート用Webサイト
内のWebページとして公開することを行う。このよう
にしてWebページとして公開されるQ&Aページは、
サポートサーバ1の記憶部において、Q&Aデータベー
ス22にデータベース化されて格納されることになる。
そして、このQ&Aデータの質問者であるPDAユーザ
のパーソナルコンピュータ2に対しては、電子メールを
送信する。この電子メールには、そのPDAユーザが行
った質問に対する回答が行われ、Q&Aページとして公
開されており、このQ&Aページの公開URLを通知す
る内容が記述されている。
【0073】この電子メールを受信したPDAユーザ
が、電子メールに記載されているURLにアクセスし
て、このQ&Aページを表示させると、そこには、自身
の質問に対するアドバイザーの回答が記載されているこ
とになる。ユーザは、この回答を読むことで、問題が解
決することになる。また、ここで参照URLが記載され
ている場合には、ユーザは、この参照URLのWebペ
ージにアクセスするようにされる。そして、このWeb
ページの内容を参照すれば問題が解決することになる。
【0074】PDAユーザは、本実施の形態としてのサ
ポートのサービスを以上のようにして享受することがで
きるのであるが、サポートサーバ1においては、上述し
たようなPDAユーザとアドバイザーとのやりとりによ
って得られるQ&Aデータを利用して、次のようなWe
bページの更新を、自動的に実行するようにされる。
【0075】上述もしたように、アドバイザーが回答フ
ォームを作成するのにあたっては、参照URLを入力す
ることができる。ここで、現実の運営を考えた場合、前
述もしたように、たとえSTEP1,2及びSTEP3
の検索という、PDAユーザが自力で問題解決できる手
段を提供しているとしても、同じような趣旨の質問がア
ドバイザー側に寄せられる可能性は低くはないと考えら
れる。このようなことを背景とすると、例えばよくある
とされる質問であるほど、その質問に対する回答フォー
ムに記載される参照URLは、重複することが多くなっ
てくる。
【0076】そこでサポートサーバ1においては、回答
フォームが送信されてくるごとに、この回答フォームに
記入されている参照URLを利用して、全ての参照UR
Lの出現率を常に算出し直すようにされる。そして、こ
の新たに算出された出現率に応じて、図4のトップペー
ジに示したトップテンエリアA1に掲載すべき質問タイ
トルの順位を変更する。つまり、トップテンエリアA1
において、出現率が1位〜10位までの参照URLによ
り示される各Q&Aページの質問タイトルが、常に、1
位から10位の質問タイトルとして表示されるように、
トップページの再構築を行うものである。このようにす
れば、トップテンエリアA1におけるランキングは、実
際に現在のPDAユーザが求めている傾向の質問内容を
常に提示したものとすることができる。しかも、このた
めのランキングの変更は、自動的に行われることとな
る。例えば、従来においても、サポート用のWebペー
ジで、製品に関するQ&Aを掲載しているものはあった
が、これらは、Webページの作成者が作成したもので
あって、その内容は固定的なもので、実際のユーザの質
問内容の変化に対応してダイナミックに変化するもので
はない。かりに、ユーザ側の変化に対応して、その内容
を変更しようとすれば、作成者が、そのページを編集し
直さなければならないものであった。
【0077】また、図5に示したカテゴリ別質問リスト
のページにおける、各カテゴリごとの質問タイトルも、
上記トップテンエリアA1内の質問タイトルの順位と同
様に、参照URLの出現率に応じて、適宜その掲載順を
変更するようにされる。これにより、カテゴリ別質問リ
ストは、常に出現率の高い質問順に提示されることとな
るので、PDAユーザにとってより利用しやすいものと
なるわけである。
【0078】また、本実施の形態においては、最終的に
は、アドバイザーが回答を行うようにされており、この
ような人的要素を加えることで、単にサーバ側でデータ
としてのQ&Aを提供するよりも、信頼性が高く、ま
た、実用性に優れたサポート用Webページとなるよう
にしている。また、アドバイザーは、前述もしたよう
に、メーカー側の審査によって選任されるボランティア
であって、もともとは一般のユーザであり、メーカ側の
社員などではない。この点でも、例えばより自由な雰囲
気で、質問と回答のやりとりが行われることも期待で
き、サポート用Webページとしてのコンテンツの面白
みも増すこととなる。しかしながら、アドバイザーがメ
ーカ側の立場の者ではないということを考慮すると、サ
ポート用Webページの質を維持するには、アドバイザ
ーの質も維持し、また、向上していくようにしなければ
ならないといえる。
【0079】そこで本実施の形態においては、貢献度に
応じてアドバイザーにポイントを与えるという、ポイン
ト制を導入することとしている。そして、例えばアドバ
イザーが獲得したポイント数に応じて何らかの特典など
を与えるようにされる。これによってアドバイザーのモ
チベーションを高めると共に、アドバイザー達の質の向
上も図ろうとするものである。
【0080】本実施の形態において、アドバイザーに対
するポイントは次のようにして加算されていく。本実施
の形態のサポート用Webページを利用してのアドバイ
ザーの行為としては、回答をサーバに送付することなの
であるが、先ず、回答をサポートサーバ1に送信すると
いう行為によって、1ポイントが加算される。
【0081】また、回答フォームに対して参照URLを
入力することのメリットとしては、前述したように、質
問リストの順位を決定してWebページを再構築するこ
とを自動的に行うことを可能にするということが挙げら
れるが、これによっては、例えばWebページ作成や管
理のための人的コスト等が削減されるなどの理由で、メ
ーカ側にとっての利益が大きい。このような理由等によ
って、メーカ側では、アドバイザーに対して、参照UR
Lを引用した回答フォームを作成することを推奨してい
る。そこで、回答フォームに対して参照URLを入力し
て送信したアドバイザーに対しては、この参照URLを
入力したことに対して1ポイント加算するようにされ
る。つまり、アドバイザーにとってみれば、回答フォー
ムに参照URLを入力せずに送信すれば1ポイントのみ
獲得するが、参照URLを入力して送信すればさらに1
ポイント加算され、計2ポイントを獲得することができ
ることになる。
【0082】そして、さらに回答フォームに記載した回
答内容の質によっても、ポイントを与えるようにされ
る。このために、本実施の形態では、図11に示すよう
なアンケートページを用意し、これを質問者としてのP
DAユーザに対して送信する。なお、このアンケートペ
ージは、例えば、公開されているQ&Aページにリンク
させておき、質問を行ったPDAユーザが、その回答を
公開しているQ&Aページにアクセスしたときに、例え
ばアンケートページへジャンプするためのボタンをクリ
ックすることで、PDAユーザのパーソナルコンピュー
タ2が、このアンケートページへアクセスできるように
すればよい。
【0083】PDAユーザは、この図11に示すアンケ
ートページに対して入力を行い、送信ボタンBT12を
クリックしてサポートサーバ1に対して送信するように
される。そして、サポートサーバ1では、受信したアン
ケートページの入力内容に応じて、加算ポイント数を決
定する。そして、この加算ポイント数を、現在のアドバ
イザーのポイントに加算するようにされる。
【0084】このようにしてポイントは加算されていく
のであるが、これまでの説明からも理解されるように、
ポイントの加算処理は、サポートサーバ1側にて、回答
フォームの受信、及びアンケートページの受信に応じ
て、自動的に行うようになっている。ポイントの加算を
自動的に行う処理は、従来においても、例えばネットオ
ークションの売り手の評価ポイントや、クレジットカー
ドの利用に応じたポイント加算などのように既に行われ
てはいる。しかしながら、これらのポイント加算は、例
えばネットオークションの売り手の評価ポイントであれ
ば、購入者側が与えたポイントを単に加算するのみであ
り、また、クレジットカード利用に応じたポイント加算
も、クレジットカードを利用するごとに、利用金額に応
じて一義的に決定されるポイントを加算するのみであ
る。つまりは、或る単一の行為(手段)に応じてポイン
トが加算されるのみとなっている。これに対して本実施
の形態では、回答の送付に対してポイント加算、参
照URLの入力に対してポイント加算、アンケート内
容に応じてポイント加算、というようにして、アドバイ
ザーによる行為と及びPDAユーザによる行為との複数
の行為に対応してシステマティックにポイント加算が行
われているものであり、しかもこれを、サポートサーバ
1の自動処理によって実現している。
【0085】そして、このようにして各アドバイザーが
獲得したとされるポイントは、アドバイザーデータベー
ス24において、アドバイザーごとの情報の1つとして
管理されて、ここに記憶される。そして、このようにし
て記憶されたポイントは、例えばサポート用Webサイ
ト上では、図9に示した、アドバイザーのみがアクセス
可能な質問リストページ内のアドバイザーランキングに
反映される。アドバイザー同士で、このランキングをみ
ることで、アドバイザー間での競争意識が促されること
もあるが、これによって、各アドバイザーは、より質の
高い回答を作るようになる可能性も充分に有している。
また、サポート用Webサイト上では、図12に示すよ
うにして、アドバイザーのプロフィールのWebページ
も用意されており、PDAユーザもアクセスして閲覧可
能となっているが、このようなプロフィールにもポイン
トが示される。例えば、運営の仕方の1つとして、ユー
ザが質問フォームを送信するのに、アドバイザーを指定
できるようにするということも考えられるが、このよう
なときには、PDAユーザは、プロフィールに示される
アドバイザーのポイントを、アドバイザーを選ぶときの
参考にすることもできる。
【0086】3.処理動作 上述してきた本実施の形態のサポートシステムの利用形
態の説明から理解されるように、本実施の形態において
特徴となる動作は、 参照URLの出現率に応じてトップテンエリアの質問
リストの順位(及びカテゴリ別質問リストのページ内の
質問リストの表示順)を自動的に決定し、決定された順
位(表示順)に応じてトップページ(カテゴリ別質問リ
ストのページ)を再構築する。 アドバイザーのポイントを利用者(PDAユーザ、ア
ドバイザー)の複数の行為に応じて自動加算する。 PDAユーザが入力した質問内容としての文章が、Q
&Aデータの検索のキーワードと、アドバイザーへの質
問内容とで、共通して利用される。ということの3点と
なる。
【0087】そこで、以降においては、これらの動作を
実現するためにサポートサーバ1の制御部12が実行す
る処理動作について、図13〜図15のフローチャート
を参照して説明を行っていくこととする。これらの図に
示す処理動作は、制御部12が、記憶部10に記憶され
ている実行アプリケーション25としてのプログラムに
従って実行するものとなる。
【0088】図13に示す処理動作は、アドバイザーか
らの回答を受信した際に実行される処理が示されてお
り、この図に示す処理によって、上記の動作と、上記
の動作として、回答フォーム送信と、参照URLの入
力に応じたポイント加算の動作が実現されることにな
る。
【0089】図13に示す処理においては、制御部12
は、先ずステップS101においてアドバイザーから送
信される回答フォームが受信されるのを待機している。
そして、回答フォームが受信されたことを判別すると、
ステップS102に進む。
【0090】ステップS102〜S105までの処理
は、回答フォームに応じてQ&Aページを新規作成して
管理する、Q&Aページ管理処理である。ステップS1
02においては、受信した回答フォームの情報内容を利
用して、Q&Aページのデータを新規に作成する。ま
た、次のステップS103において、このQ&Aページ
をWebページとして公開するために割与える「公開U
RL」を決定する。そして、続くステップS104にお
いて、上記のようにして公開URLが与えられた新規の
Q&Aページを、Q&Aデータベース22として格納す
るようにされる。Q&Aデータベース22として格納さ
れたQ&Aページは、必要に応じて、コンテンツデータ
22としてのスクリプトによりリンクされることで、W
ebページとして読み出すことができるようになってい
る。これによって、例えばPDAユーザ側では、上記公
開URLを指定することで、このQ&Aページにアクセ
スできる環境が整ったこととなる。
【0091】そして、次のステップS105において、
今回受信した回答フォームの質問者であったPDAユー
ザに対して、前述もしたように、質問に対する回答がQ
&Aページとして公開されたことと、このQ&Aページ
の公開URLを通知する旨の電子メールを作成する。な
お、この際には、宛先のメールアドレスは、先に質問者
のPDAユーザが送信した質問フォームに入力されてい
たメールアドレスを使用する。
【0092】この場合、続くステップS106〜S10
9は、トップテンエリアの順位を更新するようにして、
サポート用Webサイトのトップページを再構築するた
めの処理となる。先ず、ステップS106においては、
今回受信した回答フォームに参照URLが入力されてい
るか否かについて判別しており、ここで、否定結果が得
られれば以降のステップS109までの処理はスキップ
して、ステップS110の処理に移行する。これに対し
て、肯定結果が得られた場合にはステップS107に進
む。
【0093】ステップS107においては、今回入力さ
れていた参照URLを利用して、所定の演算処理を行う
ことで、参照URL出現率について更新する。そして、
続くステップS108において、この更新された参照U
RLの出現率に基づいて、トップページの再構築を行
う。つまり、更新された参照URLの出現率に基づい
て、上位10の出現率に対応するQ&Aページを選択す
る。そして、この選択されたQ&Aページの質問タイト
ルがトップテンリストの順位に従って、トップテンエリ
アA1にて再生表示されるように、また、スクリプトを
書き換えることで、これらの質問タイトルに対応した正
しいURLがリンクされるようにトップページの再構築
を行うものである。
【0094】また、続くステップS109においては、
ステップS108の処理に準じ、更新された参照URL
の出現率に基づいて、カテゴリー別Q&Aページの再構
築を行うようにされる。
【0095】続くステップS110〜S112の処理
は、アドバイザー側から送信された回答フォームの受信
に応じたポイント加算を行うためのポイント管理処理と
なる。この図では、この段階で行われるポイント管理処
理については、後述するアンケートページの評価内容に
応じたポイント管理(第2次ポイント管理処理)と区別
するため、第1次ポイント管理処理ということとしてい
る。ステップS110においては、先ず、先のステップ
S101にて受信した回答フォームを送信してきたアド
バイザーに対して1ポイント加算するための処理を実行
する。アドバイザーデータベース24には、アドバイザ
ーごとの現在の獲得ポイント数の情報が格納されている
が、上記ステップS110においては、今回、回答フォ
ームを送信してきたアドバイザーの獲得ポイント数に対
して1ポイントを加算するようにされる。なお、以降の
処理において、「ポイントを加算する」といった場合に
は、上記のようにして、アドバイザーデータベース24
に格納されている現在の獲得ポイント数に対して加算値
としてのポイント数を加算することをいうものとする。
【0096】次のステップS111においては、先のス
テップS101にて受信した回答フォームに参照URL
が入力されていたか否かについて、再度判別することと
している。そして、肯定結果が得られたのであれば、ス
テップS112において、さらに、その回答フォームを
送信してきたアドバイザーに1ポイントを加算する。こ
れに対して、ステップS111において否定結果が得ら
れた場合には、ステップS112の処理を実行すること
なく、これまでの処理ルーチンを抜ける。このようなス
テップS110〜S112の処理が実行されることで、
前述もしたように、回答フォームに参照URLが入力さ
れていなければ1ポイントのみ加算され、参照URLが
入力されていれば計2ポイントが加算されるというポイ
ント管理が実現される。
【0097】そして、もう1つのポイント管理(二次ポ
イント管理処理)として、PDAユーザから送信された
アンケートページの内容に応じたポイント加算は、例え
ば図14に示す処理動作によって実現される。この図に
示すルーチンにおいて、サポートサーバ1の制御部12
は、ステップS201においてアンケートページが受信
されるのを待機している。そして、アンケートページが
受信されたことを判別すると、ステップS202に進
む。ステップS202においては、予め定められたアル
ゴリズムに従って、アンケート内容の解析を行う。つま
り、アンケートの入力内容から評価のレベルを判定する
ものである。そして、続くステップS203において
は、解析結果(評価のレベル)に応じて、アドバイザー
に加算すべきポイント数aを決定する。このようにして
ポイント数aが決定されると、次のステップS204の
処理によって、今回アンケートによる評価対象となって
いるアドバイザーが有する現在ポイントに対して、ポイ
ント数aを加算する。このようにして、アンケートペー
ジの内容に応じたポイント加算が自動的に行われること
となる。
【0098】そして、図15に示すフローチャートは、
先に示した、[PDAユーザが入力した質問内容とし
ての文章が、Q&Aデータの検索のキーワードと、アド
バイザーへの質問内容とで、共通して利用される]とい
う本実施の形態の動作に対応した処理動作を示している
ものとされる。
【0099】この図に示す処理ルーチンにおいて、制御
部12は、先ずステップS301により、PDAユーザ
のパーソナルコンピュータ2から送信される検索要求が
受信されるのを待機している。ここでいう検索要求と
は、図6に示した検索入力フォームの検索ボタンBT3
を操作したことで発生するリクエストであって、検索入
力フォームに入力された内容を伴って、PDAユーザの
パーソナルコンピュータ2から送信される。そして、ス
テップS301において、検索要求を受信したことを判
別すると、ステップS302に進むことになる。
【0100】ステップS302においては、検索要求と
共に送信された検索入力フォームの情報のうち、少なく
とも質問内容に入力された文章のデータを、後述する質
問フォーム作成に利用すべきデータとして保持するよう
にされる。
【0101】そして、続くステップS303において
は、検索入力フォームの質問内容に入力された文章のデ
ータについて、所定のアルゴリズムに従って言語解析処
理を行うことで、検索条件としてのキーワードを生成す
るようにされる。本実施の形態においては、前述したよ
うに、上記のようにして生成されるキーワードに加え
て、検索入力フォームに対して、モデル名、種類、用途
などの指定が行われていれば、これらの指定内容に応じ
ても検索条件が設定される。そこで、次のステップS3
04においては、これらの各要素に基づいて、最終的な
検索条件を決定する。そして、次のステップS305に
おいて、この検索条件に適合するとされるQ&Aデータ
を、Q&Aデータベース22から検索する。
【0102】上記検索処理によって検索結果が得られた
とされると、次のステップS306においては、この検
索結果に基づいて、図7に示したようなQ&Aサーチ結
果のページを作成する。そして、続くステップS307
において、この作成したページデータを、検索要求を送
信してきたパーソナルコンピュータ2に対して送信す
る。
【0103】次のステップS308においては、質問フ
ォーム要求が受信されるのを待機している。例えば、先
に検索を行ったPDAユーザが、その検索結果に満足が
いかない場合など、図7に示された「質問を投稿する」
のボタンBT5をクリックする可能性がある。パーソナ
ルコンピュータ2では、「質問を投稿する」のボタンB
T5がクリックされると、サポートサーバ1に対して質
問フォームの送信を要求するようにされている。つま
り、上記ステップS308においては、先のステップS
301にて検索要求を送信してきたのと同じパーソナル
コンピュータ2から、質問フォームの送信を要求するリ
クエストが送信されてくるのを待機しているわけであ
る。質問フォーム要求を受信しない間は、例えばステッ
プS311において、パーソナルコンピュータ2側がロ
グアウトしたことが判別されるまで、待機しつづけるよ
うにされる。そして、質問フォーム要求を受信すると、
ステップS309の処理に移行することとなる。
【0104】ステップS309においては、これより送
信すべき質問フォームを作成する。そして、この際にお
いては、先のステップS302により保持していた質問
内容のデータを、質問フォームにおける「質問内容」の
入力ボックスにペーストすることが行われる。このよう
にして、先に図8により説明したように、検索フォーム
の「質問内容」の入力ボックスに入力したのと同じ文章
が入力済みとなっている質問フォームが作成されたこと
となる。そして、次のステップS310により、上記ス
テップS309によって作成された質問フォームを、質
問フォーム要求を送信してきたパーソナルコンピュータ
2に対して、返送するようにされる。この質問フォーム
がパーソナルコンピュータ2側で表示出力されると、そ
の質問フォームの「質問内容」の入力ボックスには、既
に、先に検索フォームの「質問内容」の入力ボックスに
入力したのと同じ文章が書き込まれている状態にあるこ
ととなる。
【0105】ステップS311において、ログアウトし
たことが判別された場合には、例えばステップS302
にて保持していた質問内容のデータを消去した上で、こ
の図に示す処理ルーチンを抜けて、所要の処理ルーチン
に戻るようにされる。
【0106】なお、サポートサーバ1としては、必ずし
も、上記図13〜図15のフローチャートに示した手順
通りに実際の処理を実行しなくとも良い。つまりは、参
照URLの出現率に応じた質問タイトルの順位の変更、
ポイント加算処理、及び検索フォームの質問内容を、質
問フォームの質問内容にも反映させることなどの動作が
実現されるようにすればよいものとされる。また、本発
明としては、これまでに説明した実施の形態に限定され
るものではなく、実際の適用においては、適宜変更が可
能とされる。例えば、上記実施の形態においては、PD
Aユーザ及びアドバイザーが使用するインターネットの
端末装置としては、パーソナルコンピュータとしている
が、例えばインターネットとの接続機能を有する携帯電
話などとすることも考えられるものである。さらには、
本発明としての質問/回答システムは、上記実施の形態
のようなPDA等の情報処理装置の製品サポートシステ
ムにその用途が限定されるものではなく、他の各種製品
のサポートシステムへの適用が可能である。また、製品
のサポート以外にも、何らかの相談の場を提供するよう
な通信網上のサイトの運営に適用することも当然考えら
れるものである。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、例えば製
品サポートのサービスの1つとして、質問者(PDAユ
ーザ)と回答者(アドバイザー)がサーバ装置を介する
ようにして質問と回答のやりとりができるようにしてい
る。また、このようなやりとりによりこれまでに得られ
た質問/回答情報(Q&Aデータ)を通信網(インター
ネット)上に公開し、また、これら質問/回答情報のリ
スト(トップテンリスト、カテゴリー別質問リストペー
ジ)も作成して通信網上で公開している。また、回答者
が送信する回答情報には、他の質問/回答情報を参照し
てもらうために、アドレス情報(URL)を記入するこ
とができるようになっている。そして、質問/回答情報
のリストを作成するのにあたっては、回答情報に入力さ
れた上記アドレス情報の出現率に応じて、リスト順を決
定するようにしている。このようにすれば、常にユーザ
の質問の動向に応じて動的に変動するリスト順によって
質問/回答情報のリストを公開することが可能となるの
で、質問者としてのユーザにとっては利便性が高く、ま
た、回答者にとっても回答が行いやすくなる。
【0108】また、本発明では、回答者に対してポイン
トを与えるシステムとなっており、これによって回答者
の質を高め、ひいては、例えばシステムのWebサイト
の質の向上を図るようにされる。このポイント数の変更
は、回答者がサーバに対して回答情報を送信したとき
と、回答情報に対して、質問者が他の質問回答情報にア
クセスしてもらうことを可能とするためのアドレス情報
(URL)を入力している場合とに対応して行われる。
また、回答者を評価した評価情報を質問者から受信した
場合に、その評価レベルに応じた数によってポイント数
が変更される。このようにして本発明では、自動的なポ
イント数の変更を、質問/回答システムの利用者の複数
の行為に応じて行うようにしており、より弾力的なポイ
ント数の変更を可能としているものである。
【0109】また本発明としては、質問者が検索フォー
ムに入力した文章情報から検索条件を決定して検索を行
うようにされる。そして、この検索結果が得られた後に
おいて、質問者が回答者に対して質問を行おうとする場
合には、サーバ装置は、先に検索フォームに入力した文
章情報を、例えば質問内容として入力した質問フォーム
を作成して、質問者の端末装置に送信するようにしてい
る。このようにすれば、例えば質問者にとっては、先に
検索フォームに入力した文章が、既に質問フォームに入
力済みとなっているので、同じ文章内容を複数回入力す
ることの手間が省かれることとなり、それだけ利便性が
向上されることになる。また、この場合には、文章情報
とされていることで、検索というサーバが実行する処理
と、例えば質問者が読むべき質問内容である対人的なや
りとりのためのメッセージという、互いに異質な用途に
用いることを可能ともしている。このようにして本発明
は、質問/回答システムとして、これまでよりも、より
充実したものを提供できることととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのサポートシステム
の全体構成を示す概念図である。
【図2】本実施の形態のサポートサーバの内部構成例を
示すブロック図である。
【図3】パーソナルコンピュータの内部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本実施の形態のサポート用Webサイトのトッ
プページを示す図である。
【図5】カテゴリ別質問リストのWebページを示す図
である。
【図6】検索フォームのWebページを示す図である。
【図7】Q&Aサーチ結果のWebページを示す図であ
る。
【図8】質問フォームのWebページを示す図である。
【図9】質問リストページを示す図である。
【図10】回答フォームのWebページを示す図であ
る。
【図11】アンケートページを示す図である。
【図12】アドバイザーのプロフィールのWebページ
を示す図である。
【図13】回答フォーム受信に対応したサポートサーバ
側の処理動作を示すフローチャートである。
【図14】アンケートページの受信に対応したサポート
サーバ側の処理動作を示すフローチャートである。
【図15】検索要求及び質問フォームの要求に応じた、
サポートサーバ側の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 サポートサーバ、2 パーソナルコンピュータ、3
インターネット、10 記憶部、11 ネットワーク
インターフェイス、12 制御部、21 コンテンツデ
ータ、22 Q&Aデータベース、23 ユーザデータ
ベース、24アドバイザーデータベース、25 実行ア
プリケーション、31 CPU、32ROM、33 R
AM、34 入出力インターフェイス、35 キーボー
ド、36 マウス、37 ハードディスクドライブ、3
8 ディスプレイモニタ、39ネットワークインターフ
ェイス、40 内部バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置と、質問者が使用する第1の
    端末装置と、回答者が使用する第2の端末装置とを所定
    の通信網を介して接続して成り、 上記第1の端末装置から送信される質問情報を上記サー
    バ装置にて受信するための通信手段と、 或る質問情報に対応した回答情報が上記第2の端末装置
    から送信されたことに応じて、上記通信網上でアクセス
    可能な質問/回答情報を作成するための質問/回答情報
    作成手段と、 上記第2の端末装置側にて、上記質問/回答情報にアク
    セスするためのアドレス情報を含めて上記回答情報を作
    成可能とするための回答情報作成手段と、 上記質問/回答情報のリストを提示するものであって、
    上記通信網を介してアクセス可能とされる質問/回答リ
    スト情報を作成するのにあたり、上記サーバ装置にて受
    信した上記回答情報に含まれる上記アドレス情報の出現
    率に応じて、当該質問/回答リスト情報におけるリスト
    順を決定するようにされた、リスト情報作成手段と、 を備えていることを特徴とする質問/回答システム。
  2. 【請求項2】 質問者が使用する第1の端末装置と、回
    答者が使用する第2の端末装置と所定の通信網を介して
    接続されることで質問/回答システムを構成する、質問
    /回答システム対応のサーバ装置において、 上記第1の端末装置から送信される質問情報を受信する
    受信手段と、 上記第2の端末装置から送信された、或る質問情報に対
    応した回答情報を受信したことに応じて、上記通信網上
    でアクセス可能な質問/回答情報を作成するための質問
    /回答情報作成手段と、 上記質問/回答情報のリストを提示するものであって、
    上記通信網を介してアクセス可能とされる質問/回答リ
    スト情報を作成するのにあたり、受信した上記回答情報
    に含まれる、上記質問/回答情報にアクセスするための
    アドレス情報の出現率に応じて、当該質問/回答リスト
    情報におけるリスト順を決定するようにされた、リスト
    情報作成手段と、 を備えていることを特徴とする質問/回答システム対応
    のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 サーバ装置と、質問者が使用する第1の
    端末装置と、回答者が使用する第2の端末装置とを所定
    の通信網を介して接続して成り、 上記回答者ごとに与えるポイント数を記憶する記憶手段
    と、 或る質問情報に対応した回答情報が上記第2の端末装置
    から送信されたことに応じて、この回答情報を送信した
    第2の端末装置を使用する回答者に与える上記ポイント
    数を所定数だけ変更する第1のポイント数変更手段と、 上記第2の端末装置から送信された上記回答情報内に対
    して、所定の入力項目に対する入力が行われていたこと
    に応じて、この回答情報を送信した第2の端末装置を使
    用する回答者に与える上記ポイント数を所定数だけ変更
    する第2のポイント数変更手段と、 上記第1の端末装置から上記回答情報についての評価情
    報が送信された場合において、評価対象とされた回答者
    に与える上記ポイント数を、当該評価情報の内容に基づ
    いて決定した数だけ変更する第3のポイント数変更手段
    と、 を備えていることを特徴とする質問/回答システム。
  4. 【請求項4】 質問者が使用する第1の端末装置と、回
    答者が使用する第2の端末装置と所定の通信網を介して
    接続されることで質問/回答システムを構成する、質問
    /回答システム対応のサーバ装置において、 上記回答者ごとに与えるポイント数を記憶する記憶手段
    と、 上記第2の端末装置から送信された、或る質問情報に対
    応した回答情報を受信したことに応じて、この回答情報
    を送信した第2の端末装置を使用する回答者に与える上
    記ポイント数を所定数だけ変更する第1のポイント数変
    更手段と、 上記第2の端末装置から送信された上記回答情報内に対
    して所定の入力項目に対する入力が行われていたことに
    応じて、この回答情報を送信した第2の端末装置を使用
    する回答者に与える上記ポイント数を所定数だけ変更す
    る第2のポイント数変更手段と、 上記第1の端末装置から送信された、上記回答情報につ
    いての評価情報を受信した場合において、評価対象とさ
    れた回答者に与える上記ポイント数を、当該評価情報の
    内容に基づいて決定した数だけ変更する第3のポイント
    数変更手段と、 を備えていることを特徴とする質問/回答システム対応
    のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 サーバ装置と、質問者が使用する第1の
    端末装置と、回答者が使用する第2の端末装置とを所定
    の通信網を介して接続して成り、 検索条件を指定するための検索フォーム情報を、上記サ
    ーバ装置から上記第1の端末装置に対して送信する検索
    フォーム送信手段と、 検索条件指定の入力が行われた上記検索フォーム情報が
    上記第1の端末装置から送信されたことに応じて質問/
    回答情報の検索を行うものとされ、少なくとも、受信し
    た上記検索フォーム情報に含まれる文章情報から検索条
    件を決定して、この決定された検索条件を利用して検索
    を行うことのできる検索手段と、 上記検索フォーム情報を送信してきたのと同一の第1の
    端末装置から、回答者への質問記入を行うための質問フ
    ォームを要求するための要求情報が送信されたことに応
    じては、上記検索フォーム情報に含まれていた上記文章
    情報を入力した質問フォームを作成し、上記サーバ装置
    から上記同一の第1の端末装置に対して送信するための
    質問フォーム送信手段と、 を備えていることを特徴とする質問/回答システム。
  6. 【請求項6】 質問者が使用する第1の端末装置と、回
    答者が使用する第2の端末装置と所定の通信網を介して
    接続されることで質問/回答システムを構成する、質問
    /回答システム対応のサーバ装置において、 検索条件を指定するための検索フォーム情報を、上記第
    1の端末装置に対して送信する検索フォーム送信手段
    と、 上記第1の端末装置から送信された、検索条件指定の入
    力が行われた上記検索フォーム情報を受信したことに応
    じて質問/回答情報の検索を行うものとされ、少なくと
    も、受信した上記検索フォーム情報に含まれる文章情報
    から検索条件を決定して、この決定された検索条件を利
    用して検索を行うことのできる検索手段と、 上記検索フォーム情報を送信してきたのと同一の第1の
    端末装置から、回答者への質問記入を行うための質問フ
    ォームを要求するための要求情報が送信されたことに応
    じては、上記検索フォーム情報に含まれていた上記文章
    情報を入力した質問フォームを作成し、上記同一の第1
    の端末装置に対して送信するための質問フォーム送信手
    段と、 を備えていることを特徴とする質問/回答システム対応
    のサーバ装置。
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