JP4596725B2 - ウェブサーバおよび共同開発システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネット網となるインターネット等のネット網を利用して物作りを行うために必要となるウェブサーバおよび当該ウェブサーバを利用した共同開発システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の物作りにおいては、製造者の下請けが部品や物自体を作り、製造者は本体中に、前記ウェブサーバに接続するための所定のプログラムと、前記企業情報であって登録企業に関係しない他の業界または他の地域の情報が保存されていることを特徴部品を組み立てたり、自社のブランドを付して完成品とすることが多く行われている。そして、その完成品が販売者に渡り、その販売者の手で流通過程にのり、最終ユーザに販売される。
【0003】
また、最近では、インターネットを活用して使い手の要望を集め、その要望に添ったものを開発していくことも行われている。さらには、リナックスと呼ばれているOSの開発に見られるように、最終ユーザがボランティア的に開発して、その製品の完成度を高めていくことも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の物作りにおいて、部品メーカは、大手のブランド力のあるメーカの指示により部品をその大手メーカに供給するのみであり、部品メーカ同士の横のつながりはほとんど無い状態である。このため、たとえば、A部品とB部品を組み合わせることで完成品ができ上がる場合であっても、A部品のメーカとB部品のメーカとが共同して商品を作るという発想は生じにくい状況となっている。この結果、部品メーカが大手メーカの支配力から脱することは至難の技となっている。
【0005】
また、ブランド力がないOEMメーカは、完成品を作る能力があるにも拘わらず販売力がないため独自の製品を開発できず、やはりブランド力がある大手メーカに寄り添う形となっている。
【0006】
このように、物作りの分野においては、意外に、簡単にアクセスできる情報網や最新の情報網が整備されていないため、横の結びつきや斜めの結びつきが行われていない。この結果、独自の技術を生かす企業が生まれにくいものとなっている。
【0007】
一方、使い手は、大量生産された規格品を購入することとなり、自分の希望に完全には合わない商品でも購入せざるを得ない状況となっている。さらに、市場にない新しい機能、形状の商品を希望してもそのような商品を独自に作ることはできず、諦めざるを得ないものとなっている。
【0008】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、部品メーカやOEMメーカまたは個人が自己の技術力を生かし独自の生き方やオリジナルな製品の製造を可能とするウェブサーバおよび共同開発システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のウェブサーバは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、企業用ホームページにアクセスした者と個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、を備え、企業用ホームページは、地域を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な区分分けがなされている各業界へ導くリンク部分を有する業界サイトと、業界を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な地域分けがなされている各地域へ導くリンク部分を有する地域サイトとの2種類に分かれ、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトをつくるためのリンクが配置されているものとしている。
【0010】
このウェブサーバを利用することで、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、使い手と作り手とが結びつき易くなり、使い手の好みに合う商品を従来に比べ簡単に手に入れることができるようになる。
【0011】
また、他の発明は、上述の発明のウェブサーバに加え、掲示板を有する共同開発用のサイトは、企業用ホームページにアクセスした者と個人用ホームページにアクセスした者の両者を結びつけるためのパートナー探し用にも利用される。このように構成することで、物作り等に十分な技能を持った作り手である企業と、使い手である個人とが互いにパートナーを探し易くなる。このため、共同開発のプロジェクトが立ち上がり易くなると共に、その成功確率が高くなる。
【0012】
さらに、他の発明のウェブサーバは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、企業用ホームページにアクセスした者と個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、を備え、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には共同開発用のサイトに導くリンクが配置され、共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索は、会員のみが行え、会員以外は、企業用ホームページと個人用ホームページにアクセスでき、所定の検索が行えるが、パートナー探しの検索は行えないようにし、パートナー探しの検索のためのホームページとして、検索式入力部分と検索結果表示部分を左右2つの画面または上下2つの画面に分かれるホームページとしている。
【0013】
このウェブサーバを利用すると、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、物作りのための共同開発が容易に実現可能となる。
【0014】
また、他の発明のウェブサーバは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、企業用ホームページにアクセスした者と、個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、を備え、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には、共同開発用のサイトに導くリンクと、自身が関係している共同開発プロジェクトの一覧表示に導くリンクと、共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索結果が一時的に保管されたときにその内容を見ることができる一時帳部と、が配置されている。
【0015】
この発明のウェブサーバを利用すると、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、物作りのための共同開発が容易に実現可能となる。
【0016】
また、他の発明のウェブサーバは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、企業用ホームページにアクセスした者と、個人用ホームページにアクセスした者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、を備え、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面は、会員が入力内容を変更した場合、会員にはその変更内容を即時に表示可能とし、会員以外には、企業用ホームページと個人用ホームページにアクセス可能とし、クライアント端末に所定の表示がなされるが、変更内容は、即時ではなく、一定の周期で変更されるようにし、かつ上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトの登録の際にそのプロジェクトを非公開に設定できるようにしている。
【0017】
このようにすると、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、物作りのための共同開発が容易に実現可能となる。
【0018】
また、本発明の共同開発システムは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる企業のクライアント端末と、ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる個人のクライアント端末と、を備え、ウェブサーバは、そのウェブサーバ内の詳細情報にアクセスできる会員であって企業会員間または企業会員と個人会員との間もしくは個人会員間で、物作りのためのプロジェクトグループを立ち上げられるようにするためそれぞれのホームページからアクセスして情報交換を行う共同開発用のサイトと、地域を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な区分分けがなされている各業界へ導くリンク部分を有する業界サイトと、業界を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な地域分けがなされている各地域へ導くリンク部分を有する地域サイトと、会員がログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面と、を保持し、その画面には共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトをつくるためのリンクが配置されている。
【0019】
このような構成とすることで、部品メーカやOEMメーカは、自己の技術力を活かし、独自の生き方やオリジナルな製品の共同開発が可能となる。一方、使い手は、製造メーカとなる作り手と結びつくことで、自己にとって好ましい製品の共同開発が可能となる。
【0020】
また、他の発明の共同開発システムは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる企業のクライアント端末と、ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる個人のクライアント端末と、を備え、ウェブサーバ内には、企業用ホームページにアクセスした者と個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページからアクセスして両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトが設けられ、ウェブサーバは、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には共同開発用のサイトに導くリンクが配置され、共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索は、会員のみが行え、会員以外は、企業用ホームページと個人用ホームページにアクセスでき、所定の検索が行えるが、パートナー探しの検索は行えないようにし、パートナー探しの検索のためのホームページとして、検索式入力部分と検索結果表示部分を左右2つの画面または上下2つの画面に分かれるホームページとしている。
【0021】
このような構成とすることで、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、使い手と作り手とが結びつき易くなり、使い手の好みに合う商品を従来に比べ簡単に手に入れることができるようになる。
【0022】
さらに、他の発明の共同開発システムは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる企業のクライアント端末と、
上記ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる個人のクライアント端末と、を備え、ウェブサーバ内には、企業用ホームページにアクセスした者と個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスして両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトが設けられ、ウェブサーバは、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員の上記クライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には、共同開発用のサイトに導くリンクと、自身が関係している共同開発プロジェクトの一覧表示に導くリンクと、共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索結果が一時的に保管されたときにその内容を見ることができる一時帳部と、が配置されている。
【0023】
このような構成とすることで、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、物作りのための共同開発が容易に実現可能となる。
【0024】
また、他の発明の共同開発システムは、企業情報が保存される企業情報データベースと、企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる企業のクライアント端末と、ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる個人のクライアント端末と、を備え、ウェブサーバ内には、企業用ホームページにアクセスした者と、個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスして両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトが設けられ、ウェブサーバは、企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページを介してログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面は、会員が入力内容を変更した場合、会員にはその変更内容を即時に表示可能とし、会員以外には、企業用ホームページと個人用ホームページにアクセス可能とし、クライアント端末に所定の表示がなされるが、変更内容は、即時ではなく、一定の周期で変更されるようにし、かつ共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトの登録の際にそのプロジェクトを非公開に設定できるようにしている。
【0025】
このような構成とすることで、共同開発を行おうとする場合、良いパートナーを探し易くなり、部品メーカやOEMメーカは自己の技術力を活かした製品の開発が従来に比べ容易となる。また、物作りのための共同開発が容易に実現可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態のウェブサーバおよび共同開発システムについて説明する。なお、この実施の形態では、共同開発の対象は、物(ハード)としているが、プログラム等のソフトウェア、新しいビジネスモデル等の新システム等を対象としても良い。
【0027】
この共同開発システム1のハードウェア構成は、図2に示すとおりであるが、その説明を行う前に本発明の根幹となる基本思想について説明する。図1は、この発明の基本思想を説明するための図で、後述する本部用ウェブサーバ4で運営されるサイトの相関図である。
【0028】
本部用ウェブサーバ4には、製造業としてのポータルサイトである企業関係サイトSAと、消費者や個人の物作り手向けのサイトである個人向けサイト(以下、モノシティと呼び、図上ではMONOCITYと表示する)SBの2つの主たるサイトが配置されている。企業関係サイトSAは、その中がさらに業界を切り口とした業界サイトSCと、地域を切り口とした地域サイトSDとを有している。企業は、企業関係サイトSA、業界サイトSC、地域サイトSDのいずれからも会員として登録が可能である。個人としての会員登録は、モノシティSBから行う。なお、会員とならない者は、各サイトSA、SB、SC、SDから所定の検索(会員が行える検索より制限された検索)を行うことができる。
【0029】
それぞれのサイトから入会した会員は、それぞれ製品開発のためのプロジェクトを立ち上げることが可能となっている。プロジェクトは、企業と企業が結びついて作られるプロジェクトグループPX(業界内で作られる業界のプロジェクトグループPA、所定の地域で行われる地域のプロジェクトグループPBなどを含む)と、モノシティSB内で行われる個人と個人のプロジェクトグループPCと、企業と個人が結びついた企業と個人のプロジェクトグループPDと、それらが複合してできるグループの4種類が存在する。また、それぞれのプロジェクトグループは、1対1の組み合わせだけでなく、複数の企業や複数の個人の組み合わせも可能となっている。なお、プロジェクトグループ群が集まった全体のサイトを共同開発用のサイトと呼び、図1等では@3と表示する。このように、この共同開発システム1の中核となる本部用ウェブサーバ4で運営されるサイトは、従来にない新規なものとなっている。
【0030】
この共同開発システム1を構成するハードウェアは、図2に示すように、個人会員31が保有する個人会員用クライアント端末2と、このクライアント端末2がネット網となるインターネット3を介して接続される運営者10内の本部用ウェブサーバ4と、各企業11,12に配置され、この本部用ウェブサーバ4にインターネット3を介して接続される企業会員用クライアント端末5と、本部用ウェブサーバ4にインターネット3を介して接続される一般個人(企業内個人も含む)の一般用クライアント端末6とから主に構成される。
【0031】
個人会員用クライアント端末2は、インターネット専用のインターネット通信端末機13や、メンバーが独自に購入した通常のパソコン14となっている。
【0032】
インターネット通信端末機13は、その本体にテレビ15と電話回線16を接続するだけでインターネット3に接続可能となる。本部用ウェブサーバ4にアクセスする際は、IDカードとサービスカードからなる2枚のICカードを利用する。IDカードは、インターネット通信端末機13に差し込むだけで所定のプロバイダにアクセス可能にするもので、ユーザ認証機能を有するものである。サービスカードは、インターネット通信端末機13に差し込むだけで、インターネット3に接続後、所定のサイトに、この実施の形態では各サイトSA、SB、SC、SDのいずれかのサイトに、自動的にアクセスできるようになっているものである。このような構成のため、インターネット通信やパソコン操作に不慣れな人も簡単にインターネット3に接続し、所定のサイトにアクセス可能となる。
【0033】
インターネット3には、ウェブサーバを兼ねる企業11の企業会員用クライアント端末5、企業12の企業会員用クライアント端末5がつながるウェブサーバ17、インターネット通信端末機13や一般用クライアント端末6が接続されるウェブサーブ18、パソコン14が内部のLAN19を介して接続されるウェブサーバ20等が接続されている。
【0034】
運営者10内には、本部用ウェブサーバ4と、その本部用ウェブサーバ4につながり、それぞれ表示手段となるディスプレイ21とプリンタ22とが配置されている。なお、本部用ウェブサーバ4をインターネット3に接続されるウェブサーバとはせずに、インターネット3につながっているウェブサーバに接続できるサーバとしても良い。企業11には、ウェブサーバを兼ねる企業会員用クライアント端末5と、この端末5につながるディスプレイ23とプリンタ24とが配置されている。
【0035】
パソコン14を有する個人会員31は、LAN19につながっているパソコン14と、このパソコン14に接続されるディスプレイ32とプリンタ33を有している。なお、個人会員31は、図2に示す他に数千、数万以上の数となり、また、企業会員としては、図2に示した企業11,12以外に多数の企業が含まれるが、図1ではそれらの代表例を開示しているものである。また、一般会員32も同様である。
【0036】
本部用ウェブサーバ4は、図3に示すように、CPU等から構成される制御部41と、ハードディスク等から構成されるデータベース部42と、ROMやハードディスク等から構成されるプログラム保存部43と、インターネット3に接続し、通信可能とする通信インターフェース部44と、ディスプレイ21やプリンタ22等とのインターフェースとなるI/Oインターフェース部45とから主に構成される。
【0037】
制御部41は、データベース部42やプログラム保存部43等を制御するもので、本部用ウェブサーバ4全体の機能、動作を制御するものである。
【0038】
データベース部42には、企業情報データベース46と、個人情報データベース47と、ウェブページ用データベース48と、その他データベース49とが含まれている。
【0039】
企業情報データベース46は、企業会員となった企業が後述する登録内容を登録して形成されるもので、企業会員が所定のホームページから適宜その内容を変更することによって、そのデータベース内容も変更されるものである。この企業情報データベース46は、ホームページから以外にも、後述するCD−ROMによっても更新が可能であり、さらにはこのシステムを運営する管理者によっても更新が可能である。
【0040】
個人情報データベース47は、この共同開発システム1の個人会員となる者が後述する登録内容を登録して形成されるものである。個人会員は、自己の情報に関する部分を修正、変更することで、個人情報データベースの内容を変更することができる。
【0041】
ウェブページ用データベース48は、一般の人がアクセスできるホームページ(ウェブページ)、企業会員が自己の情報を入力するためのホームページ、個人会員が自己の情報を入力するためのホームページ、企業会員のみに表示される企業用ホームページ、個人会員のみに表示されるホームページ、企業会員がどのようなキーワードで自社が検索されたかを確認するためのホームページ、各種の検索用のホームページ等を集めたデータベースである。このウェブページ用データベース48は、HTML文書やXML文書等の文字データと、各種の画像データから構成されている。
【0042】
その他データベース49は、運営者10が入力した各種の情報、共同開発システム1を運営するための情報、本部用ウェブサーバ4を運営する際に取得できる各種のデータ、たとえば各企業のホームページへのアクセス者の訪問履歴や検索式のキーワード履歴等の履歴データ、運営者10の役員や事務員のデータ等を保存している。
【0043】
プログラム保存部43には、本部用ウェブサーバ4にアクセスしてきた人が各種の検索を行う際の検索プログラム51と、入力された会員認定用のIDからどのサイトに登録したものかを判断してクライアント端末2,5にその会員用の表示を行う表示プログラム52と、運営者10内で使用する各種の分析用のプログラムや企業11,12等で使用するプログラムであってその企業11,12に配信サービスされる配信用プログラム等からなるその他のプログラム53とが保存されている。なお、分析用のプログラムとしては、企業プロフィールへの訪問履歴と検索の際のキーワード履歴とから、将来の商品需要を予測する需要予測プログラムが存在する。
【0044】
次に、本部用ウェブサーバ4で運営される各サイトの内容を順を追って説明する。
【0045】
企業関係サイトSAのトップページ(ホームページ)を表示する画面61は、図4に示すとおりとなっている。なお、企業関係サイトSAの呼び名を以降、適宜インダストリーウェブ(図上ではインダストリーウェブまたはINDUSTRYWEBと表示する)として説明する。この画面61中には、会員が会員認定用IDを入力するためのID入力部62と、企業会員として新規登録を行うための登録用リンク部63と、各種の検索が可能となる検索部64と、種々の情報を表示する部分へリンクする情報リンク部65と、業界サイトSCへリンクする業界サイトリンク部66と、地域サイトSDへリンクする地域サイトリンク部67と、が組み込まれている。なお、インダストリーウェブSAのサイトで登録すると、業界サイトSCと地域サイトSDの両サイトに登録した扱いとされる。
【0046】
業界サイトリンク部66をクリックすると、図5に示す業界サイトSCのトップページを表示する画面71が現れる。この画面71中には、会員が認定用IDを入力するためのID入力部72と、企業会員として新規登録を行うための登録用リンク部73と、各種の検索が可能となる検索部74と、トピック記事、他へのリンク、検索メニュー等各種の情報が表示されている情報部75とが表示される。
【0047】
地域サイトリンク部67をクリックすると、図6に示す地域サイトSDのトップページを表示する画面81が現れる。この画面81中には、会員が認定用IDを入力するためのID入力部82と、企業会員として新規登録を行うための登録用リンク部83と、各種の検索が可能となる検索部84と、トピック記事、他へのリンク、検索メニュー等各種の情報が表示されている情報部85とが表示される。
【0048】
個人向けのサイトであるモノシティSBのトップページの画面91は、図7に示すとおりとなっている。この画面91中には、会員が認定用IDを入力するためのID入力部92と、個人会員として新規登録を行うための登録用リンク部93と、プロジェクト関係記事(会議室他)、他へのリンク、コミュニティ情報等各種の情報が表示されている情報部94とが表示される。
【0049】
ID入力部62,72,82,92は、それぞれユーザ名を入力するユーザ名入力欄101と、パスワードを入力するパスワード入力欄102と、会員としてログインできるログイン部103とから構成されている。なお、パスワードを忘れた会員は、「こちら」と表示された表示部104をクリックすると、ユーザー名となる電子メール番号を入れる画面が表示される。この画面に電子メール番号を入力してクリックすると、クライアント端末2,5に新規のパスワードを入力するフォームが添付された電子メールが届けられる。このフォームに新パスワードを入力することで、ログインすることが可能となるように構成されている。
【0050】
登録用リンク部63,73,83をクリックすると、図8に示す画面111が表示される。この画面111には、現状ステップを示すステップ表示部112と、インダストリーウェブ(企業関係サイト)SAの考え方を示すコンセプト表示部113と、次のステップへ移動させるための移動用リンク部114と、全体の登録の手順を登録者の種類によって異なることを示すと共に現状ステップを色分けによって表示する登録手順表示部115とが表示される。
【0051】
登録手順変更部115に示されているように、企業会員となるために初めて登録する場合は、ステップ1からステップ9までの全てのステップでの作業が必要となる。企業会員となった企業の担当者以外の者がさらに登録したい場合は、ステップ5の企業詳細情報(プロフィール)とステップ5-1の企業アンケートは、スキップされる。また、モノシティSBへ登録されている個人がこのインダストリーウェブSAに登録する場合は、ステップ3のユーザID、パスワードの入力と、ステップ5とステップ5-1と、さらにステップ8の共通アンケートがスキップされ、入力が不要となる。
【0052】
画面111中の移動用リンク部114をクリックすると、利用規約の内容と先の登録手順表示部115中の色変わり部がステップ2に移行した状態を示す画面が表示され、その利用規則に同意するか同意しないかを選択することとなる。同意しない場合は企業会員となることができない。利用規約に同意すると、ステップ3のID、パスワードの入力画面121が現れる(図9参照)。このID入力画面121は、モノシティSBへ個人会員としてログインした後に、このインダストリーウェブSAへの登録を行う者には表示されず、このステップ3はスキップされる。
【0053】
ID入力画面121は、現状ステップを示すステップ表示部112と、ユーザ認証用のIDとパスワードを入力するID入力部122と、移動用リンク部114と、登録手順表示部115とを有している。ID入力部122は、IDとして電子メール(E-mail)を採用し、この電子メールの番号、記号を入力する電子メール入力欄123と、入力されたIDを再度入力する電子メール確認欄124と、パスワード入力欄125と、入力されたパスワードを再度入力するパスワード確認欄126と、入力内容をリセットするリセット欄127とから構成されている。なお、先に示したユーザ名入力欄101に入力するユーザ名は、ここで入力される電子メールが相当することとなる。
【0054】
入力が終了し、ID入力画面121中の移動用リンク部114をクリックすると、ステップ4の基本企業情報を入力するための基本企業情報入力画面131が表示される(図10参照)。基本企業情報としては、図10に示すように、企業名、企業名フリガナ、企業名ローマ字、郵便番号、所在地、電話番号、FAX番号、代表の電子メール、その企業のホームページアドレスが必要とされる。基本企業情報を入力すると、本部用ウェブサーバ4内のその他プログラム53中の新規登録か否かを判断する登録有無判断プログラムが動作し、もし入力された内容が企業会員として既に登録されている企業と同一であれば、次の2つのステップ(ステップ5とステップ5-1)をスキップする。なお、モノシティSBへ登録されている者でも基本企業情報を入力した結果、企業で初めてと判断されると、ステップ5,5-1をスキップしないこととなる。
【0055】
登録有無判断プログラムは、まず、企業名フリガナと所在地とで、企業情報データベース46内の過去のデータと比較判断し、同一のものが存在すれば移動用リンク部114をクリックすると、同一のデータがある旨の表示と、過去のデータとの不一致部分が存在した場合には、その不一致部分を知らせるメッセージとを表示した確認画面を入力者に示す。企業名フリガナ、所在地、電話番号、ホームページアドレスが企業情報データベース46中のデータと一致した場合は、移動用リンク部114をクリックすると、何も表示せずにステップ5,5-1をスキップする。なお、企業名、企業フリガナ、ホームページアドレスが一致した場合、他の部分が不一致であっても移動用リンク部114をクリックすると、一旦、一致した過去のデータを表示させ、その企業と同一か否かの判断をさせる画面が現れ確認させる。
【0056】
企業で初めて登録すると判断されたときは、ステップ5に移り、企業詳細情報(プロフィール)を入力する画面となる(画面例の図示省略)。入力する内容は、企業プロフィールと、工場・事業所と、関連企業と、仲間企業と、加入団体・グループと、企業内容と、当該企業のこころざしと、詳細技術情報と、設備情報と、新製品情報と、成功・失敗事例発表と、受理・発注・調達と、その他と、に大きく分かれる。
【0057】
企業プロフィールには、業種、たとえば、切削加工、機械金属、板金、プレス等のその企業の製造面から見た業種、代表者名、代表名フリガナ、資本金、売上高、従業員数、設立年月日、営業担当者、営業担当帰属部署、営業担当電話番号、営業担当者の電子メール、役員の氏名と役職とを入力する。工場・事業所には、工場・事業所の名前、郵便番号、所在地、電話番号、FAX番号を入力する。
【0058】
関連企業には、その企業名と、企業名フリガナと、企業名ローマ字と、その郵便番号と、その所在地と、その電話番号と、FAX番号と、グループネットワークで処理可能な事柄とが入力される。仲間企業には、その企業名と、その仲間企業でできることが入力される。加入団体グループには、その団体名やグループ名と、そのグループネットワークでできることが入力される。
【0059】
企業内容には、社長の挨拶と、事業案内と、営業品目と、主要三品目と、製品紹介(名称、特長、用途、価格)が入力される。企業のこころざしには、目指している企業像、その企業でできること、その企業の推薦する他の企業名とその内容、その企業を良く知っている人が所属する企業名とその方の氏名、その企業が推薦するホームページ、気になる他の企業(たとえば相互リンク希望先、技術のノウハウを教えて欲しい相手)、その企業が地域貢献していること、その企業が業界へ貢献していること、その企業が持っている資格、若い人材向けの体験学習に協力できるか否かが入力される。なお、この体験学習に協力できる場合、1日体験が可能か、1週間体験が可能か、講師として講演できるか否かがそれぞれ入力される。
【0060】
詳細技術情報には、ISOの認証についての情報、品質、納期、価格のそれぞれに対するその企業の重視程度(非常に重視、普通、あまりの3段階)、品質、納期、価格の優先順位、得意技術、今後習得したい技術が入力される。設備情報には、その企業がどのような製品のどの部品のどのような工程(加工、組立、仕上げ等)のどのような作業(設計、製造、検品、販売等)をできるかの情報、加工区分、既存設備(名称、型番、サイズ、台数、特長、メーカー名)、導入を検討中の設備名、素材を有している場合はその素材名、用途、特長、さらに必要があれば共同購入希望品(品名、特長、キーワード)をそれぞれ記入する。
【0061】
新製品情報には、製品名、製品紹介、特長、用途、サイズ、その新製品情報の掲載期間が入力される。成功・失敗事例発表には、その事例のタイトルと、内容が入力される。受注・発注・調達には、受注形態、使用しているCAD/CAMソフトが入力される。
【0062】
その他には、ソフトウェアの紹介、求人情報(職種、希望年齢、勤務地、給料、勤務時間、諸待遇)イベント・セミナー情報(名称、期日、内容、この記事の掲載期間)、ニュースリリース(期日、内容、キーワード、関連ホームページ)、ものづくり裏話、業界人または地域人として推薦したい人の名目、名前、会社名、推薦理由、さらには仕事状況(受注可、半分予定が決まっている、ほとんど予定有りの3つからの選択)、接待する場合の推薦店(店の名前、店のカテゴリー、お勧めのメニュー、営業時間、価格、場所、電話番号、FAX番号、店の地図、推薦理由)、おみやげの推薦品、地方の独自な伝説紹介等を入力する。
【0063】
なお、企業詳細情報を入力する画面には、先に示したステップ表示部112と、移動用クリック部114と、リセット欄127と、登録手順表示部114が表示される。また、目指している企業像、ISO認証、得意技術、今後習得したい技術の各入力欄には、検索のためのキーワードの入力が可能となっている。
【0064】
詳細情報を入力する画面中の移動用クリック部114をクリックすると、次のステップ5-1の企業アンケートのための画面が表示される。この画面では、ショッピングモールへ出店しているか否か(はい、いいえ、検討中)を入力させる。なお、ショッピングモールへ出店しているときは、そのURLを記入させる。
また、この画面中にも、先に示したステップ表示部112と、移動用クリック部114と、リセット欄127と、登録手順表示部114が表示される。
【0065】
企業アンケートのための入力画面の次には、ステップ6の個人情報入力画面が表示される。この個人情報入力画面では、名前、名前フリガナ、名前ローマ字、性別、生年月日、血液型、趣味、取得資格、今後習得したい技術や資格、自己のホームページ、勤務先名、所属部署、役職肩書き、業種、職業が入力される。なお、この画面中にも、先に示したステップ表示部112と、移動用クリック部114と、リセット欄127と、登録手順表示部114が表示される。
【0066】
企業アンケートのため入力画面中の移動用クリック部114をクリックすると、図11に示すように企業個人プロフィールの画面141が表示される。この画面141では、既に入力されているデータとして、その個人が関連する企業名、氏名、部署、役職が表示されると共に自己PRタイトルを記入するタイトル欄142と、自己PRの内容を記入する自己PR記入欄143と、この情報を公開するかしないかの公開チェック欄144が表示される。
【0067】
この画面141中の移動用クリック部114をクリックすると、ステップ8の共通アンケートのための画面が表示される。この画面では、このインダストリーウェブSAのサイトをどこで知ったかのアンケートが行われる。なお、画面141および共通アンケートの画面中には、先に示したステップ表示部112と、移動用クリック部114と、リセット欄127と、登録手順表示部114が表示される。
【0068】
最後に、ステップ9で、入力した内容を確認する確認画面が表示され、内容を確認し、企業会員としての登録を行う。この確認画面は、所定のステップの入力をスキップした人にも、既に他の人によって入力された内容が表示されることで、その内容を確認できるようになっている。この会員登録後、企業会員としてログインすることが可能となり、詳細情報の検索等ができることとなる。
【0069】
一方、登録用リンク部93をクリックすると、図12に示すモノシティSB用のログイン画面151が表示される。このログイン画面151には、現状ステップを示すステップ表示部152と、モノシティSBの考え方を示すコンセプト表示部153と、次のステップへ移動させるための移動用リンク部114と、全体の登録の手順を登録者の種類によって異なることを示すと共に現状ステップを色分けによって表示する登録手順表示部154とが表示される。
【0070】
登録手順表示部154に示されているように、個人会員となるべく初めて登録する場合は、ステップ1からステップ8までの全てのステップの作業が必要となる。なお、既にインダストリーウェブSAに登録されている者がこのモノシティSBに登録する場合は、ステップ3の認証用IDの入力、ステップ4の個人情報の入力、ステップ7の共通アンケートの入力の各ステップはスキップされる。これは、これらの各ステップの入力内容が先に示したインダストリーウェブSAへの登録時の入力項目と同一となっているためである。
【0071】
ステップ2の利用規約に同意するかしないかの画面では、利用規約の内容と、同意の場合クリックして次のステップへ移行する同意クリック部と、同意しない場合にクリックして元に戻る非同意クリック部と、ステップ2が他の部分から色分けされた登録手順表示部154とが表示されている。このステップ2の画面は、インダストリーウェブSAにおける登録画面のステップ2と略同一となっている。
【0072】
ステップ3のID入力ステップでは、電子メールを入力することでユーザIDを入力すると共にパスワードを入力する。このステップ3での画面は、図9の画面と同様となっているが、図9のステップ表示部112がステップ表示部152となり、図9の登録手順表示部115が登録手順表示部154となっている。
【0073】
ステップ4の個人情報入力画面は、インダストリーウェブSAのログイン(登録)画面におけるステップ6の個人情報入力画面と同一となっている。ステップ5の個人情報2の入力画面には、個人の住所、郵便番号、電話番号、FAX番号を入力する表示が現れる。
【0074】
ステップ5の個人情報入力画面中の移動用リンク部114をクリックすると、ステップ6の個人プロフィルを入力する画面が表示される。この画面では、ニックネーム、専門分野、得意な事、自己PRのタイトル、自己PRの内容、作りたいもの・事・技・活動など、どのような仲間を求めるか、自分を表現するキーワード(この実施の形態では10個分用意されている)、何等かの作品や自己の顔写真を添付する場合はその画像ファイルのファイル名、自己が登録されるカテゴリ等を入力する。
【0075】
ステップ7の共通アンケートの入力画面161は、図13に示すとおりとなっている。この入力画面161は、インダストリーウェブSAの登録画面におけるステップ8の共通アンケートと同様、共通アンケート部162を有する画面で、モノシティSBのサイトをどこで知ったか(知人・取引先から、新聞・雑誌から、検索エンジンから、その他の4種類から選択)を入力(チェック)する。
【0076】
共通アンケートの入力画面161中の移動用クリック部114をクリックすると、ステップ8の確認画面に移行する。この確認画面で内容を変更したい場合は、その画面中のそれぞれの内容変更クリック部をクリックすることで、元の入力画面に戻り再入力が可能となる。なお、この内容変更可能とされている構成は、インダストリーウェブSAの登録画面のステップ9も同様となっている。
【0077】
なお、モノシティSBの各登録画面には、ステップ表示部152と、移動用クリック部114と、リセット欄127と、登録手順表示部154が常に表示されている。
【0078】
次に、各検索部64,74,84で行う検索を含めて、この共同開発システム1の中で運用されているサイト中の事項を探し出すためのそれぞれの検索について説明する。
【0079】
会員以外が行う各検索(カテゴリーサーチ、キーワードサーチ、ピンポイントサーチ、詳細サーチ、工程別サーチ)は、基本的にはインダストリーウェブSA、業界サイトSC、地域サイトSDの3つのサイトで行えるものとなっている。なお、モノシティSBからは、上述の3つのサイトへ飛ぶことができるので、インダストリーウェブSA関係のサイトへきてから検索することとなる。4つのサイトのいずれの会員にもなっていない者、すなわち、一般の人ができる検索と、企業会員および個人会員のみができる検索とに分かれる。また、検索結果における表示情報件数は、会員と会員でない者とで異なるものとなっている。なお、モノシティSBでは、一般の人も会員も共にどのような公開のプロジェクトがあるかどのようなコミュニティがあるのか等一定の検索や検索結果表示が行えるようになっている。
【0080】
各検索部64,74,84は、それぞれキーワードを入力するためのキーワード入力欄171と、検索を開始するための検索開時クリック部172と、検索の範囲を指定する範囲指定部173と、ANDやORの検索式の条件を設定する検索式設定部174と、概要文を表示するか否かの表示内容設定部175と、表示件数を設定する件数設定部176と、を有する。
【0081】
一方、会員はログインした後、図14に示すように、左右の2つのウインドに分かれたマイコンテンツ画面181が表示される。右ウインド182には、登録サイトの関連項目だけがソートされて表示される。一方、左ウインド183には、どのサイトの場合でも同様な共通項目が表示される。右ウインド182には、検索部184と、情報へのリンク部185とが組み込まれている。右ウインド182中の検索部184では、図15に示すように、先に示した検索部64,74,84の項目に加え、一般的な使い方のヘルプを表示するヘルプ部186が表示されると共に後述するピンポイントサーチ等においては、検索結果の並べ方(適合順、日付順、評価順)を選択する並べ方部187と、設定した検索条件を初期化設定として、保存するための保存部188と、過去のキーワードで検索できる「過去のキーワードで検索」と表示された部分189とが表示される。
【0082】
一般の人と会員の双方ができる検索が図4に示されているカテゴリサーチ(業界、地域での区分での検索)と、図5,6,7の各検索部64,74,84で示されている、キーワードサーチ、ピンポイントサーチ、詳細サーチ、工程別サーチの計5つの検索である。会員のみが行えるものとしては、図14および図15に示すパートナーサーチで、さらに会員のみが検索表示の設定を検索表示設定部189にて行うことができる。
【0083】
カテゴリサーチは、キーワードサーチ部191をクリックしたときに、右ウインド182の下方に表示される。一般の人が検索できるインダストリーウェブSAでは、カテゴリーサーチは業界、地域の2つであり、会員として登録した者がログインした画面では、業界、地域に加え、モノシティSBへの登録時の業種の3つでの検索が可能となっている。検索部184には、キーワードサーチ部191の他に、ピンポイントサーチ部192、詳細サーチ部193、工程別サーチ部194、パートナーサーチ部195が組み込まれている。
【0084】
キーワードサーチでは、まずキーワードサーチ部191をクリックすることで検索用のホームページを開く。キーワードをキーワード入力欄171へ入力して検索開始クリック部172をクリックすることで、本部用ウェブサーバ4に置かれているホームページであって当該キーワードを含むホームページの検索が行われる。キーワードは、1つでも複数でも可で、数の制限はない。
【0085】
検索式設定部174へ入力される検索条件は、キーワードを複数入力した場合に各キーワードの関係を指定するものである。デフォルト(初期設定)では“すべての語を含む”が選択されている。検索条件は、すべての語を含む検索(AND検索)、いずれかの語を含む検索(OR検索)、指定されたキーワードを含まない検索(NOT検索)の3種類が可能となっている。
【0086】
表示内容設定部175は、検索した結果の表示に関しての設定であり、“概要文”表示の有無について選択できる。また、件数設定部176は、表示件数について選択できる。各デフォルト(初期設定)では、「100語程度」、「10件」を設定している。ここで、“概要文”とは、検索結果ページにおいて、各ページの内容の一部(100文字程度)を表示するものである。表示件数は、検索結果1ページ内に同時に表示する件数を10、25、75、100件から選択することができる。
【0087】
並べ方部187(図17参照)は、検索した結果の表示に関しての設定を行う部分で、検索結果ページで、どのように並べるかを選択できる。検索結果ページで、各ページの内容を適合率でソートして表示する適合順と、検索結果ページで、各ページの内容を日付でソートして表示する日付順と、検索結果ページで、各ページの内容を評価ポイントでソートして表示する評価順の3種類が存在する。保存部188(図17参照)は、検索条件の設定をした後に、この保存部188をクリックすることで、選択している検索条件をデフォルト(初期設定)にすることができるようにするものである。これによって同じ検索条件を設定し直す必要がなくなる。
【0088】
所定のキーワード、たとえば「ネット」を入力し、条件設定を行った後、検索開始時クリック部172をクリックすると、図16に示すような検索結果画面201が現れる。ここには、所定のキーワードを含むカテゴリ表示部202と、所定のキーワードを含むホームページが表示される、検索ホームページ表示部203とが含まれる。検索ホームページ表示部203中には、一時帳(詳細は後述)への登録を行うための一時帳チェック欄204が抽出された各件の先頭部分に配置されると共に、チェックされたものを一時帳へ登録する一時帳登録部205が配置されている。
【0089】
ピンポイントサーチ部192をクリックすると、図17(A)に示す画面211が現れる。この画面211中の検索部184の表示と項目が先の検索部64,74,84とは若干異なるものとなっている。探したい項目を表示する範囲指定部212中の所定の項目、たとえば企業プロフィールにチェックし、キーワードを入力し、検索開始時クリック部172をクリックすることで検索が可能となる。なお、所定項目にチェックすると、図17(B)に示すように、図17(A)中の詳細検索ボタン部213が追加詳細検索ボタン部214に変わり、このボタン部214をクリックすることを要請する要請表示215が表示される。
【0090】
追加詳細検索ボタン部214をクリックすると、チェックされた項目の詳細条件設定が可能となる。具体的には、図17(B)に示す画面211の下方に図18に示す詳細設定用表示216が現れる。この例は、企業プロフィールにチェックをした場合で、企業プロフィールに関し、さらにキーワードの追加、ホームページ製作・更新日付、資本金、設立年月日、価格・納期・品質の特徴順位付け、および設備の面での指定が可能となる。
【0091】
たとえば、メーリングリストにチェックし、追加詳細検索ボタン部214をクリックすると、図19に示す詳細設定用表示216が現れる。メーリングリストの検索は、コミュニティーに登録されているメーリングリストから、キーワードに合ったメーリングリストや、投稿されたメールを検索するものである。具体的には、キーワードを入力し、検索開始時クリック部172をクリックすると検索する。
【0092】
詳細設定用表示216中のメーリングリストの項目では、メーリングリストのタイトルを検索するか、投稿された記事を検索するかを選ぶ。検索指定は、すべてのメーリングリストから検索するか、ジャンルを指定して検索するかを選ぶ。ジャンルを指定するときには、プルダウンメニューからジャンルを選ぶ事となる。キーワード入力ボックス217は、入力したキーワードに、3つまで条件をつけて検索できる。複数のキーワードで検索するときは、半角のスペースで区切って入力する。検索条件は、検索する結果が、キーワードを含むか含まないかを、プルダウンメニューから選ぶ。「なるべく含む」は、1つのキーワード入力ボックスに複数のキーワードを入力しているとき、それらのうちいずれかを含んでいるものを検索したいときに選ぶ。日付欄218では、現在から何日〜何年以内の検索と、日付を指定して、それ「以前で検索」またはそれ「以後で検索」が可能となる検索と、設定無しの3つの条件を選択できる。
【0093】
詳細サーチ部193をクリックすると、図20に示す画面221が表示される。この画面221では、検索部184の下方に詳細設定部222が表示される。詳細設定部222は、追加キーワード部223と、日付指定部224と、検索範囲設定部225とを有している。追加キーワード部223は、キーワード入力欄171に入力されたキーワードに加え、検索条件を複数入れたいときに便利となるものである。「さらに追加する」と表示されている追加部226をクリックすると、条件入力窓が1段づつ増える。キーワードの種類は、「キーワード」「フレーズ」「人名」「リンク先」の4つで、この中からひとつ選択する。検索方法は、「必ず含む」「優先する」「含めない」の3つの選択が可能で、「優先する」を選んだ場合、そのキーワードが含まれているページを結果の上位に表示する。
【0094】
日付指定部224は、探したいページの作成・更新された日付を条件として検索対象を絞り込むものである。先の日付欄218と同様の構成で、現在からさかのぼって、○月(日・年)内に作成・更新されたページを検索の対象とする設定と、指定した日付以後(以前)に作成・更新されたページを検索の対象とする設定と、既存の全てのページを対象とする設定の3つの設定が可能となっている。検索範囲設定部225は、サイト全体、インダストリーウェブSAのサイト、モノシティSBのサイトの3つから選択可能となっている。
【0095】
工程別サーチ部194をクリックすると、工程別サーチ用ホームページとなる、図21に示す画面231が現れる。検索部184の下方に、企業の行っていることが物作りの工程別に表示された工程カテゴリを示す工程カテゴリ表232と、技術分野別に分けた技術分野カテゴリ表233と、日本標準産業分類で分けた日本標準産業分類カテゴリ表234の3つのカテゴリが配置されている。工程カテゴリ表232は、技術分野カテゴリ表233や日本産業標準分類カテゴリ表234の所定部分をクリックすると、クリックされた技術分野や業種に対応した適切な工程表に自動的に変更される構成となっている。
【0096】
この例では、工程カテゴリが、規格、開発設計、素材、試作、金型、部品量産、生産設備・生産技術、表面処理、組立、販売の10個に大きく分かれている。また、各工程がさらに細かく区分されている。また、技術分野カテゴリは、大きく22に分かれている。キーワードをキーワード入力欄171に入力し、工程カテゴリ表232等の該当する部分をクリックすると、該当する工程や分野等の企業のホームページを対象として検索することとなる。なお、画面231中には、工程カテゴリ表232のみを表示したり、他の2つの表233,234のいずれか一方と工程カテゴリ表232の2つの表としても良い。また、時には、工程カテゴリ表232を設けず、他の表233,234やその他の表としたり、工程カテゴリ表232の他に製品で分けた製品カテゴリ表等の他の表を追加したり、代替しても良い。
【0097】
パートナーサーチ部195をクリックすると、パートナー探し用ホームページとなる、図22に示すサーチ画面241が表示される。このサーチ画面241では、検索部184の表示が大きく変更される。すなわち、検索部184の下方部分の表示レイアウト部242が他の検索部184とは異なるものとなる。表示レイアウト部242は、左右の2つに分かれた左側部243と右側部244をうまく活用することで、作り手と使い手と同時に検索できたり、物が欲しい人や企業と、物を作る企業や人とを同時に検索できたり、物を作りたい人や企業と物を作ってもらいたい人や企業とを同時に検索できたりすることとなる。
【0098】
両検索範囲部245は、サイト全体、インダストリーウェブSAのサイト、モノシティSBのサイトの3つより選択できる。デフォルトはサイト全体とされている。動詞入力部246,246は、キーワードに対しての動詞設定ができるもので、「作りたい」「作れる」「ほしい」「ください」「調達したい」「発注したい」等の各動詞を入力することができる。この動詞が企業と企業を結び、また企業と個人と、さらには個人と個人とを結ぶものとなる。このようにして、作り手と使い手や、作り手同士を適切に検索できることとなる。
【0099】
所定のキーワードをキーワード入力欄171に入力し、表示レイアウト部242の左右へそれぞれ所定の条件を入力し(選択し)、その後、検索開始時クリック部172をクリックすると、図23の検索結果画面251が現れる。この画面251では、検索部184の下方に結果表示部252が表示される。結果表示部252は、左側部243における検索結果が左側結果表示部253に表示され、右側部244による検索結果が右側結果表示部254に表示される。なお、結果表示部252には、一時帳チェック欄204と、一時帳登録部205とが組み込まれている。
【0100】
検索表示設定部189をクリックすると、図24に示す設定用入力画面261が現れる。検索部184は、各サーチのためのクリック部分のみを残して下半分が無くなる表示となる。検索部184の下方には、表示設定入力部262が表示される。表示設定入力部262は、企業検索時(インダストリーウェブSAからの検索時)のレイアウトを設定する企業用検索表示設定部263と、個人を検索(モノシティSBからの検索)する際のレイアウトを設定する個人用検索表示設定部264と、サイト全体から検索する時のレイアウトを設定するサイト全体用検索表示設定部265とを有している。
【0101】
各設定は、各左欄266に現れてくる各項目をクリックし、その後、中央の設定ボタン267をクリックすることで、右欄268に選択した項目が記入される。一旦選択した項目を戻したいときは、設定戻しボタン269をクリックすることで右欄268から左欄266へ戻される。保存ボタン270をクリックすると、設定された表示形式が保存される。「…レイアウトをさらに追加」の表示部270aをクリックすると、他の設定が行える。
【0102】
図14のマイコンテンツ画面181の左ウインド183には、図25に示すように、種々の情報やリンク部が組み込まれている。最上方に、企業の受注状況を知らせる天気表示271が配置されている。天気表示271は、受注OKを示す晴れマーク、受注が半分ほど決まっていることを示す曇りマーク、受注がほとんど満杯で要相談で受注OKを示す雨のマークの3種類を用意しているが、天気マーク以外としたり、天気マークもさらに他のものを追加するようにしても良い。
【0103】
天気表示271の下方にアクセスカウンタ部272が表示される。アクセスカウンタ部272は、本部用ウェブサーバ4ではなく、他のサーバまたはこの本部用ウェブサーバ4に保存されている企業ホームページにアクセスされた回数を表示する企業外部サイトアクセスカウンタ273と、企業プロフィールにアクセスされた回数を表示する企業プロフィールアクセスカウンタ274と、企業会員として登録されている企業内の個人のプロフィールにアクセスされた回数を表示する企業個人プロフィールアクセスカウンタ275と、モノシティSBの個人会員のプロフィールにアクセスされた回数を表示する匿名プロフィールアクセスカウンタ276とから構成されている。なお、企業個人プロフィールアクセスカウンタ275は、プロフィールを非表示設定していると、このカウンタ275も表示されない。ここで匿名とはニックネームのことであり、個人会員が実名ではなく、ニックネームで登録できることから匿名との表現を採用している。
【0104】
アクセスカウンタ部272の下方に、メール表示部277と、評価ポイント表示部278が配置されている。メール表示部277は、各サイト内のメールBOX機能に新着メールが届くと表示されるものである。評価ポイント表示部278は、掲示板での発言や、プロフィール内容に他者が評価し、評価欄にチェックすると、ポイントが加算されるが、そのポイントの現在時点の数を表示するものである。
【0105】
左ウインド183の略中央には、メッセージBOX部281と、スケジュール帳部282と、お気に入り部283と、一時帳部284と、履歴部285と、登録情報・変更・照合部286とが配置されている。
【0106】
メッセージBOX部281は、インダストリーウェブSA(地域、業界)、モノシティSBの会員であれば誰でも受けられるサービスである。メール送信可能機能を有しており、3サイト内のメンバー同士であればプロフィール表からメッセージの送信が可能となっている。すなわち、サイトと登録ネームで電子メールが送れることとなる。なお、企業のプロフィールへは、一般の人からもメッセージを送ることができる。また、メッセージ転送サービス、すなわち、メッセージを自分のアドレスへ自動転送するサービスも可能となっている。メッセージBOX部281をクリックすると、受信した電子メール、送信した電子メールの一覧と共に、メーリングリスト、メールマガジンの一覧表示があり、購読登録、購読解除がここからでもできるようになっている。
【0107】
スケジュール帳部282は、ここをクリックすると、スケジュール表が開き、個人のスケジュールが書き込めるものとなっている。また、この共同開発システム1内の参加プロジェクトの計画が、自動的に個人のスケジュール表に書き込みされる。
【0108】
お気に入り部283と一時帳部284は、共に、各サイト内のブックマーク機能である。各画面のお気に入りボタン(各プラウザ中に配置されているもの)や一時帳登録部205をクリックすると、自分のお気に入りや一時帳へ記録される。一時帳は、各ホームページや、企業、個人のプロフィールページを一時的に記録するものである。具体的には、一時帳部284を開くと(クリックすると)、各サーチにおいて抽出された結果を一時的に登録しておいたものが現れてくる。図26は、このような一時帳の例を示す。一時帳画面291は、各検索時のものをまとめて企業プロフィール292と個人プロフィール293とに分けて示したまとめ部294と、それぞれのサーチによって得られた各サーチ結果部295とに分けられる。各サーチ結果部299には、パートナーサーチ、キーワードサーチ、カテゴリサーチ等の各サーチ毎にその結果が一時的に保管される。
【0109】
一時帳画面291には、お気に入りに入れるか否かのチェック欄296と、コンタクトをとるか否かのチェック欄297と、プロジェクトを一緒に行うか否かのチェック欄298と、企業や個人を評価するときにチェックする評価チェック欄299と、一時帳から削除するときにチェックする削除チェック欄300が各区分にそれぞれ組み込まれている。それぞれのチェック欄にチェックし、更新ボタン部301をクリックすると、一時帳の当該部分の内容が更新される。また、企業プロフィール292自体等大きな区分全体を削除したいときは、各区分名の下の削除ボタン302をクリックすることで実行される。
【0110】
履歴部285をクリックすると、検索したキーワードの履歴記録であるキーワード履歴と、閲覧したページの履歴となる閲覧履歴(訪問履歴)の2つが表示される。この閲覧履歴では、ページタイトルと100文字程度の内容とが一覧表示されている。登録情報・変更・照会部286は、各サイトを利用するにあたり、様々なサービスの登録、登録変更、登録削除、登録内容確認を行う総合メニューとなっている。なお、個人情報の変更・確認としては、
1)個人情報の変更(どのサイトでも必ず記入してもらう基本情報内容の変更と確認)、
2)企業の個人プロフィール(企業の個人プロフィールの更新と確認)、
3)匿名プロフィール変更(モノシティSB用のプロフィールの更新と確認)、
4)パスワード変更、
の4つが存在する。
【0111】
企業情報の変更・確認としては、次のものが挙げられる。なお、これらの書き換えは、企業を代表する者のみが可能となっている。
1)企業情報プロフィールの更新と確認。
2)詳細技術情報の書き換えと確認。
3)設備情報に関しての書き換えと確認。
4)新製品情報の書き換えと確認。
5)成功、失敗事例の書き込み、更新、確認、文章削除。
6)発注、受注、調達に関する情報の書き込み、更新、確認、情報削除。
7)ソフトウェアに関する情報の書き込み、更新、確認、情報削除。なお、登録は、アップロードによって行われる。
8)求人情報の書き込み、更新、確認、情報削除。
9)イベント、セミナー情報の書き込み、更新、確認、情報削除。
10)ニュースリリース内容の書き込み、更新、確認、情報削除。
11)仕事上における裏話の書き込み、更新、確認、記入削除。
12)業界人、地域人、企業として推薦する人や企業の書き込み、更新、確認、情報削除。
13)接待にお薦めなお店、おみやげ、宿、そして地域のお話の書き込み、更新、確認、情報削除。
14)3ヶ月先の受注状況のお天気マークでの表現。
15)企業内参加者一覧。
【0112】
登録情報・変更・照合部286で行える作業には、さらに連携サイトへの登録と、登録(会員)脱退と、メッセージの設定と、ビジネス向け各種サービス手続きが含まれる。連携サイトへの登録は、地域や業界への登録の個人がモノシティSBへも会員登録する際の手続きや、モノシティSB登録の個人が、企業または企業の個人として登録をする際の手続きのメニューが表示される。登録(会員)脱退は、各サイトのそれぞれの会員登録をやめる場合や、すべてのサイトでの会員登録をやめる場合のメニューが表示される。追加メッセージの設定は、メッセージを自分のアドレスへ自動転送する申し込みを行うものである。ビジネス向け各種サービス手続きには、企業外部カウンタの申し込み、ホームページ製作申し込み、モールへの出店申し込み、バナー広告申し込み、電子カタログの申し込み等がある。
【0113】
左ウインド183中の下方には、プロジェクト表示リンク部311と、プロジェクト立ち上げ部312と、検索表示リンク部313と、サイト迷子ナビ部314と、図14の右ウインド182を表示させるMYコンテンツ表示リンク部315と、各サイトのホームへのリンクボタンからなるホームリンク部316とが組み込まれている。
【0114】
プロジェクト表示リンク部311では、プロジェクトグループの一覧と、プロジェクトグループの設定および管理の2機能が存在する。プロジェクトグループ一覧は、自分が参加しているプロジェクトグループの一覧表示(図32参照)で、ここからプロジェクトグループのスペースへ移動できる。プロジェクトグループの設定と管理は、プロジェクトグループの発起人の人にのみ表示されるメニューで、管理、設定できるグループの一覧が表示され、またグループの設定を更新・確認・削除できる。プロジェクトグループの内容は、プロジェクト名、プロジェクト状況(進行中、完了の2種で、完了の場合、プロジェクトを発表するが追加される)、管理人の設定、プロジェクトの公開、非公開、メンバーの設定(サイトの限定で詳細は図34参照)、参加設定(誰でも可等の選択で、詳細は図34参照)、担当役の設定、プロジェクト用のホームページ等となっている。
【0115】
プロジェクト立ち上げ部312をクリックすることで、会員はだれでもこのメニューからプロジェクトグループを立ち上げられる。目的、メンバー設定などを設定し、登録手続きを行う。登録申請が受理されると、そのグループ用に専用ページが設けられる。専用ページには、掲示板、チャット、メーリングリストアドレス、スケジュール帳、役割分担表、リンク帳、投票箱、共有フォルダが含まれる。管理人は、最初に、各内容のルールを設定し、次回より設定と管理メニューからグループページを管理する。
【0116】
なお、次の組み合わせのプロジェクトグループを作ることが可能となる。すなわち、個人と個人のグループ(モノシティSB内同士)、企業と企業のグループ(地域同士・業界同士・地域と業界の結合)、個人と企業のグループ(モノシティSBと業界サイトSC、モノシティSBと地域サイトSD)、これらが複合しているグループの4種類である。また、公開、非公開の選択が可能であり、さらに、プロジェクトメンバーの設定も可能となっている。なお、上述したように、個人は、ニックネームによって匿名化させることができる。また、各グループのメンバーは、1対1以外に、複数対1、複数対複数でも良い。
【0117】
検索表示リンク部313をクリックすると、右ウインド182に検索用のホームページが表示される。サイト迷子ナビ部314をクリックすると、サイト構造の図説とサイトマップが表示される。MYコンテンツ表示リンク部315をクリックすると、業界サイトSC、地域サイトSD、モノシティSBの各サイトそれぞれに会員登録している人用の編集メニュー画面が現れる。すなわち、それぞれのサイト内の関連項目だけがソートされて表示される。
【0118】
マイコンテンツ画面181中の右ウインド182における情報へのリンク部185には、図14に示すように、登録業界のメニュー部321と、登録地域のメニュー部322と、登録カテゴリのメニュー部323と、登録プロジェクトグループのメニュー部324と、最新の話題掲載部325と、ツールBOX部326とが配置されている。
【0119】
ホームリンク部316には、クリックすると、マイコンテンツ画面181中の右ウインド182部分に、インダストリーウェブSAのトップページとなるホーム(図4参照)が表示されるインダストリーウェブ用リンク部331と、右ウインド182部分に業界サイトSCのホーム(図5および図27参照)が表示される業界リンク部332と、クリックすると、右ウインド182が地域サイトSDのホーム(図6および図28参照)へリンクする地域リンク部333と、右ウインド182がモノシティSBのホーム(図7および図29参照)へリンクするモノシティリンク部334と、右ウインド182が企業と企業、企業と個人、個人と個人のプロジェクトグループのホーム(図30参照)へリンクする@3リンク部335とが設けられている。なお、右ウインド182に現れる表示には、ID入力部62,72,82,92の表示は含まれない。
【0120】
業界サイトSCのホームは、図27に示すように、検索部184の他に、討論や対談、インタビュー、メールニュース等のオピニオン部341と、業界サイトSCの説明等が入っているWHAT’S業界部342と、トピックスが掲載されるトピックス部343と、各業界のホームページへリンクする他業界リンク部344と、ソートされた項目が並んでいるインデックス部345と、他のサイトへリンクする他サイトリンク部346とを有している。
【0121】
地域サイトSDのホームは、図28に示すとおりとなっている。この内容は、業界サイトSCのホームと略同一となっているが、WHAT’S業界部342の代わりに、地域サイトSDの説明等がなされているWHAT’S地域部351が、他業界リンク部344の代わりに他地域リンク部352が配置されている。
【0122】
モノシティSBのホームは、図29に示すように、検索部184に加え、種々の情報が話し合われる掲示板(互いに情報交換できる掲示板)となるディスカッション部353と、様々な人が集まり物の開発を促進することができる討論の場となる掲示板を含むカテゴリ別コミュニティへつながるリンク部354と、プロジェクトの一覧を表示するプロジェクト部355と、プロジェクトの発表が行われているプロジェクト発表部356と、企業と企業、企業と個人、個人と個人による共同開発プロジェクトのホームへ移行する共同開発プロジェクト移行部357と、新規な話題を集めたWHAT’S NEW部358と、道具を集めた道具箱部359と、他サイトのホームへリンクする他サイトリンク部346を有している。なお、ディスカッション部353は、モノシティSBのホームではなく、図30に示す共同開発のためのホーム(共同開発用のサイトのホーム)内に設けるようにしても良い。
【0123】
企業と個人による共同開発プロジェクトのためのスペースとなる共同開発用のサイト(以下@3と略す)のホーム(パートナー探し用ホームページを有するホームページ)は、図30に示すように、他のサイトのホームとはかなり異なったものとなっている。検索部184の下方に、WHAT’S NEW部358と、共同作業等を依頼する掲示板となるお助け掲示板部361と、@3内で生まれたプロジェクトの一覧等を表示するプロジェクト一覧部362と、プロジェクト発表部356と、インダストリーウェブSA(業界、地域を含む)やモノシティSBの会員のプロフィールを見ることができるプロフィール閲覧部363と、道具箱部359と、品物の共同購入者を募集する共同購入部364と、使用できるが不要となった物の売買を行うネット倉庫部365と、欲しいもの等に対して投票する投票BOX部366と、他のサイトへリンクする他サイトリンク部346とが配置されている。なお、共同購入部364,ネット倉庫部365および投票BOX部366は、ネット上の掲示板機能を用いて実行されている。
【0124】
図31に、上述した検索の結果、所定の企業を抽出し、そのプロフィールがクライアント端末2,5に表示される例を示す。この例に示されるように、企業プロフィールを示す画面上部には、会社名、業種、地域、評価ポイント、仕事状況が表示される。その下部に、その会社を評価したときにクリックする評価部371と、その会社とコンタクトを取りたいときにクリックするコンタクト部372と、クライアント端末2,5のお気に入りへ登録するためのお気に入り登録部373と、一時帳へ登録するための一時帳保管部374とが配置されているが、これらは、会員のみに表示され、一般人が検索した結果の表示中には、各部371,372,373,374は表示されない。
【0125】
なお、プロジェクト表示リンク部311をクリックすると、図32に示すプロジェクトグループ一覧を表示する一覧画面381が現れる。この一覧画面381には、その会員が管理しているプロジェクトと参加しているプロジェクトが表示される。管理しているプロジェクトを表示する部分には、メッセージ件数と、メンバー数の他に管理ページへ移行する管理ボタン部382と、投稿できるようにする投稿ボタン部383とが設けられている。参加しているプロジェクトを表示する部分には、メッセージ件数とメンバー数の他には、投稿ボタン部383のみが表示されている。また、新しくプロジェクトを立ち上げたいときは、「新しくグループを作る」と表示された新プロジェクト立ち上げ部384をクリックすることで、図33に示す登録画面391が立ち上がり、プロジェクトグループの登録が可能となる。
【0126】
登録画面391では、所在サイトをチェックし、プロジェクトグループ名を記入し、その内容とPRを記入する。また、プロジェクトを表す検索対象キーワードを3つ書き入れ、さらにプロジェクトグループを文章で表現する際のワードを検索対象キーワードとして書き込む。また、発起人からの参加者へのメッセージを記入する。そして、「進む」と表示されている移動ボタン部392をクリックすると、図34に示す第2登録画面395が表示される。
【0127】
この第2登録画面395では、参加者の条件、メンバーのサイト、最初から登録するメンバーの設定(招待者検索ボタン396をクリックして検索し選定することができる)が記入される。さらに、プロジェクトの一般公開(但し企業のみ)、サイト内公開、非公開の区別、プロジェクトの状況、メッセージの配信形態、メッセージの削除者、共有フォルダのデータのアップ作業者、共有フォルダのチェック者、共有フォルダのデータ削除者、リンク情報の登録者、掲載リンクデータの削除者の各設定を行う。その後、「登録」と表示されている登録ボタン部397をクリックすると、確認画面が表示され、その画面で登録OKのボタンをクリックすると、プロジェクトが新規に登録される。
【0128】
図32に示す一覧画面381で、管理ボタン部382をクリックすると、先に示した登録画面391や第2登録画面395で入力した内容を変更できる画面が現れる。入力内容を変更し、更新のボタンをクリックすることで、変更内容が登録される。
【0129】
この実施の形態では、個人会員31や、企業会員11,12が自己の情報をそれぞれ入力するが、会員11,12,31に対しては、その変更内容を瞬時に表示可能にする一方、非会員に対しては、変更された内容を瞬時ではなく、一定の周期で、たとえば30分に1回で、公開内容を変更していくようにしている。また、検索のためのインデックス作成も、一定の周期、たとえば1日1回のような周期で行うようにしている。
【0130】
すなわち、非会員である一般ユーザに対しては、企業プロフィール等一般公開事項は静的なページとなり、検索も静的なページをインデックスとする。一方、会員に対しては、すべての事項が動的なものとなる。
【0131】
また、この実施の形態では、データベース部42は、所定のファイル形式にしたがってデータ化され、所定のデータベースソフトによって検索、加工、計算、分析されるものとなっているが、従来の所定のファイル形式に加え、またはそれに代えてXML言語による形式で保存するようにしても良い。
【0132】
なお、この実施の形態では、パートナーサーチにおいて、画面をフレームで2つに分け、左右に別の検索結果を出すことで、企業と個人、企業と企業、個人と個人を結びつけることが簡単に可能となる。また、登録時に一時帳登録部205等を利用することで、ワンクリックで相手先の企業アドレスなどが登録できることとなる。たとえば、右のフレーム内にインダストリーウェブSA内の企業や個人すなわち作り手と、左のフレーム内にはモノシティSB内の個人や企業、すなわち、使い手を表示するようにし、両方を同時に同じキーワードで検索することで、作り手と使い手の結びつきが可能となる。また、作り手同士、使い手同士の結びつきも容易となる。なお、キーワードは、名詞だけでなく動詞もプルダウンメニューから選択でき、使い易いものとなっている。
【0133】
また、パートナーサーチにおいて、右のフレームにどこかのホームページあるいはデータベースのソート結果等をブラウザソフト上で表示し、その状態で上のフレーム内にあるお気に入りと称されているボタンを押すことで、右フレーム内に表示されているURLやデータベース上の位置などの情報が自分のクライアント端末2,5内のデータベースに登録できる。
【0134】
また、この実施の形態では、企業のプロフィールや個人のプロフィールを、自分の「お気に入り」に登録する前に、一時帳へ一時的に保管できる。そして、そこから、お気に入りに追加する機能や、プロジェクトパートナー検索、個人のプロフィールの保存ができる。このため、後日、プロジェクトを立ち上げる時に、情報を引き出せるストックとすることができる。
【0135】
また、会員11,12,31が行う検索時には、キーワードの履歴、訪問先の企業データ等の訪問履歴が残る。すなわち、訪れたアドレスが完全に残ることとなる。このため、会員11,12,31は、以前訪れた企業、興味を持った企業、どんな言葉で検索したかなどがわかることとなる。また、運営者10は、どんな企業が検索されたか、どんな興味から検索されたか、どのような製品が検索されたかがわかる。この結果、この情報を基礎データとして、所定のアルゴリズムからなる需要予測プログラムを動作させると、どんな需要が生まれる可能性があるか、分析し予測できることとなる。
【0136】
また、この実施の形態では、企業、個人、デマンダー、リアライザー等が具体的なものづくりのためのプロジェクトグループを立ち上げることができる。プロジェクトの立ち上げ方としては、次の3つが存在する。
1)掲示板やプロフィール表から呼びかける。
2)検索結果からプロジェクトを作る。すなわち、検索結果でソートされた企業や個人にプロジェクト管理人や責任者が呼びかけ、反応があった人、企業をメーリングリストにいれる。
3)一時帳画面からメーリングリストに誘う。この時の呼びかけのメール送信は、自動化されているのが好ましい。なお、サイトへの入会登録する際、企業でも個人でも、“○○に興味があります”“作ってみたい”“作れます”等の情報を明記するようにしている。このため、上述したパートナーサーチにおいて、「名詞と動詞」で文脈検索ができる。「名詞と動詞」文脈検索の例としては、名詞ではデジカメ、動詞では、欲しい、興味がある、作りたい、作れる作っている、困っている、知りたい等がある。また、このような文脈検索によって、違った質のコミュニティ・データベース間でも同時に検索が可能となる。
【0137】
本実施の形態では、プロジェクトが立ち上がった後のサービスとしては、次のような利点が存在する。
1)メーリングリストを作ることができる。
2)掲示板がもてる。
なお、メーリングリストと掲示板、どちらにコメントを書いても同時に記録されることとなる。すなわち、メーリングリストに送ったメッセージが掲示板にも記録される。また、掲示板に書かれたコメントは、メーリングリストで全メンバーに送信される。
3)管理表となるスケジュール帳がもてる。このため、プロジェクトの進捗等が確認できる。
4)メンバー表が作れる。なお、プロジェクト表や管理表にはそれぞれの任務分担が明記されており、メンバー表から企業や個人のプロフィールを見ることができる。
5)チャットができる。
6)共有フォルダで情報を共有できる。
7)グループ内で多数決を取りたいときには「投票システム」が使える。
8)グループ内個人のお気に入りから提供された、グループ固有のリンク集が作れる。
【0138】
さらに、本実施の形態では、自分がソフトを有していなくても、簡単にお絵描きできるソフト、ホームページやショッピングモールの簡易作成ソフト、工程管理ソフト、切削加工用データベース、簡単設計ツール、共有データ等が本部用ウェブサーバ4に保存してある。なお、共有しないデータは、クライアントサーバに置くこととする。また、工程管理ソフトで扱う具体的な情報やデータは、会員のローカルディスクに置き、実行するソフトのみネットを介して本部用ウェブサーバ4から送り込むようにしている。
【0139】
また、加工工程をすべて標準化フォーマット化し、企業がデータベース登録時にそれをみて自分がどの工程に属するのか判断し、その部分に登録できるようにしている。また、検索時には、その工程から検索することができる。さらに、他の企業の工程や工具や仕事状況を覗くことができる。また、特定の部品加工に関しては、情報が共有できる利点も存在する。
【0140】
さらに、本実施の形態では、受注・発注情報として、「受注情報あります」「発注情報あります」の両方が登録できるものとなっている。メーリングでこの情報を会員に流すこともできる。
【0141】
なお、情報記録媒体、たとえばCD−ROMを使って会員登録の促進が可能となっている。すなわち、CD−ROM内の会員登録用のフォーマット等を本部用ウェブサーバ4と同じフォーマットとする。すると、そのCD−ROMを購入したり配布された企業は、インターネット3を介して本部用ウェブサーバ4にアクセスした状態で入力する必要がなくなり、時間を気にせず、自由かつ簡単にインダストリーウェブSAに登録できる。また、このCD−ROMには、企業支援アプリケーションも同封するようにするのが好ましい。
【0142】
CD−ROMによるインダストリーウェブSAの登録が行えることにより、業界や地域や所定の各グループは、仲間の企業を増やすことが容易になる。CD−ROMには、本部用ウェブサーバ4とアクセスするためのプログラムも入っており、インターネット3や専用線接続で企業情報データベース46への登録が可能である。
【0143】
CD−ROMにはさらに、企業情報データベース46の所定の業界または所定の地域もしくは所定のグループへ自動的に区分けされて登録されるプログラムや、そのCD−ROMが配布された業界や地域とは異なる業界や異なる地域の企業の情報や、動画広告等が保存されている。また、CD−ROMが配布された業界や地域の一員となる企業の広告や情報を、そのCD−ROM内に入れるようにしても良い。
【0144】
CD−ROMやホームページからの入力によって登録更新される企業情報データベース46は、会員向け、あるいは外部向け(一般向け)のデータベースとしても使用できる。また、HTML言語やXML言語によるホームページへと変換することによって、地域の企業が集って構成されるバーチャル工業団地内部でも利用できたり、また外部に対しても公開しアピールすることができる。このように、本部用ウェブサーバ4内のデータベース部42のデータは、企業関係サイトSAと類似のサイトであって他の者が運営するサイトや個人向けサイトSBと類似のサイトであって他の者が運営するサイトから入ってくる人々に利用されるようにしても良い。
【0145】
企業関係サイトSAや個人向けサイトSBと類似のサイトを運営する際、本部用ウェブサーバ4内のデータベース部42のデータやプログラム保存部43内のプログラムのすべてまたは一部をその類似のサイトの運営者に貸し与えたり、供与したりすることで、この共同開発システム1と同様なシステムの運営が可能となる。また、類似のサイトのホームページの一部にこの共同開発システム1の共同開発用のサイト(@3のサイト)に入り込むことができるリンク部を設けるようにしても良い。その際は、その類似のサイトへの会員登録を行った者のみがこの共同開発システム1内の共同開発プロジェクトのためのサイト(@3のホームページ)に入り込むことができるようにするのが好ましい。
【0146】
このように類似のサイトへの会員登録等の登録を行った者が@3のサイト(ホームページ)に入り込めたり、この共同開発システム1に入り込めるようにすると、登録の際の情報を@3のサイトや共同開発システム1でそのまま利用でき、個人情報等の再入力が不要となる。また、このような登録者のみが@3等へアクセス可能とすると、プロジェクトを立ち上げる者(共同開発者)相互の信頼性が増加する。
【0147】
なお、各自治体では、その地域の企業のデータベースが完備されていないところが多いので、その地域の企業をグループ化するこの仕組み(バーチャル工業団地パッケージ化とCD−ROMによる登録)によって、簡単に地域企業のデータベースが構築できる。また、それをその地域のバーチャル工業団地コンテンツとしてインターネット上で地域の内外に向かってアピールすることができる。このような自治体主体の地域グループ化の場合、すべての会員がアクセスできる上述したような構成とする以外に、その地域グループの一員のみがアクセスできる閉じたデータベースとしても良い。このような閉じたデータベースとした場合においても、サイトSA,SC,SDの考え方をそのまま利用できると共にモノシティSBも加えるようにしても良い。なお、他の者に対して閉じたサイトを運用する場合、全く別のポータルサイトを立ち上げて運用するのが好ましい。
【0148】
また、地域のグループとなるバーチャル工業団地内やインダストリーウェブSA内に設置される製品や技術を販売する電子モール内に簡単に自分のモールを設置することが可能となるソフトや、アプリケーションをCD−ROM内に同封しておくことにより、サイトSA,SC,SD内に簡単に電子モールを設置することが可能となる。さらに、各グループや各バーチャル工業団地の仕組みをインターネット上でASPサービス等によって配信したり、あるいはサイトSA,SC,SDの仕組みをパッケージ化して販売するようにしても良い。
【0149】
このように、本サイト内の地域でくくられたコミュニティーがバーチャル工業団地として各地で立ち上がることによって、
1)電子モールによる製品や技術の販売や、地域のアピールができる。
2)任意のグループを設置して共同開発のシステムを容易に作ることができる。
3)製造業に役にたつアプリケーションやサービスや情報を各バーチャル工業団地を通じて販売、または配布できる。
4)CD−ROMやインターネットからの登録によって、各地域の企業情報データベース46の作成が可能になり、それをホームページ化にすることによって地域内外へのアピールにもなる。
【0150】
また、CD−ROMを使用するさらなる利点は、次のとおりである。
1)CD−ROMを使って動画情報の配信ができる。
2)非常に重要で課金化ができるような情報は、CD−ROMにて配布することができる。
3)プロバイダーの会員登録のための企業内の管理用データベースではなく、上述したようにホームページに書き込んだり、インターネットの上でみんなに見てもらうためのデータベースに、CD−ROMを使って登録することができる。
4)CD−ROMは、各企業に各自治体やグループを通じて販売や配布をすることができる。
5)この登録用のCD−ROMにアプリケーションや企業の動画情報を載せると、その情報を簡単に内外へ配信することができることとなる。
6)登録用のCD−ROMに、他の地域や他の業界の企業のアピールを載せると、それぞれが知り合い結びつくための道具となる。また、他地域や他業界、さらには潜在的取引先への広告やアピールにもなる。
【0151】
このような各種の手段を採用することで、インダストリーウェブSAの中の企業情報が集積する。この結果、地域の企業情報も増え、地域の企業が集まってその地域発展のためのバーチャル工業団地を造ることが容易になる。このようなバーチャル工業団地が大きくなった場合、そのバーチャル工業団地を、各地域のグループ、地域自治体などへ移管するようにしても良い。
【0152】
この共同開発システム1は、使い手からの感謝やフィードバックが作り手側に伝わってくる。また、使い手からも評価が形成される。また、「自分に関してはこの人、自治体、企業に聞いてくれ」と登録されていれば、その企業情報を調べている人は、より詳細な情報を得やすい。また、ホームページ技術、もの、考え方、アイディア等コミュニティ内で作られる第三者の評価や、動的に作られる評価で企業等のデータのソートが可能なため、そのソートを行っての検索での表示順番や、「ザ・ランキング」での順位や評価に対し、それらの評価が反映されて表示される。なお、自社のホームページの内容等を頻繁に更新しているところは評価が高まる傾向となる。評価が高いと、無料のバナーサービスが受けられるというメリットを持たせるようにしても良い。
【0153】
また、サイト内で立ち上げられたプロジェクトをサイト内のみで止めず、外部プロジェクトとしたり、同じ地域や同じ業界、または他地域や他業界の外部企業へ貸し出したり、譲渡したりすることも可能である。また、企業や個人同士でお互いのプロフィールを交換することによって、企業と個人の結びつけを強化させることができる。さらに、MYコンテンツへ共同購入したいものを書いておくと表示され、それを欲しい人がボタンを押すとカウントされていくので、共同購入が成立し易いものとなる。
【0154】
以上のとおり、本発明の実施の形態について説明したが、上述の例は、本発明の好適な実施の形態の例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施可能である。たとえば、モノシティSBのサイト中に物作りページを入れ、個人がこの物作りページを参照して物が作れるようにしても良い。
【0155】
具体的には、物作りページのトップページに、自転車、携帯電話、パソコン、2輪自動車等の物作り対象商品を掲載しておく。そして、その画像部分をクリックすると、その製品を作る工程別、分野別、または部品別のリストが現れ、所定の工程や部品などをクリックすると、それらに関する専門の企業が表示される。
その中の所定の企業をクリックすると、その企業の企業プロフィールが表示されると共に必要な部品などを購入できるようにしても良い。たとえば、パーツ、加工、組立等に分かれ、パーツ部分をクリックすると、各パーツ毎に、それぞれ専門企業が表示され、パーツを注文したり、加工依頼等が可能となるようにする。
【0156】
このようなサイトを利用するとパーツを購入し、一部を企業にまかせ、残りを自分で組み立てる等の自在な組み合わせが可能となり、個人での物作りが簡単となる。また、所定の企業に所定のパーツを使用しての製造を依頼でき、自分仕様の製品を得ることが可能となる。なお、自転車等の物作り対象商品の画像部分をクリックすると、その製品を作る工程別等のリストが現れる前あるいは後または同時に、その商品の歴史、主な構成部品の説明、商品を作るための道具、作り方の説明などを表示するようにしても良い。また、自転車等の対象商品の画像の代わりに、「自転車」「パソコン」などの文字で表示するようにしても良い。
【0157】
また、上述の実施の形態では、共同開発としてのプロジェクトをモノシティSBの会員が加わる形で説明したが、共同開発プロジェクトは、インダストリーウェブSA内のみとしたり、業界サイトSC内のみとしたり、地域サイトSD内のみのプロジェクトとしても良い。また、ネット網としてインターネット3を例示したが、所定地域のケーブルでつながれるLANや、1企業内のイントラネット等を採用しても良い。また、ウェブサーバを1台のみで構成するのではなく、複数のサーバが図3に示すような構成を分担することで、複数のサーバが1台の本部用ウェブサーバ4の役割を果たすようにしても良い。また、クライアント端末2,5,6としては、パソコン14等の端末以外に、カメラ、携帯電話等の携帯モバイル、ゲーム端末等としても良い。
【0158】
また、会員認定用IDを文字入力する代わりに、コンピュータに接続されるマウスに設けられる指紋読み取り手段によって読み取られた指紋によって会員認証を行うようにしても良い。また、パートナー探し用ホームページ(図22,23参照)において、検索式入力部分と検索結果表示部分を画面の左右2つに分けるのではなく、画面上、上下2つに分けるようにしても良い。
【0159】
さらに、上述の実施の形態では、所定の会員のみが詳細情報にアクセス可能しているが、会員以外の者もアクセスできるようにしても良い。また、共同開発のためのプロジェクトへの参加は、会員のみを対象としているが、アクセスしてきた一般の人も参加できるようにしても良い。
【0160】
また、自由に話し合い、情報を交換する「FreeBBS」として表示されるディスカッション部353をすべてのマイコンテンツ画面181中に入れるようにしても良い。しかし、共同開発プロジェクトのためのホームとなる@3内に「お助け掲示板」として表示されるパートナー探し用の掲示板と共に、このディスカッション部353を配置するのが、共同開発の立ち上げには好ましいものとなる。
【0161】
また、この共同開発システム1において運営されるサイトは、業界サイトSCと地域サイトSDとモノシティSBの3つであり、ホームとしてはインダストリーウェブSAと@3を加え、計5つであるが、サイトをインダストリーウェブSAとモノシティSBの2つのみとしても良い。サイトは、これらの3つまたは2つに加え、行政関係の公共体サイトなどを加えるようにしても良い。
【0162】
また、この共同開発システム1は、地域対象として、日本国内のみではなく、中国、米国、台湾などの日本国外も含むようにしても良い。外国も含む場合、国別に運用する方法と、世界を1つにして運用する方法があるが、後者にすると、物作りの世界レベルでの共同開発が可能となり、各国の中小企業、各国の消費者にとって一層好ましいものとなる。
【0163】
【発明の効果】
本発明のウェブサーバおよび共同開発システムでは、共同開発に参加する者の意思疎通を十分図ることが可能となり、部品メーカやOEMメーカが自己の技術力を生かし独自の生き方やオリジナルな製品の製造が可能となったり、製造メーカ、特にいわゆる中小企業と呼ばれている作り手(リアライザ)と、使用者などの使い手(デマンダ)とを結びつけ新たな製品の開発が可能となったりする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共同開発システムの基本思想を説明するための図である。
【図2】本発明の共同開発システムを実現するハードウエア構成の実施の形態を示す図である。
【図3】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバの内部構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブのサイトのトップページの画面を示す図である。
【図5】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブの業界サイトのトップページの画面を示す図である。
【図6】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブの地域サイトのトップページの画面を示す図である。
【図7】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるモノシティのサイトのトップページの画面を示す図である。
【図8】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブのサイトの会員となるためのログイン画面で、そのトップページを示す図である。
【図9】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブのサイトの会員となるためのログイン画面で、そのID入力画面を示す図である。
【図10】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブのサイトの会員となるためのログイン画面で、その基本企業情報入力画面を示す図である。
【図11】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブのサイトの会員となるためのログイン画面で、その企業個人プロフィールの画面を示す図である。
【図12】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるモノシティのサイトの会員となるためのログイン画面で、そのトップページを示す図である。
【図13】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるモノシティのサイトの会員となるためのログイン画面で、その共通アンケートの入力画面を示す図である。
【図14】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営される各サイトの会員がログインしたときの画面で、マイコンテンツ画面を示す図である。
【図15】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部を示す図である。
【図16】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行うキーワードサーチの検索結果画面を示す図である。
【図17】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行うピンポイントサーチの検索手順を説明するための図で、(A)は最初に現れる画面で、(B)は範囲指定を行ったときの画面を示す図である。
【図18】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行うピンポイントサーチにおいて追加詳細検索を行うときに現れる画面を示す図である。
【図19】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行うピンポイントサーチにおいて追加詳細検索を行うときに現れる画面の他の例を示す図である。
【図20】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行う詳細サーチにおいて最初に現れる画面を示す図である。
【図21】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行う工程別サーチにおいて最初に現れる画面を示す図である。
【図22】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行うパートナーサーチにおいて最初に現れる画面を示す図である。
【図23】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行うパートナーサーチの検索結果画面を示す図である。
【図24】図14に示すマイコンテンツ画面の検索部で行う検索表示設定における設定用入力画面を示す図である。
【図25】図14に示すマイコンテンツ画面の左ウインドの拡大図である。
【図26】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバに置かれ、クライアント端末に表示される一時帳の例を示す図である。
【図27】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブの業界サイトのホーム(トップページ)の図で、マイコンテンツ画面の右ウインドに現れる画面を示す図である。
【図28】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるインダストリーウェブの地域サイトのホーム(トップページ)の図で、マイコンテンツ画面の右ウインドに現れる画面を示す図である。
【図29】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営されるモノシティのサイトのホーム(トップページ)の図で、マイコンテンツ画面の右ウインドに現れる画面を示す図である。
【図30】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営される、企業と個人のプロジェクトグループのホーム(トップページ)の図で、マイコンテンツ画面の右ウインドに現れる画面を示す図である。
【図31】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営される各サイトから検索した結果、クライアント端末に表示される企業プロフィールの冒頭部分の例を示す図である。
【図32】図14に示すマイコンテンツ画面の左ウインドのプロジェクト表示リンク部をクリックしたときに現れるプロジェクトグループ一覧を表示する一覧画面を示す図である。
【図33】図2に示す共同開発システム中の本部用ウェブサーバで運営される各サイトを横断的に結びつける物作りのプロジェクトグループを新しく立ち上げるときの登録画面を示す図である。
【図34】図33の登録画面に続いて表示される、新しいプロジェクトグループを登録するための登録画面を示す図である。
【符号の説明】
1 共同開発システム
2 クライアント端末
3 インターネット(ネット網)
4 本部用ウェブサーバ(ウェブサーバ)
5、6 クライアント端末
10 運営者
11、12 企業(企業会員)
31 個人会員
32 一般者
41 制御部
42 データベース部
43 プログラム保存部
46 企業情報データベース
47 個人情報データベース
SA インダストリーウェブ(企業関係サイト)
SB モノシティ(個人向けサイト)
SC 業界サイト
SD 地域サイト
Claims (9)
- 企業情報が保存される企業情報データベースと、
上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、
上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、
入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、
上記企業用ホームページにアクセスした者と上記個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、
を備え、
上記企業用ホームページは、地域を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な区分分けがなされている各業界へ導くリンク部分を有する業界サイトと、業界を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な地域分けがなされている各地域へ導くリンク部分を有する地域サイトとの2種類に分かれ、
上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトをつくるためのリンクが配置されている
ことを特徴とするウェブサーバ。 - 前記共同開発用のサイトは、前記企業用ホームページにアクセスした者と前記個人用ホームページにアクセスした者とが情報交換を行う掲示板を含み、
上記掲示板は、前記企業用ホームページにアクセスした者と前記個人用ホームページにアクセスした者の両者を結びつけるためのパートナー探し用にも利用されることを特徴とする請求項1記載のウェブサーバ。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、
上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、
上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、
入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、
上記企業用ホームページにアクセスした者と上記個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、
を備え、
上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には上記共同開発用のサイトに導くリンクが配置され、
上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索は、上記会員のみが行え、上記会員以外は、上記企業用ホームページと上記個人用ホームページにアクセスでき、所定の検索が行えるが、上記パートナー探しの検索は行えないようにし、上記パートナー探しの検索のためのホームページとして、検索式入力部分と検索結果表示部分を左右2つの画面または上下2つの画面に分かれるホームページとした
ことを特徴とするウェブサーバ。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、
上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、
上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、
入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、
上記企業用ホームページにアクセスした者と、上記個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、
を備え、
上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、
その画面には、上記共同開発用のサイトに導くリンクと、自身が関係している共同開発プロジェクトの一覧表示に導くリンクと、上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索結果が一時的に保管されたときにその内容を見ることができる一時帳部と、が配置されている
ことを特徴とするウェブサーバ。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、
上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、
上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、
入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、
上記企業用ホームページにアクセスした者と、上記個人用ホームページにアクセスした者がそれぞれのホームページを介してアクセスし両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトと、
を備え、
上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面を保持し、
その画面は、上記会員が入力内容を変更した場合、上記会員にはその変更内容を即時に表示可能とし、上記会員以外には、上記企業用ホームページと上記個人用ホームページにアクセス可能とし、上記クライアント端末に所定の表示がなされるが、上記変更内容は、即時ではなく、一定の周期で変更されるようにし、かつ上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトの登録の際にそのプロジェクトを非公開に設定できるようにした
ことを特徴とするウェブサーバ。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、
上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、
上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、
入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、
を有するウェブサーバと、
このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記企業のクライアント端末と、
上記ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記個人のクライアント端末と、
を備え、
上記ウェブサーバは、そのウェブサーバ内の詳細情報にアクセスできる会員であって企業会員間または企業会員と個人会員との間もしくは個人会員間で、物作りのためのプロジェクトグループを立ち上げられるようにするためそれぞれのホームページからアクセスして情報交換を行う共同開発用のサイトと、地域を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な区分分けがなされている各業界へ導くリンク部分を有する業界サイトと、業界を切り口としたホームページにリンクする部分と詳細な地域分けがなされている各地域へ導くリンク部分を有する地域サイトと、上記会員がログインした後にその会員のクライアント端末に表示させる画面と、を保持し、その画面には上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトをつくるためのリンクが配置されていることを特徴とする共同開発システム。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、
上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、
上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、
入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、
このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記企業のクライアント端末と、
上記ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記個人のクライアント端末と、
を備え、
上記ウェブサーバ内には、上記企業用ホームページにアクセスした者と上記個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページからアクセスして両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトが設けられ、
上記ウェブサーバは、上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員の上記クライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には上記共同開発用のサイトに導くリンクが配置され、
上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索は、上記会員のみが行え、上記会員以外は、上記企業用ホームページと上記個人用ホームページにアクセスでき、所定の検索が行えるが、上記パートナー探しの検索は行えないようにし、上記パートナー探しの検索のためのホームページとして、検索式入力部分と検索結果表示部分を左右2つの画面または上下2つの画面に分かれるホームページとした
ことを特徴とする共同開発システム。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、
このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記企業のクライアント端末と、
上記ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記個人のクライアント端末と、
を備え、
上記ウェブサーバ内には、上記企業用ホームページにアクセスした者と上記個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスして両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトが設けられ、
上記ウェブサーバは、上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページにログインした後にその会員の上記クライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面には、上記共同開発用のサイトに導くリンクと、自身が関係している共同開発プロジェクトの一覧表示に導くリンクと、上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトを立ち上げるためのパートナー探しの検索結果が一時的に保管されたときにその内容を見ることができる一時帳部と、が配置されている
ことを特徴とする共同開発システム。 - 企業情報が保存される企業情報データベースと、上記企業情報を入力するため、その企業に属する者がネット網を介してアクセスする企業用ホームページと、上記企業情報にネット網を介してアクセスしたい者であって企業に属する者としてではなく個人としての立場でその個人情報を入力するため、ネット網を介してアクセスする個人用ホームページと、入力された個人情報が保存される個人情報データベースと、を有するウェブサーバと、
このウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記企業のクライアント端末と、
上記ウェブサーバにネット網を介して接続可能とされる上記個人のクライアント端末と、を備え、
上記ウェブサーバ内には、上記企業用ホームページにアクセスした者と、上記個人用ホームページにアクセスした者の両者がそれぞれのホームページを介してアクセスして両者を結びつけて情報交換を行う共同開発用のサイトが設けられ、
上記ウェブサーバは、上記企業情報を入力した会員と個人としての立場でその個人情報を入力した会員の両会員がそれぞれのホームページを介してログインした後にその会員の上記クライアント端末に表示させる画面を保持し、その画面は、上記会員が入力内容を変更した場合、上記会員にはその変更内容を即時に表示可能とし、上記会員以外には、上記企業用ホームページと上記個人用ホームページにアクセス可能とし、上記クライアント端末に所定の表示がなされるが、上記変更内容は、即時ではなく、一定の周期で変更されるようにし、かつ上記共同開発用のサイト内に置かれる共同開発プロジェクトの登録の際にそのプロジェクトを非公開に設定できるようにしていることを特徴とする共同開発システム。
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