JP2003043936A - 映像観察装置 - Google Patents

映像観察装置

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JP2003043936A
JP2003043936A JP2001232059A JP2001232059A JP2003043936A JP 2003043936 A JP2003043936 A JP 2003043936A JP 2001232059 A JP2001232059 A JP 2001232059A JP 2001232059 A JP2001232059 A JP 2001232059A JP 2003043936 A JP2003043936 A JP 2003043936A
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JP2001232059A
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English (en)
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Hirotoshi Ichikawa
博敏 市川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外光が画像表示素子に収束して画像表示素子を
破損することを防止する。 【解決手段】本体501には画像表示素子502と拡大
光学素子503aとが内蔵されている。拡大光学素子5
03aは、画像表示素子502に表示された画像を拡大
しミラー506に投影する。ミラー506により反射さ
れた光線は光路505に沿って投影スクリーン503b
に至る。拡大光学素子503aとミラー506とがそれ
ぞれ位置A、位置aのとき外光は画像表示素子502に
至る。拡大光学素子503aとミラー506とを折り畳
んでそれぞれ位置B、位置bに位置させれば、外光は画
像表示素子502に至らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡大光学素子を用
い、画像表示素子に表示された画像を拡大観察するため
の映像観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型の画像表示素子に表示された画像を
拡大光学素子を用いて拡大観察するための装置が知られ
ている。図12(A)はそうした映像観察装置の一例で
ある。映像観察装置の外形はメガネ形であり、メガネの
レンズ対応する部分にはビュワー部1201が形成され
ている。ビュワー部1201には画像表示素子1202
と拡大光学素子1203とが内蔵されている。使用者は
図12(B)に示されるように映像観察装置を頭部に装
着し、眼前に配置されたビュワー部1201をのぞき込
むことにより拡大された像を観察することができる。こ
のような装置は一般にHMD(head mount
display)と称されている。
【0003】また図13に示すように特開平5−259
964号公報には携帯型通信用受信機(通信手段)13
01と組み合わされた小型虚像ディスプレイ(映像観察
装置)1302が開示されている。小型虚像ディスプレ
イ1302には画像表示素子と拡大光学素子とが内蔵さ
れており、拡大された画像が観察用アパーチャ1303
を通じて観察される。近年ではこのように映像観察装置
を通信手段と組み合わせる提案も行われており、野外で
の積極的な使用を前提とした製品が見込まれている。
【0004】図14はこうした製品の例であり、特開平
2−100448号公報に画像表示素子と拡大光学素子
とを内蔵した小型虚像ディスプレイが開示されている。
図14に示されているように拡大光学素子により拡大さ
れた映像は観察用開口1401を通じて観察される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
例においては以下のような問題がある。画像表示素子に
表示された画像は、拡大光学素子により拡大され観察窓
を通って使用者の眼球に至る。拡大光学素子は必然的に
像を拡大するための所望の光学的パワーを有するととも
に、その焦点位置は一般に画像表示素子位置に合致して
構成されている。即ちこうした構成において観察窓に無
限遠から外光が入射する場合を考察すると、外光はほぼ
画像表示素子に収束することとなる。仮にこうした映像
観察装置を野外あるいは自動車のダッシュボード上など
観察窓から直射日光が入射する恐れのある環境下に放置
したときに、長時間画像表示素子上で結像するような事
態が生じると画像表示素子の破損につながる恐れがあ
る。
【0006】従って、本発明の目的は、外光が画像表示
素子に収束して画像表示素子を破損することを防止する
映像観察装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係わる映像観察装置では、画像
を表示する画像表示素子と、この画像を拡大する拡大光
学素子と、前記画像表示素子と前記拡大光学素子とを通
過する光路を遮る遮光部材又は減光部材と、外部から拡
大光学素子を通って画像表示素子に至る外光の光路上に
あり、かつ拡大光学素子の焦点から離れている遮光位置
と、この光路から離れた非遮光位置との間で遮光部材又
は減光部材を移動させる部材移動機構とを備えているこ
とを特徴としている。
【0008】本発明の請求項2に係わる映像観察装置で
は、前記部材移動機構と連動し、使用者により任意に操
作される部材操作機構をさらに備えていることを特徴と
している。
【0009】本発明の請求項3に係わる映像観察装置で
は、前記部材移動機構を駆動して前記遮光部材又は減光
部材を移動させる部材駆動手段と、前記映像観察装置の
使用状態を検知する使用状態検知手段と、この使用状態
検知手段に検知された使用状態に基づいて、遮光部材又
は減光部材を遮光位置に位置させるか非遮光位置に位置
させるかを部材駆動手段に指示する第1処理手段とをさ
らに備えていることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項4に係わる映像観察装置で
は、前記遮光部材又は減光部材が遮光位置に位置してい
るか非遮光位置に位置しているかを検知する遮光位置検
知手段と、電源スイッチと、通信手段と、遮光位置検知
手段が感知した遮光部材又は減光部材の位置に基づい
て、電源スイッチを導通状態させるか非導通状態にさせ
るかを電源スイッチに指示するか、又は通信手段を通信
状態にさせるか非通信状態にさせるかを通信手段に指示
するかの少なくとも一方の指示をする第2処理手段とを
さらに備えていることを特徴としている。
【0011】本発明の請求項5に係わる映像観察装置で
は、画像を表示する画像表示素子と、この画像を拡大す
るための拡大光学素子と、画像が正規に観察されるよう
拡大光学素子と画像表示素子とが配置された観察状態
と、この観察状態のときの拡大光学素子と画像表示素子
とのそれぞれの位置から拡大光学素子と画像表示素子と
の少なくとも一方が離れている非観察状態との2つの状
態を選択的に設定するよう、拡大光学素子と画像表示素
子との少なくとの一方を移動させる素子移動機構とを備
えていることを特徴としている。
【0012】本発明の請求項6に係わる映像観察装置で
は、画像を表示する画像表示素子と、この画像を拡大す
るための拡大光学素子と、この拡大光学素子により拡大
された画像が投影される投影スクリーンと、画像が正規
に観察されるよう拡大光学素子と画像表示素子と投影ス
クリーンとが配置された観察状態と、この観察状態のと
きの拡大光学素子と画像表示素子と投影スクリーンとの
それぞれの位置から拡大光学素子と画像表示素子と投影
スクリーンとの少なくとも1つが離れている非観察状態
との2つの状態を選択的に設定するよう、拡大光学素子
と画像表示素子と投影スクリーンとの少なくとも1つを
移動させる素子移動機構とを備えていることを特徴とし
ている。
【0013】本発明の請求項7に係わる映像観察装置で
は、前記素子移動機構と連動し、使用者により任意に操
作される素子操作機構をさらに備えていることを特徴と
している。
【0014】本発明の請求項8に係わる映像観察装置で
は、前記素子移動機構を駆動する素子駆動手段と、前記
映像観察装置の使用状態を検知する使用状態検知手段
と、この使用状態検知手段に検知された使用状態に基づ
いて、観察状態に設定させるか非観察状態に設定させる
かを素子駆動手段に指示する第3処理手段とをさらに備
えていることを特徴としている。
【0015】本発明の請求項9に係わる映像観察装置で
は、観察状態か非観察状態かを検知する観察状態検知手
段と、電源スイッチと、通信手段と、観察状態検知手段
が感知した状態に基づいて、電源スイッチを導通状態さ
せるか非導通状態にさせるかを電源スイッチに指示する
か、又は通信手段を通信状態にさせるか非通信状態にさ
せるかを通信手段に指示するかの少なくとも一方の指示
をする第4処理手段とをさらに備えていることを特徴と
している。
【0016】本発明の請求項10に係わる映像観察装置
では、画像を表示する画像表示素子と、この画像を拡大
する拡大光学素子とを備えている映像観察装置におい
て、外部から拡大光学素子を通って画像表示素子に至る
外光の光路上に所定の波長域の光を選択的に透過又は反
射する波長選択フィルタを配置したことを特徴としてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1から図11を参照して、本発
明の実施の形態に係わる映像観察装置を説明する。先
ず、本発明の第1の実施の形態の映像観察装置を説明す
る。図1は映像観察装置の構成を示す概略図である。断
面が示されている映像観察装置の本体101には画像表
示素子102と拡大光学素子103とが内蔵されてい
る。画像表示素子102としては例えばEL素子、プラ
ズマディスプレイ、LEDアレイなどが用いられ、特に
液晶表示素子が好適である。
【0018】画像表示素子102は拡大光学素子103
の略焦点上に位置している。画像表示素子102により
表示された画像は拡大光学素子103により拡大され
る。拡大された画像は本体101に設けられた観察窓1
04を通じて、使用者により映像として観察される。外
部から外光が観察窓104に入射する場合は、この外光
は上記画像とほぼ同じ光路105を逆に辿る。即ち、外
光は拡大光学素子103を通って画像表示素子102に
至る。上述したように、画像表示素子102は拡大光学
素子103の略焦点上に位置しているので、外光は画像
表示素子102に収束する。
【0019】映像観察装置は外光を遮るための遮光部材
と、遮光部材を移動させる部材移動機構とを備えてい
る。部材移動機構は図1に示した光路105上の位置1
06a、位置106b及び位置106cの少なくとも1
つの位置に配置されている。位置106aは観察窓10
4の外部側の位置である。位置106bは観察窓104
と拡大光学素子103との間の位置である。位置106
cは拡大光学素子103と画像表示素子102との間の
位置である。位置106cは拡大光学素子103の焦
点、即ち画像表示素子102から離れている。
【0020】図2(A)は部材移動機構の分解斜視図で
ある。部材移動機構は互いに組み合わされる第1台座部
201及び第2台座部202を有している。第1台座部
201及び第2台座部202には外光が通過する窓20
1a,202aがそれぞれ設けられている。第1台座部
201及び第2台座部202は窓201a,202aが
図1の光路105上に位置するよう配置される。第1台
座部201と第2台座部202の間には薄板で形成され
た2つの遮光部材202,203が互いに対向して配置
される。遮光部材202,203にはそれぞれ固定ピン
203a、204aと摺動ピン203b、204bとが
カシメられて固定されている。
【0021】第1台座部201及び第2台座部202に
は固定ピン203a、204aが嵌合する孔201b,
202bがそれぞれ設けられている。遮光部材202,
203は孔201b,202b周りにそれぞれ回転でき
る。これにより、遮光部材202,203は窓201
a,202aを塞ぐ位置(遮光位置)と、窓201a,
202aの周囲(非遮光位置)との間で動くことができ
る。
【0022】2つの遮光部材202,203の間にはリ
ング部205が窓201a,202aを通る外光を囲む
ように配置されている。リング部205には2つのピン
溝205a,205bが設けられている。摺動ピン20
3b、204bはピン溝205a,205bに嵌入さ
れ、ピン溝205a,205bに沿って摺動することが
できる。リング部205には部材移動機構が組み立てら
れたとき外部に突出する開閉レバー205cが設けられ
ている。第1台座部201及び第2台座部202の少な
くとも一方にはリング部205が嵌入する凹部が設けら
れている(図2(A)では凹部202cが第2台座部2
02に設けられている)。この凹部はリング部205が
窓201a,202a間を結ぶ線の周りに回転するよう
にリング部205の動きを規定する。
【0023】リング部205を回転させると、摺動ピン
203b、204bを介して遮光部材202,203が
上記遮光位置と非遮光位置との間で移動させられる。図
2(B)は遮光部材202,203が遮光位置に位置し
ている状態を示しており、図2(C)は非遮光位置に位
置している状態を示している。
【0024】部材移動機構には部材移動機構と連動し、
使用者により操作される部材操作機構206が取り付け
られている。部材操作機構206は例えば開閉レバー2
05cに接続されるリンクと、このリンクと連動し、外
部から手動で操作できる操作レバーとで構成される。
【0025】本実施の形態では部材移動機構と連動する
部材操作機構206が設けられているが、部材操作機構
206を設けず使用者が直接開閉レバー205cを操作
して部材移動機構を動かしてもよい。これは特に、部材
移動機構が図1の位置106aに配置されている場合に
適する。また、図2に示された部材移動機構の代わりに
別の部材移動機構を用いてもよい。例えば、本体101
に観察窓104に開閉自在な蓋を設けてもよい。また、
本実施の形態では遮光部材を2つ用いているが、1つ、
又は3つ以上用いてもよい。
【0026】以上詳述した如く構成されている本発明の
第1の実施の形態に従った映像観察装置においては、外
光を遮る遮光部材を備えているので、外光が画像表示素
子に収束して画像表示素子を破損することを防止するこ
とができる。また、部材操作機構206が設けられてい
るので遮光部材の移動は使用者の操作により任意に行わ
れる。
【0027】次に、本実施の形態の映像観察装置の第1
の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分は、基本
的に第1の実施の形態の構成の大部分と同じである。本
変形例の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、
部材移動機構を動かすために、部材操作機構206の代
わりに、部材移動機構を駆動して遮光部材を移動させる
部材駆動手段が映像観察装置に設けられていることであ
る。部材駆動手段としてはモータ、ソレノイド等のアク
チュエータが用いられている。
【0028】映像観察装置は、映像観察装置の使用状態
を検知する使用状態検知手段と、使用状態検知手段に検
知された使用状態に基づいて、遮光部材を遮光位置に位
置させるか非遮光位置に位置させるかを部材駆動手段に
指示する第1処理手段とをさらに備えている。
【0029】使用状態検知手段の第1の例を説明する。
使用状態検知手段は画像表示素子に画像が表示されてい
るか否かを検知する手段である。ここで使用状態は画像
表示素子に画像が表示されている表示状態か、されてい
ない非表示状態かの2つの状態をとる。使用状態検知手
段が表示状態を検知したとき、第1処理手段は遮光部材
を非遮光位置に位置させるよう指示する。一方、非表示
状態を検知したときは遮光位置に位置させるよう指示す
る。
【0030】使用状態検知手段の第2の例を説明する。
使用状態検知手段は映像観察装置の本体に取り付けられ
たボタン(使用状態検知ボタン)を有している。使用者
が使用状態検知ボタンを押し続けているときには第1処
理手段は遮光部材を非遮光位置に位置させるよう指示
し、使用状態検知ボタンを離したときには遮光位置に位
置させるよう指示する。
【0031】使用状態検知手段の構成は以上に限定され
るものではなく、様々な構成が許容される。
【0032】以上のように構成すれば、使用状態に基づ
いて部材移動機構が駆動されるので、使用状態に応じて
自動的に遮光部材を移動させることができる。
【0033】次に、本実施の形態の映像観察装置の第2
の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分は、基本
的に第1の実施の形態の構成の大部分と同じである。本
変形例の構成が第1の実施の形態の構成と異なる点は、
部材操作機構206とともに、上記第1の変形例で説明
した部材駆動手段が映像観察装置に設けられていること
である。部材駆動手段は上記第1の変形例と同様に使用
状態検知手段及び第1処理手段とともに用いられてい
る。使用状態検知手段としては上述した第1の例又は第
2の例で説明したものが用いられる。
【0034】以上のように構成すれば、使用者の操作に
より任意に行われるとともに、使用状態に応じて自動的
に遮光部材を移動させることができる。
【0035】次に、本実施の形態の映像観察装置の第3
の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分は、基本
的に上記第1の実施の形態の構成の大部分と同じであ
る。映像観察装置は通信手段を備えており、これと組み
合わされて用いられる。映像観察装置には、遮光部材が
遮光位置(図2(C)の位置)に位置しているか非遮光
位置(図2(B)の位置)に位置しているかを検知する
遮光位置検知手段が設けられている。遮光位置検知手段
と通信手段には、遮光位置検知手段が感知した遮光部材
の位置に基づいて、通信手段を通信状態にさせるか非通
信状態にさせるかを通信手段に指示する第2処理手段が
接続されている。
【0036】第2処理手段の動作を説明する。使用者が
手動で遮光部材を非遮光位置に移動させると、第2処理
手段は通信手段に通信を開始するよう指示する。通信が
行われている間、使用者は映像観察装置の映像を観察し
ながら通信を行わせることができる。この後、使用者が
手動で遮光部材を遮光位置に移動させると、通信手段は
通信を止める。さらに、使用者が手動で遮光部材を非遮
光位置に移動させると、通信手段は通信を開始する。
【0037】以上のように本変形例の映像観察装置を用
いれば、使用者は遮光部材による外光の遮光と、通信の
開始/中止とを連動させることができる。
【0038】第2処理手段には通信手段の代わりに電源
スイッチが接続されていてもよい。この場合、第2処理
手段は遮光位置検知手段が感知した遮光部材の位置に基
づいて、電源スイッチを導通状態させるか非導通状態に
させるかを電源スイッチに指示する。電源スイッチは映
像観察装置に設けられた機器、例えば画像表示手段と電
源との間に設けられているスイッチであり、導通又は非
導通状態をとり得る。第2処理手段の動作により、遮光
部材を非遮光位置に移動させると電源スイッチが導通状
態になり、遮光部材を遮光位置に移動させると電源スイ
ッチが非導通状態になる。第2処理手段には通信手段と
電源スイッチとの両方が接続されていてもよい。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態の映像観
察装置を説明する。図3(A)は映像観察装置の斜視図
である。映像観察装置は通信手段を備えている。通信手
段としては携帯情報端末を用いている。映像観察装置に
は通信の機能を指示するためのボタンが配置された操作
パネル310、ディスプレイ311、通信アンテナ31
2等が設けられている。映像観察装置の本体300には
画像表示素子と拡大光学素子とが内蔵されている(図示
せず)。本体300には映像を観察するための観察窓3
04が設けられている。さらに本体300には観察窓3
04を覆う位置(閉位置)と、観察窓304から離れた
位置(開位置)との間で摺動するスライド板303が設
けられている。スライド板303は遮光部材として用い
られている。スライド板303にはこれを摺動可能に移
動させる部材移動機構が設けられている(図示せず)。
スライド板303は使用者により直接摺動される。本実
施の形態では第1の実施の形態で用いられた部材操作機
構は必要ない。
【0040】映像観察装置は、第1の実施の形態の第3
の変形例で説明した遮光位置検出手段と第2処理手段と
を備えている。使用者が操作パネル310に設けられた
通話開始ボタン等を操作するか、スライド板303を開
位置に位置させるかのどちらか一方をすると、通信手段
が通信を開始する。この後、操作パネル310に設けら
れた通話終了ボタン等を操作するか、スライド板303
を閉位置に位置させるかのどちらか一方をすると、通信
手段が通信を止める。一方、使用者が操作パネル310
に設けられた電源ボタン等を操作するか、スライド板3
03を開位置に位置させるかのどちらか一方をすると、
電源スイッチが導通状態になる。この後、操作パネル3
10に設けられた電源ボタン等を操作するか、スライド
板303を閉位置に位置させるかのどちらか一方をする
と、電源スイッチが非導通状態になる。
【0041】部材移動機構には、第1の実施の形態の第
1の変形例で説明した部材駆動手段、使用状態検知手段
及び第1処理手段が設けられてもよい。使用状態検知手
段が操作パネル310に設けられた通話開始ボタン及び
通話終了ボタンと組み合わされてもよい。この場合、使
用者が通話開始ボタンを操作し、通信手段が通話を開始
すると、スライド板303が開位置に移動する。この
後、通話終了ボタンを操作し、通信手段が通話を止める
と、スライド板303が閉位置に移動する。また、使用
状態検知手段が操作パネル310に設けられた電源ボタ
ンと組み合わされてもよい。この場合、使用者が電源ボ
タンを操作し、電源スイッチが導通状態になると、スラ
イド板303が開位置に移動する。この後、電源ボタン
を操作し、電源スイッチが非導通状態になると、スライ
ド板303が閉位置に移動する。
【0042】次に、本第2の実施の形態の映像観察装置
の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分は、基本
的に本第2の実施の形態の構成の大部分と同じである。
尚、本変形例において、本第2の実施の形態の図3
(A)を参照して説明した構成部材と実質的に同一の構
成部材は、本第2の実施の形態の対応する構成部材を指
示していた参照符号と同じ参照符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0043】本変形例の構成が本第2の実施の形態の構
成と異なる点は、遮光部材(スライド板303)の構成
である。本変形例の本体300bは中央部に回動機構
(部材移動機構)を有しており、2つ折りに折り畳むこ
とができる。図3(B)は折り畳む前の状態の映像観察
装置の斜視図であり、図3(C)は折り畳まれた状態の
映像観察装置の斜視図である。本体300bの一端には
観察窓304が、他端には遮光部材303bがそれぞれ
設けられている。折り畳まれた状態では観察窓304は
遮光部材303bにより覆われる。
【0044】上記第1及び第2の実施の形態では外光を
遮るために遮光部材を用いていたが、これの代わりに、
入射した光の一部を透過する減光部材を用いてもよい。
減光部材を遮光位置に位置させれば、使用者は画像表示
素子の画像を観察しつつ、画像表示素子に至る外光を減
少させて画像表示素子を保護することができる。
【0045】次に、図4を参照して、本発明の第3の実
施の形態の映像観察装置を説明する。図4(A)は映像
観察装置の概略図である。映像観察装置の本体401に
は画像を表示する画像表示素子402と拡大光学素子4
03が設けられている。拡大光学素子403の焦点はほ
ぼ画像表示素子402上にある。画像表示素子402と
拡大光学素子403は、画像表示素子402の画像が拡
大光学素子403により拡大され、拡大された画像が正
規に観察されるよう配置されている。このような状態を
観察状態と呼ぶことにする。外部から拡大光学素子40
3に入射した外光は光路405aに沿って収束位置40
6aに収束する。画像表示素子は収束位置の近傍又は収
束位置に位置している。
【0046】拡大光学素子403と本体401は素子移
動機構407を介して接続されている。素子移動機構4
07は拡大光学素子403を観察状態のときの位置から
離れた位置に移動させることができる。図4(B)は拡
大光学素子403がこの位置に位置された状態(非観察
状態)の概略図である。即ち、素子移動機構407は観
察状態と非観察状態とを選択的に設定するよう拡大光学
素子403を移動させる。本実施の形態では素子移動機
構407として等長リンク機構を用いている。非観察状
態では、外光は光路405bに沿って収束位置406b
に収束し、画像表示素子402は収束位置406bから
離れている。
【0047】素子移動機構407は上記のようなリンク
機構に限られない。即ち、画像表示素子402及び拡大
光学素子403の移動の仕方、非観察状態には様々なも
のが考えられる。図4(D)、図4(E)、図4(F)
及び図4(G)は非観察状態の例である。図4(D)
は、拡大光学素子403を図4(C)に示した観察状態
の位置から、光路405aに垂直に遠ざけた状態であ
る。図4(E)は光路405aに平行に拡大光学素子4
03を画像表示素子402に近づけた状態であり、図4
(F)は光路405aに平行に遠ざけた状態である。図
4(C)は画像表示素子402を収束位置406a(図
4(C)と図4(G)の状態では収束位置は一致する)
から遠ざけた状態である。これらのようにしても、非観
察状態で画像表示素子402は収束位置から離れる。こ
れらの他に非観察状態は観察状態の位置から画像表示素
子402と拡大光学素子403との両方が離れた状態で
あってもよい。
【0048】リンク等を介して外部から操作できる操作
レバー等が取り付けられてもよい(図示せず)。使用者
が操作レバーを操作すれば、操作レバーと連動して素子
移動機構407が動き、画像表示素子402が外光の収
束位置から離される。尚、このとき、このリンクと操作
レバーは素子操作機構として用いられる。
【0049】以上詳述した如く構成されている本発明の
第3の実施の形態に従った映像観察装置においては、素
子移動機構407により画像表示素子402が外光の収
束位置から離されるので、外光が画像表示素子402に
収束して画像表示素子402を破損することを防止する
ことができる。
【0050】次に、本第3の実施の形態の映像観察装置
の第1の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分
は、基本的に本第3の実施の形態の構成の大部分と同じ
である。本変形例の構成が本第3の実施の形態の構成と
異なる点は、素子移動機構を駆動する素子駆動手段が映
像観察装置に設けられていることである。素子駆動手段
としてはモータ、ソレノイド等のアクチュエータが用い
られている。
【0051】映像観察装置は、使用状態検知手段と、使
用状態検知手段に検知された使用状態に基づいて、観察
状態に設定させるか非観察状態に設定させるかを素子駆
動手段に指示する第3処理手段とをさらに備えている。
本変形例の使用状態検知手段は、第1の実施の形態の第
1の変形例で説明したものと同じものである。このよう
に構成すれば、使用状態に基づいて素子移動機構が駆動
されるので、使用状態に応じて自動的に観察状態と非観
察状態とを選択的に設定することができる。
【0052】次に、本第3の実施の形態の映像観察装置
の第2の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分
は、基本的に本第3の実施の形態の構成の大部分と同じ
である。本変形例の構成が本第3の実施の形態の構成と
異なる点は、素子操作機構とともに、本第3の実施の形
態の上記第1の変形例で説明した素子駆動手段が映像観
察装置に設けられていることである。素子駆動手段は使
用状態検知手段及び第3処理手段とともに用いられてい
る。
【0053】以上のように構成すれば、使用者の操作に
より任意に行われるとともに、使用状態に応じて自動的
に観察状態と非観察状態とを選択的に設定することがで
きる。
【0054】次に、本第3の実施の形態の映像観察装置
の第3の変形例を説明する。本変形例の構成の大部分
は、基本的に本第3の実施の形態の構成の大部分と同じ
である。映像観察装置は通信手段を備えており、これと
組み合わされて用いられる。映像観察装置には、拡大光
学素子と画像表示素子とがそれぞれ位置されている状態
が観察状態か非観察状態かを検知する観察状態検知手段
が設けられている。観察状態検知手段と通信手段には、
遮光位置検知手段が感知した状態に基づいて、通信手段
を通信状態にさせるか非通信状態にさせるかを通信手段
に指示する第4処理手段が接続されている。
【0055】第4処理手段の動作を説明する。使用者が
手動で非観察状態を観察状態にすると、第4処理手段は
通信手段に通信を開始するよう指示する。通信が行われ
ている間、使用者は映像観察装置の映像を観察しながら
通信を行わせることができる。この後、使用者が手動で
観察状態を非観察状態にすると、通信手段は通信を止め
る。さらに、使用者が手動で非観察状態を観察状態にす
ると、通信手段は通信を開始する。
【0056】以上のように本変形例の映像観察装置を用
いれば、使用者は素子移動機構の動きと、通信の開始/
中止とを連動させることができる。
【0057】第4処理手段には通信手段の代わりに電源
スイッチが接続されていてもよい。この場合、第4処理
手段は観察状態検知手段が感知した状態(観察状態又は
非観察状態)に基づいて、電源スイッチを導通状態させ
るか非導通状態にさせるかを電源スイッチに指示する。
電源スイッチは映像観察装置に設けられた機器、例えば
画像表示手段と電源との間に設けられているスイッチで
あり、導通又は非導通状態をとり得る。第4処理手段の
動作により、遮光部材を非遮光位置に移動させると電源
スイッチが導通状態になり、遮光部材を遮光位置に移動
させると電源スイッチが非導通状態になる。第4処理手
段には通信手段と電源スイッチとの両方が接続されてい
てもよい。
【0058】次に、本発明の第4の実施の形態の映像観
察装置を説明する。図5(A)は映像観察装置の断面図
である。本体501には画像表示素子502と拡大光学
素子503aとが内蔵されている。拡大光学素子503
aは、画像表示素子502に表示された画像を拡大しミ
ラー506に投影する。ミラー506により反射された
光線は光路505に沿って投影スクリーン(焦点板)5
03bに至り、使用者は前記画像の拡大像の映像を観察
することができる。図6は使用者が映像観察装置を用い
て映像を観察している様子を示している。投影スクリー
ン503bが使用者の眼に向けられている。
【0059】図5(B)に示したようにミラー506に
は本体501に第1支持軸506aと第2支持軸506
bとが設けられている。第1支持軸506a及び第2支
持軸506bは本体501に設けられた第1ガイド50
8a及び第2ガイド508bに沿ってそれぞれ摺動可能
に取り付けられている。第1ガイド508a及び第2ガ
イド508bは嵌合カム溝又は穴である。使用者が映像
を観察しないときにはミラー506を本体501に収納
することが可能である。投影スクリーン503bの一端
は本体501にヒンジ507を介して回動可能に取り付
けられている。
【0060】ヒンジ507は素子移動機構として用いら
れている。使用者が映像を観察するとき、投影スクリー
ン503bは位置Aに位置され、ミラー506は位置a
に位置されている(観察状態)。使用者が映像を観察し
ないとき、投影スクリーン503bは折り畳まれて位置
Bに位置され、ミラー506は本体501に収納されて
位置bに位置される(非観察状態)。観察状態では投影
スクリーン503bは本体501から遠ざけられてお
り、非観察状態では投影スクリーン503bは本体50
1に近づけられている。尚、図7(A)及び図7(B)
はそれぞれ観察状態、非観察状態のときの映像観察装置
の斜視図である。
【0061】ここで第1ガイド及び第2ガイドは、ミラ
ー506が本体501に収納される動作においてその先
端の軌跡が投影スクリーン503bをヒンジ507周り
に本体501に折り畳んだときに、投影スクリーン50
3bが本体501からはみ出さず、かつ本体501が冗
長に大型化しないよう最小に決定される本体501の外
壁に接触しないように構成されている。このような構成
により装置未使用時には装置を小型に収納でき、かつ投
影スクリーン503bと拡大光学素子503aと画像表
示素子502との相対位置関係が変化するので外部入射
光の不要結像による問題を回避できる。
【0062】さらにミラー506及び投影スクリーン5
03bの移動を連動させるよう別の連動カムを構成して
もよい。また観察状態にワンタッチで移行、あるいは動
作力量軽減、ミラー506及び投影スクリーン503b
の位置安定を目的としてバネ等の付勢手段を組み込むこ
とも考えられる。
【0063】次に、本発明の第5の実施の形態の映像観
察装置を説明する。図8は映像観察装置の断面図であ
る。本体801には画像表示素子802、拡大光学素子
803a及びミラー806が内蔵されている。拡大光学
素子803aは、画像表示素子802に表示された画像
を拡大しミラー806に投影する。ミラー806により
反射された光線は光路805に沿って投影スクリーン8
03bに至り、使用者は画像の拡大像の映像を観察する
ことができる。
【0064】ここでミラー806は本体801に固定さ
れているが、投影スクリーン803bはヒンジ807を
介して本体801に取り付けられており、使用者が映像
を観察しないときには折り畳むことができる。ヒンジ8
07は素子移動機構として用いられている。本体801
には蓋部材809が回動可能に取り付けられている。図
9(A)は投影スクリーン803bと蓋部材809とが
ともに回動させられて本体801から遠ざけられている
状態(観察状態)のときの映像観察装置の斜視図であ
る。このとき、画像が拡大されて観察される。蓋部材8
09は遮光フードの役割を果たす。図9(B)は投影ス
クリーン803bと蓋部材809とがともに折り畳まれ
ている状態(非観察状態)のときの映像観察装置の斜視
図である。このとき、投影スクリーン803bは蓋部材
809により覆われて保護される。
【0065】ここで投影スクリーン803bと蓋部材8
09とを連動させてもよいし、第4の実施の形態と同様
の付勢手段の追加も可能である。このような構成におい
ても使用者が画像を観察するときには装置を小型に収納
でき、かつ投影スクリーン803bと拡大光学素子80
3aと画像表示素子802と間の相対位置関係が変化し
外部入射光の不要結像による問題を回避可能な装置を得
ることができる。
【0066】次に、本発明の第6の実施の形態の映像観
察装置を説明する。本実施の形態の構成の大部分は、基
本的に第4の実施の形態の構成の大部分と同じである。
尚、本実施の形態において、第4の実施の形態の図5を
参照して説明した構成部材と実質的に同一の構成部材
は、第4の実施の形態の対応する構成部材を指示してい
た参照符号と同じ参照符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0067】図10は映像観察装置の断面図である。本
実施の形態の構成が第4の実施の形態の構成と異なる点
は、図5(A)に示されたミラー506の代わりに、所
定の波長域の光を反射する波長選択フィルタ1006が
用いられていることである。波長選択フィルタ1006
は、例えばホログラム光学素子やコールドミラーを有し
ている。
【0068】野外で映像観察装置を観察状態にすると、
太陽光等の外光が投影スクリーン503bに入射する。
この外光は光路505に沿って、画像表示素子502の
画像を含んだ光とは反対方向に進み、波長選択フィルタ
1006に入射する。外光の内の有害な熱線(赤外線)
は波長選択フィルタ1006を透過して光路505bに
沿って進む。一方、外光の内の可視光は波長選択フィル
タ1006で反射されて、光路505cに沿って画像表
示素子502に至る。
【0069】このように構成すれば、有害な熱線は画像
表示素子502に到達しないので、外光が投影スクリー
ン503bに入射しても画像表示素子502は破損しに
くい。
【0070】次に、本発明の第7の実施の形態の映像観
察装置を説明する。本実施の形態の構成の大部分は、基
本的に第4の実施の形態の構成の大部分と同じである。
尚、本実施の形態において、第4の実施の形態の図5を
参照して説明した構成部材と実質的に同一の構成部材
は、第4の実施の形態の対応する構成部材を指示してい
た参照符号と同じ参照符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0071】図11は映像観察装置の断面図である。本
実施の形態の構成が第4の実施の形態の構成と異なる点
は、ミラー506と拡大光学素子503aとの間の外光
の光路505上に所定の波長域の光を透過させる波長選
択フィルタ1100が配置されていることである。光路
505は外部から投影スクリーン503b及び拡大光学
素子503aを通って画像表示素子502に至る光路で
ある。波長選択フィルタ1100としては、例えば熱吸
収フィルタが用いられる。波長選択フィルタ1100は
これに入射した外光の内の赤外光を吸収し、可視光を透
過する。
【0072】このように構成しても、有害な熱線が画像
表示素子502に到達しないので、画像表示素子502
は破損しにくい。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明に従った映像観察装置においては、外光が画像表
示素子に収束して画像表示素子を破損することを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における映像観察装
置の概略図。
【図2】(A)から(C)は本発明の第1の実施の形態
における映像観察装置の部材移動機構を示しており、
(A)は部材移動機構の分解斜視図、(B)は遮光部材
が遮光位置に位置している状態を示す図、(C)は遮光
部材が非遮光位置に位置している状態を示す図。
【図3】(A)は本発明の第2の実施の形態における映
像観察装置の斜視図、(B)及び(C)は本発明の第2
の実施の形態における映像観察装置の変形例の斜視図で
あり、(B)は折り畳む前の状態を示す図、(C)は折
り畳まれた状態を示す図。
【図4】(A)から(G)は本発明の第3の実施の形態
における映像観察装置の概略図であり、(A)及び
(B)はそれぞれリンク機構を用いた場合の観察状態及
び非観察状態を示す図、(C)はリンク機構に限らない
場合の観察状態を示す図、(D)から(G)はリンク機
構に限らない場合の非観察状態を示す図。
【図5】(A)は本発明の第4の実施の形態における映
像観察装置の断面図、(B)は(A)の映像観察装置の
投影スクリーン503bとミラー506の移動を示す
図。
【図6】使用者が図5の映像観察装置を用いて映像を観
察している様子を示す図。
【図7】(A)は図5の映像観察装置が観察状態である
ときの斜視図、(B)は非観察状態であるときの斜視
図。
【図8】本発明の第5の実施の形態における映像観察装
置の断面図。
【図9】(A)は図8の映像観察装置が観察状態である
ときの斜視図、(B)は非観察状態であるときの斜視
図。
【図10】本発明の第6の実施の形態における映像観察
装置の断面図。
【図11】本発明の第7の実施の形態における映像観察
装置の断面図。
【図12】(A)は従来の映像観察装置であるHMDの
斜視図、(B)は使用者がHMDを装着している様子を
示す図。
【図13】別の従来の映像観察装置である小型虚像ディ
スプレイが携帯型通信用受信機と組み合わされた構成を
示す斜視図。
【図14】さらに別の従来の映像観察装置である小型虚
像ディスプレイの斜視図。
【符号の説明】
102 画像表示素子 103 拡大光学素子 202 遮光部材 203 遮光部材 206 部材操作機構 303 スライド板(遮光部材) 303b 遮光部材 402 画像表示素子 403 拡大光学素子 406a 収束位置 406b 収束位置 407 素子移動機構 502 画像表示素子 503a 拡大光学素子 503b 投影スクリーン 506 ミラー 507 ヒンジ(素子移動機構) 802 画像表示素子 803a 拡大光学素子 803b 投影スクリーン 805 光路 806 ミラー 807 ヒンジ(素子移動機構) 809 蓋部材 1006 波長選択フィルタ 1100 波長選択フィルタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する画像表示素子と、 この画像を拡大する拡大光学素子と、 前記画像表示素子と前記拡大光学素子とを通過する光路
    を遮る遮光部材又は減光部材と、 外部から拡大光学素子を通って画像表示素子に至る外光
    の光路上にあり、かつ拡大光学素子の焦点から離れてい
    る遮光位置と、この光路から離れた非遮光位置との間で
    遮光部材又は減光部材を移動させる部材移動機構とを備
    えていることを特徴とする映像観察装置。
  2. 【請求項2】 前記部材移動機構と連動し、使用者によ
    り任意に操作される部材操作機構をさらに備えているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の映像観察装置。
  3. 【請求項3】 前記部材移動機構を駆動して前記遮光部
    材又は減光部材を移動させる部材駆動手段と、 前記映像観察装置の使用状態を検知する使用状態検知手
    段と、 この使用状態検知手段に検知された使用状態に基づい
    て、遮光部材又は減光部材を遮光位置に位置させるか非
    遮光位置に位置させるかを部材駆動手段に指示する第1
    処理手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の映像観察装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光部材又は減光部材が遮光位置に
    位置しているか非遮光位置に位置しているかを検知する
    遮光位置検知手段と、 電源スイッチと、 通信手段と、 遮光位置検知手段が感知した遮光部材又は減光部材の位
    置に基づいて、電源スイッチを導通状態させるか非導通
    状態にさせるかを電源スイッチに指示するか、又は通信
    手段を通信状態にさせるか非通信状態にさせるかを通信
    手段に指示するかの少なくとも一方の指示をする第2処
    理手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の映像観察装置。
  5. 【請求項5】 画像を表示する画像表示素子と、 この画像を拡大するための拡大光学素子と、 画像が正規に観察されるよう拡大光学素子と画像表示素
    子とが配置された観察状態と、この観察状態のときの拡
    大光学素子と画像表示素子とのそれぞれの位置から拡大
    光学素子と画像表示素子との少なくとも一方が離れてい
    る非観察状態との2つの状態を選択的に設定するよう、
    拡大光学素子と画像表示素子との少なくとの一方を移動
    させる素子移動機構とを備えていることを特徴とする映
    像観察装置。
  6. 【請求項6】 画像を表示する画像表示素子と、 この画像を拡大するための拡大光学素子と、 この拡大光学素子により拡大された画像が投影される投
    影スクリーンと、 画像が正規に観察されるよう拡大光学素子と画像表示素
    子と投影スクリーンとが配置された観察状態と、この観
    察状態のときの拡大光学素子と画像表示素子と投影スク
    リーンとのそれぞれの位置から拡大光学素子と画像表示
    素子と投影スクリーンとの少なくとも1つが離れている
    非観察状態との2つの状態を選択的に設定するよう、拡
    大光学素子と画像表示素子と投影スクリーンとの少なく
    とも1つを移動させる素子移動機構とを備えていること
    を特徴とする映像観察装置。
  7. 【請求項7】 前記素子移動機構と連動し、使用者によ
    り任意に操作される素子操作機構をさらに備えているこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載の映像観察装置。
  8. 【請求項8】 前記素子移動機構を駆動する素子駆動手
    段と、 前記映像観察装置の使用状態を検知する使用状態検知手
    段と、 この使用状態検知手段に検知された使用状態に基づい
    て、観察状態に設定させるか非観察状態に設定させるか
    を素子駆動手段に指示する第3処理手段とをさらに備え
    ていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項
    に記載の映像観察装置。
  9. 【請求項9】 観察状態か非観察状態かを検知する観察
    状態検知手段と、 電源スイッチと、 通信手段と、 観察状態検知手段が感知した状態に基づいて、電源スイ
    ッチを導通状態させるか非導通状態にさせるかを電源ス
    イッチに指示するか、又は通信手段を通信状態にさせる
    か非通信状態にさせるかを通信手段に指示するかの少な
    くとも一方の指示をする第4処理手段とをさらに備えて
    いることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に
    記載の映像観察装置。
  10. 【請求項10】 画像を表示する画像表示素子と、この
    画像を拡大する拡大光学素子とを備えている映像観察装
    置において、 外部から拡大光学素子を通って画像表示素子に至る外光
    の光路上に所定の波長域の光を選択的に透過又は反射す
    る波長選択フィルタを配置したことを特徴とする映像観
    察装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008284A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Ricoh Co Ltd 画像投影装置
KR101185670B1 (ko) * 2004-07-21 2012-09-24 모토로라 모빌리티 엘엘씨 전자장치의 이중 위치 디스플레이

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