JP2001223924A - カメラ付き携帯電話 - Google Patents

カメラ付き携帯電話

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JP2001223924A
JP2001223924A JP2000031938A JP2000031938A JP2001223924A JP 2001223924 A JP2001223924 A JP 2001223924A JP 2000031938 A JP2000031938 A JP 2000031938A JP 2000031938 A JP2000031938 A JP 2000031938A JP 2001223924 A JP2001223924 A JP 2001223924A
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JP
Japan
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light
camera
photographing
mobile phone
electronic camera
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Application number
JP2000031938A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Ito
一彦 伊藤
Koji Matsuyama
浩司 松山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の撮影方向を持ったカメラ付き携帯電話
において、動向手段を動かさずに撮影方向を切り替え
る。 【解決手段】 電子カメラが設けられた筐体1におい
て、画像を表示する表示手段12が配置されているに面
に配置された第1の撮影窓15と、その裏面に配置され
た第2の撮影窓16と、筐体に固定され第1の撮影窓か
ら電子カメラに至る第1の光路と第2の撮影窓から電子
カメラに至る第2の光路を併せて形成する導光手段LM
6とを備え、第1の撮影窓および第2の撮影窓からの入
力光のうち、どちらか一方を遮ることにより他方の撮影
窓からの入力光を電子カメラに結像させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子カメラを搭
載し、撮影による画像の取り込み、および画像の送受信
が可能なカメラ付き携帯電話に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ付き携帯電話としては、例
えば図10に示すものがある。図10は特開平8−14
0072号公報に示された従来のカメラ付き携帯電話で
ある。図において、31はカード状カメラを収納可能な
スロット部を有する携帯電話本体、32はカード状カメ
ラ、34は前記本体の上部正面に設けられた前面撮影用
窓、35は前記本体の裏面に設けられた裏面撮影用窓で
ある。33は前記前面撮影用窓および前記裏面撮影用窓
とを光学的に連結する導光路上に配されたミラーであ
り、撮影方向切替ツマミ36に連動して姿勢を変える。
前記カード状カメラ32を本体31に収納した状態にお
いて、撮影方向切替ツマミ36を操作しミラー33の方
向を調整することによって、カード状カメラに導かれる
光線の入射方向を前面あるいは裏面方向に切り替える。
すなわち、撮影方向切替ツマミ36を操作することによ
って、携帯電話の前面および裏面を切り替えて撮影する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカメラ付き携帯電話においては、撮影方向を
切り替える時に導光手段であるミラー33を動かす必要
があり、ミラー33を機械的に動かす機構を有するため
に携帯電話本体が大型化してしまうという問題点があっ
た。また、機構部を持つことで、振動、衝撃といった携
帯電話が受けやすい外乱に弱いという問題点があった。
【0004】本発明は前述のような課題を解決するため
になされたもので、第1の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能なカメラ付き携帯電話を提
案することである。
【0005】また、第2の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能であるとともに、撮影対象
物に適した画角が得られるカメラ付き携帯電話を提案す
ることである。
【0006】また、第3の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能であるとともに、切り替え
た撮影方向に適した機能が作動するカメラ付き携帯電話
を提案することである。
【0007】また、第4の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能であり、切り替えた撮影方
向に適した機能が作動するとともに、撮影方向を切り替
える手段を操作性が良く、かつ配置するスペースを必要
とせずに設けたカメラ付き携帯電話を提案することであ
る。
【0008】また、第5の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能であるとともに、小形で機
械的可動部を有しない遮光手段を備えたカメラ付き携帯
電話を提案することである。
【0009】また、第6の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能であるとともに、この撮影
方向の切り替えのための遮光手段を簡単にしたカメラ付
き携帯電話を提案することである。
【0010】また、第7の目的は、導光手段を動かさず
に撮影方向の切り替えが可能であるとともに、前記導光
手段が小形で簡易な構造であるカメラ付き携帯電話を提
案することである。
【0011】また、第8の目的は、導光手段を動かさず
に複数の方向の映像を撮影できるカメラ付き携帯電話を
提案することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカメラ付
き携帯電話は、相対向する主面と裏面、およびこれらの
輪郭を形成する周面を有する筐体と、筐体に設けられた
電子カメラと、筐体の主面に配置され画像を表示する表
示手段と、筐体の主面に配置された第1の撮影窓と、筐
体の裏面または周面に配置された第2の撮影窓と、筐体
に固定され第1の撮影窓から電子カメラに至る第1の光
路と第2の撮影窓から電子カメラに至る第2の光路を形
成する導光手段とを備え、導光手段は可動部を持たない
光学素子で構成し、第1の撮影窓および第2の撮影窓か
らの入力光のうち、どちらか一方を遮ることにより他方
の撮影窓からの入力光を電子カメラに結像させるように
したものである。
【0013】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段、前記第1の光路上に
設けられた第1のレンズと、前記第2の光路上に設けら
れた第2のレンズを備え、第1のレンズと第2のレンズ
の画角が異なるようにしたものである。
【0014】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段、第1の撮影窓からの
入力光を遮る第1の遮光手段、第2の撮影窓からの入力
光を遮る第2の遮光手段を備え、第1の遮光手段の遮光
動作により、第2の撮影窓からの入力光に基づき周囲の
映像を撮影する機能が作動し、第2の遮光手段の遮光動
作により、第1の撮影窓からの入力光に基づき通話者の
映像を撮影する機能が作動するようにしたものである。
【0015】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段、前記第1、第2の遮
光手段を備え、筐体の主面に配置された複数の電話操作
用キーのうちの1つのキーを遮光制御キーとして兼用
し、遮光制御キーの操作で第1、第2の遮光手段を制御
するものである。
【0016】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段、前記第1、第2の遮
光手段を備え、第1および第2の遮光手段は液晶マスク
であるものである。
【0017】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段、筐体の主面に配置さ
れた複数の電話操作用キー、電話操作用キーの少なくと
も一部を覆う開閉可能なフリップを筐体上に備え、第1
の撮影窓は表示手段と電話操作用キーの間に配置され、
フリップを閉じることによって第1の撮影窓からの入力
光を遮断するものである。
【0018】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段を備え、導光手段は、
第1、第2の撮影窓の一方からの入力光を電子カメラへ
向かって反射させるミラーと、その他方からの入力光を
電子カメラへ向かって反射させるハーフミラーとを有す
るものである。
【0019】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段を備え、導光手段は、
前記ミラーとハーフミラーを互いに直交する面で支持す
るプリズムを有するものである。
【0020】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、前記筐体、前記電子カメラ、前記表示手段、前記第
1、第2の撮影窓、前記導光手段を備え、導光手段は、
第1、第2の撮影窓の一方からの入力光を電子カメラへ
向かって透過させ、その他方からの入力光を電子カメラ
へ向かって反射させるハーフミラーを有するものであ
る。
【0021】また、この発明に係るカメラ付き携帯電話
は、筐体に電子カメラを有し、前記筐体に設けられた複
数の撮影窓と、複数の撮影窓から電子カメラに至る光路
のすべてを形成する導光手段と、複数の撮影窓のそれぞ
れに対応して設けられた複数の遮光手段と、複数の遮光
手段のうち一つを選択する選択手段とを備え、選択され
た一つの遮光手段を不作動にし、それ以外のすべての遮
光手段を作動させるように制御するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1(a)はこの
発明の実施の形態1のカメラ付き携帯電話を示す斜視
図、同図(b)はその電子カメラ部分の拡大斜視図であ
る。このカメラ付き携帯電話は、薄い直方体形状の筐体
1を有し、この筐体1は主面1a、裏面1b、およびこ
れらの輪郭を形成する周面1cを有している。この筐体
1内には、周知の通り、送信部、受信部、信号処理部、
マイクロホン、スピーカが内蔵されている。筐体の主面
1aには、文字、数字、画像を表示する表示装置、例え
ば液晶表示装置12、電話操作のための複数の電話操作
用キー14が配置されている。筐体1の上部には電子カ
メラ部2が内蔵され、この電子カメラ部2に対向する筐
体1の主面1aには前面撮影窓15が、また電子カメラ
部2に対向する裏面1bには裏面撮影窓16がそれぞれ
形成されている。表示装置12と電話操作用キー14と
の間の主面1aには、遮光手段の制御を行う撮影方向切
り替えスイッチ11のボタンが配置されている。筐体1
の周面1cの上面には筐体1に内蔵されるアンテナの一
部が突出している。
【0023】電子カメラ部2は、筐体1の内部に固定さ
れた電子カメラ3、この電子カメラ3に対向して筐体1
内に固定された導光手段LM、および上記各撮影窓1
5、16に装着された前面撮影レンズ4と裏面撮影レン
ズ5を有する。電子カメラ3は筐体1内で上記信号処理
部に接続されており、その映像が表示装置12に表示さ
れ、また上記送信部から他の携帯電話へ送信される。
【0024】上記説明では、撮影方向切り替えスイッチ
11を独立して設けたが、電話操作用キー14の1つの
キーと兼用させてもよい。この場合、筐体前面のスペー
スを有効利用できるという効果が得られる。
【0025】前面撮影レンズ4は、この実施の形態1の
カメラ付き携帯電話をテレビ電話として使用するとき
に、通話者を撮影するのに適した近距離撮影用の広角レ
ンズである。また、裏面撮影レンズ5は、この実施の形
態1のカメラ付き携帯電話を、周囲を撮影するデジタル
カメラとして使用するときに、周囲を撮影するのに適し
た中遠距離撮影用の標準レンズである。
【0026】図2は電子カメラ部2を上方から見た透視
図である。上記導光手段LMは可動部分を持たない単一
のプリズム6を主体に構成され、このプリズム6ととも
に、その電子カメラ3側の面に配置された透過率50%
のハーフミラー9と、このハーフミラー9が設けられた
面と直交する別のプリズムの面に配置された全反射ミラ
ー10を有する。前面撮影窓15にはその外側に前面液
晶マスク7、その内側に前面撮影レンズ4が装着され、
裏面撮影窓16にはその外側に裏面液晶マスク8、その
内側に裏面撮影レンズ5が装着されている。上記導光手
段LMはこの前面撮影レンズ4からハーフミラー9で電
子カメラ3へ反射される第1の光路L1とともに、裏面
撮影レンズ5から全反射ミラー10で反射され、ハーフ
ミラー9を透過して電子カメラ3へ向かう第2の光路L
2を形成する。
【0027】この実施の形態1において、前記第1の光
路と第2の光路を形成する導光手段LM、例えばプリズ
ム6が可動部分を持たず、筐体1内に固定されているこ
とに注目されたい。この導光手段LMが筐体1内に固定
されている結果、従来のようにこの導光手段LMを回転
させる機構が不要となり、このため筐体の大型化を防
ぎ、筐体の小型化が可能になり、併せて携帯される筐体
に例えば振動、衝撃が加わっても機構が誤動作するよう
な不具合も解消できる。併せて、実施の形態1では、プ
リズム6、ハーフミラー9および全反射ミラー10から
なる1つの導光手段LMを用いて上記第1、第2の光路
を併せて形成するようにしているので、これらの光路を
複数の光学素子を用いて構成するものに比べ、更に構成
の小型化を図ることができ、携帯電話の小型化を図るこ
とができる。
【0028】次に動作について説明する。初めに、この
実施の形態1のカメラ付き携帯電話をテレビ電話として
使用する場合を説明する。撮影方向切り替えスイッチ1
1を操作することによって撮影方向を前面にすることを
選択すると、裏面液晶マスク8が作動し、裏面撮影窓1
6からの光を遮蔽する。一方、前面液晶マスク7は不作
動状態となり、前面撮影窓15から像を写す光が入射す
る。前面撮影窓15から入った光は前面撮影レンズ4に
よって変換され、プリズム6の表面のハーフミラー9で
反射され電子カメラ3に像を結ぶ。
【0029】前面撮影レンズ4は近距離を撮影するよう
に画角が広く調整されたものである。したがって、本実
施の形態1のカメラ付き携帯電話を手で保持し、または
近くに設置するなどして通話する通話者の映像を適切な
大きさで撮影することができる。
【0030】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出されるとともに、通信中である場合には
上記送信部から通信相手に送信される。
【0031】次に、この実施の形態1のカメラ付き携帯
電話をデジタルカメラとして使用する場合を説明する。
撮影方向切り替えスイッチ11を操作することによって
撮影方向を裏面にすることを選択すると、前面液晶マス
ク7が作動し、前面撮影窓15からの光を遮蔽する。一
方、裏面液晶マスク8は不作動状態となり、裏面撮影窓
16から像を写す光が入射する。裏面撮影窓16から入
った光は裏面撮影レンズ5によって変換され、プリズム
6に入り、全反射ミラー10で反射されハーフミラー9
を通過して電子カメラ3に像を結ぶ。
【0032】裏面撮影レンズ5は中遠距離を撮影するよ
うに画角が調整されたものである。したがって、本実施
の形態1のカメラ付き携帯電話を手で保持するなどして
周囲の映像を撮影する場合に、携帯電話の使用者が目で
見たものに近い映像を撮影することができる。
【0033】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出されるとともに、不揮発メモリなどの記
憶手段に記憶される。
【0034】このように動作するカメラ付き携帯電話で
は、テレビ電話またはデジタルカメラとして使用すると
いう選択を、選択した撮影に使用する撮影窓以外の窓か
らの光を遮蔽することにより行うため、導光手段を動か
さずに撮影方向を切り替えることができる。
【0035】また、撮影方向を切り替えると併せて切り
替えた撮影方向に適した機能(画像の表示、画像データ
の記憶など)が作動するため、使い勝手が良いという効
果がある。
【0036】また、撮影窓から入射する光の遮蔽手段と
して液晶マスクを用いたため、遮蔽手段を収納するスペ
ースを削減できる。なお、遮蔽手段としてスライド式の
蓋を設けても良い。
【0037】また、前面撮影レンズと裏面撮影レンズは
目的に合わせて画角を変えているが、前面、裏面ともに
同一の広角レンズを配置し、裏面撮影時には、電子カメ
ラの映像の一部を切り出して標準レンズの画角に合わせ
るように構成しても良い(デジタルズーム機能)。
【0038】実施の形態2.図3(a)はこの発明の実
施の形態2のカメラ付き携帯電話を示す斜視図、同図
(b)はその電子カメラ部分の拡大斜視図である。図に
おいて、図1のものと同一の符号は同一部を示すので説
明を省略する。筐体1の中央部には電子カメラ部2が内
蔵され、この電子カメラ部2に対向する筐体1の主面1
aには前面撮影窓15が形成され、この撮影窓15は、
この主面1aに配置された液晶表示装置12と電話操作
用キー14との間に配置されている。また電子カメラ部
2に対向する裏面1bには裏面撮影窓16が形成され、
この撮影窓16は携帯電話の使用者が本実施の形態2の
カメラ付き携帯電話を保持するときに手で持つ位置に配
置されている。筐体1の下部に設けられたフリップ13
は開閉可能であって、閉じたときに電話操作用キー14
と前面撮影窓15を覆うように取り付けられている。
【0039】図4は電子カメラ部2を上方から見た透視
図である。図において、前面液晶マスク7および裏面液
晶マスク8がないこと以外は図2のものと同一であるの
で説明を省略する。
【0040】次に動作について説明する。初めに、この
実施の形態2のカメラ付き携帯電話をテレビ電話として
使用する場合を説明する。携帯電話の使用者は図5
(a)に示すように本実施の形態2のカメラ付き携帯電
話を手で保持する。この時、手によって裏面撮影窓16
が遮蔽され、裏面撮影窓16からの光が遮蔽される。一
方、前面撮影窓15からは像を写す光が入射する。前面
撮影窓15から入った光は前面撮影レンズ4によって変
換され、プリズム6の表面のハーフミラー9で反射され
電子カメラ3に像を結ぶ。
【0041】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出される。
【0042】次に、この実施の形態2のカメラ付き携帯
電話をデジタルカメラとして使用する場合を説明する。
図5(b)に示すようにフリップ13を閉じて電話操作
用キー14と前面撮影窓15を覆うと、フリップ13に
よって前面撮影窓15からの光が遮蔽される。一方、裏
面撮影窓16からは像を写す光が入射する。裏面撮影窓
16から入った光は裏面撮影レンズ5によって変換さ
れ、プリズム6に入り、全反射ミラー10で反射されハ
ーフミラー9を通過して電子カメラ3に像を結ぶ。
【0043】電子カメラ3に結像した映像は、信号処理
部において画像データとして処理され、液晶表示装置1
2に映し出される。
【0044】このように動作するカメラ付き携帯電話で
は、テレビ電話またはデジタルカメラとして使用すると
いう選択を、選択した撮影に使用する撮影窓以外の窓か
らの光を遮蔽することにより行うため、導光手段を動か
さずに撮影方向を切り替えることができる。
【0045】また、前面撮影窓から入射する光の遮蔽手
段として電話操作用キーを覆うフリップを使用し、裏面
撮影窓から入射する光の遮蔽手段を使用者の手とし、特
別に設けなかったため、筐体内部の遮蔽手段を収納する
スペースを無くすことができ、携帯電話の小型化を図る
ことができる。
【0046】実施の形態3.図6(a)はこの発明の実
施の形態3のカメラ付き携帯電話を示す斜視図、同図
(b)はその電子カメラ部の拡大斜視図である。図にお
いて、図1のものと同一の符号は同一部を示すので説明
を省略する。筐体1の上部には電子カメラ部2が内蔵さ
れ、この電子カメラ部2に対向する主面1aには前面撮
影窓15が、また電子カメラ部2に対向する周面1c、
例えば上面には上面撮影窓17がそれぞれ形成されてい
る。
【0047】電子カメラ部2は、筐体1の内部に固定さ
れた電子カメラ3、この電子カメラ3に対向して筐体1
内に固定された導光手段LM、及び上記各撮影窓15、
17に装着された前面撮影レンズ4と上面撮影レンズ1
8を有する。
【0048】前面撮影レンズ4は、この実施の形態3の
カメラ付き携帯電話をテレビ電話として使用するとき
に、通話者を撮影するのに適した近距離撮影用の広角レ
ンズである。また、上面撮影レンズ18は、この実施の
形態3のカメラ付き携帯電話を周囲を撮影するデジタル
カメラとして使用するときに、周囲を撮影するのに適し
た中遠距離撮影用の標準レンズである。
【0049】図7は電子カメラ部2を側方から見た透視
図である。導光手段LMは可動部分を持たない透過率5
0%のハーフミラー19で構成されている。前面撮影窓
15にはその外側に前面液晶マスク7とその内側に前面
撮影レンズ4が装着され、上面撮影窓17にはその外側
に上面液晶マスク20とその内側に上面撮影レンズ18
が装着されている。上記導光手段LMはこの前面撮影レ
ンズ4からハーフミラー19で電子カメラ3へ反射され
る第1の光路L3とともに、上面撮影レンズ18からハ
ーフミラー19を透過して電子カメラ3へ向かう第2の
光路L4を形成する。
【0050】実施の形態3では、導光手段LMを一つの
ハーフミラーで構成し、上記第1、第2の光路L3,L
4を併せて形成するようにしているので、これらの光路
を複数の光学素子を用いて構成するものに比べ、更に構
成の小型化を図ることができ、携帯電話の小型化を図る
ことができる。
【0051】次に動作について説明する。初めに、この
実施の形態3のカメラ付き携帯電話をテレビ電話として
使用する場合を説明する。撮影方向切り替えスイッチ1
1を操作することによって撮影方向を前面にすることを
選択すると、上面液晶マスク20が作動し、上面撮影窓
17からの光を遮蔽する。一方、前面液晶マスク7は不
作動状態となり、前面撮影窓15から像を写す光が入射
する。前面撮影窓15から入った光は前面撮影レンズ4
によって変換され、ハーフミラー19で反射され電子カ
メラ3に像を結ぶ。
【0052】前面撮影レンズ4は近距離を撮影するよう
に画角が広く調整されたものである。したがって、本実
施の形態3のカメラ付き携帯電話を手で保持し、または
近くに設置などして通話する通話者の映像を適切な大き
さで撮影することができる。
【0053】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出されるとともに、通信中である場合には
上記送信部から通信相手に送信される。
【0054】次に、この実施の形態3のカメラ付き携帯
電話をデジタルカメラとして使用する場合を説明する。
撮影方向切り替えスイッチ11を操作することによって
撮影方向を上面にすることを選択すると、前面液晶マス
ク7が作動し、前面撮影窓15からの光を遮蔽する。一
方、上面液晶マスク20は不作動状態となり、上面撮影
窓17から像を写す光が入射する。上面撮影窓17から
入った光は上面撮影レンズ18によって変換され、ハー
フミラー19を通過して電子カメラ3に像を結ぶ。
【0055】上面撮影レンズ18は中遠距離を撮影する
ように画角が調整されたものである。したがって、本実
施の形態3のカメラ付き携帯電話を手で保持するなどし
て周囲の映像を撮影する場合に、携帯電話の使用者が目
で見たものに近い映像を撮影することができる。
【0056】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出されるとともに、不揮発メモリなどの記
憶手段に記憶される。
【0057】このように動作するカメラ付き携帯電話で
は、テレビ電話またはデジタルカメラとして使用すると
いう選択を、選択した撮影に使用する撮影窓以外の窓か
らの光を遮蔽することにより行うため、導光手段を動か
さずに撮影方向を切り替えることができる。
【0058】また、撮影方向を切り替えると併せて切り
替えた撮影方向に適した機能(画像の表示、画像データ
の記憶など)が作動するため、使い勝手が良いという効
果がある。
【0059】実施の形態4.図8(a)はこの発明の実
施の形態4のカメラ付き携帯電話を示す斜視図、同図
(b)はその電子カメラ部の拡大斜視図である。図にお
いて、図1のものと同一の符号は同一部を示すので説明
を省略する。表示装置12と電話操作用キー14との間
の主面1aに配置された撮影方向切り替えスイッチ11
は、1回押下する毎に撮影方向を前面、裏面、上面、側
面に繰り返し切り替え、撮影方向の選択をすることがで
きる。筐体1の上部には電子カメラ部2が内蔵され、こ
の電子カメラ部2に対向する主面1aには前面撮影窓1
5が、また電子カメラ部2に対向する裏面1bには裏面
撮影窓16、電子カメラ部2に対向する周面1cには、
その一部である上面に上面撮影窓17、側面に側面撮影
窓26がそれぞれ形成されている。
【0060】電子カメラ部2は、筐体1の内部に固定さ
れた電子カメラ3、筐体1内に固定された導光手段L
M、及び上記各撮影窓15、16、17、26に装着さ
れた前面撮影レンズ4、裏面撮影レンズ5、上面撮影レ
ンズ18、側面撮影レンズ21を有する。
【0061】前面撮影レンズ4は、この実施の形態4の
カメラ付き携帯電話をテレビ電話として使用するとき
に、通話者を撮影するのに適した近距離撮影用の広角レ
ンズである。また、裏面撮影レンズ5、上面撮影レンズ
18、側面撮影レンズ21は、この実施の形態4のカメ
ラ付き携帯電話を周囲を撮影するデジタルカメラとして
使用するときに、周囲を撮影するのに適した中遠距離撮
影用の標準レンズである。
【0062】図9(a)は電子カメラ部2を撮影窓26
と反対側の側方から見た透視図、同図(b)は電子カメ
ラ部2を撮影窓17の存在する上方から見た透視図であ
る。導光手段LMは可動部分を持たない透過率50%の
ハーフミラー23、24、25で構成されている。上記
各撮影窓15、16、17、26には、その外側に前面
液晶マスク7、裏面液晶マスク8、上面液晶マスク2
0、側面液晶マスク22が装着され、その内側に上記各
撮影レンズ4、5、18、21が装着されている。尚、
図9(b)では、図の簡略化のため上面液晶マスク20
を省略している。
【0063】上記導光手段LMは、前面撮影レンズ4か
らハーフミラー25を透過しハーフミラー24で反射さ
れて電子カメラ3へ向かう第1の光路L5と、裏面撮影
レンズ5からハーフミラー23で反射されハーフミラー
24を透過して電子カメラ3へ向かう第2の光路L6
と、上面撮影レンズ18からハーフミラー23、24を
透過し電子カメラ3へ向かう第3の光路L7と、側面撮
影レンズ21からハーフミラー25、24で反射され電
子カメラ3へ向かう第4の光路L8を形成する。
【0064】次に動作について説明する。初めに、この
実施の形態4のカメラ付き携帯電話をテレビ電話として
使用する場合を説明する。撮影方向切り替えスイッチ1
1を操作することによって撮影方向を前面にすることを
選択すると、裏面液晶マスク8、上面液晶マスク20、
側面液晶マスク22が作動し、裏面撮影窓16、上面撮
影窓17、側面撮影窓26からの光を遮蔽する。一方、
前面液晶マスク7は不作動状態となり、前面撮影窓15
から像を写す光が入射する。前面撮影窓15から入った
光は前面撮影レンズ4によって変換され、上記光路L5
を通って電子カメラ3に像を結ぶ。
【0065】前面撮影レンズ4は近距離を撮影するよう
に画角が広く調整されたものである。したがって、本実
施の形態4のカメラ付き携帯電話を手で保持し、または
近くに設置などして通話する通話者の映像を適切な大き
さで撮影することができる。
【0066】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出されるとともに、通信中である場合には
上記送信部から通信相手に送信される。
【0067】次に、この実施の形態4のカメラ付き携帯
電話をデジタルカメラとして使用する場合を説明する。
撮影方向切り替えスイッチ11を操作することによって
撮影方向を裏面にすることを選択すると、前面液晶マス
ク7、上面液晶マスク20、側面液晶マスク22が作動
し、前面撮影窓15、上面撮影窓17、側面撮影窓26
からの光を遮蔽する。一方、裏面液晶マスク8は不作動
状態となり、裏面撮影窓16から像を写す光が入射す
る。裏面撮影窓16から入った光は裏面撮影レンズ5に
よって変換され、上記光路L6を通って電子カメラ3に
像を結ぶ。撮影方向切り替えスイッチ11を操作するこ
とによって撮影方向を上面にすることを選択すると、前
面液晶マスク7、裏面液晶マスク8、側面液晶マスク2
2が作動し、前面撮影窓15、裏面撮影窓16、側面撮
影窓26からの光を遮蔽する。一方、上面液晶マスク2
0は不作動状態となり、上面撮影窓17から像を写す光
が入射する。上面撮影窓17から入った光は上面撮影レ
ンズ18によって変換され、上記光路L7を通って電子
カメラ3に像を結ぶ。撮影方向切り替えスイッチ11を
操作することによって撮影方向を側面にすることを選択
すると、前面液晶マスク7、裏面液晶マスク8、上面液
晶マスク20が作動し、前面撮影窓15、裏面撮影窓1
6、上面撮影窓17からの光を遮蔽する。一方、側面液
晶マスク22は不作動状態となり、側面撮影窓26から
像を写す光が入射する。側面撮影窓26から入った光は
側面撮影レンズ21によって変換され、上記光路L8を
通って電子カメラ3に像を結ぶ。
【0068】裏面撮影レンズ5、上面撮影レンズ18、
側面撮影レンズ21は中遠距離を撮影するように画角が
調整されたものである。したがって、本実施の形態4の
カメラ付き携帯電話を手で保持するなどして周囲の映像
を撮影する場合に、携帯電話の使用者が目で見たものに
近い映像を撮影することができる。
【0069】電子カメラ3に結像した映像は、上記信号
処理部において画像データとして処理され、液晶表示装
置12に映し出されるとともに、不揮発メモリなどの記
憶手段に記憶される。
【0070】このように動作するカメラ付き携帯電話で
は、テレビ電話またはデジタルカメラとして使用すると
いう選択を、選択した撮影に使用する撮影窓以外の窓か
らの光を遮蔽することにより行うため、導光手段を動か
さずに撮影方向を切り替えることができる。
【0071】また、撮影窓を複数個、例えば前面、裏
面、上面、側面に設けたため、このカメラ付き携帯電話
本体の向きを変えずに、複数の方向の映像を撮影するこ
とができる。
【0072】また、撮影方向を切り替えると併せて切り
替えた撮影方向に適した機能(画像の表示、画像データ
の記憶など)が作動するため、使い勝手が良いという効
果がある。
【0073】
【発明の効果】この発明におけるカメラ付き携帯電話は
以上に説明したように構成されているので、導光手段を
動かさずに撮影方向を切り替えることができる。
【0074】また、撮影窓毎に画角の異なるレンズを設
けたため、撮影対象物に適した画角を得ることができ
る。
【0075】また、撮影方向の切り替えに併せて切り替
えた撮影方向に適した機能が作動するので使い勝手が良
い。
【0076】また、遮光手段を小形で機械的可動部を有
しないものとしたため、筐体内部の遮光手段を収納する
スペースを無くすことができる。
【0077】また、遮光手段の制御を行う撮影方向の切
り替えスイッチを電話操作用キーの1つのキーと兼用し
たため、操作性がよく、かつ筐体前面のスペースを効率
的に使用できる。
【0078】また、遮光手段に電話操作用キーをカバー
するフリップを使用したため、筐体内部の遮光手段を収
納するスペースを無くすことができる。
【0079】また、導光手段をプリズムまたはミラーま
たはハーフミラーで構成したので、小形に構成でき、筐
体内部の導光手段の収納スペースを小さくできる。
【0080】また、導光手段を動かさず、かつ携帯電話
本体の向きを変えずに複数の方向の映像を撮影すること
ができる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す斜視図および電
子カメラ部の拡大斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の電子カメラ部を上方
から見た透視図である。
【図3】 本発明の実施の形態2を示す斜視図および電
子カメラ部の拡大斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の電子カメラ部を上方
から見た透視図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の使用例を示した図で
ある。
【図6】 本発明の実施の形態3を示す斜視図および電
子カメラ部の拡大斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の電子カメラ部を側方
から見た透視図である。
【図8】 本発明の実施の形態4を示す斜視図および電
子カメラ部の拡大斜視図である。
【図9】 本発明の実施の形態4の電子カメラ部を側方
および上方から見た透視図である。
【図10】 従来のカメラ付き携帯電話の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2 電子カメラ部 3 電子カメラ 4 前面撮影レンズ 5 裏面撮影レンズ 6 プリズム 7 前面液晶マスク 8 裏面液晶マスク 9 ハーフミラー 10 全反射ミラー 11 撮影方向切り替えスイッチ 12 液晶表示装置 13 フリップ 14 電話操作用キー 15 前面撮影窓 16 裏面撮影窓 17 上面撮影窓 18 上面撮影レンズ 19 ハーフミラー 20 上面液晶マスク 21 側面撮影レンズ 22 側面液晶マスク 23 ハーフミラー 24 ハーフミラー 25 ハーフミラー 26 側面撮影窓
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 7/14 H04B 7/26 V 9A001 Fターム(参考) 2H087 KA00 KA03 SA81 TA04 5C022 AA12 AC51 AC54 AC71 AC72 AC78 5C064 AA01 AC02 AC03 AC12 AD06 5K023 AA07 BB11 GG03 MM00 5K067 AA34 BB04 DD52 EE02 FF23 KK00 KK17 9A001 JJ24 KK16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する主面と裏面、及びこれらの輪
    郭を形成する周面を有する筐体、この筐体に設けられた
    電子カメラ、前記筐体の主面に配置され画像を表示する
    表示手段、前記筐体の主面に配置された第1の撮影窓、
    前記筐体の裏面または周面に配置された第2の撮影窓、
    および前記筐体に固定され、前記第1の撮影窓から前記
    電子カメラに至る第1の光路と、前記第2の撮影窓から
    前記電子カメラに至る第2の光路を形成する導光手段を
    備え、前記導光手段が可動部を持たない光学素子で構成
    され、前記第1の撮影窓及び前記第2の撮影窓からの入
    力光のうち、どちらか一方を遮ることにより他方の撮影
    窓からの入力光を前記電子カメラに結像させるようにし
    たことを特徴とするカメラ付き携帯電話。
  2. 【請求項2】 前記第1の光路上に設けられた第1のレ
    ンズ、前記第2の光路上に設けられた第2のレンズを備
    え、前記第1のレンズと前記第2のレンズの画角が異な
    ることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電
    話。
  3. 【請求項3】 前記第1の撮影窓からの入力光を遮る第
    1の遮光手段、前記第2の撮影窓からの入力光を遮る第
    2の遮光手段を備え、前記第1の遮光手段の遮光動作に
    より、前記第2の撮影窓からの入力光に基づき周囲の映
    像を撮影する機能が作動し、前記第2の遮光手段の遮光
    動作により、前記第1の撮影窓からの入力光に基づき通
    話者の映像を撮影する機能が作動することを特徴とする
    請求項1に記載のカメラ付き携帯電話。
  4. 【請求項4】 前記筐体の主面に配置された複数の電話
    操作用キーのうちの1つのキーを遮光制御キーとして兼
    用し、この遮光制御キーの操作により、前記第1、第2
    の遮光手段を制御することを特徴とする請求項3に記載
    のカメラ付き携帯電話。
  5. 【請求項5】 前記第1の撮影窓からの入力光を遮る第
    1の遮光手段、前記第2の撮影窓からの入力光を遮る第
    2の遮光手段を備え、前記第1の遮光手段および前記第
    2の遮光手段は液晶マスクであることを特徴とする請求
    項1に記載のカメラ付き携帯電話。
  6. 【請求項6】 前記筐体の主面に配置された複数の電話
    操作用キー、この複数の電話操作用キーの少なくとも一
    部のキーを覆う開閉可能なフリップを前記筐体上に備
    え、前記第1の撮影窓は前記表示手段と前記電話操作用
    キーの間に配置され、前記フリップを閉じることによっ
    て前記第1の撮影窓からの入力光を遮断することを特徴
    とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話。
  7. 【請求項7】 前記導光手段は、前記第1、第2の撮影
    窓の一方からの入力光を前記電子カメラへ向かって反射
    させるミラーと、その他方からの入力光を前記電子カメ
    ラへ向かって反射させるハーフミラーとを有することを
    特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話。
  8. 【請求項8】 前記導光手段は、更に前記ミラーとハー
    フミラーを互いに直交する面で支持するプリズムを有す
    ることを特徴とする請求項7に記載のカメラ付き携帯電
    話。
  9. 【請求項9】 前記導光手段は、前記第1、第2の撮影
    窓の一方からの入力光を前記電子カメラへ向かって透過
    させ、その他方からの入力光を前記電子カメラへ向かっ
    て反射させるハーフミラーを有することを特徴とする請
    求項1に記載のカメラ付き携帯電話。
  10. 【請求項10】 筐体に電子カメラを有した携帯電話で
    あって、前記筐体に設けられた複数の撮影窓、この複数
    の撮影窓から前記電子カメラに至る光路のすべてを形成
    する導光手段、前記複数の撮影窓のそれぞれに対応して
    設けられた複数の遮光手段、およびこの複数の遮光手段
    のうち一つを選択する選択手段を備え、この選択手段に
    より選択された一つの遮光手段を不作動にし、それ以外
    のすべての遮光手段を作動させるように制御することを
    特徴とするカメラ付き携帯電話。
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